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検索結果 674 件

  • (エントリー)山口県東部,ジュラ紀付加体玖珂層群を貫く土生花崗閃緑岩の定置過程とマンガン鉱床の形成

    秋本 悠作, 大和田 正明, 亀井 淳志, 永嶌 真理子 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 380-, 2023

    ...【定置過程】産状,岩石組織および鉱物化学組成から見て,土生花崗閃緑岩は優白質相と優黒質相がマグマ同士で共存していたことを示唆する.土生花崗閃緑岩は優白質相が主岩相として岩体の大部分を占める.岩石化学的特徴から,優黒質相のマグマから分化した優白質相が上昇しつつ地殻物質を同化して,上部地殻(深度5〜6 km)に定置したと考えられる.定置後,固結直前の優白質相マグマ溜まりに優黒質相のマグマが貫入し,優白質相...

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  • (エントリー)北海道中央北部添牛内地域の砕屑性蛇紋岩

    金澤 安蓮, 吉田 孝紀 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 445-, 2023

    ...鏡下観察によれば,砂岩の砕屑粒子のほとんどが蛇紋岩片からなり,クロマイトや緑泥石化した岩片を含むことがある.ゴカイ・コケムシ片を多量に含む.基質は粘土サイズの炭酸塩鉱物からなるが,セメント物質との区別は判然としない.蛇紋岩礫は主に蛇紋石,クロマイトからなり,かんらん石や方解石,緑泥石を含むことがある.輝石を蛇紋石が置換したバスタイト構造が見られることがある.微閃緑岩礫は主に斜長石,単斜輝石,黒雲母からなり...

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  • 球状コンクリーションの理解と応用 -自然に学ぶ長期シーリング新素材としての展開-

    吉田 英一 日本地球化学会年会要旨集 70 (0), 223-, 2023

    ...<p>地球表層での続成作用や化石化作用は、堆積サイクルにおける元素の移動・固定に伴う現象によるものである。また人間活動に伴う資源消費やコンクリートなどのインフラ整備も、これらの地球表層での物質循環・固定の一部と見ることができる。このような物質循環に伴う変化は、自然界ではおおよそ緩慢である。...

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  • スリップゾーンを伴う破砕帯における岩石流体間反応:四国白亜系四万十帯横浪メランジュ

    橋本 善孝, 川路 真子, 石川 剛志, 濱田 洋平 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 183-, 2023

    ...この過去の断層岩から熱の記録を復元する手法として、輝炭反射率、動的再結晶粒子の認定、岩石磁気特性、岩石化学的改変などが挙げられる。本研究では、この複数の熱記録復元手法が実施された陸上付加体における破砕帯に着目し、岩石化学的改変に基づく岩石流体間反応の記録を示すとともに、形成メカニズムを議論する。...

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  • 日本の原子力発電所の地盤における斜長石の曹長石化と鉱物脈法による断層活動性評価

    石渡 明 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 201-, 2023

    ...【まとめ】 日本の原子力発電所の敷地内の鉱物脈法による断層活動性評価において、粘土鉱物脈は曹長石化の有無に関わらず用いられるが、方解石脈や濁沸石脈は曹長石化が見られる場合に限って用いられ、曹長石化の有無と鉱物脈の種類には変質温度の高低を反映した関係があるようだ。更なる岩石学的・鉱物学的データの充実が望まれる。</p>...

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  • 沈み込みメランジュにおける滑石形成と剪断集中

    森 康, 重野 未来, 合地 信生, 西山 忠男 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 273-, 2023

    ...全岩化学組成解析は、アクチノ閃石片岩が滑石化した蛇紋岩と苦鉄質変成岩の混合物を原岩とした交代岩であることを示唆する。 神居古潭変成帯と西彼杵変成帯のメランジュでは、交代作用を受けたマトリックスに剪断変形が集中している。剪断帯には滑石が介在しており、すべりや岩石混合の促進に重要な役割を果たしたと考えられる。蛇紋岩の滑石化は、固相体積減少と脱水(=流体体積増加)を伴う。...

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  • (エントリー)飛騨帯の変成炭酸塩岩

    原田 浩伸, 辻森 樹 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 51-, 2023

    ...流体包有物はメタンに加えてリザダイト蛇紋石やブルース石を含むことから、トラップした流体とそのホストかんらん石の間での局所的な相互作用による蛇紋石化での無機的メタン生成が妥当である。堆積岩起源の変成炭酸塩岩において、無機的メタンが流体包有物内の局所的な蛇紋石化に伴って発生した水素(H<sub>2</sub>)によるCO<sub>2</sub>の還元で生成可能なことを示す例である。...

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  • 師崎層群から産出した深海魚化石の化石化過程における元素移動プロセス

    片田 はるか, 吉田 英一, 南 雅代, 淺原 良浩 日本地球化学会年会要旨集 70 (0), 221-, 2023

    ...このことは軟組織が腐敗によって失われるまでの期間(一般的に数日~数ヶ月)に軟組織が化石化したことを示す。しかし、この保存良好な化石群がどのような過程を経て化石化したのかは未解明である。本研究では生物が化石化する過程の解明および化石化過程における元素の移動・固定反応の定量的解析を目指す。さらに、化石化過程に伴う元素移動のマスバランス評価を行い、生体の地層埋没後の元素移動プロセスを解明する。</p>...

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  • (エントリー)常森層の堆積場と形成史

    志原 早紀, 辻 智大, 檀原 徹, 岩野 英樹, 平田 岳史 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 203-, 2023

    ...秋吉石灰岩から,完全に岩石化していない二次化石を常森層に供給する場所としては,前弧海盆よりも,海溝に沈み込む前の海山周辺が考えやすい.一方で,調査地域の砂岩からは植物片化石,調査地域の南側からは円礫を含む含礫泥岩や礫岩 (藤井・三上,1970, Wakita et al,2018) が報告されている.剪断面や劈開面の乏しさ,腕足類の二次化石 (田沢ほか,2009) などから,前弧海盆の堆積相を示唆する...

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  • 現生花粉酸素同位体比の国内地理分布と気象との関係性

    朝日 博史, 山田 圭太郎, 中川 毅 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 252-, 2023

    ...花粉試料には試料破砕、アルカリ溶出により化石化処理を施した。処理された試料は、熱分解型元素分析装置(Elementar社, GEOVISIONシステム OH mode)で測定を行った。 花粉酸素同位体比は、属ごとに特徴的な分布(例えばスギ属だと、平均24.8‰ VSMOW; 標準偏差 2.21‰ VSMOW; n=64)を示した。...

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  • 北西太平洋海域における石灰質ナノ化石に基づく表層海水温の推定

    桑野 太輔, 亀尾 浩司 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 411-, 2023

    ...<p>石灰質ナノ化石は,海洋の最表層に生息する石灰質ナノプランクトンの殻が化石化したものであり,海洋環境の変化に応答してその群集組成を変化させることから,これまで過去の表層海洋環境の推定に利用されてきた(例えばKameo et al., 2020).特に,北西太平洋海域は,亜熱帯循環と亜寒帯循環の西岸境界流である黒潮や親潮により水温前線が形成される海域であり,表層海水温(SST)の南北偏差が大きい特徴...

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  • くも膜下出血との鑑別において頭部CTで上位頸椎を確認することで診断に至ったcrowned dens syndromeの3例

    田中 智秀, 栗原 貫, 北薗 雅敏, 桒本 健太郎, 佐藤 秀貴 日本救急医学会関東地方会雑誌 43 (4), 212-215, 2022-12-28

    <p>Crowned dens syndrome (CDS) は, 軸椎歯突起周囲へピロリン酸カルシウムまたはカルシウムヒドロキシアパタイトが沈着することで生じる関節炎である。発熱・頸部痛・炎症反応を認める疾患であり, 頸部CT画像において軸椎歯突起周囲に石灰化病変を合併するのが特徴であるが, 発熱を伴わないCDSの場合, くも膜下出血との鑑別を早期に行うことが必要である。今回われわれは, …

    DOI 医中誌

  • [060]九州大学附属図書館付設教材開発センターだより

    ICER Newsletter 60 1-, 2022-12

    ...[REPORT]JMOOC「化石化のメカニズムを探る-タフォノミーへの招待-」速報! / [REPORT]文学部日本史学 宮中儀礼を対象とした教材開発近況報告 / 連載4 「次世代ICT活用インタラクティブ電子教材開発システム」のご紹介 SwipeVideo / 全学FD「電子教材著作権講習会」「電子教材開発者向け講習会」をオンライン開催します...

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  • [058]九州大学附属図書館付設教材開発センターだより

    ICER Newsletter 58 1-, 2022-08

    ...中央図書館VRツアーコンテンツのご紹介[岡田義広センター長] / JMOOC 「化石化のメカニズムを探る」受講生募集中[岡田義広センター長] / 連載2「次世代ICT活用インタラクティブ電子教材開発システム」のご紹介 360度VRカメラ[テクニカルスタッフ] / 本センターで保有している先端ICT機材をご存知ですか?[岡田義広センター長]...

