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検索結果 85,423 件

  • ナノドーナツ

    浅井 佑太, 相川 健喜, 倉邉 海史, 菊池 昭彦, 大音 隆男 応用物理 93 (5), 259-259, 2024-05-01

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  • 新型コロナウイルス流行下での検査や吸入指導における飛沫飛散状況の検討

    上原 直子, 駒瀬 裕子, 國島 広之, 奥田 知明 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 257-261, 2024-04-30

    <p>【背景と目的】吸入指導や肺機能検査におけるCOVID-19の感染リスクを推定するために微粒子可視化装置を用いて飛沫を測定した.</p><p>【対象と方法】呼吸器の基礎疾患がない非喫煙者の男性・女性1名.ピークフロー値の測定,エアロチャンバーを用いたpMDIの吸入,DPIの吸入,呼吸機能の測定での飛沫数を測定し,マスクなしの会話と比較した.</p><p>【結果】1)飛沫の数には個人差があった…

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  • 籠型超分子および多孔性配位高分子の細孔内ゲスト分子の挙動観測

    片桐 幸輔, 川幡 正俊 SPring-8/SACLA利用研究成果集 12 (2), 83-88, 2024-04-30

    籠型分子や多孔性配位高分子の細孔内に取り込まれたゲスト分子の挙動を明確にすることは重要である。しかし結晶構造解析において、遊離した分子の構造を特定することは非常に難しい。我々は、細孔内からの溶媒脱離による結晶劣化を防ぎつつ、迅速に測定することを目的として、結晶試料を溶媒蒸気とともにキャピラリー内に封入する手法を行った。本研究では、この手法により、籠型のパラジウム錯体内部に取り込まれた溶媒分子を観…

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  • 往復2車線道路における自転車と自動車の追越行動を考慮した自転車通行空間の整備効果に関する研究

    小川 圭一, 六郷 文昭 交通科学 55 (1), 1-14, 2024-04-25

    滋賀県では自転車で琵琶湖を1周する「ビワイチ」による観光振興をおこなっているが,琵琶湖を1周する湖岸道路の多くは往復2車線道路であり,県内の幹線道路として機能しているため自動車交通量も多い.このため,車道通行の自転車が増加することによる自転車の安全性の確保と,自動車の幹線道路としての機能とを両立させることが課題となっている.本研究では,湖岸道路のような往復2車線道路を対象に,エージェントシミュレ…

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  • ゼオライトの酸性質を利用した有機硫黄化合物の直接分解

    大島 一真, 里川 重夫 ゼオライト 41 (2), 64-70, 2024-04-15

    天然ガスや都市ガス中の硫黄種の効率的な除去プロセスの開発を目的として,ゼオライトを用いたTBM((CH3)3CSH)およびDMS(CH3SCH3)の直接分解反応について検討した。TBM直接分解においては,H-FAUやH-Betaが有効であり,150°Cで安定的なTBM分解活性を示した。また反応メカニズム推定より,かさ高いTBMを分解するためには,大きな3次元細孔を有していることが重要であることが…

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  • 極性有機分子の自発的配向分極現象を利用したエレクトレット型振動発電素子の動作機構

    田中 有弥, 栗原 啓輔, 阿部 直矢, 神宮 彩人, 村上 晃一, 森下 浩多, 鈴木 孝明, 山根 大輔, 石井 久夫 日本画像学会誌 63 (2), 176-184, 2024-04-10

    <p>近年,エレクトレット型振動発電素子 (Electret-based vibrational energy harvesters (E-VEHs) ) がセンサをはじめとする低消費電力デバイスの自立電源として注目を集めている.エレクトレットは半永久的に電荷,もしくは電気分極を有する絶縁体であり,E-VEHに必須の材料である.しかしながらその作製にはコロナ放電等を用いた絶縁体への荷電が必要であ…

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  • 分子状コンタミネーションの分解を目的とした光触媒の宇宙機への応用

    下迫 直樹, 坂間 弘, 堂谷 忠靖 日本航空宇宙学会誌 72 (4), 115-120, 2024-04-05

    <p>宇宙機の有機材料から放出されるアウトガス(分子状コンタミネーション)が宇宙機の光学測定系に付着することで,観測データの劣化を引き起こすことが知られている.この宇宙機の汚染問題を解決するために,著者らは「光触媒」に着目し,2015年より研究を続けてきた.光触媒は光エネルギーを利用して付着した有機物をCO<sub>2</sub>やH<sub>2</sub>Oまで分解することが可能である.地上環…

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  • 繊毛虫コルポーダ休眠シストのガンマ線耐性と傷害後の細胞修復

    十亀 陽一郎, 齊藤 瞭汰, 箱﨑 惇太朗, 山野邊 裕樹, 齋藤 剛瑠, 矢吹 一真, 齊藤 優汰 比較生理生化学 41 (1), 44-52, 2024-04-03

    <p>本総説で取り上げる繊毛虫コルポーダ・ククルス(<i>Colpoda cucullus</i>)は,劣悪な環境ストレスに対する適応戦略として休眠シストを形成する。その過程では,細胞は自らの細胞構造を解体して休眠型に再構築することで,強い環境ストレス耐性を獲得する。近年我々は,コルポーダ・ククルスの休眠シストが強いガンマ線耐性をもち,休眠シストにおいて細胞の傷害が積極的に修復されていることを明…

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  • 水素移動反応型エピメリ化が拓く全合成

    岡村 俊孝 有機合成化学協会誌 82 (4), 377-378, 2024-04-01

    <p>In the synthesis of natural products, epimerization serves as a powerful tool when undesired stereochemistry is obtained. This short review introduces the total synthesis of Securinine alkaloids …

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  • 住宅の居間における窓を含む視環境の評価構造の解明

    荒野 華織, 松田 啓汰, 樺木 隆則, 大江 由起, 加藤 未佳, 佐野 奈緒子, 宗方 淳, 吉澤 望 日本建築学会環境系論文集 89 (818), 193-201, 2024-04-01

    <p>The purpose of this study is to clarify the evaluation structure of visual environment in residential spaces with windows and to test the hypothesis that satisfaction with daylighting quality is …

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  • 自動運転車の混在が駐車場出入口周辺の交通流に与える影響に関する分析

