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検索結果 1,914 件

  • 離乳前の乳用子牛における消化器系および呼吸器系疾病の診断前の血液成分

    新宮 裕子, 上田 宏一郎, 松井 義貴, 若槻 拓司, 堂腰 顕 動物の行動と管理学会誌 60 (1), 19-25, 2024-02-25

    ...試験は乳用雌牛の預託育成牧場で行い、哺育牛舎に滞在する離乳前のホルスタイン種雌牛を供試し、冬と春に週2回採血を行った。治療履歴を基に獣医師による診断前の3日間に採取した疾病牛の血液を、同じ採血日に同じ牛房にいて同日齢で採取した健康牛の血液とペアにして比較した。消化器系の疾病牛は10頭、呼吸器系の疾病牛は17頭であった。...

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  • 公共牧場を介したデルマトフィルス症の発生状況調査

    小林 憲一郎 日本獣医師会雑誌 77 (2), e21-e26, 2024

    ...B及びC公共牧場の上牧前と下牧時のペア血清の抗体保有状況は,B公共牧場(n=42)が入牧時21.4%,下牧時88.1%,C公共牧場(n=31)が入牧時41.9%,下牧時61.3%で両公共牧場のリスク比は1.7倍(95%信頼区間:1.1〜2.8)だった....

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 下総台地における野菜種子生産の史的展開

    清水 克志 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 233-, 2024

    ...</p><p></p><p><b>2.下総台地の地域特性</b></p><p> 下総台地は,関東ローム層に覆われた標高20~40mの平坦な台地である.江戸時代には軍馬の育成を目的とした広大な放牧場(野牧)が広がっていた.明治政府は,1869(明治2)年以降,東京の豪商に下総開墾会社を組織させ,士族授産と荒蕪地(牧)の開墾を推進した.下総台地のほぼ中央部に位置する八街は,この当時に成立した開墾地(東京新田...

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  • 黒毛和種牛における飼料利用性と発育および枝肉形質との関連性

    浅田 正嗣, 井上 慶一, 増田 恭久, 名倉 義夫, 藤原 信一, 菊池 工 日本畜産学会報 94 (3), 283-293, 2023-08-25

    <p>現場後代検定における飼料利用性の検定方法の確立に資するため,肥育牛の飼料摂取量測定方法の効率化を検討し,余剰飼料摂取量(RFI)と経済形質の関連性を調査した.黒毛和種去勢および未経産牛各240頭の飼料摂取量から求めたRFIにより飼料利用性を評価した.RFIを算出する飼料や期間を調査した結果,肥育後期の濃厚飼料摂取量を基に肥育期全体のRFIが推定できた.また,RFIを4クラスに分類し,生産性…

    DOI Web Site 参考文献18件

  • シラカンバを原料とした木質粗飼料が黒毛和種の肥育に効果を与えた事例

    檜山 亮, 折橋 健, 関 一人, 古俣 寛隆, 小林 祐輔, 中井 真太郎, 阿部 健太郎, 本間 満, 口田 圭吾 日本畜産学会報 94 (1), 75-83, 2023-02-25

    ...発酵バガス給与およびカンバ粗飼料給与の反芻時間はそれぞれ300.7±60.3および332.7±71.3分/日(平均±標準偏差,以下同じ)であり,カンバ粗飼料給与が長い傾向であった(<i>P</i><0.10).6頭ずつに対し,発酵バガス(主な期間500 g/頭/日)を等量あるいは2倍量のカンバ粗飼料で置換した試験では,等量を置換した試験区で枝肉重量の増加傾向が見られた(<i>P</i><0.10).牧場全体...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 放牧地分娩が黒毛和種繁殖雌牛の分娩状況と分娩後の繁殖成績に及ぼす影響

    遠山 牧人, 後藤 裕司, 手島 茂樹 日本暖地畜産学会報 66 (1), 1-5, 2023

    <p>通常,黒毛和種繁殖雌牛の分娩は牛舎で行われている.一方,放牧地分娩は省力的ではあるものの,一般的な手法として認識されていない.そこで本研究は,黒毛和種繁殖雌牛において,放牧地分娩が牛舎分娩の代替技術となり得るかについて検証することを目的とした.黒毛和種繁殖雌牛を放牧地で分娩させた放牧区と牛舎で分娩させた牛舎区に区分し,産子の死産率および分娩後の受胎率を比較した.両区ともに妊娠期間の延長が確…

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  • 黒毛和種繁殖牛におけるドングリ中毒の集団発生

    柿原 新, 鳴重 寿人, 佐野 裕規, 田代 久宗, 大谷 研文, 柳澤 郁成, 渡邉 雅治, 山中 典子 日本獣医師会雑誌 76 (3), e45-e50, 2023

    ...<p>2019年10月,肉用牛飼養施設において,黒毛和種繁殖雌牛10頭が元気消失,食欲低下及び下痢等の症状を呈し,その後約3週間で9頭が死亡した.血清生化学検査でBUNとCreが高度に上昇,腎臓の病理組織学的検査を実施した5頭全頭で急性尿細管壊死が認められた.放牧場の糞便及び死亡牛の第一胃内容物中からクヌギのドングリの果皮が見つかった.比色法により定量したところ,クヌギドングリには6.08%(乾燥重量...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献10件

  • 太陽熱温水器を活用した家畜用温水供給システムの検討

    佐藤 正道 農業施設 54 (2), 43-47, 2023

    ...実証農家である川尻牧場(山口県下関市)の出荷子牛の市場成績を比較すると,温水供給システムの導入後では導入前に比べ,出荷体重は大幅に増加し,1日当たりの増体は1 kg/ 頭を超えて市場の評価が向上し,42千円 / 頭の収益改善効果(種雄牛別でのセリ価格差)が確認でき,温水供給の有用性が示された。...

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  • 中国農業の変化

    雨森 直也 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 48-, 2023

    ...他方、政府が増産をはかろうとするトウモロコシや米は経費を差し引き、補助金を含んでも、それぞれおよそ1000元/畝(近年、近くの牧場がトウモロコシの葉や茎を買い取ってくれるため、それを上乗せしている。)、300元/畝にすぎず、穀物を栽培しても利益が少ない。また、養蚕自体を行わず、桑の葉だけを売っても、年間数百元/畝の利益を確保できる。...

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  • 社会系教科としての選択科目「地理探究」における地誌学習とヨーロッパ理解の課題

    山内 洋美 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 42-, 2023

    ...また「公共」では,伝統・文化の単元においてキリスト教の伝播や和辻哲郎の風土論における牧場型としてのヨーロッパ観が,また功利主義や道徳法則に始まるヨーロッパ思想や,フランス人権宣言,イギリスの政治機構や冷戦体制,EUの政治統合などヨーロッパ社会のしくみを学ぶ単元が多数存在する。しかし,「公共」の授業で,「歴史総合」で学んだヨーロッパの歴史を生かすことは非常に難しいと感じる。...

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  • ガラス化保存胚移植を用いた育種素材豚導入方法の検討

    江川 紗智子, 平山 祐理, 瀧下 梨英, 古川 義仁, 新 晋二, 三角 浩司 日本養豚学会誌 59 (4), 177-183, 2022-12-21

    ...採取した胚をMicro Volume Air Cooling法を用いてガラス化し,ドライシッパーに封入後,家畜改良センター宮崎牧場(宮崎牧場)に宅配便にて輸送した。受胚豚は,宮崎牧場で飼養されている雌豚13頭を用いた。ガラス化保存胚を加温した後,受胚豚1頭につき,供胚豚1頭分の胚を外科的に移植した。移植成績の比較として,以前我々が実施した新鮮胚移植による育種素材豚導入の成績を用いた。...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 北海道のウシ放牧草地における放牧期延べ体重に対応した施肥適量

    三枝 俊哉, 金田 学, 小田島 究路, 西道 由紀子, 松本 武彦, 大坂 郁夫 日本草地学会誌 68 (2), 73-84, 2022-10-25

    <p>北海道中央部で開発された被食量から放牧草地の必要施肥量を求める推定式を,東部の2調査地点計47牧区に適用し,その汎用性を検証した。被食量は,放牧期延べ体重の2.38%と見なす方法でも,1頭ずつ体重当たりの採食量に基づいて積算する方法でも,大きく異なることはなかった。被食量を上記推定式に代入して必要施肥量を算出し,年間施肥量との差から養分収支を求めた。兼用草地では採草による養分搬出量も計上し…

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  • アマゾン先住民の知恵が人類存続の鍵になる

    南 研子 平和研究 58 (0), 1-17, 2022-10-15

    ...<p>人類には「自然への服従」しかないはずだが、牛などを飼育する牧場の造成や、大豆畑の拡大で、アマゾンの熱帯雨林は荒廃が進んでいる。ブラジルのボルソナーロ大統領は、こうした状況をさらに悪化させるかのように先住民を追いつめている。他方で、遠く離れた日本に住む私たちの身の回りでも、鶏肉がコンビニやファストフード店で売られているが、それはブラジル産であったりする。...

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  • 水様下痢を呈したカピバラ(<i>Hydrochoerus hydrochaeris</i>) 2 症例における共生繊毛虫の消失

    松尾 加代子, 竹内 由佳, 常盤 俊大, 所 正治, 酒井 洋樹, 幸田 知子 日本野生動物医学会誌 27 (2), 139-144, 2022-09-01

    <p>動物展示施設で飼育されていたカピバラ 6 頭のうち 2 頭に下痢がみられ,メトロニダゾールの投与により一時的に便性状の改善を認めたが,その後に再度水様下痢を呈し死亡した。生存個体の糞便には腸管に寄生するオフリオスコレックス科繊毛虫を多数認めたが,これらの繊毛虫はメトロニダゾール投与歴のある1頭および死亡2症例では検出できなかった。これらの結果より,植物食であるカピバラの消化吸収の大部分を担…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献17件

  • コロナ・パンデミックと未来社会

    山極 壽一 学術の動向 27 (9), 9_12-9_16, 2022-09-01

    ...その結果、地球上の哺乳類のバイオマスの9割以上を人間と家畜が占め、地球の陸地の4割以上が人間と家畜の食料を生産する畑地と牧場に変わってしまった。地球の限界を示す9つの指標のうち、生物多様性とリンと窒素の循環がもう限界値を超えている。このままでは地球も人類も共倒れになってしまう。いまここで立ち止まって人類の進化と文明史を振り返り、われわれがどこで間違ったかを考えてみなければならないのではないか。...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 九州の動物展示施設のクマから検出された鉤虫と旋毛虫

    松尾 加代子, 竹内 由佳, 常盤 俊大, 高島 康弘 日本野生動物医学会誌 27 (2), 131-137, 2022-09-01

    <p>九州の動物展示施設で飼育されていたツキノワグマ小腸からマレー鉤虫<i>Ancylostoma malayanum</i>が検出された。これまでの国内でのクマ科のマレー鉤虫感染報告は動物園のホッキョクグマや北海道の野生のヒグマのみであり,動物展示施設のツキノワグマからは初めての報告である。また,同施設の過去の糞便検査の結果から同施設で飼育されているツキノワグマ,ヒマラヤグマ,ヒグマ,アメリカ…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 電気およびネット併用柵設置による草地へのシカ侵入防止効果

    中村 南美子, 冨永 輝, 石井 大介, 飯盛 葵, 松元 里志, 稲留 陽尉, 塩谷 克典, 赤井 克己, 大島 一郎, 中西 良孝, 髙山 耕二 有機農業研究 14 (1), 52-62, 2022-06-30

    ...シカ侵入防止技術の開発に向けた基礎的知見を得ることを目的とし,5段張り電気柵と高さ120cmの金属製ネット柵を草地で併用する形で設置し,その侵入防止効果について侵入防止策を何ら講じなかった場合(1年目)と5段張り電気柵のみを設置した場合(2年目)との間で比較し,設置・維持にかかる労力やコストを含めて総合的に評価した.試験は2017年6月~2020年5月にかけての3年間,鹿児島大学農学部附属農場入来牧場内...

