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検索結果 7,230 件

  • 容器内初期酸素量がイチゴジャムの品質に及ぼす影響-外観および官能評価について-

    後藤隆子 7 20-26, 2024-03-31

    ...酸素制御による容器詰食品の品質保持を効果的に実施するため,イチゴジャムの品質と酸素の関係について研究を行った.容器内初期酸素濃度を0,2,5,10および21%に調整し,殺菌後30℃または5℃で保存した.調査は容器内酸素量と品質(外観,色調,官能評価)について行った.30℃保存の容器内酸素量は保存に伴い減少し,初期酸素濃度が高いほど顕著であった.5℃保存は30℃と同じ傾向を示したが,減少は緩やかであった...

    DOI 機関リポジトリ

  • 0.1 kGy以下のガンマ線照射によりDNA中に生成する5,6-dihydrothymidineの高感度定量法の開発

    藤原 拓也, 福井 直樹, 古田 雅一, 高取 聡 RADIOISOTOPES 73 (1), 35-46, 2024-03-15

    ...この方法を用いて、殺菌を目的とした比較的高線量(≥0.5 kGy)の照射履歴を動物性食品および植物性食品の双方において検出することが可能である。一方、検疫処理や発芽抑制を目的として照射された比較的低線量(<0.5 kGy)の食品を検出するには、線量の低下に伴いDHdThdの生成量が少なくなるためより高い感度を要する。...

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 滑走性海洋細菌Aureispira marina からの免疫活性を指標としたペプチドグリカン調製の試み

    川原, 一芳, 中林, 祐太, 野口, 翔, 蛯名, 葵, 尾之上, さくら 研究報告 67 1-6, 2024-03

    ...滑走性を有する海洋細菌であるAureispira marinaは多量のアラキドン酸や2-ヒドロキシ脂肪酸を含むセラミドを有していることから,特殊な細胞表層構造をもつことが予想された.その中でも特に,細菌に共通の細胞壁成分であるペプチドグリカン(PG)について興味が持たれたため,本研究においてPGの調製を試みた.A. marinaを培養後に加熱殺菌し,通常のPG調製法を適用してPGの調製を試みたが,得...

    機関リポジトリ

  • LED光源を用いたUV-B照射によるイチゴうどんこ病およびイチゴ炭疽病の抑制

    内橋 嘉一, 高野 仁, 田中 雅也, 田坂 勝次, 神頭 武嗣 日本植物病理学会報 90 (1), 5-13, 2024-02-25

    ...ピークとするLED光源(UVL308)と,311 nmをピークとするLED光源(UVL311)によるイチゴうどんこ病および炭疽病の発病抑制を検討した.中発生条件の冬期,秋冬期の試験では,UVL308区のうどんこ病防除価はそれぞれ91.9,86.9と高く,UVL311区の74.8,61.0を大きく上回った.一方,多発生条件の春期の試験では防除価はUVL308区で62.4,UVL311区で64.5となり,殺菌剤...

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 組織培養で増殖したノビルの香気成分の解析

    中山 秀幸, 松田 美紀, 大窪 かおり, 大島 一里, 福田 伸二, 石丸 幹二 におい・かおり環境学会誌 55 (1), 20-22, 2024-01-25

    ...<p>ノビルの珠芽を殺菌し,1/2 MS固型培地上に置床し,発芽した植物体を継代培養することで茎葉培養体を得た.ノビル茎葉培養体の香気成分は,野生ノビルと同様ネギ類に特徴的な含硫成分を含んでいたが,野生ノビルに比較して低含量であった.今回ノビルの大量増殖と長期保存に有用な茎葉培養体を獲得するとともに,組織培養系におけるノビルの香気成分を初めて解析した.</p>...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • スライサーへのオゾン水かけ流し製法によるカット野菜の品質保持

    水野 義隆, 西村 園子, 椛島 真一郎, 鍋田 優, 早川 文代, 稲津 康弘 日本食品科学工学会誌 71 (1), 13-21, 2024-01-15

    ...<p>カット野菜の製造工程では喫食サイズにカットした野菜を次亜塩素酸ナトリウム水溶液により殺菌することが多く, それが野菜の食味変化や褐変などの原因となることもある. 一方, カット野菜の殺菌にはオゾン水も利用できる....

    DOI Web Site 参考文献18件

  • プラズマ処理技術の食品殺菌への応用

    角川 幸治, 田中 武 表面と真空 67 (1), 9-14, 2024-01-10

    <p>Plasma-based ion implantation is fundamentally a three-dimensional ion implantation technique that utilizes plasma as its foundation. It has been employed for surface modification of industrial …

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  • セルロースナノファイバーを活用した新規農業資材

    林 優衣 紙パ技協誌 78 (2), 112-115, 2024

    ...nanoforest-S【アグリ】は殺菌・殺虫成分を含まず,ACC-CNFの特徴である両親媒性を利用し,「マスク効果」・「カモフラージュ効果」の2つのユニークな効果によって病原菌の侵入を物理的に抑制する。本資材は大部分の植物病害の原因となる糸状菌(カビ)と細菌の両方の侵入抑制に効果があることが学術的にも示されている。...

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  • 5,6-ジヒドロチミジンを指標とした植物性乾燥食品の照射履歴の検知

    福井 直樹, 藤原 拓也, 古田 雅一, 高取 聡 食品衛生学雑誌 64 (6), 206-213, 2023-12-25

    ...<p>放射線照射は,食品の殺菌と殺虫,農作物の発芽防止を目的として世界中で広く使用されている.しかし,日本では馬鈴薯の発芽防止を除いて食品への照射は禁止されている.放射線の照射によってDNA中のチミジン残基から生成する損傷ヌクレオシドである5,6-ジヒドロチミジン残基を指標として照射履歴の検知を試みた.8種類の植物性乾燥食品試料をガンマ線照射(3.2~8.3 kGy)した.試料からDNAを抽出後,DNA...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • オゾンの貯蔵・濃縮技術

    谷村 泰宏, 松浦 洋航 電気学会誌 143 (12), 762-765, 2023-12-01

    ...<p>1.はじめに</p><p>オゾンは酸素の同素体であり,その酸化力はフッ素に次いで強いが,反応後に残留しないという特性があり,殺菌・酸化剤として使用されている<sup>(1)</sup>。特に,上水の高度処理・下水や工業用水の再利用処理などの水処理プロセス,パルプ漂白処理や半導体製造などの化学反応プロセス,室内空</p>...

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  • 非平衡プラズマの物理的・化学的制御応用

    金子 俊郎 応用物理 92 (10), 592-598, 2023-10-01

    ...<p>非平衡プラズマは,高い電子温度(数万度)と低いガス温度(室温程度)を有していることが特長であり,低温プラズマとも呼ばれている.高エネルギーの電子がガス原子・分子と衝突し,イオン・励起種・活性種を生成することで化学反応が促進され,薄膜成長,ナノ材料合成などの材料分野とともに,殺菌,がん治療,植物病害防除などの環境・医療・農業分野の幅広い応用分野で利用されている.さらに,電場や磁場によって電子やイオン...

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  • 低温プラズマおよびハイパーサーミア併用効果を用いたがん治療の可能性

    近藤 隆, 橋爪 博司, 田中 宏昌, 石川 健治, 齋藤 淳一, 堀 勝 Thermal Medicine 39 (3), 21-30, 2023-09-30

    ...<p> プラズマは固体・液体・気体に続く物質の第4の状態である.狭義のプラズマは,気体を構成する分子が電離し,陽イオンと電子に分かれて運動している状態であり,電離気体に相当する.いわゆる熱プラズマはすでに消化管や鼻腔表面の組織凝固壊死を誘導する熱凝固装置治療に使われている.近年,低温プラズマ技術の発展が目覚ましく,止血,がん治療,遺伝子・薬物導入,殺菌・滅菌,創傷治療等,多くの医療分野への利用が注目...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献29件

  • カニ殻由来キトサンと貝殻焼成粉末の併用による凝集・殺菌・ウイルス不活化効果

    高橋 寛斗, 福地 翔哉, 中本 莉緒, 片桐 誠之 化学工学論文集 49 (5), 123-128, 2023-09-20

    ...<p>カニ殻由来キトサンと貝殻焼成粉末の併用による濁液の浄化を試み,濁質の凝集沈殿だけでなく,殺菌とウイルス不活化効果が付与され,衛生的に安全で清澄な処理液が得られることを明らかにした.細菌とウイルスの不活化は酸化カルシウムが主成分の貝殻焼成粉末による効果で,濁質となる粘土粒子,細菌,貝殻焼成粉末はカチオン性ポリマーであるキトサンにより凝集フロックを形成し速やかに沈降した.貝殻焼成粉末を添加することで...

    DOI Web Site 参考文献17件

  • 日向夏搾汁の製造工程における芽胞形成細菌の挙動

    内田 丈聖, 岡 美里, 西原 健, 坂谷 洋一郎, 長田 隆 日本食品科学工学会誌 70 (9), 389-394, 2023-09-15

    ...今回の実験では検出できなかったTABだが, 過去の変敗事例や本菌種の諸性質を考慮すると, 殺菌指標菌として検討する必要がある. そのため, 今後はTABによる日向夏100%ジュース中での発育試験を行い, 発育する場合は, 加熱殺菌指標菌として適切な加熱殺菌条件を設定して管理すべきと考える....

    DOI Web Site 参考文献5件

  • レーザー吸光法を用いたオゾン反応機構の時空間分布調査

    髙木 拓, 青柳 翼, 佐々本 凌, 浪平 隆男, 王 斗艶 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 195-196, 2023-08-31

    ...近年、このオゾン生成における新たな手法としてパルスパワーによるオゾン生成が注目されており、他の放電方式に比べエネルギー効率は高いが、生成されるオゾン濃度が40g/m3で飽和し、下水処理や殺菌処理で必要となる100-120g/m3には届いていないのが現状である。...

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  • パルス高電圧によるエアロゾル中細菌の不活化

    田尻 隼人, 佐久川 貴志, 古川 隼士, 上野 崇寿 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 337-337, 2023-08-31

    ...本研究では養鶏場内の新しい殺菌手法として高電界印加による殺菌法を提案する。養鶏場内に飛散する糞や飼料などの塵やエアロゾルを高電界によって集塵・凝集し、さらに殺菌することを目的とし、実験を行ったので報告する。</p>...

