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検索結果 25,505 件

  • Ti-Ni形状記憶合金ばねを用いた結晶格子学習教材の開発

    北村 一浩, 小池 守, 倉山 智春, 山際 清史 理科教育学研究 64 (3), 249-263, 2024-03-31

    ...1)生徒は,格子模型を手に取り,様々な角度から観察することにより,結晶構造についての理解を深めることができた。2)生徒は,新たな事物・現象と出会い,考えるきっかけや視点が得られたことから,形状記憶合金を教材として有用であると考えていた。3)生徒は,格子模型を用いた学習を通して,結晶構造が化学の基本原理を学ぶ上で重要であることに気付いた。...

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  • ガミースマイルにアライナー矯正と歯冠長延長術を用いた1症例

    負門 直樹 THE JOURNAL OF THE ACADEMY OF CLINICAL DENTISTRY 43 (3), 251-, 2024-03-31

    ...治療結果を得たので報告する.患者は26 歳,女性,ハイスマイル時の歯肉の露出を主訴として来院した.ハイスマイル時の歯肉の露出量は約 7 mm,過大なオーバーバイトを有し受動的萌出不全を呈していた.矯正治療により,前歯を傾斜移動させた.相対 的な圧下量を2 mm,その後歯軸方向への絶対的圧下量を1 mm 行った.顔貌の再評価を行い,再度矯正の微修正を行った.矯正治療の後,再度顔貌の再評価を行った.CT と模型...

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  • センメルヴェイス医学史博物館におけるヴィーナスの展示経緯とその歴史的背景

    妙木 忍 季刊経済研究 42 (4), 47-62, 2024-03-29

    ...解剖学用ヴィーナスを含む医学模型は, 1700年代後半にフィレンツェで作られ, フィレンツェからウィーンへ, ウィーンからペストに輸送された. ウィーンで妊娠している蝋人形が先に確保され, ペストには妊娠していない蝋人形が届けられた. 後者のヴィーナスは女性のリンパ系を実証するものであった. 展示品の納品と受領は1967年におこなわれ, 1972年よりは前に展示が開始された....

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  • 鳥羽・青峯山正福寺と大工・中村九蔵の活動

    松本 始, 本弓 省吾, 坂本 忠規 竹中大工道具館研究紀要 35 (0), 3-41, 2024-03-20

    ...展覧会向けに本堂上層三手先組物の実物大模型を製作するため、点群測量を利用した実測調査を実施し、変型状況を加味しながら創建寺の姿を推定した。 3.  本堂、山門の造営に現場棟梁として関与した中村九蔵の活動を追い、名古屋出身の中村が長期に渡る工事の末、現地に住み着きその後の大師堂や片田稲荷神社の造営に息子たちと関与したことを明らかにした。...

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  • 中学校2年理科におけるデジタル端末と3Dプリンタ教材を用いた授業実践

    反畑 爽, 笠井 香代子, 進藤 勇作 日本科学教育学会研究会研究報告 38 (3), 57-62, 2024-03-09

    ...プリンタ教材を活用して,中学校2年理科「酸素がかかわる化学変化」「気象の観測」の授業実践を行った.ICTの活用では,生徒が1人1台所有しているChromebookを使用して,Googleクラスルームを活用し,実験の結果や考察の共有をGoogleジャムボードで行ったり,毎時間の振り返りをGoogleフォームで行ったり,他にも様々な場面で使用した.3Dプリンタ教材の活用では,3Dプリンタで作製した原子の模型...

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  • 戦後中小綿紡績企業の事業転換と多角化への挑戦 : 紡績からラジコン模型

    張 楓, 平野 恭平 廣島大學經濟論叢 47 (3), 33-72, 2024-03-08

    ...として着目する,綿紡績業から出発したヒロボーは,備後地域の中小企業にすぎなかったが,先行きの暗い綿紡績業界において合成繊維に率先して取り組むにとどまらず,新天地を目指してレジャーやホビーなどの新事業にも果敢に挑戦していた.すべての多角化事業が成功を収めたわけではなかったが,大手紡績企業では手掛けることのなかった事業にも乗り出し,独自性を発揮したことは特筆すべきである.世界のHIROBOとしてラジコン模型業界...

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  • ゲージ・重力対応におけるテンソルネットワーク

    宮地 真路 日本物理学会誌 79 (3), 129-134, 2024-03-05

    ...により幾何学的に表現したものであり,量子状態を効率的にシミュレート可能にする.特にMERAのテンソルネットワークの場合には,量子状態の量子エンタングルメントの構造が,笠–高柳公式と同様な関係式によって記述される.この事実から,ゲージ・重力対応における時空の幾何と,境界の量子論のMERAのテンソルネットワークとが等価であると予想されるに至った.この予想から,テンソルネットワークはゲージ・重力対応の時空の模型...

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  • 洗掘の進行過程に応じた橋脚基礎の固有振動数の推定に関する検討

    入 栄貴, 藤原 将真, 渡邉 諭 地盤工学ジャーナル 19 (1), 79-87, 2024-03-01

    ...そこで,本稿では,洗掘の進行過程を模擬した大型模型試験から,連続的な固有振動数の変化を把握できる常時微動による推定手法を用い,洗掘程度と固有振動数との関係を整理した。側面洗掘を模擬した場合,洗掘の進行に伴い,固有振動数は線形的な低下傾向を示した。...

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  • 物性物理における「量子加速」の探索

    吉岡 信行, 大久保 毅, 鈴木 泰成, 水上 渉 応用物理 93 (3), 165-168, 2024-03-01

    ...(りょうが)すること,すなわち量子加速を達成することである.本稿では,その主戦場となるべき分野が物性物理学にあることを論じた最近の研究を紹介する.該当論文の主な寄与は,①テンソルネットワーク法に基づいた古典計算アルゴリズムの実行時間解析手法の提案,②命令レベルでの誤り耐性量子計算アルゴリズムの実行時間評価,③2次元強相関量子多体系における量子加速領域の発見,の3点に集約される.本稿で議論される格子模型...

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  • 実物大鉄道盛土の降雨・載荷実験による崩壊規模に応じた安定性評価

    佐藤 武斗, 杉山 健太, 阿部 慶太, 笠原 康平, 松丸 貴樹, 冨田 佳孝 地盤工学ジャーナル 19 (1), 101-115, 2024-03-01

    ...本研究では,崩壊した盛土の性能を実証的に評価することを目的に,実物大の盛土模型を対象とした降雨実験により盛土の崩壊を再現し,各崩壊段階において載荷実験を実施した。実験結果より,盛土の崩壊が一定の範囲に限定された場合,列車相当の荷重載荷に対して崩壊が進行しないことが確認された。...

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  • ニッケルチタンロータリーファイルによる彎曲根管模型の根管形成

    新井 恭子, 湊 華絵, 佐藤 友則, 横須賀 孝史, 松田 浩一郎, 清水 公太, 両⻆ 俊哉, 北島 佳代子 日本歯科保存学雑誌 67 (1), 40-47, 2024-02-29

    ...<p> 目的:ニッケルチタン製ロータリーファイル(Ni-Tiファイル)のNEX NiTiファイルMs(NEX)は,フルレングステクニックとクラウンダウンテクニックの2通りの方法で使用できるファイルとして開発されている.しかし,根管形成の相違などの詳細についての報告は少ない.本研究の目的は,NEXを用いたフルレングステクニック(NF)とクラウンダウンテクニック(NC)により透明彎曲根管模型に根管形成を...

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  • 関東ロームの不飽和三軸圧縮試験による支持力実験の考察

    有木 高明, 玉手 聡 労働安全衛生研究 17 (1), 53-62, 2024-02-29

    ...<p>移動式クレーン等の転倒災害は設置地盤の破壊に起因するものが多い.その安定を検討するために必要な強度定数等に関して,不飽和状態にある関東ロームの情報は少ないのが現状である.著者らは,関東ロームを用いて作製した模型地盤における支持力実験結果を考察するために,同一条件で作製された供試体を用いて一軸圧縮試験および不飽和三軸圧縮試験を実施した.その結果,一軸圧縮強さを用いて求めた極限支持力の解析値は実験値...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 地形の理解に基づいた浸水予想における3DCGと実物模型の有用性

    飯田 和也, 久保田 善彦 日本教育工学会論文誌 advpub (0), 2024-01-20

    ...することにより,台地上の窪地などの微地形における浸水予想が,単体での観察に比べて正確になることが分かった.3点目は,地形の理解に与える影響の違いである.計量テキスト分析から,3DCG教材は拡大・縮小できる点が,立体模型教材は触覚を用いる点が,地形の理解に有用だったことが示唆された....

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  • オンライン会議システムを介した音声コマンドによる 声道模型の遠隔制御

    鈴木 良平, 小林 凜音, 藤岡 篤史, 荒井 隆行 音声コミュニケーション研究会資料 4 (1), n/a-, 2024-01-19

    ...<p>新型コロナウイルス感染症の流行への対応策や音響教育の普及策として遠隔地に向けた声道模型のデモンストレーションを試みた.本研究では,Arai(ICA,2022)によって提案された「遠隔地からオンライン会議システムを介して送信された音声コマンドの認識と、それによってロボットアームを制御することで声道模型を操作するシステム」を実際に構築し、その評価と改善に関する検討を行った.</p>...

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  • 圧力変動データ同化を利用した漏水1点に対応した管内漏水検知法の開発及び検証

    浅田 洋平, 大山 修蔵, 申 文浩, 鈴木 哲也 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...があることが示された.また,漏水検知限界となる漏水規模は,模型管路実験及び現場管路実験においてそれぞれ管断面積に対して1.70×10<sup>-5</sup>,2.73×10<sup>-3</sup>の大きさであることが明らかになった.これらの結果は,既往の研究と比較して模型管路実験では10オーダー小さい,現場管路実験では同程度のレベルであった....

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  • 模型実験に基づく堤防越流時におけるかご系構造物周りの流況と構造物変位の検討

    堀 謙吾, 國領 ひろし, 二瓶 泰雄 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 本研究では,河川堤防の裏法面および裏法尻にかご系構造物を配置した場合の越水に対する基礎的な性能を把握することを目的に,堤防越流時のかご系構造物周りの流れ,かごの変状および中詰石の挙動を実験的に検討したものである.先ず,大型水平開水路を用いてかご厚さと中詰石の粒径および越流水深を変化させた実験を行い,かご層内外の流れを検証した.次に,かご構造物に対し,越流前後のかごの変状および中詰石の移動…

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  • 沈木の流下軌道に関する基礎的研究

    呉 許剣, 山上 路生, 岡本 隆明, 角 哲也 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...河床の沈木が流下すると、ゲートや堰などの河川構造物が閉塞等の重大な事故を引き起こすことがある.そのため,沈木の正確な動態予測を考慮した河川管理が必要となる.しかしながら,沈木は一般的な河床構成材料の砂礫よりも比重が小さく指向性がある形状をもつため,その掃流特性は従来の土砂水理学の知見のみではカバーできない.そこで,流下特性の基礎的知見を得るために水路試験を行った.実験水路の路床に設置した円柱型の沈木模型...

