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検索結果 3,475 件

  • 陳旧性骨粗鬆症性椎体骨折例のX線変化および身体機能の特徴

    千葉 恒, 小林 徹也, 清水 睦也, 妹尾 一誠, 今井 充, 杉澤 裕之, 横濱 響, 菅原 敏暢 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 159-159, 2024-03-31

    <p>【目的】</p><p>骨粗鬆症に伴う椎体骨折 (VF)は、社会の高齢化に伴い増加しており、骨折リエゾンサービスも展開されている。しかし、VF後の脊柱骨盤矢状面アライメントの変化や身体機能の特徴を調査した報告は限られる。本研究の目的は、陳旧性VF例の X線変化および身体機能の特徴を検討し、QOL低下予防に向けた理学療法の一助とすることである。 …

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  • 円背の評価法の確立と重症逆流性食道炎との関係

    西村 智子, 下村 考史, 鈴木 俊生, 稲垣 恭和, 伴 尚美, 中村 英樹, 坂本 京子, 伊谷 賢次, 葛西 恭一 日本消化器病学会雑誌 120 (12), 993-1002, 2023-12-10

    <p>【目的】円背の簡便な計測法を考案し,逆流性食道炎との関連を調べた.【方法】CT画像で脊椎後弯の程度を計測(IKCT),検者10名が10例を計測した.検者1名が47例を2回計測し,20例の円背指数を測定し妥当性を調べた.また逆流性食道炎軽症群241例,重症群62例で症例対照研究を行った.【結果】検者間級内相関係数は0.977,検者内級内相関係数は0.974,円背指数との相関指数は0.731で…

    DOI PubMed 医中誌

  • 消費者の農業や農作物に対する関心とCSA の加入意向に関する研究

    橋本 佳奈, 山口 創 環境情報科学論文集 ceis37 (0), 98-103, 2023-12-08

    <p>本研究では,消費者の特徴のなかでも農業や農作物に対する考えに着目し,消費者のCSA 加入意向との関係を明らかにした。鳥取市若葉台地区で実施したアンケート調査で得られた212 部を用い分析した結果,回答者のうち35.3%がCSA 加入意向を示すことが明らかとなった。また,消費者のなかでも農業や農作物に対して幅広い関心を示す「多角的関心層」が,全般的に関心の低い「低関心層」「無関心層」と比べて…

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  • 1930年代静岡県における新興報徳運動と新興生活館

    畠中 耕 社会福祉学 64 (3), 1-13, 2023-11-30

    ...<p>本研究の目的は近代報徳思想が社会事業の成立と展開に与えた影響について,報徳運動の中心地であった静岡県を対象に明らかにすることにある.本論文はその目的遂行の一端として,静岡県で独自に発展した隣保事業施設である新興生活館を考察対象とする.新興生活館は1930年11月に発生した北伊豆地震の被災地に全国から寄せられた義捐金の使途をめぐる構想から計画され,昭和恐慌期の更生運動下において県内に広く普及した...

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  • ディーセント・ワークを実現するIPS援助付き雇用

    中原 さとみ 産業精神保健 31 (4), 189-194, 2023-11-20

    <p>2023年4月G7の労働雇用大臣会合での共同声明において,働きがいのある人間らしい仕事(ディーセント・ワーク)を推進することが示されている.一方でIPS援助付き雇用がエビデンスに基づく援助付き雇用として過去30年で国際的に広がり,現在,世界20か国で利用できる.本稿では,このIPS援助付き雇用の概要とともにディーセント・ワークを目指してIPSではどのように取り組んでいるのか紹介する.厚生労…

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  • 北海道道北・道東圏内における炎症性腸疾患患者の医療連携構築に向けた課題

    佐藤 允洋, 上野 伸展, 杉村 浩二郎, 岩間 琢哉, 田中 一之, 坂谷 慧, 芹川 真哉, 安藤 勝祥, 嘉島 伸, 石川 千里, 武藤 桃太郎, 稲場 勇平, 盛一 健太郎, 田邊 裕貴, 奥村 利勝, 藤谷 幹浩 日本消化器病学会雑誌 120 (7), 590-601, 2023-07-10

    <p>炎症性腸疾患(IBD)患者の基幹病院と地域中核病院における医療連携の確立は,本邦において重要な課題となっている.本研究は,北海道内の多施設による後ろ向きコホート研究とアンケート調査から,その診療実態と医療連携構築の課題を明らかにすることを目的とした.その結果,IBD患者の基幹病院へ集中と診療格差が明らかとなり,地域中核病院での病院機能,メディカルスタッフのIBD診療理解度の低さが逆紹介の課…

