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検索結果 2,353 件

  • トンプソン・サンプリングを用いたマルチアセットファンドの動的資産配分

    石原 龍太 人工知能学会第二種研究会資料 2023 (FIN-031), 134-141, 2023-10-10

    <p>本研究は,藤島・中川[2021]が提案したトンプソン・サンプリンングを用いて複数のポートフォリオを動的に合成する手法を応用し,体系的にマルチアセットファンドの動的資産配分を行う手法を提案したものである.まずマルチアセットファンドの運用プロセス及び戦術的資産配分において行う資産の魅力度の評価方法について説明した.そして,米国債と米国株式の2資産に投資するマルチアセットファンドの動的資産配分モ…

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  • BERTおよびChatGPTを用いたサステイナビリティレポートからのSDGs関連文抽出

    指田 昌樹, 和泉 潔, 坂地 泰紀 人工知能学会第二種研究会資料 2023 (FIN-031), 55-60, 2023-10-10

    <p>責任投資の原則(PRI)のもと機関投資家は、ESGの取り組みを取り入れた投融資をすることが求められている。しかし、現在日本においてはESG及びSDGsの取り組みに関する開示は、主にPDFベースのサステナビリティレポートや統合報告書で行なわれており、統一的なフォームは存在していない。そのため、ESG投資の責任者は手作業で各企業の取り組みの状況を評価する必要が生じ、多くの手がかかっている。本論…

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  • 2.1型糖尿病のスティグマ

    南 昌江 糖尿病 66 (4), 234-236, 2023-04-30

    <p>近年では,糖尿病医療の進歩に伴い合併症や寿命が改善しているにも関わらず,糖尿病を持つ人が受けるスティグマは変わっていないように思う.スティグマを払拭するためには,社会において糖尿病に関する正しい知識の普及活動が必要である.同時に患者がセルフスティグマを乗り越えることができるよう支援していくことも必要である.糖尿病を持つ人が受けるスティグマを,1型糖尿病46年の経験と医師としての経験から綴っ…

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  • 『朧月夜』 と保険

    稲葉, 浩幸 商経学叢 69 (3), 1-23, 2023-03-31

    ...本稿では,わが国初の保険を題材にした小説,須藤南翠の『朧月夜』を読み解きながら,そこに描かれた生命保険と損害保険をめぐる保険犯罪について,当時の保険業界の状況と照らし合わせながら,その内容について考察を行うことを目的とする。...

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  • 外貨建て生命保険パンフレットにおけるリスク強調見出しへの注意誘導

    反田 智之, 河原 純一郎 北海道心理学研究 45 (0), 1-16, 2023-03-31

    <p>リスクをもつ外貨建て保険商品は,保険業法で広告類へのリスク表示が定められているが,注意の特性により消費者はリスク表示を見落とす可能性がある。そこで本研究は,2社の外貨建て保険商品のパンフレットを用い,リスクに注意が向けられ,リスクが記憶されるかを若年成人(実験1及び2)と中年成人 (実験3)を対象に検討した。参加者はパンフレットを学習し,重要であると考える項目を4つ回答した。リスク強調見出…

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  • 少子化の一因である未婚化の進展と就業環境との関係についての実証研究による検証

    広瀬 純夫 生命保険論集 2023 (222), 111-148, 2023-03-20

    <p><tt>本研究では、少子化進展の主な要因の一つとされる「未婚化」について、女性の社会進出による就業率上昇が、未婚率を高め、その結果として合計特殊出生率の低下に繋がったことを、</tt>1980 <tt>年~</tt>2015 <tt>年の国勢調査を基にした都道府県別パネルデータを用いて検証を行った。 分析結果では、男女雇用機会均等法施行以降、</tt>30 <tt>代前半、</tt>30 …

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  • 外貨建て保険の教育と販売資格

    小川 健 社会科学年報 57 55-66, 2023-03-10

    ...外貨建て保険は日本で低利率が続いていた2010年代後半に普及すると共に販売に関するトラブルも相次ぎ、生命保険協会による販売資格の創設と義務化に繋がった。資格化はそれまでの保険に無い為替リスクに関する理解を販売員に付けさせ、説明不足を防ぐ意義はある一方、試験化に伴い詳細な理解より暗記項目と化して理由を把握しなくなる危険性もある。...

