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検索結果 29,191 件

  • 深部発酵米酢細菌群集における<i>Komagataeibacter</i>属酢酸菌の重要性

    大野 智生, 蒲野 悟史, 古田 真優, 三島 周平, 岩橋 均 日本食品科学工学会誌 71 (4), 115-126, 2024-04-15

    ...</p><p>これらの結果から, 深部発酵による米酢醸造における微生物組成の安定性が確認され, 発酵において主要な働きをする細菌が他の深部発酵酢と同様であることが示唆された. 本研究は米酢深部発酵の微生物に関する基礎的な情報を提供するものであり, 米酢醸造における発酵過程の最適化に役立つ可能性がある.</p>...

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  • ヨーグルト生成過程における乳酸発酵速度の赤外分光その場観測

    中嶋 悟, 有田 真香 日本調理科学会誌 57 (2), 89-99, 2024-04-05

    ...これらの乳酸発酵における糖の減少と酸の増加速度は,先行研究のヨーグルトのゲル化速度よりも遅く,ヨーグルト形成過程の時間スケールを支配している可能性があり,ヨーグルト形成時間スケールの定量化の第一歩となると期待される。</p>...

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  • 発芽玄米発酵液に含まれる成分の解明から肌への効果検証まで

    小鷹 晶, 奥田 洋, 大戸 信明, 三井 亮司 日本化粧品技術者会誌 58 (1), 45-54, 2024-03-20

    ...しかし,これらの効果が発酵に由来する何の成分によって生じているのかは明らかになっていなかった。そこでわれわれは,この発酵液から発酵に由来する微生物の代謝物を網羅的に解析するメタボロミクスを用いて解析することで,いくつかの特徴的な化合物を見出した。また,この化合物と発酵液が示す機能性との相関性について検討した。...

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  • 米麹を用いた発酵あんの開発とその物理化学的特性

    河野 凜々安, 西塔 正孝, 永井 毅 日本食品科学工学会誌 71 (1), 1-11, 2024-01-15

    ...<p>本研究では, 小豆と米麹を用いた砂糖無添加の発酵あんの開発を試みた. 異なる9種類の麹菌のなかでは, 清酒用こうじ菌 (特別吟醸用) は発酵あんの調製に適した麹菌であった. 米麹と蒸煮小豆の混合比率を変化させた場合, 米麹:蒸煮小豆 = 1 : 1が原材料組成として望ましかった....

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  • 発酵能と乳酸生成能を有する酵母<i>Lachancea fermenatati</i> KPC1の発酵特性

    古川 那由太 日本食品科学工学会誌 advpub (0), 2024

    ...糖含有量が異なる3種類のパン生地で発酵試験を実施した結果, Sc-KPC1とSc-KPC2はともに市販酵母と比べて同等以下の発酵速度を示したが, Lf-KPC1は同等以上の発酵速度を示した. 低糖生地を発酵後に1週間冷凍してから発酵試験を実施した結果, 全ての酵母は市販酵母と比べて発酵速度が速かった....

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  • 発酵あん製造における食品用酵素添加の有効性評価

    河野 凜々安, 西塔 正孝, 永井 毅 日本食品科学工学会誌 advpub (0), 2024

    ...<p>本研究では, 食品用酵素(Amylase AG 300LならびにGODO AGI-EG)を用いて発酵あんの品質改良を行った. その結果, 粒子径425 µm以上の米麹粉の使用, 発酵期間3-4日間が最適条件だった. 発酵3日目と比較して, 4日目のあんの赤色度と黄色度は高くあざやかな色彩を示し, 異性化糖による褐変があんの色彩に影響した....

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  • 高灰分ストリーム粉を継代に使用した醗酵種がパンの風味に与える影響

    成澤 朋之, 江原 雅人, 原田 雅典, 海野 まりえ, 金子 雅明, 仲島 日出男 日本食品科学工学会誌 advpub (0), 2024

    ...10 %添加試料は高灰分粉発酵種2.5 %添加試料および5 %添加試料と同程度,また小麦粉発酵種20 %添加試料は高灰分粉発酵種5%添加試料と10 %添加試料の中間程度の結果となった.これらの結果から,高灰分粉発酵種は小麦粉発酵種と比較して,少量の添加でも呈味成分や揮発性成分の増強効果が高いことが確認された....

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  • 大豆発酵食品“ごど”からの酵母<i>Wickerhamomyces anomalus</i>の分離とその性質

    本田 洋之, 小原 洸瑠, 川村 優香, 松塚 祐伍, 阿部 尚人 日本食品科学工学会誌 advpub (0), 2024

    ...<p>日本の大豆発酵食品の一つに“ごど”がある. 本研究では, ごど保存時の温度が品質に与える影響を明らかにするために, 微生物学的な評価を行った. 25 ℃で保存した試料からはシンナー臭が発生し, 試料表面に白色の膜が表出した. この試料からは<i>Bacillus subtilis</i>, および産膜酵母<i>Wickerhamomyces anomalus</i>が分離された....

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  • 嗜好性の高いふなずしの生産管理に向けた香気成分と細菌叢の評価

    永田 恵里奈, 河合 雄介, 酒井 明久, 吉岡 百合, 森本 正則, 上野 大介 におい・かおり環境学会誌 54 (6), 347-358, 2023-11-25

    ...,<i>Staphylococcus</i> spp.を主要とする6グループに大別できた.ふなずしから検出された香気成分は3グループに分けられ,それぞれ品評会スコアとおよそ対応していた.品評会で高評価を得たふなずしは清酒と共通の香気成分が多く,低評価のものは腐敗臭成分が多く検出され,嗜好性は香気成分でおよそ説明可能であることが示された.一方で細菌叢と香気成分の明確な関係性はみられず,酵母を含めた発酵過程...