    DOI PubMed 医中誌

  • 日本における社会福祉運動の展開とその特質

    永岡, 正己, NAGAOKA, Masami 日本福祉大学社会福祉論集 (148) 19-46, 2023-03-31

    ...本稿は,日本の社会福祉運動の展開過程を,今日の社会福祉の課題をふまえて通史的に概観したものであり,国際シンポジウム報告(2018 年)を加筆修正したものである.まず社会福祉運動の概念と範囲および戦後 1970 年代にかけての研究動向にふれ,社会運動との関係や社会福祉運動の捉え方を簡単に述べた.その上で,明治初期の「慈善運動」から,産業革命期からの慈善事業と人権・福祉に関連する運動,第一次世界大戦後の社会事業...

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  • 京都盲唖院と残された資料からみる相互扶助のアクチュアリティ

    木下 知威, 本橋 仁, 山川 志典 住総研研究論文集・実践研究報告集 49 (0), 191-202, 2023-03-31

    本研究では明治 11(1878)年に開かれた京都盲唖院とそれを囲む人たちで相互に助け合うことを「相互扶助」と定義し,当時の地域における住生活と,現代の京都盲唖院史料をめぐる関わり方について歴史的かつ批判的参照点を提供することを目的としている。結果, 盲唖教育という新規の教育はひとつの学校では成しえることがないからこそ,成り立つ関係性だったと考えられる。また,現代においても資料・文化遺産化した京都…

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  • 方面委員制度における女性の位置─女性は排除されたのか

    山田, 知子, YAMADA, Tomoko 放送大学研究年報 40 35-52, 2023-03-25

    ...第一次世界大戦後の日本は、西欧文化が流入し、職業をもつ女性が増大し、慈善事業や社会事業分野においても女性を登用しようという機運がもりあがっていた。しかし、方面委員制度は、男性独占の無給の名誉職という色彩が強く、きわめて保守的な組織であったため女性を登用するという発想そのものが現場にはなかった。...

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  • 原子力災害時における要配慮者の地域特性—要配慮者の社会的包摂をめざした事前対策の必要性—

    中村 誠昌 日本災害医学会雑誌 28 (1), 19-27, 2023-03-24

    <p>【はじめに】原発立地・隣接道府県の防災計画は、類似が多く地域特性が考慮されていない。各原発周辺の地域特性を調査し、類似する内容の防災計画の是非と改善策を検討した。【方法】令和2年国勢調査を用いて各PAZ/UPZ内人口と世代別割合を調べた。また原発周辺地域での過去20年の要配慮者等の変化を検討した。【結果】多くの原発周辺で急激な人口減少と高齢化が進んでいた。要配慮者等の割合もすべてで増え続け…

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  • 市町村社会福祉協議会の設立過程と実践理論の形成

    川上, 富雄, カワカミ, トミオ, Kawakami, Tomio 駒澤大學文學部研究紀要 80 19-47, 2023-03

    ...二人は、GHQおよび日本政府の計らいでアメリカ社会事業視察に派遣され、そこで見聞した地域住民主体による共通課題解決への取り組みを促進・支援するコミュニティ・オーガニゼーション(以下「CO」)実践に触れ、日本おけるCO実施機関として市町村社協の設置を強く構想するようになったと考えられる。...

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  • 児童福祉法の保育所規定への「保育に欠ける」の挿入の経緯――公の支配と保育所規定の連動――

    佐藤 光市 社会福祉学 63 (4), 1-14, 2023-02-28

    ...<p>本研究は,児童福祉法成立時にすべての乳児又は幼児(以下,子ども)を対象とした保育所規定が,第5次改正で「保育に欠ける」子どもに対象を制限する規定となった経緯を検討した.そこで被占領期に,GHQの指令(SCAPIN775)による公の支配に属するものに民間社会事業(以下,民間)を取り込んで社会福祉制度を構築したことに着眼し,法の立案から成立後の第5次改正までの過程を分析した.その結果,公の支配と保育所規定...

