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検索結果 1,250 件

  • 遷延性術後痛のリスクがある人工膝関節全置換術後患者に対する患者教育の効果

    西元 淳司, 出口 直樹, 田中 繁治, 井上 優, 田中 亮 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 224-224, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p> 人工膝関節全置換術(TKA)後に10~34%の患者は遷延性術後痛 (chronic post-surgical pain; CPSP)を認める。これまでCPSPに対し様々な患者教育が実践されてきたが予防効果は示されていない。我々の研究グループでは、TKA前の変形性膝関節症(膝 OA)患者において、Central Sensitization …

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  • 変形性股関節患者における改訂版Frenchay Activities Indexに影響する要因:横断研究

    高根 良輔, 内原 涼馬, 田口 昌宏, 篠永 篤志, 伊藤 秀幸, 田中 繁治 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 235-235, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p> 改訂版 Frenchay Activities Index (SR-FAI)は、より高次の日常 生活活動評価尺度であり、手段的日常生活動作 (IADL)の定量的な評価が可能である。SR-FAIは変形性股関節症患者 (Hip OA)における信頼性と妥当性が検証されており臨床的に有用である。 Hip …

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  • 施設入所する重症心身障害者の生活機能

    小島 賢司, 中村 拓人 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 52-52, 2024-03-31

    <p>【背景】</p> <p>重症心身障害とは多様な障害像であり,生涯にわたり包括的な支援が求められている. 理学療法士は重症心身障害者を支援する代表的な専門職であり, 理学療法実践においても心身機能のみならず日常生活への参加を支援することが求められている. 近年参加に焦点を当てた多くのリハビリテーション研究が出版されており, 参加に影響を与える要因の特定や, …

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  • 看護専門学校教員の研究環境と研究活動の現状に関する文献レビュー

    久保 典子, 松永 早苗 神奈川県立保健福祉大学誌 21 (1), 55-62, 2024-03-08

    〔目的〕 看護専門学校教員の研究に焦点を当て、研究環境と研究活動の現状について文献レビューを行い、看護専門学校教員への研究支援について、示唆を得ることを目的とした。 〔方法〕 医学中央雑誌Web版を用いて文献検索を行い、研究目的に合致していると思われる6文献を分析対象とした。 〔結果と考察〕該当する論文を【看護専門学校教員の研究環境の現状】、【看護専門学校教員の研究活動の現状】、【看護専門学校教…

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  • 介護職の就労継続に向けた組織市民行動の影響―看護師との比較から―

    松田 愛美 神奈川県立保健福祉大学誌 21 (1), 101-109, 2024-03-08

    目的: ①介護職を対象とした組織市民行動に関する文献検討を行い、介護職の就労継続への影響を明らかとすること、②看護師を対象とした組織市民行動に関する文献検討を行い、今後の介護職の就労継続への組織市民行動の影響への示唆を得ることを目的とする。 方法: CiNii、医学中央雑誌WEB版、最新看護索引Webの3つのデータベースを使用して検索した。「組織市民行動」をキーワードとし、介護職、看護師に関連し…

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  • 冷凍野菜を使用した嚥下調整食の調理法に関する検討

    樋口 良子, 名古 亜貴子, 福岡 梨紗, 飯田 綾香, 駿藤 晶子 神奈川県立保健福祉大学誌 21 (1), 85-90, 2024-03-08

    【目的】 本研究は、臨床現場の嚥下調整食調理における冷凍食材使用の課題を抽出し、課題解決に向けた嚥下調整食の調理法を検討することを目的とした。 【方法】 2022年4月時点で横須賀地区栄養士連絡協議会会員が所属する給食実施施設69施設を対象に、冷凍食材取り扱いに関するアンケートを実施した。嚥下調整食に冷凍食材を使用する際の困りごとについて記述的分析をし、課題となっている冷凍食材を抽出した。また、…

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  • 地域在住高齢者参加型の高齢者看護学演習プログラムの実践報告 -高齢者の参加を促進する環境づくり-

    黒河内 仙奈, 星 美鈴, 間瀬 由記 神奈川県立保健福祉大学誌 21 (1), 63-72, 2024-03-08

    【研究目的】 看護学科2年次科目「高齢者看護学Ⅰ」のヘルスアセスメント演習プログラムが地域在住高齢者の参加を促進する募集・運営であるかの評価を行い、高齢者の参加を促進するための環境づくりについて今後の課題を検討する。 【研究方法】 2023年6月から7月に、高齢者看護学Ⅰのヘルスアセスメント演習に協力者として参加した地域在住高齢者23名が演習終了後に回答した無記名自記式アンケートの調査結果を分析…

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  • 日本国内の特別支援教育における食育に関する文献検討

    飯田 綾香, 石井 紗弥花, 高橋 映名, 中下 千尋 神奈川県立保健福祉大学誌 21 45-54, 2024-03-08

    【目的】 障害のある子ども一人一人の教育的ニーズに合わせた特別支援教育の推進が求められている。障害児は食事の偏りによる栄養障害など、栄養や食事に関する困難が生じやすく、自立に向けた個々の支援が必要である。本研究では日本国内の障害児における食育の現状から、食に関する教育実践の示唆を得ることを目的とした。 【方法】 …

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  • 働く女性のヘルスリテラシー向上に向けた具体的支援政策の検討

    矢澤 瑞季, 草深 鉄兵, 古宮 將太, 星名 美佳, 黒河 昭雄 神奈川県立保健福祉大学誌 21 (1), 123-137, 2024-03-08

    ...【方法】 まず、筆者らが参画した神奈川県立保健福祉大学イノベーション政策研究センター「働く女性の健康プロジェクト」における働く女性を対象とした産学医連携プロジェクトにおけるデータ分析の結果から、本研究における基礎的な知見を整理する。...