    DOI Web Site Web Site 参考文献31件

  • 身近なバイオマスを利用して,自分で作るエネルギー

    多田 千佳 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 102 (6), 779-783, 2023-11-20

    <p>生活に身近な生ごみなどを使って自分でエネルギーを作る方法について,コミュニティレベルや一家庭レベルのご紹介,農業残渣の牛の胃液(ルーメン液)を活用したエネルギー化やバイオカソード微生物燃料電池の研究について紹介する。 </p>

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  • バイオガスの都市ガス原料化の事例について

    岩村 宗千代 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 102 (6), 773-778, 2023-11-20

    ...<p>カーボンニュートラル,脱炭素社会に向けた取り組みが重要となる中,プラスチックの資源循環が進むことで,一般廃棄物処理においてはメタン発酵施設の導入が自治体の大きな選択肢となり得る。今回,鹿児島市南部清掃工場における,メタン発酵から得られるバイオガスを利用した都市ガス原料化事業の運転データを参考に,3つのモデルケースによるCO<sub>2</sub>排出量の削減効果について評価を行った。</p>...

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  • 源流の向こうにあるもの

    片岡 樹 文化人類学 88 (2), 308-326, 2023-09-30

    ...そのため本稿では、照葉樹林文化論における四国山地への着目が、これまで後発酵茶の起源問題に終始してきた点を批判した上で、釜炒り緑茶生産をも視野に入れつつ、そこでの焼畑と山茶利用の歴史を再検討する。...

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  • 二槽連続型堆肥化装置による堆肥化排ガスの有効利用

    渡部 吉規, 小林 信介, 板谷 義紀, 坂東 芳行, 増井 龍也 化学工学論文集 49 (5), 149-157, 2023-09-20

    ...<p>堆肥化発酵熱を堆肥化物の加温に利用することを目的に2つの小型発酵槽を連結した実験室レベルの連続型堆肥化装置を作製し,1つ目の発酵槽から排出された比較的高温の堆肥化排ガスを熱交換することなく2つ目の発酵槽に直接導入した.堆肥化物の温度変化,排出される主な成分(水,二酸化炭素およびアンモニア)量および堆肥化前後の堆肥化物成分を測定し,空気を供給した通常の堆肥化と比較することで堆肥化排ガスが堆肥化に...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 単離・同定された天然酵母の中華まん用酵母としての特性について

    中村 昌弘, 伊藤 太一, 苅田 修一 日本食品工学会誌 24 (3), 69-75, 2023-09-15

    ...<p>中華まん生地に天然酵母を使用する可能性について検討するために,自然環境から酵母を分離し,その酵母の中から、とくに発酵性に優れた菌株を選抜した.ITS領域のDNA配列から,この菌株は<i>Lachancea fermentati</i>であると同定された.この菌株は,市販のパン酵母(<i>S. cerevisiae</i>)に匹敵する生地膨潤性を示し,乳酸とイソアミルアルコールを特徴的に生産し,...

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  • 下水汚泥発酵肥料の窒素形態別画分と野菜収量に対する肥料効果

    前田 明徳, 井上 恒久, 阿部 善成 下水道協会誌 60 (731), 74-84, 2023-09-01

    ...<p> 環境問題や持続的な環境保全型農業に関心が高まる中で,下水汚泥発酵肥料の利用は従前から多くの場所で取り組まれてきた。</p><p> 本研究では下水汚泥発酵肥料の窒素の肥効を推定するために「植物体の窒素化合物の分画方法」を採用した。...

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  • タデアイの栽培と生葉染め―塩もみ法と品種の検討―

    石綱, 史子, 田巻, 智子, 池永, 楓, 金澤, 奈名子, 佐々木, 麻紀子 東京家政学院大学紀要 (63) 79-85, 2023-08-31

    ...布全体を染める日本の伝統的な技法の藍染めは、発酵建ての工程があり、日数と熟練を要する作業である。比較的簡便な生葉染めという方法があり、新鮮な葉を粉砕してタデアイのジュースに布を浸すだけで染まる。この生葉染めの中でも最も簡便な方法と考えられるのが生の葉に塩を入れ揉みだし、布を入れて染色する塩もみ法である。...

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  • Life-changing valueの継続的創出に向けた協和キリンのチャレンジ

    鳥居 義史 MEDCHEM NEWS 33 (3), 106-111, 2023-08-01

    ...協和発酵工業株式会社とキリンファーマ株式会社の統合により生まれた協和キリン株式会社は、日本発のグローバル・スペシャリティファーマを目指し、Life-changingな価値の継続的創出に向けた挑戦を続けている。...

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  • アスペルギルス等の有用醸造菌の利用について

    楠本 憲一 マイコトキシン 73 (2), 71-76, 2023-07-31

    ...<p> 麹菌(ここでは黄麹菌と呼ばれる<i>Aspergillus oryzae</i>を中心に説明する)は日本醸造学会により我が国の「国菌」に認定された醸造用糸状菌であり,様々な伝統発酵食品の製造に使用されている.麹菌のゲノム解析結果が2005年末にNatureに掲載されて以降,麹菌に関する多様な研究が展開されている.麹菌のゲノム解析完了前後のそれぞれ20年間で,研究方針と内容が大きく変化した.筆者...

