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検索結果 2,220 件

  • 学生実習による雨天時の林道巡視

    荒瀬, 輝夫, 宮本, 裕美子, 小林, 元, 木下, 渉, 野溝, 幸雄, 奥田, 百音 信州大学農学部AFC報告 22 55-61, 2024-03-31

    ...信州大学農学部附属AFC手良沢山演習林において,2023年6月に実施予定の学生実習による林道維持管理作業は,雨天のため林道巡視(調査)に変更して実施された。学生には実習の目的を明示し,まず講義室にて林道の維持管理の意義や排水施設についての講義を行った。その後,現地に徒歩で移動して,約760mの区間を1往復して巡視を行い,路面のえぐれや側溝のつまりなど問題箇所を地図上に記録させた。...

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  • 高齢女性直腸脱症例の脊柱アライメントからみた直腸脱の予防についての検討

    槌野 正裕, 荒川 広宣, 小林 道弘, 岩下 知裕, 堀内 大嗣, 米川 寛隼, 高野 正太, 伊禮 靖苗, 高野 正博 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 396-396, 2024-03-31

    <p>【背景】</p><p>脊柱変形は高齢者の健康関連QOLに影響を与えるとさ れており、胃食道逆流症が増加するとの報告もみられる。近年、当院では直腸脱(rectal prolapse:RP)で手術が行われる症例が 増加しており、臨床的には脊柱変形を伴い運動機能が低下している高齢女性に多くみられるため、入院中は運動機能低下の予防に取り組んでいる。今回、RPで手術予定症例の脊柱矢状面アライメント(…

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  • 振動締固め方法によるコンクリート中の連行空気の移動に関する基礎的検討

    小山田 哲也, 伊藤 いずみ, 一戸 暖生, 中村 大樹 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 584-591, 2024-03-29

    <p>振動締固めによるコンクリート中の連行空気の気泡径分布に関する基礎的研究を行った。振動方法は内部振動および外部振動とした。内部振動の場合、棒状バイブレータの周りのコンクリートの粘度が低下して締固めを容易し、エントラップドエアとともにエントレインドエアが外側に排除される。また、鉛直方向についてこれらの空気は浮力によって上方へ移動した。型枠に張り付いた気泡は、型枠面に沿ってゆっくり移動する。外部…

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  • 業務資料

    研究林・試験地情報 2022 99-111, 2024-02-21

    立木伐採量・研究林収入 [99]

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  • Apolipoprotein-A2 isoform を利用した膵がん血液バイオマーカーの臨床開発

    加城 歩, 小林 道元, 黄 敬徳, 宮本 美津子, 渥美 淳, 長島 健吾, 武内 恵子, 奈良 聡, 肱岡 範, 森實 千種, 菊池 正二郎, 加藤 真吾, 加藤 健, 落合 大樹, 小畑 大輔, 今村 聡, 鎭目 裕也, 武田 佳奈恵, 小西 宏, 野村 由美子, 松山 琴音, 久津見 弘, 本田 一文 日本分子腫瘍マーカー研究会誌 39 (0), 8-9, 2024

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  • 富山県における森林生態系多様性基礎調査データを用いたナラ枯れ被害材積統計値の検証

    中島 春樹 日本森林学会誌 105 (7), 252-258, 2023-07-01

    ...この値は,林道等から目視でカウントした枯死樹冠数に基づいており,ナラ枯れが発生した2002~2017年度の合計は12万 m<sup>3</sup>だった。これに対し,森林生態系多様性基礎調査の101プロットにおける,ナラ枯れ多発前と多発後の2時期の毎木調査データを用いて推定した被害材積は178±81万 m<sup>3</sup>(点推定値±95%信頼区間)だった。...

    DOI Web Site 参考文献24件

  • 令和4年台風第14号による宮崎県の山地災害の特徴

    篠原 慶規, 清水 収 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 178-, 2023-05-30

    ...一方,台風前の現地の状況を空中写真から確認したところ,半数以上で,「荒廃地」「伐採地」「拡大崩壊」「林道が起点」など,なんらかの特徴が見られた。このことから,降雨分布だけでなく,場の特性が崩壊分布に大きな影響を及ぼした可能性がある。</p>...

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  • 林道台帳表示アプリケーションの開発

    白澤 紘明, 宗岡 寛子 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 552-, 2023-05-30

    ...<p> 林道情報の管理は林道網の整備ならびに林道網を活用した森林整備を推進するうえで重要な課題である。林道情報の根幹をなすのは林道管理者に作成が義務付けられている林道台帳といえる。本研究では林道情報の効率的な管理ならびに効果的な活用を推進するために、路線ごとに作成される林道台帳を統一的に処理・表示するためのGISアプリケーションを開発した。...

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  • 播種工施工後初期の法面の緑化成績に影響を与える要因

    玉田 勝也 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 533-, 2023-05-30

    ...だが、近年は外来種の自然生態系への侵入が指摘されるようになり、山梨県でも2009年度に治山林道事業の種子配合指針が制定され、外来種を中心として緑化植物の導入量が以前よりも減量されることとなった。そのため、外来種及び在来種の使用量が緑化成績へ与える影響を評価する必要がある。...

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  • 群馬県における過去19年間の林道災害分析

    有賀 一広, 渡部 逸晴, 小林 諒 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 561-, 2023-05-30

    ...昨年度の発表では、群馬県庁より得た2001~2019年度の19年間の林道災害における国庫補助復旧費用と,林道災害時の土壌雨量指数,3段タンクモデル貯留量の確率年に関して分析を行った。2001年,2007年,2019年に比較的大きな国庫補助復旧費用が掛かっていた群馬県西部に位置する神流・藤岡・西野牧・田代観測所の4観測所を対象地とした。...

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  • 過去の災害記録を用いた、気候変動下における林道施設災害発生数予測の試み

    宗岡 寛子, 白澤 紘明 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 186-, 2023-05-30

    ...<p>過去の林道施設災害記録と解析雨量データを用い、降雨因子を説明変数とした林道施設災害発生頻度(単位被雨延長における林道施設災害発生数)予測モデルを構築した。このモデルを用い、気候変動シナリオに基づく今世紀末の気候予測データセット(創成・統合プログラム2km格子NHRCM日本域気候予測データセット(NHRCM02))を入力値として今世紀末の林道施設災害発生数予測を行った。...

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  • やんばる国立公園における密猟・盗採の管理体制に関する対話の現状と課題

    大島 順子, 久高 将和 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 110-, 2023-05-30

    ...本報告では、世界自然遺産登録以後も違法伐採等における国や県の調整機能が不十分であることを明らかにし、密猟や盗掘防止を目的とした林道パトロールの発展的活動の危うさ、林道夜間通行規制の実証実験等の取組みの精査の必要性に焦点をあてる。</p>...

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  • クラフトバンドを用いたのり面保護工の機能評価

    矢部 和弘, 佐藤 大樹, 亀山 翔平 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 555-, 2023-05-30

    ...<p> わが国の森林は急傾斜地が多いことから林道や作業道の法面の長大化が避けられず,長大法面においては適切かつ安価なのり面保護が求められる。とくに作業道においては,施工が容易なものが求められる。そこで本研究では植生ネット工に着目し,新たな素材として生分解性のクラフトバンドの使用を検討した。</p><p> 試験地は東京農業大学奥多摩演習林の作業道切取法面2箇所とした。...

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  • 同所的に生息するキョンとニホンジカの行動形質の比較

    上野 大輔, 平尾 聡秀 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 604-, 2023-05-30

    ...そして、地点ごとに林相や林道からの距離などの環境要因と行動形質の関係を解析し、キョンとシカの行動特性を比較した。 その結果、キョンはシカより警戒レベルが低い傾向にあることが明らかになった。</p>...

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  • フォワーダ走行の心拍計測における光学式心拍センサの適用可能性

    中田 知沙, 山口 浩和, 猪俣 雄太 森林利用学会誌 38 (2), n/a-, 2023-04-30

    ...また,本試験における労働負荷は空荷での2 tダンプトラックによる林道走行と同等で,荷役作業を含むフォワーダ作業中よりも低い値であった。時系列解析の結果,AppleWatchによる心拍数の構造変化点を検出することができ,労働負担の検出に有効である可能性が考えられた。</p>...

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  • 大学生における就寝前の夕食習慣と睡眠障害発症の関連

    小林 道, 岡田 栄作 栄養学雑誌 81 (2), 61-67, 2023-04-01

    <p>【目的】本研究は大学生を対象に就寝前の夕食習慣が睡眠障害に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。</p><p>【方法】2016年11~12月に北海道のA大学の1・2年生360名が研究に参加した。睡眠障害は,the Pittsburgh Sleep Quality Index:PSQI日本語版(PSQI-J)を用いて評価し,合計得点6点以上を睡眠障害に分類した。就寝前の夕食習慣は,「就寝…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか3件 参考文献17件

  • 2020 年7 月豪雨で発生した飯田市上村蛇洞沢の土石流

    坂本 正夫 伊那谷自然史論集 24 (0), 15-21, 2023-03-31

    ...飯田市上村程野における2020年7月豪雨の影響で,蛇洞沢が複数個所で崩壊した.特に上村から大鹿村に行 く蛇洞沢林道が蛇洞沢と交差する付近に際立った災害をもたらした.地質調査と災害状況の調査を行い,どの ようなメカニズムで発生したのか検討した....

