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検索結果 2,419 件

  • 社会参加をしている地域在住高齢者におけるICTコミュニケーションの種類とその効果に関するスコーピングレビュー

    中原 啓太, 山本 達也, 横井 賀津志 日本老年療法学会誌 3 (0), n/a-, 2024-04-05

    ...<p>高齢者に社会参加を促進することは,死亡率の低下や健康寿命の延伸,精神心理的な側面に良好な影響を及ぼす。リハビリテーション職は,社会参加の場に参画することを求められているが,積極的な参加が困難な現状である。この課題に対して,ICTが解決する可能性がある。しかし,どのようなICTコミュニケーションが対面での社会参加を促進し,その効果についてまとめたレビューは行われていない。...

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  • 児童養護施設における子どもの社会参加に向けた一考察 -子どもの文化権保障の観点から-

    原  弘輝 関西福祉大学研究紀要 27 81-88, 2024-03-31

    本研究の目的は,わが国の児童養護施設における子どもの生活,とりわけ施設で生活する子どもたちの文化権保障の現状と課題を明らかにすることである.文献研究を通し,わが国における子どもの貧困対策ならびに子どもの権利に関する実情を概観する中で,教育に関連する支援が拡充する一方で,子どもの文化権を保障するための動きが少ないことが明らかとなった.その背景にはイギリスの新救貧法で打ち出された劣等処遇原則が影響し…

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  • 特別支援学校(肢体不自由)高等部卒業後の進路と介助との関連について

    加藤, 隆芳 香川大学教育学部研究報告 10 13-22, 2024-03-31

    障害の重度化・重複化、多様化が著しい肢体不自由児・者のうち、日常より介助を必要とする者(以下、要介助者)の進路選択には制限が生じる傾向にある。この背景を探るため、肢体不自由児を教育する特別支援学校高等部(以下、肢体不自由校)卒業生206名(内、要介助者67名)の進路実績を確認した。要介助者は、社会福祉施設等での就労支援や生産活動(以下、福祉的就労)と進学が多く、公的機関・企業等での勤務や自営(以…

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  • 特別支援学校の学校健診での予防活動の取り組み ~5年間介入による健診内容の報告~

    年神 翼, 下畠 千恵, 小山 尚宏, 地原 千鶴 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 103-103, 2024-03-31

    ...また特別支援学校では障害の重度・重複化・多様化が進んでおり児童生徒の自立した社会参加には外部の専門家や関係機関との密接な連携を図った指導内容・方法が必要であるとされている。小児理学療法の終了目安は歩行獲得や就学が多い。当院でも就学を機に理学療法終了となることも多い。しかし、終了後に成長期を迎え脊柱側弯等運動器疾患が出現し理学療法を再開することも少なくない。...

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  • 通いの場に参加する都市部高齢者の口腔機能低下の有無に影響を与える要因の検討

    松田 涼, 福嶋 篤, 樫木 雅美, 佐藤 佑樹, 松岡 寛樹, 谷津 圭祐, 渡邊 康介, 佐藤 佑太郎, 髙島 理沙, 澤村 大輔 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 109-109, 2024-03-31

    ...後期高齢者の質問票では、No.1 (健康状態)で「ふつう」「あまりよくない」「よくない」、No.2 (心の健康状態)で「やや満足」 「やや不満」、No.6 (体重変化)で「はい」、No.7 (運動・転倒)で「はい」、No.8 (運動・転倒)で「はい」、No.10 (認知機能)で「はい」、No.11 (認知機能)で「はい」、No.14 (社会参加)で「いいえ」、No.15 (ソーシャルサポート)で「いいえ...

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  • コロナ禍において趣味も地域活動も実施していないことはフレイルステータスの悪化に関連する

    広瀬 環, 沢谷 洋平, 石坂 正大, 橋本 奈織, 久保 晃, 浦野 友彦 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 143-143, 2024-03-31

    ...</p><p>【考察】</p><p>従来の生活において趣味や地域活動等の社会参加の実施はフレイル発症リスクや障害予防につながるとされている。コロナ禍におけるフレイル悪化の対策には、趣味や地域活動といった社会参加を“少しでも”実施することが重要であることが示唆された。...

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  • 通所型短期集中予防サービス利用者の新たな社会参加獲得に関する検討

    安藤 達也, 袴田 真幸, 三宅 英司 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 245-245, 2024-03-31

    ...通所Cの最終目標は積極的な社会参加だが、参加者の新たな社会参加の獲得に関する報告はない。本研究は通所Cでの新たな社会参加について、身体・精神機能やIADL、QOL、社会的役割など多面的な側面から明らかにすることを目的とした。...

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  • 地域在住高齢者における地域レベルの社会参加と精神的健康との関連:横断的マルチレベル分析

    谷出 敦子, 清野 諭, 横山 友里, 小島 みさお, 倉岡 正高, 植田 拓也, 森 裕樹, 秦 俊貴, 山中 信, 藤原 佳典 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 28-28, 2024-03-31

    ...地域レベルの社会参加割合は、115の町丁目ごとに算出した。説明変数は、地域レベルの社会参加割合 (10%単位)、個人レベルの社会参加の有無、地域レベル×個人レベルの社会参加 (クロスレベル交互作用)とし、年齢、性、家族構成、教育期間、所得区分、BMI区分、就労、フレイル、疾患数を調整したマルチレベルポアソン回帰分析を行った。...

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  • 当施設利用者の身体機能低下に影響する要因の調査~握力・歩行評価による検討~

    中島 裕介 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 284-284, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p> 日常生活に組み込まれた運動習慣や社会参加がフレイル予防につながることが明らかになっている.当施設でも運動,栄養指導に特化した関わりにより利用者の身体機能に維持・改善の傾向がみられている.しかし,中には低下の傾向を示す者も一定数存在する.本調査では利用者の体力測定結果を維持・改善群と低下群に分け,比較検討することで低下傾向に影響した要因を明らかにすることとした....

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  • 通いの場の取組をPDCAサイクルに沿って評価するための枠組み:ACT-RECIPE

    清野 諭 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 31-31, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p>令和元年に公表された「一般介護予防事業等の推進方策に関する検討会取りまとめ」では、一般介護予防事業 (通いの場)等をPDCAサイクルに沿って推進することが重要視されている。しかし、その具体的な推進方策や、標準化された評価の枠組みは明示されていなかった。そこで、令和2年度老人健康増進等事業および令和3~4年度厚生労働科学研究 …

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  • 地域在住高齢者における社会参加促進プログラムが心身機能に及ぼす効果ーアクションリサーチによる取り組みー

    安齋 紗保理, 佐藤 美由紀, 芳賀 博 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 73-73, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p> 我が国では,住民が主体となって行う介護予防に大きな期待が寄せられている。しかし,住民が主体となって活動を行うにはどのようなプロセスが必要なのか,主体的に行われた活動にどのような効果があるのか明らかでない。本研究ではアクションリサーチの手法を用いて活動を企画・実施し,地域活動が自主化に至るまでのプロセスとその活動による効果を明らかにすることを目的とした。 …

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  • 都市部在住高齢者におけるスマートウォッチの受容

    出口 直樹, 桜井 良太, 雛倉 圭吾, 笹井 浩行 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 105-105, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p>スマートウォッチ (以下、SW)は、個人の健康や活動状態を記録し、その情報をもとに行動変容を促す腕時計型のウェアラブル機器である。SWは慢性疾患の予防や高齢者の健康を管理する上で役立つことが示されている。SWの関心の関連要因を明らかにすることは、高齢者におけるデジタルヘルス技術を用いた個人の効果的な健康管理の促進に役立つと考えられる。本演題では、我が国の都市…

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  • 生活期リハビリテーションから一歩踏み出した地域包括ケアシステムを通じたリハマネジメント

    大沼 剛 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 120-120, 2024-03-31

    ...マネジメ ントは,高齢者の尊厳ある自己実現を目指すという観点に立ち,利用者の生活機能向上を実現するため,他職種や家族等と協働して,適切なリハを提供し,利用者の要介護状態又は要支援状態の改善や悪化の防止に資するものである.生活期におけるリハマネジメントは,「介護支援専門員に対するリハの観点からの情報提供」があり,リハに関する専門的な見地から,1.利用者や家族の活動や参加に関する希望及び将来利用を希望する社会参加...

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  • 地域高齢者に対するオンライン運動プログラムの効果の検討―質的研究―

    大井 嘉七美 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 177-177, 2024-03-31

    ...【つながり】を感じ,指導者や参加者同士からの刺激や連帯感を自覚していたことは,他者との交流や社会参加が可能となる側面がみられ,継続参加や心身への効果を自覚する一要因となったのではないかと考えられる。対象者が自らインターネットに慣れ活用していくことでの【ICT社会への対応】効果は,運動の効果と同様に多く語られた。...

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  • 要介護認定者における通いの場継続年数の違いによる心身機能の比較

    谷津 圭祐, 樫木 雅美, 佐藤 佑樹, 佐藤 佑太朗, 福嶋 篤, 松岡 寛樹, 松田 涼, 渡邊 康介, 髙島 理沙, 澤村 大輔 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 269-269, 2024-03-31

    ...これらの多くは要介護認定を受けていない高齢者が対象だが、要介護認定高齢者においても社会参加の継続に繋がり、介護予防としての効果が期待される。要介護認定高齢者は要介護認定を受けていない高齢者と比較し、通いの場への参加継続に何等かの支援を必要とするものが多いことが予想されるが、その報告は少なく実態も把握できていない。...