    加藤 裕, 小早川 悟, 田部井 優也 交通工学論文集 10 (3), A_35-A_42, 2024-04-01

    <p>駐車場出入口において周辺に歩行者がいない場合、ほとんどの車両が一時停止を行っていない。しかし、自動運転車が普及した場合には法令遵守で走行する車両が増加し、駐車場出入口での一時停止率が周辺の交通流の円滑性へ影響を与えることが考えられる。そこで本研究は、ミクロ交通シミュレーションを用いて自動運転車の混在状況において駐車場出入口における一時停止が周辺交通流に与える影響を分析した。その結果、自動運…

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  • AI 画像解析システムを用いた生活道路での調査手法に関する研究

    岡本 悠希, 小早川 悟, 菅原 宏明, 菊池 恵和 交通工学論文集 10 (3), B_8-B_15, 2024-04-01

    <p>交通調査は幹線道路を中心にAI の画像解析を用いた手法が増えている。車両走行位置に着目すると、生活道路は歩道や中央線が存在しないために幹線道路と比べカメラと車両の位置関係が異なり、幹線道路を走行した教師データを用いると精度が低下することが考えられる。また、2 地点においてナンバープレート等の車両情報を照合し経路分析を行う場合には、読み取り誤差が積み重なることでデータ照合の精度が著しく低下し…

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  • 1930年代の北陸三県(富山県・石川県・福井県)における生活綴方をめぐる状況調査

    松本 圭朗 Memoirs of the Faculty of Biology-Oriented Science and Technology of Kindai University (51) 13-28, 2024-03-31

    生活綴方は1930年代に隆盛した日本固有の教育方法である。また、生活綴方は、①作品に地域の生活が反映されている点、②地域に根ざして独自に展開している点において、地域教育史の解明に欠くことのできない研究対象である。しかし、1930年代の北陸三県――富山県・石川県・福井県――における生活綴方の解明は遅々としている。まずは、1930年代の北陸三県において生活綴方に関心を寄せていたであろう教師の同定をお…

    DOI 機関リポジトリ

  • Event Tree Analysisを用いたマルチイオン治療の安全性解析

    田中 創大, 中路 拓, 水野 秀之, 水島 康太, 片桐 健, 笠松 幸生, 増田 孝充, 稲庭 拓 医学物理 44 (1), 1-7, 2024-03-31

    <p>At the National Institutes for Quantum Science and Technology (QST), a multi-ion therapy using helium, carbon, oxygen, and neon ions has been studied for charged particle therapy with more …

    DOI PubMed

  • 生活圏と世代を意識した選挙区割

    松原 千波, 鮏川 矩義, 大澤 義明 応用地域学研究 2023 (27), 28-36, 2024-03-31

    <p>現在、衆議院議員の議員定数465名のうち、289名が小選挙区制で選出されている。これら289議席は、茨城県に7議席、北海道に12議席、東京に30議席といった具合に、人口に応じて各都道府県に配分されている。既存研究では、一票の重みの格差の是正を主な目的として、各都道府県での選挙区割の改善案が示されてきた。本研究では、行政圏と生活圏の不調和と少子高齢化に伴うシルバー民主主義の問題に焦点を当て、…

    DOI

  • イギリスにおける大学の建造物と家具の文化遺産的活用例 : 九州大学歴史的什器の保存・活用への参考的視点

    真保 晶子, 三島 美佐子 九州大学総合研究博物館研究報告 21 145-159, 2024-03-31

    本稿では,現代イギリス(主にイングランドとスコットランド)のナショナルトラスト(The National Trust)による文化遺産活用や,人々の関心を高め日常に根差す方策の事例と,イギリスの2つの大学ないしはカレッジにおける歴史的建造物と家具の保存・活用に関する事例から,九大博物館による歴史的什器の今後の保存・活用に向けた参考点を提示した.九大博物館が推進する歴史的什器の「在野保存」に関して,…

    DOI HANDLE

  • 大学水泳競技部におけるチームワークの実態調査

    三木 二郎, 原 怜来, 上野 広治 アプライドスポーツサイエンス 3 (0), 33-47, 2024-03-31

    <p>    Recently, the importance of teamwork in individual competitive sports has been pointed out. Because group cohesiveness, known as team cohesion, not only has a great effect on team …

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  • 『令和の日本型学校教育』を担う教師に関する一考察

    小田 義隆 Memoirs of the Faculty of Biology-Oriented Science and Technology of Kindai University (51) 1-12, 2024-03-31

    戦後日本の教員養成は「大学における教員養成」と「教員免許状授与の開放制」の2大原則のもとで教師教育が行われていたが、2020年代に入り教員養成を巡る状況は様々な問題が噴出し変革を必要としている。ベビーブームの団塊の世代の教員が大量退職の時期と重なることにより新規教員の大量採用の状況となり、教員採用選考試験(以下、教員採用試験)の低倍率による教師の資質の低下、さらには教師不足による学校運営の困難化…

    DOI 機関リポジトリ

  • 九州大学歴史的什器の教育活用 : 「拡張された博物館体験」

    真保 晶子 九州大学総合研究博物館研究報告 21 161-171, 2024-03-31

    九州大学歴史的什器(以下九大什器)を教育に活用する可能性については,「高等教育的価値」と「生涯学習的価値」の2方向への利用が提示されており,前者については特に,実技・実習向けの利用を想定した大学等の高等教育における利用提案が例示されていた.本稿では,そのような建築史あるいは工学系家具史の実技・実習以外の教育利用として,九大什器の活用提案を卒業論文で取り上げた芝浦工業大学における事例を紹介する.そ…

    DOI HANDLE

  • スメクタイト系多孔体の合成と触媒作用

    白井 誠之 粘土科学 63 (1), 1-5, 2024-03-30

    <p>Smectite-type porous materials having catalytically active metal cations in octahedral sheets are prepared from metal chloride and water glass with a hydrothermal method. The pore structure …

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  • 直接2面せん断試験によるポリプロピレン繊維補強コンクリートのせん断強度

    佐々木 庸志, 東山 浩士, 水越 睦視, 高原 良輔 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 425-432, 2024-03-29

    <p>本研究は、ポリプロピレン繊維補強コンクリート(PPFRC)をコンクリート舗装に適用した際の横収縮目地部における荷重伝達機能を検討することを目的に、その基礎研究として直接2面せん断試験によるせん断強度を評価した。せん断ひび割れ発生後のプレーンコンクリート(PL)は、あるひび割れ幅までであれば骨材のかみ合わせによる荷重伝達を有する。一方、PPFRCはせん断ひび割れ発生後も繊維がせん断抵抗するこ…