    HANDLE

  • [057]九州大学附属図書館付設教材開発センターだより

    ICER Newsletter 57 1-, 2022-06

    ...JMOOC 化石化のメカニズムを探る-タフォノミーへの招待-受講生募集[岡田義広センター長] / 本センターで保有している先端ICT機材をご存知ですか?[岡田義広センター長] / 連載1「次世代ICT活用インタラクティブ電子教材開発システム」のご紹介 周囲撮影用3Dスキャナー[岡田義広センター長] / STAFF活動報告 本センタービデオ班の活動をご存知ですか?[岡田義広センター長]...

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  • テウメーソスの奇蹟 --その石化の意味

    吉武, 純夫 西洋古典論集 26 27-51, 2022-02-28

    This paper examines the meaning of the petrification that befell the Teumessian fox and the hound chasing it. The event is described in nine texts. In some of them the quarry and the hunter are both …

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  • 第一原理からの磁石化合物の理解と最適化

    三宅 隆, 原嶋 庸介, 深澤 太郎, 赤井 久純 粉体および粉末冶金 69 (Supplement), S99-S108, 2022-01-30

    <p>First-principles calculation based on density functional theory is a powerful tool for understanding and designing magnetic materials. It enables us to quantitatively describe magnetic properties …

    DOI Web Site 参考文献95件

  • 多成分希土類永久磁石化合物メゾスコピック粒子の合成

    TRINH T. Thuy, KIM Jungryang, 佐藤 良太, 松本 憲志, 寺西 利治 粉体および粉末冶金 69 (Supplement), S84-S98, 2022-01-30

    <p>Multielement rare earth (R)–transition metal (T) intermetallics are arguably the next generation of high-performance permanent magnetic materials for future applications in energy-saving and …

    DOI Web Site 参考文献152件

  • 白保竿根田原洞穴遺跡の旧石器人骨の空間分布と鉄・マンガン酸化物による着色状況から推定されるその埋没過程

    石原 与四郎, 伊藤 百花, 土肥 直美, 片桐 千亜紀, 吉村 和久 Anthropological Science (Japanese Series) 130 (1), 1-19, 2022

    <p>白保竿根田原洞穴遺跡は,沖縄県石垣島(石垣市)南東の白保海岸から内陸側約800 mに位置する洞窟遺跡である。本洞窟遺跡に分布する泥質の洞窟堆積物からは,19体分に及ぶ後期旧石器時代の人骨化石が産出する。これらの人骨化石の産状からは旧石器時代人が洞窟を墓域として利用した可能性が示唆されている。人骨化石や動物骨化石,岩石,炭化物,海棲軟体動物の殻は層位や場所によって集中・分散が見られ,その配置…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献17件

  • 企画の総括として

    菅沼 伸康 日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 39 (4), 241-243, 2022

    ...「若手内分泌外科医の育成」「女性医師支援・子育て支援,働き方改革」「内分泌外科専門医の盤石化」「地域格差の是正」の4項目を重要課題として推進していくことが目標として掲げられており,本特別企画では「若手内分泌外科医の育成」をテーマとして,甲状腺内視鏡手術のシステム構築や地方会創設の取り組み,各領域における若手内分泌外科医の育成に関して5人の先生方よりご発表いただいた。</p>...

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  • モンゴル国ゴビ砂漠、恐竜歯化石のU-Pb年代測定:最初の試み

    田辺 美羽, 千葉 謙太郎, 青木 一勝 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 105-, 2022

    ...一方、1つの試料から化石化後の変質の影響が少ない領域が確認され(Y濃度が500 ppm程度)、 その領域から得られた年代値は66.2 ± 2.5 Maであった。この年代値はマーストリヒチアンの年代範囲に収まる。したがって、変質を被っている試料とはいえ、その値はタルボサウルス歯の化石化年代の下限値として捉えることができる。...

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  • TG-DTAを用いた蛇紋岩中の含水鉱物量の定量化の試み

    山崎 秀策, 倉橋 稔幸 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 306-, 2022

    ...<p><b> 1.はじめに</b></p><p> 沈み込み帯における蛇紋岩化作用は、マントルウェッジを構成するかんらん岩に沈み込むプレートから供給された流体が付加し、かんらん石・輝石が蛇紋石化する変成反応である。形成される蛇紋岩類は、温度圧力条件や関与した流体の組成と、蛇紋岩化の度合いに応じて様々な蛇紋岩化の組織と反応鉱物が形成され、多様な強度、密度や磁性を示す。...

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  • ナチョラピテクス上位胸椎の変形復元および形態特徴

    菊池 泰弘, 天野 英輝, 荻原 直道, 中務 真人, 中野 良彦, 清水 大輔, 國松 豊, 辻川 寛, 高野 智, 石田 英實 霊長類研究 Supplement 38 (0), 57-, 2022

    ...<p>ナチョラピテクスの胸椎標本KNM-BG 48094は第3~5胸椎と推定され,化石化の過程で変形しているものの多くの部位を残している。このことから変形成分を除去して原型復元し,三次元幾何学的形態測定法により現生種との比較分析を行った。...

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  • ミクロネシアコスラエ島のアルカリ火山岩類中に含まれる超塩基性捕獲岩類

    坂本 泉 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 124-, 2022

    ...ピクライト・カンラン石玄武岩・単斜 石カンラン石玄武岩・カンラン石単斜輝石玄武岩・アンカラマイト・無斑晶玄武岩から構成され,大規模貫入岩類および上部火山岩類はカンラン石玄武岩・単斜輝石カンラン石玄武岩化らなり,石基中にネフェリン・メリーライト等の準長石が確認された.斑晶や石基中の輝石がチタン普通輝石であったり,ネフェリン等が確認される事からアルカリ玄武岩であることが推定された(坂本, 1995).希土類の岩石化学特徴...

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  • パリノモルフを構成する生体高分子の多様性と化石化

    安藤 卓人, 松岡 數充, 石垣 美歌, 山本 達之 日本地球化学会年会要旨集 69 (0), 17-, 2022

    ...本研究では,様々な地点で得られたパリノモルフを対象に赤外およびラマン分光分析を行なうことで,堆積物中の生体高分子の多様性と保存性,化石化プロセスの理解を目指した。<i>Alexandrium catenella/pacificum</i>のシスト壁の高分子は,ラマン分光分析を加えることでβ-1,4とβ-1,6結合を持つ分枝多糖であることがわかった。...

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  • 紀伊半島中央部・中央構造線近傍における領家マイロナイトの岩石学的特徴とその空間変化

    木村 陽介, 森 宏, 永冶 方敬 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 363-, 2022

    ...</p><p> MTLに近づくにつれての系統的な細粒化とMTL近傍のみでの黒雲母の消滅が,原岩の違いに関わらず共通して認められたことは,鉱物組み合わせの空間変化がMTLの断層運動に起因することを強く支持する.また,MTL最近傍において緑泥石が存在することに加え,MTLからある程度離れた地域では黒雲母の部分的な緑泥石化が認められることを考慮すると,MTL近傍にあった黒雲母は緑泥石化により消滅したと考えられる...

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  • 伊豆大島南東部龍王崎域におけるマグマ活動

    森 光貴, 内山 涼多, 八束 翔, 坂本 泉 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 350-, 2022

    ...%のグループに分類した.(1),(2)グループは,それぞれ基盤である筆島溶岩とOOG相当である龍王崎溶岩と類似の組成or岩石化学的特徴を示し,それらを起源とする可能性が示唆されるが,(3)グループに類似する溶岩は本調査地域で確認されておらず,岩片の起源については不明である....

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  • マントルの圧力-温度-変形-時間経路の解読:

    秋澤 紀克, 小澤 一仁, 芳川 雅子 地質学雑誌 127 (5), 269-291, 2021-05-15

    ...<p>地球表面に露出しているかんらん岩は,過去においてマントルに存在していた物質であり,マントル物質の化石である.かんらん岩が経験した圧力-温度-変形史(P-T-d-t経路)を復元することができれば,どのようにマントルが地球内部で運動し,それに伴いどのように温度変化と変形が進行したのかを明らかにすることができる.そのP-T-d-t経路を,かんらん岩の地表への上昇による“化石化”の時点から連続的かつできるだけ...

    DOI Web Site Web Site 参考文献61件

  • 「竹島問題」という問題(続)

    権 純哲 埼玉大学紀要. 教養学部 56 (2), 33-52, 2021-03

    ...「竹島問題」の事象は、時とともに過ぎ去ることもなく、歴史の地層に堆積され、事あるごとに地割れを起し、化石化したはずの過去事が火山灰となりマグマとなり噴出する災害の様相を呈する。日本人が如何に向き合ってきたのか、歴史の地層に散在する出来事に関する近年の研究成果を整理しつつ考察していく。...

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  • アタヤル語の化石化した人称標識 : アタヤル語群の父子連名制の再建とともに

    落合 いずみ アイヌ・先住民研究 1 99-120, 2021-03-01

    ...アタヤル語には人称標識 i から派生された機能語に接続詞 ki があり、ki Yumin「ユミンと」などと表現するが、ki の後に y から始まる人名が現れるため、y- は人称機能を失い化石化しているといえる(化石化した人称標識 y- はある条件下で脱落する)。本稿はさらにアタヤル語群の家系図中の人名データを調べ y- や na の現れ方をまとめた。...