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  • パラスポーツ体験を目的とした親子入院の活動報告

    堤崎 宏美, 齋藤 由希, 鳥井 智太郎 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 90-90, 2024-03-31

    ...早期にスポーツに出会えることで、チャレンジする心が育ち、子どもたちや家族の健康や社会参加へのきっかけ等QOL向上につながっていくと考える。さまざまな障がいを持つ子どもたちが楽しくスポーツに取り組める環境を整えるためにも、今後もパラスポーツ親子入院を発展させていきたい。...

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  • 札幌市の通いの場に参加する後期高齢者と超高齢者における心身機能の比較

    佐藤 佑太郎, 福嶋 篤, 樫木 雅美, 佐藤 佑樹, 松岡 寛樹, 松田 涼, 谷津 圭祐, 渡邊 康介, 髙島 理沙, 澤村 大輔 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 179-179, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに,目的】</p><p>高齢者の加齢による心身機能の変化は社会参加の有無や居住地域の特性など様々な要因による影響が指摘されており,その変化は一様ではない。また,通いの場の参加者は主に後期高齢者が占めていることや,平均寿命の延伸に伴い90歳を超える超高齢者の人口も増加していることから,超高齢者の参加者が増加することが予想される。...

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  • 通いの場に参加する地域在住高齢者における主観的健康感が低下した者の特徴

    渡邊 康介, 樫木 雅美, 佐藤 佑樹, 佐藤 佑太郎, 福嶋 篤, 松岡 寛樹, 松田 涼, 谷津 圭祐, 髙島 理沙, 澤村 大輔 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 184-184, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p> 主観的健康感は地域在住高齢者の健康寿命延伸に関連し、社会参加の有無との関連も報告されている。一方、社会参加していても主観的健康感が低い高齢者が存在し、その特徴に関する報告は少ない。そのような高齢者の特徴を把握することは、地域在住高齢者に対する健康増進の支援策を検討する際に対象者の特徴を把握するための評価内容検討の一助となると考える。...

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  • 住み慣れた地域における社会参加はIADLの自立と社会孤立の改善に有効である

    袴田 真幸, 安藤 達也, 三宅 英司 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 260-260, 2024-03-31

    ...この理由について社会参加を継続することで日常的に公共交通機関を利用したり、金銭を使用したりし手段的自立を押し上げると考えた。社会参加を継続することで、社会的役割の再獲得、創出を促し社会との関わりを強固にし、社会的役割を押し上げると可能性が示唆された。本研究から、住み慣れた地域における社会参加はIADLの自立と社会孤立の改善に有効であると考えた。...

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  • PEOモデルを用いた介入により介護保険サービスの利用終了に至った事例

    上原 大基, 山 健斗, 山 由莉, 佐藤 優季, 山下 真司, 松本 和也, 松本 裕輝 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 263-263, 2024-03-31

    ...</p><p>【考察】</p><p> 身体機能に問題を抱えていないのにもかかわらず目標達成に至っていない症例に対して,PEOモデルを用いた介入が有効であることが示唆された.本症例を通して,介護保険サービスの利用終了には自己効力感の向上に合わせて社会参加機会の獲得や終了後の受け皿が必要であると経験した....

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  • 高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施におけるフレイルの特性と関係性

    小宮山 隼也, 古山 つや子, 早川 舞華, 丸谷 康平, 杉本 諭, 河野 義彦 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 272-272, 2024-03-31

    ...</p><p>【結果】</p><p> 各側面でフレイルと判定された人数は、運動3名、栄養10名、口腔33名、社会参加50名、認知23名、心23名であった。相関分析では運動-心 (ρ=0.39)、運動-口腔 (ρ=0.31)、口腔-心 (ρ =0.42)、社会参加-口腔 (ρ=0.25)、社会参加-心 (ρ=0.26)において、有意な弱い相関を認めた。...

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  • 要介護やフレイルになりにくい地域づくり ~地域診断の必要性とその取り組みについて~

    森 優太 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 47-47, 2024-03-31

    ...その結果、様々な社会参加のグループに参加している人が多い市町村ほど、フレイル該当者割合が少ないという負の相関を認めていることが分かった。これらのようにデータを用いて地域ごとに比較を実施することで課題も明らかになることがわかる。セッションの後半では地域診断・地域づくりを実際に実施して介入した事例を通して、理学療法士がどのような形で地域づくりに関与すれば良いのかも紹介していきたい。...

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  • 高齢男性を地域活動へ促すための工夫と課題-ステークホルダーへの質的調査-

    池田 晋平, 芳賀 博 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 90-90, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに】</p> <p> 健康日本21は「高齢者の社会参加の促進」を重点目標に,地域活動に取り組む高齢者の増加を推進しているが,高齢男性の参加率の低迷が課題となっている.先行研究では,地域活動の参加・継続に寄与する要因に着目されてきたが,高齢男性が地域活動と接点を持つために地域でどのようなきっかけ作りがされているか検討した報告は見当たらない.本研究の目的は,高齢男性を地域活動へ促すための工夫...

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  • 地域在住高齢者の身体活動と口腔機能の関係

    森下 元賀, 三好 早苗, 國枝 洋太 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 13-13, 2024-03-31

    ...また、栄養状態に配慮して身体活動、社会参加を促すことによる全身機能の向上は口腔機能にも良い影響を与える可能性がある。我々は全身の活動と口腔機能の関連について調査した。 </p><p>【方法】</p><p> 研究1では地域の介護予防事業に参加する高齢者113名(平均年 齢: 75.7±7.3歳)を対象とした。...

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  • ICT活動量計を用いた健康寿命延伸プロジェクトの効果

    清水 裕子 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 35-35, 2024-03-31

    ...そこで本市は「みんなで進める健康寿命日本一のまちづくり」をスローガンに掲げ,“市民力を生かした健康づくり”を展開している.平成28年度からは,健康づくり,介護予防,社会参加の観点から,ICT活動量計を用いた健康ポイント事業を実施している....

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  • 高齢者の転倒予防のための足部ケアによる身体機能への影響

    山下 知子, 山下 和彦 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 36-36, 2024-03-31

    ...</p><p>【結果】</p><p>介入により巻き爪などの足爪の状態は改善した.その結果,下肢筋力は1.1~1.2倍向上し,転倒リスクの低下が確認できた.足圧分布では足指の床面への接地により,前後方向の動揺範囲が減少し,バランスのよい立ち方への変化が確認できた.一方,セルフケアの実施,友人との趣味活動,ボランティア活動など積極的な社会参加が見受けられ,気持ちの面での変化も認められた....

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  • 介護老人保健施設の規模による高年齢介護助手の導入実態と課題

    相良 友哉, 高瀬 麻以, 杉浦 圭子, 中本 五鈴, 馬 盼盼, 六藤 陽子, 東 憲太郎, 藤原 佳典, 村山 洋史 日本公衆衛生雑誌 71 (3), 177-185, 2024-03-15

    <p><b>目的</b> 介護施設が地域の高齢者を介護助手として雇用し,介護職員の補助的で非専門的な周辺業務に従事してもらう事例が散見されるが,施設の規模により,雇用のニーズや雇用後のサポート体制に差がある可能性がある。そこで本研究は,介護老人保健施設における高年齢介護助手の雇用実態を明らかにすることを目的とした。</p><p><b>方法</b> …

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  • 横断的な生徒支援の在り方の一考察 : 自治体福祉部局との協働による支援の実際

    中尾 恵子, 福田 亜紀子, 井邑 智哉 佐賀大学大学院学校教育学研究科紀要 8 197-217, 2024-03-10

    ...また,文部科学省と厚生労働省による「教育と福祉の連携」では,支援が必要な子供やその保護者に対して,乳幼児期から社会参加に至るまでの切れ目ない横断的な支援体制の整備も求められている。2023年4月にこども家庭庁が発足したことも踏まえ,筆者が勤務している自治体での協働による支援例を挙げ,福祉部局と協動する際のポイントや支援体制の在り方について考察する。...

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  • タイの地方に暮らす二分脊椎児に対する就学に向けた評価とアプローチ

    和智, 道生, 里中, 綾子, 熊澤, 友紀子, 寺田, 恭子 保健医療技術学部論集 18 19-25, 2024-03-01

    ...タイ王国(以下タイ)に暮らす障害児は 16.2%しか初等教育を終了できておらず,とりわけ農村部では医療格差,所得格差が大きく,社会参加していくには困難な環境にある.本研究は 2 年半前に車いすを貸与された女児に対して理学療法評価を行うとともに,就学に向けた問題点の解決について検証した.その結果,貸与前と比較し貸与後は座位時間の延長,自走して近くまでの移動が可能となった.さらに近隣住民の協力と,NPO...

    機関リポジトリ

  • 終の棲家に向けたサービス付き高齢者向け住宅における支援とその課題

    金田 明子, 叶谷 由佳 日本健康医学会雑誌 32 (4), 453-462, 2024-01-29

    ...支援として,「入居者の日常生活動作の自立に向けた支援」,「入居者の社会参加と生きがいづくりに向けた支援」,「訪問看護師によるアドバンスド・ケア・プランニングの実施」,「入居者の看取りに向けた医療・介護との連携」の4カテゴリ,課題として「設置主体の看取りに向けた方針の明確化」,「サ高住主導でのアドバンスド・ケア・プランニングの実施」,「サ高住における医療・介護の連携体制整備」,「サ高住職員への死の準備教育...

