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検索結果 15,362 件

  • 水田域の持つ遊水地機能の超過洪水に対するソフト対策としての活用法

    沢田 明彦, 後藤 慎一, 増本 隆夫 水文・水資源学会誌 advpub (0), 2024-05-05

    <p> 用排水路等の農業水利施設を含めた水田域の持つ潜在的な遊水地機能とその利活用方法を検討するため,マクロな水田域の貯留能力を定量化するとともに,その機能を用いた農村地域が流域治水に果たす役割を論じた.そこでは,流域の排水能力の整備水準を上回る超過洪水時に生じる水田域での氾濫水の貯留が,都市域の治水に貢献してきた実態を遊水地機能の効果として評価し,その機能を治水に利活用することを超過洪水に対す…

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 研究者から高校教員へ

    杉本 裕司 日本物理学会誌 79 (5), 252-253, 2024-05-05

    <p>ラ・トッカータ 博士卒,就職活動シリーズ</p><p>研究者から高校教員へ</p>

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  • VRによるゲームアプリを用いた左半側視空間無視患者への作業療法介入

    進藤 潤也, 川野辺 穣, 佐々木 正弘 作業療法 43 (2), 295-302, 2024-04-15

    <p>左半側視空間無視を認めた回復期の2症例に対し,没入型ヘッドマウントディスプレイ機器を装着したVirtual Reality(以下,VR)でのゲームアプリを用いた受動的刺激による介入が左半側視空間無視(以下,USN)の改善に効果があるか,能動的刺激を用いた介入と比較し検討した.その結果,両症例とも能動的刺激を用いた介入と比較しVRによるゲームアプリを用いた介入後で,机上検査にてUSN症状の改…

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  • 入院中から始める循環器疾患の予防介入

    加賀屋 勇気 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 52-52, 2024-03-31

    <p>本学会の一般演題テーマに目を向けると、サルコペニア、ロコモティブシンドロームや骨粗鬆症、転倒予防、またはスポーツ障害・外傷予防といった主として運動器に関連したテーマが目立つ。また日本予防理学療法学会設立の趣旨を調べると、「理学療法の目的を予防・治療・参加の3つに大別したとき、広く予防に関わる理学療法を研究する」とある。一方で本セッションがテーマとして掲げる内部障害、特に循環器領域は、治療と…

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  • 介護予防の地域連携における歯科衛生士の役割  ~ 秋田県フレイル健診から見えた課題 ~

    川村 孝子, 藤原 元幸, 甫仮 貴子, 山口 柳子, 遠藤 孝子, 小武海 明美, 佐藤 嘉晃, 小原 由紀, 田所 大典 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 15-15, 2024-03-31

    ...</p><p>【結果】</p><p>2022年のフレイル健診は、5~12月、秋田県内8市町村、40会場で実施した。初回健診参加者は、542名 (男性121名、女性423名)、平均年齢は76.4±4.3歳であった。フレイル該当率は3.7%、プレフレイル該当率は37.1%、口腔機能低下者は23.2%であった。...

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  • 地域住民を対象とした認知症予防のためオレンジレジストリー秋田コホートー

    大田 秀隆 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 95-95, 2024-03-31

    ...<p>愛知県大府市にある国立長寿医療研究センターでスタートした日本全国での認知症の予防や治療薬の効果検証をするための「オレンジレジストリ」に2018年より当センターも参加させていただき、秋田県内で新たな認知症コホ ートを立ち上げ、現在も被験者の登録を行っている。具体的には、秋田市や横手市、潟上市などの市町村と協力してこの事業に取り組んでいる最中である。...

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  • 生体電気インピーダンス法を用いた脳性麻痺児の筋量計測の検証

    仲村 真哉, 木元 稔, 川野辺 有紀, 三澤 晶子, 坂本 仁 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 118-118, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p> <p> 脳性麻痺 (cerebral palsy ; CP) 児は同年齢の典型発達 (typically developing;TD)児よりも筋量が減少しているとされ る。筋量の減少は筋力に加え、粗大運動能力とも関連するため、重要な評価指標の一つである。 …

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  • カドミウム吸収性が極めて低い水稲新品種「ふくひびき環1号」・「えみのあき環1号」の育成

    津田 直人, 太田 久稔, 横上 晴郁, 藤村 健太郎, 石川 覚, 安部 匡, 福嶌 陽, 梶 亮太, 黒木 慎 農研機構研究報告 2024 (17), 39-52, 2024-03-29

