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検索結果 4,434 件

  • 長野県在来カブ品種‘開田蕪’における形態的特徴の系統間変異

    小原, 涼太郎, 松島, 憲一, 根本, 和洋 信州大学農学部AFC報告 22 37-44, 2024-03-31

    ...していることが示唆された.これは採種農家の多さと農家間の遺伝的交流に起因するものであると考えられた.また,かつて開田高原を2別する西野地区と末川地区それぞれに異なる在来カブ系統の存在が知られており,現在はまとめて‘開田蕪’と認識され差異はないとされるが,胚軸の形態データを用いた主成分分析の結果から農家の認識と近しい差異が認められた.また,同地域内で明確に分けて採種される‘ピンク蕪’は‘開田蕪’から突然変異...

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  • GPIアンカーとその欠損症

    村上 良子, 木下 タロウ Trends in Glycoscience and Glycotechnology 36 (209), J1-J5, 2024-01-25

    ...一方後天性のGPI欠損症として造血幹細胞の<i>PIGA</i>遺伝子の突然変異を原因とし、補体の活性化による溶血発作を主症状とする発作性夜間ヘモグロビン尿症が知られている。最近まれではあるが、<i>PIGT、PIGB、PIGV</i>の変異を原因とするPNHが見つかっており、特徴的な症状を示す。GPIアンカーの生合成とこれら欠損症について最近の知見を述べる。</p>...

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 遺伝子と腸内細菌叢の相互作用による全身性自己免疫疾患の発症メカニズム

    橋本 求 日本薬理学雑誌 158 (4), 313-318, 2023-07-01

    ...<p>遺伝因子と腸内細菌叢とは相互に影響を与え合い自己免疫疾患の発症に寄与する.TCRシグナル伝達にかかわる主要分子ZAP70に点突然変異を有するSKGマウスは,BALB/c背景において自己免疫性関節炎を,C57BL/6背景において全身性エリテマトーデスを発症する.変異ZAP70によるTCRシグナル伝達低下により,胸腺選択において自己反応性T細胞が負の選択を免れ末梢に出現する.TCRシグナル伝達不全...

    DOI Web Site PubMed 参考文献20件

  • 易変性を示すイネ・イセヒカリにおける転移因子の転移の解析

    吉田 凌也, 種坂 英次, 築山 拓司 作物研究 68 (0), 25-29, 2023-06-21

    ...イネ品種コシヒカリの自然突然変異体であると考えられているイセヒカリは,低頻度ではあるが自然条件下で様々な変異 体を生じることが知られている.本研究では,イセヒカリにおいて転移因子<i>mPing</i>および<i>nDart</i>が転移しているかを調査した.トランスポゾンディスプレイ解析の結果,イセヒカリとコシヒカリの間に<i>mPing</i>および<i>nDart</i>の挿入多型とコピー数多型...

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  • スギゲノム参照配列を用いた雄性不稔遺伝子(<i>MS3</i>)候補遺伝子の同定

    上野 真義, 長谷川 陽一, 鶴田 燃海, 伊原 徳子, 宮澤 真一, 角井 宏行, 岩井 淳治, 平山 聡子, 藤野 健, 山口 勝司, 鈴木 穣, 豊田 敦, 重信 秀治, 笠原 雅弘, 森口 喜成 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 372-, 2023-05-30

    ...原因遺伝子が雄花で発現する遺伝子で、有害な突然変異を持つと仮定しRNA-Seq法で探索した結果、<i>MS3</i>の無花粉スギ系統でアミノ酸置換によりタンパク質の正常な機能が阻害されると推定される1個の遺伝子を見出した。...

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  • DNAメチル化修飾制御とDOHaD

    河野 大輔 DOHaD研究 11 (2), 109-116, 2023-03-31

    ...DNAメチル基転移酵素であるDNMT3Aの遺伝子突然変異によりTatton-Brown-Rahman症候群が発症し、過成長や肥満などが引き起こされる。また、マウスにおいてDnmt3aヘテロ欠損や視床下部室傍核特異的な欠損は、肥満を誘導する。...

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  • 取り違えのある繰り返し囚人のジレンマにおける単独裏切-相互同期戦略

    村井, 伸一郎, 岩崎, 敦 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 5-6, 2023-02-16

    ...り返し囚人のジレンマにおいて,プレイヤが行動を取り違えるとき,無限集団上のダイナミクスのもとでどんな戦略が生き残るかを吟味した.従来よく使われる戦略表現でである一期記憶戦略では,有名なトリガー戦略,一度でも裏切りを観測したら二度と協力しない,を正しく表現できない.つまり,裏切りを観測したあとに2人が同時に行動を取り違えると,協力に戻ってしまう.そこで,状態数2以下の有限状態機械からなる戦略空間上に突然変異付...

    情報処理学会

  • ニューロンのゲノムの多様性

    INOGUCHI Fuzuki, KATSUYAMA Yu, 井之口 文月, 勝山 裕 滋賀医科大学雑誌 36 (1), 28-35, 2023-02-14

    ...染色体数の異常とゲノムDNA配列の突然変異に加え、ニューロンの多様性を作るためのゲノムの積極的な再構成もある。発生期にゲノム異常を持ったニューロンが多く生じるが、それ以降にもニューロンのゲノムは常に不安定な状態にある。そのため脳内でニューロンがゲノムの観点からモザイク状であることは一般的である。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 突然変異体を用いたダイズの油脂成分改変

    穴井 豊昭 日本食品科学工学会誌 70 (1), 47-51, 2023-01-15

    <p>Soybean [<i>Glycine max</i> L. (Merr.)] is an important legume crop, with an annual global production of 367.8 million tons. The seeds contain about 20% oil of dry weight, which is mainly used …

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 研究小集会「大豆」開催の趣旨大豆加工食品の美味しさに関する研究大豆育種の現状と展望 その2

    中森 俊宏 日本食品科学工学会誌 70 (1), 43-45, 2023-01-15

    ...中でもα-リノレン酸は, 酸化しやすくオフフレーバー発生の原因物質となることから, いくつかの育種技術を使って大豆油組成を改変した新品種の開発が進められてきた. 2021年日本食品科学工学会第68回大会の研究小集会大豆部会では, 突然変異体を用いて大豆油成分の改変の研究開発を進めている九州大学大学院農学研究院穴井豊昭先生に最新の研究成果と今後の展望を示していただいた.</p>...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • オゾン等大気汚染物質による植物の環境ストレス応答の分子的機構解明に関する研究

    青野 光子 大気環境学会誌 58 (1), 10-17, 2023-01-06

    ...ここでは、筆者らが1980年代後半から現在にいたるまで行ってきた、活性酸素消去系酵素の遺伝子操作による大気汚染ガス耐性植物の開発、植物の大気汚染ガス耐性における植物ホルモンの働きの解明、そして突然変異体を用いた分子遺伝学的研究による植物の環境ストレス応答機構全体像の理解について概説し、機構解明のために用いた手法とその結果得られた知見について紹介する。</p>...

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  • 放射線曝露による雄を介した孫世代への影響伝搬メカニズム

    岡村 和幸 ファルマシア 59 (10), 948-948, 2023

    ...環境因子の曝露は,当該世代への影響に加え,子どもや孫,ひ孫世代以降にも影響をおよぼすことがある.この現象を多世代・継世代影響と呼び,影響伝搬のメカニズムとして,生殖細胞への突然変異とエピジェネティック変化が考えられてきた.生殖細胞の突然変異は進化の原動力になる一方で,先天性疾患の要因にもなる.本稿では,放射線曝露による雄の生殖細胞を介した影響伝搬メカニズムの新たな知見について紹介する....

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  • イネの胚乳を題材とした突然変異のパターンを学ぶ実験教材の開発

    内山 智枝子, 宇田川 麻由, 青木 啓太, 深谷 将, 武村 政春 生物教育 64 (3), 177-184, 2023

    ...PCR法の条件を検討し,精米を材料にコンタクトレンズ用のタンパク質分解酵素を用いた簡易なDNA抽出と,遺伝子多型を検出するプライマーを新たに設計し付け加えてPCR法による増幅,電気泳動法を行った.その結果,突然変異によるDNAの塩基配列の違いを可視化できることが明らかになった.このプロトコルを基に高校生を対象に授業で実践したところ,学習を通して,突然変異による形質の変化や多様化の認識,新たな疑問の生成...

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  • Error-corrected sequencingを用いた遺伝毒性評価法の有用性検証(JEMS/MMS共同研究)

    細井 紗弥佳, 廣瀬 貴子, 大坪 裕紀, 松村 奨士, 齋藤 和智, 池田 直弘, 伊藤 勇一, 小山 直己, 川出 明弘, 羽倉 昌志, 柿内 太, 朝倉 省二, 岡田 祐樹, 木本 崇文, 千藏 さつき, 南 結香子, 鈴木 孝昌, 増村 健一, 杉山 圭一 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P1-020E-, 2023

    ...ECSは全ゲノムシーケンシングによる突然変異の直接検出を可能とし、従来の遺伝毒性評価の課題解決につながると期待されている。これまでに、ECS (i.e. Hawk-Seq<sup>TM</sup>) を用いて、Ames試験菌株やマウス等で、多様な変異原によるゲノム変異を検出できることが報告されている。...

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  • 遺伝毒性試験をプラットフォームとしたエピジェネティック作用評価法の開発

    佐々 彰 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), S17-2-, 2023

    ...実際に、<i>TK</i>遺伝子をレポーターとした遺伝子突然変異試験の原理を踏襲して、被験物質暴露後の<i>TK</i>発現復帰コロニー数の変化からエピジェネティック作用を定量することに成功した。すなわち本試験法を利用することで、標準化された方法で高価な解析機器を利用することなく、簡便にエピジェネティックな影響の評価が可能となる。...

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  • 二人零和展開型ゲームにおける突然変異付き乗算型重み更新に関する研究

    坂本 充生, 阿部 拳之, 蟻生 開人, 岩崎 敦 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 2T4GS502-2T4GS502, 2023

    ...一方,標準形ゲームでは,突然変異の導入によって時間平均を取らずに均衡戦略を学習できることが明らかになっている. そこで本研究では展開型ゲームにおいて突然変異を加えたDilated Mutant Multiplicative Weight Updateを提案する.シークエンス型で戦略を表現し,突然変異の付きの乗算型重み更新でその戦略を更新する....