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  • 1. 口腔領域のCadaver Surgical Training(CST)における固定液(Thiel 液)改変の細菌学的検証

    小田中 朝美, 九鬼 憧子, 小林 真優, 清藤 尚子, 佐々木 信英, 藤原 尚樹, 浅野 明子, 工藤 義之, 三浦 廣行, 藤村 朗 岩手医科大学歯学雑誌 48 (1), 39-40, 2023-06-30

    ...本学会第92 回例会にて,口腔領域の手術トレーニングに献体を用いるCST に適した固定液として,Thiel 固定液内臓保存用でモルホリン濃度1/2 量と1/10 量が顎関節の動きに一定の抵抗を持たせ,口腔粘膜の剥離が少ないことを報告した.Thiel 固定液の内臓保存用液は通常のホルマリン固定液と同様に微生物が出現しない.これはホルマリンの作用であると考えられるがTheil 液に含有されているモルホリンも殺菌...

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  • 高密度濃縮殺菌乳酸菌「EC-12<sup>Ⓡ</sup>」投与ネコにおける抗レトロウイルス能の検討

    小沼 守, 佐藤 逸郎, 久山 昌之, 加藤 郁, 村上 彬祥, 大島 誠之助 ペット栄養学会誌 26 (Suppl), suppl_27-suppl_28, 2023-06-30

    ...一定の抗ウイルス能のある<i>Enterococcus faecalis</i>に加熱殺菌処理後、高密度濃縮した乳酸菌素材「EC-12<sup>Ⓡ</sup>」を、FeLVおよびFIVの感染したネコ8頭に給与試験を実施したところ、FIVでは陽性率100% (3/3)と効果が認められなかったものの、FeLVに対しては約5か月後の陽性率が40% (2/5)となった。</p>...

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  • 土壌微生物叢活性剤 Takeo-Tanisaka 液の利用による熱帯稲作の画期的改善

    竹生 敏幸, 谷坂 隆俊 作物研究 68 (0), 41-50, 2023-06-21

    ...の不使用と,水田周辺の草叢の刈取も重要であること,ただし,必要最低限の殺虫剤は使用してもよいことが示された.この推測の正しさを検証するために,フィリピン稲研究所アグサンが主催する収量のみを競う稲作コンテストに 3 期連続で挑戦した.コンテストでは,肥料や殺菌剤を一切使用せず,TT 液と最小限の殺虫剤のみを使用し,さらに試験田の周囲の草刈り,水管理を徹底して行った.その結果,収量性の低い固定型品種 RC240...

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  • 春どり作型のネギ黒腐菌核病に対する各種殺菌剤のセル成型育苗トレイ灌注処理の防除効果

    井上 浩, 竹元 剛, 佐古 勇, 西村 昭, 梶本 悠介 関西病虫害研究会報 65 (0), 53-61, 2023-06-01

    ...<p><i>Sclerotium cepivorum</i> Berkleyが引き起こすネギ黒腐菌核病の防除のため,春どり作型におけるセル成型育苗トレイ灌注処理に適する殺菌剤について土壌消毒を実施しない圃場で検証した。殺菌剤はペンチオピラド水和剤,ピラジフルミド水和剤,インピルフルキサム水和剤およびマンデストロビン水和剤の合計4種類を比較した。...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • Quantitative allele-specific PCR法を用いた愛知県におけるQoI耐性コムギうどんこ病菌の分布調査

    恒川 健太, 石井 直樹, 水上 優子 関西病虫害研究会報 65 (0), 35-41, 2023-06-01

    ...<p>愛知県のコムギうどんこ病菌におけるQoI殺菌剤耐性を調べるため,2021年にコムギ産地6地区から本病原菌を採取し,QoI剤感受性の生物検定とシーケンス解析による<i>cytb</i>遺伝子の変異調査を実施した。その結果,QoI剤に耐性を示した株が存在し,それらの株は<i>cytb</i>遺伝子にG143A変異を有することが判明した。...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • ナラ枯れの媒介昆虫カシノナガキクイムシの生態はどこまで解明されたのか?

    小林 正秀 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 197-, 2023-05-30

    ...無被害地の健全木の幹に穴をあけて殺菌剤を注入したり、無被害地にフェロモン剤を設置するなど、カシナガを無被害地に引きずり出す対策が行われている。カシナガは、枯死して間もない樹木を利用する二次性昆虫であるが、数が増えると健全木にも攻撃して枯死させる一次性昆虫に転化する。カシナガは、枯死して間もない樹木という量的に少ない寄主を探し当てるため、飛翔力が高く、嗅覚が鋭い。...

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  • 殺菌処理が林床植物イチヤクソウの菌根菌群集と炭素獲得に及ぼす影響

    榮 航太朗, 河合 将生, 北上 雄大, 谷川 東子, 松田 陽介 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 639-, 2023-05-30

    ...殺菌処理は菌根菌群集のα多様性に影響せずベニタケ科が優占したが、β多様性は低下した。葉と果実の炭素安定同位体比は殺菌処理によって周囲の個体よりも有意に減少した。以上から、殺菌処理が根外に伸びる菌根菌の菌糸に影響したことで菌根への炭素供給が断たれ、イチヤクソウは不足する炭素を光合成で補償した可能性が示唆された。</p>...

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  • 広葉樹菌根圏領域の違いが根圏バクテリア群集に及ぼす影響

    山本 航, 田中 恵 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 646-, 2023-05-30

    ...本研究では、菌根圏内に存在するバクテリアに着目し、表面殺菌の有無により菌根内部と菌根表面部(内部含む)の2つの領域からバクテリアを培養し、群集組成に違いが見られるかを調査した。千葉県草深の森において、外生菌根性のコナラから根端を採取した。次亜塩素酸ナトリウム及び過酸化水素で表面殺菌した根端と無処理の根端からバクテリアを培養し、16SrRNA領域のシークエンスを行った。...

    DOI

  • 高密度濃縮殺菌乳酸菌「EC-12<sup>®</sup>」投与ネコにおける抗ウイルス能の検討

    浮田 紗弥, 縄井 愛理, 佐藤 逸郎, 村上 彬祥, 大島 誠之助, 小沼 守 ペット栄養学会誌 26 (1), 1-7, 2023-04-10

    ...ネコの健康推進に期待されるプロバイオティクスの1つとして、<i>Enterococcus faecalis</i>に加熱殺菌処理後、高密度濃縮した乳酸菌素材がある。そこで乳酸菌素材の抗ウイルス能を調査するため、polymerase chain reaction(PCR)検査後によりFHV-1またはFCVの陽性のネコ11頭(1頭重複感染有)を供試ネコとした。...

    DOI

  • レモンとポッカレモンの殺菌・抗菌効果の比較解析

    芋川, 浩, 上鶴, 紗也 福岡県立大学看護学研究紀要 20 1-8, 2023-03-31

    ...【考察】表皮ブドウ球菌に対する阻止円形成では、ポッカレモンはレモン果汁の1.19倍、抗生物質の1.26倍の殺菌・抗菌効果を示した。大腸菌に対しては、ポッカレモンはレモン果汁の1.09倍の殺菌・抗菌効果を示した。これらの結果より、ポッカレモンは表皮ブドウ球菌および大腸菌に対し高い殺菌・抗菌効果を示し、災害時の簡易的な医療処置として使用できると期待できる。...

    機関リポジトリ 医中誌

  • 敗血症患者血液由来および健常者皮膚分離<i>Bacillus cereus</i>株芽胞のポビドンヨード感受性

    石原 由華, 柴山 恵吾, 社本 生衣, 宇佐美 久枝, 太田 美智男 日本環境感染学会誌 38 (2), 57-60, 2023-03-25

    ...<p><i>Bacillus cereus</i>芽胞のポビドンヨードに対する感受性を血液由来15株と健常者皮膚分離15株の芽胞を用いて作用時間と温度を変えて検討した.いずれの処理条件でも高度耐性株はなく,多くの菌株で10%ポビドンヨード処理5分で約99%の芽胞が殺菌されたが,残りの約1%の芽胞は30分処理後も生残した.皮膚由来株5株,血液由来株3株は5分処理後に生菌数が約0.1%になった.作用温度...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • 重症骨軟部組織感染症に対する次亜塩素酸の使用経験

    古市 格, 小河 賢司, 村田 雅和 整形外科と災害外科 72 (1), 106-111, 2023-03-25

    ...と安全性を厚生労働省も認めているが医薬品ではない.今回使用した次亜塩素酸(epicsy®)は水素イオン指数(pH)と有効塩酸濃度(ppm)を自由に正確に設定することが可能で,pH5.5~6/200ppmの微酸性で殺菌作用,pH7.5周辺の弱アルカリで洗浄作用があり,医薬品ではないが感染治療の補助として有益な可能性がある....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • 低温プラズマの生物作用と医療への展開

    近藤, 隆 Toyama medical journal 33 (1), 1-6, 2023-03

    ...近年,低温大気圧でプラズマを発生させる技術の進歩とともに,創傷治癒,殺菌・滅菌,がん治療等,多くの医療分野への利用が注目されている。著者らは低温プラズマによる細胞死(アポトーシス)の機序解明とその増強を試み研究してきた。温熱を併用すると物理的に低温プラズマによるアポトーシスを増強した。細胞内グルタチオンを減らすスルファサラジンは化学的にアポトーシスを増強した。...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 低コストで殺菌を実現する深紫外LED カンボジアに安全な水を提供したい

    国立研究開発法人科学技術振興機構 JSTnews 2022 (2023.3), 3-7, 2023-03-01

    ...そのコア技術として期待されるのが、「深紫外線」と呼ばれる波長が短く殺菌能力の高い紫外線を放つ発光ダイオード(LED)だ。三重大学大学院工学研究科の三宅秀人教授らは、その深紫外LEDの出力を上げると同時に製造コストは抑え、科学技術の力で安全な水を提供するという持続可能な開発目標(SDGs)の達成に挑んでいる。</p>...

    DOI

  • UAVによる葉いもち被害度の評価と殺菌剤要否判断の実証試験

    小林 隆, 佐々木 崇, 上野 清, 菅原 隆介, 鈴木 寛人, 仙台 慎一郎, 田邊 大, 白土 宏之, 片平 光彦, 長谷 修 システム農学 38 (3), 45-56, 2023-02-25

    ...これらの関係を用いて葉いもちの被害度を評価し、殺菌剤散布の要否判断を行うことで慣行防除栽培に比べて減農薬栽培が可能となるか現地実証試験を行った。慣行防除区では、地域の慣行防除体系である育苗箱施用剤による葉いもち予防防除と出穂期の茎葉散布剤による穂いもち防除の2回防除とした。...

