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検索結果 4,807 件

  • 新型コロナウィルス感染症パンデミックが教育に与える社会心理学的影響

    ナイト, ジェームズ 文化学園大学紀要 55 77-86, 2024-03-31

    新型コロナウィルス感染症パンデミックは世界の教育に前例のない困難の連続をもたらした。それは誰もが想像できることをはるかに超えていた。生徒たちは学校閉鎖を受け入れるほかはなく、新たなオンライン学習環境にすばやく順応するしかなかった。この変化は混乱状態と言える学習進度から、生徒に与えた顕著な社会的かつ心理的影響までに及ぶ。対面での社会との関わりの欠如は、深い孤独感と孤立感をもたらし、生徒の総合的な幸…

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  • 存在論的恐怖が異性身体の選好に及ぼす影響

    長部 恵美, 福島 治 社会心理学研究 39 (3), 212-219, 2024-03-31

    <p> In line with Singh (1993, 1995), this study aims to examine how mortality salience influences individuals’ preference for line drawings of the opposite sex’s body shape. Followed by mortality …

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  • 信頼感、信頼性に関する潜在的態度測定の試み : 信頼IATの開発

    与謝野 有紀, 林 直保子 関西大学社会学部紀要 55 (2), 45-77, 2024-03-31

    ...社会的信頼をめぐっては、経済学、社会学、政治学、公衆衛生学分野において多数の計量分析がなされ、また、社会心理学分野では国際比較を含む実験研究も多数なされてきている。これらの実証研究は、質問紙調査、あるいは実験による個人の社会的信頼感、社会的信頼性の測定を基礎としている。しかしながら、これらの測定に関しては、信頼性・妥当性の観点や社会調査への適用可能性に関して課題があることが分かっている。...

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  • 訂正

    社会心理学研究 39 (3), 234-234, 2024-03-31

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  • 大学生における社会的アイデンティティの成長理論の研究動向

    河井 亨, 村上 紗央里 名古屋高等教育研究 24 317-338, 2024-03

    ...本研究では、まず、その源流として、心理学、社会学、社会心理学、人間生態学、ポストモダン思潮を整理する。次に、アイデンティティの多元モデルの開発と再構築から、社会的アイデンティティの多元性と相互作用、文脈の影響とそれを媒介する意味形成フィルターのモデル化を提示する。...

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  • 特定少年実名報道への支持と子どもに対する現代的偏見―実名報道目的の媒介効果―

    湯山 祥, 向井 智哉, 松木 祐馬, 綿村 英一郎 実験社会心理学研究 advpub (0), 2024

    <p>本研究は,2021年の少年法改正により罪を犯した特定少年(18・19歳)の実名報道が解禁されたことを受け,実名報道目的が,子どもに対する現代的偏見と特定少年の実名報道への支持の関連を媒介するというモデルを,2つの研究により検討した。この際,実名報道目的として,刑罰目的に関して作成された尺度・項目を参照・援用し,応報,一般予防,改善更生,隔離を用いた。研究1では,一般的な特定少年についての実…

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 実在性に関する後説明効果の検証

    菅 さやか, 太幡 直也, 宮本 聡介 実験社会心理学研究 63 (2), 51-60, 2024

    <p>本研究は,後説明効果の生起を検証した。存在が曖昧なものが実際に存在しているという認識(実在性認知)に焦点を当て,説明が説明対象に関する認知に及ぼす再帰的な影響を検証した。加えて,後説明効果の大きさに関わると考えられる変数を明らかにするため,説明に対する自己評価を高く感じるほど,説明対象の実在性認知が高まるという仮説についても検証した。二つの研究において,参加者は,新奇な商品の使用目的や開発…

    DOI Web Site 参考文献17件

  • 新型コロナウイルス感染禍とシステム正当化

    村山 綾, 三浦 麻子, 北村 英哉 社会心理学研究 39 (2), 64-75, 2023-11-30

    <p>Three studies examined the relationship between threats to the Japanese healthcare system during the COVID-19 pandemic and perceived system justification in Japan. Study 1 confirmed the validity …

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  • 間接的抵抗について

    辻本 昌弘 社会心理学研究 39 (2), 107-140, 2023-11-30

    <p>This paper discusses “indirect resistance” to authorities who commit inhumane acts. There are two ways to resist authority, namely, direct resistance and indirect resistance. Direct resistance is …

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  • 陰謀論信奉と信頼行動との関連:二次分析による検討

    松本 良恵, 李 楊, 新井 さくら, 井上 裕香子, 清成 透子, 山岸 俊男 社会心理学研究 39 (2), 43-53, 2023-11-30

    <p>Empirical studies have shown that beliefs in conspiracy theories are associated with low self-reported attitudinal trust in other people in general. However, self-reports do not always reflect …