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 高灰分ストリーム粉の添加による国産小麦を原料としたパンの風味変化

    成澤 朋之, 江原 雅人, 原田 雅典, 海野 まりえ, 金子 雅明, 仲島 日出男 日本食品科学工学会誌 70 (7), 279-291, 2023-07-15

    ...高灰分粉の添加により発酵生成物やメイラード反応生成物が増加しており, これらの化合物群が高灰分粉添加のパンの官能評価特性に影響を与えていることが示唆された. 高灰分粉をパンの添加材料として活用することで, 低コストで従来のパンとの風味差別化を図ることが可能になると考えられる.</p>...

    DOI Web Site 参考文献12件

  • チーズホエイと醤油用酵母の使用が鶏肉発酵調味料の品質特性に与える影響

    舩津 保浩, 西岡 優菜, 前田 尚之, 田中 彰, 吉川 修司, 早坂 浩史, 栃原 孝志, 竹田 保之 日本畜産学会報 94 (2), 219-229, 2023-05-25

    ...<p>鶏挽肉に食塩,米麹,水および酵素剤を混合後,加熱タイプと非加熱タイプ(UCW)のチーズホエイ(CW)と醤油用酵母(SSY)接種の有無が異なる計8 種類のもろみを調製し,35°Cで24 週間発酵させた.発酵中のもろみと火入れ・ろ過後の最終製品の物理化学的性状,最終製品の呈味成分および味覚センサによる呈味性の評価(MTS)を行った.その結果,CWを利用した鶏肉発酵調味料(CW-CFS)では発酵中にもろみの...

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 熱帯・亜熱帯地域の飼料資源を活用したサイレージの発酵制御に関する研究

    杜 珠梅, 蔡 義民 日本畜産学会報 94 (2), 143-160, 2023-05-25

    ...などの地域飼料資源を利用して調製した発酵TMR(Total Mixed Ration,混合飼料)は,乳牛の採食量,乾物消化率,乳量および収益性を改善した.さらに木本植物の共生微生物ネットワークと発酵メカニズムの複合関係や,微生物群集構造と代謝物との相互作用に対する各種添加剤の影響を探求することにより,サイレージの発酵制御につながる基礎的で重要な知見を明らかにした.これらの一連研究は,熱帯・亜熱帯地域...

    DOI Web Site 参考文献98件

  • 「落ち葉温床と広告看板のテントハウス(仮)」に住む実践研究

    村上 慧, 内田 涼, 清原 惟, Wells John 住総研研究論文集・実践研究報告集 49 (0), 319-328, 2023-03-31

    ...「落ち葉の発酵熱を利用した暖房の可能性を探る」  厳冬期の北海道にて《広告看板の家 札幌》というアートプロジェクトを敢行した。これはスポンサーを募り,そのロゴを掲示したテントを建て,その内部に設えた居室で筆者が一定期間暮らすというものであるが,本稿はその居室で行われた,落ち葉の発酵熱を利用した暖房を作る実験についての記述である。...

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  • トンネルコンポスト方式による一般廃棄物の固体回収物燃料化

    鎌倉 秀行 Material Cycles and Waste Management Research 34 (2), 129-134, 2023-03-31

    ...<p>香川県三豊市にあるバイオマス資源化センターみとよでは,日本初となるトンネルコンポスト方式によるごみ処理を行なっており,一般家庭等から排出される燃やせるごみを微生物を用いて発酵乾燥し,選別することで固体回収物燃料原料にリサイクルしている。この原料を固形回収物燃料製造工場で製品化し石炭代替燃料として最終的に販売している。...

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  • シーツ付着微生物に対するエタノールによる消毒効果と残存菌種の検証

    藤永 啓慈, 鈴木 麻友, 掛田 崇寛 日本環境感染学会誌 38 (2), 61-67, 2023-03-25

    ...し,各介入効果を実験環境下で検証した.その結果,コロニー数はControlと比して,エタノールシート清拭兼エタノール噴霧群で最も低下し,有意差を認めた(<i>P</i><0.05).同様に,消毒用エタノール噴霧群及び市販除菌スプレー噴霧群においても,Controlに対してコロニー数が有意に低下した(<i>P</i><0.05).菌種判定では,Control群でグラム陽性菌,グラム陰性菌,ブドウ糖非発酵型...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • 奥能登の魚醤油再考

    東四柳 祥子, HIGASHIYOTSUYANAGI Shoko 梅花女子大学食文化学部紀要 (10) 1-16, 2023-03-20

    ...本稿の目的は、主に昭和50 年代に出版された市町村史を基礎資料とし、石川県・奥能登地方の伝統発酵食品・魚醤油の歴史再読と現代的評価を解き明かすことにある。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 養豚における畜産環境研究の動向

    羽賀 清典 日本養豚学会誌 60 (1), 1-16, 2023-03-08

    ...汚水の資源化に関しては(5)リンの除去と資源利用と(6)メタン発酵処理によるバイオガスの生産について論述した。</p><p>4.悪臭については,(1)給与飼料による悪臭低減,(2)悪臭物質の除去,(3)脱臭技術について述べ,(4)悪臭対策マニュアルおよび事例集を紹介した。...

