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検索結果 3,055 件

  • 地域貢献活動を通した理科教育の推進

    髙谷 博史, 嘉数(大野) 祐子, 佐久間 美紀, 福地 健一, 藤井 翔, 新井 なぎさ, 佐合 智弘, 近藤 直美 木更津工業高等専門学校紀要 57 (0), 33-, 2024

    We, the Science Group (Department of Natural Science, National Institute of Technology, Kisarazu College), have been involved in various community contribution activities over 25 years to solve the …

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  • 3. エネルギー需給に関する業界の動向

    日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 102 (5), 550-588, 2023-09-20

    ...<p>3.1 転換エネルギー</p><p> 3.1.1 石油精製</p><p> 3.1.2 電 力</p><p> 3.1.3 都市ガス</p><p> 3.1.4 液化石油ガス</p><p> 3.1.5 コークス</p><p>3.2 最終消費エネルギー</p><p> 3.2.1 石油化学</p><p> 3.2.2 鉄 鋼</p><p> 3.2.3 運 輸</p><p> 3.2.4 窯業(セメント)</...

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  • 赤外レーザー吸収変調法による高精度・リアルタイムガス分析技術の開発と産業応用

    渋谷 享司 分析化学 72 (7.8), 265-278, 2023-07-05

    ...スペクトルに対するカーブフィッティングなどの手法に比べ,濃度演算に使用する変数を大幅に減らせるため,演算時間を劇的に短縮することができる.これにより,IRLAMは干渉ガス影響やブロードニング影響などのさまざまな外乱影響を除去しながら,高精度なリアルタイム分析を可能にし,自社製造のQCLや独自構造のヘリオットセルと組み合わせて実用的なガス分析計を構築することで,世界初のQCLを用いた車載排ガス計測や石油化学...

    DOI Web Site 参考文献11件

  • カーボンニュートラルな燃料製造に必要なゼオライトの役割を考える

    里川 重夫 ゼオライト 40 (2), 48-54, 2023-04-15

    ...ゼオライトは,石油化学工業をはじめとする様々な近代文明の発展を支えてきた素材の一つである。現在,人類は地球温暖化問題に直面しており,燃料製造方法の脱化石資源化が求められている。大気からの二酸化炭素を回収・濃縮する方法,再生可能エネルギーを利用した水素製造方法,二酸化炭素と水素からメタノール経由およびFT合成経由で燃料製造する方法には,様々な新しい技術の開発が求められている。...

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  • プラント点検における巡回経路生成手法の提案

    瀧本 紘平, 梅田 靖, 太田 順, 淺間 一, 笠原 清司, 福元 誠悟, 加藤 俊哉, 田村 直, 是永 真泰, 笹村 晃伸, 星 美咲 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 267-268, 2023-03-01

    ...<p>本研究は、石油精製・石油化学プラントの巡回点検について、若手点検員の技量向上と点検作業の自動化に資するために、巡回点検を支援する手法の開発を目的とする。点検映像の比較と点検員へのヒアリング調査から、巡回点検において、熟練点検員と非熟練点検員では経路や点検方法に大きな違いがあることがわかった。...

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  • C–H結合の活性化を経る環境調和型有機分子変換のためのルテニウム触媒系の開発

    三浦 大樹, 宍戸 哲也 Journal of the Japan Petroleum Institute 66 (1), 8-14, 2023-01-01

    ...<p>石油化学製品に多く含まれるC–H結合等の不活性結合の切断変換による高選択的なC–C結合の生成は,天然物や医薬品など複雑な炭素骨格を一気に効率よく構築できる魅力的な手段である。一方,遷移金属の中でもルテニウムは潜在的に高いC–H結合活性化能を有することが知られている。...

    DOI Web Site 参考文献22件

  • ロボティクスを活用した工場・プラント施設等の『スマート点検/DX』

    熊田 貴之, 田中 健郎, 平原 翔, 遠藤 将利 紙パ技協誌 77 (11), 998-1002, 2023

    ...たとえば,環境プラント施設内の発生ガス管の点検では,それまで人が入って状況確認できなかった内部の状況を把握できた事例や,石油化学プラント施設のダクトおよび煙突内の点検では,足場を組むことなく点検が可能となったことでダクト内の点検では1日がかりの作業範囲を30分,煙突内点検では2~3日がかりの作業範囲を半日で完了できた事例もある。...

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  • 防爆ドローンの要件に関する調査

    牧野 良次, 野田 和俊, 久保田 士郎 安全工学 61 (5), 308-315, 2022-10-15

    ...<p>石油化学プラント等の可燃性・爆発性物質を取り扱う施設で使用する電気機械器具類は労働安全衛生法により爆発や引火を誘発しない防爆構造としなければならないが,ドローンのような飛行体を想定した規格は存在していない.そこで経済産業省は,防爆対応のドローンを実現するにあたっての課題点を洗い出し,明確な指針を示す等により防爆ドローンの開発・実装に繋げることを目的として令和2 年度補正産業保安高度化推進事業...

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  • 石油化学産業における企業の事業統合と業界の再編成 : 五大汎用樹脂業界を中心に

    田淵, 泰男 国士舘大学経営論叢 = Kokushikan business review 12 (1), 1-28, 2022-09-30

    ...目   次1.はじめに2.石油化学産業の産業・事業特性3.事業統合と業界再編成に向けて4.石油化学企業の事業統合による業界の再編成と集約化の過程5.石油化学産業における事業統合と再編・集約に係る特徴6.石油化学産業における業界再編後の状況と課題7.石油化学産業における先発企業の優位性8.石油化学業界における競争状態の構造的変化9.生産設備稼働率と販売価格の関係10.各業界内の競争状態11.各業界の動態的...

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  • 都市の廃棄物を活用した素材産業の脱炭素化方策の検討

    藤井 実, 大西 悟 地球環境 27 (1), 51-58, 2022-09-30

    ...そこで,リサイクル困難な可燃廃棄物を選別して,石油化学コンビナートのような大規模な熱需要がある場所に集積し,大型の焼却施設(循環・再生型蒸気供給プラント)で焼却して,熱供給を行うことが想定される。このような仕組みの実現に向けて,幾つかの場所で検討が始まっている。</p>...

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  • 海洋プラスチックごみ抑制につながる炭素循環の位置づけ

    吉岡 敏明 Material Cycles and Waste Management Research 33 (5), 332-339, 2022-09-30

    ...ケミカルリサイクルでは海外の石油および石油化学工業が大きな投資をしはじめてきている。また,バイオマスプラスチックの原料として廃棄物は十分なポテンシャルを有しており,生分解性プラスチックの技術開発は顕著である。炭素循環という視点からみても,原料をリサイクル材やバイオマスに転換することへの期待は極めて高く,さらに進めるためには動脈産業と静脈産業の連携・融合が有効な取り組みとなる。...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 3. エネルギー需給に関する業界の動向

    日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 101 (5), 452-490, 2022-09-20

    ...<p>3.1 転換エネルギー</p><p> 3.1.1 石油精製</p><p> 3.1.2 電 力</p><p> 3.1.3 都市ガス</p><p> 3.1.4 液化石油ガス</p><p> 3.1.5 コークス</p><p>3.2 最終消費エネルギー</p><p> 3.2.1 石油化学</p><p> 3.2.2 鉄 鋼</p><p> 3.2.3 運 輸</p><p> 3.2.4 窯業(セメント)</...

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  • 環境に配慮する印刷インキ

    奥田 貞直 日本画像学会誌 61 (4), 358-362, 2022-08-10

    ...Development Goals) の達成に向け,印刷インキ業界が取り組むべき最も重要性が高い課題として各社が掲げているのが,「持続可能な地球環境に貢献する印刷インキの生産・製品開発」です.当社は業界に先駆けて環境配慮型インキの開発に取り組んでおり,2020年度の国内販売数量実績に占める環境配慮型インキの割合 (当社基準) は約95%にまで至っています.品質,機能と環境配慮を両立させた製品設計を基本として,石油化学材料...

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  • 蒸留塔における複数のファンを持つエアクーラ制御の最適化

    大宮司 理晴, 山下 善之 化学工学論文集 48 (3), 93-98, 2022-05-20

    ...<p>製油所や石油化学工場では,エアクーラを使って,プロセスのガス・液や循環冷却水を冷却している.常圧蒸留塔の塔頂にあるエアクーラには,通常,複数台のファンが設置され,固定ファンと,ピッチ角や回転速度を操作して風量を変えられる可変ファンで構成される.エアクーラはプロセス側や冷却側の外乱の影響を受けても,通常,塔頂圧力や出口温度を制御している可変ファンにより,その影響を抑制することができる.しかし,可変...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • リサイクル困難な低品位廃棄物の大規模熱利用システムの提案

    藤井 実 Material Cycles and Waste Management Research 33 (2), 136-143, 2022-03-31

    ...リサイクル困難な可燃廃棄物の中でも,特に現在は各自治体において焼却 • 発電利用されている廃棄物を,石油化学コンビナートのように,集中して熱需要がある場所に集積し,熱供給のための燃料として効率的に活用できる可能性がある。...

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  • VRシステムを用いた石油精製プラント運転員の熟練点検技能の抽出

    栗原 怜也, 高御堂 良太, 梅田 靖, 淺間 一, 笠原 清司, 田中 祐一, 福元 誠悟, 加藤 俊哉, 是永 真泰, 星 美咲, 太田 順 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 622-623, 2022-03-02

    ...<p>本研究では、熟練した石油精製・石油化学プラント運転員の点検技能の抽出を行うことを目的とし、VR技術を応用したシステムを作成し実験的にその有効性を検証した。まずプラント設備の一部をVR空間上に再現し、作業者が周囲を回りながら点検作業を行うことのできる実験システムを開発した。...

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  • 石油化学関連プロセスへの応用におけるMOFの結晶性とミクロ細孔性構造の重要性

    三宅 孝典, 佐野 誠 Journal of the Japan Petroleum Institute 65 (2), 37-49, 2022-03-01

    <p>金属有機構造体(MOF)は,ミクロ細孔,結晶構造そして高い比表面積と言った特徴を有している。これらの物性は,吸着/分離,触媒担体/触媒,その他のプロセスにおいて利点となる。本レビューは,MOFの調製,キャラクタリゼーションと用途について議論している。まず,種々のMOFを水熱法あるいはソルボサーマル法で合成し,XRD,窒素吸着/脱着等温線,TG-DTA,FT-IR,SEMおよびTEMで解析し…

    DOI Web Site Web Site 参考文献68件

  • リモナイト触媒を用いたスラリー型ハイドロクラッキングの反応モデル

    川井 英司, 藤井 重孝, 佐藤 秀紀, 和田 幸隆, 武田 大 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2022 (0), 4-, 2022

    ...<p>スラリー床水素化分解プロセスは、超重質油を分解し、輸送用燃料の増産のみならず、石油化学品増産対応など、柔軟な石油市場の需要に応える事が可能な究極な分解プロセスである。...

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  • 溶融塩中でCaH<sub>2</sub>還元剤を用いた金属間化合物ナノ粉末の低温合成

    小林 靖和, 宗宮 穣, 多田 昌平, 菊地 隆司 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2022 (0), 26-, 2022

    ...<p>水素化反応は、石油化学産業で中間化合物を生成するために使用される重要なプロセスの1つであり、長い間Pd系触媒が使用されてきた。近年、構成金属の低コスト化などの観点から、魅力的な代替品としてNiZn金属間化合物触媒が注目されている。...

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  • Nb含有極低Cステンレス鋼UNS S34751の応力緩和割れ感受性

    小薄 孝裕, 鈴木 悠平, 栗原 伸之佑 溶接学会全国大会講演概要 2022f (0), 176-177, 2022

    ...SUS304HやSUS347H等のオーステナイト系ステンレス鋼は、石油精製や石油化学プラントの加熱炉等で多用されている。しかしながら、500-750℃での操業中に溶接部にて応力緩和割れ(SR割れ)が発生する懸念があり、SR割れに関する様々な研究が進められている。著者らは、クリープ強度と耐SR割れ性を両立する材料を提案すべく、Nb含有極低Cステンレス鋼UNS S34751のSR割れ感受性を検討した...

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  • 3. エネルギー需給に関する業界の動向

    日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 100 (5), 510-547, 2021-09-20

    ...<p>3.1 転換エネルギー</p><p> 3.1.1 石油精製</p><p> 3.1.2 電 力</p><p> 3.1.3 都市ガス</p><p> 3.1.4 液化石油ガス</p><p> 3.1.5 コークス</p><p>3.2 最終消費エネルギー</p><p> 3.2.1 石油化学</p><p> 3.2.2 鉄 鋼</p><p> 3.2.3 運 輸</p><p> 3.2.4 窯業(セメント)</...

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  • Additive Manufacturing技術を活かしたContainment Sealの動的特性の研究

    瀧ヶ平 宜昭, 前谷 優貴, 上村 訓右, 大橋 一仁 精密工学会学術講演会講演論文集 2021A (0), 328-329, 2021-09-08

    ...<p>石油精製・石油化学業界の揮発性炭化水素用のポンプには,環境汚染を防止する機構の一つとしてContainment Seal(CS)が適用される.著者らは,Additive Manufacturing技術により摺動面,および摺動材内部に新しい構造を取り入れたCSを前報で提案し,静的特性の評価を行った.本報では,当該CSの動的特性の評価を行い,得られた成果を報告する.</p>...

