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  • 超高齢社会における慢性膵炎診療

    滝川 哲也, 菊田 和宏, 松本 諒太郎, 佐々木 滉, 坂野 美紗子, 佐野 貴紀, 濱田 晋, 粂 潔, 正宗 淳 膵臓 39 (1), 19-25, 2024-02-29

    <p>超高齢社会を迎え,慢性膵炎診療においても高齢者医療の需要はますます高まってきている.最新の全国調査の解析から,本邦の慢性膵炎患者の17.6%が75歳以上の高齢者であり,高齢者慢性膵炎の成因はアルコール性が少なく,特発性の頻度が多いことが明らかとなった.高齢者慢性膵炎は無痛性が多く,膵外分泌機能障害の合併に注意する必要がある.高齢者ではフレイル,サルコペニアやオステオパシーなど合併症の観点か…

    DOI Web Site 参考文献17件

  • 背部痛を契機として発症しEUS-FNAで診断に至った膵芽腫の1例

    片岡 史弥, 吉田 直樹, 粂 潔, 菊田 和宏, 三浦 晋, 滝川 哲也, 大森 優子, 古川 徹, 入江 正寛, 正宗 淳 日本内科学会雑誌 112 (2), 244-249, 2023-02-10

    <p>症例は10代男性.1カ月前からの体重減少と腹痛を契機に前医受診し,造影CT検査で膵体部に40 mmの境界明瞭な充実性腫瘍を認め,腫瘍は辺縁のみが造影され内部は壊死が疑われた.多量の腹水,肝転移も認めた.膵体部の腫瘍に対して超音波内視鏡下穿刺吸引法(EUS-FNA)を施行した結果,膵芽腫と診断され,化学療法(CDDP+DOX)が開始された.膵芽腫は手術検体で診断されることが多いが,本症では診…

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 日本の三次医療機関における組織学的診断のための超音波内視鏡下穿刺吸引法による有害事象:多施設共同後ろ向き研究

    菅野 敦, 安田 一朗, 入澤 篤志, 原 和生, 蘆田 玲子, 岩下 拓司, 竹中 完, 潟沼 朗生, 滝川 哲也, 窪田 賢輔, 加藤 博也, 中井 陽介, 良沢 昭銘, 北野 雅之, 伊佐山 浩通, 鎌田 英紀, 岡部 義信, 花田 敬士, 大坪 公士郎, 土井 晋平, 久居 弘幸, 渋川 悟朗, 今津 博雄, 正宗 淳 日本消化器内視鏡学会雑誌 64 (7), 1371-1385, 2022

    <p>【背景と目的】EUS-FNAは,様々な種類の消化器疾患の病理組織学的診断に用いられている.EUS-FNAによる有害事象がいくつか報告されているが,実際の有害事象の発生に関する実態は不明である.本研究の目的は,病理組織学的診断目的のEUS-FNAに関連する有害事象が発生した症例の現状を明らかにすることである.</p><p>【方法】日本の三次医療機関におけるEUS-FNA関連有害事象症例につい…

    DOI 医中誌

  • 術後再建腸管例の総胆管結石症に対する内視鏡治療の現状

    滝川 哲也, 粂 潔, 三浦 晋, 田中 裕, 松本 諒太郎, 正宗 淳 胆道 34 (5), 809-820, 2020-12-31

    <p>背景:内視鏡機器・手技の進歩により術後再建腸管例の総胆管結石症に対する治療戦略は変化してきている.内視鏡治療の経時的な変化を明らかにすることを目的として検討を行った.対象と方法:当科で内視鏡治療を施行した術後再建腸管例の総胆管結石症を2008~2013年の前期群17例,2014~2019年の後期群26例に分類し,同期間中の正常解剖448例を正常解剖群として,3群間で治療成績を検証した.結果…

    DOI 医中誌

  • 本人の嗜好を考慮した食餌アプローチが有効であった高次脳機能障害に伴う嚥下障害の一例

    岩本 隆志, 齊藤 稔哲, 菅谷 涼, 滝川 哲也, 一瀬 浩隆 日本プライマリ・ケア連合学会誌 43 (4), 142-144, 2020-12-20

    <p>摂食訓練の重要性は,近年広く理解されているが,十分に評価されずに訓練が終了となる例が,依然として散見される.今回,定型的な方法では改善しなかったが,嚥下状態の詳細な評価と原因の考察から,本人の嗜好を考慮した食餌アプローチを行い,摂食が著明に改善した症例を経験した.嚥下状態の把握と柔軟な視点で摂食訓練に取り組むことの大切さを再認識した症例であったため報告する.症例は44歳,男性.心筋梗塞によ…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • 胆嚢原発肝様腺癌の1例

