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検索結果 310 件

  • 教師の専門的能力

    鹿毛 雅治, 河村 茂雄, 木村 優, 羽野 ゆつ子, 深沢 和彦, 姫野 完治, 秋田 喜代美 教育心理学年報 62 (0), 238-252, 2023-03-30

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 教師の専門的能力

    鹿毛 雅治, 河村 茂雄, 木村 優, 羽野 ゆつ子, 深沢 和彦, 姫野 完治, 秋田 喜代美 日本教育心理学会総会発表論文集 64 (0), 38-39, 2022

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  • 児童のソーシャルスキルと学級生活満足度との関係

    藤原 和政, 西村 多久磨, 福住 紀明, 村上 達也, 河村 茂雄 教育心理学研究 69 (1), 10-25, 2021-03-30

    <p> 本研究では,教師評定を用いて児童のソーシャルスキルを測定し,児童評定による学級生活満足度との関連を検討した。調査の対象は1,133名の児童(男子598名,女子535名;平均年齢は10.71歳)と彼らの担任教師41名であり,教師評定によって配慮のスキルとかかわりのスキルの測定が行われた。マルチレベル構造方程式モデリングの結果,関連の効果は小さかったものの,かかわりのスキルと配慮のスキルは学…

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  • 学級の社会的目標構造とクラスメイトへの自律的な向社会的行動との関連

    山本 琢俟, 河村 茂雄, 上淵 寿 教育心理学研究 69 (1), 52-63, 2021-03-30

    <p> 本研究では,学級の社会的目標構造と子どもの自律的な向社会的行動や自律的ではない向社会的行動との関連について,小学生と中学生の学校段階差を検討した。なお,向社会的行動の対象をクラスメイトに限定し,検討を行った。多母集団同時分析の結果,小中学生共に,学級での思いやりや互恵性の強調された目標を認知することと,自律的な向社会的行動との関連が確認された。一方で,学級での規律や秩序の強調された目標を…

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  • 特別支援対象児の在籍する学級を対象とした リレーション形成を促す手立ての考察─SGEを取り入れた実践報告─

    遠藤 勇汰, 高橋 幾, 河村 茂雄 教育カウンセリング研究 11 (1), 65-72, 2021

    我が国では,インクルーシブ教育を実現することが求められている。そこで,特別支援対象児の在籍する学級におけるリレーション形成を促す手立てを考察するため,介入者と学級担任との間で共有された学級状態のアセスメントに基づいて構成されたSGEを実施した。対象は攻撃的な行動を表出する特別支援対象児が在籍する通常学級の小学3年生であった。その結果,学級全体の学級満足度尺度の承認得点が高くなり,被侵害得点が低く…

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  • インクルーシブな学級を構築する担任教師の指導行動の抽出

    深沢 和彦, 河村 茂雄 教育カウンセリング研究 11 (1), 1-12, 2021

    本研究は,小学校通常学級において,インクルーシブな学級(「通常学級において学級状態が良好であり,且つ,発達障害やその疑いのある児童の学級適応も良好な学級」と定義)を構築する教師の指導行動を明らかにすることを目的とした。インクルーシブな学級を構築している担任教師3名に対して継続的な聞き取り調査を行い,得られた指導行動項目についてKJ法を用いて分類・整理した結果,インクルーシブな学級を構築する担任教…

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  • インクルーシブ指導行動自己評定尺度(小学校版)の開発

    深沢 和彦, 河村 茂雄 学級経営心理学研究 9 (0), 7-17, 2020

    本研究では,通常学級においてインクルーシブ教育への対応が求められるようになった現在,インクルーシブ教育にマッチした学級経営に必要な教師の指導行動を明らかにし,学級経営の指針を得るために教師の自己評定による「インクルーシブ指導行動自己評定尺度」を作成することを目的とする。聞き取り調査により得られた指導行動を基に作成した原尺度を公立小学校の学級担任教師528名を対象に調査したところ,520名から有効…

