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検索結果 250 件

  • 自閉スペクトラム症と知的障害,特徴的な乳歯の早期萌出を認めたADNP症候群の1例

    山下 朋代, 田中 裕子, 三輪谷 隆史, 岡本 伸彦, 武内 俊樹, 上原 朋子, 鈴木 寿人, 小崎 健次郎, 西垣 敏紀 脳と発達 56 (2), 142-144, 2024

    <p> ADNP(activity-dependent neuroprotective protein)症候群は自閉スペクトラム症,知的発達症,特徴的な顔貌を呈し,乳歯の早期萌出を特徴とする.症例は13歳男子,全エクソーム解析でNM_001282531.2(ADNP):c.2496_2499delが同定され,同変異の既報より知的発達症は重度であった.今後,症例が集積され遺伝型・表現型相関の解明が…

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  • 大量出血の原因となった胃過形成性ポリープ由来早期胃癌の1例

    大石 俊之, 北瀬 彰, 田中 裕子 山口医学 72 (3), 123-126, 2023-09-01

    <p> 症例は70代男性.糖尿病・高血圧・心房細動などで当院糖尿病内科へ定期通院していた.下血で当院へ救急搬送され,緊急上部消化管内視鏡検査を行ったところ,胃過形成ポリープからの出血が認められた.クリップによる止血を行い,次の日に内視鏡的粘膜切除術(EMR)による切除を行ったところ,病理組織結果は胃過形成性ポリープ由来の早期胃癌であった.胃過形成性ポリープの大量出血では,正確な病理診断を行うこと…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • 北海道胆振東部地震における地域包括支援センター保健師の活動経験に基づく減災に有用な平常時の活動

    田中 裕子 日本地域看護学会誌 26 (2), 13-22, 2023

    <p><b>目的:</b>北海道胆振東部地震の活動経験に基づき,地域包括支援センターの保健師がとらえた減災に有用な平常時の活動内容を明らかにすることを目的とした.</p><p><b>方法:</b>発災前から発災後に至るまで地域包括の保健師として従事していた13人に「発災前の普段の活動で減災に有用であった活動はなにか」「胆振東部地震を経験して,今後取り組む必要がある減災に有用な普段の活動はなにか」…

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  • 薬学的介入により改善に至ったバンコマイシン内服投与後に出現した薬剤性腎障害の1症例

    森脇 健太郎, 小出 哲朗, 加藤 公人, 松田 千裕, 田中 裕子, 水谷 日花里, 窪田 知仁, 大矢知 立城, 西田 順二, 伊藤 久美子 日本腎臓病薬物療法学会誌 12 (2), 197-201, 2023

    <p>近年、高齢化に伴い薬剤性腎障害(DKI:drug-induced kidney injury)は増加傾向にあり、薬剤師によるDKIの早期発見および重篤化回避が期待されている。今回、我々は塩酸バンコマイシン(VCM:vancomycin)内服投与後に出現したDKIの症例を経験した。80歳男性はメチシリン耐性黄色ブドウ球菌肺炎および腸炎のためにVCM内服およびテイコプラニン(TEIC:teic…

    DOI Web Site 医中誌

  • 乳児家庭全戸訪問事業に携わる主任児童委員が行う親子への支援

    浅野 綾子, 田中 裕子 日本赤十字看護学会誌 24 (1), 23-32, 2023

    <p>本研究は乳児家庭全戸訪問事業において主任児童委員が行う親子への支援を明らかにすることを目的に実施した.5名の研究参加者に半構造化面接を行い,質的に分析した.その結果,【母のポジティブな感情を引き出す】【育児困難感につながる要素を探す】【人生経験を活かして子育てのアドバイスをする】【身近な地域の資源を紹介する】【支援の必要性を見極めながら保健師に引き継ぐ】【主任児童委員の役割を再認識する】【…

    DOI 医中誌

  • リスク低減乳房切除術にて発見された非浸潤性乳管癌の1例

    田中 裕子, 大田 里香子, 吹野 俊介, 若原 誠 日本臨床外科学会雑誌 83 (8), 1407-1412, 2022

    <p>症例は47歳,女性.乳癌で34歳(左乳房部分切除術+センチネルリンパ節生検)と44歳(右乳房全切除術+センチネルリンパ節生検)時に加療した.両側乳癌既往,若年発症,家族歴から遺伝学的検査の提供推奨と判断した.<i>BRCA</i>遺伝学的検査を行い,<i>BRCA1</i>に病的バリアントを認め,遺伝性乳癌卵巣癌症候群と診断された.予防手術の希望があり,女性診療科にてリスク低減卵管卵巣摘出…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • Fludarabine,busulfan,melphalanを前処置とした非血縁者間同種末梢血造血幹細胞移植に合併した剥離性食道炎

    須藤 ありさ, 片桐 誠一朗, 赤羽 大悟, 大月 俊輔, 山田 晃子, 勝呂 多光子, 浅野 倫代, 吉澤 成一郎, 田中 裕子, 古屋 奈穂子, 岡部 聖一, 藤本 博昭, 後藤 守孝, 後藤 明彦 臨床血液 63 (2), 83-88, 2022

    <p>剥離性食道炎は食道扁平上皮組織のシート状脱落を特徴とする稀な疾患である。抗凝固薬など薬剤性の報告があるが,造血幹細胞移植に合併した報告は少ない。今回,移植後早期に剥離性食道炎を発症した急性骨髄性白血病(AML)を経験した。症例は52歳,女性。<i>FLT3</i>-ITD変異陽性AML第一寛解期にFBM(fludarabine 180 mg/m<sup>2</sup>,busulfan …