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  • I.PPIと関連しうる有害事象―総論―

    木下 芳一, 八幡 晋輔, 佐貫 毅, 大内 佐智子 日本内科学会雑誌 112 (1), 10-17, 2023-01-10

    ...<p>プロトンポンプ阻害薬(PPI)は強力な胃酸分泌抑制能を有し,酸関連疾患の第一選択薬として用いられている.ところが,胃酸分泌を長期間にわたって抑制すると,消化吸収能の低下,殺菌能の低下,高ガストリン血症や腸内細菌叢の変化が起こり,有害事象が発生するのではないかと心配されてきた.腸管感染症の発症リスクは増加する可能性が高く,胃酸分泌抑制薬は最少量を最短期間投薬するとともに,今後も研究を続けることが...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • スマートフォンと試験紙を用いる次亜塩素酸の簡易定量法の開発

    間中 淳, 柴田 慶之, 武内 義弥, 古川 奉史, 袋布 昌幹 分析化学 72 (1.2), 45-49, 2023-01-05

    ...<p>試験紙とスマートフォンを用いて次亜塩素酸の簡易分析法を開発した.次亜塩素酸は殺菌剤の中でも殺菌効果の高い成分であるが,市販の試験紙では次亜塩素酸の直接比色測定はできず,pHと総残留塩素を比色測定した結果から計算して求める必要がある.本法では,クロール試験紙のpHと総残留塩素を同時に比色測定して,その結果から,次亜塩素酸の濃度を演算して求める機能を有するアプリを制作した.そのアプリを搭載したスマートフォン...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 妊娠中のリステリア感染の5症例

    梶山 くるみ, 吉田 司, 山中 美智子 日本周産期・新生児医学会雑誌 59 (3), 392-396, 2023

    ...毎年発生した.児の転帰は2例が子宮内胎児死亡(妊娠20週,23週),3例が胎児機能不全のため緊急帝王切開による出生(29週,33週,39週)であった.現時点で児の遠隔予後に異常はない.母体は発熱や腹痛などの症状を呈しており,診断は細菌培養検査でリステリアが検出されることで確定した.細菌培養結果判明後からAmpicillinを含む抗菌薬で治療を行い,母体は全例で軽快した.原因と推定される食品は,1例は未殺菌乳...

    DOI 医中誌

  • 窒素含有アモルファス炭素系薄膜の紫外線殺菌処理に対する細胞増殖性

    一條 瑛巴, 金杉 和弥, 馬目 佳信, 平栗 健二 生体医工学 Annual61 (Abstract), 315_2-315_2, 2023

    ...また、医療機器には使用前の殺菌処理が必要不可欠であり、薄膜材料には紫外線殺菌や高圧蒸気滅菌に対する耐久性も重要な要素となる。加えて、医療機器に使用されるチタンやセラミックス、ポリマー等に対して薄膜の密着性が求められる。このように、薄膜材料には条件が多数存在するが、これらの条件を満たす可能性ある材料としてアモルファス炭素系薄膜がある。...

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  • 牛肉の低温調理加熱特性とその評価

    服部 祥, 末原 憲一郎, 亀岡 孝治, 羽田 和広, 宍倉 たける, 大引 伸昭, 橋本 篤 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 61-, 2023

    ...さらに,牛肉の特性を考慮した計算により求めた中心温度の経時変化に基づき,代表的な食中毒菌の殺菌効果を予測することができた。これらの結果は,科学的視点に基づいた加熱条件を定量的に提示できる可能性を示唆している。</p>...

    DOI

  • 腸管恒常性破綻によって起こる炎症性腸疾患

    奥村 龍, 竹田 潔 腸内細菌学雑誌 37 (1), 09-19, 2023

    ...<p>おびただしい数の腸内細菌が存在する腸管においては,腸管上皮細胞によって構築される上皮バリアが腸内細菌を,小腸では主に殺菌作用のある化学的バリアで,大腸では粘液層を中心とした物理的バリアで制御し,各腸管で恒常性が維持されている.それゆえ,何らかの環境要因により腸内細菌が変化する,または遺伝的素因により上皮バリアが脆弱化した場合には,腸内細菌の組織侵入を許すことになり,腸内細菌による過剰な免疫応答...

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  • 通液塔全体をアルカリ殺菌できる澱粉糖精製システム

    小貫 政将, 吉良 周作, 古畑 芳樹, 山﨑 誠 日本イオン交換学会誌 34 (2), 17-21, 2023

    ...本澱粉糖精製システムは,澱粉糖液を供給する通液塔全体をアルカリ殺菌することで,従来のイオン交換精製プロセスに菌対策を付加機能として備えた精製システムである。</p>...

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  • 深紫外発光ダイオードを用いた短波紫外線観察器の評価

    福田 千紘 宝石学会(日本)講演会要旨 45 (0), 3-3, 2023

    ...近年価格も寿命も改善し殺菌灯の代替品として大量に流通している。</p><p>今回はこの深紫外発光ダイオードを用いて短波で蛍光を発する宝石種の蛍光色を水銀ランプを用いた短波紫外線と比較した。</p><p>発光波長は水銀ランプが 254nm 付近で発光ダイオードはばらつきがあるものの概ね 280-260nm 程度で水銀ランプに比べてやや長波長である。...

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  • 白い乳に含まれる赤いタンパク質〜ラクトフェリンの機能性〜

    髙山 喜晴 Oleoscience 23 (8), 423-429, 2023

    ...細菌の増殖に必要な鉄をキレートすることで静菌作用を発揮する他,直接的な殺菌作用,免疫調節機能等により生体防御に寄与している。さらに,ラクトフェリンの経口投与により脂質代謝や糖代謝が改善されることが動物実験やヒト試験で明らかになっている。ラクトフェリンは脂肪前駆細胞の脂肪細胞分化を阻害するほか,脂肪分解を促すことで成熟した脂肪細胞における脂肪蓄積を阻害する。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • カレーの加熱調理中における芽胞菌の殺菌

    松﨑 好, 今野 みやび, 岡崎 尚 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 153-, 2023

    ...一方,生残芽胞数を推定計算したところ,1.45×10<sup>5</sup>CFU/gとなり,測定と同様にほとんど殺菌効果は期待できなかった。</p>...

    DOI

  • 過熱水蒸気による炊飯が米飯の物理特性に及ぼす影響

    石橋 ちなみ, 柳生 実祈, 吉田 有里, 清水 善弘, 佐古 圭弘, 叶内 宏明, 竹中 重雄 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 4-, 2023

    ...<p>【目的】過熱水蒸気(Super-Heated Steam,以下,SHS)は,100℃で蒸発した飽和水蒸気を,常圧で100℃以上に加熱した無色透明の気体であり,食品では加熱調理・加工,殺菌等に用いられている。米の炊飯ではこれまでに,コンベア上の米にSHSを直接暴露し散水しながら炊飯すると,米飯は老化しにくく嗜好性が維持されるとの報告がある。...

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  • 「キュアサイド」と「リアライザー」による抄紙マシンの操業性と紙品質の向上

    武末 早織, 但木 孝一 紙パ技協誌 77 (10), 917-923, 2023

    ...<br>キュアサイドシリーズは,真菌類に強い有機殺菌成分も生成できる酸化型スライムコントロール剤で,殺菌力向上とスライム発生予防に貢献できる薬剤である。ORP(酸化還元電位)による自動制御等の添加技術も導入しており,系内環境の変動が大きい場合でも安定した殺菌力を発揮できる。...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 低温プラズマの生物作用と医療への展開

    近藤 隆 Toyama Medical Journal 33 (1), 1-6, 2023

    ...近年,低温大気圧でプラズマを発生させる技術の進歩とともに,創傷治癒,殺菌・滅菌,がん治療等,多くの医療分野への利用が注目されている。著者らは低温プラズマによる細胞死(アポトーシス)の機序解明とその増強を試み研究してきた。温熱を併用すると物理的に低温プラズマによるアポトーシスを増強した。細胞内グルタチオンを減らすスルファサラジンは化学的にアポトーシスを増強した。...

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  • 呼吸器疾患事例から考える合成高分子有機粉じんによる肺毒性

    山野 荘太郎, 梅田 ゆみ 産業医学レビュー 36 (2), 78-, 2023

    ...近年、日本で問題となった架橋型アクリル酸系水溶性高分子化合物の呼吸器疾患発症事例、その他のアクリル酸系ポリマーの研究データ、および韓国における加湿器用殺菌剤 PHMG による呼吸器疾患発症事例や、スペインおよびアルジェリアの塗装工場で使用されたAcraminによる呼吸器疾患発症事例について本稿で概説したい。...

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  • 海水試料の溶存無機炭素分析における塩化ベンザルコニウムによる殺菌処理

    高橋 浩, 南 雅代, 垣内田 滉 日本地球化学会年会要旨集 70 (0), 216-, 2023

    <p>水試料の溶存無機炭素分析にあたり、試料中に生息する微生物の活動を停止させる処理が必要で、環境負荷の低いろ過処理や塩化ベンザルコニウムを添加について、名古屋港藤前干潟の海水とつくば市内の井戸水(地下水)を用いて検証を行った。ろ過処理のみでは生物活動の影響を排除できず、塩化ベンザルコニウムの添加のみでは地下水では効果があるが、海水では無視できない変化が生じた。しかし、ろ過と塩化ベンザルコニウム…

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  • ポリペプチド系抗菌薬による腎機能障害発症の新たなメカニズムの解明

    鈴木 若奈, 鍵 智裕, 平田 祐介, 野口 拓也, 松沢 厚 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P1-089S-, 2023

    ...<p> コリスチンは、グラム陰性桿菌に対して優れた殺菌作用を示す環状ポリペプチド系抗菌薬である。近年、コリスチンは既存の抗菌薬が無効とされる多剤耐性グラム陰性桿菌に対する最終救済薬として注目を集めている。しかし、コリスチン投与により頻発する腎機能障害が大きな障壁となり、現状では臨床での使用が制限されている。従って、コリスチンによる腎機能障害発症メカニズムの解明は急務の課題である。...

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  • PL法から見た専門職に要求される技術標準と公開論文:

    GPI Journal 8 (1), 23-29, 2022-12-31

    ...さらに、食品加工で義務が課せられている殺菌・除菌の義務で食中毒など健康被害防止を図らねばならない。これらの基準、標準、義務に反した食品製造物の提供責任が課せられている。本研究は食品適用の免責となる評価基準に研究した成果を報告する。...

