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検索結果 6,729 件

  • 面市立船場図書館

    徳永 智子 大学図書館研究 125 (0), n/a-, 2024-03-31

    ...大阪大学外国学図書館は,面市立図書館と大阪大学外国学図書館の蔵書と機能を合わせ持つ面市立船場図書館として新しく生まれ変わった。大阪大学が指定管理者として船場図書館の管理運営を担っている。従来の大学図書館業務に加えて公共図書館業務を実施するにあたり,新たな運営体制を構築した。サービス,館内施設は市民と大学構成員の区別なく利用できる。...

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  • 交通事故対策のための市町村道を含む事故多発交差点の実用的な抽出・分類方法

    上坂 克巳, 山本 俊雄, 作 光一, 野尻 敏弘 交通工学論文集 10 (1), B_20-B_26, 2024-02-01

    <p>我が国での交通事故対策の検討においては、国道や都道府県道等の幹線道路では事故率等に基づいて事故危険箇所を指定し、集中的な対策を実施することで交通事故の削減に大きく寄与してきている。一方、全国道路・街路交通情勢調査の対象外である市町村道においては、客観的データに基づく事故危険箇所の抽出と計画的な交通事故対策はほとんど行われておらず、交通事故の削減が幹線道路ほど進んでいないのが現状である。ここ…

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  • 科学史的にみた渡瀨庄三郞の自然観・科学観―1910年沖縄島などへのマングース導入との関連―

    金子 之史 哺乳類科学 64 (1), 3-63, 2024

    ...Marlattから米国での昆虫類の生物学的防除の成功例を直接聞いたこと,しかし学問を長期的視点で捉える作佳吉の影響は認められなかったこと.第4点:沖縄諸島へのマングース導入を考えていた渡瀨は1908年セイロン島でマングースが大変巧妙にコブラ(<i>Naja</i> sp.)を捕捉する状況を目撃した.動物学的な意味づけや論理よりもこの映像的・情感的なイメージが渡瀨には勝っていたであろうこと.第5点:...

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  • 新幹線軌道における線路周辺画像解析エンジンを用いた建築限界確認

    清水 惇, 昆野 修平, 浦 慎太郎, 新田 猛 インフラメンテナンス実践研究論文集 3 (1), 53-61, 2024

    <p> 鉄道線路を新規に建設する際,鉄道車両が問題なく安全に走行できるように建築限界の確認が必要である.特に新幹線軌道においては,建設される延長が長くなることや限られた期間内に鉄道車両の走行に対する支障物がないことの確認が必要であり,測定の省力化および効率化が求められている.筆者らはこれまでの研究において,列車巡視を支援するため,営業列車等の車両前頭に設置したステレオカメラ等から取得した画像を解…

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  • セファレキシン,ミノサイクリン及びホスホマイシンの薬物有害反応 ―セファレキシンとの比較―

    内 亜紗子, 森 啓太, 村山 信雄, 大嶋 有里 獣医臨床皮膚科 30 (1), 9-14, 2024

    <p>2014年11月から2022年10月までにTRVA二次診療センター皮膚科および犬と猫の皮膚科で膿皮症と診断した犬において,セファレキシン(153例),ミノサイクリン(100例),ホスホマイシン(184例)の有害反応の発現率について調査した。有害反応の発現率は,セファレキシンで8.5%(13/153),ミノサイクリンで21.0%(21/100),ホスホマイシンで16.3%(30/184)であ…

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  • コン_ヴィヴィアリティと言語文化教育

    岩城 あすか, 榎井 縁, 山崎 亮, 大平 幸 言語文化教育研究 21 (0), 6-22, 2023-12-23

    <p>本稿は,言語文化教育研究学会第9回年次大会での大会シンポジウム『コン_ヴィヴィアリティと言語文化教育』の記録である。</p>

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  • 算数科における投影的な見方に関する調査研究

    矢 明音 日本科学教育学会研究会研究報告 38 (2), 121-124, 2023-12-09

    <p>本研究の目的は,小学校第6学年における投影的な見方に関する実態を把握するとともに,投影的な見方の育成を目指した学習指導を提案することである.そこでまず,小学校の最終年度にあたる第6学年82名を対象に,本研究で作成した質問紙調査を実施した.分析からは,円柱の真横と正面から見える形を描く問題の正答率はどちらも52.4%に留まる結果となり,曲線部分をもつ図形の認識に困難性がある様子が確認された.…

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  • 修復補綴装置装着患者のMRI検査時の危険とMR画像への影響

    輪 和行 日本口腔インプラント学会誌 36 (3), 185-189, 2023-09-30

    <p>磁気共鳴画像撮像法(Magnetic resonance imaging:MRI)において歯科口腔領域は修復補綴装置に伴う金属アーチファクトで,画像劣化が見られる領域である.</p><p>金属アーチファクトはMRI における磁化率アーチファクトの一つである.金属,特に鉄やコバルト,ニッケルなどの強磁性体を装着している患者のMRI …

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  • 頚椎症由来と考えられた三叉神経障害の1例

    佐藤, 栄作, 榊原, 典幸, 水野, 貴行, 加藤, 卓己, 平郡, 唯衣, 鈴鹿, 正顕, 輪, 和行 北海道歯学雑誌 44 101-106, 2023-09-15

    頚椎症は頚肩部や四肢に痺れなどの症状を生じることが一般的であり,顎顔面領域に症状を呈することは 稀である.今回我々は,頚椎症由来と思われた両側三叉神経障害の1例を経験したので,若干の文献的考察を加えてその概要を報告する.  患者は68歳女性で,オトガイ部皮膚の痺れを主訴に当科を受診,両側オトガイ神経支配領域の皮膚に安静時のビリビリとした異常感覚を認めた.当科受診の1 …

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  • おしゃれ着用洗剤の少量の誤飲で重篤なアシドーシス・ショック・意識障害をきたした1例

    大河内 謙太郎, 塚本 和之, 廣瀬 智也, 織田 順 中毒研究 36 (3), 246-251, 2023-09-10

    <p>近年急速に普及した液体洗剤の一つである「おしゃれ着用洗剤」は低毒性とされる非イオン界面活性剤のアルコールエトキシレートが主成分であるが,日本中毒情報センターの報告では従来タイプと比較して重症・死亡例が有意に多い。症例は70歳,女性。おしゃれ着用洗剤を一口誤飲し嘔吐した2時間後に意識障害となり救急要請された。誤飲後3時間で来院したが高血糖と乳酸アシドーシスを呈していた。胃洗浄・活性炭投与後,…