    ...水稲品種である「ふくひびき」,「えみのあき」に導入するため,「lcd-kmt2」(後の「コシヒカリ環 1 号」)と「ふくひびき」もしくは「えみのあき」を戻し交配し,東北農業研究センターで選抜,育成した同質遺伝子系統である.それぞれ「奥羽 IL1 号」,「奥羽 IL3 号」の地方名で栽培特性・品質特性を検討し,Cd 低吸収性と原品種との同質性が確認されたため,2021 年に品種登録出願を行った.育成地(秋田県大仙市...

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  • 「バイオマス利用によるサーキュラーエコノミー(経済循環) および地域への波及効果」

    古林 敬顕, 高田 克彦, 佐藤 総栄, 頼 泰樹, 土谷 諄一 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 103 (2), 128-144, 2024-03-20

    ...秋田県における森林資源の現況やバイオエコノミー先進国のフィンランドにおける政府の支援状況などわかりやすく解説いただき,会場の参加者は具体的なイメージをつかみながら座談会を聴講できる流れとなりました。 本稿ではパネル討論会で交わされた議論の様子をご紹介させていただきます。</p>...

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  • 希有な温暖少雪年を含む3寒候期のスギ人工林小流域からの流出特性

    田村 浩喜, 野口 正二, 阿部 俊夫, 飯田 真一 日本水文科学会誌 54 (0), 13-23, 2024-03-12

    ...<p>気候変動適応策に資するため,秋田県長坂試験地のスギ人工林小流域において2020年~2022年の寒候期(11月~翌年5月)に水文観測を実施し,流出特性を気象条件とともに解析した。過去43年間における試験地近傍のAMeDAS鷹巣によると,2020年の厳冬期(1~2月)は過去最高水準に温暖であり,3月上旬の積雪深は最低であったことから,稀有な温暖少雪年であったことが明らかになった。...

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 秋田県雄物川中流域における洪水由来の堆積物特性とその発生頻度

    田口 岳志, 荒野 拓海, 小池 勇輝, 楮原 京子, 松木 宏彰, 鈴木 素之 地盤工学ジャーナル 19 (1), 89-100, 2024-03-01

    ...<p>本研究は,秋田県雄物川中流域の強首,九升田,刈和野,大曲の 4 地区において過去の洪水災害履歴を解き明かし,今後発生し得る大規模災害の予測に役立てることを最終的な目的としている。近世の古文書や地域に残存する災害史および生活史の調査結果から調査フィールドを選定し,ハンディジオスライサーを用いた地層調査を行った。...

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  • 秋田県羽後町旧長谷山家の建築史的評価

    安高 尚毅, 齋藤 俊輔, 大場 修 日本建築学会技術報告集 30 (74), 444-449, 2024-02-20

    <p>The Former Haseyama Residence is located in Tashiro, Ugo-machi, Ogachi-gun, Akita Prefecture. The former Haseyama residence consists of a main house and an annex. The attached house consists of a …

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  • 1964年男鹿半島沖地震の被害に関する文献調査

    水田 敏彦, 鏡味 洋史 日本建築学会技術報告集 30 (74), 536-541, 2024-02-20

    <p>Literature survey on damage due to the 1964 off Oga Peninsular earthquake was performed with reconnaissance reports and newspaper articles at that time. This earthquake caused damage to the …

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 日本森林学会第134回大会/学会企画「留学・研修を通じて見えてくる多様な価値観や考え方」開催報告

    志賀 薫, 久保田 多余子, 田中 浩, 長谷川 陽一, 小田 智基, 木村 恵, 久米 朋宣, 陣川 雅樹, 鈴木 智之, 髙田 乃倫予, 新田 響平, 芳賀 大地, 宗岡 寛子, 山川 博美, 山下 詠子 日本森林学会誌 106 (2), 37-40, 2024-02-01

    <p>日本森林学会第134回大会(開催地:鳥取大学)中に,学会企画シンポジウム「留学・研修を通じて見えてくる多様な価値観や考え方」が開催された。本稿では,講演の内容,質疑応答の内容,参加者の反応について報告する。</p>

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  • 日本国におけるカーボンオフセットクレジットの発行による天然ガス廃止坑井坑封鎖の可能性

    富樫 親 日本LCA学会誌 20 (1), 11-18, 2024

    ...</p><p> 日本国内の廃鉱された秋田県の黒川鉱山(油田)からの GHG 削減への応用については、廃鉱からの GHG が日本国温室効果ガスインベントリに計上されていないことや、廃鉱後の保安管理が法的に未整備な部分など種々の課題がある。しかしながら、クレジット発行を試みることは、温室効果ガス削減の見える化に大きく貢献し、長期的なモニタリングなどによる事業の品質向上が可能となる。...

