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検索結果 338 件

  • 温泉と運動を主としたヘルスツーリズムにおける活動報告

    植田 慎矢 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 278-278, 2024-03-31

    ...この度、静岡県ICOIプロジェクト(伊豆ヘルスケア温泉イノベ ーションプロジェクト)の認定温泉宿泊施設に依頼を受け、温泉療法専門医の医師の指示の下、温泉入浴と運動による血流改善プログラムを作成し、宿泊者へ入浴指導と運動指導を行った。...

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  • COVID-19パンデミックにおける全国の医療従事者の温泉利用をはじめとする行動制限と健康感および負担感の経時変化

    森 康則, 中村 毅, 大村 浩一郎, 坂口 俊二, 山口 智, 堀内 孝彦, 上岡 洋晴 日本温泉気候物理医学会雑誌 advpub (0), 62-70, 2023

    ...医療従事者に対して,非常に多くの社会的注目が集まることとなった.日本温泉気候物理医学会学術委員会では,このパンデミックにおかれた医療従事者の実態を,本学会の視点から,後世に記録する必要があると考えた.具体的には,医療従事者のCOVID-19に関連する患者対応やその業務内容が,温泉利用をはじめとする行動制限や主観的健康感,主観的負担感にどのような変化を与えたかの経時的な実態の把握を試みるものである.温泉療法医会...

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  • 温泉の温熱による糖化改善効果の検討—パイロット・スタディ—

    志和 悟子, 永田 勝太郎, 大槻 千佳, 杉岡 哲也 日本温泉気候物理医学会雑誌 85 (2), 59-66, 2022-05-31

    ...</p><p>  <b>結果</b>:温泉療法前の赤血球像は,S群で悪化していたが,AGEs値に有意差はなかった.酸化バランス防御系についても両群に有意差はなかった.温泉療法前後の比較を行うと,赤血球像はS群では3°(3〜3)(median(IQR))から2(1〜2)へと有意に改善した.酸化ストレスもS群で,342 CARR U(334〜362)から314(303〜345)へと有意に改善した.Non-S...

    DOI Web Site 医中誌

  • 人工知能を用いた温泉療法の健康効果の検証とヘルスケアの個別化の実現化

    山田 朋英, 庄嶋 伸浩, 山内 敏正, Chia-lin Lee, 野間 久史 日本健康開発雑誌 42 (0), 94-104, 2021-06-16

    ...本研究では、1)ヘルスケアの個別化アプローチとして、入浴、特に温泉療法を促すことで、将来の死亡率や種々の致死的疾病リスクを下げることができる個人(集団)を人工知能で特定する。すなわち、この個人(集団)を特定することで、現在温泉に入る習慣のない人に対し、温泉による健康効果を具体的に提案できる。...

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  • 2型糖尿病の外来患者における血糖コントロールと入浴習慣との関連性:今後の研究シーズとしての情報提供

    森 康則, 上岡 洋晴, 堀内 孝彦, 林 敬人, 大村 浩一郎, 山口 智, 加藤 光敏 日本温泉気候物理医学会雑誌 84 (2), 104-113, 2021-05-31

    ...<p>  日本温泉気候物理医学会学術委員会では,中高年の2型糖尿病の外来患者における入浴習慣と血糖コントロールとの関連性を明らかにするため,全国の多施設間横断研究プロジェクトを実施した.温泉療法医会の協力を得て,サンプル数838(男性n=528 62.8±8.7歳・女性n=310 65.0±8.1歳)にのぼる大規模かつ貴重な調査データが得られた.これらのデータを用いた多重ロジスティック回帰分析を含む...

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  • 皮膚疾患患者における豊富温泉湯治によるストレス改善効果に対する検討

    西川 浩司 日本温泉気候物理医学会雑誌 82 (2), 59-69, 2019-05-31

    <p>  【背景及び目的】豊富温泉を訪れる皮膚病変を持った湯治者において,ストレスと皮膚病変は互いに悪循環の状態に陥っていると推測された.そこで,豊富町ふれあいセンター協力のもとに,皮膚疾患患者に対して豊富温泉湯治によるストレス改善効果及び皮膚病変との関連を検討した.</p><p>  【方法及び結果】2016年9月1日から2018年8月31日の調査期間で,115例(男性65例,女性50例)の湯治…

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  • 中高年の外来患者における家庭と温泉での入浴習慣と基礎疾患の関連性:今後の研究シーズとしての情報提供

    森 康則, 上岡 洋晴, 永田 勝太郎, 岩永 成晃, 卯津羅 雅彦, 山口 智 日本温泉気候物理医学会雑誌 82 (2), 100-110, 2019-05-31

    ...<p>  日本温泉気候物理医学会学術委員会では,中高年の外来患者における家庭入浴と温泉入浴に関する習慣と基礎疾患との関連性を明らかにするため,全国の多施設間横断研究プロジェクトを実施した.温泉療法医会の協力を得て,サンプル数1,261にのぼる大規模かつ貴重な調査データが得られた.このデータの統計解析により,温泉の習慣的利用と基礎疾患数に関連性が認められたことが,既に別報により報告されている.さらに探索的解析...

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  • 温泉療法とリハビリテーション医療

    松元 秀次, 小林 美香, 李 卿 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 55 (12), 997-1003, 2018-12-18

    ...い分けられる一方で,温泉療法や泉質には,適応症や禁忌症が記されており,経験的伝承によるところも大きい.健康志向や社会ニーズを受けて温泉療法についての理解を深め,上手なリハビリテーション医療への活用が期待される....

    DOI Web Site Web Site 参考文献8件

  • 酸化ストレスを制御する泉質の探索

    坂井 隆浩 日本健康開発雑誌 39 (0), 16-21, 2018

    ...<p><b>背景・目的</b> 温泉療法は、酸化ストレスに関連する疾患の症状を改善する効果がある。そのため、温泉には酸化ストレスを制御する作用があることが推測される。このことから、本研究では、<i>in vivo</i>において酸化ストレスを定量化できる実験方法により、10種類の泉質が酸化ストレスに与える影響を検討した。...

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  • 温泉の医学的効果

    杉森 賢司 国際生命情報科学会誌 36 (1), 35-, 2018

    わが国において,西洋医学が発達する以前,温泉は病気の治療に欠かせないものとして広く庶民に愛されていた。西洋医学におされ,昨今の温泉利用については娯楽目的としての役割と化している。しかし,ヨーロッパ諸国やロシア等において,温泉利用については医学的な見地から使用される事が大半を占め,温泉に関する医学的な研究やそれに関する学会等も多く開催されている。温泉の医学的利用法としてヨーロッパでは盛んに行われて…

    DOI 医中誌

  • 飲泉による身体効果

    白石, 卓也, 小谷, 和彦 群馬パース大学紀要 (22) 3-9, 2017-03

    ...温泉療法の一つである「飲泉」の身体への効果について既報文献をもとにレビューした。医学中央雑誌ならびにPubMedを用いて12編の原著文献を収集した。主として、胃腸、胆膵、糖代謝に関する検討がみられた。これに基づくと、飲泉は消化器系や代謝系に好ましい効果を持つ可能性があった。報告数の過少さや研究方法の限界から、飲泉の効果を確立するためにはさらに検証していく必要があると考えられた。...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 保養温泉地の現状と展望~「温泉利用型健康増進施設」活性化に向けた調査~

    野添 ちかこ 日本健康開発雑誌 38 (0), 75-78, 2017

    <p>日本には古くから湯治文化があり、温泉を病気の治癒や予防に役立てきた歴史がある。現在、厚生労働省には温泉施設の利用料及び交通費が医療費控除の対象となる「温泉利用型健康増進施設」の認定制度があるが、あまり広まっていない。「温泉利用型健康増進施設」の軒数は20軒、医療費控除の申請者数は年間50~70名程度である。</p><p>ハード面では、肩まで浸かれる全身浴槽のほか寝湯などの部分浴槽、ジャグジ…

    DOI Web Site 医中誌

  • 温泉療法が変形性膝関節症患者の膝痛改善に与える効果

    松本 浩実, 和田 崇, 林 邦彦, 萩野 浩 理学療法学Supplement 2016 (0), 0246-, 2017

    ...<p>【目的】変形性膝関節症患者(膝OA)の膝痛に対する温泉療法の有効性をメタアナリシスにて検討すること。</p><p></p><p>【方法】</p><p></p><p>日本語及び英語の文献検索データベース(Medline,Embase,Cochrane library,CINAHL,医学中央雑誌)より“温泉療法”“運動器疾患”のキーワード及びMeSH用語を用いて検索を実施した。...