    DOI Web Site 参考文献48件

  • シラカンバを原料とした木質粗飼料が黒毛和種の肥育に効果を与えた事例

    檜山 亮, 折橋 健, 関 一人, 古俣 寛隆, 小林 祐輔, 中井 真太郎, 阿部 健太郎, 本間 満, 口田 圭吾 日本畜産学会報 94 (1), 75-83, 2023-02-25

    ...<p>黒毛和種肥育牛における慣行粗飼料である発酵バガスを,シラカンバを高温高圧の水蒸気で処理して製造した木質粗飼料(以下,カンバ粗飼料)に置換して給与試験を実施した.発酵バガス給与およびカンバ粗飼料給与の反芻時間はそれぞれ300.7±60.3および332.7±71.3分/日(平均±標準偏差,以下同じ)であり,カンバ粗飼料給与が長い傾向であった(<i>P</i><0.10).6頭ずつに対し,発酵バガス...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 人と微生物の相互ケアを育むインタラクション―Nukabotの設計と評価を通して

    チェン ドミニク, ソン ヨンア, 城 一裕, 小倉 ヒラク, 守屋 輝一, 三谷 悠人, 関谷 直任 情報処理学会論文誌 64 (2), 301-311, 2023-02-15

    ...人間以外の自然存在をケアする倫理に関したポストヒューマニティーズの議論を参照しつつ,本研究では日本の伝統的な発酵食文化である糠床に生息する発酵微生物に対して,そのケアを行う人間の愛着を醸成するインタラクションデザインの可能性を探求する....

    DOI 情報処理学会

  • 酵素剤添加しょっつるの物理化学的特性と官能的品質に及ぼす発酵スターターと食塩濃度の影響

    髙橋 徹, 塚本 研一, 渡辺 隆幸, 佐々木 康子, 上原 健二, 須藤 あさみ, 小林 侑太郎, 舩津 保浩 日本食品科学工学会誌 70 (2), 85-93, 2023-02-15

    ...<p>本研究では発酵スターター (SC) と市販酵素製剤 (CE) を用いて3種類の食塩濃度 (28 %, 25 %, 20 %) でしょっつるを製造し, 30°Cで6か月間熟成後の最終製品の品質特性を調べた. いずれの試料も色調はほぼ類似した値であった. Hmレベルはいずれの試料も28~76 ppmの範囲でSCの添加効果は見られなかった....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献5件

  • 木桶とFRP容器で製造された市販味噌の品質解析

    井成 真由子, 硲田 汐音, 市坪 美寿紀, 樋口 紅葉, 片山 宏司, 船越 吾郎, 岩木 みさき, 西田 淑男 日本食品科学工学会誌 70 (2), 95-101, 2023-02-15

    ...<p>最近, 味噌の製造工程で発酵・熟成工程に使用される容器は, 従来の木製の桶から繊維強化プラスチック (FRP) や金属製のタンクに代わってきている. そのため, 仕込み容器の違いが味噌に与える影響を明らかにすることを目的に, 木桶およびFRP製の仕込み容器で同一原材料と原料処理および配合条件で仕込み, 製造された米味噌を用いて解析を行った....

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 中新世青木層に産する,菱鉄鉱を含む燐灰石団塊

    森清 寿郎 地球科学 77 (1), 7-28, 2023-01-25

    ...菱鉄鉱の炭素・酸素同位体比を測定した.燐灰石の約半数が結晶格子中に SO<sub>4</sub><sup>2-</sup> を含むことから,燐灰石は主要には初期続成作用の硫酸塩還元ステージ晶出であることが明らかである.菱鉄鉱のδ<sup>13</sup>C の最高値は +9‰で,δ<sup>18</sup>O 低下とともに δ<sup>13</sup>C が低下している.炭素同位体比は菱鉄鉱がメタン発酵...

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  • 好熱性微生物の発酵を利用しアセトン合成

    国立研究開発法人科学技術振興機構 JSTnews 2022 (2023.1), 6-7, 2023-01-04

    ...広島大学大学院統合生命科学研究科の中島田豊教授は、二酸化炭素(CO2)と再生可能エネルギーから生産できる水素(H2)や一酸化炭素(CO)の混合ガスである合成ガスから、好熱性微生物の発酵を利用してアセトンなどの有用な化学物質を作る合成ガス発酵技術を開発している。将来的には、化石燃料を使わずに、液体燃料や化成品原料などを製造し、使用後に再び合成ガスに戻す循環型生産プロセスの確立を目指す。</p>...

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  • ユーグレナの嫌気的呼吸鎖と共役したワックスエステル合成に関する基礎的研究

    中澤 昌美 Oleoscience 23 (2), 73-78, 2023

    ...この代謝過程ではATPを消費しないミトコンドリア局在脂肪酸合成系が利用されることから,長らく「ワックスエステル発酵」と呼ばれてきた。しかし,近年の研究から,ATPを消費しないだけではなく,ミトコンドリア嫌気的呼吸鎖と共役したATP合成が同時に行われていることが明らかとなってきた。本稿では,嫌気下でのワックスエステル合成発見から,現在明らかになっている代謝メカニズムまでを概説する。</p>...

    DOI Web Site 参考文献12件

  • テングザルの夜間行動

    松田 一希, BÖSCH Janique, MCGROSKY Amanda, TUUGA Augustine, TANGAH Joseph, CLAUSS Marcus 霊長類研究 Supplement 39 (0), 42-42, 2023

    ...テングザルは葉食に特化し、前胃発酵消化を行う。そのため、消化に要する長い時間は活動制限要因であり、夜間はその消化のための有効な時間だと考えられる。本種では、低頻度だが霊長類初の反芻行動が報告されている。本行動の大半は早朝に観察されており、むしろ夜間に本行動を頻発し、消化効率を高めているかもしれない。そこで、テングザルで観察される反芻行動の適応的意義を探るため、夜間の行動観察を実施した。...

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  • 山羊乳ダディ中に生成される抗酸化ペプチド

    Zain Wieda Nurwidada Haritsah, Mirdhayati Irdha, 横山 壱成, 小宮 佑介, 長竿 淳, 有原 圭三 ミルクサイエンス 72 (2), 24-32, 2023

    ...48時間発酵させた山羊乳ダディで高い抗酸化活性が認められ,その活性を担う物質として,新規の抗酸化ペプチド(Gly-Met)を見出した。</p>...