    DOI

  • ロボット農園:

    GPI Journal 8 (1), 39-43, 2022-12-31

    ...一般社団法人・次世代農水産研究所、一般社団法人GPI標準化委員会、および(株)NBL研究所に所属するの先生方の協力を得て,提案の土壌加熱殺菌設備を開発し、商品価値の高い作物を通年・連続年栽培を可能とする.完成すれば、公共電力事業会社の関係会社らが進める営農発電プロジェクトの機械化栽培農園に採用される見込みである。...

    DOI

  • PL法から見た専門職に要求される技術標準と公開論文:

    GPI Journal 8 (1), 19-22, 2022-12-31

    ...さらに、食品加工で義務が課せられている殺菌・除菌の義務で食中毒など健康被害防止を図らねばならない。これらの基準、標準、義務に反した食品製造物の提供責任が課せられている。本研究は食品適用の免責となる評価基準に研究した成果を報告する。...

    DOI

  • ロボット農園:

    GPI Journal 8 (1), 44-51, 2022-12-31

    ...一般社団法人・次世代農水産研究所、一般社団法人GPI標準化委員会、および(株)NBL研究所に所属するの先生方の協力を得て,提案の土壌加熱殺菌設備を開発し、商品価値の高い作物を通年・連続年栽培を可能とする.完成すれば、公共電力事業会社の関係会社らが進める営農発電プロジェクトの機械化栽培農園に採用される見込みである。...

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  • 光センシング情報に基づいた食品の新規加工技術に関する研究

    橋本 篤 日本食品工学会誌 23 (4), 115-130, 2022-12-15

    ...,マルチバンド光センシングの多面的な特性とその食品加工プロセスへの応用の可能性に着目した.その結果,マルチバンド光センシング手法は,遺伝子発現や代謝関連物質などのミクロの生物情報と代謝によって発言する外観などのマクロの生物情報を結びつけるための計測手法として有効であることが示された.また,そのセンシング手法は,科学的かつ客観的な情報に基づいた食品加工への展開に可能なものと考えられた.さらに,乾燥,殺菌操作...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献45件

  • 高圧処理の調理効果に着目したおいしさとサスティナブルを両立する惣菜製造の検討

    中本 大介, 上地 利征, 田中 由美, 相羽 孝亮, 杉浦 華代, 石川 翔子, 仲沢 萌美, 菊地 美里 日本食品工学会誌 23 (4), 109-113, 2022-12-15

    ...<p>多くの惣菜は鮮度保持期間が短く,フードロスの要因となっている.これまで鮮度保持期間を延長するために一般的に用いられてきた加熱殺菌は,熱変性によるフレッシュ感の低下や,具材の褐変が課題となる.上記課題を解決するため,加熱によらない新たな静菌手法として高圧処理に着目し,研究を開始した.長い歴史をもつ加熱殺菌と比較し高圧処理の知見は少なく,商品設計,安全性の担保,品質管理の運用など,実用化までには多...

    DOI Web Site Web Site 参考文献5件

  • 各種殺菌剤のネギ黒腐菌核病防除効果とピラジフルミド水和剤の効果的な散布時期

    井上 浩, 竹元 剛, 佐古 勇, 谷口 美保 関東東山病害虫研究会報 69 (0), 19-26, 2022-12-01

    <p>鳥取県西部に位置する弓浜半島のネギ黒腐菌核病常発現地砂畑生産圃場において,8 月上旬から 9 月上旬植付け,3 月収穫の根深ネギ春どり作型で,2015 年から 2019 年にかけて薬剤による防除効果試験を行った。供試した 7 薬剤のうち,SDHI 剤 4 種の効果が高かった。なかでもピラジフルミド水和剤の散布は,他の株元灌注,株元散布,散布剤に比べ安定した防除効果を示した。ピラジフルミド水…

    DOI Web Site

  • サトイモ疫病発病圃場から得た塊茎が次作の伝染源となる可能性の検証

    中田 菜々子, 髙橋 真秀, 鐘ヶ江 良彦 関東東山病害虫研究会報 69 (0), 16-18, 2022-12-01

    ...また,他病害に対して種芋処理の適用がある殺菌剤を処理した塊茎を 1 ヶ月間ポットで栽培した後にも本菌は検出された。以上のことから,発病圃場から得た塊茎はサトイモ疫病の伝染源となる可能性が高いと考えられた。</p>...

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  • SDGs 時代の病害虫管理

    後藤 千枝 関東東山病害虫研究会報 69 (0), 1-8, 2022-12-01

    ...農薬登録されている微生物の種類は日本よりも多く,殺虫剤ではバキュロウイルスや昆虫寄生性線虫,殺菌剤では糸状菌の実用化が進んでいる。今後,日本においても,新たな素材の発掘や既知の素材の再評価による微生物農薬の充実が望まれる。加えて,土壌改良材やバイオスティミュラントなどの多様な形態での微生物利用も視野に入れ,新たな病害虫管理体系の構築と農業現場への定着を進めることが必要である。</p>...

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  • 燻煙を用いた理科教材の開発−燻煙の殺菌効果の検証−

    長根 智洋, 小野寺 貴子 釧路論集 54 17-24, 2022-12

    ...の関係についての検証実験を行い,燻煙の殺菌効果を示す結果が得られた.北海道では学校教育において,アイヌ民族の歴史や文化等を学ぶ時間が設けられている.本研究はアイヌ民族の伝統的な食文化について,実験を通して主体的に学ぶことができる教科横断型教材になる可能性を秘めており,カリキュラム・マネジメントの視点からも有効な教材になることが期待される....

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 大分県におけるイチゴ灰色かび病菌の殺菌剤感受性

    祖田 嘉教, 古閑 凜太郎, 玉野井 昭, 坂本 誠毅, 山崎 修一 九州病害虫研究会報 68 (0), 36-43, 2022-11-28

    In order to elucidate occurrence trends of resistant isolates of <i>Botrytis cinerea</i>, we collected isolates from strawberry in Oita prefecture, Japan. We examined susceptibility of the isolates …

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 生野菜を対象とした低温環境におけるオゾンウルトラファインバブル混合液の洗浄効果

    小林 嵩季, 佐藤 大祐, 牛田 晃臣 化学工学論文集 48 (6), 199-205, 2022-11-20

    ...ナトリウム水溶液の一般生菌数は一桁程度低下し,オゾンウルトラファインバブルの殺菌効果は次亜塩素酸ナトリウムの場合と同程度であることを明らかにすることができた.凍結状態においては,オゾンの効果が低下し,次亜塩素酸ナトリウム水溶液の場合のみ,殺菌効果を有することがわかった.また,ウルトラファインバブル化したオゾンの保存性および温度変化の影響について考察を加えた....

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献10件

  • (7)低エネルギー電子を利用した新しい食品処理技術の開発

    片岡 憲昭 RADIOISOTOPES 71 (3), 211-217, 2022-11-15

    ...<p>300 keV以下の低エネルギー電子線で食品への表面殺菌方法を検討した。殻つき生卵の卵殻殺菌を例に,モンテカルロシミュレーションで卵殻に浸透する電子ビーム深度分布を作成し,可食部に照射される制動X線の線量が,0.10 Gy以下となる照射条件を明らかにした。...

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 泡沫滴からの液体ピンチオフ

    谷 茉莉, 栗田 玲 日本物理学会誌 77 (11), 740-744, 2022-11-05

    ...</p><p>我々は泡沫の重力下での振る舞いに注目した.風呂の壁などの鉛直壁に吹き付けられた泡沫内では,排水の効果により泡沫下部に液体が溜まっていく.さらには,泡沫下部から液体がちぎれる現象も観察される.このとき泡沫は一度に多くの液体を失うことになる.洗剤溶液が持つ殺菌成分なども流出して機能性が著しく低下するため,産業的には防ぎたい現象の一つといえる.しかし,鉛直な壁につけられた泡沫の挙動やそのメカニズム...

    DOI

  • 水稲の初冬直播き栽培における播種時期と種子コーティングが出芽率に及ぼす影響の広域評価

    鈴木 健策, 柏木 純一, 中島 大賢, 長菅 輝義, 望月 俊宏, 安彦 友美, 古畑 昌巳, 大平 陽一, 千葉 雅大, 木村 利行, 矢野 真二, 阿部 光希, 松田 晃, 齋藤 寛, 笹川 正樹, 髙橋 元紀, 西村 拓, 濱本 昌一郎, 常田 岳志, 西 政佳, 由比 進, 下野 裕之 日本作物学会紀事 91 (4), 291-302, 2022-10-05

    <p>水稲の初冬直播き栽培の広域適応性を明らかにするため,全国11地点において同一採種地・採種年の共通種子を用い,播種時期ならびに種子コーティングが出芽率に及ぼす影響を2シーズン評価した.種子コーティングを行わない無処理では,初冬直播きの出芽率が春播きより低かったものの,種子コーティングを行うことで向上,その差は縮小した.初冬直播きの播種時期と出芽率の関係に着目すると,東北地方の青森県,岩手県,…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献6件

  • コッククロフト・ウォルトン回路を用いた短ギャップ放電波形と計測器の関係

    薬師寺 典亮, 堀 海翔, 河野 鈴哉, 鄒 明志, 島元 世秀 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2022 (0), 329-329, 2022-09-15

    ...<p>大気の絶縁破壊現象で知られる放電プラズマは汚染物質の除去、植物の育成、殺菌などの研究開発が進められている。対向させた電極を用意し,高電圧を電極に印加すると他方を接地した電極との間に非熱平衡プラズマを発生する。非熱平衡プラズマの電子温度は大気の気体温度より高い状態であり,酸性雨の原因である窒素酸化物(NOx),硫黄酸化物(SOx)等の除去などに用いられている。...

    DOI

  • サケ科卵のミズカビ病に対するオキシリンクSPの防除効果

    倉田 修, 羽地 雅, 川島 拓也, 八木澤 優, 齋藤 哲, 森 竜也 魚病研究 57 (3), 95-102, 2022-09-15

    ...室内試験において<i>Saprolegnia</i>属菌5種に対するオキシリンクSPの殺菌効果を検討した結果,30分間の薬浴では10,000倍以下の希釈で殺菌作用を示した。野外試験では,<i>Saprolegnia</i>属菌以外の菌類が発育したサクラマス卵を除き,ニジマスおよびイワナ卵での菌糸発育抑制効果を確認した。...