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  • 診断に苦慮した心タンポナーデを合併した節外性NK/T細胞リンパ腫,鼻型の1例

    福西 雅俊, 佐藤 麻美, 久島 幸穂, 小林 亮太, 後藤 浩実, 西川 幹人, 及川 達也, 吉田 一郎, 三浦 千砂子, 三浦 一郎, 若狭 健太郎 心臓 55 (2), 162-171, 2023-02-15

    <p> 悪性リンパ腫の組織型で最も多いのはびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)であり,節外性NK/T細胞リンパ腫,鼻型(ENKL)は非常に稀で予後不良である.我々は心タンポナーデを合併したENKLの1例を経験したので報告する.</p><p> 症例は40歳代男性.咳嗽と発熱,起座呼吸で近医を受診し心エコー検査にて心嚢液を指摘され心膜炎疑いで紹介来院.来院時心エコー検査では多量の心嚢液を認め…

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  • ケアマネジャーが考える1人暮らしの要介護軽度者に対する自立支援の機能

    田中 潤 人間福祉学会誌 22 (2), 95-101, 2023

    本研究は、ケアマネジャーが考える 1 人暮らしの要介護軽度者(要介護 1 又は 2 と認定された者、以下、「軽度者」と称す)に対する自立支援の機能を明らかにすることを目的とした。東京都内の居宅介護事業所のケアマネジャー9 名に対してインタビュー調査を実施し、定性的コーディングにより質的分析を行った。その結果、23のコードを抽出し 5 つのカテゴリーに分類した。ケアマネジャーが考える 1 …

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  • OTC医薬品普及啓発イベント参加者の備蓄薬の実態調査を通じたOTC医薬品ニーズの分析

    柴田 淑子, 坂口 眞弓, 田中 雪葉, 押切 康子, 大部 令絵 薬局薬学 15 (1), 52-61, 2023

    <p>一般生活者のOTC医薬品の備蓄状況を把握し,OTC医薬品のニーズを明らかにするために,イベント参加者を対象に質問紙調査を行った.具体的なセルフメディケーションの一つであるOTC医薬品を備蓄している者は76.9%であった一方,セルフメディケーションを実践していると回答した者は34.1%にとどまっていることから,セルフメディケーションの具体的な実践方法の周知が必要と考えられた.備蓄薬として挙げ…

    DOI Web Site 医中誌

  • 新人介護職員のリアリティショックと緩和策に関する文献研究

    斎藤 洋 人間福祉学会誌 22 (2), 103-106, 2023

    本研究の目的は、リアリティショック(以下「RS」と表記)に関する過去の文献を概観し、介護職員を対象とした RS の構造と軽減・回避策を文献調査より明らかにし、今後の研究の必要性とその意義を検討することである。組織行動論研究や看護学領域と比較して介護分野の RS に関する先行研究は少なく、そのほとんどが、介護を学ぶ学生が実習時に経験した RS …

    DOI 医中誌

  • 女子プロサッカー選手における社会貢献に対する意識(方)

    東海林 祐子, 森 将輝 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 156-, 2023

    ...<p>Ⅰ 背景と目的</p><p>日本初の女子プロサッカーリーグ(以下,WEリーグ)は,競技力向上のみならず「世界一アクティブな女性コミュニティへ(社会事業)」などの理念を掲げ活動を推進している.これまで,日本のスポーツは勝利のみが優先され,スポーツの価値を社会に広めていく社会貢献活動の視点は不足していた.一方,アメリカの女子サッカーでは,興奮,希望,自信といった感情で示されるエンパワーメントを選手...

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  • 『人道』(家庭学校) 復刊103号、1941年12月15日

    関口 寛 キリスト教社会問題研究 (71) 85-107, 2022-12-20

    ...周知のように、同誌は児童教護のみならず日本における草創期から敗戦に至る社会事業の軌跡を伝える第一級資料である。『人道』は1983年に不二出版から復刻された。ただし復刻版では復刊第100号および同第103号が未発見のままとされていた。本記事は、その欠落分の一号を補うものである。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 体幹機能および脊柱骨盤矢状面アライメントの縦断変化の検討

    千葉 恒, 小林 徹也, 今井 充 Journal of Spine Research 13 (11), 1223-1228, 2022-11-20

    <p><b>はじめに:</b>成人脊柱変形においてX線計測項目を用いた検討の報告は多いが,体幹機能の縦断変化も含めた報告は見受けられない.本研究の目的は,体幹機能および脊柱骨盤矢状面アライメントの縦断変化を検討することである.</p><p><b>対象と方法:</b>2010年から2020年の間に,住民脊柱検診に参加した中高齢女性のうち,初回検診(平均年齢65.2歳)から5年以上経過後に再度検診(…

