検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 1,062 件

  • 国内ファッション産業改革におけるアート的思考の有効性

    川村 朱乃 「芸術工学2023」 2023-12-08

    本報では、国内ファッション産業の現状と課題を示し、新たなビジネスモデル創造の必要性に向け、モノづくりの思考法である「論理的思考」「デザイン思考」「アート思考」の有効な思考法を探った。その結果、これらは単独ではなく補い合うように使われるのが有効であり、「アート思考」が、浸透していないことが明らかになった。 …

    機関リポジトリ

  • 海岸砂丘に立地する集落の空間構成

    縄田 諒, 工藤 和美, 小浦 久子 日本建築学会技術報告集 29 (73), 1502-1507, 2023-10-20

    <p>The purpose of this project is to clarify the relationship between sand dunes and the spatial configuration of settlements, with a focus on Takenohama, Toyooka City, Pref.Hyogo. Understanding the …

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 野球初心者の怪我につながる投球動作を 予防するための投球フォーム改善用具

    北﨑 健人 芸術工学会誌 86 (0), 14-21, 2023

    本研究では、野球初心者の怪我につながる投球フォームに起因する怪我を予防するためのプロダクトを制作し、投球障害予防への効果を明らかにした。怪我の原因となる投球動作の特徴について調査した結果から、4つのポイントを直すことで改善できると仮定し、そのポイントを改善できるような①肘下がりおよび手投げを防ぐためのプロダクトと②肘下がりおよび手投げを防ぐ投球動作で筋力を鍛えることで筋肉への局所的な負担を防ぐプ…

    DOI

  • 電気鋳造による七宝焼きにおけるデジタルファブリケーションを活用した原型製作の検討

    蛭田 直 日本デザイン学会研究発表大会概要集 70 (0), 160-, 2023

    <p>本研究は、少子高齢化などの要因により、継承が困難な状況にある伝統工芸の1つである七宝焼きの技法の電鋳七宝に着目し、デジタルファブリケーションを活用した原型製造方法の検討を行ったものである。具体的には、図案のデジタルデータを3次元データに変換し、3Dプリンタを用いて原型を出力し、現在の電気鋳造による製造プロセスで七宝の素地を製作して品質と造形について検証した。検証結果、3Dプリンタによる原型…

    DOI

  • 筋温度が局所の骨格筋循環・酸素動態に及ぼす影響

    廣田 俊作, 中林 実輝絵, 古賀 俊策, 一之瀬 真志, 小野 弓絵 生体医工学 Annual61 (Abstract), 268_2-268_2, 2023

    <p>温熱療法・冷却療法は、筋の温度変化により痛みや炎症を抑える理学療法である。これらの効果は温度刺激による筋の循環・酸素動態の変化に基づくと考えられているが、筋温度が安静時および運動時における局所筋の循環・酸素動態に及ぼす影響はいまだ十分に解明されていない。本研究では若年男性15名を対象として、常筋温(N)・低筋温(冷却、C)・高筋温(加温、W)の3条件で最大随意筋力の30%強度でのハンドグリ…

    DOI

  • 立地環境を活かし屋内外の温熱環境を調整する建築計画に関する研究

    荻原 廣高 芸術工学会誌 86 (0), 53-60, 2023

    大阪府松原市にある松原市民松原図書館は、その歴史的文脈や景観・環境に対する配慮などから農業用ため池の中に直接建てられた。この図書館の内外観はまた、地域に残る多くの古墳から発想を得て510 ~ 600mm のコンクリート壁で覆われた重厚な印象の意匠をもっている。そして、この建築がため池の水に接することや、常識を超えた厚いコンクリートで覆われることを、屋内外の温熱環境の調整に貢献させようと試みた。本…

    DOI

  • 島嶼における移住定住の変遷と 集住空間の構成に関する研究

    長野 真紀 芸術工学会誌 86 (0), 22-29, 2023

    本研究は、台湾金門島に現存する伝統的集落の移住経緯と空間特性を明らかにすることを目的とする。これまで個別に捉えられてきた全143の伝統的集落の立地環境、歴史的建築物の種類と残存数、集落規模、建物棟数、方位軸、抱護の種類と空間範囲、居住者の主要姓氏、移住前後の居住地をまとめ、集落空間を類型化した。その結果、立地環境を平地から山裾、斜面地までの10類型、自然地形と植生による抱護の種類を9つに分類した…

    DOI

  • 団地における高齢者の食支援を通した居場所づくり活動およびその継続要因に関する研究

    王 宵, 長野 真紀, 三上 晴久 芸術工学会誌 86 (0), 37-44, 2023

    本研究は、全国の集合住宅団地における住民主導による高齢者の日常的な食支援を通した市民活動に焦点を当て、活動の成立に影響を与える要素を把握しながら、団地との関係、運営方法と形式から活動の形態を考察・分析し、継続的な活動に必要な要因を明らかにすることを目的とする。各事例の現地調査を行い、活動の基本情報と組織・運営状況に関して代表者または責任者へのヒアリングを実施した。調査の結果、活動の成立に影響を与…

    DOI

  • 宋王朝における刻本の組版に関する規範研究

    錢 依然 芸術工学会誌 86 (0), 77-84, 2023

    本研究では、現代レイアウトグリットの手法を用いて浙江地域の官刻本(以下「浙官本」を称す)30 部を調査対象として、刻本の行数、字詰めと版面サイズ、字送りと行送りの数値を再現し、浙官本のレイアウトの規範を探究した。分析により、浙官本は、縦横の比例が7:10 を基準とし、刻本のレイアウトがグリッドシステムに近い傾向があり、文字配置により、グリッドセルの構成が異なることが明らかになった。「浙官本」は辺…

    DOI

  • NFC タグを用いた出席管理・入退室記録システムの開発と運用

    SAGARA, Jiro, 相良 二朗 芸術工学2022 2022-11-25

    コロナ禍の発生に伴い、接触機会の減少が感染症対策として求められた。プロダクト・インテリアデザイン学科では、出席を、出席カードを授業開始時に学生へ配布し、学生が手描きしたカードを授業の終わりに教員が回収し、エクセルなどの表計算ソフトへ入力するという方法で行っていたが、接触機会が多いことと、工数が多いことから、これを機に合理化することとした。 …

    機関リポジトリ

  • ヒューマノイドロボットを用いたロボットコンテンツデザイン教育に関する研究

    KANEBAKO, Junichi, KANEKO, Teruyuki, NAKAYASU, Akira, KIMURA, Shoko, 金箱 淳一, 金子 照之, 中安 翌, 木村 正子 芸術工学2022 2022-11-25

    本研究ではロボットコンテンツデザインの教育手法について、ヒューマノイドロボットを用いるワークショップを始めとした教育効果の高い教材の開発を目的とする。ロボットコンテンツを企画・試作することができる職能を「ロボットデザイナ」として位置づけ、開発したワークショップの実施を通して将来的にはロボットを活用した企画やシステムの試作(プロトタイプ)ができる職業の創出を狙う。 …

    機関リポジトリ

  • アート&デザインによる地域貢献「坂出アートプロジェクト2021-2022 」の企画・実施

    FUJIYAMA Tetsuro, TOYAZAKI Mitsuo, KAWAI Hiroyuki, NAKAYAMA Reika, YOON Jibak, 藤山 哲朗, 戸矢崎 満雄, かわい ひろゆき, 中山 玲佳, 尹 智博 芸術工学2022 2022-11-25

    本研究は2013年度から継続して行っている「瀬戸内国際芸術祭」におけるアートプロジェクトの一環として実施された。芸術祭の目標は「海の復権」と称し、瀬戸内海の地域・文化の再評価・再生を目指したものである。  2021年度は、2022年4月から開催される芸術祭参加を前提に、作品制作をプロジェクトの主点として、坂出市役所、地域ボランティア、なにより会場である瀬居島の住民の皆さんの協力を得て活動した。瀬…

    機関リポジトリ

  • 都市近郊の里山地域における地域協働型デザイン教育モデルの実践的構築

    SOWA Tomoyuki, SAIKI Takahito, HATA Tomohiro, NOGUCHI Ryo, SCHWABE Caspar, YOON Chiba, TAKAHATA Tadashi, YOSHIDA Nobuko, SAKURAGI Chie, 曽和 具之, 齊木 崇人, 畑 友洋, 野口 僚, シュワーベ カシュパー, 尹 智博, 高畑 正, 吉田 信子, 櫻木 千恵 芸術工学2022 2022-11-25

    本研究は、都市近郊に活用されないまま偏在する緩衝緑地、圃場、里山をフィールドとして、環境デザイン、プロダクト・インテリアデザイン、ソーシャルアートの見地から、持続可能な地域協働型のデザイン教育モデルを構築することを目的としている。  具体的には、研究学園都市周辺地域の荒廃した保安林や緑地、共生ゾーン集落の里山、国営明石海峡公園神戸地区、キーナの森公園、神出里づくり地域などの活用されないまま残る緑…

    機関リポジトリ

  • 三次元デジタイズ技術を利用した教育研究環境の整備に関する研究2

    KANEBAKO Junichi, YOSHIDA Masanori, NAGAYOSHI Hiroyuki, KONDO Kunio, NAKAYASU Akira, 金箱 淳一, 吉田 雅則, 永吉 宏行, 近藤 邦雄, 中安 翌 芸術工学2022 2022-11-25

    本研究は、美術系造形教育へ三次元デジタイズ技術を取り入れていくことを目的としている。複数種類の機器を導入して実験と教材開発を行い、各機器の特性、価格のバランスを含めて、実際の授業への導入実現性、継続性を分析していく。  5年計画の2年目にあたる本研究では、3Dスキャン4機種の運用実験に加えて、実際の授業でのシステムを利用した演習を行った。Photo …

    機関リポジトリ

  • 「きりぎりす(蟋蟀)」の考察/『奈良帝御集』の和歌をめぐって

    角田 宏子 芸術工学2022 2022-11-25

    「きりぎりす」を詠んだ平安時代の歌集『奈良帝御集』の歌を取り上げる。「きりぎりす」は日本においては、平安時代以降、「こおろぎ」と混同されてきた。歌詞としての「きりぎりす」は、中国語の「蟋蟀」の詩想を継承することが想定されるものの、日本の古代文学において、歌語と実態との関係は曖昧であった。また、日本に伝来当時、典拠となる漢詩の「蟋蟀」には類語が複数存在していた。中国語の「蟋蟀」が受容されて日本漢詩…

    機関リポジトリ

  • インクルーシブな都市・社会形成の観点から見た農福活動団体の障がい者雇用に係る特徴

    別所 あかね, 坂本 慧介, 山崎 嵩拓, 横張 真 都市計画論文集 57 (1), 157-164, 2022-04-25

    <p>あらゆる人々が個性を発揮できるインクルーシブな社会の形成に向けて、本研究は、障がい者が従事する農福連携事業に着目し、全国の農福活動団体を、主目的が「福祉」にあるか「農業」にあるかの二者に分類した上で、障がい者雇用において能力・適性を重視する団体の特徴を分析した。その結果、「福祉」を主目的とする団体の方が、障がい者の能力・適性を重視する傾向が強く、各団体が行う農的活動の種類によっても、重視の…

