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検索結果 2,610 件

  • 宅地建物取引業法における無免許営業・名義貸しと私法上の効力

    饗庭 未希子 駿河台法学 37 (1), 85-103, 2023-09-25

    ...本稿は、宅地建物取引業法における無免許営業・名義貸しとそれと併せてなされた利益分配合意の私法上の効力が争われた最三判令和3年6月29日民集75巻7号3340頁を取り上げ、宅地建物取引業法違反行為の私法上の効力の判断基準について検討するものである。検討を通じて、本判決が実務面・理論面双方において重要な意義を有することを明らかにする。...

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  • 私法分野における海事諸制度の海的色彩の現状および今後のあり方

    久保 治郎 損害保険研究 84 (4), 43-76, 2023-02-25

    ...<p>海事私法には陸上の企業活動に適用される規律とは性質を異にする,言わば海的色彩を帯びたものがある。本稿では,代表例として航海過失免責,船主責任制限,共同海損,不成功無報酬の原則に基づく成功報酬型救助契約を取り上げて,本来の趣旨を確認し規律と実務の現状を分析した上で今後のあり方を検討した。...

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  • ドイツの職域における感染症予防対策

    佐々木 達也 産業保健法学会誌 2 (1), 151-154, 2023

    ...ドイツ法の検討から、感染症に罹患した場合のリスクの高さに応じてワクチン接種の強制が正当化されうること、職域の感染症予防対策における公的機関の関与の在り方、公法上の義務と私法上の権利及び義務との関係を整序することの重要性という3点が今後の日本における新興感染症対策を考える際に示唆的であると考える。...

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  • 5 在宅テレワーク勤務の健康対策と法

    末 啓一郎 産業保健法学会誌 1 (2), 33-42, 2022-12-26

    ...すなわち、公法的な規制を中心に、①作業環境の問題、②労働の量の問題、③労働の質の問題について検討を行い、最後に④私法上の責任問題について検討を行うこととする。...

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  • ブロックチェーンと対峙する国際私法

    AUDIT Mathias, 加藤 紫帆, 横溝 大 名古屋大学法政論集 293 135-177, 2022-03-28

    ...このような特殊な状況から、ブロックチェーンを国際私法の手法と向き合わせることは明らかに複雑となる。とは言え、このような作業なしで済ますことが出来るどうかは定かではない。というのも、同手法を通じて問われているのは、この新しい技術に基づく法律関係を規制する国家法の可能性であるからである。...

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  • 日本における子奪取条約と子どもたちの声

    嘉本, 伊都子 現代社会研究科論集 : 京都女子大学大学院現代社会研究科紀要 016 1-27, 2022-03-15

    ...「1980年の国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約」は、国際的に連れ去られた子を常居所地国に返還し、返還後、親権や監護権、面会交流について取り決めることが「子の利益」となるという原則に基づいた国際私法の枠組みである。2014年に子奪取条約の実施法が日本で施行された。...

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  • 児童婚と欧州の国際私法の試み

    林 貴美 同志社法學 73 (3), 541-565, 2021-08-31

    ...本稿は、児童婚の撲滅に向けたドイツやスウェーデンなどの国際私法の局面からの児童婚の撲滅に向けた改正を取り上げ、日本においてはまだそれほど議論が深化されていない児童婚に対する国際私法における対処のあり方を検討するものである。...

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  • プラットフォームによるアカウント凍結等に対する私法上の救済について

    松尾 剛行 情報法制研究 10 (0), 66-78, 2021

    ...しかし、そのようなプラットフォームの判断が誤っている場合に、ユーザ側にはどのような私法上の救済があり得るのだろうか。本稿は、筆者が弁護士としてVtuberを代理して国際動画共有プラットフォームを提訴した具体的な案件の紹介を通じて、この問題に関する議論に一石を投じることを試みるものである。...

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  • 韓国法における保険者の説明義務に関する規律の動向

    鄭 燦玉 保険学雑誌 2020 (651), 651_237-651_264, 2020-12-31

    ...保険者の説明義務を私法的に規律する法規定として,商法638条の3と約款の規制に関する法律3条を挙げることができる。両規定ともに約款の「重要な内容」を説明義務の対象として定めているが,その義務違反の効果については異なる規律を設けていることから,それらの関係をめぐり学説上争いが生じている。...