    DOI

  • 生涯生産性を高める哺育・育成からのスマート酪農を目指して

    上田, 宏一郎 産業動物臨床医学雑誌 = Japanese journal of large animal clinics 12 (5), 224-227, 2022-03

    ...最近では,酪農経営の大規模化に伴い哺育部門の分業化が進んでおり,北海道内出生の年間約20万頭の乳用雌子牛のうち約24%が預託哺育牧場で育成されていると推計される。健全な哺育管理は,この期間の損耗を直接的に低減するだけではなく,経産牛の生産供用年数延長に対しても間接的に正の影響をもたらす可能性がある。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • ホルスタイン種雌子牛預託農場における体表温センサを用いた導入後の発熱検知とBRDCの原因との関連

    安西 真奈美, 赤間 俊輔, 米山 州二, 尾澤 知美, 澤田 浩, 高橋 雄治, 宮本 亨, 宗田 吉広 日本獣医師会雑誌 75 (1), e1-e8, 2022

    ...<p>本研究では,牛呼吸器病症候群(Bovine Respiratory disease complex:BRDC)が多発する栃木県内の子牛預託牧場にて,冬季のBRDC発症による発熱の検知を目的として,群導入時の子牛40頭の尾根部腹側に体表温センサを装着し,発熱検知及び発熱原因の探索を行った.測定された体表温実測値から補正式を用いて計算された補正体表温を用いて算出した一日発熱積算値及び発熱検知頭数の...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献26件

  • 黒毛和種去勢肥育牛の行動と産肉性に及ぼす肥育後期の解砕繊維状竹粉サイレージ給与割合の影響

    大島 一郎, 若杉 あづさ, 外山 歩, 柳田 大輝, 石井 大介, 冨永 輝, 飯盛 葵, 松元 里志, 片平 清美, 中村 南美子, 髙山 耕二, 中西 良孝 日本暖地畜産学会報 65 (1), 9-15, 2022

    <p>20ヵ月齢の黒毛和種去勢牛12頭を3群に分け,粗飼料として稲ワラを給与する対照区,稲ワラの粗繊維含量の70%または85%を解砕竹粉サイレージ(以下,竹粉サイレージ)で代替する70%竹区および85%竹区に各区4頭を割り当てた.供試牛を28ヵ月齢で屠殺し,竹粉サイレージの給与割合が発育,行動,第一胃内pHならびに枝肉特性に及ぼす影響を検討した.70%竹区および85%竹区では21ヵ月齢で一時的に…

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  • 機械学習を用いた三宅島における火山泥流の予測に関する研究

    中山 大地 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 40-, 2022

    ...いには数カ所の砂防ダムがあり,泥流の到達を遅延させる効果があることがわかった.また,村営牧場・夕景浜エリアでは泥流発生後20分で旧村営牧場に泥流が到達し,そこからは約40分後に夕景浜まで達する.坪田エリア(図2)では泥流発生後18分で集落近くまで泥流が達するが,集落自体は泥流の被害をさほど受けない.これは決定木の結果と整合している.ただし,海岸沿いの一周道路で泥流が橋梁を越流し,道路に沿って広がる様子...

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  • 和牛子牛生産における集団的学習と戦略的連携

    若本 啓子 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 210-, 2022

    ...</p><p> 1990年代半ばの矢板家畜市場では、和牛からの採卵とホルスタイン未経産牛へのETを行う育成牧場を北海道に共同開設した県北部の酪農家グループが、ET子牛の上場頭数で際立った存在であった(宮路,1999)。</p><p>3....

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  • カラコラム北部,シムシャール村における社会変容と持続可能性

    渡辺 悌二, 六井 菜月, 佐々木 美紀子 日本地理学会発表要旨集 2022a (0), 71-, 2022

    ...村は,2003年に国立公園の一部(家畜の放牧場所)をコミュニティ管理狩猟地域(community-controlled hunting area: CCHA)に指定することで,家畜の放牧活動を継続できるものと考え,さらにトロフィー・ハンティングのライセンスを発行することで外貨獲得を目指す戦略を政府に認めさせた。...

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  • 夏期の日光浴が黒毛和種哺乳子牛の発育に及ぼす影響

    大島 一郎, 成田 空子, 柳田 大輝, 冨永 輝, 石井 大介, 松元 里志, 片平 清美, 髙山 耕二, 中西 良孝 日本暖地畜産学会報 65 (2), 125-129, 2022

    <p>夏期(6~9月)において,黒毛和種哺乳子牛6頭(雄1頭および雌5頭)を2群に分け,直射日光を浴びない対照区(雌3頭)と日中6時間自由に直射日光浴が行える試験区(雄1頭および雌2頭)とし,4日齢から10週齢までの間の日光浴の有無が発育に及ぼす影響を検討した.試験期間中,試験区の気温は対照区に比べて有意に高く,相対湿度は有意に低い値であった(P<0.05).試験区の紫外線露光量は対照区の100…

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  • 無線操作による急傾斜草地の除染技術開発

    栂村 恭子 農研機構研究報告 2021 (8), 35-41, 2021-10-31

    ...において,草地の空間線量率は除染前の約70% に,翌年の牧草の放射性セシウム濃度は未除染の場合と比べて37 ~78% に低減した.その一方で,石礫が多い草地では,ロータリに石がつまることにより,作業効率が著しく低下する場合があった.4 箇所の実規模草地での一連の草地更新の作業時間は,10a 当たり4.05 時間であった.この作業体系は草地除染の事業にも採用され,栃木県,福島県,宮城県,岩手県の公共牧場...

    DOI DOI 機関リポジトリ ほか2件

  • 北海道和種馬群におけるドローンを用いた母子間距離および母子の行動についての調査

    小林 萌友, 齊藤 朋子 日本畜産学会報 92 (3), 351-359, 2021-08-25

    ...<p>北海道和種馬における母子間距離と母子の行動を調査した.生産牧場にて,2018年12月~2019年9月に生まれた北海道和種馬の子馬22頭およびその母馬を対象とし,ドローンで2019年5月~10月に映像撮影した.記録対象は0~8ヵ月齢の子馬とその母馬とし,映像より母子間距離と母子の行動を記録した.ウマは,高度30 mからのドローン撮影に対して警戒行動を示すことはなかった.月齢ごとの母子間距離の分布...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献12件

  • 九州に所在する大規模酪農場1農場における乳牛の分娩確率と気象条件および月相の関連性の分析

    北井 成美, 南野 知也, 三栗野 陽子, 堀井 洋一郎, 本川 和幸, 佐々木 羊介 獣医疫学雑誌 25 (1), 44-50, 2021-07-20

    <p>本研究では,大規模酪農場で飼養されている乳牛を対象として,1日当たり分娩数と気象条件および月相の関連性を分析すること,夜間分娩に関連する要因を明らかにすること,そして潮位と分娩の関連性を明らかにすることを目的とした。九州に所在するホルスタイン種約2,500頭を飼養する大規模酪農場1農場を対象とし,2013年1月1日から2016年12月31日までの1,461日間に分娩した8,485分娩記録を…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献12件

  • トレンチ調査による阿蘇外輪山北西域の的石牧場I断層の変位の累積性の検討

    佐藤 浩, 小村 慶太朗, 宇根 寛, 中埜 貴元, 八木 浩司 地理学評論 Series A 94 (4), 250-264, 2021-07-01

    ...<p>阿蘇外輪山北西域における的石牧場I断層の上下の断層変位の累積性を,トレンチ調査から明らかにした.本断層周辺では,2016年熊本地震の余震活動は顕著でない.本断層の断層崖は,人工衛星(ALOS-2)データから判明した,本地震に誘発された受動的な上下変位と重複し,その変位は最大で15cmと見積もられている.本地震に伴う変位の明瞭な痕跡はトレンチ壁面では認められなかったが,3,430-2,890 cal...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献16件

  • 農地取引における非経済要因に関する分析

    井上 賢哉, 廣政 幸生, 中嶋 晋作 農業経済研究 93 (1), 53-58, 2021-06-25

    <p>This paper is to clarify factors of irrational acts and trust in farmland transactions by using the Identity Economics and trust analysis concept. To conclude, firstly lenders and the borrower’s …

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  • 宮城県の放牧牛における寄生虫浸潤度と駆虫プログラムの実施状況調査

    工藤, 庄平, 佐藤, 浩庸, 森本, 素子 家畜衛生学雑誌 47 (1), 9-16, 2021-06

    ...放牧場における衛生管理の改善に貢献することを目的とし,宮城県の公営放牧場4か所および対照として舎飼い牧場3か所を対象に消化管内寄生虫の浸潤度をウィスコンシン変法による糞便内虫卵検査を行って調査した。非放牧牛全25頭には消化管内線虫の虫卵は認められず,コクシジウムのオーシストが2頭に認められたのみであった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 伝染性角結膜炎が多発した乳用牛育成牧場から検出された <i>Moraxella bovoculi</i> と眼病変重症化との関連

    千葉 悠斗, 伊藤 めぐみ, 土屋 博威, 楠本 晃子, 茅野 光範, 髙橋 英二 Japanese Journal of Large Animal Clinics 12 (1), 21-26, 2021-04-30

    ...<p> 牛の伝染性角結膜炎(IBK)はピンクアイと呼ばれる伝染病であり,進行すると角膜潰瘍などの重度の角膜炎を起こし,増体悪化や抗菌剤治療費など大きな経済的損失をもたらす.角結膜炎が多発する1 育成牧場において,角膜および結膜病変を認める12 頭(重症),結膜病変のみの12 頭(軽症),眼病変のない12 頭(無症状)の計36 頭のホルスタイン種育成牛を供試し,結膜から<i>Moraxella</i>...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献16件

  • 飼育キュウシュウジカ (Cervus nippon nippon)の発育ならびに跳躍力

    中村, 南美子, 石川, 健斗, 上薗, 涼香, 冨永, 輝, 石井, 大介, 松元, 里志, 稲留, 陽尉, 塩谷, 克典, 赤井, 克己, 大島, 一郎, 中西, 良孝, 髙山, 耕二 鹿児島大学農学部学術報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Kagoshima University 71 11-22, 2021-03-30

    ...牧場草地へのシカ侵入防止策を開発するための基礎的知見を得ることを目的とし,飼育下におけるキュウシュウジカ(以下,飼育シカ)(Cervus nippon nippon)の発育ならびに跳躍力について検討を行った。飼育シカ2 頭(雌雄各1 頭)を用い,0~36 ヵ月齢にかけての発育を調査した。...