    DOI Web Site 参考文献23件

  • 二酸化塩素注入による連続式洗濯機内の被洗布に付着した微生物に対する殺菌効果

    大久保 善彦, 高橋 哲也 繊維製品消費科学 63 (8), 525-534, 2022-08-25

    ....つまり,二酸化塩素の注入による方法は,熱水消毒した場合と同程度あるいはそれ以上の殺菌効果を示した.また,稼働しているクリーニング工場で二酸化塩素の注入装置を取り付けて,実際の被洗布に対する殺菌効果についても調べた.その結果,一部の被洗布には僅かな黄色ブドウ球菌や大腸菌群が検出されたものの,ほとんどの被洗布では生菌が全く検出されないこともわかった....

    DOI

  • 水道水による含嗽の効果

    黒野 祐一, 山下 勝 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 125 (8), 1298-1301, 2022-08-20

    ...<p> 塩素消毒された水道水に殺菌作用があることはすでに知られているが, 水道水による含嗽の殺菌作用は明らかにされていない. そこで, 水道水および各種処理後の水道水の殺菌作用を観察し, それぞれの残留塩素濃度と比較した. さらに水道水含嗽後の頬粘膜上皮細胞への付着細菌数を測定した....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 使用済み紙おむつの再生利用等に関する取り組み

    石井 颯杜 Material Cycles and Waste Management Research 33 (4), 277-285, 2022-08-10

    ...使用済み紙おむつの多くは焼却処分されているが,一部地域では殺菌等の衛生的処理をした上でパルプ等の再生利用や熱回収の取り組みが行われている。環境省では再生利用等の導入を検討する自治体への情報提供を目的として 2020 (令和 2) 年3月に使用済紙おむつの再生利用等に関するガイドラインを公表した。...

    DOI Web Site

  • 過熱水蒸気処理玄米の食味,物性および抗酸化活性の評価

    西本 有紀, 矢野 愛奈, Wu Hongyan, 西澤 正人, 中村 俊之, 藤田 明子, 中村 宜督 美味技術学会誌 21 (1), 20-26, 2022-07-31

    ...殺菌・殺虫のために設定された過熱水蒸気処理の条件で得られた玄米に対して,微生物分析,物理的特性,官能的特性,機能的特性を原料玄米と比較することにより,食用としての適性を検討した。微生物分析により,殺菌の効果は十分得られることが確認された。物理的および官能的特性については,大半の項目で有意な差は見られなかったが,軟らかさにおいては有意差がみられ,炊飯玄米の欠点が改善された。...

    DOI Web Site

  • (5)放射線照射された食品の検知法について

    堤 智昭 RADIOISOTOPES 71 (2), 101-107, 2022-07-15

    ...一方,諸外国では殺菌,殺虫,発芽防止などを目的に食品への放射線照射が認められている。放射線照射した食品の輸入は食品衛生法違反となることから,放射線照射した食品の検知法の整備が必要とされてきた。本稿では日本で導入されている検知法の概略,及びこれらの検知法を用いた輸入食品のモニタリング検査について概説する。</p>...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献3件

  • Er:YAG レーザーを用いた安全で確実な 歯髄保存療法の術式の確立

    津覇 雄三 THE JOURNAL OF THE ACADEMY OF CLINICAL DENTISTRY 42 (1), 60-65, 2022-07-15

    ...じて行い,覆罩前に歯髄側にEr:YAG レーザーを照射し(Erwin Adverl EVO:モリタ;C400F 20pps,30 ~ 40mj )覆罩には,タンニン・フッ化物合剤配合カルボキシレートセメント(ハイボンドテンポラリーセメントソフト:松風)を使用し再石灰化をさせながら徐々に感染象牙質を取り除いて行った.結果感染象牙質除去後十分な硬い再石灰化像が確認できた.この術式は歯髄の活性化とう窩の殺菌効果...

    DOI Web Site

  • 半導体レーザーによる抗菌光線力学歯周療法―特定臨床研究の実際―

    福田 光男, 林 潤一郎, 岩村 侑樹, 佐々木 康行, 藤村 岳樹, 永原 絢子, 三谷 章雄 日本歯周病学会会誌 64 (2), 58-65, 2022-06-30

    ...a-PDTは,レーザーを光感受性物質に照射し,一重項酸素を発生させて殺菌する方法である。810 nmの波長のレーザー光は,その吸光スペクトルの特徴から生体透過性があることが知られており,この性質を利用し,ポケット外からのレーザー照射でポケット内細菌を除去する新たな方法を試みた。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 石灰硫黄合剤による化学熱傷の3例

    木村 知己, 山本 康弘 熱傷 48 (2), 47-51, 2022-06-15

    ...石灰硫黄合剤は果樹の殺虫,殺菌に使用される強アルカリの農薬である.今回われわれは,石灰硫黄合剤による化学熱傷を3例経験した.いずれも農作業中に石灰硫黄合剤が四肢に付着し,数時間で乳白色痂皮が固着.除去困難となり早期の外科的デブリードマンを行った.深達性潰瘍となり,二期的に分層植皮術を要した....

    DOI 医中誌

  • スギ細根から分離された内生菌が持つ植物体化学成分の分解能力と成長量

    千葉 尚哉, 松田 陽介, 平野 恭弘, 谷川 東子 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 631-, 2022-05-30

    ...表面殺菌されたスギ細根より分離された内生菌63菌株を用いて、植物体を構成する炭素源のセルロース、リグニン、ペクチン(2021土肥会発表済み)に加えて、無機態リン酸、タンパク質の分解能を評価した結果を報告する。</p>...

    DOI

  • ジフェノコナゾール剤と保護殺菌剤の混用によるナシ黒星病発病抑制効果

    井手 洋一, 冨田 恭範, 大谷 徹, 宮崎 英一郎, 田代 暢哉 日本植物病理学会報 88 (2), 105-114, 2022-05-25

    ...<p>生育初期のナシ黒星病の防除に使用するジフェノコナゾール水和剤に,保護殺菌剤を混用した場合の防除効果を調査し,メタアナリシスにより評価した.複数年にわたる異なる地域,圃場での試験結果を統合解析した結果,ジフェノコナゾール水和剤に有機銅水和剤,ジラム・チウラム水和剤を混用した場合の防除効果は,ジフェノコナゾール水和剤単用に比べて低下した.一方,ジフェノコナゾール水和剤にイミノクタジンアルベシル酸塩水和剤...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献18件

  • 『RO膜水処理設備』省エネソリューションサービス【オルスマートRO】

    田熊 康秀 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 101 (3), 305-309, 2022-05-20

    ...<p>RO膜(逆浸透膜)水処理設備のファウリング発生によるポンプ消費電力増加の課題を,①新殺菌成分スライムコントロール剤を新たに加えたRO膜水処理薬品シリーズ,②ファウリング管理と薬品注入制御,③高セキュリティ遠隔管理システムの3つの独自技術で解決するサービスである。 </p>...

    DOI

  • 空調機内部における空気殺菌効果向上のための紫外線ランプ配置決定法の提案

    瓜生 智裕, 永野 秀明, 白鳥 英, 島野 健仁郎, 小田 久人, 成 旻起, 加藤 信介, 柳 宇 空気調和・衛生工学会 論文集 47 (301), 1-8, 2022-04-05

    ...<p>紫外線ランプを空調機内部に設置することで空気中の微生物の殺菌効果を期待する場合,流れ場および放射場が均一でないために,殺菌効果もまた均一にはならない。期待する殺菌性能を担保するためには,通過する空気の紫外線照射量の最小値を評価する必要がある。...

    DOI

  • ポストコロナ時代における消毒薬の適正使用

    山口 諒 日本義肢装具学会誌 38 (2), 177-182, 2022-04-01

    ...<p>感染対策において,消毒薬の適正使用はきわめて重要である.感染対策に必要な消毒薬の基本知識として,「滅菌」「消毒」「殺菌」「除菌」「抗菌」などの用語の使い分け,消毒の3要素(濃度・温度・時間),微生物の抵抗性,各消毒薬の分類・特徴が挙げられる.消毒薬の分類・特徴を理解する上で使用目的の感染リスクに応じて処理するというスポルディングの器具分類の考え方が重要となる.消毒薬は高水準,中水準,低水準に分...

    DOI

  • ドクダミの殺菌・抗菌効果の解析 -揮発性成分の有効性-

    芋川, 浩, 山井, ゆり 福岡県立大学看護学研究紀要 19 25-33, 2022-03-31

    ...【考察】ドクダミは表皮ブドウ球菌に対し、揮発性成分および水溶性成分とも大きな阻止円を形成したことから、ドクダミには高い殺菌抗菌効果があることが明らかとなった。しかし、大腸菌に対し、全く殺菌抗菌効果を示さなかった。この結果はドクダミの殺菌抗菌効果に細菌種特異性があることを示している。今後、緊急災害時でのドクダミ抽出液の消毒液としての応用など臨床現場への応用も検討したい。...

    機関リポジトリ 医中誌

  • 含嗽の細菌付着上皮細胞の除去作用に関する研究

    黒野 祐一, 井内 寛之, 山下 勝 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 125 (3), 279-284, 2022-03-20

    ...さらに, 含嗽の数時間後には口腔内で増殖した細菌が粘膜上皮細胞へ再度付着し, ポビドンヨード含嗽液はその殺菌作用によってそれを強力に阻止することが示された. しかし, ポビドンヨード含嗽液は正常細菌叢の破壊や粘膜組織の傷害が問題となるため, これらの弊害がなく細菌の付着を抑制できる新たな含嗽薬の開発が望まれる.</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • 開封後の手指消毒剤のアルコール濃度と殺菌能の関連

    太田 玲子, 範 瑀軒, 網谷 英樹, 飯塚 拓巳, 山田 夏鈴, 加藤 陽佳, 石栗 広志, 深瀬 真由美, 村木 靖, 西村 秀一 感染症学雑誌 96 (2), 34-38, 2022-03-20

    ...濃度をガスクロマトグラフィー法で測定した.その結果,経過時間,残量に関わらずエタノール濃度はすべて開封直後と同等であった.この結果を検証するために<i>Staphylococcus aureus</i>と<i>Pseudomonas aeruginosa</i>を用いて各製剤の殺菌能を測定し,開封直後の製剤と比較検討した.殺菌能測定ではゲル状製剤の対照剤として液状製剤についても測定した.方法は製剤と...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • <i>Bacillus amyloliquefaciens</i>胞子の乾燥魚粉からの分離と超高温極短時間殺菌装置における熱死滅

    附野 翔平, 坂元 仁, 朝田 良子, 井上 周子, 平田 利雄, 狩山 昌弘, 土戸 哲明 日本食品工学会誌 23 (1), 13-22, 2022-03-15

    ...<p>粉粒体食品の殺菌のために近年開発された湿熱超高温極短時間殺菌装置の殺菌性能について検討した.この殺菌装置では,粉体を高速流の飽和蒸気によって超高温で極短時間加熱処理後,この殺菌機が装備する特殊ノズル通過時に急速減圧して急冷する.粉末食品として細菌汚染が顕著な乾燥魚粉(炒り子)を選び,その粉末から3種の胞子形成細菌を分離した.これらの菌は,中温性の<i>Bacillus subtilis</i>...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献25件

  • 水熱合成法によるWO<sub>3</sub>薄膜の作製とその評価

    平野 加寿也, 諸貫 信行 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 78-79, 2022-03-02

    ...<p>薬品を使用せずに殺菌などを行える光触媒として可視光で励起可能な酸化タングステンが注目されている.高温高圧環境で材料合成を行う水熱合成法により酸化タングステン結晶が作製されているが,基板上に固定化する手法に関しては十分に検討されていない.有機材料では触媒機能で侵食されるため,本研究では基板上に無機バインダで固定化された微粒子を核とし酸化タングステン結晶成長を行い,光触媒を含めた評価を行った....