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  • 建物浸水を考慮した氾濫実験に基づく解析モデルの検討

    松井 春樹, 川池 健司, 山野井 一輝, 小柴 孝太 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...<p> 実際の市街地を模した建物配置と建物内への浸水を考慮可能な市街地模型を対象に氾濫実験を行い,氾濫流の全体的な挙動といくつかの点で水深を測定した.このデータをもとに,都市部の洪水氾濫解析モデルにおいて建物への浸水の扱い方が異なる3つのモデルの検証を実施した.建物と格子辺を一致させ,建物のわずかな隙間から浸水すると想定したBuilding Gap(BG)モデル,空隙率と抗力係数を格子ごとに与えて評価...

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  • 大規模養殖水槽内の強制循環流に伴う堆積物掃流特性に関する基礎的研究

    北村 勇人, 木村 一郎, 仲座 栄三 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...<p> エビの養殖に用いられる屋外大規模平面水槽では,エビの抜け殻や海草屑などの老廃堆積物を効率的に集積し除去する方策の確立が養殖成功の成否を握る.本研究では,養殖場を模した正方形平面水槽を対象に,ポンプで発生させた強制循環流の構造と,それに伴う堆積物の移流特性について,水理模型実験と数値解析により検討を行った.この結果,循環流による第一種二次流が堆積物を水槽中央付近に集積させ,ポンプ流量を増加することでこの...

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  • 初産婦における会陰マッサージ教育プログラムの実装:ヒストリカル・コントロール研究

    藤堂 知未, 神徳 備子, 江藤 宏美 看護科学研究 22 (0), 1-12, 2024

    ...実施のきっかけは、会陰裂傷予防、オイルの配布、模型を用いた説明を受けたことによるものが半数以上であり、未実施理由は、両群ともに会陰部を触ることへの抵抗が最も多かった。【結論】教育プログラムにより妊婦による会陰マッサージ実施率向上を認め、マッサージのための物品の準備、適切な視覚的補助教材が有効であった。...

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  • 集合体モデルを用いた3次元DEMによる実物大石垣の大型振動台実験の数値シミュレーション

    森田 大成, 大塚 鎮, 酒井 久和, 小野 祐輔, 橋本 隆雄, 中澤 博志, 池本 敏和 土木学会論文集 80 (3), n/a-, 2024

    ...<p> 本研究の目的は,3次元個別要素法(DEM)による,石垣構造物の地震応答解析の妥当性を検証することである.まず,既往研究で実施した小型石垣模型の傾斜破壊実験に対して2ケース追加実験を行い,解析パラメータを再検討した再現シミュレーションを行った.このシミュレーション結果から,築石を球体の集合としてモデル化することの妥当性を確認した.次に,妥当性が確認されたモデルを用いて実物大石垣の大型振動台実験...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 高精細多層地表情報を用いた景観をまたぐ相互接続性の解明に向けて

    早川 裕弌 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 87-, 2024

    ...</p><p> 本発表では、HiMESDを用いた研究事例として、地考古学的な現・古環境調査や、大規模崩壊斜面の地形・地表環境変化モニタリング、3D地形模型工作のワークショップといった事例をいくつか紹介しつつ、HiMESDの活用と、地べたに根差した相互接続生「ジオコネクティビティ」の可能性について議論する。</p>...

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  • 3D地形景観模型を活用した地理のアウトリーチ推進

    早川 裕弌, 田村 裕彦, 安芸 早穂子, 伊藤 隆介 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 98-, 2024

    ...たとえば、学校教育における総合的な学習の時間において、3次元データを用いたダイナミックで視覚的に豊かなコンテンツを授業に取り入れることができるとともに、地形模型の製作や、3Dプリンタによる出力模型の視察・触察をとおして、手触りを含む身体的な記憶を生徒に受け取ってもらえる。すなわち、より魅力的で効果的な教育環境を構築することができる。 ...

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  • 透水性土嚢を用いた二重鋼矢板式岸壁の液状化対策に関する基礎的研究

    近藤 知輝, 岡林 宏二郎, 橋村 元気, 沖田 勝俊 土木学会論文集 80 (2), n/a-, 2024

    ...<p> 2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震を契機に,港湾施設の耐震化整備が進められている.港湾施設は,災害時の被害軽減だけでなく復興作業の拠点や水産業などの経済基盤を有しており,迅速かつ合理的な整備が求められている.そこで筆者らは,二重鋼矢板式岸壁の中詰め土で液状化を起こしていることに着目し,地盤内の過剰間隙水圧低減のため透水性の高い礫材を詰めた土嚢と透水性鋼矢板による対策を遠心力模型実験...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 漏水流量と基礎地盤の損傷の関係から導く河川堤防のパイピング破壊曲線

    澤村 直毅, 前田 健一, 大桑 有美 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...<p> 多様な地盤・水理条件下におけるパイピング破壊の評価指標は未だ確立されていない.そこで,本研究では外水位の高さに対する堤内の漏水量に着目して模型実験を実施し,地盤・水理条件の違いを補正した漏水量とパイピング進展度(堤体敷幅に対する行き止まり-緩み先端間距離の比)の関係からパイピング破壊の危険度の定量的な把握を試みた.その結果,漏水時からパイピング破壊までの累積漏水量に限界範囲が存在することが分...

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  • 土石流の流入によるため池貯水時の堤体への作用荷重の評価

    正田 大輔, 吉迫 宏, 井上 敬資, 小嶋 創, 酒井 直樹 農業農村工学会論文集 92 (1), I_41-I_50, 2024

    ...<p>土石流流入によるため池の被災事例がある.本研究では土石流流入時における,ため池堤体に作用する土石流流体力の評価手法を提案することを目的として模型実験を実施した.土石流によるため池の被災事例をもとに,土石流を模した土砂の流入条件としてピーク流入流量を設定し,貯水の有無や斜面からの堤体位置が異なる条件での,堤体に作用する荷重を計測した.また,作用荷重と算定した土石流流体力との比較を行った.その結果...

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  • コンクリート構造物を対象とした模様の投影によるSfM点群データの高精度化に関する研究

    今井 龍一, 中村 健二, 塚田 義典, 梅原 喜政, 新名 恭仁, 庄司 康太 土木学会論文集 80 (22), n/a-, 2024

    ...</p><p> 既往研究では,プロジェクタを用いて対象物に模様を投影し,SfMによる点群データの点数と精度を向上させる手法を提案したが,実際に存在しない凹凸が発生する課題がみられた.そこで,本研究では,点群データの生成に有効な模様を試作し,橋脚模型を使用した実証実験により有用性を確認した.その結果,考案手法により,レーザ機器と比較し誤差10mm以内の点群データをSfMで生成できることを明らかにした....

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  • バーチャルリアリティを用いた助産師の危険予知教育システム

    橋本 宣慶, 岩谷 久美子 看護理工学会誌 11 (0), 76-89, 2024

    ...本論文では,分娩前後の助産師の処置において,起こりうる危険を予知する能力を評価・学習するシステムを構築した.本システムではバーチャルリアリティ用のヘッドセットを用いて,3次元コンピュータグラフィクスにより再現した分娩室において,危険の生じやすい場所に対して行動を選択するという模擬作業ができる.室内の妊婦・褥婦や使用機材は,模型や実物の3次元スキャンデータを用いることで高い再現度を実現させた.また,使用者...

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  • コンクリート舗装版下で発生するポンピング現象メカニズム解明のための小型模型の開発

    重廣 和輝, 中島 伸一郎 土木学会論文集 80 (2), n/a-, 2024

    ...<p> コンクリート舗装のポンピングによる路盤材の噴出・浸食プロセスを可視化することを目的として小型模型実験を開発した.外径350mmのリング型透明アクリル土槽に路盤模擬材を飽和状態で詰め,その上にコンクリート舗装版を模擬した目地(スリット)付きのアクリル板を載せて,周回式の輪荷重を載荷する実験である.珪砂6号を路盤模擬材とした実験の結果,輪荷重が目地を通過するたびに,路盤材が水とともに噴出する様子...

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  • 被覆ブロックに設けた突起や開孔の違いが越水時に作用する流体力に与える影響に関する研究

    秋野 淳一, 西嶋 貴彦, 伊藤 幸義, 金目 達弥 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...<p> 近年多発している堤防決壊の主要因は越水であることが指摘されている.国土交通省では,越水に対して「粘り強い河川堤防」を整備することを目的として,河川堤防の強化に関する技術検討会を発足し,粘り強い河川堤防の整備区間で使用できる工法の技術開発を推進している.本研究では,実際の河川工事で使用されているブロックの模型を用い,その表面突起の形状などをパラメーターとして越流水によって作用する流体力の計測を...

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  • 軟岩河床を流下する混合流砂の移動・堆積に関する考察

    舛屋 繁和, 井上 卓也, 平松 裕基, サムナー 圭希, 傳甫 潤也 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...<p> 軟岩あるいは土丹と呼ばれる侵食が生じやすい岩盤層が露出した河川の管理に資するため,これまで様々な研究が実施されているが,混合粒径砂礫が軟岩床上を通過する際の侵食速度は調査されていない.本研究では,混合粒径砂礫が軟岩床を侵食する際の移動・堆積状況を観察するため,モルタルを施工した疑似的軟岩水路上で,混合粒径砂礫を供給する模型実験を実施した.その結果,混合砂礫が軟岩床上を流下する場合は,平均粒径...

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  • 風を伴う開水路流れにおける浮子の流下特性

    金子 峻, 山上 路生, 岡本 隆明 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...<p> 風は河川平均流構造を大きく変化させ,浮子流速から水深平均流速,さらに河川流量を推定する際には,この影響が無視できない.一方,風による平均流構造の変化については十分に理解されていない.河川管理の実務では風を考慮せず,更正係数によって画一的に流量を評価しているのが現状であり,流量推定精度に大きな問題がある.本研究では,風洞付き実験水路において浮子模型の流下実験を実施した.PIVの計測したデータと...

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  • より効果的な船の「いかり」とは : 矩形板の挙動に着目して

    平野 舜介 課題研究優秀論文集 2023 180-200, 2024-01

    ...昨年は、実際の錨の形状を再現した模型について、効き具合を測定する実験を行ったが、それぞれ形状が複雑であったため、考察は一般化出来なかった。また、実験の再現性が低いことも問題であった。そこで、本研究では錨を単純化し、L字型矩形板に対する実験から効果的な錨がどういうものか考察した。...

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  • 面内および面外荷重を受けるひし形金網の力学的相似性に関する検討

    手嶋 良祐, 別府 万寿博, 市野 宏嘉 土木学会論文集 80 (15), n/a-, 2024

    ...<p>落石対策構造物を構成するエネルギー吸収部材であるひし形金網は,製造時に塑性加工されるため部分的なひずみ硬化が生じるとともに,変形特性に関して異方性を示すことが知られている.将来,落石対策構造物の縮小模型実験を行うためには,このような特徴を有するひし形金網の力学的相似性を確認する必要がある.本研究は,基礎的な段階として,ひし形金網の基準寸法(実規模)および縮小模型試験体を作製して,ひし形金網の面内...

