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検索結果 12,520 件

  • 第1肋骨骨折端による遅発性鎖骨下動脈損傷の1例

    寺島 良, 古賀 貴博, 拜殿 明奈, 蜂谷 聡明, 南 啓介, 髙松 優香, 太田 圭亮, 明星 康裕 日本集中治療医学会雑誌 31 (2), 141-144, 2024-03-01

    ...受傷36時間後に誘因なく突然,左鎖骨部の疼痛と腫脹を認め,ショック,呼吸不全となった。補液により循環動態は安定し,造影CTで左血胸と第1肋骨骨折部の近傍に左鎖骨下動脈損傷を認めた。左血胸には胸腔ドレーンを留置し,鎖骨下動脈損傷には血管内ステントグラフトを留置した。その後は状態が安定し,第14病日にはICUを退室した。...

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  • 右上腕骨近位端骨折後の腋窩動脈損傷に対するVIABAHNステントグラフトによる緊急血管内治療の1例

    岡田 昌彦, 横井 健人, 村田 智 脈管学 64 (1), 1-4, 2024-02-10

    ...右上腕骨近位部骨折の髄内釘手術後5日目に突然同部位に著明な血腫を伴う右腋窩動脈の仮性動脈瘤が出現.ドレナージを施行も,止血困難となったため,当院救命救急センターへ転院搬送された。IVR-CT室で大腿動脈よりVIABAHNステントグラフトを留置し,仮性動脈瘤の消失を確認した。腋窩動脈領域に対するステントグラフト治療は低侵襲であり緊急を要する高齢者に対する有用な治療選択肢の一つとなり得ると思われた。...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 紀の川ICで突然の路面変状、円弧滑りか

    日経コンストラクション = Nikkei construction (803) 20-, 2024-02

    災害 京奈和自動車道の紀の川インターチェンジ(IC)で2023年12月5日に発生した路面変状から2カ月が過ぎたが、通行止め解除のめどが立っていない。円弧滑りが生じている恐れがあるとして、道路を管理する国土交通省和歌山河川国道事務所がボーリング調査など実…

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  • 様々な合併症を併発し治療に難渋した重症の日本紅斑熱の1例

    稲永 優医, 髙木 慎太郎, 小坂 祐未, 大屋 一輝, 森 奈美, 岡信 秀治, 辻 恵ニ, 岡田 武規, 横山 敬生, 岡野 博史, 牟田 毅, 佐々木 諒, 古川 善也 日本病院総合診療医学会雑誌 20 (1), 48-54, 2024-01-31

    ...入院4日目突然モニター心電図でST上昇を認めたため緊急冠動脈造影を施行したところ, 右冠動脈と左回旋枝に狭窄を認めSTEMIの診断でPCIを施行した。以後, 腎障害の改善とともに解熱, 紅斑も軽快し入院17日目に退院した。様々な合併症を併発し治療に難渋した重症の日本紅斑熱の1例を経験した。...

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  • GPIアンカーとその欠損症

    村上 良子, 木下 タロウ Trends in Glycoscience and Glycotechnology 36 (209), J1-J5, 2024-01-25

    ...一方後天性のGPI欠損症として造血幹細胞の<i>PIGA</i>遺伝子の突然変異を原因とし、補体の活性化による溶血発作を主症状とする発作性夜間ヘモグロビン尿症が知られている。最近まれではあるが、<i>PIGT、PIGB、PIGV</i>の変異を原因とするPNHが見つかっており、特徴的な症状を示す。GPIアンカーの生合成とこれら欠損症について最近の知見を述べる。</p>...

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 下肢の激痛により歩行困難をきたしたnonfreezing cold injury(塹壕足)の1例

    海江田 令次, 平井 慎理, 廣田 一紀, 宇野 武司 日本ペインクリニック学会誌 31 (1), 14-18, 2024-01-25

    ...では痛みに変化はなかった.nonfreezing cold injury(NFCI)と診断し,プレガバリン,アミトリプチリン,トラマドールの投与,腰部持続硬膜外ブロックなどの治療を開始したが,鈍的圧迫でも激痛が誘発されるため歩行困難が持続した.内側足底神経へのパルス高周波療法,リハビリテーションなどを追加し治療を入院から外来治療に移行し観察していたところ,発症約2カ月後,冷覚およびピンプリック痛覚は突然回復...

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  • 包括的性教育は教師にどのような認識の変化をもたらすのか

    鶴岡 尚子, 古井 克憲 質的心理学研究 23 (Special), S25-S31, 2024

    ...一つは,性の学びの積み重ねがない子どもが,突然,性教育を受けることに感じる違和感の「壁」であった。その「壁」を生じさせないためには,低年齢からの性教育が必要であると考えられた。もう一つは,H 教諭自身が内面化していた,女性を性的客体と見なす男性像について,教育の場で問題提起したり,問い直す機会を与えられたりしてこなかったことから生じていた「壁」であった。...

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  • 垂直方向に長大な病変を呈し発症早期に中枢性呼吸障害を伴った延髄外側梗塞の1例

    神津 実咲, 佐藤 健朗, 三森 雅広, 奥村 元博, 梅原 淳, 井口 保之 脳卒中 advpub (0), 2024

    ...に誤嚥性肺炎を生じ,発症約24時間後の夜間に突然の呼吸停止を来し人工呼吸器管理となった.延髄外側梗塞の中でも閂レベルよりも頭側に病変を含む場合,呼吸制御機構が障害され,かつ誤嚥を生じやすいとされる.本例は垂直方向に長大な病変を呈し,発症早期に重篤な中枢性呼吸障害と誤嚥性肺炎を伴った.延髄外側梗塞に伴う呼吸不全のメカニズムを考える上で貴重な1例と考え報告する....

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 急性心筋梗塞合併の脳主幹動脈閉塞症に対し,経皮的冠動脈形成術先行で血栓回収療法を行った1例

    淺野 紘史, 向田 直人, 込山 和毅, 和田 元, 若林 和樹 脳卒中 46 (1), 25-29, 2024

    ...<p>89歳男性,突然の左上下肢麻痺を発症し,約40分で当院へ救急搬送された.来院時,JCS 2, 右共同偏視,左上下肢の重度麻痺を認め,NIHSS 21点であった.CTで右M1にhyperdense MCA signを認めたが,早期脳虚血性変化は認めなかった.心電図ではST上昇を認め,急性心筋梗塞に伴う心原性脳塞栓症と診断した.rt-PA静注療法は見送り,急性心筋梗塞に対する経皮的冠動脈形成術を行...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • くも膜下出血で発症した左頭頂葉悪性神経膠腫の1例

    正村 啓二郎, 工藤 誠也, 南部 育, 宮下 勝吉, 東馬 康郎 脳卒中 advpub (0), 2024

    ...<p>症例は43歳男性.突然の激しい頭痛の後,てんかん重積を起こし救急搬送された.CTで左シルビウス裂を中心にくも膜下出血および左頭頂葉に低吸収域を認めた.脳血管撮影上,出血源となる動脈瘤や血管奇形は認めなかったが,左頭頂葉に濃染像と,同部位に早期静脈描出を認めた.左頭頂葉病変は造影MRIでリング状の増強効果を呈し,これらの画像所見から悪性腫瘍が疑われたため,開頭腫瘍摘出術を施行した.病理診断にて悪性神経膠腫...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • もやもや病による血行動態の変化が影響したと考えられる破裂前交通動脈瘤の1例

    山田 健嗣, 吉野 義一, 金岡 杏純, 木下 裕貴, 伊古田 雅史, 内山 拓, 杣 夏美, 大川 敦也, 草鹿 元 脳卒中 advpub (0), 2024

    ...<p>症例は43歳男性.突然の頭痛にて発症し,CTにてくも膜下出血と診断した.脳血管撮影にて両側中大脳動脈はもやもや血管を伴い狭窄・閉塞しており,前交通動脈には5 mm大の動脈瘤を認め,出血源と判断した.前交通動脈瘤に対し緊急でコイル塞栓術を施行し,合併症なく経過,発症1カ月後にmRS 0にて自宅退院となった.もやもや病は両側内頚動脈終末部の狭窄がもやもや血管の新生を伴いながら進行するが,本症例は両側中大脳動脈...

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  • COVID-19に合併した奇異性脳塞栓症にアルテプラーゼ静注療法と卵円孔閉鎖術を行った1例

    植村 順一, 山下 眞史, 八木田 佳樹, 井上 剛 脳卒中 46 (1), 35-41, 2024

    ...<p>54歳,女性.COVID-19発症9日後に突然,喚語困難と右手の脱力が現れた.頭部MRIで左中大脳動脈領域に急性期脳梗塞巣,MRAで左中大脳動脈M1–M2移行部の描出が不良だった.rt-PA療法を施行.投与開始直後に喚語困難と右片麻痺は改善し,1時間後の頭部MRAでは左中大脳動脈は再開通していた.経頭蓋超音波検査では右左シャント陽性,下肢静脈エコー検査では左ヒラメ静脈に器質化した等輝度血栓があり...

    DOI Web Site 参考文献18件

  • がん終末期に低血糖による意識障害を発症した再発脳腫瘍の1例

    長谷川 拓也, 田橋 賢久, 坂本 憲広, 新地 啓子, 徳永 有理, 田村 信司, 伊藤 則幸 Palliative Care Research 19 (1), 53-57, 2024

    ...【症例】73歳男性.2016年,開頭腫瘍摘出術を施行され,孤立性線維性腫瘍と診断.2022年,脳腫瘍再発し当院ホスピスに入院.転院120日目,突然意識障害が出現.低血糖を認め,ブドウ糖静注により意識障害は改善した.諸検査の結果,膵外腫瘍による低血糖症(non-islet cell tumor hypoglycemia: NICTH)が強く疑われた....

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 小脳歯状核出血とともにパーキンソン病による静止時振戦が消失した後Holmes‍振戦が出現した1例

    中村 匡宏, 磯野 理, 那須 徹也, 日沼 雄二, 中村 紀子 臨床神経学 64 (3), 185-189, 2024

    ...<p>症例は71歳男性.2年前に発症したHoehn-Yahr III度のパーキンソン病患者.右上肢に6~7 ‍Hzの静止時振戦を認めていた.突然のめまいで受診.頭部CTで右小脳歯状核出血を認め,右上肢の静止時振戦は消失した.第6病日の頭部MRIで右歯状核-赤核-視床路のWaller変性を認めた.発症5カ月頃よりHolmes振戦が右上肢に出現した.Holmes振戦はL-dopa増量で改善した.小脳病変...