    DOI

  • 高速液体クロマトグラフィーによるホエイ中のラクトフェリンの分析方法の開発

    大垣, 佳寛, 海老原, 昇, 宮崎, 浩子, 高野, 和也, 白井, 寛, 石出, 卓也 千葉県産業支援技術研究所研究報告 = Reports of Chiba Industrial Technology Research Institute (19) 3-6, 2022-03

    ...この方法を用いて生乳ホエイ及び,これをUHT殺菌した牛乳から抽出したホエイについてLFの定量分析を行った。その結果,生乳ホエイ中のLFは22.4mg/100mLと定量され,これは従来から報告されている値(20mg/100mL)とほぼ一致していた。一方,これをUHT殺菌した牛乳のホエイでは1.0mg/100mLと定量され,牛乳中には未変性のLFはほとんど存在していないと推定された。...

    日本農学文献記事索引

  • 熱風式食器消毒装置による大腸菌の殺菌効果と試験法の確立に関する研究

    大友, 秀幸, 前川, 孝, 上岡, 悟, 横山, 慎一郎, 佐田, 充, 木村, 博一 群馬パース大学紀要 (27) 11-19, 2022-03

    ...また、PCR チューブ内の大腸菌液温度と食器表面温度と同等であることにより、加熱による殺菌効果を確実に検証することが可能となった。本試験装置はすでに市販されている機器(株式会社中西製作所製)消毒保管機と同等の性能を持つため、本研究により得られたデータに基づく確実な装置運転条件を当該機器使用時に提示することが可能となった。...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 露地育苗管理時の殺菌剤散布によるアジサイ斑点細菌病の発病抑制

    池田 健太郎, 古屋 修, 小林 智彦 日本植物病理学会報 88 (1), 12-17, 2022-02-25

    <p>本研究では,ポリカーバメート水和剤および有機銅水和剤を鉢物アジサイが露地で管理されている期間に散布し,<i>A. valerianellae</i>によるアジサイ斑点細菌病を抑制できるかどうかを検討した.その結果,ポリカーバメート水和剤を散布した場合,5回の試験中4回で,無散布と比較し発病が有意に減少した.また,有機銅水和剤を使用した場合では,3回の試験中2回で,無散布と比較して発病が有意…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献9件

  • BCG膀胱内注入療法後の尿処理の検討

    近藤 義政, 高山 達也 日本泌尿器科学会雑誌 113 (1), 12-15, 2022-01-20

    ...Calmette - Guérin(BCG)膀胱内注入療法がある.注入したBCGは初回排尿時に回収し10%次亜塩素酸ナトリウムまたは家庭用漂白剤を用いて滅菌後廃棄することが一般的であるが,しばしば刺激臭や急な泡立ち,発熱など不快な事象を経験する.33%以上の濃度のイソプロパノール(本検討では日本薬局方70%イソプロパノールを使用した)は,結核菌に対して10%次亜塩素酸ナトリウムまたは家庭用漂白剤と同等の消毒殺菌効力...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • PEEKのマイクロ波加熱処理による変形量と真菌に対する殺菌効果

    淺野 隆, 續橋 治, 内堀 聡史, 鈴木 浩司, 若見 昌信, 福本 雅彦, 小見山 道 日本補綴歯科学会誌 14 (1), 52-60, 2022

    ...</p><p><b>結果</b>:(1)PEEKのマイクロ波加熱による変形量は僅少であり,加熱回数による影響は認められなかった.一方,義歯床用レジンは,加熱する回数の増加に伴って変形量も増加した.(2)PEEKの義歯洗浄剤による殺菌率は99.9%,マイクロ波加熱殺菌では100% であった.(3)PEEKに形成したバイオフィルムの義歯洗浄剤による殺菌率は99.7%,マイクロ波加熱殺菌では99.9% 以上...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献18件

  • 納豆中の2,5-ジメチルピラジンと2,3,5-トリメチルピラジン生成における納豆菌の関わり

    筒浦 さとみ, 鈴木 志保, 山本 歩未, 野田 響子, 村田 容常 日本家政学会誌 73 (1), 39-49, 2022

    ...まず加熱殺菌した市販納豆に新たに納豆を接種後37℃で培養したところ, 2,5-DMP及びT3MP量は有意に増加した. 次に蒸煮大豆に4種の納豆菌をそれぞれ接種し培養したところ, 市販納豆と同程度のピラジン類が生成された. ピラジン類は24~48時間培養後に検出され始め, 72時間後もその量は増加する傾向にあり, 菌の増殖が定常期に達した後に生成された....

    DOI Web Site

  • 薬品最適化による操業改善!

    廣常 誠二 紙パ技協誌 76 (4), 319-322, 2022

    ...また,臭気においてはデンプンが主な原因となる有機酸系悪臭や,硫酸バンドが主原因となる硫黄系悪臭があり,特に硫黄系悪臭は硫化水素が主体であり,引火性,腐食性,有毒性もあることから,臭気物質の減少を目的に,規模に応じて殺菌処方と消臭処方の両面で考える必要があるために,種々の対処方法を組み合わせて対応する必要がある。...

    DOI Web Site

  • 製紙工場における安定化ハロゲン適用の新展開

    藤井 貴之, 山川 暁 紙パ技協誌 76 (6), 529-533, 2022

    ...弊社では安定化ハロゲンを生成させる製品を取り揃えており,それらの殺菌以外の作用として,離解促進や脱墨性向上,ピッチ障害抑制,紙力増強効果向上について検証したことを紹介する。...

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  • 北海道大学におけるデンタルイノベーション

    吉田 靖弘, 中西 康, 赤坂 司, 日下 輝雄, 山本 照子 日本歯科医学会連合雑誌 1 (1), 17-21, 2022

    ...CPCモンモリロナイトは,殺菌剤である塩化セチルピリジニウム(CPC)を食品添加物であるモンモリロナイトの層間に封入した材料で,歯科材料に添加することにより抗菌性を付与することができる。リン酸化プルランは,歯質接着理論を基に分子設計された生体硬組織への接着,粘着性を有する生体吸収性材料である。体内埋植用材料として用いられているコラーゲンやヒアルロン酸に替わる新素材として期待されている。...

    DOI 医中誌

  • リファキシミン術前投与による術後への影響

    影山 詔一, 政野 裕紀, 奥村 晋也, 内田 洋一朗, 伊藤 孝司, 秦 浩一郎, 波多野 悦朗 移植 57 (Supplement), s318_1-s318_1, 2022

    ...<p>背景:本法では2016年より保健収載されたリファキシミンは殺菌的に働く難吸収性抗菌薬であり、肝性脳症患者に使用されている。脳死移植において、リファキシミンの術前投与により虚血再還流障害が抑制され、抗炎症作用をもたらしたという報告がなされており、腸内細菌に作用することで肝保護効果をもたらしたとされている。目的:本研究では後ろ向き研究としてリファキシミン投与による臨床経過への影響を評価する。...

    DOI 医中誌

  • 新潟砂丘さつまいも“いもジェンヌ”を用いたサツマイモペーストの保存による品質変化

    筒浦 さとみ, 山口 智子, 春日 景太, 平井 奈実, 石黒 志実, 寒河江 侑加, 鈴木 雅史, 忍田 真一朗, 小嶋 優常, 大谷 真広, 西海 理之 日本家政学会誌 73 (3), 164-172, 2022

    ...サツマイモペーストを加熱殺菌後, 冷蔵 (10℃) 及び常温 (25℃) で6ヶ月間保存し, 水分含量, pH, 糖度, 糖含量, 色調及び物性を測定するとともに, 微生物試験及び官能評価により, その品質を安全性, 食味の観点から調べた. 常温保存では1ヶ月後には微生物が増殖し, 3ヶ月後には色調が大きく変化した....

    DOI

  • CO2レーザによる牡蠣の新しい殺菌方法の開発

    田中 玄大, 中口 義次, 藤田 萩乃 日本AEM学会誌 30 (2), 264-269, 2022

    <p> In general, shellfish contain a number of bacteria and viruses that can cause food poisoning. However, because raw food is so delicious, some people take the risk of eating it, and a certain …

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 減圧処理およびその後の加熱が果実赤ワインコンポートの品質に及ぼす影響

    後藤 隆子, 高橋 英史, 渡部 精一, 佐藤 栄次 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 105-, 2022

    ...<p>【目的】演者らは減圧機能を有する多機能加熱調理殺菌機(ステリエース:日鉄ステンレス加工(株)製)を使用する際の基礎データを得るため,ステリエースと同じ減圧処理条件で果実赤ワインコンポートを調理し,果実の種類および減圧処理後の加熱調理がコンポートの品質に及ぼす影響を調べた。</p><p>【方法】イチジク,和ナシ,バナナ,洋ナシ,カキ果実を材料とした。...

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  • ハンバーグの低温調理における加熱条件と製品に残存する生菌数

    寺本 あい, 田﨑 達明 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 119-, 2022

    ...しかし、低温加熱は、加熱温度や時間によっては、殺菌が十分ではなく、食中毒の危険性が指摘されている。そこで、細菌汚染の危険性が高いひき肉(牛・鶏・豚)を低温調理し、加熱温度・肉の種類の違いによる加熱後の物性および残存する生菌数を検討した。</p><p>【方法】1)試料の調整方法 ①ひき肉100g、炒め玉ねぎ8g、パン粉8g、卵8g、塩1g、コショウ・ナツメグ少々を加えよく捏ね、真空包装する。...