    DOI 医中誌

  • 日本赤十字社の放射線災害への取り組みとこれからの課題

    中村 誠昌 日本災害医学会雑誌 27 (3), 173-180, 2022-10-12

    <p>2011年の東日本大震災に伴って発生した東京電力福島第一原子力発電所事故による救護活動の混乱は、日本赤十字社に大きな反省をもたらした。その反省から、放射線災害に対応するための資機材整備をはじめ、活動方針の策定やこれに基づく救護班への教育訓練、本部機能を支援するための日赤原子力災害医療アドバイザーの任命、放射線災害の被災地内に位置する日赤施設への支援体制整備、情報発信などの取り組みを行ってき…

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  • 「社会福祉発達史」研究の射程と展望(その2) ——「福祉の複合史」研究のもたらしたもの——

    伊藤, 文人, ITO, Fumihito 現代と文化 : 日本福祉大学研究紀要 (145) 23-50, 2022-09-30

    ...「福祉の複合史」研究は,本国英国では1970年代末期から,日本では英国での成果を摂取しつつ1990年代後半から徐々に「歴史学」分野で紹介・深められ,多くの「福祉の歴史」の諸相を明らかにしてきた.その特長は,それまでの社会福祉史研究(≒社会事業史研究)が無意識的に採用してきたと思われる「歴史観 historiography」(ホウィグ主義史観とマルクス主義史観)とは異なる,多層的で射程の長いそれを見いださそうとしているところにある...

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  • 戦前農村部における託児所の奨励と普及活動 : 山中六彦『保育事業と農繁託児所』の検討を通して

    相樂, 真樹子, SAGARA, Makiko 淑徳大学短期大学部研究紀要 65 1-13, 2022-09-30

    ...結果として、山口県は、他県に先駆けてパンフレットによる農繁期託児所の普及活動を開始した県であり、すでに1920年代より山口県社会課及び山口県社会事業協会から農村社会事業を含めた農繁期託児所に関する奨励がなされていたこと、普及の手立てとして『山口県社会時報』『社会業書』などの印刷物を発行、「山口県社会事業大会」の継続開催が社会事業普及の方策とされていたことが分かった。...

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  • 対人サービスのイノベーションをEBPプログラムに発展させる形成的評価法の開発

    大島 巌, 新藤 健太, 源 由理子 日本評価研究 22 (2), 3-14, 2022-09-30

    <p> こんにち対人サービスの領域では、既存サービスでは対応ができない多様な社会課題が拡大し解決方策が模索されている。これに対して課題解決のために新たな発想で生み出された社会的イノベーションの「効果モデル」を適切に形成・発展させて、エビデンスに基づく実践プログラム(EBP)へと成長させる形成的評価法が求められている。</p><p> …

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  • 実践家参画型エンパワメント評価の基盤を支える「EBP効果モデル」技術支援センターの意義と役割

    新藤 健太, 大島 巌 日本評価研究 22 (2), 69-82, 2022-09-30

    <p> 効果的・普遍的なプログラムモデルの構築とその実施・普及に有効なプログラム評価・開発のアプローチ法として実践家参画型エンパワメント評価がある。この取組みの推進には実践家及び組織の評価キャパシティ形成が欠かせない。そこで本稿では2つの事例をもとに、評価キャパシティ形成を支える「EBP効果モデル」技術支援センターの意義と役割を検討した。</p><p> …

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  • 現場実践を効果モデルに発展させる評価ガイドの開発と実装

    清水 潤子, 新藤 健太 日本評価研究 22 (2), 53-67, 2022-09-30

    <p> 本稿は、「プログラム理論(Theory:T)」と「エビデンス(Evidence:E)」と「実践(Practice:P)」との「円環的対話(Circular Dialogue:CD)」(CD-TEP法)を活用し作成した障害者芸術文化活動普及支援ガイドの事例について振り返り、CD-TEP法の現場における形成的評価の促進・定着と、実装可能性について分析・考察を行ったものである。その結果、評価ガ…

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  • 医療的ケア児の支援における学校職員が感じる困難感

    畠山 玲子, 韓 仁愛, 増満 昌江, 川島 雅子, 佐口 清美, 中林 誠, 西出 久美 Journal of Inclusive Education 11 (0), 15-28, 2022-08-30