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  • 業務資料

    研究林・試験地情報 2021 83-95, 2023-02-22

    立木伐採量・研究林収入 [83]

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  • 未利用材の粉砕作業の生産性を最大化させるグラップルローダのつかみ材積

    黒田 浩太郎, 吉岡 拓如, 金 鉉倍, 井上 公基 日本森林学会誌 105 (1), 21-26, 2023-01-20

    ...<p>林道端土場に椪積みにされた長材である4 m材を中心とした未利用材を,グラップルローダとチッパの組み合わせにより粉砕する作業の時間観測を行い,グラップルローダがつかんだ材積と粉砕作業の生産性との関係を分析した。その結果,つかみ材積が0.56 m<sup>3</sup>/サイクルのときに生産性が最大となった。...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • UHPFRCの曲げひび割れ特性と自己治癒剤による防水効果に関する基礎的研究

    入矢 桂史郎, 藤井 秀夫, 古谷野 拡 コンクリート工学論文集 34 (0), 71-82, 2023

    <p>道路橋床版の上面増厚材としてUHPFRCを使用した場合のひび割れ後の防水性を検討した。曲げ応力作用時のひび割れ特性,特にひび割れ後のひずみ硬化域でのひび割れ拘束能力に着目して,静的曲げ試験,曲げ疲労試験,防水試験を実施した。鋼繊維を容積比3%混入することで,顕著なひずみ硬化挙動がみられ,静的曲げ試験ではひずみレベルで1000μ程度までひび割れが視認できなかった。また,曲げ応力15~20N/…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 国立病院機構あきた病院における神経筋難病の地域医療連携

    小林 道雄, 戸沢 満, 小原 美菜, 佐藤 さつき, 石川 友貴, 川村 直子, 菅原 正伯, 和田 千鶴, 豊島 至 神経治療学 40 (3), 166-169, 2023

    <p>National Hospital Organization Akita National Hospital has 340 beds, 290 of which are convalescence/nursing care beds. Our hospital employs 28% (9/33) of the neurologists working in Akita …

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  • 人の筋活動電位に基づくプロファイル勾配を考慮した歩行路面評価

    佐々木 賢一郎, 富山 和也, 西海 隼人, 森石 一志, 山口 雄希 土木学会論文集 79 (21), n/a-, 2023

    <p> 超高齢化社会であるわが国では,誰もが安心・快適に利用できる歩行空間整備への取り組みが重要になっている.本研究は,歩行空間を対象に,歩行負担評価指標の一つである筋活動電位と路面の物理性状として,プロファイル勾配および国際ラフネス指数(IRI)に着目した.そこで,人が舗装路面から受ける負担と舗装路面の物理性状の比較を行い,人から見た歩行路面の合理的な評価を行った.その結果,歩行者の筋活動量は…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • Dual-tree複素数ウェーブレットを適用した三次元点群に基づく歩行空間の路面特性評価

    富山 和也, 幸谷 宥毅, 鈴木 啓祐, 山口 雄希, 森石 一志 土木学会論文集E1(舗装工学) 78 (2), I_152-I_163, 2023

    <p> 近年,地域を豊かにする道路空間構築のため,誰もが安心して快適に利用できる歩行空間の整備が求められている.本研究は,歩行空間において地上型レーザースキャナにより得られた三次元点群データをもとに,指向性を有する多重解像度解析が可能なDual-tree複素数ウェーブレット変換による路面特性評価について検討したものである.その結果,歩行空間において代表的な路面特性は,波状特性の観点から特定の波長…

    DOI Web Site 参考文献15件

  • パーソナルモビリティの振動応答を考慮した三次元計測機器による路面評価精度の検証

    幸谷 宥毅, 富山 和也, 佐々木 賢一郎, 西海 隼人, 山口 雄希, 森石 一志 土木学会論文集E1(舗装工学) 78 (2), I_164-I_170, 2023

    <p> 近年,誰もが安心して利用できる歩行空間の環境整備が重要になっている.歩行空間の維持管理上の路面評価の課題は,自動車の進入ができず路面性状測定車の適用が困難なため,主観的評価が主流である.国際ラフネス指数(IRI)は自動車を対象としたモデルに基づき算出されるため,歩行空間の路面評価では自動車と異なる評価指標も必要である.本研究では,電動車いすを用いた走行試験を実施し,走行時の乗り心地に関連…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献4件

  • 病いをめぐる《わからなさ》と《わかってもらえなさ》—看護師で,SLEを患う若年女性の経験—

    鷹田 佳典, 小林 道太郎 日本赤十字看護学会誌 24 (1), 1-10, 2023

    <p>本研究は,看護師で,全身性エリテマトーデス(SLE)を患う一人の若年女性(Fさん)の病い経験を,本人の経験に即した形で記述し,分析する.そうした作業に基づき,慢性の病いを生きるとはどのようなことなのか,その一端を内在的に明らかにするとともに,そうした経験を規定している要因を明らかにすることが本研究の目的である.インタビューで得られたFさんの病い経験の丁寧な記述を通してみえてきたのは,Fさん…

    DOI 医中誌

  • 宝蔵文書と地籍図にみる十津川山村:大字武蔵を中心に

    松尾 容孝 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 102-, 2023

    ...杉檜造林地の拡大や林道整備は育成林業に沿った集落整備であり、明治後期から一層活発に行われるようになった。  3.十津川村の地籍図にみる領域の管理と林野の機能区分 (1)地籍図が示す集落の特色</p><p> 十津川村は55大字から成る。地籍図は、大字ごとに土地台帳と対にして調製された。法務局(十津川・五条支所)と十津川村役場で閲覧複写した地籍図を用いる。...

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  • 電動キックボードの振動応答に基づく路面評価指標の構築

    西海 隼人, 富山 和也, 佐々木 賢一郎, 山口 雄希, 森石 一志 土木学会論文集 79 (21), n/a-, 2023

    <p> 電動キックボードは近年世界各国で急速に普及が進んでいるマイクロモビリティである.日本では道路の在り方が車中心から人中心へ移ろうとしており,新たな道路環境整備が求められる.車道の管理指標は一般に国際ラフネス指数が用いられる事が多いが,電動キックボードに影響を与える路面波長は,ラフネス波長より短いテクスチャの影響を受けることが知られている.そのため,電動キックボードの乗り心地を評価するには新…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 基準外再生骨材の有効利用に向けた再生アスファルト混合物の配合設計に関する一検討

    小林 靖明, 滝井 陵太, 東本 崇, 高橋 修 土木学会論文集 79 (21), n/a-, 2023

    <p> 本研究では,劣化程度の異なる再生骨材を使用した再生アスファルト混合物の物性を評価し,バインダとして有効に機能しない旧アスファルトの存在とその影響について検討した.さらに,新たな配合設計方法を導入し,バインダとして有効に機能しない旧アスファルトを補うため,新アスファルトを追加添加した場合の混合物性状を確認した.品質基準外の再生骨材を使用した再生アスファルト混合物は,バインダとして有効に機能…

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  • 白山周辺地域の下部白亜系手取層群別山谷層の層序と植物化石群

    酒井 佑輔, 薗田 哲平, 寺田 和雄 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 206-, 2023

    ...別山谷層の植物化石は,先行研究において,荘川地域の別山谷林道より報告されている(酒井ほか,2014).本研究では,さらに市ノ瀬地域の湯の谷,別山谷,井谷,中の俣谷川,打波川地域の桧谷,カサバノ谷より植物化石を採取した.また,別山谷層に由来する材化石試料7点の薄片を作成し,いずれも<i>X. meisteri</i>に同定された. ...

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  • ブロックチェーン技術を活用したアスファルト混合物の人室管理システムの開発

    横山 昴洋, 小澤 一雅 i-Constructionの推進に関するシンポジウム講演概要集 2023 (0), 49-52, 2023

    建設現場における品質管理は,建設目的物の品質だけでなく,不適切な管理が行われた場合には利用者の安全性が損なわれ,長期的なライフサイクルコストを増加させる.本研究では,アスファルト混合所における品質管理に対するブロックチェーン技術活用に着目し,マーシャル安定度試験を対象として,管理データの信頼性向上や管理作業の合理化に寄与する品質管理システムのプロトタイプを開発することを目的とした.また,本システ…

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  • 歩道維持管理のための三次元点群データを活用した新たな路面評価方法

    森石 一志, 山口 雄希, 鈴木 啓祐, 富山 和也 i-Constructionの推進に関するシンポジウム講演概要集 2023 (0), 121-124, 2023

    現在,「Mobility as a Service」の取組みやランドスケープを考慮した設計などのように,かつての設計 方法や考え方とは異なり「空間」として道路を考えることが必要となっている.特に歩道や自転車道では, 近年,マイクロモビリティが急速に普及していることからも,その重要性が高まっている.一方,一般的 …

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  • 山陰海岸ジオパーク京丹後エリア、日本海拡大期のジオツーリズム

    森野 善広 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 147-, 2023

    ...課題として、国定公園内における林道の整備・補修(積雪や豪雨による被災)や露頭の保全・修復が挙げられる。 本発表で示したジオツーリズムコースは、京都府立峰山高等学校の地学実習のフィールドでした。当時ご指導いただいた故古橋喜博先生に感謝申し上げます。<b>引用文献</b>:古橋喜博,1982,探求の科学学習による地学教育の実践. 地学教育と科学運動11,39-58.</p>...

