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  • <i>Karmasiddhi</i>の<i>saṃtatipariṇāmaviśeṣa</i>に対するSumatiśīlaの解釈

    Tsun nyen Yong 印度學佛教學研究 67 (3), 1154-1157, 2019-03-25

    ...)で種子が増長され(*<i>paripoṣaṇa</i>),最終的に「[心の]流れの特殊な変化」によって結果が生起すると述べられている.KSṬでは,KSの「種子が増長する」という文を「存在する種子のみが成長する」と「種姓(<i>gotra</i>)に決定される」とによって解釈し,この解釈は,『唯識三十頌複注』(<i>Triṃśikāṭīkā</i>)および『摂大乗論』(*<i>Mahāyānasaṃgraha...

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  • 唯識はいかに他者を語るか

    近藤, 伸介 佛教大学大学院紀要. 文学研究科篇 45 35-48, 2017-03-01

    ...本稿は、『阿毘達磨大毘婆沙論』及び『大乗阿毘達磨集論』における「共業」から始め、『摂大乗論』における「共相の種子」、『唯識二十論』に見られる有情どうしの交流と辿りながら、唯識における「他者」について考察し、有部の「共業」が唯識の「共相の種子」へと移行したこと、また有部において心の外にあった器世間が唯識において心の中へ取り込まれたこと、さらに有情どうしの交流が物質的身体による交流から、識と識との交流へと...

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  • <i>Prajñāpāramitopadeśa</i>におけるアーラヤ識

    早島 慧 印度學佛教學研究 65 (3), 1243-1249, 2017

    ...</p><p>PPUにおけるアーラヤ識解釈は伝統的な瑜伽行派の文献に依拠するものである.特に『唯識三十論』等にみられる「一切の習気・種子を保持するもの」としてのアーラヤ識解釈を重要視し,そのアーラヤ識を根底におきながら悟りへの階梯を示す.ただし,『唯識三十頌』第5偈a句 “<i>tasya vyāvṛttir arhatve</i>” という転依の解釈については,PPUは『唯識三十論』と異なる解釈を...

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  • 種子の所熏習に関する一考察

    倉松 崇忠 智山学報 66 (0), _31-_46, 2017

    ...<br>  種子説は、『倶舎論』の記述によれば部派仏教のなかで経部が採用した説であるとされるが、その後、瑜伽行唯識派にも受け継がれている。種子説の主要な論点の一つとして、種子が何処に、或いはどの様に熏習されるのかという種子の所熏習の問題がある。...

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  • 龍樹の縁起説(3) : 『中論頌』第26章「十二支の考察」について(1)

    五島, 清隆 仏教学部論集 95 53-72, 2011-03-01

    ...一方にはあくまで「心の種子」という植物学的比喩に留め、識から有までを心の変化と捉える唯識的伝統がある。第26章の十二支縁起はそのいずれとも異なっている。本論ではこれらの点を「転生は第2支・諸行と第11支・生の間で行われ、その間の8支は最後の2支の説明である」という仮説を立てその証明を試みるという形式によって明らかにしていく。...

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  • 『阿毘達磨大毘婆沙論』における種子の考察

    近藤, 伸介 佛教大学大学院紀要. 文学研究科篇 39 1-15, 2011-03-01

    ...種子(bija) という概念は、唯識において因果の説明原理として極めて重要な意味を持つ。しかし種子という語自体は、唯識以前の経典や論書にも頻繁に見ることができるものである。本稿では、唯識という思想が形成される際の基盤となった説一切有部の代表的な論書である『阿毘達磨大毘婆沙論』を取り上げ、そこに表れる種子という語の意味内容について、唯識種子の六義に照らし合わせながら考察していく。...

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