    本研究は, 医療的ケア児の支援において学校職員が感じる困難や不安なことを明らかにすることを目的に, 関東圏公立特別支援学校に勤務する学校職員を対象として質問紙調査を行った. 結果, これまでに経験したすべての施設の経験年数から,児に適した接し方, 家族の期待とニーズへの対応, 小児医療の情報や専門知識の3項目に有意差が示された. また, 特別支援学校での支援の経験年数からは, …

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  • 肺高血圧症を伴う重症大動脈弁狭窄症, 僧帽弁狭窄症に心タンポナーデを合併した1例

    山際 萌里, 今井 俊介, 照井 実咲, 有田 匡孝, 畑田 勝治, 松原 琢 心臓 54 (7), 791-796, 2022-07-15

    <p> 心嚢ドレナージによる右心拍出量増加に伴い,肺高血圧と急性肺水腫をきたす心膜減圧症候群が知られている.また,左室機能障害がある症例では心膜減圧症候群を生じる可能性があることが報告されている.</p><p> 症例は84歳女性.前医で心嚢液貯留を伴う大動脈弁・僧帽弁の連合弁膜症による慢性心不全として加療されていたが,呼吸困難感が増悪し当院に救急搬送された.心エコーで右室の拡張期虚脱を伴う多量の…

    DOI 医中誌

  • 長期イマチニブ療法にて播種病変が消失した小腸gastrointestinal stromal tumorの1切除例

    篠原 良仁, 野路 武寛, 蔵前 太郎, 吉田 秀明, 飛岡 弘敏, 平野 聡 日本消化器外科学会雑誌 55 (6), 399-405, 2022-06-01

    <p>症例は55歳の男性で,腹部膨満を主訴に受診し,造影CTで左上腹部に14 cm,骨盤腔に17 cmの腫瘤と多数の腹腔内結節を認めた.上腹部腫瘍より経皮針生検を施行しgastrointestinal stromal tumor(以下,GISTと略記)の診断を得た.多発腹膜播種を伴う消化管GISTと診断し,imatinib …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献21件

  • 第1子時妊娠糖尿病および第2子時糖尿病合併妊娠においてチーム医療・短期間入院が有用であった1例

    三上 有希, 澤井 麻記, 山野 言, 前田 万里紗, 長嶋 一昭, 岩見 州一郎, 小林 由佳 糖尿病 65 (5), 223-229, 2022-05-30

    <p>糖代謝異常合併妊娠は周産期の母体・胎児リスクであり,安全な分娩のため当院では糖尿病専門医・産婦人科医・薬剤師・管理栄養士・看護師が連携して血糖管理を行っている.本症例はチームで血糖管理し問題点を共有することで,早期に入院管理に移行し血糖値を改善できた症例である.第1子時妊娠糖尿病:血糖管理困難のため短期間入院を提案.食事管理とインスリン量調節により必要なインスリン量まで1週間で到達できた.…

    DOI 医中誌

  • ビスホスホネート投与患者の抜歯後BRONJ発生に関する多施設共同前向き研究

    藤盛 真樹, 鳥谷部 純行, 角 伸博, 嶋﨑 康相, 宮澤 政義, 宮手 浩樹, 北田 秀昭, 佐藤 雄治, 三澤 肇, 山下 徹郎, 中嶋 頼俊, 針谷 靖史, 小林 一三, 西方 聡, 太子 芳仁, 杉浦 千尋, 笠原 和恵, 浅香 雄一郎, 榊原 典幸, 岡田 益彦, 柴山 尚大, 末次 博, 鈴木 豊典, 阿部 貴洋, 谷村 晶広, 工藤 章裕, 道念 正樹, 川口 泰, 野島 正寛, 牧野 修治郎 日本口腔外科学会雑誌 68 (4), 168-183, 2022-04-20

    <p>Tooth extraction is reported as the main trigger of bisphosphonate (BP) -related osteonecrosis of the jaw (BRONJ). A method to prevent BRONJ has not been scientifically proven. The American …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献33件

  • 介護老人福祉施設における介護ロボット導入の現状と課題

    壬生 尚美, 森 千佐子, 永嶋 昌樹, 鶴岡 浩樹, 竹内 幸子 老年社会科学 44 (1), 19-29, 2022-04-20

    <p> 本研究は,介護老人福祉施設における介護ロボット導入の実態を明らかにすることを目的とした.東京都内の介護老人福祉施設478か所を対象とした郵送調査(回収率10.7%)と訪問調査(10施設)を実施した.その結果,郵送調査では,「見守り・コミュニケーションロボット」の導入率が高かった.介護ロボット導入の有無は施設の規模や情報環境との関連はなく,同じ機種のロボットでも現在継続的に使用している施設…

    DOI

  • 長野県社会福祉成立史研究(4)

    矢上, 克己 清泉女学院短期大学研究紀要 (40) 51-76, 2022-03-18

    ...日本国内では1918年の米騒動、1920年からの慢性的経済恐慌及び1923年の関東大震災を背景に、社会事業が成立し展開するが、これと連動して長野県社会事業は著しく発展した。...

