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検索結果 316 件

  • 中国の大学キャンパスにおける共有空間および学生間交流に関する研究

    郭 偉凡, 吉川 徹, 讃岐 亮 都市計画報告集 22 (1), 103-110, 2023-06-09

    ...<p>環境心理学のEnvironmental perception theoryによると、場所で意欲が湧く、そして行動が生じることが指摘されている。このような理論に基づけば、行為を観察し、意欲を調査し、場所を図面分析し,空間における交流の時空分布を明確に把握できる。そこで本研究では、交流頻度と空間の性質を結びつけ、それによって空間の各種要因が交流行為に与える影響を明らかにすることとする。...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • どうしたらより多くの人々を地域活動に動員できるのか?

    大森 寛文 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202211 (0), 195-198, 2023-01-31

    ...第3に,環境心理学と社会心理学の理論を手掛かりに,人々を行動に駆り立てるための要諦を探る。最後に,関係人口を題材として,より多くの人々を地域活動に動員するための方策とそこにデジタル技術をどのように活用しうるかについて考察した。</p>...

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  • 環境×犯罪再考

    大山 智也, 芝田 征司, 足立 浩基, 羽生 和紀 環境心理学研究 11 (1), 1-12, 2023

    近年の地理情報データの整備,景観画像の蓄積と解析手法の発達,系統的社会観察や(オンラインを含む)社会調査手法の洗練化などにより,都市における諸スケールでの「場所」と,個人・コミュニティの犯罪被害や犯罪不安との関連をみる研究は,犯罪学・都市社会学・心理学分野外の領域からも注目を集め,かつてない盛り上がりを見せている. 一方で,長年にわたりコミュニティと犯罪をめぐって研究を重ねてきたRalph …

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  • 大学生のオンラインの居場所を考える

    広田 すみれ, 大谷 華, 大久保 智生, 白川 真裕 環境心理学研究 10 (1), 1-9, 2022

    2020年3月から1年余り、新型コロナウイルスが猛威を振るい、リアルな人的交流が抑制され、大学もキャンパスの閉鎖を余儀なくされた。その後も、感染状況に対応しながらインターネット環境とリアル空間での活動が併用されている。緊急措置として急激に広範に利用されたインターネットによる教授・学習は、環境整備や対応に不備は残るものの、不都合な点だけでなく、学生への個別対応が容易になり学習が促進されるなど、多く…

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  • 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により社会活動への参加を中断した高齢者の特徴

    森 裕樹, 清野 諭, 山下 真里, 横山 友里, 小林 江里香, 服部 真治, 藤原 佳典 環境心理学研究 10 (1), 10-10, 2022

    本研究では,新型コロナウイルス感染症拡大を機に健康づくりやボランティアなどの社会活動への参加を中断した高齢者の特徴を,参加継続中の高齢者との比較から検討した。東京都X市在住の75歳以上51,176名に郵送調査を行い,社会活動への参加経験者10,399名を分析対象とした。分析の結果,感染症拡大を機に社会活動への参加を中断した者は32.9%であり,さらに参加継続者と比して,非対面交流やスマートフォン…

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  • 地域での犯罪予防 研究者と実務家の協働に基づく新たな地域介入の可能性

    島田 貴仁, 高木 大資, 古村 健太郎, 讃井 知, 浦 光博, 中谷 友樹 日本心理学会大会発表論文集 86 (0), SS-014-SS-014, 2022

    ...既遂の犯罪者・被害者を取り扱う犯罪の三次予防では,公認心理師科目の司法・犯罪心理学によって,一定の教育研究が行われるようになったが,潜在加害者・潜在被害者を対象とした一次・二次予防では,社会心理学・教育心理学・環境心理学といった有望な方法論が存在するにもかかわらず,専門職域の未整備もあり教育研究は立ち遅れていた。...

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  • スポーツ指導者による体罰を助長する状況要因

    上野, 耕平 香川大学教育学部研究報告 5 21-27, 2021-09-30

    本研究では,児童・生徒を主な指導対象とする公認スポーツ指導者資格を有する指導者158名を対象として調査を実施し,これまでの体罰経験を明らかにした上で,スポーツ指導者による体罰を助長する状況要因について明らかにすることを目的とした。

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  • 系統的社会観察

    羽生 和紀, 本山 友衣, 島田 貴仁 環境心理学研究 9 (1), 1-18, 2021

    ...最後に,そうした状況における,環境心理学者・社会科学者の果たすべき役割について考察する。</p>...

