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検索結果 2,337 件

  • 痛みの仕組み

    松原 貴子 作業療法 43 (2), 164-170, 2024-04-15

    <p>痛みには多面性があり,感覚的側面のほか精神心理的側面が関与し,恐怖-回避モデルに示される痛みの悪循環により慢性疼痛が形成される.慢性疼痛に対する治療アルゴリズムで運動と教育が第一選択治療に位置づけられており,さまざまな内因性の鎮痛機序を介して痛みや併発する諸症状の改善に有効とされている.運動・活動促進に教育などの行動変容アプローチを組み合わせた作業療法は,認知と行動を変容させ,身体活動を活…

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  • 視覚障害者の「遊び」におけるアクセシビリティと面白さ及び情報負荷に関する考察:トランプとテレビゲームの比較

    小川 雄太, 宮本 行庸 情報知識学会誌 33 (4), 411-414, 2023-12-02

    <p> 本研究は視覚障害者の「遊び」におけるアクセシビリティと面白さ及び情報負荷の関係について明らかにするため,点字付きトランプによる「大富豪」とテレビゲームの格闘ゲームによる実践を行った.その結果,点字付きトランプはアクセシビリティの提供があることで,晴眼者と同等の情報負荷をもたらし,視覚障害者も面白さを感じ,対等に楽しめる「遊び」として成立している.一方,アクセシビリティの提供がない格闘ゲー…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 慢性疼痛発症・増悪機序におけるストレス負荷の影響と脂肪酸-GPR40/FFAR1シグナルの関与

    中本 賀寿夫, 徳山 尚吾 日本薬理学雑誌 158 (6), 449-453, 2023-11-01

    <p>心理・社会的ストレスへの慢性的な暴露は,うつ病や不安症などを含む精神疾患のリスクファクターとなるだけでなく,慢性疼痛の発症や増悪を引き起こす.現在,慢性疼痛発症・増悪機序におけるストレス負荷の影響の詳細は不明であり,有効な治療法も確立されていない.近年,脂肪酸およびその代謝産物の分析技術が発展した結果,各種細胞や臓器ごとの脂肪酸組成を網羅的に測定するリピドミクス解析や,リン脂質,脂肪酸やそ…

    DOI Web Site 参考文献23件

  • 創薬人育成事業の活動報告

    国嶋 崇隆 MEDCHEM NEWS 33 (4), 201-204, 2023-11-01

    医薬化学部会が主催する創薬人育成事業は、将来の創薬研究者の育成を目的として、製薬企業の専門家が各地域の大学に出向いて、大学生・大学院生を対象に創薬研究について講義を行うものである。2012年度の開始から11年間で、延べ340人の講師により450回の講義が行われ、延べ23,000人を超える学生が受講してきた。本稿ではこの間の活動について報告する。

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  • ベントナイト系遮水シートを用いて改修されるため池堤体上流側覆土の安定計算に関する検討

    小田 哲也, 澤田 豊, 前田 真宏, 野村 純数, 福永 隼也, 泉 明良, 堀 俊和 ジオシンセティックス論文集 38 (0), 56-61, 2023-10-26

    全国の農業用ため池において,老朽化や耐震性不足等により,集中的かつ計画的に整備を進めることが喫緊の課題となっている.ため池堤体改修は遮水性土質材料を用いることが主流であるが,代替としてベントナイト系遮水シートを用いた工法も増加傾向にある.しかしながら,後者の工法に関する設計手法が確立されていない.本論文では,ため池堤体の安定性検討手法を確立するため,ベントナイト系遮水シート上流側覆土の安定性につ…

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 技能形成・キャリア形成という視点から見た「メンバーシップ型雇用」VS「ジョブ型雇用」

    中村, 恵 商経学叢 70 (2), 199-215, 2023-09-30

    [概要]日本の雇用を「メンバーシップ型」ととらえ,欧米流の「ジョブ型」への移行を進めるべきとする議論が盛んである。しかし,職場における技能形成やキャリア形成という視点からのていねいな観察に基づけば,日本でも「仕事」に配慮を払った採用管理や技能の関連性を意識した人事異動,労使関係慣行が存在している。逆に欧米においても「仕事の範囲」は必ずしも明確ではなく,給与も絵で描いたような職務給ではなく,むしろ…