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 炭酸化養生を行ったコンクリートの二酸化炭素含有量の測定方法に関する研究

    横川 勇輝, 横関 康祐 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 450-458, 2024-03-29

    <p>近年、環境配慮型のコンクリートに固定した二酸化炭素量を評価する研究が行われている。しかしながら、評価を行う試料の前処理方法について検討している例は少ない。そのため本研究では、試料切断時の水分が二酸化炭素含有量測定結果に与える影響、試料の分取方法、試料重量について検討を行った。その結果、切断には乾式切断を用いる方がよいことが分かった。また、環境配慮型コンクリートをクーロメーターにより分析する…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 振動締固め方法によるコンクリート中の連行空気の移動に関する基礎的検討

    小山田 哲也, 伊藤 いずみ, 一戸 暖生, 中村 大樹 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 584-591, 2024-03-29

    <p>振動締固めによるコンクリート中の連行空気の気泡径分布に関する基礎的研究を行った。振動方法は内部振動および外部振動とした。内部振動の場合、棒状バイブレータの周りのコンクリートの粘度が低下して締固めを容易し、エントラップドエアとともにエントレインドエアが外側に排除される。また、鉛直方向についてこれらの空気は浮力によって上方へ移動した。型枠に張り付いた気泡は、型枠面に沿ってゆっくり移動する。外部…

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  • 弾性限度内外の圧縮応力の継続付与を受けたモルタルの塩分浸透特性

    齊藤 準平 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 360-368, 2024-03-29

    <p>弾性限度内外の圧縮応力を継続付与したモルタルの塩分浸透特性を調べるために、応力強度比(σ<sub>c</sub>/f’<sub>c</sub>)=0、0.15、0.35、0.50、0.60の圧縮応力を継続付与したモルタル供試体に対し、見掛けの拡散係数の算出、残留ひずみの計測、内部空隙状況の把握を行った。その結果、圧縮応力を継続付与した場合の拡散係数は、弾性限度付近まで低下しその後は上昇に転…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • GGBSを大量に使用した締固めを必要とする高流動コンクリートの基礎性状

    髙橋 駿人, 鈴木 将充, 加藤 佳孝, 早川 健司 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 410-417, 2024-03-29

    <p>施工の合理化、不具合発生リスクの低減、CO<sub>2</sub>排出量の削減、天然資源使用量の削減を目指した、混和材を大量に使用した締固めを必要とする高流動コンクリートを開発するために、普通ポルトランドセメント(OPC)を高炉スラグ微粉末(GGBS)で70%、80%置換したコンクリートでフレッシュ性状および硬化特性の基礎性状の把握を実施した。OPCコンクリートと比較して、結合材水比則が同…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 普通ポルトランドセメントとけい酸ナトリウムとの硬化過程における固化体の構造の検討

    山﨑 誠志, 西野 英哉, 黒岩 大地 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 89-95, 2024-03-29

    <p>けい酸ナトリウムをセメントで硬化させた固化体について、ラマンスペクトル分析、X線回折測定、<sup>29</sup>Si固体MAS NMR測定を用いて、固化体の構造を検討した。ラマンスペクトル分析とNMR測定から、反応初期にエーライトが消費され、けい酸ナトリウムが反応を促進することでQ<sup>2</sup>を含む鎖状構造からなるintermediate …

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 炭酸化したC-S-Hの熱分解挙動に及ぼすCaCO<sub>3</sub>とシリカゲルの化学反応の影響

    坂本 渉, 吉田 夏樹, 西岡 由紀子, 新 大軌 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 459-466, 2024-03-29

    <p>C-S-Hを含むセメント硬化体や合成したC-S-Hの乾式炭酸化によって生成する炭酸カルシウムは、TG-DTAにおいて480℃付近の低温から徐々に熱分解することが報告されている。一方、炭酸カルシウムは650℃付近から熱分解することが知られており、炭酸カルシウムの低温からの熱分解は既往の知見と整合しない。本研究では、合成したC-S-Hの乾式炭酸化によって生成した炭酸カルシウムと単一相の炭酸カル…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • コンクリートを用いた熱電発電に関する研究

    馬場 海人, 横関 康祐 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 592-600, 2024-03-29

    <p>本研究では、新エネルギーの普及を目的として、コンクリート表面と内部に生まれる温度差を利用した発電(熱電発電)の可能性を検討した。はじめに、熱電発電で無線機通信等を動かせる10μW<sup>1)</sup>の電力を得られる温度差が自然界で生じているかを調査するため、屋外で太陽光を浴びたコンクリート表面から内部への熱の拡散について調べた。次に、熱電変換素子をコンクリートに貼付した場合と、熱電変…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 分子集合体の生命らしい挙動を誘導する化学システムの創成

    伴野 太祐 Colloid & Interface Communications 49 (1), 37-40, 2024-03-10

    <p>生命システムを高次に階層化された化学システムとして捉え、生命にみられる特徴的な機能を分子の性質からボトムアップ的につくりだす試みが盛んになされている。本稿では、特に生命体の運動機能に着目し、界面活性剤水溶液中を自己駆動する油の粒(油滴)をプラットフォームに、界面活性剤や油成分の分子変換の要素を組み込むことで走性や集団化といった特徴的なダイナミクスを誘導する取組みについて、筆者らの最近の研究…

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  • PEM形水電解におけるPtめっきされたTi製PTLの性能評価

    箕浦 歩夢, 熊谷 昌信, 八代 仁, 太田 裕樹 Zairyo‐to‐Kankyo 73 (3), 61-65, 2024-03-10

    <p>白金(Pt)めっき厚さ(0,0.1,0.2,0.5μm)の異なるTi繊維体について,PEMWE用PTLとしての各種特性(機械特性,耐食性,接触抵抗,初期<i>i</i>-<i>V</i>特性)を評価した.セパレータ/PTLのセル内での締付け状況を模擬した機械特性評価の結果から,Ti繊維体の厚さ方向の寸法安定性は,カソード側PTLとして一般に使用されるカーボンペーパーと比較して2倍程度高いこ…