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  • Additive Manufacturing技術を活かしたContainment Sealの創製

    瀧ヶ平 宜昭, 前谷 優貴, 上村 訓右, 大橋 一仁 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 393-394, 2021-03-03

    ...<p>石油精製・石油化学業界の揮発性炭化水素用のポンプには,環境汚染を防止する機構の一つとしてContainment Seal(CS)が適用される.CSは,ガスと液体で使用するメカニカルシールとして,密封性と耐摩耗性の相反する機能を両立させる必要があるため,設計の難易度が高い.本研究では,Additive Manufacturing技術を活用し,しゅう動面と内部に新しい構造を適用したCSを提案する....

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  • 組織が持つ多層的なネットワークに関する実証研究

    村田 智也, 大江 秋津 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202011 (0), 25-28, 2021-01-28

    ...<p>本研究は、日本の石油化学産業の原材料取引と技術導入ネットワークに着目し、知識のオーバーラップがあるものの、その関係性は全く異なる企業間で形成された両ネットワークが、企業の研究開発能力に与える影響を実証する。2009年と2013年のそれぞれ2年分のネットワーク分析により算出した指標を用いて、負の二項回帰モデルによる分析を行った。...

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  • 配管内面腐食のAI 予測モデルとスマート保安

    佐々木 秀智 安全工学 59 (6), 400-407, 2020-12-15

    ...<p>石油精製・石油化学プラントにおける設備の高経年化や人手不足,感染症リスクといった課題に対し,IoT/AI, ビッグデータ等を活用した,スマート保安による解決が期待されており,官民一体での取組みが進められている.これらのプラントでは,建設以来蓄積されている膨大な設備保全データがあり,データの利活用が進められている.本稿では,スマート保安に関する経済産業省の補助金事業「IoT を活用した新産業モデル...

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  • 過去の自然災害事例から学ぶプラントの安全管理

    菊池 務 安全工学 59 (5), 336-341, 2020-10-15

    <p>我々は過去,多くの自然災害を経験してきた.先人達はその都度「祈る」しか方法が無かったが,その経験を昔話・古文書や地名に残し,我々に教訓として残してくれている.自然災害事象(地震,津波,降雨,高潮,風,洪水等々)からプラントの安全性を向上させるには,これらの過去教訓を活かし,且つ,内閣府の防災情報HP …

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  • 1. 石油

    日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 99 (5), 468-480, 2020-09-20

    ...<p>1.1 石油資源開発</p><p>1.2 原油の輸入と備蓄</p><p>1.3 石油精製</p><p>1.4 石油化学</p><p>1.5 潤滑油</p>...

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  • 3. エネルギー需給に関する業界の動向

    日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 99 (5), 434-467, 2020-09-20

    ...<p>3.1 転換エネルギー</p> <p> 3.1.1 石油精製</p> <p> 3.1.2 電 力</p> <p> 3.1.3 都市ガス</p> <p> 3.1.5 コークス</p> <p>3.2 最終消費エネルギー</p> <p> 3.2.1 石油化学</p> <p> 3.2.2 鉄 鋼</p> <p> 3.2.3 運 輸</p> <p> 3.2.4 窯業(セメント)</p> <p> 3.2.5...

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  • プラント内における非防爆機器の使用に関する調査

    牧野 良次, 久保田 士郎 安全工学 59 (3), 146-152, 2020-06-15

    ...<p>石油精製・石油化学プラントは設備の高経年化や熟練作業員の減少等による重大事故の増加等のリスクにさらされており,その対策としてIoT 機器の利用ニーズが高まっている.経済産業省は平成30 年度石油・ガス供給等に係る保安対策調査等事業(プラント内における非防爆機器の安全な使用方法に関する調査)(受託者:国立研究開発法人産業技術総合研究所)において,現行法令等に基づき関連指針等に示されている保安水準...

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  • 高誘電率を示す新規液晶相 ― 強誘電性ネマチック相? ―

    菊池 裕嗣, 西川 浩矢, 城下 和也, 遠藤 聡太, 水城 裕太, 祝迫 宏記, 阿南 静佳, 樋口 博紀, 奥村 泰志, 山本 真一, 佐郷 弘毅, 長谷場 康宏 日本液晶学会討論会講演予稿集 2020 (0), 2I02-, 2020

    <p>Physical properties of a liquid crystal compound which shows 10,000 of dielectric permittivity, and a relation with ferroelectricity is discussed. It is experimentally proved that the fluorinated …

    DOI 被引用文献1件

  • 高極性液晶における液晶配向ベクトルの観察

    祝迫 宏記, 奥村 泰志, 阿南 静佳, 山本 真一, 佐郷 弘毅, 菊池 裕嗣 日本液晶学会討論会講演予稿集 2020 (0), PA02-, 2020

    <p>By adding a dichroic fluorescent dye to a highly polar liquid crystal with dioxane moiety which show ferroelectric molecular alignment, we observed the orientation vector distribution in the …

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  • 安全性の高い紙製食品包装材用添加剤

    福田 研一, 稲岡 和茂 紙パ技協誌 74 (10), 988-994, 2020

    ...中でも石油化学製品であるポリアクリルアミド(PAM)系乾燥紙力増強剤や,松脂を原料とする天然樹脂“ロジン”を用いたロジン系サイズ剤は,抄紙工程における主要な製紙用薬品となっている。</p><p>現在,紙素材は,お菓子の箱や紙皿,牛乳パックやアイスクリームカップ等の食品包装材としても広く使用されている。...

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  • 「Risk Based Safety Management」への展望と 石油化学企業における取組事例

    植田 章夫, 宮田 知秀, 平尾 直也, 宮田 栄三郎, 木下 圭二, 渡辺 哲, 中井 敦子, 鈴木 和彦 安全工学 58 (5), 323-329, 2019-10-15

    ...<p>日本学術会議にて開催された「安全工学シンポジウム2019」の第1 日目(7 月3 日)に当学会から「RBSM(Risk Based Safety Management)の紹介と産業界での実施,展開」と題するオーガナイズドセッションとして参加した.石油・石油化学企業4 社から非常にオープンな情報開示が成され,稀に見る実務的セッションとなった.活発な議論が行われ,安全性向上への関心の高さと事故防止...

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  • 日本の石油化学産業におけるジョイント・ベンチャーの競争レスポンス・スピード

    佐々木 博之 組織科学 53 (1), 65-77, 2019-09-20

    <p> ジョイント・ベンチャー(JV)の競争レスポンス・スピードについては,パートナー間の資源の補完性により速くなるとの見方と,交渉活動により遅くなるとの見方が併存する.AMCフレームワークを用い,1993年-2004年の日本の石化 産業で実施された100回余りの設備増強を分析した結果,JVは非JV企業よりもレスポンスの策定が遅いが,実行は速いことが分かった.また,それらのスピードの差はレスポン…

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  • <b>石油タンク等の構造物に及ぼす津波流体力の評価 </b>

    鈴木 博善, 高木 洋平 安全工学 58 (1), 16-22, 2019-02-15

    ...<p>2011 年3 月に発生した東日本大震災では,津波により沿岸域に設置された石油タンク等が滑動・漂流することにより油流出や津波火災が発生する二次被害が発生した.今後,南海トラフ地震とこれに起因する津波が発生することが予想されており,沿岸域に多くの石油化学コンビナートや石油タンク等類を有する大阪湾でも,このような災害は懸案事項の一つである.したがって,津波来襲時に石油タンク等が滑動・漂流するのか,...

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  • メチルシクロヘキサン脱水素に高い活性・選択性・耐久性を示す新規Pt系合金触媒の開発

    中谷 勇希, 古川 森也, 清水 研一 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 116-, 2019

    <p>近年、Methylcyclohexane(MCH)-Toluene系有機ハイドライドが水素キャリアとして注目されているが、コスト面や元素戦略の観点からPt触媒の高機能化とそれに基づく使用量削減が求められている。我々は今回、MCH脱水素において従来のPt-Sn系触媒に比べて高い触媒活性および耐久性を示すPt系合金触媒(Pt<sub>3</sub>(Fe<sub>0.75</sub>Zn<su…

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  • 電場中における低温メタン水蒸気改質における担体の効果

    中野 直哉, 鳥本 万貴, 久井 雄大, 小河 脩平, 関根 泰 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 102-, 2019

    <p>電場中におけるメタンの水蒸気改質では表面プロトン伝達によって低温度領域でも反応が促進されることが報告されているが、担体について詳細な物性が明らかになっていない。その為、単純酸化物にPdを担持した触媒を用い、電場中における活性の評価や担体物性の各種キャラクタリゼーションを行った。その結果、担体の酸塩基性といった物性が表面プロトン伝導を制御し、それが電場活性を制御することが分かった。</p>

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  • GCによるFCV品質水素中無機ガス分析のための技術検討

    太田瀬 亮, 亀田 洋, 川上 肇, 小川 裕之 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 134-, 2019

    <p>燃料電池自動車(FCV)に使用される水素はISO14687-2により純度と分析項目が定められている。分析項目中の約半数が無機ガスであり、主にガスクロマトグラフ(GC)が使用される。通常すべての項目を一度に分析するためには複雑もしくは複数台のシステムが必要となるが、本検討ではこれらの対象成分をより簡便に精度良く分析できるために様々な技術検討を行ったので、その成果を報告する。</p>

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  • Bead-shaped porous oxide particle for environmental applications

    Joo Ji-Bong 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 2-, 2019

    Powder materials are generally used in a variety of applications due to advantageous properties such as high surface area, high dispersion and favorable diffusion of molecules. However, when used in …

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  • 金属酸化物触媒によるエタンの脱水素によるエチレン合成

    三浦 徳真, 林 智洋, 花谷 誠, 佐野 誠, 三宅 孝典 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 199-, 2019

    <p>シェールガスに含まれるエタンの有効利用としてエタンから、工業的利用価値の高いエチレンを合成するための触媒を検討した。米国における現在の工業プロセスでは、無触媒で約900 °Cの高温下で脱水素反応が行われている。この方法は、高温のためエネルギー消費量が非常に大きく、改善が求められている。そこで、Zn、Ga、Co、Crといった種々のカチオンでイオン交換したZeoliteを触媒とし、より低温での…

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  • 大細孔ゼオライト触媒の構造と酸特性がメタノールから低級オレフィン合成に及ぼす影響

    朴 成植, 佐藤 楽爾, 窪田 好浩, 野村 淳子, 横井 俊之 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 192-, 2019

    <p>ゼオライトは、構造中に規則的に配列した空隙を持ち、その細孔のサイズやネットワークトポロジー及び骨格の組成によって異なる触媒性能を表す。本研究では、メタノールから低級オレフィンを選択的に製造する新たな触媒の開発を目的として、近年に報告された3次元の細孔構造を有するゼオライト(YNU-5、MCM-68、CIT-1)を合成し、触媒性能の評価を行った。</p>

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  • 金属有機構造体NU-1000を用いたバイオマス由来糖化合物と芳香族化合物の選択吸着・分離

    藪下 瑞帆, 福岡 淳, Farha Omar K., Katz Alexander 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 15-, 2019

    <p>ピレンユニットを持つ金属有機構造体であるNU-1000が、バイオマス由来の糖化合物(グルコース、キシロース)共存下の水溶液中において、フラン類やフェノール類を選択的に吸着・分離できることを見出した。この分子認識能は、ピレンユニットに対して、糖化合物は吸着に必要なCH–π相互作用を形成できない一方で、芳香族化合物は強いπ–π相互作用を形成できるためであることが示唆された。</p>

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  • 東北地方の天然ガス事情

    石井 秀明 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 152-, 2019

    <p>東北の日本海沿いの秋田、山形、新潟では昭和30年代に国産天然ガスの開発に伴い天然ガスパイプラインが順次敷設され、天然ガスの普及が進んでいました。1984年(昭和59年)に東北地方初のLNG受入基地として、日本海エル・エヌ・ジーが運転を開始し、この地域での天然ガス環境は新しい段階を迎えることとなりました。1996年(平成8年)に新潟・仙台間ガスパイプラインが供給を開始し、更に2010年代に入…

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  • 第三金属で修飾したPd系金属間化合物触媒を用いたニトロスチレンの水素化反応

    川本 史仁, 宮崎 雅義, 髙山 大鑑, 小松 隆之 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 138-, 2019

    <p>芳香族ニトロ化合物の選択的水素化は医薬品・農薬・染料などの化成品の原料合成において重要な反応である。本研究室では4-ニトロスチレンの水素移動反応(CTH)に対するPd系金属間化合物の触媒作用について検討し、Pd<sub>5</sub>Ga<sub>3</sub>触媒上ではビニル基が、Pd<sub>13</sub>Pb<sub>9</sub>触媒上ではニトロ基がそれぞれ優先的に水素化されるこ…

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  • 木質系バイオフューエル合成のための固体塩基BN触媒の開発

    中村 昇平, 高垣 敦, 石原 達己 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 235-, 2019

    <p>新たな固体塩基触媒として六方晶窒化ホウ素(h-BN)が注目されている。BNは通常不活性な物質であるが、ボールミル粉砕を行うことで固体塩基触媒として高い機能を有することが明らかになった。そこで、本研究ではホウ酸とヘキサメチレンテトラミンを原料として熱分解法によりh-BNを合成し、ニトロアルドール反応とアルドール縮合反応を行った。ニトロアルドール反応では、合成したBNは従来の固体塩基触媒(Mg…

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  • メカノケミカル反応を活用した[Mo]-MFIの合成とメタンの酸化的カップリング反応への応用