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  • 協働的学習に対する生徒の意識に関する研究

    熊谷 圭二郎, 河村 茂雄 学級経営心理学研究 9 (0), 19-29, 2020

    本研究では,進学を重視する高等学校に在籍する生徒に対し,協働的学習に関するインタビュー調査を行い,他者と協働しながら学習を行うことに対してどのように感じ,どのようなプロセスを経るのかを検討することを目的とする。高校生30名に対して半構造化面接を行い,修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いて分析した。その結果,協働的学習は,まず形式的なものから始まり,その後の生徒同士の互恵的相互作用や学…

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  • 高校生におけるソーシャルスキルと学校生活満足度との関連 ―学校の特性の視点から―

    藤原 和政, 河村 茂雄 カウンセリング研究 51 (3), 157-167, 2019-02-28

    <p>本研究の目的は,高校生のソーシャルスキルと学校生活満足度の関連について,学校の特性に着目し検討することであった。調査対象は,3,153名の高校生であった。高等学校を大学進学率を用いて,進学校,進路多様校,非進学校の3つのタイプに分類した。分散分析の結果,ソーシャルスキル得点は学校タイプによって差異があることが明らかになった。多母集団同時分析の結果,すべての学校タイプで,かかわりのスキルは承…

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  • 通常学級における特別支援の必要な児童の支援のあり方の検討――学級集団の影響を考慮して――

    武蔵 由佳, 河村 茂雄 教育カウンセリング研究 9 (1), 9-14, 2019

    本研究は,通常学級における特別支援対象児童も非対象児童も共に良好な相互作用のある学級集団内で 学び合えることを目指して,特別支援対象の有無により,学級満足度の承認や被侵害に,学級集団の機能 が影響を与えているか否かを検討することを目的とした。2013年11~12月,A県B市の全公立小学校6校の 児童2,085名(男子1,053名,女子1,032名),67学級(学級担任67名)を対象とした。結果,…

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  • 特別支援教育における「個に応じた指導」を妨げる高校教師のイラショナル・ビリーフの検討

    本田 真, 河村 茂雄 学級経営心理学研究 8 (0), 29-35, 2019

    本研究は,高校教師の特別支援教育におけるイラショナル・ビリーフに着目し,学力上位校・学力中位校・学力低位校の3つの学校タイプに分けてその様相を検討することを目的とした。調査対象は,A県の高等学校の教師190名(男性141名,女性49名)である。特別支援教育に対するイラショナル・ビリーフ尺度(宮木,2015)の下位尺度である「特別視への抵抗」について検討した。結果,学力上位校・学力中位校に比べて学…

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  • 生徒同士の対話を重視した学習の効果について

    熊谷 圭二郎, 河村 茂雄 学級経営心理学研究 8 (0), 45-, 2019

    本研究は高等学校の国語古典Bにおいて,生徒同士の対話を重視した学習を行い,学習達成度や協働性に対する意識,ソーシャルスキルにどのような影響を与えたかを検証することを目的とした。その結果,協働的な学習クラスの学習達成度は向上し,ソーシャルスキルの一つであるかかわりのスキルについては協働的な学習クラスと一斉授業クラスとの間に交互作用がみられ,前者においてかかわりのスキルが増加することが明らかになった…

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  • 小学校教師の学級経営力の向上を目指した校内研修

    森永 秀典, 河村 茂雄 学級経営心理学研究 8 (0), 57-, 2019

    本事例は,小学校教師の学級経営力の向上を目的として,学級経営に関する校内研修を1年を通じて実施した事例である。状況に応じて,一斉に研修を実施したり,学年団同士で話し合いを行ったりする機会を柔軟に取り入れ,どの教師も発言ができるように,研修の内容を構成した。さらに心理アンケートを実施し,学級の実態を客観的に捉えることで,課題の発見や,継続的な教育実践の実施が可能となった。その結果,学校生活に対して…

