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検索結果 181,477 件

  • 気候変動の予測研究と適応の意思決定をつなぐ

    高薮 出, 花崎 直太, 塩竈 秀夫, 安部 大介, 生駒 栄司, 石川 洋一, 江守 正多, 大塲 あい, 小埜 恒夫, 嶋田 知英, 田浦 健朗, 高橋 潔, 仲江川 敏之, 中北 英一, 西森 基貴, 初鹿 宏壮, 福渡 潔, 真砂 佳史, 三上 直之, 横木 裕宗, 吉川 実, 渡部 雅浩 水文・水資源学会誌 advpub (0), 2024-05-05

    <p> 昨今、気候予測や影響評価に関する様々な情報が創出・発信されている。しかし依然として個々の意思決定者のもとにまでそれらの情報は行きわたっておらず、気候変動適応に関する意思決定がなされるまで効果的に利活用されているとは言い難い。この課題に対し、様々な分野の専門家が集まり、①気候予測と影響評価の専門家と適応策の意思決定者の関係はどうあってそれぞれ何をすべきか、②気候予測と影響評価の専門家と適応…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 二重のネットワーキングとは何か

    山口 一青 赤門マネジメント・レビュー advpub (0), 2024-05-01

    <p>Ter Wal, Criscuolo, McEvily, and Salter (2020) は、技術者と研究開発マネジャーのペアを対象に、両者が持つ紐帯がグループレベルでは重複しているが、個人レベルでは重複していないとき、イノベーションのパフォーマンスが高いとした。彼らはこれを「二重のネットワーキング (Dual …

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  • 歯根形態異常および歯根吸収を呈する根尖膿瘍に対して意図的再植を行った1症例

    堅田 千裕, 岡本 基岐, 栗木 菜々子, 泉井 陽菜, 井上 愛弓, 藤原 茉優, 木ノ本 喜史, 林 美加子 日本歯科保存学雑誌 67 (2), 117-125, 2024-04-30

    <p> 目的:歯根吸収や根面の形態異常は,歯内療法や歯周病治療の成否に大きく影響を与える.歯科用コーンビームCT(CBCT)画像により術前に三次元的な患歯の形態が把握可能になった現在も,これらの要因により非外科的な歯内療法で成功に導くことができない場合がある.今回,う蝕治療3年経過後に,歯根吸収および破折線と連続する根面溝が観察された上顎右側第二小臼歯に対して,意図的再植を実施することで良好な治…

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  • エナメル質酸蝕モデルに対するユニバーサルアドヒーシブシステムの接着性評価

    鈴木 美穂, 若松 賢吾, 陸田 明智, 杉村 留奈, 庄司 元音, 新井 広幸, 武藤 玲, 石倉(河津) 真実, 宮崎 真至 日本歯科保存学雑誌 67 (2), 99-108, 2024-04-30

    <p> 目的:クエン酸を用いて表層脱灰されたエナメル質に対するユニバーサルアドヒーシブの接着性およびその接着耐久性について検討した.</p><p> 材料と方法:供試したユニバーサルアドヒーシブはAll-Bond Universal(AB),Adhese Universal(AU)およびScotchbond Universal …

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  • 高pH環境誘導歯科材料による液体培地中のLipopolysaccharide濃度の変化

    佐古 亮, 岩澤 弘樹, 倉持 仁, 原田(中里) 晴香, 石束(鈴木) 穗, 丹沢 聖子, 淺井 知宏, 古澤 成博 日本歯科保存学雑誌 67 (2), 109-116, 2024-04-30

    <p> 目的:グラム陰性細菌の内毒素であるLipopolysaccharide(LPS)は,根尖性歯周炎の膿瘍に認められ,根尖周囲炎症の難治化への関与が考えられている.LPSは高pH環境下で分解されるとの報告もあり,感染根管治療の成否に関わっているといっても過言ではない.水酸化カルシウムは強アルカリ環境を作り出すため,根管貼薬剤をはじめとして広く歯内療法領域で応用されている.また,ケイ酸カルシウ…

