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検索結果 1,333 件

  • 日常の精油使用頻度と認知機能の関係

    水上 勝義, 熊谷 千津 アロマテラピー学雑誌 25 (1), 12-18, 2024-03-31

    ...解析は,精油の使用頻度により精油使用群を高頻度群と低頻度群に分け,高頻度群,低頻度群,非使用群と,脳年齢,意欲・活動性との関係を一元配置分散分析,多重比較,重回帰分析により年代ごとに解析した。...

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  • アスナロ精油の抗腫瘍効果に関する研究

    長田 拓哉 におい・かおり環境学会誌 55 (1), 14-19, 2024-01-25

    ...我々は液体クロマトグラフィーを用いて,アスナロ精油に含まれる抗腫瘍因子であるツヨプセンを同定した.ツヨプセンの腫瘍増殖抑制効果は,MTT アッセイを使用して分析された.アスナロ精油に含まれる抗腫瘍因子であるヒノキチオールと比較すると,ツヨプセンは腫瘍増殖抑制効果が強く,拡散範囲が狭い傾向が見られた.がん細胞においてツヨプセンと結合するタンパク質としてPKM2が同定された.またツヨプセンをがん細胞に作用...

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 静電誘引形インクジェットによる嗅覚ディスプレイに関する基礎的検討

    家永 貴史 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 376-376, 2023-08-31

    ...<p>近年,インクジェット技術を多種多様な分野に応用する試みがなされている.静電誘引形のインクジェットにおいては,インクを曵糸状に引き出すだけでなく,微粒子として飛翔させることもできる.筆者は,これを応用することで,振動部品やヒーターなどを用いない新たな嗅覚ディスプレイ装置が実現できるのではないかと考えた.一方,インクではなく希釈された精油を飛翔させるための条件や,その際の静電誘引形インクジェットの...

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  • 精油30種の終末糖化産物(AGEs)産生抑制およびチロシナーゼ阻害効果

    伊藤 仁久, 大西 雄己, 三澤 紅, 藤阪 芽以, 友廣 教道, 松川 哲也, 遠藤 雄一, 梶山 慎一郎, 重岡 成 アロマテラピー学雑誌 24 (2), 14-20, 2023-07-15

    ...ローズマリー精油はAGEs産生抑制に基づくアンチエイジング効果,メリッサ精油はチロシナーゼ阻害に基づくメラニン産生抑制効果をもつ可能性があり,今後の香粧品あるいは機能性食品の分野での活用が期待される。</p>...

    DOI 医中誌

  • 組成の異なるクロモジ精油の抗菌活性の比較

    甘粕 瑞季, 下出 昭彦, 古川 康二, 芦部 文一朗, 松見 繁 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 655-, 2023-05-30

    ...今回、組成の異なるクロモジ精油について6種の細菌に対する抗菌活性を測定し、比較した。産地の異なるクロモジの枝から水蒸気蒸留によって精油を得、ジンジバリス菌、ミュータンス菌、黄色ブドウ球菌、肺炎桿菌、大腸菌及びモラクセラ菌に対し最小発育阻止濃度試験又はハロー試験により抗菌作用を評価した。その結果、大腸菌を除く5種の菌に対してクロモジ精油が抗菌作用を示した。...

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  • 嗅覚受容体技術および調和型消臭技術を用いた介護臭低減香料の開発

    三原 尚, 村井 正人, 寺田 育生, 桑原 裕香理, 小林 剛, 佐野 昇, 石田 賢哉, 星野 邦秀, 平野 奈緒美 日本化粧品技術者会誌 57 (1), 42-49, 2023-03-20

    ...OR技術では,介護臭の主要構成成分である糞便臭のキー成分であるスカトールやインドールに応答するORの同定とそのアンタゴニスト香料を,一方,ハーモナイジング技術では糞便臭を取り込み,調和させることで快い香りに変化させる精油を探索した。両技術を組み合わせて開発した消臭香料は相補的な作用により,複雑な混合悪臭である介護臭の不快感を効果的に低減した。...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 仮眠環境における香り付加が心理生理反応および作業効率に及ぼす影響