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  • 教育学部生・教員養成課程履修生の特別支援教育不安感・負担感に対する関連要因の検討

    髙橋 幾, 河村 茂雄 学級経営心理学研究 8 (0), 37-44, 2019

    本研究では,インクルーシブ教育の拡充に向けて,教員の特別支援教育に関する資質や意識に関連する要因を,「特別支援教育に対する学習」と仮定し,「大学での特別支援教育に関する学び(関連科目の履修状況)」と,教育学部,教員養成課程に在籍する学生の特別支援教育に対する「不安感・負担感」,「やりがいのなさ」との関連を明らかにすることを目的とする。首都圏の開放制教員養成を行うA大学に通う教育学部生及び教員養成…

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  • ソーシャルスキルの縦断的変化

    西村 多久磨, 福住 紀明, 藤原 和政, 河村 茂雄 心理学研究 89 (1), 29-39, 2018

    <p>The present study investigated the longitudinal changes in social skills among junior high school students. A total of 505 students (boys = 266, girls = 239) participated in a questionnaire …

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  • 小中学校における学級集団の状態像と友人グループとの関連の検討

    武蔵 由佳, 河村 茂雄 学級経営心理学研究 7 (0), 9-19, 2018

    本研究では,児童生徒の友人グループの状態に対する認知と学級集団との関連性を検討することを目的とした。具体的には,学級内の人間関係にまだ広がりはないが学級集団の雰囲気などはある程度形成され始める1学期の学級状態と,日常の学習活動やいくつかの行事などを経て学級集団の雰囲気がある程度確立している2学期の学級状態において,どのようなグループタイプが多く出現するのかについて検討した。公立小学校6校の小学生…

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  • 教員の指導行動の年代的変化に関する一考察

    河村 昭博, 河村 茂雄 学級経営心理学研究 7 (0), 1-7, 2018

    本研究は,多くの先行研究で広く妥当性が検証され,近年の学校現場での教員の指導性の向上を目指した取り組みにも取り入れられているPM理論を用いた先行研究の調査結果を検討し,年代ごとに小学校教員のPM4類型の出現率を比較することで,教員の指導力向上の取り組みの実態について考察を試みることを目的とした。分析の結果,1994年においてpM型の指導類型の教員が有意に多いこととpm型の指導類型の教員が有意に少…

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  • 保育士養成校に在籍する専門学校生に対するCATSの効果検証

    藤原 和政, 河村 茂雄, 川俣 理恵 カウンセリング研究 50 (1), 13-22, 2017

    本研究の目的は,保育士養成校に在籍する専門学校生を対象にCATSを実施し,その効果が保育実習後にも維持されているか否かについて検討することであった。プログラムの参加者は34名であり,事前,事後,フォローアップ調査を行い,その効果について分析を行った。一要因の分散分析の結果,親和傾向,トラブル処理スキル,コミュニケーションスキルは,事前よりも,事後とフォローアップの得点が高いことが明らかになった。…

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  • 担任教員のユーモア表出の教育的効果の検討

    河村 昭博, 河村 茂雄 学級経営心理学研究 6 (2), 100-110, 2017

    本研究は,教員の指導行動を行使する中でのユーモアの表出度と中学校生徒の学級生活での適応や意欲などの面との関連を検討することを目的とした。具体的には,教員のユーモア行動測定尺度(河村・武蔵・河村,2015)を用い,中学校生徒が認知する教員のユーモア表出の3つのタイプごとに,生徒の学級満足度やスクール・モラールとの関連を実証的に検討した。さらに,学級集団の状態ごとに,所属している生徒たちが認知してい…

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  • 通常学級における特別支援の必要な児童の学級生活満足感の実態