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  • 生命保険会社としてのPHRの展望

    宮﨑 雄次 ファルマシア 59 (2), 119-121, 2023

    ...生命保険会社には、死亡や入院時等の経済的な備えに加え、健康寿命の延伸に資する顧客価値の提供が求められている。本項では、この創出に向けたPHRの利活用の現状と期待、様々なパートナーとの共創等の展望を考察する。...

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  • 健康増進型医療保険が保険会社の財務状況に及ぼす影響

    諏澤 吉彦, 田中 貴, 永井 克彦 保険学雑誌 2022 (659), 659_207-659_239, 2022-12-31

    ...分析は,生活習慣病に関わる健康診断計測項目としてBMI,血圧,HbA1cおよびALTに注目し,被保険者がこれらの値を改善させた場合に,保険終期までの最良予測に基づく期待保険金削減額を原資とした保険料割引を適用する医療保険契約を引き受けるわが国の平均的な架空の生命保険会社を想定して行った。...

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  • 生命保険を巡る紛争解決のあり方に関する一考察

    泉 裕章 保険学雑誌 2022 (659), 659_71-659_100, 2022-12-31

    ...<p>本稿は,コロナ禍を経た今,紛争解決の場面を含めて消費者・事業者間の「対話の重要性・価値」が認識されている中,生命保険を巡る両者間の紛争のために用意されている解決手段がウィズコロナ・ポストコロナ時代に適応したものとなっているか,という問題意識の下,保険契約者等との「対話」を意図して生命保険会社の側から民事調停を申し立てた事例を手掛かりに,生命保険を巡る紛争の解決のあり方について考察し,今後への示唆...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 企業年金システムと経営者の裁量的行動に関する研究

    壁谷 順之 生命保険論集 2022 (221), 155-190, 2022-12-20

    近年、企業年金制度および退職給付会計制度を取り巻く環境変化が大きい。確定拠出年金(DC制度)は、加入企業数・従業員数が年々増加し、現行制度の主要な1つとなっている。その背景には、かつて存在した適格退職年金(適年)や将来的に廃止が検討されている厚生年金基金からの制度移行に伴うものも多く含まれている。こうした動向には、企業経営における経済環境変化だけでなく、当該企業の財政状況や経営成績など多くの要因…

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  • CSVによるサービスの高付加価値化: Vitalityの事例研究

    大 孝徳 国際経営論集 (64) 1-11, 2022-12-12

    サービス・マーケティングにおける代表的なモデルであるサービス・プロフィット・チェーンにおいては、従業員満足度向上→顧客満足度向上→収益アップというフローが指摘されているが、サービス品質に大きく寄与する従業員満足度向上に関する精緻な検討は行われていない。 本研究では、日本においては住友生命が展開するVitalityに対する事例研究を通じて、CSVが従業員満足度をはじめ、サービス品質、顧客満足度、収…

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  • 古典生保数理の有効性

    田中 浩一 保険学雑誌 2022 (658), 658_93-658_120, 2022-09-30

    ...<p>1770年代の英国エクイタブル生命において,プライスとモーガンによる世界最初の生命保険会社のバリュエーションが実施されるに至った。...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 生命保険会社におけるリスクと法の起源

    冨田 洋介 生命保険論集 2022 (220), 201-242, 2022-09-20

    ...推計の結果、生命保険会社における株式保有比率はイギリス法起源、スカンディナビア法起源において高く、保険料収入に関しては、イギリス法起源において最も高い傾向にある。生命保険会社の運用リスクが責任準備金に与える影響を限界効果として計測したところ、イギリス法起源における限界効果がその他の法の起源より高いことが明らかになった。推計結果が示す通り、法の起源は資本主義の多様性を導く要因の1つであると考える。...