    機関リポジトリ

  • 附属農場から発信する学部横断的な食育啓発への取り組み

    石井, 大介, 冨永, 輝, 松元, 里志, 柳田, 大輝, 飯盛, 葵, 関, 綾子, 野川, 恵美子, 片平, 清美, 上川畑, 花恵, 安松, 直哉, 高田, 智祐, 大島, 一郎 鹿児島大学農学部農場研究報告 = Bulletin of the Experimental Farm Faculty of Agriculture,Kagoshima University 42 25-29, 2021-03-25

    ...入来牧場では,鹿児島大学生協(以下,生協)や生協学生委員会(以下,学委)の協力を得て,平成24年度から学部横断的な食育啓発活動である入来牧場牛肉フェア(以下,フェア)を展開している.フェアは『鹿児島大学産牛肉を食べる』ための食堂メニュー販売と『牛肉の生産過程を知る』ための食育イベントの2 部で構成されており,学委はフェア前に毎年入来牧場牧場体験を実施している.食堂メニュー販売では,毎年の出食数実績...

    機関リポジトリ Web Site

  • ウシに対する新たな心拍測定手法としての心弾動測定法の検討

    児島 優稀, 大石 風人, 上西 彰悟, 内藤 啓貴, 井上 貴詞, 永田 富治, 長瀬 祐士, 北村 祥子, 糸山 恵理奈, 吉岡 秀貢, 星野 洋一郎, 熊谷 元, 広岡 博之 システム農学 37 (1), 1-7, 2021-03-25

    <p>家畜の心拍測定は、古くはエネルギー消費量の推定などを目的として、近年では心拍変動解析による自律神経バランスの評価のため、主に心電(ECG)計測によって行われてきた。しかしECG計測は高精度で心拍の変化を取得できるものの、電極固定部位で導電性を維持することが必要であることや、動物の体動によるノイズが発生する可能性があるなどのデメリットもある。一方、ヒトの心拍計測法の1つとして、生体表面微細振…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 新潟県妙高市笹ヶ峰地域におけるドローンを活用したニホンザル生息状況調査

    杉山 茂, 赤見 理恵, 鏡味 芳宏, 星野 智紀, 北原 愛子, 森村 成樹, 伊谷 原一 霊長類研究 Supplement 37 (0), 38-38, 2021

    ...近年笹ヶ峰では草地や湿地が減少し、笹ヶ峰牧場の放牧地の囲い柵と放牧頭数の減少もあり、森林化が進みつつある。そこで本研究では、笹ヶ峰のサルの生息状況を明らかにし、今後も継続可能なサルを含む中大型哺乳類の分布や植生分布のモニタリングの道筋をつくることを目的に、2020年1月よりトヨタ環境活動助成プログラムの支援を得て調査を開始した。...

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  • 肥育後期における解砕繊維状竹粉サイレージ給与が黒毛和種去勢肥育牛の発育と枝肉特性に及ぼす影響

    大島 一郎, 野崎 郁, 柳田 大輝, 中村 南美子, 石井 大介, 冨永 輝, 飯盛 葵, 松元 里志, 片平 清美, 髙山 耕二, 中西 良孝 日本暖地畜産学会報 64 (2), 71-76, 2021

    <p>黒毛和種去勢肥育牛8頭を供試し,粗飼料として稲ワラを給与する対照区4頭と解砕竹粉サイレージを給与する試験区4頭に分け,19ヵ月齢以降における解砕竹粉サイレージの利用性を検討した.試験区では 23~26ヵ月齢で増体と飼料効率が鈍化し,特に飼料効率は26ヵ月齢でマイナスの値となった.その後,試験区の増体および飼料効率は改善した.試験区では20および24ヵ月齢で有意に低い反芻行動型割合を示した(…

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  • 黒毛和種経産牛の正常分娩に伴う子宮頸管熟化におけるコラーゲン組成に関連した変化

    山之口 瑛悟, 北原 豪, 小林 郁雄, 邉見 広一郎, 菱川 善隆, CHOIJOOKHUU Narantsog, 山口 良二, 大澤 健司 日本繁殖生物学会 講演要旨集 114 (0), OR-32-OR-32, 2021

    ...【材料と方法】宮崎大学農学部附属牧場の2~14産目の黒毛和種経産牛14頭を供試した。人工授精から分娩までの日数は293±4(平均±SD)日であった。人工授精後200(±3)日,260(±3)日,274(±3)日,288(±3)日,以降7日間隔で分娩直前(0~6日前)まで子宮頸管組織をパンチ生検で採取,さらに子宮頸管粘液を用手で採取した。...

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  • 濃厚飼料多給下の成長中めん羊の血液酸塩基平衡に及ぼす飼料・飲水の電子チャージ効果

    飛岡 久弥, 田代 誠, 新留 奈津希 日本暖地畜産学会報 64 (2), 59-69, 2021

    <p>飼料と飲水の電子チャージが濃厚飼料多給下のめん羊の血液酸塩基平衡に与える影響を検討した.去勢雄子めん羊各群5 頭を対照区,電子飼料区,電子飼料・電子水区に配置した.飼料は濃厚飼料割合70%で処理区に給与する飼料と水は電子チャージシステムで処理し,血液ガス成分とミネラル成分を分析した.静脈血pHとpCO<sub>2</sub>は電子チャージの効果が認められ(<i>P</i> < …

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  • 乗馬経験者と初心者に騎乗された馬の騎乗時心拍数の比較

    齊藤 朋子, 立川 友梨香 帯広畜産大学学術研究報告 42 48-59, 2021

    ...2016年9月から10月にかけて、芽室町の牧場で実験を行った。北海道和種系馬2頭(6才去勢馬と3才牝馬)を供試した。騎乗者は、乗馬経験が5鞍程度の初心者3名と乗馬経験が2年以上の経験者3名の計6名だった。全ての騎乗者は両方の馬に騎乗した。実験は、騎乗者の乗馬経験に応じて2種類実施した。実験の前後に安静時心拍を5分間計測した。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 多産系産子の肉質向上試験(1)

    壱岐, 侑祐, 岩切, 正芳, 岐本, 博紀 宮崎県畜産試験場試験研究報告 = Bulletin of the Miyazaki Livestock Experiment Station (31) 26-28, 2020-12

    ...多産系母豚の止め雄としてX社のデュロック(対照区)と独立行政法人家畜改良センター宮崎牧場で育種しているユメサクラエース(試験区)をそれぞれ交配し、産子の発育や肉質への影響を調査した。発育では、止め雄の違いによる影響は見られなかった。肉質では、試験区で対照区よりも脂肪融点が高くなった。食味性は、試験区で対照区よりも食感、ジューシーさ及び柔らかさが好まれた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 北海道七重官園における明治初期農畜産業施設の土地利用の特徴

    大島 卓 札幌市立大学研究論文集 = SCU Journal of Design & Nursing 14 (1), 13-22, 2020-07-30

    ...であり歴史的意義を有している七重官園を研究対象とし,歴史的経緯とともに土地利用の変遷について考察している.七重園は日本における最初期の農事試験場として,欧米動植物の導入や内外品種の改良の面で幾多の試みを実施し,日本農業の技術的進歩に基礎的貢献を果たしたといえる.1873(明治6)年末の地籍調査結果と1881(明治14)年の地籍調査結果を比較すると,短期間における顕著な土地利用の変遷がみてとれる.特に牧場用地...

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  • IoC : Internet of Cows―インタラクション分析による放牧牛飼養管理システム―

    山内, 陽平, 山西, 雄大, 福元, 駿汰, 治京, 拓人, 太田, 能, 西出, 亮, 大山, 憲二, 谷口, 隆晴, 大川, 剛直 デジタルプラクティス 11 (3), 511-532, 2020-07-15

    ...ビッグデータをもとに,牛の行動や位置を推定することにより,牛間のさまざまなインタラクション(相互作用)情報や,複数の牛で構成されるコミュニティに関する情報を取得する.その時間的な変化を解析・可視化することにより,個々の牛を追うだけでは見落とされがちであった微弱な発情兆候の的確な把握を可能とし,飼養管理の省力化や生産性の向上を実現する.牛の位置は,牛の首に装着したBLEタグから発せられるビーコン信号を放牧場周辺...

