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検索結果 269 件

  • 喉頭紡錘細胞癌の 1 例

    大平 彩菜, 山本 馨, 村上 あゆみ, 羽田 華練, 柊 陽平, 木谷 洋輔, 高橋 秀聡, 佐野 大佑, 折舘 伸彦 耳鼻と臨床 69 (2), 139-144, 2023-03-20

    ...左声帯白板症の経過観察中、初診から 13 カ 月後に右声帯前方にポリープ様腫瘤が出現し、全身麻酔下での切除生検時の病理所見と術後の画像診断で紡錘細胞癌（T1aN0M0）と診断した。切除断端が陰性であったため、追加治療は施行しない方針とした。治療後 1 年 6 カ 月経過し、再発なく経過している。紡錘細胞癌は扁平上皮癌と紡錘形細胞の 2 相性細胞で構成されるものであり、扁平上皮癌の亜型とされている。...

    DOI 医中誌

  • 口腔多発癌15例の臨床的検討：随伴する口腔潜在的悪性疾患について

    阿部 史佳, 河野 辰行, 河野 憲司 頭頸部癌 49 (1), 9-14, 2023

    ...随伴したOPMDは口腔扁平苔癬（OLP）が5例，口腔扁平苔癬様病変（OLL）が2例，口腔白板症が3例，口腔白板症と慢性肥厚性カンジダ症の併発が1例であった。OPMDと癌病巣の部位の一致率は63.0％であり，口腔白板症と慢性肥厚性カンジダ症は一致率が高かった。喫煙・飲酒習慣を有する症例は3例のみであった。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献18件

  • インプラント埋入後 10 年目に生じたインプラント周囲歯肉癌の 1 例

    清水 一, 山﨑 文惠, 柏俣 玲於奈, 矢野 照雄, 高橋 康輔, 田島 麻衣, 伊藤 耕, 佐藤 毅 埼玉医科大学雑誌 49 (1), 9-15, 2022-08-31

    ...インプラント周囲の発がん危険因子には，口腔癌の既往とそれに関連する放射線療法の既往，白板症や扁平苔癬などの粘膜疾患，飲酒および喫煙が含まれるが，病因はいまだ不明である. 今回われわれは，インプラント埋入手術から 10 年後に右上大臼歯のインプラント周囲の歯肉に発生したインプラント周囲扁平上皮癌のまれな症例を経験した.. 症例は 74 歳の男性.右上大臼歯歯肉に潰瘍性病変を呈していた....

    DOI 医中誌

  • 喉頭微細手術時に測定した成人声帯長, 声帯膜様部長の解析

    宮本 真, 齋藤 康一郎, 中川 秀樹 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 125 (6), 993-1000, 2022-06-20

    ...対象は, 全身麻酔下に喉頭微細手術を受けた, 声帯結節, 声帯ポリープ, 喉頭白板症などの異なった喉頭疾患の患者である. 声帯長を測定できたのは, 17～94歳の男性36名, 女性28名, 計64名であり, 膜様部長を測定できたのは, 17～94歳の男性41名, 女性32名, 計73名である. 全例, 喉頭展開して術中に金属メジャーを用いて声帯長および声帯膜様部長を直接測定した....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • 症例検討：口腔細胞診の実際

    瀧田, 正亮, 西川, 典良, 高橋, 真也, 京本, 博行, 池谷, 武彦, 仙﨑, 英人 大阪府済生会中津病院年報 32 (2), 206-213, 2022-03-31

    細胞診を行った口腔扁平上皮癌症例で細胞診では陰性，判定困難， 疑陽性と判定された7 例，組織検査 では確定が得られず細胞診で陽性と判定された1 例を提示した。口腔細胞診はスクリーニング検査にとど まらず， 年齢や生活習慣とともに変化する口腔粘膜の病態に対して病理診断科と相互に情報共有して対応 することで， その有用性が更に向上することを期待した。

    機関リポジトリ 医中誌

  • 済生会中津病院2021年度歯科臨床研修報告

    谷口, 有美, 京本, 博行 大阪府済生会中津病院年報 32 (2), 228-230, 2022-03-31

    ...2021年度歯科医師臨床研修の実施研修に関する概要と，その中でも口腔診断学上重要と思われた例， すなわち細胞診では判定困難， 生検では白板症と診断されたが扁平上皮癌と確定診断された舌癌の症例を報告した。...

    機関リポジトリ

  • 慢性GVHD関連舌癌の2例

    近藤（松村） 綾乃, 川北 大介, 的場 拓磨, 髙野 学, 小栗 恵介, 村嶋 明大, 蓑原 潔, 中井 一之, 岩城 翔, 柘植 博之, 塚本 康二, 北條 渉, 岩﨑 真一 頭頸部癌 48 (3), 286-290, 2022

    骨髄造血幹細胞移植は近年増加傾向だが，慢性移植片対宿主病（以下Graft Versus Host Disease：GVHD）は二次性固形癌のリスク因子であり，原発部位としては口腔癌が最多である。今回我々は慢性GVHD関連舌癌症例を2例経験したので報告する。症例1は50代女性，骨髄造血幹細胞移植の1年後に口腔慢性GVHDを発症し，移植の12年後に舌背部に白板を伴う腫瘍性病変を認めた。舌扁平上皮癌（…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 病診連携で対応した知的能力障害を伴う自閉スペクトラム症者にみられた白板症の一例

    藤代 千晶, 白井 悠貴, 遠山 緑, 村上 旬平, 中西 由美, 山﨑 容子, 西連寺 央康, 西田 武仁, 秋山 茂久 日本障害者歯科学会雑誌 42 (3), 289-292, 2021-10-31

    ...</p><p>患者は29歳の男性で，歯科治療への拒否が強かった．精査のため三次医療機関への紹介を検討したが，同じ県内で受け入れ先がなかったため，県外の大学病院に紹介した．紹介の際は，白色病変の経過以外にも患者特性の申し送りを十分に行い病診連携を行った．その情報を元に紹介先の大学病院では障害者歯科医と口腔外科医が連携して対応した．大学病院で白色病変は白板症と診断され，全身麻酔下にて生検および全摘出を終了...

    DOI 医中誌

  • 気管支鏡検査で偶発的に発見された咽喉頭病変についての検討

    北岡 有香, 林原 賢治, 兵頭 健太郎, 金澤 潤, 中川 隆行, 薄井 真悟, 大石 修司, 齊藤 武文, 南 優子 気管支学 43 (3), 208-214, 2021-05-25

    ...</b>気管支鏡検査の総件数は4062件で，そのうち40例（0.98%）に咽喉頭病変を認め，発見される頻度は年々増加する傾向にあった．診断は声帯ポリープが最も多く，次いで喉頭癌，声帯結節が多かった．特に喉頭癌や声帯白板症は，比較的高齢で重喫煙歴のある男性に認められた．<b>結語．...