    DOI Web Site 医中誌

  • 還元処理を用いた親水化接合によるゲルマニウム基板とダイヤモンド放熱基板の直接接合に関する研究

    輪 裕樹, 松前 貴司, 早瀬 仁則, 倉島 優一, 高木 秀樹 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 562-563, 2023-08-31

    <p>正孔、電子共に高い移動度を持つゲルマニウムは高周波デバイス材料として注目されているが、熱伝導率が低く放熱に課題がある。この問題の克服のため、高い熱伝導率を誇るダイヤモンド放熱基板との複合化を考えた。基板同士の複合化には従来、酸化処理を用いた親水化接合が用いられるが、本研究では接合界面に形成される酸化層を薄くし放熱性能の向上が期待できる、還元処理を用いた親水化接合による基板同士の複合化を検討…

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  • 溶融金属の新規湯流れ性評価試験法の検討

    浦 光, 新川 真人, Mu Kuiyuan, 山下 実 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 735-735, 2023-08-31

    <p>鋳造における溶融金属の湯流れ性を定量的に評価することを目的とした新たな試験方法の検討を行った.試験に使用する金型を分割し,その一方を浮上させることによって溶融金属の流動抵抗を摩擦損失により評価した.その結果,溶融金属の流動長さと浮上させた型の移動長さには関係があること,摩擦損失と溶融金属の流動長さには相関があることを確認した.また,試験片の硬さを測定し,冷却速度と摩擦損失との関係について議…

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  • 義務教育とは何か

    門田 理世, 藤田 美保, 橋本 浩一, 森 直人, 知念 渉, 林 美輝 日本教育学会大會研究発表要項 82 (0), 289-289, 2023-08-24

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  • 外傷性膵頭十二指腸損傷に対して膵頭十二指腸切除後22時間で再建した1例

    輪 啓太, 今 明秀, 野田頭 達也, 十倉 知久, 吉村 有矢 日本外傷学会雑誌 37 (3), 313-318, 2023-07-20

    <p> 50歳台の男性. バイク走行中に対向車の荷台に積載していた鉄パイプで腹部を受傷し, 救急搬送された. X線で大量血胸, focused assessment with sonography for trauma (FAST) 陽性を認め, ショック状態だった. 胸腔ドレナージ後に造影CT施行し, 受傷2時間30分後に手術室に入室した. 術前状態を考慮し, 外傷性膵頭十二指腸損傷, …

    DOI 医中誌

  • 「大和丸なす」のご当地グルメ開発と地元飲食店でのメニュー化の検討

    野原 潤子, 森川 侑奈, 次田 彩音, 岡﨑 進之介, 山下 琴美, 山本 あかり, 西 裕晃 畿央大学紀要 20 (1), 91-96, 2023-06-30

    (はじめに)大和伝統野菜「大和丸なす」は、県内消費が課題とされるが地元の知名度は低い。そこで本研究では大和丸なすご当地グルメ開発と地元飲食店でのメニュー化検討を行った。 (方法)フライドナスを開発し、地元飲食店にてメニュー化を検討した。 (結果)コーンスターチ、水抜き時間「15分」、材料重量0.6%食塩量で長時間食感を保持可能なフライドナスが出来るが、水抜き時間が課題となり、メニュー化に至らなか…

    DOI 機関リポジトリ

  • 注腸による整復後に待機的手術を施行した直腸S状部癌による成人腸重積症の1 例

    秋元, 規宏, 澤崎, 翔, 樋口, 晃生, 輪, 和陽, 土屋, 皓平, 栗原, 正輝, 加藤, 綾, 川邉, 泰一, 利野, 靖, 佐伯, 博行, Akimoto, Norihiro, Sawazaki, Sho, Higushi, Akio, Minowa, Kazuaki, Tsuchiya, Kouhei, Kurihara, Masaki, Kato, Aya, Kawabe, Taiichi, Rino, Yasushi, Saeki, Hiroyuki 横浜医学 74 (2), 67-71, 2023-04-30

    症例は73歳男性.便秘および血便を主訴に救急外来を受診した.腹部は所見なく,直腸診で肛門縁より約7 ㎝の直腸前壁に腫瘤を触知した.造影CTで,軸断面で直腸に重積像,冠状断で同部位にmulti consentric ring sign を認め腸重積症と診断した.注腸造影では直腸に蟹爪様の所見を認め,送気により整復した. …

    機関リポジトリ 医中誌

  • 先天性血友病A患者におけるエミシズマブ投与によるトロンボエラストグラフィ測定結果の変化

    平康 雄大, 岡田 真由美, 浦 直人, 原 嘉秀, 市川 貴之, 辻本 弘, 神波 信次, 古田 眞智 医学検査 72 (2), 216-222, 2023-04-25

    <p>血友病Aに対する新規治療薬として用いられているヘムライブラ<sup>®</sup>(エミシズマブ)は,活性型血液凝固第IX因子(FIXa)と血液凝固第X因子(FX)に対する遺伝子組換えヒト化二重特異性モノクローナル抗体(バイスペシフィック抗体)で,凝固第VIII因子(FVIII)の補因子機能を代替することで血液凝固反応を促進させ,出血傾向の抑制をもたらす。エミシズマブは凝血学的検査で一般的…

    DOI Web Site 医中誌

  • 不妊治療中に子宮内膜癌と診断されたLynch症候群の2例

    一木 愛, 野村 秀高, 浦 祐子, 幅野 愛理, 金子 景香, 植木 有紗, 中島 健, 金尾 祐之 遺伝性腫瘍 22 (4), 101-105, 2023-03-31

    <p> Lynch症候群(Lynch syndrome;LS)は,常染色体顕性遺伝(優性遺伝)の形式をとり,適切な診断とサーベイランスにより,発端者ないし血縁者のがんの早期発見・治療を実現する可能性がある.とくに生殖年齢のLS患者において,子宮内膜癌の早期発見・治療は妊孕性温存可否にかかわる重要な問題である.今回,不妊治療中に30代前半で子宮内膜癌が発見され,<i>MSH2</i>の病的バリアン…

    DOI 医中誌

  • 短期交換留学プログラムにおける産学民連携型セミナー開催の意義と課題

    岩井 茂樹, 小森 万里, 立川 真紀絵, 松浦 幸祐 大阪大学日本語日本文化教育センター授業研究 21 1-14, 2023-03-31

    ...セミナー開催後に参加学生を対象に行ったアンケートの結果、面市の情報の獲得、面市への興味の高まりおよびイメージ喚起、面市民との関係性構築への期待の高まりなどの成果が顕著であった。また実際に、後日行ったPBL発表会における発表タイトルでは、面市に関する幅広いテーマに取り組んでいるグループが複数見られた。...

