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検索結果 7,651 件

  • 精神障害者の病の意味に関する文献検討

    栗原 淳子, 中林 誠 日本看護研究学会雑誌 advpub (0), 2024-04-20

    ...方法:PubMed,CINAHL,CiNii,医学中央雑誌のWeb版を使用し,「精神障害者」「精神疾患」「患者」「病」「病気」「意味」「意味づけ」「病の意味」をキーワードとした。また,日本語と英語で書かれた原著論文,事例報告,症例での質的研究に限定した。著作権に配慮し,内容を時系列に沿って統合した。結果:選定された5文献を対象とした。...

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  • 研究紹介 : イメージングによるインスリン分泌機構の解明

    今泉 美佳 杏林医学会雑誌 55 (1), 7-13, 2024-04-01

    ...糖尿病は血糖値が高くなる病気ですが,原因の一つにあるのが膵β細胞からのインスリン分泌の低下です。しかしインスリン分泌のメカニズムは,全てが解明されているわけではありません。私たちは膵β細胞に特化した新しいイメージングシステムを開発することにより,インスリン分泌の分子機構を解明しています。これらの研究は新しい糖尿病薬や治療法の開発に直結するものであり,糖尿病の治療に貢献できることが期待されます。...

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  • 病気や障がいを自己開示して働く人の就労継続に至るまでのプロセス

    千野, 由麻, 北村, 千章 清泉女学院大学看護学研究紀要 4 (1), 1-12, 2024-03-31

    ...目的:自身の病気や障がいを開示して働く人の病気や障がいの理解とそれに伴う体験に焦点をあて,就労継続に至るまでのプロセスを明らかにすること. 方法:病気や障がいを開示して働く10名に半構造的面接を行い,修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いて分析した....

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  • 訪問看護ステーションにおける医療的ケアのない極低出生体重児の発達支援の取り組み

    川島 瞳, 辻 悦子, 荒川 依子, 伊藤 百合香, 梶原 厚子, 岡崎 薫 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 45-45, 2024-03-31

    ...極低出生体重児を含むハイリスク児は未熟性を抱えながら育つため、授乳や病気にかかりやすいなど育てにくさもあり、母親の育児不安は高い。また発達面の問題の発生頻度も高いことから療育上の問題が生じやすいと報告されている。今回、近隣の総合周産期母子医療センターである東京都立小児総合医療センターと連携の元、訪問看護ステーションにおけるハイリスク児への育児支援・発達支援の機会を得たのでここに報告する。...

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  • 勤労者医療で看護職が関わる治療と仕事の両立支援~one team医療を目指して~

    井谷 美幸, 本田 優子, 坂本 和歌子, 髙矢 央子, 浅田 史成, 久保田 昌詞 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 129-129, 2024-03-31

    ...労災病院の看護職は、勤労者看護の視点をもって患者の病気の問題だけでなく、職業生活にも目を向けた課題に支援を行っています。「勤労者が健康と労働とをより良く調和させ、勤労者各人がその健康レベルに応じて健康的に働くことができるよう、看護の立場から主として臨床の場で健康支援を実施すること」が勤労者看護の定義です。...

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  • 地域高齢者のライフイベントと社会的健康度:ポジティブおよびネガティブな側面からの検討

    牧野 圭太郎, 土井 剛彦, 堤本 広大, 片山 脩, 山口 亨, von Fingerhut Georg, 山際 大樹, 牧迫 飛雄馬, 島田 裕之 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 26-26, 2024-03-31

    ...ライフイベントは先行研究に基づき、ポジティブなイベントの有無 (「子や孫の結婚」「孫やひ孫の誕生」「新たな友人との出会い」のうち1つ以上)と、ネガティブなイベントの有無 (「経済的困難さの増大 」「配偶者の病気や怪我」「家族や友人の死」のうち1つ以上)を、ベースラインから15カ月間について評価した。...

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  • 消化器がん患者の治療と仕事の両立支援に関する介入 システマティックレビュー

    樋口 周人, 舩津 康平, 村上 武史, 久原 聡志, 原田 有理沙, 高木 絵理子, 立石 清一郎, 佐伯 覚 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 389-389, 2024-03-31

    ...内訳では、リハビリテーションに関与するものは2 編、病気休暇や時短勤務制度などに関するものが1編、両立支援的介入が1編、手術に関するものが1編であり、介入は4編が医療機関で、1編が職場で行なわれているものであった。アウトカムは復職までの日数が3 編、参加者のインタビュー内容が1編、健康関連QOL が1 編であった。...

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  • 薬剤探索の新たな戦略:NMR 独自の視点の活用

    井上 直也, 白木 琢磨, 米澤 康滋, 櫻井 一正 近畿大学先端技術総合研究所紀要 (29) 1-9, 2024-03-31

    ...多くのPPIが病気に関連していることが知られていることから、SBDDと機械学習が組み合わされ、特定のタンパク質間相互作用を阻害する分子を探索するものである。NMRは構造決定だけでなく生体高分子の運動性も理解できる手法であり、アロステリック分子やPPI阻害薬の探索に有用な情報を与える。NMR には様々な手法があり、本稿でいくつかの適用例を示す。...

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  • 『全国学力学習状況調査』の学力相関要因の探索

    黒田 慎太郎, 飯田 智行, 森村 和浩, 林 秀樹, 田中 修敬, 津島 靖子, 高木 亮 学校改善研究紀要 6 (0), 28-47, 2024-03-31

    本研究は『全国学力・学習状況調査』が“どのような概念の能力・学力を測定しているか?”を探索することを目的とする。令和5年時点に都道府県ごとで公刊されている複数の公的統計と『全国学力・学習状況調査』との間の相関関係を概観し議論を行う。また,そのデータセットを『Excel』ブックの形式で公開することで「学力」に関する妥当性の議論のきっかけにしてもらいたい。 …

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  • 治療と仕事の両立支援における公認心理師の取り組み~多職種とともに行う心理支援~

    坂本 和歌子, 本田 優子, 井谷 美幸, 髙矢 央子, 浅田 史成, 久保田 昌詞 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 131-131, 2024-03-31

    ...<p>病気に罹患し治療が必要になると,これまでの生活の在り方に変化を与え,様々な不安を伴うことがある.そのうちの一つが仕事に関するものだろう.病気になってこれまで通り働けるのか,仕事があるのに治療はどうすればいいのか,と考える人々は少なくない.近年では,治療と仕事の両立への支援(以下,両立支援)が推進されている.当院においては,2014年度に両立支援モデル事業を開始して以降,両立支援コーディネーター...

