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検索結果 1,981 件

  • Brugada症候群と心室中隔欠損を合併した小児における悪性SCN5A変異との関係

    鈴木 啓資, 園田 桂子, 草野 研吾, 堀江 稔, 大野 聖子, 八木 哲夫 心電図 43 (4), 225-234, 2023-12-22

    ...<p>心室中隔欠損(VSD)は小児において頻度の高い先天性心疾患である.一方Brugada症候群(BrS)は心室細動や突然死を引き起こす遺伝性疾患で,中年に多く小児では稀である.日本人不整脈コホートでは20歳未満でBrSと診断された患者は36人おり,うち5人(14%)がVSDを合併していたため,われわれは彼らの臨床像や遺伝的背景を検討した.VSD合併BrS患者は,VSDのない群と比較すると早期にBrS...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献15件

  • 川崎病新規バイオマーカーおよび治療標的としてのインターロイキン33/ST2系

    岡田 清吾 山口医学 72 (4), 145-154, 2023-11-27

    ...<p> 川崎病は主に4歳未満の乳幼児に好発する原因不明の全身性血管炎である.川崎病では冠動脈に最も強い炎症が生じ,冠動脈病変(coronary artery lesions:CAL)を合併する.CAL合併川崎病患者は心筋梗塞や瘤破裂などの危険性があり,若年突然死の原因となる.近年,川崎病発症に自然免疫の異常が関与しているという自然免疫説が注目されている.インターロイキン(IL)-33はIL-1ファミリー...

    DOI Web Site 参考文献24件

  • 山口県内の行政機関および医療機関における乳児の安全な睡眠環境の啓発に関する実態調査

    姫宮 彩子, 竹谷 歩美, 中川 碧, 酒井 大樹, 二宮 理紗, 重本 亜純, 髙瀬 泉 山口医学 72 (4), 159-170, 2023-11-27

    ...<p> 睡眠に関連する乳幼児の予期せぬ死亡(Sudden Unexpected Infant Death:SUID)において,不慮の窒息や乳幼児突然死症候群(Sudden Infant Death Syndrome:SIDS)の予防のため,適切な睡眠環境の啓発が行われてきたが,これらは国内外で依然として発生している.今回,山口県内の子ども支援関連の行政機関(以下,行政)の19施設,妊婦健診を行う産婦人科...

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 子宮頸癌の巨大右室内転移に対して右室切開にて腫瘍摘除を行った1例

    菅藤 禎三, 恒吉 裕史, 瀬戸﨑 修司, 片山 秀幸, 秋本 剛秀, 木村 崇暢, 下村 俊太郎, 和田 拓己, 竹内 彬, 中村 剛 日本心臓血管外科学会雑誌 52 (6), 412-416, 2023-11-15

    ...<p>子宮頸癌からの心臓転移の症例は稀である.左鎖骨上リンパ節転移のため放射線治療を受けていた子宮頸癌の54歳女性の症例を報告する.患者は息切れを主訴に来院した.経胸壁心エコーで右室内に大きな腫瘤を認め,巨大腫瘤陥頓による突然死を防ぐため,準緊急手術を行った.冠動脈の後下行枝と左前下行枝に平行に右室を切開し,心内腫瘤を切除した.切除により,右室流出路閉塞や周術期の肺塞栓を予防し,死に至る可能性を回避...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献20件

  • 臓器連関におけるNO合成酵素系の保護的役割

    筒井 正人 日本薬理学雑誌 158 (5), 374-378, 2023-09-01

    ...を,NOSs系完全欠損(triple n/i/eNOSs<sup>-/-</sup>)マウスを用いて検討した.私達は,triple n/i/eNOSs<sup>-/-</sup>マウスが心筋梗塞を引き起こすことを報告した.しかし,心筋梗塞の発症には約1年もの長期間を要した.一方,triple n/i/eNOSs<sup>-/-</sup>マウスの腎臓を2/3摘除すると,4~5ヵ月後に心筋梗塞による突然死...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 新生児・乳児の頭蓋変形

    加藤 理佐, 長野 伸彦, 森岡 一朗 日大医学雑誌 82 (4), 203-209, 2023-08-01

    <p>The cranium of neonates and infants grows soft and large. During this process, the cranium undergoes a multifaceted deformation under the influence of physical pressure and gravity. This deformed …

    DOI Web Site 参考文献40件

  • 猫の心筋症

    (監訳) 上地 正実, (著者) Kittleson Mark D, (著者) Côté Etienne 動物循環器病学会学術誌 6 (1), 1-19, 2023-04-01

    ...突然死も起こりうる。通常、治療によって無徴候性から臨床徴候を伴った疾患への進行が変化することはなく、臨床徴候が明らかになった後の治療法は、心筋症の種類に関係なく同じであることが多い。しかし、心筋症と正常な変化かを区別することは、予後の診断に重要な場合がある。</p><p>患者グループ:3ヶ月齢以上の飼い猫であれば、性別や猫種を問わず心筋症を発症する可能性がある。...

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  • 脳塞栓症での受診同日に開心術で摘出し得た左房粘液腫の一例

    田村 康晃, 岡田 憲二, 天野 真太郎, 細田 英樹, 野島 祐司, 濱田 幸汰, 矢部 敏和, 西村 祐希, 杭ノ瀬 慶彦, 田井 龍太, 入江 博之, 中嶋 絢子, 円山 英昭, 福田 仁, 上羽 哲也 NEUROSURGICAL EMERGENCY 28 (1), 71-76, 2023

    ...心電図モニターで心房細動を認めず.MRI拡散強調像にて両側小脳,右後頭葉に高信号が散在していた.DWI/FLAIRミスマッチなし.MRAで脳主幹動脈に狭窄・解離所見を認めず.以上より急性期血行再建の適応はないと判断した.その後,原因検索のため直ちに行った経胸壁心エコーにて,心房中隔に付着する51×40 mm大の可動性を有する巨大腫瘤を認め,左房粘液腫による脳塞栓症が疑われた.巨大粘液腫であり嵌頓による突然死...

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  • 学校での心臓突然死ゼロを目指して

    石見 拓 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 62-, 2023

    ...<p>日本スポーツ振興センターによると、学校管理下における児童生徒の死亡のうち、突然死が約3割を占める。その半数以上が心臓系突然死であり、毎年10人前後の児童生徒が、心臓突然死のために学校で命を落としている。...

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  • 運動ニューロン疾患における自律神経障害と機能回復

    狩野 修, 渋川 茉莉, 柳橋 優, 平山 剛久, 森岡 治美 自律神経 60 (1), 16-19, 2023

    <p>筋萎縮性側索硬化症(Amyotrophic lateral sclerosis: ALS)は,上位と下位運動ニューロンが選択的に障害されるシンプルな病気と考えられているが,運動系以外である自律神経障害を呈した報告も散見される.しかし,ALSの自律神経障害を病理学的に明確に説明できるエビデンスは乏しい.そのため視床下部なども含めた中枢自律神経線維網と脊髄中間外側核などとのバランス,障害の優劣…

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  • FAERSを用いた抗精神病薬による心室不整脈リスクの調査

    袴田 潤, 橋口 正行, 志賀 剛 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 1-C-P-A3-, 2023

    ...<p>【目的】抗精神病薬による心臓突然死はよく知られているが、その原因のひとつに薬剤性QT延長症候群がある。QT延長に伴うTorsades de Pointes (TdP)、心室頻拍(VT)、心室細動(VF)は致死性不整脈とされ、重大な心性副作用である薬剤性QT延長症候群は、循環器系薬に次いで中枢神経薬に多いことが報告されている。...

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  • 肥大型心筋症への薬物治療 -β遮断薬からミオシン阻害薬までー

    今井 靖, 苅尾 七臣 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 3-C-S38-3-, 2023

    ...<p>肥大型心筋症(HCM)は我が国において500人に一人が罹患するありふれた心疾患であり、若年者突然死の原因第一位として知られる。HCMの約60%が常染色体顕性遺伝形式に従う家族歴を有しており、多くの症例でサルコメア構成蛋白の遺伝子変異を認めており、近年、遺伝学的検査が保険収載された。...

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  • 非造影MRIによる肺動脈血栓描出の基礎的検討

    吉井 伸之, 安田 光慶, 渡邊 裕之, 高橋 俊行, 加藤 京一 昭和学士会雑誌 83 (6), 363-372, 2023

    ...肺動脈塞栓症は,下肢の深部静脈で大きな血栓が形成され,遊離して塞栓化した場合,肺血管の閉塞具合によりショック状態や突然死に至る可能性がある疾患である.その肺動脈塞栓症の画像診断は,当院において,そのほとんどをCTによる診断で行っている現状である.一方,MRIは区域枝までの検出精度は良好であり,非侵襲的に実施できる点で有利であるが,一般的に肺動脈血栓症をMRIで評価を行うことは少ない.しかし,MRIは...

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  • 心毒性の性差

    黒川 洵子, 児玉 昌美, 清水 聡史, 坂本 多穗 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), S21-1-, 2023

    ...例えば、薬剤による心室再分極遅延(QT間隔延長)リスクや心臓突然死発症率は女性で高いことが知られる。この性差には心電図QT間隔が成人女性で同世代の男性よりも長いことが関連しており、思春期や性周期における変化から性ホルモンの影響が示唆されてきた。我々は、その分子メカニズムとしてNOを介した心筋細胞の性ホルモンシグナルが関与しているのではないかと提唱している。...