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  • 生命保険会社の資産運用ポートフォリオへ影響を与える諸要因

    秋原 理子, 緒方 柊人, 木戸 拓海 生命保険論集 2022 (220), 337-352, 2022-09-20

    ...<p><tt>経営者の属性や経歴が生命保険会社の資産運用戦略におけるリスク管理に与える影響を明確にすることが本研究の目的である。そこで、経営者の属性と経歴によって資産運用ポートフォリオのリスク量を説明する諸仮説を設定した。...

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  • 家計内でのリスク分散と保険需要

    藤井 陽一朗, 尾﨑 祐介 生命保険論集 2022 (220), 183-200, 2022-09-20

    <p>本研究では、世界的に問題となっている民間の保険会社が提供する介護保険の需要が極端に低い「介護保険パズル」がどのようなメカニズムで起こっているのかを、理論的枠組みによって説明することを目的としている。これまでの保険需要を考察する研究では、個人の最適化問題として記述がなされてきた。しかし、介護保険への加入を考えるにあたっては、夫婦や家族といった複数の個人から構成される家計単位での意思決定を考え…

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  • 保険会社の情報開示とメディアの役割

    植村 信保 保険学雑誌 2022 (657), 657_137-657_165, 2022-06-30

    ...ところが,過去20年間における生命保険会社および損害保険会社の決算発表に関する新聞報道を分析したところ,平時における決算報道が固定化し,かつ,各紙が同じような内容に収れんしており,しかも,それが読者である消費者にとって有益な情報とはなっていないことを確認した(特に生命保険会社)。...

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  • 不妊治療の実情と公私保険の役割に関する研究

    長澤 昇平 生命保険論集 2022 (219), 197-270, 2022-06-20

    医療分野では、一般に患者と医師との間において治療内容に関する情報の非対称性が問題となるが、とりわけ公的医療保険が適用されない自由診療では、保険診療以上に情報が限られているのが実情である。本研究で扱う不妊治療もまた一部を除き自由診療であり、医療機関が任意に情報提供するにとどまってきた。本研究では、こうした情報の非対称性の解消に向け、信頼に足る公表情報を収集し、不妊治療の当事者や保険者に適切な情報提…

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  • 消費者の保険知識の水準と決定要因

    浅井 義裕 損害保険研究 84 (1), 1-31, 2022-05-25

    ...先行する研究の結果は,女性の金融知識が低いことを示しているが,本研究の結果は,女性の保険知識が必ずしも低くないこと,特に,生命保険の知識に関しては,女性の保険知識が高いことを明らかにしている。また,消費者の年齢,および家計管理に対する考え方が,保険知識の水準と有意な関係があることが分かった。</p>...

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  • 保険金受取人の指定変更と対価関係の形成に関する覚え書き

    大塚 英明 保険学雑誌 2022 (656), 656_213-656_239, 2022-03-31

    ...<p>第三者のためにする生命保険契約の保険契約者と保険金受取人との間には,民法の第三者のためにする契約で予定されている「対価関係」が当然に必要なはずである。しかも受益の意思表示というシステムが存在しないため,この種の保険契約では,保険契約者は被保険者存命中である限り自由に受取人を変更することが可能である(指定変更権の持つ第1のフレキシビリティー)。...

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  • 大規模災害の被災者の生活支援と生命保険契約照会制度の創設

    石川 温 保険学雑誌 2022 (656), 656_105-656_110, 2022-03-31

    ...東日本大震災では生命保険の加入状況が不明な方が多数いたため,2011年4月,生命保険協会はご契約の有無に関する照会を受け付ける「災害地域生保契約照会制度」を開始した。また,2021年7月には,平時において認知判断能力が低下している等の場合にも確実に保険金等を請求していただくための「生命保険契約照会制度」を開始した。</p>...