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  • 真のカイラルフォノンと角運動量

    佐藤 琢哉, 戸川 欣彦, 楠瀬 博明, 岸根 順一郎 日本物理学会誌 79 (3), 123-128, 2024-03-05

    <p>最近,結晶における鏡映対称性の破れ(カイラリティ)と,結晶中のフォノンが運ぶ角運動量との関係が重要な研究対象になっている.その背景には,物質に潜む様々な情報(量子数)をフォノンに乗せて運ぶことで新たな物質機能を開拓したいという機運の高まりがある.量子論では,物質の量子状態は対称性により分類される.例えば,固体結晶中の電子が持つ結晶運動量(波数)は,結晶の離散的な並進対称性に対応する量子数(…

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  • 柔と剛

    石村 康生 日本航空宇宙学会誌 72 (3), 112-112, 2024-03-05

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  • 大規模言語モデルを用いたLoRAによる教員発話に対する影響の推定

    大西 朔永, 椎名 広光, 保森 智彦 人工知能学会研究会資料 先進的学習科学と工学研究会 100 (0), 57-62, 2024-03-05

    <p>日本の小中学校の教員は省察などの研修の時間が短く,授業を分析するシステムの開発が急務である.本研究では,教員を模倣するように,LoRAを用いて大規模言語モデルのファインチューニングを行い,教員モデルによる発話生成から得られるAttention Weightと生成確率の変動を用いて,教員発話に対する影響を推定している.</p>

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  • 経上皮電気抵抗測定のための簡便に作製できるマイクロ腸管モデルの開発

    児玉 玲, 佐藤 記一 分析化学 73 (3), 117-121, 2024-03-05

    <p>腸管吸収や腸内細菌叢に関する研究のためにマイクロ腸管モデルが注目されている.この腸管モデルを構築するためには,単層培養した腸上皮モデル細胞が細胞間にしっかりとしたタイトジャンクションを形成していることが必要であり,それを確かめるために経上皮電気抵抗(Trans-epithelial electrical resistance, …

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  • 2022年度自校史授業の実践と報告 : -SDGsへの視点を踏まえた自校史課題の分析-

    山田, 昭子, 杉原, 亨 科学/人間 53 059-074, 2024-03

    本稿は、本学の2022年度秋学期開講科目「自校史」の実践報告と今後の展望について述べるものである。本学における「自校史」開講に至る経緯については、「自校史授業開講に向けて」1~3(『高等教育研究・開発センター年報』1~3号)で報告したほか、開講後の実践報告は『科学/人間』No.51(2022年3月)、No.52(2023年3月)においてまとめた。今回は、授業の概要について紹介したのち、初回及び最…

    機関リポジトリ

  • SDGsテクストのコーパス文体論的アプローチ : -言語材料の観点から-

    奥, 聡一郎 科学/人間 53 001-010, 2024-03

    本論ではコーパス文体論の観点から、持続可能な開発目標(SDGs)に関する言説のスタイルに焦点を当て、SDGsテクストを言語材料として用いた場合の問題点について明らかにする。SDGsは変革的で野心的な目標が設定され、記述の際に一定のスタイルが選択されている。SDGsは、地球環境の保全という魅力的かつ説得力のある目標が設定されているため、日本ではSDGsに関する言説が語学教育の場で言語材料として広く…

    機関リポジトリ

  • 原子層モアレ超格子系におけるフォノン物性制御

    毛利 真一郎, 荒木 努 応用物理 93 (3), 174-177, 2024-03-01

    <p>近年,原子層材料をツイスト積層した際にできるモアレ超格子系が,積層角度に応じたさまざまな物性発現の舞台として注目を集めている.一方で,フォノン物性や熱物性については未解明な点も多い.本稿では,筆者らが研究を進めているラマン分光を利用して架橋原子層モアレ超格子系の熱伝導特性の積層角度依存性を調べた研究について紹介する.</p>

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  • Al-Zn-Mg合金の水素脆化発生の支配因子

    戸田 裕之, 平山 恭介, 山口 翔吾, 藤原 比呂, 比嘉 良太, 清水 一行, 竹内 晃久, 上椙 真之 日本金属学会誌 88 (3), 39-47, 2024-03-01

    <p>The surrogate-based microstructural optimization was applied to describe the relationship between local crystallographic microstructure and intergranular hydrogen embrittlement in an Al-Zn-Mg …

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  • 両耳マイクロホンを用いた指定領域内音源の抽出

    川村 新, 内田 絢音 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 144 (3), 267-275, 2024-03-01

    <p>We propose a sound source separation method to extract target sounds from multiple sounds observed at binaural microphones worn by a user. The proposed method estimates the respective sound …

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  • 磁化プラズマの超音速衝突による無衝突衝撃波の地上実験

    浅井 朋彦, 小林 大地, 関 太一, 菊池 崇将, 長谷部 寛, 岩本 弘一, 大貫 進一郎, 岸本 誠也, 髙橋 努 日本大学理工学部理工学研究所 研究ジャーナル 2024 (153), 153_1-153_9, 2024-02-29

    <p>Shock waves in space, considered as an acceleration mechanism of cosmic rays, are vital physical phenomena. Collisionless shock waves, generated in space plasma without particle collisions but …

    DOI

  • スピオ科多毛類(環形動物門)の共生生態

    阿部 博和 タクサ:日本動物分類学会誌 56 (0), 3-14, 2024-02-29

    <p>The family Spionidae Grube, 1850, one of the most abundant polychaete groups in Annelida in terms of species numbers and biomass, is globally found in a wide variety of marine environments. Among …

    DOI

  • 災害時の多数傷病者受け入れの診療に求められる単位空間に関する調査研究

    江川 香奈, 木村 敦 日本災害医学会雑誌 29 (1), 16-22, 2024-02-21

    <p>【目的】災害拠点病院では傷病者の受け入れを行う医療救護所設営時に、スペースの確保などに課題を有している施設が散見される。一方で設営時に必要な広さの基準となる寸法値についてはあまり明らかにされていない。【方法・対象】傷病者受け入れ時の特に広さを要する臥位の診療に必要な寸法値と、関連する要素である必要とされる医療者数の傾向を把握するために、webによるアンケート調査を実施した。対象は、受け入れ…

    DOI

  • 群馬大学理工学部の染料コレクション~認定化学遺産第062号

    海野 雅史, 刘 雨佳 色材協会誌 97 (2), 46-50, 2024-02-20

    ...<p>本年度日本化学会が認定している化学遺産の第062号として,群馬大学理工学部に保管された染料コレクションが選ばれた。全部で4,390点を数えるこれらの多くはドイツやスイスから輸入された天然繊維用のもので,世界でも類を見ない膨大なコレクションとなっている。本稿では,これらの染料が集められた経緯と,コレクションの内容について詳説する。</p>...