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  • 進化のしくみの誤概念修正を目指したハンズ・オン教材の開発と評価

    田川 一希 生物教育 64 (2), 103-121, 2023

    ...<p>進化のしくみに関する代表的な誤概念として,目的論的な進化観と用不用の進化観がある.本研究では,これらの誤概念を修正し,進化のしくみに対する正しい理解を獲得させることを目的として,実際の生命現象を題材としたハンズ・オン教材を開発した.この教材では,風で種子を散布する植物の散布器官(冠毛など)が海洋島において衰退する適応進化をテーマとして取り上げ,突然変異と自然淘汰による進化の過程をモデルを用いて...

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  • 天然記念物ウツクシマツの遺伝構造と自生地保全

    前迫 ゆり, 陶山 佳久, 廣田 峻 保全生態学研究 28 (2), 379-391, 2023

    ...ウツクシマツが劣性遺伝で発現するとした既往研究と今回の研究を総合的に判断すると、ウツクシマツの実態は、ウツクシマツの形状をもたらす遺伝子に生じた突然変異が平松のアカマツ集団中に存在し、先行研究で明らかにされている通り、その遺伝子がホモ接合になった個体がウツクシマツとして発現していると考えられた。...

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  • 鉛毒性学の50年と今後への期待

    藤田 博美, 杉本 智恵, 若尾 宏 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), S3-5-, 2023

    ...更に、二価金属としての複製ミスによる突然変異の誘発、鉛を含むRNA酵素の存在など、進化の方向付けへの寄与も想定できる。</p>...

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  • 母親に体細胞モザイクや生殖細胞系列モザイク変異を有することが疑われたX連鎖型Alport症候群の男児例

    鈴木 恭子, 山田 拓司 日本小児腎臓病学会雑誌 36 (0), 27-32, 2023

    ...Alport症候群は,IV型コラーゲン異常による進行性腎障害や感音性難聴,眼科的異常を伴う遺伝性疾患である.症例は2歳男児で,発熱後の肉眼的血尿と持続する尿異常のため腎生検を施行し,光顕所見や蛍光抗体法,IV型コラーゲン染色の検査結果から,X連鎖型Alport症候群と診断した.児の遺伝子解析では,<i>COL4A5</i>エクソン49にヘミ接合体遺伝子変異が同定された.家系内に腎不全患者は存在せず,一見新生突然変異...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • TKI抵抗性CMLに対する次治療

    高橋 直人 臨床血液 64 (9), 981-987, 2023

    ...<i>BCR::ABL1</i>依存的CMLクローンの治療抵抗性には,<i>ABL1</i>キナーゼドメインの点突然変異,<i>BCR::ABL1</i> splicing variant,<i>BCR::ABL1</i>過剰発現,ABCトランスポーターによる薬物動態の変化などが関与する治療抵抗性メカニズムが考えられる。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 遺伝毒性評価を見据えたECSに関する検討

    松村 奨士, 大坪 裕紀, 細井 紗弥佳, 廣瀬 貴子, 池田 直弘, 齋藤 和智, 伊藤 勇一, 鈴木 孝昌, 増村 健一, 杉山 圭一 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), S17-4-, 2023

    ...<p>化学物質の遺伝毒性評価には、Ames試験のように指標遺伝子を介して突然変異を検出する試験法が主に用いられてきた。これらの方法は簡便に評価が可能な一方、各物質による誘発突然変異を詳細に理解することは困難であった。...

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  • 睡眠の謎に挑む:『眠気』の正体を求めて

    柳沢 正史 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), SL1-, 2023

    ...私たちはこのブラックボックスの本質に迫るべく、ランダムな突然変異を誘発したマウスを8,000匹以上作成し、脳波測定により睡眠覚醒異常を示す少数のマウスを選別して原因遺伝子変異を同定するという探索的な研究を行なってきた。このフォワード・ジェネティクス研究の進展により、睡眠覚醒制御メカニズムの中核を担うと考えられる複数の遺伝子の同定に成功し、現在その機能解析を進めている。...

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  • 取り違えのある繰り返し囚人のジレンマにおける単独裏切-相互同期戦略

    村井 伸一郎, 岩崎 敦 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 2T4GS501-2T4GS501, 2023

    ...り返し囚人のジレンマにおいて,プレイヤが行動を取り違えるとき,無限集団上のダイナミクスのもとでどんな戦略が生き残るかを吟味した.従来よく使われる戦略表現でである一期記憶戦略では,有名なトリガー戦略,一度でも裏切りを観測したら二度と協力しない,を正しく表現できない.つまり,裏切りを観測したあとに2人が同時に行動を取り違えると,協力に戻ってしまう.そこで,状態数2以下の有限状態機械からなる戦略空間上に突然変異付...

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  • 遺伝的アルゴリズムを用いた物理的環境に基づくアマモ場状況の再現

    中瀬 浩太, 鵜飼 亮行 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    ...</p><p> そこで,アマモ分布と物理条件が同一メッシュに存在する既存のデータを用いて,被度・草丈に対する各条件を折れ線関数で表せるとし,これを構成する数字列を遺伝子情報と見立て,これらの選択・交配・突然変異の操作を繰り返して最も優れているもの抽出する遺伝的アルゴリズムにより関数の当てはめを行った.10万回の試行により被度・草丈分布が定性的に再現できたが,推定元のデータにアマモ非分布域が多く,群落状況...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 中分子ペプチドの遺伝毒性評価における課題

    杉山 圭一 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), S17-5-, 2023

    ...想定される分子量など特性が低分子医薬品とは異なることから、非天然型ペプチド医薬品の変異原性を評価するにあたっては、代表的な遺伝毒性試験である「細菌を用いる復帰突然変異試験(Ames試験)」を用いることの妥当性検証は論点の1つと考えられる。非天然型ペプチド医薬品合成時の不純物に対する遺伝毒性評価においても、Ames試験の有効性を含めて整理すべき課題は多いのが現状と考える。...

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  • 花弁表面に形成される毛状突起の機能

    山田, 康志, 武田, 征士 京都府立大学学術報告. 生命環境学 (74) 7-11, 2022-12-25

    ...アサガオとシロイヌナズナで、花弁(花冠)が屈曲する突然変異体が見つかった。それぞれ、花冠表面の分泌腺毛の発生異常と、花弁細胞で機能するワックス合成と輸送に異常があり、これらが花弁屈曲の原因であることが示唆された。ここから、花弁表面に潤滑油のような役割を果たす物質が分泌され、狭いつぼみ中での花器官の摩擦を軽減することで、花弁がまっすぐ伸長するモデルが提唱されている。...

    機関リポジトリ Web Site

  • わが国の小児股関節撮影における生殖腺防護の継続中止に関する報告

    竹井 泰孝, 江口 佳孝, 川浦 稚代, 鈴木 昇一, 廣瀬 悦子, 広藤 喜章, 本元 強, 宮嵜 治, 五十嵐 隆元, 島田 義也, 松原 孝祐 日本放射線技術学会雑誌 78 (12), 1495-1510, 2022-12-20

    ...<p>➢1900年代,放射線照射による不妊や発達異常の発生,放射線誘発突然変異が世代間で受け継がれることが動物実験で証明.</p> <p>➢1950年代の科学的知見には放射線誘発の遺伝性突然変異が含まれており,遺伝的影響の発症リスクを最小限にするため生殖腺防護具の使用がガイドラインなどで推奨....

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 市販の乾燥ウミホタルのCOII遺伝子の塩基のバリエーション

    紺野, ひな, 岡田, 菜月, 福士, 祥代, 藤原, 歩, 平安名, 盛達, 安川, 洋生 日本科学教育学会研究会研究報告 37 (2), 25-28, 2022-12-03

    ...していることが推測された.そこで,あらためて16個体の乾燥ウミホタルについてDNA粗抽出液を調製し,COII遺伝子の全長(702bp)をPCR増幅してシーケンシングし塩基配列を比較した.その結果,塩基配列が完全に一致したのは5個体であり,他の11個体についてはどの個体も1ヶ所以上の塩基置換がみとめられた(計18ヶ所).その内の2ヶ所についてはアミノ酸の変化を伴う置換であった.乾燥ウミホタルはPCR法や遺伝子の突然変異...

    機関リポジトリ

  • 市販の乾燥ウミホタルの<i>COII</i>遺伝子の塩基のバリエーション

    紺野 ひな, 岡田 菜月, 福士 祥代, 藤原 歩, 平安名 盛達, 安川 洋生 日本科学教育学会研究会研究報告 37 (2), 25-28, 2022-12-03

    ...そこで,あらためて16個体の乾燥ウミホタルについてDNA粗抽出液を調製し,<i>COII</i>遺伝子の全長(702bp)をPCR増幅してシーケンシングし塩基配列を比較した.その結果,塩基配列が完全に一致したのは5個体であり,他の11個体についてはどの個体も1ヶ所以上の塩基置換がみとめられた(計18ヶ所).その内の2ヶ所についてはアミノ酸の変化を伴う置換であった.乾燥ウミホタルはPCR法や遺伝子の突然変異...

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  • 暖地・温暖地向けの米粉パンに適した多収水稲新品種「笑みたわわ」の育成

    中西 愛, 田村 克徳, 片岡 知守, 佐藤 宏之, 田村 泰章, 坂井 真, 伏見 力, 竹内 善信 育種学研究 24 (2), 160-167, 2022-12-01

    ...<p>「笑みたわわ」は晩生の製パン適性が優れる多収水稲品種「ミズホチカラ」を早生化した多収品種を育成することを目標とし,「金南風」の胚乳蛋白質突然変異系統「PMF<sub>8</sub>4」と「モミロマン」のF<sub>1</sub>を母本,「ミズホチカラ」を父本とする三系交雑後代から育成された品種である.育成地(福岡県筑後市)における「笑みたわわ」の出穂期は「ヒノヒカリ」と同程度で「ミズホチカラ」...