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  • 手作り模型を用いたイルカ胸ビレのsteering機能の実証実験

    関谷 伸一 日本セトロジー研究 34 (0), 1-8, 2024

    ...イルカの胸ビレは方向舵としての役割があるが,その具体的なメカニズムについては未だに詳しく解明されていない.胸ビレの動きとsteering機能がどのような関係にあるかを明らかにするために,木製イルカ模型を用いた遊泳実験を行った.模型の胸ビレはポリ塩化ビニール製で,その長軸は腹側に約45°傾き,かつ後方に約45°振られた状態とし,ボルトを用いて本体に取り付けた.この状態を胸ビレの中立位とした.このボルト...

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  • 破砕帯のずれ変形が作用するRCトンネルの模型実験

    坂下 克之, 村田 裕志, 畑 明仁, 宮川 義範, 山野井 悠翔, 熊田 広幸 構造工学論文集 A 70A (0), 265-278, 2024

    <p>In this paper, the influence of seismic shear deformation of crush zone on the capacity and failure pattern of RC underground structure is studied by loading experiments using 1/10 scale tunnel …

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  • 急峻な境界の伝播~模型による研究~

    森 義仁 Colloid & Interface Communications 48 (4), 36-38, 2023-12-10

    ...目の前にある物質の束縛から解き放たれ、「似て非なるもの」の中に潜む時空間構造の魅力に向かい、模型による研究の側面を強く持つ、それが非線形科学とも言えます。</p>...

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  • 水平方向に振動するコーンプローブを用いた原位置繰返し載荷試験法に関する基礎的検討

    谷本 俊輔, 大坪 正英, 佐々木 哲也 地盤工学ジャーナル 18 (4), 331-348, 2023-12-01

    ...また,振動式コーンによる振動操作と圧入装置による押込み・引抜き操作を組合せた様々な試験方法が考えられる中で,振動貫入試験法,振動引抜き試験法および定点振動試験法の3つを列挙し,液状化特性を把握するための試験法としての適用性を現場実験および模型実験によって確認するとともに,各々の得失を整理した。...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 損傷した補強土壁の耐震性におけるソイルネイル補修の効果

    岡嵜 進也, Kabish Tandukar, 桑野 二郎 ジオシンセティックス論文集 38 (0), 106-113, 2023-11-06

    ...損傷した補強土壁をソイルネイルで補修した場合の有効性を調べるため模型振動台実験を行った.ジオグリッド補強土壁を壁面が所定の傾斜になるまで加振し地震による損傷を模擬し,その後ソイルネイルによる補修を施してから,二度目の振動実験を行った.実験の結果,損傷した補強土壁をソイルネイルで補修することによる耐震性の向上が確認された.またソイルネイルの追加による耐震性の向上の効果はソイルネイルの長さ,補強土壁の損傷度合...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • ダイマー反強磁性体を舞台としたトリプロンバンドのトポロジー

    那波 和宏, 佐藤 卓, 田中 秀数 日本物理学会誌 78 (11), 645-650, 2023-11-05

    ...</p><p>波動関数のトポロジーを議論できる最も簡単な電子模型としてSu–Schrieffer–Heeger(SSH)模型がよく知られている.SSH模型はポリアセチレンの電気伝導を説明するために考案された一次元電子模型であり,炭素原子間の電子遷移の確率が大小交互に交替していることが特徴である.この模型では,単位格子は2つの炭素原子を含み(副格子と呼ぶ),結合性軌道と反結合性軌道の2種類の電子軌道を...

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  • 液状化によるマンホールの浮上抑制に対する耐震化工法の実験的研究

    武藤 真, 福田 謙太郎, 堀口 陽子, 大沢 昌玄 下水道協会誌 60 (733), 130-139, 2023-11-01

    ...本研究では,遠心模型実験装置を用いて,マンホールと下水道管が一体となった構造において,各工法の組合せによる耐震性の評価を行い,一体構造の耐震性や耐震工法の複合的効果を明らかにした。</p>...

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  • 砂質土における小規模凍結サンプリングの品質評価

    堀 蓮, 清田 隆, 謝 沛宸, 片桐 俊彦, 志賀 正崇, 武政 学, 栗間 淳 生産研究 75 (4), 275-279, 2023-11-01

    ...<p>本稿では従来法の問題を解消した小規模凍結サンプリングにより採取された試料の品質評価について報告する.加圧土槽を用いて原位置拘束圧を考慮し,模型地盤から凍結採取された試料の品質評価を<i>D</i><sub>r</sub>の変化および<i>G</i><sub>0</sub>の変化に着目して実施した.密な地盤より採取した凍結試料を成形した中空供試体については,試料採取前の模型地盤の<i>D</i>...

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  • 丸太圧入工法を用いた浅層液状化改良効果に関する振動台模型実験

    大澤 捷瑛, ミレブ ニコライ, 清田 隆, 志賀 正崇, 沼田 淳紀, 栗間 淳 生産研究 75 (4), 281-285, 2023-11-01

    ...<p>本稿では,丸太を地盤に静的圧入し密実化することにより液状化対策と炭素の長期貯蔵を実現する工法の,液状化浅層改良への適用可能性を検討した.本研究では,深さ方向の改良厚比が0.58の同一条件で液状化層厚が異なる3つの改良ケースと,液状化層厚が異なる2つの未改良ケースを,せん断土槽を用いて1G場振動台実験を実施した.地盤内の過剰間隙水圧比,地表に設置した構造物模型の沈下量を測定し,加振後の杭の変状を...

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  • 無下顎耳頭症の一例

    田﨑 園子, 原 麻莉, 香川 豊宏, 小島 寛 日本障害者歯科学会雑誌 44 (3), 243-247, 2023-10-31

    ...までの成長過程で低体重,低身長および運動発達の遅れを認めた.顔貌所見として眼瞼裂斜下,両側耳介の低位を認め,小口で下唇の赤唇を認めなかった.CT画像より下顎骨の完全欠損および下顎周囲の筋の形成不全を認めたが,上顎はすべての乳歯および第一大臼歯の石灰化を認めた.また,CT画像上で大唾液腺の構造は不明であったが,流涎を認めたことから唾液腺の機能はあるものと考えられた.成長の過程で歯の萌出遅延を認めたが,模型計測...

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  • ラバーダム防湿の使用器材と術式による辺縁封鎖性の変化

    佐古 亮, 原田 (中里) 晴香, 石束 (鈴木) 穗, 北山 えり, 丹沢 聖子, 淺井 知宏, 古澤 成博 日本歯科保存学雑誌 66 (5), 283-289, 2023-10-31

    ...</p><p> 材料と方法:ラバーダムシートの適合不良部からの漏洩量を検出するために,人工歯を装着した顎模型に対して,素材や厚みの異なる4種類のラバーダムシートを用いてラバーダム防湿を行った.ラバーダム防湿を装着した歯に向けてエアタービンで注水した後,クランプ下に固定していたロールワッテの重量を精密はかりにて測定し,実験操作前後の重さを比較した.また,漏洩の改善法を検討するために,ラバーダム防湿後に...

    DOI 医中誌

  • 敷設幅に着目したジオグリッドマットレス補強地盤の支持力特性とその評価

    石藏 良平, 草野 陸, 安福 規之, 辻 慎一朗, 板垣 聡 ジオシンセティックス論文集 38 (0), 98-105, 2023-10-30

    ...の変形挙動も合わせて計測することで,マットレス補強地盤の支持力発現メカニズムを考察した.最後に,従来の設計法にマットレス効果の低減係数の考え方を導入した新たな支持力評価式を用いて,マットレス補強地盤の支持力を計算し,模型実験結果との比較を行った....

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  • 表面沈下量を用いた補強土壁の地震による損傷度評価

    TANDUKAR Kabish, 岡嵜 進也, 津野 佑介, 桑野 二郎 ジオシンセティックス論文集 38 (0), 69-76, 2023-10-26

    ...ジオグリッドの剛性とジオグリッドの長さを変化させた模型ジオグリッド補強土壁に対して、一連の振動台試験を実施した。裏込め部上部の沈下量は、LiDAR を使用して測定した。沈下量とともに、補強土壁壁面パネルの傾斜や裏込め部の最大せん断ひずみについても検討を行った。大きな沈下は、決まって補強領域ブロックの背面で生じた。...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • MRを用いたまちづくりワークショップ手法の開発

    饗庭 伸, 西 昭太朗, 伊藤 武仙, 山田 沙知, 加茂 春菜, 田野 哲也, 石原 滉士, 伊藤 若菜, 小園 茉初 都市計画論文集 58 (3), 1282-1287, 2023-10-25

    ...<p>市民参加型で空間計画を検討するワークショップにおいて、コミュニケーションを活性化し、検討の内容を充実させるための媒体として、地図、図面、模型が活用されている。本稿では、これらの媒体をデジタル情報で作成し、MR(Mixed Reality)技術でフィジカル媒体と組み合わせるワークショップの技術について報告する。...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 土のうで応急復旧を行った盛土の列車荷重載荷に対する安定および沈下検討

    松丸 貴樹, 佐藤 武斗, 伊藤 壱記, 阿部 慶太 ジオシンセティックス論文集 38 (0), 114-121, 2023-10-24

    ...近年,降雨で鉄道盛土に被害が受ける事例が増加しており,列車の運行再開を急ぐ場合には応急復旧が行われ,大型土のうを用いた復旧構造が採用されることが多い.しかしながら,大型土のうでの応急復旧盛土を対象とした安定や沈下に対する検討は十分にはなされていない.本研究では,本構造を対象として,模型盛土に対する降雨散水・載荷試験による列車運行再開時を想定した列車荷重の載荷に対する安定の検討,および繰返し載荷試験よる...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • ジオセルを用いた補強路盤の応力分散範囲に関する模型実験による検討

    荒木 大空, 山中 光一, 峯岸 邦夫, 平野 晧大 ジオシンセティックス論文集 38 (0), 164-169, 2023-10-16

    ...ジオセルは,格子内に充填された地盤材料を拘束することで版状体を形成し,敷設した地盤の支持力増加や地盤内に発生する応力を低減することが可能であることから,路床へ伝搬する荷重を軽減させる役割を担っている路盤への利用が期待できる.しかし,その補強メカニズムには未解明な部分が多いのが現状である.そこで本研究では,ジオセルの敷設が地盤内の応力分散範囲の変化に与える影響を把握するため,EPS板を敷設した模型地盤...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • ジオテキスタイル両面補強土壁の地震時挙動と破壊形式に基づいた安定計算の提案

    辻 慎一朗, 久保 哲也, 小嶋 啓介, 伊藤 雅基 ジオシンセティックス論文集 38 (0), 9-16, 2023-09-29

    ...両面補強土壁は橋台へのアプローチ盛土に適用される場合があるが,地震時挙動や破壊形式が明確ではなく設計方法が確立されていない.そこで,本研究ではジオテキスタイルを用いた両面補強土壁模型に対する1G場の振動台模型実験を行った.実験では,両側の補強領域に挟まれた無補強領域の幅を変化させて補強土壁の地震時挙動と破壊形式を確認した.その結果,両側の補強領域が離れている場合はそれぞれの補強土壁は独立的な挙動と円弧...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 埋設した蛇籠型受圧体による水平抵抗力の増大効果に関する模型実験