    河村 茂雄, 武蔵 由佳 学級経営心理学研究 6 (1), 11-18, 2017

    本研究は,学級担任制度をとる小学校において,特別な教育的支援を必要とする児童と他の児童の学級満足度とスクールモラールを比較することで,通常学級における特別支援教育のあり方について検討することを目的とした。2013年6~7月に,公立小学校6校の児童2,087名(男子1,054名,女子1,033名)および学級担任(67名)に調査を行った。結果,学級満足度尺度の承認得点,学校生活意欲尺度の友人関係およ…

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  • 通常学級における特別支援の必要な児童の在籍状況と学級集団の状態との関連

    河村茂雄, 武蔵由佳 教育カウンセリング研究 8 (1), 25-31, 2017

    本研究は,学級担任制度をとる小学校の学級を対象に,特別な教育的支援を必要とする児童が在籍して いる学級と在籍していない学級における学級満足感とスクール・モラールとを比較すること,さらに学級 集団の状態についても比較検討することを目的とした。2013年11〜12月に公立小学校6校の児童2,085名(男 …

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  • 小学校通常学級における特別支援対象児在籍数と周囲児の学級適応感の検討

    深沢 和彦, 河村 茂雄 学級経営心理学研究 6 (1), 1-10, 2017

    本研究では,小学校通常学級における特別支援対象児の在籍数によって,同じ学級に在籍する他の児童(周囲児)の学級適応感に差異があるのかを明らかにすることを目的とした。公立小学校に通う4~6年生,3,779人を対象に調査をしたところ,特別支援教育の対象児童172人と周囲児3,515人の有効回答が得られた。周囲児を,所属する学級の特別支援対象児在籍数によって,対象児が在籍しない群,1名在籍する群,2名在…

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  • 学校から社会への移行期における学生の学びと成長

    井芹 まい, 河村 茂雄 学級経営心理学研究 6 (2), 143-152, 2017

    本研究は,学校から社会への移行期における大学生が,授業やアルバイトなどの正課・正課外活動を行う際,その活動量を時間数ではなく重要度で捉えることで,どのようなバランスで活動することが社会人基礎力の能力向上につながるのか,そして生き方理解へとつながっていくのかを検討したものである。研究型A大学の大学3,4年生249名を対象に,質問紙調査を実施した。その結果,1)活動の重要度に応じて4クラスタの学生タ…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 小学校通常学級における学級状態の違いが特別支援対象児の学級適応感に与える影響の検討

    深沢 和彦, 河村 茂雄 学級経営心理学研究 6 (2), 111-123, 2017

    本研究では,小学校通常学級において,学級状態の違いによって特別支援対象児の学級適応感に差異があるのかを,非対象児との比較を通して明らかにすることを目的とした。公立小学校に通う42校218学級の4~6年生4,908名を対象に調査をしたところ,特別支援教育の対象児299人と非対象児4,482人の有効回答が得られた。学級満足度尺度を用いて学級状態を類型化し,類型ごとの学級適応感について学校生活意欲(ス…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 担任教員が学級集団づくりに困難さを抱える要因の検討

    河村 茂雄 学級経営心理学研究 5 (0), 1-8, 2016

    学級担任制度をとる小学校の学級担任を対象にして,学級集団づくりに困難さを感じている教員たち,良好に展開できている教員たちに半構造化面接を行い,学級集団づくりのプロセスのどこにつまずいているのか,うまくいっている要因は何かを抽出して,Zimmerman (1998) の「初歩と上達した自己調整学習者の自己調整の下位過程の比較」を参考に,学級集団づくりのつまずき,学級集団づくりのポイントを明らかにす…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 被殻と視床にまたがった混合型出血の治療成績─混合型出血という分類は不要なのか?─

    中川 実, 吉本 祐介, 河村 茂雄, 藤原 賢次郎 脳卒中 38 (1), 27-31, 2016

    要旨:今回われわれは混合型出血の治療成績を検討したので報告する.対象は当院で経験した連続28 例の混合型出血で,男性18 例,女性10 例,年齢は41~97 歳,平均70.0 歳であった.治療方針は基本的に保存的に加療し,水頭症を合併している症例では脳室ドレナージを施行し,救命を目的とする場合には開頭血腫除去術を施行した.転帰はmRS6 は19 例に及んだ.mRS0–2 …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献2件