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  • 低温調理における低温性芽胞菌の死滅率と圧力発芽誘導による殺菌方法

    岡崎 尚, 德永 千晴 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 59-, 2022

    ...</p><p>【結果・考察】理論的な殺菌効果は,70°C・24 h加熱で1オーダー程度の減少であったが,60および50°Cでは1オーダー以下となった。モデル食品で測定した殺菌効果は,70°C・1 hおよび24 h処理で1~2オーダーの減少であったが,60および50°Cでは1オーダー以下の減少であった。...

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  • ルビーの深紫外センサ応用

    人見 杏実, 相沢 宏明, 勝亦 徹 宝石学会(日本)講演会要旨 44 (0), 16-16, 2022

    ...<p><b>はじめに</b></p><p>波長 100~280 nm の C 波紫外線(UVC)を発する LED(UVC LED)によって、 UVC による殺菌機能を手軽に使用することが可能になった。しかし、 UVC を安全に使用するためには簡便で高感度な検出器が必要である。...

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  • 焼酎蒸留残液および化学合成殺菌剤による浸漬処理が ジャガイモの種イモ共存細菌叢に与える影響

    竹腰 恵, 池永 誠, 富濱 毅, 野口 勝憲, 境 雅夫 土と微生物 76 (2), 68-76, 2022

    ...現在一般的には化学合成殺菌剤が利用されているが,新たに焼酎蒸留残液を用いる種イモ消毒法が報告された。焼酎蒸留残液に浸漬した罹病種イモ表皮では,殺菌剤と同等に病原菌密度が低下し,種イモ伝染が抑制される(富濵ら,2018)。本論文では,焼酎蒸留残液と殺菌剤(フルアジナム)による種イモ消毒が,植付け後の種イモ表皮に共存する細菌叢に及ぼす影響を調査した。...

    DOI Web Site

  • プリオン病の up to date

    浜口 毅, 山田 正仁 神経感染症 27 (1), 15-, 2022

    ...プリオン病は異常 PrP を介して同種間や異種間を伝播すると考えられており、通常の殺菌法や消毒法が無効であるため、特に医療現場における感染予防の面からも、その早期診断は重要である。</p>...

    DOI 医中誌

  • 三者複合体を形成する分子ツールとしての農薬Mandipropamid

    松尾 和哉 ファルマシア 58 (9), 895-895, 2022

    ...およびFRBと三者複合体を形成する.これまでラパマイシンのCIPとしての有用性が明らかにされてきたが,ラパマイシンはほ乳類細胞に内在するmTORとも相互作用するため,系が複雑化することがある.この課題に対し,植物ホルモンであるアブシジン酸(ABA) を,ほ乳類細胞において直交して機能するCIPとして利用する試みが近年注目を集めている.これまでに,変異導入したABA受容体PYR1(PYRMandi)が殺菌剤...

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  • マヨネーズの乳化状態に及ぼす加熱の影響

    西田 毅, 山口 智, 中里 圭佑, 小島 裕也, 李 潤珠, 鈴木 徹, 塩澤 博直 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 25-, 2022

    ...加熱は、袋詰めの低温殺菌による冷蔵のポテトサラダなどの製造で実際にはおこなわれている。しかし加熱によるマヨネーズの自体の変化については、100℃まで安定とされる報告があるものの詳細は不明である。実用上100℃以上の加熱が求められることも多い。マヨネーズの加熱条件による変化を検討した。</p><p>【方法】マヨネーズは、市販の卵黄タイプのものを用いた。...

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  • 当科における母乳バンクのドナー登録可能施設としての取り組み

    田中 敏博 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 43 (0), 2-C-O06-4-, 2022

    ...母乳バンクは、「ドナーミルク(寄付された母乳)」を低温殺菌処理・冷凍保管・医療機関に提供する施設である。母乳がたくさん出るお母さんから余った母乳を寄付していただき、早産・極低出生体重児が自分の母親から母乳を得られない場合に、NICUの要請に応じて、「ドナーミルク」として提供する。1909年に世界初の母乳バンクがウィーンで誕生して以来、現在、50か国750か所以上の母乳バンクがある。...

    DOI 医中誌

  • 中圧紫外線ランプとろ過滅菌フィルターを組合せた非加熱滅菌システムの解説

    早川 睦, 和田 唯子, 山元 志記, 村上 順一, 井上 能考 日本PDA学術誌 GMPとバリデーション 24 (2), 32-40, 2022

    ...また低圧と中圧UVランプの殺菌性能を比較した結果,供した全ての菌株に対して,中圧ランプの方が高い殺菌効果を示した。次に中圧ランプを搭載したアトランティウム社のUV照射装置を用いて,指標菌<i>B.atrophaeus</i>胞子に対する滅菌性能を検証した。...

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  • 感染症の安全域と空調デザイン 抗ウイルス空調機に関する研究

    中上 裕仁, 辻 裕次, 中村 友久, 三宅 絵美香, 栗原 隆, 冨田 賢吾, 堀 賢, 和田 聡, 上篠 隆明 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.3 (0), 353-356, 2022

    ...<p>中性能フィルター付き天井隠蔽ダクト吹きパッケージ空調機の給気ダクト途中にUVデバイスを設置する方式とし、UVデバイスのタイプ毎の有効殺菌線量のシミュレーションを実施した。結果として、シミュレーションのType1、Type3の有効殺菌線量が大きくなる結果となった。ダクト接続が容易なType3にて縮小モデルを製作し、実測を行い効果検証を行った。...

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  • 土着昆虫病原糸状菌の菌糸生育に対する農薬の影響

    齊藤 太一, 齋田 亮介, 金成 裕子, 長谷川 由紀, 小川 和, 滑川 桃子, 伊藤 成美, 中村 茂雄 北日本病害虫研究会報 2021 (72), 154-158, 2021-12-15

    ...<p>ほ場とその周辺林地等の土壌からベイト法を用いて分離した4属7種7菌株の昆虫病原糸状菌を用いて,菌糸伸長に対する農薬の影響を調査した.作用機作の異なる殺虫剤4種,殺菌剤10種について,実用濃度の薬剤を含む培地上での菌糸伸長を調査したところ,8殺菌剤と1殺虫剤はすべての供試菌に阻害を示した.このことから,ほ場やその周辺に生息する昆虫病原糸状菌には,多くの殺菌剤だけでなく殺虫剤の影響もあることを考慮...

    DOI

  • 土着昆虫病原糸状菌の菌糸生育に対する農薬の影響

    齊藤, 太一, 齋田, 亮介, 金成, 裕子, 長谷川, 由紀, 小川, 和, 滑川, 桃子, 伊藤, 成美, 中村, 茂雄 北日本病害虫研究会報 (72) 154-158, 2021-12

    ...作用機作の異なる殺虫剤4種,殺菌剤10種について,実用濃度の薬剤を含む培地上での菌糸伸長を調査したところ,8殺菌剤と1殺虫剤はすべての供試菌に阻害を示した。このことから,ほ場やその周辺に生息する昆虫病原糸状菌には,多くの殺菌剤だけでなく殺虫剤の影響もあることを考慮する必要がある。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • サツマイモ基腐病による貯蔵中の種苗用塊根の発病リスクを軽減する塊根管理技術

    西岡 一也, 西 八束, 尾松 直志, 末川 修, 児玉 真一朗, 上之薗 茂 日本植物病理学会報 87 (4), 239-250, 2021-11-25

    ...</p><p>①塊根は,株基部と藷梗に基腐病の病徴がない株から,外観で無病徴のものを採取すると,貯蔵中の基腐病による腐敗が少なくなる,②また,殺菌剤で塊根の消毒を行う場合,貯蔵前に,洗浄,選別,塊根の切除調整および塊根の消毒を施した結果,貯蔵中の基腐病による腐敗に高い抑制効果が認められた,③基腐病菌の胞子懸濁液を温湯処理した結果,胞子の死滅温度は48°C・10分間と考えられた,④③の結果に基づき,基腐病...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献4件

  • オゾン化ノンアルコール消毒剤の抗アデノウイルス活性について

    花岡 希, 吉田 英一, 藤本 嗣人 日本環境感染学会誌 36 (6), 316-320, 2021-11-25

    ...</p><p>オゾンの殺菌,殺ウイルス能力はすでに広く知られている.我々は,2019年に,オゾン化アルコール製剤が高い殺HAdV効果を有することを報告した.一方,アルコール消毒薬は,対象素材の問題等によって使用が難しい場合もある.そこで,本研究では,オゾンをアルコールではなく,オイル内に安定化させた薬剤の消毒薬としての能力を評価するため,アデノウイルスを用いて,抗ウイルス活性を評価した.既報と同様に...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 感染症と免疫応答

    岩渕 和久 化学と教育 69 (11), 468-471, 2021-11-20

    ...自然免疫担当細胞である好中球はヒトの感染免疫応答で最初に戦う白血球であり,侵入してきた病原微生物に遊走し,貪食・殺菌する。この過程にはヒト好中球特異的に発現している糖脂質のラクトシルセラミド(LacCer)が関与している。結核菌はLacCerの貪食・殺菌機構を利用して,好中球による殺菌を回避し,感染免疫機構から逃れることから,その分子機構の解明は新たな結核薬開発に繋がる。</p>...

    DOI

  • 「放線菌スカム対策」~光を用いた放線菌スカムの抑制手法~

    竹島 正, 武藤 文雄, 西村 秀士 下水道協会誌 58 (709), 106-110, 2021-11-01

    ...本報告は著者らが海外において放線菌スカム発生が太陽光を受けることで抑制されていると思われる事例を経験したことを発端として,スカムの原因菌である<i>Gordonia amarae</i>に対する紫外線の殺菌効果について検証すると共に,実際の生物反応槽に適用する装置を考案したことを報告するものである。</p>...