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  • 言語化と委嘱 -臨床看護師に求められる実践能力の構成要素-

    西菌, 貞子, 浦, 洋子, 勝井, 伸子 奈良学園大学紀要 15 145-154, 2023-03-28

    看護職を育成する側・される側が各々目指す実践能力の基盤は言語化されておらず、共有もされていないのが現状である。本研究では看護管理職を対象としたインタビュー調査により、臨床現場が看護師に求める実践能力の基盤の解明を目指した。インタビュー調査の質的分析結果から、臨床看護師の能力は、社会人基礎力を基軸とし、個人の思考の特質に関する能力と、組織に向かう能力の二つの能力から構成された。 …

    機関リポジトリ 医中誌

  • 看護学研究者の倫理審査に対する評価及び望ましいあり方に関する意識についての全国調査

    大西 香代子, 中原 純, 輪 千佳, 有江 文栄 日本看護倫理学会誌 15 (1), 13-20, 2023-03-20

    <p>目的:倫理審査を受けた看護学研究者の倫理審査に対する評価とその特性との関連及び望ましいあり方を明らかにする。</p><p>方法:全国の看護系大学90校の看護学研究者900名に質問紙調査を実施した。個人属性、組織変数のほか、倫理審査の評価18項目、望ましいあり方11項目について5段階で回答を求めた。重回帰分析により尺度としての妥当性を確認し、特性との関連を検討した。</p><p>結果・考察:…

    DOI Web Site 医中誌

  • 局所周波数モデリングに基づく摩擦システムに対する周波数応答関数と摩擦の同時同定

    小楠 飛鳥, 原 渉, 前田 佳弘, 加藤 紀彦, 名和 政道, 吉原 康二, 浦 康祐 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 700-701, 2023-03-01

    <p>摩擦システムに対する正確な周波数応答関数(FRF)と摩擦の同定は,精密サーボ制御を実現する上で重要な制御設計工程である。先行研究では,プラントFRF推定に摩擦モデルを用いるため,一定速度駆動試験により摩擦モデルを先に同定する必要があるが,測定試験は時間を要するため,より効率的なシステム同定法が望まれる。本論文では,単一の応答データからプラントFRFと摩擦を同時同定する方法を提案し,システム…

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  • 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に合併した急性下肢動脈血栓塞栓症—症例報告と文献解析—

    阿賀 健一郎, 根本 寛子, 輪 和陽, 伏見 謙一, 輕部 義久, 橋山 直樹, 安田 章沢, 内田 敬二, 鈴木 伸一, 孟 真 脈管学 63 (1), 1-7, 2023-02-10

    <p>新型コロナウイルス感染症(COVID-19)軽症(NIH分類)の26歳男性。左下肢虚血を認め,大動脈,両側腸骨・膝窩動脈に血栓を認め急性下肢動脈血栓塞栓症の診断。血栓摘除術を3回,下腿減張切開を施行したが,再閉塞繰り返し運動障害,足趾壊死を来した。両側膝窩・下腿動脈に経皮的血管形成術を追加し足趾切断を免れた。今回われわれは,動脈硬化や先天性凝固異常などを有していない若年患者であっても,CO…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献20件

  • 保育者と学生のカウンセリングマインドの見方・考え方に関する調査 : テキストマイニング分析を通して

    浦 凛, 勢井 香菜子, 湯地 宏樹, MINOURA Rin, SEI Kanako, YUJI Hiroki 鳴門教育大学学校教育研究紀要 37 61-69, 2023-02

    本研究は,保育者と保育者養成大学の学生に質問紙調査を行い,KH Coder によるテキストマイニング分析によって,カウンセリングマインドに対する見方・考え方の特徴を明らかにしようとするものである。共起ネットワークによって,カウンセリングマインドに対する見方・考え方は7つの特徴に分類された。子どもの姿や言動などを観察することによって子どもの内面を理解しようとしていること,子どもの立場に立つために子…

    DOI 機関リポジトリ

  • ともに書くことの公共人類学

    内藤 直樹, 二文字屋 脩, 曲 在弘 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2023 (0), A00_01-, 2023

    本分科会の目的は、人類学者と非人類学者による協働 的実践のなかでも、あえて<学生>と「ともに書くこと」 の公共人類学的な可能性について考察することにある。 そのために、一般的には教育の対象と位置づけられる大 学生と人類学者が編んだ 3 篇の商業出版の企画・執筆・ 編集・出版後の過程を、1.5 次エスノグラフィ(木村・ 内藤・伊藤 2020)の手法で比較検討する。1.5 次エスノ …

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  • 江戸時代前期の遊廓における性のあり方に関する考察

    杜 崢 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2023 (0), E06-, 2023

    ...本発表は江戸時代前期の遊女評判記として藤本山によって書かれた『色道大鏡』を主な資料として、遊廓における「色道」という具体的な実践を通して、江戸時代の遊廓における性に関する言説と現象を考察する。...

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  • 深層学習を活用したPCまくらぎのひび割れ検知手法に関する基礎的検討

    浦 慎太郎, 渡辺 勉 AI・データサイエンス論文集 4 (3), 285-292, 2023

    <p>PCまくらぎは鉄道の高速化や安全性の向上に欠かせない軌道の重要な構成要素である.近年では,アルカリシリカ反応等に起因した長手方向にひび割れが入ったPCまくらぎが散見され,それらの維持管理の効率化が課題になっている.そこで本研究では,保守用車に搭載したカメラで撮影したPCまくらぎ上面画像から,ひび割れの発生位置やひび割れ長さを推定する手法として,深層学習を活用した検知手法を提案し,その適用可…

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  • 青森県下北半島,恐山火山を構成する第四紀火山岩類のマグマ変遷

    丸山 哲弥, 折橋 裕二, 佐々木 実, 新正 裕尚, 淺原 良浩 日本地球化学会年会要旨集 70 (0), 226-, 2023

    ...<p>青森県下北半島には恐山,於法岳(安住ほか,2020),むつ燧岳(梅田, 1992)および野平カルデラ(根本・浦, 1999)の4つの第四紀火山が存在し,その中で恐山は唯一,活火山である.山体はカルデラ湖である宇曽利湖とその周囲を囲む外輪山,カルデラ北岸の溶岩円頂丘群からなる(富樫,1977).本研究では恐山全域を網羅するように各活動ステージの火山岩を計130試料採取し,岩石記載および全岩の主...