  • 担任教員のユーモア表出と児童のスクール・モラールおよび学級満足度との関係

    河村 昭博, 武蔵 由佳, 河村 茂雄 カウンセリング研究 49 (2), 75-84, 2016

    本研究は,教員が指導行動を行使する中でのユーモアの表出度と,児童の学級生活での適応や意欲などの面との関連を検討することを目的とした。具体的には,教員のユーモア行動測定尺度(河村・武蔵・河村, 2015)を用い,児童が認知する教員のユーモア表出の3つのタイプごとに,児童の学級満足度やスクール・モラールとの関連を実証的に検討した。さらに,学級集団の状態のタイプごとに,所属している児童たちが認知してい…

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  • 大学生における学校生活満足度と学校生活意欲との関連

    武蔵由佳, 河村茂雄 教育カウンセリング研究 7 (1), 35-44, 2016

    本研究は大学生の学校生活に対する満足度と学校生活意欲との関連について検討することを目的とした。 学校生活満足度尺度(河村,2010)と学校生活意欲尺度(河村,2010)および意欲低下領域尺度(下山,1995)を, 大学2年生117名(男子36名,女子81名)を対象に実施した。結果,学校生活満足群の学校生活意欲得点が高く, …

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  • 小・中学生のグループ状態認知尺度の作成 ―グループに所属する理由および被侵害との関連の検討―

    武蔵 由佳, 河村 茂雄 カウンセリング研究 48 (3), 133-146, 2015

    本研究の目的は,児童生徒の友人グループの状態に対する認知について明らかにし,グループへの所属に関する意識について検討することであった。そのためにグループ状態認知尺度が作成され,信頼性と妥当性の確認がなされた。さらに代表的なグループの類型を抽出し,グループへの所属理由や志向性,ひやかしやからかいなどの直接的な被侵害と,ひとりぼっちでいるなどの孤立や不安との関連を明らかにした。クラスター分析の結果か…

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  • 中学校の学級集団内の教育的相互作用と集団同一視を測定する尺度の作成

    河村 茂雄, 武蔵 由佳 学級経営心理学研究 4 (0), 10-21, 2015

    本研究は,日本の学級集団内の教育的相互作用を測定する学級集団教育的相互作用測定尺度(中学校版)および学級集団同一視測定尺度(中学校版)を作成することを目的とした。対象は,研究1は中学生923名(男子466名,女子457名,1年生282名,2年生342名,3年生299名),研究2は中学生808名(男子400名,女子408名,1年生248名,2年生388名,3年生272名)であった。学級集団教育的相…

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  • 小中学校の教員のユーモア行動測定尺度の作成

    河村 昭博, 武蔵 由佳, 河村 茂雄 学級経営心理学研究 4 (0), 38-45, 2015

    本研究の目的は,児童生徒の「学校生活を満足させる」ことに寄与する「教員のユーモア」のあり方の検討を試みるために,教員のユーモアに対して児童生徒がどのような認知をするのかを測定する尺度を作成することを目的とした。対象は,公立小学校1校342名(男子181,女子161名),公立中学校1校435名(男子223,女子212名)であった。結果,小学生版,中学生版ともに,「楽しさ喚起ユーモア」「皮肉・風刺ユ…

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  • 教員組織の実際の探索的検討

    河村 茂雄, 武蔵 由佳 学級経営心理学研究 4 (0), 22-28, 2015

    本研究は,教員組織の現状について探索的検討をすることが目的である。研究1では,教員組織所属意識尺度(河村・武蔵・藤原,2014)を元に,①教育実践の向上を目指して教員個々の自主的に学び続ける意欲と行動の高さ,②学校全体の教育活動に対して組織的に取り組めるような同僚性・協働性についての意識と行動の高さ,の2点について,3つの地域の学校の教員たちの実態調査および比較検討を行った。また,研究2では,管…