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  • 物体検知を用いた乳幼児突然死症候群の対策と検証

    橋本 雄次, 寺西 健一 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 4Xin134-4Xin134, 2023

    ...<p>乳幼児突然死症候群(SIDS)は予兆も既往歴もない乳幼児が死に至る病気である.それによって2021年には国内で81名が亡くなった.原因は特定されていないが,うつぶせ寝や顔に毛布がかかることが顔からの熱放出を妨げ,体に熱がこもることが要因と考えられている.そこで本研究では, 監視カメラで状態の変化を検知するシステムを考えた....

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  • 心臓MRIでの心臓サルコイドーシス評価

    真鍋 徳子, 佐野 ひろみ, 真鍋 治 The Japanese Journal of Sarcoidosis and Other Granulomatous Disorders 43 (1_2), 32-34, 2023

    ...<p>欧米に比して日本では心臓サルコイドーシス合併はまれではなく,心臓サルコイドーシスによる臨床症状は,無症候性から胸痛,呼吸困難,失神,動悸,心臓突然死まで様々であるため,まずは心臓病変の合併を疑うことが重要である.心房性および心室性不整脈などの伝導障害や心不全を引き起こす可能性があるため,サルコイドーシスと診断された患者は,問診,心電図検査(ECG)などを含めた心臓病変のスクリーニングを受けることが...

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 呼吸波形画像と機械学習を用いた乳幼児睡眠時無呼吸検出システム

    間庭 大智, 篠原 裕美, 植田 穣, 岡田 邦之, 岸本 美保, 来栖 宏二, 荒船 龍彦 生体医工学 Annual61 (Abstract), 165_1-165_1, 2023

    ...<p>乳幼児突然死症候群は主として睡眠中に発症し,閉塞性および混合型睡眠時無呼吸の発生頻度との関係性が示唆されているが,健常児の睡眠時無呼吸の発生について詳細な実態把握はこれまで十分なされていない.我々は光学式三次元センサであるKinect V2を用いた非接触多人数同時呼吸計測モニタシステムを開発し,本システムを用いて保育園における0歳児園児の睡眠時呼吸動態の長期間計測してきた.しかし,計測された園児...

    DOI

  • 呼吸波形画像と機械学習を用いた乳幼児睡眠時無呼吸検出システム

    間庭 大智, 篠原 裕美, 植田 穣, 岡田 邦之, 岸本 美保, 来栖 宏二, 荒船 龍彦 生体医工学 Annual61 (Abstract), 184_2-184_2, 2023

    ...<p>乳幼児突然死症候群は主として睡眠中に発症し,閉塞性および混合型睡眠時無呼吸の発生頻度との関係性が示唆されているが,健常児の睡眠時無呼吸の発生について詳細な実態把握はこれまで十分なされていない.我々は光学式三次元センサであるKinect V2を用いた非接触多人数同時呼吸計測モニタシステムを開発し,本システムを用いて保育園における0歳児園児の睡眠時呼吸動態の長期間計測してきた.しかし,計測された園児...

    DOI

  • 当院における小児心臓移植の現状と課題

    新川 武史, 吉田 尚司, 山形 顕子, 市原 有起, 斎藤 聡, 布田 伸一, 新浪 博 移植 58 (Supplement), s196_1-s196_1, 2023

    ...治療開始後6例が死亡(心不全増悪2例、不整脈による突然死2例、補助人工心臓装着中合併症2例)し、15例が心臓移植待機中(Status 1:11例、Status 2:4例)。9例が心臓移植到達(渡航4例、国内5例)。心臓移植後の死亡は現在までなし。医療チームは、小児心臓外科チーム3名、循環器小児科11名、コーディネーター1名。心臓移植担当外科医は1名で国内での移植トレーニング経験なし。...

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  • たこつぼ型心筋症による陰性T波を伴う心室細動に対し,皮下植込み型除細動器へのブリッジとして着用型除細動器が有用であった1例

    神林 諒, 本間 恒章, 髙橋 雅之, 武藤 晴達, 藤田 雅章, 大津 圭介, 加藤 瑞季, 塩泡 優大, 竹中 孝, 佐藤 実 心臓 54 (10), 1154-1160, 2022-10-15

    <p> 43歳,女性.自宅内で卒倒し,救急要請された.初期波形は心室細動であり,一度の直流除細動で洞調律に復帰し,前医へ救急搬送された.緊急冠動脈造影検査で両側冠動脈に有意狭窄を認めず,左室造影検査で心尖部に無収縮を認めた.翌日以降の心電図でV2からV6誘導に巨大陰性T波を認め,たこつぼ型心筋症と診断された.入院後は良好に経過し,後日施行した冠動脈アセチルコリン負荷試験で,右冠動脈アセチルコリン…

    DOI

  • 都心部高齢者の孤立死の背景にある課題

    木村 博子 日本公衆衛生雑誌 69 (6), 424-434, 2022-06-15

    ...</p><p><b>結論</b> 都心部高齢者の孤立死には,主に突然死疾患の死因に加えて,女性では配偶者との死別,男性では死別以外に離別,男女ともに未婚という背景が影響していると考えられた。</p>...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • フォンタン循環における洞調律維持を基本とする不整脈管理の重要性

    梅井 正彦, 相馬 桂, 齊藤 暁人, 小島 敏弥, 常盤 洋之, 後藤 耕策, 小室 一成, 八尾 厚史 日本成人先天性心疾患学会雑誌 11 (2), 29-36, 2022-05-31

    ...フォンタン循環患者は,術後慢性期に上室頻脈性不整脈の発症リスクが高く,心不全増悪や突然死を引き起こす可能性がある.症例は,右室型単心室に対してextracardiac total cavo-pulmonary connection術後の29歳男性.持続性心房粗動に対しソタロール内服し,洞調律維持は難しいものの脈拍コントロールは良好であった.その後,低酸素血症・下腿浮腫の増悪を認めたため,心臓カテーテル...

    DOI 医中誌

  • 肺癌術後にたこつぼ心筋症を発症し突然死した1例

    上村 亮介, 松岡 英仁 日本呼吸器外科学会雑誌 36 (2), 120-126, 2022-03-15

    ...死亡例も認める.症例は84歳女性.左下葉肺癌に対して胸腔鏡下左下葉切除術と縦隔リンパ節郭清を行った.術後に心電図上ST上昇を認め,血液生化学検査で心筋逸脱酵素の上昇を認めたため虚血性心疾患の可能性を疑った.心臓カテーテル検査を行ったところ冠動脈に有意狭窄は認めず,左室造影でたこつぼ心筋症と診断した.術後5日目に心肺停止状態で発見され,心肺蘇生を行うも救命できなかった.肺癌術後にたこつぼ心筋症を発症し,突然死...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献11件

  • 2型糖尿病患者の予後に及ぼす心房細動の影響

    内本 定彦, 小野 克宏 糖尿病 65 (2), 59-66, 2022-02-28

    ...<p>2型糖尿病患者において,心房細動が予後に及ぼす影響について後ろ向き観察研究にて検討した.2型糖尿病患者370例(男203例,女167例,平均年齢69.7歳)を平均5.0年フォローし,心血管複合イベント(心血管死,非致死性心筋梗塞ないし脳卒中,心不全による入院,予期せぬ突然死)に対する心房細動の影響について検討した.心血管複合イベントは32例にみられ,単変量ロジステイック回帰分析では,年齢,estimated...

    DOI 医中誌

  • 筋強直性ジストロフィーの心臓機能障害

    伊藤 英樹 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 59 (2), 161-164, 2022-02-18

    ...<p>筋強直性ジストロフィーは多臓器障害をきたす進行性遺伝性筋疾患の中で,最も患者数が多い疾患である.突然死は本疾患の主な死因の1つとされ,心臓機能障害の適切な診断と治療方針の決定が必要である.不整脈疾患は最も特徴的な心臓障害であり,中でも心電図のPR間隔,QRS間隔が延長する伝導障害が特徴で,高度房室ブロックに至る症例もまれでなく,ペースメーカーなどのデバイス治療が必要になる.心房細動や心室頻拍など...

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 上大静脈・右心房浸潤および肺動脈腫瘍塞栓を伴う浸潤性胸腺腫の切除例

    池 晃弘, 大瀬 尚子, 舟木 壮一郎, 南 正人, 上野 高義, 新谷 康 日本呼吸器外科学会雑誌 36 (1), 46-53, 2022-01-15

    ...<p>症例は40代男性.顔面と両上肢の浮腫を主訴に前医を受診し,胸部CTで前縦隔に充実性腫瘍および右主肺動脈塞栓を指摘された.腫瘍は上大静脈内から右心房内へ進展していた.CTガイド下生検でWHO分類TypeB2・正岡分類III期の胸腺腫と診断されたが,心臓内進展を伴うため切除不能と診断され,化学療法を施行された.しかし,治療効果は乏しく,腫瘍は両側腕頭静脈から右心室内にまで進展した.突然死のリスクありと...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献24件

  • すべての薬剤師が一次救命処置(BLS)を身に付けたニューノーマル時代に

    浦嶋 庸子, 石見 拓, 木下 淳, 赤塚 敬司, 小畑 友紀雄 薬学教育 6 (0), n/a-, 2022

    ...「一次救命処置(心肺蘇生,外傷対応等(BLS: Basic Life Support)を説明し,シミュレータを用いて実施できる」ことが求められている.BLS講習として,近年では簡便かつ短時間で,実践的なトレーニングが可能であるPUSHコースが知られており,薬学教育での導入に適していると考えられる.本総説では,「すべての薬剤師がBLSを身に付けたニューノーマル時代に」と題してシンポジウムを行い,心臓突然死...