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  • インフォームド・ディシジョンの基盤としての年金ダッシュボード

    谷内 陽一 年金研究 17 (0), 137-173, 2022-02-25

    <p><tt> 英国では、年金ダッシュボード(</tt>pensions dashboard<tt>)という自身の公的年金および私的年金の状況を一元的に把握できるオンライン・プラットフォームの開発に官民挙げて取り組んでいる。英国では、</tt>Automatic Enrolment<tt>および</tt>Pension …

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  • 老後生活費への不安感の要因分析

    大塚 忠義, 谷口 豊 生活経済学研究 55 (0), 15-30, 2022

    ...生命保険文化センター(2016年)の調査によると、回答者の85.7%が自分の老後生活に不安を感じている。一方で、谷口・大塚(2020)で「全国消費実態調査」をもとに行ったシミュレーションでは、80%を超える世帯が生存中に貯蓄が枯渇する可能性が低いという結果を得た。このような差異は、現役世代が老後生活に対して感じている不安感は実態より悲観的であることを示唆している。...

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  • 情報処理や制御焦点のスタイルと占い・おまじない信奉との関連性

    向居 暁, 桑田 雪加 日本認知心理学会発表論文集 2022 (0), 41-41, 2022

    占いを信じたり,おまじないを利用することは,不思議現象信奉や実証的根拠を欠く信念の一種として研究されている。本研究は,占いやおまじない信奉を多面的に捉え,それらに興味を抱いたり,それらを信じたり,生活に取り入れることなどと個人の情報処理や制御焦点のスタイルとの関連性を検討した。その結果,占い・おまじない信奉に係る諸側面によって,情報処理や制御焦点のスタイルが異なった影響を及ぼすことが明らかになっ…

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  • 産業保健における実装科学

    島津 太一, 小田原 幸, 梶 有貴, 深井 航太, 今村 晴彦, 齋藤 順子, 湯脇 恵一, 立道 昌幸 産業医学レビュー 34 (2), 117-153, 2022

    実装科学とは、エビデンスに基づく介入を「どのように」すれば実装できるのか、という問いに対する知識体系を構築する学問領域といえる。本稿では、事業場における健康づくりの仮想的な事例をもとに、実装科学が実践にどのように役立つのかを解説する。つぎに、保健医療の分野で用いられる実装研究の要素について解説する。最後に、産業保健の領域で健康増進対策実施を促進するための、実装研究、あるいはその要素を持つ介入研究…

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  • GPT-2を活用した質問応答タスクへの適応

    八幡 一紀, 桐生 佳介, 片柳 宏太, 毛利 研, 関本 和穂 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 2L1GS202-2L1GS202, 2022

    ...ファインチューニングには生命保険会社のFAQデータを使用した。結果として、テストデータの約8割で自然な回答、約6割で理想の回答を得ることができた。この仕組みを活用することで、ルールベースとは異なるアプローチで質問応答システムを構成できると考えている。</p>...

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  • 〈論文〉明治期の演劇に描かれた保険

    稲葉, 浩幸 商経学叢 68 (2), 1-19, 2021-12-31

    ...明治維新による近代化の流れは,文化・芸術の分野にも押し寄せ,新たな現代劇が作られる中,「生命保険」は生命保険金殺人というテーマを巧みに用いたサスペンス作品に,「保険ぎらひ」は火災保険の勧誘を巡るドタバタ喜劇となっている。...

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  • 人事制度改革と雇用管理区分の統合

    金井 郁 社会政策 13 (2), 7-20, 2021-11-10

    ...<p> 生命保険産業では,近年,非正社員の正社員化が大規模にすすめられている。また,一般職の総合職化といった雇用管理区分の統合も行われている。本研究は,伝統的生命保険会社の雇用管理区分統合をめぐる事例から,人事制度変更の実態とその背景と論理,内実の変化,女性労働へのインパクトについて検討した。...

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  • コロナ禍の生命保険営業における「対面」営業の変化

    金井 郁 ジェンダー研究 : お茶の水女子大学ジェンダー研究所年報 (24) 5-23, 2021-07-31

    ...生命保険の営業は未来に還元される商品を販売するため、見込み客を発見し、顧客に変え、顧客を長期的に維持することが重要とされる。本研究では、日本の生命保険産業の営業職を事例に、対面活動が制限されるコロナ禍が営業職員の営業活動にいかなる影響を及ぼしているのか―特に見込み客発見のプロセスの変化に着目し、ジェンダーによるインパクトの差に注目して検討した。...