    情報処理学会

  • 昼夜放牧飼養下におけるサラブレッド種当歳馬の成長に伴う食草行動および自発的運動の変化

    田辺 智樹, 三谷 朋弘, 上田 宏一郎, 松井 朗, 河合 正人 動物の行動と管理学会誌 56 (2), 55-62, 2020-06-25

    <p>ウマにとって放牧地は栄養摂取の場であるとともに運動の場でもある。本研究では、昼夜放牧飼養下におけるサラブレッド種当歳馬について、食草および哺乳時間と移動距離を測定し、月齢の進行に伴う行動の変化について明らかにした。試験には9頭のサラブレッド種当歳馬とその母馬を用い、5月から9月まで(子馬が1カ月齢から5カ月齢まで)朝から翌朝まで21時間の昼夜放牧を行なった。1日あたりの子馬の哺乳回数および…

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  • ブタの体型形質による産肉形質の改良の可能性

    矢崎 夏実, 小川 伸一郎, 大西 知佳, 石井 和雄, 上本 吉伸, 佐藤 正寛 日本畜産学会報 91 (1), 9-16, 2020-02-25

    <p>デュロック種2,835頭の記録を用いて,体型形質(体長,体高,前幅,胸幅,後幅,胸深,胸囲,前肢および後肢管囲,前肢および後肢つなぎ,ボディマス指数,体密度)および産肉形質(検定開始時および検定終了時日齢,一日平均増体重(DG),背脂肪厚(BF),ロース芯面積(LMA)および筋肉内脂肪含量(IMF))の遺伝的パラメーターを推定した.体型形質の遺伝率は後幅の0.24から後肢管囲の0.44と,…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件

  • 解砕繊維状竹粉サイレージの給与が黒毛和種去勢肥育牛の発育と枝肉特性に及ぼす影響

    大島 一郎, 柳田 大輝, 野崎 郁, 石井 大介, 冨永 輝, 飯盛 葵, 松元 里志, 片平 清美, 中村 南美子, 髙山 耕二, 中西 良孝 日本暖地畜産学会報 63 (2), 93-99, 2020

    <p>黒毛和種去勢牛(10ヵ月齢)8頭を4頭ずつ2区に分け,粗飼料として稲ワラを給与する対照区および解砕繊維状竹粉サイレージを給与する試験区を設け,発育と枝肉特性に及ぼす影響を調査した.粗飼料給与以外の飼養管理を両区とも同様に行い,28ヵ月齢で両区一斉に屠畜・解体した.試験区では,18ヵ月齢以降,徐々に採食量が低下した.対照区に比べて試験区で11,22および25ヵ月齢時の採食行動型割合と11,1…

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  • ヤギ乳成分の産地間差および季節変動

    中島 悦子, 川添 建太郎, 森山 洋憲, 吉金 優, 沢村 正義 日本暖地畜産学会報 63 (2), 101-111, 2020

    <p>本研究では,ヤギ乳の成分特性を調べた.ヤギ乳では牛乳よりも乳脂肪分,タンパク質および乳糖の含量が有意に低く(P<0.05),乳固形分は牛乳と同程度含まれていた.ヤギ乳中の一般成分については,季節変動と産地間の差が認められた.ヤギ乳では中鎖飽和脂肪酸(以下,MCSAFA)の割合が平均21.0%であるのに対し,牛乳のそれは13.1%であった.MCSAFAの割合は,6,10および11月で,他の月…

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  • 風の乱れが引き起こす発電損失-理論値と実測値の差-

    重田 祥範, 山本 優希 風工学研究論文集 26 (0), 59-66, 2020

    ...本研究は,鳥取放牧場風力発電所を対象とし,運転実績や気象データから風況特性ならびに運転特性を解析した.その結果,事前の風況調査では年平均風速は5.6 m/s と予測されていたが,実際は4.5 m/s であり,約20%の乖離が生じていた.同様に,5372 MWh の年間目標発電量に対して,過去の平均は4650 MWhであった.これらの結果から,風況調査が適切におこなわれていなかった可能性がある.一方,...

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  • 西部モンゴル遊牧社会における家畜放牧と牧草地利用のヒューマン・エコロジー

    相馬 拓也 E-journal GEO 15 (2), 374-396, 2020

    ...<p>本調査は,アルタイ山脈に居住する西部モンゴル牧畜民の「日帰り放牧」を行動分析により視覚化・計数化し,家畜群コントロール技術と地域の草地利用の実態解明を目的としたフィールド調査の報告である.主要調査地のバヤン・ウルギー県ボルガン村ムンフハイルハン山麓の夏牧場2地点(SS1アルツタイ・ホロー/SS2ツンヘル・ノール)で,遊牧民世帯の日帰り放牧合計19日間に同行し,その行為と行動範囲を記録・観察した...

    DOI Web Site 被引用文献6件 参考文献3件

  • 産次変量回帰モデルを用いた生存産子数の遺伝的パラメータの推定

    門脇 宏遠, 大澤 剛史, 石井 和雄, 井上 慶一 日本養豚学会誌 56 (4), 139-148, 2019-12-16

    <p>生存産子数は母豚の生産持続性を改良する上で最も重要な形質の1つであることから,最適な統計モデルで解析する必要がある。このため,生存産子数について,産次を共変量とし,LEGENDRE多項式に異なる次数を当てはめた産次変量回帰モデル(RRM)を用いた遺伝的パラメータの推定を試みるとともに,生存産子数の育種価評価に一般的に利用されているモデル[単形質モデル(STM),反復記録モデル(RPM)およ…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献11件

  • 簡易牛舎における繁殖雌牛の周年放牧技術の確立(2)

    笹木, 教隆, 川森, 庸博 福井県畜産試験場研究報告 (32) 21-26, 2019-12

    ...各々の放牧場における母牛2頭の体重差は60~100kgと大きかったものの、人工授精(AI)により全頭受胎(4/4)し、AI回数は1.25±0.5回/頭と良好であった。子牛の体重は3頭ともほぼ標準発育曲線の範囲内で推移したが、雌1頭は母牛による盗食が原因で8ヶ月齢以後に発育不良となった。市場出荷時の日齢体重は、雄1頭が1.0kg/日、雌2頭が1.0、0.7kg/日であった。...

    日本農学文献記事索引

  • 県産飼料のみで飼育した若狭牛生産の試み

    田賀, 千尋, 川森, 庸博, 加藤, 武市 福井県畜産試験場研究報告 (32) 7-13, 2019-12

    ...供試牛は福井県嶺南牧場で生まれた,幸忠栄を父に持つ黒毛和種去勢牛2頭で,飼料摂取量,発育(体重,体高,体長)および健康状態(血液生化学検査)について調査を行った。本報では27カ月齢までの調査結果を報告する。飼料摂取量は離乳後,順調に増加し,13カ月齢で育成飼料を平均で約6kg/日頭摂取した。その後,肥育飼料へ切替え,27カ月齢までで最大12kg/日頭摂取した。...

    日本農学文献記事索引

  • 馬パラチフス血清学的検査におけるDTT‐MATの有用性

    髙橋 弘康, 丹羽 秀和, 八木 梓, 信本 聖子, 片山 芳也, 松田 芳和, 立花 智, 安斉 了 日本獣医師会雑誌 72 (10), 601-607, 2019-10-20

    ...<p>ジチオスレイトール(DTT)で処理した馬パラチフス発生馬群(異常産馬と同居馬)の経過血清,発生牧場周辺の発生地域馬群及び非発生地域馬群の血清を用い,マイクロ凝集反応法(DTT-MAT)を実施した.異常産馬全頭でDTT-MATが陽性(≧20倍)となり,発症後の経過によりMATが陰転後もDTT-MATで抗体陽性が持続した.同居馬でもDTT-MAT陽性馬(42.1%)が認められた.発生地域馬群及び非発生地域馬群...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 搾乳ロボットの効率的利用に向けた牛群改良の検討

    窪田 さと子, 松原 勢剛, 仙北谷 康, 金山 紀久, 齊藤 朋子 農業経済研究 91 (2), 251-256, 2019-09-25

    <p>The objective of this study is to clarify how modification of the dairy herd can improve the performance of automatic milking systems in Hokkaido. It is focused on the refuse time and milk flow …

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 安愚楽牧場事件と会社法429条(2)

    山田, 廣己 産大法学 53 (2), 177-218, 2019-07

    ...はじめに 一 安愚楽牧場事件の事案・判決  (1) 特定商品等の預託等取引契約に関する法律違反事件   東京高判平成26年10月16日(第1審東京地判平成26年1月9日)  (2) 安愚楽牧場事件の損害賠償請求事件・判決   ① 大阪地判平成28年5月30日損害賠償請求事件   ② 東京地判平成28年10月20日損害賠償請求事件             (以上「産大法学」51巻3・4合併号)   ③...

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  • 愛知県における自動撮影カメラを用いたシカの生息状況調査

    石田 朗, 釜田 淳志, 栗田 悟, 日置 順昭, ISHIDA Akira, KAMATA Atsushi, KURITA Satoru, HIOKI Yoriaki 中部森林研究 67 39-40, 2019-05-13

    ...撮影個体数は,植生や皆伐地の有無,集落や牧場からの距離との関係は認められず,林道や歩道等が複数交わる地点や緩傾斜地で同じ地域内でも多い傾向があり,このような地点にカメラを設置すれば地域間の生息密度を反映しやすいと考えられた。さらに,各地点での雄,雌,仔の割合,群れのサイズの割合について調査地間で異なり,生息密度の違いを反映できると考えられた。...

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  • 入来牧場における実習教育改善のための取り組み : アンケート調査による技術職員の実習指導スキル向上事例

    石井, 大介, 片平, 清美, 松元, 里志, 冨永, 輝, 柳田, 大輝, 飯盛, 葵, 大島, 一郎 鹿児島大学農学部農場研究報告 = Bulletin of the Experimental Farm Faculty of Agriculture,Kagoshima University 40 23-27, 2019-03-25

    ...技術職員の実習指導スキル向上のため,入来牧場で開講される実習において技術職員実習教育向上PDCAサイクル(以下,PDCAサイクル)を実施した.PDCAサイクルでは実習前準備(Plan).実習とアンケート調査実施(Do).アンケート結果から問題点抽出(Check).問題点改善(Action).を繰り返した.アンケート調査では24問の設問から,技術職員の指導に対する学生の感想・評価を調査し,技術職員の指導法...

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  • 牧場草地へのキュウシュウジカ侵入の日内,季節ならびに年次変動

    中村, 南美子, 園田, 正, 末野, 結実, 冨永, 輝, 柳田, 大輝, 石井, 大介, 飯盛, 葵, 松元, 里志, 片平, 清美, 稲留, 陽尉, 塩谷, 克典, 赤井, 克己, 大島, 一郎, 中西, 良孝, 高山, 耕二 鹿児島大学農学部農場研究報告 = Bulletin of the Experimental Farm Faculty of Agriculture,Kagoshima University 40 13-18, 2019-03-25

    ...牧場草地におけるシカ侵入防止に向けた基礎的知見を得ることを目的とし,牧場草地へのキュウシュウジカ侵入の日内,季節ならびに年次変動について検討を行った.鹿児島大学附属農場入来牧場におけるキュウシュウジカの侵入状況をライトセンサスにより定期的に調査したところ,2005~2006年における平均侵入頭数は58頭/日,2009~2010年,2014~2015年および2017~2018年ではそれぞれ72,177...