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  • 背景差分法によるビデオカメラ映像を用いた乳幼児睡眠時呼吸計測システム

    間庭 大智, 岸本 美保, 川端 茂徳, 来栖 宏二, 荒船 龍彦 生体医工学 Annual60 (Abstract), 138_1-138_1, 2022

    ...<p> 乳幼児突然死症候群(SIDS)はわが国で年間90件ほど報告されている乳幼児の原因不明の突然死である.SIDSは主として睡眠中に発症し,閉塞性および混合型睡眠時無呼吸の発生頻度との関係性が示唆されているが,健常児の睡眠時無呼吸の発生について詳細な実態把握はこれまで十分なされていない.本研究室では深度センサを用いた呼吸計測システムを開発してきたが,寝返り等で大きく移動した乳幼児の自動追尾が困難といった...

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  • 脾臓浸潤による非外傷性脾破裂をきたし剖検で確定診断した血管内大細胞型B細胞リンパ腫

    黒木 航, 小林 敬宏, 馬越 通信, 北舘 明宏, 今泉 ちひろ, 齋藤 雅也, 小林 五十鈴, 藤島 眞澄, 藤島 直仁, 吉岡 智子, 後藤 明輝, 髙橋 直人 臨床血液 63 (6), 523-529, 2022

    ...IVLBCLの精査中に出血性ショックのため突然死し,剖検所見で大量の血性腹水と脾破裂を認めた。全身の小血管内にCD20陽性大型異型リンパ球の浸潤を認めIVLBCLと診断し,腫瘍細胞浸潤は裂創部位を含めた脾被膜部ではわずかで脾臓中心部で著明で,脾中心部での腫瘍増殖による脾内圧亢進がASRの原因と考えられIVLBCL-ASRと確定診断した。...

    DOI Web Site 医中誌

  • WPW症候群における顕在化条件のコンピュータシミュレーションによる検討

    原口 亮, 芦原 貴司, 松山 高明, 芳本 潤 生体医工学 Annual60 (Abstract), 175_1-175_1, 2022

    ...<p>若年者の頻脈性不整脈および心臓突然死の原因の1つである Wolff-Parkinson-White (WPW) 症候群は,心臓内の正常な刺激伝導路とは別に先天的に心房と心室とをつなぐ副伝導路が存在する疾患である.これまでに我々は心房筋・心室筋・副伝導路からなる数理モデルを構築した上で,コンピュータシミュレーションにより,副伝導路の大きさ・心房・心室の導電率・副伝導路の導電率が副伝導路を介した伝導...

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  • メカニカルストレスによる心臓突然死と心不全発症を防ぐ新規蛋白質

    花島 章, 木元 弥咲, 氏原 嘉洋, 大平 桃子, 臼居 優, 橋本 謙, 毛利 聡 生体医工学 Annual60 (Abstract), 237_2-237_2, 2022

    ...従って新規コスタメア局在蛋白質は心臓突然死の新規原因遺伝子であり、PI3K-Aktシグナル伝達経路を介して心筋細胞肥大、Ca2+動態、ミトコンドリア代謝を調節することで、メカニカルストレスによる心不全進行を防いでいることが示唆された。</p>...

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  • 誤嚥性肺炎で入院歴のある多系統萎縮症患者3例における誤嚥防止術の効果

    田口 栄一, 小林 靖, 都築 秀典 臨床神経学 62 (8), 621-626, 2022

    <p>誤嚥性肺炎で入院歴のある多系統萎縮症(multiple system atrophy)患者3例に誤嚥防止目的で誤嚥防止術を施行した.2例に喉頭閉鎖術,1例に喉頭気管分離術を実施し,全例術後約2年の経過観察で誤嚥性肺炎の再発は認めず,夜間の吸引回数が減ったことで本人のQOLが向上し介護者の負担が軽減した.2例は経口摂取を継続できていた.手術の時期は音声言語でのコミュニケーションが困難になった…

    DOI Web Site PubMed 参考文献9件

  • 発作と作動に備える当事者の経験する「未来」

    野地 洋介 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2022 (0), B09-, 2022

    ...本発表は、致死性不整脈と診断を受け、突然死の予防として植込み型除細動器(ICD)を植込む人びとが、どのように「未来」を経験しているのか、「予期」の概念から考察を行う。ICDは患者の生命予後を向上させることが明らかになっている一方で、患者の間で抑うつ傾向が見られるなど両義的な作用をもたらすテクノロジーである。医学との緊張関係のなかで、いかに当事者が未来を育んでいるのか、検討する。...

    DOI

  • 学校心臓検診と突然死:特に肥大型心筋症について

    櫨木 大祐, 吉永 正夫 Pediatric Cardiology and Cardiac Surgery 37 (4), 255-264, 2021-12-01

    ...した結果,現在の小児心臓突然死減少がもたらされている.最終的な目標として小児心臓突然死ゼロを目指す小児循環器医療従事者に必要と思われる最新のガイドラインや,本邦における小児の突然死の状況,特に心臓検診での発見が可能な肥大型心筋症について解説する....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献58件

  • 無症状でWPW型心電図を示す小児患者をどう診るか?

    吉田 葉子 Pediatric Cardiology and Cardiac Surgery 37 (3), 165-172, 2021-11-01

    ...<p>無症状でWPW型心電図を示す小児のスクリーニングでは,第一に器質的心疾患の有無の確認や,不整脈原性のない束枝副伝導路の鑑別が重要である.房室副伝導路が存在した場合,発症しうる可能性が最も高い不整脈は房室リエントリー性頻拍である.ごくまれに,心房細動などを合併した際に速い心室応答とそれに続く心室細動や心臓突然死が起こる.また心室非同期による心不全発症がみられる症例がある.致死性不整脈イベントに対...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献27件

  • 複数の突然死を有するカテコラミン誘発多形性心室頻拍の一家系

    斉藤 裕子, 佐藤 純一, 高田 展行, 相庭 武司 Pediatric Cardiology and Cardiac Surgery 37 (2), 144-150, 2021-08-01

    ...<p>カテコラミン誘発多形性心室頻拍(CPVT)は,若年期に失神,心停止を起こす致死性遺伝性不整脈の一つであり,10年生存率が60%程度と予後の悪い疾患である.患者の50~60%に心筋リアノジン受容体遺伝子(<i>RYR2</i>)変異が認められるが,多くが弧発例で国内の家族内発症は非常に少ない.今回,34歳女性を発端者とする,若年での複数の家族内突然死歴のあるCPVTの一家系を報告する.遺伝子検査...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献17件

  • 川崎病を契機に偶然発見された右冠動脈起始異常の一例

    鈴木 惟子, 玉井 哲郎, 高橋 修平, 上田 明歩, 岡田 怜奈, 倉持 由, 草野 亮祐, 草野 知江子, 堀 尚明 北関東医学 71 (3), 199-201, 2021-08-01

    ...<p> 冠動脈起始異常の大半は良性と考えられているが,対側の冠動脈洞より起始する冠動脈に関しては致死的となりうる.特に運動時において冠動脈が大動脈,肺動脈の間を圧迫されながら走行することにより,心筋虚血,場合によっては突然死の原因となる.当施設で川崎病診断後の冠動脈評価の際に右冠動脈の左冠動脈洞起始を偶然発見した5歳の症例を報告する.本症例のように無症状で偶然発見された右冠動脈起始異常の管理については...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか3件 参考文献3件

  • 右冠動脈大動脈起始異常症に対して冠動脈移植術を施行した1例

    内山 光, 古川 浩二郎, 福田 倫史, 平田 雄一郎, 恩塚 龍士, 田山 栄基, 森田 茂樹 日本心臓血管外科学会雑誌 50 (4), 235-239, 2021-07-15

    ...,右冠動脈大動脈起始異常症に対して外科治療を行い良好な結果を得たので報告する.繰り返す胸部圧迫感を主訴とする47歳男性に精査を行ったところ,右冠動脈が左バルサルバ洞より分岐する右冠動脈大動脈起始異常症であった.血液検査,心電図,心臓カテーテル検査を含め客観的な心筋虚血所見を認めなかったものの,右冠動脈の比較的急峻な大動脈からの起始角度,両大血管間に挟まれた走行形態が胸部症状に関与している可能性と,突然死...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献11件

  • 運転中の心臓突然死に対する法医解剖例の検討

    東條 美紗, 竹田 有沙, 高相 真鈴, 中村 磨美, 一杉 正仁 日本交通科学学会誌 21 (1), 40-46, 2021-06-30

    ...車両運転中の心臓突然死事例を解析し、自動車運転中に突然発症する致死的心疾患に対する救命可能性について検討した。滋賀医科大学医学部社会医学講座法医学部門で2015年1月〜2021年1月に行われた剖検例から、屋外で発生した心臓突然死例を抽出し、運転群と非運転群に大別した。対象は35例であり、平均年齢は63.9歳であった。...