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  • ケイ酸を含む温泉水の飲用による健康関連指標に関する効果の検討

    白石 卓也, 竹島 太郎, 小谷 和彦 北関東医学 67 (3), 207-211, 2017

    ...<b>目 的:</b>ミネラルの豊富な温泉水を飲む飲泉は温泉療法のひとつである. 群馬県上野村にあるしおじの湯の温泉水はケイ酸を豊富に含んでいるため, 健康保持・増進に寄与すると思われて地域住民に飲用されている. そこで, この飲泉による健康関連指標に関する調査を行い, その効果について検証した....

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか3件

  • 温泉療法専門医制度の現状

    出口 晃, 森山 俊男, 伊藤 恭, 卯津羅 雅彦, 西川 浩司, 真塩 清 日本温泉気候物理医学会雑誌 78 (2), 147-151, 2015

    ...カリキュラムを充実させることにより、温泉療法医制度も向上していくものと思われる。...

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  • 日本温泉気候物理医学会80年のあゆみ

    東 威 日本温泉気候物理医学会雑誌 78 (4), 326-332, 2015

    ...<BR>  組織:大学紛争などがあって昭和40年代に会員数は300名以下にまで減少したが、昭和51年に温泉療法医制度が出来て徐々に増加し、平成27年には1,914名、うち温泉療法医976名、温泉療法専門医221名になった。学会は平成17年に任意団体から有限責任中間法人となり、平成21年に一般社団法人となって「専門医の育成」が目的に付け加えられた。...

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  • 温泉療法による糖尿病患者の抗動脈硬化作用について

    松村 美穂子, 増渕 正昭, 森山 俊男 日本温泉気候物理医学会雑誌 77 (3), 257-265, 2014

    ...温泉療法による抗動脈硬化作用、抗炎症作用、血管内皮機能改善作用が示唆された。<BR><b>考察:</b>本結果は、非糖尿病患者や温泉療法未施行糖尿病患者では得られなかった変化であり、より動脈硬化の強い糖尿病病変に対して、温泉療法が有益である可能性が示唆された。...

    DOI Web Site 医中誌

  • フランスのスパセラピーとマッサージ

    殿山 希, ジュアンド 康子, 成島 朋美 日本温泉気候物理医学会雑誌 76 (2), 137-146, 2013

    ...また、温泉療法センターにおいても、治療部門とリラクセーションスパでは、同様の違いがあった。<BR>  フランスでは、マッサージとは医療マッサージを指し、<I>masseur-kinésithérapeute</I>の国家資格を持つ人が行い、国の健康保険の適応となる。病院や温泉療法センターで働き、また、開業権も持つ。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件 参考文献3件

  • 塩化物泉浴における血流依存性血管反応の検討

    岩波 久威, 岩波 佳江子, 平田 幸一 日本温泉気候物理医学会雑誌 76 (4), 287-292, 2013

    ...温泉療法による一時的なNitric oxide (NO)の増加、血管平滑筋の拡張が証明された。また、これに伴う血小板凝集抑制、平滑筋増殖抑制、白血球接着抑制、活性酸素産生抑制が血管内皮機能の改善につながる可能性を示唆した。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • <b>漢方と温泉</b>

    大塚 吉則 日本東洋医学雑誌 63 (3), 159-167, 2012

    ...温泉療法は「気血水」のすべてに影響を与えており,漢方とともに用いればさらにお互いの効用を増強させうるものと思われる。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献2件

  • 東京都 23 区内の温泉と期待される温泉医学的効果

    前田 眞治, 市川 勝, 原 麻理子, 櫻井 好美, 平野 絵美, 小暮 英輔, 山本 潤 日本温泉気候物理医学会雑誌 74 (4), 246-255, 2011

    ...また大深度掘削による温泉を中心に温泉療法に有用な高濃度の温泉成分や高い泉温の温泉が多くの源泉で確認できた。東京都内の温泉の泉質はナトリウム—塩化物泉、ナトリウム-炭酸水素塩泉とメタケイ酸を多く含む温泉に分類できる。ナトリウム-塩化物·強塩泉は大深度掘削に認められ、都内の随所に存在した。ナトリウム—炭酸水素塩泉は中程度以下の深度掘削に多く、大田区に集っていた。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献13件

  • 温泉を利用した健康増進についての包括的考察 国内の最近25年の論文の紹介を中心に

    松原, 勇 石川看護雑誌 7 97-107, 2010-03

    ...生体の防御能を損なった人々が,本来の生体機能を回復し心身の健康を取り戻すために,温泉療法を活用した保養および療養地づくりが進められている.温泉地滞在により気候・風土,温泉水の刺激が身体に作用し,中枢神経系,自律神経系,内分泌系,免疫系等に相当の反応を引き起こす.その結果,ストレス等で歪んだ各種生体機能のリズムや慢性の病態の正常化が期待されている.そこで,本文ではわが国で最近20年余りに発表された関連論文...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌 被引用文献2件

  • 温泉入浴により血中IL-6濃度は増加する

    児嶋 大介, 木下 利喜生, 東山 理加, 太田 晴基, 山本 洋司, 下松 智哉, 梅本 安則, 田島 文博 理学療法学Supplement 2009 (0), A4P1044-A4P1044, 2010

    ...<BR><BR>【理学療法学研究としての意義】<BR> 本研究により、理学療法の一つの柱である物理療法の源流ともいえる温泉療法効果発現の根幹に迫ることが出来た。温泉入浴が運動負荷と同様にIL-6を上昇させる事実は、IL-6を発現するだけの運動が行えない高齢者や障害者の健康維持の一助となる可能性を示した。...

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  • 温泉療法が慢性心不全患者の脈波伝達速度(PWV)に及ぼす影響

    工藤 義弘, 尾山 純一, 西山 保弘, 矢守 とも子, 中園 貴志, 綿貫 茂喜 理学療法学Supplement 2009 (0), A4P2075-A4P2075, 2010

    ...温泉療法における安全性の確保と身体機能の把握のため、初回時の前後60分間、また毎回の前後にバイタルサインのチェックを行った。適宜、医師による診察、さらに最終回にも前後60分間バイタルサインのチェックを行い温泉療法の安全性に関しては慎重に臨んだ。温泉療法は理学療法士が担当した。...

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  • 温泉療法を主体とした他療法との併用効果

    王 紅兵, 烏帽子田 彰, 鏡森 定信 日本温泉気候物理医学会雑誌 73 (3), 143-158, 2010

      The studies on the effects of balneotherapy in combination with other therapies (kinesitherapy, bath agents, diet therapy, pharmaceutical therapy, climatotherapy and phototherapy, and multiple …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献55件

  • 温泉療法が血清中インターロイキン-1β(IL-1β)へ及ぼす影響

    工藤 義弘, 尾山 純一, 西山 保弘, 矢守 とも子, 中園 貴志 理学療法学Supplement 2008 (0), A3P3142-A3P3142, 2009

    ...に作用して体温を上昇させることである.つまり、 IL-1βは体温を上昇させる働きがあることから、本研究では温泉療法後体温が上昇するため、IL-1βの産生が抑制されたのではないかと考えられる.さらに興味深い知見は、温泉療法前にIL-1βのレベルが高い被験者は温泉療法終了後IL-1βの産生は抑制され、温泉療法前にIL-1βのレベルが低い者はその産生が増強されていることである.いずれも一定の基準レベルに近...

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  • 更年期女性に対する健康教育に関する過去10年間の文献検討

    宮内 清子, 佐久間 夕美子, 佐藤 千史 日本健康教育学会誌 17 (1), 3-13, 2009

    ...<BR>結果:海外では19件抽出され,肥満対策の低脂肪食や骨粗しょう症対策などの食事指導,骨密度や筋力,更年期症状に注目した運動指導,更年期以降の健康増進に関する情報提供があった.国内では8件であり,温泉療法や食事指導など組み合わせた運動を中心とした教育的介入があった.更年期症状への対処方法などを含む複合的な情報提供は,行動変容や更年期の肯定的な認識などに対して効果的なヘルスサポートであった.そして...

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 呼吸器疾患の温泉療法-25年間の入院症例2762例を対象に-

    光延 文裕, 保崎 泰弘, 芦田 耕三, 岩垣 尚史, 高田 真吾, 菊池 宏, 濱田 全紀 岡大三朝医療センター研究報告 76 1-11, 2008-03-01

    ...気管支喘息およびCOPD症例の年齢別検討では, 60歳以上の症例の頻度は第1期では30.1%であったが, 第4期では68.0%, そして第5期では85.1%と, 年々その頻度は高くなっていく傾向が見られた。 即ち, 最近25年間の年次推移からは, 温泉療法を必要とする呼吸器疾患患者が増加しつつあること, そしてその年齢は年々高くなる傾向にあることが示唆された。...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 温泉療法が慢性疾患患者の血清中インターロイキン-1β(IL-1β)へ及ぼす影響

    工藤 義弘, 尾山 純一, 西山 保弘, 矢守 とも子, 中園 貴志 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2008 (0), 159-159, 2008

    ...つまり、 IL-1βは体温を上昇させる働きがあることから、本研究では温泉療法後体温が上昇するため、IL-1βの産生が抑制されたのではないかと考えられる。さらに興味深い知見は、温泉療法前にIL-1βのレベルが高い被験者は温泉療法終了後IL-1βの産生は抑制され、温泉療法前にIL-1βのレベルが低い者はその産生が増強されていることである。いずれも一定の基準レベルに近づくような反応が見られた。...