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  • IAT、紙筆版IATの特性の再検討および音声版IATの提案

    与謝野 有紀, 林 直保子 関西大学社会学部紀要 55 (1), 1-21, 2023-09-30

    ...本研究では、このような方法の限界を克服すると期待され、社会心理学分野で盛んに研究されてきている潜在的態度の測定方法(潜在連合テスト:IAT)を用いて、1)既存のIATと顕在指標の間の関係の整理、2)集合調査等で利用可能な音声を利用した新版IATの提案と課題の整理の2点を行った。具体的には、96名の実験参加者に対し、IAT、紙筆版IAT、音声を用いた新版IAT、SD法による顕在指標の測定を行った。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 向社会的行動の促進に向けた社会的意義付けにおける金銭的報酬効果の検証

    柏本, 幸俊, 山崎, 悠大, 曹, 蓮, 上坂, 大輔 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 670-676, 2023-06-28

    ...歩行行動の習慣化等の比較的行動変容が容易な行動に注目する.一方で,依存状態にある喫煙・飲酒患者の禁煙・禁酒や勉強が苦手な子供の学習の習慣化,向社会的行動(以降「誘発・習慣化の障壁が高い行動」とする)などの対象行動の誘発と習慣化が難しい.これまで筆者らは,向社会的行動の1つであるパトロールランに注目し,行動変容支援システムを用いた誘発・習慣化の障壁が高い行動を対象とした行動変容技術を検討している.教育・社会心理学...

    情報処理学会

  • 消費者思考モード尺度の作成

    多田 伶, 勝又 壮太郎 消費者行動研究 29 (1_2), 1_1-1_26, 2023-03-31

    ...特に、社会心理学の分野で提唱された無意識的思考理論を応用すれば、消費者の意思決定プロセスは意識と無意識の両面からとらえられる。同理論は2つの思考モードが意思決定で中核的な役割を果たすと仮定するが、思考モードの測定尺度はいまだ確立していない。そこで、本研究は調査や実験を行い、尺度の信頼性、構成概念妥当性、既知集団妥当性、法則定立妥当性を検討するなかで、消費者思考モード尺度の作成を試みた。...

    DOI

  • 教育社会心理学研究の動向と教育心理学研究におけるジェンダー

    森永 康子 教育心理学年報 62 (0), 49-62, 2023-03-30

    ...<p> 本論文は,日本教育心理学会第64回総会において発表された個人研究と2021年7月から2022年6月までに発行された『教育心理学研究』の掲載論文の中から,教育社会心理学分野に該当する研究の動向についてまとめた。また,2019年から2022年6月までに発行された『教育心理学研究』の掲載論文の中で,参加者の性別がどのように扱われているかについて,ジェンダーの視点から検討した。...

    DOI Web Site 参考文献35件

  • Twitterにおける会話量にともなう言葉遣いの文体的特徴変化の分析

    武藤, 敦子, 江口, 明利, 高橋, 昂希, 森山, 甲一, 横越, 梓, 吉田, 江依子, 犬塚, 信博 情報処理学会論文誌数理モデル化と応用(TOM) 16 (1), 1-7, 2023-03-17

    ...社会言語学の分野では,アコモデーション理論に基づき人は会話における言葉遣いを変化させることで他者との社会的距離の操作をしたり,コミュニケーションの効率を高めたりすることが示されてきた.また,社会心理学においては,繰り返し接触することで相手への好意が高まるという単純接触効果があり,短期間で接触した回数が多い対象ほど印象が向上するという研究もある.個人間の接触の1つに会話があり,人は会話量にともない相手...

    情報処理学会

  • 自己愛傾向と養育態度の関連――対象関係に着目して

    亀倉 大地, 安保 英勇 パーソナリティ研究 31 (3), 180-190, 2023-02-24

    ...一方,社会心理学やパーソナリティ心理学の研究では,過剰評価や統制的な関わりが自己愛パーソナリティの形成につながると指摘されている。このように,養育態度が自己愛傾向に及ぼす影響について相違が見られている。本研究では,大学生500名を対象に親の養育態度,対象関係,病理的自己愛について測定を行った。媒介分析により,親の養育態度が対象関係を通して自己愛傾向へ及ぼす影響について検討を行った。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献19件