    DOI Web Site PubMed 参考文献22件

  • 神経線維腫症I型を背景とした右内腸骨動脈破綻の1例

    中島 千里, 柏浦 正広, 富永 経一郎, 田村 洋行, 安田 英人, 田戸 雅宏, 守谷 俊 日本救急医学会関東地方会雑誌 44 (4), 359-361, 2023-12-28

    ...突然の下腹部痛を主訴に救急搬送された。皮膚に多発する神経線維腫, café-au-lait斑があり, 未診断ではあったが神経線維腫症I型が強く疑われた。骨盤部造影CT検査で右内腸骨動脈から活動性出血があり, 経カテーテル的動脈塞栓術を実施した。のちに臨床的診断基準から神経線維腫症I型と確定診断した。再出血の兆候はなく第5病日に独歩退院した。...

    DOI 医中誌

  • 腸回転異常症およびMeckel憩室を合併した右傍十二指腸ヘルニアの1例

    船越 早織, 兼子 晋, 山口 浩和, 上西 紀夫 杏林医学会雑誌 54 (4), 187-191, 2023-12-28

    ...突然の腹痛,嘔吐を主訴に救急搬送された。造影CT検査で臍部直下にsac-like appearanceを認め,その内部小腸は広範囲に渡り血流障害が疑われた。傍十二指腸ヘルニアによる絞扼性腸閉塞の診断で緊急手術を施行した。開腹すると小腸はほぼすべてヘルニア嚢内に陥入し,一部虚血腸管も認めた。ヘルニア嚢を開放すると,虚血腸管の血流は速やかに改善した。...

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  • Brugada症候群と心室中隔欠損を合併した小児における悪性SCN5A変異との関係

    鈴木 啓資, 園田 桂子, 草野 研吾, 堀江 稔, 大野 聖子, 八木 哲夫 心電図 43 (4), 225-234, 2023-12-22

    ...<p>心室中隔欠損(VSD)は小児において頻度の高い先天性心疾患である.一方Brugada症候群(BrS)は心室細動や突然死を引き起こす遺伝性疾患で,中年に多く小児では稀である.日本人不整脈コホートでは20歳未満でBrSと診断された患者は36人おり,うち5人(14%)がVSDを合併していたため,われわれは彼らの臨床像や遺伝的背景を検討した.VSD合併BrS患者は,VSDのない群と比較すると早期にBrS...

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 高度徐脈,門脈ガス血症を伴う非閉塞性腸間膜虚血が反復した一例

    佐々木 紀仁, 岡本 悠, 木村 一隆, 南田 英俊 日本プライマリ・ケア連合学会誌 46 (4), 157-161, 2023-12-20

    ...<p>高度徐脈と門脈ガス血症を伴う非閉塞性腸間膜虚血(NOMI)が反復した1例を報告する.80代男性で突然発症した腹痛で受診,意識は清明,顔色不良で冷汗あり,バイタルサインは洞性徐脈(HR42)以外は正常で,腹部CTで門脈内ガスを認めた.その後の14か月間に同徴候を3回繰り返し,初回と2回目は副交感神経遮断薬で症状は軽快したが,3回目は同薬剤が効かず,さらに多量の門脈内ガス,小腸壁内ガス,高乳酸血症...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 第5回 画面の偽警告にだまされず対処する

    斎藤 幾郎 日経パソコン = Nikkei personal computing (927) 46-49, 2023-12-11

    ...第5回今回は、画面に突然表示される偽の警告やセキュリティ通知について解説する。ウイルスなどのマルウエアがパソコンに侵入している可能性はある。しかし、多くの場合は、細工されたWebサイトやネット広告を表示もしくはクリックしただけのこと。...

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  • 改良地盤の変形で橋脚基礎が傾く

    青野 昌行 日経コンストラクション = Nikkei construction (801) 11-13, 2023-12

    ...橋脚基礎の突然の傾斜が起こったのは、国土交通省と愛知県が整備を進めている西知多道路のうち、伊勢湾岸自動車道などと接続する東海ジャンクション(JCT)の接続路だ。 発注者の国交省愛知国道事務所によると2023年9月28日、施工者の青木あすなろ建設がニュ…...

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  • 川崎病新規バイオマーカーおよび治療標的としてのインターロイキン33/ST2系

    岡田 清吾 山口医学 72 (4), 145-154, 2023-11-27

    ...<p> 川崎病は主に4歳未満の乳幼児に好発する原因不明の全身性血管炎である.川崎病では冠動脈に最も強い炎症が生じ,冠動脈病変(coronary artery lesions:CAL)を合併する.CAL合併川崎病患者は心筋梗塞や瘤破裂などの危険性があり,若年突然死の原因となる.近年,川崎病発症に自然免疫の異常が関与しているという自然免疫説が注目されている.インターロイキン(IL)-33はIL-1ファミリー...

    DOI Web Site 参考文献24件

  • 山口県内の行政機関および医療機関における乳児の安全な睡眠環境の啓発に関する実態調査

    姫宮 彩子, 竹谷 歩美, 中川 碧, 酒井 大樹, 二宮 理紗, 重本 亜純, 髙瀬 泉 山口医学 72 (4), 159-170, 2023-11-27

    ...<p> 睡眠に関連する乳幼児の予期せぬ死亡(Sudden Unexpected Infant Death:SUID)において,不慮の窒息や乳幼児突然死症候群(Sudden Infant Death Syndrome:SIDS)の予防のため,適切な睡眠環境の啓発が行われてきたが,これらは国内外で依然として発生している.今回,山口県内の子ども支援関連の行政機関(以下,行政)の19施設,妊婦健診を行う産婦人科...

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 発症早期の網膜動脈分枝閉塞症に対し星状神経節ブロックが著効した1症例

    大友 純, 前川 謙悟, 古庄 千代, 棚平 千代子 日本ペインクリニック学会誌 30 (11), 253-255, 2023-11-25

    ...<p>発症早期の網膜動脈分枝閉塞症(branch retinal artery occlusion:BRAO)に対し星状神経節ブロックを行い,視機能が改善した症例を報告する.症例は90歳男性で,夜間入浴後に突然右眼の上方視野欠損を自覚,翌朝近医を受診しBRAOと診断され発症17時間後に星状神経節ブロック(stellate ganglion block:SGB)施行目的に当科紹介となった.診察時は視野欠損...

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  • 光応答動的材料の開発と細胞移動研究への応用

    中西 淳 Drug Delivery System 38 (5), 397-403, 2023-11-25

    ...乳がん細胞が付着した足場ゲルの弾性率を瞬時に硬化させることで、細胞は基質の突然の弾性率変化に対して一過性の上皮間葉転換応答を示すことを見出した。...

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  • 子宮頸癌の巨大右室内転移に対して右室切開にて腫瘍摘除を行った1例

    菅藤 禎三, 恒吉 裕史, 瀬戸﨑 修司, 片山 秀幸, 秋本 剛秀, 木村 崇暢, 下村 俊太郎, 和田 拓己, 竹内 彬, 中村 剛 日本心臓血管外科学会雑誌 52 (6), 412-416, 2023-11-15

    ...<p>子宮頸癌からの心臓転移の症例は稀である.左鎖骨上リンパ節転移のため放射線治療を受けていた子宮頸癌の54歳女性の症例を報告する.患者は息切れを主訴に来院した.経胸壁心エコーで右室内に大きな腫瘤を認め,巨大腫瘤陥頓による突然死を防ぐため,準緊急手術を行った.冠動脈の後下行枝と左前下行枝に平行に右室を切開し,心内腫瘤を切除した.切除により,右室流出路閉塞や周術期の肺塞栓を予防し,死に至る可能性を回避...

    DOI Web Site 参考文献20件

  • 橋脚のケーソン基礎が施工中に突然傾く

    日経コンストラクション = Nikkei construction (800) 26-, 2023-11

    ...トラブル 国土交通省と愛知県が整備を進めている西知多道路の橋の建設現場で、施工中のケーソン基礎が突然、傾いた(資料1)。転倒を防ぐため、基礎と一体化している高さ13mの搭状の仮設構造物「ペアロック」を緊急撤去した。ケーソン基礎が施工時に傾くトラ…...

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  • 法的脳死判定を想定した日常準備の重要性

    伊藤 亜子, 林 智剛, 稲田 隆行, 西村 孝, 中森 恵, 岡 有希, 関根 綾子, 菊地 良介 医学検査 72 (4), 597-604, 2023-10-25

    ...法的脳死判定は,突然,実施日が決まるため,日頃から機器の状態を確認し備えておく必要性がある。また,事前に準備を関連医療職種で行うことで円滑な法的脳死判定が行えると考えられる。</p>...

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  • 保存療法で早期に消退した特発性頚椎硬膜外血腫の2例

    伊波 優輝, 野原 博和, 金城 忠克, 仲間 靖, 宮里 剛成, 新垣 寛, 知念 弘, 西田 康太郎 整形外科と災害外科 72 (4), 743-745, 2023-09-25

    ...<p>特発性脊髄硬膜外血腫(以下SSEH)は突然の頚背部痛,進行性麻痺を呈する稀な疾患で,神経学的予後因子や画像経過,離床計画に関して不明な点が多い.当院で保存療法にて早期軽快したSSEHを2例経験したので文献的考察を加え報告する....