    竹村 明久, 南田 高希, 脇山 雄多, 杉本 泰世 室内環境 26 (2), 107-120, 2023

    ...香り発生なしと,嗜好度の高低から選定した2精油を発生させた計3条件に設定した仮眠室で,9名の実験参加者が同曜日同時間帯の異なる3日間に15分間仮眠し, 仮眠中の脳波と仮眠前後に従事した心理評価,および知的作業成績の差異について香り条件間で比較した。脳波の周波数含有率は入眠時と以降とで傾向が異なったものの,香り条件間に差異は見られなかった。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献11件

  • 高強度運動直後におけるグレープフルーツ精油の匂い刺激がストレスホルモンに及ぼす影響

    古田 健人, 河野 寛也, 坂本 拓巳, 上田 真也 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 569-, 2023

    ...アロマセラピーは精油を用いてその香りを楽しんだり、ストレスの解消などを目的に行われる。グレープフルーツ精油にはリフレッシュメント効果があると報告されており、ストレス解消に有効な手立てと言える。以上のことから、グレープフルーツ精油の匂い刺激が高強度運動直後のコルチゾールを下げ、ストレスを軽減する可能性が期待される。...

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  • 身近なカビに対する9種類の精油の抗カビ活性評価

    富樫 巌, 佐藤 明日香 旭川工業高等専門学校 研究報文 60 (0), 42-49, 2023

    <p>We tested the inhibitory effects of nine kinds of essential oil and ethanol on the growth of four strains of fungi (i.e. <i>Cladosporium cladosporides</i> NBRC 4459, <i>C. sphaerospermum</i> NBRC …

    DOI

  • 高校生を対象としたハンドマッサージの効果検証

    大家 さとみ, 森本 眞寿代 日本健康相談活動学会誌 18 (2), 57-65, 2023

    ...ハンドマッサージにおいて、精油を配合したマッサージオイルの使用が有効であることが示唆された。</p><p> 今回の研究で得られた知見を、香りの弊害を考慮した上で、高校生のセルフストレスマネジメントに役立てる研究を進めていきたい。</p>...

    DOI Web Site 医中誌

  • 酸化ストレスによる皮膚細胞ミトコンドリア毒性に対する沖縄産植物精油の保護効果の検討

    今泉 直樹, 仲間 真司, 宮良 恵美, 廣瀬 美奈, 吉野 敦, 上原 安紀子, 崎浜 秀悟, 福島 卓也 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P3-229-, 2023

    ...</p><p>【材料と方法】4種類の植物から、コールドプレス、低温真空蒸留または超臨界流体抽出法により7つの精油(A、B、C1、C2、D1、D2、D3)が得られた。精油の抗酸化活性は、DPPHラジカル消去アッセイを用いて検討した。細胞障害とミトコンドリア機能に対する精油の効果を評価するために、ヒトケラチノサイト(HaCaT)細胞に精油を添加し24時間培養した。...

    DOI

  • 簡易な水蒸気蒸留装置による和精油抽出

    菊川 裕幸, 三輪 邦興, 八尾 正幸 アロマテラピー学雑誌 23 (1), 1-8, 2022-09-22

    ...<p>本研究では精油の抽出にあたり,簡易な方法で製作,使用できる水蒸気蒸留装置を試作し,その性能を評価した。...

    DOI

  • カラスザンショウから抽出される香気成分の利用可能性の検討

    向野 峻平, 笹木 哲也, 大本 健太郎, 内藤 善太, 富沢 裕子, 矢田 豊 中部森林研究 70 13-16, 2022-06-30

    ...精油等を抽出するための適切な部位や時期を調査するために,時期を変えて,果実,当年枝,葉を採取し,精油等を抽出した。また,ガスクロマトグラフィーで精油等の成分分析を行った。当年枝と果実からは精油が抽出されたが,時期によっては精油成分がほとんど検出されなかった。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • キラリティと香り

    江村 誠 化学と教育 70 (5), 262-265, 2022-05-20

    ...また,自然界に見られる植物の二次代謝産物として知られる精油や揮発性の香り成分の多くは,光学活性体として存在している。異性体間で,香りの香調や強度が異なるため,光学活性体を作り分ける技術の開発が求められており,不斉合成例に関しても解説する。</p>...