    DOI Web Site

  • 高温高圧調理殺菌装置の殺菌特性(5) : 固形物入り食品の試作

    栗林, 剛 長野県工業技術総合センター研究報告 = Research reports of Nagano Prefecture General Industrial Technology Center (16) 236-240, 2021-10

    ...高温高圧調理殺菌装置を使用して固形物入り食品を試作し,殺菌特性を検討した。熱水スプレー式,静置式,120℃設定のレトルト処理において,1cm角じゃがいも,にんじんは,パウチ中心と同様な温度経過をたどり,3cm角は1cm角と比較して,F0=4に達するまでに,2倍程度の所要時間が必要であることが認められた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 牛乳のパルス高電界殺菌における脂肪球の影響

    中村 剛丸, 大石 諒, 貫 寛貴, 勝木 淳, 増田 直也, 清水 喜治 電気学会論文誌. A 141 (10), 597-603, 2021-10-01

    <p>The effect of fat globules contained in milk on sterilization using intense pulsed electric field (PEF) is described. PEF with a pulse width of 2 µs and an electric field of 25 kV/cm were applied …

    DOI Web Site Web Site 参考文献24件

  • インプラント周囲炎に対する非外科的および外科的治療の有効性について:インプラント周囲炎治療30年の臨床的評価

    松井 孝道 日本口腔インプラント学会誌 34 (3), 206-219, 2021-09-30

    ...<p>インプラント周囲炎の治療は非外科的治療と外科的治療に大別される.インプラント周囲炎の病態はさまざまで,エックス線像における骨吸収が顕著で臨床的に感染が進行している場合でも非外科的治療で改善する場合がある.そのため骨吸収が著明に認められる場合でも,すぐに外科的治療や撤去を選択せず非外科的治療を累積的に行う.すなわちデブライドメント,殺菌洗浄,光線力学療法,抗菌剤療法などの非外科的治療を累積的に組...

    DOI

  • オゾンナノバブル水を用いた局所持続洗浄療法後の2期的再置換術の治療成績

    永芳 郁文, 田村 裕昭, 川嶌 眞人, 川嶌 眞之, 本山 達男, 古江 幸博, 佐々木 聡明, 後藤 剛, 渡邉 裕介 整形外科と災害外科 70 (3), 507-510, 2021-09-25

    ...オゾンナノバブル水の特性についての検討を行った.対象はインプラント周囲感染10関節と,化膿性関節炎後の変形2関節を加えた計12関節であった.オゾンナノバブル水使用群7関節,非使用群5関節の比較では,成績に差はなく,全例に感染の沈静化を認めた.オゾンナノバブル水使用群の経過に異常は認められず,使用群においては持続洗浄期間中のチューブ閉塞がなく,管理しやすい傾向にあった.オゾンナノバブル水の特徴として,①殺菌作用...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献2件

  • コッククロフト・ウォルトン回路を用いた回路内のキャパシタの静電容量が短ギャップ放電に与える影響

    佐内 陽子, 林 笑一, 北原 隆慎, 塩見 章斗, 橋本 琉雅, 森 大典, 島元 世秀 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2021 (0), 8-8, 2021-09-17

    ...<p>高電圧発生装置はAED(自動体外式除細動器Automated External Defibrillator)や大気中の汚染物質の除去、植物の育成、殺菌などの研究に用いられている。高電圧発生装置を用いた放電現象では電極形状により高電界が形成され,電極間に非熱平衡プラズマを発生する。非熱平衡プラズマの電子温度は大気の気体温度より高い状態である。...

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  • ナノ秒パルス放電方式オゾナイザにおける初期オゾン添加時のオゾン分解特性調査

    青柳 翼, 角 直哉, 王 斗艶, 浪平 隆男 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2021 (0), 14-15, 2021-09-17

    ...近年、このオゾン生成における新たな手法としてパルスパワーによるオゾン生成が注目されており、他の放電方式に比べエネルギー効率は高いが、生成されるオゾン濃度が40g/m3で飽和し、下水処理や殺菌処理で必要となる100-120g/m3には届いていないのが現状である。...

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  • 軸腐病殺菌装置によるマンゴーの殺菌試験

    平松 泰地, 中古賀 雄太, 迫田 達也, 田澤 和俊, 滋野 弘崇 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2021 (0), 113-113, 2021-09-17

    ...果実収穫の農薬の使用が禁止されている我が国においては, 新しい殺菌手法の確立が求められている。そこで, 著者らは, 誘電体バリア放電によるプラズマ殺菌で本病害の防除を目指している。本報では, マンゴーを用いた誘電体バリア放電の殺菌効果について検証した結果について述べる。</p>...

    DOI

  • 実用化に向けたIES電源の放射電磁波評価及びその抑制

    岩下 慎平, 村上 虎太郎, 松田 樹也, 浪平 隆男, 王 斗艶 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2021 (0), 274-275, 2021-09-17

    ...<p>ナノ秒パルス放電によって生じる非熱平衡プラズマは,水処理や排ガス処理,殺菌といった様々な分野への応用が期待されている.本研究室ではパルス幅5 ns, 最大出力電圧60 kVのナノ秒パルス電源を開発しており,これまでに実用化に向け,従来型に比べ大幅に小型化・軽量化・低コスト化した「小型ナノ秒パルス電源」を開発している.しかし,本電源を実用化するにあたり電源から生じる放射ノイズが国際規格を満たす...

    DOI

  • 濃縮ペーストルウ技術の開発を起点とした新たなペースト調味料領域の開拓

    濱洲 紘介, 里見 茂樹, 平井 弘子, 川向 通江, 増子 瞳, 南 可奈子, 山本 晴菜, 黒部 史明, 森下 泰 日本食品工学会誌 22 (3), 61-66, 2021-09-15

    ...<p>水系ペースト原料の風味は,従来からある固形ルウ食品では濃縮工程により,レトルト食品では高温での殺菌工程により,維持することが難しい.一方,濃縮ペースト食品では,殺菌条件がレトルト食品より穏やかであるため,水系ペースト原料の風味を維持できるが,部分糊化による物性変化が起きてしまうため,澱粉は調理時に十分なとろみを出せる量を加えられなかった.我々は,水系ペースト原料と必要量の澱粉からなるペースト食品...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 日用品・食品の開発につながる微生物制御の基礎研究

    久保田 浩美 化学と生物 59 (8), 401-407, 2021-08-01

    ...<p>「殺菌」,「抗菌」,「除菌」,「静菌」あるいは「防腐」等の言葉で代表されるような「微生物制御(microbial control)」を,「人や環境に危害を与える,あるいは有害現象を生み出す微生物をコントロールすること」と捉えると,日用品や食品等の製品を開発する際には,次の2つの視点から制御のための技術が求められる.一つは,i)製品の機能,価値の一部として,もう一つは,ii)製品の微生物学的安全性...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • ニホンナシ新品種‘ほしあかり’

    齋藤 寿広, 澤村 豊, 髙田 教臣, 壽 和夫, 西尾 聡悟, 平林 利郎, 佐藤 明彦, 正田 守幸, 加藤 秀憲, 寺井 理治, 樫村 芳記, 尾上 典之, 西端 豊英, 鈴木 勝征, 内田 誠 農研機構研究報告 = Journal of the NARO Research and Development 7 21-28, 2021-07-30

    ...‘豊水’程度である.黒星病・黒斑病複合抵抗性を示すため,殺菌剤散布回数を削減できる可能性があり,普及が期待される.</p>...

    DOI DOI 機関リポジトリ ほか1件

  • ケーススタディ:ゆでめん製造工場におけるPDCAサイクルによる微生物の分布と汚染源の特定

    大八木 伸, 盛田 隆行, 小西 良子 食品衛生学雑誌 62 (3), 79-84, 2021-06-25

    ...<p>ゆでめん類は水分含量が多く,水分活性が高いために腐敗しやすい食品の1つとなっている.そのため製めん業ではHACCPマニュアルを参考とした衛生管理を行うことが推奨されている.しかし,中小企業のゆでめん工場で包装後の製品から一般生菌数が自主基準より高く出る事例が数例あった.その微生物汚染源を特定するために, PDCAサイクルを基本として検討を行った.その結果,汚染原因は環境由来菌であり,殺菌後の冷却工程...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件 参考文献8件

  • 微細気泡による殺菌・ウイルス不活化

    佐藤 岳彦, 上田 義勝, 高橋 克幸, 高木 浩一 混相流 35 (2), 251-258, 2021-06-15

    <p>In this review, inactivation and activation of microorganisms using fine bubbles are introduced. In the first chapter, we introduce domestic and overseas research trends of sterilization methods …

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件 被引用文献1件 参考文献26件

  • 香辛料を用いた新漬けオリーブの殺菌方法の検討

    藤川, 護, 柴崎, 博行, 大谷, 尚美 研究報告 (21) 77-79, 2021-06

    ...香辛料を用いた新たな新漬けオリーブ製品の開発を支援するため,香辛料を用いた際に問題となる微生物汚染を抑えるための殺菌条件を検討するとともに,その効果と果肉品質への影響を検討した。香辛料を用いた新漬けの殺菌は,従前の殺菌方法で微生物を抑制でき,果肉の色調,硬度も遜色ないことが明らかとなった。...

    日本農学文献記事索引

  • 乳・乳製品の微生物ハザードとその管理状況の評価のための指標菌及び試験法

    岡田 由美子 保健医療科学 70 (2), 107-115, 2021-05-31

    ...細菌数,大腸菌群,腸内細菌科菌群等の衛生指標菌が用いられている.国内における乳及び乳製品の微生物規格基準は主に細菌数と大腸菌群を管理項目としており,例えば牛乳の細菌数は50000 colony forming unit(CFU)/mL以下で大腸菌群陰性,と定められている.この規格は消費期限の終わりまで適用され,逸脱時には行政措置の対象となる.一方,Codex委員会による国際規格とEU規格では,低温殺菌牛乳...

    DOI Web Site 医中誌

  • クマノザクラの種子の保存と発芽に関する考察

    勝木 俊雄, 山下 由美子, 中村 昌幸 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 393-, 2021-05-24

    ...この結果、高い得苗率を得るためには、種子の洗浄・殺菌などの対策がきわめて重要と考えられた。</p>...

    DOI

  • ヒバ葉条からの多芽体形成と増殖細胞の誘導・プロトプラストの単離

    細井 佳久 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 410-, 2021-05-24

    ...<p>森林総合研究所構内に植栽されているアスナロ、ヒノキアスナロの葉条切片を殺菌し、MS、改変MSに植物生長調節物質として2,4-DとBAPを組み合わせて添加し、ショ糖濃度を0.3、1、2、3%に変化させた固形培地上で16時間照明下、培養した。その結果、多芽が分化し、多芽体を形成させることができた。多芽体は誘導時と同一の培地で培養することで維持増殖が可能であった。...

    DOI

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