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  • 給食における大量調理の汁物の栄養価算出に関する研究

    加藤 千穂, 駿藤 晶子 神奈川県立保健福祉大学誌 21 (1), 91-99, 2024-03-08

    献立の栄養価は、日本食品標準成分表2020年版(八訂)(以下、八訂食品成分表)に記載されている調理後の成分値を用いて算出している。しかし、八訂食品成分表では喫食時に近い食品の収載が増加したものの、汁物に相当する値がなく、栄養価算出の際には、原材『生』もしくは調理後『ゆで』の値を代替的に用いることが多い。食材から溶出した栄養素を無駄なく摂取できる汁物は、給食の献立で頻繁に登場するにもかかわらず、栄…

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  • 高齢者看護学の学内演習における多職種コンサルテーションの実践報告

    星 美鈴, 黒河内 仙奈, 間瀬 由記, 池田 公平, 福岡 梨紗 神奈川県立保健福祉大学誌 21 (1), 73-84, 2024-03-08

    【目的】 高齢者看護学の学内演習における多職種コンサルテーションのプログラムを、学生の事後アンケート結果から評価し、プログラムおよび学内の多職種連携教育における今後の課題を明らかにする。 【方法】 高齢者看護学実習を履修している学生のうち、学内で代替実習を行った学生39名を対象にアンケート調査を実施した(回答数34名,回収率87.2%)。調査内容は、①保健医療福祉専門職の役割理解、②看護過程の展…

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  • 神奈川県における保健医療データの活用の阻害要因に関する考察

    草野 哲史, 黒河 昭雄 神奈川県立保健福祉大学誌 21 (1), 111-121, 2024-03-08

    【目的】 広域自治体である神奈川県における保健医療データの活用の現状と課題を明らかにし、活用を促進するための実践的な方策を検討する。 【方法】 保健医療データの活用に関与する広域自治体および基礎自治体の職員、そして大学の研究者に対して、保健医療データの活用の現状と課題に関する半構造化インタビューを実施した。 【結果】 …

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  • アントレプレナーシップ教育の強化:教員研修プログラムを評価するためのエビデンスに基づくフレームワーク

    島岡 未来子, 鬼頭 朋見, 佐山 弘樹, フーヘ ジン, チョウーユ ツァイ 研究 技術 計画 38 (4), 494-506, 2024-02-29

    <p>高等教育におけるアントレプレナーシップ教育プログラムは,その潜在的な影響力に対する認識の高まりを反映し,ここ数十年で大きく成長した。これらのプログラムは,創造性と革新性を育む起業家的マインドセットとスキルを育成することを目的としており,学生の専門的な成長と社会への将来的な影響力にとって極めて重要である。このような資質を育成することの複雑さを考慮すると,高等教育機関は,起業家教育の目標と密接…

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  • 作業機能障害に焦点を当てた実践により服薬に伴う活動性低下の改善をもたらした認知症治療病棟における一事例

    古屋 慶一郎, 松岡 太一, 川口 敬之, 渡邊 愛記 作業療法 43 (1), 106-113, 2024-02-15

    <p>服薬に伴う活動性低下を呈した認知症治療病棟に入院中の認知症者一事例に対し,面接により意味のある作業とともに作業機能障害の状態を把握した後,服薬の減量および中断に併行して作業機能障害の改善に向けた支援を実施した.その結果,活動参加の回数および新たな作業への参加や対人交流の機会が増加し,作業機能障害の改善および活動意欲が向上した.本事例を通して,過剰な薬効が意欲低下のみならず,作業機能障害の状…

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  • 自閉スペクトラム症の家族機能に関連する要因は何か?

    中村 拓人, 野口 夏蓮, 池田 公平, 笹田 哲 作業療法 43 (1), 15-22, 2024-02-15

    <p>自閉スペクトラム症児への作業療法では,家族をシステムとして理解し,支援することが重要視される.そのため,家族をシステムとして理解するための概念である家族機能を調査することは,作業療法士が家族を支援するための知識を構築する可能性がある.本研究では,スコーピングレビューを用いて,自閉スペクトラム症の家族機能に関連する要因を整理した.6つのオンラインデータベースから資料が検索され,20の文献が基…

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  • 在宅医療サービスの供給に基づくがん患者の在宅死への影響に関する要因分析

    江頭 勇紀, 渡邊 亮 日本在宅医療連合学会誌 5 (1), 18-27, 2024

    <p>我が国では,病気になっても住み慣れた場所で暮らせるために,在宅医療を推進している.本研究は,診療報酬制度の観点から神奈川県の国民健康保険の6年間の請求データを用いて,在宅死の関連要因を検討した.対象者は65~74歳の末期がん患者とし,アウトカムは死亡場所(在宅または病院)とした.2,748例のうち,2,192例が在宅で死亡し,556例が病院で死亡した.修正ポワソン回帰分析の主な結果として,…

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  • 東横病院感染管理班としてのCOVID-19対応の歴史について

    長田 尚彦, 竹村 美歩 聖マリアンナ医科大学雑誌 51 (Suppl), S273-S278, 2024

    <p>COVID-19は2019年に中国武漢市で発見され,全世界に感染拡大した。この感染症は2020年から国内に拡大し続け,全ての医療機関がその対応に苦慮することになっていった。神奈川県では2020年3月から神奈川モデルを構築し,我々の施設もその傘下で対応してきた。当院は当初PCR検査機器を有していなかったため,発熱患者の受け入れ態勢を構築するにはかなりの時間を要したが,その後LAMP検査が導入…

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  • 緊急入院をした急性期にある幼児と付き添う家族への看護師のかかわり

    鈴木 翼 日本小児看護学会誌 33 (0), 36-45, 2024

    <p> 目的 : 緊急入院をした急性期にある幼児と付き添う家族から看護師はどのような手段で情報を得て、その情報をとらえ、かかわっているかを明らかにする。方法 : Leiningerの民族看護学を用い、主要情報提供者は看護師6名、一般情報提供者は緊急入院をした急性期の幼児と付き添う家族7組15名、医師1名であった。結果 : …

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  • 視空間認知障害を合併した脳卒中片麻痺患者に対する応用行動分析学に基づいた上衣着衣練習の効果

    小澤 弘幸, 渡邊 愛記, 石井 杏樹, 川上 祥, 小林 健太郎 作業療法 42 (5), 663-669, 2023-10-15

    <p>視空間認知障害を呈した左片麻痺症例に対し,単一事例実験研究による応用行動分析学に基づいた上衣の着衣練習の有効性を検証した.着衣動作を6つの工程に分割し,それぞれに対して介助量によって点数付けをし,その得点と着衣動作の遂行時間を計測した.ベースライン期では試行錯誤による着衣練習,介入期では時間遅延法と視覚的プロンプト・フェイディング法による着衣練習を行った.その結果,介入期ではベースライン期…