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  • 生痕化石中に保存された珪質微化石とその産状:種子島熊毛層群西之表層産<i>Tasselia ordamensis</i>の例

    菊川 照英, 菊地 一輝, 相田 吉昭, 小竹 信宏 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 300-, 2021

    ...えられている(Olivero and López Cabrera,2010).一方,OFは形成者が排泄によって積極的に充填した堆積物と考えられる.すなわち,OFに取り囲まれた母岩部分とIFは,形成者による堆積物食行動を受けていない当時の海底面付近の堆積物と解釈できる.これら保存良好な微化石を含む部位は,OFがコンクリーション化することで続成作用に伴う破壊や溶解から保護され,オリジナルの種構成を保持したまま化石化...

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  • タイ南西部パカラン岬周辺の津波石の起源に関する考察

    小岩 直人, 壇 綾女, 伊藤 晶文, サッパシー アナワット 日本地理学会発表要旨集 2021a (0), 100-, 2021

    ...</p><p></p><p>現生のマイクロアトールは,波浪の小さな環境で生育するハマサンゴのような造礁サンゴにより形成されており,マイクロアトールの分布は,礁嶺の内陸側に位置する礁池に分布することが多いようである.しかし,本調査地域では,礁原の西部には礁嶺のような高まりは存在せず,外洋の波浪が直接(化石化した)マイクロアトールに到達し,激しく侵食されるような地形環境となっている.2020年1月の調査時...

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  • 早池峰-宮守超マフィック岩体の蛇紋岩組織の解読

    水上 知行, 小川 史洋 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 205-, 2021

    ...OlのAtg蛇紋石化率とかんらん岩のOpx量の関係を見ると、Opxの少ない岩石でより蛇紋岩化した傾向にある。すなわち、宮守岩体のAtg蛇紋岩化におけるSiO2源はOpxではなく、流入したH2O流体であったと考えられる。また、Ol粒界が流体経路となることとも整合的である。劈開Olは岩体に広く見られる(小澤ほか, 2013)のに対してAtgメッシュ組織の分布は局在するように見える。...

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  • 高知県四万十帯興津メランジュで発見された沈み込みプレート境界断層

    向江 知也, 坂口 有人 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 011-, 2021

    ...<p>【はじめに】付加体深部における底付け付加作用は大規模なデュープレックス構造を成すことで特徴づけられ,そのような深部では堆積物が岩石化し,地震発生帯を成すと考えられている.そのため,陸上付加体におけるプレート沈み込み帯の断層の調査はいくつか行われており(Rowe et al., 2005など, Geology),デュープレックス構造の上部のルーフスラストではシュードタキライトを含む震源断層の報告...

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  • 蛇紋岩の滑石化交代作用に関連したスロースリップ

    森 康, 氏家 恒太郎, 西山 忠男, 重野 未来, 野呂 和也 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 031-, 2021

    ...., 2013)、滑石化が蛇紋岩と苦鉄質変成岩の混合と剪断変形の局所化を促進したと考えられる。さらに、蛇紋岩の滑石化は著しい脱水を伴うことから高間隙水圧の維持に貢献した可能性があり、このことも剪断集中帯の形成を促進したと考えられる。このように、蛇紋岩の滑石化は沈み込みメランジュにおいて局所化した剪断変形と高間隙水圧の原因となる。...

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  • アンモノイドを含む石灰質コンクリーションの産状

    御前 明洋, 村宮 悠介 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 002-, 2021

    ...<p>コンクリーションの中にはしばしば保存の良い化石が含まれるため,古生物の研究を行う上で,コンクリーションの形成メカニズムに関する理解は重要である.例えば,化石化過程のどのタイミングでコンクリーションが形成され,どのような情報が保存され,どのような情報が失われたのかを把握することは,詳細な古生態復元にとって不可欠となる.したがって,古生代~中生代の海成層より多産するアンモノイド類に関しても,その化石化過程...

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  • 「竹島問題」という問題

    権 純哲 埼玉大学紀要. 教養学部 56 (1), 51-73, 2020-09

    ...「竹島問題」の事象は、時とともに過ぎ去ることもなく、歴史の地層に堆積され、事あるごとに地割れを起し、化石化したはずの過去事が火山灰となりマグマとなり噴出する災害の様子を呈する。日本人が如何に向き合ってきたのか、歴史の地層に散在する出来事に関する近年の研究成果を整理しつつ考察していく。...

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  • 滋賀県南部後期白亜紀火成活動:特に環状岩脈について

    天白 俊馬, 杉井 完治, 中野 聰志, 周琵琶湖花崗岩団体研究グループ 地球科学 74 (1), 1-20, 2020-01-25

    ...珪長質岩脈・花崗岩が広く分布し,これらを火山深成作用の観点からとらえた湖東コールドロンモデル,それをさらに展開した琵琶湖コールドロンモデルが提起されて現在に至っている.本論文では,まとまった記載がなかったこの地域の珪長質岩脈・火砕岩脈・花崗岩体・花崗岩産出地点の産状および地質年代測定値についてのこれまでの研究結果を集約するとともに,最近の野外調査の結果を加えて,これらの産状と関連する地質学的事実や岩石化学的検討...

    DOI Web Site 被引用文献2件

  • 変動性再エネの導入増に伴うCO<sub>2</sub>削減と電力安定供給の課題

    中垣 隆雄 日本原子力学会誌ATOMOΣ 62 (6), 312-319, 2020

    ...<p> 持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)の達成やパリ協定を睨みつつ,世界的な脱化石化,分散化,効用の電化のメガトレンドの中,変動性再エネの主力化の期待が高まっているが,変動性再エネ導入増の本質的な課題は時空間の需給ミスマッチの解消であり,調整力の柔軟性向上と大容量のエネルギーストレージが主たる対策である。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • ベイズ最適化と第一原理計算を用いた磁石化合物の組成最適化による物質探索

    深澤 太郎, 三宅 隆 日本表面真空学会学術講演会要旨集 2020 (0), 22-, 2020

    ...<p>我々は永久磁石をターゲットに、機械学習と第一原理計算を用いて有望な磁石化合物を効率的に探索する手法の開発を行っている。本公演では機械学習の方法のひとつであるベイズ最適化を用いた手法について発表する。我々の提案手法によって磁化・キュリー温度・生成エネルギーなどの磁石化合物にとって重要な物性値を、添加元素の選択やその量について効率的に最適化できることを示す。</p>...

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  • 日本の石油化学産業におけるジョイント・ベンチャーの競争レスポンス・スピード

    佐々木 博之 組織科学 53 (1), 65-77, 2019-09-20

    ...<p> ジョイント・ベンチャー(JV)の競争レスポンス・スピードについては,パートナー間の資源の補完性により速くなるとの見方と,交渉活動により遅くなるとの見方が併存する.AMCフレームワークを用い,1993年-2004年の日本の石化 産業で実施された100回余りの設備増強を分析した結果,JVは非JV企業よりもレスポンスの策定が遅いが,実行は速いことが分かった.また,それらのスピードの差はレスポンスの...

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  • 瑞浪層群に産する二枚貝化石中の希土類元素定量分析

    遠藤 広菜, 壷井 基裕 日本地球化学会年会要旨集 66 (0), 246-, 2019

    ...さらに、軽希土類元素/重希土類元素(La/Yb)比は化石試料が最も高く、化石試料が生きていた当時の貝殻の希土類元素濃度が現世試料の濃度と同じであったと仮定すると、化石化過程で軽希土類元素が優先的に取り込まれた可能性が考えられる。</p>...

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  • 隕石母天体において共存する有機物によるかんらん石の蛇紋石化の可能性

    平川 尚毅, 癸生川 陽子, 小林 憲正, 中藤 亜衣子, 近藤 正志 日本地球化学会年会要旨集 66 (0), 161-, 2019

    ...一方で400℃ではSiに富む組成は見られず、Yada and Iishi (1974)の、水熱実験によるかんらん石の蛇紋石化実験の結果と整合的となった。2 かんらん石表面にはMgやFeの溶け出しによるEtch Pit (Lafay et al. 2012)が観察された。...

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  • 石化学組成の統計的取り扱いと日本列島地殻化学組成モデルの構築

    上木 賢太, 竹内 希, 飯塚 毅, 榎本 三四郎 日本地球化学会年会要旨集 66 (0), 202-, 2019

    <p>本研究では、日本列島地殻の三次元化学組成モデルを構築する目的で、多数の地球化学データを統合する数理モデル構築を行った。本研究では、コンパイル及び新規分析に基づく地球化学データをもとに、ガンマ分布と呼ばれる確率密度関数を用いることで岩石種ごとの化学組成をモデル化した。この手法によって、数理的に厳密かつ再現性がある方法で多量の地球化学データを統合することができた。構築された岩種毎の化学組成モデ…

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  • コイ科魚類カワムツNipponocypris temminckiiの骨学的研究

    宮田 真也, 籔本 美孝 北九州市立自然史・歴史博物館研究報告A類(自然史) 16 (0), 5-30, 2018-03-31

    The osteological features of the cyprinid fish, Nipponocypris temminckii are examined and described for studies on fossil cyprinid fishes found in East Asia. As a result of this study, it was found …

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  • 南極域環境変遷のさらなる理解に向けて : 珪藻および黄金色藻化石研究の現状と課題

    須藤 斎, 加藤 悠爾, 石野 沙季, 服部 圭治, 高橋 啓伍, 真壁 竜介 低温科学 76 95-119, 2018-03-31

    ...有孔虫や珪藻をはじめとする動植物プランクトンの遺骸は様々な堆積物中から化石として発見される.これらは微化石と呼ばれ,地層が堆積した年代や過去の環境を知る手掛かりとなり,南大洋域においても,海底堆積物から産出する微化石を用いた古海洋学的研究が続けられてきた.しかし,そのアクセスの困難さから,海洋プランクトンの詳細な生態は完全には分かっておらず,古環境復元を行うための情報は不足している.また,化石化過程...