  • 集団エゴグラム~討議における集団の性格特性の数値表現~

    大木 真, 入口 純太, 松木 大 知能と情報 35 (1), 633-644, 2023-02-15

    <p>本論文では,次の2点について報告している.(1)集団エゴグラムの導出方法の提案,(2)導出された集団エゴグラムを個人のエゴグラムと同じように解釈し利用することができることの確認.集団エゴグラムは集団の性格を数値表現する方法であり,本研究では「エゴグラム」と「集団意思決定ストレス法(以下,ストレス法)」の2つの手法を組み合わせて実現する.「エゴグラム」は個人の性格分析に用いられる方法で,「ス…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 下方比較に対する作業者の感じ方に関するアンケート調査と解析

    董 彦文 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202211 (0), 263-266, 2023-01-31

    ...このモデルから作業者の性格特性,社会的比較志向性が作業効率に影響を及ぼす社会心理学的仕組みが明らかになった同時に,社会的比較は作業者にストレスを感じさせ作業効率に負の効果をもたらすこともわかった。...

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  • どうしたらより多くの人々を地域活動に動員できるのか?

    大森 寛文 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202211 (0), 195-198, 2023-01-31

    ...第3に,環境心理学と社会心理学の理論を手掛かりに,人々を行動に駆り立てるための要諦を探る。最後に,関係人口を題材として,より多くの人々を地域活動に動員するための方策とそこにデジタル技術をどのように活用しうるかについて考察した。</p>...

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  • 対人環境が子どもの反社会的傾向の変化に及ぼす影響―COVID-19対策としての長期自宅待機前後の縦断的検討―

    吉澤 寛之, 笹竹 佑太, 酒井 翔, 松下 光次郎, 吉田 琢哉, 浅野 良輔 実験社会心理学研究 62 (2), 149-168, 2023

    <p>本研究では,自宅待機前後の縦断調査から,家庭,教師,友人,地域住民などの対人環境の違いで生じる反社会的傾向の変化を比較した。A市内の4年生以上の小中学生1,098名を対象に,自宅待機前と学校再開後2時点の全3時点で調査を行った。対人環境として,家庭の養育と暴力,教師リーダーシップ,友人関係,地域住民の集合的有能感を測定した。反社会的傾向として,セルフコントロール,冷淡・情動の欠如,選択的道…

    DOI Web Site 参考文献36件

  • 新型コロナウイルス感染症社会における災害ボランティア排斥言説の検討

    宮前 良平, 大門 大朗, 渥美 公秀 実験社会心理学研究 62 (2), 94-113, 2023

    <p>本研究は,コロナ禍前後での災害ボランティアに対する排斥言説を検討し,その背後にある外集団と内集団の境界画定のなされ方を明らかにすることを目的とする。コロナ禍において社会的マイノリティへの排斥の増加が指摘されているが,このような排斥は,外集団と内集団の境界が明確な際に生じている。本研究では,コロナ禍前後での日本における災害ボランティアへのTwitter上の言説を対象とし,境界が比較的流動的な…

    DOI Web Site Web Site 参考文献24件

  • 「Days-After」の視座を用いた防災活動の分析

    杉山 高志, 矢守 克也 実験社会心理学研究 62 (2), 49-63, 2023

    <p>本稿は,高知県黒潮町で展開された防災活動に対して参与観察を行い,Days-Afterの視座から分析を試みたものである。Days-Afterとは,まだ起こっていない災害現象を,もう起こったこととして捉える姿勢・語り方のことであり,災害の発生を確率として捉えるのではなく,将来必ず起こるものとして捉えて語る視点のことである。この視点は,災害の発生が不可避だととらえるものであり,時として災害に対す…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • Retrospective bias during the COVID-19 pandemic

    Yamagata Mei, Miura Asako 実験社会心理学研究 62 (2), 234-239, 2023

    <p>Humans tend to distort past events, leading to a gap between experience and retrospective experience—the retrospective bias. This study clarified the characteristics of retrospective bias in the …

    DOI Web Site Web Site 参考文献10件

  • 利他的罰と感染予防規範逸脱者・感染者に対する攻撃との関連の検討

    真島 理恵, 木村 多聞 実験社会心理学研究 62 (2), 169-181, 2023

    <p>COVID-19のパンデミックに直面し,昨今の日本社会では,感染予防行動をとらない人を,一部の人々が自主的に匿名で取り締まる制裁行動がしばしば観察される。こうした感染蔓延を防ぐために規範を強制するという極端な方法は対象者に対するつるし上げに結びつき,社会に深刻な問題をもたらす可能性が大きい。本研究では,このような攻撃が,ヒトを非常に協力的な存在たらしめているメカニズムの一つとして提唱されて…

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 新型コロナワクチンの接種が在留外国人に対する態度に及ぼす影響:行動免疫システムの観点から