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  • 複層型プレキャストコンクリート舗装の力学特性の基礎的検討

    光谷 修平, 横山 昂洋, 松下 陽哉, 西澤 辰男 土木学会論文集E1(舗装工学) 78 (2), I_109-I_116, 2023

    <p> 複層型プレキャストコンクリート舗装は,コンクリート版を上下2層で千鳥に組み合わせる新たな構造の舗装体である.隣同士のコンクリート版を連結しないので取り外しが容易である.1層構造のプレキャストコンクリート舗装の力学特性については研究がなされている.しかし2層を千鳥に組み合わせる構造の力学特性に関する研究は見当たらない.そこでFWDによる試験ヤードのたわみ実測値でパラメータを同定し,力学特性…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 電動キックボードの振動応答に基づく路面評価に関する検討

    西海 隼人, 富山 和也, 幸谷 宥毅, 佐々木 賢一郎, 山口 雄希, 森石 一志 土木学会論文集E1(舗装工学) 78 (2), I_127-I_134, 2023

    <p> 電動キックボードは近年世界各国で急速に普及が進んでいる2輪立ち乗りであるマイクロモビリティであり,既存のモビリティと比べタイヤ径が約10インチと小さく舗装路面の影響を受けやすいと考えられる.本研究では電動キックボードでの走行実験について,路面性状計測を行い振動加速度と路面性状との関係を車両と路面の相互作用の点から分析した.既存の路面評価ではラフネス波長を対象とした国際ラフネス指数IRIで…

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献1件

  • CLT床版を用いた林道橋の補修設計と解析

    岡本 涼太郎, 佐々木 貴信, 澤田 圭, 大橋 義徳, 宮内 輝久, 加藤 貴博 土木学会論文集 79 (28), n/a-, 2023

    ...本研究では、床版取替の補修工事が計画されている北海道内の林道橋を対象に、CLT床版への取替えにの可能性について、有限要素法を用いた解析により検討した。</p>...

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  • (エントリー)房総半島南端地域に分布する海成上部鮮新統千倉層群布良層における層序学的研究

    谷元 瞭太, 岡田 誠, 柴田 翔平 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 215-, 2023

    ...古地磁気・古海洋記録をもつ深海底コアは限られており,さらに時間分解能が低いという課題がある.また,陸上に露出する鮮新統間において広域テフラによる同時間面の認定や, 地磁気逆転層位の対比が十分に進んでいないため,2つの地磁気逆転イベントに関する理解は進んでいない.したがって,異なる地層間において層位学的な対応関係を解明し,得られた古地磁気記録を対比することは極めて重要である.本発表では,千葉県南房総市の林道千倉線付近...

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  • 林道夫が伴奏ピアニストとして果たした日本の洋楽壇への功績

    赤塚 太郎 音楽表現学 20 (0), 83-92, 2022-11-30

    ...<p>1933年生まれの小林道夫は、バロック音楽、特にJ.S.バッハ作品に造詣が深く、ピアニスト、チェンバロ奏者、指揮者として現在も活躍している演奏家である。一方、小林は、日本の伴奏ピアニストの草分けとしても知られている。...

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  • 2種の舗装で貯水と温度低下を一挙に

    日経コンストラクション = Nikkei construction (788) 29-, 2022-11

    ...舗装 大林組と大林道路(東京・千代田)は共同で、異なる2種類の構造の舗装を組み合わせ、一方でためた雨水を、もう一方で蒸発させる多機能舗装「ハイドロぺイブライト」を開発した。貯水で雨水流出を抑制するとともに、蒸発で路面温度を低下させてヒートア…...

    PDF Web Site

  • 初回時抗がん剤治療における婦人科がん患者の倦怠感発現の調査

    坂田,幸雄, 中嶋,紘文, 山本,容子, 伊藤,崇博, 山下,剛, 小林,道也 函館医学誌 46 (1), 1-7, 2022-09-30

    がん患者に対し抗がん剤治療を実施することで,倦怠感や疲労の症状が強くなると言われている.しかし,がん患者の倦怠感や疲労は治療だけではなく,身体的・精神的な症状など様々な要因からもおこっている.今回,抗がん剤治療による倦怠感が発現することを明らかにするために,婦人科がんの初回時抗がん剤治療前と治療後の倦怠感や疲労の状態について調査した.評価ツールとして,日本語版Brief Fatigue …

    機関リポジトリ 医中誌

  • 令和2年7月豪雨に伴う林道切取法面の崩壊とその発生要因

    寺本 行芳, 下川 悦郎, 江﨑 次夫, 土居 幹治, 松本 淳一 日本緑化工学会誌 48 (1), 107-110, 2022-08-31

    ...<p>令和2年7月豪雨によって大きな被害を受けた鹿児島県垂水市の林道切取法面を対象に,崩壊の実態とその発生要因を明らかにするための現地調査を実施した。...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 林道台帳の集計による林道施設災害復旧事業費の実態解明

    渡部 優, 斎藤 仁志, 戸田 堅一朗, 白澤 紘明, 植木 達人 森林利用学会誌 37 (3), n/a-, 2022-07-31

    ...<p>長野県の民有林林道を対象に林道台帳を集計することで,林道施設災害復旧事業費の実態解明を行った。 その結果,次のことが明らかとなった。集計路線(<i>n</i>=1504)の約36% では,林道施設災害が発生していなかった。1 被災箇所あたりの復旧費の標準偏差は2602.4 万円と大きくばらつくとともに,年代クラスにより分布形態が異なった。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • BOX隔離施行時に左房と左上肺静脈間のMarshall Bundle伝導が想定された1例

    橋本 健司, 小林 道浩, 掛川 匠, 鈴木 耕太, 根岸 壮親, 都築 一平, 関 雄太, 井部 進, 山下 皓正, 三山 寛司, 藤澤 大志, 勝俣 良紀, 木村 雄弘, 髙月 誠司 心電図 42 (2), 73-82, 2022-06-14

    <p>65歳男性.持続性心房細動に対する初回アブレーションを施行した.両側肺静脈(PV)および左房後壁の同時隔離であるBOX隔離を試みたが,左房とBOX内の伝導は残存した.食道温上昇により通電が不十分であったため,Bottom line上に早期性のある電位に対し追加通電すると,洞調律中および冠静脈洞(CS)ペース中の両側PVの興奮順序は同一となった.両方向性のアクチベーションマップを作成すると,…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • 地域住民におけるヘルスリテラシーと食品群別摂取量・栄養素等摂取量の関連

    木村 宣哉, 小林 道, 杉村 留美子 栄養学雑誌 80 (3), 158-168, 2022-06-01

    <p>【目的】本研究の目的は,地域住民におけるヘルスリテラシーと食品群別摂取量及び栄養素等摂取量の関連を明らかにすることである。</p><p>【方法】研究の参加者は,2018年7~8月に北海道江別市在住の20~74歳の成人である。ヘルスリテラシーは相互作用的・批判的ヘルスリテラシー尺度を用いた。食品群別摂取量及び栄養素等摂取量は,妥当性が確認された簡易型食事歴質問票(BDHQ)を用いて評価した。…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか3件 参考文献16件

  • CIMを活用した林道設計の可能性

    石井 航, 亀山 翔平, 今冨 裕樹, 矢部 和弘 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 572-, 2022-05-30

    ...そこで,本研究ではCIMを用いた林道設計を行い,従来方法と比較することでCIM活用の可能性について検証した。CIMはAutoCAD Civil3D(以下:Civil3D)を使用し,地形データは国土地理院の5mDEMを用いた。対象地は東京農業大学奥多摩演習林の既存林道の終点から100m程度の設計を行い,作業工程を分析した。また,測量から設計の費用は,公的な積算基準を基に算出した。...

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  • 山地災害を抑制するための森林管理と対策に関する言説レビュー

    佐藤 宣子 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 179-, 2022-05-30

    ...そうした中で、特に伐採活動が盛んな九州等において、皆伐施業や林道・作業道の作説方法など森林管理のあり方が災害を誘発しているのではないか、といった疑問が地元住民などから呈されるようになっている。</p><p> しかし、森林科学分野で山地災害を主な研究対象とする砂防学分野だけでは、この疑問に応えることは難しく、森林諸科学の学際的な研究が求められている。...

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  • 豪雨被災地における林研グループ活動の役割~福岡県朝倉地域を事例に~

    宮木 周平, 渡邉 涼介, 佐藤 宣子, 藤原 敬大 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 67-, 2022-05-30

    ...林野庁によると、林野被害箇所の半数以上を林道施設等(林道・林業専用道・地すべり防止施設・林地荒廃防止施設)が占めている。林道が被災した場合には、林道施設災害復旧事業等によって国からの復旧のための補助がある一方で、森林作業道は、個人で維持管理するものであると規定されていることもあり、その被害箇所や補修費などの被害状況の詳細を把握しにくい。...

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  • 森林散策による感情発現とITによるガイドの効果について

    柴田 晋吾, 柘植 隆宏, 高橋 卓也 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 84-, 2022-05-30

    ...<p>QRコードによる解説等へのアクセスが可能な仕組みを整備した林内の歩道・林道を、それらを参照するグループとそうでないグループの2グループにランダムに分かれて地域住民に散策を行ってもらい、森林散策による感情発現と対象物、QRコードによる解説等の効果などについてアンケート調査に基づいて調べた。...

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  • 比叡山大宮川上流部における渓流沿いの植生

    小木曽 遼, 深町 加津枝 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 167-, 2022-05-30

    ...対象地である大宮谷も大半が人工林によって占められ、谷底を流れる大宮川に並行して、管理道・登山道として重要な大宮林道が走る。</p><p> 本研究では大宮川上流部の渓流沿い植生の多様性およびそれらが成立する環境の現状を把握することを目的とした。源頭から200~300m毎に10m四方の調査区を設置し毎木調査を行うとともに、その中に2m四方の小調査区を4つ設置し林床植物の調査を行った。...

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  • 群馬県における過去20年間の林道災害分析

    有賀 一広, 小林 諒 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 576-, 2022-05-30

    ...昨年度の発表では、栃木県内の林道に多大な被害をもたらした平成27年9月関東・東北豪雨と令和元年10月台風第19号を対象として、雨量や集水域の施業履歴の違いから、雨量や林内環境を踏まえた林道の排水施設の安全性を検討し、今後の気候変動による雨量の変化や、持続的な木材生産や森林整備等における林内環境の変化を見据えた適切な森林内路網整備について考究した(1)。...