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 臓器連関におけるNO合成酵素系の保護的役割

    筒井 正人 日本薬理学雑誌 158 (5), 374-378, 2023-09-01

    ...を,NOSs系完全欠損(triple n/i/eNOSs<sup>-/-</sup>)マウスを用いて検討した.私達は,triple n/i/eNOSs<sup>-/-</sup>マウスが心筋梗塞を引き起こすことを報告した.しかし,心筋梗塞の発症には約1年もの長期間を要した.一方,triple n/i/eNOSs<sup>-/-</sup>マウスの腎臓を2/3摘除すると,4~5ヵ月後に心筋梗塞による突然死...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 腹腔鏡下膵尾部切除術後に急性正中弓状靭帯症候群により膵十二指腸動脈瘤破裂を来した1例

    藤林 勢世, 深田 真宏, 村瀬 勝俊, 久野 真史, 東 敏弥, 田中 善宏, 奥村 直樹, 高橋 孝夫, 松橋 延壽 日本消化器外科学会雑誌 56 (9), 496-503, 2023-09-01

    ...<p>症例は66歳の男性で,膵尾部の神経内分泌腫瘍に対して腹腔鏡下膵尾部切除術を施行した.術後2日目に突然の背部痛が出現し,緊急造影CTにて右前腎傍腔の血腫と前下膵十二指腸動脈瘤を認めた.術前には認めなかった腹腔動脈起始部狭窄(celiac axis stenosis;以下,CASと略記)が出現しており原因と考えられた.腹部血管造影下に上腸間膜動脈からアプローチをして前膵十二指腸動脈に対して選択的に...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献21件

  • 非閉鎖空間で単独発症した一酸化炭素中毒の1例

    岡田 和弘, 河中 拓郎, 森 雅博, 近澤 博夫, 吉田 政之 日本臨床救急医学会雑誌 26 (4), 548-551, 2023-08-31

    ...工場内にあるガス発生装置上部での作業中に,突然5分程度持続する強直性の痙攣を発症し救急要請された。巨大工場の一角で発症したが,近傍にあるシャッターや窓は開放状態で,周囲の作業員は無症状であった。作業場に熱気があり,多量の発汗が認められたことより熱中症が疑われ搬送された。...

    DOI Web Site 医中誌

  • スガマデクス投与後に陽圧換気困難となった心臓外科術後患者の1例

    唐津 進輔, 武居 哲洋, 藤澤 美智子, 永田 功 日本臨床救急医学会雑誌 26 (4), 525-527, 2023-08-31

    ...心臓手術後の患者にスガマデクスを投与し,突然の換気困難に陥った症例を経験した。<b>症例</b>:併存疾患のない53歳男性。感染性心内膜炎による大動脈弁閉鎖不全症に対して大動脈弁置換術を施行した。術中フェンタニル,レミフェンタニルを使用したが,換気に問題はなかった。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 延髄梗塞に併発した咽喉頭部の異常感覚に対して半夏厚朴湯を使用した1例

    吉田 賢作, 原田 佳尚, 堀野 雅祥, 菅 康郎, 肥後 拓磨 脳神経外科と漢方 8 (1), 39-42, 2023-08-30

    ...<p>80歳女性,突然の呂律不良で発症,神経学的所見で左延髄外側症候群を呈し,頭部MRI検査で左延髄梗塞と診断し入院となった。咽喉頭内視鏡所見で左反回神経麻痺による左鼻咽腔閉鎖不良,左梨状窩の液体貯留,左喉頭運動障害,知覚,反射の低下を認めた。発症後1週間経過した時点で,易疲労感が強くなり,夜間の喉への唾液貯留で息苦しくなるため眠れないとの訴えがあった。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 新生児・乳児の頭蓋変形

    加藤 理佐, 長野 伸彦, 森岡 一朗 日大医学雑誌 82 (4), 203-209, 2023-08-01

    <p>The cranium of neonates and infants grows soft and large. During this process, the cranium undergoes a multifaceted deformation under the influence of physical pressure and gravity. This deformed …

    DOI Web Site 参考文献40件

  • コロナ禍で在宅勤務へ移行した労働者への産業保健師の支援対応プロセス

    高橋 恵理菜, 野呂 千鶴子 日本健康医学会雑誌 32 (2), 183-192, 2023-07-31

    ...産業保健師が在宅勤務へ移行した労働者への支援対応は,突然に在宅勤務へ移行した労働者の「労働形態の激変による衝撃」から始まり,保健師は「新たな支援方法の構築」をしながら支援にあたり,労働形態の変化によって生じた「健康課題に合わせた支援」が必要であると気付き,最後に「産業保健師としてのあり方の確立」が求められるというプロセスを経ることが明らかになった。...

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  • 孤立性外腸骨動脈瘤破裂の一例

    鈴木 寛俊, 富本 大潤, 小林 俊也 日本血管外科学会雑誌 32 (4), 281-284, 2023-07-14

    ...<p>症例は79歳男性.突然の右下腹部の激痛を主訴に当院の救命センターに救急搬送された.来院時収縮期血圧70台のショック状態であった.造影CTにて最大短径57 mmの右外腸骨動脈瘤と動脈瘤周囲の血腫を認め右外腸骨動脈瘤破裂と診断した.同日,緊急人工血管置換術を施行した.術後経過はおおむね良好であり30 PODに退院した.孤立性外腸骨動脈瘤破裂につき,若干の文献的考察を加え報告する.</p>...

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  • 遺伝子と腸内細菌叢の相互作用による全身性自己免疫疾患の発症メカニズム

    橋本 求 日本薬理学雑誌 158 (4), 313-318, 2023-07-01

    ...<p>遺伝因子と腸内細菌叢とは相互に影響を与え合い自己免疫疾患の発症に寄与する.TCRシグナル伝達にかかわる主要分子ZAP70に点突然変異を有するSKGマウスは,BALB/c背景において自己免疫性関節炎を,C57BL/6背景において全身性エリテマトーデスを発症する.変異ZAP70によるTCRシグナル伝達低下により,胸腺選択において自己反応性T細胞が負の選択を免れ末梢に出現する.TCRシグナル伝達不全...

    DOI Web Site PubMed 参考文献20件

  • モンゴルの移動牧畜―過去10年間の変化から

    上村 明 沙漠研究 33 (1), 67-76, 2023-06-30

    ...</p><p>調査の結果,牧畜民は,突然の砂嵐,春の冷雨,夏の干害,降水量のピークが夏の初めから秋に移るなど,異常気象が以前とくらべて頻繁に起こるようになったと考えていることが明らかになった.それとともに,多くが顕著な牧地の悪化を認識している一方,世帯の所有する平均の家畜頭数は2011年に比べて2022年は約2倍になり,家計は変わらないかよくなったと認識している....

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  • 送受信量時系列データの類似性を用いたマルチホップ通信の複数経路推定手法の提案

    小林, 悠生, 清原, 良三, 寺島, 美昭 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 717-722, 2023-06-28

    ...本研究では,農業におけるセンサネットワークにおいて,各センサ端末のデータ送信量時系列データを解析し,ネットワーク監視を簡易に行う手法について検討する.センサネットワークでは,パケットがマルチホップされる場合,同じパケットを中継する端末同士の,データ送信量と受信量は類似した時間変化の傾向を示す.この類似性を用いて通信経路推定を行う.無線通信を行う際に,バーストトラフィックなどにより突然傾向変化が発生する...

    情報処理学会

  • 易変性を示すイネ・イセヒカリにおける転移因子の転移の解析

    吉田 凌也, 種坂 英次, 築山 拓司 作物研究 68 (0), 25-29, 2023-06-21

    ...イネ品種コシヒカリの自然突然変異体であると考えられているイセヒカリは,低頻度ではあるが自然条件下で様々な変異 体を生じることが知られている.本研究では,イセヒカリにおいて転移因子<i>mPing</i>および<i>nDart</i>が転移しているかを調査した.トランスポゾンディスプレイ解析の結果,イセヒカリとコシヒカリの間に<i>mPing</i>および<i>nDart</i>の挿入多型とコピー数多型...

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  • 選択型実験による傘シェアリングサービス利用の要因分析

    河本 真銘, 矢島 猶雅, 有村 俊秀 環境科学会誌 36 (3), 109-121, 2023-05-31

    ...ただし,本実験では,100円均一のような安価な傘は利用できない状況で突然の大雨に直面するという限定的な状況を想定した。このことが過大な支払い意思額の原因となったと考えられる。</p>...

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  • スギゲノム参照配列を用いた雄性不稔遺伝子(<i>MS3</i>)候補遺伝子の同定

    上野 真義, 長谷川 陽一, 鶴田 燃海, 伊原 徳子, 宮澤 真一, 角井 宏行, 岩井 淳治, 平山 聡子, 藤野 健, 山口 勝司, 鈴木 穣, 豊田 敦, 重信 秀治, 笠原 雅弘, 森口 喜成 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 372-, 2023-05-30

    ...原因遺伝子が雄花で発現する遺伝子で、有害な突然変異を持つと仮定しRNA-Seq法で探索した結果、<i>MS3</i>の無花粉スギ系統でアミノ酸置換によりタンパク質の正常な機能が阻害されると推定される1個の遺伝子を見出した。...

    DOI

  • 心タンポナーデで発症した巨大左バルサルバ洞動脈瘤破裂例

    田中 仁, 那須 通寛, 井内 幹人 日本心臓血管外科学会雑誌 52 (3), 185-188, 2023-05-15

    ...<p>症例は63歳男性,突然の胸部圧迫感,四肢冷感を主訴として救急搬送された.既往歴として肺非定型抗酸菌症のため11年間の3剤併用療法(クリンダマイシン,リファンピシン,エタンブトール)を行っている.造影CTで左バルサルバ洞は5.8cmに拡大しており,経胸壁心エコーでは高度の大動脈弁逆流,心タンポナーデにより右心房・右心室が圧迫されていた.検査中に血行動態が不安定となり気管内挿管を行い,カテコラミン...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • SB-tube, TEVARで救命した進行食道癌による大動脈食道瘻の1例

    音琴 真也, 大塚 裕之, 姉川 朋行, 財満 康之, 古野 哲慎, 新谷 悠介, 中村 英司, 庄嶋 賢弘, 髙瀬 谷徹, 田山 栄基 日本心臓血管外科学会雑誌 52 (3), 176-180, 2023-05-15

    ...<p>症例は71歳の男性.切除不能食道癌に対して化学放射線療法(chemoradiotherapy: CRTx)施行後,経過観察中に突然の吐血を認めた.造影CTにて,下行大動脈から食道への造影剤の漏出を認め,大動脈食道瘻(aortoesophageal fistula: AEF)と診断し,緊急胸部大動脈ステントグラフト内挿術(thoracic endovascular aortic repair:...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献11件

  • 神経線維腫症1型に合併した緊張性血胸と多発動脈出血;緊急手術と経皮的動脈塞栓術により救命し得た一例

    大迫 隆敏, 福田 章浩, 多久和 輝尚 日本呼吸器外科学会雑誌 37 (4), 198-204, 2023-05-15

    ...<p>症例は32歳男性.突然の左胸部痛を自覚し,救急搬送された.既往として1歳時に神経線維腫症1型の診断がある.胸部CTで左緊張性血胸を認め,ショック状態であったため緊急で開胸止血を施行した.左鎖骨下動脈近傍から胸腔内へ動脈性出血を認めた.血管組織が非常に脆弱で,止血に難渋したためガーゼパッキングで圧迫止血を行い,経皮的動脈造影を行った.内胸動脈からの出血を認め,同部位を塞栓し止血した.良好な経過で...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献12件

