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  • (エントリー)根室層群における白亜紀―古第三紀境界のオスミウム同位体層序

    太田 映, 黒田 潤一郎, 高嶋 礼詩, 星 博幸, 林 圭一, 鈴木 勝彦, 石川 晃, 西 弘嗣 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 406-, 2023

    ...さらに、K-Pg境界をまたぐおよそ100万年もの間、インドのデカン・トラップで大規模な洪水玄武岩の噴出が起こったことも知られている(Sprain et al., 2019)。このデカン火山活動が引き起こした環境変化も、K-Pg生物大量絶滅に関与していた可能性が高いと指摘されている(Schulte et al., 2010)。...

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  • 南半球の海洋堆積物に記録された白亜紀-古第三紀境界のオスミウム同位体比変動とその化学層序学的意義

    黒田 潤一郎, 太田 映, 石川 晃, 鈴木 勝彦, Tejada Maria L.G., 大河内 直彦 日本地球化学会年会要旨集 70 (0), 98-, 2023

    ...<p>白亜紀-古第三紀境界(K-Pg境界; 66.0 Ma)は,地球史上最も顕著な生物大量絶滅イベントの一つに数えられる.メキシコ・ユカタン半島に巨大クレーターを作った天体衝突が大量絶滅の第一要因とされている.一方,インド大陸では白亜紀末から暁新世にかけて広大な洪水玄武岩(デカントラップ)が形成された.この洪水玄武岩体の噴火によっても地球温暖化が引き起こされたことが判明している.洪水玄武岩と天体衝突...

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  • 福島県上部ジュラ系~下部白亜系相馬中村層群の炭素同位体比層序と凝灰岩のU-Pb放射年代

    都丸 大河, 高嶋 礼詩, 西 弘嗣, 黒柳 あずみ, 山中 寿朗, 折橋 裕二, 淺原 良浩 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 107-, 2022

    ...</p><p>Weissert Eventとは,Valanginian後期からHautervianにかけて当時の汎世界的な炭素循環に大きな影響を与えた環境イベントであり,パラナ-エテンデカ洪水玄武岩の噴出時期と一致し,δ<sup>13</sup>Cの顕著な正のエクスカーションによって特徴づけられる.このイベントに関する層序学的研究や古環境変動ついては主にテチス海~大西洋地域で盛んに検討されているが,...

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  • 本邦中新世~鮮新世火山岩油ガス貯留層におけるCO<sub>2</sub>鉱物固定ナチュラルアナログ

    八木 正彦 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 147-, 2022

    ...</p><p> アイスランドや米国において,フィールドでのCO<sub>2</sub>鉱物固定が既に実証されているが,それらのノウハウを適用して,本邦にCO<sub>2</sub>鉱物固定をビジネスとして成功させるにはまだ課題が多い.最大の課題として本邦の貯留層の規模や浸透性状が欧米に比較して小さいことがあげられる.海嶺玄武岩や洪水玄武岩に比して本邦の玄武岩は,規模や浸透率とも1/10~1/100程度...

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  • 古熱水系を示唆するゼブラロックの形成プロセス

    河原 弘和, 吉田 英一, 山本 鋼志, 勝田 長貴, 西本 昌司, 梅村 綾子, 隈 隆成 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 068-, 2021

    ...</p><p> ゼブラロック形成に関与した熱水活動の候補として、豪州北部に分布するカンブリア紀のカルカリンジ洪水玄武岩の活動が挙げられる。その活動時期は初期−中期カンブリア紀の大量絶滅とほぼ同時期で、地球規模で表層環境に影響を与えたイベントとして注目されている。本研究地域では、ゼブラロックを胚胎する堆積岩層において、それより上位の年代で生じた火成活動はこの一度だけであることも本知見を支持する。...

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  • 後期三畳紀カーニアン湿潤化イベント時におけるオスミウム同位体組成から復元された大規模火山活動

    冨松 由希, 野崎 達生, 佐藤 峰南, 高谷 雄太郎, 木村 純一, 常 青, 奈良岡 浩, 尾上 哲治 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 164-, 2021

    ...CPE時には複数回の特徴的な有機炭素同位体比の負異常が報告されており,これらを引き起こした要因として,北米西部に分布するランゲリア洪水玄武岩の噴出が提案されてきた.しかしランゲリア洪水玄武岩の年代測定の不確実性の幅は100万年以上に上ることから,ランゲリアの火山活動と気候変動が同時期に起こったと示すことが難しいと指摘されてきた.そこで本研究では,CPEの原因として提案されている火山活動と気候変動の関連性...