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  • 作業道の簡易排水を用途とする粗朶の空隙率計測手法の検討

    山口 智, 小川 泰浩, 田中 良明, 鈴木 秀典 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 577-, 2022-05-30

    ...<p>著者は、林道や作業道においてモウソウチクを割竹にして束ねた竹粗朶を素掘にはめ込む形式の横断排水溝を考案し報告した。林道や作業道では、粗朶の材料としてモウソウチクの割竹の代わりにヒノキの伐採木の枝条も考えられる。ところが、ヒノキ枝条の粗朶自体、内部がどのような構造をしていて、空隙がどのくらいあるか、その配置がどのようであるか不明である。...

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  • 小規模作業システムによる広葉樹伐出のために必要な路網整備についての考察

    鈴木 保志, 立石 将彬, 吉村 哲彦, 早田 佳史, 浦部 光治, 今安 清光 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 581-, 2022-05-30

    ...路網は林内作業車用の作業路と3tクラスフォワーダおよび4輪駆動小型車両が走行できる作業道からなり,3級林道に接続している。道端はグラップルによる伐木補助と直接集材,道下約15m程度までは上げ荷のウインチ単引き,道下30m程度までは軽架線による集材が妥当と考えられた。...

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  • 開発途上国の防災に資する我が国の治山技術の可能性

    岡本 隆, 古市 剛久, 村上 亘, 大丸 裕武, 鈴木 秀典, 平田 泰雅 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 552-, 2022-05-30

    ...道路の多くはアスファルト舗装されているが、道路脇の排水溝は日本の林道に見られるようなU型側溝ではなく大型の素掘り側溝が主体であった。これはコストの問題と法面からの崩土堆積による排水機能の低下抑制を見込んだためと考えられた。治山施設としては、金属網の中に栗石を充填した布団かごや柵工等が認められた。しかし施設密度は充実しているとは言えず、その社会背景を検討する必要があると考えられた。</p>...

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  • 日本における森林の多面的利用を促す制度的現状と課題

    平野 悠一郎 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 76-, 2022-05-30

    ...林道に関しては、管理者による施設賠償責任保険加入等が、利用者の事故や怪我への対応も念頭に整備されている。その一方で、管理者における法的権利や管理運営の仕組みは統一されていない。そして、その他の山道に関しては、多くの場合、利用・管理にあたっての法的権利が曖昧であり、保険制度や管理運営制度による保障がなされない状態となっている。</p>...

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  • 水を加えるだけの「発泡アスファルト」

    日経コンストラクション = Nikkei construction (781) 37-, 2022-04

    ...舗装 大林道路と田中鉄工(佐賀県基山町)は、発泡させて体積が10〜20倍程度に増える「フォームドアスファルト」を一般のアスファルトと同じ手順で製造するのに成功した(資料1、2)。合材単価は従来と同程度。施工性の改善や製造時の二酸化炭素の排出量削減、…...

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  • 学生実習による演習林の巡検

    荒瀬, 輝夫, 大塚, 大, 小林, 元, 木下, 渉, 野溝, 幸雄, 酒井, 敏信 信州大学農学部AFC報告 20 27-32, 2022-03-31

    ...普段の授業で学生が行く機会のない区域を巡検することとし,移動距離は約5km(標高差280 m)で,15地点において学生を集合させ,16項目(獣害対策,林道の維持管理,植物や植生など)について説明を行った。休憩時間を除くと正味の実習時間は約4時間であった。課題レポートとして,当日に観察や学習したこと,気づいたことなどを自由な書式で書かせた。...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 山形県庄内地方における外来哺乳類ハクビシンの日周活動

    渡部 凌我, 斎藤 昌幸 東北森林科学会誌 27 (1), 11-17, 2022-03-31

    ...2019年から2021年にかけて,山形県鶴岡市に位置する山形大学農学部附属上名川演習林周辺ならびに西荒屋周辺の林道沿いに計24台のセンサーカメラを設置し,ハクビシンの活動時間データを取得した。それぞれの地域で季節ごとにカーネル密度推定に基づく日周活動の推定をおこなった結果,いずれの地域および季節においてもハクビシンは顕著な夜行型であることが示された。...

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  • 1-4-14. 奄美大島におけるノヤギの食害および捕獲状況に関する継続調査

    中西, 良孝 南太平洋海域調査研究報告 = Occasional papers 63 46-49, 2022-03-30

    ...一方、三太郎峠や奄美中央林道などの内陸部でノヤギの目撃情報が得られた。したがって、湯湾岳を含む内陸部でノヤギが増加する前に当該地域外で早期駆除を行う必要性が示唆された。2020年11月18~20日の野外観察で生息が確認出来たのは奄美市笠利町屋仁地区の3頭(成雄1および成雌2)のみであった。捕獲には生け捕り(ワナ猟)と銃猟があり、宇検村および瀬戸内町では前者、奄美市では銃猟が主流であった。...

    機関リポジトリ

  • アスファルトプラントのDX

    日経コンストラクション = Nikkei construction (780) 18-, 2022-03-28

    ...大林道路は田中鉄工(佐賀県基山町)と共同で、アスファルト合材プラントの業務のデジタル化や設備の自動化を狙った初の設備改修を完了した。大分県内の2つのプラントで進めた。今後も改修を続けて、2023年度内に全国の拠点プラントでデジタル化などを実装す…...

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  • 業務資料

    研究林・試験地情報 2020 105-116, 2022-02-18

    立木伐採量・研究林収入 [105]

    HANDLE

  • 筋強直性ジストロフィーの合併症

    小林 道雄 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 59 (2), 175-181, 2022-02-18

    <p>筋強直性ジストロフィーに合併する,腫瘍,眼科的合併症,耳鼻咽喉科領域の合併症,末梢神経障害,整形外科的合併症について,文献をもとに解説する.悪性腫瘍の合併は一般人口の約2倍であり,定期的ながん検診の受診が重要である.眼合併症は多彩であり,白内障や眼球乾燥など治療により改善が得られるものも多いので,定期的な眼科受診を勧める.成人患者では難聴を,先天性患者では中耳炎を合併することが多いので,耳…

    DOI Web Site 参考文献45件

  • 林道の災害時代替路機能の定量化

    渡部 優, 斎藤 仁志, 白澤 紘明, 植木 達人, 古川 邦明, 臼田 寿生, 和多田 友宏 森林利用学会誌 37 (1), n/a-, 2022-01-31

    ...<p>林道を災害時の代替路として見直す機運はあるものの,その機能の定量的評価手法は十分に確立されておらず,林道整備が中山間地域の防災基盤構築にどの程度効果的であるかは明らかでない。本研究では,林道の公益性評価を目的に,既往の接続脆弱性評価手法を改良した林道の代替路機能の定量化手法を考案し,岐阜県郡上市を対象に評価を行った。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 日本の森林地域における公道も含めた路網整備の方向性

    鈴木 保志, 吉村 哲彦, 長谷川 尚史, 有賀 一広, 斎藤 仁志, 白澤 紘明, 山﨑 真 森林利用学会誌 37 (1), n/a-, 2022-01-31

    ...タワーヤーダ等大型の高性能林業機械を搬送・配置するため,また流通コストの低減に必要な大型の運材車両のためにも規格の高い林道の整備の必要性が高まっており,これを受けて2020年には林道規程の設計車両にセミトレーラが加えられる改定がなされた(林野庁2021b,c;林野庁森林整備部整備課2021)。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 画像認識AIを用いたストックヤード内の骨材体積推定に関する基礎研究

    竹内 悠太, 青山 俊也, 佐藤 正憲, 黒木 修隆, 一岡 義宏, 菅沼 直昭 土木学会論文集F3(土木情報学) 78 (1), 15-20, 2022

    <p> 画像認識に有効とされる機械学習手法であるConvolution Neural Network(以下,CNNとする.)を用いて,屋外に設置されたアスファルトプラント内ストックヤードを撮影した画像をもとに,骨材体積の算出を試みた.CNNの予測値に大きく寄与したピクセルを可視化する技術であるGrad-CAMにより得られた結果より,太陽光による照度の変動が数量算出精度に大きく影響する知見を得た.…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 筑波山地域ジオパークにおけるジオサイトの再設定と評価

    高木 秀雄 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 220-, 2022

    ...</p><p>(4)今回新たに設定した林道今泉吾国線沿いのジオサイトは,八溝帯の要素である付加体の重要な岩石の組み合わせ(石灰岩,チャート,砂岩泥岩)が道路沿いで見られるサイトであることから,変成作用は受けているものの今後の整備と活用が期待される.</p><p>文献</p><p>Suzuki, D....