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  • 化石? 生薬? 竜骨の資源問題とその解決方法について考える

    渥美 聡孝 ファルマシア 54 (1), 70-70, 2018

    ...近年,九州では大型肉食恐竜の歯の化石が発見され,恐竜研究の地として注目を集めている.古代生物の化石は生物史や系統学,分類学など古生物学的に重要な意義を持つものである.化石の中には竜骨という名で生薬として用いられるものもあるが,恐竜に由来するものではない.第17改正日本薬局方では,竜骨は「大型ほ乳動物の化石化した骨で主として炭酸カルシウムからなる」と規定されており,漢方薬原料として用いられている.しかし...

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  • 琥珀の種別判別および透明度推定を目的としたアルゴリズムの改善

    石川 日菜, 景山 陽一, 石沢 千佳子, 高橋 毅, 西田 眞, 新田 久男, 滝沢 利夫, 小山 太郎, 小節 忠 産業応用工学会全国大会講演論文集 2018 (0), 103-104, 2018

    ...琥珀とは、太古に繁茂していた植物の樹脂が化石化したものである。また、琥珀の用途は多様であり、宝飾品、万年筆、時計、印鑑などに用いられている。一方、琥珀は用途によって色や品質を判別することが重要となるが、琥珀の判別は人手により行われているのが現状である。したがって、琥珀の色および品質の自動判別は、作業のコストおよび高速化に寄与すると考える。...

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  • 花崗岩体中の斜長石の熱水変質:微小孔の役割,物質移動および反応速度

    湯口 貴史, 菖蒲澤 花穂, 小北 康弘, 八木 公史, 石橋 正祐紀, 笹尾 英嗣, 西山 忠男 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2018 (0), 146-, 2018

    ...斜長石の変質はアルバイト化,カリ長石化,およびイライトの形成により特徴づけられる。本研究では,1)変質領域と非変質領域の微小孔の分布特性の相違,2)反応式の構築による斜長石変質に伴う流入・流出成分の解明,3)イライトK-Arの年代決定に基づく,変質年代・温度条件の推定,および4)斜長石の変質をもたらす年代・温度条件における熱水の化学的特徴の時間的な推移について論じた....

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  • 秋田県小安峡大噴湯に見られる水-岩石相互作用と低温条件下の元素移動について

    池田 杏香, 宮本 知治, 堤 映日, 山﨑 由貴子, 石橋 純一郎 日本地球化学会年会要旨集 65 (0), 128-, 2018

    ...変質帯の産状と成因を広域的に把握することは鉱床の探査において重要である一方で、元素の濃集過程と岩石の鉱石化を解析するためには局所的な組成変化とその空間分布を把握し、その結果より熱水反応時の元素挙動について理解する必要がある。本研究では小安峡の大噴湯近傍の70.5℃噴泉にて、噴出孔から距離を計測しながら、同一層準の熱水変質岩石を約9mに渡り断続的に採取して試料とした。...

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  • 熱水変質による花崗岩中黒雲母の緑泥石化機構の再考

    石井 貴大, 小暮 敏博, 菊池 亮佑, 湯口 貴史 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2018 (0), 17-, 2018

    ...熱水変質による花崗岩中の黒雲母の緑泥石化機構について、両鉱物の結晶構造と化学組成を詳細に調べることにより再検討した。その結果、調べた試料では2つの緑泥石化機構(黒雲母から2:1層を引き継いだものと完全な溶解-再析出)がひとつの黒雲母粒子中で同時に起きていることが考えられた。これは、変化した緑泥石中の積層構造とTiの有無の違いとして現れている。...

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  • Ce(Co,Cu)<sub>5</sub>合金における高温磁気異方性と保磁力

    松本 宗久, 土居 抄太郎, 上野 哲朗, 斉藤 耕太郎 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2305-2305, 2017

    ...<p>希土類永久磁石化合物RCo_5(R:希土類)の室温内因的保磁力はCu濃度40%前後で最大化される。この70年代以来の未解明問題に対してR=Ce系の実験結果を参照しつつ、R=Y系の有限温度第一原理計算から3d電子由来の磁化と磁気異方性の組成・温度依存性を調べ、異方性磁場の最大化される組成を探索し実験と比較する。...

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  • ラオス南部Bolaven plateauに分布する霞石かんらん石玄武岩の構成鉱物

    濵田 麻希, 江島 輝美, 実松 健造 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2017 (0), 173-, 2017

    ...ラオス南部のBolaven plateauの東側には霞石かんらん石玄武岩が分布する.本研究では霞石かんらん石中の構成鉱物の産状や化学組成について詳細な記載を行った.霞石かんらん石玄武岩は緻密で暗青灰色の岩石である.かんらん石微斑晶はほとんどが変質し緑泥石化しているが,中心部にかんらん石を残した微斑晶も存在する.Ti輝石は,柱状結晶として産出し,最大TiO<sub>2</sub>を2.16 wt%含む...

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  • <b>アニオン重合,ならびにその工業用途への適用 </b>

    但木 稔弘 Journal of Network Polymer,Japan 38 (1), 14-20, 2017

    <p>アニオン重合は,重合可能なモノマー種が多く多彩な構造のポリマーを合成することができることと,それらの多くのモノマー類の重合反応において『リビング重合』ができることが大きな特徴である。リビング・アニオン重合技術が開発されてから約50 年を経るが,同技術は劇的に発展して工業的にも種々のポリマーを合成するために活用されてきた。本稿では,アニオン重合の基礎的な内容について簡単に言及した後,最近の工…

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  • 複合型ゼオライト系触媒の開発とナフサ接触分解反応プロセスへの適用

    程島 真哉, 本宮 あづさ, 若松 周平, 金井 隆一, 八木 冬樹 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2017 (0), 48-, 2017

    ...石化産業の基幹原料であるプロピレンは年々需要が増加しており、従来のナフサ熱分解法に代わる効率良い製造技術が望まれている。当社では新しいOn-purposeプロピレン製造法の確立を目指した、固定床型ナフサ接触分解プロセスの研究開発を実施中である。独自開発の複合型ゼオライト触媒は、高いプロピレン選択性と優れた耐コーク性を有し、省エネ型のオレフィン製造を可能とする。...

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  • 先輩から後輩へと引き継がれる「定修若手勉強会」

    山寺 竜一, 細田 洋平, 藤井 昌輝 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2017f (0), 98-, 2017

    ...弊社の石化原料製造課では、定修勉強会を、若手運転員が自主的に取り組んで実施している。先輩から、後輩に引き継いで続けることで、ノウハウやノウホワイの伝承を実現し、無事故無災害の達成に大きく貢献しているので、この事例について紹介する。...

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  • カルゴンカーボンの活性炭吸着技術と水銀除去対策に関する取組み(第1報)

    眞野 利男 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2017f (0), 126-, 2017

    ...カルゴンカーボンでは、石化プロセス向けに2種類の水銀除去用活性炭を紹介します。40年以上も天然ガスの液化工程で使用され続ける水銀除去用活性炭、HGRの効果的な使用方法と水銀除去メカニズム、そして、輸入原料の悪化により、国内でも需要が増えている、液体炭化水素からの水銀除去用活性炭、HGR-LHの特徴を事例と共に説明いたします。...

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  • 石化合物Nd(Fe<sub>12-δ</sub>M<sub>δ</sub>) (M=K-Br)のサイト間磁気結合の第一原理電子状態計算

    深澤 太郎, 赤井 久純, 原嶋 庸介, 三宅 隆 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1199-1199, 2017

    ...<p>磁石化合物NdFe_12_を窒化して得られるNdFe_12_Nは高い飽和磁化と磁気異方性を持つことが知られ注目されている。しかし最近のわれわれの研究で、窒素の導入によってかえってNd-Fe間の磁気結合は弱くなり、結果として有限温度での磁気異方性が悪くなるという示唆が得られた。そこでこれを補強する可能性を調べるため、金属元素M(M=K-Br)によるFeサイトのドープに注目した。...

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  • ThMn<sub>12</sub>型永久磁石化合物の安定性に対するZr添加の効果の第一原理的研究

    原嶋 庸介, 寺倉 清之, 木野 日織, 石橋 章司, 三宅 隆 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1200-1200, 2017

    ...<p>ThMn_12_型構造を持つ希土類-鉄化合物は有望な永久磁石化合物であるが、構造の不安定性が問題としてある。それに対し、実験からZr添加が安定化に寄与するという報告がある。我々は、第一原理計算を用いてZr添加による生成エネルギーを計算し、Zrの安定性への寄与を詳細に解析したので、これを報告する。</p>...