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  • 気候変動と人口減少,高齢化を考慮した大規模水害時における人的被害の将来リスクの推計

    松井 大地, 池内 幸司, 南出 将志 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    ...む地球温暖化に加え,日本では深刻な人口減少と高齢化が進行している.将来の気候変動による洪水規模の拡大が想定される一方で,高齢者は災害に対して脆弱であるため,高齢者の割合の増加は洪水による犠牲者数の増加につながると考えられる.こうした気候変動と高齢化による人的被害を増加させる効果と人口減少による人的被害を減少させる効果をすべて考慮したときに,人的被害の規模は現在と比べてどのように変化するか調査した.秋田県...

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  • 真空プレスを用いたCLT製造の検討

    羽田野 早耶, 佐々木 貴信, 澤田 圭, 宮崎 淳子, 中村 神衣, 高梨 隆也, 山内 秀文 土木学会論文集 80 (28), n/a-, 2024

    <p> CLT(直交集成板)は,近年,中大規模の木造建築や土木分野への利用が期待されているが,国産CLTの活用促進のためには製造コストや施工コストが課題となっている.国産CLTの製造には油圧式プレスが用いられるが,海外では油圧プレスよりも導入コストが低い真空プレスを用いてCLTを生産している工場もある.真空プレスは圧締圧力が小さいが,真空ポンプと材料を覆うシートがあればプレスが可能であり,様々な…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 岩手県におけるオダマキトリバによるサクラソウ種子の摂食

    本城 正憲, 北本 尚子, 間野 隆裕 保全生態学研究 advpub (0), 2024

    <p>要約:岩手県滝沢市・盛岡市を流れる木賊川では現在河川改修が進行している。その影響緩和を目的として、絶滅が危惧されるサクラソウの分布調査や工事区画由来の株の自生地内系統保存が行われている。当地のサクラソウを観察したところ、果実に穴を開けられ種子が食べられている事例が多くみられたため、これらの摂食がサクラソウ個体群の種子生産に及ぼす影響を検討した。開花した小花のうち、肥大し、かつ摂食されなかっ…

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  • 「日本の地域別将来推計人口(令和5 年推計)」の概要

    小池 司朗, 菅 桂太, 藤井 多希子, 小山 泰代, 貴志 匡博, 久井 情在, 中川 雅貴, 大泉 嶺, 井上 希 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 92-, 2024

    ...また、全都道府県で65歳以上人口割合(高齢化率)は上昇し、最も割合の高い秋田県では2050年に49.9%になると見込まれている。</p><p> 市区町村別にみると、政令指定都市を1 市としたカウントした1,728市区町村のうち、1,651市区町村(全体の95.5%)において2020~2050年の30 年間で総人口が減少する。...

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  • 岩手県におけるニホンジカの増加に伴うオオバナノエンレイソウ南限個体群の衰退

    真崎 開, 富松 裕 保全生態学研究 advpub (0), 2024

    ...一方、ニホンジカの増加が緩やかだと考えられる秋田県の個体群では、被食率や三葉段階の割合に目立った変化は見られなかった。岩手県では、かつて開花していた個体の多くが死亡しておらず、まだ三葉段階として残存していることから、現在はニホンジカによる影響が顕在化してきた初期段階にあると考えられる。また、エンレイソウ属はシカによる影響をいち早く受ける植物でもある。...

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  • 生保内だしの吹走による健康影響について

    松本 貴子, 山口 隆子 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 70-, 2024

    ...<p>Ⅰ はじめに</p><p> 生保内だしとは、秋田県仙北市生保内地区に吹き降りる東寄りの局地風である。生保内だしが吹走する地域には、「熱無く頭痛がすれば翌日東風」(「田沢湖町史」編纂委員会,1966)という天気俚諺が存在しており、だし風の吹走が地域住民の体調に影響を及ぼしていることが推測される。...