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  • 医療系学生における学生版プレゼンティーイズム尺度と大学生活不安尺度(CLAS)の関係性

    藤本 昌央 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 401-401, 2024-03-31

    ...つまり、プレゼンティズムの状態は病気や症状を抱えているにもかかわらず、業務に勤務または学業については出席し続ける状態のことである。 本研究では医療系学生におけるプレゼンティズムを調査し、さらに大学の退学などに関連する大学生活不安尺度 (CLAS)の関連性を明らかにした。 </p><p>【方法】</p><p> A短期大学 (3年制)に所属する理学療法学課程に所属する1.2年生を対象にした。...

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  • メンタルヘルス不調による病休を生きる体験

    野田 実希, 辻本 浩, 阪上 優 キャリア・カウンセリング研究 25 (2), 66-77, 2024-03-31

    ...職場のストレスによって精神疾患を患い,長期の病気休業を経験した職業人の在りようは様々であり,心 理的支援を行う上では,病休を個別の体験として理解する視点が不可欠である。...

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  • 両立支援における時間栄養学を取り入れた管理栄養士の取り組み

    髙矢 央子, 本田 優子, 坂本 和歌子, 井谷 美幸, 浅田 史成, 久保田 昌詞 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 130-130, 2024-03-31

    ...特に病院管理栄養士は患者の病状に合わせて、病気の治療、再発・合併症予防を目指した食事提供や栄養管理を行っている。その中で、患者の食習慣や嗜好等を聞き取り、体重、生化学的データ等を見ながら食事の提案や助言を行う。さらに退院を見据えた指導では生活リズムや運動習慣、家族のサポートの有無、就労状況等、生活全体を考慮しながら指導にあたる。...

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  • 超高齢社会における住まいの要件、住宅すごろくの先

    田中 康夫 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 53-53, 2024-03-31

    ...</p><p>【考察】</p><p> 今までの日本の仕組は「何かあったら対応する」というハイリスクアプローチが中心であったが、これからの超高齢人口減少社会にあっては「介護が必要になったら」「病気になったら」 「まちが衰退したら」といった後手の対応では対応しきれない社会となる。 先々を予測し、生き方や住まいへの早めの「備え=予防」が必要になり、本人の自覚と共に社会システムの変革が期待されている。...

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  • 岡山県真庭郡新庄村における日常生活と健康に関する調査(第1報)

    笹野 弘美, 平野 孝行, 池田 耕二, 滝本 幸治, 辻下 聡馬, 笹野 英樹 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 262-262, 2024-03-31

    ...不安を感じる事は「介護が必要な状態になる事」41.5%、 「健康や病気」36.0%、「先祖から受け継いだ土地や墓の管理 ・相続」20.9%、「収入」20.5%と続いた。高齢社会に備え社会として何に重点を置くべきかについては「介護サービスが必要な時に利用できる体制の整備」36.0%、「収入の保障」35.7 %、「高齢者に配慮したまちづくりの推進」25.6%と続いた。...

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  • 痙攣性発声障害の開示方略についての探索的検討-視覚障害者における白杖を例として-

    郷右近,歩, 前川,賢⼀ 三重大学教育学部研究紀要 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践 75 81-85, 2024-03-15

    ...痙攣性発声障害の症状は、患う当人がそれを「病気」だと説明できず、周囲から「病気」と認識されない場合があり、相互行為の場面で他者からの様々な反応に直面する(野島,2015)。一般に、対人コミュニケーションの初発(コンタクト)において痙攣性発声障害は「見えない障害」であり、相手は問いかけに対する通常の発声を期待し無意識に強要することもある。...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 成人看護学実習の「慢性の病気をもって生きる」ことについての学び

    藤堂 由里, 住吉 和子 岡山県立大学教育研究紀要 8 (1), 40-49, 2024-03-07

    ...その結果、【看護過程の展開の実際】【看護の実際】【患者の理解】【退院後の生活の支援】【セルフマネジメント支援】【慢性の病気の影響】【患者の支え】の7つのカテゴリーが抽出された。実習の学びに良い影響があると学生が認識した要因は、受け持ち患者、他領域の実習の順に多く、講義の影響は最も少なかった。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 看護師が行う心不全患者とその家族への意思決定支援に関する文献検討

    大野 彩加, 糸島 陽子, 小野 あゆみ, 荒川 千登世 人間看護学研究 22 77-84, 2024-03-01

    ...看護師が行う心不全患者とその家族への意思決定支援について文献検討を行った.医学中央雑誌Web版を用い,「心不全」「意思決定支援」をキーワードとして検索した結果,対象文献は9件であった.文献から意思決定支援を行う時期,場所,患者と家族に行う支援内容について抽出し,質的帰納的に分析した.看護師は,【患者のこれまでの病気との歩みを知り患者の価値観や今後の希望を把握する】【患者の意思が病状の変化で変わっていないか...

    DOI 機関リポジトリ

  • 認知症予防を意識したサイコロ型ビンゴゲーム「サンコロビンゴ」の提案

    溝渕, 彩久良, 鈴木, 浩 情報処理学会論文誌デジタルコンテンツ(DCON) 12 (1), 29-39, 2024-02-29

    ...高齢化社会の進展にともない,認知症患者の増加が懸念されている.認知症は,脳の病気や障害などさまざまな原因によって認知機能が低下し,日常生活のあらゆる場面で支障をきたす病気である.現状では,根本的な治療薬はなく,進行を遅らせることしかできない.しかしながら,認知症は,対策をすることで予防できると考えられている.認知症の予防としては,脳トレや適度な運動,コミュニケーションがあげられている.また,これらの...

    情報処理学会

  • 精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会報告書のポイント

    西川 聡子 産業精神保健 32 (1), 75-78, 2024-02-20

    ...</p><p>報告書のポイントの1点目は,認定基準に定める「業務による心理的負荷評価表」について,「顧客や取引先,施設利用者等から著しい迷惑行為を受けた」(いわゆるカスタマーハラスメント)及び「感染症等の病気や事故の危険性が高い業務に従事した」の出来事を追加する等の見直しを行うことである.2点目は,精神障害の悪化前おおむね6か月以内に「特別な出来事」がない場合でも,「業務による強い心理的負荷」により...