    DOI 医中誌

  • 舌白板症に対する切除生検

    安本 眞美, 篠原 尚吾, 竹林 慎治, 濵口 清海, 道田 哲彦, 池永 直, 戸部 陽太, 濱本 文美 頭頸部癌 47 (3), 311-315, 2021

    ...一部の口腔白板症は病理学的に混在した病変で切開生検で正診が得られないことから，当科では切除生検を基本としている。本研究では舌白板症で切除生検した47例を評価し，切除生検の妥当性と安全域について検討した。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • 口腔潜在的悪性疾患

    伊東 大典, 前田 初彦 Journal of Japanese Society of Oral Medicine 26 (1), 1-7, 2020

    ...<br>OPMDsには，紅板症や白板症を含む12の疾患がリストアップされている。この中には，本邦においても相当数の発症がみられ，かつ口腔癌の重要な前駆病変として広く認知されているものもあれば，本邦においてはほとんどみられない疾患および状態，またはOPMDsに入れることに議論の余地がある疾患も含まれる。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献63件

  • 同種骨髄移植後に口腔扁平上皮癌を発症した1症例

    西嶋 利光, 松尾 美央子 頭頸部外科 28 (3), 343-347, 2019

    ...移植5年後に舌右側に口腔扁平上皮癌と，それと離れて口腔底右側に口腔白板症を発症し，それぞれに外科的切除を施行した。口腔扁平上皮癌切除より4年，口腔白板症切除より2年再発なく経過中である。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • <b>広範囲顎骨支持型装置を適用した1例</b>

    橘 寛彦, 尾崎 尚, 遊佐 和之, 川口 太郎, 飯野 光喜 日本口腔インプラント学会誌 31 (4), 346-353, 2018-12-31

    ...</p><p>患者は87歳の女性．上顎左側歯肉の疼痛を主訴に当科を受診した．病理診断は，上顎左側歯肉は上顎歯肉上皮内癌，上顎右側歯肉は白板症であった．両側上顎歯肉切除と5 4 部に2本のインプラント体を埋入したが，術後は義歯の維持力が著しく低下し，咀嚼機能がきわめて低下した．また，経過中に上顎左側前歯部に壊死骨の露出を認めた．よって最初の手術から約7カ月後に腐骨除去術と5 4 部の健常骨に2本のインプラント...

    DOI 医中誌

  • 舌白板症の経過観察中に生じた腺扁平上皮癌の1例

    高井 美玲, 青木 尚史, 前田 道徳, 廣瀬 満里奈, 重冨 俊雄, 渋谷 恭之 日本口腔外科学会雑誌 64 (11), 645-649, 2018-11-20

    <p>Adenosquamous carcinoma (ASC) is defined as a tumor showing components of adenocarcinoma with well-formed ductal structures and squamous cell carcinoma (SCC) in the same lesion. Only a few cases …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • 重症心身障害者に発生した舌癌を早期発見した1症例

    伊堂寺 良子, 中井 倫子, 石濱 孝二, 山西 博道 日本障害者歯科学会雑誌 39 (1), 23-27, 2018

    ...</p><p>左側舌下面に12×10mm大の白色病変を認め，白板症が疑われた．生検を通法下で行うことは困難なため，全身麻酔下での生検を計画した．早期舌癌の可能性を否定できないため，十分な安全域を設けた全摘生検を行ったところ，病理診断は，舌上皮内癌であった．術後経過は良好で，2年6カ月経過したが，再発はみられず，摂食機能も維持されている．...

    DOI 医中誌

  • 耳鼻咽喉科領域における性感染症

    余田 敬子 日本気管食道科学会会報 69 (2), 58-65, 2018

    ...特にカンジダ症，口腔毛様白板症，HIV関連歯肉炎・歯周炎，カポジ肉腫はHIV感染を強く示唆する。</p><p>淋菌とクラミジアは咽頭に感染しても無症候に終わる場合が多いが，感染者の一部は咽頭炎，扁桃炎，上咽頭炎を発症する。診断には核酸増幅法のSDA，TMA，PCRのいずれかを用いる。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 上顎歯肉白板症切除後の骨面露出に対してポリグリコール酸シートとフィブリン糊にて被覆を行なった1例

    安井 昭夫, 武井 新吾, 鶯塚 晃士, 大川 多永子, 福山 隆一, 千田 美歩 日本農村医学会雑誌 67 (1), 82-86, 2018

    ...<br> 　上顎歯肉白板症切除後に生じた骨面露出に対してPGAシートとフィブリン糊で被覆し，良好な結果を得た1例を経験したので報告する。患者は64歳男性で，右上顎歯肉に22×10mmの白色角化病変を認め，上顎歯肉白板症切除術を施行した。手術によって生じた骨面露出部にはPGAシートとフィブリン糊で被覆し，術後5週で創部の上皮化が完了し，瘢痕拘縮も認められなかった。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • 同種幹細胞移植後の慢性GVHDに伴う白板症より発生した舌扁平上皮癌の1例

    新美 奏恵, 芳澤 享子, 船山 昭典, 小林 正治 Journal of Japanese Society of Oral Medicine 24 (2), 46-52, 2018

    造血器悪性腫瘍に対する造血幹細胞移植後に慢性GVHDや二次がんを発症することがある。今回末梢血幹細胞移植後に舌癌を発症した1例を経験した。患者は57歳，女性。41歳時に急性骨髄性白血病に対し化学療法，同種末梢血幹細胞移植を施行後，慢性GVHDを発症。治療後16年経過し舌側右側縁に扁平上皮癌を認め加療を行った。造血器悪性腫瘍加療後は，主疾患治療後も長期の口腔内の経過観察の継続が必要である。

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献14件

  • 舌白板症より生じた舌背部扁平上皮癌の1例

    鈴木 大貴, 濱田 裕嗣, 高橋 美穂, 唐木田 一成, 坂本 春生 Journal of Japanese Society of Oral Medicine 23 (1), 17-22, 2017

    ...正中菱形舌炎の悪性転化により生じた舌背癌の報告は散見されるが，白板症より生じた報告はない。<br>患者は41歳男性。舌背の白斑を主訴に来院した。当初の病理組織診断は過角化症であった。5年後に腫瘤の増大を主訴に再受診した。病理組織診断は扁平上皮癌であった。舌背に白斑，舌炎，紅斑などの口腔潜在性悪性疾患がある場合は，悪性転化を念頭に置いた経過観察が必要である。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献16件

  • 蛍光光学機器による舌扁平上皮癌ならびに白板症の解析

    森川 貴迪, 小杉 彩歌, 別所 央城, 野村 武史, 片倉 朗, 柴原 孝彦 日本口腔科学会雑誌 66 (4), 273-282, 2017

    Various mucosal diseases such as oral potentially malignant disorders （OPMD） and squamous cell carcinoma （SCC） may develop in the oral cavity and are difficult to differentiate. Optical instruments …

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 下顎歯肉歯槽粘膜に発生したVerruciformXanthoma (沈賛型黄色腫)・白板症併発の1例

    瀧田, 正亮, 木下, 昌毅, 西川, 典良, 京本, 博行, 高橋, 真也, 仙﨑, 英人 大阪府済生会中津病院年報 26 (2), 209-212, 2016-03-31

    ...63歳女性に見られた下顎歯肉歯槽粘膜VerruciformXantoma (VS;庇賛型黄色腫)・白板症併発の1例を報告した。病変は右側下顎ぽポンティク相当舌側歯肉歯槽粘膜に発生し径5-6mm程度の類円形軽度隆起状の白色病変を呈していた。切除組織の病理組織学的所見にはVSと良性白板症の2つの病変の併発が観察された。口腔VSの生物学的性質について考察した。...

