検索結果を絞り込む
三浦 真, Mike Jollands, Aaron Palke, Ziyin Sun, Wim Vertriest, 桂田 祐介 宝石学会(日本)講演会要旨 45 (0), 12-12, 2023
...またペリドットはパラサイト(石鉄隕石)からも見つかっている。本研究ではペリドットの産地鑑別の可能性について議論するために、様々な起源のペリドットを FTIR による結晶構造中の欠陥解析および LA-ICP-MS による主要元素・微量元素の定量分析を実施し、比較検討した。...
DOI
羽場 麻希子 日本地球化学会年会要旨集 68 (0), 75-, 2021
...本研究では、石鉄隕石メソシデライトのルチルおよびジルコンを用いて、92Nbの太陽系初生存在度を高精度に決定することを試みた。分析したルチル試料では、Nb/Zr比に応じた92Zrの過剰が検出された。また、ジルコンおよびルチルの全てデータがアイソクロン直線上にプロットされることが確認された。...
羽場 麻希子, Jörn―Fredrik Wotzlaw, Yi―Jen Lai, 山口 亮, Maria Schönbächler 日本地球化学会年会要旨集 66 (0), 175-, 2019
...ベスタに起源を持つとされるもう一つの隕石に石鉄隕石メソシデライトがある。メソシデライトのO,Cr,Ti同位体組成はHED隕石と完全に一致しており,ベスタに由来すると考えられる。しかし,メソシデライトの形成は母天体の破壊を伴うはずであり,分化構造を保持する従来のベスタ像とは合わない。...
本馬 佳賢, 飯塚 毅, 石川 晃 日本地球化学会年会要旨集 66 (0), 219-, 2019
...<p>パラサイト隕石はカンラン石とFeNiメタルが共存する石鉄隕石で、母天体のコア-マントル境界を代表すると考えられてきた。これまでにパラサイト隕石の形成メカニズムは岩石学的・地球化学的アプローチによって考察されてきたが、未だに議論が続いている。パラサイト隕石の詳細な年代決定を行うことは、パラサイト隕石の形成プロセスに制約を与えるという点で重要である。...
羽場 麻希子, 長尾 敬介, Jörn―Frederik Wotzlaw, 山口 亮 日本地球化学会年会要旨集 65 (0), 145-, 2018
...<p>本研究では、石鉄隕石メソシデライトのジルコンを用いて、消滅核種Pu-244の太陽系形成時における存在度(Pu/U比)を精度良く決定することを試みた。用いたジルコンのウランおよびトリウム濃度は個々の粒子間で比較的均一であり、U = 1.1 ± 0.3 ppm、Th = 0.08 ± 0.06 ppmであった。...
羽場 麻希子, 長尾 敬介, Jörn―Frederik Wotzlaw, 山口 亮 日本地球化学会年会要旨集 65 (0), 259-, 2018
...<p>石鉄隕石メソシデライト中のジルコンを用いて、微量元素定量分析、ID-TIMS法による高精度U-Pb年代分析、全希ガス同位体分析を行い、母天体の地殻形成と大規模衝突の年代決定およびその冷却過程、そして地球に飛来するまでの期間(宇宙線照射年代)の見積もりを行った。...
高山 愛枝, 大藤 弘明 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2018 (0), 111-, 2018
...パラサイト隕石は、オリビンとFe-Ni合金で構成される石鉄隕石であり、その形成メカニズムは未だ明らかにされていない。パラサイトのオリビン中には普遍的に微小包有物が含まれることが確認されている。本研究では、パラサイトの起源について鍵を握るかもしれないその微小包有物に着目し、鉱物学的記載を通してその形成プロセスと条件の推定を行った。...
羽場 麻希子, Yi―Jen Lai, Jörn―Fredrik Wotzlaw, 山口 亮, Maria Schönbächler 日本地球化学会年会要旨集 64 (0), 198-, 2017
...<p>本研究では、石鉄隕石メソシデライト中のルチルとジルコンに着目し、太陽系形成時における92Nb/93Nb比を精度よく決定することを試みた。変成度の異なるメソシデライト4試料から分離したルチルのNb-Zr年代は4527±15 Maであり、ジルコンのPb-Pb年代(4527.9±1.3 Ma)と良く一致した。...
本馬 佳賢, 飯塚 毅 日本地球化学会年会要旨集 64 (0), 261-, 2017
...<p>パラサイト隕石はカンラン石とFeNiメタルを主要構成鉱物に持つ石鉄隕石であり、惑星の進化、特にマントルの進化を読み解くことが期待される。これまでにパラサイト隕石の形成メカニズムは岩石学的・地球化学的アプローチによって考察されてきたが、未だに謎が多い。パラサイト隕石の詳細な年代決定を行うことは、母天体上での形成プロセスに制約を与えるという点で重要である。...