    DOI 医中誌

  • 典型的な頭部MRI所見を呈したL-2ヒドロキシグルタル酸尿症の小児例

    山下 朋代, 前川 加奈美, 若原 珠美, 小出 竜雄, 田中 裕子, 三輪谷 隆史, 西垣 敏紀 脳と発達 54 (2), 126-131, 2022

    <p> L-2ヒドロキシグルタル酸尿症(L-2-HGA)は,けいれんや小脳失調,知的障害を呈する常染色体劣性遺伝の有機酸代謝異常症である.症例は世界中から報告されているが,本邦の論文での症例報告は4例の成人例のみである.症例は10歳女児,4歳時にけいれんと知的障害,失調性歩行を認めた.頭部MRI検査で両側前頭葉優位の皮質下白質に,T2強調像で高信号域,T1強調像で低信号域の病変を認め,さらに同様…

    DOI 医中誌

  • 当院で出生した極低出生体重児に発症した胎便関連性腸閉塞のリスク因子に関する検討

    朝田 裕貴, 田邉 裕章, 菅 彩子, 岩見 裕子, 松村 寿子, 原田 明佳, 田中 裕子, 市場 博幸 日本周産期・新生児医学会雑誌 58 (3), 458-463, 2022

    <p> 胎便関連性腸閉塞(meconium related ileus,以下,MRI)は極低出生体重児における発症頻度が高い疾患であるが,その発症におけるリスク因子について検討した研究は少ない.今回当院で出生した極低出生体重児に発症したMRIの発症に関連したリスク因子を検討した.2010年1月から2020年10月に当院で出生し,NICUに入院した在胎32週未満かつ出生体重1,500g未満で出生し…

    DOI 医中誌

  • 幼小における防災教育の課題

    田中 裕子|井上 剛男|辻 有里|みやざき 美栄 鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部紀要第4号 2021 = Journal of Suzuka University and Suzuka Junior College Vol.4 2021 (4) 79-94, 2021-04-01

    本稿は,防災教育の先行研究や実践報告を分析し,幼児や小学生に対する防災教育の実践をよりよくするための手がかりを明らかにすることを目的とする.防災教育の政策から,幼小接続,障がい児への対応,音楽の活用という防災教育を分析するための3つの視角を抽出した. この視角による分析の結果,以下のことを明らかにした.まず,幼小が連携した防災教育の実践研究では,防災教育の目標・計画・指導や教材の開発について,十…

    機関リポジトリ

  • 神保町グルメかるたプロジェクト

    田中 裕子, 林田 廣伸 デザイン学研究作品集 25 (1), 1_76-1_81, 2020-03-31

    地域活性化を目的としたイベントおよびそのツール類を統合的に企画、デザイン制作した。共立女子大学家政学部建築・デザイン学科デザインコースでは、地域社会への働きかけを目標の一つに演習に取り組んでいる。その成果として提案された「神保町グルメかるた」施策は、東京都千代田区の神田神保町(以下、神保町)の関係者から好評を得て、かるたの製品化とイベントの実施に至った。<br>本施策は、地域に軒を連ねる個人飲食…

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  • 幼保小接続・連携を充実させるためのカリキュラム・マネジメント

    田中 裕子 鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部\n教職研究\n (1) 85-99, 2020-03-02

    本稿は、Y市における幼保小接続・連携の実践を検討することで、今後の幼保小接続・連携を充実させるためのカリキュラム・マネジメントのあり方を考察することが目的である。当時先進的な取り組みとされたY市が2011年に打ち出した「接続期カリキュラム」は幼児期終了前を「アプローチカリキュラム」、小学校入学から1学年1学期終了を「スタートカリキュラム」の時期として位置づけ、幼保小交流がなされてきた。研究の方法…

    機関リポジトリ

  • 授業「こどものかがく」とSTEAM教育の接点

    神谷 勇毅, 田中 裕子 鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部\n教職研究\n (1) 152-161, 2020-03-02

    近年、STEM 教育(Science, Technology, Engineering and Mathematics Education)、STEAM 教育(Science, Technology, Engineering, Arts and Mathematics Education)といった用語が科学教育の分野で使われるようになっている。政府も喫緊の教育課題の1つとしてSociety5.0…

    機関リポジトリ

  • 高大連携、地域をテーマに分かち合う公開講座 : 八王子甲州街道と神保町活性化デザイン計画の提案

    田中, 裕子, 晴山, 誠也, 林田, 廣伸 共立女子大学家政学部紀要 66 75-89, 2020-01

    筆者らは、本学園主催による公開講座において、地域を題材に、学生・生徒による発表を取り入れた講座を行った。「甲州街道と神保町」と題し、2018年10月27日、共立女子第二中学校高等学校(以下、第二高)において開催された当該講座は、次の三部構成とした。一)共立女子大学家政学部建築・デザイン学科デザインコース4年生の学生が演習授業で取組んだ「神保町周辺活性化デザイン計画2018」の発表、二)第二高の生…

    機関リポジトリ Web Site

  • 外来がん化学療法患者を対象とした苦痛のスクリーニングの導入─苦痛対応に必要なリソースに関する分析─

    二宮 一美, 大谷 哲也, 田中 裕子, 工藤 満美子, 三富 弘子, 佐藤 大輔, 野本 優二, 伊藤 和彦, 片柳 憲雄 Palliative Care Research 14 (1), 15-21, 2019

    <p>がんの苦痛スクリーニングで対応に必要なリソースを求め,円滑な緩和ケア提供の条件を求めることを目的とした.2017年3月までの2年間の外来がん化学療法1479例を対象としSTAS-J症状版でスコア2以上を有症状とした.有症状は181例(12.2%),リソースは12職種,延べリソース数は288件だった.対応は認定看護師・薬剤師による「直接介入」153件,「主治医対応」98件,「その他リソースの…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • 地域社会連携プロジェクトの伝達