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  • 温泉療法が慢性疾患患者の血清中tumor necrosis factor-α(TNF-α)へ及ぼす影響

    工藤 義弘, 尾山 純一, 西山 保弘, 矢守 とも子, 中園 貴志 理学療法学Supplement 2007 (0), A0005-A0005, 2008

    ...本研究における温泉療法開始前に比べ2週間後のTNF-αの量およびその動態は有意な差が認められなかったが、低下傾向を示した。このことは、温泉療法と痛覚過敏との間には共通の作用メカニズムが存在する可能性が示唆される。<BR>...

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  • ラドンミスト発生装置によるラドン効果と温熱効果の比較に関する基礎的検討

    青山 裕, 片岡 隆浩, 迫田 晃弘, 中川 慎也, 石森 有, 花元 克巳, 光延 文裕, 草地 省蔵, 山岡 聖典 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2007 (0), 272-272, 2007

    ...三朝ラドン温泉療法での同様の試験結果と比べ、今回は室温が相対的に6℃低い条件下で実施したため、ラドン効果の程度が前回に比べ小幅であることがわかった。本報告では、ラドン効果と温熱効果の相乗効果などについても言及する。...

    DOI 医中誌

  • 補完代替医療学の展望

    鈴木 信孝 全日本鍼灸学会雑誌 56 (5), 693-702, 2006

    The use of complementary and alternative medicine (CAM) is increasing rapidly. CAM, as defined by the National Center for Complementary and Alternative Medicine (NCCAM) in the USA, is a group of …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献5件

  • 総合的な温泉療法の健康増進効果に関する検討

    上馬場 和夫, 許 鳳浩, 矢崎 俊樹, 上岡 洋晴 日本温泉気候物理医学会雑誌 69 (2), 128-138, 2006

    Balneotherapy includes several modalities of treatments and wellness programs, such as physiological and pharmacological effects of hot spring bathing and aqua-exercise, relaxing and biorhythm …

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  • 温泉が慢性心不全患者のナチュラルキラー活性機能に与える影響

    工藤 義弘, 尾山 純一, 矢守 とも子, 中園 貴志, 西山 保弘 理学療法学Supplement 2005 (0), A0596-A0596, 2006

    ...<BR>【結果】 温泉療法におけるNK活性の動態:NK活性は温泉療法開始前に比較して2週間後では低下傾向を示した(開始前: 33.5±9.02 %、2週間後: 30±8.56 %)。しかし統計学的な有意差は認めなられなかった(P =0.159)。 <BR>【考察】 本研究では、温泉とNK活性能に関して検討を試みた。NK細胞は抗腫瘍活性を有する。...

    DOI 医中誌

  • 天然放射性鉱石から水中への放射性核種の浸出率に及ぼす環境諸因子の比較検討

    迫田 晃弘, 花元 克巳, 川辺 睦, 永松 知洋, 山岡 聖典 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2006 (0), 228-228, 2006

    ...【目的】三朝(鳥取県)やバドガスタイン(オーストリア)はラドン温泉療法で世界的に有名である。また,その温泉を模擬し,天然の放射性鉱石から放出されるラドンを用いた人工ラドン温泉も利用されてきた。この際,放射性鉱石から溶液へ浸出するラドンは数%で目的のラドン濃度を得るのは容易ではないため,ラドン浸出率を規制値以下においてより上昇させる条件や方法について検討した。...

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  • 温泉療法による気管支喘息治療薬剤費の削減効果

    芦田 耕三, 光延 文裕, 保崎 泰弘, 濱田 全紀, 岩垣 尚史, 藤井 誠, 高田 真吾, 谷崎 勝朗 日本温泉気候物理医学会雑誌 68 (3), 166-174, 2005

    Effects of long-term spa therapy on reduction of the costs of drugs used for the treatment were examined in 23 patients with asthma. The costs of drugs used per patient for 1 year when spa therapy …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献35件

  • 呼吸器疾患に対する温泉療法 ―その臨床効果と作用機序―

    光延 文裕, 保崎 泰弘, 芦田 耕三, 濱田 全紀, 山岡 聖典, 谷崎 勝朗 岡大三朝医療センター研究報告 75 61-73, 2004-12-01

    ...呼吸器疾患に対する温泉療法は,最近の22年間にわたり行われてきた結果,その有用性は十分明かとなっている。この22年の間に,温泉療法を受ける対象もかなり変わってきており,例えば気管支喘息では,ステロイド依存性重症難治性喘息の全症例に対する割合は明 らかに低くなってきている。また,COPDでは最近全症例に対する肺気腫の割合も,また症例数も著明に増加しつつある。一方,温泉療法を求めて来院される症例数は年ごとに...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 呼吸器疾患の温泉療法ー1982年から2004年までの23年間の入院症例2485例を対象にー

    谷崎 勝朗, 光延 文裕, 保崎 泰弘, 芦田 耕三, 濱田 全紀, 岩垣 尚史, 藤井 誠, 高田 真吾 岡大三朝医療センター研究報告 75 1-11, 2004-12-01

    ...すなわち, 最近23年間の年次推移からは, 温泉療法を必要とする呼吸器疾患患者が増加しつつあること, そしてその年令は年々高くなる傾向にあること, そして, 以前とは異なり必ずしも重症難治性の症例ばかりでなく, むしろ比較的軽症例の入院が増加しつつあることなどが, 最近の傾向として注目される....

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 気管支喘息における温泉療法による薬剤費の削減の臨床的検討ー投与方法による検討

    芦田 耕三, 光延 文裕, 保崎 泰弘, 濱田 全紀, 岩垣 尚史, 藤井 誠, 高田 真吾, 谷崎 勝朗 岡大三朝医療センター研究報告 75 53-60, 2004-12-01

    ...一方,定期処方の注射・吸入薬の薬剤費は,温泉療法を受けた症例では5,505点から,5,468点へと軽度の減少傾向が見られたが(削減率7.6%),温泉療法を受けなかった症例では,同時期の推移は3,252点から5,645点へとむしろ増加する傾向が見られた。3.臨時処方の内服薬の薬剤費は,温泉療法を受けた症例では,2,528点から194点へと削減率90.0%と著明な減少傾向が見られたが,温泉療法を受けなかった...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 温泉療法が腰痛症患者のQOLに及ぼす効果

    横井 正, 千田 益生, 浜田 全紀, 光廷 文裕, 保崎 泰弘, 芦田 耕三, 岩垣 尚史, 永田 拓也, 藤井 誠, 高田 真吾, 谷崎 勝朗, 井上 一 岡大三朝医療センター研究報告 74 48-50, 2004-02-01

    ...今回,我々は当院でリハビリテーションをうけている腰痛症患者を対象に温泉療法のQOLに対する効果をSF-36を用いて調べた。SFL36の8項目をそれぞれ算出し,温泉療法前後での比較を行った。PCSは41.1から43.6へ, MCSは49.1から5l.0へ上昇したことより,身体・精神面ともに効果があると考えられた。...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌 被引用文献2件

  • 呼吸器疾患の温泉療法 -22年間の入院症例2295例を対象に-

    谷崎 勝朗, 光延 文裕, 保崎 泰弘, 芦田 耕三, 岩垣 尚史, 永田 拓也, 藤井 誠, 高田 真吾, 横井 正, 浜田 全紀 岡大三朝医療センター研究報告 74 1-10, 2004-02-01

    ...へと9.1倍の増加が見られた。また,そのなかの肺気腫が占める割合は初期の19.2%から第4期では76.7%,第5期では87.4%と明らかな増加傾向を示した.  3.気管支喘息およびCOPD症例の年齢別検討では,60歳以上の症例の頻度は第1期では30.1%であったが,第4期では68.0%,そして第5期では87.4%と,年々その頻度は高くなっていく傾向が見られた。すなわち,最近22年間の年次推移からは,温泉療法...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌 被引用文献1件

  • 温泉と免疫

    大塚 吉則, 中谷 純 日本生気象学会雑誌 41 (3), 95-99, 2004

    ...温泉療法の作用機序の一つに免疫機能の変化が報告されているが,温泉入浴は入浴回数,泉質によって身体に与える効果が異なることが考えられる.実際,温泉療法では免疫機能の亢進,低下の両者が認められたが,一般に強酸性で超高温浴の草津温泉や非常に冷たい寒の地獄温泉などの刺激の強い温泉による温泉療法は,免疫反応を抑制する方向に働き,単純泉のような療養向きの温泉は免疫機能を高めていた.また,一泊二日程度の温泉入浴であっても...

