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  • 胃内分泌細胞癌と腺癌の多発胃癌の1例

    濵崎 景子, 中崎 隆行, 清水 香里, 進藤 久和, 佐野 功, 谷口 英樹, 高原 耕 日本臨床外科学会雑誌 70 (11), 3299-3304, 2009

    症例は67歳,男性.糖尿病,狭心症にて近医通院中,2007年3月に低アルブミン血症を指摘されたが改善なく,2008年6月ネフローゼ症候群精査のため当院内科へ入院となった.腹部CT検査にて胃壁の肥厚と周囲のリンパ節腫大を認めた.上部消化管内視鏡検査では前庭部前壁,体上部小彎に2型の腫瘍を認め,生検では各々,低分化腺癌または未分化癌,高~中分化型管状腺癌であった.上部消化管造影では前庭部前壁に約80…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献22件

  • 腫瘍内に甲状腺癌微小転移が合併した肺扁平上皮癌の1切除例

    佐野 功, 谷口 英樹, 中崎 隆行, 進藤 久和, 清水 香里, 濱崎 景子 日本臨床外科学会雑誌 70 (6), 1660-1664, 2009

    症例は72歳,女性.他医にて甲状腺乳頭癌の診断で甲状腺全摘および頸部リンパ節郭清が行われていた.咳嗽のため近医受診した際,胸部レントゲン上,結節影を指摘されて当院紹介となり増大傾向のため手術となった.術中迅速診断で肺癌の診断であり右下葉切除,ND2aを施行した.術後病理では高分化で角化著明な扁平上皮癌であり,腫瘍内に微小乳頭癌が4カ所みとめられた.主腫瘍と離れた正常肺組織内にも同様の乳頭癌の微小…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献16件

  • 腹膜原発漿液性乳頭状腺癌の1例

    濱崎 景子, 中崎 隆行, 清水 香里, 進藤 久和, 佐野 功, 谷口 英樹, 高原 耕 日本臨床外科学会雑誌 70 (6), 1864-1868, 2009

    症例は26歳,女性.2008年4月,左下腹部腫瘤と便中狭小化のため近医受診.下行結腸腫瘍,後腹膜腫瘍を疑い当院紹介となった.血液検査ではCA125が高値で,腹部CT・MRI検査にて左下腹部に分葉状の腫瘍とその腹側の下行結腸に壁肥厚を認め,膀胱子宮窩やDouglas窩にも結節を認めた.注腸検査にて下行結腸に約5cmの全周性不整狭窄を認め,大腸内視鏡検査では同部に出血を伴う全周性狭窄と浮腫状粘膜を認…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献9件

  • バルーン下逆行性経静脈的塞栓術(B-RTO)により軽快した下腸間膜静脈∼右内腸骨静脈短絡路による脳症の1例

    清水 香里, 中島 宗敏, 藤本 真澄, 鶴田 正太郎, 森田 茂樹, 古河 隆二, 森 雅一 日本消化器病学会雑誌 106 (12), 1764-1769, 2009

    症例は73歳,男性.主訴は意識障害.血中アンモニア濃度が上昇(156 μg/d<i>l</i>)していたが慢性肝疾患はなく,腹部造影CTにて下腸間膜静脈∼右内腸骨静脈に短絡路を認めた.同短絡路による脳症はまれであり,本例は右内腸骨静脈経由でバルーン下逆行性経静脈的塞栓術(B-RTO)を行った最初の症例であるが,治療から5年経過後も再発は認めていない.<br>

    DOI 医中誌 参考文献15件

  • 大腸癌術後に認めたTrousseau症候群の1例

    濱崎 景子, 中崎 隆行, 清水 香里, 進藤 久和, 佐野 功, 谷口 英樹, 高原 耕 日本臨床外科学会雑誌 70 (2), 613-617, 2009

    悪性腫瘍に伴う血液凝固能亢進状態により脳卒中をきたす病態はTrousseau症候群として知られている.今回,われわれは大腸癌術後に多発脳梗塞をきたし,本症候群を疑った1例を経験したので報告する.<BR>症例は86歳,女性.2007年4月,イレウスを発症し大腸内視鏡検査にて下行結腸に腫瘍による全周性の狭窄を認めた.腹部CTにて多発肝転移を指摘され,手術目的に当科転院となった.下行結腸切除術後3日目…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献12件

  • 脾転移を来した非機能性膵内分泌腫瘍の1例

    浜崎 景子, 中崎 隆行, 清水 香里, 進藤 久和, 佐野 功, 谷口 英樹, 高原 耕 日本消化器外科学会雑誌 42 (11), 1705-1710, 2009

    今回,我々は脾転移を来した非機能性膵内分泌腫瘍の1例を経験した.症例は63歳の女性で,HBVキャリアの経過観察中,腹部CTにて膵体尾部腫瘍,脾腫瘍を指摘され,当科紹介受診.腹部MRIにて脾静脈腫瘍栓を伴う,膵体尾部から脾門部および脾内に広がる腫瘍を認めた.病変は脾臓に占める割合が多く,脾静脈腫瘍栓も認めたことから脾原発腫瘍や脾門部発生腫瘍を疑い,膵体尾部脾合併切除術を施行した.肉眼的には膵腫瘍か…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献14件

  • 大腸早期未分化癌の1例

    中崎 隆行, 濱崎 景子, 清水 香里, 進藤 久和, 田村 和貴, 谷口 英樹, 高原 耕 日本臨床外科学会雑誌 69 (7), 1721-1724, 2008

    症例は73歳,女性.便潜血反応陽性で近医にて結腸腫瘍を指摘され当院入院となった.大腸内視鏡検査で上行結腸に隆起性病変を認め生検では未分化癌の診断であった.上行結腸癌の診断にて腹腔鏡補助下結腸右半切除術(D3郭清)を行った.切除標本は10×10mmの1型の腫瘍で中央に軽度の陥凹がみられた.病理所見では異型細胞が増殖浸潤し,腺管形成や粘液産生もみられなかった.免疫組織染色にて,EMA,ケラチンは陽性…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献6件 参考文献13件

  • 結腸癌原発巣切除後10年6カ月後に出現した肝転移の1例

    中崎 隆行, 濱崎 景子, 清水 香里, 進藤 久和, 田村 和貴, 谷口 英樹, 高原 耕 日本臨床外科学会雑誌 69 (4), 883-885, 2008

    症例は54歳,男性.右季肋部痛のため近医受診し,肝腫瘍を指摘され,精査のため当院紹介となった.10年6カ月前に当科で上行結腸癌の診断で結腸右半切除を施行していた.腹部CT検査で肝右葉に15cmの巨大な腫瘍を認めた.転移性肝癌もしくは胆管細胞癌の疑いにて肝右葉切除を行った.病理所見では前回の大腸癌と類似した腺癌で,免疫組織染色ではEMA,CK20,CEAは陽性でCK7は陰性で,大腸,肝とも同一の形…

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献6件

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