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  • 膝窩動脈捕捉症候群による仮性膝窩動脈瘤の1例

    土井 真之, 楜澤 壮樹, 相澤 啓, 松本 春信, 川人 宏次 日本血管外科学会雑誌 33 (2), 111-114, 2024-04-26

    <p>膝窩動脈捕捉症候群による膝窩動脈瘤は6%程度と少なく,比較的まれな疾患であり,診断および治療を適切に行う必要がある.今回われわれは,膝窩動脈捕捉症候群に伴う膝窩動脈仮性瘤の手術症例を経験した.症例は48歳女性.右下腿倦怠感,浮腫を主訴に来院した.造影CT検査で,膝窩動脈捕捉症候群Delaney分類II型を原因とする径31 …

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  • パワー・ダイナミクスと組織ルーチンの遂行的側面

    菊地 宏樹 赤門マネジメント・レビュー 23 (2), 57-68, 2024-04-25

    <p>本稿はルーチンハンドブックの第7章の解説である。第7章においては、ルーチンの遂行において組織内のアクターのパワーがどのような作用をもたらすかを明らかにすることが目的とされている。これにあたり上司が部下の1年の働きぶりを評価する業績評価面談が事例として用いられている。三つの業績評価面談を事例として、その録画を行い、それに基づいて会話分析が実施されている。分析の結果、ルーチンの遂行にあたり、上…

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  • プロフェッショナル・ルーチンに見る人工物の役割

    會澤 綾子 赤門マネジメント・レビュー 23 (2), 41-56, 2024-04-25

    <p>本稿は、Howard-Grenville et al. (2016) の第6章「プロフェッショナル・ルーチンにおける接続性への人工物の役割を紹介したものである。第6章は、プロフェッショナル・ルーチンに焦点を当て、アクターと人工物は、それぞれ単独ではなく不可分な関係のなかでルーチンが構成されることを提言する。アクターと人工物が絡み合うなかで、プロフェッショナル・ルーチンにおける「個人」「専門…

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  • 理事長講演

    Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (3), 343-343, 2024-04-23

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  • 要望演題

    Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (3), 389-419, 2024-04-23

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  • 集会日程

    Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (3), 253-340, 2024-04-23

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  • 会長講演

    Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (3), 345-345, 2024-04-23

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  • 学会企画

    Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (3), 373-383, 2024-04-23

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  • ポスター

    Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (3), 509-689, 2024-04-23

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  • 文化講演

    Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (3), 347-347, 2024-04-23

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  • 一般演題

    Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (3), 449-508, 2024-04-23

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  • 協賛・謝辞

    Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (3), 690-690, 2024-04-23

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  • ロルラチニブの中枢神経系副作用への対応に関する提言

    久保田 馨, 栁谷 典子, 市原 英基, 大久保 翼, 明智 龍男 肺癌 64 (2), 83-88, 2024-04-20

    <p><b>目的.</b>ロルラチニブは未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)チロシンキナーゼ阻害剤であり,国際共同第III相試験では高い有効性が示され,<i>ALK</i>融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌の治療に用いられている.本剤に特徴的な副作用として,認知機能障害,言語障害,気分障害,幻覚などの中枢神経系症状があり,発現時には重症度に応じて休薬や減量が必要となる.本剤を処方する…

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  • 急性精巣上体炎の臨床像の後方視的検討

    増田 吉朗, 小幡 聡, 近藤 琢也, 福田 篤久, 川久保 尚徳, 栁 佑典, 永田 公二, 宮田 潤子, 松浦 俊治, 田尻 達郎 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (2), 147-152, 2024-04-20

    <p>【目的】急性精巣上体炎は急性陰囊症と総称される疾患の一つで,比較的頻度の高い疾患である.精巣予後が良好な疾患であるが,近年発症後に精巣萎縮を来した報告があり,当施設でも同様の症例を経験した.小児急性精巣上体炎の治療方針について改めて検討すべく,当施設で経験した症例を後方視的に検討したので報告する.</p><p>【方法】2008年4月~2022年4月の期間中に急性精巣上体炎と診断され治療を行…

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  • 腫瘍摘出術前にGnRH依存性思春期早発症への移行が確定診断された小児精巣Leydig細胞腫の1例