    DOI Web Site 参考文献12件

  • 開かれた住宅の用途と空間構成型に関する研究

    張 文博, 川北 健雄, 小伊藤 亜希子 日本建築学会計画系論文集 87 (793), 499-509, 2022-03-01

    <p>In this study, we focus on houses with semi-public spaces, which embody a new lifestyle in relation to the community. The examples published on “Shinkenchiku Jutakutokushu” (2006~2020) are …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献5件

  • キルンワークにおけるガラスの熔解表現に関する実験研究

    加藤 千佳 芸術工学会誌 84 (0), 4-11, 2022

    本論文は、熔着という技法に着眼点を置き、ガラスと磁器の熔着において貫入、剥離が最も少ない条件を明確することを目的とした。実験方法は磁器との熔着を行うために、50mm × 50mm 厚さ7mm の磁器板の上に、板ガラス40mm × 15mm 厚み6mm、カレット8g の2 種類のガラスを乗せ、窯で焼成を行った後、貫入確認と剥離確認の結果を比較する。実験項目は、磁器板の凹凸、釉薬の有無、上絵の具の有…

    DOI

  • 3Dスキャナを使用した頭部形状計測における精度向上の研究

    蛭田 直, 宮地 弘一郎 日本デザイン学会研究発表大会概要集 69 (0), 214-, 2022

    <p>近年、3Dスキャナを使用した形状のデジタル化と、そのデジタル化した形状データを活用したデザインが多く見られるようになった。しかし、頭部形状の3次元スキャナによる計測は毛髪が障害となり形状データが取得できない。また、最適な頭部形状を得ることができない問題がある。</p><p>この問題に対して、パターン光投影方式とフォトグラメトリのどちらでも毛髪の影響を極力抑えて3Dスキャナによる頭部形状のデ…

    DOI

  • 「宇宙を冠る」: シャナ冠の造形原理を読み解く試み

    HUANG Kuo-pin, SUGIURA Kohei, 黄 國賓, 杉浦 康平 芸術工学2021 2021-11-24

    チベット・ブータン・ネパール・ラダックなどのチベット仏教文化圏の数多いチャム(chams) のなかに、僧侶たちが真黒に近い絢爛たる緞子の衣装をまとい、黒色を主役とした重厚で威厳のある独特な大きな黒い帽子をかぶった、「シャナの舞」と呼ばれる踊りがある。  チャムに関する研究はこれまで、音楽、舞踊、宗教的儀式などの視点で多大な研究成果が見られる。しかしいずれもが個別的な研究であり、チベット仏教におけ…

    機関リポジトリ

  • 太極球の背景に潜む対称性/一般化された太極球に関する数学的な対称性とその応用

    OUCHI Katsuya, SUGIURA Kohei, HUANG Kuo-pin, SCHWABE Caspar, MIAKE Nobu, EIGEN Masahiro, YOON Jibak, 大内 克哉, 杉浦 康平, 黄 國賓, シュワーベ カスパー, 見明 暢, 榮元 正博, 尹 智博 芸術工学2021 2021-11-24

    太極球とは、アジアンデザイン研究所が2013 年度以来、平面図形としての太極図をどのようにして、立体へと変容させうるのかという観点に基づいて、研究調査・実験を進めてきた上で得られた立体図形である。そこでは太極図を、平面図形上で一定の方向に回転させつつ、中心点の垂直軸上に次々に積み重ねることで立体作図を作成した。 …

    機関リポジトリ

  • 三次元デジタイズ技術を利用した教育研究環境の整備に関する研究

    NAKAYASU Akira, MANDA Takashi, YABUKI Kenichi, MIAKE Nobu, YOSHIDA Masanori, KANEBAKO Junichi, NAGAYOSHI Hiroyuki, 中安 翌, 萬田 隆, 矢吹 剣一, 見明 暢, 吉田 雅則, 金箱 淳一, 永吉 宏行 芸術工学2021 2021-11-24

    本研究は、美術系造形教育へ三次元デジタイズ技術を取り入れていくことを目的としている。複数種類の機器を導入して実験と教材開発を行い、各機器の特性、価格のバランスを含めて、実際の授業への導入実現性、継続性を分析していく。  5 年計画の初年度では、Photo Booth 型、Hand Held 型、赤外線360 度カメラ型の3 …

    機関リポジトリ

  • アート&デザインによる地域貢献「坂出アートプロジェクト2020-2021」の企画・実施

    FUJIYAMA Tetsuro, TOYAZAKI Mitsuo, KAWAI Hiroyuki, NAKAYAMA Reika, YOON Jibak, 藤山 哲朗, 戸矢崎 満雄, かわい ひろゆき, 中山 玲佳, 尹 智博 芸術工学2021 2021-11-24

    本研究は2013 年度から継続して行っている「瀬戸内国際芸術祭」におけるアートプロジェクトの一環として実施された。芸術祭の目標は「海の復権」と称し、瀬戸内海の地域・文化の再評価・再生を目指したものである。その中で本研究メンバーは、香川県坂出市の島部を対象に活動を行ってきた。今回は、それをさらに坂出市街地に広げ、コミュニティの活性化を目的に、主として2 つのプロジェクトを実行した。 …

    機関リポジトリ

  • 金沢の文化的景観における犀川・浅野川の川筋保全に関する研究

    中谷 裕一郎, 小浦 久子 都市計画論文集 56 (3), 1321-1326, 2021-10-25

    <p>本研究は、金沢の文化的景観を特徴づける自然基盤である犀川及び浅野川の川筋の特性が近世城下町と現在都市ではどのように変化し、現在の川筋景観の課題は何かを明らかにしたうえで、文化的景観の保全の観点から、どのような変化と持続が求められるのかを検討し、併せて金沢市が取り組む川筋景観保全の考え方を検証した。建築物の実態を調査した結果、近世の川筋の土地利用が現在の建物の形態や用途に影響を与えていること…

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 地方圏の市街化区域農地に対する価値認識の変化と生産緑地指定の拡がり

    丹下 誠司, 坂本 慧介, 山崎 嵩拓, 飯田 晶子, 横張 真 都市計画報告集 20 (2), 270-276, 2021-09-07

    <p>本研究は、地方圏において生産緑地制度が運用されている13の自治体を対象として、市街化区域農地に対する価値認識がいかに変化し、生産緑地指定の拡がりへと繋がって来たかを明らかにした。研究の結果、市街化区域農地における課税負担額の増大が引き金になり、地方圏でも生産緑地指定が拡がり始めたことがわかった。また、そうした経済的要因だけではなく、2015年の都市農業振興基本法の制定を機運として、「防災協…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 講演者座談会

    Humanities Center Booklet 11 58-80, 2021-07-20

    シンポジウム「本郷キャンパスの形成とそれを語る学術資産」講演録 : 企画研究「学術資産としての東京大学」第三回研究会

    DOI HANDLE Web Site 被引用文献1件

  • 「工部大学校由来の学術資産」

    角田 真弓 Humanities Center Booklet 11 35-45, 2021-07-20

    シンポジウム「本郷キャンパスの形成とそれを語る学術資産」講演録 : 企画研究「学術資産としての東京大学」第三回研究会

    DOI HANDLE Web Site 被引用文献1件

  • 趣旨説明

    鈴木 淳 Humanities Center Booklet 11 2-4, 2021-07-20

    シンポジウム「本郷キャンパスの形成とそれを語る学術資産」講演録 : 企画研究「学術資産としての東京大学」第三回研究会

    DOI HANDLE Web Site 被引用文献1件

  • 発行の辞

    齋藤 希史 Humanities Center Booklet (11) 2021-07-20

    ...シンポジウム「本郷キャンパスの形成とそれを語る学術資産」講演録 : 企画研究「学術資産としての東京大学」第三回研究会日時:2018年10月28日 13:30-17:20 / 場所:東京大学本郷キャンパス 情報学環・福武ホール地下二階 福武ラーニングシアター / 講演者: 西村幸夫(神戸芸術工科大学教授,本学名誉教授),藤井恵介(東京藝術大学客員教授,本学名誉教授),角田真弓(本学工学系研究科技術専門職員...

    機関リポジトリ Web Site

  • 対話「私が生まれたとき」神戸 ~25+1あと(未来)の記憶~ 長沢秀之展

    戸矢崎, 満雄, Mitsuo, TOYAZAKI 神戸芸術工科大学紀要別冊 : News & Review = News & Review : kobe desigin University Bulletin separate volume 2021

    コロナ禍に明け暮れた2020年は1995年の阪神淡路大震災から25年という節目にあたる。〈対話「私が生まれたとき」神戸~25年あと(未来)の記憶~長沢秀之展〉は当初、その年の5月に企画され、コロナ感染症の影響で延期後に中止となったが、後に文化庁の「文化芸術活動の支援継続事業」の補助対象となり、2021年4月に「25年あと(未来)の記憶」展実行委員会が主催で開催された。これは神戸という場所で、25…

    機関リポジトリ

  • ストーリーマンガのコマに関する基礎的研究

    谷岡 曜子 芸術工学会誌 82 (0), 54-61, 2021

    本研究では、ストーリーマンガのコマの数に関して、技法書やインターネット上で語られる通説から4つの仮説を抽出した。仮説ⅰ.コマ数の最頻値は5~7コマ、仮説ⅱ.最初のページのコマ数は全体のコマ数平均よりも少ない、仮説ⅲ.最後のページのコマ数は全体のコマ数平均よりも少ない、仮説ⅳ.全体を通してコマ数を変動させ緩急をつける。 …

    DOI Web Site

  • キルンワークにおけるガラスの熔解表現に関する実験研究

    加藤 千佳 芸術工学会誌 82 (0), 22-29, 2021

    本研究は、ガラス素材の表現の幅を広げるための技法の開発を目的としている。現代の「工芸」とよばれる分野の評価基準は明確ではない。造形の自由によって、「用の美」だけでなく、「鑑賞の美」が評価される現代の「工芸」の中で、ガラス工芸の分野における、技法開発を行うことで、表現の幅を広げることができると考えている。本研究は、ガラス工芸の技法の中で、窯を使用し造形表現を行うキルンワークでガラスの中空立体形状を…

    DOI Web Site

  • 木材内部の染色に関する「吸引染色法」の確立

    YASUMORI Hiromasa, BANBA Masae, NOGUCHI Ryo, 安森 弘昌, ばんば まさえ, 野口 僚 芸術工学2020 2020-11-25

    本研究の目的は、木材内部の染色に関する「吸引染色法」の確立である。「吸引染色法」とは、減圧負荷によって木材内部に染料を吸引し、着色を施す独自の染色法である。木材内部の染色に関する研究事例には、減圧加圧注入法や立木染色法があるが、染色に長時間を要することや大型設備が必要であること、色むら発生などの要因から、広範囲な実用化には至っていない。本研究では、「吸引染色法」によって、木材内部を短時間でむらな…

    機関リポジトリ

  • 大学教育プログラムと連携した播州織の高付加価値化と地場産業の活性化の研究

    WATANABE Misao, NOGUCHI Masataka, SANO Hirozo, KAWAI Hiroyuki, YASUMORI Hiromasa, 渡邉 操, 野口 正孝, 佐野 浩三, かわい ひろゆき, 安森 弘昌 芸術工学2020 2020-11-25