    DOI Web Site Web Site 参考文献7件

  • 進化的計算の多層化によるデータ解析

    安坂 融哉, 岩田 順敬 経済教育 41 (41), 74-77, 2022-09-30

    ...これまでの手法では,得られたテイラー展開の係数を解と考えて,最適なテイラー展開を与える係数の集合を解として探索したが,局所的な準最適解に一度解がトラップされると突然変異過程を導入してもなかなか解の適応度を上げることができにくいという難点があった。...

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  • ラッカセイわい化ウイルスの感染が黒大豆子実品質に及ぼす影響

    木村 重光 関西病虫害研究会報 64 (0), 23-27, 2022-05-31

    ...また,低温などの環境要因による種皮着色突然変異に起因する着色粒の発生も報告されている。着色粒は種皮に複数の亀裂を伴うことがある。Senda et al.(2017)は,リグニン沈着が着色種皮組織の物性を変化させることで,褐色粒には裂皮を生じると示唆している。</p><p>PSVの感染により既報のとおり黒大豆に斑紋粒が生じることが確認された。...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • スギ雄性不稔遺伝子(<i>MS1</i>)の同定

    長谷川 陽一, 魏 甫錦, 上野 真義, 森口 喜成 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 9-, 2022-05-30

    ...そこで、雄花で働く遺伝子の発現解析や連鎖地図の作成、突然変異の探索を組み合わせて、これまでになく詳細に分析を行うことで、無花粉を引き起こす<i>MS1</i>遺伝子を特定した。<i>MS1</i>は、脂質輸送タンパク質をコードし雄花で発現する遺伝子(CJt020762)であることが明らかになり、4bp欠失が無花粉スギに特異的に含まれていた。...

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  • 細菌のPersisterの特性とその制御

    益田 時光 化学と生物 60 (5), 232-239, 2022-05-01

    ...<p>細菌感染に苦しめられてきた人類の救世主として抗生物質が発見され,その黄金時代が幕を開けたその瞬間から,細菌たちはその効果を打ち消す術をすでに見つけていた.病原菌たちが耐性遺伝子の獲得,突然変異によって抗生物質を克服し,人類はまた新たな抗生物質を発見,開発して対抗する,というイタチごっこを続けてきたが,新たな抗生物質の発見,開発が追いついておらず,人類は今,劣勢に立たされている.この薬剤耐性菌問題...

    DOI Web Site 参考文献18件

  • ミトコンドリアDNAの変異による病態

    石川 香 生化学 94 (2), 196-204, 2022-04-25

    ...ミトコンドリアDNA(mtDNA)は,核ゲノムに比べると非常に小さなゲノムであるが,その突然変異による影響は決して小さくない.mtDNAの突然変異によって引き起こされる疾患の症状は全身性で非常に多岐にわたり,病態の理解や治療はおろか,正確な診断すらままならない.この疾患の理解には,臨床における患者研究と同時に,核DNAの遺伝的背景が均質なモデル動物を用いた基礎研究の両輪が重要である.本稿では,前半に...

    DOI

  • 私的観測下の繰り返し囚人のジレンマにおける協力のダイナミクス

    西野上 和真, 五十嵐 瞭平, 岩崎 敦 情報処理学会論文誌 63 (4), 1138-1148, 2022-04-15

    ...レプリケータダイナミクスの帰結から,どのような戦略が生き残るかを吟味した.その結果,利得構造に応じて,4つの社会(非協力,不寛容,相互協力,周期協力)が現れることが分かった.とくに周期協力社会で,非専門家の間では有効と信じられてきたしっぺ返し戦略は最大多数になりうるが,他の戦略と共存しなければならないという不安定さを持つ.一方,他の社会では,ある特定の戦略が人口のほぼすべてを占めるようになる.さらにノイズと突然変異率...

    DOI 情報処理学会

  • 極良食味水稲品種「いちほまれ」の化学突然変異による出穂早期化

    中岡 史裕, 小林 麻子, 渡辺 脩斗, 両角 悠作, 町田 芳恵, 三浦 孝太郎 北陸作物学会報 57 (0), 47-50, 2022-03-16

    ...早生良食味品種を育成するため,交配育種とは異なるアプローチとして突然変異育種を試みた.福井県の水稲 中晩生品種「いちほまれ」に化学薬品DEBによる突然変異処理を行い,「いちほまれ」より出穂期が6日早い系 統を得た.本系統の千粒重は「いちほまれ」より1.3 g小さく,倒伏程度は1.0ポイント大きく,アミロース含有 率は1.3ポイント低かったが,その他の栽培特性及び食味特性は「いちほまれ」と同程度であった...

    DOI

  • シンクロトロン光照射が輪ギクの花色変異に及ぼす影響

    村井, かほり, 巣山, 拓郎, 白石, 和弥, 國武, 利浩, 井樋, 昭宏 福岡県農林業総合試験場研究報告 (8) 7-15, 2022-03

    ...また,突然変異誘発時に発生するキメラの解消方法として親株摘心法を実施したが,供試した全ての系統でキメラ株が出現し,十分なキメラ解消効果は得られなかった。以上より,シンクロトロン光照射による突然変異誘発は,白輪ギクの作出に利用可能な手法であり,この手法を用いる場合には,淡赤色輪ギクを用いること,キメラ解消のために親株摘心法に加え花弁培養法など他の手法の併用を検討する必要がある。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 二人零和ゲームにおける突然変異付きレプリケータダイナミクスを用いた学習アルゴリズムに関する研究

    坂本, 充生, 阿部, 拳之, 岩崎, 敦 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 47-48, 2022-02-17

    ...本研究では,二人零和ゲームにおける突然変異付きレプリケータダイナミクスを利用した学習アルゴリズムの帰結を吟味する.既存アルゴリズムの多くはダイナミクスの時間平均をとって初めて均衡に収束する.しかし,敵対的生成ネットワークなどへの応用では時間平均を取らずに均衡に収束するアルゴリズムの方が望ましい.そこで本研究では,突然変異付きレプリーターダイナミクスに基づく手法 Mutagenic Follow The...

    情報処理学会

  • 取り違えのある繰り返し囚人のジレンマにおける協力のダイナミクス

    村井, 伸一郎, 岩崎, 敦, 五十嵐, 瞭平 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 3-4, 2022-02-17

    ...では,プレイヤが行動を取り違えうる環境において, どのような振る舞いで協力を維持する(しない)かを進化ゲーム理論的に吟味した.従来研究では, 行動を取り違えた後の振る舞いを表現する際,経済学で有効とされている戦略であるトリガー戦略(Grim-triger, GRIM)をうまく表現できていなかった.そこで,本研究ではGRIMの振る舞いを正確に表現し, かつGRIMを含めた状態数2以下の戦略を網羅し,突然変異付...

    情報処理学会

  • 先天性プロテインC欠乏症に起因する門脈血栓症の1例

    清木 祐介, 田中 聡司, 高橋 実佑, 東浦 玲意, 川端 将生, 田邊 元太郎, 西村 佑子, 三好 真央, 早田 菜保子, 宮崎 哲郎, 石原 朗雄, 福武 伸康, 長谷川 裕子, 山本 俊祐, 榊原 祐子, 中水流 正一, 石田 永, 三田 英治 肝臓 63 (2), 62-68, 2022-02-01

    <p>40歳男性.心窩部痛で受診.腹部単純CTで門脈内血栓が疑われ,肝ダイナミックCTを撮像すると,肝内門脈から門脈本幹,上腸間膜静脈にかけて血栓像を認めた.乾燥濃縮人アンチトロンビンIII製剤を投与し,血栓は縮小した.その後ワルファリンカリウム投与により,血栓は増大なく経過している.血栓の原因精査として,血液検査,画像検査上は肝硬変を示唆する所見を認めず,肝生検病理所見上は,線維化は軽度で特発…

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  • 睡眠覚醒の謎に挑む~原理の追求から社会実装まで~

    柳沢 正史 日本薬理学会年会要旨集 95 (0), 1-SL01-, 2022

    ...私たちはこのブラックボックスの本質に迫るべく、ランダムな突然変異を誘発したマウスを8,000匹以上作成し、脳波測定により睡眠覚醒異常を示す少数のマウスを選別して原因遺伝子変異を同定するという探索的な研究を行なってきた。このフォワード・ジェネティクス研究の進展により、睡眠覚醒制御メカニズムの中核を担うと考えられる複数の遺伝子の同定に成功し、現在その機能解析を進めている。...

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  • がんゲノム研究における変異シグネチャー解析の展開

    松谷 太郎 JSBi Bioinformatics Review 3 (2), 75-87, 2022

    ...個人の腫瘍に含まれる多数の突然変異は複数のシグネチャーが作用した結果と解釈することが可能であり、そのようなシグネチャー解析は変異をその原因と結びつけるという意味で発がん過程の分子的なメカニズム解明の一助となる他、個別化医療の現場におけるバイオマーカーとしての利用が期待されている。...

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  • 『進化思考』批判

    松井 実, 伊藤 潤 日本デザイン学会研究発表大会概要集 69 (0), 174-, 2022

    ...本稿では、標準的な、変異主義による進化プロセスの捉え方と、太刀川の変態主義による捉え方の違いを、生物におけるランダムな突然変異と文化における時に非ランダムな突然変異という重要な区別および集団的な思考の欠如をとおして指摘する。また、本書の250以上の問題のある記述をリスト化し、今後の改定にむけた改善案も提示した。</p>...

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  • 昆虫の卵巣成熟の制御機構

    高木 圭子 蚕糸・昆虫バイオテック 91 (3), 3_201-3_208, 2022

    ...その後,突然変異体の解析やショウジョウバエを中心としたトランスジェニックの技術,現在ではゲノム編集といった技術により,外科的な実験で得られた知見に関わる具体的な分子が次々と明らかになっている。90年代に発見されたRNA干渉(RNAi)は,発現したmRNAを分解する現象であった。その後,実験室で人工的に誘導することが可能となり,昆虫のみならず多くの生物の研究で利用されている。...