    久田 正昭, 渋井 勇一, 武本 淳吉, 宗崎 良太, 孝橋 賢一, 木下 義晶, 田口 智章, 田尻 達郎, 家入 里志, 高槻 光寿 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (2), 172-180, 2024-04-20

    <p>症例は10歳1か月の男児.軽度の精神発達遅滞と成長ホルモン分泌不全性低身長症のため前医小児科にて経過観察されていた.9歳10か月時に急激な二次性徴進行と成長率増加,骨年齢促進を認めたため,前医に精査入院したところ,GnRH依存性思春期早発症の診断に加えて,精巣腫瘍が疑われ当施設へ紹介された.左精巣内に超音波検査で10 …

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  • 腹腔鏡下手術で改善した小児LPEC術後疼痛の1例

    武田 昌克, 遠藤 耕介, 鈴木 久美子, 上 和広, 松尾 宏一, 秦 浩一郎 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (2), 190-194, 2024-04-20

    <p>症例:10歳女児.10歳時に痛みを伴わない右鼠径部膨隆が出現し,右鼠径ヘルニアと診断され,右LPEC手術が施行された.術後早期より右鼠径部に術後疼痛が認められた.保存的加療で改善なく痛みは持続し,術後5か月時,体育の欠席など影響が大きくなったため,術後疼痛に対し再手術を施行した.再手術は腹腔鏡で行い,初回手術時の縫合糸を除去し,再開通したヘルニア門は円靭帯や神経を巻き込まないように腹膜の縫…

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  • 肺癌粒子線治療の進歩

    久保 亘輝, 大野 達也 肺癌 64 (2), 63-69, 2024-04-20

    <p>粒子線治療(陽子線治療,重粒子線治療)は放射線治療の一種であり,治療施設数は世界的に大幅に増加している.本邦は粒子線治療施設数が多く,更には2016年からは全例の前向き登録試験を開始している.近年,この前向き登録によるデータからI期肺癌の良好な治療成績がreal worldのデータとして報告されている.また臨床現場で治療方針に難渋することが多い間質性肺疾患合併肺癌に対して比較的安全に治療で…

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  • 脾臓摘出術後に脾静脈血栓を生じた巨大脾血管腫の1例

    丸田 祥平, 牟田 裕紀, 小高 明雄, 井上 成一朗, 竹内 優太, 駒込 昌彦, 小暮 亮太, 別宮 好文, 朴 英智, 秦 怜志 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (2), 166-171, 2024-04-20

    <p>脾臓摘出術後の重篤な合併症として門脈・脾静脈血栓症が知られている.症例は10歳女児.転倒し腹部打撲後に前医へ救急搬送となった.腹部造影CTで巨大脾血管腫が疑われたが悪性疾患の可能性も考慮し,待機的に脾動脈塞栓術を施行し,腹部造影CTで腫瘍径,門脈径,脾静脈径の縮小を確認後,脾臓摘出術を施行した.術後6日目の腹部造影CTで脾静脈血栓を認めた.加えて血小板数の上昇を認めたため,アスピリン4 …

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  • 小腸-結腸型腸重積症を呈した小腸原発リンパ管腫の1例

    有留 法史, 川久保 尚徳, 松浦 俊治, 玉城 昭彦, 孝橋 賢一, 小田 義直, 田尻 達郎 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (2), 181-185, 2024-04-20

    <p>症例は11歳女児,腸炎の先行感染を認め,激しい腹痛を主訴に受診となった.腹部超音波検査で下腹部正中にtarget sign,造影CTを撮像すると小腸-結腸型の腸重積を認め,腸重積症の診断となった.腹腔鏡下で手術を行ったが,整復が困難であったため開腹移行し,回腸内に隆起性の腫瘤性病変を認めたため小腸切除を行った.術後経過は良好であり,術後9日目に退院となった.最終病理結果では小腸リンパ管腫の…

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  • おしらせ

    Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (2), 2_0001-2_0011, 2024-04-20

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  • あとがき

    Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (2), 2_9999-2_9999, 2024-04-20

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  • 右側下顎歯肉に転移を来したラブドイド形質を伴う肺腫瘍の1例