    田中 銀平, 堀江 真未, 芳田 元洋, 武藤 郁弥, 藪下 瑞帆, 真木 祥千子, 蟹江 澄志, 横井 俊之, 村松 淳司 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 230-, 2019

    <p>SiO<sub>2</sub>とMoO<sub>3</sub>とのメカノケミカル反応を誘起してSi–O–Mo結合を有する非晶質複合酸化物を調製し、これを前駆体として水熱合成を行うことでMo骨格置換MFI型ゼオライト([Mo]-MFI)を得た。本材料中のMoは4配位構造を取ることが分かった。[Mo]-MFIを酸素共存下でのメタン転換反応に供したところ、含浸法で調製したMoO<sub>x</s…

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  • 無線計装システム活用による設備信頼性向上の取り組み

    中田 敦久 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 44-, 2019

    <p>重要回転機がトラブルにより停止すると、石油精製プラントの運転に大きな影響を及ぼすことから、特に重要な回転機には無線振動計を取り付けて、既存の無線計装システムを利用して伝送し、振動値の監視や将来の故障予知を目指した活動を行っている。一方で、新たに様々な無線振動計や無線計装システムも出現しており、設備信頼性のための導入計画を立てている。このような当社が行っている無線振動計や無線計装システムの活…

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  • 白金添加リン化ロジウム触媒による水素化脱硫反応

    神田 康晴, 齊藤 凌, 辻野 太紀, 上道 芳夫 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 69-, 2019

    <p>リン化ロジウムに白金を添加した触媒の水素化脱硫(HDS)活性について検討した。チオフェンのHDS反応において、リン化ロジウム触媒に白金を添加すると、チオフェン転化率は低下しなかったが、テトラヒドロチオフェンの選択性が低下することがわかった。さらに、この触媒はRh-PとPt-Pの物理混合触媒とは異なるHDS特性を示した。これより、PtはRh<sub>2</sub>P中に取り込まれることで活性…

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  • 回転式二重管熱交換器への傾き追従型メカニカルシール導入による改良保全

    片野 雅人 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 27-, 2019

    <p>回転式二重管熱交換器の内管の経年摩耗に起因し、駆動軸が傾いたことにより、軸封部(メカニカルシール)からの漏洩が多発した。この対策として、軸の傾きに追従する新規構造のメカニカルシール(低速回転用)をメーカーと共同開発し実機に適用することで漏洩頻度を大きく削減し、設備信頼性向上を達成した。その改良保全内容や導入状況について紹介する。</p>

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  • 画像データの解析による配管外面腐食評価システム

    秦 央彦, 佐伯 隆, 守屋 靖弘, 今村 彰太郎 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 96-, 2019

    <p>NEDO公募事業にて、出光興産様にご協力を頂き構築した、画像データの解析による配管外面腐食評価システムをご紹介致します。AI技術の一つであるDeep Learning技術を用い、モバイル端末で撮影した配管画像から外面腐食又は保温配管の板金の劣化の進行度を自動的に判定するシステムとなります。当該システムにより、配管腐食の早期検知、及び点検員による腐食評価のバラつきの均一化による設備信頼性の向…

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  • バイオオイル含有化合物の水素化における共存成分の影響

    鳥羽 誠 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 82-, 2019

    <p>木質バイオマスの熱分解により得られるタール状のバイオオイルには、フェノール類が主成分として含まれている。バイオオイルを石油系留分と共処理することを想定して、共存する硫黄化合物や窒素化合物がフェノール類の水素化脱酸素反応に与える影響を調べるとともに、フェノール類の官能基が芳香族の水素化に与える影響を検討した。フェノール類の水素化選択性には、硫黄化合物、窒素化合物およびベンゼン環に結合している…

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  • TiO<sub>2</sub>とギ酸脱水素酵素を用いた水を電子源とするCO<sub>2</sub>光還元系の開発

    石橋 知也, 池山 秀作, 東 正信, 天尾 豊 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 112-, 2019

    <p>これまで、電子供与体としてトリエタノールアミン(TEOA)、光増感剤として水溶性ポルフィリン、電子伝達体としてメチルビオローゲン、触媒としてギ酸脱水素酵素からなるCO<sub>2</sub>光還元系を構築してきた。しかし、エネルギー問題解決のため実用的な技術に高めるためにはTEOAに代わり水を電子源とする必要がある。我々はポルフィリンに代わりTiO<sub>2</sub>を導入することで、…

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  • 有機ケミカルハイドライド法による水素の大量貯蔵・輸送技術の開発

    今川 健一 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 115-, 2019

    <p>水素の大量貯蔵・長距離輸送技術の一つとして、水素を常温常圧の液体状態での輸送を可能とする有機ケミカルハイドライド法が注目されている。千代田化工で同法を用いて開発中のSPERA水素技術について、その技術概要を紹介するとともに、再生可能エネルギーの利用を想定した場合の技術開発の状況(水素化システムの負荷変動追従等)について紹介する。</p>

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  • 酸化セリウムと2-シアノピリジンを用いた二酸化炭素とアミノアルコールの直接重合反応

    海老澤 惇, 田村 正純, 中川 善直, 冨重 圭一 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 132-, 2019

    <p>ポリウレタンは幅広い分野で用いられるポリマーである。工業的にはホスゲンを用いて多段階プロセスにより製造される。しかし、ホスゲンの毒性の高さや大量の塩の副生が問題である。そこでCO<sub>2</sub>をカルボニル源とした合成法が望まれる。本研究では、モデル反応としてCO<sub>2</sub>と2-(4-アミノフェニル)エタノールの直接重合反応において、CeO<sub>2</sub>と2…

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  • デラフォサイト型金属酸化物触媒を用いた酸化脱水素反応における層間カチオンの効果

    遠藤 利奈, 髙山 大鑑, 小松 隆之 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 205-, 2019

    <p>デラフォサイト型金属酸化物A<sub>3</sub>Ni<sub>2</sub>SbO<sub>6</sub>(A=Ag or Cu)を調製し、X線回折等のキャラクタリゼーションにより同定した。この触媒を用いて炭化水素の酸化脱水素反応を行い、層間カチオンの種類が、その触媒特性に与える効果を比較検討した。エタンの酸化脱水素反応では、Aサイトが銀イオンのときには二酸化炭素が主生成物であった。そ…

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  • 4価バナジウムを含んだバルク酸化バナジウム触媒の低温(150<sup>o</sup>C以下)におけるNH<sub>3</sub>-SCR活性

    猪股 雄介, 清永 英嗣, 盛田 啓一郎, 吉田 和広, 窪田 博愛, 鳥屋尾 隆, 清水 研一, 春田 正毅, 村山 徹 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 175-, 2019

    <p>150<sup>o</sup>C以下での低温脱硝を目指し、バルク酸化バナジウムをベースとしたNH<sub>3</sub>-SCR触媒を検討した。前駆体にバナジウムシュウ酸錯体を用い、焼成温度を270<sup>o</sup>C、焼成時間を1-4hとすることで4価および5価バナジウム成分が共存した酸化バナジウム触媒を合成した。この触媒のNH<sub>3</sub>-SCR活性を測定したところ、…

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  • ハーフチタノセン触媒によるエチレンと芳香族ビニルモノマーとの共重合

    青木 大峻, 野村 琴広 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 188-, 2019

    <p>フェノキシ配位ハーフチタノセン触媒にを用いるとエチレンとビニルナフタレンやビニルジフェニルなどとの共重合が効率よく進行し、均一組成の共重合体を与えた。共重合性は芳香環上の置換基効果を受け、ビニルジフェニルが最も効率よく取り込まれた。本発表では各種共重合体の合成と得られるポリマーの熱物性への芳香環上の置換基効果について検討する。</p>

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  • 開環メタセシス重合の触媒前駆体となる、置換フェノキシ基をもつタングステン錯体の合成経路

    佐野 航介, 押木 俊之 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 186-, 2019

    <p>私たちは、現行工業触媒の成分を参考にフェノキシ基とジケトンが配位した、触媒前駆体として有用な新しいタングステン錯体を合成してきた。公知文献より、電子吸引性の配位子をもたせることで触媒の活性が向上すると考えられるが、電子吸引性であるハロゲン化フェノキシ基は配位させることができていない。私たちは錯体の合成経路を見直し、ハロゲン化フェノキシ基をタングステンに配位させることに成功したので報告する。…

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  • 担持イリジウム触媒の三元触媒活性に及ぼす異種貴金属との複合化効果

    高須 基暢, 羽田 政明 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 178-, 2019

    <p>担持Ir触媒はストイキから弱リーンまでの広い空燃比域で三元触媒活性を発現することを見出しているが高温での耐久性が低いため、更なる性能改良を目指し、異種貴金属との複合化を検討した。その結果、自身も高い活性を示すRhとの複合化により大きく活性が向上すること、IrRh触媒はRhと比較しても高活性であることを見出した。H<sup>2</sup>-TPR、吸着CO種のIR測定から考察したIrRh複合…

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  • 担持Pdナノ粒子によるシンナムアルデヒドの選択的水素化-CO還元処理の効果

    小椋 啓司, 村田 和優, 大山 順也, 薩摩 篤 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 139-, 2019

    <p>本研究では、シンナムアルデヒドの選択的水素化の担持Pdナノ粒子のCO還元処理の効果を調査した。C=C部位のみが選択的に水素化されたヒドロキシシンナムアルデヒド(HCAL)選択性がH<sub>2</sub>還元処理したPd触媒では75.0%であったのに対し、CO還元処理したPd触媒では98.9%の選択性で得られた。更に、IRによってPd表面の構造を調べたところ、Pdナノ粒子上のPd …

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  • Ru錯体触媒を用いる芳香族アミドC-H結合の直接変換を経る複素環合成

    木村 悠倫子, 三浦 大樹, 宍戸 哲也 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 141-, 2019

    <p>遷移金属触媒による芳香族C-H結合の直接的官能基化は、高付加価値分子を高原子効率的に合成可能な手法であり、近年盛んに研究が行なわれている。本研究では、芳香族アミドC-H結合のイミンへの付加反応を検討した結果、Ru触媒を用いることにより[3+2]付加環化反応が効率的に進行し、イソインドリノン誘導体が得られることを見出した。また、同様の触媒系はケトンに対する付加反応にも有効でありフタリド誘導体…

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  • 固体高分子形燃料電池を指向したセルロースナノ結晶フィラーによる新規電解質膜の開発

    嶋田 隆一朗, 野原 智裕, 田端 恵介, 小関 和喜, 有田 稔彦, 増原 陽人 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 242-, 2019

    <p>燃料電池の電解質膜として主に用いられるNafion®膜は、高プロトン伝導性能を示すが、高コスト、機械的強度といった課題が残る。そこで、これら課題を解決するため、セルロースナノ結晶に、高プロトン伝導性高分子であるポリビニルリン酸を被覆した、機能性粒子をフィラーとして充填し、酸化還元反応に強いオレフィン系の樹脂をバインダーとして分散させることで、新規電解質膜の作製を試みた。</p>

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  • ケイ素系有機-無機ハイブリッド材料の合成及びその薄膜構造評価

    高橋 尚也, 宮下 徳治, 松井 淳, 羽場 修 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 220-, 2019

    <p>ヒドロシリル化反応により多面体シルセスキオキサン (POSS) に液晶分子を導入した。また、親水性及び疎水性の開始剤を用いてフリーラジカル重合を行った。合成物はFT-IR、<sup>1</sup>H NMR、<sup>13</sup>C NMR、<sup>29</sup>Si NMR、MALDI-TOF-MSによって同定した。また、熱重量測定 (TG)、示差走査熱量測定 (DSC) …

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  • ルテニウム系触媒を用いたメタンの選択酸化反応の検討

    櫛田 啓文, 小林 靖和, 尹 光男, ギャンプソン アイザック, ヴァルギース ヴィビン, 大山 茂生 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 214-, 2019

    <p>メタノールやホルムアルデヒドなどの含酸素化合物を目的生成物として、ルテニウム系触媒によるメタンの選択酸化反応を検討した。触媒調製は従来の含侵法により行い、活性試験は固定床流通式反応器を用いて行った。活性試験の結果、メタンの選択酸化によりジメチルエーテル(DME)が一段で生成する興味深い結果が得られた。</p>

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  • イリジウム触媒を用いた高圧水素中でのデカリン開環反応

    金治 弘樹, 菅沼 学史, 辻 悦司, 片田 直伸 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 35-, 2019

    <p>複環芳香族の水素化・開環反応による分解軽油から潤滑油や高セタン価ディーゼル燃料の製造を目指し、 高圧水素中でさまざまな貴金属触媒を担持したAl<sub>2</sub>O<sub>3</sub>上でデカリン開環反応を行った。 Ir/Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>は他の貴金属に比べて突出した長鎖アルカン収率を示した。 …

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  • アスファルテンのペトロリオミクス

    森本 正人 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 56-, 2019

    <p>原油に含まれるアスファルテンは凝集体を形成しており、その分子構造や凝集構造を知ることは極めて難しく、未だ謎多き物質である。近年、最新解析技術を原油に適用して、原油を分子単位で取り扱う技術開発「ペトロリオミクス」が世界各地で進められている。本発表では、アスファルテンの分子構造解析の歴史を示し、アスファルテンのペトロリオミクスの成果を紹介する。</p>

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  • ダブルライザーR2R用RFCC反応モデルの改良

    Rakib Mohammad Abdur, Saha Biswanath, Musharfy Mohamed Al 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 9-, 2019