    田中 裕子 日本デザイン学会研究発表大会概要集 66 (0), 552-, 2019

    <p>近年、「地域社会連携」の取り組みが各種情報媒体で取り上げられる機会が増えている。自治体や企業にとどまらず、大学などの教育機関においても、様々な地域と協定を結び、地域振興、人材の育成、教育・学術研究の推進のため、協力して連携事業が盛んに行われている。こうした地域社会連携事業の成果情報を、ソーシャルメディアとの連携を駆使しWebサイトから盛んに発信している教育機関も多いが、一方では事業の情報提…

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  • 人材不足解消に向けた人工知能技術の活用におけるP2M理論の有効性

    田中 裕子, 久保 裕史 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2018.Spring (0), 146-157, 2018

    我が国では、少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少、働き方の多様化などの状況に直面し、生産性向上とともに、就業機会の拡大や意欲・能力を発揮できる環境作りといった「働き方改革」が進められている。そのような中、人材流動化を実現する人材サービス業の役割はますます重要になると考える。 しかし、人材サービス業においては、十分な経験とスキルを有する専門家が少なく、人材育成を急速に進めたとしても不足分を補えない状…

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  • 人工知能を活用した業務自動化におけるP2M理論の適用

    田中 裕子, 久保 裕史 国際P2M学会誌 12 (2), 1-16, 2018

    これまで、製造業を中心に業務自動化の取組みが広く進められてきたが、我が国の労働人口が今後減少すると予測されているなか、ホワイトカラー業務の自動化、なかでも人工知能を活用した業務の自動化が注目されている。一部の企業においては具体的な検討が進められているが、人工知能を活用した業務自動化においては、従前の業務自動化とは異なる課題が存在すると考える。 …

    DOI

  • 人材不足解消に向けた人工知能技術の活用におけるP2M理論の有効性

    田中 裕子, 久保 裕史 国際P2M学会誌 13 (1), 160-172, 2018

    我が国では、少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少、働き方の多様化などの状況に直面し、生産性向上とともに、就業機会の拡大や意欲・能力を発揮できる環境作りといった「働き方改革」が進められている。そのような中、人材流動化を実現する人材紹介業の役割はますます重要になると考える。 しかし、人材紹介業においては、十分な経験とスキルを有する専門家が少なく、人材育成を急速に進めたとしても不足分を補えない状況である…

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  • <i>JAK2</i>-V617F変異を有する二次性骨髄線維症に発症した<i>BCR-ABL1</i>陽性慢性骨髄性白血病

    雨宮 文惠, 伊藤 良和, 石橋 康則, 齋藤 優, 片桐 誠一朗, 勝呂 多光子, 浅野 倫代, 吉澤 成一郎, 赤羽 大悟, 田中 裕子, 藤本 博昭, 岡部 聖一, 後藤 守孝, 田内 哲三, 大屋敷 一馬 臨床血液 58 (4), 298-302, 2017

    <p>53歳の女性。26歳頃より本態性血小板血症として近医にて経過観察されていた。白血球増加,貧血進行により紹介受診し,<i>BCR-ABL1</i>陽性慢性骨髄性白血病と診断された。同時に<i>JAK2</i>-V617F変異も認め,巨大脾腫を伴った。Dasatinibにて至適奏効となるも,巨大脾腫は残存し,骨髄生検では骨髄線維症の所見であった。脾腫の増大に伴い4年5ヶ月目で,IS(国際指標で…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • これからの働き方を考える 第2報

    濱田 仁美, 田中 裕子, 大槻 祐子, 神田 聖子, 小長井 ちづる, 畑 久美子, 平田 麻里子, 柳内 志織, 矢部 えん 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 69 (0), 250-, 2017

    <b>目的 </b>平成25年度から関東支部若手の会では、これからの若手研究者はキャリアの選択と同じく、生活と仕事をいかに調和させるかが大きな課題だと考えた。これからの働き方について、平成25、26年度の活動から、ワークライフバランスの考え方や問題点を抽出でき、更なる展開を模索して活動を続けた。<b></b><br><b>方法</b> …

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  • 人工知能を活用した業務自動化におけるP2M理論の適用

    田中 裕子, 久保 裕史 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2017.Spring (0), 167-180, 2017

    これまで、製造業を中心に業務自動化の取組みが広く進められてきたが、我が国の労働人口が 今後減少すると予測されているなか、ホワイトカラー業務の自動化、なかでも人工知能を活用し た業務の自動化が注目されている。一部の企業においては具体的な検討が進められているが、人 工知能を活用した業務自動化においては、従前の業務自動化とは異なる課題が存在すると考える。 …

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  • 米澱粉の熱特性に及ぼす温水処理の影響

    筒井 和美, 岩下 滉平, 田中 裕子, 奥村 日菜子, 權田 栞, 西成 勝好 日本調理科学会大会研究発表要旨集 29 (0), 77-, 2017

    <b>【目的】</b>澱粉の温水処理とは、大量の水存在下で糊化開始温度以下で加熱処理し、澱粉の物理化学的特性を変化させることである。本研究では米澱粉の温水処理を行い、加熱温度の違いによる熱特性の変化を調べることにした。<br /><b>【方法】</b>試料には、2010年新潟県三条市産コシヒカリから抽出した粳米澱粉を2種類用意した。超高感度示差走査熱量計(SII製DSC6100)にて、20wt%…

    DOI

  • 精神科に入院した若年性認知症者の退院先に関する家族の意思決定の構造

    田中 裕子, 佐伯 和子 日本地域看護学会誌 20 (2), 46-54, 2017

    <p><b>目的:</b>若年性認知症者の家族は,壮年期にあり,先がみえない介護生活と自分の将来の展望との間にジレンマが生じやすく,退院先に関する家族の意思決定は老年期認知症よりも困難だと考えられる.そこで本研究では,在宅から精神科に入院した若年性認知症者の退院先に関する家族の意思決定の構造を明らかにする.</p><p><b>方法:</b>A県に居住する若年性認知症者(50~60歳代)の家族7人…