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  • 境界線をめぐる運動体としての社会調査

    曲 在弘 文化人類学研究 24 (0), 111-121, 2023

    ...<p> 本稿では拙編著『新大久保に生きる人びとの生活史』[曲 2022]の出版に至るまでの過程を、1.5次エスノグラフィ[木村・内藤・伊藤 2020]の手法をもちいて記述することを通して、多文化共生に向けたパラエスノグラフィの可能性について検討する。...

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  • 園内研修で保育者はどのような課題を見出しているか

    輪 潤子, 野口 隆子 乳幼児教育・保育者養成研究 3 (0), 89-101, 2023

    本研究の目的は、保育者が1回の園内研修から見出した課題にどのように取り組んでいこうとしているのか、園内研修の課題をどのように認識しているのかを明らかにすることである。対話を伴う園内研修に参加した保育所・幼稚園・認定こども園計16園の保育者325名に、園内研修後に質問紙に園内研修で学んだことや課題について記入してもらった回答を分析した。保育者が園内研修を通して見出した課題については、保育内容に関す…

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  • マルチマテリアル異材継手のせん断疲労特性評価

    芹澤 久, 猪瀬 幸太郎, 大橋 良司, 杉本 幸弘, 田 正, 村上 俊夫 溶接学会論文集 41 (1), 133-140, 2023

    A data-base of the advanced multi-material joint performance has to be prepared for designing a future multi-material car body in order to select both the advanced materials and the joining methods …

    DOI Web Site 参考文献8件

  • ニホンザル加害群における個体間距離の季節差

    海老原 寛, 岩田 祐, 浦 千咲 霊長類研究 Supplement 39 (0), 43-44, 2023

    <p>群れることのメリットには、採食物の確保、繁殖効率の向上、外敵からの防衛などがある。実際ニホンザル自然群における集団のまとまりは、採食や移動などの行動、季節、採食物の分布により影響を受けることが知られている。一方、加害群においては、農地という採食物が集中して分布する特殊な環境があるだけでなく、外敵である人間との干渉もある。このため、加害群における集団のまとまりには、自然群と異なる影響があると…

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  • 当センターにおける新生児搬送の現状と課題

    扇谷 綾子, 山田 裕也, 高木 久美子, 小林 遼平, 桐村 章大, 中川 隆志, 安原 肇, 恵美須 礼子, 輪 秀樹 日本周産期・新生児医学会雑誌 59 (3), 349-353, 2023

    <p> 当センターの新生児搬送の現状は,平日日勤帯はNICUの医師と看護師が新生児搬送ドクターカーに同乗し搬送を行っているが,時間外は依頼元分娩施設のスタッフによる地域救急車を利用した搬送である.2018年1月から2021年12月の間にNICUに新生児搬送入院となった238例を対象とし,出生から依頼までの時間や主訴,周産期情報,NICUでの治療内容を,依頼時間で平日日勤帯と時間外に分けて比較検討…

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  • マルチマテリアル異材継手の引張せん断強度特性評価

    芹澤 久, 猪瀬 幸太郎, 大橋 良司, 杉本 幸弘, 田 正, 村上 俊夫 溶接学会論文集 41 (1), 124-132, 2023

    In order to design a future multi-material car body, both an appropriate selection of the advanced materials and a suitable assignment of joining methods are essential technologies, where the …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献10件

  • 多文化共生に向けた「協著グラフィ」の実践

    曲 在弘 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2023 (0), A05-, 2023

    2022年3月に上梓した拙編著『新大久保に生きる人びとの生活史』(以下、本書)は、新大久保という空間およびそこに生きる人びとを対象とした調査実習の成果物であると同時に、パラエスノグラフィの成果物であると捉えることもできる。本発表では、本書を刊行するまでの過程を振り返ることを通して、多文化共生に向けた「協著グラフィの実践」の可能性について考察する。

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  • 序 ともに書くことの公共人類学

    内藤 直樹, 二文字屋 脩, 曲 在弘 文化人類学研究 24 (0), 66-73, 2023

    <p> 本特集の目的は、文化人類学に必ずしも強い関心をもっていない市民と文化人類学者による協働が、公共的な課題解決にむけた実践に至る可能性について考察することにある。そのために、2022年の同時期に商業出版された3篇の自伝的民族誌の企画・執筆・編集過程を1.5次エスノグラフィの手法をもとに比較し、それらの公共人類学的な意義について検討する。3篇の共通点は、いずれも大学における正規(あるいは公認)…

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  • 自作胃ファントムを用いた臨床画像の教育―より精度の高い胃X線画像を求めて―

    川 正明, 中條 直人, 堀部 俊哉, 原田 容治 日本消化器がん検診学会雑誌 61 (1), 26-35, 2023

    <p>【背景】質の高い胃がん検診を行うには, 新・胃X線撮影法ガイドラインで提唱している撮影の手順を守り, 造影効果を上げ, 適切な体位で撮影する事が重要であるが, その一方で, 胃形は大きな問題の一つと言える。</p><p>【対象と方法】今回我々は, 精度向上を目的に, 独自に作成した異なる胃形の自作胃ファントムを用いた教育効果を検討した。対象症例は2019年1月1日から2019年9月30日ま…

    DOI 医中誌

  • 船橋市沖合の海表面におけるマイクロプラスチック漂流分布の季節変化

    中村 倫明, 有山 尚吾, 木村 悠二, 鷲見 浩一, 小田 晃, 武村 武, 輪 響, 落合 実 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    <p> 近年注目されるマイクロプラスチックは毒性の強い化学物質を吸着し,生物相へ取り込まれることが懸念されている.そこで,我が国においてもMPsの汚染実態の把握が進められている.本研究では,大都市を背後に持つ東京湾に着目し,海洋表層におけるMPs汚染の実態を把握した.ここでは,年間を通じた現地調査を実施することにより,海表面を漂流するMPsの個数やサイズの季節性を把握することを目的とした.その結…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 強潮流・大水深海域におけるカルシア改質土投入時の濁り拡散に関する現地実験

    高橋 俊之, 菅野 孝則, 首藤 啓, 阿式 邦弘, 西本 高志, 林 雄介, 宮崎 章博, 江島 和宏 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    <p> カルシア改質材(転炉系製鋼スラグ)は,成分調整と粒度調整が行われた改質材であり,改質材と港湾工事で発生する浚渫土を混合したカルシア改質土は,固化によって強度が発現する.自然物と人工物を効果的に組み合わせたカルシア改質土は,環境修復事業において有効活用されている.一方,瀬戸内海には海砂利採取によって大水深化した海域が点在しており,自然な回復には至っていない.ここでは,土砂投入事例がほとんど…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 交通事故対策のための市町村道を含む事故多発交差点の実用的な抽出・分類方法

