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増池, 功 高等教育フォーラム 13 13-26, 2023-03-29
...国語と英語で作文指導が非対称的になり、「四技能」との関係で「翻訳」の位置づけも定まらない現状は、明治時代の漢字廃止論以来、かな漢字変換技術を手に入れた今もなお、見えがたい課題である。この認知論的死角を探るべくAI翻訳環境の下で国語と外国語の両方で制御的に書く「カスタムメイド作文」という概念を措定する。...
機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件
福武 敏夫 神経心理学 37 (3), 191-200, 2021-09-25
...<p>ヒトは二足歩行により両手が自由になり,複雑な道具とジェスチャー,口頭言語を作り上げた.社会の発展と共に,書字がエジプト,中国,メソポタミアで独立に開始された.文字は経済と権威のために用いられ,情報の遠隔伝達を可能にした.日本に到った漢字は音と訓で読まれ,簡略形の平仮名と片仮名が造られた.現在までに漢字かな交じり文が標準的になり,複雑すぎるからと漢字廃止論が繰り返し叫ばれるも失敗した.それは,今...
DOI 医中誌
高 榮珍 言語文化 9 (2), 213-242, 2006-12-31
...本稿の目標は、独立直後の北朝鮮における「漢字制限論」と「漢字廃止論」を検討することにより、なぜ北朝鮮では漢字を廃止したのかを明らかにすることにある。一般的に文字に関する問題は、国を問わず激しい論争を伴うのが普通であるが、それは北朝鮮でも例外ではなかった。特に北朝鮮においてのそれは「反帝反封建革命」と直接かかわる論争でもあったという点で注目すべきである。...
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