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  • 世代間交流事業に参加した祖父母世代の成人への 交流に関する意識調査

    志村 華絵 日本世代間交流学会誌 13 (1), 13-20, 2023-09-30

    世代間交流プログラム(以下交流)参加者の、交流に対する意識調査は充分とは言えない。本研究は、参加者の意識を把握することを目的とした。2019年9月から12月に神奈川県が、祖父母世代の成人と孫世代の幼児が共に音楽プログラムを体験する事業を主催した。この事業に参加した祖父母世代の成人312人を対象に、無記名自記式質問紙により、交流に対する意識調査を行った(回収率72.8%)。交流による良い影響を期待…

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  • 高齢者と子どもの交流を行う施設が交流に期待する効果

    志村 華絵 日本世代間交流学会誌 13 (1), 21-26, 2023-09-30

    高齢者と子どもの交流を行う施設は形式が様々あり、その実情は全貌を把握することが難しい。また、高齢者と子どもの交流を行う施設において、交流が両者に与える効果についての調査は充分とは言えない。本研究は、高齢者と子どもの交流を行う施設の実状と、施設が交流に期待する効果を把握し、交流に対する施設と専門医の意識を比較することを目的とした。2018年9月に無記名自記式質問紙により、施設の現状と交流に対する意…

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  • 高齢者への義歯治療とオーラルフレイル改善プログラム・栄養指導が口腔機能と栄養状態に与える効果

    山本 龍生, 遠又 靖丈, 田中 直人, 西澤 昭人, 玉置 勝司 老年歯科医学 38 (2), 48-55, 2023-09-30

    <p> 臼歯部の可撤性義歯治療を必要とする口腔機能低下症患者に対する,補綴治療と管理計画(オーラルフレイル改善プログラムと食品摂取の多様性向上を目的とした栄養指導)による口腔機能と栄養状態の改善効果を検討した。臼歯部の可撤性義歯治療を行う65歳以上の外来患者のうち,口腔機能低下症を有する者20名(男性11名,年齢の中央値77.5歳)を分析対象とした。補綴治療と管理計画を行い,3カ月後と6カ月後に…

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  • 人文社会科学系研究が創造するイノベーションにおいてURAが果たす役割と機能:4大学の事例より

    島岡 未来子, 稲石 奈津子, 森本 行人, 三田 香織, 川人 よし恵, 丸山 浩平 研究 技術 計画 38 (2), 155-169, 2023-07-31

    <p>本稿は,国内の大学に勤務する人文社会科学系のURAを主とする共同執筆である。各人が取り組んだ,人社系研究にかかるイノベーションと考えられる具体的な事例を持ち寄り,その事例における「URAの役割・機能」を軸に記述した。導入として現在のわが国のイノベーション政策とURAの機能と役割を概観する。次に京都大学,筑波大学,大阪大学,早稲田大学の4大学における事例とURAの役割を述べる。最後に4事例と…

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  • 地区保健師が捉えているニュータウンの地区特性に関する質的研究

    伊藤 純子, 高橋 佐和子 東海公衆衛生雑誌 11 (1), 119-126, 2023-07-08

    <p><b>目的</b> ニュータウンとは,高度経済成長期より開発されてきた住宅地である。近年,人為的な造成と一斉入居に起因する地域課題が,造成から長期間を経た地区を中心に顕在化している。住民の健康づくりにおいてどのような影響があるのか,地区保健師の視点からニュータウンの地区特性を考察する。</p><p><b>方法</b> …

    DOI Web Site 医中誌

  • 強度行動障害を呈する長期間保護室対応の自閉スペクトラム症者に対する作業に焦点を当てた実践の効果

    氏井 直樹, 松岡 太一, 原田 美和子, 中村 深雪, 川口 敬之, 渡邊 愛記 作業療法 42 (3), 337-344, 2023-06-15

    <p>強度行動障害を呈し長期間保護室対応となっている自閉スペクトラム症者に対し,大切な作業に焦点を当てた個別作業療法を実施した.その有効性を単一事例実験研究に基づき,強度行動障害やパニック回数の変化により検討した.その結果,強度行動障害やパニック回数が個別作業療法開始月より減少し,介入の即時的効果が認められた.また,パニックに対する振り返りが可能となり,パニックの対処法を作業療法士と共に考えられ…

    DOI Web Site 医中誌

  • スマートフォンを用いた反張膝の測定方法に対する予備的研究

    米津 亮, 畑野 杏奈, 森下 佑里, 田中 繁治 保健医療学雑誌 14 (1), 32-36, 2023-04-01

    <p>【緒言】反張膝の判定にはゴニオメーターでの測定が一般的であるが,測定肢位や操作より測定値が異なる課題点を有する.そこで,測定肢位や操作に依存しない膝関節の伸展角度を計測するスマートフォンを用いた測定法を独自に考案した.本研究の目的は,我々が考案したスマートフォンでの測定方法による検者間信頼性を検討することである.</p><p>【方法】対象は,20歳台女性(平均年齢21.4歳)27名(54肢…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 新型コロナウイルス感染症の影響に係る大学基盤型新人看護職員卒前・卒後フォローアップ研修の実施報告―2年目の取り組み―

    水戸 優子, 間瀬 由記, 渡邉 惠, 安藤 里恵, 佐々木 杏子, 長島 俊輔, 森 朱輝, 細谷 陽, 星 美鈴, 加藤木 真史, 土井 英子, 黒河内 仙奈, 西名 諒平, 川名 るり, 谷口 千絵, 宮芝 智子, Mito Yuko, Mase Yuki, Watanabe Megumi, Ando Rie, Sasaki Kyoko, Nagashima Shunsuke, Mori Toki, Hosoya Akira, Hoshi Misuzu, Katogi Masashi, Doi Fusako, Kurokochi Kana, Nishina Ryohei, Kawana Ruri, Taniguchi Chie, Miyashiba Tomoko 神奈川県立保健福祉大学誌 20 (1), 23-34, 2023-03

    【目的】COVID-19の影響により臨地実習などの制約を受けた新人看護職員に対する本大学基盤型卒前・卒後フォローアップ研修のニーズ調査の結果、企画と実施状況、参加者からの評価を報告し、今後の研修での取り組みの資料とする。 【方法】2021年度卒業予定の本学看護学科4年生87名を対象に、どのようなフォローアップ研修を希望するかのニーズ調査を行い、研修内容を決定した。2022年3月に計6回の卒前研修…