    DOI HANDLE Web Site ほか1件 参考文献10件

  • 保険法制定後の監督規制の動向と私法上の課題

    遠山 優治 保険学雑誌 2020 (649), 649_35-649_56, 2020-06-30

    ...その中には,保険法では対応が見送られた論点に関して新たな規制を設けるものがあり,さらに,翻って私法領域に新たな論点を提示するものも存在する。そこで,本稿では,保険法制定後の生命保険会社の実務を巡る監督規制の動向について振り返るとともに,私法(保険法)の観点からその現状と課題について検討する。</p>...

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  • 保険金の詐欺請求に対する法的規律

    王 学士 損害保険研究 82 (1), 149-235, 2020-05-25

    ...その結果,詐欺請求に対する私法的規律のあり方については,約款上の詐欺請求条項による保険者の給付免責のほか,約款の規定がなくとも,公序に由来するコモン・ローの原則に基づく保険金の給付請求権自体の失効法理も適用されてきたことがわかった。...

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  • 自動運転車の事故と国際私法

    藤澤 尚江 損害保険研究 82 (1), 31-55, 2020-05-25

    ...本稿は,自動運転車の事故による責任に,いずれの国の法が適用されるべきかという,国際私法の問題について,EUのローマⅡ規則との比較により検討するものである。そして,本稿の検討から次を示す。...

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  • 不動産所有権の今日的課題

    金山 直樹, 森田 宏樹, 吉田 克己, 田髙 寛貴, 武川 幸嗣, 秋山 靖浩, 山城 一真, 吉井 啓子, 小粥 太郎, 高村 学人 Journal of Private Law 2020 (82), 3-53, 2020-04-30

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  • A reexamination of the stock system

    YAMAMOTO Tamesaburo, TAKADA Haruhito, SHIMADA Shiho, YANAGI Akimasa, SUGITA Takahiro, KUBOTA Yasuhiko, KATO Takahito, SHIRAI Masakazu Journal of Private Law 2020 (82), 176-172, 2020-04-30

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  • 株式制度の再検討

    山本 爲三郎, 高田 晴仁, 島田 志帆, 柳 明昌, 杉田 貴洋, 久保田 安彦, 加藤 貴仁, 白井 正和 Journal of Private Law 2020 (82), 55-100, 2020-04-30

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  • The contemporary problems in real property

    KANAYAMA Naoki, MORITA Hiroki, YOSHIDA Katsumi, TADAKA Hirotaka, MUKAWA Koji, AKIYAMA Yasuhiro, YAMASHIRO Kazuma, YOSHII Keiko, KOGAYU Taro, TAKAMURA Gakuto Journal of Private Law 2020 (82), 180-177, 2020-04-30

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  • プライバシー権における非公知性について

    長瀬 貴志 情報法制研究 8 (0), 75-85, 2020

    ...私法上の不法行為としてのプライバシー侵害の判断において,非公知性の要件を不要とすることは、公知の事実を表現することも違法となり,表現の自由を必要以上に侵害することから,これを不要と考えることはできない。...

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  • プライバシーにおける「自律」と「信頼」

    斉藤 邦史 情報通信政策研究 3 (1), 73-90, 2019-11-29

    ...</p><p>私法における自己情報のコントロールでも、コントロールの自己決定は終局的な目的ではなく、不利益を予防するための手段であることが指摘されている。「信頼としてのプライバシー」という理念は、人格的自律権説では自己情報コントロール権の枠外とされてきたプライバシー外延情報について、私人間における手段的・予防的な保護法益を補完的に提供する指針として有益と考えられる。...

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  • 保険法42条に関する小考

    大塚 英明 保険学雑誌 2019 (646), 646_55-646_78, 2019-09-30

    ...私法上の「権利」の一般則に従い債権者の放棄をそのまま債務者に対する免除と捉えて良いか,あるいは保険法の解釈として別様に解する余地があるのかが問題となる。平成27年の大阪高裁判決は前者と解したが,保険法では伝統的に,受取人の権利放棄により契約が自己のための生命保険契約へと転化すると解する論者が多い。...

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 強行法と任意法

    大村 敦志, 近江 幸治, 椿 久美子, 川地 宏行, 芦野 訓和, 青木 則幸, 髙井 章光, 河上 正二, 椿 寿夫 Journal of Private Law 2019 (81), 3-50, 2019-08-31

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