    安藤 龍, 荒木 裕行, 平川 大貴 ジオシンセティックス論文集 38 (0), 25-31, 2023-09-29

    上水道管等の埋設管屈曲部には構造上,スラスト力と呼ばれる水平方向の力が作用する.屈曲部に防護コンクリートを施して水平抵抗力を増やす対策が一般的であるが,この手法では地震により周辺地盤が液状化した際に安定性を欠くことがある.本研究では,スラスト力防護対策として屈曲部の外側地盤に蛇籠型受圧体を埋設する工法を対象とし,常時において埋設管に作用する水平抵抗力の増大効果を水平載荷実験により検討した.その結…

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 移動載荷条件におけるジオセルの地盤補強メカニズムに関する模型実験による検討

    宮本 慎太郎, 宮田 喜壽 ジオシンセティックス論文集 38 (0), 150-155, 2023-09-21

    ...著者らは,災害時の緊急輸送道路および復旧道路構築のためのジオシンセティックス地盤補強技術について検討を行っている.本文では,移動載荷条件におけるジオセルの地盤補強メカニズムについて,剛性車輪の移動載荷模型実験より検討した結果を報告する.相対密度 50 % の地盤における無補強とジオセル補強ケースの模型実験の結果として,車輪の沈下量,車輪に作用する水平荷重,模型地盤に作用する鉛直荷重の結果を示すとともに...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 屈折率整合法を用いた透明模型背面の流場計測

    濱田 達也, 辻本 勝 実験力学 23 (3), 208-213, 2023-09-20

    <p>In order to improve the effects of an energy-saving duct installed in front of a propeller of a ship, a measurement system of the flow inside the duct is to be developed. For that purpose in a …

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  • 二宮忠八の動力飛行研究

    浅井 圭介, 鈴木 一義 日本航空宇宙学会誌 71 (9), 247-249, 2023-09-05

    ...<p>二宮忠八(以下,忠八)は我が国の航空技術の先駆者である.飛行原理発見に至る思考過程を文書に残し,模型飛行機を製作して飛行実証を行ったという点で,忠八は航空技術史上において特別な存在だと言える.忠八考案の有人飛行機が実現することはなかったが,彼が作成した様々な技術資料や自作の模型飛行機が,忠八自身が創建した飛行神社や彼の故郷の八幡浜市の施設に保管されている.二宮忠八の動力飛行研究は当時の最先端を...

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  • 道路構造及び空洞特性を考慮した陥没危険度評価と合理的路面下空洞対策

    桑野 玲子, 桑野 二郎, 瀬良 良子, 井原 務, 小堺 規行 地盤工学ジャーナル 18 (3), 299-315, 2023-09-01

    ...<p>都市部の路面下空洞に関する課題を解決するために,2018~2020 年にわたる産官学の共同研究において,既存の空洞データの分析,室内模型実験,数値解析,実物大フィールド試験,現道における空洞モニタリング等を実施し,「調査計画・空洞探査・陥没危険度診断・空洞補修に係る一連の合理的プロセス」,即ち道路陥没予防ソリューションの開発を試みた。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献5件

  • 模型実験より水が高く打ち上がり対岸崩落

    日経コンストラクション = Nikkei construction (798) 20-, 2023-09

    ...災害 天ケ瀬ダム(京都府宇治市)に増設したトンネル式放流設備からの初放流時に対岸が崩落した問題で、事前の模型実験よりも2m以上高く水が打ち上げられていたことが分かった。洗掘などによる経年変化で実際の河床形状が模型と異なっていたことが影響した(…...

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  • 上顎前歯部の審美・機能障害に対してデジタルワークフローを活用した直接法コンポジットレジン修復を行った1症例

    髙橋 基, 高橋 礼奈, 島田 康史 日本歯科保存学雑誌 66 (4), 224-232, 2023-08-31

    ...いた矯正歯科治療が行われていた.東京医科歯科大学病院むし歯科初診時には,以下の所見が認められた.1.上顎側切歯・犬歯間は両側とも約2mmの空隙,2.上顎両側側切歯間は緊密な接触,3.上顎前歯部の審美・機能障害.口腔内スキャナーにて上下顎歯列の光学印象,咬頭嵌合位での咬合採得を行った.上顎両側側切歯・犬歯のデジタルワックスアップを行い,高精度光造形方式3Dプリンタにてワックスアップ前後の3Dプリント模型...

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  • Kiosk AR:

    赤羽 亨, 今谷 真太朗 デザイン学研究作品集 28 (1), 1_14-1_19, 2023-07-31

    ...これらの事例から得られた考察を通して、模型や3DCGなどのスケールモデルでのスタディでは困難だった、フルスケールモデルによる「ARスタディ」が実現され、実際の設計プロセスに適用可能であることを示す。<br> </p>...

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  • <sup>48</sup>Caの極稀崩壊を探せ!—微弱放射線検出のための検出システム高度化—

    飯田 崇史 RADIOISOTOPES 73 (2), 129-137, 2023-07-15

    ...<p>ニュートリノは素粒子標準模型を構成するフェルミオンの一種である。電荷を持たないニュートリノは,粒子と反粒子を転換することのできるマヨラナ粒子である可能性がある。ニュートリノのマヨラナ性を検証するためには,ニュートリノを放出しない二重ベータ崩壊探索と呼ばれる極稀な現象を観測する必要がある。...

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  • 電子・陽電子コライダーで探る電弱対称性の破れと新しい物理学

    兼村 晋哉, 藤井 恵介 日本物理学会誌 78 (6), 306-313, 2023-07-05

    ...からは階層性問題や強いCP問題,さらには相互作用の大統一やクォーク・レプトンの世代構造等が未解決である.実験的には標準理論で説明できない諸現象としてニュートリノ振動問題,宇宙バリオン数非対称問題,暗黒物質問題等の存在がよく知られている.標準理論の理論的な問題を克服し,かつ実験で確立している未解決の諸現象を説明するためには,標準理論を超える新しい物理理論が必要なのである.これまでに標準理論を超える物理模型...

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  • 擬-南部ゴールドストーン暗黒物質――直接検出実験と熱的残存量の融和

    阿部 智広, 藤間 崇 日本物理学会誌 78 (6), 320-325, 2023-07-05

    ...</p><p>そのような機構を実現する模型として「擬-南部ゴールドストーン暗黒物質模型(pNG DM模型)」が提案された.これは近似的な大局的対称性が自発的に破れた際に生じる粒子を暗黒物質とする模型である.この模型において,pNG DMと原子核の散乱振幅は,移行運動量の二乗に比例する.直接検出実験において移行運動量は非常に小さいことからpNG DMと原子核の散乱断面積は強く抑制される.一方で,pNG...

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  • 円偏光で誘起するトポロジカル超伝導の理論――非平衡での強相関効果

    北村 想太, 青木 秀夫 日本物理学会誌 78 (7), 404-409, 2023-07-05

    ...</p><p>そこでは,強相関効果を考慮してはじめて現れる時間反転対称性の破れた相互作用が円偏光照射された斥力ハバード模型には存在し,クーパー対形成の起源となる反強磁性的なスピン相互作用に加えて電荷やスピンのカイラルな相互作用がペアリングに寄与することを明らかにした.平衡で斥力ハバード模型で記述される<i>d</i>波超伝導をレーザーで駆動して,カイラル相互作用発生のもとでどのように変化するかを調べると...

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  • 天井設置型の複数マイクと話者の位置情報を用いた発話方向推定手法

    市川, 直人, 戸出, 悠太, 片山, 晋, 浦野, 健太, 米澤, 拓郎, 河口, 信夫 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 752-757, 2023-06-28

    ...で平均と分散を取り,8 次元ベクトルとして SVM (Support Vector Machine) に与え,八方位にラベリングした発話方向の推定を行った.実際に,86.4㎡ の屋内で約 56 分の複数の被験者の音声データを収集し,1.2 秒の音声信号に対して最大 84% で発話方向推定ができることを確認した.さらに人による学習データ収集の負担を軽減し,一定環境でのデータ収集を可能とするため,声帯模型...

    情報処理学会

  • 民族学博物館の展示物に興味を惹きつけるためのデジタルコンテンツの制作

    米田, さやか, 片山, あず美, 山本, 千鶴, 尾澤, 諒, 相原, 昌喜, 篁, 知樹, 水野, 慎士 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 617-622, 2023-06-28

    ...本研究では,愛知県犬山市にある民族学博物館「リトルワールド」で展示するための 2 つのデジタルコンテンツの開発を行った.民族学博物館の展示物は日常生活道具,衣装や仮面などの物品の他,文字や言葉,祭礼儀式,食事などに関する映像や模型などが多く,一般の美術展示品と異なり見るだけでは価値が伝わりづらいものが多い.そこで,本研究では展示物を仮想的に体験できる「ラスコー洞窟デジタル壁画」と「仮面バーチャル装着体験...

    情報処理学会

  • 畑の畝形状のリモートセンシングから防風林の風食防止効果がわかる

    岩崎 健太, 下田 星児, 中田 康隆, 速水 将人, 南光 一樹, 蝦名 益仁, 鳥田 宏行 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 177-, 2023-05-30

    ...さらに、iPad LiDARのデータから3Dプリンタで畝の立体模型を作製したところ、防風林からの距離による畝形状の高さの違いが明瞭に認識でき、防風林の風食防止効果の普及に有用であった。</p>...

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  • 森林斜面における立木密度と根系効果の評価:斜面模型実験によるアプローチ

    五味 高志, Rozaqqa NOVIANDI, 岩佐 直人, 蓮沼 佑晃, 大高 範寛 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 62-, 2023-05-30

    ...<p>異なる植生密度における斜面での樹木根系ネットワークが崩壊の発生などの斜面土壌の安定性に及ぼす影響を評価するために、模型斜面降雨実験による斜面土壌の変状、崩壊の発生時間や規模、土砂の流動性を把握した。1/70スケールの模型斜面降雨実験装置を用い、傾斜35°斜面部と10°流動部を設置し、斜面部には乾燥密度1.4g/cm<sup>3</sup>で砂質土深さ10cmを充填した。...

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  • 幅広植毛歯ブラシによる人工プラーク除去時の,効率的な歯ブラシヘッドスピードおよびブラッシング幅の検討

    滝口 尚, 黒川 雅樹, 山田 純輝, 宮本 恭介, 中島 太一, 山本 松男 日本歯科保存学雑誌 66 (2), 124-130, 2023-04-30

    ...<p> 目的:徹底した歯肉縁下のプラークコントロールは,歯周炎の治療を成功に導くために必須である.近年,効率的なプラークコントロールを目的に幅広植毛歯ブラシが普及し始めている.そこで,本研究では,幅広植毛歯ブラシを用いて効果的にスクラッビング法を行う際の最適条件を検討するため,顎模型上の人工プラーク除去実験を行った....

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  • 児童の公共的感性を育むまちづくり学習プログラムの開発と評価

    中出 舞, 松村 暢彦, 片岡 由香 都市計画論文集 58 (1), 38-47, 2023-04-25

    ...また、プログラムの3つの活動(まちあるき、図鑑づくり、模型づくり)が児童の公共的感性に与える教育効果はそれぞれ異なり、それは活動の場における「児童」「身近な他者」「地域の人や自然」の3者の関わり方の違いから整理された。</p>...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • ブラックホールの響きで探る極限重力の物理

    大下 翔誉 日本物理学会誌 78 (5), 262-266, 2023-04-25

    ...</p><p>重力波観測が,無毛定理に代表される古典ブラックホールの普遍的性質の検証,つまり重力のさらなる高精度検証に貢献すると期待されている.それに留まらず,今後の観測でブラックホールの標準模型を超える物理・現象が見えてくるかもしれない.</p>...