    DOI Web Site 医中誌

  • 中学校数学科課題学習で用いる環境問題に着目した地域教材開発 : 合掌造りを題材にした実践研究

    岸本 忠之, 田中 裕子 富山大学人間発達科学部紀要 = Memoirs of the Faculty of Human Development University of Toyama 10 (2), 25-32, 2016-03-30

    本稿の目的は,中学校数学科で用いる環境問題に着目した地域教材を開発することである。そのため白川郷と五箇山の合掌造りの題材に関する授業実践を行った。具体的には,以下のような内容である。白川郷や五箇山では降雪対策が必要であるが同じ建築構造ではない。五箇山の屋根の傾斜角度は60°である一方,白川郷の屋根の傾斜角度が60°より大きいのは,五箇山は降水量が白川郷よりも冬場の降水量が多いためである。このこと…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 特発性肺線維症および慢性閉塞性肺疾患における身体活動量の特性

    新貝 和也, 小川 智也, 渡邉 文子, 平澤 純, 田中 裕子, 三嶋 卓也, 古川 拓郎, 長江 優介, 谷口 博之, 近藤 康博, 木村 智樹, 片岡 健介, 松田 俊明, 横山 俊樹 理学療法学Supplement 2015 (0), 0748-, 2016

    【はじめに,目的】慢性呼吸器疾患患者において,身体活動量は予後を規定する重要な評価指標である。特発性肺線維症(IPF)と慢性閉塞性肺疾患(COPD)は,運動制限因子が異なると報告されており,身体活動量に関しても制限因子が異なる可能性がある。しかし,COPDにおいて身体活動量の関連因子を検討した研究は多いが,IPFを対象として検討した報告はほとんどない。本研究の目的はIPFおよびCOPDの身体活動…

    DOI

  • 当院短時間型通所リハビリテーションの有用性について

    河村 達也, 松井 幸美, 増田 かおり, 椋田 良平, 谷岡 明美, 谷口 和美, 宗佐 いづみ, 田中 裕子, 田邊 誠 理学療法学Supplement 2015 (0), 1443-, 2016

    【はじめに,目的】診療報酬改定の度に医療保険より介護保険への移行,介護サービスでのリハビリテーションの充実を求められ,短時間型通所リハビリテーションはその受け皿の一つとして期待されている。当院では個別リハ,集団運動,マシントレーニングを中心とした運動と認知低下予防を主体とした短時間型通所リハビリテーションを展開しています。今回,利用開始時と6か月後の身体機能の変化について報告する。【方法】平成2…

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  • サイエンスアウトリーチにおけるウェブサイト開発の有効性

    田中 裕子, 小野 梨奈 日本デザイン学会研究発表大会概要集 63 (0), 193-, 2016

    本研究は、オーロラ現象やその生成に関係する太陽風・磁気圏・電離圏相互作用メカニズムの解明を目的とした研究機関、国立極地研究所 宙空圏研究グループのWebサイトリニューアルを、サイエンスアウトリーチの視点から企画・開発したプロジェクトの効果を検証するものである。科学技術のさらなる発展に向けて、研究内容や成果を国民にわかりやすく説明し、双方向コミュニケーションを通じて国民のニーズ把握を行う「アウトリ…

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  • 高温障害澱粉の糊化と老化

    筒井 和美, 田中 裕子, 長尾 杏樹, 斉藤 萌絵, 辻村 幸紀, 西成 勝好 日本調理科学会大会研究発表要旨集 28 (0), 72-, 2016

    【目的】近年の地球温暖化(気温上昇)は我われの主食である穀類の収量や品質の低下を招き,環境問題に発展している。登熟期に高温障害を受けた米は外観がやせ細り,白濁や着色などが見られ,家畜の餌や糊などくず米として処理されている。本発表では高温障害米である乳心白米に着目し,食料自給率の向上と有効活用を目指して,澱粉の調理特性(糊化,老化)について明らかにすることを目的とした。<br>【方法】試料には平成…

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  • 慢性骨髄性白血病におけるチロシンキナーゼ阻害剤中止後の筋骨格痛

    片桐 誠一朗, 田内 哲三, 齋藤 優, 勝呂 多光子, 浅野 倫代, 吉澤 成一郎, 作田 寿理, 赤羽 大悟, 田中 裕子, 古屋 奈穂子, 安藤 恵子, 藤本 博昭, 岡部 聖一, 後藤 守孝, 伊藤 良和, 大屋敷 一馬 臨床血液 57 (7), 873-876, 2016

    <p>We conducted a questionnaire survey to assess the state of patients with CML after discontinuation of TKI therapy. Nine of 27 patients developed musculoskeletal pain after TKI discontinuation. …

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 高齢者の骨強度の実態と生活要因の関連

    安藤 弘行, 岡崎 久美, 村田 薫, 田中 裕子, 植田 政栄, 村井 陽子 日本食育学会誌 10 (4), 297-306, 2016

    <p>A questionnaire survey on measurement of bone strength and lifestyle factors was conducted in 291 subjects (108 men and 183 women) who were users of welfare centers for the elderly in Osaka …

    DOI Web Site 医中誌

  • 小児の口唇形態の定量的評価方法に関する研究

    山下 聡美, 井上 祥子, 田中 裕子, 犬飼 裕子, 坂部 留可, 坂部 潤 小児歯科学雑誌 53 (3), 399-405, 2015

    <p>本研究は,臨床的に簡易に行える口唇形態の定量的評価方法の確立を目的とし,新たに考案した口唇形態計測器(以下;KD 定規)による計測方法(以下;KD 計測)の有効性を検討するために,測定者間での再現性や従来の側貌写真による計測値との誤差を検証した。さらに乳歯列期の小児において,KD 計測で得られた測定結果と口唇閉鎖力との関連性について検討を行った。</p><p>その結果,KD …

