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検索結果 12,096 件

  • ヤマブドウ‘貴房’の摘心・摘房処理と3年間の生育・果実特性

    竹田, 愛美, 勝山, 優花, 小林, 篤央, 中野, 日陽, 春日, 重光 信州大学農学部AFC報告 22 15-21, 2024-03-31

    ...2020年においては3果房区の方が2果房区より有意に収量が大きかったが、果実品質に顕著な差は認められなかった。また2021年および2022年において収量および果実品質は4 試験区間で有意な差は認められなかった。これらのことから、着果房数、摘心の有無などの栽培管理方法が果実品質に及ぼす影響は少ないと考えられた。...

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  • 摘果の有無が一季成り性イチゴ系統‘信大SUS-1’の生育・収量に及ぼす影響

    勝山, 優花, 小林, 篤央, 竹田, 愛美, 中野, 日陽, 春日, 重光 信州大学農学部AFC報告 22 23-29, 2024-03-31

    ...,収穫果実重および平均1果実重に有意差は認められなかった.品質について無摘果区の不良果実数の合計が多い傾向がみられたが有意差はなかった.糖酸比は両試験区でほぼ同じ値を示した.以上から,‘信大SUS-1’の栽培では,収穫開始時期~極寒期にEC値を0.5mS/cm程度に維持して肥培を行うことで,生育期間全体で収量を低下せずに管理することができ,摘果作業を省略しても比較的大果で良質な果実生産が可能であると...

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  • 三厩梨の記録について

    竹内 健悟 青森大学付属総合研究所紀要 25 (2), 7-17, 2024-03-31

    ...本稿は、現在存在しないものの断片的な記録が散見される「三厩梨」について,入手可能な記録を収集し,そこから推定も含めつつも三厩梨という歴史的存在を描き出すことを目的とした.調査の結果,三厩梨について以下のようにまとめることができた.三厩梨は,江戸時代は津軽地方の特産の果実であったが,明治以降は栽培されなくなった.元禄年間の頃,三厩村の新谷勘兵衛の屋敷に芽生えた木を育てたところ,おいしい梨の実がなったため...

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  • 北ベトナムにおけるトウガラシ・ナス属等植物遺伝資源の共同探索,2022 年

    近藤 文哉, 武田 和宣, 梅田 小雪, 熊埜御堂 由依, 増田 栞, NGUYEN Van Kien, TRAN Thi Thu Hoai, 松島 憲一 植物遺伝資源探索導入調査報告書 39 85-104, 2024-03-31

    ...ベトナム農業科学アカデミー植物資源センター(PRC)との間で締結された共同研究協定に基づいて,2022年11月22~12月4日に行われた.本探索では,北ベトナムのラオカイ省バサットおよびイェンバイ省バンチャンの山岳地域において,トウガラシ属・ナス属植物を主とする植物遺伝資源の探索を行った.当該地域はザオ族,モン族,タイ族等の少数民族が居住する地域であり,現地農家の生産圃場,裏庭,地元市場から,成熟果実...

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  • 在来アーモンドの鹿児島県における休眠および開花特性

    香西, 直子, 井山, 尚紀, 濱田, 康平, 山本, 雅史, 福留, 弘康, 廣瀬, 潤, 西澤, 優 鹿児島大学農学部農場研究報告 45 1-6, 2024-03-26

    This study investigated the bud dormancy, flowering period, and flower morphology of four local almond varieties growing in the Toso orchard, Faculty of Agriculture, Kagoshima University. The …

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  • タンカン新品種 ʻ平井Redʼ の果実特性

    平井, 孝宜, 村岡, あかね, 渡部, 由香, 香西, 直子, 山本, 雅史 鹿児島大学農学部農場研究報告 45 11-14, 2024-03-26

    ...ʻ平井Redʼ の果実特性は, ʻ垂水1 号ʼ とほぼ同じであるが, ʻ平井Redʼ の果皮の着色は, ʻ垂水1 号ʼ よりも進み,果皮の橙色が濃かった.滴定酸度は常に ʻ平井Redʼ が ʻ垂水1 号ʼ よりも低かった.滴定酸度が低いことから, ʻ平井Redʼ の糖酸比は早くから高くなった.また, ʻ平井Redʼ の低い滴定酸度は低いクエン酸によるものであった.果皮の着色が早く,滴定酸度が低いことから...

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  • グミ摂取でのアナフィラキシーからペクチンアレルギーと診断したカシューナッツアレルギーの1歳女児例

    高瀬 貴文, 金井 怜, 西田 敬弘, 一木 洋祐, 有馬 智之, 岩井 郁子, 山田 慎吾, 杉田 和也, 長尾 みづほ, 徳田 玲子, 藤澤 隆夫 日本小児アレルギー学会誌 38 (1), 1-7, 2024-03-20

    ...</p><p>【症例】1歳10か月の女児.1歳3か月時にミックスナッツ摂取後の急性蕁麻疹とCN,クルミ特異的IgE陽性から,これらのナッツアレルギーと診断された.今回,フルーツグミ摂取後に発症した全身蕁麻疹と活気不良のため救急搬送を受けた後,原因不明のアナフィラキシーとして当院に紹介された.グミの食品成分はペクチン,水飴,砂糖,数種類の果実エキスであり,ペクチン以外は症状なく食べられることを確認,ペクチンアレルギー...

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  • 病院における治療食献立の栄養素や食品量の評価

    岡, 壽子, 鈴木, 朱美, 天野, 加奈子, 神原, 知佐子, 杉山, 寿美 県立広島大学地域創生学部紀要 3 11-22, 2024-03-15

    ...また,エネルギーコントロール食は,一般食よりも食事摂取基準に示された数値に合致している栄養素が多かったが,これはエネルギーコントロール食が『糖尿病食事療法のための食品交換表』に基づいた食品構成であるために,米の量が少なく,魚介類,肉類,卵類,果実類,野菜類の量が多いためと考えられた。...

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  • 柿の木の側枝の枝,葉,果実のCs-133とCs-137の濃度比較

    堀井 幸江, 関澤 春仁, 八戸 真弓, 草塲 新之助 RADIOISOTOPES 73 (1), 117-127, 2024-03-15

    ...<sup>137</sup>Cs濃度は,葉や果実と同様に側枝によって異なった。さらに,果実,葉,枝の<sup>137</sup>Csと<sup>133</sup>Csの濃度には相関関係が認められた。...

    DOI Web Site 参考文献21件

  • 過冷却促進活性を有する天然エキスを用いた未凍結保存技術の実装化

    河原 秀久, 大石 幸一, 川本 久敏 日本食品工学会誌 25 (1), 9-14, 2024-03-15

    ...生産している.その氷結晶制御物質には,異物で起きる不均質核形成を阻害する過冷却促進物質と微小な氷結晶の成長を抑制する氷再結晶化抑制物質などがある.我々は,食品加工生産時に産生される未利用資源から過冷却促進活性を有する複数のエキスの製造に成功した.それらエキスのうち,最も活性が高いエキスはコーヒー粕エキスであった.さらに,食品加工で生成されるメラノイジン由来の同活性も見出した.エキスの実装化として,果実...

    DOI Web Site 参考文献16件

  • ハイブリッド深層学習モデルを用いた果物画像からの糖度推定手法の提案

    上野, 延典, 本田, 耕大, 森本, 正志 情報処理学会論文誌デジタルコンテンツ(DCON) 12 (1), 9-17, 2024-02-29

    近年,食品の安全性や成分などの情報に関する消費者の需要や関心は高まっている.しかし,消費者が個々の食品情報を簡単に入手できるようにはなっていない.そこで本研究では,深層学習を用いて果物を撮影した画像からおいしさの情報を得る手法を提案する.本稿では果物の中で糖度がおいしさに直結しており,他の果物に比べて購入時の当たり外れが多いとされる桃を研究対象とする.提案する深層学習モデルはMLPとCNNを結合…

    情報処理学会

  • 画家の歌を聴け――ビクトル・エリセ監督『マルメロの陽光』における声と字幕を介した像の生成

    後藤 慧 映像学 111 (0), 238-259, 2024-02-25

    ...本稿では、たった1本のマルメロとその果実が映像と声、加えて字幕の総合的な連繋によっていかに生成するかを考察する。そして、その生成の意義を視聴覚メディアのあり方に照らして検討することを目的とする。まず、直前に制作された短編に即して『マルメロの陽光』の形成過程を辿り、画家から抽出された技法がいかに視聴覚的に展開するかを探る。次に、字幕と声の効果を考察する。...

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  • ニホンジカの反芻中の吐き出しによるヤマモモの種子散布の可能性と散布後の種子の発芽率に与える影響

    大森 鑑能, 飯田 悠太, 細井 栄嗣 哺乳類科学 64 (1), 79-87, 2024

    ...<p>いくつかの反芻動物は第三胃を通過しないサイズの種子を口から吐き出す.この吐き出しによる種子散布はニホンジカ(<i>Cervus nippon</i>)では未だ報告されておらず,種子散布者としての働きが過小評価されていた可能性があった.本研究は飼育個体にヤマモモ(<i>Myrica rubra</i>)の果実を与え,種子サイズの違いが吐き出されるまでの時間に与える影響を調べた.また人為的に果肉を...

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  • 岩手県におけるオダマキトリバによるサクラソウ種子の摂食

    本城 正憲, 北本 尚子, 間野 隆裕 保全生態学研究 advpub (0), 2024

    ...一方、肥大した果実における被食率は、2020年はジェネット平均29%、2021年は18%であった。近隣の雫石個体群における2021年の健全果実率は40%、肥大した果実における被食率は6%であり、木賊川個体群では拮抗的な生物間相互作用である植食性昆虫による摂食の影響が相対的に顕在化している可能性が示唆された。摂食痕が見られた株を観察すると、果実内部の種子を食べている鱗翅目の幼虫や蛹が発見された。...

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  • カボチャの長期貯蔵技術の開発

    鮫島 陽人 日本食品科学工学会誌 advpub (0), 2024

    ...<p>国内産カボチャの端境期である冬期にカボチャを出荷することを目的に,カボチャの貯蔵中に生じる果肉軟化を抑制するための貯蔵技術の開発に取り組んだ.果肉軟化の抑制には,近赤外分析を用いた収穫直後の乾物率による選別が有効であった.この方法によって,選別した乾物率30 %(w/w)以上の果実を10 ℃で貯蔵すると,2か月後でも粉質感を保持することができた.また,高粉質系の品種を用いた10 ℃付近での貯蔵...