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  • そば粉を使用した調理法の開発

    山田 夏代, 大橋 かすみ, 高木 明奈 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 123-, 2023

    ...</p><p>【方法】そば粉,サイリウム(そば粉比3%),砂糖,塩を混合したものに,植物油脂,予備発酵済のドライイースト,ぬるま湯(30℃)を加え,混捏,成形,発酵,湯煮し,焙焼,放冷し常温にしたものを対照とした。次にサイリウム添加量をそば粉比2%,4%で調製した生地についても同様に焙焼,放冷し試料とした。品質評価として外観(膨化)観察,物性測定,写真撮影,試食を行った。...

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  • 味噌由来の酵母における機能性とその麹を用いた製パンの試み

    菅野 友美, 浅井 紀之, 小竹 久仁彦, 山田 禎賀, 西村 篤寿 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 122-, 2023

    ...<p>【目的】日本の伝統的発酵食品である味噌には,発酵によって生じる代謝産物が豊富に含まれ,それらが味噌の機能性にも深くかかわっている。なかでも酵母は近年,整腸作用などの様々な機能があることが確認されている。本研究ではイチビキ株式会社が発見した味噌由来の耐塩性酵母(蔵華)を用い,ストレス負荷時における下痢改善効果を確認すると共に,その麹を添加した製パンの製造を試みた。...

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  • 中国・四国支部の多様な調理法と家庭料理の伝承に関する実験

    黒飛 知香, 多山 賢二, 岡本 洋子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 195-, 2023

    ...</p><p>【結果】まず,L法(18日間発酵後)にて酸味を有していた4種を呈味傾向から2群に分け,各群から1種ずつ選抜した。S法は,選抜した2種で4日間発酵後にいずれも酸味を呈した。...

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  • もち性大麦粉の添加が製パン性に及ぼす影響

    新井 美彩, 小松 栞, 露久保 美夏 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 36-, 2023

    ...全材料を混捏後,一次発酵(35℃,45分間),成型(7 cm角食パン型),二次発酵(35℃,35分間),焼成(190℃,18分間)を行いパンを調製した。測定項目は高さ,比容積,色,水分量,かたさ,凝集性とし,24及び48時間20℃で保存したパンについても測定した。焼成前の生地は発酵試験を行った。...

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  • 廃棄物処理施設へのCCUS技術導入の理論的枠組みとしての数理最適化モデルの提案

    長野 尚也, 直井 宏樹, 永友 佑, 山本 圓, 井伊 亮太 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 143-, 2023

    ...廃棄物処理技術として,焼却,ガス化改質,メタン発酵を,回収した炭素の用途(貯留・利用先)として,合成メタン,コンクリートへの固定を想定し,仮想的な条件を与えた解析を実施し,実行可能領域や最適化された変数から計算の妥当性を考察した. 今後は,時間軸の拡張,廃棄物処理・CCU技術の拡張,各技術のインベントリデータ精緻化,実空間を反映したモデル実装に対応していく.</p>...

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  • 糸状菌に感染するマイコウイルスの多様性解析

    浦山 俊一, 萩原 大祐 発酵研究所助成研究報告集 37 (0), 75-85, 2023

    In recent years, virus surveillance in filamentous fungi have revealed the existence of numerous novel viruses, which revolutionized our understanding of viral diversity on earth. In this study, we …

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  • 野生動物の腸内細菌の種差 〜食性と腸内細菌の関係〜

    土田 さやか 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), S25-3-, 2023

    ...そのため植物食者は、これらの難消化性の糖質の発酵分解を、消化管に共生する原生動物や細菌に依存している。 本発表では野生霊長類や野生鳥類の腸内細菌について、植物二次代謝産物や難消化性糖質の分解能に着目し、その特徴を議論する。</p>...

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  • 津軽地方の発酵食品‘すしこ’の発酵に関与する微生物

    堀江 祐範, 七島 直樹 美味技術学会誌 22 (1), 6-13, 2023

    ...すしこの発酵に関与する微生物は,製造する季節によって異なり,風味の変化をもたらすと考えられた。また,冷蔵保存中にも酵母による発酵が進み,風味が変化することが示唆された。...

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  • 地形・地質が仕込み水に,そして仕込み水の性質が清酒醸造に及ぼす影響

    久田 健一郎, 藪崎 志穂, 唐田 幸彦, 工藤 菜々子, 奥田 将生, 上用 みどり, 寺本 聡子, 向井 伸彦 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 143-, 2023

    ...仕込み水の水質が清酒醸造に及ぼす影響を明らかにするため,国内清酒製造場の仕込み水11種と超硬水と純水の合計13種類の水と精米歩合40%,60%,70%の原料米を用いて清酒小仕込み実験を行ない,水質と清酒成分等との関係を解析した(奥田ほか,2022).すなわち仕込み水と原料米の無機元素含量から,もろみに投入される仕込み水の影響が大きい元素の特定を行った.清酒小仕込み試験の結果,発酵過程や製成酒成分は超硬水...

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  • 香酸柑橘「阿波すず香」から分離した酵母<i>Saccharomyces cerevisiae</i>の製パンへの利用

    大草 千晴, 西尾 珠生, 村上 芽生, 高田 麻衣, 西岡 美優, 庄野 久美子, 渡邉 幾子, 岡崎 貴世 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 116-, 2023

    ...</p><p>【結果・考察】製パン方法は,①中種の調製:小麦粉210 g,水195 mL,酵母懸濁液15 mLを混捏後,35℃,5時間,②一次発酵:25℃,18時間,③ベンチタイム:20分,④成型,⑤二次発酵:40℃,2時間,⑥焼成:190℃,15分に決定した。阿波すず香パンは,白神こだまパンより比容積が小さく,水分量は43.40±0.45%であり,一般的な食パンより高い値を示した。...