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  • 小学校における学級集団の状態像と児童の学級生活意欲およびソーシャルスキルとの関連

    武蔵 由佳, 河村 茂雄 学級経営心理学研究 4 (0), 29-37, 2015

    本研究の目的は,小学校の学級集団の状態像を「親和的な学級」,「かたさのある学級」,「ゆるみのある学級」,「荒れ始めの学級」,「拡散した学級」,「崩壊した学級」の6つに類型化し,各類型の学級規模や学年による出現率の差異,また各類型の学級に所属している児童の学級生活意欲やソーシャルスキルの差異について、検討することであった。公立小学校73校の小学生9,665名(4年生3,126名,5年生3,285名…

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  • 教育相談担当として関わった無気力な高校1年生男子との面接事例

    熊谷 圭二郎, 河村 茂雄 学級経営心理学研究 4 (0), 64-73, 2015

    本事例は,無気力で不登校傾向を示す男子高校生に対して教育相談担当として関わり,援助を行った事例である。この男子生徒が無気力に振る舞うのは,意欲の低下という原因だけではなく,そうすることで他者との関わりによる心理的傷つきを防衛するという目的と,無気力に振る舞うことで母親からの管理・統制に抵抗し,自己決定感を得ようとする目的があることが予想された。そこで報告者は勇気づけと学校行事を活用することで,援…

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  • 教員組織への所属意識を測定する尺度の開発

    河村 茂雄, 武蔵 由佳, 藤原 和政 学級経営心理学研究 3 (0), 52-65, 2014

    本研究の目的は,各学校の教員組織に所属する教員の意識の状態を捉える尺度(教員組織所属意識尺度)を作成することであった。予備調査として教員65名(小学校26名,中学校21名,高等学校18名)を対象に自由記述において尺度項目を選定した。その後,543名(小学校144名,中学校107名,高等学校292名)の教員を対象に調査を実施した。その結果,「自主・向上性」と「同僚・協働性」の2因子構造であることが…

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  • 高校生における学校適応とスクール・モラールとの関連 ―学校タイプの視点から―

    藤原 和政, 河村 茂雄 カウンセリング研究 47 (4), 196-203, 2014

    本研究の目的は,高校生の学校適応とスクール・モラールの関連について,学校タイプごとに生徒の学校適応の促進を目的とした援助について検討することであった。高校生2,519名を対象に,調査対象校を「進学校」「進路多様校」「非進学校」に分類した上で分析を行った。まず,多変量分散分析の結果から,「進学校」では学習意欲が,「進路多様校」では学級との関係が,「非進学校」では教師との関係が,他の学校タイプよりも…

    DOI Web Site 医中誌

  • 教育的相互作用の高い学級集団の発達過程と教師の指導行動の関係の検討

    河村 茂雄 学級経営心理学研究 2 (0), 22-35, 2013

    本研究は,教育力の高い学級集団の状態に至るまでの過程を明らかにし,教師が学級経営を展開して行く上での指針を得ることを目的とした。結果,学級集団は,I混沌・緊張期,Ⅱ小集団成立期,Ⅲ中集団成立期,Ⅳ自治的集団成立期および,Ⅲ中集団成立期以後にⅣ自治集団成立期とは認められなかった状態「全体集団成立期」という発達段階が見られることが明らかになった。各段階で特徴的な傾向が見られたが,その段階で学級集団の…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 学級生活満足度のタイプによる児童認知と教師認知のずれの実態と要因

    藤村 一夫, 河村 茂雄 学級経営心理学研究 2 (0), 1-7, 2013

    本研究では,個々の児童が認知する学級生活に対する満足度とそれを捉える担任教師の認知を比較することにより,教師の児童理解の実態を調査し,考察することを目的とした。調査はX県の公立小学校60学級の担任教師とその担任する学級の全児童を対象とした。その結果,侵害行為認知群の児童のずれ得点は他の群の児童におけるずれ得点より有意に大きいことが示唆された。また,正しい児童理解のためには,児童とコミュニケーショ…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 大学生における学校生活満足感と精神的健康との関連の検討