    兵庫県には先染綿織物で有名な播州織の産地がある。本研究では産地と連動した播州織の高付加価値化と地場産業の活性化に繋がる大学教育プログラムを構築し、実施することにより、教育的価値を深める実践的研究を行った。  発想力・造形力・コミュニケーション力(伝達力)の三つの力の習得を目的としたプログラムを構築し、実践した。発想力では、播州織の特徴である綿という素材に着目し、綿花栽培を行った。造形力では、造形…

    機関リポジトリ

  • ビデオゲームの制作技術を基盤とした「学習」の再デザインに関する研究

    OUCHI Katsuya, HASHIMOTO Eiji, EIGEN Masahiro, YOON Jibak, KOYAMA Akira, 大内 克哉, 橋本 英治, 榮元 正博, 尹 智博, 小山 明 芸術工学2020 2020-11-25

    ビデオゲームには「遊び」の要素と並行して、人間にとって有用な「学習」の要素が含まれていると考えられる。本研究は、このリテラシーを他分野の「学習」に置き換えることが可能かどうかを実験を通して検証した上で、ゲーム制作技術を教育領域の学習支援システムの再構築に応用することを目的とする。 ビデオゲームの領域においてはプレイヤーの習熟曲線に合わせた学習方法が確立している。本研究では、学習が必要な他分野の例…

    機関リポジトリ

  • アートによる地域貢献を目的とする「坂出人工土地アート展(仮称)」の企画・実施

    KAWAI Hiroyuki, TOYAZAKI Mitsuo, FIJUYAMA Tetsuro, NAKAYAMA Reika, YOON Jibak, かわい ひろゆき, 戸矢崎 満雄, 藤山 哲朗, 中山 玲佳, 尹 智博 芸術工学2020 2020-11-25

    2013 年に開催された瀬戸内国際芸術祭以来、沙弥島および瀬居島で培ってきた地域とアートの関わりのノウハウを応用し、市の中心部でのアートによる地域貢献の可能性を模索した。  研究のポイントは以下の5 つである。 ①地元の連携強化 ②伝統文化・特産品の発掘・発見 ③作品コンセプトの設定 ④住民有志・地元作家との協働 ⑤市街地での企画展 …

    機関リポジトリ

  • ボタンで描くアート作品(1994-2019 年)の記録

    TOYAZAKI Mitsuo, 戸矢崎 満雄 芸術工学2020 2020-11-25

    1994 年から2019 年までのボタンによる私の作品は、インスタレーションによるアートであり、ボタンとは衣服に着けるものである。  1983 年より私は、市販される同一の日常品を大量に使い、広い空間に展示した作品群で注目された。その後、環境問題を意識することから、人々が消費し廃棄するものを作品の素材として使うことを考える。1994 …

    機関リポジトリ

  • 金沢市重要文化的景観選定区域における高さ制限の見直しに関する研究

    中谷 裕一郎, 小浦 久子, 木谷 弘司 都市計画論文集 55 (3), 1417-1422, 2020-10-25

    <p>本研究は、金沢における重要文化的景観の価値を継承するための景観保全に求められた都市の高さ問題への対応を検証することにより、市街地更新を前提とする都市の文化的景観の保全について考察した。近世城下町の計画理念が表現されている天守を見通すヴィスタの景観演出は、金沢の重要文化的景観の価値と特定されるものであり、この価値の保全とは城跡から旧城下を眺める眺望を保全することである。そのために城の正面に位…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • テンションを変化させた平織りのシミュレーション

    大内 克哉, 小山 明, 渡邉 操, 小茂田 靖子 芸術工学会誌 80 (0), 10-17, 2020

    本稿では経糸と緯糸からなる平織りを考え、それぞれの糸が伸縮することにより形成される構造を決定する数理モデルを提案した。ここでの基本的な目的は、織物を交点の集合として捉え、各交点の運動を記述する局所的なダイナミクスを導入することにより、全体的な形状が自発的に形成されるメカニズムを明らかにすることである。 …

    DOI Web Site

  • 三木市の歴史文化資源活用イベント「ミキシル」について/2011 年から2019 年までの活動記録

    KAWAKITA Takeo, YAMANOUCHI Makoto, 川北 健雄, 山之内 誠 芸術工学2019 2019-11-26

    三木市の中心部には、国史跡、歴史街道、町屋及び神社仏閣等に加え、刃物製作などの伝統産業、特色のある商店、共同洗濯場などのコミュニティ施設、鉄道や橋梁といった構築物等、古い時代から近年に至るまでの歴史が生み出した様々な文化資源が蓄積している。  しかしながら現状では、これらの歴史文化資源は、必ずしも一般市民や外来者に十分に認識されているとは言い切れない。そこで、より多くの人々がそれらの歴史文化資源…

    機関リポジトリ

  • 挟まる人

    SHIMO Hiroyasu, 志茂 浩和 芸術工学2019 2019-11-26

    六本木アートナイト2018 に出品した作品「挟まる人」について、準備から展示に至るまでのプロセスを報告する。「挟まる人」は、ビルとビルの隙間に3m以上の普段着の巨人が挟まって足掻いているように見える映像インスタレーション作品である。実際には、六本木ミッドタウン向かい側にある70cmほどの隙間にスクリーンとプロジェクターを設置するためのやぐらを建て、1台のPCから1つのムービーファイルを3台のプロ…

    機関リポジトリ

  • 播州織の高付加価値化の提案による地場産業の活性化に関する包括的研究

    WATANABE Misao, NOGUCHI Masataka, SANO Hirozo, KAWAI Hiroyuki, KANAZAWA Kae, 渡邉 操, 野口 正孝, 佐野 浩三, かわい ひろゆき, 金沢 香恵 芸術工学2019 2019-11-26

    本研究は播州織の高付加価値化と北播磨の地場産業を対象事例とした実践的研究によって、地場産業の活性化を促す包括的な手法を考察することを目的とする。  播州織は従来の受託加工型から産地自ら製品を開発・提案する市場開発型産地へと構造的変換が求められている。本研究は2015 年度兵庫県COEプログラム推進事業(F/S調査ステージ研究)ならびに2016・17 …

    機関リポジトリ

  • クリエイティブ職に必要な『ポートフォリオ制作BOOK・入門編』の作成

    SUGIMOTO Mariko, FUJITA Reiko, 杉本 真理子, 藤田 玲子 芸術工学2019 2019-11-26

    芸術・デザイン系大学生の就職活動で、クリエイティブ職を希望するにあたり、「ポートフォリオ」の提出はほぼ必須である。  しかし、学生が自身のポートフォリオを作成するに際し、ポートフォリオの作り方を指導する授業は、各学科で取り組みが異なり、しかも必ずしも全ての学科で開講されるわけではない。  筆者はキャリアセンターからの要請により、学科を問わず受講できる「ポートフォリオ作成講座」を開講し4 …

    機関リポジトリ

  • 日・中・韓の学術交流にみる高齢社会に対応したファッションデザイン教育プログラムの構築

    MITERA Sadako, SASAZAKI Ayano, WATANABE Misao, NIWA Mayumi, 見寺 貞子, 笹﨑 綾野, 渡邉 操, 丹羽 真由美 芸術工学2019 2019-11-26

    本研究は、現在、ファッションデザイン教育が、若者の体型や志向を対象に、西洋の衣服設計理論を基軸とした教育である現状に対し、「ユニバーサルファッション-国籍や年齢、障害の有無に関わらず誰もが快適な衣生活を送れるデザインの手法-」を、アジア地域の教育カリキュラムの基盤とし、アジア地域の文化、アジア人の体型やライフスタイルに適した衣服設計理論を構築することを目的としている。本報告は、「ユニバーサルファ…

    機関リポジトリ

  • へぎ板にみる木質と木工技術の関係性

    YASUMORI Hiromasa, 安森 弘昌 芸術工学2019 2019-11-26

    日本は豊かな森林資源に恵まれ、独特な木の文化を作り上げてきた国である。古代から近代にかけて、木工技術は、各時代の他分野を含めた技術的背景に密接に関連し発展を遂げてきた。一方、原始的な木工技法が、当初のままの生産方法を留めたまま、細々と現在に受け継がれている例も希ではあるが確認できる。その1 つが本稿で紹介するへぎ板を生産する技術である。原始的な木工技法は、木材の性質に素直に従った加工に特徴がある…

    機関リポジトリ

  • 囚われる人

    SHIMO Hiroyasu, 志茂 浩和 芸術工学2019 2019-11-26

    六本木アートナイト2019 に出品した作品「囚われる人」について、準備から展示に至るまでのプロセスを報告する。「囚われる人」は、自動販売機に人が押し込められているように見える映像インスタレーションである。実際には、鉄製フレームにより構成されるケースにPCと2 台の43 インチ液晶TV、TV 前面にポリカーボネイトハモニカボードを組み込んだ装置にスタジオで撮影した映像を送出しているに過ぎない。しか…

    機関リポジトリ

  • 都市空間の再編における空間計画手法/ランドスケープ・プランニングからのアプローチ

    KOURA Hisako, NAGAHAMA Nobutaka, HATA Tomohiro, Manda Takashi, 小浦 久子, 長濱 伸貴, 畑 友洋, 萬田 隆 芸術工学2019 2019-11-26

    変容する都市の市街地再編における空間計画からのアプローチによる都市課題の広がりとプランニングの役割を探る検討を続けている。2018 年度は、1)ツォルフェライン(世界遺産地区)を開き、周辺地域と連携するための提案を求める日独米学生デザインワークショップを通じた “Urban Integration” のあり方、2)第3 回TCR(Transforming City …

    機関リポジトリ

  • 長島未来プロジェクト/〜 環境デザインによる地域再生の実践的研究 〜

    NAGAHAMA Nobutaka, ENDO Takeo, SAIKI Takahito, KOURA Hisako, KAWAKITA Takeo, YAMANOUCHI Makoto, MANDA Takashi, HATA Tomohiro, NAGANO Maki, 長濱 伸貴, 遠藤 剛生, 齊木 崇人, 小浦 久子, 川北 健雄, 山之内 誠, 萬田 隆, 畑 友洋, 長野 真紀 芸術工学2018 2019-03-16

    地方都市を対象として、地域の調査や分析などによる課題の抽出を行い、環境デザイン、建築、まちづくりなどからの解決策の実践的な提案を行ない、少子高齢化社会や持続可能型社会に向けた地方都市の創生(地域再生)のあり方を提言するデザイン手法論を研究することを目的とする。岡山県瀬戸内市長島の国立ハンセン病療養所の保存と再生をテーマとし、地域の現地調査・分析、現地WS …

    機関リポジトリ

  • 大学ブランドでのデザインインキュベーションのための調査と実践

    TAGASHIRA Akinori, MIAKE Nobu, YAMAMOTO Tadahiro, IKEUCHI Hiroyuki, MIYATANI Naoko, 田頭 章徳, 見明 暢, 山本 忠宏, 池内 宏行, 宮谷 直子 芸術工学2018 2019-03-16