    DOI

  • アルコール飲料の香りが若年女性に与えるリラックス感

    能勢, 晶, 井上, 郁香, 石丸, 莉帆, 藤本, 麻菜, 藤原, 裕弥 日本醸造協会誌 = Journal of the Brewing Society of Japan 117 (4), 295-305, 2022-04

    ...若年女性11名の被験者により,アルコール飲料7種,精油5種の香りの嗜好と主観的リラックス感について調べた結果,清酒,梅酒,ラベンダー,カユプテについて,香りの好き嫌いによって,得られる主観的リラックス感が影響されることが分かった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 木竹酢液及び針葉樹精油の有効性と活用に関する試験

    加藤, 健一, 古川, 仁 長野県林業総合センター研究報告 (36) 13-22, 2022-03

    ...(4)林地残材の有効利用を図るため,ドラム缶やペール缶を利用した安価で自作可能な精油採取装置を開発した。さらに,当該装置の導入希望者が8名あり精油事業展開の実例を収集できた(令和3年12月時点)。(5)トリコデルマ菌に対する針葉樹精油(県内主要4樹種)の抗菌活性試験を行った結果,その機能が確認された。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 乾燥植物片からのエフェドリンの検出事例と構成植物の推定

    冨田, 浩嗣, 服部, 靖子, 小林, 俊也, 森, 久人, 上野, 英二, 棚橋, 高志 愛知県衛生研究所報 (72) 27-34, 2022-03

    ...また、メントール、メントン及び酢酸メンチル等、ハッカの精油成分を検出した。製品にマオウ及びハッカが含まれるか確認するため、構成植物の推定を試みた。LC-MS/MSを用いて、マオウ及びハッカの抽出液と、形態学的特徴から試料を分割した抽出液を測定し、ピーク面積を変数とした主成分分析を行った。その結果、第1主成分の寄与率は48.5%、第2主成分の寄与率は30.4%であった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site 医中誌

  • 女性頭痛患者に対するアロマテラピーの有効性に関する研究

    上野 節子, 菱川 望, 松本 菜見子, 林 紗織, 涌谷 陽介, 田所 功, 武本 麻美, 野村 恵美, 佐々木 諒, 森原 隆太, 山下 徹, 高尾 芳樹 日本頭痛学会誌 49 (1), 215-222, 2022

    ...<p>  女性頭痛患者に対するアロマテラピーの臨床的効果について,オープンラベル・クロスオーバー法を行った.対象は片頭痛患者24例で2例は緊張型頭痛を伴っていた.平均年齢は38.3±12.9歳であった.アロマテラピーに用いる精油は,ラベンダーかゼラニウムを自由選択させた.結果,アロマテラピーは月平均頭痛回数を減少させる傾向を示し,急性期頭痛治療薬の使用率を4.4%減少させ,仕事・家事に影響を与えた人数...

    DOI 医中誌

  • チョウジ・ケイヒ抽出物配合エマルゲル製剤の義歯口内炎治療への応用

    濵﨑 保則 ファルマシア 58 (12), 1158-1158, 2022

    ...チョウジやケイヒは芳香性健胃生薬として胃腸薬などのOTC医薬品に配合されている.また,香辛料のクローブやシナモンとして食用にも広く用いられている.両生薬の主精油成分であるオイゲノールやシンナムアルデヒドには,抗菌作用や食欲増進作用などが知られている.本稿ではチョウジとケイヒの抽出物の抗菌作用に着目し,エマルゲルという特徴的な剤形を用いて義歯口内炎治療への応用を検討したIyerらの報告を紹介したい....

    DOI

  • においに強く,かおりに弱い?消石灰と芳香の相性 ~消石灰で持続可能な社会へ~

    緑川 陽一 におい・かおり環境学会誌 52 (6), 321-330, 2021-11-30

    ...<p>廃棄される貝殻などから生成した消石灰を基材とする衛生剤に清涼感やかおりを付けるため,香料や精油を添加するとイメージしたかおりにはならず,腐臭に変化した.消石灰は,強塩基かつ多孔質が特徴で除菌消臭機能があるが,この性質と有機化合物の相性が悪いことが考えられる.消石灰にかおりを付けることができれば,除菌,吸着による消臭に加え,マスキング効果も期待でき,身体やハウスクリーニング向け製品の可能性が広がる...

    DOI Web Site Web Site 参考文献5件

  • 自律神経機能に対する芳樟精油の香りの効果

    吉本 隆治, 天満 和人, 田中 敦 アロマテラピー学雑誌 22 (2), 17-23, 2021-06-25

    ...現在も指宿市開聞でクスノキの一種の芳樟から精油を生産している。芳樟精油は,ラベンダー精油と同様,鎮静作用があるとされるl-リナロールが主成分である。ラベンダー精油を用いたアロマテラピーの芳香療法は,リラックス効果をもたらすことがさまざまな先行研究により示されている。本研究の目的は,芳樟精油を用いた芳香療法の効果について,自律神経機能の面から検討することである。...