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  • GT-BTX PluS®: FCCガソリンからの芳香族製品の生産

    Chou Charlie, Onishi Norihiko 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2016f (0), 213-, 2016

    ...本発表では、FCCミッドカットナフサ性状の最適化と石化原料を得る為の適切なBTX溶媒の選択など、抽出蒸留技術を使用した芳香族化合物の抽出技術に関する貴重な情報を提供する。...

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  • <b>石油化学工業協会における保安・安全に関する活動 </b>

    岩間 啓一 安全工学 55 (5), 346-356, 2016

    ...では,CCPS 事故評価方法を利用して会員各社における事故の影響度別の推移を示すとともに,会員企業が実施する取り組みのガイドライン,業界団体が実施する取組について述べている.特に,業界団体の活動では,保安に対する経営層の関与の強化と安全文化の8 軸のうち共同で取り組むことで個社単独にて行うより大きな効果が期待できる学習伝承と動機付けに重点を置いて活動を行っている.また,学習伝承の一つとして田村先生と石化協...

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  • 北上山地の前期白亜紀アダカイト質花崗岩類のSr-Nd-Pb-Hf同位体岩石学

    土谷 信高, 加々島 慎一, 平原 由香, 高橋 俊郎, 仙田 量子, 常 青, 宮崎 隆, ボグダン ステファノフ, 原口 悟, 木村 純一 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2016 (0), 168-, 2016

    東北地方の花崗岩類のSr-Nd-Pb-Hf同位体組成は,大陸地殻物質に枯渇した端成分とそれに肥沃な端成分の混合によるものと考えることができる.苦鉄質単成分としては,沈み込んだ海洋地殻および枯渇したウェッジマントルと考えて矛盾はない.一方珪長質単成分については,沈み込んだ堆積物ではHf-Nd同位体比のトレンドを説明できない.そのトレンドを説明するためには,古い大陸地殻起源の砕屑性ジルコンに富むHf…

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  • TOPICS

    独立行政法人科学技術振興機構 JSTnews 2014 (2015.1), 14-15, 2015-01-05

    ...<p> JSTの最近のニュースから</p> <p>【話題】がん研究で「イノベーター・オブ・ザ・イヤー」受賞</p> <p>【研究成果】ネオジム磁石を超える可能性を持つ磁石化合物、現る!</p> <p>【研究成果】温泉にすむ紅藻類がレアアースを高効率で回収</p> <p>【研究成果】植物でも組織ごとに体内時計の働きが異なる</p>...

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  • <b>業界における保安向上への取り組み </b>

    中村 昌允 安全工学 54 (3), 177-185, 2015

    ...第47 回安全工学研究発表会において,「業界における保安向上への取り組み」セッションが設けられ,石油連盟(石連),石油化学工業協会(石化協),日本化学工業協会(日化協)から,化学プラントでの重大事故防止に向けての取り組み状況が発表された....

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  • コンドライト母天体内におけるコンドリュールの再配置モデル

    留岡 和重, 大西 市朗 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2015 (0), 144-, 2015

    ...我々は,最近行ったモコイアCV3炭素質コンドライトの研究結果にもとづいて,この隕石の岩相は,隕石母天体内の異なる領域で破砕作用により分離したコンドリュールとマトリックス粒子が,流動状態で運搬され,混合し,集積し,岩石化することによって形成されたというモデルを提出する。おそらくこのプロセスは,母天体内の複数の異なる領域で,循環的に何度も繰り返されたのではないかと思われる。...

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  • 後期石炭紀~前期ペルム紀花崗岩類の年代学的および岩石化学的特徴

    土谷 信高, 佐々木 惇, 足立 達朗, 中野 伸彦, 小山内 康人, 足立 佳子 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2015 (0), 162-, 2015

    ...日本列島に分布する花崗岩類の多くは白亜紀~古第三紀のものであるが,ごく限られた地域には古生代花崗岩類が分布する.それらのうち古生代後期の後期石炭紀~ペルム紀花崗岩類について,岩石化学的性質を検討し,またいくつかの試料についてはジルコンU--Pb年代を新たに測定した.その結果,これらの花崗岩類の活動は後期石炭紀の約300\,Maに開始され,その後ペルム紀の280\,Ma頃まで続いたものと結論される.また...

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  • 福岡県長垂ペグマタイトにおける交代変質作用

    白勢 洋平, 上原 誠一郎 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2015 (0), 38-, 2015

    ...温度低下に伴いLi緑泥石化作用,セリサイト化作用,スメクタイト化作用が生じている。酸性条件下では,カリ長石,ペタル石が分解しクッケアイトが形成され,同時にK<sup>+</sup>が放出される。そして,酸性-中性条件へと変化するとLi電気石は不安定になり,セリサイト化する。Li,B,P,Fといった元素は最終的には反応した流体と共にペグマタイト岩体の外へと放出されると考えられる。...

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  • 岩船花崗岩体、鍋倉鉱床地域の岩石学と鉱化作用の研究

    坂井 政彰, 中島 和夫 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2015 (0), 185-, 2015

    ...分析の結果、斜長石は、花崗岩でAn 11~39 %、鉱石母岩では、An 1~4% であり、鉱石母岩では明らかな曹長石化が進んでいた。黒雲母のF含有量については、花崗岩では、0.4~1.2 wt%であり、鉱石母岩では、0.9~2.2 wt%である。燐灰石のF含有量については、花崗岩では2.5~3.8 wt%であり、鉱石母岩では、2.7~3.8 wt%であった。...

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  • ヘス・ディープ・リフト斑れい岩類におけるかんらん石の蛇紋石化作用

    野坂 俊夫, Wintsch Robert, Meyer Romain 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2015 (0), 25-, 2015

    IODP第345次航海で採取された斑れい岩類に産する蛇紋石の,化学組成と鉱物共生を分析した。斑れい岩類中の蛇紋石は,かんらん岩中に産するものと違って,ブルース石の混在を示さず,局所的なスメクタイトの混在を示唆する。蛇紋石には,Si/(Mg+Fe)比やMg/(Mg+Fe)比などの化学組成の変化と,共存する磁鉄鉱あるいはスメクタイトの量の変化が認められた。それらの変化は,温度,シリカ活動度,酸素フュ…

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  • 伊豆弧、新島火山より産する2種類のハンレイ岩質捕獲岩の成因:岩石学的・地球化学的考察

    遠藤 大介, 荒川 洋二, 池端 慶, 大鹿 淳也, 新村 太郎, 森 康 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2014 (0), 197-, 2014

    ...筆者らはこれまで,本地域に産する流紋岩、玄武岩および深成岩捕獲岩類について記載岩石学的・岩石化学的研究を進めてきた(たとえば、遠藤ほか,2010)。今回の発表では、本地域より産するハンレイ岩質捕獲岩について記載岩石学的研究、鉱物の化学組成分析、全岩化学組成分析等を行なった結果を報告し、新島火山におけるハンレイ岩の起源や生成過程、および関連するマグマの性質や分化過程について議論する。...

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  • 稚内層珪質泥岩の力学特性

    羽柴 公博, 福井 勝則, 杉田 裕, 真田 昌慶 原子力バックエンド研究 21 (2), 75-82, 2014

    ...珪藻土や,それが変成作用により岩石化した珪質岩は,北海道から秋田県,能登半島,隠岐諸島へかけて日本海側に広く分布しており,珪質岩の岩盤中に構造物を建設する際には,その力学特性を把握しておく必要がある.本研究では,北海道天塩郡幌延町の地下深部に分布する珪質岩である稚内層珪質泥岩を用いて,一軸圧縮試験,圧裂引張試験,乾燥収縮試験,時間依存性挙動と強度回復特性を調べる試験を行った.その結果,変形・破壊特性...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献8件

  • ‘草’と‘緑’にかかわる不都合な事実:喪失する公益的環境機能

    伊藤 幹二 草と緑 6 (0), 2-11, 2014

    ...く保たれることを云う.表土と植生の熱代謝機能の衰退が原因である.(4)生物汚染被害:不適切な植生管理によって引き起こされる損害である.経済的被害は大きい順に,①雑草害,②虫害,③微生物害,④獣害,⑤鳥害がある.(5)エアロゾル汚染被害:被覆植物や樹木からなる表土の自然浄化機能・濾過機能の減少によって,PM2.5,火山灰・二酸化硫黄,重金属粒子・ディーゼル黒煙粒子・煤煙粒子,そして,ガス状汚染物質(石化燃料排出物...

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  • FCC触媒構成物質が得率バランスに及ぼす影響

    山口 創司, 坂 祐司, 根岸 佑樹, 大塩 敦保 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2014f (0), 143-, 2014

    ... 近年の原油重質化および燃料油需要構造変化に伴い、FCC(流動接触分解)装置では重質留分を削減し、石化基礎原料である軽質オレフィンやガソリンなどの高付加価値留分への変換が求められている。...