    日本のデザイン教育は、学生や学生の作品を市場に結びつ ける段階まではカバーできておらず、デザインインキュベー ションという視点においてヨーロッパのデザイン先進国から 大きく遅れを取っている状況にある。 本研究では、デザインインキュベーションセンター立ち上 げを目指して、先例を実践している大学の調査を行う。また、 作品を商品として完成させるプロセスを実践し検証すること …

    機関リポジトリ

  • 高齢者における膝伸展運動時の大腿動脈血流応答

    大上  安奈, 迫田  妙, 一之瀬  智子, 古賀  俊策, 近藤  徳彦, 井上  芳光 日本生理人類学会誌 24 (1), 19-26, 2019

    To clarify whether the increase in the conduit artery blood flow during dynamic exercise with a small skeletal muscle groups was inhibited by aging, we compared femoral artery blood flow at rest and …

    DOI Web Site 医中誌

  • 都市空間の持続可能性にむけての風致地区制度/京都での制度運用の検証から

    KOURA Hisako, NAGAHAMA Nobutaka, HATA Tomohiro, 小浦 久子, 長濱 伸貴, 畑 友洋 芸術工学2018 2018-11-27

    地形・風土、歴史的空間利用、緑環境の相互関係が織りなす山麓とそれに続く山並みを、都市の主要な風景特性として認識し、その環境を保全活用してきた京都市に着目する。その環境の保全活用の基本制度である風致地区の運用実態について検証し、風致地区の考え方による市街地フリンジの空間マネジメントの可能性を検証する。 …

    機関リポジトリ

  • 杉浦康平のアジアンデザイン研究(ポスターと冊子を中心に)

    AKAZAKI Shoichi, SUGIURA Kohei, HUANG Kuo-pin, IRIE Keiichi, EIGEN Masahiro, HAGIWARA Komaki, 赤崎 正一, 杉浦 康平, 黄 國賓, 入江 経一, 榮元 正博, 萩原 小麻紀 芸術工学2018 2018-11-27

    本研究は2012 年度共同研究から継続している、杉浦康平名誉教授のデザイン活動の包括的研究の一環である。これまでの活動として「ポスターアーカイブ」構築、ポスター展2 回、単行本出版などがある。それらの成果をふまえて2017 年度は「アジアンデザイン」の側面にフォーカスして、5 回の連続インタビューを企図した。  杉浦名誉教授は、今年3 …

    機関リポジトリ

  • ドミニカ共和国の日系人社会に見る居住環境の持続性と民族的帰属意識

    NAGANO Maki, IMAMURA Fumihiko, 長野 真紀, 今村 文彦 芸術工学2018 2018-11-27

    1950年代に南米ドミニカ共和国に移住した日本人移民を対象に、生活学と文化人類学の視点から、居住環境の持続性と民族固有の文化的アイデンティティの保持・継承について明らかにすることを目的とする。  ドミニカ共和国へ入植後、現在まで全移民の約1/5にあたる家族が残留して生活を営んでいる。彼らの定住化を支えた要因の一つには、ドミニカ社会との相互交渉の中で日本人としての生活、行動、文化を強く規定してきた…

    機関リポジトリ

  • 回転体を使用した立体アニメーション生成メカニズムに関する研究

    KOYAMA Akira, HASHIMOTO Eiji, MOTOHASHI Hideyuki, OUCHI Katsuya, YOON Jibak, BIRNBAUM Alfred, SMORAWSKI Piotr, 小山 明, 橋本 英治, 本橋 秀之, 大内 克哉, 尹 智博, バーンバウム アルフレッド, スモラフスキ ピョトル 芸術工学2018 2018-11-27

    ステッピングモーターは、定速回転をおこなうモーターとは異なり、デジタル制御により断続的に回転と停止を繰り返すことを目的として開発された特殊モーターである。研究の結果、モーターの種類、制御プログラムの開発、回転体部分(作品)の軽量化を試みることで、直径150mmの円盤に、25 個の合計100g のものを載せても駆動することが可能となった。このメカニズムにより、これまでの古典的なストロボを使用した立…

    機関リポジトリ

  • 日本・中国のファッションデザイン学術交流にみるユニバーサルファッションの意義と役割に関する調査研究

    MITERA Sadako, NOGUCHI Masataka, SENOU Toru, KOGA Shunsaku, BAMBA Masae, YOSHIDA Naomi, SASAZAKI Ayano, WATANABE Misao, KANAZAWA Kae, NIWA Mayumi, KIKUCHI Sono, MACHIDA Nami, 見寺 貞子, 野口 正孝, 瀬能 徹, 古賀 俊策, ばんば まさえ, 吉田 尚美, 笹﨑 綾野, 渡邉 操, 金沢 香恵, 丹羽 真由美, 菊地 園, 町田 奈実 芸術工学2018 2018-11-27

    現在、世界で高齢化が進む中、中華人民共和国(以下、中国と称す。)は、2010 年に65 歳以上の高齢人口が1 億人を超える世界で唯一の国となった。さらに、短期間で高齢社会に突入する中、その対応策が急務となる。本研究の目的は、中国のファッションデザイン教育において、高齢社会に対応するデザイン手法が確立されていない現状に対し、「ユニバーサルファッション-国籍や年齢、障害の有無に関わらず、誰もが快適な…

    機関リポジトリ

  • 神戸芸術工科大学における教養としての人文地理学の講義での取組み

    ISHIHARA Hajime, 石原 肇 芸術工学2018 2018-11-27

    本稿は、芸術工学を専攻している学生に合わせた教養教育としての人文地理学の講義を目指した実践と今後の課題について報告することを目的とする。高校での地理の履修状況について把握したところ、全体的には履修している学生は少ない状況にある。このため、学生が人文地理学を体系的に理解することができるよう、テキストを使用することが必要であると考える。学生は自らが将来創作するであろう作品と人文地理学との間の関係性は…

    機関リポジトリ

  • 持続可能な都市空間再編への計画デザイン手法/京都伏見地区での事例ワークショップの展開

    KOURA Hisako, NAGAHAMA Nobutaka, HATA Tomohiro, 小浦 久子, 長濱 伸貴, 畑 友洋 芸術工学2018 2018-11-27

    昨年度から、変容する都市の空間再編のデザインについてオープンスペースからのアプローチの可能性を探る日独共同研究の検討を続けている。その議論の展開として、人口減少や産業構造の変化による市街地の変容のデザインを考えるにあたって、自然基盤と生活や経済活動との相互作用による市街地のフリンジの変容に着目した。広域の環境基盤と土地の歴史にもとづく空間変容のダイナミズムとつながる改善型の計画デザインのあり方を…

    機関リポジトリ

  • 体型特性が認められる女性高齢者に配慮した衣服設計システム構築のための基盤研究

    SASAZAKI Ayano, MITERA Sadako, KOGA Shunsaku, YOON Jibak, NIWA Mayumi, 笹﨑 綾野, 見寺 貞子, 古賀 俊策, 尹 智博, 丹羽 真由美 芸術工学2018 2018-11-27

    本研究は、加齢や疾病により体型特性がみられる円背高齢女性に対し、機能と美観に配慮した衣服製作ガイドラインを提示する実践的研究である。円背高齢女性の衣服製作には、人体形状や傾きに視点を置いた衣服製作が求められていることから、その体型特性を把握することが必要である。そこで本報では、高齢女性42名に対し、「衣生活意識」「人体計測1-マルチン計測」「人体計測2-三次元計測」「歩行」「写真判定」を実施し、…

    機関リポジトリ

  • 集落・町並み保全地域における地域主体の調整システムの構築と調整課題の変遷に関する研究

    石山 千代, 窪田 亜矢, 西村 幸夫 都市計画論文集 53 (3), 1239-1246, 2018-10-25

    妻籠宿の住民組織と保存審議会での議論に着目して、集落・町並み保全地域における地域主体の調整システム構築過程と調整課題の変遷を総合的かつ中長期的に解明した。住民憲章に基づき住民組織内に設置された統制委員会は、設立直後から景観、商売・営業、交通、売買、運用組織等、幅広い調整課題を扱い、自身の公正さと実効性を高める今日に至る組織運営の仕組みを集中的に検討・実装していた。町条例制定後は保全審議会と共に調…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 協同と表現による学びを目的とした ワークショップにおける映像記録手法

    福崎 千晃, 曽和 具之 芸術工学会誌 77 (0), 142-149, 2018

    教育の多様化が進む昨今,ワークショップ形式による学びの場が数多く提供されており,協同的関係を省察するための情報提供が必要とされている。さまざまな学び方が生まれるワークショップでは,詳細な記録に基づいた綿密な省察により,参加者の学習能力を向上させることができる。省察に必要な情報は,リアルタイム・ドキュメンテーション(RTD)により,文章での記録のみならず,図や絵,音声,映像などを用いて多角的に記録…

    DOI Web Site

  • 「道家思想」からみた吊脚楼の空間構造に関する研究

    任 亜鵬, 鎌田 誠史, 齊木 崇人 芸術工学会誌 77 (0), 134-141, 2018

    本研究は、長期にわたって人々に重視されてこなかった中国の西南地方にある伝統的な民家の一種類である吊脚楼を対象に、建築空間に内在する伝統的な意匠哲学を捉え、苗族と土家族の伝統的な吊脚楼について、現地調査と『道徳経』などの文献調査を通じて、それらの吊脚楼の建築空間に内包されている意匠哲学を考究することを目的とする。前篇『中国西南地方の苗族、土家族の集落空間における自然観に関する研究』に続き、研究では…

    DOI Web Site

  • 屋外広告物の広告効果を向上させる 表示方法に関する研究

    中牟田 麻弥, 佐藤 優 芸術工学会誌 77 (0), 150-157, 2018

    本論文は、「屋外広告物の広告効果に着目したデザイン要素に関する研究」*1 の継続研究である。屋外広告物の景観阻害が問題として、全国の自治体で規制強化やデザイン誘導が進んでいる。屋外広告物の景観と調和する色彩や大きさ、表示の文字量などの視覚効果については先行研究が多く、規制や誘導に反映され、良好な景観形成に寄与している。一方、規制強化にもかかわらず、規制対象外の広告物の氾濫やデザイン低下など別の課…

    DOI Web Site

  • 原産国を伝えるパッケージデザインの表現要素に関する研究

    Yarased del Carmen MARTINEZ ANGELES 芸術工学会誌 78 (0), 4-11, 2018

    近年コーヒーおよびチョコレートは、だれもが容易に購入することができる商品である。しかしながらそれらの原産国は、赤道付近のある特有の自然環境を有する場所に限り、栽培することができる。またコーヒーおよびカカオ産業は、多職・多様な人々(農家、貿易業者、ロースト業者、開発者、デザイナー、流通業者、消費者)の関係で成り立っている。 …

    DOI

  • 大学生におけるローマ字入力速度と綴り選択に関する研究

    佐田 吉隆 コンピュータ&エデュケーション 43 (0), 61-66, 2017-12-01

    <p> 本研究では,ローマ字教育とローマ字入力の関係に注目した。150名の大学生が,漢字変換なしのローマ字テキスト入力において,どのようにローマ字入力を行うか,ローマ字入力の速度で比較した。その結果,ローマ字入力は,小学校で学ぶ「訓令式」が基礎になっていることがうかがえた。その結果,打鍵数の多くなる綴りを選択していたり,動かしにくい指を使った綴りを選択する傾向がみられた。また,拗音に関する綴りの…