    DOI

  • 川崎病研究の最前線

    井上 隆志, 村上 将啓, 松田 明生 日本小児アレルギー学会誌 35 (2), 145-151, 2021-06-20

    ...<p>川崎病は,川崎富作博士により1967年に報告された乳幼児の血管炎症候群である.臨床的に一番問題なのは冠動脈炎症による心後遺症(冠動脈瘤)である.従って,急性期治療最大の目標はなるべく早期に血管炎を沈静化し,心後遺症合併を予防することである.2000年代になって標準治療として免疫グロブリン療法(intravenous immunoglobulin:IVIG)が確立し,心後遺症合併による突然死の数...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献27件

  • 直腸腺癌による直腸狭窄に対して,自己拡張型直腸ステントの設置をした犬の1例

    中川 恭子, 南 毅生 日本獣医師会雑誌 74 (3), 191-195, 2021-03-20

    ...によって周囲組織への浸潤を伴う全周性の腫瘤状病変が確認され,病理組織学検査により直腸腺癌と診断した.外科切除が困難と考えられたため,緩和的治療として自己拡張型直腸ステントの設置を実施した.直腸ステント設置により狭窄部の拡張が認められ,排便困難が改善した.その後,時々軽度のしぶりや血便は認められたものの一般状態も改善し,自力での排便が可能となった.しかし,直腸ステント設置40日後の第72病日に自宅にて突然死...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献14件

  • 異なる発症形態を呈したNoonan症候群に合併した肥大型心筋症の小児2例

    田尾 克生, 廣野 恵一, 畑 由紀子, 西田 尚樹, 新井田 要 心臓 53 (3), 275-279, 2021-03-15

    ...</p><p> 2症例ともに無症状で,突然死のリスク因子もないことから無治療での慎重な経過観察を行っている.2症例に共通して早期に求心性心筋肥大が進行する特徴的な臨床像が認められたが,遺伝子解析からは遺伝的異質性が示唆された.</p>...

    DOI 医中誌

  • 多系統萎縮症における睡眠関連疾患の臨床

    宮本 智之, 沼畑 恭子, 赤岩 靖久, 宮本 雅之 自律神経 58 (1), 74-78, 2021

    ...<p>多系統萎縮症(MSA)は,自律神経障害,パーキンソン症候群,小脳性運動失調などの様々な組み合わせの神経症候を有する,多くは孤発性の成人発症,進行性の神経変性疾患である.睡眠断片化を伴う不眠,睡眠関連呼吸障害,レム睡眠行動異常症,周期性四肢運動などの睡眠関連疾患を合併する.特に,喉頭喘鳴は喉頭レベルで上気道閉塞を反映し,睡眠中の突然死の危険について臨床医に警告する.喉頭喘鳴が睡眠中にのみ発生する...

    DOI 医中誌

  • てんかん診療の中でブルガダ型心電図が出現し心停止に陥った1症例

    宮尾 暁, 久保田 有一, 梛野 尚人, 江川 悟史, 中本 英俊, 福地 聡子, 川俣 貴一 臨床神経学 61 (7), 466-470, 2021

    ...<p>てんかん診療における不整脈の出現は突然死へとつながる可能性を有する.今回,致死性不整脈から心停止に陥り蘇生した1例を経験し,外来,急変前後,蘇生後,回復期まで,経時的な心電図変化を捉えた.心電図の経時的変化では,QT延長やブルガダ型波形が確認された.心電図変化を誘発する可能性を持つNaチャネル遮断薬,向精神薬との薬理作用,及び薬物動態的相互作用の認識の重要性に注目し,てんかん診療における心電図...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献8件

  • 最適な細動焼灼戦略の獲得に向けた深層強化学習の試み

    富井 直輝, 瀬野 宏, 山崎 正俊, 佐久間 一郎 生体医工学 Annual59 (Abstract), 147-147, 2021

    ...<p>心室細動や心房細動といった頻脈性不整脈では,心臓内に異常で複雑な電気的興奮波が発生する.心室細動は心臓突然死につながる致死性疾患であり,高齢者に有病率の高い心房細動も血栓による脳梗塞リスクを増大させる.これら細動に対して今日,血管を介して心臓内にカテーテルを挿入し,異常興奮箇所を焼灼するアブレーション治療が広く行われているが,特に慢性化した複雑な細動に対しては効果的な焼灼標的は未だ不明であり,...

    DOI

  • 移植腎生着死亡レシピエントの検討

    藤原 拓造, 窪田 理沙, 太田 康介, 高橋 雄介 移植 56 (Supplement), s115-s115, 2021

    ...【結果】移植から死亡までは平均8.0± 5.7(中央値;7.6年)で、死因は悪性疾患11、心血管疾患3、脳血管疾患2、感染症6、突然死4例であった。3群間で有意差を認めた項目はレシピエント年齢、ドナータイプ、移植施行年、ABO血液型不適合性、1年以内の拒絶反応の発症、1年後の移植腎機能、悪性疾患の発症であった。...

    DOI 医中誌

  • SDラットの毒性試験における対照群の突然死発生頻度

    三田 功二, 岡本 武三, 丸山 剛, 柴北 健佑, 里本 健輔, 嶋本 敬介, 黒岩 有一 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), P-81-, 2021

    ...突然死の発生時期は、6~18週齢では雄0.15%(3377例中5例)、雌0%(3252例中0例)、19~31週齢では雄0.24%(2055例中5例)、雌0.03%(1998例中1例)と週齢が増すにつれて突然死発生頻度が高くなる傾向がみられた。</p><p>今後、対象期間を拡張して調査を行い、その結果を加えて報告する予定である。</p>...

    DOI

  • 日常診療に潜むカルニチン欠乏症

    大竹 明 日本重症心身障害学会誌 46 (2), 221-221, 2021

    ...L-カルニチンは、アシル-CoAがミトコンドリア膜を透過する際に必須の物質であり、その欠乏は長鎖脂肪酸の利用障害をきたす他、ミトコンドリア内に蓄積した有害アシルCoAの除去(ミトコンドリアレスキュー)にも支障をきたし、重篤な場合は突然死や急性脳症、心筋症をきたすことが知られている。 本講演ではまずL-カルニチンの生合成過程を説明し、肝不全、腎不全症例で欠乏症の起こる原理を理解いただく。...

    DOI 医中誌

  • 多系統萎縮症における自律神経障害

    出口 一志 自律神経 58 (1), 79-83, 2021

    ...代表的な自律神経障害は,排尿障害,起立時の血圧調節障害および睡眠関連の呼吸障害であり,これらは生命予後にも影響している.尿失禁と起立性低血圧がprobable MSAの診断基準に含まれるが,残尿量の評価,能動的起立,起立時間の延長が診断の感度と特異度を改善する可能性がある.睡眠中のMSAの突然死を予測することは難しいため,自然睡眠および薬物誘発睡眠による呼吸機能の定期的な評価が必要である.</p>...

    DOI 医中誌

  • 生殖補助医療後に双胎妊娠した女性の体験と期待する助産ケア

    藤井 美穂子 日本助産学会誌 35 (1), 11-21, 2021

    ...</p><p><b>結 論</b></p><p>ART後に双胎妊娠した女性は,不妊治療中に何度も母親となる期待を裏切られた経験の上に,医療者の言動により双胎妊娠というハイリスク状態への不安がのしかかり,ハイリスク妊娠に対する予期的不安と共存した妊娠生活を送り,出産後も子どもの突然死などの恐怖が払拭されていない特徴があった。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • 乳幼児睡眠時無呼吸症の病態

    小保内 俊雅 Pediatric Otorhinolaryngology Japan 42 (1), 43-46, 2021

    ...</p><p>より未熟な新生児期から生後1か月ではなく,自律神経調節へと移行する時期に,無呼吸が契機となり突然死が惹起されている。</p>...

    DOI Web Site

  • P5-1 拡張相肥大型心筋症に対する運動療法によりV(dot)E vs.V(dot)CO2 slope の改善がみられた1 症例

    鈴木 啓司, 野村 圭 関東甲信越ブロック理学療法士学会 40 (0), 146-, 2021

    ...</p><p>【考察】Damiano Magri ら(2016)は,HCM 患者の突然死リスクとしてV(dot)E vs.V(dot)CO2 slope が高いほどリスクが高くなると述べている.突然死はHCM 患者の疾患関連死の主な原因とされているが,D-HCM 患者に対する医学的に管理された運動療法は安全に実施することができ,突然死リスクを軽減する可能性が示唆された....