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  • 定年退職の方々を送る

    青木, 勉, 小林, 尚人, 佐野, 雅己, 樋口, 秀男, 多田, 隆治, 田近, 英一, 福田, 裕穂, 伊藤(大橋), 恭子, 藤森, 淳, 高木, 英典, 朴, 民根, 岡, 良隆, 宮下, 精二, 小形, 正男, 岩崎, 渉, 戸張, 勝之 東京大学理学系研究科・理学部ニュース 50 (6), 4-11, 2019-03-20

    ...より高い山へと誘われて/青木副所長の退職に寄せて/非平衡系の法則を求めて/佐野牧場に乾杯/堆積リズムに魅せられて,定年なれど道半ば/多田隆治先生を送る/理学系研究科を去るにあたって/福田裕穂先生のご退職に寄せて/30 + 10 +・・年を振り返って/光電子分光の伝道師,藤森淳先生/理学の森に守られ/朴さん,野生生物との生活を楽しんでください/大きなゆらぎとともに/宮下先生送辞/高木利久先生のご指導を...

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  • トレハロースの飼料添加が暑熱環境下の泌乳牛の酸化ストレス指標に及ぼす影響

    北崎 宏平, 大谷 喜永, 小原 嘉昭, 太田 剛, 梅田 剛利, 馬場 武志, 阿野 仁志, 片本 宏 日本獣医師会雑誌 72 (3), 147-153, 2019-03-20

    <p>暑熱期の乳牛は,酸化ストレス状態にあることが知られている.泌乳牛において,トレハロースの飼料添加による酸化ストレス指標の改善が報告されているが,暑熱期での効果は不明である.本研究では,6頭の泌乳牛を対照区とトレハロース区(1.5%添加)に分け,2群×2期のクロスオーバー試験を暑熱期と適温期に実施し,血液,乳汁及び第一胃内容液の酸化ストレス指標への影響を調べた.暑熱期の飼料摂取量は,トレハロ…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献25件

  • 帰納論理プログラミングによる乳用子牛の品質予測

    矢作, 銀平, 秦野, 亮, 西山, 裕之 第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 235-236, 2019-02-28

    ...本稿では, 岩手牧場より収集された子牛48頭(雄16頭, 雌32頭)のデータを使用した. 子牛の品質の評価については, 哺乳期間終了時における体重の平均との比較によるラベル付けデータを基に行った....

    情報処理学会

  • 牧場施設内外および季節間での野生哺乳類の出現頻度の差異

    坂本 信介, 畔柳 聴, 右京 里那, 小林 郁雄, 家入 誠二 日本暖地畜産学会報 62 (2), 99-105, 2019

    ...<p>牧場への野生動物の侵入をカメラトラップ法で調べる際に,カメラの設置位置や設置時期によって結果が大きく変わるかを調べるため,同一牧場内の様々な施設の内外に 1 年にわたり自動撮影カメラを 9 台設置し,飼養形態や利用方式が異なる施設ごとにまた季節ごとに野生哺乳類の出現状況を比較した.哺乳類の撮影頻度は施設間で大きく異なっており,相対的に乳牛舎内,肥育牛舎外,繁殖牛舎外では,食肉類の撮影頻度が高い...

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  • ホルスタイン種経産牛における悪露の色とその後の子宮内膜炎罹患との関係

    末永 哲也, 南野 知也, 三栗野 陽子, 堀井 洋一郎, 北原 豪, 大澤 健司 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), OR2-25-OR2-25, 2019

    <p>【目的】乳牛における子宮内膜炎診断は分娩後5週以降での実施が一般的である。一方,より早期に罹患リスクを予測し,対策を講じることができれば,その後の繁殖成績を向上させることが期待できる。そこで本研究では産褥期の子宮内環境の指標として悪露を用い,悪露の色とその後の子宮内膜炎罹患との関係性を調査した。【材料と方法】大分県内の一酪農場にて繋養のホルスタイン種経産牛29頭を供試し,分娩後2日,5日,…

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  • 長野県開田高原における1955年頃の草地利用

    浦山 佳恵 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 40-, 2019

    ...<br><br>当時の開田高原の草地利用については,当地域の農業形態や木曽馬と人の暮らしとの関わりが検討され,草地と農地と馬は厩肥生産を通して有機的に関わっていたこと,草地には夏用の秣となる生草を採る夏草場・冬用の秣となる乾草の生産を目的とした干草山・放牧場があったこと,高冷地のためほとんどが隔年採草であったこと,干草山では草を刈る年の春に山焼きが行われていたこと等がわかっている。...

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  • 胚移植技術を用いた中規模経営の酪農家における効率的な候補種雄牛の生産

    西寒水 将, 山口 誠司, 中田 和孝, 森好 政晴, 今井 敬, 堂地 修 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), OR2-22-OR2-22, 2019

    <p>【目的】胚移植技術は雌側からの育種改良が効率的に行えることから候補種雄牛の生産にも有効利用されている。本研究では候補種雄牛の生産依頼のあった供胚牛より自家生産した胚および事業体が候補種雄牛生産のために輸入した胚(輸入胚)を用いて,胚移植による効率的な候補種雄牛の生産について検討した。【方法】本研究は,江別市内の1軒の酪農家(搾乳頭数43頭)において2018年1月から2018年12月に実施し…

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  • ウシ超早期妊娠因子IgGのウシIVF胚に対する反応

    門岡 憲, 鈴木 幸太, 岩崎 節子, 片平 睦子, 中村 啓哉, 平田 統一, 松原 和衛 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), P-76-P-76, 2019

    ...【方法】ウシIVF胚は当大学附属御明神牧場のプロトコルに従って作出し,各発生ステージ(未受精卵,2~8細胞期,胚盤胞期,孵化後胚盤胞期)の胚を4%PFAで固定した。その後,当研究室で作製したSuper-EPF IgGと反応させた。二次抗体は,Alexa594標識ロバ抗ウサギIgGを使用し,細胞核の標識にはDAPI を使用した。また,コントロールとして抗Oct3/4 IgGを用いた。...

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  • ケニア山地域の水環境と土地利用の変化に対する地域住民の認識と対応

    孫 暁剛 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 143-, 2019

    ...ナロモル地区は植民地期にヨーロッパ人入植者によって大規模なウシ牧場が作られた。独立後、ケニア政府の主導で牧場は元従業員や近隣地域から移入した農民に順次に分配・売却された。人々は雨季の間に自給目的でトウモロコシや小麦を栽培し、乳牛も飼育した。1970年代に入ると耕作に適した山麓中腹の土地はほとんど開墾された。新たな移入者は山麓上部の森林保護区との境界まで入植するようになった。...

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  • 阿蘇カルデラ北西部・的石牧場Ⅰ断層上の表層火山灰再堆積物の分析

    佐藤 浩, 坂口 雄太 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 274-, 2019

    ...<b>1.はじめに</b><br><br> 2016年熊本地震の主要な震源断層からかなり離れ,余震もほとんど発生しない阿蘇カルデラ北西部,的石牧場Ⅰ断層の周辺で,地震前後の観測データから生成されたSAR干渉画像から明瞭なリニアメントが判読された(Fujiwara et al., 2016)。...

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  • データサイエンスと行動解析技術の融合と展望

    中村 俊輔 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), W3-3-, 2019

    <p>実際に最前線で活躍しているデータサイエンティストから </p><p>「機械学習とはどんなものなのか?」という基礎から </p><p>「行動解析技術への適用」まで、幅広い内容の講演となっています。 </p><p></p><p>実際のプロジェクト進行方向や、具体的に得られる成果物についても紹介します。</p><p>また、発達神経毒性学における応用例として、マウスの全自動行動解析技術と機械…

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  • 世界における養鹿業の展開

    小林 信一, 黒崎 弘平, 汪 斐然, 吉田 詞温, 山野 はるか 日本鹿研究 2019 (1), 25-31, 2019

    ...日本では、80 年代後半から90 年代にかけて鹿牧場の開設が相次いだが、多くの牧場が経営的に行き詰まり、牛のBSE(牛海綿状脳症)の影響もあり、現在では商業的な養鹿場はほとんど見られなくなっている。今後は養鹿の再建をどう進めるかを議論する必要がある。...

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  • 牛ロタウイルスCの関与が疑われた子牛の集団下痢症

    大竹 祥紘, 米山 州二, 大関 綾子, 猿山 由美, 戸﨑 香織, 小松 亜弥子, 鈴木 亨 日本獣医師会雑誌 71 (12), 697-701, 2018-12-20

    ...<p>平成28年5~6月,栃木県内の公共牧場の子牛(8~10カ月齢)が下痢を発症し,発症牛の糞便から牛コロナウイルス(BCV)の遺伝子及びコクシジウムの虫卵に加え,牛ロタウイルスC(RVC)の遺伝子が検出された.また,これらのウイルスに対する抗体検査でも,抗体価の有意な上昇が認められた.本症例により,RVCは子牛にも感染することが示唆されたことから,当所で保管している栃木県内の乳用幼若牛の血清100...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献7件

  • 日本新産帰化植物カヤツリグサ科とアブラナ科の各一種

    坂本 彰, 田邉由紀, 藤川和美 植物研究雑誌 93 (5), 357-360, 2018-10-20

    ...Vahl(カヤツリグサ科)を発見し,高知市の牧場跡地周辺で定着していることを確認した.また,高知県香美市でヨーロッパを原産とする<i>Lepidium</i><i> </i><i>heterophyllum</i> Benth....

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  • 牛とIT/ICT:3.問われる生産価値,酪農経営と情報活用

    宮坂, 隆男 情報処理 59 (11), 1009-1012, 2018-10-15

    ...酪農の大規模化が進み,牧場全体を最適化するためのマネジメントが重要となっている.現在は,経営判断をサポートするためのさまざまなシステムも普及しつつあるが,システムの導入と運用に技術的なハードルがある.また,既存システムは単一牧場の詳細を分析するためのツールであり,牧場の状態を判断するのは経営者の経験に頼らざるを得なかった.これらの課題を解決するために開発した地域システムは,国や農協などが管理している...

    情報処理学会 Web Site

  • 牛とIT/ICT:5.牧場の生産性を高める情報戦略の現状と未来

    西谷, 哲也 情報処理 59 (11), 1017-1020, 2018-10-15

    ...農業分野において,北海道十勝エリアを拠点に高級ブランド牛肉や生乳を大規模生産するノベルズグループでは,ICTの活用を重要な経営テーマに位置づけている.データに基づく組織的なマネジメント手法を導入し,業務効率化や高付加価値化といった生産性の向上を図っており,牛の管理にまつわる大きなICTの利用ニーズがある.既存のソリューションを導入し,効率化に一定の効果を上げているが,牧場で収集される多くの管理データ...