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  • 山梨県産小麦全粒粉の製パン適性の検討

    樋口 かよ, 橋本 卓也, 長沼 孝多, 有泉 直子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 113-, 2023

    ...製パン試験では,市販の県産ゆめかおり粉と全粒粉を使用し,ストレート法による山食パンおよび発酵種法によるバゲットを焼成した。山食パンは,全粒粉をゆめかおり粉に対して0,10,30,50,70,100%まで混合した粉を使用した6種類,バゲットは,ゆめかおり粉を生地種として,本生地をゆめかおり粉または全粒粉とした2種類を試作した。...

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  • パン酵母を利用した「発酵うどん」の調製とその特性

    松浦 葵, 芝野 勇人, 岡崎 貴世 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 117-, 2023

    ...発酵うどんは茹で時間とともに破断応力が有意に減少し,茹で時間10分の未発酵うどんと同値を示すのは8.6分と推定された。このことから発酵うどんは未発酵うどんより短時間で茹で上がることが確認された。</p>...

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  • 国産小麦粉のパン製造における生地の膨化に及ぼす影響

    高橋 真美 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 119-, 2023

    ...生地の膨化力は,45分間隔で測定し,発酵温度の違いによる測定を行った。水分量の測定は,加水量を調製し,生地の膨化力を測定した。 </p><p>【結果】生地の膨化における発酵温度の影響では,測定90分では温度30℃および38℃の比較において,発酵30℃の方が高い値を示した。測定90分から270分間は,いずれの測定においても30℃が高い値となった。...

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  • 発酵木粉の藻場造成ブロックへの適用に関する基礎実験

    福原 朗子, 今野 克幸, 三原 義広, 杉野 義都 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    ...として,発酵木粉を含有したモルタル供試体の施工性と強度,そして一つの供試体に含まれる酵母数と栄養塩の量を調べた.実験結果より,発酵木粉の体積含有率の最大値は概ね15%と考えられ,今後コンクリートでブロックを作製する際の基礎的なデータを得ることができた....

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 皮膚細菌叢を制御する脂肪酸の微生物法による生産

    永尾 寿浩, 菊川 寛史, 山下 和彦 Oleoscience 23 (11), 549-558, 2023

    <p> <i>Staphylococcus aureus</i>(<i>S. aureus</i>,黄色ブドウ球菌)はアトピー性皮膚炎の炎症部で顕著に増加して炎症を増悪化する。一方,健常者の皮膚に多い<i>Staphylococcus epidermidis</i>(<i>S. epidermidis</i>,表皮ブドウ球菌)は<i>S. …

    DOI Web Site 参考文献35件

  • 食品廃棄物メタン発酵施設における窒素及びリン分析に基づく堆肥の品質安定性に関する研究

    東 恵之, HAM Geun-Yong, 石井 一英, 落合 知 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 239-, 2023

    ...そこで本研究では、食品廃棄物のメタン発酵施設から生産された堆肥の品質の安定性を明らかにする。また窒素とリンの物質収支を明らかにすることによりさらなる利用可能性についても検討することを目的とした。分析は食品廃棄物をメタン発酵し堆肥生産する施設で、2022年11月~2023年1月の8週間にわたり堆肥及びその過程にてサンプリングし分析した。...

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  • 資源作物ジャイアントミスカンサスの粉砕前処理がメタン発酵に及ぼす影響

    落合 知, 田中 大賀, Ham Geun-Yong, 石井 一英 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 263-, 2023

    ...粉砕効果として、各粉砕粒径とメタン発酵ポテンシャルの関係を明らかにするために、実験室において200mLバイアルを用いたバッチ型メタン発酵実験を行った。実験の結果50µm以下に粉砕することで、30日間のメタン発酵ポテンシャルが高くなることがわかった。50µm以下の粒径では200 m3-CH4/kg-VSであった。...

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  • 液相を泡沫状態で保持するバイオメタネーションリアクタ

    丁 含含, 古崎 康哲 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 251-, 2023

    <p>バイオメタネーション技術は、再生可能エネルギー由来の水素ガスと回収した二酸化炭素を嫌気性リアクタに供給し微生物によりメタンに変換することでカーボンニュートラルに資する技術である。水素の気液間物質移動でバイオメタネーション反応を律速する。本研究は高負荷連続運転を中心としたガスの気液接触面積を大きく、ガス滞留時間を確保し、泡沫型リアクタを用いてバイオメタネーションの効率化を検討した。泡沫系は水…

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  • 負荷上げショックにおける生ごみCSTRメタン発酵システムパラメータの変化解析研究

    王 旭, 任 媛媛, 曾 慶康, 李 玉友 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 279-, 2023

    ...なお、メタン発酵処理方法について、ほかの基質より生ごみのメタン生産量は高い。メタン発酵では、パラメータはバイオリアクターの状態を予測するための物理化学的および微生物的指標である。 本研究では生ゴミを基質に、メタン発酵システムにおいて高有機負荷ショックを行った。有機負荷を2回上げることで(毎回は前の2倍に投入した)、各パラメータを連続的に測定し、記録した。...

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  • ミニバイアルとパイロットプラントを用いた嫌気発酵プロセスのスケールアップ検証

    宮﨑 克, 林 幹人, 小西 俊久, 増田 陸, 森田 敏史, 倉橋 健介, 岡本 和也, 徳本 勇人 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 271-, 2023

    ...<p>大阪公立大学では、学内敷設のバイオガス発酵プラントを20年近く運用している。これまでその発酵特性はミニバイアルを用いたバッチ試験により検証してきた。大型の連続装置では、諸条件のスクリーニングは困難であり、逆に、ミニバイアルでは連続プロセス化の検証は難しい。...