    上坂 克巳, 山本 俊雄, 作 光一, 野尻 敏弘 交通工学研究発表会論文集 43 (0), 49-54, 2023

    我が国での交通事故対策の検討においては、国道や都道府県道等の幹線道路では事故率等に基づいて事故危険箇所を指定し、集中的な対策を実施することで交通事故の削減に大きく寄与してきている。一方、全国道路・街路交通情勢調査の対象外である市町村道においては、客観的データに基づく事故危険箇所の抽出と計画的な交通事故対策はほとんど行われておらず、交通事故の削減が幹線道路ほど進んでいないのが現状である。ここでは、…

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  • 充填材の形状と素材に注目したスクイーズの触感創出と印象分析

    輪 侑, 佐藤 浩一郎, 寺内 文雄 日本デザイン学会研究発表大会概要集 70 (0), 524-, 2023

    <p>本稿では、スクイーズボールの新たな触感の創出を試み、その触感と印象の関係を明らかにしている。具体的には、まず、既製品で使用されていない充填材のスクイーズボールを15点作製した。次に、それらに既製品5点を加えた20点のサンプルを用いて印象評価実験を行い、得られたテキストデータを対象にコレスポンデンス分析を実行した。その結果から、第1軸を「硬い-柔らかい」、第2軸を「外観が目立つ-目立たない」…

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  • マグネシウム合金/アルミニウム合金爆着クラッド材における界面の金属組織の特徴

    成田 麻未, 森 久史, 佐藤 尚, 渡辺 義見, 斎藤 尚文, 千野 靖正, 花野 嘉紀, 山田 吉徳, 田 正, 田中 宏樹 軽金属溶接 60 (Supplement), 38-45, 2022-12-23

    <p> 近年,輸送体の軽量化に対してマグネシウム合金とアルミニウム合金とのクラッド材が注目されている.マグネシウム合金とアルミニウム合金とのクラッド材の作製は溶融溶接<sup>1)</sup>,拡散溶接<sup>2)</sup>,熱間プレス<sup>3)</sup>,熱間圧延<sup>4)∼6)</sup>で試みられてきたが,これらの手法の適用では,接合界面に,元素拡散に起因するアルミニウムとマ…

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  • 群ロボット制御用ソフトウェアアーキテクチャの提案

    輪 知也, 中谷 多哉子, 滝本 宗宏, 神林 靖 ソフトウェア工学の基礎ワークショップ論文集 29 (0), 191-192, 2022-11-10

    <p>群ロボットを協調動作させるためのソフトウェアアーキテクチャを提案する.様々なサービスからなる複雑なロボットシステムは,個々のロボットに比較的単純なサービスを実装し,それらを組み合わせた群ロボットとして実現することができる.我々は,このような群ロボットによって提供されるサービスを実装するためのアーキテクチャを開発した.本稿では,提案するアーキテクチャを警備群ロボットシステムに適用することで,…

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  • 最絶滅危惧チョウ類の保全と農林業・地域住民との共存共栄をめざして ―日本鱗翅学会自然保護委員会―

    矢後 勝也, 谷尾 崇, 平井 規央, 伊藤 勇人, 佐々木 公隆, 中村 康弘, 永幡 嘉之, 神宮 周作, 水落 渚, 関根 雅史, 伊藤 雅男, 清水 聡司, 川口 誠, 境 良朗, 木滑 黄平, 松岡 法明, 遠藤 秀紀 自然保護助成基金助成成果報告書 31 (0), 154-171, 2022-10-14

    <p>主にシカ食害による植生破壊で最も絶滅が危惧されるチョウとなった「種の保存法」の国内希少野生動植物種・ツシマウラボシシジミの保全を目的として,a)保全エリアでの保護増殖活動,b)農林業との連携活動,c)地域住民との連携活動,の3つの課題に取り組んだ.この事例を基に,「希少種保全─農林業─地域住民」の共存共栄における模範的役割を目指した.保護増殖活動では,防鹿柵の増設により保全エリアを改善した…

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  • PEM形水電解環境中における金めっきされたチタンセパレータの耐食性評価

    浦 歩夢, 熊谷 昌信, 宇部 卓司, 八代 仁, 村瀬 正次 Zairyo‐to‐Kankyo 71 (10), 288-291, 2022-10-10

    <p>金めっき厚の異なるPEMWE用Tiセパレータに対して,模擬環境中での定電位分極試験により,耐食性および接触抵抗を評価した.ICP-MSによる溶出金属量の定量とSEMでの表面観察の結果,金めっき厚0.1μmでは,表面処理層の欠陥が起点となりTi成分が溶液中に溶出したと考えられた.一方で,金めっき厚0.3μm以上ではTi溶出が定量限界(1μg …

    DOI Web Site 参考文献14件

  • TogoID: データベース統合の基盤となるID変換サービス

    池田 秀也, 千葉 啓和, 藤原 豊史, 五斗 進, 井手 隆広, 川島 秀一, 輪 真理, 三橋 信孝, 守屋 勇樹, 内藤 雄樹, 仲里 猛留, 信定 知江, 大田 達郎, 小野 浩雅, 申 在紋, 高月 照江, 建石 由佳, 豊岡 理人, 山本 泰智, 八塚 茂, 片山 俊明 1-, 2022-10-05

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  • サイバー攻撃分析のためのセキュリティレポート検索システム

    添田 綾香, 長澤 龍成, 白石 善明, 冨田 裕涼, 浦 翔悟, 毛利 公美, 森井 昌克 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J105-D (10), 603-613, 2022-10-01

    企業や組織を標的としたサイバー攻撃が高度化・多様化してきている.組織の被害を最小限にするために,セキュリティ管理者は現在起こっているインシデントに関する情報を収集し,迅速に対応しなければならない.本論文ではシステムに残ったIndicator of Compromise(IoC)情報をもとに脅威情報を収集するためのセキュリティレポート検索システムを提案している.本システムの検索には,トピックモデル…

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  • ミコフェノール酸モフェチルの併用が有効であった自己免疫性肝炎の1例

    山田 航, 中嶋 拳也, 西村 智達, 西浦 由貴, 吉本 和雄, 水谷 直揮, 武田 美樹, 谷 奈緒子, 森下 直紀, 山﨑 正美, 山北 剛史, 西原 彰浩, 水谷 昌代, 由良 守, 中道 伊津子, 金子 晃 肝臓 63 (9), 424-431, 2022-09-01