    DOI HANDLE Web Site ほか1件

  • みらiDeCo まらないために(未来で困らないために)

    中山 恵介, 中村 颯斗, 高橋 颯斗, 丸山 翔, 秋田 紗瑛, 秋本 啓太 生命保険論集 2021 (215), 181-196, 2021-06-20

    <p><tt>長寿の国である日本は、将来的に年金のみでは生活が苦しくなる長生きリスクをはらんでいる。長生きリスクには、公的年金だけでは、年金生活に入ることで退職前に比べ生活水準が一気に落ち込んでしまうリスクも含まれている。しかし、長生きリスクに備えている人は少ない。そこで我々は将来視点から現在への行動を変化させるフューチャー・デザインによる</tt>iDeCo …

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  • 令和元年東日本台風による被災地の復旧・復興まちづくりに関する研究

    清水 遥翔, 川﨑 興太 都市計画報告集 20 (1), 8-13, 2021-06-08

    <p>本研究では、令和元年東日本台風によって最も大きな被害を受けた福島県内の立地適正化計画策定市町村における復旧・復興状況に関する分析をし、今後のまちづくりのあり方に関して基礎的な知見を得ることを目的としている。本研究を通じて、(1)河川の復旧等やソフト面での防災対策は多くの市町村で取り組まれていること、(2)市街地整備事業や建築規制等はほとんどの市町村で取り組まれていないこと、(3)すべての市…

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  • 生活者のリスク認知とリテラシー

    畔上 秀人 保険学雑誌 2021 (652), 652_51-652_73, 2021-03-31

    ...定量的にも,生命保険の人口当たり契約金額等は地域によって格差があり,全国消費実態調査の集計データを用いた分析では,新聞への支出額が保険保有額と有意な正の相関があることが示された。</p>...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 特別条件付契約における承諾前死亡について

    北澤 哲郎 保険学雑誌 2021 (652), 652_243-652_274, 2021-03-31

    <p>特別条件付契約における承諾前死亡において,保険者に変更承諾(当初の契約の申込みの拒絶と特別条件付契約の申込み)の義務を課し,保険金を支払うべきかについては,学説上,肯定説と否定説に分かれている。私見としては,当初の契約申込み時点における保険契約者の特別条件付契約の締結の意思が不明であること,及び保険法39条1項により,変更承諾義務は基本的に否定すべきであるが,例外的に,当初の契約申込み時点…

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  • 法人保険契約の解除・免責に関する一考察

    原 弘明 保険学雑誌 2021 (652), 652_215-652_242, 2021-03-31

    ...その上で法人生命保険契約の重複契約による重大事由解除が問題となった裁判例をもとに,保険契約者・被保険者・保険金受取人と保険者との間の信頼関係破壊はなるべく明確に分けられるべきであり,法人契約と被保険者の個人契約を峻別せず重複契約を認めたことは改められるべきものとした。</p>...

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  • 中学生・高校生に対する「生命保険」に関する金融リテラシー向上に向けた取り組み

    斉藤 数弘 保険学雑誌 2021 (652), 652_91-652_111, 2021-03-31

    ...学校で「生命保険」を取り扱うにあたり,各教科によって特徴はあるものの,共通点としては,「生命保険」だけ単体で教えたり,学ぶのではなく,各教科の生命保険以外のキーワードと結び付けていくことが重要であると考える。生徒にとってだけではなく,教員側にとっても,「生命保険」を授業で取り上げる際の重要な要素と考えられる。...