    機関リポジトリ 医中誌

  • 口腔癌検診（原著）

    杉山 芳樹, 野宮 孝之, 熊谷 章子, 星 秀樹, 山田 浩之, 岸 光男 日本口腔腫瘍学会誌 28 (4), 207-215, 2016

    ...2011年の最初の健診で，2名(0.10%)の口腔がん患者と9名(0.45%)の白板症患者，6名(0.30%)の口腔扁平苔癬患者がみられた。2012年から2015年の間に，2名(0.14%)の口腔がん患者と32名(2.32%)の白板症患者が，さらに23名(1.66%)の口腔扁平苔癬患者がみられた。この期間の受診者は，年平均1,382名であった。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • 長期間再発を繰り返し癌化した喉頭上皮過形成症例

    後藤 理恵子, 印藤 加奈子, 森 照茂, 星川 広史 日本気管食道科学会会報 67 (3), 230-236, 2016

    喉頭上皮過形成症は，病理組織学的に細胞異型を伴わない過形成からさまざまな程度の細胞異型を伴うものが含まれ，前癌病変ともされている。中には再発を繰り返す症例や治療が困難な難治症例も存在し，対応に苦慮することがある。今回，複数回の切除術を行うも再発を繰り返し，経過中に悪性化し喉頭摘出するに至った症例を経験したので報告する。症例は77歳男性，声帯白色病変の増悪を認め喉頭微細手術を施行した。病変は両側声…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • 口腔・咽頭に関連する性感染症

    余田 敬子 日本耳鼻咽喉科学会会報 118 (7), 841-853, 2015

    ...特に HIV 感染を強く示唆するものに, カンジダ症, 口腔毛様白板症, HIV 関連歯肉炎・歯周炎, カポジ肉腫, 非ホジキンリンパ腫, ドライマウスがある.<br>　淋菌とクラミジアの咽頭感染は無症候の場合が多く, 少数の感染者に非特異的咽頭炎, 扁桃炎, 上咽頭炎を発症する. 診断には核酸増幅法を用いる....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献2件

  • 術前検査を契機に発見された無症候期HIV感染症の1例

    柳生 貴裕, 今井 裕一郎, 福辻 智, 髙嶌 森彦, 上山 善弘, 小松 祐子, 宇野 健司, 三笠 桂一, 桐田 忠昭 日本口腔診断学会雑誌 28 (1), 11-14, 2015

    We report a case of an asymptomatic human immunodeficiency virus (HIV) infection that was confirmed by preoperative examination for general anesthesia. A 60-year-old man was referred to our …

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 舌切除に伴う構音障害を舌接触口蓋床により改善した症例

    佐々木 具文 日本補綴歯科学会誌 5 (4), 428-431, 2013

    ...<b>症例の概要</b>：患者は57歳の女性．下顎右側歯肉癌，中咽頭部癌および白板症により右側舌半側切除を含む右側中咽頭・下顎骨を切除後，特に「カ行」に構音障害が生じ，当科初診となった．構音機能の回復を目的に，/ タ/・/ キ/・/ カ/ の3子音のパラトグラムを用いて口蓋床口蓋部形態を形成した舌接触口蓋床を装着した．...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • 昭和大学歯科病院における口腔がん無料相談の実績

    勝田 秀行, 曽我 大輔, 吉濱 泰斗, 近藤 誠二, 羽鳥 仁志, 新谷 悟 Dental Medicine Research 33 (1), 104-108, 2013

    ...今回, 2007年10月から2011年9月までの4年間に相談目的に当院へ来院した264名に対して, 年度別・性別・年齢別相談者数, および臨床診断, 相談者の居住地域, 口腔がん無料相談を知った媒体に関して検討を行ったので報告する. 1年間の相談患者数は平均66名であり, 臨床診断としては, 口内炎が最も多く, 次いで白板症, 良性腫瘍, 口蓋・下顎隆起, 歯科疾患と続き, 新たに2名の口腔がん患者...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 口腔白板症の病理組織学的および細胞学的検討

    久山 佳代, 松本 敬, 孫 燕, 森川 美雪, 加藤 拓, 山本 浩嗣 日本臨床細胞学会雑誌 52 (3), 181-185, 2013

    ...<b>目的</b> : 口腔白板症の病理組織学的および細胞学的特徴を解析し, 興味ある知見が得られたので報告する.<br><b>方法</b> : 臨床診断名が口腔白板症で, 擦過細胞診断および病理組織学的確定診断が行われた 137 例について, 病理組織学的および細胞学的に検討を加えた....

    DOI 医中誌 参考文献38件

  • 口腔白板症の癌化に関する臨床的検討

    津島 文彦, 桜井 仁亨, 佐藤 昌, 須田 悠里, 田中 香衣, 富岡 寛文, 島本 裕彰, 中島 雄介, 原田 浩之, 小村 健 日本口腔外科学会雑誌 59 (11), 691-698, 2013

    The purpose of this study was to examine clinical risk factors of oral leukoplakia that were associated with malignant transformation. A total of 512 patients (554 lesions) with clinical and …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献17件

  • 家族性肥厚性皮膚角化症・食道癌症候群（TOC）の原因遺伝子

    田村 和朗, 金 相赫, 喜多 瑞穂, 石川 真澄, 伊田 和史, 鵜飼 篤史 家族性腫瘍 13 (1), 32-34, 2013

    ...家族性肥厚性皮膚角化症・食道癌症候群（TOC）/ Howel-Evans 症候群は常染色体性優性遺伝性疾患で，掌蹠角化症，口腔内白板症，食道癌のハイリスク群として知られている．これまでの研究を通してTOC の原因遺伝子の座位は17q25.1–q25.2 に絞り込まれていた．2012 年，シークエンスキャプチャーアレイ技術を用い，本症家系の患者に<i>RHBDF2</i> 遺伝子のミスセンス変異が検出...

    DOI 医中誌

  • 白板症

    中村 泰大 日本皮膚科学会雑誌 122 (1), 23-26, 2012

    ...白板症はその定義が曖昧であり，臨床病名および病理組織診断名の両者でその名称が用いられ，両者の定義もそれぞれ異なる．また，口腔および外陰においてもその名称の使用の現状は大きく異なる．本稿では白板症の現状における定義と疫学，病因，臨床および病理組織学的所見と治療などについて口腔の白板症を中心に述べる．...

    DOI Web Site

  • 声帯のマイクロフラップ手術

    平野 滋 頭頸部外科 22 (1), 19-21, 2012

    ...頻度の高いものとして声帯ポリープ，嚢胞などの良性隆起性病変，上皮病変として白板症，乳頭腫，早期癌などがあげられる。最も重要なポイントは粘膜固有層の組織を可能な限り温存することで，そのために粘膜上皮切開，粘膜固有層と病変の剥離を丁寧に行うことが求められる。また，声帯溝，瘢痕などの硬化性病変に対する粘膜形成術にも応用される。...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献8件

  • 舌白板症の全病変切除生検による病理組織学的診断の検討

    栗原 理紗, 篠原 尚吾, 菊地 正弘, 藤原 敬三, 山崎 博司, 金沢 佑治, 岸本 逸平, 宇佐美 悠, 今井 幸弘, 内藤 泰 頭頸部癌 37 (1), 7-11, 2011

    ...口腔白板症は“他のいかなる疾患としても特徴づけられない著明な白色の口腔粘膜病変”をさす症候名で，病理組織学的に過形成，異形成，上皮内癌，浸潤癌に分類される。舌白板症が，多段階発癌という悪性転化の過程を考えると，一つの舌白板症病変に過形成・異形成と癌が混在し，局所生検のみでは正しい診断が得られない可能性がある。...

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献20件

  • 接触粘膜拡大鏡視検査による口腔扁平苔癬ならびに口腔白板症の診断に関する研究

    酒巻 裕之, 藤本 陽子, 武田 祥人, 小倉 直美, 宇都宮 忠彦, 福本 雅彦, 山本 浩嗣, 近藤 壽郎 日本口腔粘膜学会雑誌 17 (1), 7-16, 2011

    ...39例の口腔白板症では，34例（87.2%）が隆起性白斑で，その内29例は上皮乳頭内毛細血管ループの形態変化を認めなかった。「毛細血管の変化を認めない隆起性白斑」とした口腔白板症のCMUSの感度，特異度はそれぞれ84.8%，83.3%であった。<br>CMUSにより口腔粘膜病変の表面の状態とIPCL形態を観察することで，OLPや白板症の臨床的鑑別が可能と考えられた。...