    武蔵 由佳, 箭本 佳己, 品田 笑子, 河村 茂雄 カウンセリング研究 45 (3), 165-174, 2012

    本研究は大学生の学校生活に対する満足感と精神的健康の関連について明らかにすることを目的とした。学校生活満足度尺度(河村, 2010)とUPI学生精神的健康調査(全国大学保健管理協会, 1966)を,大学生222人(男子64名,女子158名)を対象に実施した。結果,学校生活不満足群,非承認群,侵害認知・不適応群は,UPIの自覚症状,また訴え内容別の抑うつ傾向,対人不安,強迫傾向・被害関係念慮におい…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • 高校教師の教師特有のビリーフに関する一研究

    藤原 和政, 河村 茂雄 学級経営心理学研究 1 (0), 13-20, 2012

    本研究の目的は,高校教師の教師特有のビリーフについて,学校タイプを考慮して検討することであった。教師153名を対象に,調査対象校を「進学校」,「進路多様校」,「非進学校」に分類した上で分析を行った。まず,因子分析の結果から,「生徒管理・生活指導」,「教師の熱意・使命感」,「期待する生徒の行動および態度」,「生徒に期待する教師への信頼感」,「権威・役割志向の教師の対応」の因子構造であることが明らか…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 学級集団内の教育的相互作用と集団同一視を測定する尺度の作成

    河村 茂雄, 武蔵 由佳 学級経営心理学研究 1 (0), 32-43, 2012

    本研究は,日本の学級集団内の教育的相互作用を測定する学級集団教育的相互作用測定尺度および学級集団同一視測定尺度を作成することを目的とした。対象は,研究1では,463名(男子233名,女子230名,4年生177名,5年生142名,6年生144名),研究2では415名(男子220名,女子195名,4年生150名,5年生128名,6年生137名)であった。学級集団教育的相互作用測定尺度を因子分析したと…

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  • 児童が学級生活で活用しているソーシャルスキルと心理的ストレスとの関連

    武蔵 由佳, 河村 茂雄, 藤村 一夫, 苅間澤 勇人 学級経営心理学研究 1 (0), 44-50, 2012

    本研究は小学生が学級生活で活用しているソーシャルスキルと心理的ストレスとの関連について明らかにすることを目的とした。対象は小学生472人であった。結果,配慮のスキルとかかわりのスキルが共に低いPP群,配慮のスキルが低いPG群,かかわりのスキルが低いGP群が,両方のスキルが高いGG群よりも身体的反応,抑うつ・不安感情,不機嫌・怒り感情,無気力が高く,学校忌避感情を持つ児童も多いことが明らかになった。

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • チームを組んでの学校不適応児童への援助

    藤村 一夫, 河村 茂雄 学級経営心理学研究 1 (0), 82-87, 2012

    本事例は,スクールカウンセラーが配置されていない学校現場において,学級担任と報告者がチームを組んで学校不適応児童へ援助をした報告である。学級生活満足度尺度や,担任の日常観察や個人的な資料をもとに複数の教師によって多面的なアセスメントを継続することにより,担任の共感的な対応が促進され,それによってA児やA児の母親とリレーションを形成できたのはこの事例の大きなポイントであると考えられる。また,A児を…

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  • 学級集団の状態と教育的相互作用の関係の検討

    河村 茂雄, 武蔵 由佳 学級経営心理学研究 1 (0), 21-31, 2012

    本研究は,教育環境として児童相互が建設的で切磋琢磨するような状態になっている学級集団を抽出し,学級内に生じている子どもたちの相互作用や学級集団に生起している教育作用を明らかにし,今後の教師の学級経営の指針を得ることを目的とした。結果,学級集団の状態として,①個人の士気と同時に集団士気が高まっている,②集団生産性が高まる取り組み方法・協同体制・自治体制が確立している,という指標が抽出された。またそ…