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  • 家族の経済学に基づく世代間関係と民間介護保険需要に関する研究

    古村 聖 生命保険論集 2021 (214), 233-266, 2021-03-20

    ...具体的には平成21, 24, 27 年度の「生命保険に関する全国実態調査」(公益財団法人・生命保険文化センター)のデータを利用し、成人した子どもとの同居が、親世代による民間介護保険への加入に与える影響をクロス集計分析によって検証した。分析の結果として得られたことは主に以下のとおりである。...

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  • 米国およびIFRSにおけるここ10年の生命保険会計の動向

    栁田 宗彦 保険学雑誌 2020 (651), 651_1-651_24, 2020-12-31

    <p>国際会計財務報告基準のIFRS17号「保険契約」は,プリンシプル・ベース,資産・負債アプローチ,公正価値評価の特徴を持っており,2023年から適用される見込みとなっている。IFRS17号はEUの経済価値ベースによるソルベンシー規制であるソルベンシーIIの影響を強く受けている。一方,米国において法定会計はプリンシプル・ベースの保険負債を導入することとしており,ここでも経済価値ベースが取り入れ…

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  • 中国における規制緩和と生命保険業に関する一考察

    金 瑢 保険学雑誌 2020 (651), 651_171-651_191, 2020-12-31

    ...<p>本稿の目的は,1990年代以降中国における規制緩和により生命保険業がどのように変化したのかを考察することである。そこでまず,改革開放政策が打ち出された後,段階的に進められた規制緩和について考察し,次に規制緩和が生命保険市場に与えた影響を,集中率とハーフィンダール・ハーシュマン指数を用いて分析し,生命保険市場が競争的になりつつあることを明らかにした。...

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  • ドイツの保険市場の動向

    竹内 正子 保険学雑誌 2020 (651), 651_81-651_110, 2020-12-31

    ...<p>ドイツ保険監督法は,生命保険と損害保険の兼営を禁止している。しかしドイツの保険会社は,損害保険と生命保険を統合させた経営や販売の体制を組んでいる。本稿では,ドイツの保険会社が現実に,どのような体制で運営されているのかを,大手保険グループの年次報告書などの公開情報を基に掘り下げ,日本の保険業界の参考になる部分はないかを検討していく。...

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  • オーストラリアにおける保険業界自主規制の発展史

    泉 裕章 保険学雑誌 2020 (651), 651_139-651_170, 2020-12-31

    <p>日本の生損保険業界は,近年,家計保険に係る多数の自主ガイドライン(保険業界自主規制)を整備しており,家計保険事業を巡る今後の消費者行政は,こうした業界自主規制なくして語れない。そうすると,この分野における消費者行政の健全かつ体系的な発展のためには,業界自主規制につき,理論的・歴史的・比較法的な側面から考察する機会を持っておくことが,学問的・実務的に有益であると考えられる。本稿は,こうした問…

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  • 〈論文〉「時事漫画」と保険

    稲葉, 浩幸 生駒経済論叢 18 (2), 51-68, 2020-11-30

    ...「時事漫画」の中で,北澤楽天は当時の保険業界の実情を踏まえた上で,火災保険や生命保険,保険勧誘員,保険診査医など様々な視点から近代保険制度に翻弄される人々をユーモラスに描いている。保険に関する北澤楽天の洞察力は鋭く,黎明期のわが国の近代的保険制度を知る上で,価値ある史料となっている。...

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  • 配電網維持管理の観点からのオフグリッドの効果

    渡司 悠人, 佐野 雅人, 鈴木 勉, 大澤 義明 都市計画論文集 55 (3), 393-399, 2020-10-25

    <p>オフグリッド(独立電源)を導入するにあたり,配電網維持管理コストと,切り離された住民へ電力を供給する独立電源コストとの間にトレードオフが生じる.ここでのオフグリッドとは,電力会社の配電網から完全に分離した電力システムを意味している.本研究の目的は,このトレードオフを二目的最適化問題として定式化し,配電網の電源位置の影響も含めオフグリッド政策を分析することである.第一に,単純な地理条件を想定…