    矢田 吉城, 伊藤 雄二, 中村 智子, 寶來 慎吾, 加藤 俊男, 水野 進 肺癌 64 (2), 107-112, 2024-04-20

    <p><b>背景.</b>ラブドイド形質を伴う肺腫瘍は1999年のWHO肺胸膜腫瘍の分類で肺大細胞癌の特殊型に加えられていたが,2021年のWHO胸部腫瘍の分類においては,ラブドイド形質は細胞学的特徴とみなされており,ラブドイド形質を伴う肺腫瘍は特定の組織学的サブタイプに所属していない予後不良の稀な疾患である.報告が少なく,治療法はまだ確立されていない.<b>症例.</b>72歳女性.右側下顎歯…

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  • 神経症状を契機に診断された傍腫瘍性神経症候群関連抗体陽性の小細胞肺癌の2例

    岡崎 優太, 吉岡 弘鎮, 上硲 敬介, 奥野 祐希子, 中西 健太郎, 生駒 龍興, 竹安 優貴, 勝島 詩恵, 山中 雄太, 倉田 宝保 肺癌 64 (2), 124-132, 2024-04-20

    <p><b>背景.</b>悪性腫瘍患者は時に様々な神経障害を合併するが,自己免疫学的機序により生じる一群を傍腫瘍性神経症候群(PNS)という.PNSに併存する悪性腫瘍として,小細胞肺癌が最も多いと知られる.腫瘍の発見に先行した神経症状により,小細胞肺癌の診断に至り,治療奏効と共にPNS関連抗体価が低下したPNSの2例を報告する.<b>症例1.</b>63歳.女性.意識障害で救急搬送となった.画像…

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  • 片側LPEC時の対側予防手術に関する検討

    駒橋 充, 石岡 茂樹, 細田 利史 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (2), 153-157, 2024-04-20

    <p>【目的】近年,多くの施設で小児鼠径ヘルニアに対してlaparoscopic percutaneous extraperitoneal closure(以下,LPEC)が標準術式とされている.片側の鼠径ヘルニアの場合,術中に対側の内鼠径輪の開大を認めることがあり,多くの施設では症状がなくても発症予防に手術をしていると思われる.しかし,対側開大例全例に予防手術をすることについては過大手術とする…

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  • 小児血液・悪性固形腫瘍患者に対する鎖骨上アプローチを用いた腕頭静脈穿刺による中心静脈カテーテル挿入術の検討

    中目 和彦, 桝屋 隆太, 永澤 俊, 中川 緑, 山田 愛, 木下 真理子, 上村 幸代, 盛武 浩, 家入 里志, 七島 篤志 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (2), 158-165, 2024-04-20

    <p>【目的】中心静脈カテーテル(CVC)は小児血液・悪性固形腫瘍患者の治療において使用される.近年,安全なCVC挿入法としてin-plane法を用いた超音波(US)ガイド下鎖骨上アプローチによる腕頭静脈穿刺CVC挿入術が報告されている.</p><p>【方法】小児血液・悪性固形腫瘍患者を対象にout-of-plane法を用いて内頸静脈にトンネル型CVCを挿入した群(IJV群)とin-plane法…

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  • 長域型ヒルシュスプルング病のpull-through腸管の血流温存に術中ICG蛍光法が有用であった1例

    宮嵜 航, 近藤 剛, 野口 伸一 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (2), 186-189, 2024-04-20

    <p>症例は9か月男児.脾弯曲部にcaliber changeを有する長域型ヒルシュスプルング病に対して日齢63に人工肛門造設術を施行した.月齢6頃の根治術を予定していたが,COVID-19の感染のため手術延期となり,月齢9に根治術目的で入院となった.術式は腹腔鏡補助下Swenson法を施行した.Pull-through腸管の腸間膜の切離は,辺縁血管を温存しながら,中結腸動脈を根部で処理し,回結…

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  • 外傷性精巣破裂の1小児例

    松島 正, 宮國 憲昭, 川谷 慶太, 杉原 哲郎, 梶 沙友里, 内田 豪気, 大橋 伸介, 黒部 仁, 大木 隆生 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (2), 195-200, 2024-04-20