  • シン鉄・輪だより ~鉄人糖尿病ドクターによる銀輪の旅~ いい湯だな

    山下 滋雄 糖尿病・内分泌プラクティスWeb 日曜日の昼下がり、突然、温泉に行きたくなる。福井に住んでいた三十数年前なら、夕陽が沈む時間を見計らって車を飛ばし、越前海岸の日帰り温泉「漁火(いさりび)」に向かっていたところだ。露天風呂にゆったりと浸かり、潮騒に耳を澄ませながら、夕陽が水平線に完全に沈むまで日本海の景色を堪能する。-, 2023-05

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  • 新型コロナウイルス感染拡大防止の病院閉鎖による入院患者の心理状態

    林 亜矢子, 山本 八千代 日本看護倫理学会誌 advpub (0), 2023-04-29

    ...<p>本研究は、入院中突然病院閉鎖になり、隔離状態に陥った患者がどのような心理状態を呈したか、どのような現象が起こったかを明らかにすることを目的とし、インタビューガイドを用いて半構成的面接を行った。患者は家族に会えない寂しさや不便さ、経済的な不自由さを感じていた。未知のウイルスの感染拡大初期に、テレビ報道による過酷な現状に怯え、退院後は風評被害にさらされていた。...

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  • 上皮性卵巣腫瘍を背景に発生したと思われる閉経後卵黄嚢腫瘍の一例

    島 英里, 西野 幸治, 谷地田 希, 黒澤 めぐみ, 田村 亮, 安達 聡介, 吉原 弘祐, 磯部 真倫, 関根 正幸, 梅津 哉, 榎本 隆之 日本婦人科腫瘍学会雑誌 41 (2), 242-249, 2023-04-25

    ...</p><p>症例は67歳,突然の腹痛を伴う15 cm大の多房性卵巣腫瘍で一部に充実部分を認め,血性腹水の出現とAFP,CA125,CA19-9の上昇を伴うことから,卵巣悪性腫瘍の破裂と診断して,緊急手術を行った.IC2期のYSTと診断し,速やかにBEP療法を開始し,1サイクル終了時にはAFPが陰性化した.閉経後のYSTであり,上皮性腫瘍由来の可能性を考慮して再検討を行った.腫瘍の主体となる粘液性腫瘍...

    DOI 医中誌

  • 猫の心筋症

    (監訳) 上地 正実, (著者) Kittleson Mark D, (著者) Côté Etienne 動物循環器病学会学術誌 6 (1), 1-19, 2023-04-01

    ...突然死も起こりうる。通常、治療によって無徴候性から臨床徴候を伴った疾患への進行が変化することはなく、臨床徴候が明らかになった後の治療法は、心筋症の種類に関係なく同じであることが多い。しかし、心筋症と正常な変化かを区別することは、予後の診断に重要な場合がある。</p><p>患者グループ:3ヶ月齢以上の飼い猫であれば、性別や猫種を問わず心筋症を発症する可能性がある。...

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  • DNAメチル化修飾制御とDOHaD

    河野 大輔 DOHaD研究 11 (2), 109-116, 2023-03-31

    ...DNAメチル基転移酵素であるDNMT3Aの遺伝子突然変異によりTatton-Brown-Rahman症候群が発症し、過成長や肥満などが引き起こされる。また、マウスにおいてDnmt3aヘテロ欠損や視床下部室傍核特異的な欠損は、肥満を誘導する。...

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  • 変化が常態化する世界で求められる日本企業のダイナミック・ケイパビリティ

    菊澤 研宗 経営哲学 19 (2), 39-46, 2023-03-31

    ...また、行き過ぎた株主資本主義のもとで自然が破壊されてきたため、今日、いたるところで自然災害が発生し、様々な国や地域で、突然、工場が休止している。まさに、今日、変化や不安定が常態する世界が到来している。こうした状況で、これまで米国流をひたすら模倣してきた日本企業はどうあるべきか。...

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  • 遠隔授業実施システムの課題

    三木 邦弘, MIKI Kunihiro 椙山女学園大学研究論集 : 人文科学篇・社会科学篇・自然科学篇 (54) 135-144, 2023-03-31

    ...突然遠隔授業を始めなければならなかったために,取りあえずのシステムを使わなけれ ばならなかったが,その後状況が落ち着いても,そのまま同じシステムを使っている例が 多い。大学の教員側は,授業のやり方には余り関心がなく,授業ができれば良い,せっか く慣れたやり方でやれれば良い,システムに問題があってもシステムに合わせる形で解決 する,のような方向になりやすいからである。...

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  • 肺動脈瘻を合併した左冠動脈瘤破裂による心肺停止状態から救命された1例

    藤岡 舞, 伊藤 隆仁, 大坪 諭, 村上 諒典, 橋野 伸, 若原 聡汰, 増澤 佑哉, 須田 秀太郎, 庄司 高裕, 武部 元次郎, 菅原 洋子, 関根 和彦 日本救急医学会関東地方会雑誌 44 (2), 253-256, 2023-03-31

    ...突然の意識消失で救急搬送された。精査により冠動脈肺動脈瘻破裂と診断し, 心タンポナーデによる閉塞性ショックに対して心囊ドレナージを行い循環動態が一時改善したが, 再出血のため心肺停止に至った。二次救命処置を行いながら緊急手術を実施し, 人工心肺下に冠動脈肺動脈瘻閉鎖術を施行した。...

    DOI 医中誌

  • 症状経過を追うことで診断できた特発性急性頚髄硬膜外血腫の1例

    知光 祐希, 金城 英樹, 酒井 達也 日本病院総合診療医学会雑誌 19 (2), 100-104, 2023-03-31

    ...突然の片麻痺で患者が来院した際には頻度から脳伷塞を疑う機会が多い。急性硬膜外血腫は脳伷塞と症候が類似する疾患として稀に遭遇し,致死率の高さや神経学的予後からも見逃しを避けたい疾患である。後頸部痛や背部痛を伴う脳伷塞様の主訴で来院した患者で,特に進行性の麻痺を認めた際は急性頚髄硬膜外血腫を疑う必要がある。...

    DOI 医中誌

  • 甲状腺びまん性大細胞型B細胞リンパ腫による高度気道狭窄に対してステロイド投与が著効した1例

    生田 理紗, 古川 一隆, 林 邦雄, 松塚 文夫 日本病院総合診療医学会雑誌 19 (2), 105-109, 2023-03-31

    ...電車に乗車中,突然の呼吸困難をきたし,当院へ救急搬送された。26回/分と頻呼吸を認め, 前頸部に巨大な腫瘤を触知し,頸部聴診で上気道狭窄音を聴取した。頸部CTで甲状腺由来と思われる90 mm大の腫瘤によって,気管は圧排され直径7 mmまで狭窄をきたしていた。 頸部超音波検査所見より,悪性リンパ腫を疑われ,プレドニゾロン500 mg/day投与を開始したところ,翌日には呼吸困難は改善した。...

    DOI 医中誌

  • 当初悪性腫瘍も疑われた振子様扁桃部分(扁桃ポリープ)にのみ炎症を生じた 1 例

    野尻 尚, 奥田 匠, 津曲 省吾, 猿渡 英美, 井手 慎介, 東野 哲也 耳鼻と臨床 69 (2), 124-128, 2023-03-20

    ...<p>症例は 10 歳代の女子で、数年前から嚥下時の違和感があり、起床時の突然の嚥下困難と喀血のため近医耳鼻咽喉科を受診した。右口蓋扁桃下極付近に基部を有する 3 cm 程の暗赤色の腫瘤により咽頭腔は狭窄し、出血を伴う中咽頭血管腫の疑いで翌日当科を紹介された。...

    DOI 医中誌

  • 明日のコロイド、今日の仕事

    新留 康郎 Colloid & Interface Communications 48 (1), 1-1, 2023-03-10

    ...新型コロナ対応時のように、突然否応なしに要求される変化に対応して、研究力・教育力を維持できる柔軟さと賢さと体力を我々が持ち続けられることを祈ります。本当は維持だけではなく、世界と戦えるように改善をしなければいけないわけで、坂の上の雲を見上げながらもため息、という個人的感想です。</p><p>九州支部も単純に明るい未来図を描くことは難しいです。...

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  • 咸錫憲における歴史の意味 ―「苦難の僕」と「受難の女王」を通してー

    朴     , 賢淑 大阪女学院大学紀要 19 57-75, 2023-03-01

    ...咸錫憲は 1980 年に突然、それまで関わっていた雑誌『シアレソリ』が軍事政権により廃刊された。このシンポジウムに参加したことで、彼は苦しみの中にいる世界の人々と連帯できる契機を得た。本稿は、聖書における「苦難の僕」が咸錫憲の歴史観に取り入れられた背景を明らかにするとともに、咸錫憲のもう一つのモチーフ「受難の女王」が、やがて期待の「栄光の女王」へと導き出された経緯とその意義について考察されている。...

    機関リポジトリ

  • 韓国史における人格神(天)と良心宣言― 儒教と東学・天道教を中心として―

    邊 英浩 都留文科大学研究紀要 (97) 35-45, 2023-03-01

    ...しかし良心宣言は外来のキリス ト教によって突然異質なものがもたらされたと考えるには無理があり、韓国史における神 観念の歴史を検討することでその思想的淵源を明らかにしていく。「上帝」、「天主」、「天」と韓国固有語のハナニム(하나님)、ハヌルリム(하늘님)を検討していくが、ハヌルリム信仰の画期となる東学、天道教の「侍天主」「人乃天」にその直接的淵源があることを明らかにしていく。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • IgG4関連弓部大動脈瘤の術後に肺胞出血を合併し治療の指標に赤血球沈降速度が有用であったIgG4血管炎の一例

    三輪 駿太, 神谷 賢一, 松林 優児, 森 陽太郎, 髙島 範之, 鈴木 友彰 日本血管外科学会雑誌 32 (1), 73-77, 2023-02-23

    ...<p>症例は80歳男性.胸痛精査のCTで弓部大動脈に囊状瘤を認め,待機的に弓部大動脈全置換術を施行した.術後の覚醒は問題なく,翌日に抜管した.しかし術後3日目に血痰と右肺のconsolidationを認め,さらに術後15日目には突然の右大量血胸をきたしショック状態に陥った.その後,術中に切除した大動脈瘤壁の病理組織から多数のIgG4陽性形質細胞を認め,IgG4血管炎と判明した.水溶性プレドニゾロンを...