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  • 冷凍機油添加剤によるエアコンのディーゼル爆発の抑制

    伊藤 誠, 斎藤 静雄, 党 超鋲, 飛原 英治, 設楽 裕治 日本冷凍空調学会論文集 40 (1), 19-, 2023-03-31

    ...<p><tt>エアコンの移設や廃棄の際,室外機へ冷媒をポンプダウンする際の誤操作により,圧縮機の破裂事故が発生する場合がある.ポンプダウン時のディーゼル燃焼の様子を,冷媒圧縮機を模型エンジンで模擬し実験により調べた.冷凍機油中に反応抑制剤を添加することによる燃焼抑制に及ぼす影響を調べた.冷凍機油としてポリオールエステル油</tt>(POE)<tt>を使用し,添加剤としてアミン系酸化防止剤,エポキシ系安定化剤...

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  • インジェクションタイプアルジネート印象材の 細部再現性評価

    洞沢 功子, 都筑 孝也, 北澤 富美, 髙井 智之, 黒岩 博子, 伊比 篤, 黒岩 昭弘 THE JOURNAL OF THE ACADEMY OF CLINICAL DENTISTRY 42 (3), 331-336, 2023-03-31

    ...<p><b>本研究では,インジェクションタイプの新規連合印象用アルジネート印象材を用いた連合印象による細部再現性を,細線再現性試験にて寒天印象材を用いた場合と比較し,検討した.また連合印象採得後に模型の作製を行い,模型面の細線再現性についても測定を行った.さらに模型面の表面粗さを測定し,模型面の表面荒れについても寒天印象材の場合と比較し,検討した.その結果から寒天とアルジネートによる連合印象では,模型用石膏...

    DOI Web Site 医中誌

  • 中学校数学科教育における中心投影図を題材にした授業開発

    五十嵐, 彩香, 藤川, 洋平, 西村, 保三, 松本, 智恵子, 風間, 寛司, 櫻本, 篤司, 口分田, 政史 福井大学教育実践研究 = Fukui Educational Research 47 1-12, 2023-03-10

    ...その結果,立方体の模型を観察した際に,授業前は平行投影図を描く学習者が多かったものの,授業後は中心投影図を描く学習者が増加した。一方で,立方体の面が 3 面見える中心投影図に関しては十分に理解させることは難しいという課題が得られた。...

    機関リポジトリ

  • ワイヤーフレーム型分子模型を用いた有機化学の対面/ 遠隔学習(2)

    伊藤, 克治, ITO, Katsuji 福岡教育大学紀要. 第六分冊, 教育実践研究編 72 13-18, 2023-03-10

    ...筆者は昨年度に,モールとストローから安価で容易に作成できるワイヤーフレーム型の分子模型を用いた授業実践について報告した。今回,市販のプラスチック製のワイヤーフレーム型の分子模型を他のタイプの模型と共に対面授業で用いて,分子の立体構造を理解させる実践を行った。この中で,球棒モデル,空間充填モデル,ワイヤーモデルの3 つの分子モデルについて,実践前後の理解度の変容を調べた。...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 原寸再現模型制作 ―事例 北海道石狩市における国宝・待庵を用いた現代茶室の制作―

    大竹, 由夏, 中屋敷, 剛, 三原, 斉 ものつくり大学紀要 (12) 67-72, 2023-03-08

    2010年より、本学では、課外授業で世界的名作と称される住宅や工業製品などを原寸で忠実に再現する「世界を変えたモノに学ぶ・原寸プロジェクト」というプログラムを行なっている。本プロジェクトは、忠実に再現しつつも、その場所に根ざした建築を制作し、学生に対して、企画から施工、運営まで一貫して、体験させるものづくり教育と、鑑賞者に対して名作建築の空間を擬似体感させることを目的としている。 …

    機関リポジトリ

  • 超強結合~深強結合領域における共振器量子電磁力学

    設楽 智洋, 越野 和樹 日本物理学会誌 78 (3), 125-134, 2023-03-05

    ...無く,それを無視するジェインズ–カミングス(Jaynes–Cummings)模型によって諸現象が精度よく記述できる.超強結合領域に入ると反回転項の効果が徐々に現れ始め,深強結合領域ではもはや「原子の励起」「光子モードの励起」といった区別さえ曖昧になる.これはちょうど,2つの原子が強く結合して分子を作ると元々の原子からかけ離れた性質を示すのと似ている....

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  • 長期口腔管理を行った先天性無痛無汗症の一例

    久保寺 友子, 成瀬 正啓, 池田 正一 日本障害者歯科学会雑誌 44 (1), 19-27, 2023-02-28

    ...</p><p>3.模型分析では,永久歯列では上下顎とも歯列弓の狭窄は認めず,乳歯列期の保護プレートの使用による永久歯の歯列咬合への明らかな影響はなかった.</p><p>4.永久歯列において,急激な上顎両側第一,第二大臼歯の動揺が発生し,左側第一,第二大臼歯は保存困難のため抜去した.右側第一,第二大臼歯は一塊となり脱落したが,歯周炎から骨髄炎を生じ腐骨が分離し脱落したと推測された.</p>...

    DOI 医中誌

  • 鼻副鼻腔の音響特性の計算と計測による検証の試み

    福島 侑希, 田島 基陽, 竹本 浩典 音声コミュニケーション研究会資料 3 (2), n/a-, 2023-02-24

    ...出力可能なエクスポーネンシャルホーンと,壁振動を抑制するために壁を厚くした声道の実体模型を導入した.その結果,伝達関数を計測することに成功し,計算した伝達関数を評価することができた.評価の結果,声道の実体模型では副鼻腔の微細な構造を十分な精度で再現できていないことが示唆された....

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  • 人工筋肉を利用した模型教材の有効性評価

    松山 友香, 山本 智一 日本科学教育学会研究会研究報告 37 (5), 79-84, 2023-02-23

    ...<p>本研究では,McKibben型ゴム人工筋肉を腕部や頭蓋部の模型に装着し,児童による学習内容の理解度や模型教材の使用感という観点から,教材の効果を明らかにした.人工筋肉を着脱できる腕部と頭蓋部の模型教材を作製し,第4学年理科「人の体のつくりと運動」の学習に導入した.ワークシートの記述や質問紙調査によって,児童の学習内容の理解度と模型教材の使用感を調べた結果,腕部と同等の効果が頭蓋部の模型によっても...

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  • 小田原城天守「東大模型」の構造技法について

    宮本 啓, 高橋 政則, 後藤 治 日本建築学会技術報告集 29 (71), 471-476, 2023-02-20

    <p>‘Todai Mokei’ has a distinctive wooden frame technology with through pillars. Specifically, this technique is a combination of pillars that run through the first to the third floor and staggered …

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  • 模型飛行機を用いた飛行運動と表面圧力場変動の解析

    関野, 秀都, 牧, 緑, SEKINO, Shuto, MAKI, Midori 宇宙航空研究開発機構特別資料: 第54回流体力学講演会/第40回航空宇宙数値シミュレーション技術シンポジウム論文集 = JAXA Special Publication: Proceedings of the 54th Fluid Dynamics Conference / the 40th Aerospace Numerical Simulation Symposium JAXA-SP-22-007 349-361, 2023-02-17

    第54回流体力学講演会/第40回航空宇宙数値シミュレーション技術シンポジウム (2022年6月29日-7月1日. いわて県民情報交流センター(アイーナ)), 盛岡市, 岩手

    機関リポジトリ

  • 漏水時における配水管内の水圧変化に着目した漏水検知方式の検討

    松林, 将希, 髙田, 祥平, 藤島, 美保, 森田, 智子, 石原, 達也 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 17-18, 2023-02-16

    ...本稿では、水圧計を使った漏水検知に着目し、漏水発生時における配水管内の水圧値の特徴を確認すべく、任意に配水経路をコントロールできる配水管模型を構築し、様々な経路と漏水箇所を組み合わせた76パターンの水圧データを収集・分析した。その結果、多くの構成パターンで、漏水箇所より上流及び下流それぞれにおける水圧変化に一定の傾向が見られることを確認した。...

    情報処理学会

  • レーザー光による「反物質原子」操作に初めて成功

    百瀬 孝昌, 藤原 真琴 日本物理学会誌 78 (1), 34-38, 2023-01-05

    ...</p><p>水素原子と反水素原子の挙動にほんのわずかでも違いが見つかれば,物質と反物質の不均衡を説明する手がかりが得られる.さらに,宇宙を構成する基本粒子とそれらを支配する力を記述する物理学の理論「標準模型(Standard Model)」の大前提である,CPT対称性や,ローレンツ不変性が破れている可能性が出てくる....

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  • 歯科用コーンビームCT画像と研究用模型との3D合成画像の評価

    黒田, 沙, 関, 健次, 荒木, 和之 昭和学士会雑誌 82 (6), 492-501, 2023-01

    ...現在,歯科治療において歯科用コーンビームCT(以下CBCT)は安心安全な治療を行うために多用されている.CBCTは硬組織の状態を精密に診断できるが,今後はその情報に加えて軟組織や口腔内状態などの診察・検査資料と複合的に評価することが臨床上有用と考えられる.そこで本研究ではCBCT画像を3D化ソフトウェアで研究用模型のデータと合成し,その精度を評価した.研究方法は,対象を顎模型の取り外しが可能な口内法...

    機関リポジトリ

  • 側切歯欠損に対するブリッジ治療の選択肢

    畔堂 佑樹 日本補綴歯科学会誌 15 (1), 43-49, 2023

    ...生活歯のブリッジは長期的に安定した予後が報告されている.一方,支台歯を多く削合する従来型のブリッジは,昨今のMID(minimal intervention dentistry)の考えから,疑問視されつつある.インプラントおよび接着ブリッジがMIDの観点から推奨され,支台歯数の少ないカンチレバーブリッジも状況に応じて選択されることもある.本稿ではカンチレバーブリッジにおいて考慮するべき要点を文献や模型上...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 鋼I桁橋桁端部への補強リブの設置効果に関する研究

    橘 才造, 森山 仁志, 松村 政秀 土木学会論文集 79 (2), n/a-, 2023

    ...支点上補剛材に局部座屈や破断が生じ,早期復旧に支障を来した.一方,橋軸方向の水平荷重に対して主桁ウェブや主桁下フランジの局部座屈を防止するため,支点上に設置される補強リブの有無が横荷重を受ける桁端部の耐荷性能に与える影響は明らかにされておらず,横荷重に対する桁端部の設計法も確立されていない.そこで,本論文では,横荷重に対する桁端部の耐荷性能および補強リブの設置効果を明らかにするため,桁端部の部分縮小模型...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 施工精度がスパイラル杭の引抜き抵抗特性に及ぼす影響に関する模型実験

    木梨 優太, 西岡 英俊 土木学会論文集 79 (15), n/a-, 2023

    ...のみで回転貫入により打ち込むことができるため,狭隘で重機が入らない工事現場での採用が期待されている.しかしながら,スパイラル杭に関する支持力特性に関しては不明な点が多く,特に鉛直方向の引抜き抵抗特性(最大引抜き抵抗力および杭頭ばね定数)に関しては,施工の精度が抵抗力に与える影響など,実際の施工現場で想定される引抜きの挙動の原理が十分に解明されていないのが現状である.そこで本研究では,豊浦乾燥砂における模型杭...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • ヒューズ機構を有する仮橋脚構造の動的特性に関する研究

    関口 穂, 小林 薫, 谷口 望 土木学会論文集 79 (15), n/a-, 2023

    ...機構を採用した仮橋脚構造を提案するにあたり,ヒューズ機構に用いるモルタルヒューズ材の要素試験と FEM 解析を実施し,破壊挙動の確認,耐力評価法の検討を実施した.この結果により,モルタルヒューズ上部を破壊面とする圧縮破壊が破壊のトリガーとなることが示され,モルタル強度によりモルタルヒューズの耐力を評価することが可能であることが分かった.また,この結果を踏まえて,ヒューズ機構の変形挙動を確認するため,模型供試体...