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  • 北陸新幹線・敦賀延伸と能登半島地震

    櫛引 素夫 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 99-, 2024

    ...</p><p> 特に日本海側の秋田県と山形県、青森県の大半は、地震動の被害は軽微だったにもかかわらず、域外からは東北全体が被災地とみなされ、旅行や観光の自粛に伴う「風評被害」に苦しんだ地域もあった。東北新幹線の全線開通に合わせて2011年4~6月に「青森デスティネーションキャンペーン」が実施予定だったが、東日本大震災によって開催が危ぶまれた。...

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  • 雪荷重の軽減を目的とした床版開閉式木橋の積雪軽減性能について

    及川 大輔, 野田 龍, 後藤 文彦, 青木 由香利, 森岡 吉己 土木学会論文集 80 (28), n/a-, 2024

    ...<p> 秋田県の山間部などに架かる木歩道橋では,冬季の雪荷重による落橋の危険性が問題となっている.対策として雪荷重に耐えられるほどに強度を高めるのも1つの方法であるが,雪荷重が作用するのは冬季のみであり,その期間のためだけに橋自体の性能を規定することは,コスト面などから見てもあまり合理的ではない.そこで,冬季の間だけ構造を変換させて雪荷重を回避する床版開閉式構造を提案する.本研究は,この構造を取り入...

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  • 大店法下におけるモータリゼーションと郊外モールの実験的開発

    犬塚 智史 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 281-, 2024

    ...最後に, ジャスコのリージョナルモールの雛形といえる店舗が1993年に開業した秋田県秋田市においては, ジャスコが新規開通する高速道路へのアクセスを見据えて, 同社がそれまでのモール開発のノウハウを活かした「立地創造」を行ったことがわかった....

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  • ブナ林土壌の保水機能の定量的評価

    大貫 靖浩, 小野 賢二, 森下 智陽, 野口 麻穂子, 延廣 竜彦, 山下 尚之, 星崎 和彦, 新田 響平, 和田 覚 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 42-, 2024

    ...<p>東北地域に広く分布するブナ林土壌の保水機能について、演者らは前回、岩手県北部の安比高原、同南部の胆沢川上流部、秋田県北部の森吉山麓高原での調査結果を報告した。...

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  • 円滑な広域医療連携を実施・受容するための岩手県の現状と課題

    小守林 靖一, 奥田 伸育, 藤原 俊朗, 眞瀬 智彦 日本航空医療学会雑誌 24 (3), 3-10, 2023-12-30

    ...岩手県が青森県や秋田県と境を接する二戸地域および久慈地域への岩手県ドクターヘリ(IDH)の出動実態について後ろ向きに検討を行った結果、基地病院から遠く離れた二戸および久慈地域においても、救急車のランデブーポイント(RP)到着よりIDH着陸の方が早く、遅れたとしても救急車のRPでの待機時間は盛岡地域のそれよりも短い、という結果であった。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 量子電子顕微鏡とは何か

    岡本 洋 顕微鏡 58 (3), 128-131, 2023-12-30

    <p>量子電子顕微鏡は,電子顕微鏡学と量子工学の境界に生まれようとしている未来の顕微鏡である.量子暗号,量子計算などが話題となって久しいが,本稿で説明するように一般に量子技術の実用的応用を見つけることは実は簡単ではない.しかし電子顕微鏡は潜在的に例外であり,代表的量子技術となる可能性すらある.具体的には,損傷しやすい凍結細胞薄片などの重要な観察対象について,得られる情報量の改善が期待されるのであ…

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  • 空気循環系における動的定常濃度を用いた換気効率測定法の開発

    金 政一, 倉渕 隆, 竹内 仁哉, 田口 遥樹, 吉野 一, 鳥海 吉弘 空気調和・衛生工学会 論文集 48 (321), 9-19, 2023-12-05

    <p>本研究は,排気や還気を処理して再度室内に給気する空気循環系について,動的定常濃度という概念を適用し,対象室の供給空気による換気効率を求めるためのトレーサガス実験法の開発を目指すものである。本報(第3報)では,動的定常濃度を用いた空気齢分布の測定の手順を示すとともに,適切なタイミングでデータ収集を行った場合に得られる動的定常濃度が等価な開放系の空気齢になることを実験室実験にて確認した。さらに…