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  • 地区社会福祉協議会における空き家を活用した活動拠点の現状―市町村社会福祉協議会調査から―

    中村 美安子, 大原 一興, 藤岡 泰寛, Nakamura Miyako, Ohara Kazuoki, Fujioka Yasuhiro 神奈川県立保健福祉大学誌 20 (1), 61-69, 2023-03

    目的:地区社会福祉協議会(以下、社会福祉協議会は社協)が、住民相互の生活上の手助け(以下、生活支援)をするボランティアセンターのような取り組みを展開する際には、住民福祉活動の基盤となる活動拠点が必要であり、その確保に地域の空き家を活用することの可能性を検討することが求められる。本研究は、そのための基礎資料を得ることを目的とする。 …

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  • 特別養護老人ホームにおいて看取りをした家族の満足感に影響を及ぼした経験

    橋本 萌子, 髙橋 恭子, 大島 憲子, Hashimoto Moeko, Takahashi Yasuko, Oshima Noriko 神奈川県立保健福祉大学誌 20 (1), 3-12, 2023-03

    [目的]特別養護老人ホームにおいて看取りをした家族の満足感に影響を及ぼした経験を明らかにし、介護職員の介護実践への示唆を得ることを目的とする。 [方法]特別養護老人ホームにおいて入所者を看取った7家族に半構造化面接を行った。分析は、Colaizziの分析方法を参考に質的帰納的に行った。 [結果]分析の結果【介護に対しての価値観、看取り期に抱く不安やストレスを理解した上での声掛け】【できる限りのこ…

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  • コロナ禍における活動自粛が地域在住自立高齢者の心身機能に与えた影響―3年間の追跡調査から―

    黒澤 千尋, 小池 友佳子, 白濱 勲二, 藤田 峰子, 玉垣 努, Kurosawa Chihiro, Koike Yukako, Shirahama Kunji, Fujita Mineko, Tamagaki Tsutomu 神奈川県立保健福祉大学誌 20 (1), 71-81, 2023-03

    【目的】コロナ禍における活動自粛により運動機能の低下をきたした地域在住自立高齢者の心身機能の経時的な変化を明らかにするため、これまで実施した身体機能測定会の調査結果を分析した。【方法】2019年度は対面開催、2020年度および2021年度は紙面での調査を行い、2019年度時点でロコモ度0であった26名分を対象とした。調査項目は、ロコモ25、基本チェックリスト、外出頻度、運動頻度、コロナフレイル、…

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 特別企画 本を読もう!! 本を読もう!!

    大庭 潤平, 小川 真寛, 沖田 勇帆, 河本 のぞみ, 笹田 哲, 関本 充史, 長尾 徹, 長倉 寿子, 中西 英一, 西山 菜々子, 堀田 牧, 村田 和香, 目良 幸子 作業療法ジャーナル 57 (2), 182-183, 2023-02-15

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  • 小学生の1食の食事パタンにおける栄養素等摂取量の実態と適正さの評価

    塩原 由香, 村山 伸子, 山本 妙子, 石田 裕美, 中西 明美, 駿藤 晶子, 硲野 佐也香, 野末 みほ, 吉岡 有紀子 栄養学雑誌 81 (1), 3-19, 2023-02-01

    <p>【目的】小学生の食事パタン別に栄養素等摂取量の実態を明らかにし,栄養素等摂取量が適正な食事パタンを検討した。</p><p>【方法】対象者はK県の小学5年生235人のうち,4日間の食事記録がある185人。調査時期及び内容は,2013年10~11月のうち,4日間の食事記録を,写真法を併用した秤量法または目安量記録法で行った。食事記録と写真から,主食・主菜・副菜・主食と主菜等を合わせた料理・汁物…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • メディカルスタッフの現状と課題:糖尿病チーム医療,資格取得,学会発表,臨床研究,論文投稿,ジェンダー

    佐藤 麻子, 川浪 大治, 藤川 るみ, 菅沼 由美, 古橋 眞人, 森野 勝太郎, 山本 恭子, 和田 幹子, 井町 仁美, 岡田 由紀子, 川崎 麻紀, 近藤 敬一, 笹岡 利安, 高橋 倫子, 富樫 優, 中島 華子, 橋本 尚子, 藤本 啓, 別所 瞭一, 的場 ゆか, 宮 愛香, 安孫子 亜津子, 糖尿病医療者・研究者のダイバーシティをpromoteする委員会 糖尿病 66 (1), 118-128, 2023-01-30

    <p>日本糖尿病学会所属のメディカルスタッフの課題を明らかにするため,アンケート調査を行った.全会員17,802名のうち2,284名から回答を得た.「糖尿病診療でチーム医療を行っている」84.5 %,「フットケア」60.1 %,「糖尿病透析予防指導」54.3 %,「サルコペニア対策」25.9 %であった.今後のサルコペニア対策の変化に期待したい.CDEJ,CDELの資格取得経験は各々62.6 …

    DOI 医中誌

  • 妊娠期にがんと診断された妊産婦とその家族に実施された助産ケアに関する記述研究

    吉田 みつ子, 谷口 千絵, 喜多 里己, 遠山 義人 日本看護科学会誌 43 (0), 164-173, 2023

    <p><b>目的:</b>妊娠期にがんと診断された妊産婦と家族に実施された助産ケアを記述することである.</p><p><b>方法:</b>助産師7名に非構造化インタビューを行い,ナラティヴ分析を行った.</p><p><b>結果:</b>15エピソードのテーマ及びサブテーマ,横断的比較検討により4つのテーマ(「妊娠の継続/中断,がん治療方法の選択,授乳に関して女性の選択を後押する」「妊娠・出産に伴…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 働く場を異動した看護師の既習の知識・技術はいかに転移するか

    川名 るり, 有元 典文 質的心理学研究 22 (1), 102-119, 2023

    医療の現場において看護師には,既習の専門的知識や技術を未習の場に応用させる学習の転移が期待される。しかし,看護学教育で期待される転移可能性と実情との間にギャップがあり,うまく機能しないことがある。本研究では,看護師の学習の転移を伝統的な認知研究にみられる個人内変化という捉えから,観察枠をより広く取り直し,社会的な状況内のダイナミクスとして捉え直す転移研究のトレンドを採用する。そして,働く場を異動…