    <p>症例は50代女性.肝機能障害の精査のため紹介された.肝生検にてinterface hapatitisや形質細胞浸潤を認め,診断基準から自己免疫性肝炎と診断した.プレドニゾロン40 mgとウルソデオキシコール酸900 mgより治療を開始し一旦は改善傾向となったが,プレドニゾロン減量に伴い再燃した.アザチオプリンを追加投与しても再燃を繰り返し,プレドニゾロンを25 …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • 巨大な外傷性腹壁ヘルニアの1例

    輪 啓太, 野田頭 達也, 十倉 知久 日本腹部救急医学会雑誌 42 (5), 573-576, 2022-07-31

    <p>症例は70歳女性。長芋掘りをしていたときに収穫機のバケットが腹部にぶつかって受傷し,近医を受診した。外傷性腹壁ヘルニアの診断で,手術加療目的に同日当院へ紹介された。上腹部に20×10cmの打撲痕を認め,同部位が膨隆していた。遅発性臓器損傷の可能性も考慮して,待機的手術の方針として入院。入院3日目に直接縫合による開腹ヘルニア修復術を施行した。経過良好で入院12日目に退院。術後3ヵ月経過しても…

    DOI Web Site 医中誌

  • を構成する形態要素の抽出と3D モデルによる再現

    楊 鵬, 王 舜昌, 久保 光徳 デザイン学研究 69 (1), 1_35-1_44, 2022-07-31

    ...まず,の形態の観察データに対する主成分分析の結果との専門家の助言のもと,国内のの造形様式を代表する「縫い合わせアジロ」,「編み上げアジロ」,「編み上げゴザ目」の3つの造形形式からそれぞれ1つずつを選択し,形態分析および再現の対象とした。...

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  • 膿瘍化した巨大Meckel憩室炎に対する腹腔鏡手術の1例

    浦 宏之, 内藤 正規, 萩原 千恵, 中村 隆俊, 内藤 剛 日本腹部救急医学会雑誌 42 (5), 623-625, 2022-07-31

    <p>症例は50歳台男性。心窩部痛,嘔吐を主訴に当院を受診し小腸穿孔,腹腔内膿瘍の疑いで外科紹介となった。腹部造影CT検査では左上腹部に約10cm大の被膜を伴った内部不均一な膿瘍があり,小腸との連続性を認めたため,小腸穿孔による腹腔内膿瘍および限局性腹膜炎の診断で緊急手術を施行した。腹腔鏡下に観察すると,バウヒン弁から約60cm口側の回腸腸間膜対側に被膜で覆われた径10cm大の腫瘤を認めた。切除…

    DOI Web Site 医中誌

  • MOSS:スマートフォンの音波を用いた距離計測

    窪田, 諒我, 輪, 颯太, 紅林, 勇陽, 田谷, 昭仁, 戸辺, 義人 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2022論文集 2022 235-239, 2022-07-06

    MOSSを搭載するスマートフォンは,一定周期で音波を発信し,その返信音波を受信することで近隣の他スマートフォンの存在を認識する.しかし,常に発信し続けるのではなく,Bluetooth ビーコン等を利用する外部のシステムにより,一定範囲にあるときにのみ動作する.発信する音波の周波数と音量により,音波の到達距離が異なるため,複数種類の音波を発信することで,受信スマートフォンとの距離を推定する.

    情報処理学会

  • スマートビルのためのオントロジを用いたアクセス制御フレームワークの提案

    瀧崎, 尚, 木戸, 善之, 増田, 欣之, 都島, 良久, 山本, 松樹, 下條, 真司 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2022論文集 2022 310-317, 2022-07-06

    ...スマートビルを対象としたアクセス制御を備えた IoT システムを自動で構築する機能を持つ,アクセス制御フレームワークを提案する.提案フレームワークでは Web オントロジとして Brick を,アクセス制御モデルとして RBAC を採用する.Brick により作成したビルモデルから,IoT システムと RBAC システムの一部を自動で構築するためのプログラムを開発した.評価では,提案フレームワークを大阪大学面...

    情報処理学会

  • 3次元点群を用いた時空補間的アプローチに基づく人物軌跡構成法の提案

    大野, 真和, 右京, 莉規, 天野, 辰哉, Hamada, Rizk, 山口, 弘純 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2022論文集 2022 859-871, 2022-07-06

    ...提案する.提案手法では,(1) 点群から得られる人物の特徴の類似性,と (2) 建物レイアウトや過去の移動軌跡パターンにも基づく移動軌跡の整合性の 2 つの観点から,全軌跡ペアに対してそれが同一人物によるものである確率を求め,離れた計測領域からの軌跡のマッチングを実現する.人物特徴の類似性計算方法として,FisherVector を用いた点群からの特徴抽出とそれに基づく距離学習を提案する.大阪大学面...

    情報処理学会

  • モスアイ構造による機能表面

    田口 登喜生, 浦 潔 日本画像学会誌 61 (3), 271-279, 2022-06-10

    <p>物体表面の光反射を低減する有力な技術の一つであるモスアイ技術は,優れた低反射性能を低コストで実現することから注目を集めてきた.蛾 (モス) の目 (アイ) の表面に形成されているナノ突起構造を模した構造を表面に敷き詰めたフィルムであるモスアイフィルムは,超低反射特性を活かしたディスプレイ用途に加えて,特異な表面機能を活用したさまざまな新規用途提案がなされている.ナノ構造により発現する蓮の葉…

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  • PS干渉SAR解析によって推定された阪神エリアにおける活断層近傍の地表変動

    重光 勇太朗, 石塚 師也, 林 為人 応用地質 63 (2), 49-63, 2022-06-10

    ...干渉SAR時系列解析は年単位での地表変動傾向を明らかにするのに有効な手法である.本研究では,2018年に発生した大阪北部地震の震源付近の断層である有馬―高槻断層帯,及び六甲山活動セグメント近傍における地震前後を含む近年の地表変動傾向を明らかにするためにPS干渉SAR解析を用いることによって当地域における地表変動量を検出した.その結果,(i)六甲山活動セグメント近傍における沈降方向の地表変動,(ii)面...