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  • 労災認定における業務上ストレスの評価

    田中 克俊 産業精神保健 32 (1), 79-81, 2024-02-20

    ...心理的負荷を感じるかについて疫学調査の結果をもとに作成したものである.今回の改正においても,年齢や性別,業種などをわが国の実態に合わせた30,000人の労働者を対象に大規模な調査研究が行われ,既存の負荷評価表の出来事の他に新たな出来事を追加した上で,その出来事の頻度と心理的負担の強さを,項目反応理論などを用いて解析した.今回の改正では,「顧客や取引先,施設利用者等から著しい迷惑行為を受けた」,「感染症等の病気...

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  • リハビリテーション学,リハビリテーション職とその養成のあるべき姿

    山田 久夫 びわこ健康科学 2 (0), 39-46, 2024

    ...それを実践するためにどうすれば良いのか.もう1つの理念であるPhilo-sophiaという単語は,ギリシャ文明に由来するヨーロッパの大学の思想「Philosophy=科学」を反映している.医学という科学の歴史から考えると,国家資格を持つ医療職は学問体系をもとに養成されるべきである.学問体系の土台(礎石)に相当する「身体を知る科目」群すなわち生理学や解剖学は,研究上も教育上も極めて重要で,その上に「病気...

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  • 在宅医療サービスの供給に基づくがん患者の在宅死への影響に関する要因分析

    江頭 勇紀, 渡邊 亮 日本在宅医療連合学会誌 5 (1), 18-27, 2024

    ...<p>我が国では,病気になっても住み慣れた場所で暮らせるために,在宅医療を推進している.本研究は,診療報酬制度の観点から神奈川県の国民健康保険の6年間の請求データを用いて,在宅死の関連要因を検討した.対象者は65~74歳の末期がん患者とし,アウトカムは死亡場所(在宅または病院)とした.2,748例のうち,2,192例が在宅で死亡し,556例が病院で死亡した.修正ポワソン回帰分析の主な結果として,在宅医療移行前...

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  • 不登校の実情と対応

    藤田 光江 心身医学 64 (2), 113-118, 2024

    ...<p>不登校は近年,小児・思春期の子どものみならずわが国の社会全体において大きな問題になっている.文部科学省によると,不登校とは児童生徒が1年間に30日以上欠席することをいい,「何らかの心理的,情緒的,身体的,あるいは社会的要因・背景により,児童生徒が登校しない,あるいはしたくともできない状況にあること(ただし,病気や経済的な理由によるものを除く)」と定義している.2021年の統計によると,小中学校...

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  • 日本における先天性心疾患をもつ子どもの自己概念形成

    遠藤 晋作 日本小児看護学会誌 33 (0), 114-122, 2024

    ...内容の整理により【病気をもった自己】、【社会の中の自己】、【家族の中の自己】の3つの概念テーマが明らかになった。第一に【病気をもった自己】が不明確で【社会の中の自己】の中に否定的な要素をもつことが課題となり、発達に寄り添った具体的な支援策検討のために子どもの自己概念の全体像を明らかにする必要がある。...

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  • フィリピン北西部における1903年の干ばつの気候学的特徴と農業への影響

    赤坂 郁美, 久保田 尚之, 松本 淳 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 176-, 2024

    ...加えて、農作物報告からは、イナゴによる作物被害、家畜の病気やコレラ等の感染症の流行による労働力不足も重なることで、被害がより深刻化していたことも分かった。発表では、マニラ以外の地点の月降水量、月最高気温の季節変化も示しながら、1903年の干ばつの時空間的な特徴とその影響を議論したい。...

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  • 地理教育におけるケイパビリティ・アプローチの探索

    金 玹辰 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 62-, 2024

    ...ケイパビリティ・アプローチとウェルビーイング</p><p>インド出身の経済学者・哲学者であるアマルティア・センによって提唱された概念である,ケイパビリティとは,「『様々なタイプの生活を送る』」という個人の自由を反映した機能のベクトルの集合として表す」ものであり,ここでいう機能とは,「ある状態になったり,何かをすること」を意味し,「『適切な栄養を得ているか』『健康状態にあるか』『避けられる病気にかかっていないか...

    DOI

  • 最新の臨床心臓病学における長軸方向ストレインイメージングの役割

    加藤 寿光, 原田 智成, 鏡 和樹, 小保方 優 超音波医学 51 (1), 37-48, 2024

    ...<p>心筋ストレインイメージングは,通常の心エコー検査で測定でき,心血管疾患の治療において重要な役割を果たす.病気の診断を助け,疾患進行の予測や早期の薬物治療介入が可能になり,潜在的な心筋障害を検知する点で臨床的価値がある.ストレインイメージングは,腫瘍循環器分野でもっとも盛んに研究が行われ,臨床でも使用されている.左室(left ventricular: LV)の長軸方向ストレインのベースラインから...

    DOI Web Site 参考文献116件

  • X 市病院事件

    林 剛司 産業保健法学会誌 2 (2), 33-48, 2023-12-30

    被告Y1が経営する病院に外来看護師として勤務している原告Xが、精神疾患により休養し、職場復帰に際して産業医による面談を拒否したところ、職場復帰が認められず分限休職処分がなされたことの有効性が争われた事案である。なお、本原稿は平成29年12月8日の千葉地裁判決文(『労働経済判例速報』2340号)を基に検討を行った結果である。

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  • インスリン使用高齢2型糖尿病透析患者の病いと共に生きる経験

    宅井 さやか 日本慢性看護学会誌 17 (1), 1_23-1_32, 2023-12-25

    ...と大事に付き合う今】という4カテゴリーで説明され,【先が見えないがゆえに病気と大事に付き合う今】というカテゴリーは,人生の「統合」とでも言うべき境地に至る経験として理解された.看護師は,生活習慣病という偏ったイメージにとらわれず,ありのままの生活を理解し,支援する姿勢が重要であることが示唆された....

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  • 医療技術イノベーションにおける併存する開発-普及プロセス:我が国の粒子線治療技術の事例分析を通じて

    田代 昌彦 組織科学 57 (2), 79-92, 2023-12-20

    ...<p> 本稿では新規医療イノベーションである粒子線治療技術の開発と普及プロセスを,技術の社会的形成(SST)の理論視座で解明した.先行研究では,複数の技術シーズが単一に集約される現象に偏って分析されるという理論課題を有していた.しかしながら,本稿の事例である競合関係にある2 種類の粒子線技術は,同じ病気をターゲットにしながらも,共に医療現場に普及している.分析の結果,独自の強みを生かし棲み分けを実現...