    DOI 医中誌

  • 経カテーテル動脈塞栓術を施行した肝芽腫破裂3例の検討

    坂野 慎哉, 文野 誠久, 加藤 充純, 高山 勝平, 青井 重善, 古川 泰三, 小関 道夫, 吉田 和弘, 田尻 達郎 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 59 (1), 51-55, 2023-02-20

    ...<p>肝芽腫破裂は,出血性ショックにより,ときに致命的になり得る.今回,肝芽腫破裂に対して,経カテーテル動脈塞栓術(TAE)を施行し,全身化学療法後に肝切除を施行しえた3例について報告する.症例1は10か月女児,顔色不良を契機に診断され,ヘリコプターにより転院搬送となり,緊急TAEを施行した.CITA療法4コース後に肝右葉切除を行った.症例2は6歳男児,肝腫瘍精査中に突然ショックとなって発症し,TAE...

    DOI Web Site 医中誌

  • 取り違えのある繰り返し囚人のジレンマにおける単独裏切-相互同期戦略

    村井, 伸一郎, 岩崎, 敦 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 5-6, 2023-02-16

    ...り返し囚人のジレンマにおいて,プレイヤが行動を取り違えるとき,無限集団上のダイナミクスのもとでどんな戦略が生き残るかを吟味した.従来よく使われる戦略表現でである一期記憶戦略では,有名なトリガー戦略,一度でも裏切りを観測したら二度と協力しない,を正しく表現できない.つまり,裏切りを観測したあとに2人が同時に行動を取り違えると,協力に戻ってしまう.そこで,状態数2以下の有限状態機械からなる戦略空間上に突然変異付...

    情報処理学会

  • ニューロンのゲノムの多様性

    INOGUCHI Fuzuki, KATSUYAMA Yu, 井之口 文月, 勝山 裕 滋賀医科大学雑誌 36 (1), 28-35, 2023-02-14

    ...染色体数の異常とゲノムDNA配列の突然変異に加え、ニューロンの多様性を作るためのゲノムの積極的な再構成もある。発生期にゲノム異常を持ったニューロンが多く生じるが、それ以降にもニューロンのゲノムは常に不安定な状態にある。そのため脳内でニューロンがゲノムの観点からモザイク状であることは一般的である。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 腹腔鏡手術下に整復したS状結腸間膜裂孔ヘルニアの1例

    NAITO Hiroyuki, KODAMA Sota, YAGI Toshikazu, KIDA Atsushi, KURUMI Yoshimasa, 内藤 弘之, 児玉 創太, 八木 俊和, 木田 睦士, 来見 良誠 滋賀医科大学雑誌 36 (1), 20-23, 2023-02-03

    ...深夜に突然、左下腹部痛を認め近医受診し、当院紹介となった。造影CTを行ったところ、腹水および小腸ループの拡張が認められた。絞扼性腸閉塞の診断のもと、緊急手術を施行した。腹腔鏡下に腹腔内を観察すると、血性腹水を認め、S状結腸間膜に直径約3cmの異常裂孔が存在し、小腸が貫通して脱出しており、S状結腸間膜裂孔ヘルニアによる腸閉塞と診断した。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 二絨毛膜二羊膜双胎の1児胎内死亡後にdelayed interval delivery(DID)で出産となった1例

    松本 培世, 平久 進也, 金子 めぐみ, 窪田 詩乃, 荻野 美智, 船越 徹 産婦人科の進歩 75 (1), 51-56, 2023-02-01

    ...症例は報告がない.今回,二絨毛膜二羊膜双胎で1児減胎術後11週間妊娠が継続し,妊娠28週で死亡児が娩出となりその4日後に第2子が早産となった症例を経験した.症例は32歳,日本人女性,1妊0産.排卵誘発法で妊娠成立後二絨毛膜二羊膜双胎と診断された.妊娠15週で第1子に脳瘤を認めたため当院に紹介となったが,予後が不良であることを説明すると自己判断で妊娠17週6日に他院で減胎術を受けた.妊娠28週4日に突然...

    DOI Web Site 医中誌

  • Windows Updateの再起動を何とかしたい!

    岡本 ゆかり 日経パソコン = Nikkei personal computing (906) 50-52, 2023-01-23

    ...パソコンを安全に使うためにはWindows Updateが重要と分かっていても、作業中に突然再起動されると困ってしまう。タイミングによっては未保存のファイルを失ってしまう可能性もある。作業の支障にならないようにWindows Updateが実行されるタイミングを的確に設定し…...

    PDF Web Site

  • 突然変異体を用いたダイズの油脂成分改変

    穴井 豊昭 日本食品科学工学会誌 70 (1), 47-51, 2023-01-15

    <p>Soybean [<i>Glycine max</i> L. (Merr.)] is an important legume crop, with an annual global production of 367.8 million tons. The seeds contain about 20% oil of dry weight, which is mainly used …

    DOI Web Site 参考文献9件

  • TEVAR中の上行大動脈解離発見にTEEが有用であった1例

    山崎 友也, 大内 真吾, 大山 翔吾, 難波 美妃, 柴田 陽, 播間 崇記 心臓 55 (1), 105-109, 2023-01-15

    ...<p> 症例は82歳,女性.胸部X線検査で左第一弓の突出を指摘された.造影CT検査では遠位弓部大動脈に最大短径55 mmで紡錘状の大動脈瘤を認めた.高齢であり,胸部大動脈ステントグラフト内挿術(thoracic endovascular aortic repair;TEVAR)の方針とした.術中,突然の血圧低下,ST上昇を認めたが血圧は改善し,大動脈造影を行ったが明らかな異常所見は認めなかったためTEVAR...

    DOI 医中誌

  • 術後に可逆性後頭葉白質脳症を発症した1例

    豊原 功侍, 武田 翔, 文元 聰志, 佐藤 澄, 花岡 伸治, 勝間田 敬弘 日本呼吸器外科学会雑誌 37 (1), 29-35, 2023-01-15

    ...encephalopathy syndrome, 以下PRES)は意識障害,痙攣,頭痛,視力障害などを主症状とする症候群の1つで,血液脳関門の破綻を契機とした脳浮腫が誘因であると考えられている.今回,術後にPRESを発症した症例を経験したので報告する.症例は62歳女性,転移性肺癌に対して肺切除を行った.術後第2病日,疼痛誘因の高血圧(184/114 mmHg)以外は明らかな異常を認めなかった.同日,突然...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献13件

  • 研究小集会「大豆」開催の趣旨大豆加工食品の美味しさに関する研究大豆育種の現状と展望 その2

    中森 俊宏 日本食品科学工学会誌 70 (1), 43-45, 2023-01-15

    ...中でもα-リノレン酸は, 酸化しやすくオフフレーバー発生の原因物質となることから, いくつかの育種技術を使って大豆油組成を改変した新品種の開発が進められてきた. 2021年日本食品科学工学会第68回大会の研究小集会大豆部会では, 突然変異体を用いて大豆油成分の改変の研究開発を進めている九州大学大学院農学研究院穴井豊昭先生に最新の研究成果と今後の展望を示していただいた.</p>...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • オゾン等大気汚染物質による植物の環境ストレス応答の分子的機構解明に関する研究

    青野 光子 大気環境学会誌 58 (1), 10-17, 2023-01-06

    ...ここでは、筆者らが1980年代後半から現在にいたるまで行ってきた、活性酸素消去系酵素の遺伝子操作による大気汚染ガス耐性植物の開発、植物の大気汚染ガス耐性における植物ホルモンの働きの解明、そして突然変異体を用いた分子遺伝学的研究による植物の環境ストレス応答機構全体像の理解について概説し、機構解明のために用いた手法とその結果得られた知見について紹介する。</p>...

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  • ユウロピウム(Eu)化合物における圧力誘起価数転移と重い電子状態

    竹内 徹也, 辺土 正人, 本多 史憲, 大貫 惇睦 日本物理学会誌 78 (1), 28-33, 2023-01-05

    ...</p><p>さらに上記の第1,第2の相図に加え,圧力増加とともに<i>T</i><sub>N</sub>が増大して最大値をとったと思われる磁性状態から,突然<i>T</i><sub>N</sub>がゼロの非磁性状態になる第3の相図が,ごく最近EuCu<sub>2</sub>Ge<sub>2</sub>などの化合物で見いだされた.第2の相図に,急激な価数のクロスオーバーが加わった現象と思われる....

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  • ファスジル静脈投与が奏功した可逆性脳血管攣縮症候群の1例

    植村 順一, 井上 剛, 山下 眞史, 八木田 佳樹 脳卒中 45 (1), 30-36, 2023

    ...<p>54歳,女性.トイレでいきんでいると突然後頭部に雷鳴頭痛が現れ,入浴時にも頭痛の増強があった.11日後,右足の脱力が出現し,頭部MRIで左頭頂葉に急性期脳梗塞巣,MRAで両側前大脳動脈,脳底動脈,両側後大脳動脈に多発性脳血管狭窄があり,加療のため入院した.RCVSと診断し,ニカルジピンを開始したが,脳梗塞は両側後頭側頭葉に拡大し,バリント症候群を呈した.入院5日目に右前頭葉,右側頭葉,右後頭葉...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献16件

  • 脳梗塞の後に皮膚症状が出現し,剣創状強皮症と診断した小児脳梗塞の1例

    白石 渉, 内山 大治, 阪本 宏樹, 松吉 彩乃, 波多野 武人, 橋本 哲也 脳卒中 45 (2), 132-136, 2023

    ...<p>症例は13歳女性.5歳時に右半身の運動感覚障害を突然発症し,脳梗塞と診断された.若年性脳梗塞の原因を検索されたが,心疾患や血栓素因などは認めず,アスピリン内服で再発予防された.アスピリンは3年後に中止,その後は再燃なく経過していた.12歳時,再び突然発症の右上下肢麻痺を生じ,頭部MRIで左基底核に脳梗塞病変を認めた.各種原因を再検索されたが,心疾患,血栓素因,血管異常などは認めず,当科紹介となった...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献12件

  • 当院における妊娠中にくも膜下出血を発症した2症例の検討

    田辺 優理子, 田邊 更衣子, 谷村 昌哉, 佐藤 晋平, 荻野 敦子, 中村 充宏, 川田 悦子, 林 信孝, 小山 瑠梨子, 吉岡 信也 日本周産期・新生児医学会雑誌 59 (1), 67-71, 2023

    ...,1妊0産,高血圧合併妊娠,妊娠24週0日に突然発症の頭痛,嘔吐で発症した左中大脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で,開頭クリッピング術後,慎重に妊娠継続し,妊娠37週0日に選択的帝王切開術を行った.複数診療科と密な連携をとり,個々の症例に応じて柔軟かつ適切に対応することが母児双方の予後を改善することにつながると考えられた....