    機関リポジトリ

  • 軍事救護法の成立と“福祉”行政の創設――私設団体への委嘱の是非をめぐって――

    今井 小の実 社会福祉学 62 (4), 1-16, 2022-02-28

    ...<p>本研究の目的は,1917年7月に制定された軍事救護法の成立過程を明らかにすることによって,同法の誕生が“福祉”行政の創設をもたらしたことを検証することにある.同法の成立により救護課ができ,それがその後の社会事業行政の始まりとなったことから,このような認識は従来から共有されてきたが,その具体的な検証はなされてこなかった.この研究では,陸軍省作成の法案(1916年8月)と内務省案(1917年5月)...

    DOI

  • ケアマネジャーの要介護軽度者に対する自立支援の考え方 に関する文献研究

    田中 潤 人間福祉学会誌 21 (2), 137-143, 2022

    本研究は、要介護軽度者が地域生活を継続するために、ケアマネジャーが考える自立支援について、文献調査を通して検討することを目的とした。社会福祉領域の自立の考え方は、法律や制度などで、その目的や政策の中心として位置づけられることが多い。高齢者領域の自立は、高齢者自らの意思に基づき、質の高い生活を送ることであり、介護保険制度下で、その自立を支援することとされる。しかしながら、先行調査から、要介護軽度者…

    DOI 医中誌

  • 肋骨骨折に伴う横隔膜損傷による遅発性血胸の1例

    伊勢 昂生, 石川 慶大, 臼井 葉月, 横山 和之, 進藤 学, 平野 聡 日本臨床外科学会雑誌 83 (3), 503-509, 2022

    <p>患者は64歳,女性.自宅玄関で椅子から転落し右側胸部を強打した.近医で肋骨骨折が疑われ,当院を紹介受診した.胸部X線・CTで第5,6肋骨骨折を認めた.入院にて疼痛コントロールを行い,退院予定であったが,受傷の11日後に急激な右胸部痛が出現した.胸部CTで多量の胸水貯留,胸腔ドレナージで新鮮血の排液を認めたため,胸腔鏡補助下に緊急開胸手術を施行した.胸腔内には多量の凝血塊が存在し,未診断であ…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献15件

  • 原発性肺癌を合併した肺tumorletの2例

    児島 裕一, 竹薮 公洋, 大畑 善寛, 佐藤 未来, 飛岡 弘敏, 石川 慶大, 川村 健 肺癌 61 (7), 959-963, 2021-12-20

    <p><b>背景.</b>肺tumorletは神経内分泌細胞の過形成と考えられる腫瘤性病変で,慢性呼吸器疾患の切除肺で偶然発見される.その多くは慢性炎症性肺疾患に伴うものであるが,原発性肺癌との合併はきわめて稀である.<b>症例.</b>症例1は67歳女性,喀血で受診し,右下葉にCTで50 mm大の腫瘍と同側肺門リンパ節の腫脹を認めた.気管支鏡下で生検を行い,非小細胞癌と診断し,右下葉切除を行っ…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献13件

  • 竹中勝男は日本のキリスト教をどのように理解したか

    李 元重 キリスト教社会問題研究 (70) 63-90, 2021-12-20

    ...本稿は、竹中勝男が社会事業と関連して日本のキリスト教をどのように理解したかを考察した。竹中によると、近代化が進んでいる明治初期と中期の日本社会において、キリスト教は、医療、教育、社会改良などの社会事業および社会主義思想の導入に先駆的な役割を果たした。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 「潔め」、キリスト教、公衆衛生

    松岡 秀明 宗教研究 95 (2), 99-120, 2021-09-30

    <p>一九二五年に癩の根絶を目的として創立された日本MTLは、日本人による初めてのキリスト教団体であった。「救癩」をスローガンとしたこの団体は、しかし、患者の隔離政策を推進していく。患者の療養所への入所を促進した目的は、「救癩」よりも当時の「先進国」のなかでは比較的患者が多かった日本を救うことだった。本稿は、三人のキーパーソン、すなわち初代理事長小林正金、社会活動家賀川豊彦、そして非クリスチャン…