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  • 難聴児へのシームレスな多職種連携支援

    菅谷 明子 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 127 (1), 10-15, 2024-01-20

    ...</p><p> 令和2年度から3年間にわたり, AMED (日本医療研究開発機構) 研究において『聴覚障害者の社会参加を促進するための手法に関する研究』(代表 : 九州大学耳鼻咽喉・頭頸部外科中川尚志教授) を実施した....

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  • 中学校地理的分野と公民的分野の接続を意識した防災教育実践

    黒田 圭介, 山岡 貴秀, 後藤 健介 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 158-, 2024

    <p>1.はじめに</p><p> 中学校公民的分野における防災教育は社会参画力の育成を企図した教材の開発研究や授業実践が多くみられ,例えば井上(2020)では,防災福祉コミュニティー活性化の方法について考えさせて災害に強いまちづくりを担える市民育成を目指した授業実践を行い1),國原(2017)では地方議会の防災や震災地支援等に関する会議録を利用して社会的合意形成を学ばせるとともに,地域防災の課題…

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  • 高齢者が感じる生活支援の必要性と住民との関係性:農村部における生活支援未利用者への横断調査

    齋藤 尚子, 高瀬 麻以, 田口 敦子, 村山 洋史 日本公衆衛生雑誌 advpub (0), 2024

    <p><b>目的</b> 近年,互助を活用した生活支援体制の構築が重視されている。本研究では,地方において生活支援を利用していない高齢者を対象に,生活支援の必要性と住民との関係性との関連を検討することを目的とした。なお,本研究では生活支援を,「高齢者が住み慣れた地域で生活を続けられるように,日常生活を送る上での困りごとを支援すること」と操作的に定義した。</p><p><b>方法</b> …

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  • 介護老人保健施設に勤務する高年齢介護助手の業務内容と就労によって感じるメリットとの関連

    杉浦 圭子, 相良 友哉, 高瀬 麻以, 中本 五鈴, 馬 盼盼, 六藤 陽子, 東 憲太郎, 藤原 佳典, 村山 洋史 日本公衆衛生雑誌 advpub (0), 2024

    <p><b>目的</b> 本研究は,介護老人保健施設で働く高年齢介護助手の個人特性や就労状況別の業務内容の特徴の明確化と業務内容と介護助手に就労することによって感じるメリットとの関連性の検討を目的とした。</p><p><b>方法</b> 2020年11月に全国老人保健施設協会に所属の2,571施設に郵送調査を行った。高年齢介護助手の定義は60歳以上等で,施設ごとに回答者は最大5人とし,599施設…

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  • 小児声帯結節に対する音声治療

    前川 圭子 音声言語医学 65 (1), 1-6, 2024

    ...<p>声帯結節は小児の音声障害の最も多い原因疾患である.声の濫用や誤用が成因のため,成人例ではまず音声治療を行うが,小児例では自然軽快が期待されるため,本邦では積極的な治療介入を行わない施設が多い.しかし,小児期に嗄声が重い症例やアレルギー疾患をもつ女児では,思春期以降も音声愁訴が残りやすい.また,小児でも成人と同様,音声障害を自覚し,社会参加上の不利があるとの報告がある.これらを踏まえ,少なくとも...

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  • 高年齢介護助手雇用による介護職員の業務促進・阻害要素の変化と情緒的消耗感との関連

    高瀬 麻以, 杉浦 圭子, 相良 友哉, 中本 五鈴, 馬 盼盼, 六藤 陽子, 東 憲太郎, 藤原 佳典, 村山 洋史 日本公衆衛生雑誌 advpub (0), 2024

    <p><b>目的</b> 介護施設で働く介護職員のメンタルヘルスが日本で課題となっている。高年齢介護助手の導入は,介護職員の業務を高年齢介護助手が一部担うことにより介護職員の負担を軽減させることを狙う。一方で,高年齢介護助手が介護職員の業務促進・阻害要素をどのように変化させ,介護職員の情緒的消耗感と如何に関連するかは明示されていない。本研究は,高年齢介護助手の雇用によって介護職員が感じた業務促進…

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  • 農山村において高齢者が小さな農業を継続する意義

    小野寺 美咲 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 310-, 2024

    ...フレイル予防の3軸は栄養,運動,社会参加である。農業が担えるものは少なくないだろう。住み慣れた地域にある,先祖から受け継いだ農地で,周りの人と助け合い,地域の農業や農地と「まだまだ野菜を作れるくらい元気だ」という自負を大切に守りながら,畑仕事に精を出すことで得られるものは多い。</p><p>高齢期は喪失の期間とも言われる。...

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  • 福井県永平寺町における旅客輸送サービスの多様化と住民ドライバーの拡大

    田中 健作 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 80-, 2024

    ...いずれの住民ドライバーも主に60歳代以上の定年退職者であり,彼らにとって運転は新たな協同,社会参加,地域課題発見の機会となっている。かれら住民ドライバーの従事により地域住民により密着したモビリティ空間が提供されている。一方,ドライバー年齢の上昇という課題に直面しており,地元交通事業者からの運行面に関する批判も聞かれる。詳細は大会発表時に明らかにしたい。</p>...

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  • 当院で定めた成人両側人工内耳手術の選択基準の妥当性について

    岩城 忍, 柿木 章伸, 藤田 岳, 上原 奈津美, 横井 純, 丹生 健一 AUDIOLOGY JAPAN 66 (6), 544-551, 2023-12-28

    ...今回はスピーカー法による文章了解度の改善, 自覚的評価, 社会参加の状況の改善を評価項目とした。その結果, 11例中10例で満足できる結果となり, 当院の選択基準は概ね妥当であると思われた。残りの1例は70歳代で非良聴耳の失聴期間が28年の例であった。70歳代で良好な結果であった例の失聴期間は最長で10年であった。...

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  • 保険者機能強化にむけたPDCA推進へのロジックモデルの活用

    松本 佳子 保健医療科学 72 (5), 431-433, 2023-12-28

    ...</p><p>ロジックモデルの開発は,介護保険,地域包括ケアシステム等の関係法規,公的文書を参考に,学識経験者,自治体担当者らと検討した.最終アウトカムに,高齢者の生活の質に関する1項目,中間アウトカムは,居宅等での暮らしの継続,介護予防・社会参加,介護保険事業の持続可能性,の3項目が設定された.初期アウトカムは,地域のサービス提供体制や支援に関する14項目が設定され,介護保険の事業と事業費が設定された...

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  • 保育園と外国籍家族をつなげるプロジェクト型活動から考えることばの「道具性」

    狩野 裕子, 井出 里咲子 言語文化教育研究 21 (0), 32-54, 2023-12-23

    ...外国籍家族にとって日本の保育園,幼稚園,こども園といった場(以下,保育園)は,地域社会参加の入口であり,様々な人が出会う公共空間である。小・中学校では自治体やNPO,ボランティアによる通訳翻訳や日本語支援がある程度整備されている。これに対し,保育園での外国籍家族支援には限りがあり,現場ではさまざまな問題が生じるとともに具体的な解決策が模索されている。...

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  • 聴覚障害児のセルフアドボカシー指導と合理的配慮について

    野田 哲平 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 126 (12), 1273-1276, 2023-12-20

    ...<p> 聴覚障害はコミュニケーションの障害を続発させ, 社会参加を阻害する因子となる. 2001年5月, 障害の医学モデルと社会モデルを統合し得る枠組みとして WHO 総会において国際生活機能分類 (International Classification of Functioning, Disability and Health: ICF) が採択された....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • ヤングケアラーの健康的で前向きな生活を支える要因の検討

    藤田 由起, 遠矢 浩一 リハビリテイション心理学研究 49 (1), 31-42, 2023-12-20

    ...一方で,対象者の語りから,ケア役割を担いながらも子どもが健康的かつ前向きに生きていくために必要な要素として,①ケアの受け手やもう片方の親との親子としての関わりが継続的にあること,②他の家族と協力しながらケアを担える環境であること,③家族外に家族の状況を話せる存在がいること,④ケアの受け手自身が社会参加できる場や,受け手自身の心理的支えになる存在が家族外にいること,⑤自身のやりたいことに集中できる環境...

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  • テキストマイニングを用いた生活行為向上マネジメント事例における生活歴の分類の試み

    塩田 繁人, 三上 直剛, 田村 大, 村井 千賀, 宮口 英樹 作業療法 42 (6), 817-820, 2023-12-15

    ...生活行為向上マネジメント(以下,MTDLP)事例を対象にテキストマイニングを用いて生活歴を分類することである.方法は,MTDLP事例報告登録データベースで公開されている直近100事例を対象に生活歴のテキストデータを抽出し,テキストマイニングを用いて共起ネットワークを作成し,カテゴリーをICFコードに分類した.事例の生活歴は活動と参加7項目および3つのライフイベントに分類された.今後は,ライフステージごとの社会参加...

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  • パーソナルモビリティの変遷と未来

    阪野 貴彦 電気学会誌 143 (12), 782-785, 2023-12-01

    ...これからの日本が直面する超高齢化社会,高齢者の運転免許返納とその代替移動手段,身体の不自由な方の社会参加など,移動困難者への配慮が求められる現代にお</p>...

    DOI Web Site

  • タイ東北地方における障害児と身体活動の実態

    寺田, 恭子, 和智, 道生, 熊澤, 友紀子, 里中, 綾子, 鈴木, 伸治, TERADA, Kyoko, WACHI, Michio, KUMAZAWA, Yukiko, SATONAKA, Ayako, SUZUKI, Nobuharu 桜花学園大学保育学部研究紀要 (28) 67-81, 2023-11-30

    ...と同様に日常生活または社会参加を可能にするために、特別にさまざまな援助を受けることが必要な個人」と記載されている。...