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  • 加振方向による液状化時の埋設管浮上り比較実験

    八上 晃, 鍬田 泰子, 大室 秀樹 土木学会論文集 79 (13), n/a-, 2023

    ...<p> 液状化時の埋設管の浮上りは,液状化による浮力がトリガーになり,管周辺の地盤が管底部へ回り込むことによって浮上が継続するメカニズムであることが模型実験や解析を用いた既往研究から明らかにされている.数値解析技術が進展しているものの,地盤の回り込み現象を精度良く評価できる方法は限られている.また,既往の模型実験は,管断面に対して水平加振した場合がほとんどである.本研究は,液状化時に地盤が管下へ回り...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 鋼管杭で補強した重力式防波堤に用いる杭に作用する外力分布

    一瀬 健太郎, 菊池 喜昭, 持田 祐輔, 及川 森 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    ...打設し,ケーソンと鋼管杭の間に中詰土を施す構造が提案されている.本構造が想定外の津波などに対する粘り強さを発揮する際,ケーソンが大変形しても杭が健全であることが求められ,そのためには杭に生じる曲げモーメントの大きさやその発生位置を適切に推定できることが必要である.そこで本研究では,港外側から杭に作用する外力を推定し簡易的なモデル化の検討を行った.また,そこから算出した曲げモーメントやたわみの推定値と模型気中水平載荷実験...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 津波防波壁における鉄筋およびH形鋼を用いた定着構造に関する実験的研究

    田中 智宏, 池野 勝哉, 宗田 昇大, 志水 克成, 磯田 隆行, 佐々木 慎, 中野 正之, 伊野 同 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    ...付着強度は,コンクリート標準示方書の付着強度と比較すると,鉄筋とコンクリートの付着強度と同程度の裕度を有していた.また,鉄筋をへりあき近傍に定着した影響を調べるため,鉄筋の引抜き実験を行った.へりあき面に限定的なひび割れが生じたが荷重は低下せず,本実験条件下では鉄筋の定着性能に与える影響がないことを確認した.せん断キーとしてH形鋼を用いた岩盤との定着構造については耐荷性能を把握するため,実物大規模模型...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • SEP船のレグ貫入による周辺地盤の影響評価に関する遠心模型実験

    上野 一彦, 江守 辰哉, 肥後 陽介, 澤村 康生, 音田 慎一郎 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    ...<p> 洋上風力発電施設の施工時,SEP船は4本のレグを海底地盤に着底させ,船体を海面上にジャッキアップする.この時,地盤にはレグを介して接地圧が作用するため,支持力検討が必要となる.しかし,軟弱な粘性土地盤では破壊を伴いレグは数メートルにもおよび地中に貫入する.また,レグ着底位置周辺の構造物への影響も懸念される.そこで本研究では,レグの貫入動作を模した遠心模型実験により,地盤の変形や地中の応力状態...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 巨石を連行した波浪による護岸被害の再現実験

    阿部 翔太, 木村 克俊, 鴨崎 直也 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    ...<p> 急勾配海底条件下のK港の護岸において,波浪に連行された巨石の衝突による護岸壁の陥没と,越波によって打ち上げられた巨石が護岸背後に落下することによる舗装の損壊被害が発生した.本研究では,こうした被害の要因となった波浪による巨石の連行特性を明らかにするため,縮尺1/50の不規則波を用いた水理模型実験を実施した.巨石を模した球体の直径と比重を変化させて,換算沖波波高と打ち上げ高さの関係を求めた.球体...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 急勾配海底条件に対する越波防止柵の必要高さと作用波圧に関する検討

    西谷 尚峻, 木村 克俊, 上久保 勝美, 山本 泰司, 名越 隆雄, 阿部 翔太 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    ...<p> 太平洋に面した海岸道路において,台風に伴う高波により通行車両の被害が発生した.当該区間は海底勾配が1/7の急峻な地形であるため,路面上へ顕著な越波が生じた.本研究では,現地の海底地形と護岸を縮尺1/50で再現した水理模型実験を行い,越波状況を明らかにするとともに,越波防止柵の必要高さと作用波圧について検討した.車両被害は満潮時に高潮による水位上昇が加わり発生し,越波流量は2×10<sup>-...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • カルシア改質土の海域投入に伴う濁りの発生に関する実験的研究

    首藤 啓, 阿式 邦弘, 西本 高志, 林 李々香, 西嶋 渉, 寺田 邦男, 大川 郁夫 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    ...</p><p> 改質土の強度特性は配合試験の結果を解析し,24時間養生のデータから有効遊離石灰率<i>L<sub>e</sub></i>によって早期の強度発現を評価することができた.改質土投入時の濁りの発生に関しては,水理模型実験によって濁りの発生原単位を算出し改質土のベーンせん断力2kN/m<sup>2</sup>が濁りを抑制できる強度と設定した.さらに任意の養生時間に対応した解析を行い現場施工時...

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  • 画像解析を用いた波の遡上高の調査手法の提案

    島田 良, 石川 仁憲, 戸口 陽生, 小峯 力 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    ...<p> 砂浜における波の遡上を調べることは,砂浜の保全に加えて,護岸等の海岸保全施設の機能評価や背後地の防災の観点からも重要である.波の遡上については,これまで水理模型実験や数値モデル,現地観測等により研究されてきたが,現地海岸での波の遡上高の経時変化を撮影画像から数値化した調査手法はこれまでに行われていない.本研究では,福井県若狭和田海岸で撮影された2021年1月1日~12月31日の画像データを用...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • タワー・支持構造物の地震時の挙動に関する模型振動実験

    小原 陵, 大矢 陽介, 小濱 英司 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    ...</p><p> 本研究では,5MWのモノパイル式洋上風車を対象に,大規模地震時の挙動を把握することを目的に模型振動実験を実施した.実験は海底面までモデル化した模型を対象に複数の地震波を用いて加振を行った.その結果,地震波によって振動モードが異なることを確認した.また,実構造に近い挙動を適切に評価するために模型地盤を作成し,土中部までモデル化した模型について地震波による加振を行い,構造条件の違いについて...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 機能的に最適な臼歯部の歯冠修復方法を考える

    田中 順子 日本補綴歯科学会誌 15 (4), 451-457, 2023

    ...<p> 臼歯部の歯冠修復を行う場合,重要なことは「機能的に最適」な咬合面形態を付与することである.技工室で作業用模型から正確に製作されたクラウンでも,患者の口腔内で咬頭嵌合位を正しく再現することはできない.そこで,クラウンの咬合面に咬頭嵌合位を具現化する臨床テクニックとして,咬合印象法による歯冠補綴法がある.咬合印象法は支台歯と対合歯の印象ならびに咬合採得を同時に行え,一塊で咬合器装着が行えるため正確...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 堰が連続する区間における土砂堆積と河床材料の分級に関する実験と解析

    田端 幸輔, 大谷 周, 福島 雅紀 河川技術論文集 29 (0), 197-202, 2023

    ...</p><p>そこで本研究では,砂,礫,石を含む混合粒径土砂の供給を可能とした水理模型実験により,堰が連続する区間の土砂堆積と分級の機構を把握した.また,河床変動モデルでどの程度現象を表現できるのかを確認し,再現性向上に資する計算条件設定法を提示した.</p>...

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  • 令和2年7月球磨川水害において中洲が洪水流に与える影響と治水対策

    大本 照憲, 宇根 拓孝, 平川 隆一, 村上 佐知, 酒匂 一樹 河川技術論文集 29 (0), 383-388, 2023

    ...<p>令和2年7月豪雨により球磨川流域では50名の人的被害が発生した.本研究では,検討対象の人吉地先の球磨川河道,中川原公園および3橋梁を縮尺1/200で製作した無歪水理模型実験を用いて,中川原公園が洪水流に与える影響を検討すると共に,治水安全度の向上のための中川原公園の復旧方法について議論した.実験結果より大橋地点では狭窄部となり流下能力が大幅に低下し,治水上弱点になり,流れ場は大橋上流側で水位を...

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  • 取水口堆砂軽減のための排砂促進手法-三次元河床変動解析による合理的設計-

    太田 一行, 山田 浩司, 竹中 慶, 坂本 晶子 河川技術論文集 29 (0), 539-544, 2023

    ...<p>ダム・堰では利水用取水口の埋没等を防止するため,取水口周辺の排砂を促す工夫が必要とされる.例えば頭首工では排砂効率を高めるため,排砂ゲートと洪水吐の間に導流壁を設置し,取水口前の排砂路を射流で流す設計が用いられることがある.しかし,取水時の損失または構造設計等の観点から,排砂設備の設計を合理化する余地がある.一方,土砂を考慮した水理設 計の合理化では,移動床模型実験が行われる場合も多いが,相似則...