    <p>症例は13歳男児.友人に右陰囊を蹴り上げられ受傷し,疼痛が持続したため近医を受診,精巣破裂の疑いで当院紹介となった.超音波検査にて精巣を横断する低エコー域と不均一な低エコー域を認め,右精巣破裂及び陰囊内血腫と考えられた.また,ドプラ超音波検査にて右精巣内の血流低下を認めた.以上より外傷による精巣破裂と診断し,受傷後約9時間後に緊急手術を施行した.精巣白膜が断裂し,破裂した精巣実質が露出して…

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  • 肺癌経過中に嚥下困難を認め,食道転移が強く疑われた1例

    小牟田 清英, 田邉 英高, 山内 桂二郎, 横山 将史, 岡田 英泰, 栁瀬 隆文, 細野 裕貴, 佐藤 真吾, 森下 直子, 鈴木 秀和 肺癌 64 (2), 102-106, 2024-04-20

    <p><b>背景.</b>肺癌の食道への転移は非常に稀である.<b>症例.</b>60歳男性.X年2月から肺腺癌cT1bN3M1a,stage IVAに対して化学療法施行目的に通院中であった.経過中に嚥下困難が出現したが,摂食・嚥下スクリーニング検査やCT検査では嚥下困難の原因となる圧排所見は認めなかった.その後も症状の改善がみられなかったため,嚥下造影検査を行ったところ,中部食道に通過障害を伴…

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  • 進行・再発非小細胞肺癌初回治療選択時の説明に対する患者・医師への意識調査:患者の希望と医師の認識の相違

    中川 和彦, 長谷川 一男, 米澤 晴美, 三浦 萌実, 谷澤 欣則, 松井 朋子, 大佐賀 智, 江夏 総太郎 肺癌 64 (2), 70-82, 2024-04-20

    <p><b>目的.</b>進行・再発非小細胞肺癌患者および診療医を対象に,初回治療選択時の説明の実態・認識を明らかにする.<b>方法.</b>患者・医師にオンライン調査を実施し,設問ごとに要約統計量を算出した.<b>結果.</b>患者182名(年齢中央値55歳,女性64%),医師217名から回答を得た.患者と医師の認識に相違が認められ,「治療法の説明を受けて理解を深めたい」,「治療の可能性を知っ…

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  • 外科治療を施行した肺原発多形癌症例の検討

    渡邉 真祥, 堤 昭宏, 黒田 葵, 中島 隆裕, 寺嶋 毅, 佐々木 文, 江口 圭介 肺癌 64 (2), 97-101, 2024-04-20

    <p><b>背景.</b>肺原発多形癌の臨床像とその治療法を手術症例で検討する.<b>対象・方法.</b>2016年1月から2021年6月の間に当院で手術を施行した肺原発多形癌7例の臨床像を後方視的に検討した.<b>結果.</b>対象7例は男性5例と女性2例で,年齢は64~81歳であった.臨床病期はIA期3例,IB期1例,IIA期1例,IIB期1例,IIIA期1例で,術式は肺全摘1例,肺葉切除5…

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  • 大腿–膝窩動脈バイパス術後遠隔期の末梢吻合部仮性動脈瘤に対するVIABAHNの1治険例

    梅田 璃子, 佐々木 昭彦, 在原 綾香, 内山 博貴, 橋口 仁喜, 宇塚 武司 日本血管外科学会雑誌 33 (2), 107-110, 2024-04-18

    <p>膝窩動脈瘤に対する治療は通常のバイパス術に加え,最近血管内治療の報告が増加してきている.しかし,本症例のような大腿–膝窩動脈バイパス術後の仮性動脈瘤に対し末梢血管用ステントグラフト治療を行った症例は稀である.症例は82歳男性.閉塞性動脈硬化症で左外腸骨動脈–浅大腿動脈閉塞および右総腸骨動脈–外腸骨動脈狭窄を認め,7年前に当科で右浅大腿動脈–左膝窩動脈バイパス術および右総腸骨動脈–外腸骨動脈…

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  • ピコ秒レーザーによる色素性病変治療:刺青治療とメラニン性疾患治療を対比して

