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  • 遠方に流下したタービダイト堆積物から火山発達史の情報を得る試み:小笠原硫黄島火山の例

    長井 雅史, 三輪 学央, 小林 哲夫 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 195-, 2022

    ...<p>伊豆-小笠原弧とマリアナ弧の接合部にある火山列島では近年活発な火山活動が続いている。小笠原硫黄島火山は直径約10kmのカルデラを持ち、水蒸気噴火を伴いつつ再生ドームの成長が続いている。南硫黄島近海の福徳岡ノ場火山では2021年に大規模な軽石噴火が発生し、漂流軽石が南西諸島や本州南岸に到達した。これらの火山では海域であるため火山発達史の全体像はほとんどがわかっていない。...

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  • 2019年北硫黄島自然環境調査の成果

    佐々木, 哲朗, 川上, 和人, 宇佐見, 裕太 小笠原研究年報 (44) 79-88, 2021-06-30

    ...本調査は、北硫黄島の自然環境の解明のみならず、2017年に調査が為された同じ火山列島に位置する南硫黄島の自然環境を再評価する上でも重要である。調査によって明らかとなった北硫黄島と南硫黄島の相違点についてまとめた。...

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  • 北硫黄島自然環境調査の概要

    SASAKI, Tetsuro, AMEDA, Yosuke, HORIKOSHI, Sora, AMANO, Kazuaki, MATSUMOTO, Shoji, YODOGAWA, Yuji, YAMADA, Tetsuya, SEKIGUCHI, Takumi, HIRAKAWA, Daisuke, KAWAKAMI, Kazuto, TAKAMINE, Haruo, USAMI, Yuta, GOTO, Masafumi, SUZUKI, Hajime, 佐々木, 哲朗, 飴田, 洋祐, 堀越, 宙, 天野, 和明, 松本, 省二, 淀川, 裕司, 山田, 鉄也, 関口, 匠, 平川, 大輔, 川上, 和人, 高嶺, 春夫, 宇佐美, 裕太, 後藤, 雅文, 鈴木, 創 小笠原研究 = Ogasawara research (47) 1-39, 2021-02

    ...本調査は、北硫黄島の自然環境の解明のみならず、2017年に調査が為された同じ火山列島に位置する南硫黄島の自然環境を再評価する上でも重要である。北硫黄島は周囲の有人島から遠く離れた無人島であること、湾が無いため泳いで上陸する必要があること、急峻な地形のため島上部の調査を行うには山岳技術を要することから、難易度の極めて高い調査フィールドといえる。...

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  • 北硫黄島の昆虫相とその特性

    KARUBE, Haruki, KISHIMOTO, Toshio, MORI, Hideaki, 苅部, 治紀, 岸本, 年郎, 森, 英章 小笠原研究 = Ogasawara research (47) 101-145, 2021-02

    ...小笠原群島に分布し火山列島から欠如する昆虫には、タマムシ類、ハナノミ類などが挙げられる。...

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  • 北硫黄島の大型土壌動物(予報)

    KISHIMOTO, Toshio, KAGA, Yoshie, 岸本, 年郎, 加賀, 芳恵 小笠原研究 = Ogasawara research (47) 93-100, 2021-02

    ...種レベルで見ると既往の調査があった昆虫綱の一部を除き、すべてが同島初記録であり、ほとんどが火山列島初記録である。目レベルではヒメヤスデ目、ジヤスデ目、オビヤスデ目、端脚(ヨコエビ)目は火山列島からの初記録となる。南硫黄島と比較すると、等脚(ワラジムシ)目及び端脚目を含む甲殻綱や倍脚(ヤスデ)綱が比較的優占することが特徴的である。...

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  • 北硫黄島におけるオカヤドカリ類および陸生カニ類

    SASAKI, Tetsuro, AMEDA, Yosuke, HORIKOSHI, Sora, GOTO, Masafumi, 佐々木, 哲朗, 飴田, 洋祐, 堀越, 宙, 後藤, 雅文 小笠原研究 = Ogasawara research (47) 147-167, 2021-02

    ...このうち、オオナキオカヤドカリは火山列島初記録、カクレイワガニは北硫黄島初記録であった。北硫黄島で確認されたオカヤドカリ科2属7種は過去に小笠原諸島から記録された全種を網羅しており、種多様性が高かった。カクレイワガニは、同じ火山列島に属する南硫黄島においては、海岸から標高916mの山頂まで広く分布するが、北硫黄島では海岸林内から幼体2個体の確認に限られた。...