    DOI

  • 沼川第二放水路の函体内堆砂の激減方策に関する移動床模型実験

    宇多 高明, 五十嵐 竜行, 居波 智也, 櫻田 哲生 土木学会論文集 79 (17), n/a-, 2023

    ...<p> 沼川第二放水路(セットバック型)の函体内堆砂の防止方法を縮尺1/50の移動床模型実験によって調べた.実験では,高波浪時,波の作用により海水が1号水路の函体を通過して上流方向へ流れ,合体桝を経て隣接の2,3号水路を通過して海へ戻る状況が観察された.このため,函体内堆積の防止にはこの循環流を断ち切る必要があると見られた.そこで1号水路上流端のゲートを開放,または閉じた条件で実験を行った.この結果...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献3件

  • 越波流量に及ぼすブロック空隙率の影響に関する実験的研究

    安田 誠宏, 今井 香萌, 松下 紘資, 大熊 康平, 飯干 富広 土木学会論文集 79 (17), n/a-, 2023

    ...></i>を用いてブロックを統一的に表すことを目的とし,松下ら<sup>1)</sup>や澤田ら<sup>2)</sup>によって<i>γ<sub>f</sub></i>の検討が行われているが,<i>γ<sub>f</sub></i>のデータは限られており,さらなるデータの拡充が必要といえる.本研究ではブロック空隙率と越波流量の関係を検討することを目的に,アンカー型ブロックを用いて急勾配海岸で水理模型実験...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • ヤエヤマヒルギの波浪低減効果に関する実験と波力低減効果の推定

    張 哲維, 齋藤 有志, 岩田 奏, 平石 哲也 土木学会論文集 79 (17), n/a-, 2023

    ...<p> マングローブ林は熱帯および亜熱帯地域における主要なグリーンインフラであるが定量的な評価が十分でない.そこで本研究ではマングローブの一種であるヤエヤマヒルギの樹木模型を作成し,波の条件を変えて水理実験を実施した.その水理実験により抗力係数と慣性力係数を算出し,ヤエヤマヒルギの波浪減衰効果を算定することを目的とした.また,CADMAS-SURFでの数値計算を行うことで,数値計算への適用性を検討することを...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 臨海部の舗装直下地盤における空洞発達の時間同定と破壊過程に関する実大実験

    梁 順普, 佐々 真志, 工代 健太, 村田 一城, 小林 千紘 土木学会論文集 79 (17), n/a-, 2023

    ...<p> 護岸や岸壁などの港湾施設の背後地盤において,水理外力の継続的な作用によって裏埋砂が吸い出され,それに伴う地盤内の空洞形成及び地盤の陥没が全国的な問題となっている.本研究では,地中レーダー探査手法を通じてコンクリート及びアスファルト舗装直下地盤の吸い出しによる空洞発達・破壊過程の経時的変化を同定し明らかにすることを目的とし,実大規模の模型実験を行った.その結果,コンクリート及びアスファルト舗装直下地盤...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 環状袋型根固め材によるモノパイル基礎周辺の洗掘防止性能に関する実験的研究

    坪川 晃太朗, 三澤 弘季, 中本 詩瑶, 谷 和夫, 池谷 毅 土木学会論文集 79 (17), n/a-, 2023

    ...<p> 着床式洋上風力発電設備のモノパイル基礎周辺の洗掘防止工の一つに,多数の丸型の袋型根固め材により海底面を被覆する方法が提案されている.しかし,袋材の移動や袋材とモノパイルとの隙間からの土砂の吸出しが発生する可能性が指摘されている.そこで, 本研究ではそれらの現象を効率的に防止することのできる環状の袋型根固め材を提案し,基本的な製作・施工可能性, 洗掘防止性能を検証することを目的とした模型実験を...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 不規則波の打ち上げ高に及ぼす風速の影響について-水理模型実験による検討-

    関谷 海里, 村上 啓介 土木学会論文集 79 (17), n/a-, 2023

    ...<p> 本研究は不規則波の打ち上げ高に及ぼす強風の影響について水理模型実験を通じて考察するとともに,強風下における波の打ち上げ高の算定式を提示することを目的とした.実験には風洞付き二次元造波水路を用い,不規則波と風を同時に作用させて水路内を伝播する波と護岸法面を遡上する波を計測した.実験波は,護岸前方および護岸法面上で明確な砕波が生じない条件とした.水路内を伝播する波は風により増幅して波の打ち上げ高...

    DOI Web Site 参考文献11件

  • RBSMによる塑性圧が作用する農業用水路トンネルの模型実験の解析

    田本 敏之, 柴田 俊文, 西村 伸一, 珠玖 隆行 農業農村工学会論文集 91 (2), I_239-I_247, 2023

    ...<p>劣化した農業用水路トンネルには,塑性圧が長期にわたり作用し,変状が時間とともに進展したものがある.塑性圧が生じているトンネルの維持管理を考える上で,覆工の内空変位量といった変形性状やひび割れを適切に評価することが非常に重要となる.本論文では,塑性圧が作用する地山とトンネル覆工を対象にRBSM(Rigid Body Spring Model)に基づく数値解析を行い,模型実験の結果との比較を行った...

    DOI

  • 創造のプロセスとプロセスに織り込まれた探究

    竹中 真希子, 遠藤 ももこ 日本科学教育学会年会論文集 47 (0), 197-200, 2023

    ...「デザイン×サスティナブル建築」においても同様の創造のプロセスが見られた.また,プロトタイプとしての建築模型を作成する過程において,数学・理科・現代社会など他教科での学びが活用されており,創造のプロセスに探究が織り込まれていた.</p>...

    DOI

  • 植生および流木の相互作用が洪水流に与える影響

    齋藤 憲寿, 渡辺 一也, 大森 蒼士, 自見 寿孝 土木学会論文集 79 (27), n/a-, 2023

    ...<p> 大雨による河川流量の増加や河道内の植生,流木が複合的に作用することで洪水被害が拡大している.適切に河川管理を実施するには洪水時における植生や流木の影響を考慮する必要があるが,洪水時において植生と流木が相互作用した場合については検討されていない.そこで本研究は水理模型実験によって植生が繁茂した場合における流木の挙動を把握し,植生の密生度と流木長による水位上昇の関係について検討した.その結果,流木長...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 施工の省力化を図る新たなインバート形状の成立性に関する考察

    棗 拓史, 中里 倫子, 河田 皓介, 砂金 伸治, 日下 敦, 小泉 悠, 大津 敏郎 土木学会論文集 79 (19), n/a-, 2023

    ...としての成立性を検証した.その結果,本研究で提案する形状は従来の逆アーチ形状には及ばないものの,一定程度の補強効果を期待できる可能性が示された.また,模型実験を数値解析により再現することで実験結果の妥当性を検証し,応力の発生傾向等の観点からインバート形状の変化がトンネル構造に与える影響を考察した....

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 舗装で発生するポンピングによる路盤材噴出および浸食過程の可視化実験

    重廣 和輝, 中島 伸一郎 土木学会論文集 79 (21), n/a-, 2023

    ...<p> 舗装においてポンピングにより発生する路盤材の動きを把握することを目的に,目地を設けた舗装版を有した小型模型(輪荷重周回型模型)を用いた路盤粒子可視化実験を行った.過去の研究から蛍光塗料を用いた染色粒子とブラックライトを用いることにより,路盤の挙動を粒子レベルで可視化できることが分かっている.本研究では染色粒子の配置方法を改良し過去の研究で確立した可視化手法を用いて路盤材の噴出過程を観察した....

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 3Dプリンタ等を活用した触って学ぶ糸魚川フォッサマグナミュージアムの石の特別展

    小河原 孝彦, 茨木 洋介, 郡山 鈴夏, 香取 拓馬, 竹之内 耕 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 315-, 2023

    ...0.05~0.1mmの微生物であり肉眼で観察することができない.また,顕微鏡や写真で形態を説明した場合も,放散虫の立体的な形状を理解することは難しい.今回の展示では,新潟大学理学部サイエンスミュージアムの協力で,チャート中の放散虫化石の3DデータについてX線マイクロCTを利用して取得し,3Dプリンタで立体的に出力した物を展示(図1)した.実物の岩石であるチャートの横に長径10cm程度の放散虫の立体模型...

    DOI

  • ニホンオオカミの形態学~その研究史と今後の発展~

    鈴木 千尋, 佐々木 基樹 哺乳類科学 63 (1), 15-27, 2023

    ...を対象に行われている.CT画像解析によって,頭蓋内部を非破壊的に検索することができるようになり,これまで困難であった頭蓋内部構造の詳細な把握,そしてそれらの定量解析が可能となった.また,CT解析では,頭蓋形態から推定される脳の外部形態を出力することが可能であり,今後ニホンオオカミにおいて脳機能の理解にそれを役立てることができるかもしれない.さらに,これら三次元デジタルデータからは実物形態を反映した模型...

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  • 下顎骨再建に鏡像立体モデルを用いた術前成型が有用であった症例

    松本 和大, 濱本 隆夫, 樽谷 貴之, 上田 勉, 竹野 幸夫 口腔・咽頭科 36 (1), 89-95, 2023

    ...実物大臓器立体モデルは耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域においては頭蓋骨,側頭骨,下顎骨などの手術支援模型として広く活用されている.今回顔面皮膚,下顎骨に広範浸潤した顎下腺癌の手術において,下顎骨チタンプレートと遊離腹直筋皮弁再建術を施行した.腫瘍は下顎骨表層に隆起し,筋突起近傍まで浸潤し骨折を生じていたため,健側下顎骨の鏡像模型を作成することで左右の対照性を保持した硬性再建が可能であった.術前に作成した3D...

    DOI 医中誌

  • スキャナーヘッドの大きさが口腔内スキャナーの画像情報の再現精度に及ぼす影響

    安部 道, 近藤 尚知, 田邉 憲昌, 佐藤 宏明, 福徳 暁宏, 深澤 翔太 日本補綴歯科学会誌 15 (2), 211-218, 2023

    ...</p><p><b>方法</b>:下顎インプラント実習用模型にインプラント体を4本埋入し,舌側部に校正用基準球を設置した模型を本研究のマスターモデルとした.マスターモデルのインプラント体にボールアバットメントを装着後,接触式三次元座標測定機による三次元計測を行い,基準値を算出した.続いて 3種類の口腔内スキャナー(CEREC Primescan: PM,CEREC Omnicam: OM,Emerald...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献22件

  • 摩擦性や軽量性が高い破砕瓦の裏込め材や裏埋め材などとしての適用性に関する検討

    森河 由紀弘, 佐藤 智範, 前田 健一, 篠田 裕重 土木学会論文集 79 (5), n/a-, 2023

    ...<p> 今日まで多くの粘土瓦が使用されてきたが,近い将来には寿命を迎えた大量の廃棄瓦が発生する.また,粘土瓦を製造する際には不良品となる規格外瓦が一定量発生するが,これらの不要粘土瓦の再生原料以外のリサイクルはあまり進んでいない.そこで,本研究では規格外瓦を砕いたリサイクル材料である破砕瓦の構造物の裏込め材や裏埋め材としての適用性について,室内模型試験や実物大の現場試験により検討を行った.破砕瓦は軽量性...

    DOI Web Site 参考文献25件

  • 帆走型風力発電船の帆走技術

    横堀 一雄, 荒木 直人, 赤星 貞夫 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 4O2GS802-4O2GS802, 2023

    ...本研究では簡便な帆走機構を提案し、模型実験を通じてその制御アルゴリズム(人工知能)を検証することで、安定して長距離を高速帆走する技術の確立を目的としています。本研究の最終目標は2つあり、1つ目は高速帆走により発電に特化した帆船を実用化する事です。日本近海には常に強風が吹いている海域があり、陸上より高い効率で発電できます。2つ目は現在、ヨットなど人の訓練が必要な制御を代替することです。...