    DOI 医中誌

  • Imatinib中止後の再発にimatinibとIFNα併用療法を行い無治療で分子寛解を維持する<i>BIM</i>欠失多型のCML

    片桐 誠一朗, 田内 哲三, 梅津 知宏, 齋藤 優, 勝呂 多光子, 浅野 倫代, 吉澤 成一郎, 北原 俊彦, 赤羽 大悟, 田中 裕子, 藤本 博昭, 岡部 聖一, 後藤 守孝, 伊藤 良和, 大屋敷 純子, 大屋敷 一馬 臨床血液 56 (2), 216-219, 2015

    症例は51歳,男性。20XX年発症の慢性骨髄性白血病(CML)の患者で,イマチニブ(IM) 400 mg/日で治療24ヶ月目に分子遺伝学的完全寛解(CMR)を達成した。3年間CMRを維持し,患者の希望によりIMを中止したが4ヶ月目に分子再発した。IM再開によりCMRを再達成し,さらに1年間IM 400 mg/日とIFNα …

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 下肢閉塞性動脈病変に対するハイブリッド治療の有用性の検討

    遠藤 雅之, 橋本 政幸, 吹野 俊介, 浜崎 尚文, 内田 尚孝, 児玉 渉, 田中 裕子, 倉敷 朋弘, 上平 聡, 神納 敏夫, 小川 敏英 日本インターベンショナルラジオロジー学会雑誌 29 (1), 53-56, 2014

    <B>Purpose:</B> To evaluate the feasibility and efficacy of hybrid therapy in patients with peripheral arterial disease.<BR><B>Materials and methods:</B> Between April 2009 and November 2012, 15 …

    DOI 医中誌

  • 乳歯う蝕検査にDIAGNOcamを使用した症例

    髙森 一乗, 田中 裕子, 寺内 和希子 日本レーザー歯学会誌 25 (3), 148-152, 2014

    The clinical examination of dental caries is usually conducted by visual inspection and tactile palpation in conjunction with radiographic examination. Last year, a new device for diagnosis, …

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献5件

  • COPD患者におけるBreath-holding testによる新たな呼吸困難感評価法の開発

    新貝 和也, 金崎 雅史, 岡本 一紀, 谷口 博之, 小川 智也, 渡邉 文子, 平澤 純, 三嶋 卓也, 田中 裕子, 古川 拓朗, 長江 優介, 津田 徹 理学療法学Supplement 2013 (0), 0208-, 2014

    【はじめに,目的】呼吸困難感は主要な呼吸器症状,不快な呼吸感覚であり,他の感覚と同様に外的刺激が感覚受容器を刺激することによって発生する。呼吸困難感に関与する受容器には迷走神経受容器,化学受容器,胸壁(筋・腱)受容器,上気道受容器や呼吸運動出力を感知する中枢受容器(central corollary …

    DOI 医中誌

  • 部門システム統合化基盤整備の取り組み

    西野 典宏, 仲野 俊成, 長岡 亨, 夜野 敏明, 大西 章夫, 高木 真平, 松本 揚典, 新貝 欣久, 田中 裕子, 渡辺 淳, 高橋 伯夫 医療情報学 33 (4), 211-218, 2013

    当院では2006年の新築開院時に電子カルテを中心に多部門システム(30の部門,110台のサーバ)連携のマルチベンダ総合病院情報システムを構築・稼働した.2010年頃からサーバ群の延命や更新の検討を始め,軽微な対応で可能なものは対策を講じ,更新の分散化を図った.しかし,稼働後6年を過ぎ一斉に保守耐用や計画使用年限を超え,ハード障害の多発,資源の枯渇,等の問題が起こった.このため,サーバ更新やバージ…

    DOI

  • 双胎間輸血症候群供血児剖検例における腎組織学的検討

    藤丸 季可, 菅 彩子, 中村 香絵, 岩見 裕子, 松村 寿子, 堀池 正樹, 原田 明佳, 田中 裕子, 中岡 達雄, 市場 博幸, 山田 浩 日本小児腎臓病学会雑誌 26 (1), 105-109, 2013

    腹膜透析を施行した双胎間輸血症候群供血児の剖検腎組織所見を検討した。症例は,一絨毛膜双胎の一児胎内死亡の生存児で,超低出生体重児の双胎間輸血症候群供血児であった。日齢2,無尿やカリウム上昇のため腹膜透析を開始。日齢10に腸管穿孔のため透析が困難となったが,日齢20頃より緩徐に尿量が増加した。日齢34,無尿状態は脱していたが,腹腔内出血を合併し永眠された。剖検では,尿細管腔数の減少,糸球体の密集,…

    DOI 医中誌 参考文献13件

  • DIAGNOdent penによる隣接面齲蝕診断の有用性

    田中 裕子, 岩﨑 真紀子, 今井 和希子, 江島 堅一郎, 髙森 一乗, 白川 哲夫 小児歯科学雑誌 50 (5), 423-429, 2012

    DIAGNOdent pen(KaVo, Germany,以下pen とする)は,平滑面,小窩裂溝に加え,隣接面用プローブも備えていることより,隣接面齲蝕診断が可能とされている。その特徴より,小児への応用が期待されるが,乳歯および幼若永久歯を対象とした報告は少ない。そこで,乳歯および幼若永久歯の隣接面齲蝕診断への本装置の有効性を明らかにするため,デジタルエックス線画像から計測した隣接面齲蝕深さと…

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献24件

  • 超音波ガイド下両側腹直筋鞘ブロックにより腹部膨満感が軽減した1症例

    西島 薫, 橋本 典夫, 小林 身和子, 森本 孝子, 阪口 紀子, 中西 晶子, 田中 裕子, 小山 富美子, 厨子 慎一郎, 柴田 邦隆 Palliative Care Research 7 (1), 526-529, 2012