    DOI HANDLE Web Site ほか1件 参考文献10件

  • 気管支喘息における肺の過膨脹に対する温泉療法の改善作用

    光延 文裕, 保崎 泰弘, 芦田 耕三, 岩垣 尚史, 永田 拓也, 藤井 誠, 高田 真吾, 浜田 全紀, 谷崎 勝朗 日本温泉気候物理医学会雑誌 67 (4), 195-201, 2004

    Effects of spa therapy on % low attenuation area (LAA)<-950 HU of the lungs on HRCT at full inspiration, CT number, a ratio of expiratory LAA to inspiratory LAA (exp LAA/ins LAA), residual volume …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献17件

  • 慢性心不全の温泉療法における心機能と血管反応

    工藤 義弘, 尾山 純一, 矢守 とも子, 山元 裕子, 西山 保弘 理学療法学Supplement 2003 (0), A0808-A0808, 2004

    ...今回我々は慢性心不全患者に対する温泉療法が心機能および血管反応にどのように影響するのかを検討した.<BR>【方法】方法として慢性心不全でかつ運動が困難な症例を対象に、単純泉(40度)に1回10分間の入浴、週5日、計2週間継続した.初回および最終回と適宜の採血・診察は医師が行い温泉療法は理学療法士が物理療法として担当した.心不全の程度、心機能、末梢血管の状態を治療開始前後で比較検討した....

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  • 呼吸器疾患の温泉療法 -地域医療と遠隔医療の比較-

    西村 伸子, 寺崎 佳代, 山本 貞枝, 吉尾 慶子, 谷崎 勝朗 岡大三朝医療センター研究報告 73 102-105, 2003-02-01

    ...呼吸器疾患の温泉療法について,1999年~2001年の3年間に三朝医療センターに入院し,温泉療法を受けた気管支喘息と肺気腫症例を対象に,再入院率と症例数の変動,年齢,地域との関連について検討を加えた。その結果,喘息では遠隔地(鳥取県外)からの症例(平均56.8%)が.また肺気腫では鳥取県内からの入院症例(平均58.7%)が多い傾向が見られた。再入院率は,喘息は30.1%,肺気腫が41.6%であり.喘息...

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  • レーザードプラー血流計による高齢者の末梢循環の数量的解析

    保崎 泰弘, 光延 文裕, 芦田 耕三, 柘野 浩史, 西田 典数, 永田 拓也, 高田 真吾, 横井 正, 谷崎 勝朗, 越智 浩二, 福田 哲也, 白鳥 康史 岡大三朝医療センター研究報告 73 39-43, 2003-02-01

    ...3.両群について,3ヶ月当たりの変化率で比較したところ自然経過群は3ヶ月当たり-1.7%の低下傾向を示した。一方,ベラプロスト内服群は+15.4%の増加(p<0.02)を示 した。 4.プロスタグランディン製剤の内服中であっても加齢と共に末梢循環血流Iが低下する症例があり温泉療法を含めた集学的治療の必要性が示唆された。...

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  • 温泉療法が骨関節症患者のQOLに及ぼす効果

    横井 正, 千田 益生, 光延 文裕, 保崎 泰弘, 芦田 耕三, 西田 典数, 柘野 浩史, 岡本 誠, 永田 拓也, 高田 真吾, 谷崎 勝朗, 井上 一 岡大三朝医療センター研究報告 73 72-74, 2003-02-01

    ...近年QOLが重視されるようになってきている。MOS short form 36 health survey(以下SF-36と略す)は,国際的レベルでの基準とされるべく開発された非疾患特異的HRQOL尺度である.今回,我々は当院でリハビリテーションをうけているOA患者を対象に温泉療法の効果をSF-36を用いてQOLの変化を調べたoSF-36の8項目をそれぞれ算出し,温泉療法前後でのQOLの比較を行った...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 被引用文献2件

  • 呼吸器疾患症例における温泉療法の効果 -アンケートを利用して-

    寺崎 佳代, 山本 貞枝, 吉尾 慶子, 西村 伸子, 光延 文裕, 谷崎 勝朗 岡大三朝医療センター研究報告 73 111-114, 2003-02-01

    ...呼吸器疾患症例における温泉療法の効果(自覚症状,事物投与量など)早,有効と思われた温泉療法の種類,終了後の経過(1年後)などについて,気管支喘息102例を対象にアンケート調査を行った。 その結果,温泉療法開始1週間で自覚症状が改善された症例が71.5%,副腎皮質ホルモンの減量が可能であった症例が65.6%,通院後1年間は,入院時に比べ症状が改善されている症例が61.8%,さらに,退院時より改善されている...

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  • 高齢者気管支喘息の病態におよぼす加齢および喫煙の影響について(2)

    谷崎 勝朗, 光延 文裕, 保崎 泰弘, 芦田 耕三, 柘野 浩史, 岡本 誠, 西田 典数, 永田 拓也, 高田 真吾, 横井 正 岡大三朝医療センター研究報告 73 93-101, 2003-02-01

    ...4.HRCT上の1950HU以下の肺の% UIAは,加齢とともに増加する傾向を示し,% RVの増加と同様肺の気腫化傾向が見られること,しかし,この現象が肺気腫へと移行することはないことが示された. 5.治療上では,薬物療法よりも気道の浄化を促す吸入や水中運動(温泉療法など)が重要であると考えられた。...

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  • 気管支喘息に対する温泉療法とα-リノレン酸強化食の効果

    Okamoto Makoto, Ashida Kozo, Mitsunobu Fumihiro, Hosaki Yasuhiro, Tsugeno Hirofumi, Nishida Norikazu, Nagata Takuya, Yokoi Tadashi, Takata Shingo, Tanizaki Yoshiro, Tnimoto Mitsune 岡大三朝医療センター研究報告 73 55-63, 2003-02-01

    N-3 fatty acids are reportedly effective for asthma. In addition, spa therapy has been reported to be effective for patients with asthma. In the present study, the effects of spa therapy combined …

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  • 呼吸器疾患の温泉療法-21年間の入院症例2129例を対象に-

    谷崎 勝朗, 光延 文裕, 保﨑 泰弘, 芦田 耕三, 西田 典数, 柘野 浩史, 永田 拓也, 横井 正, 高田 真吾 岡大三朝医療センター研究報告 73 1-9, 2003-02-01

    ...気管支喘息およびCOPD症例の年齢別検討では,60歳以上の症例の頻度は第1期では30.1%だあったが,第4期では68.0%,そして昨年度は85.4%と,年々その頻度は高くなっていく傾向が見られた.すなわち,最近21年間の年次推移からは,温泉療法を必要とする呼吸器疾患患者が増加しつつあること,そしてその年令は年々高くなる傾向にあることが示された....

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  • 気管支喘息に対する温泉療法とエゴマ油食の効果

    岡本 誠, 芦田 耕三, 光延 文裕, 保崎 泰弘, 柘野 浩史, 西田 典数, 永田 拓也, 横井 正, 高田 真吾, 谷崎 勝朗 日本温泉気候物理医学会雑誌 66 (3), 171-179, 2003

    N-3 fatty acids are reportedly effective for asthma. In addition, spa therapy has been reported to be effective for patients with asthma. In the present study, the effects of spa therapy combined …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献46件

  • 呼吸器疾患に対する温泉療法最近20年間の入院症例の解析

    光延 文裕, 保崎 泰弘, 芦田 耕三, 柘野 浩史, 岡本 誠, 西田 典教, 永田 拓也, 高田 眞吾, 横井 正, 谷崎 勝朗 日本温泉気候物理医学会雑誌 66 (2), 99-107, 2003

    Spa therapy has been performed at our medical center for last 20 years. The changes in number and frequency of patients with respiratory disease were analyzed every 5 year for last 20 years. The …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献38件

  • アトピー性皮膚炎モデル動物を用いた温泉水の効能の評価

    市橋, 大山, 内野, 栄治 北海道立衛生研究所報 = Report of the Hokkaido Institute of Public Health 52 96-98, 2002-11-29

    ...我々はこれまでに札幌在住の2名のAD患者に対し、豊富町より搬送された温泉水で1カ月間の温泉療法を行い、皮膚症状や倦怠感、ある種の免疫学的パラメータの改善など、良好な結果を得た。本論文では、道内温泉によるADの療養結果を評価するための予備的検討として、ADモデル動物であるNC/Ngaマウスに豊富町より搬送された温泉水を吹きかけ、皮膚症状、血清IgE値の変化を調べたので報告する。...