    <p>ADNOC Refiningでは常圧残渣を第一ライザーに導入した後、フラクショネーターで分離されたオレフィンリッチな軽質ナフサを更に第二ライザーに導入している。また触媒の劣化を抑制するため2段再生塔を採用している。 本検討では既存の21ランプモデルを改良して、現状の2つのライザーと2つの再生塔用に適用できるように改良した。主にフォートランベースをACMベースのモデルに変更し、より詳細な反応…

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  • 結晶性Mo-V-W-O複合酸化物を用いたアクロレイン選択酸化反応

    石川 理史, 山田 雄大, 野田 渚紗, 上田 渉 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 11-, 2019

    <p>結晶性Mo<sub>3</sub>VO<sub>x</sub>複合酸化物(MoVO)にWを導入し、アクロレイン選択酸化反応を行った。WはMoVO骨格金属中のMoやVを置換して構造内に取り込まれていた。MoVOは反応中、水分圧を低下させることで触媒活性が大きく低下したが、Wを含む触媒は低水分圧でも高い触媒活性を示した。Wの導入により触媒の酸性質が変化し、触媒表面上に形成した反応中間体の脱離が…

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  • 液体ガスインジェクターを用いたガスクロマトグラフによる液化石油ガス中の残渣油分析

    高橋 慶, チェン ルー, モエス ハーム 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 135-, 2019

    <p>液化石油ガス(LPG)中の残渣油分析に関しては、国内では質量法を用いた方法やステイン(油の着色度合い)法で行っている。しかしながら昨今の輸入LPGなどにおいては、これらの手法では疑義が生じることもあり、諸外国では安全且つ精度の高い方法として液体インジェクターを用いたガスクロマトグラフによる残渣油分析が主流になりつつある。本稿では液体インジェクターを用いたLPG中の残渣油の分析データの紹介を…

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  • 中温作動型電解セルを用いたエタンの部分酸化反応

    本多 勇介, 藤原 直也, 多田 昌平, 小林 靖和, 大山 茂生, 菊地 隆司 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 203-, 2019

    <p>シェールガス革命以降安価となった天然ガスは、発熱量当たりのCO<sub>2</sub>排出量が少なく、エネルギーセクターでの利用拡大が見込まれ、化学物質の原料としても近年注目されている。天然ガスはメタンを主成分とし、次にエタンを数%含む。本研究では天然ガスエタンの有効利用に向け、電解セルを用いたエタンの部分酸化に取り組む。水を酸化剤として200℃付近で電気化学反応を行ったところ、エチレンや…

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  • 担持銅—クロム触媒によるNO選択還元反応

    朴 盛妍, 三浦 大樹, 宍戸 哲也 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 173-, 2019

    <p>自動車排気ガス中に含まれるNO<sub>x</sub>は環境汚染物質である。現在、その除去は貴金属を活性成分とする触媒により行われており、元素戦略の観点からそれらの使用量の削減や代替が求められている。これまでに、銅触媒上に遷移金属(Fe、Co、Mn、Cr)を担持することにより、希薄条件下でのNOx転化率が著しく向上することが報告されている。本研究では、CuとCr …

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  • シラノール濃度を制御したゼオライト*BEAへの炭化水素吸着

    鈴木 豪太, 松方 正彦 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 180-, 2019

    <p>ゼオライト*BEA骨格におけるシラノール量を脱アルミニウム処理により制御し、これへの炭化水素吸脱着挙動を検討した。炭化水素にはベンゼン、デシルベンゼン、<i>n-</i>オクタン、<i>n-</i>ヘキサデカンなどを用い、吸脱着挙動を主にDRIFTSを用いて検討した。孤立水酸基およびネストシラノールの濃度は、これら炭化水素の吸脱着挙動に大きく影響し、特に、炭化水素の脱離温度はネストシラノー…

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  • イリジウム錯体とゼオライトの複合による再利用可能な脱水素反応用触媒の開発

    空田 大地郎, 和田 健司, 馮 旗, 西岡 正明, 藤田 健一 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 146-, 2019

    <p>本研究では、イリジウム錯体と種々の酸化物の複合による再利用可能な触媒開発を検討した。例えば、1-フェニルエタノール等の脱水素反応に高活性を示すビピリドナート配位子を有するイリジウム錯体触媒は、NaY共存下で速やかにその表面に吸着する。このように調製した固体触媒は本反応に対して優れた活性を示し、顕著な活性低下を伴うことなく再利用可能であった。熱時ろ過試験の結果から、触媒反応は固体触媒表面で進…

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  • 分子構造属性を用いたRDSプロセス解析 —原油の重質度の反応性影響評価—

    岩間 真理絵, 大内 太, 柴田 悠一, 松下 康一 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 52-, 2019

    <p>原油の常圧蒸留残渣油(AR)を水素化精製する重油脱硫装置(RDS)では、原料油の重質度の違いによって、反応性が異なることが知られている。原料油がRDS反応性に与える影響を分子構造面から理解することで、RDSのさらなる安定運転に繋げられると期待される。これまでの研究により、原油重質度の異なるARにおいては、原料油に含まれるアスファルテン分がRDS反応性に大きな影響を与えることが分かった。本検…

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  • レピドクロサイト型層状チタン酸の水素生成反応に対する光触媒活性への調製条件の影響

    稲熊 航大, 齊藤 寛治, 小川 誠, 小笠原 正剛, 加藤 純雄 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 244-, 2019

    <p>レピドクロサイト型構造を有する層状チタン酸は水素製造光触媒のビルディングブロックとして有用なTiO<sub>2</sub>系材料であり、その構造・形態制御は高活性な光触媒の設計に向け重要な課題である。本研究では空気中異なる温度で固相反応によってK<sub>0.8</sub>Ti<sub>1.73</sub>Li<sub>0.27</sub>O<sub>4</sub>(以下KTLOと略記)を…

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  • 貯留層の高精度評価に向けた高精度粘性・透水係数同時測定システムの開発

    村本 智也, 藤田 佳孝, 梶川 宏明, 飯泉 英昭, 井出 一徳 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 221-, 2019

    <p>本研究では細管法による高精度な粘性測定で用いられるHagen-Poiseulleの法則に基づく流れ場の記述と、透水係数を求める際に用いられるDarcyの法則に基づく流れ場の記述の類似性に着目して、高温高圧下における粘性・透水係数同時測定システムを開発する。本研究で開発する実験系により、SI単位系にトレーサブルな形で透水係数を求めることが可能となり、より厳密に、地層の透水・物質輸送特性及びE…

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  • 過酸化水素を用いたメタン選択酸化反応に有効な担持Co触媒

    安部 大樹, 大山 順也, 芳田 嘉志, 町田 正人 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 213-, 2019

    <p>過酸化水素を酸化剤に用いたメタン選択酸化に有効な担持金属触媒の探索を行った。1wt%M/TiO<sub>2</sub> (M: Mn、 Fe、Co、Ni、Cu、Ru、Rh、Pd、Ir、Pt、Au )を用いて反応を行うと、Coを担持した触媒が最もメタノール生成に活性を示した.異なる担持量,異なる担体を用いたCo触媒で反応を行った結果、0.1wt%Co/SiO<sub>2</sub>が最も高活…

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  • ラック上配管外面腐食検査への配管リフトアップ技術適用

    小池 慎一 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 41-, 2019

    <p>ラック上配管の接触部腐食検査および接触部塗装のための配管リフトアップに海外ジャッキ技術を適用した。同技術の効率性、安全性など現場適用実績に基づいた知見を報告する。</p>

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  • ゼオライト触媒によるメタン転換反応

    横井 俊之 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 1-, 2019

    <p>我々はメタンの部分酸化とそこから得られるメタノールを低級オレフィンへとワンポットで転換可能なゼオライト触媒開発に取組んでいる。金属含有ゼオライトの調製、構造解析、メタン部分酸化活性について発表する。</p>

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  • 有機ハイドライドの製造および利用における技術開発

    壱岐 英 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 120-, 2019

    <p>水素を大規模貯蔵・輸送するための有望な技術の一つとして、メチルシクロヘキサンに代表される有機ハイドライド技術が挙げられる。有機ハイドライドは安定した物質で、常温で液体であるため、既存の石油流通インフラが活用できる。有機ハイドライドでは、メチルシクロヘキサンから脱水素反応に用いる触媒がキーとなる技術である。脱水素触媒には、高い反応活性とともに反応は触媒の劣化が早く、耐久性を高めた触媒の開発が…

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  • 温和な条件下でのアンモニア合成を志向した希土類複合酸化物担持Ru触媒に対する塩基性元素のドープ効果

    佐藤 勝俊, 宮原 伸一郎, 小倉 優太, 辻丸 琴子, 和田 雄一郎, 永岡 勝俊 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 121-, 2019

    <p>アンモニアを再生可能エネルギーのキャリアとして利用するためには、再生可能ネルギーの利用に適した温和な条件下で優れたアンモニア合成活性を示す触媒・プロセスの開発が必要である。我々はこれまでに希土類酸化物を担体としたRu系触媒が、温和な条件下でも優れたアンモニア合成活性を示すことを見出しており、還元処理や希土類元素の複合化について検討してきた。本発表ではさらなる高活性化を目指し、Ru/La<s…

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  • 液状炭化水素中の単体水銀除去特性

    山浦 弘之, 櫻井 隼斗, 山口 修平, 八尋 秀典, 幾島 將貴, 幾島 嘉浩 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 166-, 2019

    <p>石油類中の活性炭による水銀除去性能が、共存物質により低下することが問題となっている。水溶媒中と比較して有機溶媒中における活性炭の除去性能に及ぼす因子の報告は少ない。我々は、ヘキサン中の金属水銀の吸着特性に対する活性炭の表面積や表面酸性官能基の影響について報告している。本研究では、ヘキサンのような液状炭化水素中において市販活性炭を用い共存物質や細孔特性が水銀吸着性能に及ぼす影響について検討し…

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  • 新型チタノシリケートの創製と酸化触媒性能

    窪田 好浩, 稲垣 怜史, 石塚 遼, 淺沼 開 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 191-, 2019

    <p>当研究室で初めて合成した新規骨格ゼオライトYNU-5 (<b>YFI</b>) は、大細孔を含んだ三次元細孔構造を有する。そのような骨格では、一次元あるいは中細孔のものに比べて基質の細孔内への拡散が容易であり、高い触媒性能が期待される。今回我々は、YNU-5骨格内AlをTiに同型置換することにより[Ti]-YNU-5の調製に初めて成功した。次いで、過酸化水素を酸化剤とするフェノールやアルケ…

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  • シンジオ特異的リビング重合触媒によるプロピレンとアルケニルアルコールとの共重合

    岡村 健一郎, 田中 亮, 中山 祐正, 塩野 毅 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 183-, 2019

    <p>本研究室では、プロピレンなどのα-オレフィンやノルボルネンのような嵩高いモノマーを高活性かつリビング的に単独及び共重合させるTi系触媒を開発している。この触媒を用いてプロピレンとω-アルケニルアルコールの水酸基をトリイソプロピル基で保護した極性基含有モノマーとの共重合を行ったので報告する。</p>

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  • 日本海沿岸地域のタイト炭化水素鉱床の可能性ー地表地質の石油根源岩分布からー

    栗田 裕司, 横井 悟, 黒川 将貴, 鬼嶋 正則 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 154-, 2019

    <p>シェールガス、シェールオイル、タイトサンドなどのタイト鉱床が世界規模で商業開発の趨勢にあるなか、日本国内でも秋田県の鮎川油ガス田での成功などに発展の端緒が見られる。日本海沿岸地域のタイト鉱床の特徴は中新世の珪質泥岩が石油根源岩兼貯留岩となっている点である。秋田県の南方に続く山形県内陸地域〜新潟県中越地域の中新世の地層の再検討から、タイト鉱床可能性の検討対象となる珪質泥岩の分布を考察する。<…

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  • HCa<sub>2</sub>Nb<sub>3-x</sub>Ta<sub>x</sub>O<sub>10</sub>を用いた有機無機複合体の調製と塩基触媒活性

    赤沼 玲奈, 伴 拓人, 小笠原 正剛, 齊藤 寛治, 加藤 純雄 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 239-, 2019

    <p>第四級オニウムイオンを層間に含む層状化合物は,塩基触媒活性を有することが明らかにされている。本研究では無機種をHCa<sub>2</sub>Nb<sub>3-x</sub>Ta<sub>x</sub>O<sub>10</sub>,有機種をドデシルトリメチルアンモニウムイオンとして有機無機複合体を調製した。その結果,Ta/Nb比の増大に伴い有機種が層間に含まれにくくなり,塩基触媒活性は低下し…

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  • 構造内に異金属元素導入された結晶性Mo<sub>3</sub>VO<sub>x</sub>複合酸化物触媒によるメタクロレイン気相選択酸化

    野田 渚紗, 石川 理史, 平田 純, 二宮 航, 上田 渉 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 243-, 2019

    <p>メタクリル酸メチル製造法の一つであるC4直接酸化法の後段反応であるメタクロレイン(MCR)酸化において、従来MMo-V-O複合酸化物は低活性であったが、7員環細孔を有する斜方晶、三方晶の結晶性Mo<sub>3</sub>VO<sub>x</sub>複合酸化物(MoVO)は高活性、高選択性を示すことが分かった。本研究では、MoVOに異金属元素を導入し、MCR酸化反応を行った結果を発表し、金属…

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  • Fe/SBA-15触媒のFT反応性に及ぼす還元条件の影響

    伊藤 颯, 江刺家 淳大, 池内 孝夫, 進藤 隆世志 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 219-, 2019