    機関リポジトリ

  • 身体機能,精神機能,認知機能,口腔機能,併存疾患による地域在住高齢者の類型化と転倒経験との関連

    美﨑 定也, 村山 洋史, 杉山 美香, 稲垣 宏樹, 岡村 毅, 宇良 千秋, 宮前 史子, 枝広 あや子, 本川 佳子, 粟田 主一 日本老年医学会雑誌 60 (4), 364-372, 2023-10-25

    <p><b>緒言:</b>高齢者の転倒を予防するためには,高齢者の状態像を多角的に捉える必要がある.本研究の目的は,地域在住高齢者を身体機能,精神機能,認知機能,口腔機能および併存疾患を基にクラスター分析により類型化し,分類した群と転倒経験との関連を検討することとした.<b>方法:</b>2015年に東京都A区において実施された,介護予防に関する調査のデータを用いた.対象者は,要介護認定を受けて…

    DOI Web Site 参考文献25件

  • 地域在住高齢者における腰痛と身体活動,座位時間との関連:横断研究

    中村 睦美, 佐藤 慎一郎, 根本 裕太, 山田 卓也, 武田 典子, 丸尾 和司, 福田 吉治, 北畠 義典, 荒尾 孝 日本公衆衛生雑誌 70 (10), 690-698, 2023-10-15

    ...調査項目は,腰痛の有無,身体活動,座位時間,基本属性,健康状態,生活習慣,社会参加状況に関する項目であった。身体活動は,国際標準化身体活動質問紙(IPAQ)短縮版を用い,週あたりの総身体活動時間を算出し,<150分/週(低身体活動群),150~299分/週(中身体活動群),≥300分/週(高身体活動群)の3群に分けた。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 介護予防事業が二次予防対象女性高齢者の主観的健康感に与える 効果-栄養状態による違いに着目して-

    鈴木 崇広, 星 真行, 渡部 崇久, 難波 樹央, 板垣 光子, 佐々木恵子, 渡部 美聡, 長橋 育恵, 宮坂 美和子, 新藤 柾, 髙橋 寿和, 神先 秀人 日本予防理学療法学会雑誌 3 (1), 22-29, 2023-09-30

    <p>【目的】介護予防事業が二次予防対象女性高齢者の主観的健康感に与える効果を,栄養状態による違いに着目し検討した。【方法】対象者は70 歳以上の二次予防対象女性高齢者107 名とした。週2 回のプログラム介入を9 週間( 全18 回) 行い,介入前後で身体機能,質問紙による主観的健康感,栄養状態を評価した。栄養状態により,栄養良好群,栄養準良好群,栄養非良好群とした。【結果】栄養状態別における…

    DOI 医中誌

  • 高齢者の社会参加とフレイルとの関連:JAGES2016-2019縦断研究

    竹内 寛貴, 井手 一茂, 林 尊弘, 阿部 紀之, 中込 敦士, 近藤 克則 日本公衆衛生雑誌 70 (9), 529-543, 2023-09-15

    ...さらに,社会参加数が多い人ほどフレイル発症リスクが有意に低かった(<i>P</i> for trend <0.001)。</p><p><b>結論</b> 社会参加とフレイル発症リスクとの関連を検証した結果,ベースライン時点で8種類の社会参加をしている人,社会参加数が多い人ほど3年後のフレイル発症リスクが低かった。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • サヌースィー教団

    塩尻 和子 宗教研究 97 (2), 153-173, 2023-09-08

    ...そのなかで社会参加型の視点をもった神秘主義思想を目指したサヌースィー教団の活動は、戦間期のネオ・スーフィズムの一環であったとみなされる。その活動は砂漠の遊牧民の団結を目標に展開され、ジハードを掲げて武装集団を指揮し、リビアへ侵攻するヨーロッパ列強の撃退を担った。...

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  • 我が子にHSC傾向を感じる母親の幼稚園就園へ向けた活動プロセス

    松原 乃理子, 廣部 朋美 保育学研究 61 (1), 67-78, 2023-08-31

    ...また,HSC傾向のある子の養育家庭の抱える困難さは,子どもの敏感さを発端に日常生活への支障を引き起こし,社会参加への困難さや養育家庭の孤立へと繋がっていた。そして,養育家庭のHSCに関する知識や,社会におけるHSC認知と当事者理解の状態によっては,それらが養育家庭の育児の障壁となる可能性が示された。...

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  • 高年齢介護助手が就労によって感じるメリットと情緒的消耗感との関連:横断研究

    中本 五鈴, 杉浦 圭子, 相良 友哉, 高瀬 麻以, 馬 盼盼, 六藤 陽子, 東 憲太郎, 藤原 佳典, 村山 洋史 日本公衆衛生雑誌 70 (7), 425-432, 2023-07-15

    <p><b>目的</b> 本研究の目的は,高年齢介護助手が就労によって感じるメリットのパターンを明らかにすること,そして,バーンアウトの下位尺度の一つである情緒的消耗感とメリットのパターンの関連を検討することである。</p><p><b>方法</b> 2020年に全国老人保健施設協会が介護老人保健施設を対象に実施した調査データを用いた。調査では,高年齢介護助手を60歳以上の者と定義した。最終的に,…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 高齢者の市中肺炎(院外肺炎)の危険因子とインフルエンザワクチン・肺炎球菌ワクチン接種:公衆衛生モニタリング・レポート委員会報告

    鷲尾 昌一, 石崎 達郎, 植木 章三, 藤原 佳典, 大浦 智子, 安西 将也, 甲斐 一郎, 奥村 二郎, 大坪 徹也, 矢庭 さゆり, 島本 太香子, 渡辺 修一郎 日本公衆衛生雑誌 70 (6), 351-358, 2023-06-15

    <p> 肺炎は日本人高齢者の主な死因の一つである。高齢者の多くは加齢に関連した基礎疾患を持っており,肺炎罹患後に心不全など別の系統の疾患を引き起こす傾向がみられる。それゆえ,高齢者の肺炎予防は大切である。日本公衆衛生学会公衆衛生モニタリング・レポート委員会「高齢者のQOLと介護予防,高齢者の医療と福祉グループ」では,高齢者の市中肺炎(院外肺炎)の危険因子と予防対策についての知見をとりまとめた。高…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • ピアサポートを経験した統合失調症をもつ男性の障害開示に関する質的研究

    山西 春果, 横山 和樹, 森元 隆文, 池田 望 作業療法の実践と科学 5 (2), 36-44, 2023-05-31

    ...影響要因を明らかにするためインタビュー調査を実施した.質的分析の結果,[心理的・物理的距離を理由とした障害の非 開示][障害開示への動機づけ][信頼関係形成による自己の再構築のプロセス][回復の実感と元気のお裾分け][障害開示の必要性を感じない状況][相互理解に向けた開示の工夫]のカテゴリーを得た.対象者は『相手との距離を理由に非開示を選択するプロセス』,『非開示の状態から開示を通して自己を再構築し,社会参加...

    DOI

  • 都市部の中高年独居者における心身の健康,経済状態,社会関係上の問題による類型化と類型別特徴

    小林 江里香, 村山 陽, 長谷部 雅美, 高橋 知也, 山口 淳, 山崎 幸子 社会福祉学 64 (1), 61-74, 2023-05-31

    <p>本研究は,都市部の中高年独居者における類型化と類型別特徴の解明を目的とし,東京都A区において無作為抽出され,郵送調査に回答した50~70代の独居者1,524人を対象とした.心身の健康,経済状態,社会関係における問題保有に基づく潜在クラス分析の結果,全側面の問題がある「問題集積群」(5%),身体健康に問題はないが問題集積群に次いで社会関係が乏しい「問題中位群」(25%),「健康問題群」(19…

    DOI Web Site 医中誌

  • 治療と仕事の両立支援―脳卒中―

    菊地 尚久 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 60 (5), 373-377, 2023-05-18

    <p>脳卒中患者に対する治療と仕事の両立支援は急性期治療後に片麻痺などの身体障害と高次脳機能障害が残存することが多く,治療と仕事の両立のみならず,障害も含めた両立が必要なところが特徴である.脳卒中患者の両立支援に向けた流れでは多くが自立訓練,就労移行支援など障害者総合支援法による自立支援事業が用いられる.支援機関として産業保健総合支援センター,ハローワーク,障害者就業・生活支援センター,地域障害…

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  • 通所リハビリテーション若年利用者の社会参加としての就労支援

    加茂 永梨佳, 四本 かやの, 西村 彩, 野長瀬 高志, 古和 久朋 作業療法 42 (2), 213-220, 2023-04-15

    <p>対象は一般就労を希望する50代男性の通所リハビリテーション利用者であった.腰痛と体力低下を認め,自律神経失調症を患い抗精神病薬等で治療継続中であった.作業療法士は利用者が就労の阻害要因として受け止めていた「高齢であること」という点から就労支援を開始し,実生活で体力向上のための外出を増やす計画を自己決定のうえ実践し,結果を振り返った.その結果,一般就労への通過点として主観的満足を伴い福祉的就…

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  • 「精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築」における現状と課題

    吉益 光一, 井上 眞人, 原田 小夜, 藤枝 恵, 池田 和功, 小島 光洋, 山田 全啓 日本公衆衛生雑誌 70 (4), 225-234, 2023-04-15

    ...しかしながら,2020年から続くCOVID-19パンデミックの影響を受けて,精神医療の提供体制や住まい,社会参加,人材育成など,「にも包括」の様々な構成要素が,その出だしから大きな制約を受けている。</p><p><b>考察と結論</b> 「にも包括」は長期在院精神障害者の地域社会への復帰と定着を主目標としている。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 異なる職種や取り組みから考える認知症

    河野 禎之 老年臨床心理学研究 4 (0), 29-34, 2023-03-30

    認知症施策推進大綱に「共生」が掲げられている現在においてもなお,認知症の診断を受けることで社会とのつながりを失ってしまう事例はあとを絶たない。そこには,「認知症」というレッテル により,認知症当事者が構造的に社会と分断されている状況が垣間見られる。認知症の人が自身の 存在を失うことなく,社会に参加し続けられるためには何が必要なのか,本稿では「社会モデル」「当事者参画」「Equity」という3つを…

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  • 婦人雑誌における「銃後」言説形成と連載小説

    古矢 篤史 関西近代文学 1 (0), 22-42, 2023-03-20

    ...しかし、「銃後」は女性が旧来の家族制度から解き放たれうる社会参加の契機ともなったのであり、その複雑な言説構造を読み解かねばならない。「春園」が複数のジェンダー規範が錯綜し衝突しあうテクストであることを明らかにする。...