    DOI 医中誌 参考文献37件

  • ガボール特徴量に基づく口腔内白斑形状の識別

    小野 史貴, 三澤 秀明, 堀尾 恵一, 大谷 泰志, 土生 学, 冨永 和宏, 山川 烈 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2011 (0), 1I14-1I14, 2011

    ...<p>口腔内の白斑には前癌病変の白板症があるが，類似した症状の扁平苔癬と誤認する可能性がある．前者は白斑が均一であり，後者はレース状となる特徴があるが，初期診療を行う歯科医では判別が難しい場合がある．本研究では，口腔画像に基づき白斑形状を識別する診断支援システムの開発を行う．本稿では，ガボール特徴量を利用する効果について，識別実験を通してその有効性を検討する．</p>...

    DOI

  • 当センターにおける音声障害の統計的観察―声の職業性と喫煙習慣を中心に―

    楠山 敏行, 池田 俊也, 森 有子, 宮本 真, 佐藤 剛史, 浅香 明日美, 中川 秀樹, 田村 悦代, 新美 成二, 福田 宏之 音声言語医学 51 (4), 318-323, 2010

    ...対象；過去5年間に受診した音声障害症例4075例である．方法；性,年齢，疾患，喫煙歴，声の職業性などについて統計学的に検討した．結果；声帯に噐質的変化を認めるもののなかでは声帯結節，喉頭炎，声帯ポリープの順に，声帯に著変を認めないもののなかでは機能性発声障害，上咽頭炎，痙攣性発声障害の順に多く認めた．声帯結節，喉頭炎，声帯ポリープ，声帯嚢胞の順に声の職業性との高い有意性を認めた．ポリープ様声帯，喉頭白板症...

    DOI 医中誌 被引用文献6件 参考文献14件

  • 市原市における行政主導の口腔がん検診

    菅原 圭亮, 高橋 真言, 河地 誉, 池田 千早, 藥師寺 孝, 山本 信治, 野村 武史, 高野 伸夫, 柴原 孝彦, 片倉 朗 老年歯科医学 25 (3), 340-346, 2010

    ...前癌病変である口腔白板症10名を含め計51名を高次医療機関に紹介した。5年間で口腔癌は発見されなかった。行政主導で行うことで市のホームページや広報を使用し, 多くの市民の受診が可能となり, 予算の措置により継続性のある検診を行えている。また, 年齢制限をすることで口腔癌の好発年齢をターゲットにできている。喫煙·飲酒習慣のある口腔癌ハイリスク患者の受診率を向上させることが今後の課題である。...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献24件

  • 頭頸部白板症の臨床的検討

    三上 慎司, 上條 朋之, 小泉 敏三, 福田 多介彦, 家根 旦有, 細井 裕司 耳鼻咽喉科臨床 101 (2), 147-151, 2008

    White lesions in the larynx, pharynx, and oral regions, which are called leukoplakias clinically, show a variety of histopathological features, including hyperplasia, dysplasia and cancer. …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献16件

  • 頭頚部腫ようの肉眼像と組織像―咽頭・喉頭へん平上皮病変を中心に―

    柳澤 昭夫 日本気管食道科学会会報 57 (2), 65-72, 2006

    ...白板症は咽頭に1例もない。喉頭では肉眼的に白板症と診断された病変は全体の19％あり，そのうち組織診断で炎症であったものは57％，異形成は26％，癌は17％であり，喉頭の診断で白板症をどのように診断するか難しいことがわかる。<br>　頭頸部の扁平上皮癌はすべて同一の組織型として扱われることが多い。しかし，肉眼形態組織像は発生部位により大きく異なっている。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 掌蹠角化症と関連疾患

    山本 明美 日本皮膚科学会雑誌 116 (1), 11-19, 2006

    ...遺伝性掌蹠角化症の病型を臨床症状に基づいて随伴症状が比較的軽微なびまん性の掌蹠角化症，限局性掌蹠角化症，線状掌蹠角化症，点状掌蹠角化症，魚鱗癬や掌蹠外の角化性局面に掌蹠角化症を伴う場合，先天性爪甲厚硬症，角膜，神経症状を伴う掌蹠角化症，歯周炎を伴う掌蹠角化症，白板症，食道病変を伴う掌蹠角化症，難聴を伴う掌蹠角化症，外胚葉形成異常に掌蹠角化症を伴うその他の病型，心筋症を伴う掌蹠角化症，皮膚の脆弱性に掌蹠角化症...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献73件

  • トンガ王国における第1回口腔粘膜病変に関する臨床細胞学的調査 : 特に放線菌および歯肉アメーバとの関連

    FIFITA Sisilia Fusi, 久山 佳代, 松本 敬, FAKAKOVIKAETAU Amanaki, 山本 浩嗣 口腔衛生学会雑誌 55 (3), 143-152, 2005

    ...にトンガ王国で口腔粘膜に対し, 微生物学的ないし細胞学的調査は行われていない.口腔剥離細胞は, 2001〜2003年の間に治療目的に来院した130人の病変がみられた口腔粘膜や歯周ポケットから採取し, Papanicolaou染色を施した.細胞は細菌, 食物残渣や扁平上皮細胞の所見について観察を加えた.対象者の大部分は疼痛や炎症所見を伴う歯周疾患(97.5%)を有し, 一方2.5%に角化異常である"白板症...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献30件

  • PPI長期内服により消失した難治性声帯白板症の1例

    三枝 英人, 中溝 宗永, 松岡 智治, 愛野 威一郎, 粉川 隆行, 中村 毅, 小町 太郎, 吉田 知之 耳鼻と臨床 51 (2), 144-148, 2005

    ...最近、胃食道逆流症 (GERD) が声帯白板症や喉頭・咽頭の扁平上皮癌の誘因もしくは増悪因子になり得ることが報告されてきている。声帯白板症は、再発を繰り返すこと、細胞異型を伴う場合には癌化の懸念があることから臨床上注意を要する病態である。今回、われわれは再発を繰り返した非喫煙者の声帯白板症 (mild-severedysplasia) の1例を経験した。...

    DOI 医中誌

  • 口腔白板症および扁平苔癬における臨床診断と病理組織診断の不一致

    清水 啓代 日本口腔粘膜学会雑誌 9 (1), 17-25, 2003

    ...口腔白板症および口腔扁平苔癬の臨床診断のもとに生検あるいは切除生検を行ったそれぞれ285部位, 72部位について臨床診断と病理組織診断との不一致について検討した。その結果, 口腔白板症での診断不一致率は13.4%であり, 病理組織診断で扁平上皮癌と診断されたものが最も多かった。それらは舌に多く, 臨床型は erosiva type が大部分を占めていた。...

    DOI 医中誌 被引用文献5件 参考文献25件

  • 口腔白板症におけるATM, p53およびMDM2の発現

    松本 孝夫 日本口腔粘膜学会雑誌 9 (1), 7-16, 2003

    ...その結果, 正常口腔粘膜上皮に比べ, p53蛋白は, 高度上皮性異形成の白板症で有意に高い陽性率を示した。ATMの蛋白発現は, 軽度上皮性異形成の白板症で高い傾向を認めたが, 有意差はみられなかった。MDM2蛋白は, 軽度および高度上皮性異形成の白板症および口腔癌組織で有意に高い陽性率を示した。...