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  • キルギス・アラトー山脈の永久凍土環境考察

    山村 祥子, 奈良間 千之 日本地理学会発表要旨集 2014s (0), 100232-, 2014

    ...現地調査,空中写真判読および衛星画像解析の結果から,キルギス・アラトー山脈における現在の永久凍土の下限は3200~3300m付近であると分かった.また,完全に化石化した岩石氷河はもっとも低いもので2700m付近に位置しており,これは約1万2千年前に発達したものと考えられるため,当時と比べて永久凍土下限高度は500m上昇しているとみられる.また,氷河起源の岩石氷河が数多く分布し,その中でも岩屑被覆氷河...

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  • P1-15 阿蘇カルデラ, Aso-1噴火直近に噴出した古閑溶岩(ポスターセッション)

    田島 靖久, 星住 英夫, 松本 哲一, 廣田 明成 日本火山学会講演予稿集 2014 (0), 133-, 2014

    ...1977;小野・渡辺, 1985など).カルデラ壁にはAso-1火砕流の下位に,安山岩を主体とし,一部玄武岩,デイサイトや流紋岩からなる先阿蘇火山岩類が広く分布する(小野・渡辺, 1985; 古川・他, 2009; 三好・他, 2009).本研究では,カルデラ東部の坂梨付近において,阿蘇カルデラ起源のAso-1と先阿蘇火山岩類の間に挟まれる溶岩を確認し,この溶岩が阿蘇火山を形成した噴出物と同じ岩石化学的性質...

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  • バイオラテックスバインダーの進化

    Julien Mesnager, Vahid Noeei, Omkar Chandorkar, Steven Bloembergen, Doug Ireland, 片山 正人 紙パ技協誌 68 (11), 1272-1279, 2014

    ...<BR>この新しいアプローチにより,特にオフセット印刷用の下塗り,上塗りカラーにおける石化系ラテックスの置換を高い割合で出来るようになり,性能向上及びコスト削減が期待されている。...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • オマーンオフィオライト中の大陸衝上期花崗岩類の岩石化学的特徴

    土谷 信高, 柴田 知之, 芳川 雅子, 足立 達朗, 中野 伸彦, 小山内 康人 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2014 (0), 171-, 2014

    ...オマーンオフィオライト中の珪長質岩類は,海嶺期のもの,後期火成岩類に伴われるもの(衝上開始期),オフィオライト層序の下部に貫入する花崗岩質小貫入岩類(大陸衝上期)の3種類に区分できる.本報告では,これらのうちワジ・フィズ上流ザイミ付近のマントルかんらん岩中に貫入するものと,南部のハイレイン・ブロックのワジ・ハイミリアのマントルかんらん岩に貫入する大陸衝上期の花崗岩質小貫入岩体について,年代と岩石化学的特徴...

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  • 土岐花崗岩体中の熱水変質による黒雲母の緑泥石化:緑泥石化に伴う熱水流体の化学的特徴の変遷

    湯口 貴史, 笹尾 英嗣, 石橋 正祐紀, 西山 忠男 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2014 (0), 180-, 2014

    ...花崗岩体の熱水変質においては,斜長石の部分溶解,黒雲母の緑泥石化および長石のセリサイト化が連続的に生じることが報告されている。これらの熱水変質の中で,黒雲母の緑泥石化は広い温度条件で生ずることが報告されており,かつ花崗岩体を通して普遍的に観察される。このため本報告において,変質に伴う鉱物と熱水流体間の物質移動を明らかにし,花崗岩体内の熱水流体の化学的特徴の長期的な変遷に関して言及を行った。...

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  • モンゴル中・南部の古生代火成活動場

    大和田 正明, 小山内 康人, 中野 伸彦, 足立 達朗, Satish-Kumar M., Sereenen Jargalan, Boldbaatar Chimedteie 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2014 (0), 170-, 2014

    ... モンゴルは,原生代から古生代にかけて発達した中央アジア造山帯の中央に位置し,特に中央部から西部にかけて,地殻深部の地質体に由来する各種変成岩類とそれらを貫く火成岩類が分布する.本報告では特に中央部ハンガイ山地に分布する花崗岩類とその南西部に位置する古生代初期の造山帯(Lake Zone)に産する花崗岩類について,それぞれの形成場を議論する.各種岩石化学的特徴を考慮すると,ハンガイ山地とLake Zone...

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  • 蛇紋岩海山を構成する蛇紋岩の形成過程

    安東 淳一, 山本 貴史, 大藤 弘明, 前川 寛和, 村田 恵子 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2014 (0), 15-, 2014

    ...本研究では、この蛇紋岩の微細組織を主にTEMを用いて調べ、蛇紋石化の過程を以下の様に明らかにした。①ペリドタイトが転位クリープによって塑性変形し、その結果オリビン中に(100)に平行な亜結晶粒界が形成された。②このオリビンから、トポタキシャルな関係を持ってアンチゴライトが晶出した。③アンチゴライト化の際にオリビンから放出されたFeが、亜結晶粒界を構成している転位へパイプ拡散した。...

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  • 沖縄島および周辺諸島に分布する先新第三系基盤岩類の全岩化学組成と砕屑性ザクロ石化学組成

    宮城 直樹, 馬場 壮太郎, 新城 竜一 地質学雑誌 119 (10), 665-678, 2013-10-15

    本研究では砂岩および緑色岩の全岩化学組成に基づき,後背地の構成要素および造構場の推定を試みた.その結果,伊平屋ユニットは陸弧・開析された島弧を後背地とすること,本部ユニットは異なる後背地に由来する堆積物が二次的に混合し,形成したことがそれぞれ示唆された.名護層,嘉陽層は大陸縁島弧から活動的大陸縁,陸弧・開析された島弧を後背地とし,両層の砂岩はNbの元素含有量で2つのグループに区分できることが明ら…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献14件

  • 東北日本,仙岩地熱地域南部,高倉火山の山体形成史とマグマ供給系

    中谷 咲子, 長谷川 健, 藤縄 明彦, 照井 肇子 地質学雑誌 119 (7), 457-473, 2013-07-15

    ...<br>高倉火山噴出物は低カリウムソレアイト系列の玄武岩質安山岩~安山岩を主体とし,デイサイトがまれに認められる.岩石化学的には,2溶岩類の地質区分に関係なく,形成史を通じてZr含有レベルの異なる2グループが共存し,両者は互いに異なる進化傾向や化学特性,および斑晶モード組成を示す.このことは両グループが互いに独立したマグマ供給系由来である事を示唆する....

    DOI Web Site Web Site 参考文献5件

  • M・ヴェーバーの西欧近代批判再考

    田上 大輔 年報社会学論集 2013 (26), 123-134, 2013

    The aim of this paper is to consider a contrast between “mechanized ossification” and the “struggle of the gods.” In ‘The Protestant Ethic and the Spirit of Capitalism.’ Weber was afraid that …

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 島根県邑南町久喜鉱山の鉱石鉱物:特に含銀鉱物について

    細川 圭太, 赤坂 正秀 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2013 (0), 184-, 2013

    ...久喜鉱山は石英斑岩中の割れ目充填型鉱床であり、母岩はセリサイト化、緑泥石化、珪化している。母岩の構成鉱物は斜長石、石英、カリ長石、方解石、緑泥石、セリサイトである。主要鉱石鉱物は黄鉄鉱、方鉛鉱、閃亜鉛鉱、黄銅鉱、硫砒鉄鉱である。黄鉄鉱は最も主要な鉱石鉱物として産出し、他形の方鉛鉱を包有している。...

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  • プラントなどの巨大システムの安全管理の仕組み

    仲 勇治 日本信頼性学会誌 信頼性 35 (3), 153-158, 2013

    ...化学プロセスに関わる生産管理のフレームワークは,石油精製や石化プロセス,医薬や食品プロセスに対しても適用性がある.プロセスエンジニアリングをこれらの業務プロセスに展開することにより,このフレームワークの基礎を作る事が出来る.計画,設計,運転・保全に至る一連の業務をモデル化して,ある業務の役割とそれを実行するために必要な情報を同定し,各業務を支援するエンジニアリング環境の在り方を基本にして,巨大技術システム...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 狭山隕石(CM2)のコンドリュールに見られるアルカリ元素の再分配

    樋口 卓哉 日本地球化学会年会要旨集 60 (0), 90-, 2013

    ...また、コンドリュール内のオリビンの蛇紋石化した部分に水質変成に伴ってアルカリ元素が濃集したことが示唆されている。本研究では水との反応性に富むアルカリ元素に着目し、高感度高分解能イオンマイクロプローブ(SHRIMP)を用いて、狭山隕石のコンドリュール中のRb, Sr, Cs, Baの局所定量分析を行った。...

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  • 北上山地の前期白亜紀アダカイト質岩の多様性とテクトニクス

    土谷 信高 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2013 (0), 157-, 2013

    ...まない火山岩類,様々なアダカイト質岩と高Mg安山岩金なる岩脈類,深成岩類からなる.深成岩類は,中心相が典型的なアダカイトからなり,周辺相がよりSrに乏しい花崗岩類からなるアダカイト質累帯深成岩体が主体である.それらには,北上帯東縁の石狩-北上磁気異常帯に沿って南北に帯状に分布するもの(E zone)と,磁気異常帯主要部から西側に離れて南部北上帯の内陸部に分布するもの(W zone)とがある.両者の岩石化学的性質...