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  • “Equity”と“Equality”

    懸橋 理枝 Colloid & Interface Communications 48 (4), 1-2, 2023-12-10

    ...</p><p> 2-3)病気や災害など、やむを得ない事情で研究期間の中断がある場合は、中断期間と理由を明記する。</p><p>3)緩和の上限は5年とする。</p><p>例えば、出産・育児により、研究に集中するのが難しい時期が一定期間(年単位で)続くのはご存知の通りで、どんなに手厚い家族や周囲のサポートがあったとしても、出産・育児がなかった場合と同じにはなりません。...

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  • 学校経営とレジリエンス

    勝田 拓真 日本教育工学会研究報告集 2023 (4), 289-293, 2023-12-04

    ...<p>公立学校における教職員の人事行政状況についての文部科学省の調査(2022)によると,令和3年度の精神疾患による病気休職者数は5,897人で,前年度から694人増加し,過去最多となっている.この調査結果を踏まえた対応として,文部科学省は「労働安全衛生管理の充実などメンタルヘルス対策等の一層の推進」等をあげている.しかし,コロナ禍の中での公立学校ではコロナウィルス感染症予防対策やICT機器のタブレット...

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  • 多職種連携 必携キー・ノート バセドウ病の治療選択の支援-後編 医療スタッフの立場から

    二階堂 名奈 糖尿病・内分泌プラクティスWeb はじめに  バセドウ病には治癒がなく、寛解を目指して治療を行う病気である。バセドウ病の療養は長期にわたるため、患者が継続的に病気と向き合い付き合っていくことが必要となる。そのためには、まず患者自身が病気の正しい知識を持つこと、自らが病気を理解して、治療に参加できるように支援すること、患者本来の社会生-, 2023-12

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  • 障害者のディーセント・ワーク実現に向けたILOの取り組み

    氏田 由可 産業精神保健 31 (4), 170-174, 2023-11-20

    ...国際労働機関(ILO)は国連専門機関として全ての人にディーセント・ワーク「働きがいのある人間らしい仕事,より具体的には,自由,公平,安全と人間としての尊厳を条件とした,全ての人のための生産的な仕事」を実現するために活動している.しかしながら世界中の多くの人々は,失業,不完全就業,質の低い非生産的な仕事,危険な仕事と不安定な所得,権利が認められていない仕事,男女不平等,移民労働者の搾取,発言権の欠如,病気...

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  • 精神障害者が認識する権利擁護支援が必要な状況と対処方法

    蔭山 正子, 濱田 唯, 横山 恵子 日本公衆衛生雑誌 70 (11), 784-794, 2023-11-15

    ...学校では【病気のために学校で孤立する】状況など,近所では【自治会の仕事をなかなか免除させてもらえない】状況など,就労に関しては【病気を伝えて働くが適度な配慮をしてもらえない】状況など,相談機関では【支援者に相談しても我慢を強いられる】状況などがあった。...

    DOI Web Site PubMed

  • ストレプトゾシン誘発糖尿病性白内障モデルラットにおけるアセロラ投与による影響

    茶谷 桃花, 斎藤 直美, 吉岡 正浩, 木下 勇一, 中村 花恵, 橋本 優希, 竹之内 明子, 義澤 克彦 Functional Food Research 19 (0), 90-99, 2023-10-12

    ...<p>【目的】白内障とは,水晶体が白濁し視力が低下する病気であり,失明原因として世界で最も多い.白濁の原因には酸化ストレスが関与しているとされている.また,糖尿病は生活習慣病の主要な疾患であり,糖尿病を罹患する患者は白内障の発症も進行も早い.本研究では,ストレプトゾシン(STZ)誘発糖尿病性白内障モデルラットを用いて,ビタミンC を多く含有し,高い抗酸化作用を持つアセロラパウダーVC30 で作成した...

    DOI

  • フリッツ・シュミットの経営管理論についての一考察

    牧浦, 健二 商経学叢 70 (2), 345-405, 2023-09-30

    ...反面,戦争と病気により,戦後の業績は限られているが,本稿では,末筆の「経済の循環での経営」(Der Betrieb im Kreislauf der Wirtschaft)を,適時翻訳しながら,検討した。彼の主張は,市場との交換により,貨幣価値ではなくて,資産の実態を維持しようとするものである。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 勤務間インターバルと睡眠時間の組み合わせと 職業性ストレス簡易調査票による高ストレス判定及び病気欠勤の関連

    池田 大樹, 久保 智英, 井澤 修平, 中村 菜々子, 吉川 徹, 赤松 利恵 労働安全衛生研究 16 (2), 201-208, 2023-09-30

    ...<p>勤務間インターバルとは,勤務終了後から翌始業までの休息時間のことを言う.本研究は,勤務間インターバルと睡眠時間の組み合わせと職業性ストレスおよび病気欠勤の関連を検討した.本横断調査は,WEB形式で2022年2月に実施した.日勤労働者13,306名に対して勤務間インターバル,睡眠時間,職業性の高ストレス(職業性ストレス簡易調査票),病気欠勤について尋ねた.参加者を勤務間インターバルと睡眠時間に基...

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 公立小中学校教員の公務災害による過労死等の事案研究

    茂木 伸之, 吉川 徹, 佐々木 毅, 山内 貴史, 髙田 琢弘, 高橋 正也 労働安全衛生研究 16 (2), 165-172, 2023-09-30

    ...<p>日本では教員の長時間労働や精神疾患による病気休職者数が減少していない状況である.本研究は,過労死等の重点業職種である教職員に該当する義務教育教員の多くを占める公立小中学校教員の公務災害の過労死等防止対策に資する課題抽出を目的として,公務災害として認定された過労死等の負荷業務の特徴について検討した.対象は2010年1 月から2019年3月までに公務災害に認定された全392件(脳・心臓疾患事案146...

    DOI Web Site Web Site 参考文献8件

  • 大戦間期における新宗教と身体の思想

    永岡 崇 宗教研究 97 (2), 227-249, 2023-09-08

    ...とくに、彼らによる病気治しの教えや実践は、〝低級〟〝インチキ〟などいった評価を与えられていた。しかし、新宗教による身体へのアプローチは、既成宗教とは異なった形での実践性があり、そこにこそ他には還元できない近代経験の質が含まれているのではないだろうか。...