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  • 当院で出生したSGA児の予後と両親の喫煙に関する検討

    加賀 元宗, 渡邉 浩司, 鎌田 文顕, 松木 茂伸, 中村 理恵 日本禁煙学会雑誌 15 (5), 102-108, 2020-12-30

    ...そのうち約半数が喫煙関連合併症を有しており、乳幼児突然死症候群(SIDS)が2例含まれていた。妊娠初期に両親または両親のいずれかが喫煙していたのは74例(54%)で、妊娠中に多くの母(73%)は禁煙したが、ほとんどの父(98%)は喫煙を継続していた。両親または両親のいずれかが喫煙している群は、喫煙していない群に比し、有意に気管支喘息を発症していた(オッズ比6.896, p<0.05)。...

    DOI 医中誌

  • がん関連静脈血栓塞栓症による突然死の臨床病理学的特徴

    呂 彩子, 景山 則正, 向井 敏二 静脈学 31 (3), 123-129, 2020-11-25

    <p>進行がんに伴う急性広範性肺血栓塞栓症47剖検例(男性22・女性25例,平均66±11歳)の臨床病理学的特徴を検討した.原発部位は,結腸8例,肺7例,卵巣6例,その他27例.23例(49%)はがんの加療中であったが静脈血栓塞栓症(VTE)の生前診断は1例のみであった.加療中の83%は外来通院中であった.肺血栓塞栓症の性状は62%が急性,38%が再発性.静脈血栓の局在は92%が下肢深部静脈で,…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献13件

  • 肺動脈原発肉腫に対して外科的治療を施行した1例

    西山 正行, 佐々木 啓明, 陽川 孝樹, 四條 崇之, 井上 陽介, 清家 愛幹, 上原 京勲, 松田 均 日本心臓血管外科学会雑誌 49 (6), 366-369, 2020-11-15

    ...<p>62歳女性.労作時の息切れが急速増悪し,心エコーでTRPG 75 mmHgであることから慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)を疑われた.肺動脈造影とCTで肺動脈の中枢から末梢にかけて広範囲の可動性のある腫瘤像を認め,急速に悪化した経過と形態,およびFDG-PETで異常集積がみられたことから肺動脈原発腫瘍が疑われた.予後は不良であると予測されたが,突然死の可能性があり,肺や他の臓器への転移は認...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献10件

  • 心尖部心室瘤を合併した左室中部閉塞性肥大型心筋症に対する1手術例

    西島 卓矢, 古川 浩二郎, 平田 雄一郎, 恩塚 龍士, 田山 栄基, 森田 茂樹 日本心臓血管外科学会雑誌 49 (6), 344-348, 2020-11-15

    ...<p>心尖部左室瘤を伴う肥大型心筋症は,心室性不整脈や血栓塞栓症による突然死の危険性が高いとされている.今回われわれは,同疾患に対する手術例を経験したので報告する.症例は67歳男性.健診での心電図異常を契機に精査を受け,心尖部瘤を伴う左室中部閉塞性肥大型心筋症と診断された.無症状で,閉塞部の圧較差は約30 mmHgだったが,心尖部瘤内に血栓を認めた.抗凝固療法により血栓は溶解したが,自然予後不良が予測...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 新生児期から症状があった舌根部囊胞の3例

    渡邉 佳子, 浮山 越史, 阿部 陽友 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 56 (6), 1010-1015, 2020-10-20

    ...<p>舌根部囊胞の3例を経験した.3例とも新生児期から吸気性喘鳴,無呼吸,陥没呼吸といった呼吸器症状を認め,喉頭ファイバースコープ検査,CT検査,MRI検査で診断された.全例,開窓術を施行した.症例2は初回手術時の麻酔導入時に囊胞による圧排で声門の観察ができず緊急気管切開術を施行し,後日開窓術を施行した.全例,再発なく経過している.本症は突然死の原因にもなる可能性があるため,診断後は可及的早期に手術...

    DOI Web Site 医中誌

  • 成人発症の虚血を伴う右冠動脈左冠動脈洞起始症に対して右冠動脈起始部形成術(unroofing)を施行した1例

    水島 穂波, 加藤 寛城, 齋藤 直毅, 上田 秀保, 野 宏成, 鷹合 真太郎, 飯野 賢治, 木村 圭一, 竹村 博文 日本心臓血管外科学会雑誌 49 (5), 253-256, 2020-09-15

    <p>症例は50歳,男性.労作時胸痛を契機に施行された冠動脈造影検査および冠動脈CTにて右冠動脈左冠動脈洞起始症(AAORCA)と診断された.運動負荷心筋シンチグラフィにて下壁に虚血を認め,手術を施行した.右冠動脈は大動脈壁内を走行しており,右冠動脈起始部形成術(Unroofing)を施行した.術後,冠動脈CTでは右冠動脈が正常位置より起始し,運動負荷心筋シンチグラフィでは虚血を認めなくなった.…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 長期的に臨床経過を観察し得た,完全房室ブロックを合併したラミンA/C遺伝子異常による心筋症の1例

    賀来 文治, 大島 央, 井ノ口 安紀, 北川 直孝, 勝田 省嗣, 林 研至, 津田 豊暢, 高村 雅之 心臓 52 (9), 1057-1066, 2020-09-15

    ...<p> 症例:56歳女性.家族歴:母が40代でペースメーカー植込み.母,兄,母方の叔母,叔父,祖母が突然死.現病歴:42歳時に完全房室ブロックおよび心房性不整脈を認め,他院でDDDペースメーカーの植込み(心室は右室心尖部ペーシング)が実施され,43歳時に当院へ紹介となった.初診時の心胸郭比45.7%,BNP 45 pg/mL,左室拡張末期径49 mm,左室収縮末期径32 mm,心室中隔壁厚10 mm...

    DOI 医中誌

  • 若年者における突然死-心臓震盪-

    輿水 健治 蘇生 39 (2), 69-72, 2020-09-09

    ...<p> 若年者の突然死は,肥大型心筋症や冠動脈奇形,心筋炎などを基礎に持つ人のスポーツ中に多いとされている。ところが,1980年代の北米において,心臓病がない健康な子どもが,胸に比較的軽い鈍的外力を受けた直後に突然死する事例が続けて報告された。1995年,Maronら1)はこういった事例を心臓震盪として報告した。...

    DOI 医中誌

  • 人工骨頭挿入術中に心室頻拍を発症した慢性腎不全患者の1症例

    織田 寛子, 辛島 裕士, 藤吉 哲宏, 奥村 早紀, 福地 香穂, 山浦 健 日本臨床麻酔学会誌 40 (4), 353-358, 2020-07-15

    ...の患者.側臥位での人工骨頭挿入術中に誘因なく心室頻拍となった.リドカイン投与とカルディオバージョンを施行し,洞調律に復帰した.その際の血液検査でカリウム高値を認めたため,直ちにグルコン酸カルシウム投与とグルコース・インスリン療法を開始し,術後に腹膜透析も再開した.術後検査で明らかな心病変の存在は否定的であり,その後はイベント,後遺症なく退院した.慢性腎不全患者では,明らかな心血管病変がなくても心臓突然死...

    DOI Web Site 参考文献16件

  • てんかんを合併した先天性QT延長症候群の母児例

    田原 昌博, 森田 理沙, 浦山 耕太郎, 杉野 充伸, 藤原 舞, 村岡 裕司, 大野 聖子, 堀江 稔 心臓 52 (6), 637-643, 2020-06-15

    ...<p> 先天性QT延長症候群(LQTS)は致死性不整脈を生じ突然死をきたす症候群であり,乳幼児突然死症候群の原因の一つである.妊婦であれば分娩後の心停止や失神などのリスクも高いとされている.母は37歳初産婦.てんかんのためカルバマゼピンを内服していた.妊娠21週時に胎児心エコーで両大血管右室起始,肺動脈狭窄と診断した.妊娠31週時に胎児徐脈,心室期外収縮(PVC),非持続性心室頻拍を認めたため,硫酸...

    DOI 医中誌

  • 受動喫煙の健康影響とその歴史

    片野田 耕太 保健医療科学 69 (2), 103-113, 2020-05-29

    ...「たばこ白書」で受動喫煙との因果関係を推定するのに十分である(レベル 1 )と判定された疾患は,成人では肺がん,虚血性心疾患,および脳卒中である.これらの疾患の死亡に占める受動喫煙の寄与は,男性で 1 ~ 4 %,女性で 9 ~10%を占め,年間死亡数では約 1 万 5 千人に相当する.小児では乳幼児突然死症候群および喘息既往について受動喫煙との因果関係が十分であると判定された.受動喫煙を防止するには...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • 心臓悪性腫瘍に対する外科治療の意義:右心系悪性腫瘍5例の検討

    桐生 健太郎, 角浜 孝行, 田中 郁信, 高木 大地, 山本 浩史 静脈学 31 (2), 57-63, 2020-05-11

    ...で外科的介入を行った5例の右心系悪性腫瘍を経験した.そのうち2例は早期に失ったが,3例は比較的長期生存を得られ,自宅退院も可能であった.腫瘍形態によっては術後化学療法が奏功する例もあった.最終的に全例死亡したが,外科的介入は突然死を予防しかつ診断を行うことで補助療法による生存期間の延長を見込むことができたと考える.また術後早期の肺および肺循環障害はDIC, MOFへ進展させ救命を妨げるリスクであると...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件 参考文献15件