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  • カラムナー性をもつリンゴ盛岡74号において当年生苗へのジベレリン施用が翌年の新梢伸長と花芽形成に及ぼす影響

    馬場 隆士, 守谷 友紀, 花田 俊男, 岩波 宏 園芸学研究 23 (1), 1-6, 2024

    ...<p>近年選抜された果実品質が優良なカラムナータイプ盛岡74号において,ジベレリン施用により育苗1年目に生育を促進した場合,翌年の苗の生育がどのような影響を受けるか解明することを目的とした.1年生苗の移植を行わなかった場合,育苗1年目のGAペーストの施用は,翌年の主幹延長枝の伸長量を減少させる一方,花芽形成を増加させた.この主幹延長枝の成長抑制は,翌年にもGAペーストを塗布することで克服された.しかし...

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  • 物質生産および1果重の違いがパプリカの着果負担および着果率へ与える影響

    本間 優, 安 東赫, 東出 忠桐 園芸学研究 23 (1), 7-20, 2024

    <p>パプリカ(<i>Capsicum annuum</i>)は,栽培期間中に着果率が大きい時期と小さい時期を繰り返す特性を持ち,着果率の増減に伴う収量の増減(フラッシュ)が発生する.フラッシュの発生には総乾物生産量と着果負担の多少,つまり両者のバランスが大きな影響を及ぼすことが確認されており,両者の比率であるソース・シンク比を用いることでフラッシュの発生を精度よく説明することができる.そこで,…

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  • 山形県寒河江市のさくらんぼ産地における観光農園事業の展開

    深瀬 浩三 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 328-, 2024

    ...</p><p> 観光農園は,特に果樹生産者による経営がよくみられる.観光農園を訪れた来園客が収穫体験で果実を試食し,果実の味や接客対応などに満足すれば,土産物として購入したり,贈答用として宅配注文する.次の収穫時期には,リピーターとして再訪または宅配注文する,また,来園客の口コミで新規来園者を増やすなどといったしくみを確立することで成立・発展している.観光農園の全国的な展開がみられる中で,農協出荷による...

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  • 明治期の編造花の歴史と周辺文化

    北川 ケイ 日本家政学会誌 75 (4), 158-169, 2024

    ...編造花だけではなく, 果実を盛る籠や, 明治日本の風習である花籠も考案されていた. 明治21年毛糸染色が発明されて更に自由に創意工夫が出来る編造花は, 毛糸が売り切れになるほど流行していった. 特に花鳥のデザインに関しては意匠登録する者もいたほどであった....

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  • カリウム高濃度施用がトマト果実の成熟および追熟過程のリコペン濃度に及ぼす影響

    中嶋 香織, 名田 和義, 平塚 伸 植物環境工学 36 (1), 23-29, 2024

    ...<p>トマト果実の成熟および追熟過程におけるリコペン濃度に及ぼすK高濃度施用の効果を検討するため,培養液のK濃度を通常(4 mM:NK区)よりも6倍(24 mM:HK区)に高めて養液栽培したトマト果実を緑熟期,催色期,桃色期,完熟期でサンプリングし,新鮮重,K濃度,糖度,果実表面の色彩値,色素濃度を測定した.また,桃色期果実について,20 ℃暗黒下で保管して追熟処理を行った.HK区では果実重量は有意...

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  • 屋久島と種子島におけるヤマモモ種子の二次散布者

    渡邉 彩音, 北村 俊平, 半谷 吾郎, 中川 弥智子 保全生態学研究 advpub (0), 2024

    ...また、動画内で果実を食べているか、くわえている様子が確認できる個体は採食個体としてカウントし、採食果実数とともに記録した。その結果、屋久島では7種、種子島では10種の動物が観察され、ヤマモモ果実の採食が認められたのは、ニホンザル、ニホンジカ、ネズミ類(アカネズミ属)、タヌキ、ハシブトガラスの5種で、特に全体に占める割合が高かったのはニホンジカとアカネズミ属であった。...

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  • 「退耕還林」政策後の黄土高原における農村の変容

    李 為霖 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 163-, 2024

    ...さらに退耕地に植えられているヤマアンズやヤマモモなどの果実を収穫することにより,農家の所得向上が見られ,人為的な植生回復と生活の質向上が同時に達成されていることも明らかとなった。</p><p> リンゴ生産について,従来経済的劣位にある山頂台地に位置する興庄湾ではリンゴ栽培に適した自然条件を持ち,その産業の発達により農家所得の向上が見られた。...

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  • 貯蔵リンゴ果実に発生するリンゴ黒星病の感染時期

    十川 聡子 北日本病害虫研究会報 2023 (74), 35-39, 2023-12-21

    ...<p>貯蔵リンゴ果実に発生するリンゴ黒星病の感染時期を明らかにするため,ポット植えのリンゴ樹「ふじ」を供試し,6月12日から10月12日まで約2週間おきに時期別の接種試験を行った.その結果,6月12日から8月28日の接種では,貯蔵中の発病はほぼ見られなかったのに対し,9月14日,9月29日,10月12日の接種では,6割以上の果実で貯蔵中の発病が確認された.以上より,貯蔵リンゴ果実に発生する黒星病の主要...

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  • トビムシ類のリンゴ果実への侵入被害

    小笠原 南美, 石栗 陽一 北日本病害虫研究会報 2023 (74), 92-96, 2023-12-21

    ...<p>青森県では2019年,2021年および2022年に収穫されたリンゴ果実のがくあ部やこうあ部にトビムシ類が侵入する問題が発生し,そのほとんどはヤマトウロコトビムシと同定された.7月から11月上旬までリンゴの枝幹に面ファスナーのトラップを巻き付けたところ,トビムシ類は7月から捕獲され,9月下旬以降に増加した.リンゴ果実においては中生種から晩生種の侵入果率が高かったことから,侵入は越冬が目的であると...

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  • [論文] 三木茂博士採集標本に基づく東京都江古田針葉樹層の形成年代とフロラの再検討

    百原, 新, 工藤, 雄一郎, 門叶, 冬樹, 塚腰, 実 国立歴史民俗博物館研究報告 243 117-135, 2023-11-30

    ...三木の文献に記載された25分類群のうちスズメノヤリ近似種の果実と種子は,それぞれミゾソバ果実とスミレ種子の誤同定だったほか,新たな分類群が追加された。三木標本から復元される古植生は,関東地域の他の最終氷期最寒冷期の植物化石群と同様に,マツ科針葉樹の産出量が多い一方,多様な落葉広葉樹種を含むことで特徴づけられた。...

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  • 北海道羅臼地域における自生種植物の種子採取可能量

    福田 尚人, 山田 和人 日本緑化工学会誌 49 (2), 213-216, 2023-11-30

    ...<p>羅臼地域治山事業で使用されてきた木本植物ミヤマハンノキとイワヨモギの採取区域における種子採取可能量を算定するため,母樹・群落の花序・果実数と単位数量当たりの結実種子粒数の調査を行った。その結果樹高4 mの結実しているミヤマハンノキの場合は,約21,000粒の種子が採取可能であることを推定できた。...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • リンゴ新品種‘錦秋’

    阿部 和幸, 森谷 茂樹, 岩波 宏, 古藤田 信博, 副島 淳一, 岡田 和馬, 高橋 佐栄, 加藤 秀憲, 小森 貞男, 土師 岳, 別所 英男, 伊藤 祐司, 石黒 亮, 清水 拓 農研機構研究報告 2023 (16), 29-42, 2023-11-30

    ...,果実重は 298 g,果肉硬度は 13.8 ポンドで,果実重と果肉硬度は‘つがる’と同等である.糖度は 14.7%程度で,‘つがる’より 1%以上高い.酸度は 0.34 g/100 ml 程度で,‘つがる’より高く,‘ふじ’より低い.温暖なリンゴ栽培地域において着色良好な高品質果実の安定生産が可能な中生品種として普及が期待できる....

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  • リンゴ新品種‘紅みのり’

    阿部 和幸, 副島 淳一, 別所 英男, 森谷 茂樹, 岩波 宏, 古藤田 信博, 増田 哲男, 小森 貞男, 岡田 和馬, 伊藤 祐司, 土屋 七郎, 高橋 佐栄, 加藤 秀憲, 土師 岳, 石黒 亮, 清水 拓, 樫村 芳記 農研機構研究報告 2023 (16), 15-28, 2023-11-30

    ...‘紅みのり’の樹勢は中程度, <i>S</i> 遺伝子型は <i>S3S5</i> であり,‘ふじ’,‘つがる’等の主要経済品種とは交雑和合性を示す.斑点落葉病に対して抵抗性であり,黒星病には罹病性である.系統適応性検定試験の結果,短果枝の着生性は中ないし多で,満開日は ‘つがる’と同時期である.果実の収穫盛期は‘つがる’より 6 日程度早い早生品種である.果皮は濃赤色,果実重は 270 g で,‘...

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  • 大地の復讐のドラマ ―『楡の木陰の欲望』におけるケルト/ユーラシア的意匠

    大森, 裕二 拓殖大学論集. 人文・自然・人間科学研究 (50) 74-90, 2023-10-31

    ...ケルトの神話・民間信仰では、夕陽のように真っ赤なリンゴは異界への通路を象徴する果実とみなされ、西方にあるとされる幸福な異界は「リンゴの楽園」と呼ばれた。『地平』同様に、『楡の木陰の欲望』もケルト的モチーフに満ちている。かつてエベンの母の亡霊が出現した場所が台所であった事実は、炉の火と牧畜の守護神ブリギッドを連想させる。...

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  • フォトグラメトリを用いたワインブドウ房の体積推定手法の提案

    小野坂, 捺, 内海, 智仁, 峰野, 博史 情報処理学会論文誌コンシューマ・デバイス&システム(CDS) 13 (3), 1-13, 2023-10-25

    ...コストが安価といった長所を持つ.フォトグラメトリによって構築される3D点群は,2Dにはない立体的な情報を持つことから,収量予測を目的とした農作物の体積推定などへの活用が期待されている.ただし,境界の曖昧さが原因で,点群から直接体積を推定することが難しいといった課題がある.また,3D点群用の物体検出モデルやセグメンテーションモデルは2D画像用の学習モデルに比べ未成熟であることから,構築された3D点群から果実部分...

    情報処理学会

  • 果汁を用いて加水分解した大豆タンパク質の乳化性

    江木 伸子, 廣瀬 理恵子, 平尾 和子, 野田 誠司, 齋尾 恭子 日本食品科学工学会誌 70 (10), 505-511, 2023-10-15

    ...本研究の範囲において, 果実の種類, 産地, 熟度, 果汁とSPIの反応条件により, エマルションの外観, SDS–PAGEによるタンパク質分解物のパターン, 流動曲線による物性等が変化した. 電気泳動パターンでは11Sの酸性サブユニットの消失とエマルションの安定性との関係が示唆された.</p>...

