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検索結果 24 件

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  • 日本の産業進化とイノベーション

    枝村 一磨, 淺羽 茂 組織学会大会論文集 10 (1), 217-222, 2021

    <p>This paper studies the impact on productivity by innovation using plant and product-level panel data in Japan. The panel data could make us distinguish innovation by “New Varieties”, “Own …

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  • 自分なりの審美眼(面白さ評価力)を持つ

    淺羽 茂 組織科学 52 (4), 38-44, 2019-06-20

    <p> 研究の評価軸は,科学的価値か社会的インパクトか,小さくても厳密な貢献かラディカルな貢献か,流行りに乗るか差別化を強調するか,というように多様であり,かつトレードオフの関係にある.いずれを選択するかに正解はなく,各々の研究者に選択権が付与されている.その選択は,自分が面白いと思うかどうかでなされるべきであり,ゆえに自分の研究は面白い,面白い研究かどうか判断する目を自分は持っているという自信…

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  • 無形資産に関する実証研究の動向:マネジメント・プラクティス調査を中心にして

    川上 淳之, 淺羽 茂 組織科学 47 (2), 27-36, 2013

    無形資産は伝統的に経営学の研究対象であるが,経済学でも最近,無形資産の1つであるマネジメント・プラクティス(MP)について,同形式の調査が各国で行われている.本稿は,日本の調査データを利用して,企業の市場価値に対するMPの貢献分を求めた.その結果,他の無形資産と比べ,MP貢献分は小さい.日本の企業間の市場価値の差を説明するには,日本企業にとって優れたMPを特定し,調査項目に入れる必要があるだろう.

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  • 戦略構想プロセスの研究・教育の必要性

    淺羽 茂 組織科学 42 (3), 48-58, 2009-03-20

    <p> 戦略の実務家教育の問題は,成功事例の解釈は学べても,戦略の構想の仕方が身に付かないことである.ゆえに,戦略構想プロセスの研究が必要である.いくつかの日本企業は,バブル崩壊後に事業の選択と集中によって収益性を回復したが,同時に成長の原資を手放してしまった.現在の不況を脱して日本企業が再成長に向かうとき,同じ轍を踏まないために,長期戦略を構想し,短期の意思決定をそれに連動させることが焦眉の課…

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  • 業界標準をめぐる競争戦略

    淺羽 茂, 新宅 純二郎 赤門マネジメント・レビュー 1 (2), 133-158, 2002

    <p>本稿は、業界標準が競争上重要な意味を持つ産業における競争戦略について考察する。まず、既存の研究成果をベースにしながら、業界標準を確立するために企業が採るべき戦略を論じる。業界標準確立のためには、ユーザーの予想形成に働きかけること、競争と協力を使い分けることが重要である。つぎに、業界標準の世代交代の局面について、その阻害要因と世代交代推進のための戦略について言及する。</p>

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  • プロセスとしての競争研究に向けて

    淺羽 茂 組織科学 34 (4), 15-25, 2001-06-20

    <p> 既存の競争研究は,競争を構造として捉える研究と,プロセスとして捉えるそれとに分類でき,さらにそれぞれの研究は,いくつかの分析レベルに分けられる.構造としての競争研究からは,競争は回避すべきものという含意が導出されるのに対し,プロセスとしての競争研究からは,競争は参加すべきものという含意が導かれる.今後は,競争をプロセスとして捉える立場に立った,産業もしくは行動-反応レベルの研究が期待され…

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  • 競争と協力

    浅羽 茂 組織科学 31 (4), 44-52, 1998

    ネットワーク外部性が働く市場では,競争圧力だけでなく,企業間の協力を促す力が企業に加えられる.その結果,多様な企業との間で複雑な相互作用が生じることになる.この市場を分析することによって,企業間の相互作用をより明示的に扱った競争戦略論が展開できるかもしれない.本稿では,ネットワーク外部性が働く市場に特徴的な,競争と協力のミックス,錯綜する利害関係という2つの点について議論し,今後の研究課題を示す.

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  • 対話としての競争

    沼上 幹, 浅羽 茂, 新宅 純二郎, 網倉 久永 組織科学 26 (2), 64-79, 1992

    本稿は競争が発見をもたらすプロセスであるという視点をより具体的に展開し,競争を企業間の対話プロセスとして捉える.この視点に基づいて,1971年から82年までの日本の電卓産業における日本企業の競争行動の事例を解釈しなおし,その再解釈によって得られた知見を簡単に述べる.その上で,競争の対話観が示唆する新しい研究の方向について若干の検討を加える.

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  • 企業の長期的成長のメカニズム

    浅羽 茂 組織科学 23 (3), 65-78, 1990

    企業が長期的に成長するためには,既存事業の盛衰を越えて新規の成長機会を探索・実現しなければならない.本稿では,経営資源の蓄積に焦点を当て,企業と顧客との相互作用が生み出す産業の盛衰と企業成長のメカニズムを分析する.分析を通じて,既存事業の成熟化過程における経営資源のスラック化が企業の長期的成長にとって重要であることが主張される.さらに,企業の長期的成長の2つのパターンが導出される.

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