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  • 呼吸器疾患に対する温泉療法 -再入院症例を中心に-

    西村 伸子, 寺崎 佳代, 山本 貞枝, 吉尾 慶子, 中村 寿美江 岡大三朝分院研究報告 72 80-83, 2002-02-01

    ...県内外別では県外よりも県内の方が年齢層が高い傾向であった。入院期間では気管支喘息・肺気腫とも60日未満の入院期間の症例が多く見られた。入院の理由では気管支喘息・肺気腫とも県内症例においては急性増悪例が,また県外症例においては症状の改善を目的とした入院が多い傾向であり,再入院率は両 疾患とも県内症例に比べ県外症例の方がより高い傾向であった。このことから,当院の再入院症例を中心にした呼吸器疾患に対する温泉療法...

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  • 呼吸器疾患に対する温泉療法 ―最近20年間の入院症例1934例を対象に―

    谷崎 勝朗, 光延 文裕, 保崎 泰弘, 芦田 耕三, 柘野 浩史, 岡本 誠, 西田 典教, 高田 真吾, 横井 正 岡大三朝分院研究報告 72 1-8, 2002-02-01

    1982年1月より2001年12月までの20年間に当院へ入院した呼吸器疾患患者1934例のうち閉塞性換気障害を示す肺疾患1641例(気管支喘息BA+慢性閉塞性呼吸器疾患COPD)を対象に,5年間ごとに年齢,地域分布などの経年変化について検討を加えた。  1.最近20年間に当院へ入院した閉塞性換気障害を示す呼吸器疾患1641例のうち,気管支喘息は1226例(74.7%)であった。閉塞性呼吸器疾患の…

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 腰痛症患者における腰椎MRI画像所見の検討

    高田 真吾, 横井 正, 西田 典数, 岡本 誠, 柘野 浩史, 芦田 耕三, 保﨑 泰弘, 御舩 尚志, 光延 文裕, 谷崎 勝朗, 新谷 憲治, 谷本 光音 岡大三朝分院研究報告 72 66-70, 2002-02-01

    ...多く認められた(30例中18例)。椎間板ヘルニア を示す症例は30例中10例(33.3% )であった。神経根圧迫を持つ症例は30例中8例(26.7% )であった。腰椎圧迫骨折を持つ症例は30例中6例(20% )であった。温泉療法により腰痛が改善した症例は30例中17例(56.7% )であった。  (結論)腰痛症患者は腰椎MR止異常所見を有した。温泉療法により腰痛の改善を認めたので、MRL上で認めた形態学的異常...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 皮膚疾患

    久保田 一雄 日本温泉気候物理医学会雑誌 66 (1), 23-24, 2002

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  • 気管支喘息に対する温泉療法の効果

    芦田 耕三, 光延 文裕, 保崎 泰弘, 柘野 浩史, 岡本 誠, 西田 典数, 高田 真吾, 横井 正, 谷崎 勝朗 日本温泉気候物理医学会雑誌 65 (3), 153-160, 2002

    Effects of spa therapy on asthma were studied in 64 patients with asthma in relation to the generation of leukotrienes B4 (LTB4) and C4 (LTC4) and bronchial hyperresponsiveness. 1. The efficacy of …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献32件

  • 呼吸器疾患に対する温泉療法. 最近7年間(1993年-1999年)の入院症例999例を対象に

    谷崎 勝朗, 御舩 尚志, 光延 文裕, 保﨑 泰弘, 芦田 耕三, 柘野 浩史, 岡本 誠, 高田 真吾, 越智 浩二 岡大三朝分院研究報告 71 1-9, 2001-02-01

    1993年1月より1999年12月までの7年間に当院へ入院した呼吸器疾患999例のうち閉塞性換気障害を示す829例(気管支慌息BA+COPD)を対象に,年齢,地域分布などの経年変化について検討を加えた。 1.最近7年間に当院へ入院した閉塞性呼吸器疾患患者829例のうち, 気管支喘息は636例(76.7% …

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  • 高齢者気管支喘息における気道過敏性と温泉療法

    Tanizaki Yoshiro, Mitsunobu Fumihiro, Mifune Takashi, Hosaki Yasuhiro, Ashida Kozo, Tsugeno Hirofumi, Okamoto Makoto, Takata Shingo, Ochi Koji 岡大三朝分院研究報告 71 10-18, 2001-02-01

    Clinical effects of spa therapy were examined in 150 patients with asthma in relation tobronchial hyperresponsiveness and patient age. 1. The efficacy rate of spa therapy was larger as the patient …

    DOI 機関リポジトリ

  • 高齢者気管支喘息における気道過敏性と温泉療法の効果

    光延 文裕, 御舩 尚志, 保崎 泰弘, 芦田 耕三, 柘野 浩史, 岡本 誠, 西田 典数, 高田 眞吾, 横井 正, 谷崎 勝朗, 越智 浩二 日本温泉気候物理医学会雑誌 64 (3), 155-163, 2001

    ...一般的な傾向として, 気道過敏性が高いほど温泉療法の臨床効果は低くなることが示唆された。<br>4. 温泉療法の著効例や有効例では, 療法後に気道過敏性が低下する傾向が見られたが, やや有効ないし無効例では, 気道過敏性の低下傾向は見られなかった。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献27件

  • 肺気腫に対する温泉療法の臨床効果とIgE系反応

    光延 文裕, 御舩 尚志, 保崎 泰弘, 芦田 耕三, 柘野 浩史, 岡本 誠, 原田 誠之, 高田 眞吾, 谷崎 勝朗, 越智 浩二 日本温泉気候物理医学会雑誌 63 (3), 120-126, 2000

    ...IgE系反応の関与が見られない症例では, 温泉療法有効例で無効例と比べDLco値が有意に高く, またRV値は有意に低いことが示された。<br>3. 温泉療法が有効で, かつIgE系反応が関与する症例では, 温泉療法後に平均%LAAの有意の減少が見られた。IgE系反応の関与しない症例では, 温泉療法による%LAAの変動は見られなかった。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献18件

  • 短期温泉浴による末梢白血球亜群の量的変動と分布率別調節

    北田 仁彦, 宛 文涵, 松井 恒二郎, 松井 健一郎, 清水 昌寿, 山口 宣夫, 大川 尚子 日本温泉気候物理医学会雑誌 63 (3), 151-164, 2000

    ...著者らは宿主の免疫能の後天的調整法として, 運動療法や温泉療法による調節の可能性を検討している。今回, 短期の温泉浴を実施し, 末梢白血球数及び白血球亜群それにCD陽性細胞の変動を量的・質的に検討した所, 短期温泉浴によって白血球亜群や免疫担当細胞亜群が量的及び質的に調節を受ける事が判明した。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献24件

  • 気腫化傾向を示す気管支喘息に対する温泉療法の臨床効果

    芦田 耕三, 光延 文裕, 御舩 尚志, 保崎 泰弘, 柘野 浩史, 岡本 誠, 原田 誠之, 高田 眞吾, 谷崎 勝朗, 越智 浩二 日本温泉気候物理医学会雑誌 63 (3), 113-119, 2000

    ...FVC値 (%predicted) は, 喫煙群において, 温泉療法により有意の改善が見られたが, 非喫煙群では有意の改善は見られなかった。FEV1.0値は, 喫煙群, 非喫煙群とも温泉療法により上昇する傾向が見られたが, 療法前と比べて有意の差はでなかった。<br>4. 平均%LAAは, 非喫煙群において, 温泉療法により有意の低下傾向を示したが, 喫煙群では有意の低下は見られなかった。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献27件

  • 慢性関節リウマチ患者の温泉治療効果に関する要因の分析

    吉尾 慶子, 田熊 正栄, 能見 真由美, 中村 寿美江, 原田 誠之, 谷崎 勝朗 岡大三朝分院研究報告 70 73-78, 1999-12

    ...1998年4月より9月までの6ヶ月間に当院へ入院し温泉療法をうけた慢性関節リウマチ患者6例を対象に,温泉治療経験の有無,年齢,機能障害度(クラス),罹患年数の4項目が温泉療法効果に及ぼす影響につき検討した。温泉治療経験の有無では治療経験を有する患者においてMHAQ(modified health assessment questionnaile),患者による疼痛評価,患者による全般活動性評価に有意な...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 呼吸器疾患及び疼痛性疾患に対する温泉療法の臨床評価

    西村 伸子, 寺崎 佳代, 山本 貞枝, 中村 寿美江 岡大三朝分院研究報告 70 88-92, 1999-12

    ...1998年1月より12月までの1年間に,温泉療法-主として温泉プール水泳ないし歩行訓練及び鉱泥湿布治療-を受けた158例の入院症例(呼吸器疾患78例,疼痛性疾患64例,その他16例)について退院時に臨床効果を5段階で評価してもらいそれぞれの入院期間との比較検討を行った。対象症例の年齢は70才代が最も多く,次いで60才代,50才代,80才代であった。地域分布では,鳥取県外の入院症例が72.2%を占め,...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 気管支喘息に対する温泉療法.最近5年間(1994年-1998年)の入院症例437例を対象に