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  • ホルモン剤噴霧の自動化に向けた4-クロロフェノキシ酢酸の希釈倍率に関する検討

    川野 智希, 河村 昂大, 川﨑 悠人, 小林 太一, 福重 博貴, 藤岡 想, 淡野 公一 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 355-355, 2023-08-31

    ...<p>本論文では,農業用の各種薬剤の自動噴霧を目的として,我々の研究室で開発しているナノミスト噴霧器を用いた4-クロロフェノキシ酢酸(以下,4-CPA)の自動噴霧によるトマトの着果実験とその考察を行っている.本噴霧器の噴霧ミストは,粒径が極めて小さく,ばらつきも小さいという特長を有しており,拡散により広範囲へ散布可能である.本実験ではこの特長を活用し,4-CPAの希釈倍率を100倍と5倍の2種類の噴霧実験...

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  • 四季成り性イチゴ新品種‘夏のしずく’

    本城 正憲, 塚崎 光, 濱野 惠, 由比 進, 片岡 園, 奥 聡史, 日浦 聡子, 細田 洋一, 對馬 由記子, 東 秀典, 山田 修, 鈴木 朋代, 大鷲 高志, 高山 詩織, 尾形 和磨, 鹿野 弘, 佐藤 友博, 山崎 紀子, 藤島 弘行 農研機構研究報告 2023 (15), 71-76, 2023-07-31

    ...ち性に関わる果実硬度は ‘なつあかり’ や ‘サマーベリー’ より高く,夏秋期における業務需要に適する.糖度,酸度ともに高く,ケーキなどのスイーツに向く食味である....

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  • 山口県のオリジナルカンキツ 長門大酢 (Citrus nagato-ozu) を使用したレシピの考案

    森永, 八江, 五島, 淑子, 岡崎, 芳夫, 西岡, 真理, 柴田, 勝 山口大学山口学研究センター紀要「山口学研究」 3 1-7, 2023-07-20

    ...この幻のカンキツの果実は、大果で果汁が多く、隔年結果を起こしにくいなど、加工や栽培に適した形質を有している。しかし、このような未利用カンキツについて、その価値や有用性などの検討は行われていない。そこで、具体的な利用法を示すために、長門大酢の特徴を生かした料理や菓子、調味料の材料としたレシピの作成を行い、未利用カンキツの有効性について検討した。...

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  • 果汁をめぐる状況と日本果汁協会の活動

    川村 和彦 日本食品科学工学会誌 70 (7), 295-300, 2023-07-15

    <p>The size of the market in Japan for fruit beverages that contain more than 10% fruit juice as the main ingredient is currently valued at approximately 300 billion yen. The author examined the …

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  • 乾燥程度がサツマイモ「兼六」蒸切干の甘さに及ぼす影響

    坂本 知昭, 石谷 美穂, 眞島 千尋 日本作物学会紀事 92 (3), 230-234, 2023-07-05

    ...すると予想された.乾燥時間が異なる「兼六」蒸切干片一対を比較する単純化した甘味の官能評価を繰り返した結果,本研究で供試した「兼六」塊根では以下のことが明らかとなった.1.30℃の連続通風定温乾燥では17 h程度の乾燥時間で最も甘く感じられることが明らかとなった.2.乾燥時間と含水率,硬度,Brixの間には高い一次相関が認められたことから,最も甘く感じられる「兼六」蒸切干の乾燥程度は含水率30.6%,果実硬度計...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • カプサイシノイド生合成とは独立したトウガラシ属における分泌細胞の形成

    杉山, 立志, Sugiyama, Ryuji 68 (1), 7-12, 2023-06-28

    ...また,カプサイシノイドを含まないシシトウの果実は分泌細胞を持たないことが示唆された。パラフィン切片から分泌細胞の存在領域の比率の数値化を試たところ,分泌細胞の存在比率に品種間差があることが示された。本研究により,カプサイシノイド生合成関連遺伝子とは独立した分泌細胞の分化誘導に関わる因子の存在が確認できた。...

    機関リポジトリ

  • 植物状態を考慮した低段密植養液栽培トマト向け灌水制御の検討

    足立, 量, 小池, 誠, 峰野, 博史 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 443-448, 2023-06-28

    ...高糖度トマトを栽培する水ストレス栽培において,適度なバランスの水ストレスを与えるための灌水(水やり)管理が重要である.栽培中のトマトに適度な水ストレスを意図的にかけることで果実の糖度を高めることができる.しかし,糖度を向上させつつ水分不足による生理障害の発生を抑えるには,植物体内水分に応じて水ストレスの過不足が少なくなるような灌水タイミングに調節する必要がある.現状この調整は,水ストレス栽培を熟知した...

    情報処理学会

  • オンライン実習用のトウガラシ果実を用いたデジタル観察教材の開発

    杉山, 立志, Sugiyama, Ryuji 68 (1), 1-6, 2023-06-28

    ...本研究では,オンラインでの果実形態学実習を想定し,トウガラシの果実を用いて果実の外観から拡大し続けると横断面へ,さらにはパラフィン切片画像へ切り替わるデジタル観察教材を開発した。開発した仕組みでは,果実や切片の観察したい場所を自由に拡大することを可能した。使用感を評価するために学生によるオンラインでの使用体験とアンケートを実施した。...

    機関リポジトリ

  • 時系列栽培データ収集システムの開発

    島田, 拓人, 海老沢, 源, 小池, 誠, 小川, 晋, 野村, 裕一郎, 峰野, 博史 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 449-456, 2023-06-28

    ...により収集が困難になっている.この問題を解決するため,栽培のための環境制御や労務の自動化や効率化を行う自立移動可能な無人航空機 (Unmanned Aerial Vehicle: UAV) や無人陸上車両 (Unmanned Ground Vehicle: UGV) を使った方法が提案されたが,個々の作物の状態を把握するのは難しいといった課題がある.本研究では,温室メロンを対象として,個々の株の外観,果実表面画像...

    情報処理学会

  • 果実生産および階層構造が異なる林分間の越冬期の鳥類種多様性の比較

    西 鈴音, 平田 令子, 伊藤 哲 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 612-, 2023-05-30

    ...2022年10月~2023年2月に各林分の亜高木層以上の樹木を対象に、シードトラップによる果実の捕捉と目視により果実生産量を調べた。2022年12月に各林分で、プロットセンサス法で鳥類の種数と個体数を記録し、多様度指数を算出した。結果、2022年12月までの被食散布型果実(液果等)の生産量は全林分で少なかったが、貯食散布型果実(堅果等)の生産量は林分間で異なった。...

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  • ヤマザクラ果実から分離された<i>Taphrina</i>属菌

    長谷川 絵里, 勝木 俊雄 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 621-, 2023-05-30

    ...病徴の進んでいない果実表面を洗った水からは本菌は分離されず、果実の組織から本菌が分離された。この結果から、菌の感染と発達が果実内部から外部の方向であることが示唆された。</p>...

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  • 殺菌処理が林床植物イチヤクソウの菌根菌群集と炭素獲得に及ぼす影響

    榮 航太朗, 河合 将生, 北上 雄大, 谷川 東子, 松田 陽介 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 639-, 2023-05-30

    ...宿主の葉と果実は炭素安定同位体分析を行った。その結果、土壌への殺菌は宿主の菌根形成に差異を及ぼさなかった。殺菌処理は菌根菌群集のα多様性に影響せずベニタケ科が優占したが、β多様性は低下した。葉と果実の炭素安定同位体比は殺菌処理によって周囲の個体よりも有意に減少した。...

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  • 電子野帳システムを用いた植物繁殖フェノロジー調査の実践

    浅野 郁, 清水 加耶, 川越 葉澄, Paulus Meleng, Mohamad Yazid Hossman, Mohd Yusuf Abd Rahman, 市岡 孝朗 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 164-, 2023-05-30

    ...このアプリでは、つぼみや花、果実の有無や量を端末上で記録できるほか、写真撮影や対象樹種情報の閲覧なども簡単な操作で行うことができる。この電子野帳システムを活用することにより、将来的には国立公園スタッフや観光客も参加できる市民参加型フェノロジー調査が可能になると期待できる。</p>...

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  • 天然由来の果実および果実加工品中安息香酸の含有量調査と分析法の比較

    塩澤 優, 馬場 糸子, 岩越 景子, 中村 理奈, 山嶋 裕季子, 坂牧 成恵, 小林 千種, 大塚 健治 食品衛生学雑誌 64 (2), 94-99, 2023-04-25

    ...<p>保存料として使用されている安息香酸(BA)は天然にも存在するため,行政検体の保存料検査において,添加されたものとの判別が必要になる.一方で,近年,多様な果実類およびその加工品が出回っており,それらに含有される天然のBAのデータが不足している.そこで,天然由来のBA含有量を把握するため,これまでに報告事例のないものも含め,検出事例の多い果実加工品とその原料にあたる生鮮果実100試料について,水蒸気蒸留法...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献5件

  • 柑橘を用いた果実酒の貯蔵による変化

    人見, 英里, 橋口, 美里 山口県立大学学術情報:看護栄養学部紀要 16 47-59, 2023-03-31

    ...果実酒から取り出した果実および果皮は凍結乾燥後に35%、70%エタノールで抽出し、果実酒とともに総ポリフェノール量及びDPPHラジカル捕捉能の測定を行った。 【結果】果実酒の色差、酸度、糖度、pHを測定したところ、果皮20%使用果実酒では10%果実酒と比べL*、a*、b*値が高くなったが、酸度、糖度、pHは果皮の量による差はほとんどみられなかった。...

    機関リポジトリ

  • ウメ新品種‘麗和’と‘和郷’

    八重垣 英明, 末貞 佑子, 山口 正己, 土師 岳, 澤村 豊, 安達 栄介, 山根 崇嘉, 鈴木 勝征, 内田 誠 農研機構研究報告 2023 (14), 9-18, 2023-03-31

    ...として種苗法に基づき品種登録された.ʻ麗和ʼとʻ和郷ʼともに花弁は白色であり,ʻ麗和ʼは八重で,ʻ和郷ʼは一重である.ʻ麗和ʼとʻ和郷ʼともに花粉を有し、自家和合性で結実良好である.育成地において,開花期はそれぞれ3 月12 日と3 月11 日であり,収穫期はそれぞれ6 月22 日と6 月18 日である.1 樹当たりの収量は11 ~13 年生樹の平均でそれぞれ22.7 kg と61.7 kg である.果実重...