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  • 質問紙で調査した成人の身体活動:日本多施設共同コーホート研究(J-MICC Study)

    齋藤 義信, 小熊 祐子, 中村 翔, 成松 宏人, 中嶋 綾子, 池崎 裕昭, 田中 恵太郎, 原 めぐみ, 玉田 雄大, 永吉 真子, 田村 高志, 菱田 朝陽, 尾瀬 功, 谷山 祐香里, 三上 春夫, 永瀬 浩喜, 嶽﨑 俊郎, 指宿 りえ, 鈴木 貞夫, 大谷 隆浩, 小山 晃英, 渡邉 功, 栗木 清典, 喜多 義邦, 高嶋 直敬, 有澤 孝吉, 釜野 桜子, 竹内 研時, 若井 建志, J-MICC研究グループ 運動疫学研究 advpub (0), 2023

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  • Timed Up and Go Testに着目した新しい運動評価方法の開発

    黒澤 千尋, 小池 友佳子, 白濱 勲二, 藤田 峰子, 玉垣 努, 島津 尚子, 甲斐 義弘 理学療法科学 38 (2), 124-129, 2023

    <p>〔目的〕我々の開発した運動機能の簡易的動作計測システムを用い,早期に運動機能低下をスクリーニングする指標として遠心加速度の有用性を検討した.〔対象と方法〕地域在住自立健常高齢者25名を対象とし,簡易的動作計測システムを用いたTimed Up and Go test(TUGテスト)の計測およびフレイルの調査を行った.〔結果〕全対象者のTUGテストの所要時間と歩数および遠心加速度に相関関係がみ…

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  • 高齢者に対する身体活動促進プログラムは運動器疼痛の新規発生を予防する:ランダム化比較試験による検証

    平瀬 達哉, 越川 翔太, 島田 陽向, 井口 茂, 沖田 実 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.2 (0), 18-18, 2022-12-01

    <p>【はじめに、目的】</p><p>地域在住高齢者における運動器疼痛は,フレイルや要介護発生のリスクファクターであり,死亡率の増加にも影響をおよぼすことが示されている.そのため,地域在住高齢者の運動器疼痛対策は健康寿命の延伸に不可欠であり,その新規発生を予防する介入戦略の開発が不可欠といえる.自験例の結果では,地域在住高齢者における運動器疼痛の新規発生には,身体活動量の低下が影響をおよぼすこと…

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  • わが国における重症心身障害児に対する作業療法実践の文献研究

    濱田 匠, 笹田 哲 発達障害研究 44 (3), 290-302, 2022-11-30

    研究目的は,わが国における重症心身障害児(以下,重症児)に対する作業療法実践の文献を分析し,重症児の特別支援教育の協働における作業療法士の役割を検討することとした.文献検索の結果,23事例が対象となりアブストラクトテーブルを作成した.また,ライフステージの視点で生活環境や介入期間,主な実践内容を分類し,主な介入効果をICFの視点で分析した.その結果,乳幼児期や学齢期,成人期の重症児に対する作業療…

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  • 放射線療法を受ける頭頸部がん患者の口腔粘膜炎重症化予防のための自己管理プロセス

    土井 英子, 眞嶋 朋子 日本がん看護学会誌 36 (0), n/a-, 2022-11-16

    <p>本研究の目的は,放射線療法を受ける頭頸部がん患者が口腔粘膜炎の重症化予防のために自己管理していくプロセスを明らかにし,患者の自己管理を促進するための看護実践への示唆を得ることである.</p><p>放射線療法を受ける頭頸部がん患者10名を対象に記録調査および半構造化面接によりデータを収集し,修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いて分析した.</p><p>分析の結果,放射線療法を受け…

    DOI 医中誌

  • 日本におけるCOVID-19感染拡大後の外出自粛と体重増加との関連

    原 里紗子, 浅見 桃子, 阪野 優紀香, 野村 美帆, 大塚 達以, 内藤 拓人, 田中 琴音, 遠又 靖丈, 田淵 貴大 保健医療科学 71 (4), 357-367, 2022-10-31

    <p><b>目的</b>:2020年 4 月にCOVID-19に関する緊急事態宣言で,外出の自粛が要請された.感染拡大後の体重増加が懸念されているが,日本における研究報告は乏しい.本研究はCOVID-19感染拡大後の外出自粛と体重増加の関連を検討した.</p><p><b>方法</b>:横断的解析と縦断的解析を実施した.横断研究:2020年 8 …

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  • JTDBデータから分析した外傷性腹部臓器損傷の特徴

    横田 茉莉, 中原 慎二, 三宅 康史, 坂本 哲也, 横田 順一朗 日本外傷学会雑誌 36 (4), 332-342, 2022-10-20

    <p> 【目的】腹部臓器損傷の特徴を明らかにする. 【対象・方法】2004年から2019年に日本外傷データバンクに登録され, 腹部・骨盤内臓器にAIS2以上の損傷を有する症例, 27,877例を対象に, 臓器ごとに損傷の頻度, 年齢分布, 受傷機転, 院内死亡割合, 合併損傷を記述した. 【結果】交通事故や転倒・転落・墜落などの鈍的外傷による実質臓器損傷が大半を占めた. …

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 介護老人保健施設の作業療法士が実施する介護職と連携したクライエントへの支援のプロセス

    森木 勇一郎, 池田 公平, 中村 拓人, 笹田 哲 作業療法 41 (5), 551-558, 2022-10-15

    本研究の目的は,介護老人保健施設で介護職と連携したクライエント支援のプロセスを作業療法士の立場から明らかにすることである.12名の作業療法士を対象者としてインタビューを実施し,修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチにて分析した.結果,16の概念,7のサブカテゴリーを生成し,【連携するための基礎を作る】,【知識と技術を共有する】,【作業療法士と介護職が共通認識を持ってクライエントを支援する】の…

    DOI Web Site 医中誌

  • タイ地域高齢者における転倒要因に関する分析

    東山 みどり, 田中 繁治, 渡辺 長 保健医療学雑誌 13 (2), 54-61, 2022-10-01

    <p>本研究の目的は,タイ国バーンシートン市における60歳以上の高齢者の転倒率とその要因を明らかにすることであった.対象はノンタブリー県バンクルアイ郡バーンシートン市に在住する60歳以上の高齢者75名(男性:23名,女性:52名)とした.対象者の年齢の平均は70.7歳であった.方法として,転倒や運動機能に関するアンケートに加え,身体機能の測定や運動機能の評価を実施した.統計解析として,転倒率およ…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • 外因性リスク対策下での入院患者における転倒の内因性リスクの検討