    がん性腹膜炎による腹水貯留が原因の腹部膨満感が, 超音波ガイド下両側腹直筋鞘ブロックにより軽減した症例について報告する. 【症例】59歳, 男性, 胃がん. 腹膜再発による腹水貯留に対し利尿剤投与, 腹水ドレナージ, オピオイド投与が行われたが腹部膨満感に対する効果は限定的であった. 超音波ガイド下に両側腹直筋鞘ブロックを施行したところ, 腹部膨満感がNRS(6段階評価; …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 冠危険因子を有する地域在住高齢者の血管内皮機能に対する温浴と運動の併用効果

    田中 裕子, 山田 純生, 奥村 比沙子, 清水 優子 理学療法学 38 (2), 105-113, 2011-04-20

    【目的】本研究の目的は,温浴と運動の併用刺激が血管内皮機能に与える短期的介入効果を検討することである。【方法】冠危険因子を保有する地域在住高齢者20名(71 ± 5歳)を対象とした。各対象者を温浴(41℃10分の半身浴)のみを行う温浴単独群と温浴後に運動(立位踵上げ,起立着座運動,座位での股関節内転運動)を行う温浴+運動群に10名ずつ無作為に割り付けた。対象者は温浴および運動を2週間毎日実施し,…

    DOI 医中誌 参考文献37件

  • 骨盤内腫瘍による神経障害性疼痛に対しエコーガイド下坐骨神経ブロックが有効であった1症例

    橋本 典夫, 西島 薫, 小林 身和子, 桑原 知恵子, 森本 孝子, 阪口 紀子, 中西 晶子, 田中 裕子, 小山 富美子, 厨子 慎一郎, 柴田 邦隆 Palliative Care Research 6 (1), 313-315, 2011

    骨盤内腫瘍増大による神経障害性疼痛に対し従来の薬物療法では十分な除痛が得られず, エコーガイド下坐骨神経ブロックで良好な鎮痛が得られた症例を経験したので報告する. 【症例】60歳代, 男性. 骨盤内腫瘍による神経圧迫が原因の痛みに対しフェンタニル貼付剤10.5mg, ガバペンチン1,600mg/日, エトドラク400mg/日, アミトリプチリン30mg/日まで増量したが, …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • 高齢者の起立時心拍数は,起立性低血圧の有無に関わらず増加しない

    小林 聖典, 山田 純生, 神谷 訓康, 田中 裕子, 新渡戸 紗都, 川瀬 春奈 理学療法学Supplement 2010 (0), DbPI1336-DbPI1336, 2011

    【目的】高齢者における起立性低血圧(OH)は存在率が高く、疾患発症や死亡率と関連している。OH要因の一つには圧受容体感受性低下があり、Gupta(2007年)は起立時の心拍数(HR)増加が毎分10拍に満たないOH保有者では、圧受容体障害が存在すると指摘している。OH保有者の起立時HRに関しては、今までは頻脈性起立耐性低下例を対象とした報告があるが、健常高齢者の起立時HRとOHとの関連を示した報告…

    DOI

  • Low Frequency Fatigueの評価指標に用いる他動的筋出力の再現性

    新渡戸 紗都, 山田 純生, 作井 大介, 成澤 正宏, 田中 裕子, 清水 優子, 河野 裕治 理学療法学 37 (3), 146-152, 2010-06-20

    【目的】本研究の目的は,LFF(low frequency fatigue)の評価指標(他動的筋出力)の再現性を検討することである。【方法】健常女子学生13名を対象とした。LFFは一般的には異なる周波数の電気刺激(electrical stimulation,ES)に対する他動的筋出力が指標とされる。本研究におけるLFFの評価指標は,15 Hz,100 …

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件 参考文献18件

  • 直接肝浸潤を伴う横行結腸癌の1切除例

    前田 和成, 清水 良一, 小佐々 博明, 衛藤 隆一, 田中 裕子, 石川 靖子, 田中 慎介 山口医学 59 (5/6), 231-234, 2010

    症例は42歳女性.2005年6月にふらつきと下肢の浮腫を主訴に,当院内科を受診した.高度の貧血・低アルブミン血症が認められ,コンピューター断層撮影(computed tomography;以下,CTと略記)で結腸腫瘍の肝浸潤,大腸内視鏡検査で結腸癌と診断された.術中所見では,横行結腸肝彎曲部の腫瘍が直接肝のS5に浸潤していたが,十二指腸,腎,尿管,腹膜には浸潤を認めなかった.手術は右側横行結腸と…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献13件

  • 地域在住高齢女性の骨盤傾斜角度と運動能力に関する検討

    中島 將宏, 山田 純生, 永田 英貴, 山口 順子, 奥村 比沙子, 田中 裕子, 新渡戸 紗都, 河野 裕治, 清水 優子 理学療法学Supplement 2009 (0), C3O2141-C3O2141, 2010

    【目的】<BR>高齢者の姿勢に関連する因子の一つに骨盤傾斜角度が挙げられる。しかし、骨盤傾斜角度に関する大規模な調査は少なく、運動能力との関連も明らかとなっていない。そこで地域在住高齢女性を対象として骨盤傾斜角度、身体組成、運動能力の測定を行い、骨盤傾斜角度と運動能力との関連を検討した。<BR>【方法】<BR>名古屋大学医学部保健学科にて実施した2008年、2009年の大幸フィットネス健診に参加…

    DOI

  • 心不全モデルラットにおける各種利尿薬の心機能改善効果

    田中 裕子, 渡辺 賢一, 張馬 梅蕾, THANIKACHALAM Punniyakoti Veeraveedu, 山口 賢一, 太刀川 仁, 小玉 誠, 相澤 義房 薬学雑誌 129 (7), 871-879, 2009-07-01

      Torasemide is a long-acting loop diuretic that combines the effects of both furosemide and spironolactone. It has been reported that torasemide but not furosemide might attenuate myocardial …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献28件