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  • 取り違えのある繰り返し囚人のジレンマにおける協力のダイナミクス

    村井 伸一郎, 五十嵐 瞭平, 岩崎 敦 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 2O6GS503-2O6GS503, 2022

    ...そのため,本研究ではGRIMの振る舞いを正確に表現し, かつGRIMを含めた状態数2以下の戦略を網羅した戦略空間において,突然変異付きレプリケータダイナミクスをもちいて戦略の帰結を吟味した. その結果,見間違えの下で生き残りやすいGRIMは,取り違えの下では,裏切ろうとして同時に行動を取り違えたとき,協力に戻ることで生き残ることを発見した....

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  • 1,4-ジオキサンの肝発がん機序の解明と定量的発がんリスク評価

    魏 民, 鈴木 周五, 藤岡 正喜, 梯 アンナ, 鰐渕 英機 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), P-190-, 2022

    ...遺伝子突然変異を検出するTransgenic動物<i>gpt</i> deltaラットに、種々の用量で1,4-dioxaneを16週間飲水投与し、肝臓における変異原性を検索した。また、肝臓の遺伝子発現解析および前がん病変を指標とした発がん性評価を行った。...

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  • サツマイモ「シロユタカ」と外観識別可能な「こなみずき」欠刻葉系統の作出

    橋口 太亮, 飯山 光太郎, 長井 純一, 藤川 和博, 石井 公太郎, 阿部 知子 日本作物学会九州支部会報 88 (0), 22-25, 2022

    ...低温糊化性でん粉原料用サツマイモ品種「こなみずき」は,でん粉原料用の主要品種「シロユタカ」と茎葉の形状が酷似している.糊化温度の異なる品種の混入が懸念されるため,採苗時やほ場における外観識別を目的に,重イオンビームを用いた突然変異育種により,欠刻葉がある「こなみずき」変異系統の育成を図った.培地に置床した節に重イオンビームを照射後,実験室で欠刻葉が着生する節を切り戻して移植する切り戻し選抜を10 回繰...

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  • 二人零和ゲームにおける突然変異付きレプリケータダイナミクスを用いた学習アルゴリズムに関する研究

    坂本 充生, 豊島 健太郎, 阿部 拳之, 岩崎 敦 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 2O6GS502-2O6GS502, 2022

    ...<p>本研究では,二人零和ゲームにおける突然変異を利用した学習アルゴリズムの帰結を吟味する.既存アルゴリズムの多くはダイナミクスの時間平均をとって初めて均衡に収束する.そこで本研究では,突然変異付きレプリーターダイナミクスに基づく手法Mutant Follow the Regularized Leaderを提案し,実験的に評価した.その結果,このアルゴリズムのダイナミクスが時間平均を取らずに均衡に収束...

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  • トランスジェニックマウスを用いたスチレンの遺伝子突然変異試験

    村田 康允, 磯 貴子, 重田 善之, 広瀬 望, 馬野 高昭, 堀端 克良, 増村 健一, 杉山 圭一, 松本 真理子, 広瀬 明彦 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), P-262-, 2022

    <p>Styrene (CAS 100-42-5) is the material of polystyrene and ABS resin such as plastic, rubber, and paint. Because of its usability and reasonableness, it has been broadly used. One of its main uses …

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  • 玄米の催芽処理にともなうγ-アミノ酪酸(GABA)増加の品種・系統間差異およびGABA富化白米への適用性

    堀端 章, 加藤 恒雄 作物研究 67 (0), 57-63, 2022

    ...γ-アミノ酪酸(GABA)には,血圧降下作用やストレス軽減作用が知られており,通常の食事によってこれを摂取することが望まれる.催芽処理によって玄米中のGABAが富化されることに着目して,催芽処理玄米由来の白米を通常の白米の代わりに用いることを考えた.そこで本研究では,20品種および23 突然変異系統を用いて,催芽処理によるGABA新生とGABAの胚乳層への移行に関する多様性を調査した.催芽処理による...

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  • ゲノム情報と次世代シーケンスによるカイコ変異体研究の進展

    藤井 告 蚕糸・昆虫バイオテック 91 (2), 2_075-2_084, 2022

    ...九州大学を中心として,全国の研究機関で行われた膨大な回数の交配実験によって同一の染色体に座上する突然変異の探索が行われると同時に,連鎖が確認された突然変異に関しては3点実験による座位の決定が行われてきた。そのようにして,約260の遺伝子座から構成されるカイコの形質連鎖地図が構築されると同時に,形質連鎖地図を根幹とした“家蚕遺伝学”という日本独自の学術分野が発展した。...

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  • シンクロトロン光を利用した尿素非生産性の愛知県酵母の育種

    三井, 俊, 山本, 晃司, 伊藤, 彰敏, 家田, 明音, 近藤, 徹弥, 杉山, 信之, 赤尾, 健, 吉村, 明浩, 榊原, 康彰, 船井, 秀哉, 原本, 直幸, 志水, 元亨, 加藤, 雅士 日本醸造協会誌 = Journal of the Brewing Society of Japan 116 (10), 703-712, 2021-10

    高輝度,高指向性といった特徴を有すると共に,波長範囲の広い白色光源であり,分光器により任意の波長を選択して利用可能なシンクロトロン光を変異原として活用し,尿素非生産性酵母の育種を行った。愛知県酵母FIA2にシンクロトロン光を照射した後,CAO寒天培地,Arg及びOrn寒天培地を用いてアルギナーゼ欠損候補株を選別した。EMS処理についても同様の選別工程を行った。選別株の発酵試験を行い,親株FIA2…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • [48]ニュースレター : おかいこさま

    ニュースレター : おかいこさま 48 1-, 2021-08-15

    ...たった一つの遺伝子の変化で変わるカイコの形質 / カイコは自然突然変異のデパート : 各発育ステージに多様なミュータントが存在 / 染色体置換系統の紹介 : クワコとカイコの形質比較に適した系統 / NBRPからの分譲リソースを利用に際しての謝辞のお願い / 分譲可能なリソースの紹介 / ニュースレター“おかいこさま”について...

    HANDLE

  • 自己適応型差分進化法におけるアルゴリズム構成の事前検証フレームワークによる性能の向上

    西原, 慧, 中田, 雅也 情報処理学会論文誌数理モデル化と応用(TOM) 14 (3), 51-67, 2021-08-10

    ...自己適応型差分進化法は,アルゴリズム構成を試行錯誤的に調整するため,少ない解評価回数では性能が十分に改善しない.本論文は,調整されたアルゴリズム構成の事前検証によって,試行錯誤的な調整を削減し,少ない解評価回数で高い性能を実現することを目的とする.また,提案する事前検証フレームワークは高い手法的汎用性があり,スケール係数,交叉率,突然変異・交叉戦略を個体ごとに調整する自己適応型差分進化法に適用できる...

    情報処理学会

  • 特異な材色を呈するクワの自然突然変異体「赤材桑」の飼料効率に関する検討

    持田, 裕司, 岸, 雅嵩, 小堀, 航平, 武生, 魁世, 近藤, 将人, 胡, 石, 野村, 義宏, 新保, 博, 梶田, 真也 蚕糸・昆虫バイオテック = Sanshi-konchu biotec 90 (2), 91-98, 2021-08

    「赤材桑」は大正元年頃に奥尻島で発見されたクワの野生株由来とされ,現在は農研機構ジーンバンクに在来品種として登録されている。「赤材桑」の葉がカイコの成長や繭質の改善に効果があるとした吉村・齋藤(1924)の報告の真偽を確かめるため,2度の飼育試験によりその飼料価値を評価した。その結果,対照とした育成品種「しんいちのせ」との比較において,残念ながら「赤材桑」に特段の成長促進や繭質改善の効果は認めら…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 3.ハッチンソン・ギルフォード早老症候群

    井原 健二 日本老年医学会雑誌 58 (3), 409-412, 2021-07-25

    ...<i>LMNA</i>遺伝子のエクソン11内の点突然変異c.1824C>T(p.Gly608Gly)が主因である.この変異により変異LaminAタンパク(Progerin)が合成されることが病態の本質である.本疾患の臨床症状,分子病理,診断基準や新しい治療法について概説する.</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献9件

  • 福島原発事故により野生生物や生態系にどのような影響があったのか?

    玉置 雅紀 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 158-, 2021-05-24

    ...</p><p>本発表では事故後初期に見られた放射線による昆虫や針葉樹などの野生生物に見られた形態変化に関する事例について簡単に紹介するとともに、国立環境研究所において進めている、福島県に生息する森林性の野生アカネズミへの繁殖影響及びモデル植物を用いたDNA損傷評価手法とこれを用いた突然変異蓄積評価の研究結果について紹介する。...

    DOI

  • 抗ウイルス修飾ヌクレオシド

    大類 洋 化学と生物 59 (5), 233-240, 2021-05-01

    <p>新型コロナウイルス感染症(Covid-19)のパンデミックによって,私達は未来永劫続くであろう「ウイルスとの闘い」を再認識させられた.ウイルスの発見,特にRNAウイルスの発見は,分子生物学の基本概念である「セントラルドグマ」に修正を迫るなど生命科学に大きな衝撃を与え,2020年のノーベル医学生理学賞は「C型肝炎ウイルスの発見」に授与された.ウイルスの脅威に立ち向かうため,ワクチンや抗ウイル…

    DOI Web Site 参考文献17件

  • 日本型イネの突然変異由来高アミロース系統のアミロース含有量と 食物繊維含有量との関係に関する研究

    江口 ひより, 原田 由麻, 井溪 奏一朗, 新田 智也, 西村 実 北陸作物学会報 56 (0), 59-64, 2021-03-16

    ...本研究で使用したイネ突然変異系統であるFTE138は,高アミロースおよび高食物繊維の両特性を有しており, これらの特性は米の消費拡大や健康増進への効果が期待されている.本研究でFTE138の高アミロース性はWx 遺 伝子以外の突然変異によるものであることが分かった.また,FTE138とコシヒカリとの交雑後代F4種子におい て連続的なアミロース含有量が認められたことから,今後,FTE138に近いアミロース...