    DOI

  • 生存確率を指標とした津波と高潮の統合リスク評価方法の提案

    小林 道彰, 信岡 尚道 土木学会論文集B2(海岸工学) 78 (2), I_289-I_294, 2022

    <p> 我が国では1995年の阪神淡路大震災および2011年の東日本大震災を契機に,自然災害に対抗する施策は防災から減災にすべきと認識されたところであるが,科学的根拠を持たせた減災の目標・評価について提示できていない.そこで,本研究では,津波や沿岸部の高潮などの自然災害に対する許容可能な生存確率を確保するための対策の導入を含む評価方法を構築,提案をする.</p><p> …

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 慢性肛門痛を呈する症例の疼痛と心理的因子の関係について

    堀内 大嗣, 槌野 正裕, 荒川 広宣, 小林 道弘, 岩下 知裕, 米川 寛隼, 高野 正博, 高野 正太 九州理学療法士学術大会誌 2022 (0), 51-51, 2022

    <p>【はじめに】</p><p>当院では神経因性骨盤臓器症候群(Neurogenic intrapelvic Syndrome: 以下NIS)や機能性直腸肛門痛と診断されて入院される症例が多い。これらの疾患は痔核や裂肛など肛門部に器質的な問題はみられないが慢性的に肛門痛を呈する特徴があり、ほとんどの症例に対して医師から理学療法を処方され介入をしている。理学療法評価として以前は身体機能の評価を中心…

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  • C-tubeを用いた膵胆管合流異常と高位合流の病態把握

    沼本 諒, 鱒渕 真介, 河合 英, 井上 仁, 木下 隆, 林 道廣 日本臨床外科学会雑誌 83 (9), 1559-1564, 2022

    <p>当院で施行した腹腔鏡下胆嚢摘出術488例の内,C-tubeを留置した271例に対し,術後胆汁アミラーゼ値の測定と胆道造影検査を実施し,膵管・胆管の合流形態異常と胆汁アミラーゼ値の関連性を検討した.膵管が常時描出された合流異常症例4例は全例とも40,000IU/L以上の値であり,膵管が間歇的に描出される高位合流例は中央値9,423IU/L[7-205,900]であった.通常例は中央値10IU…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献11件

  • 東北日本ジュラ紀付加体中の遠洋深海堆積岩層における石炭紀-ペルム紀境界

    武藤 俊, 高橋 聡, 村山 雅史 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 85-, 2022

    ...</p><p>検討した大越沢セクションは岩手県岩泉町大越沢沿いの林道に位置する.また,大越沢セクションの側方延長にあたる,岩泉町大鳥付近の層序も比較として検討した(大鳥セクション).大越沢セクションでは,下位から順に緑灰色チャートと苦灰岩の互層,緑色珪質粘土岩,赤色珪質粘土岩およびチャート,灰色層状チャートの順に累重する.最下位の緑灰色チャートからは後期石炭紀Moscovianを示す<i>Mesogondolella...

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  • ナースコールが頻回なALS患者に関わる看護師の経験:解釈学的現象学的記述

    長谷川 幹子, 小林 道太郎 日本看護科学会誌 42 (0), 614-622, 2022

    <p><b>目的:</b>ナースコールが頻回なALS患者への関わりを肯定的に捉えていた看護師の経験を中心に,コールが頻回なALS患者への関わりが看護師にどのように経験されているかを記述する.</p><p><b>方法:</b>ALS患者に関わる看護師4名に非構造化インタビューを行い,そのデータを,解釈学的現象学的方法を用いて記述,分析した.</p><p><b>結果:</b>頻回にコールするALS患…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 山口県防府市西目山地区における航空実播工

    潮 明良 水利科学 65 (4), 113-124, 2021-10-01

    <p>山口県防府市西目山で発生した大規模な山林火災によって,多くの森林の緑が失われた。この失われた森林を早期に回復させるため,造林事業や治山事業により緑化が図られた。西目山の一帯は,花崗岩の岩石が露岩する急峻な地形のため,人力による緑化作業が困難な区域はヘリコプターを使用した航空実播が実施されている。航空実播が実施された当時は,航空実播の施工は技術的に確立されておらず,試行錯誤が繰り返された時期…

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  • NEWS 技術:車道に使える高耐久な土系舗装

    日経コンストラクション = Nikkei construction (765) 26-, 2021-08-09

    ...大林組と大林道路、化学メーカーの三光(東京都中央区)は共同で、車道に使える土系舗装「オーククレーR」を開発した(写真1)。耐久性を向上させ、交通量が少ない住宅地などで使えるようにした。自然土のような質感や路面温度の上昇抑制効果も持つ。...

    PDF Web Site

  • 島に育てられた——ハンセン病療養所元看護師のライフストーリー——

    門林 道子 保健医療社会学論集 32 (1), 96-106, 2021-07-31

    <p>本稿は1960年代から2000年代に至るまでの長きにわたり、ハンセン病療養所において勤務し、里帰りに付き添うなど入所者とのつながりを定年退職後の現在も維持している看護師に焦点を当て、ライフストーリー・インタビューを行い、療養所における入所者との関係や、そこで目指したケアがどのようなものであったかを明確にすることを目的としている。インタビューで明らかになったのは、ハンセン病療養所は入院と生活…

    DOI Web Site 医中誌

  • 2020年に有峰湖周辺で確認したコウモリ3種の記録(予察)

    清水, 海渡, 霜鳥, 智也 富山市科学博物館研究報告 = Bulletin of the Toyama Science Museum 45 63-66, 2021-07-01

    ...これらの個体は林道沿いにある公衆トイレやビジターセンターで偶発的に見つけたものである。すべて1頭ずつ確認され、同所で同時に複数個体が見られた例は無かった。そのうち3種4個体は、秋に死体を拾得し、いずれも精巣が発達した発情期のオスであった。拾得個体はすべて標本として収蔵した。今後は、捕獲調査による個体識別を含めた継続的かつ詳細な調査が必要である。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 地域住民における中食の利用頻度と食品群別摂取量・栄養素等摂取量の関連

    小林 道 栄養学雑誌 79 (3), 126-133, 2021-06-01

    <p>【目的】地域住民を対象として,中食の利用頻度と食品群別摂取量及び栄養素等摂取量の関連を明らかにすることを目的とした。</p><p>【方法】2018年7月~8月に,北海道江別市に在住する20~74歳の成人を対象として,自記式質問紙調査を行った。食品群別摂取量及び栄養素等摂取量は,簡易型自記式食事歴法質問票(BDHQ)により評価した。最終的な解析対象者は1,469名(男性:625名,女性:84…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか3件 参考文献6件

  • 皆伐地における森林作業道の実態把握

    生駒 直, 斎藤 仁志, 立川 史郎 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 569-, 2021-05-24

    ...しかしながら、これらの指標は林道などの広域路網に用いられてきたものであり、高密路網の評価に適していない可能性も考えられる。</p><p>皆伐地の作業路網のあり方も含め、配置形状について評価方法の検討が必要である。</p>...

    DOI

  • 森林内における電波減衰の影響

    北原 健太郎, 寺岡 行雄, 加治佐 剛 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 300-, 2021-05-24

    ...地形の条件を無視するため、北海道苫小牧市の直線かつ平坦な林道を試験地とした。上空が閉鎖している林相(アカエゾマツ34年生)と、上空が疎開している林相(ダケカンバ125年生)の2箇所を使用した。LPWAの2.4GHzと920MHz帯の2種類の周波数での通信機を使用し森林内通信での電波強度を測定し、電波強度と森林構造、通信距離の関係について検討した。...

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  • 令和元年10月台風第19号による栃木県の林道災害分析

    有賀 一広, 関口 大晴 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 222-, 2021-05-24

    ...平成27年9月関東・東北豪雨による林道被害について栃木県庁へ聞き取りしたところ、損壊した林道の主な原因として、山地から流出した土石や林地残材が排水施設を塞ぎ、そのまま土石や林地残材が林道へ流入したことによる路体の損壊が挙げられた。そこで、林道排水施設設置基準をもとに安全率を計算し、排水施設の大きさや種類が林道被害へ与える影響を検討した(松岡ら関東森林研究2020)。...

    DOI

  • ALSデータとタイルポリゴンを使用した路網バッファー別材積の推定

    塩田 廣美, 田中 和博, 長島 啓子, 美濃羽 靖 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 316-, 2021-05-24

    ...<p> 間伐や枝打ちに代表される森林施業は、既設の林道や作業道に近いほど林内移動のための労力が少なくなり、実施に有利である。 これらの施業の結果として、樹木生長が促進され、伐採時の材積が増加すると考えられる。 ...

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  • 森林資源由来の材料を活用した路網保全技術の開発

    山口 智, 加藤 英雄, 伊藤 優子, 神原 広平, 松永 浩史, 大村 和香子, 井道 裕史, 鈴木 秀典, 大澤 智也, 藤井 厚, 永町 博満 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 192-, 2021-05-24

    <p>地球温暖化に対応するために土木分野への木材利用を促進する必要がある。そこで、木材やタケ等の特徴を活かした路網の作設方法を開発し、路網における森林資源の利用技術の高度化を図るため、合板を使用する路体補強工法と粗朶を用いた横断排水を行うことによる路面保全工法の開発検証を行った。合板を土中で使用するにあたって合板の腐朽が問題となることから、合板に使用される材種による影響や木材保存剤による土壌への…

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  • 全国の各市区町村における木質バイオマス利用可能量の推計

    千田 遥斗, 中村 直人, 根本 和宣, 中田 俊彦 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 561-, 2021-05-24

    ...最後に,当該市区町村における林道延長から集材可能範囲を見積り,市区町村別木質バイオマス利用可能量を推計する。また,本研究で対象とする森林資源は,森林の所有については民有林および国有林,林種は人工林,樹種は針葉樹および広葉樹である。</p>...

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  • 原木輸送におけるドライバーのヒヤリハット経験の発生要因

    中田 知沙, 板谷 明美, 吉田 智佳史, 中澤 昌彦 森林利用学会誌 36 (2), n/a-, 2021-04-30

    ...林道だけでなく,交差点や横断歩道など一般道においてもヒヤリハット経験をしたり,回数が増加する要因となっていたりすることから,原木輸送では林道と一般道を行き来することを考慮した注意喚起の看板の設置やドライバーの休息場所を確保するなどの安全対策が必要と考えられる。</p>...