    <p>Fe/SBA-15触媒の特性とFTS反応性に及ぼす還元条件の影響を調査することを目的とした。H<sub>2</sub>またはCOを用いて還元を行い、還元温度はH<sub>2</sub>では350-450℃、COでは300-400℃とした。H<sub>2</sub>還元とCO還元を比較すると、H<sub>2</sub>では金属鉄が主成分でありCOでは炭化鉄が主成分であった。どちらも低温の場合…

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  • ε-Keggin構造をユニットとするミクロ細孔性複合Mo酸化物触媒による乳酸エチルの気相酸化

    仁藤 廣一, 石川 理史, 上田 渉 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 207-, 2019

    <p>水熱合成によりε-Keggin POMを構造ユニットとした細孔性複合酸化物Mo-M-O(M: V-Bi、Mn、Fe、Co、Ni、Zn)の各種合成に成功した。この物質はケージやチャネルといったミクロ細孔を有し、細孔中のカウンターカチオンと種々遷移金属をイオン交換法により置換することが可能である。骨格金属の異なる触媒や、金属導入を通して酸化触媒機能を高度に制御し、乳酸エチルをモデル反応として酸…

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  • Metallocene based polyolefins with special properties

    Kaminsky Walter 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 7-, 2019

    <p>The development of metallocene/methylaluminoxane (MAO) catalysts was a way for the synthesis of new kinds of polyolefins, the biggest part in polymer chemistry and mainly produced by …

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  • CUI検査に関する取り組み

    伊藤 智貴 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 42-, 2019

    <p>コスモ石油四日市製油所ではCUI(Corrosion Under Insulation)活動として2012年度より低温保温配管における一斉点検(外面腐食検査)を開始し、2019年度をもって1巡目検査の完了を予定している。現在2巡目検査計画を立案中であるが、1巡目検査完了に伴い蓄積したデータの分析結果から新たに反映した内容と新規取り組みについて紹介する。</p>

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  • 結晶性Mo<sub>3</sub>VO<sub>x</sub>複合酸化物触媒を用いたエタンの気相酸化によるエチレン−酢酸(1:1)合成

    大山 泰輝, 石川 理史, 上田 渉 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 245-, 2019

    <p>斜方晶Mo<sub>3</sub>VO<sub>x</sub>複合酸化物を触媒に用い、高接触時間においてエタン選択酸化反応による酢酸合成を行った。また反応実験から、本反応の初期生成物がエチレンであることが示された。したがって、生成したエチレンの逐次反応の制御による酢酸の高選択的な合成を試みた。発表では本触媒を用いたエタンおよびエチレンの選択酸化反応における触媒活性を述べるとともに、反応機構…

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  • 比表面積を拡大した沈殿触媒の新規合成法

    斉間 等, 昆 竜矢, 戸髙 昌俊, 門田 昂大, 甲斐 聖哉, 茂木 康弘 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 99-, 2019

    <p>銅ー亜鉛−アルミナ触媒は、金属塩水溶液と炭酸ナトリウム水溶液を混合することにより合成されてきた。しかし、その比表面積は100m<sup>2</sup>/g以下にとどまっている。我々は、塩基としてアンモニアガスを用い、気−液界面の微小領域において金属塩水溶液と反応させることにより、微細な沈殿触媒を得ることに成功した。この結果、新規合成法による銅ー亜鉛−アルミナ触媒は、従来法の2倍以上の比表面…

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  • エタノール水溶液と担持金属触媒を用いるベンゾフランの水素化反応

    皆川 直祐, 永澤 佳之, 七尾 英孝, 佐藤 修, 山口 有朋, 白井 誠之 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 83-, 2019

    <p>リグニンの構成部位であるベンゾフラン類を水素化分解することで、高分子原料となるフェノール類を得ることができる。モデルとなるベンゾフランの水素化分解では、気相水素と固体触媒を用いる手法が広く知られているが、より安価で安全な方法が望まれる。本研究では、エタノール水溶液を反応場かつ水素源とするベンゾフランの水素化分解反応に活性な担持金属触媒ついて報告する。</p>

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  • 代替キャリアガスを用いたガソリンの全組成分析

    橋北 直人, 関口 桂, 中井 隆志, 太田瀬 亮, 小川 裕之 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 133-, 2019

    <p>近年、日本におけるヘリウム供給が不足している。GCではヘリウムの代替キャリアガスとして、水素や窒素が一般的に用いられる。そこで、代替キャリアガスを使用したガソリンの全組成分析を行い、ヘリウムとの分離状態の違いや分析値の精度について検討を行った。</p>

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  • 電場印加反応場におけるコバルト系担持触媒を用いたアンモニア合成

    水谷 優太, 堺 竜哉, 村上 洸太, 田中 雄太, 林 流石, 小河 脩平, 萩庭 尚道, 常木 英昭, 関根 泰 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 125-, 2019

    <p>従来のアンモニア合成は高温高圧の条件下で行われている。しかし、近年水素キャリアとしてのアンモニア合成は小規模分散型プラントで行われるため、より温和な条件での合成が必要とされている。そこで当研究室で取り組んでいる電場印加触媒反応を利用することで低温域においてもアンモニア合成が発現することが報告されている。本発表では電場印加触媒反応による卑金属を用いたアンモニア合成触媒の開発を行った。</p>

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  • ヒドロキシアパタイト担持Rh触媒によるNOの選択還元

    土井 隼, 林 峻, 三浦 大樹, 宍戸 哲也 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 172-, 2019

    <p>自動車触媒はエンジン始動時には常温、高速高負荷時には1173 Kを超える高温に晒されるため、より低温でのNO<sub>x</sub>還元活性の発現とともに熱的安定性の向上が必要となっている。本研究ではヒドロキシアパタイト(HAP: Ca<sub>10</sub>(PO<sub>4</sub>)<sub>6</sub>OH<sub>2</sub>)、Al<sub>2</sub>O<sub>3…

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  • 水銀圧入が岩石中の孔隙構造に与える影響に関する研究

    服部 達也, 下河原 麻衣, 秋田 康幸, 三野 泰之 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 156-, 2019

    <p>岩石の孔隙率や細孔径分布は岩石物性を理解する上で重要な要素である。岩石中の孔隙量や細孔径分布を測定する手法に“水銀圧入法”がある。これは岩石中に高圧で水銀を圧入するため、岩石中の孔隙が破壊を伴って変化することが懸念されているものの、直接内部を評価した事例は少なく、十分に議論されていないのが現状である。本報告では、μX線CTスキャンを用いて、水銀圧入前後での孔隙構造の変化観察を行い、孔隙量に…

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  • SnPt二元系触媒のSn/Pt原子比がカルボン酸の水素化反応に及ぼす影響

    伊藤 大晃, 高土 大夢, 谷屋 啓太, 市橋 祐一, 西山 覚 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 148-, 2019

    <p>SnPt二元系触媒によるカルボン酸の水素化反応に有効な活性点を解明するために、SnPt二元系金属ナノ粒子(SnPt-NP)触媒をポリオール法により合成した。触媒調製時のSn/Pt原子比を変えることでPt金属、Sn<sub>1</sub>Pt<sub>3</sub>合金、Sn<sub>1</sub>Pt<sub>1</sub>合金を有するナノ粒子が得られた。得られたSnPt-NP触媒により酢…

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  • エタンの脱水素によるエチレンの合成

    飯塚 哲也, 三浦 徳真, 林 智洋, 花谷 誠, 佐野 誠, 三宅 孝典 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 144-, 2019

    <p>シェールガスから得られるエタンは今後も生産量が拡大すると予想されている。エタンの脱水素によりエチレンを合成することで、合成樹脂など様々な化合物の原料として用いることができる。 現在、米国では約900 ℃の高温下でエタンをスチームクラッキングしてエチレンを製造しているが、エネルギー消費量が大きいという課題がある。そこで、本研究ではゼオライト担持Pt触媒を用い、現行法に比べて温和な550 …

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  • 貴金属超微粒子内包ZSM-5ゼオライト触媒による<i>n-</i>ヘキサンの低温接触分解

    山地 真愛, 湯上 天史, 藤墳 大裕, 多湖 輝興 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 237-, 2019

    <p>プロピレンはナフサの熱分解や固体酸触媒を用いた接触分解によって生産されるが、高温反応条件が必要となる。それに対し、金属触媒を用いた脱水素反応によりナフサをクラッキング反応性の高いオレフィンに転換することで、より低温で低級オレフィンが得られると期待される。本研究では金属触媒能と固体酸触媒能を併せ持つRh超微粒子内包Birdcage型ZSM-5を開発し、ナフサモデル物質として<i>n-</i>…

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  • ボルト締付後のボルトねじ山の突出し長さについて

    山中 啓司 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 22-, 2019

    <p>ボルトねじ山のナットからの突出し長さについて、既存の規格基準類の要求を整理した上で、ねじ山強度、フランジ継手の密封性能、腐食の観点から必要な突出し長さを整理した。その結果、ボルトねじ山の突出し長さは、ねじの強度やフランジ継手の密封性能に殆ど影響しないことが分かった。しかし、ボルトがナットから突出ていない場合、ナットの頂部にごみや水分が溜まり腐食を促進する可能性がある。従って、1〜2山以上と…

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  • メタンからの直接メタノール合成に活性を示す銅含有ゼオライト触媒の探索

    平山 愛梨, 大山 順也, 芳田 嘉志, 町田 正人 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 212-, 2019

    <p>金属交換ゼオライトは、メタンのメタノールへの直接酸化に対して触媒活性を有することが知られている。 本研究では、さまざまな金属交換ゼオライトを調製し、過酸化水素を酸化剤に用いたメタン酸化を行った。メタノール選択率の高かった銅含有ゼオライトについて、銅の含有量、ゼオライト骨格の種類、シリカアルミナ比がメタン酸化に与える影響を調べた。</p>

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  • 第一リン酸アルミニウム添加によるFCC触媒性能向上

    千代田 範人, 関本 敦久, 佐藤 一仁 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 72-, 2019

    <p>FCC触媒は劣化に対して高い安定性を有することが必要である。安定性向上には、希土類金属の添加が一般的であるが、水素移行反応の促進によりFCCガソリンのオクタン価が低下する弊害がある。我々は、第一リン酸アルミニウム(Al-P)を添加することでオクタン価低下を抑制しつつ触媒の安定性を向上できることを見出した。しかし、Al-Pによる安定性向上効果のメカニズムは未解明であり、種々の分析学的アプロー…

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  • 非平衡RhCu合金触媒の開発とアンモニアボランからの水素生成反応への応用

    増田 晋也, 俊 和希, 森 浩亮, 桑原 泰隆, 山下 弘巳 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 37-, 2019

    <p>RhとCuは状態図において600℃以下のほとんどの組成で二相分離するため合金を形成しにくい。本研究では、RhとCuを含浸担持後に350℃で水素還元することで、TiO<sub>2</sub>上でのみRhとCuの合金化が示唆された。合金形成メカニズムの解明のため水素下昇温中でのXAFS測定を行った結果、TiO<sub>2</sub>上でのみCuの還元温度がRh共存下で大きく低下していた。また、…

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  • 石災法の消火用屋外給水配管に高密度ポリエチレン管を用いた施工例

    吉村 博紀, 中野 剛宏, 鈴木 剛史 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 30-, 2019

    <p>大規模化学プラント内の屋外給水設備に樹脂埋設配管工法を用いた施工実績と特性について報告する。樹脂管と他工法を比較した場合、施工の省力化、地中障害物への対応、コスト削減について優位性が確認できた。樹脂管の特性では、柔軟性や可とう性により、地震時の地盤変状に追従する優れた耐震性能の結果、大規模地震時においても、地震動による被害件数が0件であった。以上のことより、屋外給水配管に高密度ポリエチレン…

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  • 並みのデジタル化では国際競争に勝てない―超スマートリファイナリー構築の勧め―

    豊岡 義行 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 98-, 2019

    <p>国内石油精製産業の国際競争力強化が叫ばれ続けている。国内の燃料油需要が退潮し続ける中では大型投資による最新プロセスの導入は難しく、「叫ばれ続ける」所以ともなっている。製油所のDX化(デジタル技術による生産革新)は比較的少額な投資で効果も期待できるが、国際競争のトップ集団につけるには、普遍的なデジタル化では物足らない。我が国が優位に立つペトロリオミクス技術を生かした超スマートリファイナリーが…

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  • リグニン可溶化液の詳細構造解析

    麓 恵里, 佐藤 信也, 川又 勇来, 小山 啓人, 吉川 琢也, 中坂 佑太, 多湖 輝興, 増田 隆夫 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 86-, 2019

    <p>含酸素芳香族化合物であるリグニン可溶化液の詳細構造解析を行った。<sup>13</sup>C-NMRのdept法及びquat法により芳香族の3級炭素および4級炭素の分布を測定し、2D-NMRによりリグニンの特徴的な構造の有無を確認した。また、FT-IRによりカルボニル基を定量した。以上の分析結果から、リグニン可溶化液の平均分子構造を明らかにした。</p>

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  • 高水素利用率を目的としたNi触媒によるToluene水素化反応

    熱海 良輔, 岩谷 直樹, 青木 豊, 小島 宏一, 難波 哲哉, 松本 秀行, 辻村 拓 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 119-, 2019