  • 病理解剖によって診断し得た川崎病血管炎の一例

    井上 晃太, 立石 悠基, 本村 良知, 賀来 典之, 吉丸 耕一朗, 山田 裕一, 孝橋 賢一, 大賀 正一, 小田 義直 脈管学 60 (5), 71-73, 2020-05-10

    ...病理解剖の結果,全身の広範な血管炎および冠動脈瘤を認め,川崎病血管炎による突然死と診断した。急激な経過をたどった川崎病血管炎の一剖検例を経験したので報告する。</p>...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 安全な周術期管理を行えた脊髄小脳変性症を合併した肺癌の1手術例

    米井 彰洋, 森山 裕一 肺癌 60 (2), 120-124, 2020-04-20

    ...歳男性,当科初診5年前にSCDを発症した.当院整形外科の左母趾陥入爪に対する術前胸部単純X線写真で左上肺野に結節影が指摘され,当科紹介となり,気管支内視鏡検査を行ったが確定診断を得ることができなかった.しかし,胸部CT上は肺腺癌を強く疑うものであったため,術中診断を用いた根治術を計画した.術中迅速針生検で腺癌の診断を得たため,胸腔鏡下左上大区切除術を施行した.SCD症例における声帯運動障害は術後の突然死...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献2件

  • マラソン大会ゴール時に心停止を起こした無症候性冠攣縮性狭心症の1例

    嶋本 光兵, 黒木 識敬, 油井 慶晃, 安倍 大輔, 鈴木 紅 心臓 52 (4), 415-421, 2020-04-15

    ...<p> 症例は53歳男性.身長176 cm,体重67 kg,BMI 21.63で,脂質異常症を過去に指摘されたことがある.心疾患や突然死の家族歴はない.喫煙歴はなく,飲酒は月に数回程度.30年以上前からランニングを行っており,月に150 km走ることを習慣にしているが,過去に胸部症状の自覚はなかった.今回,十分な睡眠がとれていない状態でハーフマラソンに参加し,21.1 km完走.ゴール直後に前駆症状...

    DOI 医中誌

  • 拡張型心筋症の精査で,成人孤立性左室心筋緻密化障害が疑われた10例の検討

    馬渡 耕史, 常森 将史, 中野 治, 春田 弘昭, 池田 善彦, 松本 和久 心臓 52 (3), 289-298, 2020-03-15

    ...72.3 mmと拡大し,左室駆出率(EF)は20.4-46.2%で,緻密化障害部位は全例心尖部を中心に前壁~後壁~側壁に広がっていた.心電図は特異的な所見は認めなかった.β遮断薬およびアンギオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬の投与を行い,3割以上のEFの改善をみた例は3例(30%)であった.EFが58.3%と70.7%に改善した2例は,早期にBNP値が正常化した.治療観察中に脳梗塞発症2例,肺炎死1例,突然死...

    DOI 医中誌

  • 当院のICD/CRT-D植込み患者における不適切作動の実態調査

    小野 仁, 近藤 祐介, 細谷 裕一, 藤江 舞, 高平 青洋, 伊藤 竜, 林 智彦, 仲野 美代, 宮澤 一雄, 梶山 貴嗣, 中野 正博, 小林 欣夫 心電図 40 (1), 35-41, 2020-03-05

    ...<p>植込み型除細動器(ICD)や両心室ペーシング機能付き植込み型除細動器(CRT-D)は薬物療法と比較して,心臓突然死を予防し生命予後を改善することが知られているが,その一方で心房細動(AF)を含む上室頻拍(SVT)に対する不適切作動も懸念されている.今回われわれは,不適切作動の原因となる頻拍の特性を明らかにするため,当院でICD/CRT-Dを植込んだ患者400人を対象に解析を行った.平均フォローアップ...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献2件

  • 関節拘縮が軽微であり,2度の冠動脈塞栓症が診断の契機となったEmery-Dreifuss型筋ジストロフィーの1例

    藤井 信太朗, 江口 克紀, 佐藤 智香, 斎藤 良彦, M.D. Indrawati Luh Ari, 白井 慎一, 西野 一三, 矢部 一郎 臨床神経学 60 (8), 554-559, 2020

    ...め,遺伝子検査でemerin(<i>EMD</i>)遺伝子に病原性変異を確認しEmery-Dreifuss型筋ジストロフィー(Emery-Dreifuss muscular dystrophy; EDMD)と診断した.EDMDは発症早期の関節拘縮,肩甲上腕下腿型の筋萎縮,心機能障害を3徴とする.本症例では明らかな関節拘縮を認めなかったが,経過や臨床症状は症例により様々であり,早期診断することで心臓突然死...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献10件

  • 心外膜アプローチでカテーテルアブレーションを行なったBrugada症候群の1例

    小川 正博, 兵藤 好行, 沖島 正幸, 井上 宏隆, 近藤 浩史, 藤井 夕貴, 酒出 篤弥, 辻川 圭亮, 西山 和芳, 谷 亮太, 太田 委住, 遠藤 泉樹, 佐野 公俊, 中前 健二, 金子 鎮二, 藤田 雅也, 畳 陽祐, 川口 鎮 日本農村医学会雑誌 69 (4), 385-, 2020

    ...Brugada症候群は,心室細動による突然死をおこす症候群であり治療には,薬物と植込み型除細動器の2つの選択肢しかなかった。症例は30歳男性,特記すべき既往歴なく祖父(父方)37歳,父27歳で突然死の家族歴あり。就寝中に痙攣して意識戻らず救急要請。救急隊接触時は心室細動であり,当院到着までに除細動の使用を要した。当院到着後は自然に洞調律となり,第3病日に意識が戻り抜管となった。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献11件

  • WPW症候群における順伝導・逆伝導成立条件のコンピュータシミュレーションによる検討

    原口 亮, 芦原 貴司, 松山 高明, 芳本 潤 生体医工学 Annual58 (Abstract), 382-382, 2020

    ...<p>若年者の頻脈性不整脈および心臓突然死の原因の1つである Wolff-Parkinson-White (WPW) 症候群とは,心臓内の正常な刺激伝導路とは別に先天的に心房と心室とをつなぐ副伝導路が存在する疾患である.最近我々は病理画像から副伝導路の3次元画像再構築を行い形態的特徴の検討を行った.しかしながら,副伝導路の形態的特徴や電気生理的特徴と,副伝導路を介する伝導の実際との関係は明らかではない...

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  • 帝王切開術後の子宮内腔血液貯留に対するメチルエルゴメトリンマレイン酸塩内服中に特発性冠動脈解離を生じた1例

    大須賀 拓真, 金本 巨万, 福谷 優貴, 川口 雄亮, 甲斐 冴, 松原 慕慶, 三木 通保, 藤原 潔 産婦人科の進歩 73 (1), 22-27, 2020

    ...<p>特発性冠動脈解離(spontaneous coronary artery dissection;SCAD)は急性冠症候群や突然死の原因となるまれな疾患であるが,妊娠~産褥期の心筋梗塞の主要な原因である.帝王切開時に卵巣子宮内膜症性嚢胞摘出術を行い,術後に特発性冠動脈解離を生じた症例を報告する.症例は37歳,2妊1産.妊娠経過は良好で,既往帝切後妊娠,左卵巣嚢腫に対し妊娠38週で選択的帝王切開術...

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  • 小児死亡時画像診断の現在と未来

    小熊 栄二 日本小児放射線学会雑誌 36 (1), 24-34, 2020

    ...死亡時画像診断は死因究明,最終的な病態の把握,医療行為の確認,そして虐待の有無等生前の成育状況の評価などを目的に行われている.近年の報告では死後MRIによる解剖学的異常の描出が死後CTより優れていることが示されているが,検査費用が病院負担となることの多いわが国の現状では広く行うことは困難であり,死後CTがより多く実施されている.硬膜下出血など頭蓋内出血や骨折の評価には死後CTも有用であり,予期せぬ乳幼児の突然死...

    DOI 医中誌

  • 胎児期より観察し日齢0よりエベロリムスを使用した心横紋筋腫の1例

    井門 ひかる, 加賀城 真理, 岩田 はるか, 渡部 竜助, 太田 雅明, 松原 裕子, 檜垣 高史, 江口 真理子 日本周産期・新生児医学会雑誌 56 (1), 148-153, 2020

    ...<p> 小児の心臓腫瘍は非常に稀である.病型としては横紋筋腫が64%を占め最も頻度が高い.心横紋筋腫は無症状で自然退縮することも多いが,一方重度の心機能障害や流入路・流出路閉塞,不整脈を来たしうる.近年,mTOR阻害剤であるエベロリムスが有効とする報告が散見される.症例は在胎34週に胎児心臓超音波検査により左室流出路狭窄を合併した心横紋筋腫と診断された.期外収縮を頻発し突然死のリスクがあると考え,日齢...