    DOI Web Site

  • 建築仕上材の再資源化の現状と課題に関する調査

    朝吹 香菜子, 野口 貴文, 小山 明男, 田村 雅紀 日本建築学会技術報告集 30 (74), 11-16, 2024-02-20

    <p>The purpose of this study is to clarify the current status and issues of recycling of finishing material waste derived from production process, construction work and demolition work. The survey …

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 卵白タンパク質の加熱凝集とゲル化

    半田 明弘 日本食品科学工学会誌 71 (2), 31-40, 2024-02-15

    <p>On heating, egg white proteins unfold, aggregate through intermolecular interactions of non-covalent and covalent bonds, and form networks to gel. Since the physical properties of egg white gel …

    DOI Web Site 参考文献39件

  • つえ歩行に適した歩行者系舗装材の選定に関する基礎的検討

    秋元 美咲, 依田 光正 人間工学 60 (1), 13-21, 2024-02-15

    <p>本研究の目的は,つえ歩行という歩行者側の条件が,歩行者系舗装材(舗装材)の評価に与える影響を検討すること,および歩行性の観点からつえ歩行において主観的に高く評価される舗装材に関する基礎的データを得ることであった.舗装材に対する主観的評価方法としてはSD法と選択法を用いた.36名の大学生および大学院生が,5種類の舗装材の印象を6対の形容詞対を用いて,つえ使用歩行の有無を想定して回答した.因子…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 文脈的採餌行動における逐次的意思決定モデル

    坪谷 朱音, 甲野 佑, 高橋 達二 知能と情報 36 (1), 589-600, 2024-02-15

    <p>人間や動物は,試行錯誤を通じた学習経験を類似状態へ汎化し,特定の達成レベルを目指すことで複雑な環境を効率的に探索する.その際,選択肢の特徴や各時点の状況といった文脈情報を扱うための環境のモデル構築も同時におこなう.本論文では,文脈を考慮する意思決定モデルとして Regional Linear Risk-sensitive …

    DOI Web Site 参考文献22件

  • 不確かさを含む高木・菅野ファジィシステムに対するロバスト安定化制御

    浅井 佑仁, 伊丹 琢, 米山 淳 知能と情報 36 (1), 512-516, 2024-02-15

    <p>このショートノートでは,制御行列の不確かさを考慮した高木・菅野ファジィシステムに対するロバストな安定化制御器の設計について議論する.高木・菅野ファジィシステムは,幅広い種類のシステムを表現することが可能であり,非線形システム制御に対して有効である.しかし,システム同定において,一般的に,実システムと同一の数式モデルを作成することは不可能である.そのため,制御器の制御品質を向上させるために,…

    DOI Web Site 参考文献10件

  • ハイブリッドロケットの安全評価

    髙橋 晶世 日本燃焼学会誌 66 (215), 38-45, 2024-02-15

    <p>Hybrid rockets that employ non-explosive propellants are effective in enhancing the resilience of space transportation systems. For practical application of hybrid rockets, it is important to …

    DOI

  • 危険姿勢を警告可能な携帯型姿勢計測装置・アプリの視覚フィードバック併用による姿勢改善への影響

    石堂 雄大, 大塚 圭佑, 伊丹 琢, 米山 淳, Sébastien Ibarboure, 伊丹 君和 バイオメディカル・ファジィ・システム学会誌 25 (2), 25-33, 2024-02-08

    本研究は,看護師の休職・離職要因のひとつである「職業性腰痛」の解消を目的とし, 日常勤務中に常時携帯可能な携帯型姿勢計測装置, 及び姿勢結果をフィードバック可能なアプリの使用による動作姿勢の変化を調査した. 本デバイスは危険姿勢を感知し, 音にて警告する機能をもっており, 得られた測定結果をAndroid 端末のアプリから看護師本人が視覚的に動作姿勢を判断可能なシステムとなっている. 看護師5 …

    DOI Web Site 医中誌

  • 電動キックボード対面すれ違い時の回避挙動特性に関する被験者属性別分析

    宮崎 妃奈与, 鈴木 一史, 鈴木 弘司 交通工学論文集 10 (1), A_216-A_222, 2024-02-01

    <p>本研究では,電動キックボードの対面すれ違い回避挙動に着目した走行実験を通じて,被験者属性別に回避挙動特性を分析した.被験者を性別,自転車利用頻度別,バイク免許保有別,普段の車の運転特性別に分類し,電動キックボード同士または自転車対電動キックボードのすれ違い走行に関する分析を行った.その結果,男女別では離隔距離に大きな差がなく,電動キックボード同士のすれ違いでは回避開始は女性のほうが遅い傾向…

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  • 実道路における歩行実験に基づく視覚障害者の道路横断支援ツールに対するユーザ評価に関する実証的研究

    稲垣 具志, 藤澤 正一郎, 髙橋 和哉, 寺倉 嘉宏 交通工学論文集 10 (1), A_265-A_271, 2024-02-01

    <p>道路横断のタスクを視覚情報のない状態で行わなければならない視覚障害者に対して,視覚障害者誘導用ブロック,音響式信号機等による支援が進んでいるが,整備運用上の課題や,適正に利用できない事例も散見されている.横断方向を定める手がかりとなる歩車道境界の段差も横断部によって信頼度が異なり,視覚障害者の安全な道路横断環境の担保は喫緊の課題である.本稿では,新たな道路横断支援ツールとして提案されている…

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  • 滑り基礎構造を適用した実大2層木造軸組の振動台加振実験

    富田 愛, 宮津 裕次, 東城 峻樹, 青木 崇, 脇田 健裕, 永野 正行 日本建築学会構造系論文集 89 (816), 168-179, 2024-02-01

    <p>This paper aims to evaluate the seismic performance of wooden houses which have sliding-base structure as a seismic isolation system. The sliding base consists of a reinforced concrete (RC) slab, …