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  • 認知症治療に寄与するバイオ医薬品のNose-to-Brain送達法の開発

    亀井 敬泰 Drug Delivery System 38 (2), 109-116, 2023-03-25

    認知症の根本治療薬開発を成功させるためには、その病態の正確な理解と治療標的の設定が重要である。原因物質を除去する抗体薬や障害部位を改善しうる栄養因子等、有用な候補薬物が見出された暁には、それらを確実に脳に移行させるための薬物送達システム(Drug Delivery System:DDS)が必須となる。本稿では、筆者らが近年開発してきた細胞膜透過ペプチド(Cell-penetrating …

    DOI Web Site 参考文献21件

  • 脱メチルレチノイン酸類の合成と生物活性

    和田 昭盛, 辻本 麻理, 近野 沙織, 松浦 直美, 岡野 登志夫, 中川 公恵 ビタミン 97 (3), 124-130, 2023-03-25

    A palladium catalyzed coupling reaction of enol triflates, derived from cyclohexanones, with a tetraenyl stannyl ester in the presence of cesium fuloride afforded 9<i>Z</i>-demethyl retinoates in …

    DOI Web Site 医中誌

  • 特別企画 本を読もう!! 本を読もう!!

    大庭 潤平, 小川 真寛, 沖田 勇帆, 河本 のぞみ, 笹田 哲, 関本 充史, 長尾 徹, 長倉 寿子, 中西 英一, 西山 菜々子, 堀田 牧, 村田 和香, 目良 幸子 作業療法ジャーナル 57 (2), 182-183, 2023-02-15

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  • 障害当事者参加型調査の意義-「全国頸髄損傷者実態調査2020」を事例として

    丸岡 稔典, 糟谷 佐紀, 金井 謙介, 中村 俊哉, 植田 瑞昌 リハビリテーション・エンジニアリング 38 (1), 34-41, 2023-02-01

    <p> 従来調査の対象であった者が調査実施に関与する参加型調査への関心が高まっている。本研究の目的は「頸髄損傷者の自立生活と社会参加に関する実態調査2020」を事例として障害当事者による参加型調査の意義を検証することにある。分析の結果、1)障害当事者主導による対話の場の生成につながる、2)障害当事者組織のネットワークを活用して多数のデータを集めることができる、3)障害当事者個人の経験と頸髄損傷者…

    DOI 医中誌

  • Pharmacist-Scientists育成を目指したレジデント教育

    橋田 亨 ファルマシア 59 (5), 412-414, 2023

    薬剤師レジデントは米国のレジデント制度にならって基本的な臨床薬剤業務から専門性習得へと段階的なプログラムを設けている場合が多い.注目すべきは,臨床研究を実際に経験させるカリキュラムを含んでいる点である.レギュラトリーサイエンスを学び,最新の情報を論文などから得る力,論理的な思考に基づき他の医療従事者とディスカッションできる力を養うことはpharmacist-scientistsを目指す足掛かりと…

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  • 伏在税の推計

    河瀬 豊 会計プログレス 2023 (24), 59-72, 2023

    課税優遇制度はその政策が優遇しようとしている対象に利得を与えているのだろうか。それとも実質的には他の経済主体がその恩恵を受けているのだろうか。この問題を明らかにすべく本稿では,住宅借入金等特別控除制度を例にして,この課税制度が住宅価格に与える影響を分析した。ここで利用した概念が伏在税(implicit …

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  • 企業における防災教育のあり方に関する一考察

    瀨川 巖, 松山 雅洋 防災教育学研究 3 (2), 25-38, 2023

    本研究では、企業における防災教育や訓練を主とした防災への取り組みの実態と課題について、 その解決のために参考となる取り組みやいくつかの先進事例をもとに明らかにした。 自然災害によって被害を受けた経験のある企業が多いにも関わらず、防災への取り組み状況は、 学校や地域における防災への取り組みと比べて進み方が遅く、企業規模が小さくなるとその傾向 …

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  • 食品ハザードの評価次元の検討

    長谷 和久 心理学研究 94 (2), 139-148, 2023

    <p>Studies on various hazards have shown that such hazards are characterized by two dimensions, namely being “dreaded” and “unknown.” Conversely, when evaluating food-related hazards, the degree to …

