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  • 『源氏物語』「さだ過ぐ」考

    吉海 直人, YOSHIKAI Naoto 同志社女子大学大学院文学研究科紀要 15 1-14, 2015-03-31

    ...特に滑稽味を出した源典侍の五十歳台の例や、自嘲的な朝顔斎院・宇治大君の三十歳前後の例が特徴的であった。『源氏物語』は「さだ過ぐ」の多用によって、幅広い年齢層の多用な恋物語を展開しているといえよう。...

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  • 『宇津保物語』における〈老女の恋〉 : 一条北の方をめぐって

    柳 瀞先 名古屋大学国語国文学 92 15-29, 2003-07-12

    ...〈好色な嫗〉に関しては『伊勢物語』のつくも髪がその典型とされ、『源氏物語』の源典侍がその系譜として指摘されてきた。『宇津保物語』の一条北の方も、その系譜として、本稿では、さらに男のネガティブな色好みの視点を通して、〈老女の恋〉の物語を分析した。そこには、千蔭の「情け」ある行動の失敗や、継子いじめ譚を形成している忠こその〈性〉をめぐる継母の計略など、〈家〉が崩壊されていく過程が描かれている。...

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  • 光源氏の<犯し>をめぐって : 源典侍挿話と「をこ」

    小嶋 菜温子 日本文学 37 (12), 10-18, 1988

    ...源典侍挿話は、朱雀皇権への侵犯をはらむ朧月夜や斎院の物語と相渉し、それらの物語を照らしだす。そうすることが、ひるがえって源典侍挿話の「をこ」なる本質を強調してしまう。その「をこ」なる本質が、藤壺事件の王権への侵犯を相対化し、光源氏の<犯し>をずらしていく。王権の聖性も、聖性への侵犯をも、物語の内がわから無化する。そうした機能を源典侍挿話は果たしていると考えられるのである。...

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