    <p>気象条件の変動に伴い製造量が変動する再生可能水素の輸送・貯蔵を目的として、Methylcyclohexane(MCH)の水素キャリア利用が注目されている。本研究では、工業Ni触媒を充填したベンチスケールToluene水素化反応器を用いて、高水素利用率を目的としたMCH製造方法を検討したので報告する。また、再エネ水素の変動を考慮し、水素およびToluene供給量を分圧比一定制御の下でSine…

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  • メカノケミカル法による[Ga]-MFIの合成およびメタン転換触媒としての活性評価

    芳田 元洋, 武藤 郁弥, 堀江 真未, 國武 祐輔, 藪下 瑞帆, 真木 祥千子, 蟹江 澄志, 横井 俊之, 村松 淳司 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 196-, 2019

    <p>メカノケミカル法を用いてMFI型ガロシリケート([Ga]-MFI)の調製を試みた。ボールミルを用いてSiO<sub>2</sub>とβ-Ga<sub>2</sub>O<sub>3</sub>を粉砕・混合することで、4配位構造かつSi–O–Ga結合を持つGaを含んだ非晶質固体を得た。本非晶質固体を用いて水熱合成を行ったところ、[Ga]-MFIが得られた。本試料を用いて酸素共存下でメタン転換反…

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  • イミド配位ニオブ—アルキリデン錯体による2置換アセチレンのメタセシス重合

    伊澤 樹, 野村 琴広 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 187-, 2019

    <p>アリールイミド配位ニオブ−アルキリデン錯体の存在下、報告例の希少な、2置換アセチレンのメタセシス重合反応が進行可能とすることが明らかとなった。本発表ではイミド配位子上の置換基の異なる各種ニオブ−アルキリデン錯体の合成と各種2置換アセチレン重合の反応性に関する検討結果を中心に紹介するつもりである。</p>

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  • 環構造を有するポリオレフィンの合成

    小坂田 耕太郎 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 184-, 2019

    <p>ニッケル、パラジウム錯体触媒を用いてジエンの環化重合および環構造をもつオレフィンの異性化重合をおこなった。両末端のヘキサジエン、ヘプタジエンの環化重合では、触媒及びジエンの種類に応じて環構造を有する炭化水素高分子が得られた。含環構造オレフィンの異性化重合では、六員環をもつオレフィンの場合に立体選択的な重合が可能になった。さらに大環状構造を有するオレフィンの異性化重合による高分子合成を行った…

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  • エチレンクラッカーボトム油からのBTX製造技術の開発

    眞弓 和也, 梅田 匡, 小林 正英, 岩佐 泰之 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 149-, 2019

    <p>ナフサを原料とするエチレン製造装置ではアロマ分を豊富に含む重質油(エチレンクラッカーボトム油)が得られ一般的にはエチレン製造装置における燃料油として利用されている。当社ではエチレンクラッカーボトム油の付加価値向上のためエチレンクラッカーボトム油からBTXを製造するための触媒とプロセスの開発を進めてきたので概要を紹介する。</p>

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  • MoO<sub>3</sub>/TiO<sub>2</sub>触媒を用いた高効率アリル化反応における担体の効果

    今 喜裕, 石川 理史, 中島 拓哉, 鶴見 翔太, 永島 裕樹, 藤谷 忠博, 上田 渉 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 140-, 2019

    <p>MoO<sub>3</sub>/TiO<sub>2</sub>触媒はアミンやアルコールのアリル化反応に有用である。本発表では、各種基質を用いるアリル化反応とIR、H<sub>2</sub>-TPR、XPSなどの分光学的手法を用いて、高効率なアリル化反応における担体の及ぼす影響を確認した。具体的には、アナターゼ型とルチル型のTiO<sub>2</sub>による反応性の違いを確認したのち、それ…

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  • メンテナンスにおける資格不要作業の技量認証(施工品質確保に向けて)

    昆野 哲哉 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 24-, 2019

    <p>メンテナンスにおいて、その施工品質は職人の技量に左右されるが、団塊世代の引退や昨今の人手不足により腕の良い職人が著しく減少している。製油所設備のメンテナンスでは公的資格を要しない作業が沢山あるが、今取組みではフランジ締結に関して技量の視える化と独自の技量認証を行った。適切な技量を有した職人の確保は、トラブル防止の観点で製油所運営の大きな課題である。</p>

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  • 固体高分子電解質膜を指向した高機能化フィラーにおけるコアサイズとその表面水酸基がプロトン伝導へ及ぼす影響

    小関 和喜, 野原 智裕, 田端 恵介, 鈴木 亨奈, 嶋田 隆一朗, 有田 稔彦, 増原 陽人 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 238-, 2019

    <p>固体高分子形燃料電池用電解質膜への応用を目指し、粒子共存制御ラジカル重合法 (RAFT PwP)により、シリカナノ粒子表面に高分子を被覆した、高機能化フィラーの開発を行ってきた。本研究では、高機能化フィラーのプロトン伝導性能向上を目指し、コアであるシリカナノ粒子の粒子径および表面水酸基数が、電解質膜のプロトン伝導性能に及ぼす影響に関して明らかにする。</p>

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  • 剛直な4座配位子を持つオレフィン重合触媒の開発

    柴田 要, 近藤 雅貴, 石井 聖一, 上原 直樹, 田中 陽一, 道上 憲司, 田中 健一 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 222-, 2019

    <p>我々は、配位子に剛直なm-クォーターフェニル構造を持つ四座錯体が、オレフィン重合触媒として機能することを見出した。また、この錯体は、置換基変換によって、オリゴマーとポリマーの作り分けが可能であることもわかった。これら錯体の合成と、オレフィン重合挙動について報告する。</p>

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  • Ru/MFIゼオライトを触媒とするピログルタミン酸から2-ピロリドンの選択的合成

    大谷 明央, 菅沼 学史, 辻 悦司, 片田 直伸 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 75-, 2019

    <p>ピログルタミン酸を有用な窒素含有化合物へ転換することを目指し、我々は2 MPaの水素中Ru/Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>触媒上、433 Kでピログルタミン酸から2-ピロリドンが生成することを見出した。そこでさまざまな担体上のRu触媒を比較した。Ru粒子径はいずれの担体上でも2-3 …

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  • 放射線ラインセンサの配管検査への現場適用事例

    松山 雅幸 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 39-, 2019

    <p>放射線ラインセンサは、エネルギー弁別機能を有しており散乱線が撮影画像に及ぼす悪影響が小さい。そのため、従来の放射線検査では撮影不可であった大径管への適用が実現できる。また、減肉検査だけではなく配管内面の堆積物を可視化できるため、配管内部の異物の詰まり状況を確認することができる。それらの現場適用事例について報告する。</p>

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  • アモルファスシリカアルミナによる減圧軽油中の塩基性含窒素化合物吸着の速度論的解析

    菅沼 学史, 有田 洸介, 辻 悦司, 片田 直伸 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 59-, 2019

    <p>石油成分を脂肪族と芳香族に分け、有効利用するためのシリカモノレイヤー固体酸触媒による脱アルキル化の前段では、塩基性含窒素化合物の吸着除去が有用である。本研究ではアモルファスシリカアルミナによる減圧軽油中の塩基性含窒素化合物の吸着除去の実用化のために速度論的解析を行った。成型した吸着剤粒子内部での拡散速度、塩基性含窒素化合物の分子サイズと窒素周辺の立体障害、溶媒の分子サイズと極性の影響が大き…

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  • 高温メタノール水溶液を用いるバイオマスモデル部位のメタノリシス反応

    谷口 賢吉, 七尾 英孝, 佐藤 修, 山口 有朋, 白井 誠之 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 85-, 2019

    <p>木質バイオマスを構成する成分の一つであるリグニンのモデル化合物として様々なエーテル化合物がある。α-O-4結合部位のモデル化合物であるベンジルフェニルエーテルのメタノリシス反応が、573 Kのメタノール水溶液中で進行すること、水/メタノールの最適な混合比があること、反応速度が二酸化炭素の添加により向上することについて報告する。</p>

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  • 銅系触媒を用いた低温ジメチルエーテル水蒸気改質における固体酸の混合効果

    上野 純平, 宮本 学, 近江 靖則, 上宮 成之 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 104-, 2019

    <p>水素貯蔵媒体として注目されるジメチルエーテル水蒸気改質は低温でも平衡転化率が高く、生成物に利用価値の高い水素を含む反応である。この反応は加水分解と水蒸気改質の二段階で進行する。律速反応であるジメチルエーテル加水分解に対して活性の高い酸触媒を用いることで、水蒸気改質の低温化への効果が期待できる。代表的な固体酸触媒を用いて低温度での活性試験を行った。</p>

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  • 酸処理モンモリロナイト担持架橋型ジルコノセン錯体触媒によるエチレン/1-オクテン共重合 -活性種のマルチサイト性-

    長谷川 直紀, 渡辺 健太, 平原 実留, 荻原 仁志, 黒川 秀樹 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 131-, 2019

    <p>硫酸で処理した酸処理モンモリロナイト(H+-Mont)に、架橋型ジルコノセン錯体を担持した触媒を調製して、エチレン/1-オクテン共重合を行った。オクテン濃度が高い条件で生成したポリマーの融点を測定したところ、融点の異なる2種以上のポリマー成分の生成が確認されたことから、架橋型ジルコノセン錯体が担持によって共重合性の異なるマルチサイトな活性種を形成していることが示唆された。</p>

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  • 担持白金触媒の三元触媒活性に及ぼす担体の酸塩基特性の影響

    山田 達弥, 羽田 政明 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 177-, 2019

    <p>1-ブテン異性化反応からZrO<sup>2</sup>に添加する第二成分により酸塩基特性が異なることを明らかにした。吸着CO種のIR測定より、担体の酸塩基特性によってPt表面の電子状態が異なること、Pt触媒の三元触媒活性はBaなどを添加した塩基性を有するZrO<sup>2</sup>複合酸化物に担持することで向上することを見出した。XPSなどの表面解析から考察した担体の酸塩基特性の活性への…

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  • ピレン基で修飾したカーボン担持Pdナノ粒子触媒の開発と部分水素化反応への応用

    吉井 丈晴, 梅本 大樹, 桑原 泰隆, 森 浩亮, 山下 弘巳 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 200-, 2019

    <p>ピレン基を導入した有機修飾剤を用いてPdナノ粒子コロイドを合成し、含浸法によりカーボン担体上に固定化した。本触媒をフェニルアセチレンの水素化反応に用いると高選択的にスチレンを生成し、転化率が100 %を超えた後もスチレンからエチルベンゼンへの過還元が抑制された。これは、ピレン基の立体障害により基質の吸着能が制御されたことによると推察された。さらに、ピレン基とカーボン担体との相互作用により触…

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  • ハーフチタノセン錯体触媒によるエチレンと各種環状オレフィンとの共重合

    原川 仁志, 野村 琴広 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 190-, 2019

    <p>ハーフチタノセン触媒を用いると、エチレンと低歪み環状オレフィンであるシクロオクテンやシクロへプテンとの共重合が進行する。特に本講演では各種環状オレフィンとの効率共重合のための配位子効果や得られるポリマーの熱物性への環サイズなどの効果などを中心に紹介するつもりである。</p>

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  • <sup>1</sup>H-NMR緩和時間測定法を用いた岩石試料の細孔分布解析(第2報)

    熊谷 治夫, 下河原 麻衣, 三野 泰之, 岡野 裕史 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 157-, 2019

    <p>制御された細孔を持つシラス多孔質ガラス膜を標準試料に用い、吸着水分量を制御し<sup>1</sup>H-NMR緩和時間測定を行った。その結果、試料の細孔径に依らず吸着水分量の減少に伴い緩和時間T2は減少することを明らかにした。この結果は細孔内に吸着した水は細孔壁と強く相互作用していることを示唆する。次に、細孔表面の官能基との相互作用の小さい有機溶媒を用い同様の測定を行い、水を用いた結果と比…

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  • 担持白金触媒上での亜ヒ酸水中酸化反応の速度解析

    浦田 誉幸, 松根 英樹, 山本 剛, 岸田 昌浩 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 182-, 2019

    <p>高い毒性を持つ亜ヒ酸塩(As(III))は、一般にヒ酸塩(As(V))へ酸化処理した後に除去しているが、この酸化プロセスは従来の方法ではコストがかかる。本研究室では、酸素によるAs(III)酸化反応に担持白金(Pt)触媒が有効であることを初めて見出したが、その反応機構は未だ明らかにできていない。そこで本研究では、担持Pt触媒上でのAs(III)の水中酸化反応における反応速度解析を行った。ま…

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  • 製油所電力の保安向上への取り組み

    山田 博 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 46-, 2019

    <p>昨年10月に、各地で大規模な被害をもたらした台風24号により電力会社の送電系統が停電し、周波数の急激な低下の影響で袖ケ浦製油所は自家発電設備も停止して全停電になった。電力会社が停電した場合に、自家発電設備が自立運転する信頼性を高めるため、今回の停電における周波数低下や発電機回転数の変動などを推測・検証し、製油所電力の保安向上に向けて、停電検出条件や停電後のタービン制御方法を見直した。この対…

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  • ゼオライト担持Pd触媒を用いたメタンによるベンゼンの直接的メチル化

    岡崎 圭祐, 上野 寛幸, 大朏 彰道, 奥村 和 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 228-, 2019

    <p>ゼオライトにPdを担持した触媒による、メタンを用いたベンゼンの直接的メチル化反応を気相中で達成した。本触媒はすでに報告されているCo系の触媒と同程度以上の活性と寿命を有していた。使用したPd塩の種類、ゼオライトへのPdの担持方法や担持量、触媒への反応前の処理条件が、トルエンの収率に大きな影響を与えた。これらの反応結果や反応前後の触媒に関して解析した結果を中心に報告する。</p>