    DOI Web Site 参考文献29件

  • 自由再生における自己の成績と一般的他者の成績に関する予測

    清水 寛之 日本認知心理学会発表論文集 2023 (0), 44-44, 2023

    実験室場面におけるメタ認知的モニタリングの正確性を評価するために、大学生160名を対象に、自由再生課題を用いて個別記憶実験を行った。そのなかで実験参加者は単語リストの直後自由再生の直後に、最終自由再生成績を予測し、さらに一般的・平均的大学生における最終自由再生成績を予測することが求められた。その結果、全般的に、自己の最終再生成績にを実際の再生成績よりもかなり低めに予測することが明らかになった。さ…

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  • 薬学部新入学生に対するオンラインによるスモールグループディスカッションの試みと授業評価から見えた有用性

    辻本 貴江, 安原 智久, 江原 里佳, 中川 左理, 橋本 保彦, 辰見 明俊, 池村 舞, 前田 光子 薬学教育 7 (0), n/a-, 2023

    <p>COVID-19の拡大は大学教育の形態を変化させ,オンライン授業が多くの大学で導入された.本学では,2019年度より1 年次生に対しSGDを取り入れた「多職種連携と社会貢献」のプログラムを実施したが2020年度以降のオンライン化の中で,本プログラムもSGDを取り入れた学習方略を継続するため,オンラインでのSGDを選択した.しかし受講生がオンラインSGDにおいて対面SGDと同様の満足度,理解…

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  • インド亜大陸北東部の気象レーダー稼働状況に関する予備的調査

    上米良 秀行, 寺尾 徹, 村田 文絵, 木口 雅司, 山根 悠介, 福島 あずさ, 田上 雅浩, 林 泰一 水文・水資源学会研究発表会要旨集 36 (0), 448-, 2023

    <p>本研究では、インド北東地域のAgartalaとMohanbariに設置されているインド気象局の2基の気象レーダーについて、ウェブサイトで公開されているレーダー反射強度のplan position indicator画像を取得して解析することにより、各レーダーの稼働状況や観測範囲などの観測能力に関する基礎資料を作成する。</p>

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  • 序論

    石川 悠加, 松尾 雅文 脳と発達 55 (3), 188-190, 2023

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  • ビタミンKの生体内変換を担う酵素と変換の意義

    中川 公恵 日本栄養・食糧学会誌 76 (4), 199-205, 2023

    <p>血液凝固や骨形成に重要な役割を果たす脂溶性ビタミンであるビタミンKには, 側鎖構造の違う同族体が存在する。我々は, 主として緑色野菜に含まれるビタミンK<sub>1</sub> (フィロキノン, PK) や発酵食品に含まれるメナキノン類 (MK-<i>n</i>, <i>n</i>=6-14) を摂取している。しかし, 我々の体内に最も多く存在するビタミンKは, …

    DOI Web Site 参考文献27件

  • 学校における問題予防型の校内支援実践モデルの開発

    大塚 美和子 ソーシャルワーク学会誌 47 (0), 17-29, 2023

    <p> スクールソーシャルワーカー(SSW)が学校と協働で取り組み,子どもの問題の悪化を未然に予防する問題予防型の校内支援実践モデルをM-D&D(modified design and development)(芝野2002)を用いて開発した.フェーズ1では,校内支援と保護者ケース会議に組織的に取り組んできたSSW …

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  • 定型発達の子どもの初期の時間,位置,場所を表示する語の広がりと動作語の獲得

    小山 正 音声言語医学 64 (4), 237-243, 2023

    <p>初期の時間,位置や場所を表示する語の獲得は動作語の獲得との関連が指摘されてきた.そこには,子どもの日常生活における認知や遊びの発達との関連性が考えられるが,その点についての資料は少ない.本研究では,定型発達の子どもの初期の時間,位置や場所を示す語の獲得が進む2〜3歳の時期に注目し,家庭における認知・遊びの発達との関連性を検討した.研究協力者は,保育所に在園する子どもとその保護者で,保護者に…

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 親子参加型防災教育ゲームのワークショップの成果と今後の展開