    DOI 医中誌 参考文献43件

  • 口腔白板症の臨床病理学的検討

    太田 和俊, 勝本 愛, 三隅 修治, 八木 義照, 篠原 正徳 日本口腔外科学会雑誌 49 (7), 439-445, 2003

    Oral leukoplakia is the most common precancerous lesion of the oral cavity and shows a variety of histopathological features, including epithelial dysplasia. It is crucial to analyze the histologic …

    DOI 医中誌 参考文献22件

  • 多発性口腔白板症の臨床病理学的検討

    石井 準之助, 宗本 幸子, 村田 真穂, 吉田 達也, 福田 全孝, 森鼻 一浩, 古森 孝英 日本口腔外科学会雑誌 48 (4), 199-205, 2002

    Twenty patients with multiple oral leukoplakia were clinicopathologically studied. The relations among recurrence, malignant transformation and site, clinical appearance, epithelial dysplasia, and …

    DOI 医中誌 被引用文献3件 参考文献28件

  • 実験的ラット舌癌発生過程における細胞性免疫反応の発現

    安井 敏成 歯科医学 65 (2), 53-54, 2002

    ...口腔に発生する癌は,他臓器に発生する癌と同様に段階的に発癌することが知られている.そして,その前癌病変として,臨床的には白板症,紅板症として,病理組織学的には異形上皮として取り扱われ,その悪性転化の機構が注目されている.一方,生体ではさまざまな刺激から自己を守る機構が備わっており,腫瘍組織に対して宿主の免疫応答は抗腫瘍性エフェクター細胞活性を表現するとされ,担癌宿主においても生体防御作用の働いていることが...

    DOI

  • Role of Epstein-Barr Virus Infection in Oral Diseases

    CUI, Sanzhe, MARUOKA, Yasubumi, ANDO, Tomohiro, KOBAYASHI, Makio, OGIUCHI, Hideki 東京女子医科大学雑誌 71 (1), 7-15, 2001-01-25

    ...EBVはヒトに極めて広範に常在するヘルペスウイルスであり,バーキットリンパ腫,上咽頭癌の病因ウイルスと考えられる.口腔領域においては免疫不全者の舌白板症,唾液腺腫瘍への関連が指摘されている.今回,我々は当科で治療を行った口腔腫瘍および粘膜疾患105例について,疾患とEBV感染の関連を検討するため,PCR法,PCR-Southern blot hybridization法,PNA probeを使用した...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件 被引用文献2件

  • 上皮性異形成を伴った口腔白板症の臨床病理学的検討

    黒川 英雄, 友寄 泰樹, 武田 忍, 村田 朋之, 水口 摂美, 中村 貴司, 福山 宏, 高橋 哲 日本口腔粘膜学会雑誌 7 (2), 59-65, 2001

    ...口腔白板症と診断された199例 (251病変) を対象として, 上皮性異形成についてWHOの診断基準にしたがって臨床病理学的に検討した。上皮性異形成は251病変のうち186病変 (74.1%) にみられ, その平均得点は3.3±2.0点であった。上皮性異形成の出現と発現部位とに関連性はみられなかったが, 臨床視診型, とくに紅斑混在型あるいは疣型と関連性が認められた。...

    DOI

  • 放射線治療が著効した難治性口腔白板症の一例

    江島 泰生, 副島 俊典, 丸田 力, 金岡 徳芳, 児玉 明久, 杉村 和朗 日本放射線腫瘍学会誌 13 (2), 107-110, 2001

    Oral leukoplakia is known as a premalignant lesion. It often recurs and malignant transformation occurs in spite of various treatments such as surgical removal or laser excision. We experienced a …

    DOI 医中誌

  • 硬性内視鏡下に行う喉頭微細手術

    原 浩貴, 端本 陽子, 村上 直子, 山下 裕司 日本気管食道科学会会報 52 (6), 431-437, 2001

    ...特に，声帯白板症での病変部の詳細な観察や喉頭腫瘍の正確なステージ決定に，内視鏡法は有効であった。<br>内視鏡下喉頭微細手術では，術中の視野が明瞭であることから，ポリープや結節，腫瘤の切除など容易に行うことができた。...

    DOI 医中誌 被引用文献7件 参考文献12件

  • 口腔内症状を主訴に来院したＨＩＶ感染者の１例

    小林 裕, 浅井 浩, 瀧本 庄一郎, 岩城 博, 天笠 光雄, 香宗我部 滋 日本口腔外科学会雑誌 47 (3), 196-199, 2001

    We describe a case of HIV infection in a patient with oral symptoms.<BR>A 55-year-old man visited the Department of Dentistry and Oral Surgery, Tokyo Metropolitan Hiroo General Hospital on October …

    DOI 医中誌 被引用文献3件 参考文献8件

  • ヒト口腔前癌病変と扁平上皮癌およびマウス各種臓器におけるelk-1遺伝子の発現について

    廣田 克征 歯科医学 63 (3), 7-8, 2000

    ...では非常に弱い発現を示し, 紅板症および異形成を認める白板症ではそれよりやや強く, そして扁平上皮癌ではさらに明瞭に発現した.2.elk-1 mRNAのNorthern blotting法による発現 elk-1 mRNAは紅板症および異形成を認める白板症ではわずかな発現を, また健常歯肉および異形成を認めない白板症では発現しなかったが, 扁平上皮癌では明瞭な発現を示した.3.elk-1 mRNAのマウス...

    DOI DOI 医中誌 参考文献23件

  • 口腔白板症およびへん平苔せんの比較細胞学的検討

    久山 佳代, 杉浦 里恵, 松本 敬, 山本 浩嗣 日本臨床細胞学会雑誌 39 (6), 429-436, 2000

    <B><I>Objective</I>:</B> We compared the cytological features between 40 cases of oral leukoplakia and 12 cases of lichen planus based on the cytomorphological, histopathological and clinical …

    DOI

  • Ｄｙｓｋｅｒａｔｏｓｉｓ　ｃｏｎｇｅｎｉｔａ患者の遺伝子解析

    吉本 寿美, 柳邊 安秀, 水上 智之, 石橋 史成, 足立 尚登, 高木 一孝, 布井 博幸 臨床血液 41 (6), 524-529, 2000

    ...Dyskeratosis congenita (DKC)は皮膚の網状色素沈着，爪の萎縮，粘膜白板症を3主徴とする稀な遺伝性疾患で，約9割の症例が伴性劣性遺伝の形式を呈する。10歳までに約半数の症例で汎血球減少が認められ，死亡原因の多くを占めている。われわれは，3主徴と進行する汎血球減少，および小脳萎縮を有する11歳男児を経験し，末梢血リンパ球培養によりmRNAを得て遺伝子解析を行った。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献1件 参考文献12件

  • 中国吉林省北部住民における口腔粘膜病変の疫学的調査研究

    菅原 由美子, 高橋 和裕, 駒井 仲也, 丸茂 町子, 田口 喜雄, 笹野 高嗣 日本口腔粘膜学会雑誌 6 (1), 7-14, 2000

    ...結果は, 3地域とも喫煙習慣は紙巻きタバコであったが, 白板症の発現率は少なかった。食習慣は3地域とも異なり, 工業都市で肉を食する習慣が多かった。口腔環境として処置歯を有する者は工業都市において多かった。口腔粘膜病変の発現頻度は都市近郊農村が最も高く, それぞれの口腔粘膜病変の発現頻度は3地域で異なっていた。年齢, 性別と口腔粘膜病変の発現との関連性は3地域とも明確ではなかった。...

    DOI

  • 口腔白板症における喫煙とG1サイクリンの発現との関連について

    油井 久美惠, 三觜-中村 雅子, 清水 啓代, 伊東 大典, 角田 左武郎, 南雲 正男 日本口腔粘膜学会雑誌 6 (1), 15-20, 2000

    ...以上の結果から, 喫煙は上皮性異形成を促し, G1サイクリンの発現を増強することによって, 細胞増殖能を亢進させ, 白板症の癌化に関与することが示唆された。...

    DOI 参考文献18件

  • 口腔白板症悪性化例の臨床病理組織学的検討

    高橋 雅幸, 宮下 直也, 君島 裕, 黒川 英人, 安藤 俊史, 埜口 五十雄, 佐藤 泰則 日本口腔粘膜学会雑誌 6 (2), 46-55, 2000

    ...過去17年間 (1980-1996) に悪性化した白板症4例について臨床病理組織学的に検討を行った。性別は男性2例, 女性2例で, 部位別では舌側縁部3例, 歯肉部1例であった。平均悪性転化期間は3年5か月であった。全例喫煙歴はなかった。全例に悪性転化前に経口腫瘍用薬が投与されたが癌化を防止することはできなかった。...