    DOI 医中誌

  • 腎機能正常な一般住民における血清尿酸値と心血管疾患発症の関連,性差について

    松浦 佑樹, 田中 文隆, 瀬川 利恵, 丹野 高三, 坂田 清美, 大澤 正樹, 大間々 真一, 小笠原 邦昭, 旭  浩一, 中村 元行 岩手医学雑誌 72 (4), 145-155, 2020

    ...59件),女性で307件(脳卒中 280件,心筋梗塞/突然死 30件)の心血管疾患が認められた.確立された心血管リスクで調整してハザード比を解析したところ,男性では血清尿酸値と心血管疾患発症との間に明らかな関連はなかったが,女性ではベースラインの血清尿酸値が高いほど心血管疾患発症のハザード比が高かった.血清尿酸値は女性でのみ心血管疾患発症の独立した危険因子と考えられた....

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  • SIDS予防のためのリアルタイム乳幼児呼吸動態解析システムの検討

    大和田 舜, 久保田 知恵, 上村 伸夫, 森本 幸香, 東山 さとり, 来栖 宏二, 川端 茂徳, 荒船 龍彦 生体医工学 Annual58 (Abstract), 312-312, 2020

    ...<p> SIDS(乳幼児突然死症候群)は,わが国で年間100件ほど報告されている乳幼児の原因不明の突然死である.SIDSは,睡眠中の乳幼児の無呼吸状態からの覚醒反応の遅延によって引き起こされている可能性があり,SIDSを防止するために無呼吸検知からの迅速な蘇生処置が重要である.また,保育施設で発生した死亡事案によると,睡眠中の乳幼児の突然死は,死亡案件の8割以上を占める.以上より保育施設では,SIDS...

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  • 若年女性の伊吹山登山中の等尺性ハンドグリップ運動時における循環応答の変化

    堀 天, 髙木 祐介, 相川 悠貴, 福地 かおり, 吉川 明里, 藤原 紗音, 小木曽 洋介, 下村有佳里, 家吉 彩夏, 枝元 香菜子, 関 和俊, 堀田 典生 日本トレーニング指導学会大会プログラム・抄録集 2020 (0), O03-, 2020

    ...【目的】近年,登山活動中の死亡事故は増加傾向にあり,その原因に突然死がある.運動時 にみられる過剰な昇圧応答は,突然死に関わり得る心血管イベント発生のリスクを高める. そこで,本研究の目的は,登山中の運動に対する循環応答について評価することとした....

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  • 慢性血栓塞栓性肺高血圧症におけるリハビリテーションの効果と運動時心拍応答の特徴

    稲垣 武 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 28 (2), 161-166, 2019-11-30

    ...<p>肺高血圧症(PH)に対するリハビリテーション(リハ)は,失神,心不全増悪,突然死が危惧されることから,これまで積極的には推奨されてこなかったが,近年,欧州を中心にPH患者に対するリハに関する報告が散見され始め,その効果と安全性が示されている.しかし,PHは希少性難治性疾患であることから,本邦におけるPH患者に対するリハの報告は非常に少ない.我々は,慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)に対する...

    DOI 医中誌

  • 深部静脈血栓症患者における下肢静脈径と肺動脈血栓塞栓症との関連

    岡村 優樹, 富園 正朋, 梅橋 功征, 本山 眞弥 超音波検査技術 44 (5), 573-580, 2019-10-01

    ...<p><b>目的</b>:深部静脈血栓症(Deep Vein Thrombosis: DVT)は,静脈の内皮障害,血液の凝固亢進,静脈の血流停滞によって特に下肢静脈に血栓を形成する.形成された静脈血栓が,肺動脈を閉塞することにより,呼吸循環障害や突然死の原因となる肺動脈血栓塞栓症(Pulmonary thromboembolism: PTE)を併発する.下肢静脈径とPTEとの関連は報告が少ない.本研究...

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  • 多系統萎縮症の呼吸補助を巡る倫理問題

    徳永 純 生命倫理 29 (1), 77-84, 2019-09-26

    ...多系統萎縮症は根治療法のない難病であり、多彩な神経症状のため意思疎通が難しくなるうえ、突然死の主因となる呼吸障害も生じる。呼吸障害については、エビデンスは不十分ながら、気管切開下陽圧人工呼吸( TPPV) が比較的安定した長期生存を実現する可能性がある。だがTPPVを導入する患者はごく少数に限られる。...

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  • 慢性血栓塞栓性肺高血圧症の新規病因蛋白TAFIに着目した早期診断と治療薬開発

    佐藤 公雄, 佐藤 大樹, 矢尾板 信裕, 下川 宏明 脈管学 59 (8), 61-67, 2019-08-10

    ...さらに,TAFIの過剰発現マウスでは,CTEPH患者同様の肺動脈狭窄や途絶像,肺高血圧悪化を示し,低酸素環境3週間で40%が突然死した。創薬スクリーニングで見出した活性化TAFI阻害薬やフィブラート系薬剤は,TAFI過剰発現マウスの血漿中TAFIを減らし,肺動脈途絶像を減少させ,生存率を著しく改善した。</p>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献20件

  • IV.糖尿病性末梢神経障害

    出口 尚寿, 西尾 善彦 日本内科学会雑誌 108 (8), 1538-1544, 2019-08-10

    ...<p>糖尿病性多発神経障害は,糖尿病発症後,早期より高頻度にみられる.発症には,高血糖の他,肥満,脂質異常,高血圧ならびに喫煙が関与する.しばしば,両足のしびれや痛みが問題となるが,患者も主治医も気付かないうちに感覚低下や自律神経障害が悪化し,足病変や突然死等の不幸な転帰をとる症例も存在する.有効な治療手段が少ないため,簡易診断基準を用いた早期診断,質の高い血糖管理を含むトータルケアが重要となる....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • ワクチン接種後の有害事象と副反応

    中山 哲夫 感染症学雑誌 93 (4), 493-499, 2019-07-20

    ...接種後では5例のみであった.ジフテリア・破傷風・百日咳(DTaP),不活化ポリオ(IPV),DTaP-IPV,インフルエンザ桿菌タイプB(Hib),肺炎球菌(PCV),日本脳炎ワクチン接種後の重篤な副反応の頻度は10 万あたり2.03以下で死亡例はHib,PCV同時接種の44例であった.23価肺炎球菌,インフルエンザワクチン接種後死亡例は51例,63例であった.報告された死亡原因としては小児では乳幼児突然死症候群...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 小児に対する着用型自動除細動器の有用性

    今村 知彦, 住友 直方, 連 翔太, 長田 洋資, 小柳 喬幸, 小島 拓郎, 葭葉 茂樹, 小林 俊樹 心電図 39 (2), 115-121, 2019-07-18

    <p>着用型自動除細動器(WCD)の小児での使用報告は少ない.症例1は生来健康な9歳男児.マラソン中に心室細動(VF)を発症し,蘇生された.冠攣縮性狭心症と診断しCa拮抗薬を内服したが,再度VFを発症した.その後,冠動脈CTで左冠動脈起始異常が判明し,冠動脈修復術,植込み型ループ式心電計植込み術が行われ,WCDを導入した.症例2は,重症大動脈弁狭窄症として経過観察中の12歳男児で,サッカー中にV…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • Coved type Brugada型心電図を呈した重症心筋虚血の1例

    杉田 聖子, 甲斐 貴彦, 鈴木 浩二, 瀧島 勲, 猪野 友里, 沢登 貴雄 心臓 51 (4), 425-429, 2019-04-15

    ...<p> 症例は57歳男性.健診心電図で右脚ブロック,右側胸部誘導でsaddleback型ST上昇を指摘され当院を受診した.失神等の既往はなく,Holter心電図でも所見を認めないために経過観察となった.2年後に兄が62歳で突然死した.心電図はcoved型ST上昇に変化していた.Brugada症候群が疑われ,電気生理学的検査を予定したが,その際に施行した冠動脈造影検査で左冠動脈主幹部に90%,前下行枝中間部...

    DOI 医中誌

  • 急性期に無症候性心筋梗塞を合併した川崎病冠動脈瘤の乳児例

    並木 秀匡, 鮎澤 衛, 小森 暁子, 山瀬 聡一, 渡邉 未央, 石井 大裕, 野崎 千央, 藤澤 惇平, 飯田 亜希子, 加藤 雅崇, 神保 詩乃, 中村 隆広, 神山 浩, 森岡 一朗 日大医学雑誌 78 (2), 111-116, 2019-04-01

    ...症例は 5 か月男児.前医で川崎病と診断し治療後,第 18 病日に冠動脈瘤を認め当院に転院後,ヘパリンによ る抗凝固療法を開始し無症状であったが,第 20 病日に 心電図変化により急性心筋梗塞の合併を診断した.心臓 超音波法で瘤内血栓なく,経口抗凝固療法によって管理 した.無症状だが突然死の可能性もあり,血栓溶解療法 について必要性と安全性を十分勘案し適応決定する必要 がある....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • QT短縮とQT短縮症候群

    鈴木 博 Pediatric Cardiology and Cardiac Surgery 35 (1), 9-17, 2019-03-01

    ...<p>QT短縮症候群(short QT syndrome: SQTS)は遺伝性の致死的不整脈である.2000年に初めて報告され,心電図上のQT短縮を特徴とし,心室細動や心房細動などの不整脈を来す.臨床像は未だ不明な点も多いが,10~20歳台の突然死が多く報告されている.よって小児期での診断が重要であり,学校心臓検診でも問題になる.2013年の三大陸合同のExpert consensus statement...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献38件

  • 冠動脈バイパス術後の運動療法継続の効果

    小林 平, 本間 智明, 上田 雅美, 村上 嘉章, 濱本 正樹 日本冠疾患学会誌 1 (0), 1-4, 2019

    ...【結果】運動療法群は57例(53%),1日の運動時間は41 ± 13分,1週間の運動日数は5.4 ± 1.5日であった.フォロー期間は42 ± 18ヵ月で,遠隔死亡は15例であり,生存率は運動療法群で良好な傾向にあった(運動療法群3年98%,非運動療法群3年88%,p=0.09).心事故は20例(心不全入院10例,心突然死4例,経皮的冠動脈形成術6例)であり,心事故回避率は運動療法群で有意に高かった...