    佐伯 琢磨 防災教育学研究 3 (2), 51-62, 2023

    現在行われている防災教育は、子どもを対象としたものが中心であり、親世代にあたる大人を対 象とした防災教育は少ない。防災教育には、地震の発生メカニズムや避難方法などのほか、災害リ スクを低減させる耐震補強や家具固定、災害リスクを他に移転させる損害保険など、大人の理解 が必要なものが少なからず存在する。そこで筆者らは、親子で防災について学べるワークショッ プを実施した。本論文では、3 …

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  • 中国の高大接続と女子の理系進路選択

    大濱 慶子 日本科学教育学会年会論文集 47 (0), 179-180, 2023

    <p>本研究は中国の高大接続と女子学生の理系進路選択,STEM分野専攻の関係について論じている.近年中国で行われている大学入試改革の動向に着目しながら,学生・大学教員を対象に行ったインタビュー調査を通してその実態の解明をめざした.その結果,以下のことが明らかになった.中国では高級中学(高等学校)2年次に文理コースに分かれて大学受験に備える.理系の職業への憧れを抱き,中等教育段階で理系クラスを選ぶ…

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  • 全盲の視覚障害者とテレビゲームを共に楽しむため 晴眼者に求められる認識:共生社会の実現に向けて

    小川 雄太, 宮本 行庸 情報知識学会誌 32 (4), 416-419, 2022-12-18

    <p> 本稿においては共生社会の実現に資するため,全盲の視覚障害者とテレビゲームを楽しむ際に晴眼者に求められる認識について,スーパーファミコンを使った実践を通して考察を行う.盲学校に所属する教員の晴眼者であっても全盲の視覚障害者とテレビゲームの繋がりをほとんど認識していなかったが,全盲の視覚障害者とテレビゲームで遊ぶ体験がその認識を大きく変化させた.また,全盲の視覚障害者が格闘ジャンルのスーパー…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • ライブコマースの現状分析

    王 吉吉, 辻 幸恵 繊維製品消費科学 63 (9), 583-593, 2022-09-25

    <p>ライブコマースは最近話題になっている新しいコマースの形である.有名人か該当する会社に所属している会社員がライブ動画を配信し,ユーザーはリアルタイムに質問やコメントをしながら商品を購入するといったもので,中国の電子商取引は強い活力と回復力を示した.コロナウイルスの流行の中で商品の供給を保障し,仕事と生産の再開を促進し,重要な役割を果たした.本論文では中国のライブコマース形式や消費者行動への影…

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  • 簡易な水蒸気蒸留装置による和精油抽出

    菊川 裕幸, 三輪 邦興, 八尾 正幸 アロマテラピー学雑誌 23 (1), 1-8, 2022-09-22

    <p>本研究では精油の抽出にあたり,簡易な方法で製作,使用できる水蒸気蒸留装置を試作し,その性能を評価した。また,試作機を用いて,兵庫県丹波市の里山の樹木から分析事例の少ないヒメクロモジ(<i>Lindera lancea</i>),アブラチャン(<i>Lindera praecox</i>),コクサギ(<i>Orixa …

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  • 造血幹細胞移植患者における生活行為の経時的変化

    淺井 康紀, 下村 良充, 岩田 健太郎, 藤原 瑞穂, 大庭 潤平 作業療法 41 (4), 436-443, 2022-08-15

    本研究の目的は,造血幹細胞移植患者における同種・自家移植のそれぞれの移植前から退院後の生活行為の経時的変化を明らかにすることである.方法は入院時,退院後4,12,24週のFIMとFAIを前向きに調査した.その結果,FIMは同種・自家移植ともに退院後,天井効果を認めた.FAIは同種移植では退院後4週に比べ24週でFAIが有意に高くなったが,自家移植では有意な差は認められなかった.そのため,入院中の…