    DOI Web Site

  • ブックデザインにおけるプリプレスからポストプレスまでの再考と実践

    HAGIWARA Komaki, YOON Jibak, CHOI Kummi, 萩原 小麻紀, 尹 智博, 崔 琴美 芸術工学2017 2017-11-25

    本研究はコンピュータのみで完結するデザインプロセスを見直し、現在のさまざまなデジタル技術と、人の手作業の関係性を探ることで、ブックデザインの新たな魅力に迫ることを目指した。素材としての紙の考察や、文字や図版などの要素がページに定着される印刷の手法、そしてそれらを束ねる造本に至るまで、ひとつひとつを思考し実践した。 …

    機関リポジトリ

  • 日本古来の素材や伝統技法・工芸を世界に通じる先染織物のデザインに活用するための基礎研究

    WATANABE Misao, NOGUCHI Masataka, TOYAZAKI Mitsuo, KIKUCHI Sono, 渡邉, 操, 野口 正孝, 戸矢崎 満雄, 菊池 園 芸術工学2017 2017-11-25

    本研究は日本古来の素材や伝統技法・工芸、とりわけ播磨藍、杉原和紙など、兵庫県に古くから育まれてきた素材や技法を調査し、世界に通じる先染綿織物のデザインに活用することを目的とする。兵庫県北播磨の地場産業である播州織は、安価な海外産地との価格競争の中で生産高を激減させている。これは一地場産業の衰退だけに留まらず、北播磨の地域経済や人口の流出に直結する深刻な問題である。 …

    機関リポジトリ

  • 交通事故軽減のための汎用性と経済的頒布性に優れた蛍光反射材用品の開発

    MITERA Sadako, SENOU Toru, TANIGUCHI Fumiyasu, MIAKE Nobu, YOSHIDA Naomi, MACHIDA Nami, NIWA Mayumi, KIKUCHI Sono, MIYATANI Naoko, 見寺 貞子, 瀬能 徹, 谷口 文保, 見明 暢, 吉田 尚美, 町田 奈実, 丹羽 真由美, 菊池 園, 宮谷 直子 芸術工学2017 2017-11-25

    現在、交通事故死者数に占める高齢者の数は、依然として高い水準で推移している。これに対して官公庁関係は、交通事故軽減のため市民に対して蛍光反射材を使用した安全啓発用品を配布している。しかし、市民の間では必要性の意識が低い、効果が周知されずデザインが服装に合わない等の理由から着用率が低く、啓発活動に至っていない現状がある。 …

    機関リポジトリ

  • 高大連携による理工学系デザイン教育カリキュラムの設計と実践Ⅱ/「総合的な学習の時間」のカリキュラム構築

    SOWA Tomoyuki, MITERA Sadako, NOGUCHI Masataka, BAMBA Masae, MUKAI Masayuki, AIZAWA Takashi, ITSUMI Kenjiro, OTA Syosaku, KOGA Shunsaku, SAGARA Jiro, SANO Hirozo, TAGASHIRA Akinori, MIAKE Nobu, SAKUMA Hana, ZHAO Ying Yu, 曽和 具之, 見寺 貞子, 野口 正孝, ばんば まさえ, 向井 昌幸, 相澤 孝司, 逸身 健二郎, 大田 尚作, 古賀 俊策, 相良 二朗, 佐野 浩三, 田頭 章徳, 見明 暢, さくま はな, 趙 英玉 芸術工学2017 2017-11-25

    本研究は、高等学校学習指導要領の柱のひとつでもある「知識・技能の習得と思考力・判断力・表現力等の育成のバランスを重視」という視点に立ち、理工学分野とデザイン・芸術学分野の両側面からアプローチするデザイン教育カリキュラムを策定・実施することを目的としている。  本研究の効果として、以下の点が上げられる。 ① …

    機関リポジトリ

  • 毛織物での多色文様テキスタイル提案と制作過程の共通言語基盤制作/組織見本帳制作

    KANAZAWA Kae, SAKUMA Hana, NAKAYAMA Reika, 金沢 香恵, さくま はな, 中山 玲佳 芸術工学2017 2017-11-25

    今日テキスタイルデザインの表現方法は多様であり、それぞれの表現方法は必ずそれを可能とする技術を必要とする。その多様な技術も工業における生産性を前提とした範囲でのデザイン表現の技術として認められる中、手工芸を基としたデザイン表現を量産の生産背景に見合わせるための手段は数に限りがある。特に和文様に関しては日本の歴史の中で保持されてきた文様表現に多色を用いる意匠が多く、そのデザインの量産への応用はプリ…

    機関リポジトリ

  • デザイナーとアーティストの為の基礎的なプログラミングの教育方法について

    YOON Jibak, OUCHI Katsuya, EIGEN Masahiro, 尹 智博, 大内 克哉, 榮元 正博 芸術工学2017 2017-11-25

    ...神戸芸術工科大学(以下、KDU)には、7学科(環境デザイン、プロダクト・インテリアデザイン、ビジュアルデザイン、映像表現、まんが表現、ファッションデザイン、アート・クラフト)27コースある。各学科では、それぞれの専門領域のもとに様々なカリキュラムが組まれ、必要に応じてプログラミングの授業(主にWeb系や3DCG)が開講されている。...

    機関リポジトリ

  • 質の高いデザイン活動による学生教育と周囲への波及効果に関する実践研究

    TAGASHIRA Akinori, MIAKE Nobu, YAMAMOTO Tadahiro, IKEUCHI Hiroyuki, MIYATANI Naoko, 田頭 章徳, 見明 暢, 山本 忠宏, 池内 宏行, 宮谷 直子 芸術工学2017 2017-11-25

    「DESIGN SOIL」のプロジェクトの教育的な効果を明らかにすることを目的とする。また、合わせてワークショップなども開催し、実習授業などに還元できるデザイン教育の有効な方法を発見することも目指す。  2016年4月のミラノでの展示会出展を通じて、複数の作品の商品化が決定するという成果が出た。  同年11月に神戸で展示会を開催したのに合わせて、DESIGN …

    機関リポジトリ

  • 探る人/小さなモニターを用いた映像インスタレーション

    SHIMO Hiroyasu, 志茂 浩和 芸術工学2017 2017-11-25

    映像を用いたインスタレーション作品は多くの場合、画面を大きく、あるいは大規模に扱う傾向にある。筆者自身、自ら考案した3DCGキャラクターの設定値に合わせた展示に拘って来た。これは、とかく再生装置の規格に支配されがちな映像表現の枠組みから離れるための試みであったともいえる。そして、この方向では一定の成果を挙げてきた。しかし、当然ながらスクリーンおよび再生装置が大がかりになるうえ、再生環境も整えなく…

    機関リポジトリ

  • オープンスペース類型からの都市空間再編の計画デザイン論

    KOURA Hisako, MIYAMOTO Mariko, NAGANO Maki, 小浦 久子, 宮本 万理子, 長野 真紀 芸術工学2017 2017-11-25

    社会・産業の構造的変化と都市空間の変容が同時に進むときに、ドイツや日本などの脱産業化が進む地域においては、持続可能な開発が求められている。このとき、オープンスペースは、地域や広域の生活環境をより豊かにしていくための要になる。人口減少などによる地域の縮退を前提としつつ環境再生を実現するには、開発管理や計画調整においてオープンスペースの機能を積極的に活かしていく必要がある。 …

    機関リポジトリ

  • アメリカ LA アート&デザイン環境研究

    HIRONAKA Kaoru, 廣中 薫 芸術工学2017 2017-11-25

    筆者は2016年7月1日から9月28日まで、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスおよびその近郊に滞在し、ロサンゼルスのアート環境から学ぶ現代的で豊かなイメージの作り方とアートの活用について、研究活動を行った。上記期間において、海外派遣研究の招集元である、カリフォルニア州立大学ドミンゲスヒルズ校(CSUDH)芸術・人文学部アート&デザイン学科のデボン・ツノ准教授、およびオックスナード・カレッ…

    機関リポジトリ

  • 景観の公益に対する再生可能エネルギーの公益との調整にみる計画課題

    小浦 久子, 秋月 裕子 都市計画論文集 52 (3), 1171-1176, 2017-10-25

    景観法(2004年)により景観の公益は位置づけられたが、その後10年の実践を経ても、まだ十分に景観の公益について理解が進んでいるとは言えない。自然環境や文化的景観の保全が求められるようなところでは、景観の価値は開発に優先されるべき可能性をもつ。しかし四万十市における大規模太陽光発電施設の事例から明らかなように、協議に応じられないような仕組みとなっている現在の再エネ特措法に問題があるものの、景観の…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献2件

  • パッシブ気候図の作成とパッシブデザインへの活用

    松元 良枝, 小玉 祐一郎, 武政 孝治, 村田 涼, 金子 尚志, 宮岡 大 日本建築学会環境系論文集 82 (737), 653-662, 2017

     Introduction: Understanding the regional climate is an important part of architectural design. It contributes to make the concept of passive design that enables effective use of natural energy. It …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献2件

  • 神戸洋家具産業の復興期から競争期までの特徴

    佐野 浩三 芸術工学会誌 75 (0), 112-119, 2017

    これまでの研究では、神戸洋家具産業の発祥から第二次世界大戦前までを4 期に仮設区分し、産業実態の調査分析を進めてきた。本稿では、終戦から昭和末期までを調査・分析の対象とし、戦前との比較から産業実態の変容を明らかにした。  神戸圏は、昭和20(1945)年の大空襲によって焦土と化し、洋家具産業も壊滅状態となった。神戸洋家具産業の戦後の再出発は、他の産地と同様に連合軍家族用住宅(DEPENNDENT…

    DOI Web Site

  • 神戸洋家具産業の成長期から変革期までの特徴

    佐野 浩三 芸術工学会誌 73 (0), 68-75, 2017

    本稿は、『神戸洋家具産業の発祥過程と産業化の特徴 ~開港期から明治中期~』 の続論であり、「発祥期」 に続く明治20 年代以降の「成長期」と大正全期の「変革期」を研究対象としている。  神戸洋家具産業は、慶応3(1868)年の兵庫(神戸)開港にはじまる居留地や雑居地での実用的需要を契機として発祥し、西日本の近代化における室内空間の洋風化を支え、創業から現代に至るまで約150 …

    DOI

  • ワークショップにおける記録と省察

    福崎 千晃, 曽和 具之, 池本 和弘 日本デザイン学会研究発表大会概要集 64 (0), 38-, 2017

    ワークショップという手法がデザイン教育現場に用いられるようになって久しい。さまざまな分野や考え方を集約し,新たなコンセプトや共通認識を生み出す手法,また,自分の体験を豊かにする手段として,この学習環境は一定の成果を上げていると言える。一方,ワークショップは一過性的な学びが多く,参加者が日常のデザイン活動とワークショップでの自分の体験を結びつけることが困難な場合も多い。本研究は,参加者がワークショ…