    DOI 医中誌

  • 重症患者に対する薬物療法の注意点-救急外来の対応・院内急変に困らないために-

    今井 徹 看護薬理学カンファレンス 2023.1 (0), EL-2-, 2023

    ...そのような状況において、突然起きた想定外の事象に対して医師が慌ただしく 指示を出すが、その指示が明確でない場合もあり、重症患者に対する薬物療法 に不安を感じた経験がある看護師もいるのではないかと推察する。</p><p>救急外来や院内急変において、看護師の役割は薬物の準備や投与だけでは なく、処置や記録、家族のケアなど多岐にわたるため、様々な領域・分野に関す る自己研鑽が必要不可欠と考える。...

    DOI

  • 脳塞栓症での受診同日に開心術で摘出し得た左房粘液腫の一例

    田村 康晃, 岡田 憲二, 天野 真太郎, 細田 英樹, 野島 祐司, 濱田 幸汰, 矢部 敏和, 西村 祐希, 杭ノ瀬 慶彦, 田井 龍太, 入江 博之, 中嶋 絢子, 円山 英昭, 福田 仁, 上羽 哲也 NEUROSURGICAL EMERGENCY 28 (1), 71-76, 2023

    ...心電図モニターで心房細動を認めず.MRI拡散強調像にて両側小脳,右後頭葉に高信号が散在していた.DWI/FLAIRミスマッチなし.MRAで脳主幹動脈に狭窄・解離所見を認めず.以上より急性期血行再建の適応はないと判断した.その後,原因検索のため直ちに行った経胸壁心エコーにて,心房中隔に付着する51×40 mm大の可動性を有する巨大腫瘤を認め,左房粘液腫による脳塞栓症が疑われた.巨大粘液腫であり嵌頓による突然死...

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  • 放射線曝露による雄を介した孫世代への影響伝搬メカニズム

    岡村 和幸 ファルマシア 59 (10), 948-948, 2023

    ...環境因子の曝露は,当該世代への影響に加え,子どもや孫,ひ孫世代以降にも影響をおよぼすことがある.この現象を多世代・継世代影響と呼び,影響伝搬のメカニズムとして,生殖細胞への突然変異とエピジェネティック変化が考えられてきた.生殖細胞の突然変異は進化の原動力になる一方で,先天性疾患の要因にもなる.本稿では,放射線曝露による雄の生殖細胞を介した影響伝搬メカニズムの新たな知見について紹介する....

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  • Angio-Sealによる止血から1週間後に大腿動脈閉塞症を認めた1例

    吉岡 大和, 奥村 栄太郎, 小野寺 翔, 神保 洋之 脳卒中 advpub (0), 2023

    ...<p>Angio-Seal(テルモ,東京)は,すでに多くの施設で使用されている止血デバイスであるが,使用による出血性および閉塞性合併症も散見される.今回我々は,Angio-Sealを使用した大腿動脈穿刺部の止血から1週間後の遅発性大腿動脈閉塞を経験したため,報告する.症例は,80歳男性.心房細動,脳梗塞,高血圧の既往あり.突然の意識障害,左片麻痺を認め,造影CT検査で右内頚動脈急性閉塞症の診断に至った...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 後頭蓋窩の急性硬膜下血腫で発症したtentorial dural arteriovenous fistulaの1例

    西原 琢人, 梶本 隆太, 大谷 直樹, 稲原 裕也, 大滝 遼, 小林 真人, 勝原 隆道, 吉野 篤緒 脳卒中 45 (6), 466-472, 2023

    ...<p>テント部硬膜動静脈瘻(TDAVF)は,脳実質内出血やくも膜下出血で発症して脳実質損傷を生じることが多く,急性硬膜下血腫(ASDH)の単独発症は非常に稀である.今回我々は,後頭蓋窩ASDHで発症したTDAVFに対して,発症早期に直達手術にて転帰良好であった症例を経験したので報告する.症例は29歳男性,突然の頭痛と嘔吐を生じたため,当院に救急搬送された.頭部CTで右後頭蓋窩にASDHを認めた.脳血管撮影...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献17件

  • 学校での心臓突然死ゼロを目指して

    石見 拓 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 62-, 2023

    ...<p>日本スポーツ振興センターによると、学校管理下における児童生徒の死亡のうち、突然死が約3割を占める。その半数以上が心臓系突然死であり、毎年10人前後の児童生徒が、心臓突然死のために学校で命を落としている。...

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  • イネの胚乳を題材とした突然変異のパターンを学ぶ実験教材の開発

    内山 智枝子, 宇田川 麻由, 青木 啓太, 深谷 将, 武村 政春 生物教育 64 (3), 177-184, 2023

    ...PCR法の条件を検討し,精米を材料にコンタクトレンズ用のタンパク質分解酵素を用いた簡易なDNA抽出と,遺伝子多型を検出するプライマーを新たに設計し付け加えてPCR法による増幅,電気泳動法を行った.その結果,突然変異によるDNAの塩基配列の違いを可視化できることが明らかになった.このプロトコルを基に高校生を対象に授業で実践したところ,学習を通して,突然変異による形質の変化や多様化の認識,新たな疑問の生成...

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  • 片眼の視力低下を初発自覚症状として慢性骨髄性白血病の診断に至った1例

    蜂谷 雪乃, 堀江 宏一郎, 狩野 久美子, 田﨑 渚沙, 瀬戸 寛子, 園田 康平 日本視能訓練士協会誌 53 (0), 47-52, 2023

    ...2021年X月、突然の右眼視力低下を主訴に当院救急科を受診し、同日、精査目的に当科紹介受診した。初診時、視力は右眼(0.1)、左眼(1.5)。右眼に内境界膜下出血、左眼にRoth斑を認めた。当院内科に即日入院し、全身精査で慢性骨髄性白血病と診断された。</p><p> <b>【結論】</b>慢性骨髄性白血病は自覚症状に乏しく、眼症状のみを初発症状に診断されることは稀である。...

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  • Error-corrected sequencingを用いた遺伝毒性評価法の有用性検証(JEMS/MMS共同研究)

    細井 紗弥佳, 廣瀬 貴子, 大坪 裕紀, 松村 奨士, 齋藤 和智, 池田 直弘, 伊藤 勇一, 小山 直己, 川出 明弘, 羽倉 昌志, 柿内 太, 朝倉 省二, 岡田 祐樹, 木本 崇文, 千藏 さつき, 南 結香子, 鈴木 孝昌, 増村 健一, 杉山 圭一 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P1-020E-, 2023

    ...ECSは全ゲノムシーケンシングによる突然変異の直接検出を可能とし、従来の遺伝毒性評価の課題解決につながると期待されている。これまでに、ECS (i.e. Hawk-Seq<sup>TM</sup>) を用いて、Ames試験菌株やマウス等で、多様な変異原によるゲノム変異を検出できることが報告されている。...

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  • 遺伝毒性試験をプラットフォームとしたエピジェネティック作用評価法の開発

    佐々 彰 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), S17-2-, 2023

    ...実際に、<i>TK</i>遺伝子をレポーターとした遺伝子突然変異試験の原理を踏襲して、被験物質暴露後の<i>TK</i>発現復帰コロニー数の変化からエピジェネティック作用を定量することに成功した。すなわち本試験法を利用することで、標準化された方法で高価な解析機器を利用することなく、簡便にエピジェネティックな影響の評価が可能となる。...

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  • 中毒診療における全身モニタリング法の現在とこれから

    Ryosuke TAKEGAWA 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), S35-3-, 2023

    ...<p> 急性中毒患者は、中毒域を脱するまではABCDE(気道/呼吸/循環/神経/体温)の異常が突然生じうる。中には致死性不整脈のように不良な転帰に直結する場合もあるため、適切な患者モニタリングを行う必要がある。中毒診療で使用される各モニタリング装置は、他の疾患におけるものと基本的には変わらないが、中毒物質や患者状態によっては正確な測定ができないことがあるため注意を要する。...

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  • 辺縁系脳炎として突然発症した神経梅毒の1例

    明石(長谷川) 愛子, 高橋 義秋, 森本 みずき, 横田 恭子, 森本 展年 臨床神経学 63 (1), 15-20, 2023

    ...<p>症例は52歳男性.突然の異常行動と意識障害で救急搬送された.搬送直後から全身痙攣をきたし,ミダゾラムにて痙攣は停止するも健忘症状が遷延した.髄膜刺激徴候を認め,臨床経過と合わせ辺縁系脳炎と考えた.血清・髄液梅毒反応陽性の結果より脳炎の原因を神経梅毒と判断し,ペニシリンGで治療を開始した.頭部MRIでは両側側頭葉内側に左側優位のT<sub>2</sub>/FLAIR高信号病変を認め,ヘルペス脳炎...

    DOI Web Site PubMed 参考文献20件

  • 運動ニューロン疾患における自律神経障害と機能回復

    狩野 修, 渋川 茉莉, 柳橋 優, 平山 剛久, 森岡 治美 自律神経 60 (1), 16-19, 2023

    <p>筋萎縮性側索硬化症(Amyotrophic lateral sclerosis: ALS)は,上位と下位運動ニューロンが選択的に障害されるシンプルな病気と考えられているが,運動系以外である自律神経障害を呈した報告も散見される.しかし,ALSの自律神経障害を病理学的に明確に説明できるエビデンスは乏しい.そのため視床下部なども含めた中枢自律神経線維網と脊髄中間外側核などとのバランス,障害の優劣…

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  • 二人零和展開型ゲームにおける突然変異付き乗算型重み更新に関する研究

    坂本 充生, 阿部 拳之, 蟻生 開人, 岩崎 敦 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 2T4GS502-2T4GS502, 2023

    ...一方,標準形ゲームでは,突然変異の導入によって時間平均を取らずに均衡戦略を学習できることが明らかになっている. そこで本研究では展開型ゲームにおいて突然変異を加えたDilated Mutant Multiplicative Weight Updateを提案する.シークエンス型で戦略を表現し,突然変異の付きの乗算型重み更新でその戦略を更新する....