    DOI Web Site 医中誌

  • 上肢支持手すりを用いた排泄シミュレーション姿勢の検証

    田代 大祐, 中原 雅美, 中川 昭夫 作業療法 41 (4), 410-417, 2022-08-15

    健常若年成人男性19名を対象に,排泄姿勢である前傾座位と上肢支持手すりを用いた上肢支持前傾座位において3次元動作解析装置を用いた姿勢計測(脊柱角度,体幹角度,骨盤角度,大腿角度,臀部の高さ,円背指数)と胸壁計測(呼吸変化量),床反力計を用いた臀部荷重率,表面筋電計を用いた体幹筋活動量を計測し,姿勢を比較検討した.上肢支持前傾座位が前傾座位に比べて臀部の高さ,呼吸変化量が有意に高値を示し,上部脊柱…

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  • 施設入居高齢者におけるBody Mass Indexの死亡リスクへの影響とそのカットオフ値の検討

    桒原 晶子, 青 未空, 田丸 淳子, 田中 清 栄養学雑誌 80 (4), 229-238, 2022-08-01

    <p>【目的】高齢者において,Body Mass Index(BMI)は,死亡予測因子となることが示唆されているが,施設入居高齢者を対象とした報告は限られている。そこで本研究では,施設入居高齢者を対象に2年間のコホート調査にて,総死亡とBMIとの関係,及び死亡予測のカットオフ値を検討した。</p><p>【方法】対象者は,6施設の入所者のうち,調査開始時から1ヶ月未満で死亡した例を除く208名を対…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献22件

  • ビタミンDによる骨折予防効果の社会的意義

    田中 清, 桒原 晶子 栄養学雑誌 80 (4), 219-228, 2022-08-01

    <p> 骨粗鬆症性骨折は,多額の医療費・介護費用を要する疾患である。近年,骨折予防のエビデンスを持った治療薬が多数開発されており,高リスク者に対する使用はおおむね正当化される。しかし医療費は有限の資源であり,それを適正に配分するという観点からは,低~中リスク者に対する高額な薬剤使用には問題がある。</p><p> …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献29件

  • 臨床神経心理士 : 学会認定資格取得のお勧め─公認心理師の立場から─

    長谷川 千洋 高次脳機能研究 (旧 失語症研究) 42 (2), 182-186, 2022-06-30

    <p>  臨床神経心理士は, 神経心理学に関連する専門的知識と技能, および対人援助職としての能力と倫理観を備えた専門家であり, 公認心理師の上位に位置する専門資格と考えられる。臨床神経心理士の資格を取得することは, 神経心理学の知識と高次脳機能障害への介入技術を学ぶ良い機会になる。医療分野で活動する公認心理師は, …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献2件

  • Occupational Gaps Questionnaire(作業ギャップ質問票)日本語版の作成と言語的妥当性の検討

    見須 裕香, 加藤 雅子, 種村 留美, 岡村 仁, 山本 大誠 作業療法 41 (3), 380-384, 2022-06-15

    作業療法では,対象者が行いたいことや必要としていることと実際に行っていることとの間に生じる作業ギャップを把握することが重要となる.本研究の目的は,作業ギャップを測定するOccupational Gaps Questionnaire日本語版(OGQ-J)を作成し,言語的妥当性を検討することである.方法は,標準化された手順に従いOGQ-Jを作成した.その結果,原版との内容的な整合性を保ちつつ,日本の…

    DOI Web Site 医中誌

  • 視覚障害者がテレビゲームを楽しむための基礎的考察: レトロゲームを使った実践を通して

    小川 雄太, 宮本 行庸 情報知識学会誌 32 (2), 252-259, 2022-05-28

    <p> 本研究では全盲の視覚障害者がテレビゲームを楽しむための必要な支援について,スーパーファミコンを用いた実践を通して明らかにした.3つのソフトについて具体的に検討したところ,構成や付加されている音声情報によっては支援がほとんど無くとも,全盲の視覚障害者がプレーできることが分かった.また,晴眼者からの必要最小限の支援によって全盲の視覚障害者と晴眼者が共に楽しめる可能性を見出すことができた.</…

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  • 便器の形状が姿勢制御と胸郭運動に及ぼす影響

    田代 大祐, 中原 雅美, 中川 昭夫 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 30 (2), 228-232, 2022-04-28

    <p>【目的】本研究は,椅子座位と便器座位の姿勢の違いおよびその身体的負担を検証し,便器座位姿勢の特徴を明らかにすることを目的とした.</p><p>【対象と方法】健常若年成人男性19名を対象とし,椅子座位と便器座位の2つの姿勢において3次元動作解析装置を用いた姿勢計測(脊柱角度,体幹角度,骨盤角度,大腿角度,臀部の高さ)と胸壁計測(胸部・腹部における呼吸変化量),床反力計を用いた臀部荷重率,表面…