    田戸岡 好香, 石井 国雄, 樋口 収 実験社会心理学研究 62 (2), 130-138, 2023

    <p>感染症脅威は行動免疫システムにより外国人に対する偏見を生じさせるが,Huang et al.(2011)によればワクチン接種をすることでそうした偏見を低減できることが示されている。本研究では新型コロナワクチンの接種が在留外国人に対する態度に及ぼす影響を検討した。高齢者のワクチン接種が始まる前に,外国人に対する態度をベースラインとして測定する事前調査を行った。その後,全国的にワクチン接種が進…

    DOI Web Site 参考文献10件

  • メタレベルの視点に立った防災・減災に関する質問紙調査研究の分析

    矢守 克也, 岡田 夏美 実験社会心理学研究 63 (1), 14-31, 2023

    <p>本研究は,既存の質問紙調査研究やそのデータをメタレベルの視点から考察する立場に立って,防災・減災に関する実践・実務に対して,これまで欠落・不足していた長期的かつ俯瞰的な観点を与え,あわせて,質問紙調査法に新たな視点を提供することを目的とした。特に,単一の調査研究から得られた結果だけではなく,複数の調査研究の方法や結果を俯瞰的に総覧することで,新たな洞察が得られる場合があることを指摘した。具…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 働く女性の就業継続の意思決定モデルの構築

    久木田 誕之, 那須 清吾 グローバルビジネスジャーナル 9 (1), 20-31, 2023

    ...本研究は女性の就業継続の意思決定に関するこれまでの先行研究を検証し,先行研究に共通する問題点 を指摘した.そして,実際に働く女性にインタビューを行い,就業継続するかを決定する意思決定プロセ スを記述的推論を用いて明らかにするとともに,何が就業継続に影響を及ぼすのかについての意思決定モ デルを社会心理学等の理論を用いて構築した....

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  • 返信は早い方が良いのか?―携帯メールやLINEにおける「互酬性仮説」の検証

    村上 幸史 実験社会心理学研究 62 (2), 80-93, 2023

    <p>携帯メールやLINEのやりとりにおいては,送受信の行為自体が,一種の社会的交換と見ることができる。ただ返信するだけでなく,できるだけ早く返信するという返報の義務の存在からは,返報の速度自体にも価値が置かれていると考えられる。そのため,利用者が相手との不均衡さを感じた場合には,返信速度を調整することによって,相手に合わせた対応をしたり,何らかの意思表示をしているのではないかと推測される。その…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • コロナ禍での他者の旅行が妬みや旅行動機に与える影響―他者の旅行の時期と旅行計画の有無の効果―

    中井 彩香, 沼崎 誠 実験社会心理学研究 62 (2), 208-222, 2023

    <p>本研究は,コロナ禍において友人の過去の旅行,あるいは未来の旅行を知ったときの悪性妬み・良性妬み・友人を低める動機・旅行動機の強さを検討した。友人が旅行に行く,あるいは旅行に行った話を聞いたというシナリオを用いて,自分も旅行計画を立てていたが行けなかったという情報を含めるかどうかを変えることで旅行計画の有無を操作した。参加者はシナリオを読み,妬みや他者を低める動機,旅行動機を感じた程度を回答…

    DOI Web Site 参考文献20件

  • 「自粛」のグループ・ダイナミックス

    矢守 克也, 松原 悠 実験社会心理学研究 62 (2), 117-129, 2023

    <p>新型コロナウイルス感染症に対する日本社会の反応の中で,特に目を引いたことの一つは,「外出自粛」,「旅行自粛」,「営業自粛」といったフレーズに登場する「自粛」という現象やそれをめぐる論争である。本論文では,まず,「自粛ムード」,「自粛要請」,「自粛警察」などのワードに暗示されているように,自粛が,一方で,当事者の主体性に基づく行為のようでもあり,他方で,他者からの強制・誘導に拠る行為のように…

    DOI HANDLE Web Site ほか1件 参考文献5件

  • COVID-19の流行がもたらす夫婦の相互依存性の変化

    古村 健太郎, 金政 祐司, 浅野 良輔 実験社会心理学研究 62 (2), 223-233, 2023

    <p>本研究の目的は,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行によって,夫婦の相互依存性がどのように変化したかを検討することであった。分析対象は,2017年2月から2020年10月までの7時点縦断調査に回答した夫婦289組であった。スプライン成長モデルによる分析の結果,関係満足度や接近コミットメントは,夫婦ともにCOVID-19の流行までは減少していたが,COVID-19の流行後に妻で…