    谷崎 勝朗, 光延 文裕, 御舩 尚志, 保崎 泰弘, 芦田 耕三, 柘野 浩史, 岡本 誠, 原田 誠之, 高田 真吾, 越智 浩二 岡大三朝分院研究報告 70 1-8, 1999-12

    1994年1月より1998年12月までの5年間に当院へ入院した呼吸器疾患のなかで気管支喘息を対象に,年齢,地域分布などの経年変化について検討を加えた。1.最近5年間に当院へ入院した呼吸器疾患患者は664例で,このうち,気管支喘息は437例(65.8% )であった。呼吸器疾患のなかで気管支喘息に占める割合の経年変化では,1995年度が最も高く(74.4% …

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 下肢末梢神経障害に対する温泉療法の適応の検討

    保崎 泰弘, 高田 真吾, 光延 文裕, 御舩 尚志, 芦田 耕三, 柘野 浩史, 岡本 誠, 原田 誠史, 谷崎 勝朗 日本温泉気候物理医学会雑誌 62 (4), 185-192, 1999

    We observed peripheral circulation in patients suffering from peripheral neuropathy in order to quantify the effect of spa therapy on peripheral neuropathy.<br>The peripheral circulation was …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • 肺気腫患者に対する温泉療法の効果。残気量および High-resolution computed tomography による評価

    光延 文裕, 御舩 尚志, 保崎 泰弘, 芦田 耕三, 柘野 浩史, 岡本 誠, 原田 誠之, 谷崎 勝朗, 越智 浩二, 原田 英雄 日本温泉気候物理医学会雑誌 62 (3), 121-128, 1999

    ...平均CT値は温泉療法により有意の増加傾向を, また%LAA値は有意の減少傾向が見られた。一方, 薬物療法のみの症例群では, 平均CT値の減少, %LAA値の増加傾向が見られた。<br>以上の結果より, 温泉療法は, 肺気腫に対する有用な治療法の1つであることが示唆された。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献20件

  • 慢性閉塞性呼吸器疾患に対する最近5年間の温泉療法の年次推移

    御舩 尚志, 光延 文裕, 保崎 泰弘, 芦田 耕三, 柘野 浩史, 岡本 誠, 原田 誠之, 谷崎 勝朗, 越智 浩二, 原田 英雄 日本温泉気候物理医学会雑誌 62 (3), 147-153, 1999

    ...最近の5年間 (1993年-1997年) に当院へ入院し温泉療法を受けた慢性閉塞性呼吸器疾患患者511例を対象に, 疾患の種類, 地域分布, および年齢分布などについて若干の検討を加えた。<br>1. 最近5年間に当院へ入院した呼吸器疾患患者は594例であった。このうち, 511例 (86.0%) が慢性閉塞性呼吸器疾患であった。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献22件

  • 慢性閉塞性呼吸器疾患に対する温泉療法の臨床的評価.最近5年間(1993年- 1997年)の入院症例511例を対象に

    谷崎 勝朗, 光延 文裕, 御舩 尚志, 保崎 泰弘, 芦田 耕三, 柘野 浩史, 岡本 誠, 原田 誠之, 湯本 英一郎, 高田 真吾, 越智 浩二, 原田 英雄 岡大三朝分院研究報告 69 1-8, 1998-12

    1993年1月より1997年12月までの5ヵ年間に当院へ入院した慢性閉塞性呼吸器疾患511例を対象に,疾患の種類,年齢,地域分布などについて検討を加えた。1.最近5年間に当院へ入院した呼吸器疾患患者は594例で,このうち,慢性閉塞性呼吸器疾患患者は511例(86.0%)であった。これらの慢性閉塞性呼吸器疾患のなかでは,気管支喘息が416例(81.4%)と最も多く,その他.慢性気管支炎20例,閉塞…

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 肺気腫患者に対する温泉療法の効果

    光延 文裕, 御舩 尚志, 保崎 泰弘, 芦田 耕三, 柘野 浩史, 岡本 誠, 原田 誠之, 谷崎 勝朗, 越智 浩二, 原田 英雄 日本温泉気候物理医学会雑誌 61 (2), 79-86, 1998

    ...進行した肺気腫症例 (40%≦LAA) では, 温泉療法による換気機能の改善は見られなかった。<br>2. 早期の肺気腫症例 (LAA<39%) では, 温泉療法により, %FVC (73.0%から84.6%) およびPEFR (2.76L/secから3.63L/sec) の明らかな改善傾向が見られ, PEFRの改善は推計学的にも有意であった (p<0.05)。<br>3....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献10件 参考文献21件

  • ハウスダストが原因抗原である気管支喘息に対する温泉療法の抗アレルギー作用

    光延 文裕, 御舩 尚志, 保崎 泰弘, 芦田 耕三, 柘野 浩史, 岡本 誠, 原田 誠之, 谷崎 勝朗, 長谷川 晴己, 越智 浩二, 原田 英雄 日本温泉気候物理医学会雑誌 61 (4), 177-183, 1998

    ...ハウスダストが原因抗原である気管支喘息12例を対象に, 温泉療法の血清IgE値および吸入抗原に対するIgE抗体価におよぼす影響について検討を加えた。対象を, 1年間温泉療法を施行したグループ (study group) (6例) と温泉療法を行わず経過観察のみ行ったグループ (control group) (6例) に分け, それぞれのグループでIgE値およびIgE抗体価を比較検討した。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献22件

  • 慢性閉塞性呼吸器疾患の治療における温泉療法の位置づけ.最近5年間の入院症例520例を対象に

    谷崎 勝朗, 御舩 尚志, 光延 文裕, 保崎 泰弘, 芦田 耕三, 柘野 浩史, 岩垣 尚志, 山本 和彦 岡大三朝分院研究報告 68 1-7, 1997-12

    1992年1月より1996年12月までの5力年間に当院へ入院した慢性閉塞性呼吸器疾患520例を対象に,疾患の種類,年齢,地域分布などについて検討を加えた。1.最近5年間に当院へ入院した呼吸器疾患患者は588例で,このうち,慢性閉塞性呼吸器疾患患者は520例(88.4%)であった。これらの慢性閉塞性呼吸器疾患のなかでは,気管支喘息が433例(83.3%)と最も多く,その他,慢性気管支炎19例,閉塞…

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • ピークフローから見た気管支喘息に対する温泉療法の効果

    御舩 尚志, 山本 和彦, 岩垣 尚史, 岡本 誠, 柘野 浩史, 芦田 耕三, 光延 文裕, 保崎 泰弘, 谷崎 勝朗, 多田 慎也, 原田 実根 岡大三朝分院研究報告 68 28-33, 1997-12

    ...気管支喘息に対する温泉療法の効果をピークフローメーターを用いて継時的(第1週,第5過,第9週)に検討した。1.軽症・中等症では,第5週で有意にピークフロー (PEF)値は上昇した.重症気管支喘息例では第9週に有意な改善を認めた。2.20%以上のPEF値の改善を認めた症例の割合は第5週では,軽症・中等症・重症群で40~50%であったが,第9週では軽症群で80%,重症群で54.5%に増加していた。中等症群...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 腰痛症に対する温泉療法の効果

    岡本 誠, 芦田 耕三, 山本 和彦, 岩垣 尚史, 柘野 浩史, 保崎 泰弘, 御舩 尚志, 光延 文裕, 谷崎 勝朗, 多田 慎也, 原田 実根 岡大三朝分院研究報告 68 51-58, 1997-12

    ...腰痛症患者12例を対象に温泉療法の臨床効果について検討した。臨床効果の判定は,日本整形外科学会の腰痛治療成績判定基準に基づき,自覚症状,他覚症状,及び日常生活動作などの項目を中心に,治療前後で比較検討した。その結果,自覚症状,日常生活動作,総計では,治療前に比べ治療後に有意の改善がみられた。また改善指数や改善率での検討でも温泉療法の有効性が示唆された。年齢別(60才以上と60才未満),入院期間(80...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • n-3系脂肪酸を強化した食事療法が有効と考えられた肺気腫の一例

    柘野 浩史, 芦田 耕三, 光延 文裕, 御舩 尚志, 岡本 誠, 岩垣 尚史, 保崎 泰弘, 辻 孝夫, 谷崎 勝朗 岡大三朝分院研究報告 68 99-106, 1997-12

    ...症例は67歳,男性。主訴は労作時呼吸困難。【第一回目入院】平成7年9月から12月まで入院し,薬物療法,複合温泉療法を行なった。自覚症状はやや改善がみられたが,呼吸機能検査所見の改善は得られなかった。【第二回目入院】平成8年8月から12月まで入院。n-3系脂肪酸強化食事療法も併用した。自覚症状および,呼吸機能検査上,FVC,FEV(1.0),PEFなどに改善を認めた。n-3系脂肪酸はアラキドン酸代謝を...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 気管支喘息に対する温泉療法の心理学的検査による評価

    横田 聡, 御舩 尚志, 光延 文裕, 保崎 泰弘, 芦田 耕三, 柘野 浩史, 谷崎 勝朗, 斎藤 勝剛, 多田 慎也, 原田 実根 アレルギー 46 (6), 511-519, 1997

    ...複合温泉療法により, 気管支喘息の心理的・精神的要素の関与する症状, および, うつ的, 神経症的状態が改善されることが示唆された。...