    DOI

  • イネ食物繊維増大突然変異系統間の交配後代における粉質性状の解析

    井溪 奏一朗, 江口 ひより, 新田 智也, 西村 実 北陸作物学会報 56 (0), 55-58, 2021-03-16

    ...イネ品種コシヒカリ由来食物繊維増大突然変異2系統とコシヒカリとの交配により得られたF2種子の粉質性状 について調査した.2つの交配組合せにおけるF2種子の粉質の有無が1:3に近い割合で分離していたことから, これらの粉質突然変異は劣性の1遺伝子によることが示唆された.これをもとに,食物繊維増大突然変異2系統間 の交配により得られたF3種子の粉質性状と粳糯性について調査した.F2 61個体より得られた...

    DOI

  • 難易度を考慮した遺伝的アルゴリズムによるナンバークロスワードパズルの生成とその評価

    中野, 龍一, 飛田, 克哉, 亀谷, 由隆 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 737-738, 2021-03-04

    ...ナンバークロスワードパズル(以下,ナンクロ)は,その作成に知識・スキルを必要とし,難易度の設定にも手間がかかる.また,作成を支援するツールはあるものの,自動生成には至っていない.本研究では,遺伝的アルゴリズム,言語資源,小酒井らによる難易度定量化アルゴリズムを用いて,指定された難易度を持つナンクロの自動生成を行う.具体的には,ナンクロの候補を個体とする遺伝的アルゴリズムを考え,それらの候補に対して選択・交叉・突然変異...

    情報処理学会

  • Birt-Hogg-Dubé症候群1家系内2例の臨床的特徴

    栗原 有紀, 田代 宏樹, 高橋 浩一郎, 中島 千穂, 中村 朝美, 古屋 充子, 副島 英伸, 荒金 尚子 日本内科学会雑誌 110 (2), 274-281, 2021-02-10

    ...<i>Folliculin</i>遺伝子解析でexon 12における点突然変異を認め,Birt-Hogg-Dubé症候群と診断した.家系調査で母と娘にも気胸の既往があった.再発性気胸では,囊胞性疾患の検索が必要であり,本症例のような遺伝性疾患では遺伝カウンセリングが重要である.</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • <i>IQSEC2</i>遺伝子の新規突然変異による発達性てんかん性脳症の男児例

    田中 亮介, 黒田 真実, 竹口 諒, 福村 忍, 要 匡, 高橋 悟 脳と発達 53 (2), 129-132, 2021

    <p> <i>IQSEC2</i>はXp11.22に位置し, シナプス後肥厚部に存在して興奮性シナプス伝達を調節するグアニンヌクレオチド交換因子 (GEF) をコードしている. この遺伝子変異は, 2010年にX連鎖性知的障害を有する家系で初めて同定されたが, その後に女性例や乳児期発症てんかんを合併する例も報告されており, 多彩で広い臨床像に関連していることがわかってきた. 我々は, …

    DOI 医中誌

  • エピジェネティック継世代遺伝の標的としての始原生殖細胞

    澁谷 徹, 堀谷 幸治 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), O-22-, 2021

    ...<p> 私たちは強力な変異原物質の<i>N</i>-Ethyl-<i>N</i>-nitrourea (ENU)が、マウスオスにおいてすべての生殖細胞の創始細胞であるオス始原生殖細胞 (PGCs)に、高頻度で劣性突然変異を、またより高頻度でintragenic recombination(遺伝子内組換え)を誘発することを報告してきた(Shibuya et al, 1993, 1996, 2002、in...

    DOI

  • ゲノム不安定性を意識した次世代遺伝毒性研究を始めよう

    三島 雅之 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), S3-1-, 2021

    ...非遺伝毒性発がん物質が誘発したがんには突然変異がないということは考えられない。いくつかのがんでは、DNAメチル化、ヒストン修飾、クロマチンのコンフォメーション変化など、エピジェネティック因子の変化が、突然変異誘発の原因になっていることが示唆されている。...

    DOI

  • 高感度小型化Ames試験の試験方法の確立と評価基準の検証

    小松 あす香, 岩崎 莉子, 小川 光英, 小関 由妃子, 菅野 拓也, 加藤 雅之, 清水 茂一, 秋江 靖樹 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), P-97-, 2021

    ...<p>Ames試験は遺伝子突然変異を検出する優れた試験法であるが、試験実施にはある程度の検体量が必要になる。そのためICH M7ガイドラインにおいて小規模の試験系の許容について触れられるなど、少量サンプルで実施可能な小型化Ames試験の有用性が示されつつある。...

    DOI

  • 紫褐色に着色する宿存がくを有するホオズキのシンクロトロン光照射による突然変異誘発

    坂本 健一郎, 高村 武二郎 園芸学研究 20 (4), 387-397, 2021

    <p>成熟前の宿存がくの一部が紫褐色を帯びるホオズキ系統について,宿存がくの着色要因を調査するとともに,シンクロトロン光を地下茎に照射し,宿存がくの紫褐色着色部分をはじめ各器官における変異個体の誘発を検討した.宿存がくの色素分析の結果,宿存がくの紫褐色部位の着色にはペチュニジン型およびマルビジン型のアントシアニンが関与していることが明らかとなった.また,シンクロトロン光照射による変異誘発により宿…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献16件

  • 悪性黒色腫の生物学的特性の原因となる遺伝子変異

    前沢 千早, 安平 進士, 柴崎 晶彦, 渡辺 彩乃, 角田 加奈子, 三浦 慎平, 天野 博雄, 西谷 匡央 岩手医学雑誌 72 (Supplement), 233-241, 2021

    ...悪性黒色腫は悪性腫瘍の中でも最も変異率の高い腫瘍のひとつであり,新規治療法はこれらの変異によって影響を受ける.悪性黒色腫は,その内包する遺伝子変異によって4つのサブタイプに分類される.欧米の患者で,最も一般的なドライバー変異であるBRAF遺伝子の変異は,日本では稀である.遺伝子変異のプロファイルは,増殖,転移, 薬剤感受性などの腫瘍の生物学的特性と強く関連している.本綜説では,皮膚悪性黒色腫における突然変異...

    DOI Web Site 医中誌

  • PNHの発症機序研究の進歩

    村上 良子 臨床血液 62 (8), 944-953, 2021

    ...<p>発作性夜間ヘモグロビン尿症(paroxysmal nocturnal hemoglobinuria, PNH)は,通常,X染色体遺伝子である<i>PIGA</i>の体細胞突然変異により,GPI(glycosylphosphatidylinositol)アンカーを欠損した造血幹細胞がクローン性に拡大し発症する(<i>PIGA</i>-PNH)。...

    DOI Web Site 医中誌

  • メダカの形質遺伝について探る

    越智 勇成 霊長類研究 Supplement 37 (0), 57-58, 2021

    ...これらの結果から,メダカの緑色の体色は,突然変異ではなく,青系統のメダカと,黄色系統のメダカを交配させることで生まれることが分かった。また,黄緑色の光沢は,累代しても伸びていかないが,緑色の体色は累代すると濃くなっていく可能性が高いと考えられる。</p>...

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  • 減数分裂時の交叉異常を呈する<i>repro57</i>(-/-)雌マウスにおける表現型解析

    竹下 百音, 園 菜々美, 田崎 秀尚, 国枝 哲夫, 大月 純子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 114 (0), OR-1-OR-1, 2021

    ...ENU誘発突然変異マウスである<i>repro57</i>マウスは,減数分裂時の交叉形成に関与する<i>Rnf212</i>遺伝子に変異を有し,雌雄ともに野生型(WT)との自然交配後に不妊を呈す。<i>repro57</i> (-/-)雄個体の精子形成は第一減数分裂前期で停止することが報告されている一方,<i>repro57</i> (-/-)雌個体の不妊原因は未だ不明である。...

    DOI

  • ゲノム編集技術による疾患モデリングおよび生体内治療法の開発

    鈴木 啓一郎 次世代薬理学セミナー要旨集 2021.1 (0), A-1-, 2021

    ...<p>突然変異が原因となり生体機能に多大な影響を及ぼすがんや遺伝病など遺伝子疾患は10,000種以上存在すると推測されているが、現状で有効な治療法は少なく、対症療法が主である。近年の生命科学技術の発展により自由に細胞を加工することが可能となり、これまで成し得なかった創薬開発や根治療法の確立が期待されている。...

    DOI

  • <i>gpt</i> deltaラットを用いた1,3-dichloro-2-propanolの肝発がん機序の検索

    高須 伸二, 石井 雄二, 中村 賢志, 並木 萌香, 能美 健彦, 小川 久美子 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), P-19-, 2021

    ...以上より、1,3-DCPのラット肝発がん過程には突然変異が寄与していることが示唆された。一方、発がん標的臓器である肝臓では顕著な病理組織学的変化は認められず、前がん病変の形成も見られなかった。今後、前がん病変形成に関わる因子の検索を行いその原因も併せて報告する。</p>...

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  • 「放射線でがんが増えるのか?」

    中村 典 アイソトープ・放射線研究発表会 1 (0), 4-, 2021

    ...<p>放射線は、突然変異誘発を通じてがんを生じると考えられてきた。ところがマウスでは、放射線照射により生存率曲線が若年方向に平行移動する。突然変異説では、放射線は集団の一部の個体にしか影響を及ぼさないと考えるので、生存率曲線は平行移動にはならない。...

    DOI

  • 非ホジキンリンパ腫におけるエピジェネティク異常

    古川 雄祐 臨床血液 62 (9), 1367-1381, 2021

    ...エピジェネティク制御機構の破綻は造血器腫瘍の発生に関与しており,とくにDNAメチル化酵素DNMT3AやDNA脱メチル化酵素TET2の点突然変異は造血幹細胞を前白血病幹細胞に形質転換する。血管免疫芽球性T細胞リンパ腫やTリンパ芽球性リンパ腫は前白血病幹細胞から発症することが示されている。...

    DOI Web Site 医中誌

  • トリチウムの保健物理の最前線

    馬田 敏幸 日本原子力学会誌ATOMOΣ 63 (10), 723-727, 2021

    ...ヒトへの放射線影響研究には動物個体を用いた<i>in vivo</i>(生体内)での発がんおよび突然変異の解析が重要である。さらに,低レベルのトリチウムにより影響が出るのかを明らかにするには,放射線に高感度の実験系が必要である。本稿では,トリチウムの生体影響の基礎知識とマウス個体と培養細胞を用いたトリチウムの生体影響研究の現状について紹介する。</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献9件

  • COVID-19との対峙

    舘田 一博 日本重症心身障害学会誌 46 (1), 5-9, 2021

    ...このような突然変異で生まれた新型コロナウイルスとして重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(severe acute respiratory syndrome coronavirus:SARS-CoV)や中東呼吸器症候群コロナウイルス(Middle East respiratory syndrome coronavirus:MERS-CoV)が報告されている。...