    情報処理学会 Web Site

  • 県産飼料を100%給与した若狭牛肥育技術の確立(1) : 哺育期~肥育中期

    田賀, 千尋, 遠藤, 彰, 笹木, 教隆 福井県畜産試験場研究報告 (31) 7-12, 2018-09

    ...供試牛は嶺南牧場で生まれた,幸忠栄を父に持つ黒毛和種去勢牛2頭で,飼料摂取量,発育(体重,体高,体長)および健康状態(血液生化学検査)について調査を行った。飼料摂取量は,30日齢頃から増加し,80日齢頃の離乳時では1.5kg/日頭摂取した。80日齢頃に人工乳から育成飼料へ変更した後も飼料摂取量は順調に増加し,280日齢頃に4.0kg/日頭摂取した。...

    日本農学文献記事索引

  • 県産飼料を100%給与した若狭牛肥育技術の確立(1)

    田賀 千尋, 遠藤 彰, 笹木 教隆 福井県畜産試験場研究報告 (31) 7-12, 2018-09

    ...供試牛は嶺南牧場で生まれた,幸忠栄を父に持つ黒毛和種去勢牛2頭で,飼料摂取量,発育(体重,体高,体長)および健康状態(血液生化学検査)について調査を行った。飼料摂取量は,30日齢頃から増加し,80日齢頃の離乳時では1.5kg/日頭摂取した。80日齢頃に人工乳から育成飼料へ変更した後も飼料摂取量は順調に増加し,280日齢頃に4.0kg/日頭摂取した。...

    日本農学文献記事索引

  • 公共牧場におけるイベルメクチン製剤の牛消化管内線虫駆虫効果

    北野 菜奈, 福本 真一郎, 徳山 桂理, 池田 恵子, 髙橋 俊彦 Japanese Journal of Large Animal Clinics 9 (1), 1-6, 2018-06-30

    ...<p> プアオン式イベルメクチン製剤は公共牧場において長期間継続的に使用されており,消化管内線虫駆虫に有効である.本研究では,駆虫を行っていない牧場を用いて駆虫計画を立案し,対象農場に適した駆虫のタイミングを模索するために,イベルメクチン製剤による駆虫を実施した....

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献21件

  • 草山利用の歴史的変遷:岡山県蒜山地域を事例として

    増井 太樹 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 750-, 2018-05-28

    ...また、近世から近代にかけては、たたら製鉄の禁止、換金作物(タバコ)栽培の隆盛、牛馬の飼養頭数の変化などのできごとがあり、近代では軍馬の放牧場や陸軍の演習場として利用されるなど、その時々で草山の利用にも変化が生じていた。...

    DOI

  • 北上川流域における縄文時代前期環状集落に関する研究

    菅野, 智則 国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History 208 83-111, 2018-03-09

    ...大木6式期には,北上川中流域に集落遺跡が多数認められるが,大清水上遺跡では住居跡が激減し,和賀川流域の峠山牧場Ⅰ遺跡では環状集落遺跡が形成される。このことは,日本海側との回廊的役割の主体が胆沢川から和賀川流域の方に移ったことによるものと解釈した。これらの環状集落遺跡の特徴は,必ずしも相似するわけではなく,遺跡ごとの個別的な特徴の方が目立つ。...

    機関リポジトリ Web Site

  • リンゴ粕混合発酵飼料の給与が肥育豚の発育,肉質および血液成分に及ぼす影響

    房 家琛, 前多 隼人, 木村 洋文 日本養豚学会誌 55 (1), 1-11, 2018-03-09

    <p>青森県ではリンゴ果汁加工業者から排出されるリンゴジュース搾り粕(以下 : リンゴ粕)の処理が問題となっている。特に乾燥加工処理されていない生リンゴ粕は含水量が高く,飼料としての活用が困難な素材である。近年,日本で広がりつつあるリキッドフィーディング養豚システムは,水分含量の高い食品残さでも乾燥加工費をかけることなく使用できる方法である。また,効率的な給与が可能であることから,今後益々の利用…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献31件

  • コントラクターの発展過程とオペレーターの個別経営との関係

    吉野 晃弘, 藤科 智海, 小沢 亙 農村経済研究 35 (2), 52-63, 2018-03-01

    ...である秋山牧場に販売されている.また,収集された稲わらは,法人GからM経営体と秋山牧場に販売されている.M経営体はAコントラクターが稲わら収集作業の受託を開始した年に和牛繁殖牛飼養頭数規模を拡大しており,法人Gから購入している稲わらが給与している粗飼料の52%を占めていた.また,法人Gは秋山牧場に牧草を,M経営体と秋山牧場に稲わらを販売することで売上を得ており,この売上は法人Gの総売上の20%を占めており...

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • 北海道の公共牧場における牛消化管内寄生虫の浸潤状況と駆虫対策の実態

    北野, 菜奈, 福本, 真一郎, 徳山, 桂理, 池田, 恵子, 高橋, 俊彦 家畜衛生学雑誌 43 (4), 153-160, 2018-02

    ...5) 小規模牧場が大規模牧場より糞便中線虫卵数が有意に低い値を示した。公共牧場を効率的に利用することで1) 地域全体の育成牛の発育が均一化される,2) 将来の生産性を大きく向上させることができる。より有効的に公共牧場を活用するために,消化管内線虫感染対策として1) 地域や規模を考慮した適切な駆虫プログラム,2) 糞便中線虫卵数のモニタリングを実施する必要がある。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 安愚楽牧場事件と会社法429 条 (1)

    山田, 廣己 産大法学 51 (3/4), 913-943, 2018-01

    ...目次 はじめに 一 安愚楽牧場事件の事案・判決  (1) 特定商品等の預託等取引契約に関する法律違反事件東京高判平成26 年10 月16 日(第1 審東京地判平成26 年1 月9 日)  (2) 安愚楽牧場事件の損害賠償請求事件・判決   ① 大阪地判平成28 年5 月30 日損害賠償請求事件   ② 東京地判平成28年10 月20 日損害賠償請求事件 (以上、本号)   ③ 大阪高判平成29 年4...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 阿蘇外輪山北西部断層群の「お付き合い地殻変動」は累積してきたか?(速報)

    宇根 寛, 中埜 貴元, 佐藤 浩, 八木 浩司 日本地理学会発表要旨集 2018s (0), 000273-, 2018

    ...このうち,変位地形が明瞭でSARで明瞭な位相不連続が現れ,現地でも地表変位が現れた的石牧場Ⅰ断層上において,掘削調査及び地中レーダ調査を実施し,活動の累積性について調査している。的石牧場Ⅰ断層は,扇状地性の平坦面を切る逆向き断層崖状の地形を呈しており,調査地点には比高1m~3m程度の低断層崖とみられる地形が連続し,SAR干渉解析で今回の地震に伴い10㎝程度の垂直変位があったことが推定されている。...

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  • 雌ウマの発情周期中における腸内細菌叢の変化と性ホルモンとの関係

    外山 晴香, 村瀬 晴崇, 佐藤 文夫, 河田 祐樹, 井上 亮, 渡辺 元, 永岡 謙太郎 日本繁殖生物学会 講演要旨集 111 (0), OR2-8-OR2-8, 2018

    <p>【目的】哺乳類にとって,消化管内に生息する腸内細菌叢は生体の恒常性維持に重要であり,腸内細菌叢を正常に保つことは疾病のリスクを下げると考えられている。ウマは巨大な盲腸を有する後腸発酵動物として知られ,ウマにおいても腸内環境を整えることの重要性はすでに指摘されている。一方,我々は腸内細菌叢と生殖機能との関係について注目し,実験動物を用いた研究を行っているが,ウマについては何もわかっていない。…

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  • 長鎖脂肪酸への曝露がウシおよびブタ精子の運動性に与える影響

    森山 隆太郎, 平井 直明, 野田 航平, 山口 直哉, 三輪 雅史, 中村 翔, 松山 秀一 日本繁殖生物学会 講演要旨集 111 (0), P-19-P-19, 2018

    ...【方法】実験には農研機構畜産飼料作研究拠点で精巣除去時に採取した黒毛和種の精巣上体尾部精子と家畜改良センター宮崎牧場で採精したデュロック種の射精精子を用いた。免疫組織化学法により,GPR120タンパク質の局在を観察した。さらに,長鎖脂肪酸またはGPR120アゴニストであるGW9508に曝露した精子をライブイメージングシステムでモニタリングし,鞭毛の打頻度等を指標にして精子の運動性を調べた。...

    DOI

  • 牧場における畜産動物と畜舎周辺に生息する野生小動物の薬剤耐性大腸菌の実態調査

    廣木 颯, 畔柳 聴, 坂本 信介, 小林 郁雄, 上村 涼子, 糠澤 桂, 鈴木 祥広 土木学会論文集G(環境) 74 (7), III_231-III_238, 2018

    ...畜産動物は抗菌薬を投与される場合があり,薬剤耐性菌の発生源となり得る.また,ネズミなどの小動物が,畜産動物の残餌やふんなどを摂餌する様子も観察されている.したがって,畜産動物から小動物へと薬剤耐性菌が伝播され,自然環境へ拡散する可能性は否定できない.本研究では,住吉牧場で飼育される肉用牛と畜舎周辺の野生ネズミを対象に,11種類の抗菌薬に対する薬剤感受性試験を実施した.ウシとネズミで,1剤以上に耐性を...

    DOI Web Site Web Site 参考文献8件

  • カナダのオカナガンバレーにおけるワイン生産地域とワインツーリズムの展開

    矢ケ﨑 典隆, 矢ケ﨑 太洋 日本地理学会発表要旨集 2018s (0), 000153-, 2018

    ...一方、南部のオリバーからオソユースにかけての地域を見ると、西側の伝統的な果樹地帯では新しいいワイナリーが混在する一方、東側の乾燥した傾斜地では、牧場から大規模ブドウ園・ワイナリーへと土地利用が大きく変化した。また、湖岸の別荘地開発、ファーストネーションによる大規模文化・宿泊施設・ワイナリーの経営も見られる。<br> オカナガンバレーは多様なワインツーリズム資源に恵まれる。...