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  • 高所からの墜落により突然アニマシーを消失した野生チンパンジーのコドモに対する他個体の反応

    島田 将喜, 矢野 航 霊長類研究 Supplement 39 (0), 37-38, 2023

    <p>マハレ山塊国立公園に生息する野生チンパンジー(<i>Pan troglodytes</i>)M集団のVolta(VO)と名付けられたコドモオスが樹上約7mから墜落し、一時的に正常な行動がとれない状態に陥った。VOは墜落により重度の脳震盪および鼻腔内鼻骨骨折を患ったと推定された。VOは墜落直後の10分程度は意識障害の状態だったものの徐々に回復してゆくプロセスにあったと推測された。近接個体がV…

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  • 進化のしくみの誤概念修正を目指したハンズ・オン教材の開発と評価

    田川 一希 生物教育 64 (2), 103-121, 2023

    ...<p>進化のしくみに関する代表的な誤概念として,目的論的な進化観と用不用の進化観がある.本研究では,これらの誤概念を修正し,進化のしくみに対する正しい理解を獲得させることを目的として,実際の生命現象を題材としたハンズ・オン教材を開発した.この教材では,風で種子を散布する植物の散布器官(冠毛など)が海洋島において衰退する適応進化をテーマとして取り上げ,突然変異と自然淘汰による進化の過程をモデルを用いて...

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  • Infundibular dilatation部に発生した微小脳動脈瘤が破裂部位と考えられた1例

    須山 嘉雄, 桑原 和久, 金本 幸秀, 前田 一史, 河原崎 知, 長岡 慎太郎, 川野 陽祐, 小野 光太郎, 魏 秀復, 馬場 武彦 NEUROSURGICAL EMERGENCY 28 (1), 46-51, 2023

    ...<p> Infundibular dilatation (ID) は内頚動脈(IC)の後交通動脈(PcomA)分岐部に生じる3 mm以下の拡張部で先端からPcomAが分岐する.IDに病的意義はないとされる一方,IDの破裂やIDから発生した脳動脈瘤の報告が散見される.我々はIDから発生した破裂微小脳動脈瘤の1例を経験した.症例は69歳女性,突然の頭痛と意識障害で来院し頭部CTでくも膜下出血を認めた.Day...

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  • 喉頭痙攣を呈した多系統萎縮症例:その病態と喉頭喘鳴との関連性についての考察

    朝比奈 正人, 内田 信彰, 濵口 毅, 藤田 充世, 平野 靖記, 中西 恵美, 堀 有行 自律神経 60 (3), 138-142, 2023

    ...日中に誘因なく突然呼吸困難となり,意識朦朧状態で救急搬送された.吸気時喉頭喘鳴と嗄声がみられ,胸部CTで左下肺野に陰影を認め,誤嚥性肺炎として抗生剤投与を開始した.覚醒時の喉頭鏡では声帯は傍正中位でほぼ固定していた.入院1週間後に喉頭喘鳴は消失し,その後,嗄声も消失した.喉頭痙攣で観察される声帯内転筋の攣縮は喉頭喘鳴でみられる所見と類似しており,共通の病態が推測される....

    DOI 医中誌

  • 急速な自然血栓化をきたし親血管閉塞にいたった右内頚動脈海綿静脈洞部大型動脈瘤の1例

    尾辻 亮介, 天野 敏之, 宮松 雄一郎, 原 健太, 德永 聡, 中溝 玲 脳卒中の外科 51 (4), 302-306, 2023

    ...</p><p>症例は55歳女性.原発性アルドステロン症に対し通院治療中であった.無症候であったが,頭部MRIで右内頚動脈海綿静脈洞部に大型脳動脈瘤を指摘された.血管撮影,バルーン閉塞試験(BOT)を含めた精査を行った.初回の血管撮影では動脈瘤内に血栓はなかった.BOT後7日目に突然頭痛,嘔吐,右眼痛,右眼瞼下垂をきたした.画像検査の結果,動脈瘤の血栓化と右内頚動脈の血栓による血流遅延および右中大脳動脈領域...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • 慢性左頸部内頸動脈閉塞を有する急性期両側中大脳動脈閉塞症例に対して前交通動脈経由で血栓回収療法を行った経験

    成清 道久, 壷井 祥史, 広川 裕介, 大橋 聡, 松岡 秀典, 長崎 弘和 脳卒中 advpub (0), 2023

    ...<p>急性期主幹動脈閉塞に対して,Willis動脈輪を経由した血栓回収療法の症例報告が散見される.今回,慢性左頸部内頸動脈閉塞を罹患した急性期両側中大脳動脈閉塞に対して,右内頸動脈より前交通動脈経由で血栓回収療法を行い,有効な再開通を得た症例を経験したため,論文的考察を加え報告する.症例は83歳女性.慢性左頸部内頸動脈閉塞に以前より罹患しており,突然の意識障害・失語・四肢不全麻痺で当院へ搬送された....

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 妊娠29週に母体に乳酸アシドーシスを発症したMELAS合併妊娠の一例

    多賀 悠希子, 北村 幸子, 中村 彩加, 星本 泰文, 多賀 敦子, 藤田 浩平 日本周産期・新生児医学会雑誌 59 (3), 410-415, 2023

    ...腹痛増悪し最下点80bpmの遷延徐脈を認め,緊急帝王切開術を実施した.体重1,452gの女児をAp3/6点,臍帯動脈血pH6.873で娩出した.胎児機能不全の原因となりうる術中所見を認めず,術後の母体の血液検査で乳酸高値,高血糖とアシドーシスを認めた.母体はのちにMELASと診断され,MELASを背景に乳酸アシドーシスに糖尿病ケトアシドーシスを併発した可能性が考えられた.MELAS合併妊娠において,突然...

    DOI

  • 下垂体腫瘍術後30年目に大量鼻出血を発症した内頚動脈仮性動脈瘤の1例

    福本 博順, 小林 広昌, 廣田 篤, 吉永 進太郎, 河野 大, 榎本 年孝, 福田 健治, 森下 登史, 竹本 光一郎, 井上 亨, 安部 洋 脳卒中の外科 51 (6), 508-512, 2023

    ...<p>症例は60歳の男性.30年前に下垂体腫瘍に対して経蝶形骨洞的腫瘍摘出術が行われ,術中大量出血をきたした.今回,突然の大量鼻出血により,貧血となり当院に搬送となった.蝶形骨洞後壁の骨窓より内頚動脈C3部の小動脈瘤が露出しており,出血源と考えられた.その後,バイパス併用母血管閉塞術を行い,経過は良好である.経蝶形骨洞術後の内頚動脈損傷および遅発性仮性動脈瘤形成は非常に重篤な合併症である.文献的考察...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献12件

  • 天然記念物ウツクシマツの遺伝構造と自生地保全

    前迫 ゆり, 陶山 佳久, 廣田 峻 保全生態学研究 28 (2), 379-391, 2023

    ...ウツクシマツが劣性遺伝で発現するとした既往研究と今回の研究を総合的に判断すると、ウツクシマツの実態は、ウツクシマツの形状をもたらす遺伝子に生じた突然変異が平松のアカマツ集団中に存在し、先行研究で明らかにされている通り、その遺伝子がホモ接合になった個体がウツクシマツとして発現していると考えられた。...

    DOI

  • 鉛毒性学の50年と今後への期待

    藤田 博美, 杉本 智恵, 若尾 宏 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), S3-5-, 2023

    ...更に、二価金属としての複製ミスによる突然変異の誘発、鉛を含むRNA酵素の存在など、進化の方向付けへの寄与も想定できる。</p>...

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  • メトクロプラミド静脈投与後,一過性のジスキネジアを呈した急性期脳梗塞の1例

    岩本 宗矩, 大塚 喜久, 辻 麻人, 井村 隼, 塩見 亮司, 岡村 有祐 脳卒中 45 (1), 51-55, 2023

    ...<p>患者は76歳女性.突然発症の意識障害,右共同偏視,左片麻痺を来し,救急搬送された.MRIで右中大脳動脈閉塞を示唆する所見があったが,自然再開通により来院後40分で劇的な症状改善を認めた.その後,嘔吐したため,メトクロプラミド10 mgを急速静注したところ,約1時間後から口舌・四肢にジスキネジアが出現した.メトクロプラミドによる急性ジスキネジアと診断し,翌日からビペリデンを開始して,ジスキネジア...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献10件

  • 母親に体細胞モザイクや生殖細胞系列モザイク変異を有することが疑われたX連鎖型Alport症候群の男児例

    鈴木 恭子, 山田 拓司 日本小児腎臓病学会雑誌 36 (0), 27-32, 2023

    ...Alport症候群は,IV型コラーゲン異常による進行性腎障害や感音性難聴,眼科的異常を伴う遺伝性疾患である.症例は2歳男児で,発熱後の肉眼的血尿と持続する尿異常のため腎生検を施行し,光顕所見や蛍光抗体法,IV型コラーゲン染色の検査結果から,X連鎖型Alport症候群と診断した.児の遺伝子解析では,<i>COL4A5</i>エクソン49にヘミ接合体遺伝子変異が同定された.家系内に腎不全患者は存在せず,一見新生突然変異...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 妊娠25週に常位胎盤早期剥離から子宮破裂をきたした子宮筋腫核出術後妊婦の一例

    河野 智考, 森 向日留, 金本 嘉久, 三谷 尚弘, 末光 徳匡, 門岡 みずほ, 古澤 嘉明 日本周産期・新生児医学会雑誌 59 (1), 122-126, 2023

    ...をきたすことは稀である.症例は29歳,1妊0産,開腹子宮筋腫核出術後7カ月目に自然妊娠成立.妊娠25週時に下腹痛を主訴に前医受診.胎盤後血腫と胎児徐脈を認めたため当院へ搬送され,早剝による出血性ショックの診断であった.外出血はなく,搬送後も胎盤後血腫は増大し胎児死亡に至った.母体は播種性血管内凝固症候群へ進展する可能性が高い状態であったため他専門診療科と連携して全身管理を行い,分娩方法を検討する中,突然子宮破裂...