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  • 晩抽性のハクサイ品種「いとさい1号」の育成

    北本 尚子, 西川 和裕, 豊田 春喜, 高橋 極, 塚﨑 光, 谷村 佳則, 森玉 陽介, 横井 修司, 本城 正憲, 高畑 義人, 畠山 勝徳, 奥 聡史, 漆原 昌二, 和﨑 俊文, 川戸 善徳, 片岡 園, 松浦 拓也, 由比 進 育種学研究 25 (2), 150-157, 2023-12-01

    <p>ハクサイF<sub>1</sub>品種「いとさい1号」は,市販F<sub>1</sub>品種「タイニーシュシュ」の両親を反復親に,「つけな中間母本農2号」由来のハクサイ系統を一回親にして育成した晩抽性品種である.「つけな中間母本農2号」は,春化経路上の開花抑制遺伝子である<i>BrFLC2</i>と<i>BrFLC3</i>に変異があり,その結果低温に遭遇しても花成が誘導されにくくなってい…

    DOI Web Site Web Site 参考文献10件

  • 気象データを用いたリンゴ褐斑病の一次感染開始日と初発日の推定

    猫塚 修一, 近藤 賢一, 藤田 剛輝, 横田 誠, 佐藤 裕, 平山 和幸 日本植物病理学会報 89 (4), 215-224, 2023-11-25

    <p>1998~2020年に7県(青森,岩手,秋田,宮城,山形,福島,長野)で実施されたリンゴ褐斑病の子のう胞子飛散調査18事例から,最初の飛散ピーク(以下,1stピーク)が出現する気象条件を検討した.1stピークの出現はいずれも品種「ふじ」の開花始期以降で,降水日であった.胞子飛散開始日~1stピークの間にあった降水日(1stピーク18事例,非ピーク58事例)の気象要素について,ロジスティック…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献12件

  • 秋田県における側弯症検診の現状と課題

    三澤 晶子, 本郷 道生, 工藤 大輔, 若林 玲奈, 木村 竜太, 島田 洋一, 宮腰 尚久 Journal of Spine Research 14 (11), 1366-1371, 2023-11-20

    <p><b>はじめに:</b>本県では1984年からモアレ法による学校検診を行っており,運動器検診開始後も継続している.今回,秋田市教育委員会のデータ提供により,運動器検診の結果とモアレ法による側弯症検診の結果を比較した.</p><p><b>対象と方法:</b>2017~2020年度に運動器検診で脊柱に所見ありとされ二次検診を受診した1,442例と,モアレ検診で所見ありとして二次検診を受診した4…

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  • Risser sign grade 4の思春期特発性側弯症におけるCobb角進行と危険因子の検討

    若林 玲奈, 本郷 道生, 三澤 晶子, 木村 竜太, 工藤 大輔, 島田 洋一, 宮腰 尚久 Journal of Spine Research 14 (11), 1377-1382, 2023-11-20

    <p><b>はじめに:</b>思春期特発性側弯に対する装具治療は,一般に骨成熟が終盤と評価されるRisser sign grade 4以上には積極的推奨はされていない.しかし,Risser sign grade 4でもCobb角が進行する症例をしばしば経験する.</p><p><b>対象と方法:</b>対象は2016年から2020年に当院を初診し,Risser sign grade …

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  • 白神山地ブナ林の100 年モニタリング ―世界遺産白神山地ブナ林モニタリング調査会―

    中静 透, 石田 清, 蒔田 明史, 山岸 洋貴, 石田 祐宣, 石橋 史朗, 赤田 辰治, 神林 友広, 齋藤 宗勝, 松井 淳, 神 真波, 平川 久仁夫, 野原 七恵, 須々田 秀美, 渡辺 陽平, 大野 美涼, 板橋 朋洋, 坂田 ゆず 自然保護助成基金助成成果報告書 32 (0), 211-219, 2023-10-31

    <p>白神山地世界遺産核心地域に分布する典型的でかつ構造の異なる3つのタイプのブナ林について,動態と更新に関するモニタリングを1999年から行っている.調査は,研究者,地域市民ボランティアや学生ボランティアにより行われており2022年で24年目となる.2021-2022年度も調査を継続したが,新型コロナウィルスの感染拡大だけでなく,2022年には豪雨によりアクセス道路が不通となり,調査を縮小せざ…