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  • 戻し堆肥の混合量が豚ふんの堆肥化反応,堆肥の品質および施設運営に及ぼす影響

    宮竹 史仁, 時久 夏実, 小野 武仁 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 29 (0), 233-, 2018

    戻し堆肥の混合量が豚ふんの発酵特性,堆肥品質および施設運営に及ぼす影響を明らかにするために,堆肥温度や肥料成分ならびに経営試算を検討した。豚ふん:おが粉:戻し堆肥を1:1:1(体積割合)に混合させた試験区は,55℃以上の温度を連続9.9日にわたり持続させた。この高温の持続は大腸菌群を死滅させ,安全な堆肥生産をもたらした。さらに,この高温の持続により堆肥化過程での水分蒸発を促進させ,高い乾燥効率が…

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  • 与那国島における湿地植生の現状と38年間の変化

    藤村 善安, 仲宗根 忠樹, 徳江 義宏, 城野 裕介 植生学会誌 35 (2), 109-116, 2018

    ...調査の結果,過去に記録された7群落に加え,新たに5群落を記録した.これら新たに認められた群落の多くは,かつて水田であったが,現在牧場となっている場所,あるいは放棄水田に成立している群落が主であった.</p><p>3. ...

    DOI Web Site

  • 戻し堆肥の混合量が豚ふんの堆肥化反応,堆肥の品質および施設運営に及ぼす影響

    宮竹 史仁, 時久 夏実, 小野 武仁 農業施設 49 (3), 127-135, 2018

    戻し堆肥の混合量が豚ふんの堆肥化反応,堆肥品質および施設運営に及ぼす影響を明らかにするために,実際に稼働している豚ふん堆肥化施設において堆肥温度や肥料成分ならびに経営試算を検討した。豚ふん:おが粉:戻し堆肥を1:1:1(体積割合)に混合させた堆肥材料は,55 ℃以上の温度を連続238時間にわたり持続させた。この高温の持続は大腸菌群を死滅させ,安全な堆肥生産をもたらした。さらに,この高温の持続によ…

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  • トンプソン・カリブー地域における大規模牧畜農場の再編とそれにともなう農村空間の商品化

    菊地 俊夫, 田林 明, 仁平 尊明, ワルディチュック トム 日本地理学会発表要旨集 2018s (0), 000055-, 2018

    ...<br><br><b>研究フレームワーク</b> トンプソン・カリブー地域における大規模牧場が地域の内的条件と外的条件の影響を受けて、さまざま変化する様相を時間的、空間的に明らかにする。具体的には、大規模牧場はそのままの農場規模を利用しながら再編をしていくものと、農場が細分化され、小規模化した農場を利用するものとに大別できる。...

    DOI

  • SfM写真測量と積雪観測から検討した安比高原における湿地の成立環境

    佐々木 夏来, 須貝 俊彦, 内山 庄一郎, クンガア メルゲン 日本地理学会発表要旨集 2018a (0), 90-, 2018

    ...第四紀火山地域では,火山原面上と地すべり地に主に湿地が分布し,火山原面上では高標高域の積雪深の大きい場所のほか,積雪深が小さいにも関わらず溶岩台地末端部の平坦地にも湿地が立地する場合がある.これらは積雪もしくは地下水といった涵養源の違いを示唆し,火山原面上の湿地であっても,気候変動に対する応答性が異なると推測されるが,湿地の成立環境について詳細は未解明である.本研究では,八幡平火山群の安比高原奥の牧場...

    DOI

  • 繁殖牛管理記録と気象庁データによる一日平均気温と分娩率の相関

    三浦 弘, 菊池 元宏, 坂口 実 Japanese Journal of Large Animal Clinics 8 (4), 214-220, 2017-12-31

    ...,2012 〜 2014 年の繁殖データを匿名で使用する許諾を得たうえで,ホルスタイン種乳牛7,174 頭における人工授精(AI)と胚移植(ET)における分娩率(2012 〜 2013 年に行われたAI,ET のうち,分娩に至った例数の割合)を算出した.これに気象庁の一日平均気温のデータを加え,AI およびET 実施日の一日平均気温と分娩率について解析を行った.またこれとは別に青森県の1 黒毛和種牧場...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献10件

  • 根室市西和田地区における畜舎の小屋組みの構法的特徴

    川島 健夫, 金子 晋也, 羽深 久夫 札幌市立大学研究論文集 = SCU journal of Design & Nursing 11 (1), 85-92, 2017-07-18

    ...本研究では,北海道根室市西和田地区に建築された木造畜舎を対象とし,特に小屋組みの構造的特徴を報告する.昭和期に建築されたY 牧場畜舎とI 牧場畜舎を対象とし,実測調査を行った.その結果,この年代における牛舎の特徴として,以下の特徴を把握することができた.腰折れ屋根は地元の大工により外観のみが模倣されており,小屋組みの構造形式には多様性がみられた....

    DOI 機関リポジトリ

  • 牧場草地で捕獲した野生シカの第一胃内容物の植物組成および栄養状態

    髙山, 耕二, 園田, 正, 林田, 雄大, 石井, 大介, 柳田, 大輝, 冨永, 輝, 松元, 里志, 片平, 清美, 稲留, 陽尉, 塩谷, 克典, 赤井, 克己, 大島, 一郎, 中西, 良孝 鹿兒島大學農學部學術報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Kagoshima University 67 1-7, 2017

    ...本研究では,牧場草地におけるシカ害防除技術を開発するための基礎的知見を得ることを目的とし,草地で捕獲したシカの牧草の採食状況ならびに栄養状態を明らかにした。 鹿児島大学農学部附属農場入来牧場内でシカ13頭を調査捕殺し,解体して第一胃と腎臓を摘出した。...

    機関リポジトリ

  • サラブレッド軽種馬における競走期に影響を及ぼす育成期の発育期整形外科的疾患の調査

    前田 昌也, 佐藤 文夫 日本獣医師会雑誌 70 (5), 297-302, 2017

    ...<p>軽種馬の育成調教や競走成績に影響を及ぼす発育期整形外科的疾患(DOD)を回顧的に明らかにすることを目的に,国内の軽種馬生産牧場に対して,育成期全般に罹患したDODを含むすべての疾病について聞き取り調査を実施した.その結果,DODとして,腰痿,近位部関節の離断性骨軟骨症,骨端炎,肢軸異常,屈曲異常及び軟骨下骨囊胞があげられた.競走馬登録された個体の中で,種子骨炎,腱炎,外科手術を要する疝痛を罹患...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献9件

  • 黒毛和種繁殖雌牛におけるルーメン内揮発性脂肪酸濃度と血液生化学検査値の関係

    渡邉 貴之, 熊谷 周一郎, 野口 浩正, 前田 昌稔, 小西 一之 日本畜産学会報 88 (2), 131-138, 2017

    <p>黒毛和種繁殖牛においてルーメン内揮発性脂肪酸(VFA)と血液生化学検査値の関係を考察する材料とするため,ルーメン液性状と血液生化学検査値を調査した.高水分サイレージを主体とした飼料をTMRミキサーにより給与した牛群(TMR区)と低水分サイレージをロールカッターで給与後圧片トウモロコシを分離給与した牛群(分離給与区)において,血中のβ-ヒドロキシ酪酸(BHB),アセト酢酸(ACAC),遊離脂…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件

  • 牧場草地における野生シカの侵入実態

    髙山 耕二, 園田 正, 林田 雄大, 石井 大介, 柳田 大輝, 冨永 輝, 松元 里志, 片平 清美, 大島 一郎, 中西 良孝, 稲留 陽尉, 塩谷 克典, 赤井 克己 日本暖地畜産学会報 60 (1), 21-26, 2017

    ...以上より,牧場草地には多数のシカが年間を通して侵入しており,より効果的な侵入防止策の構築が緊要な課題 であることが示された....

    DOI Web Site

  • 八重山地域の共同利用牧場における放牧牛の日中行動について

    屋良 朝宣, 清水 法明, 波平 知之, 玉城 政信, 村田 正将, 大川 威武貴, 桃井 唯, 西澤 優 日本暖地畜産学会報 60 (2), 151-156, 2017

    ...八軍山地域石垣島の共同利用牧場において周年放牧されている放牧牛の日中行動を明らかにするため,牧場の植生調杏と放牧牛の行動調介を実施した.K牧場における野草地の植生は,ススキやツルメヒシバ等のイネ科草種が優占していた.放牧牛は, 4~5つの牛群を構成しており, 13時頃に食草を行いながら野草地内を移動し,15~16時にかけて浜辺に下り,1時間程度の休息(伏臥休息,立位休息)や水浴等の暑熱回避行動を行った...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • カナダ・ブリティッシュコロンビア州のオカナガンバレーにおけるワインツーリズムと地域の変化

    矢ケ崎 典隆 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100127-, 2017

    ...オリバー・オソユース地域では、西側の果樹地帯においてはブドウ園への転換が進んだし、東側では牧場に大規模なブドウ園が形成された。<br> いずれの地域においても、ワインツーリズムの重要性は共通した特徴である。趣向を凝らしたワイナリー建物、試飲直売所、ワインツアー、併設レストラン、リゾート型宿泊施設は、多様なワインツーリズムを提供する。ワインフェスティバルも人々を引き付ける。...

    DOI

  • サイボク温泉における岩盤蒸気浴がアレルギー性鼻炎に及ぼす臨床的効果

    笹﨑 静雄, 山田 英次, 倉林 均, 菱沼 亜紀子, 田村 遵一, 久保田 一雄 日本温泉気候物理医学会雑誌 80 (2), 73-79, 2017

    <p><b>【背景】</b>温泉吸入療法と蒸気浴療法は欧州で幅広く行われているが,日本の温泉療法では肩までの全身入浴が一般的である.私たちはアレルギー性鼻炎に対して岩盤蒸気浴と露天風呂の全身入浴を組み合わせた温泉療法を考案した.</p><p><b>【方法】</b>春季花粉飛散期の数日間に本温泉療法を行ったアレルギー性鼻炎19例に対して匿名のアンケート調査を行った.対象者は41℃のサイボク温泉(ナ…

    DOI Web Site 医中誌

  • 黒毛和種去勢牛へのイアコーンサイレージ給与が増体性および産肉性に及ぼす影響

    浅田 正嗣, 杉山 あかね, 山下 千果, 武田 和也, 角屋 敏幸, 滑川 拓朗, 井上 慶一 日本畜産学会報 88 (2), 121-130, 2017

    <p>イアコーンサイレージ(ECS)給与が,肥育牛の増体性および産肉性に及ぼす影響を検討した.黒毛和種去勢牛を,濃厚飼料の可消化養分総量(TDN)として40%相当をECSで代替した飼料を給与した区(ECS区)および市販濃厚飼料給与区(対照区)に各6頭ずつ配置し,10~27ヵ月齢まで肥育して増体性と産肉性を調査した.その結果,ECS区の体重および増体量(865kg, …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献1件

  • 日本ザーネン種ヤギにおける体尺測定値からの体重推定

    中西 良孝, 髙山 耕二, 主税 裕樹, 大須賀 寿美子, 名倉 義夫, 菅原 靖志, 柳川 堯 日本家畜管理学会誌・応用動物行動学会誌 53 (2), 63-68, 2017

    <p>日本ザーネン種ヤギの簡易な体重推定法を開発するため、回帰分析により体重推定式を作成した。6~24ヵ月齢の397頭(去勢、種雄、育成、妊娠、泌乳または乾乳を含む)の体重(W;kg)、胸囲(G;m)および体長(L;m)を6、12および24ヵ月齢時に測定し、それらから得られた延べ595頭分に関するデータのうち、性および月齢別に1/4を層化無作為抽出したものをテストデータ、残りの3/4をトレーニン…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 原発事故後の牧草地再生プロセスにおける畜産経営の対応

    若本 啓子 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100161-, 2017

    ...農地土壌中の放射性セシウム濃度が他市町よりも相対的に高く、永年生牧草地の利用が優勢である那須町では、県内最大の約930ha(2015年5月現在、県推計)の永年生牧草地(公共牧場を除く)で除染が行われた。...