    DOI Web Site 参考文献22件

  • 「誰のための」「何のための」支援か~日本で暮らす外国籍市民と支援者とのかかわりの「ずれ」に着目して~

    寳田 玲子, 渥美 公秀 実験社会心理学研究 63 (1), 1-13, 2023

    <p>本研究は,愛知県半田市の外国籍市民への支援と当事者の支援団体との恊働的実践についてなされたものである。外国籍市民に対する支援は,当事者側のニーズが次第に明らかになることで,支援者側がそのニーズに即した適切な支援を行うことがますます求められてきている。一方で,外国籍市民との恊働的実践において,支援者が当事者とともにニーズを確認しそれに合わせた支援を行っていても,あとから見出された本来の支援内…

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  • 宗教心理学の展望

    藤井 修平 宗教/スピリチュアリティ心理学研究 1 (1), 18-32, 2023

    ...宗教心理学の研究テーマに 関しては,社会心理学的研究においては宗教とパーソナリティや向社会性,暴力と偏見 などの他の変数の相関が扱われており,それに加え宗教と健康,宗教と死,宗教と道徳 の関係も探究されている。宗教認知科学は,心の理論,擬人観,素朴二元論といった人 の日常的な認知メカニズムが宗教現象を生み出すとみなしている。...

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  • 「一生懸命にやってみるまでわからない」:実体理論者が努力を情報として捉える時

    鈴木 啓太, 村本 由紀子 実験社会心理学研究 62 (2), 64-79, 2023

    <p>指導者の暗黙理論(能力の可変性に関する信念)が課題に失敗した学習者への助言に与える影響を検討した。参加者に先生の立場から成績不振な生徒に対し助言させるというシナリオ実験を,サンプルを変えて二度実施した。(能力の固定性を信じる)実体理論的信念を強く持つ参加者ほど,努力量の多い生徒に対しては失敗の原因を能力不足に帰属して科目の変更を促す一方で,努力量の少ない生徒に対しては努力の継続を促すことが…

    DOI Web Site Web Site 参考文献18件

  • COVID-19第1波におけるリスク認知と予防行動:知識および社会問題リスク認知との関連

    小森 めぐみ, 武田 美亜, 高木 彩 実験社会心理学研究 62 (2), 195-207, 2023

    <p>COVID-19以外のハザードで示されているリスク認知や予防行動の影響因がCOVID-19においても同様に機能するのかを明らかにするために,リスク関連知識量とリスク認知,予防行動の関連を調べる探索的なインターネット調査をCOVID-19流行拡大初期に行った。知識の測定は主観的見積もりを質問したほか,クイズによる客観的測定も行った。リスク認知は様々な対象(自己,家族,高齢者,子ども,国民全体…

    DOI Web Site 参考文献17件

  • COVID-19に関する陰謀信念がもたらす感染防止政策の否定と感染リスク行動:感染リスク軽視の媒介的影響

    縄田 健悟, 大賀 哲, 藤村 まこと 実験社会心理学研究 62 (2), 182-194, 2023

    <p>新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関しては多くの陰謀論が存在する。COVID-19の陰謀論を信奉することで,感染リスクを軽視する認知を高め,個人としても感染リスク行動を取るようになるとともに,政府による感染防止政策を支持しなくなることが予測される。欧米ではこうした社会心理過程が指摘されており,本研究では日本でも同様の過程が見られるかを検討していく。研究1では,2021年1月に質…

    DOI Web Site 参考文献17件

  • COVID-19の身近な感染脅威が予防行動に与える影響―日本人大学生を対象とした研究―

    清成 透子, 井上 裕香子, 松本 良恵 実験社会心理学研究 62 (2), 139-148, 2023

    <p>COVID-19のパンデミックは,行動免疫システムと感染予防行動や態度などの関係を検討する格好の機会である。本研究は,感染拡大の鍵を握る若年層(大学生)を対象に身近にCOVID-19の罹患者がいる群とそうではない群を比較し,行動免疫システムから予測される通り身近に迫る感染脅威が予防行動を実際に引き出しているかを検討した。調査は2021年7月5日から21日の期間にオンラインで実施した。有効回…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献25件

  • 熟議を人々はどのように評価するのか

    前田 洋枝 計画行政 45 (4), 21-26, 2022-11-15

    <p>Deliberations among randomly selected participants are beginning to be institutionalized. Even if not institutionalized, there are an increasing number of cases where policy making is conducted …

    DOI

  • 訂正

    社会心理学研究 38 (1), 23-23, 2022-07-31

    DOI

  • 組織における制度と文化

    村本 由紀子 産業保健法学会誌 1 (1), 25-29, 2022-07-10

    ...本稿では、多元的無知に関する社会心理学の研究例を紹介しながら、組織における制度と文化の関係について考察する。...