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  • 胃管挿入時に乳歯の食道内誤飲が偶発的に引き起こされた18トリソミーの一例

    本間 高志, 星 久美, 高橋 温 日本障害者歯科学会雑誌 44 (3), 262-268, 2023-10-31

    <p>18トリソミーは常染色体異常症候群の一つで約6,000人に1人の頻度でみられる.胎児期から重度の胎児発育不全を呈し,知的能力障害と多臓器にわたる合併症を有する.以前は1年生存率が5~10%とされていたが,近年は大幅に改善しつつある.今回われわれは18トリソミー患児の胃管挿入時における乳歯誤飲,およびその摘出を経験したので報告する.患児は12歳2カ月の女児.出生時に18トリソミーと診断され,…

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  • 立地適正化計画の運用による誘導施設等の立地変化と開発・建築主の意識に関する研究

    山口 邦雄 都市計画論文集 58 (3), 1328-1335, 2023-10-25

    <p>本研究は,立地適正化計画の誘導区域指定による誘導施設等の立地変化とそれに関係する開発・建築主の意識を明らかにすることを目的として行った。地方線引き都市で誘導区域を絞り込んで指定した秋田市を事例とし6カ年分の立地データの分析とアンケート・聞き取り調査から,以下の点を明らかにした。計画に記載された都市機能増進施設と法令で定められた住宅の立地誘導効果は確認できない。但し,居住誘導を戸数ベースでみ…

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  • Wi-SUNを用いたRTK補正情報の送信システムの試作

    坂中 勇太, 鈴木 一哉 電子情報通信学会論文誌B 通信 J106-B (9), 628-630, 2023-09-01

    本研究では,農地のような広大な土地においてRTK測位を使うために,Wi-SUNを用いたRTK補正情報送信システムを提案する.試作したシステムを用い,実際にRTK測位ができることを確認した.

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  • 蒸発温度差を用いたフラッシュ蒸着によるTiN/AlN多層膜形成法の基礎的検討

    佐藤 颯哉, 鈴木 庸久, 藤井 達也, 野村 光由, 関根 崇, 菅原 靖, 杉山 重彰, 峯田 貴 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 670-671, 2023-08-31

    <p>チタン(Ti)とアルミニウム(Al)の蒸発温度の違いを用いたフラッシュ蒸着によるTiN/AlN多層膜形成法を提案し,その可能性を示した.電子ビーム(EB)蒸気法において,るつぼ内に配置したTiを蒸発温度以上で成膜する工程と,フラッシュ蒸着ユニットによりるつぼ内にAlを導入し,Tiの蒸発温度以下,Alの蒸発温度以上で成膜する工程を繰り返すことにより,層厚数百nm程度のTiN/AlN多層膜を形…

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  • 電界撹拌技術による感染症検査へ適応可能な迅速酵素免疫測定法の開発(第2報)

    中村 竜太, 大久保 義真, 久住 孝幸 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 743-744, 2023-08-31

    <p>抗原抗体反応を利用したタンパク質等の濃度測定法であるELISA(酵素免疫測定法)法は抗体の検出感度が高く,定量的に分析可能であるが,検査に時間を要し,迅速検査には対応できない.本研究では電界撹拌技術を用いてこのELISAの迅速化を目指す.本報では機序が酵素反応である発色工程に電界撹拌の導入を検討した.その結果,発色反応の均一化とともに酵素基質反応の迅速化という2つの効果が確認できたので報告…

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  • 核酸結合反応迅速化における電界撹拌技術の基礎的検討(第一報)

    大久保 義真, 中村 竜太, 赤上 陽一, 若松 由貴, 今井 一博, 久住 孝幸, 南谷 佳弘 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 741-742, 2023-08-31

    <p>所属機関において、新規撹拌技術「電界撹拌技術」を開発し、生体反応の一つである抗原抗体反応、核酸結合反応の迅速化を行ってきた。しかし迅速化の詳細なメカニズムついては不明であった。そこで本研究においては、電界撹拌による生体反応迅速化メカニズムを明らかにすることを目的とする。今学会においては、核酸結合実験の一つであるDISH実験において迅速化と撹拌時の周波数依存性を見出したため報告する。</p>

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  • 骨組織包埋試料の薄切におけるミクロトーム刃の耐久性試験