    DOI

  • 生活習慣病・摂食障害への内観療法

    河合 啓介 内観研究 29 (1), 9-19, 2023-09-01

    ...その過程で、病気の受け入れが促進され、病気のコントロールが可能となる。その際、重要な記憶の回想時に、皮膚感覚などの身体感覚の想起を伴うと、洞察が進む事例がある。さらに、プレリミナリー研究として、愛情や信頼関係と関連しているオキシトシン濃度を集中内観時に経時的に測定し、その値の内観による重要な他者との身体感覚の上昇を確認した。オキシトシンは母子間でのスキンシップ等で分泌が刺激される。...

    DOI

  • 布製超音波プローブの開発と耐久性評価

    野田 拓実, 高松 誠一, 山本 道貴, 東 隆, 伊藤 寿浩, 佐久間 一郎, 富井 直輝 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 443-444, 2023-08-31

    ...<p>超音波による生体内部の長時間モニタリングは、病気の早期発見に繋がることが期待されている。しかし既存の超音波プローブは柔軟性や通気性が低いため、皮膚に貼り付けて長時間使用することには適さなかった。本研究ではe-textileを基板として用いることで柔軟性と通気性の高い超音波プローブを作製した。...

    DOI

  • 細菌叢解析における複数の機械学習手法の比較検討

    渡邊 朝子, 高橋 伸弥, 漆山 大知, 宮本 新吾, 四元 房典 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 167-167, 2023-08-31

    ...この細菌叢データから個々人の健康状態を把握したり病気の診断をしたりといったことが可能になることから、近年、細菌叢解析が注目されており、種々の手法が提案されている。...

    DOI

  • クロススケール計測の生物・医学的応用

    仁田 亮, 丹羽 伸介, 小田 賢幸 顕微鏡 58 (2), 60-65, 2023-08-30

    ...<p>クライオ電子線トモグラフィー法をはじめとする高分解能イメージング技術の進展により,分子レベルからオルガネラ・細胞レベルまでの定量的クロススケール計測,特に細胞内で20~500 nm程度の大きさの「メゾ複雑体」の計測が可能となり,生命現象や病気の起源がどのように決定されるのかという根源的な問いを,分子レベルからオルガネラ・細胞レベルまでシームレスに解明することが現実的になってきた.本項では,クロススケール...

    DOI

  • 小児期発症1型糖尿病患者の成人期医療への移行レディネスの関連要因

    野本 美佳, 薬師神 裕子, 楢崎 晃史, 小川 洋平, 濱田 淳平 糖尿病 66 (8), 608-616, 2023-08-20

    ...<p>小児期発症1型糖尿病患者の成人期医療への移行レディネスについて,内科に転科済みの患者の特徴を明らかにした上で,レディネスの関連要因を明らかにした.12~24歳の患者69名に対し,成人期医療への移行レディネス,糖尿病自己管理状況,病気の受け止め方,糖尿病自己効力感を調査した.レディネスが形成されていたのは,内科に転科済みの患者であっても11名中4名(36.4 %)のみで,小児科通院中の患者では58...

    DOI 医中誌

  • 職域健康診断における二次検診受診行動に関連する要因の検討

    福田 沙織 産業衛生学雑誌 65 (4), 203-211, 2023-07-20

    ...<b>対象と方法:</b>予備調査にて,Health Belief Modelの構成要素に基づき5因子(25項目):「健康への過信」,「行動への後押し」,「再検査に対する負担感」,「病気になることの重大性」,「再検査への認識の甘さ」からなる質問紙を作成した.その後の本調査で,健康診断の結果再検査に該当したことのある労働者1,400名を対象にweb調査を行った.有効回答167件(有効回答率11.9%)...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献1件

  • 疾患特異的マクロファージの機能的多様性

    佐藤 荘 日本薬理学雑誌 158 (4), 298-303, 2023-07-01

    ...スポットライトが当てられ始めている.その中でも,最近のトピックの1つとして,M1・M2マクロファージが挙げられる.しかし,私たちはマクロファージはM1・M2ではなく更に詳細なサブタイプに分かれると仮定して研究を行った.その結果,アレルギーに関わるサブタイプはJmjd3により分化すること,またメタボリックシンドロームに関与するサブタイプはTrib1より分化することを突き止めた.これらの研究から,現在私たちは病気...

    DOI Web Site PubMed 参考文献8件

  • 病気の面から野生動物と家畜の関係を考える

    押田 敏雄, 上薗 薫 沙漠研究 33 (1), 25-41, 2023-06-30

    ...<p>シカやイノシシなどの野生鳥獣とヒトの棲み分けが機能していれば農業被害,人的被害などの特別な問題は少なかった.しかし,最近では棲み分けが思うようになされずに,病気の面で家畜と家畜,家畜とヒトのような人獣共通感染症が家畜やヒトの生活の安定を脅かすことが多くなってきた.本稿ではシカやイノシシの生態と特性に触れ,家畜の感染症,伝染病の概略について述べる.次いで,シカとウシ,イノシシとブタの関係における...

    DOI

  • 認知症予防を意識したサイコロ型ビンゴゲーム「サンコロビンゴ」の提案

    溝渕, 彩久良, 鈴木, 浩 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 633-638, 2023-06-28

    ...医療技術が発展するにつれ平均寿命は延び,我が国は超高齢社会に突入した.しかし未だ平均寿命と健康寿命との差は男性で約 8 年,女性で約 12 年ある.日本の高齢者は人生の締めくくりの 10 年を自立して生活ができていない状態にある.高齢者が介護を要する主な要因に認知症があり,今後も認知症患者は増加すると予測されている.認知症は様々な理由で脳細胞が正常に機能しなくなる脳の病気である.発症することで記憶や...

    情報処理学会

  • 口腔医療Update

    榎本 明史 近畿大学医学雑誌 48 (1-2), 23-31, 2023-06-24

    ...「口腔の健康が全身の健康に密接に関わる」ということが近年多く報告され明らかになりつつあり,病気にならない予防,病気以前の不調段階の未病への対応,また老年期に体が弱るフレイルへの対処についても歯や口の健康管理を重点化することが重要であるといわれています.歯科における口腔疾患には代表とされるう蝕と歯周病の2 大疾患のほか,様々な各論があり,それぞれの分野にて多くの研究がなされ,発展してきています.本稿では...