    DOI

  • 口腔外科領域疾患に対するKTPレーザーの使用経験

    石井 準之助, 藤田 邦夫, 藤盛 真澄, 陳 明裕, 飯塚 譲二, 古森 孝英 日本レーザー医学会誌 21 (3), 201-207, 2000

    ...<BR>こられの症例の内訳は, 悪性腫瘍16例 (扁平上皮癌14例, 基底細胞癌1例, 舌転移性腎癌1例), 白板症14例, 良性腫瘍5例 (線維腫3例, 血管腫1例, 乳頭腫1例), 歯肉増殖症2例およびその他であった.<BR>これらの治療の大半は切開 (10W) による方法が行われたが, 3例は蒸散 (15W), 血管腫の1例のみは凝固 (1.5W) が行われた。...

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献14件

  • 口腔前癌性病変と早期へん平上皮癌の臨床

    天笠 光雄, 藤井 英治, 鈴木 鉄夫, 山城 正司, 小椋 一朗, 宮倉 毅, 根岸 明秀, 鵜澤 成一, 岩城 博 日本口腔腫瘍学会誌 11 (4), 357-363, 1999

    The purpose of this study was to clarify the clinical and histopathological characteristics of oral leukoplakia and its malignant transformation and to delineate the clinical characteristics of …

    DOI

  • 当院における喉頭癌検診１５年間の検討

    小形 章, 鈴木 理文, 田中 一仁, 大場 俊彦, 新田 清一, Yamashita Taku 日本耳鼻咽喉科学会会報 102 (10), 1190-1197, 1999

    The Yokohama Municipal Cancer Detection Center, established as an affiliate of the Yokohama Municipal Citizen's Hospital in June, 1981, has performed clinical examinations to screen for laryngeal …

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献1件 参考文献13件

  • 口腔白板症の臨床病理学的検討

    清水 啓代, 倉地 洋一, 陳 嘉子, 油井 久美恵, 中村 雅子, 南雲 正男 日本口腔粘膜学会雑誌 5 (2), 74-80, 1999

    ...白板症からの悪性化症例は14例 (7.1%) で, 部位では舌が12例と多数を占めた。この14例中7例に上皮性異形成がみられ, 経時的に白板症の上皮性異形成の程度が進行する症例に癌化が多い傾向であった。白板症の治療にあたっては上皮性異形成の有無, 程度に注意を払う必要がある。...

    DOI

  • 口腔紅板症の３症例

    野村 幸恵, 柿澤 卓, 高野 正行, 高木 多加志, 野間 弘康, 村松 敬, 下野 正基 日本口腔腫瘍学会誌 11 (1), 29-34, 1999

    Although oral erythroplakia is accepted as one of the oral precancerous lesions with high potentiality for malignant transformation, there has been few reports about it because the incidence is …

    DOI 医中誌 参考文献13件

  • 口腔多発癌の背景因子に関する検討

    川辺 良一, 大村 進, 斎藤 友克, 小林 園生, 青木 伸二郎, 藤田 浄秀 日本口腔外科学会雑誌 45 (7), 421-426, 1999

    Multiple primary cancers of the oral cavity are increasing and are considered animportant factor affecting the prognosis of oral cancer, but this condition is poorly understood. To investigate risk …

    DOI 医中誌 被引用文献10件 参考文献25件

  • 口腔扁平上皮癌におけるサイトケラチン19遺伝子の分子生物学的研究

    濱本 和彦 歯科医学 61 (2), 85-90, 1998

    ...7例, 紅板症3例および健常歯肉10例を用いた.なお白板症と紅板症症例における上皮異形成の程度は高度3例, 中等度4例および異形成を認めない症例3例であった.病変部を一定の大きさに切り出したあと, 標本からTotal-RNAを抽出し、逆転写酵素を用いてcDNAを合成した.次にCK19プライマーを合成し, これを用いRT-PCRを行いCK19mRNAの発現を確認した.次いでCK19遺伝子cDNA全長を...

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献29件

  • 口腔白板症におけるG1サイクリンおよびサイクリン依存性キナーゼの発現

    油井 久美恵 日本口腔粘膜学会雑誌 4 (1), 44-53, 1998

    ...その結果, G1サイクリン, CDKともに正常粘膜上皮では主として基底細胞に発現がみられたのに対し, 白板症ではより広範囲の細胞にその存在が認められた。また, それぞれの陽性率も, 中等度, 高度の上皮異形成を示す白板症で正常粘膜上皮および軽度上皮異形成を示す白板症に比べて有意に高値を示した。...

    DOI

  • 口腔外科領域疾患に対するNd-YAGレーザー治療の臨床評価

    石井 準之助, 藤田 邦夫, 藤盛 真澄, 飯塚 譲二, 島田 桂吉 日本レーザー医学会誌 19 (2), 87-92, 1998

    ...<BR>口腔白板症では, ある一定の期間においては経過良好であった, しかし, 44例中17例 (38.6%) に再発が認められた. また, 舌白板症のなかには悪性転化した症例も認められた. 舌白板症は悪性転化の頻度が他の部位のものと比べると高いようであるので, 十分な経過観察が必要であることが示唆された. そのため, 必ず外科手術の前に生検術を施行する必要がある....

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献5件

  • 口腔白板症の臨床病理学的検討

    黒川 英雄, 山崎 健太郎, 山下 善弘, 梶山 稔 日本口腔科学会雑誌 47 (1), 61-67, 1998

    In this paper, a clinical and histopathological investigation of 113 patients with oral leukoplakia, some with multiple lesion, was presented.<BR>The results were as follows:<BR>1. The lesions were …

    DOI 医中誌 被引用文献4件 参考文献22件

  • 口腔白板症におけるWHOの上皮性異形成診断基準とTGF-αおよびp53蛋白の発現との関連

    中村 雅子, 油井 久美恵, 山口 真吾, 岩瀬 正泰, 角田 左武郎, 南雲 正男 日本口腔粘膜学会雑誌 4 (2), 115-121, 1998

    ...上皮性異形成を有する口腔白板症で認められる上皮の変化とTGF-αおよびp53蛋白の発現との関連を検討した。このため, 上皮性異形成を示す口腔白板症48例について連続切片を作成し, TGF-αおよびp53蛋白の発現について免疫染色を施行した。そして, WHOの上皮性異形成診断基準とTGF-αおよびp53蛋白の発現との関連を検討した。...

    DOI

  • 頭頚部腫ようにおけるＫＴＰレーザーの有効性

    藤田 博之, 吉田 知之, 井上 斉, 萩 原晃, 新井 雅之, 今給黎 守慶, 平出 文久, 舩坂 宗太郎 頭頸部腫瘍 23 (1), 126-130, 1997

    KTP laser, which can be easiliy operated has been used head and neck lesion. In this study we examined the effect of KTP laser on laryngeal disease; Laryngeal cancer, Leukoplakia, …

    DOI 医中誌 参考文献11件

  • 口腔白板症

    山本 一彦, 桐田 忠昭, 杉村 正仁 日本口腔粘膜学会雑誌 2 (1), 1-21, 1996

    DOI

  • 白板症の免疫組織化学的検討

    中村 雅子, 油井 久美恵, 伊東 大典, 佐藤 篤, 角田 左武郎, 南雲 正男 日本口腔粘膜学会雑誌 2 (1), 49-53, 1996

    ...白板症における上皮異形成とTGF-α発現との関連について検討した。そのため, 上皮異形成がみられた舌白板症30症例 (軽度: 11例, 中等度: 10例, 高度: 9例) について, TGF-αおよび細胞増殖マーカーであるPCNAの発現を免疫組織化学的に検索した。また, 正常粘膜上皮および異形成のみられない舌白板症症例についても同様の検討を行った。...