    DOI

  • 屋外広告物の広告効果に着目した デザイン要素に関する研究

    中牟田 麻弥, 佐藤 優 芸術工学会誌 76 (0), 34-41, 2017

    屋外広告物による景観の悪化を阻止する方法のひとつとして規制や誘導が進んでいるが、派手に突出する屋外広告物は後を絶たない。さらに、屋外広告物の規制を受けた店舗では、規制対象外ののぼり旗や貼り紙等を大量に掲出するなど新たな課題も生じている。このような状況の要因として、景観を視点とした屋外広告物の表示や色彩、大きさ等の視覚効果による規制や誘導に限界があるのではないか。また、広告主の広告媒体としての屋外…

    DOI Web Site

  • 神戸洋家具産業の発祥過程と産業化の特徴

    佐野 浩三 芸術工学会誌 73 (0), 60-67, 2017

    神戸洋家具産業は、慶応3(1868)年の兵庫(神戸)開港にはじまる居留地や雑居地での実用的需要を契機とした日本の洋家具産業として発祥した。同様に安政6(1859)年に開港した横浜も市井にある人々の活動の現場から洋家具産業が生まれた経緯を持っている。一方、開港地での実用的需要を契機とする系譜に対して、「東京芝家具」は明治政府の政治的需要によって成立した洋家具産業の中心的系譜とされるが、黎明期の職人…

    DOI

  • 未来のデザイン=「ポスト・デザイン」に関する研究

    KOYAMA Akira, HASHIMOTO Eiji, FUJIYAMA Tetsuro, OUCHI Katsuya, YOON Jibak, IRIE Keiichi, 小山 明, 橋本 英治, 藤山 哲朗, 大内 克哉, 榮元 正博, 尹 智博, 入江 経一 芸術工学2016 2016-12-20

    情報化やネットワークがつくりだす大きな社会構造の変化、そして社会環境や地球環境の変化に対応した、これからのデザイン=「ポストデザイン」のあり方を研究し、そのデザイン教育の基盤となるカリキュラムを開発し、これを実践的に運営することを通して新時代の教育方法の構築を行うことを目的とする。  特に現代の情報環境において失われつつある人間の「身体」をテーマとして未来のデザインの枠組みを考えること、これから…

    機関リポジトリ

  • 環境シミュレーションによる環境配慮型都市および緑地モデルの構築に関する研究

    NAGAHAMA Nobutaka, KODAMA Yuichiro, MIYAMOTO Mariko, OMICHI Kazuki, HOYANO Akira, 長濱 伸貴, 小玉 祐一郎, 宮本 万理子, 大道 一輝, 梅千野 晃 芸術工学2016 2016-11-30

    本研究は、地方都市における土地利用の再編の可能性について調査・提案を行うものである。特に、近年の人口流出が著しい地方都市において、新たな土地利用計画の方法論が求められている。そこで、現地調査と環境シミュレーションを組み合わせた土地活用の分析を行い、地形および天候等の自然環境を考慮した農業における適性地の検証、産業振興の可能性などを考察する。 …

    機関リポジトリ

  • GIMON/ハードウェア編

    SHIMO Hiroyasu, 志茂 浩和 芸術工学2016 2016-11-28

    神戸ビエンナーレ実行委員会より依頼を受け、神戸ビエンナーレ2015において、招待作家として出品した映像インスタレーション作品「GIMON」のうち物理的な構成要素について述べる。2014年11月、「神戸市役所に隣接する東遊園地(神戸市中央区加納町6丁目)における映像インスタレーション作品」制作の依頼を受諾した。公園という公的空間において、40日を越える長期にわたり、映像を連続して上映することは、当…

    機関リポジトリ

  • GIMON/コンテンツ編

    SHIMO Hiroyasu, KANEKO Teruyuki, SMORAWSKI Piotr, 志茂 浩和, 金子 照之, スモラフスキ ピョトル 芸術工学2016 2016-11-28

    神戸ビエンナーレ実行委員会より依頼を受け、神戸ビエンナーレ2015において、招待作家として出品した映像インスタレーション作品「GIMON」のうち表現内容の考え方、制作方法について述べる。神戸ビエンナーレ2007での受賞が招待理由であることから、その点に配慮しながら、現時点で掲げている研究テーマとすり合わせ、コンセプトをまとめることとした。琳派に代表される古典的な日本美術は、現代においても独特の美…

    機関リポジトリ

  • 坂出市の地域資源と地域課題に関する調査分析 に関する調査分析

    KAWAKITA Takeo, NAGAHAMA Nobutaka, MIYAMOTO Mariko, NAKAMURA Suguru, 川北 健雄, 長濱 伸貴, 宮本 万理子, 中村 卓 芸術工学2016 2016-11-25

    昨年度の関連研究では、国際ワークショップの開催候補地である坂出市の将来構想の策定とまちづくり戦略の立案に役立てるための基礎調査を行った。その際、地勢的な特質から、坂出市全域を4つのゾーン(島嶼ゾーン、臨海ゾーン、中核ゾーン、抱護ゾーン)に区分し、ゾーンごとの様々な課題と多様な地域資源の分布に関する把握整理を行った。その成果をふまえて、今年度はゾーンごとに下に示す特定のテーマを設定して調査を行った…

    機関リポジトリ

  • 高齢者や障害者のための木材を用いた家具デザインの国際連携

    SAGARA Jiro, TAGASHIRA Akinori, YASUMORI Hiromasa, KOGA Shunsaku, MIAKE Nobu, Malbert Rasmus, Strömgren Sigrid, Alden Mats, 相良 二郎, 田頭 章徳, 安森 弘昌, 古賀 俊策, 見明 暢, ラスムス マルベルト, シグリッド ストレングレン, マッツ アルデン 芸術工学2016 2016-11-25

    我が国の高齢化率は世界最高水準にあり、人口の約1/4を占めている。高齢者のみの世帯数も増加傾向にあり、全世帯数の約1/4 を占めるに至っている。高齢者とその家族にとって、どこでどのように暮らしていくのかは深刻な問題であり、大きな不安要素となっている。 スウェーデンのヨーテボリ大学HDK STENEBY 校の木工家具デザインコースとは2014 年の本学訪問以来連絡を取り合っており、2015 …

    機関リポジトリ

  • 高大連携による理工学系デザイン教育カリキュラムの設計と実践/「総合的な学習の時間」のカリキュラム構築

    SOWA Tomoyuki, MITERA Sadako, NOGUCHI Masataka, BAMBA Masae, MUKAI Masayuki, AIZAWA Takashi, ITSUMI Kenjiro, OTA Syosaku, KOGA Shunsaku, SAGARA Jiro, SANO Hirozo, TAGASHIRA Akinori, MIAKE Nobu, SAKUMA Hana, SOWA Eiko, 曽和 具之, 見寺 貞子, 野口 正孝, ばんば まさえ, 向井 昌幸, 相澤 孝司, 逸身 健二郎, 大田 尚作, 古賀 俊策, 相良 二郎, 佐野 浩三, 田頭 章徳, 見明 暢, さくま はな, 曽和 英子 芸術工学2016 2016-11-25

    本研究は、高等学校学習指導要領の柱のひとつでもある「知識・技能の習得と思考力・判断力・表現力等の育成のバランスを重視」という視点に立ち、理工学分野とデザイン・芸術学分野の両側面からアプローチするデザイン教育カリキュラムを 策定・実施することを目的としている。  本研究の効果として、以下の点が上げられる。 ① …

    機関リポジトリ

  • 筋肉の負担・疲労の新しい評価方法に基づいた機械・道具のデザイン

    KOGA Shunsaku, OTA Syosaku, SAGARA Jiro, OUCHI Katsuya, 古賀 俊策, 大田 尚作, 相良 二郎, 大内 克哉 芸術工学2016 2016-11-25

    機械・道具の使いやすさを評価する場合、筋肉負担・疲労の軽減効果について検証を実施する必要がある。そこで、人間工学的な評価方法として、活動する筋肉の酸素動態を計測する装置を開発し、使いやすい機械・道具を研究した。近年、重量物の運搬、あるいは、高齢者や身体障がい者の介護作業現場で、筋肉の負担・疲労が軽減する機械・道具などの開発・デザインが始まっている。しかし、アシストスーツによる筋肉の負担・疲労の軽…

    機関リポジトリ

  • アートプロジェクトによる地域密着型の教育実践とその効果/「瀬戸内国際芸術祭2016 沙弥島アートプロジェクト」を通して

    TOYAZAKI Mitsuo, FUJIYAMA Tetsuro, KAWAI Hiroyuki, SHIRIAGARI Kotobuki, SAKUMA Hana, NAKAYAMA Reika, ICHINO Motokazu, 戸矢崎 満雄, 藤山 哲朗, かわい ひろゆき, しりあがり 寿, さくま はな, 中山 玲佳, 市野 元和 芸術工学2016 2016-11-25

    アートプロジェクトとして本研究の一環として行うワークショップ、アートイベントなどを介して、芸術系大学教育における地域密着型のアートプロジェクトを持続的に行うことの教育的意義とその効果について知見を得ることを目的とした研究を報告する。 本学では「瀬戸内国際芸術祭2013」に「沙弥島アートプロジェクト」として参加し、続いて「瀬戸内国際芸術祭2016」に向けて現地調査、ワークショップ運営など実践的な…

    機関リポジトリ

  • 動物の手の骨が持つ形体の美しさや構造の強さを、デジタル技術を用いて考察する

    YOSHIDA Masanori, MIAKE Nobu, SMORAWSKI Piotr, NISHIZAWA Makiko, 吉田 雅則, 見明 暢, スモラフスキ ピョトル, 西澤 真樹子 芸術工学2016 2016-11-25

    日本各地に存在する自然史博物館や動物園資料館は、その地域の野生動物や、かつて飼育されていた動物のさまざまな標本を整理、保管しておくという重要な役割を担っている。しかし、収集する資料は膨大な数にのぼるため、それらを標本としてまとめ、整理する作業が間に合っていないという現状がある。学芸員や資料館の担当者からはこうした資料を整え、研究者以外の一般の人や芸術、デザインの関係者に対しても広く公開し、地域の…

    機関リポジトリ

  • 和製バンドデシネ「Bergus Chan」/欧米まんが趣向のキャラクターと作品世界観を実作、そして映像化

    HIGASHI yoshimasa, 東 義真 芸術工学2016 2016-11-25

    フランス・ベルギーを母体として、ヨーロッパには、バンドデシネと呼ばれる漫画文化がある。日本の漫画は本質的に、商業路線メインストリームによって、産業としての規模は世界で目を見張るものであるだろう。それに比較するとバンドデシネは作家性が非常に強く、アートとしての漫画という受け取られ方をすることが多いという。端的に代表的な作家を言えば、メビウス(1938-2012、フランス)ということになろう。メビウ…

    機関リポジトリ

  • アジアのデザイン文化の比較研究/山車の造形と祭礼文化を中心にして(5)