    DOI 機関リポジトリ

  • 米国における合理的配慮

    辻 洋志 産業精神保健 31 (2), 99-104, 2023-06-20

    ...<p>障害を持つアメリカ人法(ADA)は合理的配慮規定を有する世界初の包括的な差別禁止法として1990年に米国で制定され,病気や障害を持つ労働者の職場復帰支援や両立支援に大きな影響を与えた.2008年に改正され権利保護の対象は広く,また明確化された.機能障害と能力障害を明確に分けつつ,適格者,本質的な職務,主要な生活活動,主要な身体機能,相当制限,機能障害軽減手段,合理的配慮,話し合いによる合意プロセス...

    DOI

  • ピアサポーターの養成から就労支援における障害福祉サービス事業ピアスクールの実践

    小笠原 啓人, 横山 和樹, 矢部 滋也, 稲垣 麻里子, 永井 隼一, 山本 郁子 作業療法の実践と科学 5 (2), 24-30, 2023-05-31

    ...近年,精神保健福祉サービスでは精神疾患を経験した者がその経験を活かしてサー ビス利用者に自らの病気の経験に基づく支援を行うピアサポートが国際的に関心を高めている.一方で,地域の中でピアサポーターの就労先は少なく,ピアサポートを活用しきれていない.また,労働環境が未整備なまま雇用されている場合もあり,人材育成等の具体的な課題が生じているのが現状である.ピアサポーターが定着しやすい雇用体制の整備が必要不可欠...

    DOI 医中誌

  • アベマキ林で発生したナラ枯れの被害経過 -アベマキとコナラとの比較-

    後藤 秀章, 佐藤 重穂 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 591-, 2023-05-30

    ...<p>カシノナガキクイムシの媒介するブナ科樹木萎凋病気菌によるブナ科樹木の集団枯損(ナラ枯れ)は、2022年現在でほぼ全国に広がっている。ナラ枯れは終息までの経過が地域や発生時期により異なるが、その原因は解明されていない。一方で、ブナ科樹木の樹種間で菌に対する感受性の違いが知られており、この違いが被害終息までの経過に影響している可能性がある。...

    DOI

  • 南根腐病に罹病した苗木の通水機能および気孔反応特性

    矢崎 健一, 佐橋 憲生, 山口 宗義, 張 春花, 鳥居 正人, 宮下 俊一郎, 飛田 博順, 才木 真太朗, 秋庭 満輝, 太田 祐子 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 415-, 2023-05-30

    ...また、一般的に樹病の進行は、外観から評価されるが、本病は水ストレスが枯死直前まで起きないため、葉の外観変化からは病気を見過ごす可能性が高い。そこで本研究では、菌を接種したホルトノキの苗木で、経時的に葉や根の生理状態を測定した。また根系の菌量を定量PCR法により定量し、菌の侵入状態と病徴の発生との関連を評価した。...

    DOI

  • スギ細根由来の内生菌のプロテアーゼ活性とスギ実生の生育に及ぼす影響

    大塚 理香子, 北上 雄大, 山中 豪, 松田 陽介 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 645-, 2023-05-30

    ...<p>スギは主要な植栽樹種であり、その細根には組織に病気を起こさず存在する内生菌が生息する。内生菌は分解酵素により土壌有機物を無機化して植物の養分獲得に関わる。本研究では、根内内生菌の酵素による窒素無機化能力がスギの生育に与える影響を解明するため、有機態窒素存在下におけるスギ実生への内生菌の接種試験と酵素活性試験を行った。...

    DOI

  • 神経変性の原因となるタンパク質微粒子の形成と伝播機構

    長谷川 成人 生化学 95 (2), 144-150, 2023-04-25

    ...ごとにタンパク質の折りたたみ構造は異なり,構造の違いに基づいた疾患分類が提唱されている.また折りたたまれたタンパク質はプリオン病における異常型PrPのように,鋳型となって自身と同じタンパク質を異常型に変えながら線維化していく性質を持つ.タウ,αシヌクレイン,TDP-43について,さまざまな疾患における多様な病態とその構造について概説する.異常タンパク質の構造解明は神経変性疾患の発症,進行メカニズム,病気...

    DOI Web Site

  • 全自動尿中有形成分分析装置UF-5000におけるAtyp.Cと尿細胞診,尿沈渣の比較検討

    酒井 瑠美子, 石川 道子, 松本 慎二, 嶋田 裕史, 小川 正浩 医学検査 72 (2), 210-215, 2023-04-25

    ...<p>尿検査は代表的な無侵襲検査であり病気を推測するための検査として広く利用されている。最近では尿沈渣検査の効率化,迅速化のために自動分析装置を導入する施設が増えている。使用する際は自動分析装置の検出限界を見極め,結果の信頼性が低い検体は鏡検による尿沈渣検査を実施しなければならない。...

    DOI

  • がん罹患体験を通して得たがんサバイバーの心的外傷後成長

    新牧, 恭太, 徳田, 智代, 岡村, 尚昌, 津田, 彰 久留米大学心理学研究 22 9-17, 2023-03-31

    ...【結果】人間としての強さには「自分」,「死ぬ」,「人」,「経験」,「乗り越える」,他者との関係には「人」,「話す」,「新しい」,「家族」,「友達」,「関係」,「強い」,「今」,「病気」が関連していた。さらに,新たな可能性には「人」,「患者会」,「元気」,「話す」,「新しい」,人生への感謝及び精神性的変容には「自分」,「生きる」,「病気」,「人」が関連していることが示された。...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件

  • 乳幼児施設における保健活動に関する文献検討 : 幼稚園、保育所および認定こども園の比較から

    三池 純代 秀明大学看護学部紀要 5 (1), 73-80, 2023-03-31

    ...さらに、養護教諭や看護職者が配置されている利点としては、怪我や病気の子どもがいる時に専門家が対応してくれるという安心感があった。しかし、乳幼児施設における養護教諭と看護職者の配置率は低く、その背景には財政的余裕がないことや保育士確保を優先するなど、配置の必要性の認識が様々であることが示された。また、保育所においては、専門性が発揮できないことや、保育士などの多職種との関わりに困難を感じていた。...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 病気・障がいのある子どもとの乳幼児期からの地域共生にかかわる教育支援に関する研究

    山本 智子 研究紀要 = Kunitachi College of Music journal 57 279-280, 2023-03-31

    ...本研究では、病気・障がいのある乳幼児からの地域共生にかかわる教育支援に関して実践にかかわる福祉・心理・保健医療にわたる専門職と連携・協働した成果をとりまとめて出版した。まず、筆者が分担した教育に関して、活動および参加、ならびに、共生社会およびインクルージョン(包摂)にかかわる理念をふまえ、歴史および制度の動向や特性を挙げた。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 女性の健康支援と就労の両立支援の視点から

    重山 三香子 産業精神保健 31 (1), 30-35, 2023-03-30

    ...<p>「女性の健康」は女性特定の病気に加え,各年代の健康課題があり,月経,性,メンタルヘルス,がんのみならず,妊娠・出産・育児を包括した広範なものを意味する.2018年からの健康経営の取り組みに盛り込まれたことにより「女性の健康支援」に取り組む企業も増えたが,今だ「月経関連」「更年期障害」などのプレゼンティーズム関連の支援が足りない状況である.治療と仕事の両立支援の観点からは,「女性特有の疾病による...