  • 食品用ラップフィルムに包まれた食物による食餌性イレウスの1例

    衛藤 隆一, 清水 良一, 小佐々 博明, 近藤 浩史, 田中 裕子, 北瀬 彰, 原野 恵 山口医学 58 (2), 67-71, 2009

    食品用ラップフィルムに包まれた米飯による食餌性イレウスの1例を経験した.症例は72歳女性,腹痛,嘔吐を主訴に当院を受診しイレウスの診断で入院となった.入院時のCTで小腸内に食物と思われる陰影があり,イレウス管挿入にて保存的加療を行っていたが第10病日外科紹介となり,翌日手術を行った.開腹時小腸内に円筒形の内容物がみられ,小腸に切開を加え内容を取り出したところ,粥状のものがラップフィルムに包まれた…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献11件

  • Low Frequency Fatigue の評価指標の再現性

    新渡戸 紗都, 成澤 正宏, 作井 大介, 田中 裕子, 山田 純生 理学療法学Supplement 2008 (0), D3P3497-D3P3497, 2009

    【目的】電気刺激療法(EMS)は、心臓外科術後や慢性閉塞性肺疾患、重症心不全患者などの骨格筋への介入効果が報告されている.しかし、低周波刺激は刺激時に収縮反応の低下(low frequency fatigue:LFF)をきたし易いとされるが、これまでLFFを制御したEMSは行われてこなかった.LFFは2種類の周波数の電気刺激に対する他動的筋出力で評価され、種々の周波数での検討が報告されている.し…

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  • 地域在住高齢者における血流依存性血管拡張反応と6分間歩行試験との関連

    奥村 比沙子, 山田 純生, 神谷 訓康, 小林 聖典, 田中 裕子, 新渡戸 紗都, 清水 優子, 河野 裕治 理学療法学Supplement 2008 (0), D3P1531-D3P1531, 2009

    【背景】脳血管障害や心疾患といった疾患を引き起こす動脈硬化は生活習慣病や加齢など様々な原因が考えられ、血管内皮機能障害は動脈硬化の一要因とされている.非侵襲的な血管内皮機能検査として血流依存性血管拡張反応 (FMD) の評価法が着目され、運動や加齢などあらゆる指標との関連性が研究されているが、体力指標とはまだ検討されていない.本研究は体力指標の一つである6分間歩行距離(6MD)との関連性を検討す…

    DOI

  • 糖尿病治療薬を服薬している地域在住高齢者は6分間歩行距離と交感神経活動が関連する

    小林 聖典, 山田 純生, 河野 裕治, 神谷 訓康, 田中 裕子, 新渡戸 紗都, 清水 美帆, 清水 優子, 中島 將宏 理学療法学Supplement 2008 (0), D3P1504-D3P1504, 2009

    【目的】糖尿病(DM)は心血管疾患死の独立した危険因子であり、その背景にはインスリン抵抗性の存在が重要視されている.DM患者におけるインスリン抵抗性は、運動による交感神経活動の改善が関与することが報告されているが、地域在住高齢者の一般的な運動能力評価に用いられる6分間歩行距離(6MD)と交感神経活動との関連は明らかでない.そこで、本研究では地域在住のDM保有高齢者を対象とし、6MDと交感神経活動…

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  • 耳鼻科受診する5歳児へのプレパレィション : キワニスドールとアンパンチ遊びを用いて

    宮崎 綾子, 田中 裕子, 牧野 里美 札幌医科大学保健医療学部紀要 = Bulletin of School of Health Sciences Sapporo Medical University 11 37-42, 2008-12

    ひとりで耳鼻科受診時の椅子に座れない5歳児へ、キワニスドールとアンパンチ遊びによるプレパレィションを実施したところ、ひとりで座れるようになった。アンパンチ遊びとは、キワニスドール(5歳児が描き名前をつけた)の耳や鼻にバイキンマンシールを貼り、スプーンの柄にアンパンマンシールを貼り、このスプーンでバイキンマンシールを叩き、その時に筆者らが『あれ一』といいながら、バイキンマンシールをはがし、新しいバ…

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 効率的な脂肪代謝を目的とした温熱刺激と運動の併用効果に関する研究

    田中 裕子, 山田 純生, 中島 將宏, 神谷 訓康, 小林 聖典, 河野 裕治, 作井 大介, 上坂 建太, 清水 優子 理学療法学Supplement 2007 (0), F1023-F1023, 2008

    【目的】内臓脂肪の減少は生活習慣病予防の最重要課題であり、有酸素運動が効果的であると判明している。しかし、生活習慣病を有する者は運動不足が背景にあり、骨格筋への脂肪酸の搬送に重要な血管拡張能や脂肪分解能が低下していると予想される。従って、脂肪代謝を効果的に促進する運動としては脂肪分解能を高め、血管拡張を促す併用刺激を有酸素運動に加えることがよいと思われる。しかし、これまで運動様式が強調されるのみ…

    DOI

  • 認知症高齢者の介護者に対する家族教室の試み

    田中 裕子, 上江洲 聖, 上城 憲司 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2008 (0), 74-74, 2008

    【はじめに】<BR> 認知症高齢者の在宅生活を支援するためには,高齢者の認知症症状のコントロールや環境調整に加えて,効率的で効果的な家族支援が重要なポイントとなる.当デイサービスにおいても,認知症高齢者を介護する家族はそうでない家族に比べ介護による負担感が高い印象を受けるため,特に家族支援は重要視している.しかしながら,その家族支援は訴えの多い家族に集中することが多く,一様ではないため,予期しな…