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  • ほぼ公的観測下の繰り返し囚人のジレンマにおける協力のダイナミクス

    五十嵐 瞭平, 西野上 和真, 岩崎 敦 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2021 (0), 2I1GS5a02-2I1GS5a02, 2021

    ...<p>本論文では,2人のプレイヤがお互いの見間違えをほぼ共有する「ほぼ公的」観測下の繰り返し囚人のジレンマにおける協力のダイナミクスを突然変異付きレプリケータダイナミクスを用いて分析した.2人がまったく見間違えない「完全」観測下では,常に裏切り (ALLD) や 一度でも裏切られたら許さない (GRIM) といった非協力的な戦略しか生き残らないことが知られている.一方で,ほぼ公的観測下では,有名なしっぺ...

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  • エピゲノム毒性の評価

    牛島 俊和, 服部 奈緒子 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), S20-1-, 2021

    ...エピゲノム修飾が過剰または過少になるエピゲノム異常は、突然変異と並ぶ発がんの原因となる。...

    DOI

  • ヒトiPS細胞樹立におけるゲノム変異とその機構

    荒木 良子, 法喜 ゆう子, 菅 智, 砂山 美里, 今留 香織, 上村 悟氏, 中村 美樹, 藤田 真由美, 安倍 真澄 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), S3-3-, 2021

    ...しかしながら、現在では、点突然変異だけでも、ゲノム全体では500-1000箇所(遺伝子コーディング領域に限れば3-5カ所)/細胞株も存在することが、エクソームおよび全ゲノムシーケンシングから明らかになっている。同様の異常はこれまで調べられた全ての細胞株で共通にみられている。</p><p> 「エピゲノム再編成はゲノム変異を伴う。」...

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  • リン酸エステル化セルロースナノファイバーの遺伝毒性

    藤田 克英, 小原 佐和枝, 丸 順子, 遠藤 茂寿 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), P-30-, 2021

    ...Ames試験では、陰性対照群の2倍以上のネズミチフス菌および大腸菌の復帰変異コロニー数の増加は認められず、当該CNFは試験菌株に対して遺伝子突然変異誘発性を示さない(陰性)と判定した。...

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  • 睡眠覚醒の謎に挑む

    柳沢 正史 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), SL2-, 2021

    ...私たちはこのブラックボックスの本質に迫るべく、ランダムな突然変異を誘発したマウスを8,000匹以上作成し、脳波測定により睡眠覚醒異常を示す少数のマウスを選別して原因遺伝子変異を同定するという探索的な研究を行なってきた。このフォワード・ジェネティクス研究の進展により、睡眠覚醒制御メカニズムの中核を担うと考えられる複数の遺伝子の同定に成功し、現在その機能解析を進めている。...

    DOI

  • がんの分子標的治療に対する耐性化の新たなメカニズム

    津山 崇 ファルマシア 57 (1), 60-60, 2021

    ...増殖を続けて再発することが大きな問題となっている.この耐性は,治療前に既に存在していたサブクローンが有する遺伝子変異(以後,変異)によるものが主な原因であると広く考えられていた.一方,バクテリアでは抗生物質などによる致死性ストレスに対して,DNAミスマッチ修復(mismatch repair: MMR)遺伝子群の発現減少と,正確性の低い(error-prone)DNAポリメラーゼの発現増加によって突然変異率...

    DOI 医中誌

  • 北海道産純白系エノキタケの育種素材の探索

    東, 智則, 米山, 彰造 林産試験場報 (547) 8-11, 2020-11

    ...野生型エノキタケから調製したプロトプラストに紫外線を照射し突然変異を誘発することにより,白色系変異株の作出を試みた。約2,000の変異株について栽培試験を行った結果,傘部が野生型より色が薄い白色系変異株を得ることができた。また,北海道大学から提供されたエノキタケ菌株の中から白色系の7株が得られた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • グラフ表現学習を用いたWeb APIエコシステム分析方法の提案と評価

    加納, 辰真, 青山, 幹雄 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2020論文集 2020 211-218, 2020-09-03

    ...し,PageRank と併用することによる分析方法を提案する.提案方法を 2005 年から 2019 年までの 15 年間のProgrammableWeb 上の WebAPI と GitHub 上のマッシュアップサービスのデータに適用し,Web API エコシステムの進化構造を分析した.分析結果から自然エコシステムで現れる特性が Web API エコシステムでも現れることを明らかにした.この結果,突然変異...

    情報処理学会

  • 酵母を用いた<i>S</i>-アデノシルメチオニン蓄積機構の解析と応用展開について

    金井 宗良 化学と生物 58 (7), 424-430, 2020-07-01

    ...<p><i>S</i>-アデノシルメチオニン(SAM)は, さまざまな微生物(カビ,バクテリア,放線菌,乳酸菌など)のなかでも酵母,特に清酒酵母の細胞内に高蓄積することが知られており,近年,清酒酵母におけるSAM高蓄積機構の解析をはじめ,SAM蓄積に寄与する酵母遺伝子の過剰発現,突然変異,または欠失によるSAM高蓄積機構の解析や,その遺伝的アプローチを利用したSAMの効率的な工業生産を視野に入れた研究...

    DOI Web Site Web Site 参考文献33件

  • 好熱性酵素を用いた細胞外カスケード反応の構築と有用物質生産への利用

    本田 孝祐, 岡野 憲司 化学と生物 58 (7), 389-395, 2020-07-01

    ...<p>コリネ型細菌によるグルタミン酸の発酵生産が商業化されて以来,わが国では有用微生物の育種研究が精力的に進められてきた<sup>(</sup><sup>1)</sup>.この過程で先人たちは,膨大な数の突然変異株ライブラリーから所望の特性を有した株を効率的に選抜するため,栄養要求性やアナログ物質耐性に着目するといったさまざまな工夫を施してきた.やがて時代がくだり,遺伝子組換え技術を用いた微生物ゲノム...

    DOI Web Site Web Site 参考文献16件

  • 雌性配偶体DNAを用いたスギのde nove変異の探索

    長谷川 陽一, 上野 真義, 平尾 章, 大平 創, 飯島 健史, 兼子 伸吾 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 735-, 2020-05-25

    ...<p>卵細胞や精細胞で新たに生じる遺伝的変異は<i>de novo</i>変異(突然変異)と呼ばれ、適応進化の根源として重要である。新型シーケンサーの活用によって、親子間で多数の塩基配列を比較して、突然変異率を直接計算することが可能になっている。そこで本研究では、スギの雌性配偶体と親個体のDNAの塩基配列を比較することで<i>de novo</i>変異を探索し、変異率を推定することを目指した。...

    DOI

  • 進化計算法を用いた長手数の詰将棋の自動生成

    宗藤, 大貴, 長尾, 智晴 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 81-82, 2020-02-20

    ...ルービックキューブなどの論理パズル問題を人間の事前知識なしで解く能力は年々向上している.しかし,パズル問題の創作に関しては,解が一つでないことや,生成された問題の評価が難しいことから解答に比べ困難なタスクとされている.本稿では,パズル問題の中でも,持ち駒などの関係から,現在でも難しい問題の創作が困難である詰将棋を題材とし生成を試みた.本稿では,進化計算法を用いて詰将棋を生成する既存手法について,遺伝子型および突然変異...

    情報処理学会

  • 生殖細胞変異原性と次世代個体ゲノムへの影響

    増村 健一 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), S31-2-, 2020

    ...<p>化学物質等の遺伝毒性とその健康影響を明らかにするためには生体に誘発される遺伝子突然変異を検出しその特徴を解析することが重要である。標的組織における体細胞突然変異の誘発はがんの要因と考えられている。また、生殖細胞突然変異は次世代個体への遺伝的影響の要因となり、集団の遺伝的多様性や進化をもたらすと同時に、遺伝病等の原因にもなり得る。...

    DOI

  • 新型コロナウイルス感染拡大をふまえた小学校・中学校理科カリキュラムへの「免疫」の位置づけに関する検討

    長島 康雄 日本科学教育学会年会論文集 44 (0), 281-284, 2020

    ...<p>新型コロナウイルスの感染拡大は,日本・世界に大きな影響を及ぼした.突然変異によって野生生物に由来するウイルスが今後も新たに出現することを前提にした理科教育を検討しなければならない.本稿では感染拡大の間接的な要因としてウイルスや免疫に対する科学的な知識の欠落の問題点を指摘する.そこで,ウイルスならびに免疫について義務教育段階で日本人全員が習得すべき内容としての位置づけた理科カリキュラムを検討した...

    DOI

  • 一般化学物質のスクリーニング評価におけるリードアクロスの適用-ノナン-1-オール(C9H20O)の人健康影響評価

    牛田 和夫, 甲斐 薫, 吉崎 芳郎, 松本 真理子, 井上 薫, 山田 隆志, 広瀬 明彦 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), P-253-, 2020

    ...遺伝毒性については、C6、C7、C8、C10、C12の復帰突然変異試験、C7の染色体異常及びマウスリンフォーマ試験、C12の小核試験がいずれも陰性であった。以上の結果に基づき、本カテゴリーの各毒性項目の最小NOAELから有害性評価値を求め、各毒性項目の有害性クラスを付した結果、一般毒性はクラス外、生殖発生毒性はクラス4、遺伝毒性はクラス外となり、優先度「低」と評価することができた。</p>...

    DOI

  • パーキンソン病様症状を呈する遺伝子改変マウスの雌性不妊解析

    中野 愛里, 上村 麻実, 金井 克晃, 高島 誠司 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-91-P-91, 2020

    ...<p>【背景・目的】遺伝子改変マウスB6.B6D2-Tg(Th-EGFP)21-31Koba(通称TH-GFPマウス)は,震戦・無動といったパーキンソン病様症状と共に雄性不妊を示し,その原因はトランスジーン(Tg)の挿入突然変異による<i>Ugt8a</i>遺伝子の破壊であることを見出した。...