    DOI Web Site 参考文献19件

  • 壊死型虚血性大腸炎術後に非閉塞性腸管虚血を呈した1例

    輪 啓太, 野田頭 達也, 十倉 知久, 工藤 公平 日本腹部救急医学会雑誌 42 (4), 501-504, 2022-05-31

    <p>症例は83歳女性。来院前日に下腹部痛を自覚し,来院当日朝に家人が意識朦朧とした状態の本人を発見し,救急車で当院に搬送された。来院時は意識障害(JCS Ⅲ-100),収縮期血圧70mmHg以下,pH 7.089とアシドーシスを認め,造影CTを施行すると虚血性腸壊死が疑われたために緊急手術を施行した。術中所見から壊死型虚血性大腸炎の診断で結腸全摘術,人工肛門造設術を施行した。術後は循環動態,ア…

    DOI Web Site 医中誌

  • 広葉樹二次林皆伐後の遷移にそった送粉者群集の変化

    髙橋 真由, 口 秀夫, 田島 輝, 阿部 翔也 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 601-, 2022-05-30

    <p> 野生の送粉者群集は生態系・食料生産において重要な機能を持っているが、近年生息地の分断化などにより世界的な送粉系の脆弱化が懸念されている。そのため、送粉者群集の保全が求められるが、森林において送粉者群集の構造に影響を与える具体的な特徴は分かっていない。皆伐は森林生態系にとって大きな攪乱であり、林冠閉鎖までの初期段階で植生の種数が最多となる場合が多く、その後林冠の閉鎖などにより種数・多様性が…

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  • 人にとって快適な風環境をつくる防風林とは

    大川 佐知, 上村 佳奈 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 516-, 2022-05-30

    ...まず、長野県上伊那郡南輪村にある信州大学農学部構内演習林において、林帯構造が異なる4地点での風上・風下の風速を同時に観測し、林帯による風速の減衰割合と風下の風速のゆらぎ(1/周波数)を計算した。これらを従属変数、林帯構造因子(林帯幅、樹高、疎密度)を独立変数として回帰分析を実施した。その結果、風の減衰効果には、林帯幅、樹高、疎密度の因子が重要であることが認められた。...

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  • Deep Learningを用いた移動物体間のインタラクションを考慮した経路予測の研究動向

    浦 大晃, 平川 翼, 山下 隆義, 藤吉 弘亘 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J105-D (5), 372-404, 2022-05-01

    経路予測は,歩行者や自動車などの移動物体が未来にどのような経路を辿るかを過去の軌跡から予測する技術である.経路予測は古くからベイズモデルやSocial Force Modelを利用して研究されてきたが,Deep Learning (DL)の発展によりConvolutional Neural Network及び,Recurrent Neural …

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  • 非特異性間質性肺炎に対し高頻度振動換気法を行い肺移植へ繋いだ小児例

    浦 啓宣, 黒坂 了正, 大森 教雄, 野田 俊輔, 北村 真友 日本集中治療医学会雑誌 29 (3), 219-223, 2022-05-01

    <p>非特異性間質性肺炎に対する高頻度振動換気法の有用性は定かではない。非特異性間質性肺炎(interstitial pneumonitis, IP)に対し,高頻度振動換気法(high frequency oscillatory ventilation, HFOV)を行い肺移植へ繋いだ小児例を経験したので報告する。症例は6歳,男児。3歳時に膀胱原発胎児型横紋筋肉腫を発症し,化学療法と局所放射線治…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 保育施設に設置されるすべり台の歴史的変遷

    久留島 太郎, 境 愛一郎, 秋田 喜代美, 大澤 洋美, 輪 潤子, 宮田 まり子 植草学園短期大学紀要 23 (0), 39-50, 2022-03-31

    <p>本研究の目的は、保育施設に広く設置されている固定遊具のひとつである「すべり台」が、我が国におけ る最初の幼稚園が創設された1876(明治9)年頃より現在まで、どのようにして保育の場に位置づけられて きたのかを検討することとする。その方法として、各地の保育所・幼稚園の記念誌や沿革史などに記録され …

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 研究倫理審査委員による看護学研究の倫理審査に関する認識と課題

    大西 香代子, 有江 文栄, 輪 千佳 日本看護倫理学会誌 14 (1), 21-27, 2022-03-20

    <p>看護学研究の倫理審査に関しては、多くの課題の存在が指摘されているが、全国的な調査は行われていない。本研究の目的は、審査を行う側が看護学研究の倫理審査について、認識している現状と課題、望ましいあり方について明らかにすることである。全国の看護系大学90校の倫理審査委員会委員長と委員を対象に質問紙調査を実施、231名から回答を得た。現状に関しては、外部委員の不在等指針から逸脱している大学があるこ…

    DOI Web Site 医中誌

  • バレーボールゲームにおけるブロード攻撃に関する研究 : Vリーグ・女子を対象として

    輪 憲吾, 今丸 好一郎, 俵 尚申 名古屋学院大学論集 医学・健康科学・スポーツ科学篇 10 (1), 13-23, 2022-03-16

    本研究の目的は,バレーボールゲームにおけるブロード攻撃の出現状況,攻撃の結果と勝敗の関連等を明らかにし,今後のバレーボール指導の資料を得ることであった。対象は,8チーム3回戦総当たり制で行われた2015/16 Vプレミアリーグ女子のレギュラーラウンド3回目の対戦(3Leg)における全28試合,101セットであった。主な結果は以下のとおりである。 …

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 技能学習における振り返りと学習成果との関係

    浦, 恵美子, 武岡, さおり, 寥, 宸一 名古屋女子大学紀要 (68) 39-50, 2022-03-10

    新型コロナウイルス感染症蔓延の影響を受け、グループ・ディスカッションやグループ・ ワークなどの学習活動は困難となった。リモートワークを採用している企業は増加し、ますま す自己管理の重要性が高まることが予想される。これらのことから、個人で利用できるアクティ ブ・ラーニングの手法として振り返り学習を行い、自己管理する方法を試みた。ここでは、著 …

    機関リポジトリ Web Site

  • 風車ブレード表面の雷害低減高強度放電誘導物の選定

    田 充志, 加納 達也, 和田 光平, 仙田 あゆほ 産業応用工学会論文誌 10 (2), 107-113, 2022

    Recently, the introduction of wind power generation has been carried out actively. However, lightning damage to wind power systems have been increasing. We paid attention to surface discharge …

    DOI

  • 通院患者のがん疼痛セルフマネジメントを促進する看護介入プログラムの臨床的有用性の評価

    山中 政子, 鈴木 久美, 山本 桂子, 柳井 瑞乃, 吹田 智子, 加藤 理香, 藤田 美佐緒, 江藤 美和子, 神山 智秋 日本看護科学会誌 42 (0), 150-159, 2022

    <p><b>目的:</b>通院患者のがん疼痛セルフマネジメントを促進する看護介入プログラムを臨床適用し有用性を評価した.</p><p><b>方法:</b>通院患者10名に本プログラムを用いた対面式個別介入を実施し,介入前後の疼痛強度,日常生活への支障,QOL,自己効力感,不安・抑うつを比較した.</p><p><b>結果:</b>対象者は平均年齢59.9歳(<i>SD</i> …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献15件

  • 風を起こすの形

    久保 光徳, 楊 鵬, 今石 みぎわ 日本デザイン学会研究発表大会概要集 69 (0), 312-, 2022

    ...<p>伝統的な道具の一つであるの機能の一つである「風選」に着目し、を振り下ろした際に生じる空気の動きを観察し、CFDで解析することを実施した。その結果、の特徴的な形状(全体形状のU字型、表面の凹形状)により、を軽く振り下ろすだけで進行方向と直交する方向に明確な空気の流れが発生することが確認され,空気の動きを発生させる機能モジュールの可能性が示された。</p>...