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  • MgOナノ粒子を用いたZiegler-Natta触媒のマルチグレイン構造の設計

    池田 智博, チャミングワン パッチャニー, 和田 透, 谷池 俊明 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 224-, 2019

    <p>不均一チーグラーナッタ触媒はマルチグレイン構造を有しており、その構造によって触媒性能は大きく変化する。構造性能相関の解明のため多数の研究が試みられてきたが、従来の合成方法ではマルチグレイン構造の制御が困難なため、完全な解明には至っていない。本研究では、MgO粒子をスプレードライ法で凝集させ、その後TiCl<sub>4</sub>で処理することでマルチグレイン構造を有したモデル触媒を調製し、…

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  • リン化物と硫化物の混合触媒による水素化脱硫反応

    張 治宇, 辻野 太紀, 神田 康晴 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 70-, 2019

    <p>重質油の水素化脱硫(HDS)プロセスに対応可能な触媒の開発が求められている。本研究では、広くHDS反応に用いられている硫化NiMo/Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>と高い水素化能を有するRh<sub>2</sub>P/SiO<sub>2</sub>を混合した触媒を用い、HDS反応を行った。ジベンゾチオフェンのHDS反応において、NiMo/Al<sub>2</sub>O…

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  • 配管の腐食事例と検査点の設定

    小倉 剛 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 40-, 2019

    <p>配管腐食事例の原因(直接原因、本質原因)、特徴及び対策について紹介する。</p>

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  • プラントメンテにおける新たな表面塩分除去—新しいレーザークリーニングCoolLaser ® —

    古牧 雄二, 藤田 和久 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 26-, 2019

    <p>老朽化した設備の修繕では古くなった塗膜やサビを完全に除去し新たに塗装を施しますが、従来工法では環境によって騒音や粉塵などの理由で十分な施工ができず塩分の完全除去が困難になりサビが再発したりするケースがあります。CoolLaserは従来工法とは違い研削材等の機械的エネルギーを使わず光エネルギーを使う事でサビ・塗膜を破砕・蒸散させ騒音や粉塵を大幅に削減し、サビの発生と再発の原因とされる塩分を限…

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  • タール成分の改質ポイント—大きな吸熱反応場における熱管理の重要性—

    伏見 祐哉, 渡部 綾, 河野 芳海, 福原 長寿 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 88-, 2019

    <p>トルエンとナフタレンの混合原料の水蒸気改質を調査し、プレート形Ni/Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>構造体触媒の有効性を明らかにした。具体的には、トルエンの単独改質とナフタレンの単独改質では触媒劣化がなく,安定した合成ガス製造域を見出した。しかし、トルエンとナフタレンの混合原料を同条件で改質した場合、炭素析出が進行して触媒が劣化した。各炭化水素の改質性の違いが要因であ…

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  • キレート剤を用いて金属を導入したNiCuAl-LDHによるメタノール水蒸気改質

    赤木 太政, 福 康二郎, 池永 直樹 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 103-, 2019

    <p>水素は現在、天然ガスから製造されているが、資源枯渇の観点から、近年ではバイオマス由来のメタノールからの製造が研究されている。本研究では、金属を吸着したキレート剤M-EDTAと層状複水酸化物(LDH)由来のNiCuAl複合酸化物を組み合わせた触媒を調製し、メタノール水蒸気改質に対する活性を検討した。その結果、Ni/Cu=1/9、500 …

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  • 調製法・ドナーの異なるZiegler-Natta触媒のX線全散乱を用いた構造解析

    和田 透, 高棹 玄徳, チャミングクワン パッチャニー, 寺野 稔, 谷池 俊明 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 129-, 2019

    <p>MgCl<sub>2</sub>担持型Ziegler-Natta触媒の性能が触媒調製法やドナーに依存するのは広く知られた事実であるが、それらが何を通じて触媒性能に影響を与えるのか、具体的な機構については未解明な点が多い。本研究ではこれまで有効な分析手段が限られてきた触媒一次粒子の定量的な構造解析をシンクロトロンX線全散乱によって実現し、触媒調製法やドナーと触媒の構造の相関に焦点を当てた検討…

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  • 様々な担持触媒によるプロピレンからプロピレンオキサイドへの酸化的エポキシ化反応

    杉山 茂, 佐桑 康太, 荻野 友保, 坂本 尚隆, 霜田 直宏, 加藤 雅裕 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 206-, 2019

    <p>プロピレンからプロピレンオキサイド(PO)への酸化的エポキシ化反応に対して高活性を示すと言われていたTiやAlで修飾したMCM-41は、PO収率が0.1%以下であった。一方、H-ZSM-5やTiで修飾したH-ZSM-5は0.6%程度のPO収率を示した。さらに、Ag-Na/SrCO3を用いるとPO収率は2.2%に達した。</p>

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  • 水酸化物とアルコキシドの反応によるSrO-SiO<sub>2</sub>固体塩基触媒の合成

    松橋 博美 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 198-, 2019

    <p>SrOは塩基性の強い固体塩基であるが、調製に難点がある。シリカに高分散したSrOを温和な条件で得ることを目的に、含水水酸化物とテトラエトキシシラン(TEOS)との固−液界面での反応で合成することを試みた。Sr(OH)<sub>2</sub>•8H<sub>2</sub>OとTEOSにイソプロパノノールを加え懸濁液とし、343 Kで12時間反応させ試料を得た。673 …

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  • TNU-9ゼオライトの調製条件の検討と酸触媒反応特性

    陸 遥, Simancas Raquel, 朴 成植, 野村 淳子, 横井 俊之 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 195-, 2019

    <p>ゼオライトは、構造中に規則的に配列した空隙を持ち、その細孔のサイズやネットワークトポロジー及び骨格の組成によって異なる触媒性能を表す。本研究では、低級オレフィンを選択的に製造するナフサ接触分解触媒の開発を目的として、TNU-9ゼオライトを調製し、ナフサ接触分解における触媒性能の評価を行った。</p>

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  • Methane selective oxidation to formaldehyde on metal phosphates by oxygen atom shuttle

    Ghampson Isaac Tyrone, Yun Gwang-Nam, Yoza Masaaki, Lundin Sean-Thomas B., Kobayashi Yasukazu, Oyama S. Ted 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 16-, 2019

    <p>A series of silica-supported transition metal phosphate catalysts was tested in the partial oxidation of methane using an X+O<sub>2</sub>/AO system at moderate temperatures. It was found that …

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  • ゼオライト触媒によるCFRP熱分解ガスの軽質化プロセスの検討

    大島 一真, 藤井 大将, 森田 一将, 保阪 真喜, 室井 髙城, 里川 重夫 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 179-, 2019

    <p>炭素繊維強化プラスチック(CFRP)は軽量・高強度の特性を有しており、近年その需要が増加している複合材料である。CFRPのリサイクル法である熱分解法の問題点は、炭素繊維の損傷抑制のため比較的低温で熱分解を行っており、樹脂が完全に分解されず、装置閉塞を誘発する重質成分が排出される点である。そこで、熱分解ガスに対して種々のゼオライトを用いてクラッキングを行い、熱分解ガスの軽質化を検討した。本発…

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  • 高分子電解質膜への導入を指向したcore-shell型ナノ粒子のshell厚制御によるプロトン伝導性能

    田端 恵介, 野原 智裕, 小関 和喜, 鈴木 亨奈, 嶋田 隆一朗, 有田 稔彦, 増原 陽人 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 236-, 2019

    <p>シリカナノ粒子にポリアクリル酸とポリスチレンのブロックポリマーを被覆した、core-shell型ナノ粒子は、PEFCの高分子電解質膜として用いられているNafion®の課題解決に有効と考え、我々は、粒子共存制御ラジカル重合法にて、core-shell型ナノ粒子の作製方法を確立してきた。本研究では、shell層のポリマー導入量とプロトン伝導性能の関係について明らかにした。</p>

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  • 内部凝縮型反応器(ICR)を用いる二酸化炭素からのDME合成

    荒木 貴裕, 朝見 賢二, 小俣 光司, 藤元 薫 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 215-, 2019

    <p>水素は再生可能エネルギーの中でも重要なエネルギー媒体であり、この点からCO<sub>2</sub>と水素から燃料を合成することが求められる。しかし、CO<sub>2</sub>から燃料を合成する場合、平衡の制約や水の副生の問題がある。近年、CO<sub>2</sub>からメタノールを合成する際、上記の問題点を解決するために、内部凝縮型反応器(ICR、Internal …

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  • タングステン-パラジウム触媒を用いた1,2-オクタンジオールの水素化脱酸素による<i>n-</i>オクチルエーテル合成

    早坂 弘樹, 中川 善直, 田村 正純, 冨重 圭一 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 74-, 2019

    <p>石油資源の代替として利用が期待されるバイオマス資源は、一般的に石油資源に比べ含酸素率が高く、有用化成品への変換には脱酸素が必要となる。本研究ではジオールから脱酸素と脱水を一段で行いエーテルを得る反応系の構築を目指し、モデルとして1,2-オクタンジオールから<i>n-</i>オクチルエーテルへの変換に有効な触媒の検討を行った。結果、WO<sub>x</sub>-Pd/TiO<sub>2</s…

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  • Pt/BEAによるプロパンの脱水素に対するFeの添加効果に関する速度論的検討

    牛木 涼友, 星野 浩慶, 松方 正彦 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 33-, 2019

    <p>我々はプロパンの脱水素反応に対するBEA型ゼオライト担持Pt触媒にFeを添加すると著しく活性、選択性、寿命が向上することを見出した。本研究では、このPtとFeをBEAに共担持した触媒について速度論的検討を行った。反応には常圧固定層流通式反応器を用い、500-600℃にてプロピレンおよび生成物である水素の分圧を様々に変えて、速度論的検討を行った。分光学的検討を行った結果と併せて、Fe添加の効…

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  • ポリオレフィン産業−将来の技術開発の方向性ー

    田谷野 孝夫 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 6-, 2019

    ポリオレフィンが誕生して60年余が過ぎ去った。その間、技術面では幾多の革新的触媒の開発に支えられ、大産業へと発展した。その一方で、事業面では競争の激化に伴い、業界の構図は大きく変貌した。本発表では、まず事業環境の現状認識を述べる。ついで、研究開発の方向性として、高付加価値製品開発の重要性を指摘する。あわせて、現在取り組まれている高付加価値製品を目指した技術開発の一端を紹介する。

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  • 重質油の分解によるニードルコークスの生産

    大山 隆 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 31-, 2019

    <p>世界的にESG経営が重要視される中、FCC残渣油を原料にしてニードルコークスを生産し、高品質な電気製鋼用黒鉛電極の骨材を生産するとともに、電気自動車用のリチウムイオン電池の炭素材を生産している。本発表では、このスキームと装置の信頼性向上の考え方を紹介する。</p>

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  • デジタルトランスフォーメーションによる設備管理のスマート化

    秋庭 智泰, 白井 呂尚, 長澤 英治 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 95-, 2019

    <p>日本の製造業・インフラ産業は、グローバル競争の激化や高いエネルギーコスト、労働人口の減少と高年齢化、外国人労働者の増加、設備の高経年化などの状況下で、設備故障が減らない、設備や人の操作ミスによる事故リスクの増大、設備管理コストの見える化が不十分、技術・技能伝承不足などの問題を抱えている。</p><p>YOKOGAWAが考える設備管理の課題は、要員・人財不足の中、古い設備を使いこなしながら安…

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  • スルホン化活性炭触媒と強酸性陽イオン交換樹脂触媒の活性比較

    坂本 友樹, 今村 和也, 恩田 歩武 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 80-, 2019

    <p>固体酸触媒のブレンステッド酸作用による糖類の加水分解ステップや遊離脂肪酸のエステル交換ステップは、バイオマス利用において重要である。本研究では、AC-SO<sub>3</sub>H触媒およびAmberlyst 70触媒の加水分解活性がオリゴ糖の重合度が増えるにつれて逆転する原因解明を検討し、固体触媒の吸着特性と触媒活性に明確な相関性があることを見出した。さらに、様々な基質に対する触媒活性を…

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  • CH<sub>4</sub>のドライ改質場と炭素捕集場を組み込んだ構造体システムに及ぼす操作条件の影響

    松井 義人, 白井 千聖, 渡部 綾, 河野 芳海, 福原 長寿 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 105-, 2019

    <p>我々は、CH<sub>4</sub>のドライ改質に対するNi系構造体触媒の反応特性を調査し、合成ガスが安定的に製造されることを報告している。さらに触媒後段部のステンレス中空管内で固体炭素を捕集できることを明らかにした。本研究では、捕集温度の変化が炭素捕集量に及ぼす影響を検討した。その結果、捕集温度を一定に保持したときと比較して、捕集温度を時間と共に変化をさせた条件の方が、より多くの炭素を捕…

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  • 機械学習を用いた構造決定によるTiCl<sub>4</sub>終端MgCl<sub>2</sub>ナノ粒子の化学組成-構造相関の解明

    高棹 玄徳, 和田 透, Chammingkwan Patchanee, 寺野 稔, 谷池 俊明 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 130-, 2019

    <p>TiCl<sub>4</sub>/MgCl<sub>2</sub>ナノ粒子はポリオレフィン生産の大半を担うZiegler-Natta触媒の一次粒子を構成する要素である。その一次粒子構造は合成されるポリマーの一次構造分布に関する重要なファクターであるが、詳細は未だに解明されていない。本研究では機械学習とDFT計算を組み合わせた非経験的構造決定プログラムにより、異なる化学組成におけるTiCl<…