    DOI Web Site

  • 保育者養成における栽培活動の在り方の検討 -領域「環境」の視点から-

    八幡, 美保, 清水, 陽子, 吉見, 昌弘, YAWATA , Miho, SHIMIZU , Yoko, YOSHIMI , Masahiro 名古屋短期大学研究紀要 (61) 43-53, 2023-03-15

    ...また、栽培活動の効果実感で特徴的なことは、自分自身への効果があると回答した学生は約半数であるのに対し、90%以上の学生が、子どもが栽培活動を実施することは効果があると回答した。その理由として植物栽培の達成感、生命の尊さを学ぶことができるという回答が複数得られた。地域ごとでは、同じ学年でありながら自分自身への効果実感に差がみられた。...

    機関リポジトリ

  • 長野県産リンゴ果実における抗酸化能の品種間差異と収穫日および貯蔵による変化

    吉田, 実花, 梅島, 芙美, 今井, 祥子, 馬場, 正, 山口, 正己, Yoshida, Mika, Umeshima, Fumi, Imai, Shoko, Baba, Tadashi, Yamaguchi, Masami 67 (4), 154-159, 2023-03-10

    ...同日に収穫した果実でも果実間で1.7倍の差異がみられ,ORAC値がばらつきやすい品質であることがわかった。また,暦日から判断した適期で収穫した果実で最も高いORAC値を示したことから,抗酸化能の面からも適期収穫果が高品質であることが示唆された。貯蔵期間中のORAC値は貯蔵温湿度に関わらずほぼ一定であった。抗酸化能の高い果実の提供のためには,収穫時点でのORAC値が高いことが重要だと考えられる。...

    機関リポジトリ

  • カンボジア南部における野菜遺伝資源探索,2021年

    Sophea YON, 田中 克典, Sreynech OUCH, Dolla ROS, Sophany SAKHAN, Vathany THUN, Bunna LOR, 川頭 洋一, 加藤 鎌司 植物遺伝資源探索導入調査報告書 = Annual Report on Exploration and Introduction of Plant Genetic Resources 38 103-124, 2023-03

    Cambodia is one of the diversity centers of vegetable crops, such as Cucurbitaceae and Solanaceae crops, which could serve as useful genetic resources for breeding programs. Field exploration was …

    DOI 機関リポジトリ

  • トウガラシ‘香川本鷹’の染色体倍加

    高村, 武二郎, 原, あかり, 水谷, 大賀, 奥田, 延幸 香川大学農学部学術報告 75 (128), 7-13, 2023-02-28

    The chromosome-doubling treatment of chili-pepper ‘Kagawa Hontaka’ by seed soaking in amiprophos-methyl solution was conducted, and the treatment brought some polyploids including the tetraploids. …

    機関リポジトリ

  • 薬用植物センキュウ(川芎)の学名(セリ科)

    大橋 一晶, 大橋 広好 植物研究雑誌 98 (1), 29-36, 2023-02-20

    ...が得られないため,果実の解剖学的特徴による属の決定が困難であった.不稔である理由として,染色体に対合しないペアが存在し,花粉形成では減数分裂が正常に進行しないことが報告されている.さらに部分的に対合が観察されることから,センキュウは近縁種間の雑種であると推定された(Hatano et al. 1970).Suk et al. (1974) はセンキュウと近縁属との未熟果実を解剖学的に比較して生薬川芎...

    DOI Web Site

  • 遅延相関を考慮した低段密植栽培トマト向け灌水制御の検討

    足立, 量, 峰野, 博史 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 345-346, 2023-02-16

    ...近年,農業従事者の高齢化や新規就農者の減少によって高品質な果実を栽培する技術の喪失が懸念されている.高糖度トマト栽培のような高度栽培は,熟練農家の植物に対する経験と勘によって確立される.これをICTによって自動化して再現する研究が進められている.既存研究では,高糖度トマトを栽培する水ストレス栽培において最も重要な灌水管理を,カメラ画像から算出した葉の萎れのOptical Flowを用いて植物体内水分...

    情報処理学会

  • マルチモーダルデータを用いたメロン網目形成過程の分析

    島田, 拓人, 足立, 量, 小池, 誠, 小川, 晋, 峰野, 博史 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 343-344, 2023-02-16

    ...農業分野において,品質の良い農作物を栽培するには,熟練農家が培った経験や勘による高度な栽培技術が求められている.農業従事者の高齢化と就労者の減少にともない,それら栽培技術の継承が困難となっている.特に温室メロンは,果実の形状や色合い,ネットの模様など外観の品質が重要視される.一般に,メロンの網目は果実肥大期に果皮が割れることで形成され,形成方向が果実肥大期内で変化することが知られている.そこで,本研究...

    情報処理学会

  • 果実の近赤外波長域における反射光の特性を用いたウェアラブルな糖度計開発

    小出, 佑, 芦田, 和毅, 金澤, 靖 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 51-52, 2023-02-16

    ...果実に対する知識が無くても収穫の判別ができるようになることで,未経験者であっても収穫時に最適な判別を行うことができる.これにより,収穫期の人手不足解消と効率的な収穫を実現する.そのために本研究では,収穫の判別を行う内の一部機能である糖度の推定を行うデバイスを開発する.果実に光を照射した際,近赤外波長域での反射光は糖度が高いほど減少するという特性がある.この特性を用いて,近赤外波長の光を発するLEDと...

    情報処理学会

  • 我が国農業縮小における産地県のローカリティ

    稲垣 伸子 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202211 (0), 89-92, 2023-01-31

    ...伝統果実の卸売市場流通は二分化し価格上昇している。他方、果実の統計外ローカル流通は産地至近に維持、地方卸売市場や直売システムは産地地域の消費を充足している。食料自給率は都道府県別の計算と公表をされているが、令和元年度概算値でカロリーベース150%以上の道県は2、同産出額ベースでは9道県である。都道府県別産出額の国内順位で上位12位までに、この9中7が入る。...

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  • 画像局所特徴の類似度を用いたメロン等級判定システムの開発

    小池, 誠, 平原, 健太郎, 渡辺, 隆一, 小川, 晋, 峰野, 博史 情報処理学会論文誌コンシューマ・デバイス&システム(CDS) 13 (1), 12-25, 2023-01-27

    ...高級果物として知られるメロンは,果実の見栄えなど外観の品質が重要視されており,出荷時には形状や色合い,ネットの模様,傷の有無などを加味した等級の選別が行われている.一般的に,このような外観検査は経験豊富な生産者の目視によって行われているが,等級判断基準の一貫性確保といった目的から等級判定のシステム化が望まれている.このような外観検査では近年,深層学習を用いた画像認識モデルを適用する研究が注目されている...

    情報処理学会

  • 腹膜播種を伴う下行結腸腫瘍に対し審査腹腔鏡で診断に至ったnuclear protein in testis midline carcinomaの1例

    土橋 果実, 三宅 亨, 前川 毅, 植木 智之, 小島 正継, 清水 智治, 貝田 佐知子, 飯田 洋也, 日野 倫子, 九嶋 亮治, 谷 眞至 日本消化器外科学会雑誌 56 (1), 27-33, 2023-01-01

    <p>症例は37歳の男性で,腹部膨満,食思不振,体重減少で前医を受診された.当院に紹介となり,CTで多量の腹水と下行結腸腫瘍,腹膜播種を認め,下部消化管内視鏡検査で下行結腸に不整な隆起を伴う全周性の1型腫瘍を認めた.PET-CTで下行結腸腫瘍,鎖骨上窩・縦隔・傍胸骨・腹膜・大網にFDGの集積を認めた.下行結腸腫瘍の生検で確定診断に至らず,審査腹腔鏡を施行した.免疫染色検査でNUT陽性,FISH法…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • ブタオザル(<i>Macaca nemestrina</i>)における睡眠場所選択への恐れの景観と食物分布の影響

    大谷 洋介, Bernard Henry, Wong Anna, Tangah Joseph, Tuuga Augustine, 半谷 吾郎, 松田 一希 霊長類研究 Supplement 39 (0), 45-46, 2023

    ...対象集団は河川とプランテーションに挟まれた遊動域を持ち、アブラヤシの果実を採食することが観察されている。2012年7、8月に1頭のメスにGPSテレメトリを取り付け、10分おきに50日間位置情報を記録した。また2012年6月から2014年7月の434日間、ボートセンサスを実施し対象種の河岸への出現を記録した。...

    DOI

  • 緑豆もやしによるアレルギーの2例

    小林 知子, 伊藤 友章, 瀬下 治孝, 江草 智津, 原田 和俊, 大久保 ゆかり, 新妻 知行 アレルギー 72 (8), 1046-1050, 2023

    ...<p>症例1は10代女性.6歳から緑豆もやしを食べると口唇の腫脹と口腔内違和感が出現.症例2は20代男性.もやしラーメンを食べたあとにアナフィラキシーショックで当院救命救急センターへ搬送された.2症例ともprick-to-prick testで緑豆もやしに陽性をしめした.さらに症例2は大豆もやしにも陽性となった.また2症例で,バラ科果実でprick-to-prick test施行したところ陽性をしめし...

    DOI Web Site 医中誌

  • タンカン‘垂水1号’若齢樹の冬季の落葉,樹の生育,果実収量および品質に及ぼす台木の影響

    内野 浩二, 久木田 等, 熊本 修 熱帯農業研究 16 (1), 6-13, 2023

    ...スイングル台ではカラタチ台よりも大きい傾向であった.樹齢8年生時には,カラタチ台に比べて,サツマ台およびスイングル台では,樹冠容積が大きく,収量が高い傾向が認められた.カラタチ台に比べて,キャリゾ台,サツマ台およびスイングル台では,平均果実重は大きく,L級・2L級果実割合は高かった.糖度はカラタチ台に比べて,キャリゾ台,サツマ台およびスイングル台では低い傾向であったが,2017年にはキャリゾ台および...

    DOI

  • 高度急性期病院におけるリハビリテーションの役割

    笠井 史人 昭和学士会雑誌 83 (5), 279-285, 2023

    ...である.遠隔ICU支援センターShowa eConnectやさまざまなデバイスに恵まれ,安全に効率よく早期離床に取り組めており,集中治療後症候群(postintensive care syndrome:PICS)を見据え,回復期・生活期に繋がるリハを展開している.COVID-19のパンデミックにも,専門リハ診療チームを結成しスタッフと入院患者の安全を守りながら直接的治療介入が行えた.周術期リハの効果実証...