    葛西 健一郎 日本レーザー医学会誌 45 (1), 54-58, 2024-04-15

    <p>ナノ秒Qスイッチレーザー(nanosecond Q-switched laser: NSQL)の照射時間幅を短縮したピコ秒レーザー(picosecond laser: PSL)の登場により,皮膚色素性疾患の治療は大きく進歩した.刺青治療においては,必要治療回数が半減し,従来治療困難であった多色刺青もかなり治療可能となった.刺青治療の革命とも言える大きな進歩である.一方,老人性色素斑や真皮メ…

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  • コロナ禍のレーザーメーカーとしての取り組み―コロナ感染予防マスクを開発―

    西村 浩之, 高木 真知子, 高谷 聡 日本レーザー医学会誌 45 (1), 24-33, 2024-04-15

    <p>コロナ禍におけるレーザーメーカーとしての取り組みの一つとして,レーザー治療時の感染予防の為の特殊マスクを開発したので,その開発の背景や経緯を記述した.また,それ以外に社会に対する責任を果たしながら,自社の為のみならず,社会全体やお客様の為に行ってきたことをまとめた.</p><p>次にコロナ禍のレーザー業界の動向を調査したところ,レーザー業界(美容系)はむしろ成長したことが分かった.最後に,…

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  • 虎の門病院皮膚科のレーザー治療におけるコロナ渦の影響

    岸 晶子, 林 伸和 日本レーザー医学会誌 45 (1), 9-16, 2024-04-15

    <p>新型コロナウイルス感染症第1波で,当科の外来患者数は−46.9%と減少し,外来レーザー件数は−63.2%と大きく減少した.その後,外来患者数は,第2波で−19.3%,第3波で−13.7%,第4波で−5.6%と次第に減少幅が小さくなったが,第5波で−17.7%,第6波で−9.6%と回復しなかった.一方,レーザー件数は,第2波で−16.4%,第3波では−11.5%,第4波では−0.1%と外来患…

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  • コロナ禍中に於ける「小児アザのオンライン診療」の実際

    西堀 公治 日本レーザー医学会誌 45 (1), 17-23, 2024-04-15

    <p>オンライン診療(旧遠隔診療)は遠隔医療のうちの一つで,2018年に厚生労働省がオンライン診療指針を策定して以来,段階的に利活用の整備が進んできた.新型コロナウイルス感染症の拡大により本邦で緊急事態宣言が発令され従来の診療体制が崩れ,医療サービスの提供法が変化した一つが「オンライン診療」であった.我々は小児アザの診療に於いて早期に診断し治療するスタイルを取る当院での取り組み及び症例を検討した…

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  • Where lies an organization's purposiveness?

    Takahashi Nobuo Annals of Business Administrative Science 23 (2), 21-34, 2024-04-15

    <p>What exactly is an organization? To answer this question, we will refer to organizational theory formulated and developed in the 20th century. Chester Barnard believed that human groups appear to …

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  • メラニン色素性病変に対するピコ秒レーザーの活用方法

    宮田 成章 日本レーザー医学会誌 45 (1), 39-45, 2024-04-15

    <p>発振時間の非常に短いピコ秒レーザーはメラニン色素性疾患の治療に有効である.老人性色素斑では薄い色調に有効で,かつ炎症後色素沈着の発生率が低い.また肝斑に対する治療にも補助的に用いる.さらには顔全体に対して複数の波長を組み合わせた手法も可能である.しかしながら全てにおいて従来のナノ秒発振Qスイッチレーザーより優れているわけではない.</p>

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  • ピコ秒レーザーの生体作用と治療理論

    河野 太郎 日本レーザー医学会誌 45 (1), 35-38, 2024-04-15

    <p>ピコ秒レーザーの生体作用は,光機械的作用が中心である.刺青治療では熱緩和時間以内となり有効性が格段にあがった.応力緩和時間以内の照射時間で適切なフルエンスを用いれば,衝撃波により標的組織を選択的に光破壊可能である.メラニン系疾患に対しては,一部の機器が応力緩和時間以内に入ってきたため,より選択的治療が可能となったが,メラノゾームのみの破壊だと刺青と異なり再発等の問題がある.</p>