    DOI

  • 口腔扁平苔癬における生検の意義

    石井 友行, 篠原 正徳, 中村 誠司, 池辺 哲郎, 堀之内 康文, 広木 朗子, 白砂 兼光 日本口腔粘膜学会雑誌 2 (1), 42-48, 1996

    ...その結果, これら症例中OLP以外の確定診断を得たものは28例で, その診断内容は, 非特異的苔癬様反応6例, 上皮性異形成6例, 白板症5例, 非特異的潰瘍4例, 過角化症4例, 扁平上皮癌2例, その他1例であった。以上より, 非定型病変の場合は臨床所見のみでは診断し得ない症例も認められ, これら症例では生検による確診が必要と考えられた。...

    DOI

  • 喉頭疾患に対するレーザー治療の経験

    酒井 昇, 伊藤 大祐, 栗原 秀雄, 間口 四郎, 犬山 征夫 耳鼻と臨床 42 (5), 543-545, 1996

    ...<BR>2) 症例は39例で, 適応疾患は頻度順に喉頭癌11例, 肉芽腫7例, 白板症6例, 乳頭腫5例, 血管腫5例, その他5例であつた.<BR>3) 使用したレーザーは炭酸ガスレーザー47回, Nd-YAGレーザー2回であった.<BR>4) レーザー治療の適応疾患について解説を加えた.<BR>5) レーザー治療に伴う問題点とその対策をまとめた....

    DOI 医中誌

  • 口腔白板症を伴った悪性黒色表皮腫の１例

    関谷 秀樹, 高田 典彦, 郷家 久道, 瀬戸 皖一 日本口腔外科学会雑誌 42 (5), 509-511, 1996

    We have encountered a patient with acanthosis nigricans maligna. The patient was an edentulous 81-year-old man with gastric cancer as a complication. His main complaint was many white lesions in the …

    DOI 医中誌 参考文献12件

  • 口腔粘膜白板症の免疫組織化学的研究

    谷村 隆文 日本口腔外科学会雑誌 42 (10), 999-1013, 1996

    The present study deals with 114 cases of oral leukoplakia and clinicopathological findings evaluated with respect to epithelial differentiation and keratinization using keratin antibodies, …

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献76件

  • 高齢者の口腔乾燥症に関する疫学調査研究

    阪本 真弥, 栗和田 しづ子, 丸茂 町子 老年歯科医学 11 (2), 81-87, 1996

    ...<BR>3.舌乳頭萎縮は22.1%, 溝状舌は24.2%にみられたが, 口角びらんは2.1%で, 白板症, カンジダ, 扁平苔癬, アフタなどの粘膜疾患は認あられなかった.<BR>以上, 重篤は身体的および精神的疾患を持たない高齢者には治療を要する高度な口腔乾燥症はみられなかった....

    DOI 医中誌 被引用文献16件 参考文献7件

  • 口腔内前癌性病変　白板症癌化症例の検討

    沼田 勉, 根本 俊光, 遊座 潤, 日野 剛, 野本 実, 今野 昭義 口腔・咽頭科 8 (2), 217-224, 1996

    Two cases of squamous cell carcinoma occurred out of 19 patients with oral leukoplakia who were treated at our department during the last 10 years. These 2 cases are reported in this paper.<BR>The …

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献14件

  • 口腔白板症における喫煙と細胞増殖マーカーとの関連について

    油井 久美恵, 中村 雅子, 坂田 寿江, 竹味 利晃, 佐藤 篤, 角田 左武郎, 倉地 洋一, 南雲 正男 日本口腔粘膜学会雑誌 2 (2), 90-94, 1996

    ...さらに後に癌化した3例の白板症症例におけるPCNA陽性率は, 癌化していない症例に比較すると高値を示していた。以上の結果から, 喫煙は上皮細胞の増殖活性を増強することによって, 上皮異形成の進行に関与している可能性が示唆された。...

    DOI

  • 口腔粘膜疾患の臨床統計学的検討

    戸田 ひとみ, 高橋 雄三, 冨塚 清二, 木村 泉, 榎本 昭二 日本口腔粘膜学会雑誌 2 (1), 69-75, 1996

    ...性差では扁平苔癬は1:2.7と女性に多く, 白板症は1.3:1であった。主訴別では疼痛を訴えたものが扁平苔癬で71.2%, 白板症では25.6%であった。病悩期間に差はなかった。発症部位では扁平苔癬は両側頬粘膜に最も多く頬粘膜とその他の部位にまたがるも多かった。白板症では歯肉, 舌の順で単独に発症する例が多かった。...

    DOI 被引用文献2件

  • 口腔多発癌の臨床的，組織学的検討

    米田 和典, 山本 哲也, 植田 栄作, 立本 行宏, 尾崎 登喜雄 日本口腔腫瘍学会誌 7 (3), 142-148, 1995

    Ten oral multiple cancer cases were used in the present clinical and histological in-vestigation. The 1st and 2nd tumors were observed simultaneously in 2 cases, and the remaining 8 cases of 2nd …

    DOI 医中誌 被引用文献5件 参考文献21件

  • 生物学的悪性度から見た喉頭白板症の取り扱い

    都築 秀明, 斎藤 等, 今村 好章, 福田 優 Koutou (THE LARYNX JAPAN) 7 (1), 47-51, 1995

    Laryngeal Leukoplakia lesions often have complicated morphological characteristics. The degree of DNA-instability as revealed by an immunohistochemical staining with anti-single-stranded DNA …

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献21件

  • 口腔の癌腫および前癌病変を主対象とする集団検診

    高田 典彦, 郷家 久道, 関谷 秀樹, 今村 栄作 日本口腔科学会雑誌 44 (4), 662-667, 1995

    This report presents the epidemiological status of oral mucosal abnomalities and precancerous lesions in a selected population of 6.085 Japanese people (1, 822 women and 4, 663 men, 32-78 years old) …

    DOI 医中誌 被引用文献6件 参考文献14件

  • 口腔白板症の免疫組織化学的研究

    鳥羽 英紀 九州歯科学会雑誌 49 (1), 41-52, 1995

    Some types of leukoplakia in the oral mucosa develop a malignant change. However, the carcinogenetic process is not clearly understood and the histopathological criteria used for their assessement …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献51件

  • 口腔白板症の臨床病理学的検討　特に悪性化潜在能について

    桐田 忠昭, 堀内 敬介, 露木 基勝, 大儀 和彦, 岡本 真澄, 上海道 範昭, 上林 豊彦, 堀内 克啓, 杉村 正仁 日本口腔外科学会雑誌 41 (1), 26-35, 1995

    One hundred two patients (115 lesions) with oral leukoplakia were studied and followed up for an average period of 6 years 2 months. Of all cases, 38 showed an abnormal epithelium with no dysplasia …

    DOI 医中誌 被引用文献16件 参考文献33件

  • 白板症より癌化した７症例の臨床病理学的検討

    中村 雅子, 倉地 洋一, 堀 雅人, 戸羽 一, 宏 戴, 岩瀬 正泰, 南雲 正男 日本口腔外科学会雑誌 41 (9), 767-773, 1995

    Seven cases of oral leukoplakia that developed into squamous cell carcinoma during the past 14 years from January 1978 through December 1991 were studied clinicopathologically. These cases included …