八木 晃, 羽場 麻希子, 岡林 識起, 山口 亮, 横山 哲也 日本地球化学会年会要旨集 64 (0), 260-, 2017
...<p>石鉄隕石メソシデライトにはジルコンが含まれることが報告されている。本研究ではメソシデライト中ジルコンの母天体における形成過程を解明するために、全変成度を網羅したジルコンの系統的研究を初めて行った。変成度の異なる5つの試料を用いてジルコンの詳細な構造観察およびLA-ICPMSによる微量元素濃度測定を行った。NWA 8741に関してはEPMAを用いて鉱物観察を行った。...
本馬 佳賢, 飯塚 毅 日本地球化学会年会要旨集 63 (0), 136-, 2016
...本研究では、IIIAB鉄隕石と起源天体を同一とすると考えられている石鉄隕石のパラサイト隕石を用いたHf-W同位体年代学によりモデル年代の妥当性を評価する。パラサイト隕石は鉄隕石と同様にモデル年代が求められている一方で、金属相とケイ酸塩相の両方が存在するため、上記の仮定無しにHf-W内部等時線年代測定が可能であり、モデル年代の評価を行うことが可能となる。</p>...
平田 岳史, 佐藤 竜也, 坂田 周平, 向山 翔, 折橋 裕二 日本地球化学会年会要旨集 59 (0), 29-, 2012
...mまで絞り込んだレーザーを用い、段階的に異なるフルエンスによるレーザー走査を複数回繰り返すことで、石鉄隕石中の酸化物相、リン化物相、Fe-Ni金属相、Olivine相を区別しながら元素の分布分析を行った。...
深海 雄介, 木村 純一, 入澤 啓太, 横山 哲也, 平田 岳史 日本地球化学会年会要旨集 57 (0), 272-272, 2010
...IIIAB鉄隕石と石鉄隕石のパラサイトメイングループ(PMG)は化学組成や酸素同位体組成により、その起源について強く関連があると考えられている。本研究ではこれら隕石の金属部分のタングステン安定同位体組成をレニウム添加による外部補正法を用いて多重検出器型誘導結合プラズマ質量分析計により測定した。また、W濃度の測定を同位体希釈法により行った。...
横山 隆臣, 内山 嘉子, 平田 岳史 日本地球化学会年会要旨集 56 (0), 80-80, 2009
...本研究では、HfとWの金属相―ケイ酸塩相間での分配挙動を調べる目的で、パラサイト(pallasite)石鉄隕石に注目し、金属相およびオリビン相中での両元素の分布状態(均一性)や分配係数の決定を行った。本研究では、金属質試料中の微量元素分析を行うため、フェムト秒レーザーアブレーション-ICP質量分析法(fs-LA-ICPMS)を用いた。...
玉置 美奈子, 三澤 啓司, 山口 亮, 海老原 充 日本地球化学会年会要旨集 51 (0), 246-246, 2004
...石鉄隕石であるメソシデライトに含まれるケイ酸塩クラストは、ユークライト隕石に類似している。しかしメソシデライトのケイ酸塩クラストはユークライトに比べシリカ鉱物やリン酸塩鉱物が多く、親鉄元素存在度が高いなどの相違点が存在しており、メソシデライトのケイ酸塩クラストがユークライトと同一母天体起源であるかどうかは明らかにされていない。...
玉置 美奈子, 三澤 啓司, 山口 亮, 海老原 充 日本地球化学会年会要旨集 50 (0), 36-36, 2003
...石鉄隕石の一種であるメソシデライトは、Fe-Ni金属とケイ酸塩包有物からなる。メソシデライトのケイ酸塩包有物はHED隕石と類似しているが、その起源は不明である。そこでケイ酸塩包有物に着目し、その全岩希土類元素分析からメソシデライトのケイ酸塩包有物のもととなったマグマの化学組成を推定する。さらに岩石鉱物学的研究から、ケイ酸塩包有物の金属相との混合による熱・化学組成の変化を見積もる。...
奈良岡 浩, 矢内 桂三, 藤田 秀二, Hiroshi Naraoka, Keizo Yanai, Shuji Fujita 南極資料 = Antarctic Record 34 (2), 216-224, 1990-07
type:P(論文)
DOI 機関リポジトリ Web Site