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  • ディーゼル酸化触媒共存材料の触媒特性への影響

    田中 潤矢, 新井 聡史, 鈴木 秀律, 森 高行, 内澤 潤子, 小渕 存, 濵田 秀昭, 佐々木 基 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 176-, 2019

    <p>ディーゼル排ガスには未燃HCやCO、NO等有害物質が含まれており、その浄化にPtPd/Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>系の酸化触媒が用いられる。実用的には排ガスに微量含まれるS,P等の触媒毒の除去や熱伝導等の部材特性向上のため、助触媒と称するセリア系材料を共存させることが多い。助触媒と酸化触媒は物理混合で使用することが多く化学的相互作用は考えにくいにも関わらず、助触媒…

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  • 小細孔ゼオライトの骨格構造がMTO反応活性に及ぼす影響

    西鳥羽 俊貴, 野崎 拓弥, 朴 成植, 野村 淳子, 横井 俊之 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 193-, 2019

    <p>小細孔ゼオライトはメタノールからのオレフィン合成反応(MTO反応)において高いオレフィン選択性を示すことから注目を集めている。本研究では種々の小細孔ゼオライトの合成を行い、MTO反応における活性、選択性について検討をおこなった。検討を行ったゼオライトの中で、AEI、RTHは高いプロピレン選択性を示し、LEV、CHAは高いエチレン選択率を示した。それぞれの触媒の選択性の違いと細孔特性、酸特性…

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  • 岩石表面における原油吸着現象の検討

    下河原 麻衣, 服部 達也, 秋田 康幸, 三野 泰之 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 158-, 2019

    <p>岩石表面の濡れ性は、貯留層の流動特性評価や増進回収法適用時における増油メカニズムを検討する際に重要となる。ラボスケールで貯留層における流動を模擬するコア流動試験を実施する際、使用する岩石を貯留層状態に復元するために「エイジング」作業を実施するが、エイジングによる濡れ性の回復について定量的に検討されている事例は多くない。本研究ではエイジング期間を変化させた場合の岩石表面に関して接触角測定を用…

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  • 担持貴金属触媒上でのヒドラジンによるセレン酸の水中還元

    居藤 恭吾, 松根 英樹, 山本 剛, 岸田 昌浩 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 181-, 2019

    <p>毒性のあるセレンは工業廃水から除去する必要があるが、セレン酸は除去困難なため、セレン酸を金属セレンに還元してから除去する方法が検討されている。しかし、セレン酸は非常に安定で還元されにくいという課題がある。これに対して本研究室では、セレン酸の水中還元反応に対して担持貴金属触媒が有効であることを見出した。本研究では、そのセレン酸還元に貴金属種と担体種が及ぼす影響、ならびに触媒の劣化挙動について…

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  • 重質残渣油のRFCC原料化のためのRDS触媒システム開発(第3報)-脱れき油の反応性予測-

    松下 康一, 東 正浩, 岩間 真理絵, 髙村 徹 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 50-, 2019

    <p>減圧残差(VR)留分は主に比較的安価な高硫黄C重油あるいはアスファルテンに利用されており、ガソリン等の高付加価値な軽質留分に転換するには、流動接触分解(RFCC)などを用いたアップグレーディングが必要となる。このため、当社ではVR留分を溶剤脱れき装置(SDA)にて抽出して得られる脱れき油(DAO)を重油脱硫装置(RDS)で処理することにより、従来C重油として使用されていた留分を、接触分解装…

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  • プロトン伝導性イオン液体による固体高分子電解質膜の創製

    鈴木 亨奈, 野原 智裕, 田端 恵介, 有田 稔彦, 増原 陽人 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 240-, 2019

    <p>固体高分子形燃料電池は、多数の利点を有する一方で、電解質膜として主に使用されているNafionRにより、高コストとなっている。そこで本研究では、代替となる電解質膜の創製を目指し、イオン液体を用いた電解質膜の開発を試みた。イオン液体としてビニルホスホン酸、1-プロピルイミダゾールを、電解質膜の物理的強度向上のため疎水性モノマー、または架橋剤を添加することで、イオン液体的性質を持つブロック共重…

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  • 電場印加反応場における低温メタン炭酸ガス改質の反応メカニズム

    山野 遼太, 山田 研成, 比護 拓馬, 小河 脩平, 関根 泰 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 217-, 2019

    <p>CH<sub>4</sub>とCO<sub>2</sub>の有用物質転換を目的として、電場印加反応場におけるメタン炭酸ガス改質反応を検討した。これまでの研究で、Ni/La-ZrO<sub>2</sub>触媒への電場印加により、523Kという低温域で反応が進行し、従来の熱反応で課題となっていた炭素析出を大幅に減らすことができた。そこで、電場印加時の詳細な反応機構を解明するために伝導度の温度依…

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  • 広域ガス監視システムの高度化

    都築 斉一 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 45-, 2019

    <p>高感度な赤外線カメラを用いて、広域の可燃性ガスを可視化し常時監視する技術について、2015年・2017年・2018年と報告を行ってきた。今回、実地での撮影実験を行い、更なる画像処理を推し進め自律的な監視の精度を高めてきた。加えて、複数台のカメラをシステマティックに連携し、集中監視によりパトロール業務の改革を構想したので報告する。</p>

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  • 排水処理設備の能力を診断するモバイル装置の活用および前処理装置の開発

    斎藤 勇人, 豊田 光宏, 小森 一幸 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 66-, 2019

    <p>製油所運営において排水処理設備は環境規制に対応するために必須な装置である。しかし、排水処理設備の能力や余力がどの程度あるのか即時に判断することは困難であり、特に生物処理装置は微生物を活用した処理となるため状態を把握することは難しい。そこで、排水処理設備の生物処理装置の能力を診断するモバイル装置の開発を行い、検証を行っている。本研究では従来のモバイル装置の活用に加えて前処理装置について報告す…

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  • 小角散乱法によるアスファルテン凝集緩和挙動における溶媒と温度効果に基づく相互作用様態の評価

    森田 剛, 森本 正人, 山本 秀樹, 田中 隆三 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 57-, 2019

    <p>アスファルテンの凝集緩和挙動について、極小角散乱を複合化した小角散乱法により評価した。 溶媒効果として、幅広いハンセン溶解度パラメータ依存性を検討したところ、一次凝集体に相当する散乱シグナルに大きな変化が観測された。また、高温高圧下での挙動でも、同様に一次凝集体に顕著な変化が見られる一方で、極小角域の変化はわずかであった。最も凝集緩和を促進するneatな溶媒であるブロモベンゼンでは、高温域…

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  • 製油所のデジタル・トランスフォーメーションに向けて

    山下 善之 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 93-, 2019

    <p>製油所のデジタルトランスフォーメーション(DX)に不可欠な要素技術についてAI・IoTを中心に簡単に紹介し、先行している取り組みや成功させるための要因などについても紹介する。</p>

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  • 炭素材料の構造制御と固体酸触媒の調製

    檜貝 大輔, Lee Changmin, 鈴木 裕人, Nguyen Thanh Tung, 銭 衛華 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 89-, 2019

    <p>セルロースをグルコースなどの単糖類へ加水分解するプロセスにおいては、触媒構造を制御することで、触媒への基質の接触効率が改善され、活性向上が期待できる。本発表では、グラファイトからグラフェンの新規調製法や、バイオマス由来活性炭の新規調製法を開発し、炭素材料の構造制御を試みた。また、得られた炭素材料から固体酸触媒を調製し、セルロース糖化反応における活性を評価するとともに、触媒構造が活性へ及ぼす…

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  • 電場印加触媒反応を用いた水からの水素生成

    牧浦 淳一郎, 黒澤 佑太郎, 荻野 健太郎, 比護 拓馬, 小河 脩平, 関根 泰 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 101-, 2019

    <p>触媒に電場を印加し、触媒の酸化還元反応を促進することで水から水素を生成する最適触媒の探索を行った。その結果、623KにおいてCe<sub>0.67</sub>Cr<sub>0.33</sub>O<sub>2</sub>が高い酸素放出活性と微量な水素生成活性を示した。さらに水素生成活性を向上させるため、Ce<sub>0.67</sub>Cr<sub>0.33</sub>O<sub>2</su…

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  • 金属酸化物ナノシート膜の開発:水および有機溶剤中における分離性能

    中川 敬三 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 13-, 2019

    <p>二次元ナノシート材料を多層に積み重ねることで形成するナノシート積層膜は、簡易な手法によりナノオーダーの膜厚での薄膜形成が可能であり、高い透過性やナノシート層間で形成される二次元ナノチャネルを利用した高選択性が期待できるため、注目を集めている。本研究では金属酸化物ナノシートを利用したナノシート積層膜を開発している。得られた積層膜のチャネル構造を考察し、その上で水処理および有機溶剤分離の可能性…

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  • 高効率NO<sub>x</sub>分解を可能とするCu-Pd合金触媒の開発

    Xing Feilong, Jaewan Jeon, 清水 研一, 古川 森也 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 12-, 2019

    <p>自動車排ガス中に含まれるNO<i><sub>x</sub></i>の還元には現在Pt、Pd、Rh等の貴金属が用いられており、これら貴金属使用量の低減が求められている。また貴金属触媒の場合、200℃付近の低温領域ではN<sub>2</sub>選択性が低く、地球温暖化効果の高いN<sub>2</sub>Oが多く生成してしまうという問題もある。今回我々はCu<sub>5</sub>Pd/Al<s…

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  • Insight into the governing factors for ammonia synthesis in the electric field using a DFT study

    村上 洸太, 田中 雄太, 林 流石, 堺 竜哉, 久井 雄大, 小河 脩平, Jeong Gil Seo, 石川 敦之, 常木 英昭, 関根 泰 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 20-, 2019

    <p>アンモニアは水素キャリアとしての利用が期待されており, その新たな需要に合わせて、低温・低圧で効率良く駆動する合成プロセスの開発が求められている。我々は、Cs/Ru/SrZrO<sub>3</sub>に電場を印加することで低温域においても効率良くアンモニアを合成することに成功してきた。さらなる活性向上のため、電場印加時の活性を支配する因子を検討したところ、担体のプロトン供与能および担持金属…

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  • 小型加熱気化装置を用いた石油製品中の水銀測定と公定法との比較結果の報告

    三ツ井 亮洸, 谷田 幸次, 日下 雅明, 渡辺 朋亮 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 170-, 2019

    <p>小型加熱気化装置を用いて水銀測定のアプリケーション拡充を進めている。本発表では、石油サンプルを対象として、ASTM規格/UOP938-10に認定された測定方法と比較した結果を報告する。また、捕集管を用いて金属水銀と分子状水銀の分別測定した結果も併せて報告する。</p>

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  • 原油・天然ガス中の水銀に関する技術的知見

    金田 英伯 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 164-, 2019

    <p>原油・天然ガス開発において、産出流体中に水銀が含まれることがあり、アマルガム腐食、触媒毒、環境への配慮から、除去することが一般に行われてきている。インペックスソリューションズはINPEXの100%子会社として本年設立したが、INPEXグループにおける技術的知見を集約し、グループ内外に発信することを目指しており、水銀に関する知見も現在集約整理中である。本発表では、主に国内で経験してきたナフサ…

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  • 全固体光触媒を用いた人工光合成―H<sub>2</sub>Oを電子源とするCO<sub>2</sub>の光還元―

    寺村 謙太郎, 堀 和貴, 長谷川 雄大, 寺尾 陽介, 巽 浩之, Wang Shuying, Pang Rui, Huang Zeai, 井口 翔之, Wang Zheng, 朝倉 博行, 細川 三郎, 田中 庸裕 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 18-, 2019

    <p>植物が行っている光合成を模倣して、H<sub>2</sub>Oを電子源としてCO<sub>2</sub>を常温・常圧下で基礎化成品へ光還元する研究が近年盛んにおこなわれている。しかしながら、各種の光触媒を用いてH<sub>2</sub>O中でCO<sub>2</sub>の光還元を行うと、電荷分離によって生成した電子はCO<sub>2</sub>ではなくH<sup>+</sup>を優先的に還…

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  • 種々の水素化反応に高い活性を示すSi修飾Ni触媒の開発

    Simanullang Wiyanti, 古川 森也, 清水 研一 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 5-, 2019

    硝酸Niとトリフェニルシランの混合エタノール溶液を用いてNiおよびSi種をSiO<sub>2</sub>担体に共含浸担持し、500℃焼成、500℃還元することでNi-SiO<i><sub>x</sub></i>/SiO<sub>2</sub>触媒を調製した。XRDからはNiナノ粒子の生成が確認された。この触媒はトルエン水素化において、通常のNi/SiO<sub>2</sub>に比べ17倍程度高い…

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  • 石油、ガス産業における温度差や周期的温度変化に起因する漏洩防止の新しいソリューション

    ボンジュン ジー, 車戸 宏 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2019f (0), 23-, 2019

    ...<p>製油所および石油化学プラントは、多くのシェルアンドチューブ熱交換器、反応器、塔などを使用している。特に、ジョイントフランジとボルトの熱膨張差により、熱交換器には多くの漏れの問題がある。 この熱膨張差はボルトの締め付け損失とフランジの熱変形を引き起こすが、一般的なガスケットではこれらの重大な条件に耐えることができず、リークが発生することがある。...

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