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  • 中期中新世洪水玄武岩の風化による大気中CO2濃度の低下イベント:ODP1120コアのネオジム同位体比変動

    堀川 恵司, Boo―Keun Khim, 淺原 良浩, 関 宰 日本地球化学会年会要旨集 65 (0), 19-, 2018

    ...<p>本研究では,ニュージーランド南東沖合いODPサイト1120で採取されたコア試料を対象として,魚歯/骨片化石のネオジム同位体比,浮遊性有孔虫殻のMg/Ca・Ba/Ca・酸素同位体比,およびアルケノン水温の分析を行い,中期中新世温暖期の終焉に見られる大気中CO2濃度の低下および全球的な寒冷化が,15–16Ma頃に噴出した洪水玄武岩の風化によって引き起こされた現象であるかを検証した。</p>...

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  • 巨大海台をつくる基盤溶岩の掘削成果

    佐野 貴司 地質学雑誌 123 (4), 207-223, 2017-04-15

    ...<p>21世紀に入ってから,2つの海洋LIPs(オントンジャワとシャツキー海台)で基盤溶岩を採取する掘削が行われた.基盤溶岩は大陸洪水玄武岩の塊状層状溶岩流と類似していた.元来,両LIPsはプルーム頭部がプレート境界に衝突して生産されたと考えていたが,<sup>40</sup>Ar-<sup>39</sup>Ar年代は熱プルームモデルから想定されるよりも長期間の活動を示した.岩石学的に見積もられたマントル...

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  • シベリア・エチオピア両LIPの地質学的,岩石学的,地球化学的比較論

    石渡 明, Desta Minyahl Teferi 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2012 (0), 185-, 2012

    ...シベリア巨大火成岩区(LIP)はペルム紀・三畳紀境界に噴出した洪水玄武岩を主とし,埋積部分を含めて日本の7倍の面積を占める地球最大の火成岩体であり,ニッケル産出量世界最大のノリルスク斑れい岩体を伴う。 エチオピア巨大火成岩区は古第三紀漸新世に形成され,日本の半分程度の面積を占め,二極的火山活動が特徴である。...

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  • アファー・マントルプルームの地球化学的特徴とジオダイナミクス

    メシェシャ ダニエル, 新城 竜一 日本地球化学会年会要旨集 57 (0), 276-276, 2010

    北東アフリカのアファー・プルームに関連した、始新世から第四紀の玄武岩類のSr-Nd-Pb同位体比やインコンパティブル元素組成から、プルーム物質の地球化学的特徴を検討した。プルームには4つの端成分が関与しているらしい。1)同位体的にdepleteしているが、微量元素に富んだ成分、2)HIMUに近いPb同位体比が高い成分、3)enriched …

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  • オントンジャワ海台火山活動と白亜紀の海洋環境変動

    黒田 潤一郎, 谷水 雅治, 堀 利栄, 鈴木 勝彦, 小川 奈々子, 大河内 直彦 日本地球化学会年会要旨集 55 (0), 398-398, 2008

    ...このOAE-1aの年代(約120 Ma)は地球最大の洪水玄武岩であるオントンジャワ海台の形成時期(123~119Ma)に近く、このため両者の関連が注目されてきた。オントンジャワ海台の火山活動とOAE-1aの関連を調べることで、大規模な火成活動と地球表層環境変動とのリンクを理解することができる。...

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  • 高温高圧実験に基づくフェロピクライトの起源

    Tuff James, 高橋 栄一 日本岩石鉱物鉱床学会 学術講演会 講演要旨集 2005 (0), 11-11, 2005

    ...ホットスポット活動の初期には短時間に大量のマグマが噴出して洪水玄武岩や巨大な海台を形成する。ケンブリッジ大学のS.Gibsonは白亜紀以降の洪水玄武岩の地質調査から、最初期に特徴的なFeO成分に特に濃集したフェロピクライトマグマが活動することを示した。...

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  • 硫黄および炭素の安定同位体を用いた大量絶滅における環境変動の研究

    丸岡 照幸 日本地球化学会年会要旨集 51 (0), 207-207, 2004

    ...大量絶滅を起こす可能性のある現象として隕石の衝突、洪水玄武岩の噴火などが考えられている。このどちらも硫黄を含むガスを放出する現象であり、これらに伴われて酸性雨が引き起こされる。硫酸イオン濃度の低い陸水では、硫酸イオンの増加に伴って硫化物堆積速度の増加、<sup>34</sup>S/<sup>32</sup>S同位体比の低下などが起こることが報告されている。...

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