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  • Skin rejuvenationにおけるピコ秒レーザーの活用方法―ナノ秒レーザーとの対比にて―

    中野 俊二, 原 葉子, 川村 みゆき 日本レーザー医学会誌 45 (1), 46-53, 2024-04-15

    <p>ピコ秒レーザーをskin rejuvenation目的で使用する場合には波長1,064 nmないし755 nmを用いる.それぞれにnon-fractional治療とfractionalレンズを用いたフラクショナル治療を選択することができる.高フルエンスほど効果が良いがdown timeを生じるため希望に合わせて組み合わせて加療する.くすみ等の色素増強した肌に対するrejuvenationの…

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  • 人との関わりから生み出され、変化する組織ルーチン―プロセス哲学の視点から

    會澤 綾子 赤門マネジメント・レビュー advpub (0), 2024-04-10

    <p>本稿は、Howard-Grenville et al. (2016) の第10章「関係的なパワー、人格および組織」を紹介したものである。第10章は、これまでの章とは異なり、組織ルーチン論から離れ、プロセス哲学の視点から、関係的なパワーのもたらす創造性について提言している。本稿では、第10章の概要を紹介したうえで、プロセス哲学の視点と組織ルーチンのプロセス学派の共通点や、プロセス学派の描く世…

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  • 腹部大動脈瘤に対するステントグラフト治療の現状

    松原 健太郎 日本血管外科学会雑誌 33 (2), 101-105, 2024-04-05

    <p>腹部大動脈瘤(abdominal aortic aneurysm; AAA)に対する企業性ステントグラフト内挿術(endovascular aneurysm repair; EVAR)の適応は著しく拡大してきた.本邦における最近の動向としては,大動脈瘤・大動脈解離診療ガイドラインの2020年改訂版が出版され,さらに日本ステントグラフト実施基準管理委員会(Japanese …

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  • 複雑なイノベーション・プロジェクトにおけるチーミング・ルーチン

    阿部 真美 赤門マネジメント・レビュー advpub (0), 2024-04-04

    <p>本稿は、Howard-Grenville et al. (2016) の第8章「複雑なイノベーション・プロジェクトにおけるチーミング・ルーチン」を紹介したものである。第8章は、複数のエキスパートが前例のないプロジェクトの成功に向けてともに活動し、革新的な成果を得ることを目指す「複雑なイノベーション」に注目し、その成功要因を検討している。著者らは、アメリカのフロリダ州で行われたノナ湖プロジェ…

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  • 介護老人保健施設(老健)における適切な栄養管理業務の運営

    西浦 幸起子, 神田 知子, 渡邊 英美, 小切間 美保, 髙橋 孝子, 桒原 晶子, 赤尾 正, 宇田 淳, 市川 陽子 栄養学雑誌 82 (2), 65-78, 2024-04-01

    <p>【目的】介護老人保健施設 (以下,老健) では,利用者の摂食嚥下機能にあわせて形態を加工した食事,すなわち嚥下調整食の提供が不可欠である。嚥下調整食の食形態の指標である,日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2021 (以下,学会分類) では,食形態を5段階に分類している。本研究は,老健で提供されている食形態別の種類数 (以下,食形態数) …

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  • 大学コンソーシアム大阪の活動と期待― 関西経済の地盤沈下を食い止められるか ―

    安孫子, 勇一 商経学叢 70 (4), 1-36, 2024-03-31

    ...全国大学コンソーシアム協議会の事務局を務める公益財団法人大学コンソーシアム京都が有名であるが,特定非営利活動法人大学コンソーシアム大阪も健闘している。本稿では,大学コンソーシアム大阪の活動(とくに,筆者が関与している大学間連携<単位互換を含む>に焦点をあてる)や法人概要を紹介するとともに,その発展に対する期待を述べる。...