    DOI

  • 総合社会学部の専任教員―研究・社会貢献活動―

    金井, 啓子, 杉浦, 徹, 鈴木, 伸太郎, 辻, 竜平, 二木, 一夫, 松本, 行真, 山本, 良二, 安達, 智史, 岡本, 健, 齋藤, 曉子, 鈴木, 光祐, ソフィア, リカフィカ パトリック, 西尾, 雄志, 岡野, 英之, 漆原, 宏次, 小泉, 隆平, 堀田, 美保, 本岡, 寛子, 遠藤, 信貴, 大対, 香奈子, 奥野, 洋子, 佐藤, 望, 塩﨑, 麻里子, 直井, 愛里, 中川, 知宏, 上野, 将敬, 石原, 肇, 田中, 晃代, 久, 隆浩, 藤田, 香, 飯塚, 公藤, 今西, 亜友美, 津島, 光, 中田, 真木子, 内海, 秀樹, 大野, 司郎, 保本, 正芳, 石井, 隆之, 下, 絵津子, 好並, 晶, 須賀井, 義教, 大喜, 祐太, デラ, リチャード, 西村, 香奈絵, 松田, 紀子 近畿大学総合社会学部紀要 : 総社る = Kindai Applied Sociology Review : Social 10周年記念号 103-127, 2022-03-31

    type:Departmental Bulletin Paper

    機関リポジトリ

  • 日本における女性の人生満足度とシステム正当化

    森永 康子, 福留 広大, 平川 真 社会心理学研究 37 (3), 109-115, 2022-03-31

    <p>Despite a large gender gap, life satisfaction among women has been nearly equal to or even higher than that among men in Japan. We investigated the relationship between life satisfaction and …

    DOI

  • 教育社会心理学に関する研究の動向

    黒川 雅幸 教育心理学年報 61 (0), 45-62, 2022-03-30

    ...<p> 本稿の目的は,教育社会心理学研究およびいじめに関する近年の動向を概観することであった。前半では,日本教育心理学会第63回総会における研究発表や2020年7月から2021年6月末までの1年間に刊行された『教育心理学研究』のうち,教育社会心理学研究に関する論文について概観した。...

    DOI Web Site 参考文献50件

  • 3. 「臨床実習においてコミュニケーションがうまくできない医療系学生」の理解と支援

    堀田 亮, 川上 ちひろ, 藤江 里衣子, 西城 卓也 医学教育 53 (1), 35-41, 2022-02-25

    ...<p> 本稿では「コミュニケーションが苦手な学生」の支援として, 薬学生の架空事例を以下の3つの視点から検討する. 1つ目は, 発達・社会心理学的視点から「コミュニケーションの未学習, 誤学習」および「現実, 理想, 当為自己間の不一致」の可能性を述べる. 支援では, アサーションスキルの習得が有効となりうる. 2つ目は, 臨床心理学的視点から「社交不安障害」や「自己愛」の観点から見立てる....

    DOI

  • 応用演劇と科学的な人間理解を組み合わせた協働的学びの試み

    虫明, 美喜, 虫明, 元 宮城教育大学紀要 56 373-383, 2022-01-31

    ...この新たな試みでは、人間のコミュニケーションのメカニズムを、脳科学、発達心理学、社会心理学等を踏まえた講義と教室内のグループ活動の形で学び、一方でそれと呼応するグループでの応用演劇の実践を行い、即興で互いのストーリーを演技するプレイバックシアターの手法を取り入れた実践を行った。...

    機関リポジトリ

  • 人は他者に視点取得されたと思うとき,共感されたと感じるか:認知と感情を区別した検討

    鈴木 雄大, 山川 樹, 坂本 真士 実験社会心理学研究 61 (2), 71-80, 2022

    <p>本研究では,感情的視点取得(i.e., 他者の視点にたって,その人の感情を想像すること)と認知的視点取得(i.e., 他者の視点にたって,その人の考えを想像すること)を区別し,これらを他者にされたと知覚すること(i.e., 被感情的視点取得の知覚と被認知的視点取得の知覚)が被共感の知覚に及ぼす影響を検討した。参加者は自身の意見を述べるエッセイを書くよう求められ,それを読んだ別の参加者(実際…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 日本における災害ボランティアセンターのこれまでとこれから―「公」と「民」の対立を乗り越えた先に

    頼政 良太, 宮本 匠 実験社会心理学研究 61 (2), 37-56, 2022

    <p>災害ボランティアセンターは,「公的」な機関が設立するものと,「民間」が設立するものがある。災害時の組織は管理・統制モデルと即興・自律モデルに分けられるが,阪神・淡路大震災以降,管理・統制モデルを志向する「公的」な災害ボランティアセンターへの一元化が進み,「民間」との分化や対立関係も見られるようになった。さらに,管理・統制によって生まれる「秩序化のドライブ」により,ボランティアの多様性が失わ…

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  • 騒音に励起されるストレスの評価 〜アンケート評価と脳波計測による評価の違いについて〜

    原 進, 満倉 靖恵, 上出 寛子 次世代移動体技術誌 3 (6), 81-90, 2022

    ...一つはアンケートによる社会心理学的評価である。もう一つは感性アナライザを用いた脳波計測によるリアルタイム評価である。著者らは前報において騒音に対するストレスの有無を判定するために感性アナライザが適用可能であることを,ロータが発生する定常音や金属がキンキンと発生する非定常音など,複数の種類の音源を用いた実験により明らかにした。...