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  • 運動療法が頻回の自殺企図と症状の改善の契機となった治療抵抗性統合失調症の1例

    宮本 聖也, 中島 和樹 スポーツ精神医学 18 (0), 64-68, 2021-08-22

    <p>自殺企図が頻発し対応に苦慮したが、運動療法の導入を契機に症状と希死念慮が軽減した治療抵抗性統合失調症の1例を経験した。40歳代男性で19歳時発症し2回入院歴がある。幻覚・妄想が増悪し自殺企図で入院した。薬物療法が無効で自殺企図が頻発したため、電気けいれん療法(ECT)で軽快し退院。しかし直後に頸部を切り入院したが、幻聴が活発で希死念慮が強かった。転院し修正型ECT施行後、幻聴は軽減したが妄…

    DOI Web Site 医中誌

  • 肺扁平上皮癌に対してニボルマブの長期投与後に発症した再発性多発軟骨炎の1例

    有里 仁希, 大畑 善寛, 佐藤 未来, 竹藪 公洋, 飛岡 弘敏 肺癌 61 (4), 315-321, 2021-08-20

    <p><b>背景.</b>免疫チェックポイント阻害薬による多様な免疫関連有害事象(irAE)が各種悪性腫瘍で報告されているが,再発性多発軟骨炎は稀である.<b>症例.</b>61歳男性.肺扁平上皮癌(cT2bN3M0,cStage IIIB),PD-L1 >90%(22C3抗体)と診断し,Pembrolizumabを6コース投与し,PRとなった.左難治性気胸で治療中断後,2nd-lineでCar…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 高齢者を対象とするふれあいサロンにおける保健補導員の果たしている役割と活動体制に関する研究

    叶 寧 日本保健福祉学会誌 27 (2), 1-15, 2021-04-30

    <p><b>目的:</b>本研究の目的は、ふれあいサロンの担い手確保の方策を検討する基礎資料とするために、高齢者を対象とするふれあいサロンにおける保健補導員の果たしている役割と活動体制を明らかにすることである。</p><p><b>方法:</b>須坂市の12の地域福祉圏(以下、地区とする)のうちの10地区から各1名、合計10名の保健補導員を対象に、半構造化面接によるインタビュー調査を行った。質的帰…

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  • 摂食障害と自閉スペクトラム症合併2症例への栄養指導

    佐藤 安貴, 正木 慎也, 梅本 萌李, 山本 浩貴, 小山田 正人 栄養学雑誌 79 (2), 90-102, 2021-04-01

    <p>【目的】摂食障害は,若年女子に好発する難治性の疾患で,治療の優先事項は栄養改善である。摂食障害の10~20%に自閉スペクトラム症が合併し,合併例は予後不良例が多く,治療では自閉スペクトラム症の特性に着目した対応が必要となる。摂食障害を発症し入院した自閉スペクトラム症女児2症例に,チーム医療の一環として自閉スペクトラム症の特性に着目した栄養指導を実施したので,報告する。</p><p>【方法】…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件

  • 医療ソーシャルワーカー業務における地域活動の定着に関する文献検討

    加藤 大輔, 塩路 直子, 池田 朋広 日本農村医学会雑誌 69 (5), 516-524, 2021

    医療ニーズを持つ患者が自宅での生活を希望しており,地域特性に応じた連携体制の整備が急務となっている。連携を担う1職種である医療ソーシャルワーカー(MSW)は,業務指針に地域活動が示されているが,退院支援業務が中心となっている現実がある。そこで,MSWによる望ましい地域活動のあり方を明らかにする目的で文献調査を行なった。方法は,MSWの地域活動に関する国内の文献を基に,実践事例論文からはMSWが中…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • 外国人介護人材に対する高齢者施設ソーシャルワーカーの意識

    永嶋 昌樹 人間福祉学会誌 20 (1), 39-47, 2021

    本研究の目的は、介護施設における外国人介護人材の就労実態を把握するとともに、施設ソーシャルワーカー の外国人介護人材の受入れについての意識と、その課題を明らかにすることである。調査の結果、2019(平成31)年 3 月 1 日現在で、東京都内の特別養護老人ホーム・介護老人保健施設の42.6%にはすでに外国籍の職員が在籍しており、 …

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  • 介護福祉士・社会福祉士のダブルライセンス教育における 意義と課題