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  • 最終氷期最盛期前後の日本海の表層環境

    大場 忠道, 谷村 好洋 地質学雑誌 118 (6), 376-386, 2012-06-15

    ...最終氷期最盛期(LGM; 21±3 ka)前後の日本海の表層環境(信頼できる水温と塩分)はまだ明らかになっていない.これまでに行われた4種類の微化石(珪藻・浮遊性有孔虫・放散虫・石化質ナノ化石)群集による解析によって,LGMの表層水温(SST)は現在より低かったと推定され,反対にアルケノンによって2〜3 °C高かったと見積もられている.また,LGMの表層塩分(SSS)は現在の34に対して,16〜30...

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  • 關於對外漢語語音教學理念的思考

    王, 若江, Wang, Ruojiang, オウ, ジャクコウ 山梨国際研究 : 山梨県立大学国際政策学部紀要 7 15-20, 2012-03-05

    ...漢語語音是對外漢語教學的重要内容,這是學界的一種共識,但是在具體教學中常常不能得到充分的體現,語音教學的整體效果不能令人滿意(焦立為,2001):語音教學居於漢語教學之首,但是當學習者的漢語水準達到中級、高級之後,語音仍然是洋腔洋調;根據中介語理論,語言學習者的習得是一個不斷内化、不斷完善、逐歩向目的語靠近的過程,但是多數學生的語音状況卻過早出現了化石化現象,語音習慣在學習過程中沒有大的變化。...

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  • ニホンザルの洞窟利用と化石化過程 (予案)

    柏木 健司, 阿部 勇治, 瀬之口 祥孝, Kashiwagi Kenji, Abe Yuji, Senokuchi Yoshitaka 名古屋大学加速器質量分析計業績報告書 23 156-159, 2012-03

    We have currently examined the taphonomic processes of Japanese monkey's (Macaca fuscata) fossils excavated from the Saru-ana Cave in the Kanetsuri area, eastern Toyama Prefecture of central Japan. …

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  • 実装置でのFCC触媒性能を推定するための循環流動層型反応システムモデル開発

    平松 義文, 高塚 透 化学工学論文集 38 (5), 334-340, 2012

    ...流動接触分解(FCC)プロセスは,廉価な重質留分をガソリンなどの白油へ効率良く分解する装置として,さらには石化原料などの有用成分を生産する装置として着目されている.技術的なアプローチとして必要なのは,重質分子から反応を制御し,有用な成分を選択的に生産するための技術である.特に,当装置にかかる原料,使用する触媒,運転条件について,有効となる因子を見出し,一般化することが必要である.本研究では,その一環...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献16件

  • 長野県上田市の中部中新統から産出した深海性サメ類化石群集

    鈴木 秀史 地球科学 66 (2), 47-61, 2012

    ...したことになる.中新統の地層では,同一の産出地点から同類化石が集中して産出することは極めて珍しい.産状として注目されるのは,最も深い生息域に棲むカラスザメ属,ユメザメ属,フンナガユメザメ属の,生存時に近いと考えられる数本の歯が接合した形で産出したことと,ヨロイザメでは上下顎歯群と皮小歯群が一塊として産出したことである.これらの発見は,サメの接合歯や皮小歯が生存時か死後直後に体から離れ,速やかに泥が被覆し化石化...

    DOI Web Site 参考文献75件

  • 北上山地の前期白亜紀アダカイト質花崗岩体のジルコンU-Pb年代と岩石化学的特徴

    土谷 信高, 武田 朋代, 谷 健一郎, 足立 達朗, 中野 伸彦, 小山内 康人 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2012 (0), 184-, 2012

    ...前期白亜紀アダカイト質花崗岩類は,中心相が典型的なアダカイトからなり,周辺相がよりSrに乏しい花崗岩類からなるアダカイト質累帯深成岩体として産する.それらには,北上帯東縁の石狩-北上磁気異常帯に沿って南北に帯状に分布するもの(E zone: 階上・田野畑・宮古・金華山岩体)と,磁気異常帯主要部から西側に離れて南部北上帯の内陸部に分布するもの(W zone: 遠野・人首・千厩岩体)とがある.両者の岩石化学的性質...

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  • モンゴル中・南部の火成活動

    大和田 正明, 小山内 康人, 中野 伸彦, 足立 達郎, 米村 和紘, 吉本 紋, Jargalan Sereenen, Boldbaatar C., Satish-Kumar Madosudan 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2012 (0), 196-, 2012

    中央アジア造山帯は原生代後期~中生代にかけて成長した,巨大造山帯である。モンゴルはこの造山帯の中央部に位置する。火成岩類の岩石学的・年代学的特徴から,モンゴル中央部は古生代における海洋地殻の沈み込みによる火山弧の形成と微小大陸の衝突によって形成されたと推察される。

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  • 黒部峡谷におけるニホンザルの洞窟利用

    柏木 健司, 阿部 勇治, 高井 正成 霊長類研究 Supplement 28 (0), 110-, 2012

    ...即ち、化石は原地性ないし準原地性であり、洞口から約20 m続く横穴にニホンザルが侵入し、竪穴に落ち込んで化石化したことを示唆している。<Br> 2011年6月13日、洞口から竪穴に至る横穴の広い範囲において、ニホンザルによる多量の糞を確認した。これら糞は、2010年度冬季に排泄されたものであり、洞口からの光を視認できる限界の空間まで、平面的なまとまりをもって分布している。...

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  • 広島県東城町久代産汚染岩中のネフェリンの沸石化

    矢野 裕美, 木股 三善, 越後 拓也, 星野 美保子, 草地 功, 昆 明慶, 清水 雅浩, 西田 憲正 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2011 (0), 127-127, 2011

    ...また、鉱物間の隣接組織を観察することにより、化学組成、結晶構造のトポロジーの観点からも整合的な沸石化過程を結論づけるに至った。上野谷産の各沸石は、Fe を含有することが特徴で、Feを結晶構造席に占有させながら変質できることは意義深い。...

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  • コマチアイトの熱水変質実験による水素発生過程の解明

    吉崎 もと子, 渋谷 岳造, 鈴木 勝彦, 清水 健二, 中村 謙太郎, 大森 聡一, 高井 研, 丸山 茂徳 日本地球化学会年会要旨集 58 (0), 58-58, 2011

    ...また、実験生成物の分析を行った結果、かんらん石では従来提唱されてきたように蛇紋石化反応に伴う磁鉄鉱生成によって水素が発生しているのに対し、コマチアイトでは別の水素発生プロセスが進行し、それは、粘土鉱物への?V価鉄の分配によるH<sub>2</sub>Oの還元であると推定した。...

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  • 重油流動接触分解触媒の劣化挙動の解明

    平松 義文, 高塚 透 化学工学論文集 37 (5), 413-419, 2011

    ...流動接触分解(FCC)プロセスは,重質留分の分解の役割を効率良く果たす装置として,今後は石化原料などの有用成分を生産する設備として着目されている.技術的なアプローチとして必要なのは重質分子から反応を制御し,有用な成分を選択的に生産するための技術である.特に,当装置にかかる原料,使用する触媒,運転条件について,有効となる因子を見いだし,一般化することが必要である.本研究では,その一環として,重油流動接触分解触媒...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献17件

  • 破解・粉砕による濃縮:都市鉱石化技術

    原田 幸明 Material Cycles and Waste Management Research 22 (1), 33-40, 2011

    ...都市鉱山開発における都市鉱石化技術とその位置づけについて述べる。都市鉱山開発には,分散,廃棄物,コスト,時代の4つの壁があり,破解・濃縮による都市鉱石化は廃棄物とコストの削減のために有効である。しかし,本来的には解体設計こそが重視されるべきであり,都市鉱石化は緊急避難に過ぎない。...

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  • かさ高い芳香族アジド基が有する高いクリック反応性の発見

    吉田 優, 白石 旭, 菅野 貴美幸, 松下 武司, 上本 紘平, 植草 秀裕, 細谷 孝充 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2011 (0), 106-106, 2011

    アジドとアルキンとのクリック反応を検討する過程において、2,6位に置換基を有する芳香族アジドが無置換の芳香族アジドに比べ、その立体障害にも関わらず、速やかに反応することを見いだした。そこで今回、芳香環上の置換基と反応速度の関係を精査した。さらに、その要因について、分光学的手法と密度汎関数理論(DFT)計算を用いて考察した。

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  • ペルー、ナスカ台地とその周辺の風成砂層

    阿子島 功 日本地理学会発表要旨集 2011s (0), 243-243, 2011

    ...<BR> <B>4) 化石化した古い風成砂層</B>_(図1-(4),(5))_ パルパ市街北東方15kmのチチクタラ_(4)_の高度670m付近では、厚さ40cmの微細砂層の下部にカタツムリが含まれ、12,390-12,140、11310—11,200cal BPの年代値が得られている(Eiter & Machtle,2008)。...