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  • 戦後の専門高校「森林科学」(森林土木)関連科目の変化と課題

    井上 真理子, 大石 康彦 日本森林学会誌 103 (2), 86-95, 2021-04-01

    ...教育内容の項目は,戦後で一貫しており(4分野8項目),「概論(役割・安全),伐木造材(計画,伐木・造材,集材・運材・貯木),林業土木・機械(林道,林業機械),砂防(治山治水,砂防工事)」が挙げられた。教科書の記載は,技術の発展を受けて増加したが,「森林科学」で林業機械や砂防工事などの専門技術の記載が減った。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献7件

  • シカ不嗜好性植物を利用した吹付緑化施工後10年目における植生変化とその有効性

    穂山, 浩平, 片野田, 逸朗 鹿児島県森林技術総合センター研究報告 = Bulletin of the Kagoshima Prefectural Forestry Technology Center (22) 30-34, 2021-03

    ...シカの不嗜好性植物を利用した吹付緑化施工後2年目の有効性が確認された林道切土法面において,施工後10年目の植生を調査した。その結果,不嗜好性植物区では,鉱質土壌が露出した箇所で発芽・定着しやすいテーダマツを構成種とする群落の占有割合が対照区及び種子なし区に比べ低かったことから,不嗜好性植物を利用した吹付緑化工が表土露出の抑制に有効に働き,その占有割合を低下させたと推察された。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 長野県に帰化した外来のツツジ科4 種

    上野勝典, 上野由貴枝, 米倉浩司 植物研究雑誌 96 (1), 57-61, 2021-02-20

    ...<p>長野県辰野町の標高1000 m 付近の林道わき法面において, 北アメリカ北東部に分布するツツジ科の植物3 種, ナガバハナガサシャクナゲ<i>Kalmia angustifolia </i>L. var....

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  • 業務資料

    研究林・試験地情報 2019 97-109, 2021-02-16

    立木伐採量・研究林収入 [97]

    HANDLE

  • 降雨強度に応じた単位延長あたり林道施設災害発生箇所数の期待値

    宗岡 寛子, 白澤 紘明, 図子 光太郎, 鈴木 秀典 森林利用学会誌 36 (1), n/a-, 2021-01-31

    ...<p>将来的な豪雨頻度と林道延長の増加に応じた林道施設災害発生箇所数の予測を可能にするため,単位延長林道区間内災害発生箇所数の期待値を降雨強度別に推定した。期待値の推定には,解析雨量データ,富山県内民有林における過去21 年間の林道施設災害データおよび同県の林道路線基本データを用いた。...

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  • アスファルトコンクリート遮水への自己修復マットの適用に関する検討2

    柴田 健司, 日笠山 徹巳, 小竹 茂夫, 小澤 光一 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 32 (0), 321-, 2021

    <p>アスファルトコンクリート遮水を下層遮水工に採用する際、道路舗装でいう路盤材を敷設して、その上に適用するのが一般的である。</p><p>本報告では、アスファルトコンクリート遮水と遮水シートの二重遮水構造に対して、アスファルトコンクリート遮水下面の路盤上に、バックアップ材としてベントナイト系自己修復マットが適用可能か検討するために実施した、施工時や供用開始後を模擬した室内試験結果を紹介する。<…

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  • 研磨舗装の輝度の変化と輝度比を確保する方法の検討

    小嶋 匠, 光谷 修平, 堀 温子, 堀 繁 土木学会論文集E1(舗装工学) 77 (2), I_155-I_162, 2021

    <p> ポーラスアスファルト舗装の路面に研磨により図を描き,これを輝度の差異で識別させる研磨舗装は,光源と視点,対象路面の位置関係により輝度とその差異が変化し,図の識別が容易になったり,困難になったりする.そこで,研磨舗装のデザインのどこをどの程度研磨すれば意図した図が認識しやすいかを検討する為に,研磨程度の異なる路面の輝度を光源,視点を変えて計測し,その関係を整理した.さらに,その組合せが差異…

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  • アスファルトの物理特性の評価方法に関する一提案

    光谷 修平, 丸山 暉彦 土木学会論文集E1(舗装工学) 77 (2), I_37-I_44, 2021

    <p> アスファルトに求めるバインダーとして引張負荷に対峙する物理特性をその種類によらず比較評価する試験方法がない.そこで比較的広い温度帯で試験することで種類の異なるアスファルトの引張特性を比較評価する方法として荷重測定型伸度試験に着目し,その標準化に必要となる試験方法の整理を行うとともに,試験から得られる指標として<i>P<sub>max</sub></i>,<i>E<sub>p</sub><…

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  • 原子力災害から考える問題解決型科学のあり方

    近藤 昭彦 日本地理学会発表要旨集 2021a (0), 43-, 2021

    ...2011年夏期に林道を主体とする空間線量率の走行サーベイを行ったが3)、その結果は村外に新しい村を作ることをめざすSHsは帰還できないことの根拠、帰還をめざすSHsは帰還できることの根拠として受け取られた。問題の解決を共有するSHsごとに科学の成果の解釈は異なった。...

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  • 周術期大腸がん患者の術後在院日数と関連する要因の検討

    小林 道弘 九州理学療法士学術大会誌 2021 (0), 49-49, 2021

    <p>【はじめに】</p><p>2010 年4 月の診療報酬改訂により、「がん患者のリハビリテーション料」が新設され、がん患者に対するリハビリテーション( リハ) の重要性が認識されている。がんに対する外科領域では術後の安静が長期化すると、呼吸循環系や骨格筋の廃用を生じる。そのため、早期から離床を図り術後合併症、廃用を予防し、早期退院に努めることが周術期リハとして重要となる。しかし、大腸がん患者…

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  • 妊娠期の葉酸サプリメント摂取と児の喘息発症リスクとの関連

    金高 有里, 小林 道, 土肥 聡, 荻原 重俊 DOHaD研究 10 (1), 69-75, 2021

    【目的】我が国では、胎児の神経管閉鎖障害のリスク低減のために、妊娠を計画している女性、妊娠の可能性がある女性及び妊娠初期の妊婦は、通常の食品から摂取する葉酸以外に、サプリメントや食品中に添加される葉酸(狭義の葉酸)を400 ㎍/日摂取することが望ましいとされている。受胎期に重要な葉酸サプリメントの摂取が普及する一方で、海外において母親の葉酸過剰摂取による児の喘息発症のリスクが報告されている。そこ…

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  • Dual-tree複素数ウェーブレット変換による路面三次元点群解析の効率化および合理化

    富山 和也, 山口 雄希, 森石 一志, 幸谷 宥毅 土木学会論文集E1(舗装工学) 77 (2), I_119-I_127, 2021

    <p> 近年,建設生産性向上を目的に,舗装分野においても様々な三次元計測機器の活用が進んでいる.その一方で,三次元点群データ処理では,従来手法に比べ取り扱うデータ量が増大することから,効率的かつ合理的な解析手法が必要となっている.本研究は,多重解像度解析による高速演算アルゴリズムにより効率的に多次元データのフィルタリングが可能なDual-tree複素数ウェーブレット変換(以下,DTCWT)による…

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  • 地上型レーザースキャナーによる計測点密度を考慮した舗装出来形計測の効率化

    山口 雄希, 森石 一志, 富山 和也, 幸谷 宥毅 土木学会論文集E1(舗装工学) 77 (2), I_129-I_136, 2021

    <p> 近年,ICT舗装工において地上型レーザースキャナー(以下,TLS)の活用が進められる一方,TLSの適用および計測条件によっては従来手法より非効率になる可能性が懸念されている.そこで,本研究では,従来のターゲットに変わり,高精度な全地球航法衛星システム(GNSS)により評定点を定めることで,計測前後の作業工程を省略した効率的な三次元点群の取得について検討した.さらに,TLSの特性として計測…

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  • 病い経験の可視化・共有化の社会的実験

    坂井 志織, 細野 知子, 小林 道太郎, 榊原 哲也, 福井 里美, 杉林 稔, 菊池 麻由美, 鷹田 佳典 質的心理学研究 20 (Special), S180-S187, 2021

    本研究の目的は,地域の中で病い経験を語り合う場をつくる社会実験的試みである『生き活きカフェ』プログラムの開発実践について報告し,病い経験の可視化・共有化の可能性とその効果について検討することである。『生き活きカフェ』プログラムは二部構成とした。第一部ではゲストスピーカーによる『私の病い経験』の語りを参加者全員で聞くこと,第二部は参加者が4 ~ 5 …

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  • 平成30年7月豪雨における山口県の斜面崩壊とその背景

    楮原 京子 地理科学 75 (3), 136-145, 2020-12-28

    ...崩壊地の岩種は花崗岩類であることが多く,山腹を切る林道や植林まもない樹林地など,人為的影響により斜面崩壊が多発した地域もみられた。雨量指数R’からみると,岩国地区は7月5日頃から斜面崩壊が発生しやすい状況が続いており,長期の先行雨量が多い地域では土石流が,短期的な強い雨が降った地域では表層崩壊が多発する傾向となった。</p>...

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  • NEWS 技術:スマホで「集まらない朝礼」

    日経コンストラクション = Nikkei construction (747) 27-, 2020-11-09

    ...大林道路とIntelligent(インテリジェント) ACORN(エーコーン)(千葉県松戸市)、システム・クリニック(神戸市)の3社は、工事現場に集まらなくても朝礼が可能になるアプリを共同で開発した。工事関係者はスマートフォンなどを使って、離れた場所から3密を避…...

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  • カメラトラップで確認された山形大学農学部附属上名川演習林における哺乳類相

    渡部 凌我, 斎藤 昌幸, 江成 はるか, 江成 広斗 東北森林科学会誌 25 (2), 37-40, 2020-10-31

    ...カメラトラップ調査は以下の2通りの手順で実施され,一方は2014年,2016年,2018年,2019年 6月~7月に森林内部の獣道沿いにカメラを設置し,もう一方は2019年2月~2020年1月に林道沿いにカメラを設置した。これらのカメラトラップ(計3286カメラ日)から,13種の哺乳類を撮影することができた。...