    森 千佐子, 壬生 人間福祉学会誌 20 (1), 31-38, 2021

    本研究の目的は、介護福祉士と社会福祉士のダブルライセンスの意義や必要な学習内容について明らかにし、 両養成課程における具体的な教育内容について検討するための基礎資料とすることである。四年制大学において、介護福祉士・社会福祉士の両養成課程で学び、福祉専門職として従事している 9 名を対象にインタビュー調査を行い、質的帰納法を用いて分析した。介護福祉士・社会福祉士のライセンスは、他職種連携や…

    DOI 医中誌

  • 大正ロマンの生んだフェミニスト:山田わか・嘉吉の協働と思想(その11)

    斎藤 理香 ことば 41 (0), 157-168, 2020-12-31

    ...このような「ケアの倫理」が、山田わかの「身の上相談」を社会事業と捉える視点とどう重なるかを考察した。わかが夫婦・家族内の倫理主義という理想を唱え、それを社会事業と位置づけた発想そのものは「ケアの倫理」と親和性を持つが、わかの家族主義が女性の母・妻役割を固定し、女性に忍従を強いる傾向にあったことは「ケアの倫理」とはそぐわない。</p>...

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  • ジョージ・ミュラーの来日をめぐる日本のキリスト教界の反応と社会福祉史への影響

    木原 活信 キリスト教社会問題研究 (69) 1-30, 2020-12-20

    ...らかにしたものである.それを通してミュラーという人物に当時の日本のキリスト教界がどのように反応し,また影響されたのかについて議論した.具体的には新栄教会など東京,横浜の諸教会のミュラーの受け入れに関する経緯,そして同志社でのミュラーの説教内容とその経緯と意義を明らかにした.この説教内容は1889年に新島襄が序文を書き小冊子『ジョージ・ミューラル氏小伝幷演説 信仰の生涯』として発行されたが,それが山室軍平らの社会事業家...

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  • スクールソーシャルワーカーによる「チーム体制の構築・支援」

    栗木 美代子, 馬場 幸子, 古屋 龍太 学校ソーシャルワーク研究 15 (0), 78-89, 2020-10-20

    <p>本研究では,「校内チーム支援体制構築」のためには何が必要か,スクールソーシャルワーカー(SSW)に何が求められるのかを明らかにすることを目的とし,質問紙及びインタビュー調査を行った.本研究では特に教育相談委員会の役割と協働に焦点を当てた.対象中学校では,調査者(SSW)が教員と共に生徒を支援していく3年間の実践の中で,教員によるSSWについての認知度が高まり,SSWに期待する役割の範囲も広…

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  • テンプレートを用いた亜全胃温存膵頭十二指腸切除術の手術記録

    佐々木 直也, 西躰 隆太 日本消化器外科学会雑誌 53 (5), 463-472, 2020-05-01

    <p>当院では術前カンファレンスの際に,肝胆膵外科症例のスケッチを提示することにしている.術野の立体イメージ,手術の際のアプローチを予習し,血管,胆道の走行異常の見落としを防ぐこと,わかりやすいイラストで手術チームが同じイメージを共有することが目的である.膵頭十二指腸切除術については術式の標準化がほぼ確立しており,腫瘍の占居部位や,血管走行異常による切除範囲の選択を除けばほぼ手術の手順は同じであ…

    DOI Web Site 医中誌

  • 訪日外国人ドライバーの急制動箇所と道路交通環境の関係

    山中 亮, 神谷 大介, 比嘉 健人, 和田 賢哉, 具志堅 清一, 澤部 純浩 交通工学論文集 6 (4), A_79-A_84, 2020-04-01

    <p><tt>近年、訪日外国人の増加とともに、急増する訪日外国人レンタカー利用による事故を防止するため、警察庁、国土交通省、民間事業者などにより、各種取り組みが推進されている。しかしながら、早急な安全対策が必要とされているものの、原因が特定できていないため、具体的な対策に結びついていない。 本研究では、沖縄本島を対象として </tt>ETC2.0 …

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  • 長野県医療保護事業の展開

    矢上, 克己 清泉女学院短期大学研究紀要 (38) 95-107, 2020-03-16

    本稿は、長野県における1919 年から1937 年までの医療保護事業の展開について、実態資料に基づいてまとめたものである。1920 年からの慢性的経済恐慌、農業恐慌などを背景に、中下層民が窮乏化し、それが生活破壊を招き、さらに、健康破壊に連動した。こうした状況に長野県内では、13 か所において医療保護事業が開設されている。

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