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  • 矩形水槽バルジング地震応答に関するFEM簡略解析法の提案

    井上 凉介, 坂井 藤一 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 78 (3), 350-367, 2022

    ...<p> 矩形水槽のバルジング地震応答挙動については,まだ研究事例が少なく,十分な解明がなされていないので,各種水槽の耐震設計指針においても,バルジング振動関連の明確な規定が存在しない現状にある.本論文は,FEM解析によって矩形水槽のバルジング挙動を詳しく解明し,輪らの実験・解析研究の結果との比較から,輪のFourier級数による解析には適用限界があり,一般的な水槽のバルジング振動を解析するには,...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 抵抗スポット溶接L字継手の引張強度に及ぼす打点ピッチの影響の解明

    河野 大輔, 北村 貴典, 輪 遼太郎 溶接学会全国大会講演概要 2022f (0), 8-9, 2022

    供試材料として高張力鋼板を用い,抵抗スポット溶接部材の継手強度評価方法の一つであるL字継手引張試験により,強度評価を行った.継手の溶接部の隣にもう1点抵抗スポット溶接を行い,打点ピッチに注目したところ,打点ピッチが短い場合は,長い場合の継手よりも高い強度を示すことを実験により明らかにした.しかし,打点ピッチ方向に直角方向の打点位置ずれがある場合,打点ピッチが短いほど強度は低下することが示唆された

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  • 大規模総合大学における脱炭素に向けたZEBの取り組み

    鈴木 智博, 下田 吉之 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.10 (0), 157-160, 2022

    ...<p>本学では,「2030年に温暖化ガス排出量を55%削減する」目標を決定した.この目標を実現するべくエネルギー基本方針を作成した.その基本方針では国立大学初の「今後建築あるいは全面改修する建物はZEB Ready以上とすること」を明記した.本報告では,その基本方針に基づきZEB化した事例(国立大学初の新築ZEB Ready研究棟)と2021年に移転した面キャンパスの研究講義棟(国立大学初のZEB...

    DOI

  • 自律の概念を再考する

    岡 真子 臨床倫理 10 (0), 45-57, 2022

    <p> 意思決定能力が低下(境界領域・グレーゾーン)し,「自律」が脆弱になった人々に対して,どのような姿勢で倫理的配慮をするのかという問いに対して,多くの場合,shared(supported)decision makingをすればよいという回答が返ってくるが,では,その場合の「自律」の概念をどう捉えるのかについては,十分な議論がなされていない。</p><p> …

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  • 鉄道脱線事故調査へのSfM-MVS技術の適用可能性の検討

    浦 慎太郎, 田中 博文, 昆野 修平 AI・データサイエンス論文集 3 (J2), 104-111, 2022

    <p>鉄道の安全性の向上のためには,事故発生時の詳細な調査とそれに基づく再発防止策の策定・実施が必要不可欠であるが,現状の事故調査では,初動調査に要する時間や,現場状況の保存,調査後の情報共有等の観点から,より効率的かつ効果的な調査手法が求められていた.そこで本研究では,画像解析技術の一つである SfM …

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  • 眼底検査の要精査・要治療対象者受診率70%を目指した取り組み

    明後 祐子, 松本 泳子, 平野 理恵, 岩田 美紗貴, 中村 昭光, 佐々木 浩一, 的場 聡子, 浦 孝晃, 山鳥 紀子, 田中 香織 人間ドック(Ningen Dock) 37 (3), 497-503, 2022

    <p><b>目的:</b>当センターでは,専任保健師配属後の2018年2月より人間ドック受診後の保健指導および書面や電話による持続的なフォローアップの体制を構築した.そのなかでも特に注力している眼底検査についての取り組みを検討,その効果について報告する.</p><p><b>方法:</b>2017年4月~2019年7月の人間ドック受診者のうち,フォローアップ開始前と開始後,さらに強化後(当日の眼底…

    DOI Web Site 医中誌

  • 温存乳房内再発乳癌に対するセンチネルリンパ節生検の有用性

    斎藤 明菜, 渡辺 理恵, 畑 順也, 脇田 和幸 日本臨床外科学会雑誌 83 (12), 2039-2043, 2022

    <p>はじめに:温存乳房内再発(IBTR)における対側腋窩リンパ節転移や内胸リンパ節転移,鎖骨上リンパ節の症例の報告が散見される.乳房部分切除後のリンパ流の経路が変化し,新たなセンチネルリンパ節(SLN)が存在する可能性がある.方法:過去5年間,当院で施行した15例のIBTRに対するセンチネルリンパ節生検(SLNB)について検討した.結果:術前のリンフォシンチグラフィでは15例全例でSLNが同定…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 多種が織りなすコーヒーのコモディティチェーン

    曲 在弘 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2022 (0), H04-, 2022

    コーヒーは、アカネ科の多年生植物であるコーヒーノキ(Coffea)から採取されるコーヒー果実を様々な方法で加工することによって、コモディティチェーンのなかに投入される。本発表は、コーヒーのコモディティチェーンにおける人間と非人間の関係ついてのいくつかの側面について粗描することを通して、コーヒーという商品作物の経済的価値の形成について考察することを目指す。

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  • 船橋市沖合の海底土におけるマイクロプラスチック汚染実態の把握

    中村 倫明, 木村 悠二, 有山 尚吾, 鷲見 浩一, 小田 晃, 武村 武, 輪 響, 落合 実 土木学会論文集B3(海洋開発) 78 (2), I_817-I_822, 2022

    <p> 近年,マイクロプラスチック(5mm未満のプラスチック,以下:MPs)の海洋汚染に世界中で注目が集まっている.海洋へ流出したMPsは毒性の強い化学物質を吸着しやすい特性や難溶解性が強いものが多いことから中長期的な問題として懸念されている.</p><p> 本研究では,海底土表層におけるMPsの個数密度は最大97.2個/kg-dryであった.個数密度の空間分布は,河口に近く滞留性の強い地点で高…

    DOI Web Site 参考文献6件

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