    佐藤 寛恭, 中前 圭人, 佐々木 雄大, 南條 博, 赤上 陽一, 中村 竜太, 久住 孝幸, 吉野 雅彦 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 762-763, 2023-08-31

    <p>本報では病理診断試料の薄切に用いられるミクロトーム刃の耐久性について調査した結果を報告する。豚肋骨組織を包埋したパラフィンブロックを試料として用い、独自に開発した自動薄切実験装置により、一定切取厚さで繰返し薄切実験を行った。繰返しに伴う切削力の変化、刃先の損傷を測定し、薄切片の組織の品質に与える影響を検討した。</p>

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  • Ni35%含有オーステナイト球状黒鉛鋳鉄の切削性に及ぼす溶着によるすくい面性状の変化の影響

    佐藤 猛, 鈴木 庸久, 藤井 達也, 野村 光由, 齊藤 寛史, 山川 貴士, 宍倉 優基, 坂井 智哉 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 163-164, 2023-08-31

    <p>すくい面摩擦係数および溶着によるすくい面性状の変化が,ニッケルを35%含有したオーステナイト球状黒鉛鋳鉄(FCDA-Ni35)の切削性に及ぼす影響を明らかにするために,すくい角の異なるシェーパー加工試験を行った.加工中の加工抵抗および切り屑厚さの変化から,溶着等によるすくい面の摩擦係数の変化を導出し, …

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  • 電界スライシング技術の基礎研究 第2報

    久住 孝幸, 越後谷 正見, 池田 洋, 細川 遥花, 中村 竜太, 大久保 義真 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 544-545, 2023-08-31

    <p>半導体材料のインゴットからウェーハへの切断工程は、全加工時間の大部分を占めることから迅速化への要求が高い。そこで、この切断工程に用いられるワイヤーソーの高効率化並びに高品位化を目的として、ワイヤー工具と試料間に交流高電圧を印加し、切断時の砥粒をワイヤー上に効率的な配置制御する電界スライシングを提案する。本報告では、電界スライシング技術を導入した市販装置による基礎特性について報告する。</p>

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  • 回復期脳卒中後患者における PWC75%/kg ならびに CONUT score の変化

    越後谷 和貴, 須藤 恵理子 東北理学療法学 35 (0), 1-9, 2023-08-27

    <p>【目的】回復期脳卒中後患者の運動耐容能および栄養状態の変化と関連性を明らかにすることである。</p><p>【対象と方法】入院後4週以内に独歩自立を獲得した脳卒中後男性患者34名を対象に,運動耐容能を Physical Working Capacity (PWC) 75%/kg で,栄養状態を Controlling Nutritional Status (CONUT) score …

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  • 地域における下水汚泥の農業利用の普及に必要な人物のタイプ~イノベーション普及理論からの考察~

    加藤 裕之, 星野 まどか 下水道協会誌 60 (730), 108-116, 2023-08-01

    ...本稿では,下水汚泥の農業利用の普及に成功し「国土交通大臣賞循環のみち下水道賞」を受賞した佐賀市,岩見沢市,秋田県の3つの地域を取り上げ、普及に重要な役割を果たした人物に注目した調査を行った。具体的には、佐賀市の中心人物と農家にインタビューやアンケートを行った結果をRogersのイノベーション普及理論と照合させて、普及に必要となる人物のタイプについての仮説を立てた。...

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  • 秋田県が点検するダムを10年間も勘違い

    日経コンストラクション = Nikkei construction (797) 27-, 2023-08

    ...秋田県が過去10年にわたり、県管理の砂防ダムを対象とした点検や調査を、誤って国管理の別のダムで実施していたことが分かった。誤発注は5回に及び、支払った金額は計約2263万円に上る。この他、設計業務の入札手続きや、橋梁補修設計業務委託における事務手…...