    DOI 医中誌

  • ホスピタルアロマセラピーにおける精油の活用と薬剤師の役割

    佐藤 玲子 におい・かおり環境学会誌 52 (3), 163-174, 2021-05-25

    ...</p><p>これらの問題への対応としてアロマセラピーを活用したケアを行うことにより患者の生活の質の向上をはかることができ得ると考える.補完代替医療のなかでは,医療従事者が,効果的でかつ科学的にアロマセラピーに取り組むことが求められるており,チーム医療の現場で安全に精油を活用するためには薬剤師が精油の管理・運用に適正に関わることで医療の質の向上に貢献できる可能性がある....

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 臨床におけるアロマセラピーの有効性

    相原 由花 におい・かおり環境学会誌 52 (3), 149-156, 2021-05-25

    ...<p>臨床アロマセラピーは,精油の心理的作用,薬理作用,またアロマセラピーマッサージによるタッチの生理的作用によって症状緩和やQOLの向上をもたらし,患者の自己治癒力向上や安楽を目的として行われる.アロマセラピーマッサージは,がんを含む慢性疾患,あるいは高齢者ケア,心療内科,精神科,リハビリテーション科,産婦人科,皮膚科,ICUなどで実践が始まっており,その効果を検証する研究も進められている.今後は...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献15件

  • クロモジ苗木の植栽後4年間の生育特性

    安田 慎之介, 菅谷 光, 高橋 輝昌, 柴崎 則雄, 人見 拓哉 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 150-, 2021-05-24

    ...<p>クロモジは、工芸品や精油の材料として用いられる日本固有の有用な低木である。しかし、天然では林内に点在しているため、効率的な採取は困難である。...

    DOI

  • クロモジの精油抽出量および精油成分組成の季節変化

    高橋 輝昌, 大後 恵里菜, 柴崎 則雄, 丸山 徹也, 古川 康二, 安田 慎之介, 人見 拓哉 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 149-, 2021-05-24

    ...精油の抽出には、切られた形跡のないクロモジの枝葉を直径8 mmのところで切ったものを粉砕して使用した。枝葉の単位乾燥重量あたりの精油の抽出量は春季に少なく、6月、7月にかけて増加して3 g kg<sup>-1</sup>程度となり、8月に急減した。...

    DOI

  • 精油の香りが海馬と睡眠にもたらす好影響

    村田 雄介 におい・かおり環境学会誌 52 (2), 118-124, 2021-03-25

    ...<p>現代人の多くが睡眠不足や睡眠の質の低下を訴えている.睡眠の問題は免疫や認知機能の低下,うつ病や認知症といった精神神経系疾患の発症リスク増加などに寄与する.睡眠環境や生活習慣の見直しを通じて,睡眠を十分に摂るための生活改善を目指すのが理想的だが,実現は難しい.補完・代替療法の1つアロマセラピーは,睡眠の質を改善することが示されている.本稿では,天然植物精油に含まれる香りの効果について,睡眠不足による...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献59件

  • リナロール香気が不安を軽減する脳の仕組み

    柏谷 英樹 におい・かおり環境学会誌 52 (2), 112-117, 2021-03-25

    ...<p>古来より植物の芳香が抗不安効果を持つことは経験的に広く知られてきた.今日でもその作用は民間療法として取り入れられている.しかしながら「香気が抗不安効果を生み出すメカニズム」については未だ不明である.本稿ではリナロール(ラベンダー精油の主要香気成分の一つ)の香気が持つ抗不安作用,その作用の嗅覚依存性,そしてベンゾジアゼピン感受性GABA<sub>A</sub>受容体の関与を中心に,その基盤となる...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献11件

  • 血管内皮細胞での炎症応答に対する植物精油の抑制作用の検討

    丸山 奈保, 上野 匡, 安部 茂 アロマテラピー学雑誌 22 (1), 10-16, 2021-02-05

    ...HUVECを密集状態に培養したプレートに,精油,刺激剤であるカルシウムイオノフォアA23187を加え50分培養した後,培養上清に分泌されたNO量を測定した。6種の精油の0.001%での抑制作用を比較したところ,ティートリー精油とレモングラス精油は抑制作用が強く,ゼラニウム精油,ラベンダー精油と続き,カモミール精油とユーカリ精油では有意な抑制は示されなかった。...