    DOI

  • 緊急開腹手術後に人工呼吸器管理を必要とした高齢者の検討

    衛藤 隆一, 清水 良一, 小佐々 博明, 近藤 浩史, 田中 裕子, 北瀬 彰, 橋本 真一 山口医学 57 (6), 203-208, 2008

    高齢者の緊急開腹手術後に呼吸不全を合併すると重篤な状態に陥りやすい.当院で緊急手術後に人工呼吸器管理を必要とした最近の症例をもとに,一般病院における術後呼吸管理の要点と有用性について検討した.対象症例は2006年4月以降の7例で男性2例,女性5例であり,年齢は80歳から88歳で平均は83.9歳.術後診断は小腸の癒着による腸閉塞2例,十二指腸潰瘍穿孔1例,結腸,直腸癌による大腸穿孔2例,上腸間膜動…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献8件

  • 超低出生体重児のNICU入院中の栄養が長期予後に与える影響

    大西 聡, 市場 博幸, 寺田 明佳, 森 啓之, 田中 裕子, 江原 英治 周産期学シンポジウム抄録集 26 (0), 67-73, 2008

    <p> 緒言</p><p> 近年周産期医療の進歩に伴い超低出生体重児(以下ELBWI)の生命予後は確実に向上し,救命から後障害のない治療をめざす時代となった。神経学的後障害を予防するには,直接中枢神経系に損傷を起こす合併症を防ぐのみでなく,神経組織の急速な成長時期である出生早期の栄養管理が重要である。今回我々は,ELBWIの経腸栄養早期確立が,頭囲発育と神経学的予後に相関があるかを検討し,その後…

    DOI

  • 生活リズムを感じながら,快適な入院生活を送ろう

    福永 小夜子, 田中 裕子, 中村 陽子 昭和病院雑誌 3 (1), 1-5, 2006

    その日の天気や季節を感じさせる放送や、着替えやレクリエーションを通じて、患者に生活のリズムを感じながら、快適な入院生活を送って頂く試みを実施した。一斉放送、朝と夜の着替え、レクレーションを行い、気づきチェックシートを作成し記録をもとにレクレーションの検討をした。結果として、患者の活動する意欲を高める事が出来た。そして体を動かす事が楽しくなり、進んでレクレーションやリハビリに取り組んで頂けるように…

    DOI 医中誌

  • 術前診断が困難であった肝細胞腺腫の1例

    小佐々 博明, 清水 良一, 年光 宏明, 的場 勝弘, 田中 裕子, 前田 祥成, 高橋 睦夫 山口医学 53 (3), 165-171, 2004

    症例は74歳男性. 呼吸困難・全身浮腫を主訴に来院した. 血液検査にて著明な貧血と肝酵素の上昇を認め, 腹部超音波検査にて肝左葉外側区域中央部を置換する径7 × 6cmの腫瘍性病変が判明した. 超音波下経皮肝腫瘍針生検は, 穿刺行為により腫瘍細胞の腹腔内散布が危惧され不適切と判断された. 腹部CT検査では胆管細胞癌, 血管肉腫が疑われ, 腹部MRI検査では肝細胞癌, 肝細胞腺腫, …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献22件

  • 画像処理技術の標準化についての研究

    沼倉 孝, 北沢 進, 納谷 淳一, 田中 裕子, 野中 通敬 日本印刷学会 研究発表会 要旨集 110 (0), 8-8, 2003

    今回、我々は、次の2つのイメージ処理技術を開発したので、カラー写真原稿から、数式を応用して、複製多色印刷画像を、合理的に、作る普遍的な画像処理技術の一つとして、S-GIS (Super Golden Imaging Software)を紹介する。その第一は、カラー原稿の作成から多色印刷画像作成に至るまでの、全工程に含まれている要素技術、要素プロセス技術を、実証の裏付けとして、一つにまとめあげた、…

    DOI

  • エポキシ樹脂とシリカとの相互貫入型複合体の!性質

    田中 裕子, 山口 宗明 Journal of The Adhesion Society of Japan 36 (9), 376-381, 2000

    ケイ素アルコキシドと水溶性高分子の相溶溶液から,相分離現象を利用して得たシリカ三次元網目構造体を用い,シリカと高分子がそれぞれ連続構造を持つ複合体に期待される特徴を調べるために,エポキシ樹脂を充てんした相互貫入型複合体(IPN)を作成し,熱機械的性質や熱的性質を調べた。シリカーエポキシ樹脂IPNは,エポキシ樹脂の転移温度以上でも高い貯蔵弾性率を示し,エポキシ樹脂の50-80倍の弾性率であった。ま…

    DOI Web Site 参考文献21件

  • 術中偶発症例の検討

    荒武 香寿, 兒嶋 四郎, 森本 真理子, 松本 聡, 佐伯 仁, 松田 憲昌, 田中 裕子, 米井 昭智 蘇生 19 (1), 34-37, 2000

    We retrospectively reviewed the hospital records of 20, 616 patients received a general or spinal anesthetic from 1994 through 1998 in order to determine the incidence of hemodynamic or respiratory …

    DOI 医中誌 参考文献15件

  • 新潟大学小児歯科外来における初診患者の実態調査

    宮田 秀昭, 大塚 由美子, 佐野 富子, 田中 裕子, 田邊 義浩, 田口 洋, 野田 忠 The Japanese Journal of Pediatric Dentistry 36 (4), 652-659, 1998

    Patients who visited the Pedodontic Clinic, Niigata University Dental Hospital for the initial examination in 1980,1988 and 1996 were investigated during the past 17 years to discover the changes in …

    DOI 医中誌 被引用文献12件 参考文献18件

  • 畜産用殺虫剤13剤の繊毛虫<i>Colpoda aspera</i>に対する急性毒性

    柿市 徳英, 北御門 成, 笹森 崇夫, 田中 裕子, 石綿 夕記子, 桜井 愛子, 清水 桂子, 鎌田 信一 日本畜産学会報 67 (10), 844-850, 1996

    Acute toxicity of 13 kinds of insecticide against ciliate <i>Colpoda aspera</i> was tested in monoxenic culture with <i>Alcaligenes faecalis</i> IFO 13111. The insecticides used were products …

    DOI Web Site 参考文献20件

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