今井 知一, 丹野 大, 山村 尚子, 馬場 賢哉, 大貫 仁士, 三島 協二, 佐藤 公一, 柳田 幸, 原 恵利子, 水川 真二郎, 大荷 満生, 中河原 光, 松尾 龍一, 山本 実, 林 潤一, 秦 葭哉, 加来 朝王, 李 思元, 鍋谷 欣市
杏林医学会雑誌
25
(2),
239-244,
1994
症例は4年前の人間ドックにて胸部中部食道に憩室を指摘された72歳男性。朝食後処方薬を服用したところ,咽頭より食道にかけてのつかえ感及び食物の逆流感が出現した。その後発熱を認めたことから当科外来を受診し,精査加療目的に入院した。入院後施行の胸部X線写真にて縦隔の拡大と膿胸を認めたことから胸部CTを施行し,縦隔内気腫が確認された。さらに食道造影を施行し,胸部上部食道及び胸部中部食道(憩室の位置と一致…
DOI
医中誌
被引用文献4件