    DOI

  • 伊藤昌哉と宏池会 ─未公開史料を用いて─

    小枝, 義人 拓殖大学国際日本文化研究 6 141-168, 2023-03-25

    ...内容は一九六四年一〇月の東京オリンピック後間もなく病気のため首相を辞任する池田の退陣表明文案、後継指名に至る政局シミュレーションと池田亡き後の宏池会の展望が中心である。前者は二〇〇字詰め原稿用紙二枚、後者は二五枚に亘り、いずれもブルーのインクで記されている。本稿が今後の戦後日本政治史研究の一助となれば幸いである。...

    機関リポジトリ Web Site

  • シャマニズム的呪術治療と信仰の力 -シャマニズム的「薬」の民俗を中心に-

    張高娃 非文字資料研究 = The study of nonwritten cultural materials (26) 191-211, 2023-03-20

    ...筆者はフィールドワークを行った際、「どのような病気を治療できますか」とホルチン地域のXJD ブォ(シャマンの名前をアルファベット+ブォと書く)に尋ねたところ、「人間には404種類の病気があって、その中で101種類の病気を「医者(otati・burhan)」が治療し、101種類の病気をラマ僧が治療し、101種類の病気が自己治療し、残りの101種類の病気をブォが治療する。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 中小企業労働者への両立支援の情報提供による申出意図の変化:協働的風土に注目して

    山内 貴史, 島崎 崇史, 柳澤 裕之, 須賀 万智 産業衛生学雑誌 65 (2), 63-73, 2023-03-20

    ...<b>対象と方法:</b>2021年10月,中小企業勤務の20歳~64歳の正社員で,病気による就業制限の経験がなく,両立支援について内容を把握していない労働者モニター3,200人を対象としてオンライン調査を実施した.対象者はわが国の業種・従業員規模別の就業人口割合の縮図となるようサンプリングされた.まず,回答者ががんや脳卒中などに罹患し,主治医から通常勤務は難しいと指摘された場面を想定させ(情報提供...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献6件

  • 都市部における子育て世帯の課題

    藤原 牧子 甲子園短期大学紀要 41 (0), 13-22, 2023-03-15

    ...その結果、日常生活の困りごとは、「収入・生活費のこと」、「病気や健康のこと」、「子育てのこと」が示された。さらに、子育ての困りごとは、「子どもの学力」、「養育にかかる費用」、「仕事と子育ての両立」が示された。また、近隣とのつきあいの程度は、18 歳以下の子どもがいる世帯は、18歳以下の子どもがいない世帯より低い結果が示された。...

    DOI

  • 近世の伝聞記録「耳嚢」にみる〈障害〉 : 素材と論点

    高野 信治 障害史研究 4 31-47, 2023-03-13

    ...ここでは、治癒困難と思われていた不治とされる病気も、常態とはみなされていない身心や精神の状態とともに、障害と捉える。異常性や道徳性が障害認識に結びつく可能性も指摘する。医学的な知識が不十分な時代では重篤な病気や身心の異常性が特別視されていたろうし、障害者を親族で扶養することが一般的であった環境では、孝を軸とした道徳心の厚薄が、その実態に照らし捉えられていた。...

    DOI HANDLE

  • 地域と障害者

    中村 治 障害史研究 4 1-12, 2023-03-13

    ...われわれは、病気によって不自由な暮らしを強いられると、健康であることのありがたさを実感する。その病気が精神病で、しかも自傷他害のおそれが出てきた場合は、患者のみならず周囲の人も苦しみ、精神衛生の大切さ、それぞれが普通に過ごせることのありがたさをわれわれは痛感することになる。...

    DOI HANDLE

  • 病気療養する子どもの復学時の不安軽減のための支援システムの検討

    滝川, 国芳 京都女子大学発達教育学部紀要 019 65-74, 2023-03-08

    ...本研究は,病気療養する子どもを対象とする教育制度,病気の子どもの心理社会的な困難,GIGAスクール構想と新型コロナウイル感染症に伴う遠隔教育の拡大を踏まえた上で,入院前,入院中,そして退院後から復学までの各プロセスでの課題を明らかにし,病気療養する子供の復学時の不安軽減のための課題解決システムの在り方について検討することを目的とした。...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 20世紀初頭ドイツにおける子どもを対象とした医学の興隆

    杉原, 薫 鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編 = Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Studies in education 74 101-110, 2023-03

    ...19世紀までは子どもの病気や死に対しては無関心、あるいはあきらめが支配的であった。子どもの死亡率が高いことは避けられないこと、自然なこと、人知を超えたどうしようもできない現象と認識されていた。しかしながら、20世紀初頭に乳幼児死亡率は高いままであるのに対して、出生率が低下し始めたことによって国家はもはやこの問題に対して無関心ではいられなくなった。 ...

    機関リポジトリ

  • 小児期発症のてんかんを抱える若年者のSEIQoL-DWを用いた個人の主観的QOL

    山野内 靖子, 佐々木 真湖, Yamanouchi Seiko, Sasaki Mako 東京情報大学研究論集 26 (2), 27-36, 2023-03-01

    ...てんかんを抱える若年者は,「信頼できる周りの人」「社会とのつながり」「病気のなかの健康」「こころのあり方」「自分らしさ」を生活の大切な領域と語った。また,QOL評価からは,思春期以降にてんかんを発病した若年者は健康への充足度や満足度が高く,薬の自己管理や病気の理解が可能となる時期の関わりが重要と考えられ,若年者の生活の質に影響する可能性が示唆された。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • <i>Pseudomonas tolaasii</i>によるきのこの細菌病害に対する生物的防除戦略