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  • モンゴル北部ダルハッド盆地の永久凍土環境

    石川 守, ジャンバルジャン ヤ, 酒井 貴悠 日本地理学会発表要旨集 2011s (0), 135-135, 2011

    ...以上のことから、このピンゴは開放型であり化石化していると解釈される。 以上の考察を深めるために、粒度組成・水安定同位体・年代試料などの分析を進めている。さらに掘削と並行して実施した物理探査や継続中の地温観測などの結果、および周辺地形との関係なども検討している。 凍土地形-ドッグホール ここにはドッグホール(HOXOUH XOHXOP)とよばれる構造土が分布する。...

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  • 被子植物の進化における分子古生物学的視点: 高等植物テルペノイドの代謝生理から

    中村 英人 日本地球化学会年会要旨集 58 (0), 147-147, 2011

    ...生物由来の有機分子は生体の死後,生物分解や化石化過程を経て失われてゆくが,一部の脂質分子は地質学的時間を経てなお残存し,古生代や中生代など古い時代の堆積物からも検出される。特定の起源生物に由来することが明らかな化合物はバイオマーカー(分子化石)として,それらの生物の起源の探索や古環境復元などに応用されてきた。近年,分子生物学の発展に伴い,多様な生体化合物の代謝生理が急速に明らかになりつつある。...

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  • 海嶺沈み込みおよびオフィオライト衝上に伴う火成活動におけるスラブ由来成分の特徴

    土谷 信高 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2010 (0), 8-8, 2010

    沈み込み帯の火成岩類の成因には,沈み込んだ海洋地殻由来の成分(スラブ由来成分)が重要な役割を果たしていると考えられる.その場合のスラブ由来成分は,それぞれの沈み込み帯の条件によって様々な性質を示すはずである.本研究では,海嶺沈み込みによって形成されたと考えられる北上山地の前期白亜紀火成岩類と,海嶺拡大直後の沈み込みによって形成されたと考えられるオマーンオフィオライト中の後期火成岩類を例として取り…

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  • 島根県松江市松江層玄武岩の全岩化学組成

    松本 一郎, 坪田 智行, 佐藤 大介, 亀井 淳志 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2010 (0), 223-223, 2010

    ...島根県松江市には,玄武岩と砂がちの地層からなる松江層(10Ma前後の活動)が分布している.鹿野ほか(1993)により,松江地域の詳細な地質図が作成されているが,松江層については市内の相次ぐ造成等の影響により,地質学的・岩石化学的な詳細な研究は少なく「松江層玄武岩」と一括されてきた.本研究では,松江層玄武岩の顕微鏡記載と全岩化学組成から,タイプ分けやマグマの起源について考察する.今回の研究の結果、松江層玄武岩...

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  • 領家帯柳井地域新期花崗岩(木部岩体)のマグマ過程

    赤崎 英里, 亀井 淳志, 大和田 正明 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2010 (0), 195-195, 2010

    ...西南日本内帯には白亜紀花崗岩類が広範囲に分布し,その中で領家帯柳井地域は,古期花崗岩,新期花崗岩および山陽帯花崗岩から構成されている.本研究では,各岩体の形成過程などを明らかにすることを目的とし,新期花崗岩である木部岩体についての岩石記載およびSr・Nd同位体比組成を含めた岩石化学的な特徴を報告する.  ...

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  • JAMSTEC深海底岩石サンプルデータベース「GANSEKI」

    市山 祐司, 相馬 伸介, 華房 康憲, 田村 芳彦, 川畑 博, 布川 章子 日本地球化学会年会要旨集 57 (0), 106-106, 2010

    ...<BR> 昨年度からは、国際的岩石化学ポータルサイト「EarthChem」<SUP>**</SUP>との連携を開始した。これにより、GANSEKIに登録されている分析データを持つサンプルをEarthChem上で検索することが可能となった。今後は海外の研究者からのアクセスやサンプルリクエストの増加が期待される。...

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  • 新潟県米山火山岩類のK-Ar年代と岩石化学的研究

    大場 孝信 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2010 (0), 222-222, 2010

    海底に噴出した鮮新世の火山性堆積物が隆起した米山は両輝石玄武岩質安山岩や角閃石安山岩分布する.米山山頂から西側では角閃石を含む安山岩は貫入岩に多くみられるが、溶岩流や火砕流堆積物には少ない。貫入岩は北西から南東方向に並び、東に角閃石安山岩が多く,両輝石玄武岩質安山岩は西に多く見られる。角閃石ハンレイ岩捕獲岩は貫入岩に多く見られるが溶岩流や火砕流堆積物には少ない。角閃石安山岩のK-Ar年代はほぼ同…

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  • 山陰帯島根県尾原地域に分布する深成岩類の地質と同位体年代

    亀井 淳志, 藥師寺 亜衣, 柴田 知之 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2010 (0), 194-194, 2010

    ...島根県奥出雲町尾原周辺には石英閃緑岩とトーナル岩とがミングリングした混成岩が広く分布し,優白質花崗岩がこれに伴う.本研究では,混成岩および優白質花崗岩の詳細な地質調査を行い,岩石記載,岩石化学分析,およびRb-Sr全岩年代測定を実施した....

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  • 北部フォッサ・マグナに位置する鉾ヶ岳半深成岩と江星山火山岩類のK-Ar 年代と岩石化学的研究

    大場 孝信 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2009 (0), 73-73, 2009

    北部フォッサ・マグナは東北日本の火成活動の延長部と糸魚川・静岡構造線に沿った火成活動が会合する地域である。西から南葉山、鉾ケ岳、火打山に石英閃緑ひん岩(またはデサイト)~閃緑ひん岩類(安山岩)の貫入岩体が点々と分布し、また糸魚川・静岡構造線に沿って鉾ヶ岳、雨飾山、高妻山などが分布する。赤羽(1975)はこれらの岩体を西頚城半深成岩類と命名したが、同じ時期の活動した米山、江星山、や海川は火砕岩や溶…

    DOI 被引用文献1件

  • 超重質油(オイルサンド油)等の分解有用化技術開発(第3報)LCO分解技術

    松本 裕詠, 鹿嶋 一浩, 平野 智章, 各務 成存, 水野 重之, 近藤 剛, 鹿島 誠 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2009f (0), 14-14, 2009

    ...本研究では、オイルサンド油を用いたときに増加するLCOの処理について検討した結果、LCO中の多環芳香族を水素化分解することで、高付加価値の石化原料を製造する可能性を見い出したので報告する。...

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  • 石油・石化原料統合生産技術開発(石油精製部門)(第6報)

    雨宮 正臣, 小長谷 常善, 酒井 悌二, 古賀 祐介, 中川 雅彦, 加藤 静香 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2009f (0), 2-2, 2009

    ...本研究では石油・石化製品の効率的な統合生産に向けて、コンビナートの多様なナフサを原料とし一括脱硫することにより芳香族生産装置の原料化およびガソリン基材化することを目的としている。今回、石油化学プロセスにおける副生ナフサを入手し、その組成分析を行いガソリン基材化への問題点および展望を検討したので報告したい。...

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  • 熱水の相分離が海底熱水生態系に及ぼす影響

    中村 謙太郎, 高井 研 日本地球化学会年会要旨集 56 (0), 7-7, 2009

    ...海底熱水の化学組成を決める最も主要なプロセスは,岩石と海水との反応である.例えば,一般的な中央海嶺の熱水系は玄武岩にホストされており,その熱水組成は玄武岩-海水反応に支配されている.これに対して,低速度拡大海嶺などに認められる超マフィック岩にホストされる熱水系においては,蛇紋石化作用に伴って発生する水素によって,一般的な中央海嶺熱水に比べて一桁以上高い水素濃度を持った熱水が噴出している.一方,熱水は...

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  • 花崗岩の化学的風化度を見積もるための実用的な指標

    亀井 淳志, 福士 圭介, 高木 哲一, 塚本 斉 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2009 (0), 58-58, 2009

    ...花崗岩の岩石化学組成を使用した化学的風化指標は,多くの研究者によって提案されてきた.しかし,これらは限られた範囲(例えばボーリングコアのスケール)でしか有効でない.その理由は,花崗岩の成因に由来する組成変化を無視して,風化指標の基準となる新鮮な岩石の化学組成を常に不変と仮定することによる....

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  • 超重質油(オイルサンド油)等の分解有用化技術開発

    鹿嶋 一浩, 平野 智章, 各務 成存, 水野 重之, 鹿島 誠 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2009 (0), 27-27, 2009

    ...本研究はオイルサンド油をGC×GCを用い成分レベルで解析し的確な反応ルートを定めることで効率的にセタン指数向上、オクタン価向上を図るとともに同時に石化原料も製造する技術開発を実施したので報告する。...

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  • 石油・石化原料統合生産技術開発(石油化学部門)(第2報)

    加藤 静香, 太田 好則, 大石 智巳 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2009f (0), 3-3, 2009

    ...本研究では石油・石化製品の効率的な統合生産に向けて、コンビナートの多様なナフサを原料とし、一括脱硫することにより芳香族生産装置の原料化、エチレン生産装置の原料化、およびガソリン基材化することを目的としている。今回、石油化学プロセスにおいて副生するナフサ留分の有効活用を阻害する成分の無害化技術を用いたプロセスの実証化運転結果をもとにプロセス性能および今後の展望について報告する。...

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