    IMAMURA Fumihiko, SUGIURA Kohei, SAIKI Takahito, YAMANOUCHI Makoto, HUANG Kuo-pin, SAKUMA Hana, NAGANO Maki, SOWA Eiko, 今村 文彦, 杉浦 康平, 齊木 崇人, 山之内 誠, 黄 國賓, さくま はな, 長野 真紀, 曽和 英子 芸術工学2016 2016-11-25

    アジアンデザイン研究所は2010 年に開設以来、アジア各地域において多様な形と意味を展開する祭りの山車に焦点をあて、その造形の手法に主眼を置いて調査、研究を進めている。2015 年度は、海外研究者を招聘し、靈獣パワーをふんだんに盛り込んだバリ島と東北タイの装飾山車に関する研究成果を発表するシンポジウムを開催した。このシンポジウムでは、この世での生涯を終えた貴人・聖者たちの靈魂を天上世界(宇宙山の…

    機関リポジトリ

  • デザイン・アートを活用した障害者の雇用と生きがいを創生するモノ・コト(仕組み)づくり支援

    MITERA Sadako, KAWAI Hiroyuki, SENOU Toru, YASUMORI Hiromasa, HIRONAKA Kaoru, NIWA Mayumi, MORISHITA Chiharu, 見寺 貞子, かわい ひろゆき, 瀬能 徹, 安森 弘昌, 廣中 薫, 丹羽 真由美, 森下 千春 芸術工学2016 2016-11-25

    障害者自立支援法の策定により、障害者施設は、事業収益の拡大や販路開拓が求められ、その対策として、下請け作業やサービス事業、自主製品の製造販売等の活動を行っている。中でも自主製品の製造販売は、障害者の生きがいにはなるが、市場で販売されている商品に比べ、デザインや質、生産・販売体制など、劣っていると言わざるを得ない。 …

    機関リポジトリ

  • 国際連携による地場産業を活かしたシームレスなデザイン教育プログラムの開発研究

    KOKITA Mitsuhiro, NOGUCHI Masataka, KANAZAWA Kae, 小北 光浩, 野口 正孝, 金沢 香恵 芸術工学2016 2016-11-25

    本研究は、異なるデザイン分野であるテキスタイルとファッションの教育をシームレスな人材育成教育プログラムとして構築することを目的とする。  産学連携による人材育成で実績を上げているInstitut français de la mode(IFM)での研修及びノッティンガムトレント大学との国際連携により新たな人材育成教育プログラム構築と地場産業の再構築を目指す。国際連携により教育機関が国内産地と一体…

    機関リポジトリ

  • 技術の人間化に基づいたサスティナブルデザイン/その5 「医とデザイン」の関係から考える

    OTA Syosaku, SAGARA Jiro, KOGA Shunsaku, MIAKE Nobu, TOMOSADA Masao, MITERA Sadako, KANEKO Teruyuki, 大田 尚作, 相良 二朗, 古賀 俊策, 見明 暢, 友定 聖雄, 見寺 貞子, 金子 照之 芸術工学2016 2016-11-25

    2015 年度の芸術工学研究所年間活動は、大きく以下の2 点を挙げることが出来る。 1 点目は「コンタクトレンズ洗浄を目的とした除菌装置の開発」を目指した教育・研究機関向け実験装置の開発に着手した。本開発に際しては、医療イノベーション神戸連携システム(MIKCS)・神戸大学・東京工業大学との連携を取りながら改良を重ね、概ね実験用装置としての完成をみた。 2 …

    機関リポジトリ

  • アスリートのための高機能な競技用ウエアの調査・研究と日常の衣服への応用の可能性に関する基礎研究

    NOGUCHI Masataka, MITERA Sadako, KOGA Shunsaku, KIKUCHI Sono, MACHIDA Nami, 野口 正孝, 見寺 貞子, 古賀 俊策, 菊池 園, 町田 奈実 芸術工学2016 2016-11-25

    今日のアスリートのための競技用ウエアの発展は機能素材の開発だけではなく、テーピングを応用したカッティングが生み出されるなど目を見張るものがある。そのウエアは、競技におけるアスリートの究極の「力の美しさ」を強調することだけでなく、着用したアスリートの身体機能を高める効果があることは周知の事実である。競技用ウエアの持つ究極の機能性をスポーツという枠に留めるのではなく、日常生活の中で、障害者、高齢者も…

    機関リポジトリ

  • メキシコにおけるコミュニティと共創する芸術創造に関する研究

    TANIGUCHI Fumiyasu, 谷口 文保 芸術工学2016 2016-11-25

    筆者は2015 年8 月3 日から同年10 月5 日までメキシコに滞在し、ベラクルス州ハラパにあるベラクルス州立大学の客員教授として研究活動を展開した。  研究テーマは、「メキシコにおけるコミュニティと共創する芸術創造の研究」であった。ハラパでは、「コラボ・ショール」プロジェクトや小学校でのアートワークショップを実践した。また、「グアダルーペを探せ」プロジェクトの調査を行った。メキシコシティでは…

    機関リポジトリ

  • デザインチームの活動と展示会出展を通したデザイン教育の実践研究

    TAGASHIRA Akinori, MIAKE Nobu, YAMAMOTO Tadahiro, KOKITA Mitsuhiro, IKEUCHI Hiroyuki, 田頭 章徳, 見明 暢, 山本 忠宏, 小北 光浩, 池内 宏行 芸術工学2016 2016-11-25

    ”Design Soil”の活動に参加したメンバーへのヒアリングを通して、1. 厳しい批評が学生を成長させる、2. チームでの実践的な経験が学生を成長させるという仮説を検証した。  仮説1. について、「厳しい批評で慢心が打ち砕かれたことと、それがあったからこそポジティブな反応が心から嬉しく、自分に自信が持てたこと、両方を経験できたことで成長できた」等の意見があり、厳しい批評をされる場に挑んだか…

    機関リポジトリ

  • 高次脳機能障害に対するAssistive Technology による支援

    種村 留美, 長尾 徹, 野田 和惠, 相良 二朗 高次脳機能研究 (旧 失語症研究) 36 (3), 384-391, 2016

    <p>  家電などの Everyday Technology (以下ET) の進化は著しく, 高機能, 多機能, 利便性に長けている。一方で, 高次脳機能障害や認知症などによる認知機能の障害は, これら ET の恩恵にあずかることは少なく, 目ざましく変化する ET に戸惑い, かえって家人等の実際の介護負担や介護負担感をも増やす結果となっている。<br>  筆者の研究グループは, …

    DOI Web Site

  • 14~16世紀のイタリア受胎告知画における 天使の飛翔表現から見る 絵画空間の変容についての研究

    寺門 孝之 芸術工学会誌 70 (0), 42-49, 2016

    本研究は、14~16 世紀のイタリアの受胎告知画における、天使の飛翔表現の分析から、絵画空間の変容の過程と根拠を解明する事を目的とし、究極の目的は、絵画表現における天使とは何か、なぜ人間は天使を必要とするのかを考察し、時代を超えた天使像を提示することにある。  先の研究1) では、14~15 世紀のトスカーナの画家による受胎告知画における、天使とマリアの「あいだ」に注目し、 …

    DOI Web Site

  • スコット・バートンの家具作品

    鈴木 勇司, 中村 卓 日本デザイン学会研究発表大会概要集 63 (0), 66-, 2016

    本研究は、彫刻家でありながらも生涯を通して家具をモチーフに作品を制作した家具デザイナーでもあるスコット・バートン(1939-1981)が制作した家具デザインについて、その形態的特徴とデザイン手法の展開について分析的な方法を用いて明らかにするものである。 バートンは、アメリカ合衆国では彫刻家またはパフォーマンス・アートを中心に展開し、ミニマリスとの一人として知られている。だが、日本においては、家具…

    DOI

  • チュニジア障害者の意識

    SAMI BEN FRADJ, 相良 二郎 芸術工学会誌 70 (0), 66-73, 2016

    「現代社会の発展に関わらず、地球規模の大きな変化が障害の捉え方と障害のある人への差別解消に対して起きている」と、世界保健機構(WHO)の「障害に関する世界レポート」において示され、その中で障害のある人がいかに彼らの社会参加を妨げる差別と障壁に直面しているのかを明らかにした。多くの障害のある人が、権利が認められていない途上国に住んでいる。この不平等は、経済面、政治面、民主的でないなど複数の理由が挙…

    DOI Web Site

  • 17世紀の讃岐国善通寺における西院伽藍の変遷について

    YAMANOUCHI Makoto, 山之内 誠 芸術工学2015 2015-11-25

    本研究は、弘法大師生誕の地として知られる讃岐国善通寺の西院伽藍を対象とし、17世紀における伽藍の整備・発展過程を明らかにすることを目的としている。寛永11年(1634)に描かれた『善通寺西院之図』(以下、『西院図』と略す)の詳細な分析を中心とした史料の検討を行った結果、以下のことが明らかになった。 …

    機関リポジトリ

  • 競争原理を持ったデザインチームの活動を通した学生教育の実践研究

    TAGASHIRA Akinori, MIAKE Nobu, YAMAMOTO Tadahiro, KOKITA Mitsuhiro, 田頭 章徳, 見明 暢, 山本 忠宏, 小北 光浩 芸術工学2015 2015-11-25

    本研究では、研究メンバーおよび選抜学生で組織したデザインチーム “Design Soil”の国内外の展示会出展を軸に、高いレベルの舞台で勝負する活動を通して、競争原理を持ったデザインチームの活動の教育効果を探る実践研究である。2014年は、ミラノで出展する展示会をサローネ・サテリテから、ヴェンチュラ・ランブラーテに変え、東京ではBA to …

    機関リポジトリ

  • カレッジ・オブ・ファインアーツ(COFA)との大学間国際連携による先端的デザイン教育の研究および実践

    KOYAMA Akira, IRIE Keiichi, FUJIYAMA Tetsuro, OUCHI Katsuya, EIGEN Masahiro, YOON Jibak, NAGANO Maki, OZAKI Hiromi, 小山 明, 入江 経一, 藤山 哲朗, 大内 克哉, 榮元 正博, 尹 智博, 長野 真紀, 尾崎 優美 芸術工学2015 2015-11-25

    カレッジ・オブ・ファインアーツ(COFA)との大学連携国際プロジェクトを基盤とした共同研究を行なった。 研究の成果は「Future Crossing展」としてグランフロント大阪キュリオシティにおいて展示し、情報発信を行なった。 インタラクションデザイン教育研究所(IDI)と岐阜県立情報科学芸術大学院大学(IAMAS)の協働による以下の5つのプロジェクトが展示された。 1) Curating …

    機関リポジトリ

  • アジアのデザイン文化の比較研究/山車の造形と祭礼文化を中心にして(4)

    IMAMURA Fumihiko, SUGIURA Kohei, SAIKI Takahito, MATSUMOTO Mihoko, YAMANOUCHI Makoto, Kuo-pin HUANG, SAKUMA Hana, YUN Seongcheol, NAGANO Maki, SOWA Eiko, 今村 文彦, 杉浦 康平, 齊木 崇人, 松本 美保子, 山之内 誠, 黄 國賓, さくま はな, 尹 聖喆, 長野 真紀, 曽和 英子 芸術工学2015 2015-11-25