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  • 北硫⻩島の陸産貝類相の現況について

    WADA, Shinichiro, MORI, Hideaki, 和田, 慎一郎, 森, 英章 小笠原研究 = Ogasawara research (47) 169-178, 2021-02

    2019年6月に東京都の北硫黄島学術調査において陸産貝類の調査を実施した。本調査で初記録となる3種を含む5科9属11種が見出され、その内8種が在来種と判断された。前回の調査で記録のあったオガサワラノミガイとヒメベッコウマイマイ属の一種は本調査では確認されておらず、これまで北硫黄島で記録された種の総数は5科10属13種となる。10年前と比較して陸産貝類の生息状況に大きな変化は認められず、多くの種は…

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  • 南硫黄島の潮間帯貝類

    Sasaki, Tetsuro, Yamada, Tetsuya, Mukai, Akitsugu, Horikoshi, Sora, Ameda, Yosuke, Sekiguchi, Takumi, 佐々木, 哲朗, 山田, 鉄也, 向, 顕嗣, 堀越, 宙, 飴田, 洋祐, 関口, 匠 小笠原研究 = Ogasawara research (44) 341-352, 2018-07

    南硫黄島の潮間帯から19種の貝類を確認した。記録種のうち、ハマシイノミガイおよびナギサノシタタリの2種は同島からの初記録種であった。10年前の調査と比較して、潮間帯貝類相に大きな変化は見られなかった。

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  • 南硫黄島沿岸のイシサンゴ類生育地点における海水温

    Sasaki, Tetsuro, Yamada, Tetsuya, Mukai, Akitsugu, Horikoshi, Sora, Ameda, Yosuke, Sekiguchi, Takumi, 佐々木, 哲朗, 山田, 鉄也, 向, 顕嗣, 堀越, 宙, 飴田, 洋祐, 関口, 匠 小笠原研究 = Ogasawara research (44) 331-340, 2018-07

    2016年6月から2017年6月にかけて、私たちは南硫黄島沖のサンゴの生息地点において、ロガーを利用して海水温を計測した。南硫黄島と小笠原群島の夏季の月の平均水温を比較すると、南硫黄島が小笠原群島よりも最大で3.3℃高かった。2016年の小笠原群島の高水温のピークは8月から10月であったのに対して、南硫黄島では7月が最も高かった。南硫黄島の海水温は小笠原群島とは異なる傾向がある事が示唆された。

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  • 2017年における南硫黄島の爬虫類相

    Kawakami, Kazuto, Murakami, Yuki, 川上, 和人, 村上, 勇樹 小笠原研究 = Ogasawara research (44) 289-294, 2018-07

    南硫黄島の爬虫類相の現状を明らかにするため、2017年6月14日~27日の期間に現地で調査を行った。その結果、オガサワラトカゲ Cryptoblephams nigropunctatusが海岸から標高660mの範囲で、ミナミトリシマヤモリ Perochirus atelesが海岸から標高300mの範囲で確認された。いずれの種についても1982年、2007年の調査時に比べて特に大きな個体数の変化は…

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  • 南硫黄島の陸生大型甲殻類、特にその垂直分布について

    Sasaki, Tetsuro, Yamada, Tetsuya, Mukai, Akitsugu, Horikoshi, Sora, Ameda, Yosuke, Sekiguchi, Takumi, 佐々木, 哲朗, 山田, 鉄也, 向, 顕嗣, 堀越, 宙, 飴田, 洋祐, 関口, 匠 小笠原研究 = Ogasawara research (44) 305-314, 2018-07