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  • 日本におけるBig Fiveパーソナリティの地域差の検討

    吉野 伸哉, 小塩 真司 環境心理学研究 9 (1), 19-33, 2021

    <p>本研究の目的は日本におけるパーソナリティの地域差をBig Five尺度を用いて検討することである。3つの大規模調査のデータセット (調査1: 4,469名,調査2: 5,619名,調査3: 4,330名) を用いて二次分析をおこなった。各Big Fiveパーソナリティにおける局所的な集積を日本地図上にマッピングし,さらに3つのデータセットを通して高い,あるいは低い傾向にある都道府県を確認し…

    DOI 被引用文献1件

  • 地域での犯罪予防:実務家・一般市民と大学の教育研究をつないで

    桐生 正幸, 島田 貴仁, 畑 倫子, 樋口 匡貴, 高木 大資, 石盛 真徳, 荒井 崇史 日本心理学会大会発表論文集 84 (0), IS-005-IS-005, 2020-09-08

    ...刑事司法の各段階(捜査,裁判,矯正・保護)では心理学者の職域が確立し一定の教育研究が行われているが,犯罪予防-特に潜在被害者を対象とした一次・二次予防-では,社会心理学・教育心理学・環境心理学といった有望な方法論が存在するにもかかわらず,専門職域の未整備もあり教育研究は立ち遅れていた。...

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  • 沿岸漁村地域における景観認知の構成とその内部構造について

    砂田 哲正, 大内 宏友, 宗 士淳 沿岸域学会誌 33 (1), 45-55, 2020-06-30

    ...<p><b>要旨:</b>本研究は環境心理学の分野の内、特に認知領域の調査、分析をもとに、地域における“まちのイメージ構造”を明らかにし、物理的環境と地域住民の生活行為・行動、認知領域の広がりと形態の関係性を考察する。調査対象は59の沿岸漁村(伊豆半島、房総半島)で、まちと海と山が一体となった地理的特徴を持っている。...

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  • 環境行動学に基づく工業景観色彩計画モデルの研究

    鄭 暁紅 日本色彩学会誌 44 (3+), 239-, 2020-05-01

    ...<p> 環境行動学は環境心理学とも呼ばれ,多学科性の理論科学であり,心理学の重要な部分でもある.主に人間の外顕行為と環境の関係性や相互作用を研究し,中からいくつかの環境行動学理論,概念と方法を見つけ,人間が住んでいる環境を改善し,人々の行動に積極的に適応させる.工業景観設計において,景観色彩計画は重要な構成部分である.工業環境の色彩は安全生産と密接に関連している.巨大な工業設備は,労働者の情緒に悪影響...

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  • 河川でのポイ捨てを減らそう!

    環境心理学研究 8 (1), 26-34, 2020

    ...この社会実験では、これまで環境心理学や行動科学で培われてきた知見を駆使している。具体的には、アフォーダンスや社会規範などの考え方を援用し、“環境の手がかり”を操作することによる介入実験の手法を、それぞれの現場の文脈に応じて使い分けている。本シンポジウムでは、その社会実験の様子と簡単な結果速報をお伝えする。</p>...

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  • Coping with Residential Life

    Ohta Hirohiko 環境心理学研究 8 (1), 1-15, 2020

    <p>Abstract: Studying how residents perceive the residential environment and live their lives by compromise with residence leads to understand their recognition and coping with the world itself. The …

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  • 札幌市真駒内地区における住民の環境に配慮した移動手段利用意図の規定因

    水鳥 翔伍, 大沼 進 環境心理学研究 8 (1), 16-25, 2020

    <p>札幌市真駒内地区では,NPOなどの市民団体が環境に配慮した新しい移動手段の普及を目指した取り組みを行っている。本研究は地域住民がそれらを利用したいと思うかを明らかにすることを目的として調査を実施した。その結果,a) 環境問題の重要性の認知が高いほど環境配慮の責任感が高く,環境配慮の責任感が高いほど環境配慮の道徳意識が高かった,b) …