    DOI 医中誌

  • SIDS予防のための睡眠時の乳幼児呼吸変動解析

    大和田 舜, 東山 さとり, 川端 茂徳, 来栖 宏二, 荒船 龍彦 生体医工学 Annual57 (Abstract), S152_1-S152_1, 2019

    ...<p>SIDS(乳幼児突然死症候群)は,年間約100件報告されている乳幼児の原因不明の突然死である.保育園の3歳児未満のSIDSを含む睡眠中の死は,死亡時間帯の8割以上を占める.そのため保育従事者には,午睡中の乳幼児の呼吸の有無,睡眠体勢,全身状態をチェックする事が自治体より定められているが,一方,従来は午睡時に保護者への連絡帳記入等の業務を行ってきた保育士にとって負担が大きい.そのため自動で呼吸を...

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  • 右室流出路伝導障害が引き起こす心室性不整脈のメカニズムのシミュレーションによる検討

    稲田 慎, 相庭 武司, 柴田 仁太郎, 原口 亮, 芦原 貴司, 草野 研吾, 清水 渉, 池田 隆徳, 中沢 一雄 生体医工学 Annual57 (Abstract), S20_1-S20_1, 2019

    ...<p>心臓突然死の原因となる心室細動の発生メカニズムとして,心筋組織内の電気的興奮伝播の不均一性が考えられている.しかしながら,メカニズムの詳細については不明な点が多い.我々の研究グループでは,長年,心臓形状モデルを用いた電気的興奮伝播のシミュレーション研究を行ってきている.本研究では,心室形状モデルを用い,スーパーコンピュータによる電気的興奮伝播のシミュレーションを実行し,電気的興奮伝播が遅延する...

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  • O-4-04 当院における無症候性深部静脈血栓症の現状と超音波検査の有用性

    藤川 二三, 植田 聡美, 木藤 嘉彦 日本重症心身障害学会誌 44 (2), 348-348, 2019

    ...はじめに 深部静脈血栓症(以下、DVT)とは、長期臥床等による静脈血流のうっ滞、血液凝固能の亢進、静脈壁の障害により起こり、下肢および骨盤内などの深部静脈に血栓が生じた状態で、肺塞栓等突然死の原因となることがある。超音波検査および、Dダイマー測定を実施し、若干の知見を得たので報告する。...

    DOI 医中誌

  • -心毒性-

    吉永 貴志 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), S25-4-, 2019

    ...1990年代からTdP及び突然死が原因で多くの薬剤が市場から撤退した。この悲劇を繰り返さないためにICH S7B及びE14が制定された。それ以降,TdPの報告は激減し,TdP/突然死が原因で市場から撤退した薬剤は存在しない。...

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  • 妊婦にバレニクリンを使用した際の胎児への影響と禁煙効果

    永井 絵里子, 和栗 雅子, 藤川 郁世, 小森 桂子, 大津 由美子, 藤田 敬子 禁煙科学 vol.13 (03), 1-7, 2019

    ...<b>要 旨</b><br> <b>背景:</b>妊娠中の喫煙は胎児に対し、早産、胎児発育遅延、低出生体重、乳幼児突然死症候群などの悪影響を及ぼすため、 禁煙が重要である。禁煙治療には行動療法やニコチン依存症治療薬による薬物療法(ニコチン置換療法、経口禁煙補助薬 による治療)がある。妊婦では、ニコチン置換療法は禁忌であるが、経口禁煙補助薬バレニクリンは有益性投与とされて いる。...

    DOI 医中誌

  • P-7-05 小児交互性片麻痺20歳女性例における自律神経機能の検討

    安田 寛二, 中島 務 日本重症心身障害学会誌 44 (2), 447-447, 2019

    ...遺伝子ATP1A3の変異が同定されたが病態は十分に解明されておらず、また突然死例も報告されており自律神経機能の評価は病態解明に必要と考える。今回我々は20歳女性例について心拍変動の解析による自律神経機能評価を行ったので報告する。 症例 現病歴:正常分娩で出生、乳児期早期にけいれんを発症し、6か月に頸定したがその頃から片麻痺発作が頻発して10歳時に小児交互性片麻痺と診断された。...

    DOI 医中誌

  • dystrophin遺伝子ノックアウトブタにおける精子形態異常

    岡本 一駿, 松成 ひとみ, 上田 舜一郎, 戎谷 力也, 金子 実央, 平出 恭我, 徳山 雄紀, 長谷川 航希, 中野 和明, 渡邊 將人, 梅山 一大, 黒目 麻由子, WOLF Eckhard, 長嶋 比呂志 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), P-17-P-17, 2019

    ...育成中に突然死したK291の精子運動性は,死後推定12~24時間に前進運動精子率50 %以上であることを顕微鏡下で確認した。精子塗抹標本作製後パパニコロウ染色を行い,倒立顕微鏡(100倍)にて500個以上の精子を観察した。先体外膜異常,頭部の変形,中片部・尾部の異常などに基づき,形態異常精子を検出した。【結果】K237の運動精子率には,左右精巣間に顕著な差がみられた(左13.9 vs....

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  • 右心房まで伸展をきたした静脈内平滑筋腫症に対して一期的合同手術で完全摘出を行った1症例

    横江 巧也, 溝上 友美, 木戸 健陽, 生田 明子, 北 正人, 岡田 隆之, 湊 直樹, 岡田 英孝 産婦人科の進歩 71 (2), 95-102, 2019

    ...術前心電図検査で異常波形を認め,心臓超音波検査にて右心房内に可動性を有する腫瘤を認めたため当院へ緊急受診となった.当院の心臓超音波検査にて下大静脈から右心房内へ索状に連続する腫瘤が右心房-右心室間を往復運動する様子が確認された.造影CTおよび3D-CTでは,子宮筋腫から右卵巣静脈内,下大静脈内,右心房内にまで連続する腫瘍を認め,子宮筋腫が右卵巣静脈内に伸展し,下大静脈から右心房にまで到達したIVLと診断した.突然死...

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  • O-28-01 法定代理人と医療ケアチームで話し合い、ACPを作成した重症例の分析

    船戸 正久, 竹本 潔, 和田 浩, 飯島 禎貴, 羽多野 わか, 藤原 真須美, 片山 珠美 日本重症心身障害学会誌 44 (2), 417-417, 2019

    ...最終的に家族の希望も入れて修正し、署名をいただいた文章を倫理委員会に提出し原則承認を受けた(承認:8名、事後報告:1名、申請前に突然死1名)。 結果 ACP作成時の年齢は20歳未満4例、20歳以上6例(内1歳未満1例、60歳以上2例)であった。ACP作成後7例(1か月-2年7か月)が召天した(入所:5例、自宅:2名)。3例は今も生存中である。...

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  • 寝たきり児の気管切開術における喉頭気管分離の有無による術前後の感染頻度および活動体位、経口摂取の変化について

    北村 憲一, 稲員 惠美, 鈴木 暁, 名倉 広絵, 甲斐 美香, 真野 浩志 理学療法学Supplement 46S1 (0), J-46_1-J-46_1, 2019

    ...活動体位について,「気切群」では手術前後で有意差を認めなかったが,「分離群」では有意に改善を認めた(p<0.01).経口摂取の有無については,「気切群」と「分離群」共に手術前後で有意差を認めなかった.手術後1年以内の死亡は「気切群」9件,「分離群」2件であった.死亡例のうち6件は心臓手術後,2件は悪性腫瘍,2件は脳性麻痺,1件は中途障害であった.前者の8件は全身状態悪化による死亡,後者3件は在宅での突然死...

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  • 小学校の内科検診で発見された左冠動脈肺動脈起始症(ALCAPA)の7 歳男児例

    辻 靖博, 辻本 美沙, 米田 尚弘, 上山 潤一, 田中 雄二 松江市立病院医学雑誌 23 (1), 49-53, 2019

    ...心雑音を契機に発見された,無症状の左冠動脈肺動脈起始症の7 歳男児例を経験した.胸部X 線,心電図では異常は認めず,経胸壁心エコーでも心機能は良好,軽度の僧帽弁逆流があるのみで,ルーチン検査のみでは異常は無いように思われた.しかし,右冠動脈の拡大,カラードプラによる心室中隔,左室壁,右室壁内の微少な連続性シャント血流の存在から本疾患を疑い,360 列CT 装置による冠動脈造影CT 検査で確定診断した.突然死...

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