白井 汪芳, 吉田 雅雄, 桜井 浩美, 北条 舒正
日本化学会誌(化学と工業化学)
1973
(6),
1206-1209,
1973-06-10
銅(II)アンミン錯体水溶液中で銅(II)イオンと膨潤したポリビニルアルコール(PVA)の錯生成反応において,配位子基質内への錯生成反応の進行の仕方について,関戸,松井が多層高分子膜への染料の拡散定数を求める方法として提案したフィルム巻層法を用いて検討した。その結果,錯生成を起こしやすい反応系ほど銅(II)錯体の生成は内部まで達し,求められたD<sub>(c)</sub>',も大きな値をもつこと…
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