    DOI 医中誌

  • ニッケルチタンファイルによる根管形成の現在と未来

    林 洋介 日本歯内療法学会雑誌 44 (2), 86-92, 2023

    ...超弾性特性を有するファイル)から熱処理加工型のマルテンサイト相優位のファイルが主流になってきているなど,さまざまな変化が起こってきている.また近年ではジェネリックファイルとも呼ばれるNi-Tiファイルのなかでは比較的安価なファイルも市場に登場しており,一般開業医でも価格面からも使用しやすい環境になってきていると思われる.通常の正回転のロータリーモーションの場合には,ねじれ破折や繰り返し疲労による破折など突然...

    DOI

  • くも膜下出血発症時に片麻痺を生じた若年の破裂脳動脈瘤の1例

    下高 一徳, 永井 康之, 藤木 稔 脳卒中 45 (4), 331-336, 2023

    ...<p>症例は17歳女性.夜間就寝中に突然の頭痛を自覚,顔面を含む右半身の脱力も出現しており,当院に救急搬送された.頭部CT検査でくも膜下出血がみられ,脳血管3D-CT-angiographyでは左内頸動脈先端部に4 mmの囊状動脈瘤がみられた.破裂脳動脈瘤に対し脳動脈瘤頸部クリッピング術を施行し,術後は脳血管攣縮対策を行った.リハビリテーションを行い麻痺は消失し,良好な術後経過であったが,術後の頭部...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献12件

  • ヒトの言語につながる認知発達と階層性の進化的基盤

    林 美里, 竹下 秀子 霊長類研究 Supplement 39 (0), 50-51, 2023

    ...これらの発達研究は、高度に階層化されたヒトの言語が突然出現するのではなく、豊かな物質環境での社会的相互作用を通じて徐々に言語発達が進むことを示す。さらに言語は、ヒト幼児やヒト以外の霊長類と発達的・進化的に連続性のある認知基盤をもつと考えられる。ヒト乳児、言語獲得の初期段階にあるヒトの子ども、そして大型類人猿の認知発達を比較することで、言語の起源を探ることができる。...

    DOI

  • 区域切除から左肺下葉切除に術中術式変更し翌日脳梗塞をきたした左肺癌の1例

    竹原 恵美, 宇山 攻, 松井 栞, 行重 佐和香, 池内 真由美, 日野 直樹 日本臨床外科学会雑誌 84 (1), 82-88, 2023

    ...症例は86歳,男性.左上葉肺癌+左下葉肺癌の診断にて,消極的左上葉部分切除+S6区域切除の方針となった.左上葉部分切除を先行したのちS6区域切除に移り,V6,A6,B6を処理したが,術中所見によりS6区域切除では不十分と判断されたため,左下葉切除へ術式変更した.先行切除したV6断端 stapleを巻き込まないように,やや末梢側で総肺底静脈を切離.肺底動脈と底幹支を切離し左下葉切除を完了した.翌日,突然左片麻痺...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献16件

  • 計器用エア供給システム更新による省エネ

    林 輝 紙パ技協誌 77 (7), 578-584, 2023

    ...<br>これらの課題を解決するため,計器用エアコンプレッサを2台体制とし,電力系統側の他,自家発電側に接続された既設1台をハーフ運転(50%ロード・アンロード切替運転)で残すことで,突然の系統連系解列時も計器用エア圧力を維持できるようにした。...

    DOI Web Site

  • 解離性頚部内頚動脈閉塞に対して追加の高流量バイパスが必要になった1例

    桝田 宏輔, 橋本 憲一郎, 松浦 威一郎, 山内 利宏, 鈴木 浩二, 相川 光広, 古口 徳雄, 宮田 昭宏 脳卒中の外科 51 (4), 307-311, 2023

    ...</p><p>症例は48歳男性.突然の右片麻痺,失語で発症し救急搬送された.左頚部内頚動脈急性閉塞症と診断し,緊急で血栓回収療法を行ったが再開通は得られなかった.同日,引き続き左頚部内頚動脈結紮術および左浅側頭動脈-中大脳動脈吻合術(STA-MCA bypass)を施行した.術翌日のMRIで脳梗塞巣の拡大を認め,CT perfusionで左大脳半球に広範な虚血ペナンブラ領域を認めたため,左外頚動脈-...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • TKI抵抗性CMLに対する次治療

    高橋 直人 臨床血液 64 (9), 981-987, 2023

    ...<i>BCR::ABL1</i>依存的CMLクローンの治療抵抗性には,<i>ABL1</i>キナーゼドメインの点突然変異,<i>BCR::ABL1</i> splicing variant,<i>BCR::ABL1</i>過剰発現,ABCトランスポーターによる薬物動態の変化などが関与する治療抵抗性メカニズムが考えられる。...

    DOI PubMed

  • 髄膜血管型神経梅毒が疑われた脳卒中の1例

    伊藤 陽平, 加藤 貴之, 西脇 崇裕貴, 今井 直哉, 秋 達樹, 白紙 伸一 脳卒中 advpub (0), 2023

    ...<p>髄膜血管型神経梅毒が疑われた脳卒中の症例報告を行う.症例は56歳男性で,性風俗店利用中に突然の右上肢脱力と頭痛を来し,救急搬送された.CT, MRIにて少量の円蓋部くも膜下出血および左大脳穿通枝領域の脳梗塞を認め,各種画像検査では両側脳主幹動脈の複数領域にわたる狭窄性変化がみられた.入院時の採血で梅毒反応陽性であり,髄液検査を追加したところ,細胞数112/µl,蛋白95.0 mg/dl,TP抗体定量...

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 血栓回収2日後にくも膜下出血が生じた感染性心内膜炎の1例

    倉内 麗徳, 恩田 敏之, 高橋 賢, 稲村 茂, 野中 雅, 大坊 雅彦 脳卒中 advpub (0), 2023

    ...には頭蓋内出血はみられなかったが,治療2日後に前交通動脈に仮性動脈瘤が出現し,くも膜下出血と水頭症を認めた.脳室ドレナージと左A1部の母血管閉塞を行った.心エコーで大動脈弁に疣腫の付着と血液培養で <i>Enterococcus faecalis</i>が検出され,感染性心内膜炎と診断した.セフトリアキソンやバンコマイシン,ピペラシンによる抗菌薬加療を行い,感染徴候は軽快したが,突然心停止...

    DOI Web Site 参考文献12件

  • 相米の仕舞い方

    檜垣 立哉 社藝堂 10 (0), 61-76, 2023

    ...この⼆作品は、相⽶映画の中⼼である 1980 年代の⼥優たちの「中年期」をことさらにとりあげ、ある種の「中年の時間」とその緩慢な危機を撮るものであるが、相⽶の突然の死によって、意図的せざる「最後の作品群」になっている。そこでの相⽶のあり⽅と、後の世代への連携についても触れる。...

    DOI

  • ニュージーランド学会前事務局長 塩田晴康氏追悼

    ベッドフォード 雪子, 植村 善博, 近藤 真, 池田 久代 ニュージーランド研究 29 (0), 41-47, 2023

    ...ニュージーランド学会事務局長として長年にわたり学会活動にご尽力された塩田晴康氏が、2022年7月に突然お亡くなりになりました。その1か月前の6月25日に総会において事務局長に引き続き再任され、学会のさらなる発展のためにさまざまな準備をされていた矢先でした。 2022年12月10日の例会において、塩田晴康氏追悼セレモニーがご遺族をお招きして執り行われました。...

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  • 侵襲的処置を伴わずに発症しT2*強調画像での特徴的な低信号が診断につながった脳空気塞栓症の1例

    岩本 宗矩, 大塚 喜久, 加藤 歩, 矢幡 悟大, 井村 隼, 岡村 有祐, 松本 賢亮 脳卒中 advpub (0), 2023

    ...<p>88歳女性.心不全・尿路感染症で入院し,末梢静脈カテーテルから抗菌薬を投与されていた.入院12日目に突然の意識障害・右片麻痺を呈した.頭部MRIで左前大脳動脈(ACA)・中大脳動脈(MCA)の境界域に拡散制限域があり,T2*強調画像(T2*WI)で同領域の皮質,脳溝に多発低信号を認めた.T2*WIの低信号にほぼ一致してCTで空気像があり,脳空気塞栓症と診断した.翌日,意識障害・片麻痺は改善し,...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • FAERSを用いた抗精神病薬による心室不整脈リスクの調査

    袴田 潤, 橋口 正行, 志賀 剛 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 1-C-P-A3-, 2023

    ...<p>【目的】抗精神病薬による心臓突然死はよく知られているが、その原因のひとつに薬剤性QT延長症候群がある。QT延長に伴うTorsades de Pointes (TdP)、心室頻拍(VT)、心室細動(VF)は致死性不整脈とされ、重大な心性副作用である薬剤性QT延長症候群は、循環器系薬に次いで中枢神経薬に多いことが報告されている。...

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  • 肥大型心筋症への薬物治療 -β遮断薬からミオシン阻害薬までー

    今井 靖, 苅尾 七臣 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 3-C-S38-3-, 2023

    ...<p>肥大型心筋症(HCM)は我が国において500人に一人が罹患するありふれた心疾患であり、若年者突然死の原因第一位として知られる。HCMの約60%が常染色体顕性遺伝形式に従う家族歴を有しており、多くの症例でサルコメア構成蛋白の遺伝子変異を認めており、近年、遺伝学的検査が保険収載された。...

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  • 先天性骨欠損症児に対する両膝義足装着による独歩獲得に難渋した一例

    中村 善則, 浪本 正晴 九州理学療法士学術大会誌 2023 (0), 66-, 2023

    ...歩行時に突然手を離すなど危険認知の低さ見られた。約半年後、骨格構造膝義足ライナー式膝継手ロック式に変更、独り立ちが可能となったが、転倒の恐怖心が強かったため、短義足に変更し独歩可能となった。4歳半から成長に合わせ義足長の延長を行い、就園を機に装着時間が向上し、義足での独歩が実用化してきた。5歳3ヶ月膝継手(トータルニー)の練習を開始し6歳半には膝屈曲しながらの歩行が可能となった。...

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