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  • NEWS 技術:絵と文字が浮かぶ「光る歩道」

    日経コンストラクション = Nikkei construction (744) 24-, 2020-09-28

    ...大林道路と早水電機工業(神戸市)、宮吉硝子(名古屋市)は、歩道や公園の路面に設置するソーラーパネル内蔵型ガラス導光板ユニット「SolarWAY(ソーラーウェイ)」を共同で開発した(写真1)。日中に太陽光パネルで発電して、夜間に路面から明かりを照らす。…...

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  • 無人航空機からの空中写真を活用した自然侵入促進工の調査と地上レーザプロファイラによる地形評価

    田中 淳, 山田 知瑛里, 神田 誠也, 明石 博之, 宮本 卓也 日本緑化工学会誌 46 (1), 166-169, 2020-08-31

    ...<p>自然進入促進型植生マットを50度以上の林道切土法面に敷設し,3年間侵入個体数を調査した。2年目から3年目に侵入数は,559%増加し,11.2個/m<sup>2</sup>となった。同期間の植被率は,267%増加し,16.5%と侵入数よりも低い増加率となった。これは,シカの食害によって地上部が損傷した影響が大きかった。傾斜と侵入位置の関係では,有意な差は確認されなかった。...

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  • 森林の木材生産・山菜採取・散策適地評価とその変遷:北茨城市を事例に

    松浦 俊也, 山田 祐亮, 高山 範理, 八巻 一成, 高橋 正義, 都築 伸行 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 295-, 2020-05-25

    ...その結果、機能ごとに高評価地の分布が異なり、社会背景や施業(伐採・植林・林道整備等)の変化のなかで、各機能の適地が変化していた。さらに、山菜の種ごとに採取適地が異なるように、各機能内にも多様性がみられた。多時期の森林情報を活用した複数機能の時系列把握は、地域毎の多様なニーズに応じた持続的森林管理を検討する有用な基盤となりうる。</p>...

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  • ニセアカシアの林床萌芽の維持に対する生理的統合の寄与

    青木 雅紘, 工藤 佳世, 石井 昭浩, 小沼 星佳, 高田 克彦, 蒔田 明史 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 481-, 2020-05-25

    ...<p> 秋田市の夕日の松原ではニセアカシアが林道沿い等で林冠層を形成し、周囲の林床に根萌芽を広げている。本来明環境を好む先駆種であるが、昨年度当地で分布調査を行ったところ、11年前に比べて、林冠層で1.2倍、林床では1.8倍に増加していた。このように、林床での萌芽分布域の拡大が顕著であり、生理的統合がその拡大に寄与している可能性がある。...

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  • 原木輸送におけるドライバーのヒヤリハット経験

    中田 知沙, 板谷 明美, 中澤 昌彦, 吉田 智佳史 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 597-, 2020-05-25

    ...発生場所は大型車両では一般道(市街地)が約4割で,中型車両では林道が約6割を占めた。発生状況は,大型・中型ともに直進中の飛び出しによるものが多かった。これらの結果から,原木輸送中のヒヤリハットは頻繁に起きている可能性が高いことが考えられた。...

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  • 林道への到達距離と作業道を利用した車両系集材の生産性について

    宗岡 寛子, 猪俣 雄太, 山田 健, 佐々木 尚三, 古家 直行 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 186-, 2020-05-25

    ...<p> 直近10年間の林道、作業道の開設状況を見ると、作業道開設量が年間数万kmに及ぶ一方、林道開設量は数百kmにとどまっている。また、フォワーダの普及台数の伸びも著しく、作業道を利用しフォワーダで林道まで集材するシステムが広く普及してきたことがうかがえる。しかし、今後伐採地が奥地化した場合、フォワーダによる運材距離の延長が生産コストの増大をもたらすことが懸念される。...

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  • 若齢造林地におけるシカ被害レベルをシカの痕跡から評価する

    山川 博美, 北原 文章, 志賀 薫, 鈴木 圭, 野宮 治人 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 329-, 2020-05-25

    ...また、植栽木の被害レベルはシカの痕跡の程度とおおよそ対応しており、造林地に隣接する林分のシカ糞、樹皮剥ぎおよび林道端植生の食痕の程度が被害レベルを推定する重要な指標であることが明らかとなった。</p>...

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  • 作業道開設時のオペレータの注視点の比較

    松本 武, 下田 政博, 岩岡 正博, 榊原 岳史, 上村 巧, 鈴木 秀典 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 183-, 2020-05-25

    ...<p>森林作業道は林道と違い丁張やトンボなどの掘削位置や出来形を示すものがないためオペレータが現場を見ながら出来形をイメージした上で施工することとなる。現場を見た上での出来形のイメージを現実の森林作業道に反映させる過程が明らかにできれば,今後のオペレータの教育や作業支援プログラムの開発にも有益な情報となる。...

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  • テンナンショウ属の花粉媒介者と種子散布者:浅間山山麓の事例

    前田 夏樹, 神通川 雅史, 芳賀 由奈, 吉久保 綸美, 井出 萌, 高橋 一秋 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 486-, 2020-05-25

    ...</p><p>標高1000m~1600mの登山道・林道沿いに出現したテンナンショウの種名、標高、雌雄、サイズ、結実状況を2019年6月~11月に調査した。開花期には訪花昆虫を採取した。2018年と2019年の結実期には、カメラトラップ法を用いて果実を利用する鳥類と哺乳類を調査した。...

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  • 沖縄島やんばる地域の天然林におけるリュウキュウマツの出現傾向

    大嶋 優希, 高嶋 敦史 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 475-, 2020-05-25

    ...<p>沖縄島北部やんばる地域の代表的な針葉樹であるリュウキュウマツは、人工林や里山などに広く植栽されているほか、林道沿いなどの人為的影響を受けた開けた場所に定着していることが多い。リュウキュウマツは、世界自然遺産候補地やその周辺にも広く分布しているが、既往の研究は人工林における木材生産を扱ったものが中心で、天然林における出現傾向や生育密度などは十分に検証されていない。...

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  • 竹粗朶の通水性

    山口 智, 鈴木 秀典, 田中 良明 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 600-, 2020-05-25

    ...<p>伐採や造林を行うためには林道や林業専用道、作業道は必要なインフラである。そのうち、林業専用道や作業道で舗装を行うことはまれであるため侵食対策としてこまめな排水が必須となる。排水目的の簡易横断排水溝のうち、素掘によるものは最も安価で設置が容易であるが、車両の通行時の衝撃が問題となる。一方、モウソウチクが無秩序な増殖で問題視されている。...

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  • 深層学習による高解像度DTMを用いた既存路網抽出

    大久保 敏宏, 井筒 憲司 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 666-, 2020-05-25

    <p>【背景と目的】</p><p>日本の森林は戦後植栽された森林が利用期を迎え、森林資源の循環利用が求められている。循環利用のためには、利用可能な資源量を把握し、森林資源を持続的に活用することが必要である。利用可能な資源量を推定するためには、傾斜や路網からの距離等の地形条件を精査する必要があるが、既存路網はGISデータとして整備されていない場合が多い。そこで本研究では、深層学習を活用した作業道路…

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  • ヒグマの生息しない島におけるヤマブドウの空間遺伝構造

    松山 周平, 村田 朋弥, 佐藤 日和, 村井 裕太, 佐藤 喜和 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 792-, 2020-05-25

    ...各地で10km程度の林道・散策路を2〜4本踏査し、道周辺のヤマブドウの葉を採取し、採取地点を記録した。SSRマーカーを用いて各個体の遺伝子型を決定し、空間遺伝構造を地域内・地域間で比較した。各地の個体群で個体間距離が大きくなるほど近交係数は減少していたが、ヒグマ生息地では個体間距離の大きいクラスで有意な正の近交係数が認められた。...

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  • 災害リスクを考慮した森林路網の災害時代替路機能の評価

    斎藤 仁志, 渡部 優, 白澤 紘明, 臼田 寿生, 和多田 友宏, 古川 邦明 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 601-, 2020-05-25

    ...まず,林道・作業道を除く公道のみの場合,公道に林道を加えた場合および公道に林道・作業道を加えた場合の各道路ネットワークにおいて,241カ所の一時避難所sと1カ所広域避難所t間の非重複経路(枝を共有しないst間の経路)とその本数(それぞれNp,Nf,Nfoと呼ぶ)を一時避難所ごとに求めた。非重複経路数が少ないst間は接続性が脆弱といえる。...

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  • 長野県塩尻市東山におけるシカの生息状況に応じた捕獲実証

    柳澤 賢一 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 841-, 2020-05-25

    ...自動撮影カメラ27台を用いてシカの生息状況調査を行った結果、日撮影頭数は繁殖期では夜間の牧草地や畑などの開放地で多く、冬から春は捕獲圧の小さい林道から離れた広葉樹林内や牧草地に多いことが確認された。このうちシカの繁殖期に日撮影頭数の多かった畑に向かう6地点の獣道において、笠松式くくりわな2基ずつと自動撮影カメラ1台ずつを設置し捕獲を実施したので、その結果と改善点について報告する。</p>...

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  • 微細藻類を用いたのり面保護工の機能評価

    新田 壮真, 今冨 裕樹, 江口 文陽, 徳永 冠哉 森林利用学会誌 35 (2), n/a-, 2020-04-30

    ...<p>台風などによる林道や作業道ののり面の崩壊は数多く発生しており,林道,作業道に適用可能なのり面保護工において,より優れた工法の開発は急務である。近年,BSC 工法と呼ばれる微細藻類を用いたのり面保護工が開発された。本工法は藻類の繁茂により土壌表面の緊縛力を高め,支持力の上昇と早期緑化を図る手法であるが,林道や作業道における適用事例は数少ない。...