    佐野 貴紀, 菅野 敦, 田中 裕, 松本 諒太郎, 鍋島 立秀, 滝川 哲也, 三浦 晋, 森川 孝則, 海野 倫明, 藤島 史喜, 古川 徹, 正宗 淳 胆道 33 (4), 744-751, 2019-10-31

    <p>症例は71歳女性.20XX年Y月上腹部痛を主訴に近医を受診,腹部CT検査にて胆嚢内に腫瘍を認め,当院紹介となった.血液検査ではγ-GTの軽度上昇,腫瘍マーカーではAFP,AFP-L3%の上昇を認めた.腹部超音波検査では胆嚢内腔を充満する腫瘤を認め,造影CT,MRIでは造影早期から濃染された.画像診断から胆嚢癌を強く疑い,胆嚢胆管切除及び肝S4a+S5切除術を施行した.切除標本で胆嚢内腔を占…

    DOI 医中誌

  • 腎細胞癌の胆嚢転移の1例―転移性胆嚢腫瘍の形態学的考察を併せて―

    鍋島 立秀, 菅野 敦, 正宗 淳, 益田 邦洋, 三浦 晋, 滝川 哲也, 森川 孝則, 藤島 史喜, 海野 倫明, 古川 徹, 下瀬川 徹 胆道 32 (5), 868-875, 2018-12-31

    <p>症例は60歳代男性.1年前に左腎細胞癌のため左腎摘出術が施行された.同時期に認められていた胆嚢ポリープが徐々に増大傾向を示したため,精査目的に当科を紹介された.造影CTでは胆嚢底部に長径12mmの多血性の隆起性病変を認めた.EUSでは腫瘤は亜有茎性で,強い造影効果を認めた.臨床経過と画像所見より胆嚢癌または腎細胞癌の胆嚢転移を疑い胆嚢摘出術を施行した.最終病理診断は腎細胞癌の胆嚢転移であっ…

    DOI 医中誌

  • 石川県羽咋郡志賀町富来鉱山に産する金および銀鉱物の産状

    濵田 麻希, 瀧川 哲也, 奥野 正幸 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2018 (0), 162-, 2018

    石川県羽咋郡志賀町の富来鉱山は能登半島のほぼ中央部にあり,鉱床タイプは金山に典型的な鉱脈鉱床である.しかし産出する金鉱物および銀鉱物に関する情報は極めて乏しく,金や銀を含む鉱物種とその産状は不明であるため,本鉱山で産出する金鉱物および銀鉱物の同定と産状の解明を目的とし研究を行った.富来鉱山東郷三番坑の坑道の母岩である輝石安山岩は熱水変質を受けており,斑晶の輝石および斜長石は緑泥石,雲母類,白チタ…

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  • 自己免疫性膵炎類似の間質所見を呈した膵尾部癌の1例

    中野 絵里子, 菅野 敦, 正宗 淳, 三浦 晋, 滝川 哲也, 有賀 啓之, 海野 純, 濱田 晋, 粂 潔, 菊田 和宏, 廣田 衛久, 坂田 直昭, 元井 冬彦, 江川 新一, 海野 倫明, 藤島 史喜, 石田 和之, 下瀬川 徹 膵臓 28 (5), 627-635, 2013

    症例は68歳男性.早期胃癌に対する加療時に施行したスクリーニング目的のCTにて,膵尾部に遅延濃染を呈する30mm大の腫瘤を認めた.血清IgG4値が258mg/d<i>l</i>と高値であり自己免疫性膵炎(AIP)も疑われたが,EUS-FNAにて腺癌の組織像を認め,膵尾部癌の診断で膵体尾部切除術を施行した.病理組織学的所見では,膵癌組織に加えて周囲に著明な線維化とリンパ球形質細胞浸潤を認めた.あわ…

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献15件

  • 膵血流解析による自己免疫性膵炎と膵癌の鑑別

    廣田 衛久, 津田 雅視, 辻 喜久, 菅野 敦, 菊田 和宏, 粂 潔, 濱田 晋, 海野 純, 有賀 宏之, 滝川 哲也, 林 晋太郎, 三浦 晋, 千葉 勉, 正宗 淳, 下瀬川 徹 膵臓 27 (4), 601-607, 2012

    自己免疫性膵炎(AIP)は膵癌(PC)との鑑別が臨床上の問題である.本研究では,Perfusion CTによる膵血流解析が両者の鑑別に有用であるかを検討した.AIP 12症例(全例type 1)とPC 22症例にPerfusion CTを施行し,single-compartment kinetic …

    DOI 医中誌 参考文献29件

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