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  • 海洋肥沃化のためのメタン発酵消化液ペレットによる栄養塩溶出および藻類増殖特性の評価

    川井 拓真, 吉田 弦, 井原 一高, 浅岡 聡 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 275-, 2023

    ...<p>本研究では、貧栄養化海域の肥沃化とメタン発酵消化液の利活用を目的とし、海中に栄養塩を徐放的に放出する消化液ペレットを作成した。実験材料として食品系、下水系、畜産系の3種類の消化液と高炉セメントを用い、作成した消化液ペレットの栄養塩溶出機能と海中の一次生産者である微細藻類の増殖に与える影響を評価した。...

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  • ビタミンKの生体内変換を担う酵素と変換の意義

    中川 公恵 日本栄養・食糧学会誌 76 (4), 199-205, 2023

    ...我々は, 主として緑色野菜に含まれるビタミンK<sub>1</sub> (フィロキノン, PK) や発酵食品に含まれるメナキノン類 (MK-<i>n</i>, <i>n</i>=6-14) を摂取している。しかし, 我々の体内に最も多く存在するビタミンKは, ビタミンK<sub>2</sub> (メナキノン-4, MK-4) である。...

    DOI Web Site 参考文献27件

  • ムクナ豆を原料とした米麴発酵飲料の可能性の検討

    矢崎 遥, 加藤 茉優, 深澤 美優, 郡山 貴子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 131-, 2023

    ...ムクナ豆で味噌を調製した場合,発酵過程でL-dopaは消失し,抗酸化能は向上する。本研究ではムクナ豆が主原料の発酵食品として甘酒に着目し,米麴を用いて甘味度を上げ,機能性にも優れた発酵飲料を開発するために有用な知見を得ることを目的とした。</p><p>【方法】コントロールは米が主原料の甘酒とし,米を粥状に炊き,米麴と混合し,55℃の恒温器で8時間発酵させて調製した。...

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  • 都市ごみ焼却施設からの温室効果ガス排出削減シナリオ:電力のCO2排出係数の影響

    GE YICHEN, 橋本 征二 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 133-, 2023

    ...その結果、2045年においてごみ減少シナリオ、バイオマスプラスチック導入シナリオ、メタン発酵施設導入シナリオではBaUシナリオに対しそれぞれ15%、31%、42%の削減効果があった。また、電力のCO2排出係数低下によってごみ発電のGHG削減効果が目減りするため、ごみ焼却施設からのGHG純排出量をゼロ以下にするためには、二酸化炭素の回収・有効利用・貯留などのさらなる対策が必要と考えられた。</p>...

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  • <b>透析バッグを用いた微細藻類の培養と回収可能性に関する研究</b>

    澤田 啓太, Mallahi Jumana Al, 石井 一英, 落合 知, HAM Geun-Yong 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 285-, 2023

    ...<p>メタン発酵の副産物である消化液利用方法の1つとして微細藻類の培養があげられる。培養液中に分散した微細藻類を回収する段階で多くの労力やエネルギーを必要となる。そこで本研究では、処理する培養液量を少なくするために、透析バッグ(透析膜で作られた袋)に注目し、透析バッグを用いた微細藻類の培養と回収可能性を検討することにした。</p>...

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  • 食品廃棄物バイオガスプラントにおける発酵阻害回避に関する基礎的研究

    遠藤 太一, 石井 一英, 落合 知, Geun-Yong HAM 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 241-, 2023

    ...検討を行った.バッチ試験の結果,脂質含有量が多い廃棄物は,発酵阻害が起こりやすく,BMPも高い傾向を示した.一方でマーガリンは,BMPは高いが発酵阻害が比較的起こりづらかった.半連続リアクター試験の結果,プロセスチーズとパーム油を可溶化液に3.3 %混合しても発酵阻害が確認されなかった.ADM1のパラメータを調整することで,パーム油混合投入におけるメタンガス発生速度を再現することができた....

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  • 消化汚泥へのゼロ価鉄添加がメタン濃度およびメタン発生量に及ぼす影響

    竹崎 潤, 赤司 昭 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 261-, 2023

    ...本研究において、下水汚泥を基質として同一条件下で回分式メタン発酵試験を行った結果、ZVI添加条件では導電性物質未添加条件に対して平均メタン濃度は約1.1~1.2倍、累積メタン発生量は約1.2~1.3倍に増加し、Fe<sub>2</sub>O<sub>3</sub>やGACよりもメタン発酵促進効果が高いことが分かった。...

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  • 木質燃焼灰を負荷したバイオマス熱分解で生成したバイオ炭の特性とメタン発酵促進効果

    小林 拓朗, 倉持 秀敏 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 265-, 2023

    ...その結果、バイオ炭共存下での油脂のメタン発酵においては、比表面積が大きなバイオ炭はメタンポテンシャルを減少させる一方、十分なメタン生成量に至る期間が短縮されることが確認された。さらに、灰溶出水に浸漬させた高灰分率のバイオ炭はその期間短縮を一層促進することがわかった。</p>...