    DOI

  • 睡眠覚醒の謎に挑む

    柳沢 正史 日本薬理学会年会要旨集 93 (0), 1-SL01-, 2020

    ...私たちはこのブラックボックスの本質に迫るべく、ランダムな突然変異を誘発したマウスを8,000匹以上作成し、脳波測定により睡眠覚醒異常を示す少数のマウスを選別して原因遺伝子変異を同定するという探索的な研究を行なってきた。このフォワード・ジェネティクス研究の進展により、睡眠覚醒制御メカニズムの中核を担うと考えられる複数の遺伝子の同定に成功し、現在その機能解析を進めている。...

    DOI Web Site

  • Acetamideのラット肝発がん過程における染色体異常及びDNA損傷の関与

    中村 賢志, 石井 雄二, 木島 綾希, 高須 伸二, 能美 健彦, 渋谷 淳, 小川 久美子 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), P-19E-, 2020

    ...我々はこれまでに<i>gpt</i> deltaラット用いたAAの<i>in vivo</i>変異原性試験を実施し、肝臓において突然変異誘発性を示さないものの、染色体異常を示唆する病理組織変化を誘発することを見出した。そこで本研究では、AAの<i>in vivo</i>における染色体異常とDNA損傷の誘発性について検索し、ラット肝発がん過程へのそれらの関与を検討した。...

    DOI

  • 食品用器具・容器包装のポジティブリストに収載されているナノ物質も含む無機化学物の遺伝毒性評価

    磯 貴子, 松本 真理子, 鈴木 洋, 杉山 圭一, 本間 正充, 広瀬 明彦 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), P-255-, 2020

    ...</p><p> その結果、比較的情報の多く得られた二酸化チタンにおいては、非ナノ物質では、<i>in vitro</i>では細菌を用いた復帰突然変異試験(Ames試験)、染色体異常試験及び遺伝子突然変異試験では陰性であり、小核試験では陰性/陽性の相反する結果があったが、<i>in vivo</i>の小核試験では陰性であることから、遺伝毒性は陰性と判定された。...

    DOI

  • γ線で誘発したマツタケ突然変異体の菌床栽培での形態変化

    村田 仁, 山中 高史, 下川 知子, 太田 明 森林総合研究所研究報告 19 (2), 153-157, 2020

    マツタケ (<i>Tricholoma matsutake</i>) は、マツ林で高級きのこ「まつたけ」をつくる外生菌根性の真正担子菌である。今日までマツタケは人工栽培できない。本研究において、g線照射により作出したマツタケ変異体G1株が、押し麦を含んだ人工培養基上で組織化した菌糸塊を形成した。この菌糸塊は、G1株作出後3回の反復実験で連続して再現したが、子実体には発達しなかった。この菌糸塊は、…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件

  • 遺伝子変異による甲状腺癌の再分類

    加藤 良平 日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 37 (2), 68-77, 2020

    ...そこで,ドライバー変異から甲状腺癌を大別すると,<i>RET</i>腫瘍,<i>BRAF</i>腫瘍,<i>RAS</i>腫瘍,<i>PAX8/PPARG</i>腫瘍,<i>PAX8/GLIS</i>腫瘍,<i>APC</i>腫瘍に分類され,さらに<i>RET</i>腫瘍は再構成と点突然変異群,<i>RAS</i>腫瘍は<i>NRAS</i>と<i>HRAS</i>群に細分類されます。...

    DOI Web Site 医中誌

  • アクリルアミドのDNA付加体形成および突然変異誘発性と発がん標的臓器との関連性

    石井 雄二, 高須 伸二, 中村 賢志, 木島 綾希, 小川 久美子, 梅村 隆志 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), P-120-, 2020

    ...そこで本研究では、ハーダー腺を検索臓器に加え、AAのDNA付加体形成および突然変異誘発性と発がん性との関連を追究する目的で、発がん標的臓器(ハーダー腺および肺)と非発がん標的臓器(肝臓)におけるDNA付加体量、突然変異頻度、変異スペクトラムの変化を比較した。...

    DOI

  • 滋賀県在来の赤カブの起源種と系譜

    佐藤, 茂, 久保, 中央, 中谷, 花詠 農業および園芸 = Agriculture and horticulture 94 (11), 966-971, 2019-11

    ...ペラルゴニジン含有カブは,紫赤色カブの突然変異によってできた朱赤色の‘小泉カブ’が起源種になり,これから‘入江カブ’,‘赤丸カブ’,‘万木カブ’などの多様なカブができたことが推定された。例外的に,‘山カブ’は福井県若狭地方の朱赤色カブの後代種と推定された。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 銀行預金と銀行融資を利用した機会制約ポートフォリオ最適化問題の適応型差分進化に基づく解法

    田川, 聖治 情報処理学会論文誌数理モデル化と応用(TOM) 12 (2), 59-68, 2019-07-17

    ...本稿では,銀行の預金と融資を利用したポートフォリオ最適化を機会制約問題に定式化し,新たな適応型差分進化アルゴリズム(ADEGD)を適用する.まず,ポートフォリオ最適化の定式化では,無リスク資産である銀行預金をポートフォリオに加えるとともに,銀行融資を利用したリスク資産への投資を認める.また,ADEGDでは制約条件を満たす個体の表現方法と,定方向突然変異を採用する.最後に,数値実験により,銀行の預金と...

    情報処理学会

  • 病原性突然変異型ミトコンドリアDNAのマウス逆遺伝学

    中田 和人 神経眼科 36 (2), 199-206, 2019-06-25

    ...<p> ミトコンドリアゲノム(mtDNA)に生じた特定の突然変異の病原性は,その変異型mtDNA分子種が組織や細胞に優位に蓄積した時にのみ,ミトコンドリア呼吸機能異常として誘導されることが知られている.近年,mtDNAに生じた病原性の欠失突然変異や点突然変異がミトコンドリア病,糖尿病,神経変性疾患,不妊症,がんなどの多様な病態群の原因だけでなく,老化にも寄与する可能性が示唆され,広く注目を集めている...

    DOI 医中誌

  • 胚乳を用いたスギの胚致死遺伝子の検出

    梶井 敦仁, 加藤 敬介, 伊藤 愛, 桐原 奏子, 森口 喜成, 戸塚 聡子, 向井 譲 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 291-, 2019-05-27

    ...<p> 他殖性の樹木では個体の適応度を低下させる有害突然変異が生じても、ヘテロ接合の形で維持されるため、有害突然変異を起こした遺伝子は集団から排除されにくい。したがって、樹木のゲノム内には有害突然変異に起因する劣性致死遺伝子が数多く存在すると言われている。...

    DOI

  • 他個体を参照した進化的計算による巡回セールスマン問題の解法

    佐藤, 豊浩, 穴田, 一 情報処理学会論文誌 60 (3), 926-933, 2019-03-15

    ...複数の解候補を解空間上で移動させることで高精度な解を探索するという近似解法の枠組みの1つである.しかし,進化的計算の考えを基に設計された既存手法には,自然界の生物の仕組みに囚われ過ぎている部分がある.加えて,探索集団が持ち合わせない新規要素の発見が乱数に強く依存している.そこで,本研究では進化的計算の考えを基に,自然界の仕組みよりも巡回セールスマン問題を解くことに重点を置いた,乱数に強く依存しない突然変異...

    情報処理学会

  • 遺伝的アルゴリズムを用いた2足歩行類似運動の生成

    森, 光輝, 築地, 立家 第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 259-260, 2019-02-28

    ...遺伝的アルゴリズムはランダムに生成した個体を複数用意し個体同士の遺伝子の一部を交換したり、遺伝子の突然変異を行うなどしつつ世代を交代させ解を求める手法であり、複雑な問題もある程度の時間で解決できる。新幹線のノーズ部分が空気抵抗や摩擦に対し最適となる形状を求める際に遺伝的アルゴリズムが利用され、その結果がN700系に採用された。...

    情報処理学会

  • 変数間作用を考慮した非負スパースモデルの正則化経路探索

    高柳 未来, 田部井 靖生, 西郷 浩人 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2019 (0), 4I3J204-4I3J204, 2019

    ...HIV-1ウイルスの薬剤耐性データセットを用いた実験では,提案手法は突然変異の組み合わせにより引き起こされる薬物耐性の上昇を高速でモデル化することに成功した. 我々は誤検知の抑制において,非負制約が効果的であることも実証した.</p>...

    DOI

  • 遺伝子改変マウスを用いた酸化DNA損傷に起因する発がんの抑制機構の解明

    續 輝久, 大野 みずき, 鷹野 典子, 中津 可道 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), S2-1-, 2019

    ...中でもDNAの酸化は突然変異を引き起こすことが示され、発がんさらには生体の老化に深く関わっていることが示唆されてきた。種々の酸化DNA損傷でグアニン塩基の酸化型である8-オキソグアニン(8-oxoG)は、その強力な変異原性で注目されている。...

    DOI

  • ラクウショウ含有タキソジオンによるBCR-ABL陽性白血病細胞のアポトーシス誘導機構

    内原 脩貴, 多胡 憲治, 多胡 めぐみ 日本薬理学雑誌 153 (4), 147-154, 2019

    ...<p>BCR-ABLは,慢性骨髄性白血病(CML)や急性リンパ芽球性白血病(ALL)の原因遺伝子産物であり,転写因子STAT5やキナーゼAktの活性化を介して強力な形質転換能を示す.BCR-ABLを標的とした分子標的薬イマチニブの開発により,CMLやALLに対する治療効果は劇的に改善された.しかしながら,イマチニブの継続的な投与により,bcr-abl遺伝子にイマチニブ耐性を示す二次的な突然変異が生じることも...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献26件

  • 発がん条件下におけるアクリルアミドの突然変異誘発性の検索

    石井 雄二, 高須 伸二, 中村 賢志, 木島 綾希, 小川 久美子, 梅村 隆志 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), P-135-, 2019

    ...しかし、発がん用量近傍においてはMFsの変化が認められなかったことから、AAの発がん過程における突然変異の関与は不明のままである。そこで本研究では、AAの発がん条件下における変異原性の有無を投与期間を延長して検討した。...