    DOI Web Site 参考文献6件

  • <i>CR</i>型理想積分器の試作と直流磁気特性

    園田 敏勝, 松崎 隆哲, 山本 哲也, 山光 史哲 電気学会論文誌. A 144 (2), 72-80, 2024-02-01

    <p>The <i>B-H</i> loop is a widely used method of evaluating the magnetic properties of magnetic material. While AC excitation supplies are most commonly used, there are also citations in the …

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 事象関連電位に基づく咀嚼音の認知特性評価

    魚津 歓多, 大岩 孝輔, 南雲 健人, 野澤 昭雄 電気学会論文誌. A 144 (2), 51-55, 2024-02-01

    <p>A mastication sound is one of the important factors in the perception of taste. Effects of the mastication sound on texture, pleasure, and discomfort have been investigated by sensory evaluation …

    DOI Web Site 参考文献4件

  • Lewis酸触媒として働く有機アンチモン化合物

    坂部 将仁 有機合成化学協会誌 82 (2), 175-177, 2024-02-01

    <p>Recently, heavier group-15 (pnictogen) element compounds with Lewis acidity modulated by organic substituents have been attracting attention. This short review focuses on the recent developments …

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 一灯点滅式信号機の撤去に関する交通安全性の評価と住民賛否意識の分析

    塩見 康博, 原 杏希子 交通工学論文集 10 (1), A_1-A_9, 2024-02-01

    <p>近年、交通安全施設の持続可能性を高めるため、必要性の低下した信号機の撤去が検討されている。とりわけ、代替の交通安全対策によりその機能を担保しやすい一灯点滅式信号機は、優先的に撤去が進められている。しかしながら、必ずしも地域住民が撤去に対して賛意を示すとは限らず、適切な合意形成を進めていくためには、その事故抑制効果と住民の撤去への賛否要因を明らかにすることが求められる。そこで本研究では、一灯…

    DOI

  • 建築物の立地に着目した附置義務駐車施設への隔地距離が駐車場集約化に与える影響予測

    山本 聡志, 小早川 悟, 田部井 優也 交通工学論文集 10 (1), A_300-A_308, 2024-02-01

    <p>わが国では、これまでのモータリゼーションに対応するために駐車場の量的整備が進められてきたが、近年は街並みの確保や歩行者の歩きやすさの観点から、駐車施設の隔地・集約化が必要とされている。しかし、駐車施設の隔地可能な距離の設定によっては、隔地・集約化が効果的に行われない可能性がある。そこで本研究では、附置義務駐車施設に着目し、都心部の複数の地区において、隔地を可能とする距離が駐車施設の隔地・集…

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  • 脳卒中による短下肢装具使用経験者を対象とした短下肢装具と装具提供サービスに対するニーズの把握

    佐藤 健斗, 三富 菜々, 春名 弘一, 昆 恵介, 小林 大二 リハビリテーション・エンジニアリング 39 (1), 40-49, 2024-02-01

    <p> 本研究の目的は、装具ユーザの満足度に影響する、ユーザが装具を有効と感じる要素と、装具自体や装具提供に関する一連のサービスへのニーズを明らかにすることで、ユーザ視点に基づいた装具の製作および装具提供におけるサービス品質の向上につながる知見を得ることであった。装具ユーザおよび装具使用中止者へのインタビューデータをSteps for Coding and …

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  • スマートフォンにおける歩行者位置推定精度向上手法

    白岩 諒也, 石田 駿祐, 久保 幸弘 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 144 (2), 97-102, 2024-02-01

    <p>Pedestrian Dead Reckoning (PDR) is used as a method to estimate pedestrian's positions when the satellite positioning is not available. Previous studies on PDR used experimentally determined …

    DOI Web Site 参考文献12件

  • 携帯電話位置情報データを用いたコロナ下における休日の人口流動分析-東京都市圏を対象として-

    山幡 信道, 金子 雄一郎 交通工学論文集 10 (1), A_148-A_157, 2024-02-01

    <p>本研究では,携帯電話の位置情報データの一つであるモバイル空間統計を用いて,東京都市圏におけるコロナ下の休日の人口流動を分析した.具体的には,2019 年~2022 年の 4 ヶ月ごとの居住地-滞在地の人口データを用いて,都県別の発生・集中交通量の時系列変化や移動距離帯別の分布特性,構成比の変化を把握した.その結果,2020 年 5 月及び 2021 年 1 …

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  • 生活道路における事故多発交差点の道路構造・交通規制に関する分析

    須永 大介, 原田 昇, 関 航太郎 交通工学論文集 10 (1), A_89-A_97, 2024-02-01

    <p>日本の交通事故死者数は過去最少を記録しているが、今後も交通事故死者数や交通事故件数削減に向け取り組むことが必要である。本研究は生活道路の交差点を対象に、交通事故実態と道路構造・交通規制に関する要因との関係を分析し、生活道路の交差点における交通事故の発生特性を明らかにすることを目的とした。その結果、交通量が相対的に見て多くなくても交通事故発生件数が多くなる交差点が見られること、自動車対自転車…

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  • QST量医研サイクロトロン加速器施設

    北條 悟, 涌井 崇志 加速器 20 (4), 261-271, 2024-01-31

    <p>The cyclotron facility at Institute for Quantum Medical Sciences, National Institutes for Quantum Science and Technology (QST-iQMS) has been in operation since it opened in 1974 as the first …

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  • TDEM法による空洞探査

    原 敏昭, 斎藤 章 戸田建設技術研究報告 49 (0), 8-1-8-10, 2024-01-31

    <p>The geology that becomes a problem in tunnel construction is geological fragile parts such as fault crush zones and swelling terrain, stratum boundaries, and sudden springs water, which are …

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  • 多様な地層変形を簡単に作るモデル実験装置の開発

    藤内 智士, 松元 日向子, 橘 隆海, 山口 賢太郎, 野村 夏希, 坪井 元春, 山本 竜大, 清川 昌一 地学教育 76 (3), 23-34, 2024-01-31

    <p>粉粒体層を水平短縮させて変形させる「粉粒体ウェッジ実験」は,断層と褶曲を観察するのに有効である.本研究では,多様な地層変形を短時間で作成できる教材を目指して実験装置と手順を作った.小学生を対象とした実践では,作った装置と手順により粉粒体ごとに多様な地層変形が高い再現性でできることを確認できた.今後,装置の改良や粉粒体の強度特性データを増やすことで,より充実した実験も可能になると期待される.…