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  • マルドリ方式の導入に対する利用生産者の評価構造の解明

    廣瀬 裕一, 齋藤 仁藏, 國賀 武 農業農村工学会論文集 88 (2), II_75-II_86, 2020

    <p>高品質果実の省力的安定生産を可能とする方法として開発されたマルドリ方式を利用してカンキツを生産する生産者を対象に,評価グリッド法を用いたインタビュー調査によって,マルドリ方式の導入に対する選好性評価および非選好性評価の決定要因を抽出した.選好性評価を決定する主な理由は,労働負荷の軽減や生産する果実の高品質化であった.このことから生産者もマルドリ方式は高品質果実の省力的安定生産を可能とする技…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 回復環境の選択

    畑 倫子 環境心理学研究 7 (1), 1-11, 2019

    小学生を養育中の母親のパーソナリティ特性,コミュニティ意識,ストレッサーの種類が,ストレス状態時の回復環境の選択に与える影響について検討することを目的として調査を行なった。インターネット調査会社のモニターの中から,子どもをもつ20歳から49歳の女性に対して調査依頼のメールを送付し,ストレッサーが明記されていた533名分の回答を分析対象とした。小学生を養育中の母親が感じている主なストレッサーは,子…

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  • 生理計測で何がわかるのか―環境心理学への応用―

    福田 玄明 人間・環境学会誌 21 (1), 67-75, 2018-09-25

    ...<p>現在、生理計測において計測技術や機材は著しく進歩しており、今後、環境心理学においても生理指標に基づいた研究、議論が一層広まることが予想される。本論文では生理計測(筋電図、眼電図、心電図、皮膚電気活動、脳波)の基本的な原理と先行研究を環境心理学への応用を念頭に紹介した。これにより、生理計測の環境心理学における可能性を考える。</p>...

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  • 前橋の地区住民の地域づくり活動と大学授業の交流の試み ―環境心理学授業を通して―

    呉 宣児 共愛学園前橋国際大学論集 = Kyoai Gakuen University Journal 18 279-291, 2018-03-31

    ...本研究ノートでは、「住民による地域づくり活動」と「大学の環境心理学授業」の交流の試みをまとめ、交流による大学生の学びや地域づくり活動における新たな視点についてまとめた。授業で地域を取り上げたことによって66%の受講生が「地域へ関心なし」から「地域へ関心あり」へ変化しており、大学生は何らかの接点があれば地域へ関心をもって関わる可能性があることが示唆された。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • アートを導入した院内環境に対する注意回復理論の適用

    宮坂 真紀子, 山野 雅之 環境心理学研究 6 (1), 1-11, 2018

    病院の環境に関する研究では,患者や医療従事者が自然に触れることが出来たり,自然風景を鑑賞出来る環境があるときは,ストレスの緩和や精神的な疲労からの回復が促進されることが知られている。本研究では,注意回復理論(attention restoration theory:ART)に基づいた回復環境(restorative …

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  • 他者行動のフィードバックは家庭の電気使用量を減らすことができるか

    安藤 香織, 大沼 進, 安達 菜穂子 環境心理学研究 6 (1), 12-21, 2018

    本研究では,他者の行動をフィードバックすることが,家庭の電気使用量に影響を及ぼすかをフィールド実験により検討した。他世帯の電気使用量と自世帯の使用量の比較を行うことで電気使用量を2%程度減少させる効果があることが報告されているが,それに伴う心理的プロセスは充分に明らかになっていない(Haig, 2014; Allcott & Rogers, 2012) …

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  • 画像を利用した感性要求の特定における言語化プロセス

    由田 徹, 前川 正実, 土田 義郎, 永井 由佳里 日本デザイン学会研究発表大会概要集 65 (0), 246-247, 2018

    ...人(ユーザ)の認知構造は、環境心理学調査手法を組合せることで,妥当に記述できている。しかし提案の方法はいくつかの改善されるべき課題を有していた。これまでに研究してきた言語化プロセスを再検討し、デザインの創造性の観点から改善を行い、新たに画像を利用した言語化プロセスを提案した。本研究では、再提案した言語化プロセスの考察を行った。...