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  • マイコウイルスによる糸状菌二次代謝の誘導

    浦山 俊一, 萩原 大祐 発酵研究所助成研究報告集 37 (0), 101-109, 2023

    Fungi produce various secondary metabolites, and thus are exploited as a source of useful compounds. Studies of fungal genomes have revealed that fungi have the potential to produce more secondary …

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  • 表紙

    発酵研究所助成研究報告集 37 (0), A1-, 2023

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  • 役員

    発酵研究所助成研究報告集 37 (0), A3-, 2023

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  • 中扉

    発酵研究所助成研究報告集 37 (0), A2-, 2023

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  • 奥付

    発酵研究所助成研究報告集 37 (0), A5-, 2023

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  • 阿波晩茶乳酸菌<i>Lactobacillus pentosus</i>で調整したサワードウを用いたライ麦蒸しパンの試作

    村上 芽生, 岡崎 貴世 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 118-, 2023

    ...<p>【目的】徳島県で伝統的な製法で作られている阿波晩茶は,乳酸菌で発酵させる後発酵茶である。近年,乳酸菌の持つ機能性が注目されているが,阿波晩茶由来乳酸菌もプロバイオティクスとしての効果が期待されている。これまで当研究室では阿波晩茶乳酸菌を用いて発酵漬物,ヨーグルト及びライ麦パン(サワーパン)の開発を試みてきた。そこで本研究ではサワー種を用いたライ麦蒸しパンの調整を検討した。...

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  • ポップコーンの発酵性食物繊維アラビノキシランにおける胆汁酸吸着能

    竹澤 夏菜, 奈良 一寛, 中村 彰男, 山本 剛優, 伊藤 政喜 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 128-, 2023

    ...発酵性食物繊維であるアラビノキシランを摂取することで腸内細菌叢の多様性が保持されるが,フェルラ酸が結合しているポップコーンのアラビノキシランにおける生理機能は十分に明らかになっていない。そこで本研究では,ポップコーンの発酵性食物繊維における胆汁酸の吸着能について検討した。</p><p>【方法】ポップコーンおよびその外皮を試料とした。粉末化した試料の一定量にコール酸を懸濁し,37℃で1時間保温した。...

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  • カツオ味噌の製造条件に関する研究

    福田 翼, 矢倉 陽平, 辰野 竜平, 古下 学 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 22-, 2023

    ...一方,カツオ条件,カツオ+大豆条件およびカツオ+麹条件の細菌数および乳酸菌数は,発酵期間中,いずれも10<sup>2</sup> CFU/g以下で推移していた。カツオ+麹条件およびカツオ+大豆+麹条件の酵母数は,発酵40日目以降,増大した。一方,カツオ条件およびカツオ+大豆条件の酵母数は,発酵期間中,検出限界以下であった。...

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  • 古米をおいしく食べる方法の検討

    西川 章江, 岡部 将仁 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 69-, 2023

    ...大豆発酵食品のテンペは,炊飯時に添加すると「ふっくらツヤツヤ」「甘くておいしい」等の情報があり,古米の食味改善の可能性があると考えられる。しかしながら,テンペのこのような効果については情報だけで,それを裏付けるデータはない。そこで,本研究では,テンペの古米の食味改善に及ぼす影響について検討する。...

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  • 液体塩こうじに含まれるデフェリフェリクリシンによる畜肉調理時のヘキサナール生成阻害

    白井 伸生, 戸所 健彦, 石田 博樹, 山本 英作 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 96-, 2023

    ...<p>【目的】塩こうじは米麹と食塩を混合し熟成させた日本の伝統的な発酵調味料であり,液体塩こうじ(ESK)はハナマルキ(株)の独自製法により開発した液体タイプの塩こうじである。ESKは畜肉及び魚類の不快臭に対するマスキング効果を有し,その成分である有機酸や糖が関与していると推測していたものの,メカニズムについては詳しく調べられていなかった。...

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  • 模擬微小重力および過重力環境が調理現象に及ぼす影響について

    狐野 大誠, 石川 伸一 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 8-, 2023

    ...②冷凍パン生地を解凍後,30℃・18時間発酵させ,200℃・5分間焼成した。焼成後,菜種法を用いて密度の計測を行った。③牛乳に種菌を入れ攪拌し,40℃で4,8,および24時間発酵させた。各時間経過後時における,pHと糖度・酸度の計測を行った。</p><p>【結果】①うるち米ともち米に関して,重力の違いによる水分率の差はみられなかった。玄米では1/1000Gで水分率が5 Gと比較して有意に低かった。...

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  • 感覚的消臭の変調作用における嗅覚受容体応答の変化

    光田 恵, 竹下 剛司, 花岡 早苗, 近藤 早紀, 立松 健司, 黒田 俊一 人間と生活環境 30 (1), 1-8, 2023

    <p>芳香臭を悪臭に混合し,悪臭のにおい質を変化させる感覚的消臭の変調について,その作用機序が嗅覚受容体応答から明らかにできるかを検討した.n-吉草酸とシトラス調の芳香を混合し,官能評価試験とヒト嗅覚受容体の応答測定を行った.官能評価試験では,混合サンプルで,臭気強度の変化を伴わず,n-吉草酸のにおい質の変化が確認されたため,変調が起こっていると判断した.一方,ヒト嗅覚受容体発現セルアレイセンサ…

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  • メタン発酵消化液に含まれるアンモニア体窒素の分離と濃縮による再資源化の検討

    松浦 真也, 村山 正樹, 前川 明弘, 川岡 孝督, 神嵜 康之 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 269-, 2023

    ...<p>本研究では、メタン発酵消化液中のアンモニア体窒素(NH<sub>4</sub>-N)を濃縮し、窒素肥料等として再資源化するため、文献を参考に消化液中のNH<sub>4</sub>-Nの減圧蒸留による濃縮を試みた。消化液はNH<sub>4</sub>-N以外も含むため、希釈アンモニア水(模擬消化液)を用いて実験条件を検討した。...

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