    DOI 医中誌 被引用文献4件 参考文献33件

  • II型 (細気管支閉塞型) 喘息に対する温泉療法の効果

    御舩 尚志, 光延 文裕, 保崎 泰弘, 芦田 耕三, 横田 聡, 柘野 浩史, 谷崎 勝朗, 長谷川 晴己, 越智 浩二, 原田 英雄, 池田 敏, 武田 和久 日本温泉気候物理医学会雑誌 60 (3), 117-124, 1997

    ...BALn-症例に対する温泉療法の臨床効果は, 1ヵ月後も3ヵ月後もほぼ同様の成績であったが, BALn+症例では, 1ヵ月後の効果 (42.9%) に比べ, 3ヵ月後の効果 (71.4%) がより高い傾向が見られた。<br>以上の結果より, BAL液中好中球頻度が高い症例 (BALn+) に対しては, より長期的な温泉療法が必要なことが示唆された。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献25件

  • 気管支喘息における白血球によるロイコトリエンC4, B4産生と温泉療法の効果

    光延 文裕, 御舩 尚志, 保崎 泰弘, 芦田 耕三, 横田 聡, 柘野 浩史, 谷崎 勝朗, 長谷川 晴己, 越智 浩二, 原田 英雄, 池田 敏, 武田 和久 日本温泉気候物理医学会雑誌 60 (3), 141-148, 1997

    ...メサコリンによる気道過敏性試験では, 温泉療法無効例で, 有効例に比べ, より強い気道過敏性が示されたが, 両群間には有意の差は見られなかった。<br>6. 温泉療法の効果と血中コーチゾール値との間にはなんらの関連もみられなかった。<br>以上の結果より, 温泉療法の臨床効果は, 白血球からのヒスタミンやロイコトリエンC4. B4遊離の程度とある程度関連があることが示唆された。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献6件 参考文献24件

  • 低肺機能喘息患者に対する温泉療法の効果

    光延 文裕, 御舩 尚志, 保崎 泰弘, 芦田 耕三, 横田 聡, 柘野 浩史, 谷崎 勝朗, 長谷川 晴己, 越智 浩二, 原田 英雄, 池田 敏, 武田 和久 日本温泉気候物理医学会雑誌 60 (3), 125-132, 1997

    ...努力肺活量 (FVC) が80%以下の喘息患者23例を対象に, 温泉療法の効果を検討した。<br>1. FVCは, Ia-1型, Ia-2型およびIb型の喘息患者で, 温泉療法により有意の改善傾向が見られたが, II型喘息では有意の改善は見られなかった。<br>2....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献10件 参考文献22件

  • 気管支喘息症例に対する鼻腔内ステロイド療法

    Mifune Takashi, Mitsunobu Fumihiro, Hosaki Yasuhiro, Ashida Kozo, Yokota Satoshi, Tsugeno Hirofumi, Takeuchi Kazuaki, Nawa Yuichiro, Tanizaki Yoshiro, Ochi Koji, Harada Hideo 岡大三朝分院研究報告 67 57-62, 1996-11

    Bronchial asthma is often accompanied with allergic rhinitis or chronic sinusitis. Mucosal abnormalities of sinonasal cavity may influence lower respiratory responses in patients with asthma. We …

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 肺活量(FVC)低値を示す気管支喘息の臨床的特徴

    Mitsunobu Fumihiro, Mifune Takashi, Hosaki Yasuhiro, Ashida Kozo, Yokota Satoshi, Tsugeno Hirofumi, Takeuchi Kazuaki, Nawa Yuichiro, Tanizaki Yoshiro, Ochi Koji, Harada Hideo 岡大三朝分院研究報告 67 8-13, 1996-11

    Clinical features of asthma patients with a low % FVC (<75%) were studied in relation to clinical asthma type and disease severity. 1. The value of % FVC was not related to patient age. 2. A …

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 気管支喘息における温泉療法と薬物療法

    谷崎 勝朗, 御舩 尚志, 光延 文裕, 保崎 泰弘, 芦田 耕三, 横田 聡, 竹内 一昭, 名和 由一郎 岡大三朝分院研究報告 67 107-114, 1996-11

    ...気管支喘息は,その臨床病態より,Ia.単純性気管支攣縮型,Ib.気管支痙攣縮+過分泌型,Ⅱ.細気管支閉塞型の3つの基本病型に分けることができる。また,発症病態からは,アトピー型と非アトピー型に分けられる。気管支喘息に対する温泉療法や薬物療法の際には,これらの臨床病態や発症病態を十分把握した上で最も適切な治療法を選ぶ必要がある。気管支喘息に対する薬物療法では,気管支拡張薬,去痰薬,抗アレルギー薬,副腎皮質...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 反復温熱刺激のII型糖尿病患者血糖とHbA1cならびに血小板グルタチオン代謝に及ぼす影響

    大塚, 吉則, 薮中, 宗之, 高山, 茂, 阿岸, 祐幸 臨床環境医学 5 (2), 67-71, 1996

    ...また、GPX活性値は温泉療法後合併症が重症な例で低下し、この様な例では抗酸化防御能が回復しづらいと考えられた。過酸化脂質値は重症な合併症のある患者で温泉療法後低下した。以上より、糖尿病患者の血小板グルタチオン代謝は温泉療法により改善される部分があり、この温泉療法の効用は糖尿病合併症の存在や血糖値に依存しているものと考えられた。...

    HANDLE 参考文献14件

  • 温泉療法によるステロイド依存重症難治性喘息 (SDIA) 患者の副腎皮質ホルモンの減量

    保崎 泰弘, 御舩 尚志, 光延 文裕, 横田 聡, 谷崎 勝朗, 越智 浩二, 原田 英雄, 池田 敏, 武田 和久 日本温泉気候物理医学会雑誌 59 (4), 201-208, 1996

    ...すべての気管支喘息の病型において温泉療法により副腎皮質ホルモンの投与量を減量することが出来た。特に温泉療法の前後で比較するとIa-2型において著明に減量することが出来た。温泉療法により副腎皮質ホルモンの減量が奏功する病型としては奏功率が最も高いのはIa-2型 (87.5%) であり, 低いのはII型 (44.4%) であった。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献20件

  • 気管支喘息患者気道における病理生理学的変化に関する温泉療法の作用機序

    横田 聡, 御舩 尚志, 光延 文裕, 保崎 泰弘, 谷崎 勝朗, 越智 浩二, 原田 英雄, 池田 敏, 武田 和久 日本温泉気候物理医学会雑誌 59 (4), 243-250, 1996

    ...平均年齢および平均発症年齢は, 温泉療法無効例よりも有効例の方が高かった。<br>2. %PEFR値は, RAST陰性かつ温泉療法無効の患者において低かったが, RAST陽性で温泉療法無効の患者では, %PEFR値の低下はなかった。<br>3. BAL中リンパ球比率は, RASTの有無に関わらず無効例において減少していた。...

    DOI

  • 遠隔地からの呼吸器疾患患者の温泉療法

    保崎 泰弘, 御舩 尚志, 光延 文裕, 横田 聡, 谷崎 勝朗, 越智 浩二, 原田 英雄, 池田 敏, 武田 和久 日本温泉気候物理医学会雑誌 59 (3), 141-147, 1996

    ...1995年1月から8月までの8カ月間に当院へ入院し, 温泉療法を受けた呼吸器疾患患者90例について, その地域分布を中心に最近の動向を検討した。1.90例中鳥取県内から来院した患者は28症例 (31.1%) であった。一方, 遠隔地 (鳥取県外) からの患者は62例 (68.9%) であり, 遠隔地から入院してくる患者が多くみられた。2....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献22件

  • 気管支喘息患者の努力肺活量に対する温泉療法の効果

    光延 文裕, 御舩 尚志, 保崎 泰弘, 横田 聡, 谷崎 勝朗, 越智 浩二, 原田 英雄, 池田 敏, 武田 和久 日本温泉気候物理医学会雑誌 59 (4), 218-224, 1996

    ...温泉療法前の努力肺活量 (%FVC) は, II型の喘息患者においてはIa-1型 (p<0.001) とIa-2型 (p<0.05) のそれに比べて有意に低値を示した。<br>3. すべての臨床病型において, 温泉療法前の低値を示した努力肺活量 (%FVC) は温泉療法によって改善を示した。Ia-1型 (p<0.001) とIb型 (p<0.05) において有意差が見られた。<br>4....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献10件 参考文献20件