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  • 再帰ニューラルネットワークを用いたオドメトリ情報からの自己位置推定の精度改善

    千代 英一郎 コンピュータ ソフトウェア 41 (1), 1_82-1_88, 2024-01-25

    <p>自律移動ロボットにおいて,各種機能を実現する上で基礎となる自己位置推定の精度はロボットの応用範囲を大きく規定する.典型的な自己位置推定は内界センサから得られるオドメトリおよび外界センサから得られる環境情報を統合して行われる.しかしながら,教育現場では主としてコストの問題から,LiDARのような高価な外界センサを備えた機体を利用できない場合がある.この場合,自己位置推定は車輪駆動用モータのエ…

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  • オンライン会議システムを介した音声コマンドによる 声道模型の遠隔制御

    鈴木 良平, 小林 凜音, 藤岡 篤史, 荒井 隆行 音声コミュニケーション研究会資料 4 (1), n/a-, 2024-01-19

    <p>新型コロナウイルス感染症の流行への対応策や音響教育の普及策として遠隔地に向けた声道模型のデモンストレーションを試みた.本研究では,Arai(ICA,2022)によって提案された「遠隔地からオンライン会議システムを介して送信された音声コマンドの認識と、それによってロボットアームを制御することで声道模型を操作するシステム」を実際に構築し、その評価と改善に関する検討を行った.</p>

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  • 表面力研究の最新動向

    松岡 広成, 島 義和, 田浦 裕生, 川口 雅弘, 柳澤 憲史, 石川 功 トライボロジスト 69 (1), 28-29, 2024-01-15

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  • 砂・ベントナイト混合土の遮水性能評価における締固め密度の測定頻度の影響

    山田 淳夫, 千々松 正和, 鈴木 誠, 小峯 秀雄 土木学会論文集 80 (1), n/a-, 2024

    <p> ベントナイトを用いた放射性廃棄物処分施設の人工バリアの施工時の品質管理において,一般的な盛土工事等における品質管理手法を適用した場合,現場密度試験などの頻度は数百~数千m<sup>3</sup>につき1回程度となり,数が限られたデータから遮水性能を評価する必要がある.そこで本研究では,地盤統計学的手法を用いて透水係数の3次元空間分布モデルを作成する方法を適用し,土構造物の全体での遮水性能…

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 大規模PC構造におけるプレストレス導入時の緊張解析と緊張管理に関する研究

    西尾 浩志, 八木 洋介, 石川 靖晃 土木学会論文集 80 (2), n/a-, 2024

    <p> 本論文では,任意形状を有する大規模PC構造の緊張に対して,開発したプレストレス導入時に生じる摩擦などの影響を取り扱うことができる緊張解析法が合理的であることを,まず,3径間モデル橋に関して,従来解析法による断面力,たわみを提案解析法による値と比較して検討した.続いて,実際に施工された6径間連続ラーメン箱桁高架橋の設計に用いた解析値と提案解析法による解析値との比較を行い,従来解析法の精度向…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 跨線橋の定期点検における効率化の取組み

    後藤 幹尚, 岩波 光保, 千々和 伸浩, 津野 和宏 インフラメンテナンス実践研究論文集 3 (1), 116-125, 2024

    <p> 跨線橋の定期点検では,鉄道の運行が終了する夜間に実施する場合が多く,点検に要する資機材等の搬入出や,き電設備等への防護設置等の時間も要するため,点検実務に割ける時間が少ない.その上,各鉄道事業者による軌道や電気設備等の保守作業もあることから,橋梁点検を実施できる日の決定には制約を受ける.また,架け払いの足場などを用いて点検を実施する場合には,橋梁点検員以外の人員が多く必要となり,その結果…

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  • 原位置試験における計測の不確実性を考慮した ASME V&V 10.1 に基づく経時計測結果の妥当性確認方法

    佐藤 伸, 原 朗, 森岩 寛稀, 伊藤 真一, 酒匂 一成 土木学会論文集 80 (15), n/a-, 2024

    <p>本研究は,原位置試験の再現解析を対象にした妥当性確認方法を提案したものである.原位置試験は熱・流体・力学連成(THM 連成)挙動を把握するためにスイスのモンテリ岩盤試験場で実施されている HE-E 試験を対象とした.THM 連成挙動のうち,相対湿度の再現性に着目し,その妥当性確認方法を検討した.不確実性の定量化については,解析は材料の不確実性に着目し,水分特性曲線のばらつきに着目した.水分…

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  • ASME V&V-40 にもとづく木材の曲げ試験における信憑性評価

    棗田 智香子, 福谷 勇輝, 油川 英史, 谷田 紗音, 高橋 由佳, 増田 悠星, 松井 和己, 倉田 和幸, 三浦 孝広, 都筑 新, 山本 剛大, 杉山 裕文, 渡邉 大, 呂 学龍, 山田 貴博 土木学会論文集 80 (15), n/a-, 2024

    <p>本研究では,ASME V&V-40 で提示されたシミュレーションモデルの信憑性評価の考え方にもとづいて,材料モデルと材料試験から同定した材料パラメータの信憑性を評価する信憑性要因を提案する.固体のシミュレーションにおいては,材料試験で得られた応答を再現するように材料パラメータを同定することが一般的であるため,この応答に対する再現能力だけではシミュレーションモデルの信憑性評価として不十分であ…

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  • 振動計測と固有振動数解析による実機貯水槽のバルジング固有振動数の推定

    平井 秀, 小野 泰介, 平野 廣和, 佐藤 尚次 土木学会論文集 80 (15), n/a-, 2024

    <p>震度 6 弱を超える地震が発生する度に,バルジングによる貯水槽の損傷被害が多数報告されている.バルジングは,地震動によって壁面構造物と流体が相互作用する連成振動であり,貯水槽の損傷を引き起こす.バルジングは 2022 年に新たな指針に規定されたばかりであるため,既存の貯水槽に関しては発生の有無を判断するための手法の構築が不可欠である.本研究では,バルジングの被害が発生するとされる …