    本報告は、アジアンデザイン研究所の2014年度の活動について概述するものである。研究所では開設以来、アジア各地域にみられる祭礼の多様な山車の造形的特徴、象徴性、世界観、その仕組みと社会や環境との関係性などについて、デザイン的視点から総合的に把握する調査、研究を継続的に取り組んできている。  2014年度は、タイ北部で高僧の葬儀の際につくられる象の頭をもつ鳥型の火葬山車の象徴的意味、制作方法および…

    機関リポジトリ

  • 地域再生におけるグラフィックアートの意義と可能性に関する調査研究/韓国・釜山の事例を中心に

    KOH Taeyoung, 高 台泳 芸術工学2015 2015-11-25

    本研究は地域再生と活性化におけるグラフィックアートの役割や成果について、韓国・釜山の事例を中心に調査研究したものである。昨今、芸術・文化の創造力を生かして地域を再生と活性化に導くための取り組みが世界各地で行われている状況を受け、本研究では地域再生におけるグラフィックアートの意義と可能性を見極め、将来的にはビジュアルデザインの立場からの都市再生のあり方を提案することを目的として研究を行った。主な調…

    機関リポジトリ

  • 環境デザインの国際ワークショップ開催に向けた坂出市に関する基礎調査

    KAWAKITA Takeo, NAGAHAMA Nobutaka, MIYAMOTO Mariko, NAKAMURA Suguru, NAGANO Maki, OKAMURA Mitsuhiro, KOSUGE Ruka, 川北 健雄, 長濱 伸貴, 宮本 万理子, 中村 卓, 長野 真紀, 岡村 光浩, 小菅 瑠香 芸術工学2015 2015-11-25

    本研究では、近年中の実施を予定している環境デザインの国際ワークショップの準備を兼ねて、その開催候補地である坂出市の将来構想の策定とまちづくり戦略の立案に役立てるための基礎調査を行う。  古くから瀬戸内海の海上交通の要所として、また、瀬戸大橋開通後は、陸上交通における四国の玄関口として発展してきた坂出市であるが、人口減少時代を迎えて社会構造と産業構造が大きく転換しつつある今、市内では様々な問題が各…

    機関リポジトリ

  • 欧州におけるエコロジカルランドスケープデザインに関する研究

    MIYAMOTO Mariko, KAWAKITA Takeo, NAGAHAMA Nobutaka, 宮本 万理子, 川北 健雄, 長濱 伸貴 芸術工学2015 2015-11-25

    本研究では、欧州におけるエコロジカルランドスケープデザインの理論と意義を整理することを目的として、ドイツを対象に、風の道計画を取り入れたシュツットガルト21および工場跡地をエコロジカルに再生したエムシャー・ランドシャフトパークの2つのプロジェクトに着目し、現地調査を行った。その結果、両者の事例について以下の共通点・相違点があることが明らかとなった。 ① …

    機関リポジトリ

  • インタラクションデザインの教育方法に関する研究/地域連携、企業連携、大学連携、学部・大学院連携を基盤とする実践的デザイン教育

    KOYAMA Akira, FUJIYAMA Tetsuro, OUCHI Katsuya, YOON Jibak, NAGANO Maki, EIGEN Masahiro, IRIE Keiichi, OZAKI Hiromi, 小山 明, 藤山 哲朗, 大内 克哉, 尹 智博, 長野 真紀, 榮元 正博, 入江 経一, 尾崎 優美 芸術工学2015 2015-11-25

    本研究は、情報社会へと移行している現代における社会構造の変化と社会環境の変化に対応したこれからのデザインのあり方を研究し、その教育の基盤となるカリキュラムを開発、これを実践的に運営することを通して教育方法の構築を行うことを目的としている。  特に現代の情報環境において失われつつある人間の「身体」をテーマとして未来のデザインの枠組みを考えること、また「ポストデザイン」をテーマとしてこれからのデザイ…

    機関リポジトリ

  • 動く絵 ~うつろい いろは~/四季をインタラクションする絵画+映像アニメーション作品

    KANAZAWA Mayuko, 金澤 麻由子 芸術工学2015 2015-11-25

    四季は、日本人にとって感情を写す対象として、多くの作品に登場している。その移ろいによって心のありようまで変わっていく。本作「うつろい いろは」は、日本の風景、こころのふるさとをテーマに京都の大覚寺『大沢池』を描いた50mの絵画に、四季によって体験が異なる4場面のインタラクションを備えたメディアアート作品である。「春」では、手を上げる動きにより、そこから花のアニメーションが生成する。「夏」では、鑑…

    機関リポジトリ

  • 近代デザイン全般の中でのエディトリアルデザインの成立に関する研究/杉浦康平デザイン研究の継承と展開

    AKAZAKI Shoichi, TODA Tsutomu, TERAKADO Takayuki, KOYAMA Akira, HUANG Kuo-pin, TERAYAMA Yusaku, 赤崎 正一, 戸田 ツトム, 寺門 孝之, 小山 明, 黄 國賓, 寺山 祐策 芸術工学2015 2015-11-25

    本研究は平成24 年度共同研究からの継続として位置づけられる。杉浦康平名誉教授の1950 年代からはじまるデザイン活動の包括的な研究を目指すものである。1970 年代~ 80 年代の杉浦名誉教授の活動を中心に成立したと思われる「エディトリアルデザイン」概念の成立過程の検証も目的とする。また、本研究のひとつの中核をなすものとして杉浦名誉教授デザインによるポスター作品の収集・整理・分析の活動である「…

    機関リポジトリ

  • 六甲山系の自然と地域特性を活かした高大連携授業に関する研究/総合学習の時間を利用したデザインカリキュラム

    SOWA Tomoyuki, MITERA Sadako, NOGUCHI Masataka, BAMBA Masae, NAGAHAMA Nobutaka, MIYAMOTO Mariko, MUKAI Masayuki, AIZAWA Takashi, ITSUMI Kenjiro, OTA Syosaku, KOGA Shunsaku, SAGARA Jiro, SANO Hirozo, TAGASHIRA Akinori, MIAKE Nobu, FUKUZAKI Chiaki, 曽和 具之, 見寺 貞子, 野口 正孝, ばんば まさえ, 長濱 伸貴, 宮本, 万理子, 向井 昌幸, 相澤 孝司, 逸身 健二郎, 大田 尚作, 古賀 俊策, 相良 二郎, 佐野 浩三, 田頭 章徳, 見明 暢, 福崎 千晃 芸術工学2015 2015-11-25

    本研究は、文部科学省における「高等学校と大学との接続における一人一人の能力を伸ばすための連携(高大連携)の在り方について」の指針に基づいて、本校の位置する六甲山系の自然と地域の特性を活かした高大連携授業の在り方について、実践的活動を通して実地検証していくことを目的とした。  総合学習に於いて実施した科目は以下の通りである。 講座①:神戸鈴蘭台高校を「計測」する(長濱・宮本) …

    機関リポジトリ

  • 災害時に役立つ小さな空間の作り方に関する研究

    HISATOMI Toshiaki, AKAZAKI Shoichi, YASUMORI Hiromasa, TAGASHIRA Akinori, YOON Jibak, SHIMIZU Kaoru, KOSUGE Ruka, 久冨 敏明, 赤崎 正一, 安森 弘昌, 田頭 章徳, 尹 智博, 清水 薫, 小菅 瑠香 芸術工学2015 2015-11-25

    ...「小さな空間のつくり方」展で、4件のデザイン(古谷誠章〈早稲田大学教授〉・他「田野畑村テンポラリーブース」、金田充弘〈東京芸術大学准教授〉・他「こどもの隠れ家」、塚本由晴〈東京工業大学大学院准教授〉・他「日用品でつくるティピー」、及び「FASTBOX」久冨敏明・安森弘昌・田頭章徳〈神戸芸術工科大学〉・萬田隆〈大阪産業大学〉)、を展示した。...

    機関リポジトリ

  • Phenakistoscopeとそのテクノロジー

    HASHIMOTO Eiji, 橋本 英治 芸術工学2015 2015-11-25

    Phenakistoscopeは1832年に発明された映像遊具である。これは映画の原型とみなされ、映画史の教科書の中でオープニングを飾る発見として華々しく登場する。今日でも映画の原理を理解するための教育遊具として広く使用されている。その構造は簡単で誰にでも作ることができる。 しかし、この遊具を通してアニメーションの動きを感じることは意外に難しい。Phenakistoscopeを扱うためにはそれな…

    機関リポジトリ

  • パソコンによるコラージュ遊び“パソコン・コラージュプレイ”Ⅳ

    TSUDA Toru, MITERA Sadako, OUCHI Katsuya, NAMBU Mariko, UMEBAYASHI Atsuko, FUNABIKI Masuko, 津田 徹, 見寺 貞子, 大内 克哉, 南部 眞理子, 梅林 厚子, 船曳 倍子 芸術工学2015 2015-11-25

    現代の子どもは、人生の早い時期にコンピューターに触れ、手軽さを享受しているが、コンピューターでは、その情動を育むのは難しい。 われわれは、コンピューター遊びの中に子どもの情動を育む仕組みを取り込むという“パソコン・コラージュプレイ”の研究を4年にわたり重ね、子ども、大学生、福祉施設における障がい者、高齢者を対象者とする多方面の事例を収集し、本研究の信頼性を高めた。 …

    機関リポジトリ

  • 創造都市におけるコミュニケーションデザイン/神戸・モダニズムの視点から

    ARAKI Yuko, MITERA Sadako, HAGIWARA Komaki, MORISHITA Chiharu, SMORAWSKI Piotr, 荒木 優子, 見寺 貞子, 萩原 こまき, 森下 千春, スモラフスキ ピョトル 芸術工学2015 2015-11-25

    本研究では、現在の神戸のイメージ形成に大きく影響を与えていると考える、1920年代に花開いたモダニズムの都市文化に着目し、当時の生活スタイルや精神性を探求し、そこからコミュニケーションデザインの観点で新たな地域イメージを発信する二つの試みを行った。  一つ目は、ビジュアルデザイン学科とファッションデザイン学科の学生とともに行ったプロジェクトで、神戸のパン食文化とモダニズムの関連性をひもとき、グラ…

    機関リポジトリ

  • 技術の人間化に基づいたサスティナブルデザイン/医とデザインの活動をとおして

    OTA Syosaku, KOGA Shunsaku, SAGARA Jiro, MIAKE Nobu, MITERA Sadako, TOMOSADA Masao, KODAMA Yuichiro, 大田 尚作, 古賀 俊策, 相良 二郎, 見明 暢, 見寺 貞子, 友定 聖雄, 小玉 祐一郎 芸術工学2015 2015-11-25

    2014年度の芸術工学研究所年間活動は、大きく以下の2点を挙げることが出来る。1点目は医とデザイン領域において、医療用器具としての「シューズ用除菌装置の試作開発」である。試作に関してはMIKCS(生命医学イノベーション創出人材センター)との連携を密にし、機構設計・筐体設計・アッセンブリを各々部署で分担し時間的ロスを効率的に進めることが出来た。また、その成果をMIKCSの一般社団法人設立総会におい…

    機関リポジトリ

ページトップへ