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  • 経済成長モデルと貨幣,資産価格(1)

    植田 宏文 同志社商学 71 (1), 105-132, 2019-06-17

    本稿では、次稿と併せてこれまでの経済成長モデルにおける均衡条件と経済的意義について比較検討するとともに、マクロ経済成長モデルにおける貨幣の役割と資産価格の変動要因および安定性について明らかにする。とりわけ、資本市場の裁定条件を通じて、各モデルの理論構造の特徴と経済的意義、モデル間での論理的な関係が明確化する。さらに、貨幣の中立性(または非中立性)が成立する諸条件について検討する。

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  • 期待形成と企業の債務構造の安定性

    植田 宏文 社会科学 45 (4), 25-55, 2016-02-29

    本稿では、将来の期待形成がthreshold効果を有する場合、Minskyの金融の不安定性が生じている中で景気循環が内生的に生じることを明らかにする。さらに、投資家の資産選択行動において相対的危険回避度が減少するほど、金融不安定性が生じる可能性が高くなり、その背景で企業の債務構造も大きく変動するという意味においてマクロ経済はさらに不安定化することを分析している。

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  • 金融危機とリスク・プレミアム

    植田 宏文 社会科学 43 (2), 1-25, 2013-08-31

    本論の目的は,金融の不安定性が生じている中で,安全資産と危険資産の利子率格差と経済成長の関係について分析することである。いかなる要因が成立しているときに,Minskyの主張するような現象が生じるのかを明らかにしていく。さらに,銀行による貸出先の担保価値評価を考慮したモデルを構築し,銀行のミクロ的な信用供給行動からマクロ経済に与える影響を論じる。

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  • 金融革新とマクロ経済の安定性

    植田 宏文 社会科学 (82) 15-39, 2008-11-28

    本分析では、金融政策のトランスミッション・メカニズムとしてマネー・ストックを重視しているマネー・ビューと銀行の貸出行動を重視しているクレジット・ビューを比較検討し、金融政策の中間目標としてどちらがいかなる理由によって望ましいのかを明らかにする。ここでは、証券化が進んだ近年になるほどマネービューに代わりクレジットビューが成立する傾向にあることが導出される。

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  • 金融自由化と信用波及経路

    植田 宏文 社会科学 (80) 15-42, 2008-03-11

    1980年代以後、実物取引に対する金融取引の急増、金融流通の肥大化と累積債務問題、金利、為替レート等の過度な変動や、それに起因する利潤率の大きな変動、さらには主要国における銀行倒産の激増といった現象が続出した。従来、市場の効率性を高めるものとして金融革命、自由化、国際化が進展化されてきたが、上述の現象は現存の金融システムの安定度について深刻な再検討を要請することとなった。本論の目的は、金融不安定…

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