    濵野 友生, 村浦 広樹, 田中 繁治 保健医療学雑誌 13 (2), 62-70, 2022-10-01

    <p>我が国の急速な高齢化は転倒者人口の増加をまねき,社会保障費の増大を含む社会的な課題となっている.近年,再転倒の予防や転倒後の活動性の向上を目的の一つとして,入院中の積極的なリハビリテーション介入が行われている.入院患者においては病棟内移動自立の早期獲得は重要だが,自立度の判断については明確な基準がない状態である.そのため,転倒リスクを把握し軽減を図ることは重要であると考えられる.高齢者の転…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 免荷式歩行器を用いた歩行練習が回復期脳卒中片麻痺者の歩行速度に与える即時的変化

    吉川 大志, 島津 尚子, 藤田 峰子, 隆島 研吾 支援工学理学療法学会誌 2 (1), 5-13, 2022-09-30

    <p><b>【目的】</b>免荷式歩行器を用いた歩行練習が、脳卒中片麻痺者の歩行速度に与える即時的効果について検討した。<b>【方法】</b>回復期脳卒中片麻痺者25名を対象とした。通常の歩行練習条件(以下、通常歩行)、非免荷歩行練習条件(以下、非免荷歩行)、免荷歩行練習条件(以下、免荷歩行)を各1日ランダムに10分間ずつ実施した。歩行評価は各歩行練習前後で実施した。評価項目は快適歩行速度、歩幅…

    DOI 医中誌

  • 居住支援における本質的価値と障害者グループホームの可能性

    在原 理恵 発達障害研究 44 (2), 122-130, 2022-08-31

    本稿では最初に,「居住」概念を拠り所として,居住支援が備えるべき本質的価値は「生活主体」としての存在の重視と,本人の社会関係の広がりを重視することであると提示した.そのうえで,それを障害者グループホームを拠点として具現化する方策について検討するために具体的支援事例を提示し,入居者の日常生活における主体の現れをとらえて応答する支援によって自律的な居住のベースをつくることの重要性と,それが本人らしい…

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  • 足底部を改良したGait Solution短下肢装具が反張膝を有する脳卒中片麻痺者の歩行に及ぼす影響

    米津 亮, 鈴木 淳也, 斎藤 聡佳, 成澤 雅紀, 神尾 昭宏, 藤田 暢一, 古屋 美紀, 衣笠 尊彦, 淵岡 聡, 清水 順市 日本義肢装具学会誌 38 (3), 248-254, 2022-07-01

    <p>脳卒中片麻痺の歩行中の蹴り出しを改善するため,中足趾節関節の背屈運動を再現できるGait Solution短下肢装具を試作した.本研究では,反張膝を有する脳卒中片麻痺者1名を対象に,足底部を改良したGait Solution短下肢装具が歩行に及ぼす影響を検討した.対象者には,足底部に改良を加えたもの(改良型)と従来の足底部のGait …

    DOI 医中誌

  • The actual status of users of supplements and health foods

    IZUKURA Shiori, ISHIBASI Yoshiki, AMPO Yuriko, KIGAWA Mika, HORIGUCHI Itsuko 日本健康学会誌 88 (3), 84-96, 2022-05-31

    <p>目的:本研究では,補完代替医療利用の実態調査から,サプリメントや健康食品の摂取状況に着目した。</p><p>方法:日本在住の20歳から69歳までの男女3227名の消費者パネルを対象とした。参加者には,基本的な属性,サプリメント・健康食品の摂取状況,使用目的,参考にした広告,医療機関での治療の有無,使用時の医師への相談・推薦の有無について尋ねた。</p><p>結果:対象者3227名のうち,9…

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 医療機関の経営企画部門の機能に関する調査分析

    阪口 博政, 渡邊 亮, 荒井 耕 医療と社会 32 (1), 109-121, 2022-04-28

    <p>近年,組織の中長期にわたる戦略立案や組織全体のオペレーションの最適化のニーズから,医療機関においても経営企画部門の設置が進んでいる。経営企画部門は海外の会計組織(コントローラー)が日本に伝播する過程で設けられた組織体であり,十分な研究蓄積があるとはいえない。そこで本研究で,医療機関の経営企画部門の業務内容について注目し,どのような機能を担っているかを明らかにすることを目的とする。2018年…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献11件

  • 我が国における低出生体重児増加(1980~2015年)におよぼす早期正期産増加の影響

    吉田 穂波, 加藤 則子, 横山 徹爾 保健医療科学 71 (1), 77-86, 2022-02-28

    <p><b>目的</b>:日本では,低出生体重(LBW:2,500g未満)児の出生割合が増加している.近年の研究では,胎児の子宮内発育と,成育後の肥満,糖尿病,心血管疾患などの慢性疾患のリスク増加との関連が示唆されており,LBW児の増加はこの点からも危惧される.我が国におけるLBW児の増加の要因やLBW児の生育後の健康状態への影響を明らかにする全国規模の分析が必要である.今回,1980年から20…

    DOI Web Site 医中誌

  • 移動と健康の関係についての国内先行研究のレビューと今後の学術研究に向けた展望

    早内 玄, 有吉 亮, 齋藤 義信, 小熊 祐子, 中村 翔, 中村 文彦 土木学会論文集D3(土木計画学) 77 (5), I_583-I_593, 2022

    <p>移動に伴う身体負荷は健康との相互関係が想定され,健康寿命延伸などの社会的機運のなか,今後の交通計画における不可欠な要素と考えられる.交通,健康の各分野に先行研究が確認される一方,対象とする疾患や説明する移動関連指標の関係について,系譜や課題が示されていなかった.本研究では,移動と健康との関係を扱った先行研究について,着目する健康関連指標,移動関連指標およびその組合せの観点から整理を行い,移…

    DOI Web Site 参考文献18件

  • 音声による抑うつ状態評価の妥当性の検討

    大宮 康宏, 高野 毅, 水口 大輔, 中村 光晃, 樋口 政和, 篠原 修二, 宗 未来, 徳野 慎一 生体医工学 Annual60 (Abstract), 246_2-246_2, 2022