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  • 地域交流レストランにおける世代間交流の実態

    西井 穂, 内田 勇人 日本世代間交流学会誌 12 (2), 23-31, 2023-03-20

    ...本研究は、地域包括ケアシステムの地域づくりを支える地域交流レストランにおいて、地域住民の社会参加や世代間交流の実態を把握すると共に、新型コロナウイルス感染拡大が、地域交流レストランに与えた影響と役割の変化を明らかにし、今後の課題を整理することを目的とした。方法は、地域交流レストランの職員4名を対象に、フォーカス・グループ・ディスカッションを実施し、質的データ分析手法を用いた分析とした。...

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  • 高齢者のライフスタイルと健康についての一考察

    中西, 一弘, NAKANISHI, Kazuhiro 淑徳大学短期大学部研究紀要 66 143-151, 2023-03-01

    ...高齢者を取り巻く社会的環境に関しては、孤立死が増加、高齢者自身が孤立死を身近な問題と感じて、ボランティア活動などで社会参加を果たし、社会とのかかわりを持とうとする姿が浮き彫りになった。 一方、体力の衰えを感じている高齢者は多いが、他の世代と比較して何らかの運動を習慣化している者は多く、結果として、アンケートでは運動不足を感じていないとの回答が多い。...

    機関リポジトリ

  • 高齢者の自治会への参加および社会参加と主観的幸福感との関連

    大杉 紘徳, 安齋 紗保理, 柴 喜崇 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 12 (3), 117-124, 2023-02-28

    ...主観的幸福感の高低を従属変数としたロジスティック回帰分析の結果, 主観的幸福感には,社会参加していること,自治会に加入していること,さらには自治会に加入意欲があることが影響していた。このことから,高齢者に自主的な社会参加を促すことが重要であるとともに,自ら積極的に参加できない高齢者に対しては,自治会などの第三者が主体的に運営する自治会などの参加を促すことも一定の効果が見込まれると考えられる。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献14件

  • 低経済成長下の名古屋における社会教育の変容―社会教育から生涯学習へ―

    新海, 英行, Shinkai, Hideyuki 研究紀要 44 1-32, 2023-02-20

    ...他方、市民はとくに青年や女性は公的社会教育施設・事業をとおして地域や暮らしの身近な子育て、高齢化、環境等問題に当面し、学び合い、社会参加し、自己実現したい、という自らの自立的な生き方を求め始める。こうした近代的教育価値が内在する学習活動がさらに広がり、深められ、学習の自由と自治的な社会教育システムづくりを求められた。...

    機関リポジトリ

  • 高齢者を対象とするeスポーツ実施時の皮膚温度変化を用いた感情喚起推定

    三浦, 有沙子, 景山, 陽一, 白井, 光, 石沢, 千佳子, 末廣, 健二, 高橋, 伸明, 斉藤, 洋樹, 小林, 拓也, 渡邉, 文人, 佐竹, 久美, 佐藤, 直子 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 217-218, 2023-02-16

    ...我が国は世界で最も高齢者の人口比率が高く,認知症発症の割合も増加している.そのため,認知症の予防として,身体運動や社会参加が進められている.eスポーツは,多くの人と交流を持ちながら楽しむことができ,大きな感情の変化を得られるため,高齢者の認知症予防の取り組みとして期待される.また,eスポーツから得られる刺激や感情を定量的に検出することは,対象のゲームをどれだけ楽しめているのかを定量的に判断するための...

    情報処理学会

  • 高齢者を対象とした住宅改修における作業療法士の経験に関する現象学的研究

    田中 葵, ボンジェ ペイター, 橋本 美芽 作業療法 42 (1), 80-88, 2023-02-15

    ...<p>作業療法士へのインタビュー調査から,彼らが高齢者に対する住宅改修の中で何を考え,どのように専門性を捉えているのかについて,明らかにした.現象学を用いて分析した結果,彼らはADL・移動に加え,IADL・余暇活動・社会参加の支援をOTの専門性と捉えていることが明らかとなった.またその一方で,住宅改修においてOTが捉えている専門性を発揮しづらいさまざまな制約や課題が存在すること,その状況下でOTは実現可能...

    DOI Web Site 医中誌

  • 知的障害者の余暇に関する文献レビュー:実践研究に焦点を当てて

    山田 有輝也, 前原 和明, YAMADA Yukiya, MAEBARA Kazuaki 秋田大学教育文化学部研究紀要 教育科学 78 97-103, 2023-02-01

    知的障害者の職業生活の安定に向けては,生活面の支援の一つである余暇に関する支援を行うことが重 要となる。本研究では,知的障害者の余暇教育の実践に焦点を当てた文献レビューを行った。検索によっ て得られた文献の内容を,実践者の意図,獲得が目指された技能の観点から質的に整理した。その結果, 実践者の意図は,「余暇のレパートリーの増加」,「保護者の負担軽減」,「仲間関係の構築」などに整理 …

    DOI 機関リポジトリ HANDLE

  • 障害当事者参加型調査の意義-「全国頸髄損傷者実態調査2020」を事例として

    丸岡 稔典, 糟谷 佐紀, 金井 謙介, 中村 俊哉, 植田 瑞昌 リハビリテーション・エンジニアリング 38 (1), 34-41, 2023-02-01

    ...本研究の目的は「頸髄損傷者の自立生活と社会参加に関する実態調査2020」を事例として障害当事者による参加型調査の意義を検証することにある。分析の結果、1)障害当事者主導による対話の場の生成につながる、2)障害当事者組織のネットワークを活用して多数のデータを集めることができる、3)障害当事者個人の経験と頸髄損傷者集団の客観的データを対比できる、といった意義があることが示された。</p>...

    DOI 医中誌

  • 知的障害特別支援学校の小学部における自主的・主体的な学習活動をめざした授業実践の検討

    西村 祐紀, 金木 彩子, 長谷川 ひかる, 能登 祐聡, 辻 洋子, 小島 洋平, 中村 耕太郎, 井平 綠, 細谷 一博 北海道教育大学紀要. 教育臨床研究編 73 (1・2), 45-55, 2023-01

    ...障害のある児童生徒の自立と社会参加は,特別支援教育の最大の目標であり,教育現場では様々な実践が行われている。本稿では,知的障害特別支援学校における自立と社会参加に向けた教育実践の一つとして,自主的・主体的な教育実践の在り方について,児童の自己選択・自己決定の視点から4つの授業実践を紹介した。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 障がい児・者と保護者の外出活動における保護者負担と 余暇支援のニーズ調査

    山口 和華, 高橋 一郎, 萩原 賢二, 稲富 淳一 高知県作業療法 2 (0), 69-73, 2023

    ...外出は地域生活を送る上で欠かすことのできない作業であるとともに,社会参加としての役割を果たすための作業活動として重要性や必要性は高いとされている.しかし,近年,発達障がい児・者の余暇活動は興味・関心の偏りから子どもにとって適切な余暇活動を見つけることが難しく,その結果,家で保護者と過ごすことが多いという現状がある.そこで今回,余暇の過ごし方や支援方法に対する保護者の「支援ニーズ」に着目し,アンケート...

    DOI

  • 住民主体!持続したフレイル予防実現に向けて!

    金久 雅史, 有光 一樹, 杉本 徹, 桂 雅俊, 岡野 真也 高知県作業療法 2 (0), 79-82, 2023

    医療・福祉の専門職が関与して提供される通所型サービスC は,卒業後早期に再びフレイルに陥る課題が散見される.高知県仁淀川町では通所型サービスC の手法を“住民主体”で実践する新たな試み“ハツラッツ”が展開されており,卒業生のモニタリング調査を実施した結果,卒業後も体力が維持され,持続してフレイルを予防していることが明らかとなった.ハツラッツは,支援対象者が卒業後には支援者に回るという好循環を生み…

    DOI

  • 人生を脅かす疾患や障害と生きる人々の時間軸を含むライフ経験とレジリエンスとの関連に関する文献検討

    平野 優子 日本看護科学会誌 43 (0), 800-809, 2023

    ...</p><p><b>結果:</b>計18文献が抽出された.深刻な疾患や障害と生きるライフ経験は,レジリエンスを包含しながら,発症後に崩壊や落ち込みを経験するが時間とともに回復する道筋が示された.レジリエンスは,困難からの回復プロセスや能力,身体・心理社会的アウトカムと直接的・間接的に良好に関連する要因であった.レジリエンスの資源や促進要因は,周囲との良好な人間関係,自己効力感や社会参加が挙げられた....