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  • 学級における教師と生徒との関係研究の動向

    小野寺 正己, 河村 茂雄 学級経営心理学研究 1 (0), 91-102, 2012

    近年の教師のストレスや支援要請の研究として,学級においての生徒との関係性に起因するものが挙げられる。教師のバーンアウト等の問題も取り上げられることが大きくなってきていることから,この問題の解決が望まれる。そこで,文化的違いを考慮に入れ,わが国を中心とした過去10年程の研究を概観した。その結果,生徒視点からの研究成果及び教師視点からの研究成果が明らかとなった。また,教師視点からの成果には生徒個人と…

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  • 現代大学生の友人関係とアイデンティティ形成との関連の検討

    川俣 理恵, 河村 茂雄 学級経営心理学研究 1 (0), 51-58, 2012

    本研究は,現代大学生にみられる友人関係の類型を見出し,アイデンティティを形成する際の重要な要素である危機と自己投入との関連について検討することを目的とした。A大学の1~4年生301名を対象とし,友人関係尺度の因子分析により「内面的―表面的関係」「仲間への気遣い」の2つの下位因子を抽出し,それらを組み合わせて,現代大学生の友人関係を4つの類型に分類した。友人関係の類型とアイデンティティ形成の重要な…

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  • 震災復旧時の学校・学級の対応

    佐藤 謙二, 河村 茂雄 学級経営心理学研究 1 (0), 88-90, 2012

    本レポートは,東日本大震災後の混乱が続く中で,生徒の心のサポートを行った事例である。具体的な取り組みとして,2つの中学校が1つの校舎で生活を送る上でのルールの設定,および,生徒同士のふれあいのある人間関係の形成を目的とした集団形成の基盤づくりを行った。その結果,震災から4ヵ月後において満足型学級集団に在籍していた生徒は,その他の学級集団に在籍していた生徒よりも心理的ストレスが低下していたことが明…

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  • 小学校通常学級における特別支援対象児の学級適応の現状

    深沢 和彦, 河村 茂雄 学級経営心理学研究 1 (0), 2-12, 2012

    本研究では,小学校通常学級における特別支援対象児の学級適応の現状を明らかにすることを目的とした。公立小学校に登校する4~6年生3,779名を対象に調査をしたところ,特別支援教育の対象児童172人(対象児群)と非対象児童3,515人(非対象児群)の有効回答が得られた。両群の学級適応について学級生活満足度および学校生活意欲尺度を用いて比較検討した。分析の結果,対象児群では非対象児群に比べて学級生活満…

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  • 自律的な学習動機づけとメタ認知的方略が学業成績を予測するプロセス

    西村 多久磨, 河村 茂雄, 櫻井 茂男 教育心理学研究 59 (1), 77-87, 2011

    本研究の目的は, 中学生における内発的な学習動機づけと同一化的な学習動機づけの学業成績に対する影響の相違を検討することであった。特に, メタ認知的方略との関連に着目し, 学業成績に対する影響の相違について, 本研究では, 以下の仮説を立てた。それらは(1) 内発的な学習動機づけは学業成績を予測しないのではないか, (2) …

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  • 動機づけタイプによる学習スキルの無気力への効果

    西村 多久磨, 河村 茂雄 カウンセリング研究 43 (1), 12-21, 2010

    本研究の目的は,テスト期間におけるコーピングモデルを作成し,動機づけタイプの観点から無気力を低減させる学習スキルを明らかにすることであった。対象者は中学1,2年生875名であり,自己決定理論(Deci & Ryan, 2002)の枠組みを用いて,自律的学習群,他律的学習群,低動機学習群の3群に分類した。多母集団同時分析の結果,①自律的学習群にはメタ認知スキルの提供を,②他律的学習群には個人に合っ…

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