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  • 博物館における来館者研究

    亀岡 聖朗 桐生大学紀要 29 (0), 19-29, 2018

    ...本論文では,来館者と博物館環境にみられる関係を環境心理学の文脈から概観し,来館者研究を整理し,今後の課題について検討した.まず,環境心理学を概説し,来館者研究の系譜を辿り,それらの研究を分類した.続いて,これまでに明らかにされた来館者行動の特性や研究例をあげて,今後の来館者研究の課題を議論した.その結果,博物館で生じる人と環境との相互作用についての蓋然性のある理論構築が課題と考えられた....

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  • 中山間地域の伝統的な農業システムを保全する意義

    廣瀬 裕一, 竹村 武士, 尾島 一史, 楠本 良延 農業農村工学会誌 86 (11), 985-988,a1, 2018

    ...このような態度の醸成や,伝統的な農法での営農の実行を促すためには,環境心理学的なモデルを用いてそれらの影響要因を明らかにすることが必要である。</p>...

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  • 美しい景観はなぜ美しいのか?

    渡辺 恒夫 国際生命情報科学会誌 34 (1), 62-62, 2016

    ...二つのアプローチの関係性に関して,方法論的考察が最後になされた(なお本発表は、『情報コミュニケーション学研究No.16』に掲載予定の拙稿「景観心理学への進化論的・現象学的アプローチー環境心理学ノート」に基づいたものである)。...

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  • 「経験の消失」時代における都市近郊林の役割

    曽我 昌史 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 790-, 2016

    ...本講演では、森林科学、生態学、公衆衛生学、環境心理学など多様な分野の研究報告をレビューし、経験の消失に関する知見の体系化を試みた。既存研究を調べた結果、経験の消失は公共の健康・福利を低下させるだけでなく、社会の自然環境に対する親近感・関心・保全意識をも減少させることが明らかとなり、経験の消失には正のフィードバックが働くことが示唆された。...

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  • 背景にある室内空間要因が対人認知に及ぼす影響

    石川 敦雄, 西田 恵, 渡部 幹, 山川 義徳, 乾 敏郎, 楠見 孝 環境心理学研究 4 (1), 1-14, 2016

    <p>室内空間の多くは社会的な相互作用のための場であり,より良い対人関係・行動に配慮した室内空間が期待されている。本研究の主な目的は,一般的な水準の広さや明るさ等の室内空間の物理的要因が印象形成に影響を及ぼすかどうかを検証することである。実験1の156名,実験2の364名の社会人は,室内空間CGと人物の合成画像を見て対人印象と対人関係への期待を評価した。次に,室内空間CGを見て広さ,明るさ等の物…

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  • モンゴル牧畜社会の資源管理に関する環境心理学的考察

    坂本 剛, 滝口 良, 大沼 進 環境心理学研究 3 (1), 1-10, 2015

    Ostrom(1990)に代表されるコモンズ論の知見は途上国に対する開発援助の一環として,地域の人々による自然資源管理(CBNRM)として制度的応用が行われている。CBNRMは所有権レジームの有効性を強調するものであり,資源そのものの境界と利用権を持つ者の境界を明確に定義することを要求する。本研究は,モンゴルの牧畜社会におけるCBNRMの導入に至る土地利用制度の変遷を整理し,その上でCBNRMの…

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  • 散策が大学生の健康に及ぼす効果―植物園における環境心理学的要因の事例研究―

    畠山 彰文 日本森林学会大会発表データベース 125 (0), 733-, 2014

    本研究では,持続的な散策(以下,「散策実験」と記す)が,心身の健康に及ぼす効果を検証することを目的とする.2012年8月~10月までの間,心身ともに健康な大学生が,札幌市にある北海道大学北方生物圏フィールド科学センター植物園(以下,「北大植物園」と記す)の2つの散策路および北大植物園の外周部を散策して,主として生理学・心理学の両面から測定を行い,それらの変化を検証した.測定変数としては,生理学的…

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  • 文章要約課題遂行の間に提示された生活音の妨害感について

    東山 篤規, 村上 嵩至, 佐藤 敬子 環境心理学研究 2 (1), 1-9, 2014

    <p>文章理解に及ぼす無関連な聴覚刺激の有害的効果について研究した。実験1では,12人の参加者が3種類のテキストを読んで要約するという課題を行い,その課題の間に,雑踏音,人混み音,音楽,会話あるいはそれらの結合音を聴いた。課題の遂行が妨害されたと感じる閾が決定された。会話がもっとも有害的であり(低い閾),雑踏音と人混み音は比較的有害でない(高い閾)ことが見出された。実験2では,18人の参加者が,…