    DOI Web Site 参考文献34件

  • 越境する女性僧侶が拓く社会参加実践

    宓 婷梅 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2023 (0), D07-, 2023

    ...本報告では、グローバル化のもとで台湾の仏教教団A山が日本の関東北部に創立したB寺での民族誌的調査に基づき、B寺の比丘尼(修行者が守るべき戒である具足戒を受けた女性僧侶)を対象に、比丘尼が主導してきた各種の社会参加実践の内実とともに、越境する比丘尼が日本において生成する女性同士の連帯関係の特質について考察する。そうした考察を通じて、仏教が抱えるジェンダーを巡る諸問題への取り組みの一端を明らかにする。...

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  • 医療的ケア児の児童発達支援または保育所等の利用開始に向けた訪問看護実践

    林 恵, 飯田 苗恵, 横山 京子 日本看護科学会誌 43 (0), 99-108, 2023

    ...</p><p><b>結果:</b>【子どもの就学や母親の社会参加を考慮し,好機を逸することなく児童発達支援等の利用を提案する】【両親の希望に応じた児童発達支援等の施設検討に向け,見学の提案や調整を行うとともに,関係者とのやり取りを促す】【児童発達支援等の利用開始に伴う生活の変化への適応に向け,子どもと家族の準備や訪問看護日の調整について提案する】等の15コアカテゴリが形成された....

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 右人工股関節置換術7カ月経過後にウォーカー歩行を獲得した1症例

    村上 武士, 中原 雅美 九州理学療法士学術大会誌 2023 (0), 136-, 2023

    ...2step値は0.75でありロコモ度3で社会参加に支障をきたしている状態に該当する。認知機能面ではMOCA-Jのみが軽度認知症に該当するため、運動機能面と総合すると転倒リスクがあると判断し1本杖歩行は見守りレベルと考える。1本杖歩行の能力は右足部の躓きが見られず10 ㎝の段差を昇降できスラロームなどの応用歩行も行えるが、転倒リスクを考慮して自立した移動手段はウォーカー歩行を選択した。...

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  • 地域サロン利用者のフレイル状況とアンケート調査の関連

    三田 真平, 髙野 直哉, 松村 元貴 九州理学療法士学術大会誌 2023 (0), 185-, 2023

    ...今回男性参加者は少なかったが、すべての男性がアンケートの社会参加項目が満点であり生活の中に生きがいを感じられていた。さらにサロン運営を行うリーダー的役割を担う方が多かった。高齢男性の就労継続は精神健康や生活機能維持に有効であることが示されており、男性は特に何か役割と生きがいをもたせるように働きかけることが重要であると考える。...

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  • グアテマラの障害児者施設におけるJICA 海外協力隊活動の報告

    津 玄徳 九州理学療法士学術大会誌 2023 (0), 69-, 2023

    ...同市の障害児者協会は、市内唯一のリハビリテーション施設であり、理学療法士が1名、特別支援教育員が3名在籍しているが人的・物的資源が不足しており障害児者への支援不足から社会参加への機会損失が生じている。...

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  • サイバネティック・アバターを見据えたロボットリハビリテーションの展開

    髙田 信二郎 日本臨床整形外科学会雑誌 48 (1), 49-53, 2023

    ...</p><p> 2020年,内閣府はムーンショット型研究開発制度を創設した.その中核をなすものがサイバネティック・アバターである.2030年までには,人とよく似た振る舞いをすることができる人工知能,すなわち汎用人工知能を搭載したロボットが新たに登場する.著者は,前述の革新的なロボティックスの開発と社会実装は,障害者や高齢者の運動機能,精神機能,日常生活活動,社会参加,就労などに飛躍的な改善をもたらすことを...

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  • 目次/特集にあたって/表紙の説明

    ファルマシア 59 (11), 978-979, 2023

    ...<br>表紙の説明:59巻11号の表紙は,本号特集のメインテーマである「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム(にも包括)」について,精神疾患患者とその家族が暮らす「住まい」を中心に,これを取り巻く精神医療の提供体制,介護・居住支援,社会参加,地域精神保健および障害福祉,地域住民との交流促進などが地域社会で展開している様子をイメージしている....

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  • ジュニア期ブラインドサッカー選手の体力と運動習慣ついて

    相川 貴裕, 河野 喬, 加地 信幸 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 630-, 2023

    ...定期的なスポーツへの参加機会を持ち、不足している体力要素を改善することで、社会参加の機会を創出するとともに、競技力の向上につながると考えられる。</p>...

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  • 運動器疾患を有した地域在住後期高齢者に対する1年間の短時間通所リハは1日の活動パターンに影響を及ぼすか?

    松崎 凌真, 上田 晃希, 富原 優子, 長嶺 安通, 松岡 輝樹, 宮﨑 雅司, 中西 和毅, 榊間 春利 九州理学療法士学術大会誌 2023 (0), 172-, 2023

    ...また、通所リハに参加することにより運動や外出の機会といった社会参加を促進し、抑うつ状態が改善したことが活動パターンの変化に繋がった可能性がある。通所リハ利用者の日々の活動量向上には、身体機能のみならず精神的な改善も重要となることが示唆された。</p><p>【まとめ】 1年間の通所リハは運動器疾患を有した地域在住後期高齢者の歩行活動を向上させ、日々の活動パターンに影響を及ぼすことが示唆された。...

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  • 当院でのボツリヌス療法と短期集中リハの併用による実態調査について

    片渕 功規, 藤﨑 拡憲, 富永 雄太, 鳥飼 有希子, 小原 健志 九州理学療法士学術大会誌 2023 (0), 29-, 2023

    ...</p><p> 今後の展望として、日常生活の再構築さらには社会参加に繋げるべく、定期継続するに至った満足度の詳細(メリット、デメリット、IADLの状況)を患者や関係者に直接聞き取り、リハビリテーションの質の向上を図っていきたい。</p><p>【倫理的配慮、説明と同意】 本調査は当院倫理委員会の承認を得て行った(承認番号:2302)。また、得られたデータは個人情報が特定出来ないよう十分な配慮をした。...

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  • 社会的行動障害により在宅生活が困難になる要因の検討

    今橋 久美子, 深津 玲子, 武澤 信夫, 辻野 精一, 島田 司巳, 上田 敬太, 小泉 英貴, 小西川 梨紗, 川上 寿一, 森本 茂, 河地 睦美, 納谷 敦夫, 中島 八十一 高次脳機能研究 (旧 失語症研究) 42 (4), 459-465, 2022-12-31

    <p>  本研究では, 脳損傷後に高次脳機能障害と診断された人のうち, 社会的行動障害を主訴とする相談事例 86 名 (在宅生活者 70 名, 施設利用者 15 名, 不明 1 名) について, 臨床背景因子と神経心理学的評価 (Wechsler Adult Intelligence Scale-Third edition : WAIS-III および Neuropsychiatric …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献11件

  • 慢性疾患患者の印象操作技法の発達段階

    山田 カオル 社会学研究 107 (0), 73-100, 2022-12-26

    ...本稿では、生活者として生きる慢性疾患患者が、社会参加と療養上の自己管理を両立する状況において、アイデンティティをどのように管理していくのか、すなわち、「みえないスティグマ」をもつひとのモラル・キャリアを慢性疾患患者の「発達段階」として解釈する。それらを通して、あらためて、病いとともにある生活者を社会のなかでどうとらえていくのかを考える機会としたい。</p>...

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  • いけばな稽古者にみる主婦であることと社会参加すること

    坪井 優子 女性学年報 43 (0), 3-24, 2022-12-16

    ...本稿では、戦後日本においていけばなを稽古した既婚女性たちに焦点を当て、趣味としていけばなを実践した女性稽古者たちが、主婦という立場で家庭生活を担うことと家の外で社会参加することをどのように主体的に実践し、どのように意味づけたか、その意味づけがどのように変遷したかを明らかにする。...

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  • 後天性脳損傷後に自動車運転を中断した当事者と家族の経験

    那須 識徳, 石橋 裕, 生田 純一, 久野 誠, 小林 隆司 作業療法 41 (6), 663-675, 2022-12-15

    ...後天性脳損傷後の自動車運転中断は当事者の社会参加に影響を及ぼすが,支援体制は確立されていない.本研究は,Meta-studyにより運転中断後の当事者や家族の経験を整理し,介入の枠組みを構築することを目的とした.対象論文は2020年までに発表された質的研究であり,海外論文9件が抽出された.対象研究の引用文をコード化し,人-環境-作業の理論で整理した.結果,39件のサブカテゴリに分類され,人は当事者5テーマ...

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  • 統合失調症をもつ人に対するセルフモニタリングによる再入院予防支援の効果

    川上 英輔 行動分析学研究 37 (1), 48-59, 2022-12-07

    ...<b>行動の指標</b> 社会参加の割合、妄想関連行動の割合、定時起床就寝および不眠の割合、幻聴記録の割合を指標とした。<b>結果</b> 介入1では、社会参加の割合が増加し、妄想関連行動の割合が減少した。介入2では、妄想関連行動の割合と幻聴記録の割合が減少した。フォローアップにおいて、対象者は1か月間入院したが、その後10年以上、再入院せず地域生活を送れた。...