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  • 福島県富岡町・大熊町での緑肥利用による土壌劣化からの復興の現状

    佐藤 孝 復興農学会誌 3 (2), 29-35, 2023-07-31

    <p><tt>福島県富岡町および大熊町は福島第一原発の南西部に位置し,原発事故の際は放射性物質により広範囲の地域が汚染され,住民の避難が余儀なくされた。帰宅困難地域が解除された地域の農地は除染され,農業復興が進みつつあるが課題は多い。除染後農地には窒素肥沃度が低い山土(山砂)が客土されている場合が多く,地力低下による生産性の低下が懸念されており,堆肥や緑肥などによる地力回復が提案さている。本報告…

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  • 東北地域における斑点米カメムシ類:2014-2021年の発生動向,被害実態と防除対策

    田渕 研, 石岡 将樹, 對馬 佑介, 吉田 雅紀, 小野 亨, 新山 徳光, 高橋 良知, 中島 具子, 上野 清, 松木 伸浩, 吉村 英翔 農研機構研究報告 2023 (15), 1-52, 2023-07-31

    <p>斑点米カメムシ類は東北地域のみならず全国で依然として水稲の最重要害虫である.日本海側地域で分布と被害を拡大しているアカスジカスミカメに加えて,近年では東北太平洋側地域で温暖化によると思われるクモヘリカメムシの分布拡大も報告されている.このため,被害発生リスクは高止まりのままであり,今後の発生状況に注視していかなければいけない.斑点米カメムシ類による被害への将来的な研究展開や技術開発に資する…

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  • 四季成り性イチゴ新品種‘夏のしずく’

    本城 正憲, 塚崎 光, 濱野 惠, 由比 進, 片岡 園, 奥 聡史, 日浦 聡子, 細田 洋一, 對馬 由記子, 東 秀典, 山田 修, 鈴木 朋代, 大鷲 高志, 高山 詩織, 尾形 和磨, 鹿野 弘, 佐藤 友博, 山崎 紀子, 藤島 弘行 農研機構研究報告 2023 (15), 71-76, 2023-07-31

    <p>‘夏のしずく’ は 2011 年に ‘みやざきなつはるか’ に,06sAB-4e(‘なつあかり’×盛岡30号)を交配して育成したイチゴ品種である.草姿は立性で,草勢は強く,ランナーの発生本数は多い.四季成り性であり,国産イチゴの端境期である夏秋期に収穫できる.‘なつあかり’ や ‘サマーベリー’ より収量が多く,夏期冷涼な立地では 3 t/10 a …

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  • スギ(<i>Cryptomeria japonica</i>)葉<b>2</b>段階温熱水パーコレーション抽出物の抗酸化活性

    佐藤 友紀, 松田 奈夕, 榊 郁子, 上原 健二, 工藤 真二, 林 潤一郎, 進藤 昌 木材学会誌 69 (3), 109-116, 2023-07-25

    <p>スギ(<i>Cryptomeria japonica</i>)の木材は,建材や家具,伝統工芸品などに広く使用される。しかし,スギの葉は,ほとんど使用されることなく,廃棄されてしまう。本研究では,水を溶媒とする2段階温熱水パーコレーションによる秋田スギ葉抽出物の生理活性を<i>in vitro</i>試験とヒト皮膚ケラチノサイトHaCaTを用いた細胞試験で評価した。スギ葉の抽出液は,<i>i…

    DOI Web Site 参考文献24件

  • 国際的結束の革新に向けて

    岡戸, 珠海, 渋谷, 南, 戸毛, 穂乃美, 三村, 保翔, 大塚, 菜月, 川崎, 訓昭, 石川, 祐一, 長濱, 健一郎, 谷口, 吉光, 中村, 勝則 秋田県立大学学生自主研究研究成果 令和4年度 2023-07

    機関リポジトリ

  • 特命!特産品開発大作戦

    青木, なつみ, 郷間, 達也, 遠山, 龍生, 林田, 綾佳, 松本, 夏海, 宮﨑, 滉誠, 酒井, 徹, 林, 芙俊, 末永, 千絵, 西村, 洋, 今西, 弘幸 秋田県立大学学生自主研究研究成果 令和4年度 2023-07

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  • 光変調散乱素子を用いた高周波電界計測システムの感度・侵襲性解析

    黒澤 孝裕, 菅原 英子, 伊藤 桂一, 駒木根 隆士 電子情報通信学会論文誌B 通信 J106-B (6), 353-360, 2023-06-01

    半導体を散乱体とした光変調散乱素子を用いた高周波電界計測システムについて,遠方界測定時に円板形状の散乱体から生じる変調散乱波強度と散乱体物性や寸法との関係をFDTDシミュレーションにより解析した.光照射に伴う散乱体の導電率変化量及び散乱体寸法と変調散乱波強度との関係を求めるとともに,散乱体の全散乱断面積を用いて侵襲性を評価した.その結果,実測の周波数特性をおおむね再現できた.高感度を得るためには…

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