    DOI 医中誌 被引用文献16件 参考文献20件

  • 口腔粘膜疾患および舌痛症に対するセファランチン内服療法の臨床的効果の検討

    佐木 宏吉, 市原 秀記, 加藤 幸弘, 安藤 恵, 阿部 一雄, WIN K.K.S., 井上 孝典, 藤塚 秀樹, 兵東 巌, 杉山 貴敏, 奥田 孝, 奥村 康明, 半田 祐二朗, 奥富 直, 立松 憲親, 岡 伸光 日本口腔科学会雑誌 43 (1), 84-89, 1994

    This clinical study was carried out to evaluate the effectiveness of Cepharanthin<SUP>®</SUP>, which is one of the biscoclaurine alkaloids, in the treatment of oral mucosal lesions (oral lichen …

    DOI

  • ＨＩＶ感染症患者にみられた口腔毛状白板症の２例

    杉原 一正, 有村 健二, 岩重 康, 川島 清美, 大久保 章朗, 山下 佐英 日本口腔外科学会雑誌 40 (1), 170-172, 1994

    Oral hairy leukoplakia (OHL) occurs mainly on the lateral border of the tongue of human immunodeficiency virus (HIV)-infected patients. Recent studies have demonstrated Epstein-Barr virus in the …

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 高線量率組織内照射による舌可動部癌の治療経験

    池田 恢, 井上 俊彦, 山崎 秀哉, 手島 昭樹, 井上 武宏, 村山 重行, 大谷 雅俊, 古川 惣平, 清水谷 公成, 小塚 隆弘 頭頸部腫瘍 20 (1), 63-66, 1994

    Interstitial brachytherapy was conducted for mobile tongue carcinoma using a high dose rate remote afterloading machine with small <sup>192</sup>Iridium source. Detailed method, named as “linked …

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • コール・エングマン症候群の１例

    安達 ゆかり, 伊庭 仁樹, 宮内 洋子, 堀尾 武 皮膚 35 (6), 715-717, 1993

    A 38-year-old, male patient with Cole-Engman syndrome was reported.<BR>The patient had a reticular hyperpigmentation of 20 years' history around the neck, which had gradually enlarged. Milky-white …

    DOI 医中誌

  • 口腔癌集団検診の試み

    高田 典彦, 郷家 久道, 瀬戸 皖一 日本農村医学会雑誌 41 (4), 960-965, 1992

    The purpose of the oral mass schreening conducted at our hospital was early detection and prompt treatment of oral cancer and precancerous symptoms.<BR>This report will show the epidemiological …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献4件

  • 白板症と臨床診断された６７症例の臨床病理学的検討

    渡辺 祥樹, 清水 正嗣, 松本 有史, 京極 順二, 水城 春美, 柳澤 繁孝, 小野 敬一郎, 花井 康 日本口腔科学会雑誌 41 (3), 563-570, 1992

    Abstract: Leukoplakia is well known as popular precancerous lesion and there are lots of reports Abstract: Leukoplakia is well known as popular precancerous lesion and there are lots of …

    DOI 医中誌 被引用文献7件

  • 有きょく細胞癌　外陰部白板症に生じた有きょく細胞癌

    下貞 正子, 石井 正光, 中川 浩一, 濱田 稔夫 Ｓｋｉｎ　Ｃａｎｃｅｒ 6 (3), 445-448, 1991

    症例: 64歳, 女性。昭和62年頃より小陰唇の内側に白色の粘膜疹が生じ拡大していたところ, 平成元年夏よりその皮疹上にさらに小丘疹が生じ, 1ヵ月程で急激に増大し, 有茎状の結節となった。組織学的所見より有棘細胞癌と診断した。なお, 組織学的所見上, 空胞細胞様細胞や粗大なkeratohyaline穎粒が見られたため,HPVの関与を疑い, 免疫組織学的に関連蛋白を検索したが, 陰性であった。

    DOI 医中誌

  • 口腔毛状白板症に類似した白色病変の１例

    戸羽 一, 南雲 正男, 北沢 道孝, 金本 恵子, 桜田 重世, 角田 左武郎 日本口腔外科学会雑誌 37 (2), 427-431, 1991

    Oral hairy leukoplakia (HL) is clinically characterized as a white lesion of the lateral portion of the tongue among persons who are human immunodeficiency virus seropositive. The lesion shows a …

    DOI 医中誌

  • 凍結療法後癌化した白板症の１例

    西出 雅博, 藤元 栄輔, 加藤 隆三, 熊谷 茂宏, 川尻 秀一, 中川 清昌, 山本 悦秀 日本口腔外科学会雑誌 37 (4), 800-804, 1991

    The malignant progression of oral leukoplakia has been sometimes reported.<BR>In this report, a man with leukoplakia on his buccal mucosa, which was treated with, cryotherapy but later showed a …

    DOI 医中誌

  • 口腔白板症の臨床病理学的検討

    風岡 宜暁, 中山 和久, 吉田 憲司, 高井 克憙, 深谷 昌彦 日本口腔外科学会雑誌 36 (10), 2300-2305, 1990

    Sixty cases of oral leukoplakia treated at our Department from 1975 to 1987 and accompanied by long-term follow-up observation were reviewed, and the relation between oral leukoplakia and it's …

    DOI 医中誌 被引用文献5件

  • 口腔乳頭腫様病変１０例の臨床的・病理組織学的検討

    土川 幸三, 加藤 譲治, 又賀 泉, 土持 眞, 森 和久, 岡野 篤夫, 斉藤 裕, 東野 信昭, 尾崎 守男, 小沢 一嘉, 近藤 帥典, 成田 保之, 堀川 恭勝, 渋谷 善行, 杉浦 正 日本口腔科学会雑誌 38 (4), 1067-1078, 1989

    This paper describes the clinical and histopathological investigation of 10 cases of oral papillomatous lesions. Clinically the majority of cases occurred in older patients. The areas involved were …

    DOI 医中誌 被引用文献2件

  • 口腔粘膜における良性・悪性境界病変の３例

    三宅 正彦, 石井 俊彦, 小田 泰之, 金子 治, 高山 泰男, 岩成 進吉, 京田 直人, 松江 高光, 工藤 逸郎, 浅野 正岳, 斉藤 一郎, 草間 薫, 茂呂 周 日本口腔外科学会雑誌 35 (6), 1638-1645, 1989

    Three cases of proliferative lesions in oral mucosa that clinically appeared to be malignant were investigated histopathologically. Histopathological examination revealed that a first one was …

    DOI 医中誌

  • 舌白板症の病理組織学的観察

    長谷川 和樹, 天笠 光雄, 岩城 博, 塩田 重利, 茅野 照雄 頭頸部腫瘍 15 (2), 33-36, 1989

    Fifty-six cases of leukoplakia of the lateral border of the tongue were examined histopathologically.<br>Of 56 cases of leukoplakia, 22 cases (39.3%) showed epithelial dysplasia.<br>The outline of …

    DOI 医中誌

  • ヒト乳頭腫ウイルスの関連が疑われた口腔内白板症の2例

    池田 美智子, 前口 瑞恵, 菊池 りか, 川島 真, 肥田野 信, 安藤 智博 日本皮膚科学会雑誌 99 (4), 463-, 1989

    ...えた．本邦での報告は自験2例が最初と思われるが，欧米からも同様の報告が見られることから，口腔内白板症の一部においてはヒト乳頭腫ウイルスがその発生に関与している可能性が高いと思われる．...

    DOI PubMed 医中誌

  • 有毛腫りゅうを伴った舌白板症の一症例

    五十嵐 淑晴, 内田 正興, 金子 省三, 井上 哲生, 道脇 幸博, 中溝 宗永 耳鼻咽喉科臨床 81 (1), 69-77, 1988

    A whitish hairy tumor was located in the middle section of the lateral aspect of the tongue next to a slightly elevated flat tumor. An area of leukoplakia 3-4mm in width surrounded these two …

    DOI 医中誌

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