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  • 刑罰の正当化根拠尺度(JPS)と短縮版尺度(S-JPS)の作成

    向井 智哉, 湯山 祥 実験社会心理学研究 62 (1), 25-37, 2022

    <p>刑罰の正当化根拠を検討する従来の研究には,共通の尺度が存在せず研究ごとに異なる項目が用いられていたため,知見の統合が行いにくいという課題があった。この課題に対応するため,本研究では,刑罰の正当化根拠尺度(Justification of Punishment Scale: JPS)とその短縮版(Shorter version of Justification of Punishment …

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  • 新型コロナウイルス感染症のリスク,不安は誰が感じているのか:性別,年代,情報接触に着目して

    安藤 香織, 竹橋 洋毅, 梅垣 佑介, 田中 里奈 実験社会心理学研究 62 (1), 12-24, 2022

    <p>本研究では,人類にとって新規のリスクである新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について,リスク認知,不安感情と関連する要因を検討した。先行要因として,性別,年代,及び情報接触を検討した。本調査はオンラインによって実施し,1,555名の有効回答を得た。分析の結果,女性の方が一貫して新型コロナウイルスに関するリスクを高く認知しており,不安感情が高かった。年代については,リスク認知は60…

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  • 多様な楽しみ方から生徒が選択して学習するランニング実践に関する研究

    佐藤 善人, 加藤 凌, 安達 光樹, 髙田 由基 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 366-, 2022

    ...そこで本研究は、 そういった現状を改善するために、ランニングの多様な楽しみ方から、生徒が自ら選択して学習するランニング実践を、中学2年生を対象にして行い、その効果を社会心理学で用いられる態度で評価することを目的とした。...

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  • 働く人のための心理学(3) ―心理的安全性のこれまで・これから―

    藤 桂, 阿部 晋吾, 大塚 泰正, 落合 由子, 丸山 淳市, 鈴木 文子, 一色 翼, 縄田 健悟 日本心理学会大会発表論文集 86 (0), SS-020-SS-020, 2022

    ...そして,各知見を総括し討論を交わしながら,「これから何を行うべきか」について,社会心理学および産業組織心理学の視点から議論を深め,今後の方向性を問い直す機会としたい。</p>...

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  • NIMBY問題における当事者はなぜ優位的に正当化されるのか?:地層処分場の決定権をめぐるマキシミン原理と道徳基盤の影響

    野波 寛, 坂本 剛, 大友 章司, 田代 豊, 青木 俊明 実験社会心理学研究 61 (2), 57-70, 2022

    <p>当事者の優位的正当化とは,NIMBY問題の構造を持つ公共施設の立地に関する決定権をめぐって,人々が当事者(地元住民など)に他のアクター(行政など)よりも優位的な決定権を承認する傾向と定義される。これは,当該施設に対する当事者の拒否の連鎖を生むことで,社会の共貧化をもたらす。優位的正当化の背景には,マキシミン原理と道徳判断の影響が考えられる。地層処分場を例として,集団(内集団ないし外集団)と…

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  • 地域での犯罪予防 研究者と実務家の協働に基づく新たな地域介入の可能性

    島田 貴仁, 高木 大資, 古村 健太郎, 讃井 知, 浦 光博, 中谷 友樹 日本心理学会大会発表論文集 86 (0), SS-014-SS-014, 2022

    ...既遂の犯罪者・被害者を取り扱う犯罪の三次予防では,公認心理師科目の司法・犯罪心理学によって,一定の教育研究が行われるようになったが,潜在加害者・潜在被害者を対象とした一次・二次予防では,社会心理学・教育心理学・環境心理学といった有望な方法論が存在するにもかかわらず,専門職域の未整備もあり教育研究は立ち遅れていた。...