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  • 生体物理刺激の口腔インプラント治療への応用

    越智 守生, 仲西 康裕, 廣瀬 由紀人 THE JOURNAL OF THE ACADEMY OF CLINICAL DENTISTRY 43 (3), 231-, 2024-03-31

    <p><b>熱,圧力,音波,電磁波,および電流による生体物理学的刺激は,機能不全の回復,痛みの軽減,組織の治癒をもたらす.筆者らの研究グループは,生物物理学的刺激によって口腔インプラントの治療期間が大幅に短縮される可能性があるという仮説を立て,1990 年頃にこの新しい研究を開始した.筆者らが 30 年以上にわたり行ってきたいくつかの研究は,パルス電磁場刺激 ( …

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  • 歯内療法の精度向上を試みた症例

    梶川 聖太 THE JOURNAL OF THE ACADEMY OF CLINICAL DENTISTRY 43 (3), 245-, 2024-03-31

    <p><b>“歯内療法の三種の神器”と呼ばれる「歯科用CBCT」,「マイクロスコープ」,そして「Ni-Ti ファイル」を駆使することで,歯内療法の成功率が格段に向上するようになったのは大きな福音といえるだろう.それに加えて,術前の診査診断の精度向上,無菌的環境下における基本的なプロトコルの遵守により,歯内療法の精度は格段に向上する.今回は,AAE(American Association of …

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  • 視線計測装置を用いたメンタルモデル構築状況の研究

    指澤 竜也, 木村 淳哉, 島 泰代, 大橋 一輝, 川本 健太, 吉武 良治 人間中心設計 20 (1), 25-33, 2024-03-31

    <p>This study investigates whether an eye-tracking device can capture the construction of mental models. It also seeks to understand the causes that impede the construction of mental models. …

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  • 新会長挨拶

    池井 寧 日本バーチャルリアリティ学会誌 29 (1), 4-5, 2024-03-31

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  • エックス線を用いたインターナルインプラント印象時の誤差に関する検討

    金城 朝尚, 小澤 万純, 飯塚 奈々, 堀内 康志, 齋藤 大嵩, 河方 知裕, 高野 安紀子, 松田 哲 THE JOURNAL OF THE ACADEMY OF CLINICAL DENTISTRY 43 (3), 238-, 2024-03-31

    <p><b>インプラント補綴の長期維持安定には上部構造の適合精度が重要である.今回,インプラント補綴の上部構造製作にあたって,精度の高い印象を採得することを目的にデジタルエックス線を用いて,インプラント印象時にインプラント体と印象用コーピング(以下:複合体)間に間隙を人工的に形成したものと間隙無しのものを比較して誤差を検討した.デジタルエックス線を用いたインプラント印象時の誤差を計測するにあたり…

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  • 混合歯列期の咬合育成症例から考察する口腔筋機能療法の可能性

    池内 有香, 吉田 忠史 THE JOURNAL OF THE ACADEMY OF CLINICAL DENTISTRY 43 (3), 266-, 2024-03-31

    <p><b>不正咬合を呈する混合歯列期小児患者を正しい咬合育成へと導くためには不正咬合に至った経緯を知り原因を除去することが重要である.その方法の1 つとして口腔筋機能療法(MFT)が有用であると考えるが,その可能性と限界を,症例を通して考察した.口腔筋機能療法(MFT)により成果が認められた小児患者には機能や形態以外にも一定の共通点があることが分かった.矯正歯科医学的に正確な診査,診断ができて…

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  • 歯周炎新分類 (AAP/EFP2018) のステージとグレードは歯種で異なる-5年間の臨床研究結果より-

    茂手木 義男, 濱島 秀徳, 華岡 眞幸, 岡本 行人, 三澤 一男, 谷 博一, 岡田 菜穂子, 宮澤 康, 櫻井 千里, 高木 智幸 日本歯周病学会会誌 66 (1), 17-28, 2024-03-31

    <p>解剖学の差(歯種の違い)と歯周炎進行の関係性を確認する目的で,本研究ではAmerican Academy of Periodontology/European Federation of Periodontology の歯周炎新分類において歯種間でClassification に差が生ずるか調べた。</p><p>5年間にわたり,日本人の歯周炎患者1,375名ののべ被験歯数99,277歯につ…

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  • 表紙

    人間中心設計 20 (1), 0-0, 2024-03-31

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  • 目次

    人間中心設計 20 (1), 0-0, 2024-03-31

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  • 奥付

    人間中心設計 20 (1), 49-49, 2024-03-31

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