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  • 野生動物の腸内細菌の種差 〜食性と腸内細菌の関係〜

    土田 さやか 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), S25-3-, 2023

    ...特に植物食の野生動物が摂食する野生の食物は、人間用の果実や野菜とは決定的に異なっている。野生の植物は、可食部が少なく繊維質が多く、可溶性の糖質が少なく、多種多様な植物二次代謝産物を含んでいる。また植物の細胞壁を構成する構造性多糖であるセルロースやヘミセルロース、果実に含まれる多糖である植物ガムを構成するアラビノガラクタンなどを消化分解するための酵素を動物自身は作ることが出来ない。...

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  • 仕立て方法の違いがパッションフルーツの生育および収量に及ぼす影響

    木﨑 賢哉, 内野 浩二, 熊本 修 熱帯農業研究 16 (2), 45-52, 2023

    ...の面積が大きくなるなど,栄養成長がおう盛であった.つり上げ区ではつり下げ区に比べて,柱頭直立花率は低く,結実率は高かった.果実の収量は,つり上げ区ではつり下げ区の1.5倍であった.つり上げ区ではつり下げ区に比べて,着色良果率が低く,糖度は低かった.以上の結果から,つり上げ仕立てにより,栄養成長がおう盛になること,収量が増加することを明らかにした.今後は,高品質果実生産に向けて光環境を改善することが必要...

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  • ナスに含まれるアントシアニン : アントシアニンの含有量が一番多いナスは何か

    村瀬 優花 課題研究優秀論文集 2022 1-16, 2023-01

    ...これは抽出溶媒が原因ではなく、果皮に果実がたくさんついていたので果実からナスニンではない別の色素が抽出されたことが原因だと考えられた。また、異なる品種のナスを比較する前に、個体差での違いや同じ個体でも部位の差による違いの調査も行ったが個体差や部位による差はないことがわかった。...

    DOI HANDLE

  • 微酸性電解水の通風気化処理がキュウリの成長とうどんこ病の制御に及ぼす影響

    西沢 隆, 二階堂 勝, 濵谷 希人, 副島 隆志, 田中 美順, 長谷 修 園芸学研究 22 (1), 71-78, 2023

    ...<p>微酸性電解水の通風気化がキュウリの成長とうどんこ病抑制に及ぼす影響を調べた.毎日夕方6:00~翌朝6:00の夜間12時間,一定のサイクルで通風気化を繰り返すことにより,作物への過剰な水分の付着を防ぎ,自動化による省力化が可能となった.通風気化はうどんこ病の病徴拡大を抑制したが,10分間気化/20分間休止を繰り返すと,葉や果実に生理障害が発生した.10分間気化/110分間休止では,十分なうどんこ...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 収量構成要素に基づいた長期養液栽培カラーピーマンにおける生育特性の評価

    本間 優, 渡部 貴史, 安 東赫 園芸学研究 22 (2), 163-172, 2023

    ...<p>カラーピーマンの果実新鮮重に及ぼす収量構成要素の影響および収量構成要素の品種間差を明らかにするため,我が国の主流栽培品種である ‘Nagano’ を含む4品種を定植日から起算して約250日間栽培した.果実新鮮重,TDM,LAI,LUE,果実乾物率,果実分配率などの収量構成要素に有意な品種間差が認められた.収量構成要素間の相関分析から,果実新鮮重は果実乾物重との間に有意な相関関係(P < 0.001...

    DOI Web Site 参考文献28件

  • インドリ科における甘味受容体の機能進化

    糸井川 壮大, 戸田 安香, 石丸 喜朗, 今井 啓雄 霊長類研究 Supplement 39 (0), 34-35, 2023

    ...その結果、果実-葉食性(Frugo-folivore)の<i>Propithecus</i>属ではヒトなどと同じようにスクロースや人工甘味料、Dアミノ酸に応答が見られた。一方で、若葉を主体とする高度な葉食性傾向をもつ<i>Indri</i>属と<i>Avahi</i>属では、一部の人工甘味料には応答するものの、天然糖類やDアミノ酸には全く応答が見られなかった。...

    DOI

  • 生鮮食品の流通シミュレーションとゲーム理論分析による食品ロス削減策の評価

    梶木 裕斗, 杉之内 将大, 水山 元 生産システム部門講演会講演論文集 2023 (0), 110-, 2023

    ...<p>日本の食品ロスの72.3%を果実や野菜などの生鮮食品が占める.本研究では,生鮮食品の食品ロス低減のための政策を流通シミュレーションとゲーム理論分析を通して評価する.先行研究では牛乳パックのような賞味期限が設定された食品を対象に,賞味期限に着目して食品ロス削減のための方策を検討していたのに対し,本研究では賞味期限のような明確な廃棄の基準がない生鮮食品を対象とする.シミュレーションを用いて消費者の...

    DOI Web Site

  • 遮光資材の違いが高温期のミニトマト栽培における温室内環境および収量に及ぼす影響

    香西 修志, 安場 健一郎, 河崎 靖 植物環境工学 35 (4), 165-171, 2023

    ...<p>夏季のミニトマト栽培において効果的な遮光資材の利用方法の確立に資するため,異なる色の遮光資材の特性について,特に散乱光に着目し,温室内環境を評価した.その結果,散乱光率が白色資材で最も高く,次いで銀色,黒色となり,色の違いにより大きな差があった.また,ミニトマトの生産性についても検討したところ,総果実重量が最も重く,不良果が少ない傾向であった白色資材で,商品果重量が最も重かった.収量増加の要因...

    DOI Web Site Web Site 参考文献2件

  • 近赤外分光法を用いた ‘古山ニューサマー’ の非破壊種子数予測

    浜部 直哉, 馬場 明子, 宗野 有雅, 池ヶ谷 篤, 大場 聖司, 種石 始弘, 馬場 富二夫, 野田 勝二 園芸学研究 22 (1), 89-97, 2023

    ...が少ない状況ではあったものの,正解率は92.0%と高く,消費者からのクレームにつながると考えられる種子数が多い果実を種子数が少ない果実であると予測する不正解は認められなかった.5つの異なる果実部位に照射して得られたスペクトルで作成された検量線の精度は少し高いと評価され,不正解がわずかに認められたものの,実用上,大きな問題になる可能性は低いと考えられた.また,採取年次が異なる3か年分の果実で検量線の作成...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 天秤型食感測定装置によるカキ果実のサクサク感評価

    鈴木 哲也, 秋元 秀美, 新川 猛, 杉浦 真由, 櫻井 直樹 園芸学研究 22 (1), 99-107, 2023

    ...すると考えられた.このことから,天秤型食感測定装置は1回のプローブ貫入でサクサク感と果肉硬度を同時に測定できることが明らかになった.さらに,食品摩擦係数を横軸,振動比を縦軸にしてカキ品種をプロットすると,果実の肉質特性を分類することができた....

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 成熟経済下における柑橘果汁産業の変貌

    川久保 篤志 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 152-, 2023

    ...ただし、農協系工場として裾物果実(大玉・小玉・傷果など)を商品化するという役割は放棄できず、品質重視の高付加価値商品の開発・販売に専念できる環境にはない。 </p><p></p><p>3.新規参入業者におけるストレート果汁事業の特徴</p><p> 非農協系工場における柑橘果汁の製造量を把握した統計ない。...

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  • ジベレリンとプロヒドロジャスモンの混合散布によるウンシュウミカンの浮皮軽減技術の開発と普及

    山家 一哲, 牧田 好髙 園芸学研究 22 (2), 115-123, 2023

    ...<p>気候変動による秋冬季の気温上昇や降雨量の増加によって,ウンシュウミカン果実の浮皮発生が多発し,収穫後の長期貯蔵が難しくなっている.これまでジベレリンによる果皮の老化抑制は検証されていたが,高濃度でないと浮皮軽減に効果がなく,その場合に着色遅延が発生するため,実用化に至らなかった.そこで本研究チームでは,ジベレリンにプロヒドロジャスモンを加えることで,着色遅延を軽減できる散布時期と濃度を検証した...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 木質堆肥マルチはいや地被害を受けたイチジク ‘桝井ドーフィン’ の生育を回復させる

    細見 彰洋, 磯部 武志 園芸学研究 22 (2), 133-139, 2023

    ...農家圃場のイチジク ‘桝井ドーフィン’ 樹は,5年ほどの間に年々樹勢が低下し,いわゆる「いや地」被害の状況にあった.これらの樹に,緑化樹の枝葉を素材とする木質堆肥を,1 m<sup>2</sup>当たり約0.4 m<sup>3</sup>の量で樹冠下の地表にマルチ施用した.その結果,施用2年目には無施用に比べて樹勢の衰弱が軽減され,その効果は施用6年後も持続していた.また,無施用樹でみられた着果数や果実肥大...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 第22回 タンニンと共に

    田中 隆 ファルマシア 59 (8), 762-763, 2023

    ...タンニンの腎機能改善作用から始まった著者のタンニン・ポリフェノールに関する化学的研究の概要を述べる.柿果実の渋味消失メカニズム,木材でのタンニンの蓄積と不溶化の意義,紅茶ポリフェノール特にテアルビジンの生成機構解明研究,さらに紅茶ポリフェノール生成とエラジタンニン生合成との思わぬ関連性の発見など,単なる構造決定ではないタンニンを動的にとらえる面白さに満ちた研究であった....

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  • 形態形成とそれに伴う力の影響は器官損傷により顕在化する

    浅岡 真理子, Ali Ferjani PLANT MORPHOLOGY 35 (1), 49-57, 2023

    ...の亀裂について紹介する.球状の構造を持つ果実でも,成長に伴い外側組織にかかる張力が高まることが見積もられている.茎と果実という異なる器官において共通して見られる亀裂という現象について,特にその形態学的な原因に着目して議論する....

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  • 加温ハウス栽培におけるマンゴー9品種の成熟日数,積算温度,追熟日数および果実品質の比較

    内野 浩二, 篠原 和孝, 腰替 大地 熱帯農業研究 16 (2), 53-62, 2023

    ...<p>本研究の目的は,‘Irwin’以外の品種の導入に当たり,生産者が品種選択するための基礎的な情報を提供することである.本研究では,加温ハウス栽培において9品種の成熟日数,積算温度,追熟日数および果実品質を比較した.材料には,以下の品種を用いた:‘甘近星’,‘Ataulfo’,‘Bailey’s Marvel’,‘Carrie’,‘Golden Nugget’,‘Irwin’,‘Jubilee’,...