    DOI

  • 無形文化遺産「壬生の花田植」の伝承・公開をめぐる組織体制

    高野 宏 日本地理学会発表要旨集 2017a (0), 100111-, 2017

    ...<br> 次いで,飾り牛に関係する芸能を伝承しているのは,大朝飾り牛保存会(町内大朝・芸北地域の畜産家で組織),杉原牧場(安芸高田市美土里町),森下牧場(壬生)の3主体である.これらからの飾り牛と追い手が一同に会して「壬生の花田植」の代掻きが遂行される.なお,大朝飾り牛保存会と杉原牧場は「壬生の花田植」のほか,近隣で開かれる複数の花田植に参加している....

    DOI

  • 標高の異なる関東甲信越地方2地域における晩秋期放牧用飼料作物の草量推移

    北川 美弥, 中神 弘詞, 平野 清 日本草地学会誌 63 (1), 9-14, 2017

    ...<p>本研究の目的は,関東甲信越地方において公共牧場に預託された牛の放牧期間を延長するため,10月中旬から12月中旬の晩秋期において放牧利用に適した草種・品種に関する基礎的知見を得ることである。このため,オオムギとライムギ各1品種とエンバクとイタリアンライグラス各2品種を,標高320mと1000mの2地域で8-9月にかけて播種し,晩秋期における草量の推移を比較した。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 慢性Mg欠乏により発生した乳牛のケトージスについて

    Yoshida Shigeru 生物圏科学 : 広島大学大学院生物圏科学研究科紀要 55 31-38, 2016-12-25

    ...大学周辺の民間牧場でケトージスが発生した際,健康な乳牛93頭の平均値Ca 4.28 mEq,Mg 2.00 mEq,P 7.81 mg/dl に比べて,罹患乳牛群72頭ではCa 3.76 mEq,Mg 1.77 mEq,P 5.06 mg/dl であり,付属牧場同様にCa,Mg,P ともに低下する傾向を示した。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 企業等との協働によるブナ林再生への取組み

    小山 泰弘, 竹垣 英信, 岩崎 唱, 三石 和久, KOYAMA yasuhiro, TAKEGAKI hidenobu, IWASAKI tonao, MITSUISHI kazuhisa 中部森林研究 64 65-68, 2016-04-28

    ...ブナ林を伐採して開発した牧場が、時代の流れと共に閉鎖され、そのまま放置されていた。しかし、放置から10年以上経過しても森林化が進まなかったため、企業等の社会貢献活動によりブナの再生を試みた。本事業では、2013年から現地周辺に自生するブナ稚樹を移植して森林化を図ることとして、NPO法人が主体となって企業の協賛を得て活動を行った。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 公共放牧場魅力再発見事業

    川田, 健太, 森川, 繁樹 徳島県立農林水産総合技術支援センター畜産研究課研究報告 = Bulletin of Tokushima Prefectural Agriculture, Forestry and Fisheries Technology Support Center Livestock Research Division (15) 21-23, 2016-03

    ...近年の飼料価格の高騰、飼養管理における労働力負担の増加に加えて、夏場の猛暑による生産性の低下を解決する手段として、県西部に位置する公共放牧場に着目し、受胎性の観点から環境、栄養状態及び妊娠率により放牧場の有効性を検討した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 新たに市販された抗原ELISAを用いた牛ウイルス性下痢ウイルス検査の検証

    増田 恒幸, 足羽 朋子, 山里 比呂志, 亀山 健一郎 日本獣医師会雑誌 69 (4), 187-191, 2016

    ...鳥取県では2013年から公共牧場での牛ウイルス性下痢ウイルス(BVDV)まん延防止対策として,RT-PCRによる全入牧牛のBVDV検査を実施している.RT-PCRによる検査は多くの時間と労力を要するため,E<sup>rns</sup>捕捉ELISAキット(抗原ELISA)の導入を検討した.BVDVの持続感染(PI)牛血清22検体及びBVDV急性感染牛のペア血清を用いてELISAを実施した結果,PI牛血清...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 被引用文献2件 参考文献8件

  • 4種類の電気柵による牧草地へのニホンジカ侵入防止効果の比較

    塚田 英晴, 石川 圭介, 喜田 環樹, 清水 矩宏, 竹内 正彦, 福江 佑子, 南 正人, 中村 義男, 花房 泰子, 深澤 充, 須山 哲男 農作業研究 51 (2), 39-49, 2016

    牧草地へのシカの侵入を防止する効果を4種類の電気柵(ポリワイヤ2種類,高張力鋼線,網型ポリワイヤ)で比較した.センサカメラの撮影結果を用いて,牧草地へのシカ侵入日数の割合を電気柵無設置の対照区と比較した結果,4種類の電気柵はいずれも有意な侵入防止効果を示した.とりわけ高張力鋼線電気柵および網型ポリワイヤ電気柵が高い侵入防止効果を示し,網型ポリワイヤ電気柵では4年にわたり効果が持続した.この高い侵…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献2件

  • 栃木県における後継牛確保の選択性

    長田 雅宏, 牛島 仁, 小澤 壯行 日本畜産学会報 87 (1), 25-33, 2016

    ...を検討した.分析の結果,①酪農経営の71.7%は後継牛を自家育成し,31.4%が公共育成牧場の預託制度を利用していること,②育成牛の預託は,牛舎収容力と労働力の側面で酪農経営を補完していること,③公共育成牧場は,受精卵移植や性選別技術を活用し,効率的な後継牛生産と収益性の高い乳牛初妊牛を産出していることが明らかになった.育成牛の預託は,飼養頭数規模の拡大に応じた後継牛確保の得策であることが示唆された...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件 参考文献4件

  • 干ばつは放牧にいかなる影響を与えるか?

    手代木 功基, 内田 諭, 真常 仁志, 田中 樹 日本地理学会発表要旨集 2016s (0), 100210-, 2016

    ...本発表は,ナミビア北中部におけるウシ放牧の長期間の位置情報をもとに,今年度発生した干ばつによって,放牧場所がどのように変化したかを検討することを目的とする....

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  • 250mメッシュを単位としたシカ出現ハザードマップの開発

    江口 則和, 石田 朗, 山下 昇, 高橋 啓, 鈴木 千秋, 佐藤 亮介 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 353-, 2016

    ...【結果と考察】スギ・ヒノキ林、水田、牧場の多いメッシュで出現しやすいというハザードマップを作成した。アンケートによるシカ目撃箇所と、ハザードマップの予測とは比較的一致していた。本ハザードマップを活用すれば、シカ柵やワナ設置箇所の検討などシカ害防除対策の効率を高めることができるだろう。...

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  • 矮性ネピアグラスの栽培及び利用試験

    立山, 松男, 東, 政則, 小畑, 寿 宮崎県畜産試験場試験研究報告 = Bulletin of the Miyazaki Livestock Experiment Station (27) 24-28, 2015-12

    ...なお、株を定植した場内放牧場で、乾乳牛を放牧した結果、採食性は良好であり、栄養性では、粗繊維含量はソルガムと同程度であったが、粗蛋白質・粗灰分・粗脂肪はソルガムより高くNFEは低かった。株立ちであり、機械収穫体系における作業性は悪く、場内畑で栽培した場合には、硝酸態窒素含量が高かった。...

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  • 中国における酪農発展の政策展開とその意義

    斯欽孟和 農村経済研究 33 (1), 44-54, 2015-11-01

    ...<p>本稿は,世界第3位の酪農大国である中国の酩農政策の展開と酩農構造の変化,大規模経営の今日的特徴,およびそこでの今後の課題の4点を検討した.その結果,酪農政策は,1979年から始まった農村経済体制の改革の中で重要な政策として位置つけられ,農村経済発展を促進するために取り組まれてきた点を特徴としている.酩農構造は,小規模家族経営から企業直営牧場を主体とした標準化乳牛養殖小区の展開によって,急速に大規模経営...

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • ロードアイランドレッドの産卵時期による飼料利用性と遺伝的パラメーターの推定

    奥村, 友美, 新實, 竜也, 今井, 隆雪, 稲生, 哲, 越野, 枝利子, 神林, 明義, 筒井, 真理子, 佐藤, 正寛 日本家禽学会誌 52 (1), 1-7, 2015-04

    ...岡崎牧場のロードアイランドレッド雌を供試し,25週齢から60週齢まで5週おきに,計8回飼料摂取量を測定した。測定は,各週齢時7日間にわたり,個体別に毎日150gの飼料を与え,各試験期間最終日の残渣量から総飼料摂取量を求め,1日あたりの飼料摂取量を算出した。また,体重を各週齢で測定するとともに,期間中の総卵重(採卵量)について個体別に調査し,飼料要求率(=期間中の飼料摂取量/採卵量)を算出した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 種鶏選抜によるにいがた地鶏の生産性向上

    時田, 正樹 新潟県農業総合研究所畜産研究センター研究報告 (18) 35-39, 2015-03

    ...横斑プリマスロックは地鶏作出時に利用した独立行政法人家畜改良センター岡崎牧場由来のXS系統に比べ,独立行政法人家畜改良センター兵庫牧場由来の88系統は増体が良いが産卵成績は若干劣る。母方種鶏を独立行政法人家畜改良センター兵庫牧場由来の横斑プリマスロック88系統にすることにより,にいがた地鶏の増体は有意に向上する。...

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