    DOI

  • 種分化ダイナミクスと数理モデル -生殖隔離進化の促進要因を探る-

    山口 諒 日本生態学会誌 69 (3), 151-169, 2019

    生物多様性の創出要因である種分化は、基本的に長い時間を要する事象であるため時系列に沿った直接観測は難しい。そのため20世紀前半より、数理モデルを用いた理論的研究が種分化に関わる仮説の検証や新仮説の提唱に大きく関わってきた。しかし、種分化の促進要因は多岐にわたるため、それぞれの種分化が個別の機構によって説明されることが多く、未だ統一理論は存在しない。一方、野外データやゲノムデータをどの種分化シナリ…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • エポキシ脂肪酸類の<i>in vitro</i>毒性試験

    北口 隆, 溝田 泰生, 田中 政春, 松田 高博, 大野 克利, 小林 和浩, 田中 充 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), P-34E-, 2019

    ...<i>In vitro</i>遺伝毒性試験として、細菌を用いる復帰突然変異試験(Ames試験)、<i>in vitro</i>ほ乳類細胞小核試験およびヒトリンパ芽球細胞TK6を用いたp53R2の発現に基づく遺伝毒性試験(NESMAGET<sup>®</sup>試験)を実施した。...

    DOI

  • 化学物質および病原性細菌の毒性変化に及ぼす複合暴露の影響

    堀池 隼雄, 油井 拓哉, 島村 裕子, 増田 修一 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), P-6S-, 2019

    ...エームス試験の結果、TA100株 (-S9mix) において、アジ化ナトリウムにNo.29株の培養上清の3kDa以上の画分を添加したところ、復帰突然変異コロニー数が増加する傾向が認められた。これらの結果より、化学物質と病原性細菌の複合暴露により、生物学的毒性が変動することが示唆された。</p>...

    DOI

  • KRAS変異陽性肺がんの薬物療法は開発されるか?

    堀尾 芳嗣 肺癌 58 (7), 953-958, 2018-12-20

    ...<p>創薬不能と言われてきたRASがん遺伝子は,ヒトがんにおける最も高頻度(約25%)に変異している相同性の高い3つの遺伝子からなる遺伝子ファミリーである.肺がんでは,<i>KRAS</i>遺伝子の主にコドン12,13,あるいは61でミスセンス(点)突然変異が生じ,欧米の腺がんの約30%,日本の腺がんの約10%程度で変異が見つかっている.がんの成長と発達を促進する活性化変異RASに対する研究と治療開発...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献29件

  • シンクロトロン光の微生物育種への利用

    三井, 俊, 伊藤, 彰敏, 杉山, 信之, 榊原, 康彰, 船井, 秀哉, 水野, 善文, 木村, 伸一, 小栗, 宏次, 山本, 晃司 あいち産業科学技術総合センター研究報告 (7) 44-47, 2018-12

    ...シンクロトロン光を変異原とした突然変異法による酵母の育種事例として、清酒中カルバミン酸エチル低減化を目的に、その前駆物質である尿素非生産性の酵母の育種を試みた。酵母M1-12株にシンクロトロン光を照射して変異を誘発した後、CAO培地上で培養し、良好な生育を示す株から、Arg培地では生育できずOrn培地で生育できるアルギナーゼ欠損株を分離した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • データベースで学ぶ微生物ゲノムの能動的変化

    渡邊 雅也, 安川 洋生 日本科学教育学会研究会研究報告 33 (1), 61-64, 2018-12-01

    ...<p>高等学校の生物では,ゲノムに突然変異が起きた結果塩基配列に永続的な変化が生じ,生物の形質が変わることを学習する.しかし,多くの細菌がファージからの感染に対し自己を防御するための機構であるCRISPR/Casシステムにより,ゲノムを能動的に変化させ生存してきたことについては学習しない.そこで本研究では,<i>Flavobacterium psychrophilum</i>(アユ冷水病菌)がCRISPR...

    DOI

  • 薬剤耐性因子<i>tetX</i>にみる分子進化

    大和 健太, 伊澤 佑香, 高橋 美和, 田沼 萌, 藤崎 聡美, 星 勝徳, 水戸部 祐子, 安川 洋生 日本科学教育学会研究会研究報告 33 (1), 35-38, 2018-12-01

    <p>TetX(抗菌薬の一種であるテトラサイクリンを不活化する酵素であり,同薬に耐性を示す細菌から見つかった)の変異体を作成し,それらを導入した大腸菌のチゲサイクリン(多剤耐性菌に有効な抗菌薬)に対する感受性を調べた.その結果,TetXの266番目のグルタミン酸と359番目のメチオニンがそれぞれリジンとイソロイシンに置換した変異体はチゲサイクリンに対する感受性が低下することが分かった.ゲノムデー…

    DOI

  • Turf Quality Trait and Genetic Fingerprinting of a New Zoysiagrass Cultivar in Japan

    Kunwanlee Pattamavadee, Tanaka Hidenori, Inoue Takayasu, Hashiguchi Masatsugu, Muguerza Melody, Akashi Ryo 芝草研究 47 (1), 15-24, 2018-10-31

    ...マイクロサテライトマーカーは, 突然変異により作出された品種などは識別できない可能性があるが, 簡便性やコストの面から大変有効なツールである。今後, 育成者権を守るためにもさらに活用されることが期待される。...

    DOI Web Site

  • ブラシノステロイド生合成研究の最近の動向

    大西 利幸 日本農薬学会誌(Journal of Pesticide Science) 43 (3), 159-167, 2018-08-20

    ...<p>ブラシノステロイド(BR)は植物の生長や環境適応の関与する植物ステロイドホルモンである.BR生合成経路上の多くの酸化/水酸化反応をシトクロムP450酵素が触媒することが知られている.BR生合成突然変異体を用いたラベル体追跡実験や内生量分析実験から,BRの最も活性の高いブラシノライドがカンペステロールからカンペスタノール(CN)を経由して生合成されることが提示されてきた.しかし,近年,シトクロム...

    DOI Web Site Web Site 参考文献47件

  • Notchの<i>O</i>-型糖鎖修飾の真の機能とは?

    松本 顕治郎, Haltiwanger Robert S. Trends in Glycoscience and Glycotechnology 30 (175), J103-J111, 2018-07-25

    ...各々の糖鎖機能において、その糖鎖修飾箇所のアミノ酸へ点突然変異を導入した<i>Notch</i>突然変異体の解析や、糖転移酵素の突然変異体の表現型の解析がなされてきた。その結果、1ヵ所の糖鎖修飾を欠損した<i>Notch</i>突然変異体よりも、糖転移酵素の突然変異体の方が強い<i>Notch</i>欠損の表現型をしめすことがわかってきた。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献63件

  • 複数の木を持つGPにおける自動化のための手法

    伊藤 崇, 高橋 健一, 稲葉 通将 知能と情報 30 (3), 571-580, 2018-06-15

    ...とエージェント問題のためのセマンティクスの提案を行う.木の数を考慮した適合度は,個体をシンプルにするために木の数が少ない個体ほど有利になるような適合度への変更である.個体の突然変異は,様々な木の数を探索するために提案する手法であり,木を追加する操作と削除する操作からなる.その中の操作の1つであるセマンティクスを用いた木の削除を実現するために,エージェント問題のためのセマンティクスを提案している.これらを...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • RAD-Seq解析による‘染井吉野’とその関連品種の血縁関係の評価

    加藤 珠理, 内山 憲太郎, 上野 真義, 松本 麻子 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 581-, 2018-05-28

    ...SSRマーカーのように変異性の高い領域を用いた解析では、突然変異が起こったため、ミスマッチとなったと思われる座も見いだされ、正確な判定が困難なケースもいくつかあった。このため、本研究では、RAD-Seq解析を行って、ゲノム全体から検出した多数のDNA多型を用いて、より正確な血縁関係の評価を行いたいと考えている。</p>...

    DOI

  • 新潟県におけるツバキ属遺伝資源の花形質および遺伝的特性の評価

    小濱 宏基, 阿部 晴恵, 上野 真義, 森口 喜成 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 272-, 2018-05-28

    ...これらの個体は野生のヤブツバキとユキツバキの交雑,または両種の突然変異個体が由来だと考えられている。これらは,花型や花色などの花形質が多様であり,遺伝資源として非常に貴重であるが,年数の経過により,その多くは導入の記録や個体情報が紛失してしまっている。そこで、本研究ではこれらのツバキの花形質および遺伝的特徴を明らかにすることを目的とした。...

    DOI

  • 希少な天然秋田スギ“アオヤジロ”における葉部色素含量の季節変化

    佐藤 博文, 澁谷 栄, 高田 克彦 東北森林科学会誌 23 (1), 11-18, 2018-03-31

    ...天然秋田スギの突然変異種の1つアオヤジロは,葉が黄色を呈するという外観上の特徴を持つ。本研究ではこの黄化 に関わる主な部位や季節性を解明するため,2013 年6 月から2014 年4 月までアオヤジロの当年葉と前年葉に含まれる色素含量の変化を調べ,一般的なスギ(精英樹)やオウゴンスギと比較した。...

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  • 縞葉枯病抵抗性で糖含有率が高い稲発酵粗飼料専用品種「つきすずか」の育成

    中込 弘二, 出田 収, 重宗 明子, 松下 景, 春原 嘉弘, 石井 卓朗, 飯田 修一 農研機構研究報告 西日本農業研究センター = Bulletin of the NARO, Agricultural Research for Western Region 18 41-51, 2018-03-28

    ...「つきすずか」は,当研究センターにおいて,飼料特性が優れる「中国飼 198 号(たちすずか)」を母,縞葉枯病抵抗性を持つ「ホシアオバ」の突然変異体系統「多収系 1066」を父とする交配後代より選抜・育成された稲発酵粗飼料用品種である.出穂期は,「たちすずか」と同じ“かなり晩”に属し,出穂性における感光性程度は「たちすずか」より強い.稈長は「たちすずか」並の“極長稈”である.穂長は「たちすずか」より短...

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