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  • 日照時間,遮光および環状剥皮処理部位がカキ「秋王」の生理的落果に及ぼす影響

    竹村 智佳, 朝隈 英昭 福岡県農林業総合試験場研究報告 9 (0), 27-32, 2023

    ...以上のことから,「秋王」の生理的落果は,日照時間やPPFDの低下により同化産物の生成量が低下し,果実と枝幹での養分競合により果実への同化産物の供給不足が要因であることが示唆され,環状剥皮をより果実に近い枝に処理することにより,枝幹との養分競合を回避し,生理的落果を抑制できることが明らかとなった。...

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  • V字仕立てのニホンナシ ‘豊水’ の主枝数および着果量が初期収量および果実品質に及ぼす影響について

    羽山 裕子, 阪本 大輔, 山根 崇嘉, 三谷 宣仁, 杉山 洋行, 草塲 新之助 園芸学研究 22 (1), 55-61, 2023

    ...着果量が多いほど多かったが,果実品質は着果量が多いほど果実が小さく,糖度が低くなる傾向であった.また,果実重はいずれの主枝数・着果量区においても平棚仕立ての同樹齢樹や成木樹に比べて小さくなり,糖度は中着果区(主枝当たり12果)で平棚仕立ての成木樹と同等であった.着果位置については,高い位置の果実で収穫が早くなり,果実が小さい傾向であった.定植5年目までのV字仕立てのニホンナシ ‘豊水’ について検討...

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 光透過性有機薄膜型太陽電池の設置が温室内のトマトの生育と果実生産に及ぼす影響

    間合 絵里, 滝澤 理仁, 池田 知司, 中﨑 鉄也, 土井 元章, 北島 宣 園芸学研究 22 (1), 19-26, 2023

    ...と春夏栽培の両方でOPV温室内の日射量は対照温室に比べ減少した.両栽培において収量では対照温室とOPV温室の間に有意な差は認められなかったものの,OPV温室の果実乾物重は日射量の少ない秋冬栽培で対照温室に比べ23%減少した.また,秋冬栽培と春夏栽培で両温室の植物体の生育量と光合成関連形質を調査した結果,光合成関連形質は両栽培においてOPV温室でほぼ同様に低下したのに対し,植物体の生育量は果実乾物重と...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 柿産地としての奈良県五條市における生産・流通と担い手

    河本 大地, 重永 瞬, 菊川 翔太, 森下 航平, 西山 幸志, 渡邉 一輝, 小林 夕莉, 石川 聡一郎, 原川 優羽紀, 高原 佳穂 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 307-, 2023

    ...</p><p> その後,農家をはじめとする農業経営体への聞き取り(一部はウェブフォームを用いたアンケート)による経営実態の把握や,農業協同組合(JA)等の集出荷団体,加工品の製造販売業者,五條市地域商社,観光農園をはじめとする流通・加工・販売や観光事業をおこなう主体への聞き取りによる柿(果実)および柿の葉の流通ルートの把握などを進めた。...

    DOI

  • カキ ‘刀根早生’ の輸出時に生じた汚損果の発生要因

    古田 貴裕, 野中 亜優美, 宮嵜 剛, 矢野 親良, 大橋 京平, Mitalo W. Oscar, 牛島 幸一郎, 久保 康隆 園芸学研究 22 (2), 183-190, 2023

    ...<p>カキ ‘刀根早生’ の米国輸出時にへた周辺の果底部に生じた汚損果の発生要因を検討した.シミュレーション実験では,脱渋・1-MCP処理果実の汚損果発生は30°C保持(7日間保持)で著しく,15°C以下ではほとんど見られなかった.PE折りたたみ包装は防湿段ボール梱包より25°Cおよび30°Cでの汚損果発生を増加させた.汚損果が多発した脱渋・1-MCP処理果実のPE密封包装は果実内酸素濃度を3%程度...

    DOI Web Site Web Site 参考文献9件

  • キュウリ植物体重量の日変動から見た日射および果実の有無による吸水特性

    安見 明香里, 中川 ほのか, 吉田 裕一, 後藤 丹十郎, 北村 嘉邦, 安場 健一郎 園芸学研究 22 (4), 259-266, 2023

    ...<p>ポット栽培のキュウリを用い,植物体重量から日射量と果実の有無が蒸発散および植物自体の成長に伴って保持される水分に及ぼす影響を個体レベルで調査した.果実が5~12個着果した株を用いて,電子秤によるポット重の測定を3日間行い,蒸発散量を経時的に測定した.調査2日目に果実を除去し,果実の有無によって同一個体で蒸発散量および植物体の水分量に違いが生じるか調査した.植物体に保持される水の量は果実がほとんどで...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • トマト果実一つ一つの温度計測システムの運用

    佐藤 雅紀, 磯兼 大輝, 檀 朝暉, 柴田 哲平, 北島 有美子 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2023 (0), 2A2-A22-, 2023

    <p>In this study, we developed and tested a system to measure the temperature of individual fruits to predict the harvest time using tomatoes as a subject. The developed system consists of a thermal …

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  • 琉球列島粟国島の鮮新統筆ん崎層の大型植物化石群集:年代と植物化石群集の特徴

    矢部 淳, 植村 和彦 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 267-, 2023

    ...多くは葉化石であるが、一部に種子や果実の化石を含む。極めて多様な分類群からなり、現在までに71の葉型タイプを認めた。構成要素の大部分が全縁で厚い葉組織を持ち、全縁葉率は70.4%であった。もっとも多産する要素は、フトモモ属<i>Syzygium</i>(アデク類似種<i>S</i>. cf....

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  • 香港市場において求められる日本産イチゴの果実品質および包装条件

    遠藤(飛川) みのり 美味技術学会誌 21 (2), 109-116, 2022-12-31

    ...本稿では,日本産イチゴの最大の輸出先である香港市場において求められる果実品質や包装条件について取りまとめた。これまでに行われた官能評価試験や市場調査,ヒアリングの結果から,香港では,イチゴの新鮮さや,安心・安全に対するニーズが高いと考えられる。また,日本の国内流通用に比べ大容量の容器に需要があるが,催事向けとしては,特殊なデザインの小容量容器にも販売可能性があると考えられる。...

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  • カボチャ果実の貯蔵腐敗に関与するマイナーな病原菌

    清水 遥人, 吉田 直人, 松本 直幸 北日本病害虫研究会報 2022 (73), 32-36, 2022-12-23

    <p><i>Dydimella bryoniae</i> and <i>Fusarium graminearum</i> have been known as the two common pathogens of rotted winter squash fruit during storage in Hokkaido, Japan. In this study, we revealed …

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  • 秋田県沿岸部におけるニホンナシ黒星病の果実発病に関するリスク要因分析

    長澤 正士, 戸澤 淸徳 北日本病害虫研究会報 2022 (73), 97-101, 2022-12-23

    ...<p>秋田県沿岸部におけるニホンナシ黒星病の収穫直前(8月下旬)の果実発病に関与するリスク要因を明らかにするため,過去13年間(2009~2021)にのべ117事例で実施した巡回調査データおよび気象データを用いたコホート内症例対照研究およびロジスティック回帰分析を実施した.その結果,8月下旬の果実発病は「6月中旬の果そう葉の発生」と密接な関連がみられ,リスク要因と考えられた.</p>...

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  • ナス褐色斑点病および果実小陥没症に対する抵抗性遺伝資源の探索

    岩舘 康哉 北日本病害虫研究会報 2022 (73), 102-107, 2022-12-23

    ...<p>農業生物資源ジーンバンクが配布する「世界のナス・コアコレクション」の中から37系統についてナス褐色斑点病および果実小陥没症に対する感受性差異を検討した.供試したすべての系統において褐色斑点病および果実小陥没症の発生が確認され,無発病の系統はなかった....

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  • PLGAナノ粒子を利用した育毛剤の開発

    田中 萌, 越智 綾香, 笹井 愛子, 辻本 広行 粉砕 66 (0), 65-71, 2022-12-15

    ...拡大する市場の中で消費者に選ばれるためには,目に見える変化や効果実感をもたらす育毛剤の開発が必要である。開発にあたり,育毛剤の効果を決定づける「配合成分の機能性」「配合成分の毛穴への送達性」の最大化を目指した。細胞試験による成分の厳選や,毛穴への浸透性・持続性に優れた当社独自技術「PLGAナノ粒子(PLGA NP)」を用いた機能性向上について紹介する。</p>...

    DOI

  • 食用果実としてのユスラウメの可能性

    清水 梨紗, 吉田 宗弘 微量栄養素研究 39 (0), 32-35, 2022-12-15

    <p>To examine the potential of downy cherry (<i>Prunus tomentosa</i>) as an edible fruit, the organic acids, sugar, and vitamin C concentrations were compared with those of several kinds of …

    DOI

  • カンキツ新品種‘あすみ’

    喜多 正幸, 根角 博久, 吉岡 照高, 國賀 武, 太田 智, 濱田 宏子, 瀧下 文孝, 野々村 睦子, 吉田 俊雄 農研機構研究報告 2022 (12), 1-, 2022-11-30

    ...系統適応性検定試験および特性検定試験の結果では,本品種の樹勢は中程度で,樹姿は開張性と直立性の中間となる.枝梢からは長いトゲが発生する.葉は紡錘形である.かいよう病には弱く,そうか病には強い.隔年結果性は中程度,果実の後期落果はほとんどない.カンキツトリステザウイルス(CTV)によるステムピッティングの発生は中程度である.果実は170 g 程度で,扁平形である.果皮は橙色であり,果面は滑らかである....

    DOI Web Site

  • トマト退緑ウイルスの感染によるトマト品種「麗容」の果実重低下

    上田 重文, 寺見 文宏 日本植物病理学会報 88 (4), 250-253, 2022-11-25

    ...に対するトマト黄化病の影響を調査した.ToCV接種区は病徴が明確に現れるまで,感染後少なくとも約2ヶ月の潜伏期間を要し,健全区と比較して24.6%~31.7%の平均果実重の減少・小玉化が起きていた.この結果,ToCVの感染・発病がトマト生産において果実重の低下を発生させていることが示唆された....

    DOI Web Site 参考文献7件

  • アサイー果実パルプ水溶液は腎低酸素誘導を介して造血因子エリスロポエチンを増加させる

    澁谷 修一, 渡辺 憲史, Jose Villegas Yata Mario, 清水 孝彦 Functional Food Research 18 (0), 65-69, 2022-09-12

    ...Palmae, Arecaceae)はブラジルのアマゾン地方原産の果実で,パラー州では健康増進の目的で常食されている.国内ではスーパーフードの一種として知られ,特に貧血改善を目的として摂取されている.本研究は,アサイー果実パルプ水溶液の造血作用とそのメカニズムを調べることを目的とした.造血薬roxadustat は投与2 時間後に低酸素応答性造血因子エリスロポエチン(erythropoietin,EPO...