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  • 地震観測の媒体としての自動車の詳細な振動実験

    平井 敬, 高橋 広人 日本地震工学会論文集 24 (1), 1_33-1_53, 2024

    <p>地震動に対する自動車の挙動を詳細に把握するために,入力レベルを広い範囲で変化させながら自動車の加振実験を行った.その結果,応答特性は入力レベルによって変動すること,自動車は周期1~2 sの範囲でおおむね平坦な振動特性を持つこと,車両上で記録された加速度波形をもとに地動の計測震度等の地震動強さ指標を推定できることが明らかになった.これらの結果から,自動車を媒体とした地震観測の可能性が示された…

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  • 模型実験に基づく堤防越流時におけるかご系構造物周りの流況と構造物変位の検討

    堀 謙吾, 國領 ひろし, 二瓶 泰雄 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 本研究では,河川堤防の裏法面および裏法尻にかご系構造物を配置した場合の越水に対する基礎的な性能を把握することを目的に,堤防越流時のかご系構造物周りの流れ,かごの変状および中詰石の挙動を実験的に検討したものである.先ず,大型水平開水路を用いてかご厚さと中詰石の粒径および越流水深を変化させた実験を行い,かご層内外の流れを検証した.次に,かご構造物に対し,越流前後のかごの変状および中詰石の移動…

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  • 河川空間を活用したドローン物流を実現するために必要な空間情報の検討

    加藤 拓磨, 國谷 岳, 手計 太一, 向山 公人, 近藤 建斗 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 令和4年12月より改正航空法が施行され,都市部でのドローンの目視外飛行,いわゆる「レベル4飛行」が可能となった.しかし第三者の土地の上空を無許可で飛行できず,許可を得た場合にも地域住民の社会受容性が求められるため,都市部でのドローン物流の実現には,リスクが少ない河川空間を活用すべきと考える.一方,ドローン物流を行うには,自動・自律飛行が必須条件となるため,空間情報が必要となる.本稿では実…

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  • 沈木の流下軌道に関する基礎的研究

    呉 許剣, 山上 路生, 岡本 隆明, 角 哲也 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 洪水時に河床の沈木が流下すると、ゲートや堰などの河川構造物が閉塞等の重大な事故を引き起こすことがある.そのため,沈木の正確な動態予測を考慮した河川管理が必要となる.しかしながら,沈木は一般的な河床構成材料の砂礫よりも比重が小さく指向性がある形状をもつため,その掃流特性は従来の土砂水理学の知見のみではカバーできない.そこで,流下特性の基礎的知見を得るために水路試験を行った.実験水路の路床に…

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  • 橋梁における流木の閉塞対策に関する基礎的な研究

    原田 紹臣, 中谷 加奈, 里深 好文, 水山 高久 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 近年,全国各地で豪雨災害が頻発化し,道路橋梁等の被災が多く報告されている.これを受け,我が国では信頼性の高い道路ネットワーク構築を目的に,道路リスクアセスメントの考え方が新たに示された.今後,超過洪水時等における河川に隣接する道路橋梁の被災リスクについて明確にしていくことが,急務な課題となっている.本研究では,筆者らの先行研究において示した被災リスクが高いと考えられる橋梁を対象に,基礎的…

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  • 屋外温熱生理被験者実験に基づく深部体温の数理モデルの開発

    仲吉 信人, 鈴木 菜々, 井上 奈々子, 須崎 貫太 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 人体の深部体温,皮膚温度を高精度に算出する数理モデルを開発した.モデルは深部・筋肉・脂肪・皮膚・血液の5ノードからなり,各ノードの熱収支式から温度の時間発展を解くものである.屋外温熱生理の被験者実験データから,性別・年代・体型で10分類した被験者属性に対しモデルパラメータを同定し,深部体温,皮膚温度の算出精度を評価した.マルチセグメントモデルの一つJOS-3と比較した場合,直腸温度の再現…

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  • 三次元河川流・氾濫流一体解析法に基づく令和2年球磨川洪水における橋桁抵抗影響評価

    窪田 利久, 柏田 仁, 井上 隆, 二瓶 泰雄 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 令和2年7月豪雨による球磨川洪水では多くの橋梁が洪水流による流体力によって流失した.同時に橋梁の堰上げ効果による急激な水位上昇が,氾濫被害を助長させたことが考えられ,橋梁に働く流体力を適切に評価し,河川水位や流速に及ぼす影響を解明する必要がある.本研究では橋桁の流体力を考慮した三次元河川流・氾濫流一体解析法に基づいて,河川橋梁が洪水流に及ぼす影響について多角的に検討を行った.その結果,本…

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  • Cloud Image Velocimetryに特化した撮影システムの構築

    豊島 尚悟, 仲吉 信人, 林 資樹 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 深刻化している地球温暖化問題に対し,気象現象のメカニズムの理解・予測精度の向上は欠かせない.気象予測の向上に上空風速場のデータ同化は重要である.著者らは複数台の安価な市販カメラを上空に向け,雲を連続撮影し,雲の移流速度を同定する新たな上空風速場の測定手法を開発してきた.しかし,用いていたカメラの計時精度や画角が風速算出精度に悪影響を与えているという懸念点があり,GPS搭載の画角を拡大した…

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  • CIRCLES AND HELICES IN A COMPLEX PROJECTIVE SPACE

    Maeda Sadahiro, ADACHI TOSHIAKI Memoirs of the Graduate School of Science and Engineering, Shimane University. Series B, Mathematics 57 39-64, 2024

    This expository paper consists of two parts. One is to investigate lengths of closed helices in Euclidean sphere by using the information on lengths of closed circles in a complex projective space. …

    DOI 機関リポジトリ

  • 集合体モデルを用いた3次元DEMによる実物大石垣の大型振動台実験の数値シミュレーション

    森田 大成, 大塚 鎮, 酒井 久和, 小野 祐輔, 橋本 隆雄, 中澤 博志, 池本 敏和 土木学会論文集 80 (3), n/a-, 2024

    <p> 本研究の目的は,3次元個別要素法(DEM)による,石垣構造物の地震応答解析の妥当性を検証することである.まず,既往研究で実施した小型石垣模型の傾斜破壊実験に対して2ケース追加実験を行い,解析パラメータを再検討した再現シミュレーションを行った.このシミュレーション結果から,築石を球体の集合としてモデル化することの妥当性を確認した.次に,妥当性が確認されたモデルを用いて実物大石垣の大型振動台…

    DOI Web Site 参考文献7件

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