  • 温泉療法と血小板グルタチオン代謝

    大塚 吉則, 薮中 宗之, 野呂 浩史, 渡辺 一郎, 阿岸 祐幸 日本温泉気候物理医学会雑誌 59 (2), 83-88, 1996

    Two experiments were performed to clarify the effects of balneotherapy on platelet glutathione metabolism. One experiment, in which healthy men were subjected to water immersion at temperatures of …

    DOI HANDLE Web Site ほか1件 被引用文献4件 参考文献12件

  • ステロイド依存性重症難治性喘息患者の副腎皮質機能に対する温泉療法の効果の検討

    御舩 尚志, 光延 文裕, 保崎 泰弘, 横田 聡, 谷崎 勝朗, 越智 浩二, 原田 英雄, 池田 敏, 武田 和久 日本温泉気候物理医学会雑誌 59 (3), 133-140, 1996

    ...ステロイド依存性重症難治性喘息46例において, 温泉療法 (温泉プールでの水泳訓練, 鉱泥湿布, ヨードゾル吸入) の前後での血清コルチゾール値の変化を年齢, 発症年齢, 臨床病型および喘息症状に対する温泉療法の効果に基づいて検討した。<br>1. 血清コルチゾール平均値は温泉療法前後で2.8±1.5μg/dlから7.5±7.3μg/dlに有意な増加を示した。<br>2....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献10件 参考文献26件

  • 温泉療法と気管支喘息患者のQOL

    谷崎 勝朗, 御舩 尚志, 光延 文裕, 梶本 和宏, 保﨑 泰弘, 横田 聡, 越智 浩二, 原田 英雄, 池田 敏, 武田 和久 岡大三朝分院研究報告 66 72-77, 1995-09

    ...運動誘発喘息がひき起こされやすいなどの理由により,体動制限が加えられることが多い。このことが,また精神活動の低下へとつながる。したがって,重症難治性喘息患者のQuality of life (QOL)を高めるためには,薬剤の副作用をできるだけ低くするための投与薬剤の減量をはかるとともに,十分な運動のもとに治療を行い全身状態の改善,それにともなう精神活動の活性化をはかる必要がある。かかる観点からすれば,温泉療法...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 慢性呼吸器疾患の温泉療法 ―遠隔地医療の最近の動向―

    保﨑 泰弘, 御舩 尚志, 光延 文裕, 梶本 和宏, 横田 聡, 谷崎 勝朗 岡大三朝分院研究報告 66 57-61, 1995-09

    ...1995年1月から6月までの半年間に当院へ入院し,温泉療法を受けた慢性呼吸器疾患患者77例について,その地域分布を中心に最近の動向を検討した1.77例中鳥取県内から来院した患者は28例(36.4%)であった。一方,遠隔地(鳥取県外)からの患者は49例(63.6%)であり,遠隔地から入院してくる患者が増加する傾向か見られた。2.遠隔地からの入院患者では,兵庫県からの12例(15.6%)が最も多く,次で...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 20分間の温泉浴後の血清コーチゾール値の変動と温泉療法による副腎皮質機能の改善

    梶本 和宏, 御舩 尚志, 光延 文裕, 横田 聡, 貴谷 光, 谷崎 勝朗 日本温泉気候物理医学会雑誌 58 (4), 218-224, 1995

    ...気管支喘息20例を対象に, (1) 温泉療法前後の血清コーチゾール値を比較することにより, また (2) 20分間の温泉浴後の血清コーチゾール値の変動を解析することにより, 温泉療法の副腎皮質に及ぼす影響について若干の検討を加えた。<br>1. 入院時の血清コーチゾール値が10mcg/dl以下であった喘息症例では, 1-3カ月間の温泉療法後に血清コーチゾール値の有意の増加が見られた。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献15件

  • 気管支喘息症例における内分泌・自律神経系に対する温泉療法の効果

    御舩 尚志, 横田 聡, 梶本 和宏, 光延 文裕, 貴谷 光, 谷崎 勝朗 日本温泉気候物理医学会雑誌 58 (4), 225-231, 1995

    ...特に温泉療法前に10.0μg/dl以下の低い値を示した症例では全例において温泉療法後の上昇が観察され, そのうちの3例では著明な増加が認められた。これらの結果は温泉療法により副腎皮質機能が改善することを示していると考えられた。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献7件 参考文献32件

  • 気管支喘息患者の気道過敏性に対する温泉療法の効果

    光延 文裕, 御舩 尚志, 梶本 和宏, 横田 聡, 谷崎 勝朗, 越智 浩二, 原田 英雄, 池田 敏, 武田 和久 日本温泉気候物理医学会雑誌 58 (4), 241-248, 1995

    ...温泉療法により, 若壮年症例, 老年症例いずれにおいても, その気道過敏性は低下する傾向が見られた。若壮年症例では, 温泉療法前の平均Cmin 353μg/mlが, 療法後860μg/mlへと有意の低下傾向を示した (P<0.02)。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献8件 参考文献36件

  • 気管支喘息患者の免疫アレルギー系に対する温泉療法の臨床効果

    光延 文裕, 御舩 尚志, 梶本 和宏, 横田 聡, 貴谷 光, 谷崎 勝朗, 越智 浩二, 原田 英雄 日本温泉気候物理医学会雑誌 58 (3), 180-186, 1995

    ...温泉療法後には血清IgG値は有意に減少する傾向が見られた。血清IgA値はやや上昇する傾向が見られたが, 有意差は見られなかった。血清IgM値は温泉療法前後での変動はほとんど見られなかった。また血清IgE値, 特異的IgE抗体価においても温泉療法前後での変化は見られなかった。<br>2....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献25件

  • 気管支ぜん息に対する温泉療法の心理的要素に及ぼす影響

    谷崎 勝朗, 貴谷 光, 御舩 尚志, 光延 文裕, 梶本 和弘, 横田 聡, 越智 浩二, 原田 英雄 日本温泉気候物理医学会雑誌 58 (3), 153-159, 1995

    Effects of spa therapy on psychological factors were examined in 15 patients with bronchial asthma (10 females and 5 males, mean age 55.0 years) by CMI (Cornell Medical Index), SDS (Selfrating …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献25件

  • 気管支喘息における複合温泉療法と気道炎症反応

    Tanizaki Yoshiro, Kitani Hikaru, Mifune Takashi, Mitsunobu Fumihiro, Kajimoto Kazuhiro, Yokota Satoshi, Takata Ichiro, Ochi Koji, Harada Hideo, Tada Shinya, Harada Mine 岡大三朝分院研究報告 65 1-8, 1994-09

    Efficacy of complex spa therapy was studied in 55 patients with bronchial asthma. Complex spa therapy was effective in 47 (85.5%) of the 55 patients with bronchial asthma : marked efficacy was …

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 重症難治性喘息に対する温泉療法の臨床的意義

    谷崎 勝朗, 貴谷 光, 御舩 尚志, 光延 文裕, 梶本 和宏, 横田 聡, 高田 一郎 岡大三朝分院研究報告 65 119-127, 1994-09

    ...では,Ib型やII型に重症難治症例が多く,温泉療法はこれらの病型に対して有効であった。2.年齢別検討では,発症年齢では30才以上,また現年齢では40才以上の症例に対して温泉療法は有効であった。3.温泉療法による換気機能の改善では,小ないし細気管支領域の閉塞の改善がより高度であった。4.温泉療法により,気道過敏性が低下することが観察された。5.温泉療法により,高度に低下した副腎皮質機能の改善が見られた...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 気管支喘息に対する最近10年間の温泉療法の年次推移

    谷崎 勝朗, 貴谷 光, 御舩 尚志, 光延 文裕, 越智 浩二, 原田 英雄, 木村 郁郎 日本温泉気候物理医学会雑誌 57 (2), 142-150, 1994

    ...温泉療法の臨床効果は, その方法により異なり, その有効率は, 温泉療法A (温泉プール水泳訓練) (1982-1985年) では, 68.2%, 温泉療法B (温泉プール水泳訓練+ヨードゾル吸入) (1986-1989年) では87.5%, 温泉療法C (温泉プール水泳訓練+ヨードゾル吸入+鉱泥湿布療法) (1990-1991年) では94.3%であった。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献17件

  • リウマチ様関節炎の温泉療法

    シュミット K. L. 日本温泉気候物理医学会雑誌 58 (1), 6-8, 1994

    ...温泉療法は一つには温熱的, 器械的, 化学的といった温泉に特異的な直接作用, もう一つは自律神経系に対する非特異的刺激による適応過程でもたらされてくる間接作用とによって, その効果を発揮してくる。後者の場合には温泉療法は反復して繰り返され, 少なくとも三週間を必要とするものである。これらいずれの作用がより重要となるかは対象となるリウマチ性疾患の種類によるところが大きい。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

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