    富田 駿, 篠原 弘亮, 横田 健治 化学と生物 61 (3), 116-124, 2023-03-01

    <p>微生物の有用な機能を利用した植物病害の防除は生物的防除(バイオコントロール)と呼ばれ,化学農薬の代替として期待される.<i>Pseudomonas tolaasii</i>による病害は,多くのきのこ類で報告されており,主にきのこ子実体の腐敗症状を引き起こす重要病害である.本病害を対象とした登録農薬は,国内に存在しないため,微生物を活用した生物的防除法の開発が求められている.現在まで,国内外…

    DOI Web Site

  • ICT を活用した重度・重複障害生徒のベッドサイド学習における一疑似体験学習

    藤本 聡実, 井上 とも子 鳴門教育大学情報教育ジャーナル 20 73-79, 2023-03

    ...重度・重複障害児や病弱児において,病気の状態や学習環境に応じた指導方法を工夫し,効果的体験的学習活動を展開することが記されている。ベッドサイド学習を余儀なく受けることとなる重度・重複障害児にとって,ICT を利活用することは必須である。そこで,本研究ではベッドから起き上がることが困難で意思表示を発声の強弱で行う実態の重度・重複障害生徒に対する ICT 機器使用の疑似体験学習を行なった。...

    DOI 機関リポジトリ

  • フラクタルデータベースを用いた胸部CT画像の肺炎識別器の事前学習

    吉岡, 雄健, 舩津, 朋和, 長岡, 隆, 小塚, 健倫, 根本, 充貴, 山田, 誉大, 木村, 裕一, 石井, 一成, 波部, 斉 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 207-208, 2023-02-16

    ...画像診断の多くは医師による目視で行われているが,病変部の見落としによる治療の遅れが問題となっている.そこで,医師の負担を減らし病気の早期発見,診断の補助を目的とし,機械学習を用いた胸部CT画像における肺炎識別を行う.機械学習で十分な精度を得るためには,十分な数の事前学習用データセットが必要になる.本研究では,自然画像を用いず数式により事前学習用画像を生成するフラクタルデータベースを用いて従来の自然画像...

    情報処理学会

  • ツイートされる多様な病気症状の可視化に向けた病気症状の事実性解析の検討

    安藤, 樹, 安藤, 一秋 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 497-498, 2023-02-16

    ...近年,医療分野に自然言語処理を応用する研究が注目されている.当研究室では,特定の病気や感染症であるか否かを問わず,いつ,どこで,どのような病気・症状がツイートされているのかを収集・分析し,地域別・時系列別に可視化するシステムの構築を進めている.当研究室の先行研究では,一般的な病気症状14種のみを事実性解析の対象に設定していたため,対象外となる病気症状が多数存在していた.そこで本稿では,患者表現辞書に...

    情報処理学会

  • 歩行不自由者のためのバリア情報収集システムの提案

    藤田, 朝陽, 伊藤, 淳子, 吉野, 孝 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 53-54, 2023-02-16

    ...ハード・ソフトの両面においてバリアフリー化が積極的に進められている.しかし,ハード面において国土全域をサポートすることは難しく,ソフト面においてもバリアフリーマップが未作成の範囲は存在する.歩行不自由者は,バリアフリー化の恩恵を受ける代表的な例であるが,事故や病気により急に松葉杖や車椅子などの歩行補助具が必要になった場合,移動時に初めてバリアを認識することが多い.しかし,歩行補助具の使用中はバリアフリーマップ...

    情報処理学会

  • 認知症予防のためのサイコロ型ビンゴゲームシステムの研究開発

    溝渕, 彩久良, 鈴木, 浩 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 541-542, 2023-02-16

    ...高齢社会が進展するにつれ,認知症有症者の数は増加している.認知症は様々な理由で脳細胞が正常に機能しなくなる脳の病気である.発症することで記憶や判断力の障害が起こり,日常生活にも支障をきたすが,認知症は対策をすることで予防できる.認知症の予防策として,脳トレ,運動,コミュニケーションが有効であるとされている.そこで筆者らは,計算,大きなサイコロを動かす,対戦といった要素を取り入れた,認知症予防を目的とした...

    情報処理学会

  • セーフティナビゲーションのためのスマートフォンによる障害物検出の研究

    吉田, 智哉 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 853-854, 2023-02-16

    ...さらに視覚に関する障害は生まれながらにして障害を持っている先天的なものよりも,病気や事故などにより障害を負ってしまう後天的なものの方が多いことがわかっており,日本の少子高齢化を受けて今後増えていくと予想されている。視覚障碍者の歩行補助を目的としたシステムは数多く存在するが、実用性や利便性に欠け広く普及していないのが現状である。...

    情報処理学会

  • 匿名化された健康診断と診療履歴の時系列データによる糖尿病罹患予測

    清水, 正浩, 石山, 晴斗, 菊池, 浩明 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 491-492, 2023-02-16

    ...中でも, 健康診断データは病気の罹患を予測する有効な情報と考えられる.長期間の健康診断や診療履歴が匿名化されて提供され,対象集団の病気の罹患を高精度で予測し,診断データの変化を追跡することが可能になってきた.  そこで, 本稿では, あるヘルスケア企業が取得し,匿名加工情報とした約 230 万人分の健康診断と診療履歴データを使用し,糖尿病罹患者の各特徴量の時系列変化を調査する....

    情報処理学会

  • ツイートの内容と天気・地震情報を用いたTwitterユーザの居住地推定

    松本, 真拓, 安藤, 一秋 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 499-500, 2023-02-16

    ...本研究では,Twitterから病気・症状を含む日本語ツイートを収集,分析することで新型コロナウイルス感染症などの流行状況や各種症状の発症状況を都道府県別や時系列別などに可視化するシステムの構築を目的とする.本研究で提案するシステムを利用することにより,病気の流行や症状の発症状況を迅速に察知することができる.提案システムは,ツイートされる病気・症状の事実性解析部と病気・症状をツイートしたユーザの居住地推定部...

    情報処理学会

  • さかなの腸内細菌

    中崎 宏哉 化学と生物 61 (2), 98-101, 2023-02-01

    ...<p>魚の病気を治す薬をつくり,養殖や飼育に役立てるために,魚の腸内細菌から病原菌を不活性化させる物質を出す細菌を発見することを目的として本研究を行った.キダイの消化管から単離した腸内細菌を用いて,細菌間の種間関係を調べる独自の実験のバクテリアバトルを行った.その結果,ブレビバクテリウム属細菌が他の菌を不活性化する物質を出している可能性が示された.そこで,この細菌の魚の病原菌に対する抗菌活性をディスク...

    DOI Web Site 参考文献3件

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