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  • 業務資料

    研究林・試験地情報 2018 103-115, 2020-02-13

    立木伐採量・研究林収入 [103]

    HANDLE

  • 北海道の自然保護活動に関するデータベース化と現況調査 ―一般社団法人 北海道自然保護協会―

    在田 一則, 池田 透, 福地 郁子, 佐々木 克之 自然保護助成基金助成成果報告書 28 (0), 285-295, 2020-01-10

    <p>北海道自然保護協会は53年の歴史の中で北海道の原生的で豊かな自然の調査および保護活動の記録を文書や文献の形で残してきた.それらの記録は今後の自然保護運動にとって重要である.本プロジェクトでは,NPO法人北海道市民環境ネットワーク(きたネット)や酪農学園大学などと協力して,主に本協会が蓄積してきた紙媒体資料のデータベース化を行い,インターネットで公開し,キーワードなどにより検索・閲覧できる「…

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  • 風水害における消防団員の人的被害の特徴 -1969年から2018年までの災害を事例に-

    山田 忠, 後藤 雄太, 松枝 心路 土木学会論文集F6(安全問題) 76 (1), 20-27, 2020

    <p> 本報告は消防団が今後の風水害活動で注意すべき事項について検討することを目的に行った.具体的には,消防団員が殉職した1969年から2018年の風水害の事例を消防白書や新聞記事,既往研究などから把握し,殉職時の状況を分析した.</p><p> 結果として,消防団が今後の風水害活動で注意すべき3点を示した.1点目に,風水害は出動途上から帰宅中までの一連の活動において殉職者が出ており,一連の活動で…

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  • 薬薗に言及した柳生但馬守宗矩書状について

    高乗 仁, 寺田 弘 薬史学雑誌 55 (2), 236-240, 2020

    ...結果:書状に記載の文面より,次の仮説が提案された.即ち,江戸幕府直営の御薬園の 1 つである京都鷹ヶ峰御薬園の設営において,徳川将軍家御典医であった岡本玄冶が,後に鷹ヶ峰御薬園の初代預かりに任命される藤林道寿と共に,主導的役割を果たし,また,柳生宗矩は,後見人としてその設営に関わっていたとする説である....

    DOI Web Site 医中誌

  • ドローンに搭載したカメラ等により獲得される情報を用いる 土砂災害の検出法に関する基礎的検討

    松井 開, 長谷川 克也, 武藤 信太, 大谷 淳 画像電子学会年次大会予稿集 48 (0), 24-24, 2020

    ...近年,頻発する土砂災害と,地方の人手不足により,林道の崩壊が放置される事例が発生しており,林道の保 全のための巡回の省力化が望まれている. この目的を達成するため,筆者らは,ドローンに搭載したカメラ等のセンサから,地表面の3次元復元を行い, 災害前後で比較することで崩壊の検出を行う手法の研究を開始している. 本稿では,地形変化を模した実験で前述の災害発生箇所検出法の基礎的検討を行う....

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  • 群間エンカウンターの勝敗が野生ニホンザルの移動パターンにあたえる影響

    栗原 洋介, 兼子 明久, 夏目 尊好, 愛洲 星太郎, Broche Nelson, 本田 剛章, 伊藤 毅, 澤田 晶子, 半谷 吾郎 霊長類研究 Supplement 36 (0), 42-43, 2020

    ...2017年・2018年に屋久島・西部林道に生息するニホンザル(3群のべ9個体)を捕獲し、GPS首輪を装着して、各年4ヶ月間位置情報を収集した。測位は10分間隔で、全個体同じタイミングに行った。異なる群れに属する個体が一定距離(100-225m)内に近接している間を群間エンカウンターと定義し、エンカウンター後 10分間の移動距離が30m以内である群れを勝者と定義した。...

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  • 茨城県沿岸における津波と高潮の統合リスク評価の基礎的検討

    小林 道彰, 信岡 尚道 土木学会論文集B2(海岸工学) 76 (2), I_1243-I_1248, 2020

    <p> 沿岸域の水災害は津波,高潮等,複数の要因が関係しているが,ソフト対策であるハザードマップはそれぞれ1つの災害規模に留まり,住民にとっては災害の種類によらず地域の浸水の頻度等を知ることが重要である.本研究では,茨城県沿岸を対象として,津波と高潮それぞれの確率的浸水想定をもとに,統合的なリスク評価の基礎的な検討をおこなった.</p><p> …

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • 三次元計測機器を用いた路面管理の運用効率化

    森石 一志, 富山 和也, 西川 啓一, 山口 雄希 土木学会論文集E1(舗装工学) 76 (2), I_169-I_177, 2020

    <p> ICT舗装工において点群計測に用いられる三次元計測機器は,計測性能や解析プログラムに依存するとともに,活用範囲が限られていることから,さらなる運用の効率化が求められている.そこで,本研究では,代表的な三次元計測機器である地上型レーザースキャナー(TLS)と無人航空機(UAV)に,2基の測位アンテナを有する高性能な全地球航法衛星システム(GNSS)を搭載し,ミリメートルの精度が要求される路…

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  • 航空レーザ測量データを活用した治山事業計画箇所の選定について

    志村 麻有子 水利科学 63 (4), 103-119, 2019-10-01

    <p>近年,多発する集中豪雨による流木等被害に対する山地防災力を高めるため,荒廃山地における復旧整備とともに山地災害危険地区の重点的・集中的な復旧・予防対策の推進が急務であるが,これまでの治山事業の優先度は,治山技術者の経験をベースに現地調査結果に基づき評価を行っており,より広範囲を効果的かつ効率的に評価する手法の確立が課題となっていた。 …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 長野県産ハナイカリ(リンドウ科)の1新変種

    上野勝典, 上野由貴枝 植物研究雑誌 94 (4), 255-258, 2019-08-20

    ...していた.2015年9月に発見したのちも,2018年9月まで同一の特徴を持った実生から育った個体が継続的に生育しているのを確認した.交雑が推定されるようなハナイカリとの中間的な個体は見つかっていない.また,現地で採取した種子から発芽を試みた結果,ほぼ100%発芽し,2年後に同じ特徴を持った花を確認でき,形態的,生態的にも安定していると考えられる.本変種は個体数が少ないうえ,他に自生地が確認できておらず,林道整備...

    DOI

  • 地域住民における炭水化物エネルギー比率と栄養素摂取量の関連

    小林 道 栄養学雑誌 77 (4), 97-104, 2019-08-01

    <p>【目的】地域住民を対象として,炭水化物エネルギー比率(%E)による食品群別摂取量・栄養素等摂取量の特徴を明らかにすることを目的とした。</p><p>【方法】2018年7月~8月に,北海道江別市に在住する20歳以上の市民3,000名を対象として自記式質問紙調査を行った。研究対象者は層化無作為抽出によって選ばれた。最終的な解析対象者は1,431名であった。質問内容は,性・年齢などの基本属性,既…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか3件 参考文献9件

  • 「患者の苦悩」の概念分析

    長谷川 幹子, 小林 道太郎 人体科学 28 (1), 10-21, 2019-07-15

    <p>看護師は、苦悩を抱える患者にかかわらなくてはならないが、その関わり方を考えるにあたって必要となる、「患者の苦悩」の概念の明確化は十分行われていない。本研究の目的は、「患者の苦悩」の概念について、概念分析の手法によって先行要件、属性、帰結を明らかにし、定義を明確化することである。Walker & …

    DOI 医中誌

  • 屋久島西部低地林における過去20年間の野生ニホンザルの個体数変動

    杉浦 秀樹, 早川 祥子, 栗原 洋介, 香田 啓貴, 鈴木 真理子, 菅谷 和沙, 藤田 志歩, 田伏 良幸, 川添 達朗, 田中 俊明, Macintosh Andrew, 清野 未恵子, 大谷 洋介, 室山 泰之, 西川 真理, 持田 浩治, 半沢 真帆, 澤田 晶子, Bonaventura Majolo, Hernandez Alexander D., 原澤 牧子 霊長類研究 Supplement 35 (0), 60-61, 2019-07-01

    ...この地域は,国立公園特別保護地域などに指定されており,1970年代から狩猟は行われておらず,林道の整備を除けば,人為的な植生の改変もない。1999年~2018年の群れの個体数の情報を元に,この地域のヤクシマザル8群の個体数の変動を比較した。集中的な調査をしている群れについては,できるだけ8月に近い時点の個体数を分析した。...

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  • LC/MS/MSによる屋久島ニホンザル糞便中の代謝物測定

    牛田 一成, 服部 考成, 澤田 晶子, 緒方 是嗣, 土田 さやか, 渡辺 淳 霊長類研究 Supplement 35 (0), 63-63, 2019-07-01

    ...屋久島西部林道上の2地域(川原と鹿見橋)で,群れを異にするニホンザル計5頭の糞便を採取した。2検体を除き排泄直後に採取し,全量をドライアイス上で直ちに凍結した。1検体は,前日の排泄糞で発見後直ちに凍結した。もう1検体は,2分割してそれぞれ排泄直後と1時間放置後に凍結した。解凍後,Matsumotoら(<i>Sci Rep</i> <b>2</b>: 233)の方法で前処理し測定試料とした。...

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  • 自動撮影装置を用いたニホンザル個体数カウント法の検討

    森光 由樹 霊長類研究 Supplement 35 (0), 37-38, 2019-07-01

    ...電波発信器を用いた,これまでの行動圏情報から群れがよく利用し移動する林道に,自動撮影カメラBushnellトロフィーカム,model119456を15台,30日間設置した。自動撮影カメラの設置は,10m,15m,20m,30m間隔で設置し動画データから,性年齢の判別が可能か試験を行った。自動撮影装置でカウントした最大の個体数と直接観察法でカウントしたデータを照合し精度を検証した。...

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