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  • 性に関する研究成果の,社会への適切な発信を考える

    日本心理学会 男女共同参画推進委員会, 平石 界, 四本 裕子, 池上 知子, 吉原 雅子, 土肥 伊都子 日本心理学会大会発表論文集 86 (0), IS-010-IS-010, 2022

    ...</p><p>最後に,社会心理学がご専門の池上知子氏からは,研究成果がステレオタイプ化して流布し,その結果ジェンダー不平等が生じた場合に,それを容認,正当化してしまう心理的メカニズムがあることや,不平等解消を実現するための前提条件となるジェンダー意識,社会制度などについてお話し頂く。</p><p>指定討論者は共催のギースの会長の吉原雅子氏にお願いする。...

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  • 素朴な自由意志信念尺度の開発

    渡辺 匠, 唐沢 かおり 実験社会心理学研究 62 (1), 1-11, 2022

    <p>自由記述方式の質問をもちいた過去の研究では,人々にとって自由意志は「何ものにも制約を受けず,自分の心理状態にそって行動を選択する」ということを基本的に意味すると示唆されている。しかしながら,人々の自由意志信念に関する既存の尺度は,人々の素朴な自由意志概念ではなく,研究者の理論的な自由意志概念にもとづいて作成されてきた。そこで著者らは他行為可能性,行為者性,制約からの自由の3つの因子から構成…

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  • エイジズムと高齢期の適応に関する社会心理学的研究 自己の将来像としての高齢者に対する偏見

    竹内 真純, 片桐 恵子 日本心理学会大会発表論文集 86 (0), L-010-L-010, 2022

    <p>高齢者や加齢に対する偏見「エイジズム」は,人種や性別と異なり「誰もがいずれ高齢者になる」という特徴がある。その意味でエイジズムは自己の将来に対する偏見と言え,エイジズムを持ったまま年を取ることは高齢期への適応に支障を来すことがわかっている。しかし,このような加齢とエイジズムの関係に注目した研究はほとんど行われていない。本研究では,存在脅威管理理論・社会的アイデンティティ理論・ステレオタイプ…

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  • 化学プロセス産業における安全文化への取り組みの進展

    宇野 研一 安全工学 60 (6), 469-475, 2021-12-15

    ...プロセス安全管理システムを確実に実行するための安全文化の重要性が認識されてきている.本稿では,プロセス産業ではじめて安全文化の重要性を指摘した原子力産業の取り組みの進展を紹介した上で,化学プロセス産業の取り組みの進展を詳述し,安全文化の要は,動機づけにあり,いつでも事故は起きうるという認識を維持することが重要だという最近の考え方を紹介する.動機づけを把握するために,安全文化を包含する文化そのものに対する社会心理学的...

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  • コロナ禍における日本人の社会心理

    三浦 麻子 学術の動向 26 (12), 12_14-12_17, 2021-12-01

    ...社会心理学は元来こうした「状況の力」が人間の心理とその表出としての行動に及ぼす影響を解明することを旨とする学問であり、コロナ禍を人為的な操作によらない状況要因と捉えて、その影響を観察する研究が進行している。...

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  • COVID-19流行前と期間中の自然観光地の混雑許容度の比較

    金 慧隣, 愛甲 哲也, 庄子 康, 松島 肇, 伊藤 瑠海, 八尋 聡 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 47-, 2021-05-24

    ...しかしCOVID-19の影響により、人々の社会心理学的な距離に対する認識が変わっている可能性があり、利用者の許容限界もCOVID-19流行前後で変わっている可能性がある。本研究では知床国立公園のカムイワッカ湯の滝を評価対象とした2014年のWEBアンケート調査を対照とし、2020年にも同じ形式で調査を実施して結果の比較を行った。...

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  • A Study on Ethnic Identity and Acculturation Strategies of Myanmar Residents in Japan

    スムルト ロイ ソム, 磯崎 三喜年 国際基督教大学学報. I-A 教育研究 = Educational Studies 63 37-56, 2021-03-31

    ...研究1では,日本在住ミャンマー人の民族的 アイデンティティと民族に対する態度を社会心理学的観点から検討した。これまで,社会心理学的視点 から,日本在住ミャンマー人の民族的アイデンティティを調査した研究はなされていない。研究2では, 民族的アイデンティティと集合的社会的アイデンティティが日本在住ミャンマー人の文化的変容戦略, すなわち統合,同化,分離,および排斥に及ぼす影響について検討した。...

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  • 教育社会心理学研究の動向と「未来社会を切り拓くための資質・能力」を育成する研究の概観

    中西 良文 教育心理学年報 60 (0), 49-68, 2021-03-30

    ...<p> 本稿の目的は,教育社会心理学に関する近年の動向を概観し,今後の教育社会心理学の実践への貢献について議論することである。まず,本稿の前半では,日本教育心理学会第62回総会における教育社会心理学に関する発表と,2019年7月から2020年6月の間に発行された『教育心理学研究』に掲載された教育社会心理学研究に関する論文について概観した。...

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