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  • 環境認知

    羽生 和紀 環境心理学研究 1 (1), 12-18, 2013

    環境表象は認知地図といわれることが多いが,地理的地図とは異なり,空間のアナロジーとしての構造だけではなく命題的な構造ももっている。そして様々な環境・空間表象の断片から利用可能で必要な表象を選択し,必要に応じた精度,情報量,尺度で一時的に生成される空間・環境表象が認知地図である。認知地図を構成する空間の表象・情報は直接的・間接的経験から獲得される。直接的経験においては,オプテック・フローを含む視覚…

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  • 現場に根ざした問題解決のための環境行動研究アプローチ

    大沼 進 環境心理学研究 1 (1), 19-26, 2013

    はじめに,環境配慮行動研究の思潮について簡単に整理し,態度研究の流れと社会的ジレンマ研究の流れの2つに言及した。次に,環境配慮行動モデルの研究について,頻出する構成概念を簡単に整理し,代表的な環境配慮行動モデルを紹介した。その中で,従来のモデルは行動意図を前提としていることの問題点を指摘し,行動意図によらない行動を説明する新たなモデル研究の展開にも触れた。これらをふまえて,具体的にどのような実践…

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  • 環境心理学と犯罪研究

    島田 貴仁 環境心理学研究 1 (1), 46-57, 2013

    ...最後に,犯罪研究と環境心理学研究の共通点として学際性と問題解決志向を指摘し,犯罪原因論と犯罪機会論とを橋渡しする環境心理学の役割の重要性を議論した。...

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  • (OS招待講演)移動とともに変化する出会いの期待感

    片山 めぐみ 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2013 (0), 1I3OS11a1-1I3OS11a1, 2013

    ...そこで、環境心理学に基づくデザイン手法によって、野生動物との出会いをより効果的にしたいと考えた。本研究では、人間と動物との距離感に配慮した様々な仕掛けを経路に配すことによって、来園者の高揚感がどのように変化するのかを解説する。</p>...

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  • 場所と個人の情動的なつながり

    大谷 華 環境心理学研究 1 (1), 58-66, 2013

    物理的空間は意味を与えられて場所になる。場所と人とのつながりを表す場所愛着,場所アイデンティティ,場所感覚について,研究の現状と課題を考える。1)個人が特定の場所に持つ情動的な絆を場所愛着と呼ぶ。場所愛着体験は心地よさや安心感をもたらし,喪失体験は自己概念を揺るがす。複数の成分ないし次元が抽出されており,深度も表層レベルから深層まで想定される。居住環境への愛着生成は単純な時間の関数ではなく,内部…

    DOI 被引用文献1件

  • 環境心理学とは

    太田 裕彦 環境心理学研究 1 (1), 4-11, 2013

    ...「環境心理学」の定義を踏まえつつ,心理学出自としての発生・展開を遂げてきた狭義の環境心理学と,学際的領域として成立してきた広義の環境心理学の2つの捉え方を紹介した。その上で環境心理学が志向するものとは何かを論じ,学問的視点と方法論について景観研究を具体的な例として概説した。...

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  • 自然環境の心理学

    芝田 征司 環境心理学研究 1 (1), 38-45, 2013

    近年,自然環境を対象とした心理学研究が数多く行われるようになってきた。自然を対象とした心理学研究は主に,a)自然風景に対する好みについての研究,b)自然との心理的つながりと,環境保護など関連行動・態度との関係についての研究,c)自然体験による心身面への影響についての研究,の3つに大別することができる。自然風景に対する好みの研究は,自然を対象とした心理学研究の中では比較的古くから行われてきた。これ…

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  • 環境心理学における教育環境研究の再活性化にむけて

    平田 乃美, フィッシャー ダレル L. 環境心理学研究 1 (1), 27-37, 2013

    ...最後に,環境心理学における教育環境研究の再活性化にむけて,ICT(情報通信技術 Information and Communication Technology)を備えた教育環境の測定指標,学習者の個人差,相互作用論から相互浸透論への移行,について今後の研究を展望した。...

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