    <p>コロナ禍においては、生活様式が大きく変化し、それに伴う不安やストレスの増大も少なくなく、これまで以上にメンタルヘルス不調が問題となっている。新しい生活様式では、人との接触を減らす取り組みが進められており、音声を用いた分析は、手軽にかつ遠隔的に行えるという利点があり、モニタリングにも有効である。本研究では、我々の先行研究において報告した、音声から覚醒度を表す指標ALVI(Arousal …

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  • 健康教育イベントへの参加が身体活動および健康関連QOLに与える影響

    奥井 良子, 白水 眞理子, 間瀬 由記, 安藤 里恵, 中原 慎二, 谷口 綾子 日本看護科学会誌 42 (0), 81-90, 2022

    <p><b>目的:</b>健康教育イベント参加者の1か月後の身体活動状況と健康関連QOLの変化を明らかにする.</p><p><b>方法:</b>成人期の一般市民を対象に,身体指標の測定結果を基に身体活動活発化動機づけツールを用いてアクションプランを立案する健康教育イベントを開催した.評価指標は国際標準化身体活動質問票(IPAQ)日本語版,健康関連QOL(SF-12<sup>®</sup>)とし,…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • 介護老人福祉施設・介護老人保健施設における栄養ケア・マネジメントの取り組み

    髙田 健人, 遠又 靖丈, 長谷川 未帆子, 岡本 節子, 古明地 夕佳, 苅部 康子, 谷中 景子, 堤 亮介, 榎 裕美, 大原 里子, 加藤 すみ子, 田中 和美, 長瀬 香織, 小山 秀夫, 三浦 公嗣, 杉山 みち子 日本健康・栄養システム学会誌 21 (2), 22-, 2022

    目的: 2021 年介護保険制度改正から半年後の介護老人福祉施設(以下、特養)および介護老人保健施設(以下、老健)における栄養ケア・マネジメント(以下、NCM)の実態を明らかにすることとした。 方法:2021 年9 月に特養1,928 施設と老健1,126 施設にID コード化した質問票を郵送し、対象施設の常勤管理 栄養士が回答した。 結果:特養356 施設、老健200 …

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  • 療養通所介護事業所の開設状況と普及に向けた課題

    石原 美和, 徳永 幸之 日本在宅医療連合学会誌 3 (4), 10-17, 2022

    <p>療養通所介護は 2006 年に通所介護の一類型として創設され,その後,定員上限の引き上げ,障害児等通所支援の弾力的実施などの制度改正が行われてきたが,開設事業所数は伸び悩んでいる.本研究の目的は,療養通所介護事業所の開設状況について明らかにするとともに,制度改正が,療養通所介護事業所の普及に効果があったのかを考察することである.全国の 83 …

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  • 音声による抑うつ状態評価の妥当性の検討

    大宮 康宏, 高野 毅, 水口 大輔, 中村 光晃, 樋口 政和, 篠原 修二, 宗 未来, 徳野 慎一 生体医工学 Annual60 (Proc), 353-355, 2022

    <p>コロナ禍においては、生活様式が大きく変化し、それに伴う不安やストレスの増大も少なくなく、これまで以上にメンタルヘルス不調が問題となっている。新しい生活様式では、人との接触を減らす取り組みが進められており、音声を用いた分析は、手軽にかつ遠隔的に行えるという利点があり、モニタリングにも有効である。本研究では、我々の先行研究において報告した、音声から覚醒度を表す指標ALVI(Arousal …

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  • 重度上肢麻痺患者の麻痺手を生活に転移させるための方略

    萩原 祐, 丸山 祥, 長山 洋史 神奈川作業療法研究 12 (1), 10-18, 2022

    本研究は,セラピストが重度上肢麻痺患者の麻痺手を生活に転移させるための方略について明らかにすることを目的として実施した.対象者はCI療法の経験がある作業療法士とし,計8名(平均臨床年数10.6±4.0年)とし,個別インタビューを実施した.データから,Steps for Coding and Theorizationを用いて分析した.結果,麻痺手を生活に転移させるために,1)心理的支援として成功体…

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  • 介護老人福祉施設・介護老人保健施設における栄養ケア・マネジメントの業務時間に関する研究

    岡本 節子, 古明地 夕佳, 髙田 健人, 長瀬 香織, 苅部 康子, 堤 亮介, 谷中 景子, 長谷川 未帆子, 榎 裕美, 大原 里子, 加藤 すみ子, 田中 和美, 遠又 靖丈, 小山 秀夫, 三浦 公嗣 日本健康・栄養システム学会誌 21 (2), 10-, 2022

    目的:令和3 年度介護報酬改定の6 か月後の介護老人福祉施設(特養)及び介護老人保健施設(老健)における栄養ケア・マネジメント(NCM)を担う常勤管理栄養士の業務時間調査から、NCM の課題を整理し、検討することを目的とした。 方法:介護保険施設220 施設の常勤管理栄養士を対象に、3 日間の10 分間ワークサンプリング方式の自記式業務時間調査票を令和3 年9 月に依頼をした。 …

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  • 補足運動野への一過性機能脱落が予測的姿勢調整に及ぼす影響

    久保 大輔, 髙木 武蔵, 鈴木 智高, 菅原 憲一 基礎理学療法学 25 (1), 27-34, 2022

    <p>【目的】本研究の目的は,予測的姿勢調整を制御するために補足運動野が活動するタイミングを経頭蓋磁気刺激(Transcranial magnetic stimulation:以下,TMS)を用いて検討することである。【方法】健常成人11 名は,ビープ音に反応して上肢を挙上する課題を行った。課題中,ビープ音から0 ms,30 ms,50 ms,70 ms 後のタイミングで補足運動野へTMS …

    DOI 医中誌

  • 訪問診療を利用している在宅療養高齢者の摂食困難に関する検討

    福岡 梨紗, 五味 郁子 日本栄養士会雑誌 65 (5), 277-284, 2022

    <p>本研究は、訪問診療利用高齢者の栄養状態の評価・判定を行い、「低栄養」または「低栄養のおそれあり」に判定された者かつ、「食べることに対する義務感がある」者を「摂食困難」と定義し、在宅療養高齢者の摂食困難の実態として、対象者の属性や身体計測値、栄養・食事に対する自己評価との関連を検討した。対象者は、A市内の診療所Bの訪問診療を月1回以上利用している65歳以上の療養者28人であった。MNA<su…