    DOI

  • 控え壁補強構造を有する斜め自立土留め工法(斜め控え壁式土留め)の開発

    嶋田 洋一, 前田 知就, 杉江 茂彦, 高橋 真一, 照井 太一, 古関 潤一 土木学会論文集 79 (9), n/a-, 2023

    ...させることにより主働土圧を低減し,支保工を省略した自立形式の土留め構造である.筆者らは本工法を深い掘削工事に適用するために,斜め控え壁による補強構造を付与して壁剛性を高め,地盤のせん断抵抗による変位抑制効果を期待した「斜め控え壁式土留め」の設計法及び施工法を提案し,実工事に適用した結果を検証した.設計法に関しては,斜め土留め壁に作用する土圧と斜め控え壁の効果を考慮した設計法を提案し,その適用性を遠心模型実験...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 振動台を用いた模型盛土斜面の崩壊実験による火山灰質粗粒土の粒子破砕挙動の把握

    吉原 隆, 海野 寿康, 松丸 貴樹, 仙頭 紀明 土木学会論文集 79 (13), n/a-, 2023

    ...<p> 本研究では,外力によって容易に粒子破砕を生じる火山灰質粗粒土を対象に,要素力学試験(圧密・排水単調せん断試験,等方圧密試験)および振動台を用いた模型盛土斜面の崩壊実験を実施することで,排水単調せん断および等方圧密による粒子破砕挙動と,模型盛土斜面の崩壊による粒子破砕挙動を粒度試験により把握した.各種粒度試験結果から,要素力学試験における排水単調せん断過程および崩壊後の模型盛土斜面のすべり面における...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 陸上構造物の側面勾配による津波波圧低減効果の検討

    渡辺 高志, 有賀 義明, 市山 誠, 西本 安志 土木学会論文集 79 (13), n/a-, 2023

    ...</p><p> 津波荷重は衝突時の慣性力と流れから受ける抗力の両方を含むが,衝撃的な波圧には慣性力の影響が大きいため,衝突時の角度や構造物の側面勾配によってこれを往なすことで大きな緩衝効果を得ることが出来る.著者らはこの緩衝効果の確認のために津波模型実験を実施しており,現象の理解と相補的な妥当性確認の観点から実験の再現解析を行った.津波衝突により発生する波圧に対し,構造物の側面勾配がなす効果をSPH...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • EPSにより桁下空間を中詰めした橋梁の振動台実験による耐震性評価

    池澤 雄之介, 榎本 忠夫, 安原 一哉, 半根 隆巳, 小暮 直親, 田中 富智夫, 北相模 剛 土木学会論文集 79 (13), n/a-, 2023

    ...<p> 近年,老朽化した橋梁や未修繕の橋梁が増加傾向にあり,地震時に大きな被害を受けることが懸念されている.本研究では,桁下空間をEPSにより中詰めすることで橋梁としての機能は一部(もしくは全て)制限されるものの老朽化した橋梁を補強することができるフォームサポート工法に着目し,その耐震性能を評価するために振動台模型実験を行った.その結果,単径間・多径間橋梁の模型に対してEPSを用いた補強を行うことで...

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  • 水理模型実験中の礫浜の地形変化を経時的に捉えるための3次元地形計測手法の構築と有用性の検討

    鳥居 大和, 菊 雅美 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    ...<p> 水理模型実験により時々刻々と変化する礫浜の地形を計測するため,既存の3次元地形計測手法を改良した.既存の手法では,3次元モデルの再現性が低く,地形変化の検討に使用可能なデータが限られていた.撮影機器を変更して画像の処理速度を高めるとともに,礫浜表面に照明やレーザを照射させ,撮影状況を変えることで,3次元モデルの再現性に与える影響を検証した.また,3次元モデルの再現性を最も高める解析条件を検討...

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  • 津波漂流小型船舶による砂丘背後の防潮壁への衝突力の評価に関する実験的研究

    趙 容桓, 金子 凌太朗, 中村 友昭, 水谷 法美, 杉本 渉 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    ...<p> 本研究では,沿岸部の砂丘背後に設置された防潮壁を対象に津波が小型船舶を漂流させる挙動と,その漂流船舶による防潮壁への衝突力を検討する1/100縮尺の水理模型実験を実施した.その結果,船舶の初期位置(汀線からの距離)と砕波位置の比で表される無次元初期位置が0.6より小さくなると,船舶が防潮壁に衝突する可能性が大きくなることを確認した.船舶の防潮壁への衝突力は防潮壁前面に発生する波のせり上がりによって...

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  • 地下構造物周辺の液状化地盤を対象とした地震動作用後の変形解析

    大矢 陽介, 小濱 英司 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    ...<p> 2011年東北地方太平洋沖地震の際,空港誘導路下の地下構造物周辺の地盤で局所的な沈下が発生した.筆者らはこれまでに砂地盤内に地下構造物模型を設置した1g場模型振動実験より,地盤と地下構造物の動的相互作用によって発生する地盤の累加せん断ひずみと地表面の局所的な沈下との関係を明らかにした.また,地震応答解析より模型振動実験で得られた地下構造物周辺地盤のひずみ履歴を再現できることを確認した.本研究...

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  • 着床式洋上風力発電基礎の局所洗掘と対策案に関する実験的検討

    本田 隆英, 織田 幸伸 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    ...<p> 着床式洋上風力施設の代表的な洗掘対策として,基礎周辺への袋詰根固め工の敷設がある.ただし,袋詰根固め工の設置数は100個を超えることも多く,これらの吊降し・敷設作業には多大な時間が必要となる.そこで,洗掘対策施工の工期短縮が期待できる円盤型構造の対策工を提案し,その効果を確認するための水理模型実験を実施した.実験の結果,円盤型対策工単体では十分な洗掘抑制効果は得られなかったが,円盤型対策工と...

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  • 高度顎堤吸収症例への対応

    鱒見 進一 日本補綴歯科学会誌 15 (4), 434-439, 2023

    ...<p> 無歯顎の高度顎堤吸収症例に対する全部床義歯を安定させるためには,デンチャースペースの動態を記録して,これに調和した義歯を製作することが非常に有効である.一方,義歯製作時にいかに正確に精密印象採得が行われたとしても,種々の問題により作業用模型の粘膜面および辺縁部は完成義歯に正確には再現されない.そのため義歯完成後にダイナミック印象を用いて修正する必要がある.本稿では,デンチャースペースの代表的...

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  • 岸壁を対象とした越波浸水対策の簡易検討手法に関する考察

    平山 克也, 濱野 有貴 土木学会論文集 79 (17), n/a-, 2023

    ...気候変動に伴う平均海面上昇や台風の強大化が危惧されるなか,港湾施設における浸水リスクの評価や対策への関心が高まっている.このうち,波当たりの比較的強い岸壁などでは越波に対して適切に備える必要がある.本研究では,太平洋に面した港湾の岸壁をモデルケースとして護岸越波流量算定図の近似式と換算天端高係数を援用し,越波による浸水状況を把握し胸壁による浸水対策を検討する簡易手法を提示するとともに,その妥当性を断面模型実験結果...

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  • 創造的思考のワークショップにおけるプロトタイピング手法の提案

    中本 和宏, 佐々 牧雄, 板垣 順平 日本デザイン学会研究発表大会概要集 70 (0), 476-, 2023

    ...創造的思考法のワークショップでは、アイデアの拡張を促すために、詳細な画像や模型は利用されない。しかし、ワークショップの結果を不在のメンバーに伝えるには、より詳細なプロトタイプが有利になる場合があり、プロトタイピングのプロセスにおいては、詳細な画像が利用できる場面がある。...

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  • 客観的な個人トレー製作のランドマーク

    佐藤 幸司 日本歯科医学会連合雑誌 2 (1), 54-57, 2023

    ...そこで,本稿では,研究用模型を解剖学的,生理学的に分析,解析し,個人トレーの外形線の設定の客観的基準となる解剖学的ランドマークのガイドラインについて解説する。...

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  • ゲリラ豪雨・線状対流系豪雨と共に生きる気象制御に関する初期検討

    山口 弘誠, 竹見 哲也, 西嶋 一欽, 仲 ゆかり, 萬 和明, 中北 英一, 板倉 英二, 内田 孝紀, 鈴木 善晴, 大東 忠保, 田中 智大, 羽鳥 剛史 水文・水資源学会研究発表会要旨集 36 (0), 246-, 2023

    ...現状では豪雨の発生過程を陽に表現する数値気象モデルは限られていて豪雨の発生・発達過程への介入による豪雨の抑制効果を評価することが難しい.そのため,まずはそれらのモデル開発に注力し,さらに数値気象モデルと模型実験・現地観測による豪雨制御手法を数値的に構築するとともに,豪雨の発生・発達に効果的にインパクトを与える工学的手法を開発していく.その際,複数種類の工学的手法を考案し,それらを多時点・多段階的にリアルタイム...

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  • 小児救急における人工呼吸トレーニングシステム

    高森 康平, 染谷 真紀, 黒田 知宏, 荒船 龍彦 生体医工学 Annual61 (Abstract), 183_1-183_1, 2023

    ...EC法による人工呼吸が一般的だが小児患者は顔が小さく凹凸が少ないため,マスクが完全に密着しているか分かりづらく鼻や顎付近から空気が抜けることが多い.しかし加圧しすぎると眼球破裂に繋がる.緊急の処置のため短時間内に迅速に行う必要がある.といった難易度の高い処置である.そこで本研究はマスクと顔の密着度を確認しながら最適なマスク加圧を技術習得できる乳幼児人工呼吸トレーニング装置の開発を目的とした.乳幼児模型...

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  • 一体型弾性模型船に適した曲げ試験・捩り試験法の検証

    宝谷 英貴, 三上 航平, 小森山 祐輔, 岡 正義, 村山 英晶 日本船舶海洋工学会論文集 38 (0), 85-97, 2023

    <p> This paper examines bending and torsional testing methods specific to hydro-structural ship models. The methods examined include testing on land and water. The on-land testing uses supports that …

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  • レンズひずみの収差解析の試み

    橋本 諭, 鈴木 聡, 辻元 丞司, 金児 裕 日本視能訓練士協会誌 53 (0), 131-139, 2023

    ...</p><p> <b>【対象と方法】</b>模型眼に装着したアタッチメントにレンズを取り付け、レンズを介した模型眼角膜の波面収差をWave-Front Analyzer KR-1Wを用いて測定した。はじめに模型眼、その後ガラス製検眼レンズ、ひずみ量を0度から3度で作製したレンズ①から⑦のプラスチックレンズの波面収差解析をそれぞれ10回測定して得られた収差量の統計処理を行った。...

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  • ROSを用いた模型建設ロボットシステムの開発

    谷島 諒丞, 村本 いづみ, 松下 文哉, 永谷 圭司, 小澤 一雅 i-Constructionの推進に関するシンポジウム講演概要集 2023 (0), 33-36, 2023

    ...我々の研究グループでは,設現場の自動化・自律化に関する研究開発や教育活動に用いるために,小型の模型建設ロボットシステムを開発している.本稿では,この開発したシステムを紹介する.システム全体について述べるとともに,模型自動ショベル,模型自動ダンプトラック,位置情報配信システムの各要素の詳細について解説し,運用を通して明らかになった課題をまとめる....

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  • 縮小模型による変形構造の再現:最近の実験材料開発から

    MASSARO Luigi, ADAM Jurgen, 山田 泰広 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 246-, 2023

    ...本講演では、Massaro et al 2021, Massaro et al 2023の成果を基に、縮小模型実験の可能性が広がりつつある状況を報告する。 Massaro, L., Adam, J., Yamada, Y. 2023. Tectonophysics 855, 229828. Massaro, L., Adam, J., Jonade, E., Yamada, Y. 2021....

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