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  • 公用車電動化と広域連携による被災時電源確保

    古矢 潤, 徳田 伊織, 小又 暉広, 渡司 悠人, 小林 隆史, 大澤 義明 都市計画論文集 55 (3), 1100-1106, 2020-10-25

    <p>日本は近年、熊本地震(2016)、台風19号(2019)など多くの自然災害に被災しているにも関わらず、公用車を活用した災害時電源確保についてはこれまで研究対象とされてこなかった.自然災害多発、人口減少などの時代背景を踏まえると、移動電源としての電動公用車を持つこと、周辺自治体と協力することには大きな意義があると考える.本研究は、公用車の電気自動車への転換や周辺自治体との広域連携が、有事にど…

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  • 終身年金パズルによる年金・一時金の選択に関する考察

    谷内 陽一 保険学雑誌 2020 (650), 650_1-650_22, 2020-09-30

    <p>わが国の企業年金は,年金に代えて一時金(選択一時金)を受給できるのが大きな特色だが,受給者の多くが一時金での受給を選択しているため,給付実態が制度趣旨に沿っていないと指摘されている。</p><p>本稿では,わが国の企業年金において年金受給が選好されない理由について,終身年金パズル(annuity …

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  • 生命保険契約における復活と自殺免責

    村上 裕行 保険学雑誌 2020 (650), 650_85-650_97, 2020-09-30

    ...<p>生命保険契約の失効後の復活の場面において,自殺免責期間の起算点を原契約時とすべきか復活時とすべきかについての問題は,期間制限のある自殺免責の趣旨が自殺による保険事故発生率の増大する危険を防ぐという趣旨から考えれば,復活請求時にもこの危険を防ぐ要請は認められ,一律に復活時を起算点とするとすることは困難と考える。...

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  • インデックスの導入が保険市場に与える影響の理論的考察

    尾﨑 祐介, 藤井 陽一朗 生命保険論集 2020 (212), 107-132, 2020-09-20

    インデックス保険は発展途上国の貧困対策のみならず、日本においても導入がはじまっている保険商品である。しかし、途上国におけるインデックス保険の加入状況を見ると、当初の予測よりもはるかに少ないというデータが観察されている。この原因として、実際の損害の有無とインデックスの有無が一致しないベーシスリスクの存在が指摘されている。本研究は、個人の選好が期待効用理論を一般化した後悔理論によって表現されるとき、…

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  • ティーバッグを使った土壌微生物活性の測定

    高橋 輝昌, 守野 陣, 寺田 健人, 土田 健人, 人見 拓哉 日本緑化工学会誌 46 (1), 146-149, 2020-08-31

    <p>土壌の有機物分解特性の指標として,土壌中に埋設されたティーバッグの内容物の変化量から算出されるTBI(Tea Bag Index)が考案されている。本研究では,異なる緑地の土壌でTBIの測定を試み,南関東地方での適切なTea Bag の埋設期間について検討し,また,積算地温や土壌の化学的・生物的性質とTBIの関係についても検討した。南関東の緑地において夏季を含む期間に土壌間でTBIを比較す…

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  • 保険金受取人に関する規定の理論的課題とその検討

    遠山 聡 保険学雑誌 2020 (649), 649_57-649_83, 2020-06-30

    <p>保険金請求権が保険金受取人の固有の権利として原始取得されるという通説・判例の考え方を前提とすれば,保険事故発生前の抽象的保険金請求権はどのように帰属していると考えるべきか。保険事故発生前において,保険契約者(兼被保険者)は保険金請求権を遺贈の対象とすることはできず,質権設定もできないと考えるのが整合的であるように思われるが,保険契約者は保険金受取人変更による絶対的な処分権限を有しており,保…

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  • 生命保険業界におけるインシュアテックの取組み等

    武藤 伸行 保険学雑誌 2020 (649), 649_217-649_232, 2020-06-30

    ...</p><p>生命保険業界のデジタライゼーション戦略の更なる推進にあたっては,電磁的方法による情報提供の選択肢を拡充する制度整備や,行政機関が網羅的に把握している個人データの適正な利活用が推進される制度整備の実現が期待される。</p>...

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