    DOI 医中誌

  • 洋ナシ果実を対象とした外観汚損検査サービスの開発

    中澤, 健介, 山崎, 達也 情報処理学会論文誌コンシューマ・デバイス&システム(CDS) 12 (3), 1-9, 2022-09-01

    ...新潟県の名産品である洋ナシ「ル レクチエ」は,ギフトやお歳暮での需要から外観品質が重要な果実である.ル レクチエはその外観品質により判定される等級が出荷規格として新潟県により定められている.現在,この等級判定は農家自身の目視により行われており,等級判定結果の個人差や作業量の負担が課題となっている.本研究では,農家の目視に代わる等級判定システムの開発を目的としている.これまで,ル レクチエの外観画像から...

    情報処理学会

  • カンキツ果実におけるカロテノイドの調節機構

    加藤 雅也, 馬 剛, 張 嵐翠 化学と生物 60 (8), 402-409, 2022-08-01

    ...<p>カンキツ果実は,果皮や果肉にカロテノイドを豊富に蓄積し,鮮やかなオレンジ色を示す.このカロテノイドの含量と組成はカンキツ品種間において多様であり,果実の市場価値を決める重要な指標である<sup>(</sup><sup>1)</sup>.化学構造に酸素原子を含むカロテノイドのキサントフィルは,ほとんどのカンキツ品種の果実に蓄積されている<sup>(</sup><sup>2)</sup>.ウンシュウミカン...

    DOI Web Site 参考文献27件

  • モモ新品種‘ひめまるこ’

    八重垣 英明, 末貞 佑子, 山口 正己, 澤村 豊, 土師 岳, 安達 栄介, 山根 崇嘉, 鈴木 勝征, 内田 誠 農研機構研究報告 2022 (11), 15-21, 2022-07-29

    ...‘ひめまるこ’は花粉を有し自家和合性である.開花期は,育成地で は4 月5 日頃で‘ちよひめ’と同時期である.収穫期は育成地では6 月7 日頃で,‘ちよひめ’より9 日程度早い極早生品種である.粘核で、果肉色は乳白色で,肉質溶性は溶質である.系統適応性検定試験の結果,樹勢は中程度で,花芽の着生は多く,生理落果は少ない.果形は扁円から円で,果実重は146 g 程度である.果皮の赤い着色は多く,裂果の発生...

    DOI Web Site

  • 小型UAVの自律走行による果実のカウント

    板倉 健太, 野秋 収平, 細井 文樹 システム農学 38 (2), 29-35, 2022-07-25

    ...画像処理技術を用いた提案手法では、139個の果実のうち、合計151個が検出され、過検出の傾向があった。F1値は0.9以上であった。しかし、YOLOv3のような深層学習の手法では、一部の果実を検出できず、果実数が過小評価されることがあった。YOLOv3は全139個の果実のうち95個のみの検出にとどまり、過小検出の傾向があった。</p>...

    DOI Web Site

  • 層状有機超伝導体におけるFFLO相

    宇治 進也, 杉浦 栞理 日本物理学会誌 77 (7), 448-457, 2022-07-05

    ...超伝導層に平行な時,低温で磁気熱量効果が10 T程度の磁場でヒステリシスを伴うピークを示す.これが低磁場の超伝導相から高磁場のFFLO相への一次相転移である.磁場を超伝導層に平行な方向から垂直方向に数度傾けると,FFLO相転移が消失し,別の一次相転移が観測されるようになる.これが磁束の融解転移である.詳細な実験から,磁場方位に極めて敏感なFFLO相と磁束相の相図が決定された.このように,磁気熱量効果実験...

    DOI

  • マレーシアのパーム油産業を再構築 「下町バイオマス」で持続可能に

    国立研究開発法人科学技術振興機構 JSTnews 2022 (7), 8-11, 2022-07-01

    ...<p>オイルパームの果実を搾ったパーム油は、世界で最も多く生産されている植物油だ。パーム油や製造過程で廃棄される果実の殻などはバイオマス燃料として利用できる。しかし、パーム農園では寿命を迎えた古木の放置による害虫・病気の蔓延、土壌劣化、温室効果ガスの発生などが深刻な問題となりつつある。...

    DOI

  • カラスザンショウから抽出される香気成分の利用可能性の検討

    向野 峻平, 笹木 哲也, 大本 健太郎, 内藤 善太, 富沢 裕子, 矢田 豊 中部森林研究 70 13-16, 2022-06-30

    ...精油等を抽出するための適切な部位や時期を調査するために,時期を変えて,果実,当年枝,葉を採取し,精油等を抽出した。また,ガスクロマトグラフィーで精油等の成分分析を行った。当年枝と果実からは精油が抽出されたが,時期によっては精油成分がほとんど検出されなかった。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • リンゴ黒星病菌の新規大気観測法の確立と拡散予測

    小林 史尚, 田中 和明, 佐野 輝男 生物工学会誌 100 (6), 288-294, 2022-06-25

    ...<p>リンゴ黒星病とは,リンゴの葉においてすす状の病斑を形成し,果実では黒褐色斑がみられる農作物病害の一つである.リンゴ黒星病菌は,<i>Venturia inaequalis</i>という糸状菌の一種で,一次伝染源である子嚢胞子の飛散と二次伝染源である分生子の拡散によって被害が拡大する.本研究では,2020年3月20日から11月25日まで弘前大学農学生命科学部・学内圃場内に設置した実験区において大気...

    DOI

  • 健康危機対応のための食品中金属の迅速分析法

    高木 恭子, 宮崎 仁志 食品衛生学雑誌 63 (3), 105-108, 2022-06-25

    ...水質管理目標設定項目に設定されている元素を含む18種類の元素(アルミニウム,ヒ素,ホウ素,カドミウム,コバルト,クロム,銅,鉄,水銀,マンガン,モリブデン,ニッケル,鉛,アンチモン,セレン,スズ,タリウム,亜鉛)を対象とし,食品試料として飲料5種類(緑茶,ブラックコーヒー,牛乳,オレンジジュース,ビール)および加工食品7種類(ビーフカレー,ぎょうざ,えびのチリソース和え,さばの塩焼き,えびピラフ,お好み焼き,果実缶詰...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献2件

  • アレルゲンGRPによるスギ花粉症と果実アレルギー

    飯塚 友菜, 相沢 智康 日本小児アレルギー学会誌 36 (2), 157-162, 2022-06-20

    ...<p>スギ花粉症は日本で非常に有病率の高いアレルギー性疾患の1つである.スギ花粉には複数の原因アレルゲンが含まれるが,ジベレリン調節タンパク質(gibberellin-regulated protein, GRP)はその1つである.GRPは植物に広く保存されているタンパク質で,モモ果実から同定されたPru p 7を初めとして,果実のアレルゲンとして主に口腔症状,一部で全身症状のアレルギーを引き起こすことが...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献21件

  • UVによる色素沈着における皮膚常在細胞間の相互作用の存在とオオヤマザクラ果実エキスの改善効果

    大橋 慶丈, 岩間 直子, 清水 直弘 日本化粧品技術者会誌 56 (2), 113-120, 2022-06-20

    ...そこで,改善策を提案するため青森県岩木山麓にあるネックレスロードから収穫したオオヤマザクラ果実エキスの美白剤としての可能性を検証した。その結果,オオヤマザクラ果実エキスは皮膚常在細胞間の相互作用を抑制することによりUVによる色素沈着を抑制する可能性が確認され,新たなコンセプトに従った美白剤としてのオオヤマザクラ果実エキスの可能性を明らかにした。</p>...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 2次元振動解析による果実, 野菜, 菓子類の音響学的特性

    櫻井 直樹, 秋元 秀美 日本食品科学工学会誌 69 (6), 301-312, 2022-06-15

    <p>食品を噛んだ時の歯の振動を総合的に評価するために, 食品に差し込むプローブの振動を互いに直角に取り付けた2つの加速度センサで, 垂直方向と水平方向の振動にわけで検出した. それぞれのセンサから出力された電圧値は, 半オクターブ21帯域のフィルターに分けた. 食感値は帯域の周波数, プローブ挿入時間, プローブの質量を用いて, エネルギー食感値 (Energy Texture Index, …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献31件

  • 2次元振動解析による果実,野菜,菓子類の音響学的特性

    櫻井, 直樹, 秋元, 秀美 日本食品科学工学会誌 : Nippon shokuhin kagaku kogaku kaishi = Journal of the Japanese Society for Food Science and Technology 69 (6), 301-312, 2022-06

    食品を噛んだ時の歯の振動を総合的に評価するために,食品に差し込むプローブの振動を互いに直角に取り付けた2つの加速度センサで,垂直方向と水平方向の振動にわけで検出した。それぞれのセンサから出力された電圧値は,半オクターブ21帯域のフィルターに分けた。食感値は帯域の周波数,プローブ挿入時間,プローブの質量を用いて,エネルギー食感値(Energy Texture …

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 野菜摂取量を非侵襲で推定する仕組み「ベジチェック(R)」の開発

    菅沼, 大行, 林, 宏紀, 松本, 舞 日本栄養・食糧学会誌 : Nippon eiyō shokuryō gakkaishi = Journal of Japanese Society of Nutrition and Food Science 75 (3), 97-102, 2022-06

    ...カロテノイドは天然界に広く存在する色素であるが,食事として摂取するものの起源は野菜や果実が多い。また,ヒトはカロテノイドを生合成することができず,吸収された後,種々の組織に分布する。我々は,カロテノイドの皮膚への蓄積を光学的に非侵襲で測定できるデバイスを用い,野菜摂取量を簡便に見積もることができる装置を開発した。...

    日本農学文献記事索引

  • キウイフルーツ新品種群「香川UP-キ1~5号(総称:さぬきキウイっこ (R))」の育成

    山下, 泰生, 末澤, 克彦, 大谷, 衛, 小野, 壮一朗, 坂下, 亨, 福田, 哲生, 別府, 賢治, 片岡, 郁雄 農業および園芸 = Agriculture and horticulture 97 (6), 516-528, 2022-06

    ...4.果実の重さは概ね40~50gと一般的なキウイフルーツに比べて小型である。果皮表面の毛じは少なく,糖度計示度は概ね17~21と高く,食味は極めて良い。果肉の色は,黄色,黄緑色,緑色と品種により異なる。果形も楕円形,長楕円形,長台形,広楕円形と品種により異なる。5.キウイフルーツかいよう病biovar3(Psa3)に対して「レインボーレッド」より強いと考えられる。...