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  • 補助犬使用者(希望者)と補助犬(候補犬)の合同訓練、認定、フォローアップ

    山本 真理子, 高柳 友子, 渡邊 学 日本補助犬科学研究 16 (1), 53-59, 2022-12-05

    ...使用者の適性評価やフォローアップにおける社会参加の評価は不十分であり、補助犬により使用者の自立と社会参加がどのように促進されうるか(促進されたか)という観点で訓練、認定、フォローアップが十分に行われていないことが示唆されている。特に「社会参加」の捉え方が訓練事業者、指定法人によって異なるという指摘がなされている。...

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  • 外来腰部脊柱管狭窄症患者における転倒歴とフレイルの傾向 ~活動量と身体機能の相互関係~

    川 薫 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.1 (0), 12-12, 2022-12-01

    ...生活空間と運動機能は相互に影響を及ぼすと述べており,A 群においてフレイルの割合が高く,活動量に有意差を認めたことから,腰部脊柱管狭窄症による下肢筋力低下を基に,活動量の低下が歩行頻度低下を招き,さらに下肢筋群の廃用性筋力低下を生じさせ,筋力・バランス項目において差が生じたと考える.本研究では,詳細な生活空間の把握までは至っていないため今後の課題と考える.今後,要介護・要支援者の減少には,地域や自治体で社会参加...

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  • 地域在住高齢者の介護予防にむけた銭湯利用とソーシャルキャピタルの関係調査

    仲村渠 亮, 高取 克彦, 松本 大輔 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.1 (0), 45-45, 2022-12-01

    ...<p>【背景】</p><p>高齢化の現代では、介護予防を目的とした高齢者の社会参加が重要視されており、ソーシャルキャピタル強度との関連が注目されている。しかし、そういった一般介護予防事業に資する社会参加ができていない高齢者が多い現状にある。...

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  • 墨田区高齢者身体能力測定会によるフレイル・サルコペニアのスクリーニングの実際

    山川 諒太, 平野 正仁, 伊藤 丈仁 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.2 (0), 97-97, 2022-12-01

    ...の地域包括支援センター職員1名で運営した.本事業は①身体能力測定,②理学療法士によるフレイルを予防する生活習慣についての講話,③個別の結果フィードバックと生活相談の三部構成で行った.①は身長,体重,BMI;Body Mass Index,SMI;Skeletal Mass Index,握力,5m通常歩行速度,および片脚立位保持時間を測定した.②は「フレイル予防の生活習慣」と題し,運動習慣,食習慣,社会参加習慣...

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  • 運動習慣を有する地域在住高齢者におけるCovid-19の感染拡大に伴う外出頻度減少に関連する要因

    植田 拓也, 屋成 匠, 土屋 彰吾, 鹿内 誠也, 畠山 浩太郎, 前田 悠紀人, 柴 喜崇 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.1 (0), 120-120, 2022-12-01

    ...」は地域の活動参加と地域での役割を果たす能力を示す.これらのことから,運動習慣を有する地域在住高齢者においては,社会との接触の制限が大きい現在は,もともとの社会参加の状況や身体機能ではなく,自身の周辺のコミュニティにおける役割や生活の調整能力そのものが大きく影響することが推察された....

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  • コロナ禍における地域在住高齢者のうつの実態と心理的フレイルの予防に向けた取組の検討

    杉 輝夫, 関 建太 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.1 (0), 89-89, 2022-12-01

    ...方で違いを認めなかった.しかし健常な方は教室へ2回参加していた.これらのことから,日常生活を維持するために必要な活動だけではうつ状態になることを予防することは困難と考えられた.APDLを継続できるだけの運動機能を維持し,支援教室への参加といった社会活動を実施することが心理的フレイルの予防に重要になると考えられた.コロナ禍のような状況においても,感染対策を徹底し安全性を十分考慮した上で,地域の住民が社会参加...

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  • コロナ禍における地域高齢者の社会的ネットワークの変化パターン:お達者研究

    河合 恒, 江尻 愛美, 今村 慶吾, 伊藤 久美子, 藤原 佳典, 平野 浩彦, 井原 一成, 金 憲経, 大渕 修一 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.2 (0), 3-3, 2022-12-01

    ...パターン間のT0時の慢性疾患、社会参加、週2回以上の体操・運動の状況、握力、歩行速度、LSNS-6、食品摂取多様性、認知機能(MoCA-J)などをχ<sup>2</sup>検定、t検定にて検討した。さらに、パターンを従属変数、有意差を認めた指標を独立変数、性、年齢を調整した多項ロジスティック回帰分析を行った。...

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  • 地域在住高齢者の6年後の転倒予測は可能か? 機械学習を用いた大規模縦断研究

    池田 登顕, ウプル クーレイ, 張山 昌論, 相田 潤, 村上 正泰, 近藤 克則, 小坂 健 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.1 (0), 68-68, 2022-12-01

    ...これらの危険要因に加えて近年、社会参加や転倒関連効力感といった心理社会的要因が転倒の危険要因として報告されはじめている。これらの知見は、心理社会的側面における未知の転倒の危険要因がある可能性を示唆している。そこで、本研究は様々な心理社会的要因を測定している大規模調査データを用いて、機械学習による地域在住高齢者の長期的な転倒の予測要因を明らかにすることを目的とした。...

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  • 特別支援学校(知的障害)における理学療法士3年間の活動報告

    卜部 吉文 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.1 (0), 128-128, 2022-12-01

    ...</p><p>【結論】</p><p>本学校における外部専門員(理学療法士)に求められた内容は、1.学校における自立活動・社会参加に向けた指導の時間において理学療法士の知識や技術について、教員に対する指導及び助言に関すること。2.学校に在籍する児童・生徒の指導計画の作成や評価等に係る相談に関することである。...

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  • 転倒歴のない高齢者における転倒恐怖感と身体機能および運動機能との関連

    福榮 竜也, 宇都 良大, 小野田 哲也, 愛下 由香里, 神田 勝利 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.1 (0), 67-67, 2022-12-01

    ...高齢者のFOF発生を予防し社会参加促進を促す為にも、活動量を保ち上下肢筋力を維持する事は重要であると示唆される。</p><p>【倫理的配慮、説明と同意】</p><p>当院倫理委員会の承認後(承認番号3006)),対象者には事前に研究趣旨を説明し書面で同意を得た.COIは無い.</p>...

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  • 地域在住高齢者における社会参加状況の変化と抑うつ発生の関連:COVID-19流行期間中の縦断研究

    野口 泰司, 林 尊弘, 窪 優太, 冨山 直輝, 越智 亮, 林 浩之 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.1 (0), 72-72, 2022-12-01

    ...特に、地域の通いの場等の制限をはじめとした高齢者の社会参加機会の減少は、抑うつなどのメンタルヘルスを低下させる可能性がある。しかし、COVID-19流行期間での社会参加の減少が、抑うつに及ぼす影響についての縦断研究による実証報告は限られる。そこで本研究では、COVID-19流行期間における縦断データを用いて、地域在住高齢者における社会参加状況の変化と抑うつ発生との関連性を検討した。...

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  • 民間事業者による介護予防事業の実態調査

    川口 貴史, 大渡 昭彦 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.1 (0), 88-88, 2022-12-01

    ...しかしながら、多様な価値観を持つ地域高齢者の行動選択に至る過程は複雑であり、より有効な事業展開のためには、社会参加集団の集団特性を把握する必要がある。本研究では、民間事業者による介護予防事業よかよかひろばの実態調査を主に、他の社会参加集団の集団特性と比較し、今後の事業を展開する上での重要な基礎資料とする。...

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  • 札幌市における通いの場に参加している高齢者の特徴

    福嶋 篤 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.2 (0), 100-100, 2022-12-01

    ...</p><p>後期高齢者の質問票については、健康状態、食習慣、口腔機能、運動・転倒、認知機能、社会参加などに関する15項目を調査した。その結果をもとに、任意の基準で設けたフレイル関連リスクに該当するかを判定した。フレイル関連リスクは、心身の健康、栄養、口腔機能、運動・転倒、もの忘れ、交流・参加の6分類を設定した。また、口腔機能については咀嚼機能と嚥下機能にさらに分類した。...

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  • コロナ禍における地域高齢者の生活機能の変化パターン:お達者研究

    伊藤 久美子, 河合 恒, 江尻 愛美, 今村 慶吾, 平野 浩彦, 藤原 佳典, 井原 一成, 大渕 修一 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.2 (0), 102-102, 2022-12-01

    ...さらに、T0時の治療中の病気、運動習慣、社会参加、就労状況、社会的ネットワーク(LSNS-6)を 独立変数、合計得点の差分の変化パターンを従属変数として、性・年齢とT0時の基本チェックリストの得点を調整した多項ロジスティック回帰分析を行った。...

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  • 地域在住高齢者における筋量、握力、認知機能が社会的フレイルの変化におよぼす影響

    谷口 善昭, 中井 雄貴, 赤井田 将真, 立石 麻奈, 木内 悠人, 牧迫 飛雄馬 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.2 (0), 8-8, 2022-12-01

    <p>【はじめに、目的】</p><p>フレイルは、身体的、精神・心理的、社会的といった多様な側面を持ち、可逆性を有することが知られている。社会的フレイルは身体・認知機能の低下より先行して起こるとされているが、社会的フレイルの変化に対して身体機能や認知機能が影響をおよぼす可能性がある。本研究は、地域在住高齢者を対象に筋量、握力、認知機能が社会的フレイルの変化におよぼす影響を調査することを目的とした…

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  • 青年期自閉スペクトラム症者の社会的動機づけに着目した心理的支援の展開

    古長 治基 リハビリテイション心理学研究 48 (1), 23-34, 2022-11-30

    ...対象者(以下,A)は青年期の男性であり,抑うつ感等の二次障害が見られ,人との関わりや社会参加に対して回避的であった。面接初期では,セラピストが自己開示を含む積極的な関わりを基にAと関係性を構築し,Aの面接に対する動機づけが高まるよう働きかけた。また,社会参加に対するAの心理的不安が見られたことから,面接の場で社会的な物事に関する調べ作業を協働して行い, Aの不安が軽減されるよう関わった。...