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  • 管理栄養士・栄養士資格取得者の就業の実態に関する調査研究:栄養士会未入会者および研修会非参加者の特徴

    新保 みさ, 串田 修, 鈴木 志保子, 中村 丁次, 斎藤 トシ子 日本栄養士会雑誌 65 (6), 333-341, 2022

    <p>本研究では、日本栄養士会(栄養士会)の未入会者および栄養士会主催の研修会非参加者の特徴を調べることを目的に、2018年11~12月にインターネット上で横断的な自己記入式質問紙調査を行った。対象者は就業資格を必要とする15,133人だった。調査項目は属性、栄養士会入会有無と理由、栄養士会主催の研修会参加有無と理由とした。栄養士会の未入会者は入会者と比べて、年齢が低く、所有資格が栄養士のみで、…

    DOI 医中誌

  • うつ病の音声指標,MDVI・中心力の騒音による影響の調査

    高野 毅, 大宮 康宏, 水口 大輔, 中村 光晃, 樋口 政和, 篠原 修二, 宗 未来, 徳野 慎一 生体医工学 Annual60 (Abstract), 250_1-250_1, 2022

    <p>WHOのファクトシートによると,2019年の世界のうつ病の罹患者数は2億8000万人にも及んでいる.その社会的損失は大きく,うつ病の早期検出および介入は大きな社会課題であり,安価で簡便にうつ病を検出する技術が求められている.そのため,我々は音声からメンタルヘルス状態を検出する技術,MDVI・中心力というアルゴリズムを開発した. …

    DOI

  • 発達性協調運動障害のある子どもへの遊び・学習の支援法

    笹田 哲 バイオメカニズム学会誌 46 (2), 84-88, 2022

    発達性協調運動障害のある子どもに対して,できない動作を繰り返す指導だけでは技能習得につながらないことが多く,自己効力感も低下してしまう.子どもの能力に適したプログラムを立案するために動作ピラミッド法による評価を概説した.動きのピラミッド構造は 4 段階から構成される.第 1 段階は姿勢である.第2段階は両手の操作に焦点をあてている.第 3 段階は,手や物などを見る動きと口の動きである.第 4 …

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 作業療法のクリニカルリーズニング評価尺度の開発

    丸山 祥, 神保 洋平, 笹田 哲, 宮本 礼子, ボンジェ ペイター 作業療法 40 (6), 784-792, 2021-12-15

    本研究の目的は,作業療法士の卒前卒後教育のためのクリニカルリーズニングの評価尺度の開発である.開発方法は,Boatengらの尺度開発の推奨段階およびCOSMINの内容妥当性評価の方法論を参考に,1)暫定項目群の収集,2)項目の内容妥当性の検討,3)尺度の内容妥当性の検討を実施した.研究対象者には作業療法教育者に加え,評価対象者である作業療法学生と作業療法士を含んだ.結果,作業療法のクリニカルリー…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件

  • 在宅医療における薬剤師の業務負担に寄与する因子

    市橋 菜月, 上川畑 昂祐, 柴田 賢三, 室谷 健太, 坂巻 弘之, 亀井 浩行, 半谷 眞七子 医療薬学 47 (12), 688-700, 2021-12-10

    <p>This study examined factors contributing to the degree of burden on pharmacists in home care and their causes. Based on the medication management records (346 cases), created by 6 …

    DOI Web Site 参考文献22件

  • 初期目標設定が困難な割合とその理由

    石川 哲也, 林 純子, 友利 幸之介, 長山 洋史 作業療法 40 (5), 572-580, 2021-10-15

    急性期における協働的目標設定の可否と,可否を決定する因子について検討した.対象は急性期病棟の入院患者104名で,初回面接でADOCを用いた目標設定を行い,困難な場合は理由を尋ね,途中経過で目標が再設定できるか追跡調査を実施した.結果,目標設定が可能な割合は初回面接で40%,途中経過で31%,退院まで困難が29%であった.目標設定の可否に影響する因子は,初回面接時にFIMが98点以上だと良好でMM…

    DOI Web Site 医中誌

  • 急性期脳卒中患者における注意機能の行動観察評価と ADL の関連

    宮内 貴之, 佐々木 祥太郎, 佐々木 洋子, 最上谷 拓磨, 白濱 勲二 高次脳機能研究 (旧 失語症研究) 41 (3), 335-344, 2021-09-30

    <p>  脳卒中後は, 高い頻度で注意障害が生じる。注意障害は Activities of Daily Living (ADL) に影響を与えるが, 机上検査を用いた検討が多く, 行動観察評価である Moss Attention Rating Scale 日本語版 (MARS-J) を用いた検討はされていない。本研究の目的は急性期脳卒中患者における行動観察評価と ADL …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • 要支援・要介護高齢者の活動狭小化に影響する生活機能・精神機能および社会機能の検討

    堀越 一孝, 藤田 峰子, 島津 尚子, 隆島 研吾 日本老年医学会雑誌 58 (3), 436-445, 2021-07-25

    <p><b>目的:</b>運動機能が高い要支援・要介護高齢者の活動狭小化の要因を,運動機能以外から明らかにすること.<b>方法:</b>短時間型通所リハビリテーション,運動特化型デイサービスの利用者671名のうち先行研究をもとにTimed Up & Go test(TUG)が12秒以下の運動機能良好型に該当し,同意を得た340名を対象とした.調査項目は,Life-Space …

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献15件

  • 救急外来におけるMRI施行で判明しためまい患者の加療対象病変の検討

    横田 茉莉, 西田 昌道, 石井 健, 濱田 裕久, 中原 慎二, 坂本 哲也 日本臨床救急医学会雑誌 24 (3), 307-313, 2021-06-30

    <p><b>目的</b>:めまいの原因のうち脳血管疾患は3.2〜12.5%程度とされる<sup>7, 8)</sup>。神経学的所見が明らかでないめまい患者のうち,MRI施行により判明した脳実質・血管病変とそれらのうち治療介入が必要な割合を調査すること。<b>方法</b>:2016年4月からの3年間に,めまい症状で救急外来を受診した患者で,神経学的所見が明らかではなかったがMRIを施行した426…

    DOI Web Site 医中誌

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