    南硫黄島において等脚目フナムシ科フナムシ属、十脚目オカヤドカリ科およびイワガニ科カクレイワガニ属に属する陸生大型甲殻類の垂直分布を調べた。確認された6種の分布範囲は種によって異なり、フナムシ属の1種、アカカクレイワガニ、オオカクレイワガニおよびサキシマオカヤドカリは飛沫帯に、ムラサキオカヤドカリは飛沫帯から標高80m程度の海岸林に、カクレイワガニは飛沫帯から標高900mに達する山頂まで分布する事…

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  • 2017年における南硫黄島の鳥類相

    Kawakami, Kazuto, Suzuki, Hajime, Horikoshi, Kazuo, Kawaguchi, Dairo, 川上, 和人, 鈴木, 創, 堀越, 和夫, 川口, 大朗 小笠原研究 = Ogasawara research (44) 217-250, 2018-07

    南硫黄島の鳥類相の現状を明らかにするため、2017年6月14日~27日の期間に現地で調査を行った。その結果、過去に繁殖が確認されていた各種鳥類の生息が確認され、いずれの種についても特に大きな個体数の変動はないものと考えられた。ただし、コルと山頂の間では過去10年で高茎草本を中心とした密度の高いブッシュが発達しており、このような場所ではミズナギドリ科、ウミツバメ科の営巣が減少していた。セグロミズナ…

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  • 南硫黄島の陸産貝類群集の多様性

    Wada, Shinichiro, Chiba, Satoshi, 和田, 慎一郎, 千葉, 聡 小笠原研究 = Ogasawara research (44) 315-330, 2018-07

    2017年6月に南硫黄島の陸産貝類の調査を行なった。調査によって得られた新しい知見に基づいて種構成の見直しを行い、イオウジマノミガイなど新記録種を含めて合計14種を見出した。今回新たに記録された種のうち、リュウキュウノミガイ属の1種は、未記載の固有種と考えられる。島の地点ごとの標高に対して陸貝が示す種多様性の勾配パターンは、中間の標高で最大になるというベル型を示した。これは他の地域から南硫黄島に…

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  • 分子系統情報に基づくアカネ科シマザクラ属の2 新組み合わせ

    内貴章世, 小牧義輝, 水梨桂子, 大井・東馬哲雄 植物研究雑誌 91 (6), 337-344, 2016-12-20

    ...(アカネ科)は近年の系統解析や形態形質情報をもとに13 属に分割され,その一つにシマザクラ属<i>Leptopetalum </i>がある.シマザクラ属に所属するかどうか不明であった火山列島固有のアツバシマザクラ<i>Hedyotis pachyphylla</i>,および大東諸島固有のオオソナレムグラ<i>Hedyotis strigulosa </i>var....

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  • 火山列島,北硫黄島火山の地質概要

    中野 俊, 古川 竜太 BULLETIN OF THE GEOLOGICAL SURVEY OF JAPAN 60 (7-8), 395-405, 2009

    東西約2.1 km,南北約3.3 km,標高792 m を有する北硫黄島は伊豆・小笠原弧,火山(硫黄)列島最北端の火山島である.不整合関係をもとに古期火山及び新期火山に区分されるが,岩質・岩相に大きな変化はなく,いずれも玄武岩質の溶岩・火砕岩が累重する成層火山体で,山体の浸食が著しい.海食崖では,多くは厚さ2 …

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献4件

  • 火山列島、南硫黄島火山の地質(<特集>南硫黄2007)

    ナカノ, シュン, Nakano, Shun, 中野, 俊 小笠原研究 (33) 31-48, 2008-03

    南硫黄島は第四紀後半に形成された火山島であるが、噴火記録や噴気活動はない。追跡できる火砕物層準を基準とし、成層火山体である南硫黄島火山を下位から古期火山噴出物-1、古期火山噴出物-2、南部中期火山噴出物、北部中期火山噴出物および新期火山噴出物に区分した。いずれも陸上噴出した溶岩および火砕岩からなり、広域的に認められる有意な浸食間隙は存在しない。海食崖を貫く岩脈は254本を数えた。その大部分は放射…

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  • オガサワラオオコウモリ生息状況調査(<特集>南硫黄2007)

    スズキ, ハジメ, カワカミ, カズト, フジタ, タク, Suzuki, Hajime, Kawakami, Kazuto, Fujita, Taku, 鈴木, 創, 川上, 和人, 藤田, 卓 小笠原研究 (33) 89-104, 2008-03

    ...本種はかつて小笠原諸島に広く分布していたと考えられるが、現在の生息分布は、父島及び火山列島に限られている。父島では人間活動との軋轢により危機にさらされており、その保全策が課題となっている。人為的攪乱が最小限に抑えられた南硫黄島の繁殖地の存続は、本種の保全上極めて重要である。このことから、今後これらの本種の個体群推移についてモニタリングを続ける必要がある。...