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  • 子ども期における親への援助要請および地域交流の経験と成人期の対人関係の関連

    中村 有里, 長谷田 真帆, 西岡 大輔, 雨宮 愛理, 上野 恵子, 近藤 尚己 日本公衆衛生雑誌 69 (11), 874-882, 2022-11-15

    <p><b>目的</b> 人とのつきあいのわずらわしさなど対人関係上のストレスから対人関係や社会的場面を避け,たとえ危機に陥っても他者に援助を求めない傾向が若者を中心に見られている。他者に援助を求める行動には,子ども期に両親に援助を求めた経験が関係することが報告されている。しかし,家族への援助の要請が難しい場合でも,近隣住民との関係の中で,他者に援助を要請するようになることも考えられる。そこで本…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 新型コロナウイルス感染症流行下の第1回緊急事態宣言前後の第2層生活支援コーディネーター業務の実態

    杉浦 圭子, 野中 久美子, 村山 幸子, 藤原 佳典, 村山 洋史 日本公衆衛生雑誌 69 (11), 883-894, 2022-11-15

    <p><b>目的</b> 新型コロナウイルス感染症流行により2020年4月~5月の1回目緊急事態宣言は,ロックダウンに近い内容であった。本研究では,緊急事態宣言中および緊急事態宣言解除後(以下,活動再開後とする)の第2層生活支援コーディネーターの住民支援活動の状況について調査を通じて把握し,さらに行政や所属先からの業務に対する指示の有無は緊急事態宣言中や活動再開後の生活支援コーディネーターの活動…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 介護補助・保育補助人材として就労意向を持つ高齢者の特性

    相良 友哉, 村山 洋史, 高橋 知也, 西中川 まき, 藤原 佳典 日本公衆衛生雑誌 69 (10), 779-789, 2022-10-15

    ...本研究では,介護補助と保育補助のそれぞれについて,「就労意向の有無」を目的変数,「就労関連項目」「健康状態」「社会関係・社会参加状況」を説明変数,「人口統計学的変数」を調整変数とした二項ロジスティック回帰分析を行った。分析に際して,欠測値を多重代入法により補った(10ファイルを作成)。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 外出に支援を要する脳卒中者が電動車いすの利用に至るプロセス

    亀井 将太, 小林 法一 作業療法 41 (5), 522-530, 2022-10-15

    本研究の目的は,介護保険受給者が電動車いすの利用に至るプロセスを明らかにすることである.4名の対象者にインタビューを実施し,複線径路等至性アプローチを用いて分析した.結果,分岐点を経て,「これからも家族や社会とつながるための手段として電動車いすを利用する」という等至点に至った.そのプロセスで,“電動車いすを使うと歩けなくなる”という価値・信念が,“電動車いすは便利な道具”に変容した.周囲の電動車…

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  • ポジティブ作業評価における関与度推定システムを活用した作業療法実践の臨床有用性

    野口 卓也, 京極 真 作業療法 41 (5), 592-601, 2022-10-15

    ...じてポジティブ作業評価(Assessment of Positive Occupation 15,以下APO-15)における関与度推定システム(以下,推定システム)を活用した作業療法実践を後方視的に報告し,その有用性を検討することであった.方法は,APO-15の推定システムでポジティブ作業への関与状態を評価し,評価結果と事例の強みを参考に支援した.その結果,事例のWell-Being(以下,幸福)や社会参加...

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  • COVID-19の感染拡大下における配食事業者のサービス提供体制と課題整理に関する調査研究

    横山 友里, 西村 一弘, 吉﨑 貴大, 串田 修 栄養学雑誌 80 (5), 285-293, 2022-10-01

    <p>【目的】新型コロナウイルス感染症(以下,COVID-19)の感染拡大下における配食事業者のサービス提供体制とその課題を明らかにすることを目的とした。</p><p>【方法】日本栄養支援配食事業協議会に加盟する配食事業者(21社)を対象に依頼文書を送付し,調査協力への同意が得られた事業者を対象にした。2021年1月~2月に質問紙調査およびインタビュー調査を実施し,配食事業者のサービス提供体制と…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • 地域在住高齢者における改訂版食品摂取の多様性得点の試作と評価

    横山 友里, 吉﨑 貴大, 小手森 綾香, 野藤 悠, 清野 諭, 西 真理子, 天野 秀紀, 成田 美紀, 阿部 巧, 新開 省二, 北村 明彦, 藤原 佳典 日本公衆衛生雑誌 69 (9), 665-675, 2022-09-15

    <p><b>目的</b> 食品摂取の多様性得点(DVS)は,日本人高齢者の食品摂取の多様性を評価する指標として,疫学研究や公衆衛生の現場において幅広く活用されている。一方,本指標は1990年代の開発以降,見直しが行われておらず,現在の日本人高齢者の食生活の実態を必ずしも十分に反映できていない可能性がある。本研究では,構成食品群の改訂による改訂版DVS(MDVS)の試作および妥当性の評価を行うこと…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 知的障害者の意思決定に対する相談支援専門員の支援方法に関する研究

    山口, 佳子 国際医療福祉大学学会誌 27 (2), 7-20, 2022-08-31

    ...結果:本人への意思決定支援の支援内容について,環境設定,意思形成支援,意思表明支援,意思の推定,意思実現支援の過程において 17 の支援内容が抽出され,他者からの影響,表明と推定の区別,多様な社会資源などが特徴的であった.家族への支援として,思いの受容,協力関係の構築などが抽出され,施設・事業所との十分な連携も抽出された.相談支援専門員の意識として,ストレングス視点,社会参加支援などが抽出された....

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 地域包括ケアシステムのもとでの Ageing in place の実現

    森 満 作業療法の実践と科学 4 (3), 39-46, 2022-08-31

    ...ねることは,Ageing in place と表現される.医療介護総合確保推進法に地域包括ケアシステムという概念が組み込まれたが,そのもとでAgeing in placeを推進するに当たって,ホーム(自宅)を中心として,「自立と依存」軸と「健康とケア」軸がそれを支えるというモデルが想定される.自己決定することともに,弱い(fragile)主体であることを自覚すること,社会関連資本(信頼関係,社会的支援,社会参加...

    DOI 医中誌

  • 介護予防に資する「通いの場」の概念・類型および類型の活用方法の提案

    植田 拓也, 倉岡 正高, 清野 諭, 小林 江里香, 服部 真治, 澤岡 詩野, 野藤 悠, 本川 佳子, 野中 久美子, 村山 洋史, 藤原 佳典 日本公衆衛生雑誌 69 (7), 497-504, 2022-07-15

    <p><b>抄録</b> 一般介護予防施策としての「地域づくりによる介護予防」において「通いの場」への支援は自治体にとって主要事業の一つである。「通いの場」の多様性が求められる一方で,行政が把握し,支援・連携すべき「通いの場」の概念や類型は明確ではない。そこで,東京都健康長寿医療センター研究所(東京都介護予防・フレイル予防推進支援センター)と東京都は「通いの場」の概念整理検討委員会を設置し,東京…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • ドイツにおける精神障害による労災保険受給者への 給付の適正化策について

    三柴 丈典 産業保健法学会誌 1 (1), 120-128, 2022-07-10

    ...a) 労災保険等の社会保険受給者にも快復(社会参加能力の獲得・回復)のための協力義務が課され、それを履行しなければ、合理的な理由がない限り、保険給付が停止され得る。 b) 協力義務には、①正確な事実の申告、②医学/心理学的検査の受検、③受診と治療、④部分的な労働参加等が含まれる。保険者の判断により、リハビリへの参加も求められる。...

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  • 障害とICTに関する日本の支援技術政策史からみた課題

    青木 千帆子 科学技術社会論研究 20 (0), 71-85, 2022-07-10

    ...<p> 本稿は,日本における支援技術の政策史を振り返ることを通し,支援技術に関する理解や政策がどのように変化したのかを明らかにする.そして,ICT(情報通信技術)が障害者の社会参加を阻む社会的障壁となってしまう現状を分析するための手がかりを得ようとするものである....

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  • 関節リウマチ患者のフレイル予防行動の継続に関わる要因の検討

    安岡 実佳子, 肥田 武, 藤川 寛之, 永谷 祐子, 川口 洋平, 黒柳 元, 上用 祐士, 坂井 宏章, 三井 祐人, 渡邉 良太, 渡邉 美貴, 鈴木 貞夫, 小嶋 雅代 東海公衆衛生雑誌 10 (1), 196-202, 2022-07-02

    ...フレイル予防では, 運動, 栄養, 社会参加を促すことが重要と考えられている。本研究では,RA患者のフレイル予防を促す行動の継続に関連する要因を明らかにすることを目的とした。</p><p><b>方法</b> RA外来患者を対象とした既存研究の参加者のうち, 新たに本研究協力への同意が得られた14人を参加者とした。...

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