    日本農学文献記事索引

  • 施肥量がセンダン苗の成長に及ぼす影響

    青木 哲平, 森 大喜, 鳥山 淳平, 酒井 佳美, 横尾 謙一郎 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 137-, 2022-05-30

    ...さらに、1果実あたりの平均本数、苗高および根元径には系統間差がみられた。以上の結果から、苗畑におけるセンダン苗の効率的な生産のためには、苗畑の土壌条件に応じて適切な施肥量を決定する必要があると考えられた。さらに、各区のセンダン規格苗の生産本数に着目し、実用的な施肥方法について検討した結果についても報告する。</p>...

    DOI

  • 都市林の鳥類組成:景観構造、林分構造、果実資源量の相対的重要度

    正木 隆, 折戸 咲子, 上條 隆志 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 196-, 2022-05-30

    ...一方、果実資源量はいずれの鳥類種に対しても有意な影響を示さず、既往の山林での研究事例とは異なる結果となった。以上の結果から、都市林で鳥類相を保全するには、まとまった面積の森林をどこかに確保するとともに、胸高直径や胸高断面積などの面で林分構造に空間的なバリエーションを与えることが有効であると考えた。</p>...

    DOI

  • 千葉県のズミ隔離集団における自家不和合性遺伝子の多様性

    臼間 菜々海, 松下 範久, 福田 健二 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 380-, 2022-05-30

    ...柏市の小集団と、群落規模の大きい山中湖集団(山梨県山中湖村)、蓼科集団(長野県茅野市)の3集団を対象として、S対立遺伝子の特定と結実率(充実種子数/胚珠数×100,果実ごとに算出)の調査を行った。柏集団の全開花個体である29個体からは8、山中湖集団の24個体からは16、蓼科集団の29個体からは20の異なるS対立遺伝子が検出された。...

    DOI

  • ヨツユビリクガメの移動とアフォーダンス知覚

    鈴木 ほのか, 伊藤 精英 生態心理学研究 14 (1), 157-165, 2022-05-01

    ...<p> 本研究では,飼育下におけるヨツユビリクガメの段差を降りる行為に着目し,カメの段差を降りる行為がどのように調整されているのかを視覚情報とカメの行為の関係から明らかにすることを目的とし,研究を行なっている.本稿ではこれまでの予備的な実験結果を報告する.実験では実験個体に対し,段差の高さを変化させる実験と段差下の床の光学的肌理のパターンを変化させる実験の二つを行なった.その結果実験個体は,床の光学的肌理...

    DOI

  • ビワの果肉,果皮および種子の部位別分析による全果実中の残留農薬濃度解析

    曳埜 忍, 矢島 智成, 逆井 美智子, 冨山 成人, 飯島 和昭, 大山 和俊 食品衛生学雑誌 63 (2), 62-69, 2022-04-25

    ....比率が90%未満の7例は,全果実中の残留濃度が0.06 mg/kg以下の場合であり,両算出値の差は最小単位0.01 mg/kg以下であった.ビワ果実中の残留データでは圃場間変動などが認められたが,果肉中の不検出値や種子中の実残留値の取り扱いが,ビワ全果実中の残留農薬濃度の算出結果に与える影響は小さいことを確認した....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • 灌水がナス‘千両’の促成栽培における日焼け果の発生に及ぼす影響

    佐野, 大樹, 鷲尾, 建紀 園芸学研究 21 (2), 157-164, 2022-04

    ...所内試験で日焼け果が発生しやすい3月から6月の約3か月間に,灌水開始点をpF2.0およびpF1.6としたところ,両区の間で収穫果実数および日焼け果発生率の違いは小さかった。しかし,灌水開始点をpF2.3(乾燥区)またはpF1.6(湿潤区)とする処理を行ったところ,木部溢泌速度は湿潤区で乾燥区に比べて有意に速く,日焼け果の発生率は湿潤区で乾燥区に比べて有意に少なかった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • イチゴの光合成量と着果負担量の推定

    齋藤, 容徳, 家中, 達広, 手塚, 純平, 岩崎, 泰永 園芸学研究 21 (2), 205-211, 2022-04

    ...着果負担量は,果実乾物増加量で表し,本研究で作成した果実肥大曲線を用いて推定した。推定した乾物生産量の推移はkinectで測定した直達光受光葉面積,日射量および光利用効率によって変動した。果実乾物増加量の推移は,果房の着果状況に大きく影響を受け,乾物生産量と果実乾物増加量の比較で,株が充実または消耗する時期を考察した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • ビワの果肉,果皮および種子の部位別分析による全果実中の残留農薬濃度解析

    曳埜, 忍, 矢島, 智成, 逆井, 美智子, 冨山, 成人, 飯島, 和昭, 大山, 和俊 食品衛生学雑誌 63 (2), 62-69, 2022-04

    ...比率が90%未満の7例は,全果実中の残留濃度が0.06 mg/kg以下の場合であり,両算出値の差は最小単位0.01 mg/kg以下であった。ビワ果実中の残留データでは圃場間変動などが認められたが,果肉中の不検出値や種子中の実残留値の取り扱いが,ビワ全果実中の残留農薬濃度の算出結果に与える影響は小さいことを確認した。...

    日本農学文献記事索引

  • ICTを活用した高級果樹の個別品質管理技術の開発

    久寿居 大, 島津 秀雄, 福田 哲生, 末澤 克彦, 神成 淳司 農業情報研究 31 (1), 21-31, 2022-04-01

    ...の測定データで圃場全体を代表させる.そのため,個別の果実の品質はばらつきが大きく要求される品質基準を満たすかどうかは保証されず,また,消費者が安心して購入できるようにするための仕組みが用意されていなかった.提案する個別指導塾モデルでは果実ごとに個別管理のためのタグを付与して栽培時の実測値を管理し,栽培途中時点での目標値と実測値との差分を縮小する作業を行うことを生産者に推奨する.また,出荷時にも個別管理...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 小塩山のカタクリ集団における自家和合性の確認および自動自家受粉様式による果実形成

    森井 英樹, 長谷川 匡弘 大阪市立自然史博物館研究報告 = Bulletin of the Osaka Museum of Natural History 76 15-22, 2022-03-31

    ...カタクリは自家不和合性を有し,自家花粉による種子形成はほとんどなく,主に他家花粉による繁殖を行っていることが知られていたが,京都府小塩山のカタクリ集団において,自家和合性や自動自家受粉による果実・種子形成が確認された.この集団では, 2011年から13年にかけての調査の結果,強制他家受粉を行うと,結果率,及び 1果実あたりの種子数が,自然状態の結果率,平均種子数よりも上昇することが確認され,送粉者制限...

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  • 漬け込み期間が梅シロップの品質・性状に及ぼす影響

    小林 恭一, 田中 彩稀, 丹尾 心, 久保 義人, 高橋 正和, Kobayashi Kyoichi, TANAKA Saki, NIO Kokoro, KUBO Yoshito, TAKAHASHI Masakazu 仁愛女子短期大学研究紀要 (54) 1-4, 2022-03-31

    ...福井県産ウメ(福井梅)の特徴を活かした加工品を開発する一環として、品種「紅映」冷凍ウメ果実から梅シロップを調製し、漬け込み熟成期間がシロップの品質や含有成分等に及ぼす影響について調べた。漬け込み期間が長くなるに従って、シロップ中のスクロースは減少、グルコースとフルクトースは増加した。有機酸はクエン酸、リンゴ酸ともわずかに低下した。褐変が進行し、色調は赤みを増した。...

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  • 西表島の維管束植物221種の繁殖フェノロジー:ルートセンサスによる3年間の記録

    梶田 結衣, 遠山 弘法, 山本 武能, 内貴 章世 大阪市立自然史博物館研究報告 = Bulletin of the Osaka Museum of Natural History 76 97-124, 2022-03-31

    ...沖縄県西表島において,ルートセンサスによる維管束植物 221種の繁殖フェノロジーの観察を 2017年4月よりおおむね10日おきに3年間実施した.シダ植物14種における胞子嚢群,イヌビワ属 8種における果嚢,およびその他の種子植物 199種におけるつぼみ・花・若い果実・成熟果の有無に関して,観察結果に基づいた生物季節学的パターンを報告する....

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  • 山形県庄内地方の冷温帯林におけるタヌキの食性の季節変化

    熊谷 南望, 斎藤 昌幸 東北森林科学会誌 27 (1), 1-10, 2022-03-31

    ...出現した果実の主要種は,サルナシ (<i>Actinidia arguta</i>),オオウラジロノキ (<i>Malus tchonoskii</i>),アオハダ (<i>Ilex macropoda</i>),ケンポナシ (<i>Hovenia dulcis</i>) で,それらの利用頻度は季節によって異なっていた。哺乳類や鳥類,甲殻類,ミミズ類は,季節によって利用状況が異なっていた。...

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  • 1-4-8. 動物被食散布型果実における海流散布の可能性

    田浦, 優紀, 畑, 邦彦, 榮村, 奈緒子 南太平洋海域調査研究報告 = Occasional papers 63 30-31, 2022-03-30

    ...奄美大島や鹿児島本土に生育する18種の動物被食散布型の植物について、果実の海水浮遊能力と海水浸水後の種子(胚)の活性状態を調べることで、海流による種子散布の可能性を評価した。その結果、イヌガヤは海水浸水後30日目でも50%以上の果実が浮遊し、種子に高い活性が維持されたことから、他の対象種よりも海流散布能力が高いと評価された。...

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  • 1-4-10. 南西諸島における在来カンキツの分布とその特性

    山本, 雅史 南太平洋海域調査研究報告 = Occasional papers 63 34-36, 2022-03-30

    ...奄美群島を中心に南西諸島在来カンキツの分布を明らかにするとともに、それらの果実特性の調査およびDNA分析を実施した。その結果、①黒島のコズミカンおよび屋久島のコズがシィクワーサーであることを発見した。これによって、在来カンキツとしてのシィクワーサーの北限が更新された。...

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  • スマート農業に向けた RGB−D カメラによる栽培野菜の草高推定に関する研究

    近藤 烈司, 福元 伸也, 鹿嶋 雅之, 渡邊 睦, 神田 英司, 池澤 和広 システム農学 38 (1), 15-24, 2022-03-25

    ...このような中、草高と果実収量の相関関係を利用した果実収量予測に関する研究が進められている。現在、様々な3次元形状計測機器を用いた草高計測の自動化が検討されており、その中でもRGB−Dカメラは比較的安価かつ簡便に距離データを取得できることが指摘されている。...

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