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  • 小笠原諸島海域におけるトビウオ科魚類の生態と漁業

    加藤, 憲司, 川辺, 勝俊, 岡村, 陽一, 木村, ジョンソン 東京都水産海洋研究報告 (2) 1-27, 2008-03

    ...4)戦前・戦後を通じて,小笠原諸島海域におけるトビウオ漁業の主漁場は火山列島海域に形成されており,今回の調査においても,流刺網1反あたりの羅網個体数は,火山列島海域が7.97尾で,父島・母島海域の3.07尾の2.6倍であった。5)2~7月の主漁期中,初期はトビウオ,オオメナツトビ,中期はオオメナツトビとオオアカトビ,終期はオオメナツトビ,アヤトビウオ,ヒメアカトビと優占種の変化が認められた。...

    日本農学文献記事索引

  • 日本産タイ類ツノゴケ類チェックリスト,2004

    古木 達郎, 水谷 正美 蘚苔類研究 8 (10), 296-316, 2004

    ...日本産のタイ類及びツノゴケ類に関するチェックリストは,屋久島から礼文島までを範囲として,1969年に初めて作られ(水谷・服部 1969),水谷(1984)によって改訂された.その後,薩南諸島・琉球列島と小笠原諸島・火山列島に産する種を加え,日本産の全種が網羅された(古木・水谷 1994,水谷・古木 1994).その後,岩月ほか(2001)においてまとめ直されているが,その後の新知見により,変更された...

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献119件

  • 高松-香川地域の隕石衝突構造の研究

    三浦 保範, 古賀 登 日本岩石鉱物鉱床学会 学術講演会 講演要旨集 2003 (0), 74-74, 2003

    ...火山列島日本における隕石衝突孔の問題点:火山地震列島では、隕石衝突孔は破壊されるので発見されにくいが、最も硬い花崗岩への(海底)衝突であれば残存すると考えられる。<br> 3. ...

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  • 秋吉石灰岩体の2種類の衝突起源物質と形成過程について

    三浦 保範, 田中 完明 日本岩石鉱物鉱床学会 学術講演会 講演要旨集 2003 (0), 75-75, 2003

    ...火山列島日本に特徴的な「若い火山性物質(特に割れ目に沿う貫入岩)による混合破壊」が進んでいる。秋吉石灰岩地域は、2孔以上の円形衝突孔地形が、高度(200m,400m)と時代(CPB,PTB)毎に残存している[7]。...

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  • 火山列島硫黄島から発見された日本未記録のチビアシナガバチ

    山根 正気 動物分類学会誌 45 (0), 55-59, 1991

    ...火山列島を含む小笠原諸島では,人為的な移入種と考えられるセグロアシナガバチが20年近く前に小笠原父島から記録されたことがある以外,これまで社会性ハチ類の確かな記録はない.最近,小笠原総合事務所の松浦秀明氏から火山列島硫黄島(中硫黄島)で採集されたチビアシナガバチ1種の2♂1♀の送付をうけた.この種は大きな体サイズ,後胸背板の後方両角から前伸腹筋小孔に向かって走る2本の隆起線の存在,その他の特徴からRopalidia...

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  • 火山列島,南硫黄火山の地質

    福山 博 地学雑誌 92 (1), 55-67, 1983

    Minami-Iwo volcano is located at the southern end of Izu-Bonnin volcanic chain, 1300km south of Tokyo. It consists of three major volcanic edifices; older volcano I (OV1), older volcano II (OV2), …

    DOI Web Site 被引用文献2件

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