    DOI 医中誌

  • 国際生活機能分類(ICF)に基づく義肢装具の捉え方

    井上 剛伸, 柴田 八衣子, 柴田 晃希, 石渡 利奈, 阿久根 徹, 藤原 清香, 酒井 勇雅, 大庭 潤平 日本義肢装具学会誌 38 (2), 132-137, 2022-04-01

    <p>国際生活機能分類(ICF)は,医療や福祉の分野での活用が広がっている.一方,義肢装具分野の利用はまだ十分とはいえない状況である.本稿ではICFを概説するとともに,義手および義足の臨床場面での活用事例を紹介した.さらに,ICFに基づく義肢装具のマッピングの状況から,その特徴と位置づけについて提案を示した.これらより,義肢装具分野でのICFの活用の可能性や重要性を提起した.</p>

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  • 全体討議

    宮崎 清恵, 白野 倫徳, 丸山 秀幸, 榊原 次郎, 中 恵美 保健医療社会福祉研究 30 (0), 39-43, 2022-03-31

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  • 音声変化を伴う英語発話のディクテーション

    中西 のりこ, 蘭野 諒太 英語教育研究 45 (0), 1-20, 2022-03-31

    The results of a dictation test on 208 EFL learners were analyzed to investigate their ability to recognize connected speech. Statistical analyses showed that the correct dictation rate for …

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  • 英語学習者が呈する聴取崩れの計測・モデル化と それを用いた聴取崩れ箇所の予測

    椢原 卓弥, 朱 伝博, 齋藤 大輔, 峯松 信明, 中西 のりこ 音声コミュニケーション研究会資料 2 (2), n/a-, 2022-03-20

    <p>シャドーイングはモデル音声を聴取し,遅れずに復唱する認知タスクの高い複合的な訓練方法である。聴取が崩れれば通常発声が崩れる。聴取が崩れなくても,発音を誤って習得していれば,復唱発声はモデル音声から逸脱する。先行研究においてシャドーイング訓練課題を工夫することで,聴取崩れに起因する発声の崩れのみを時系列として計測する手法を提案した。本研究では,聴取崩れがラベル付けされた母語話者音声コーパスを…

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  • Zip Tight<sup>®</sup>システムによる固定を受けたMaisonneuve骨折の1例

    荒瀬 友岳, 村尾 浩 総合理学療法学 2 (0), 35-41, 2022

    <p>【はじめに】Maisonneuve骨折の遠位脛腓関節の不安定性に対し,Zip Tight<sup>®</sup>システム(Zimmer Biomet社)が使用された1症例を経験し,良好な経過を得たので報告する。</p><p>【症例紹介】20代男性,フットサル中に他のプレーヤーと交錯し受傷した。身体所見および画像検査から右腓骨近位部骨折,右遠位脛腓靭帯損傷,右距骨内果間離開を指摘され,Mai…

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  • 未習パッセージを用いた英語シャドーイングの効果

    中西 のりこ, 峯松 信明, 椢原 卓弥 外国語教育メディア学会機関誌 59 (0), 77-105, 2022

    In this study, we conducted an intensive 42-day Shadowing Marathon program in which learners shadowed unlearned materials in a bottom-up way to promote their perception and imitation skills. The …

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  • 自己と他者における失敗エピソードの記憶(11)

    中田 英利子, 富高 智成, 向居 暁, 清水 寛之 日本認知心理学会発表論文集 2022 (0), 94-94, 2022

    本研究の目的は,失敗エピソードのうち,失敗に気づいた時の感情や思考に関する語の使用傾向を明らかにすることであった。大学生450名に「自分の大きな失敗」「自分の小さな失敗」「他者の大きな失敗」「他者の小さな失敗」のいずれかのエピソードを想起させ自由記述を求めた。自由記述について階層的クラスター分析を行った結果,「精神的ショック・落胆」「驚き」「同情」「焦り・絶望」「恥・後悔」「申し訳なさ」の6カテ…

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