    DOI 医中誌

  • スイートバジル子葉の腺毛発達と精油生産に対する重力の影響

    曽我, 康一, 渡部, 優, 若林, 和幸, 玉置, 大介, 藤井, 伸治, 稲富, 裕光, SOGA, Kouichi, WATANABE, Yu, WAKABAYASHI, Kazuyuki, TAMAOKI, Daisuke, FUJII, Nobuharu, INATOMI, Yuko 宇宙環境利用シンポジウム 第35回: 令和二年度 = Space Utilization Research, Vol. 35 2020: Proceedings of The Thirty-fourth Space Utilization Symposium 35 2021-01

    第35回宇宙環境利用シンポジウム(2021年1月19日-20日. オンライン開催)

    機関リポジトリ

  • かおりの効果を薬剤師が活用するために

    佐藤 忠章 ファルマシア 57 (3), 200-203, 2021

    数少ないかおりに関する情報をどのように捉えれば,薬局や病院などにおいて薬剤師が関わっていけるのかについて,当研究グループのデータと共に紹介する.また,まとめのところでは,薬学の研究者としてのかおりの研究への関わり方について紹介する.

    DOI 医中誌

  • 樹木由来の香り物質が高齢者の主観的睡眠感および睡眠変数に及ぼす影響

    大平 雅子, 金子 俊彦, 小澤 洋平 生体医工学 Annual59 (Abstract), 574-574, 2021

    ...本研究は、被験者内実験計画により、実験条件(A.コントロール条件、B.トドマツ由来の香り物質を練り込んだ枕カバー、C.トドマツ由来の精油シールを枕カバーに貼付)の順序効果に考慮して実施をした。なお、事前に滋賀大学倫理審査委員会の承認を得て、対象者に研究への参加の同意を事前に得た上で実施した。 </p><p>起床後の主観的睡眠感の評価には、OSA睡眠質問調査票を用いた。...

    DOI

  • 感染症初期症状に対するアロマテラピー(精油)によるセルフケアの具体的方法

    宮森 孝子 日本統合医療学会誌 13 (2), 94-102, 2020-11-30

    ...<p>アロマテラピーで使用する精油は、植物が病原性微生物や環境から身を守るため、光合成の過程でつくる炭化水素と官能基から成る有機化合物である。19世紀までの薬のない時代において人類が感染症と闘った歴史の陰には常に精油があり、現代の治療薬も精油の芳香分子の構造を模倣し創薬されてきた経緯がある。特にオレガノ精油は西欧において天然の抗生剤ともいわれ重宝されてきた。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 手指のATPおよび角質水分量からみた精油の清浄・保湿作用に関する研究-擦式手指消毒剤との比較から-

    石田 瑠美, 高鳥 眞理子 敦賀市立看護大学ジャーナル (5) 10-19, 2020-08-27

    ...本研究は,手指衛生における精油の有効性を明らかにするために,精油と擦式消毒剤の手指清浄作用および保湿効果を比較検討した.同意の得られた29名の大学生を対象として,キャリアオイルで希釈した精油群15名,既存の擦式消毒剤群14名に分け,これらを使用する前,使用5分後,30分後に手指のATP値および角質水分量を測定した.その結果,精油群において,使用前に比べ,5分後に有意なATP値の低下がみられた.擦式消毒剤群...

    機関リポジトリ

  • 赤土流出防止用グリーンベルト植物としてのベチバーから精油製造の試み

    諏訪 竜一, 大見謝 恒太, 西原 隆, 高橋 昌弘, 住 秀和, 殿岡 祐樹, 河野 恵美子 アロマテラピー学雑誌 21 (3), 19-23, 2020-06-26

    ...本研究では,このグリーンベルトとして栽培がされているベチバーから精油の採油が可能であるか,また,市販の精油との比較,さらに採取時期による採油率の変化および成分変動の有無について検証を行った。本研究で比較のために用いた二つの市販精油(インドネシア産およびスリランカ産)では精油中の組成成分の構成が異なっていた。...

    DOI

  • クロモジ枝葉の採取時期とサイズが精油の抽出量に及ぼす影響

    高橋 輝昌, 大後 恵里菜, 菅谷 光, 柴崎 則雄 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 224-, 2020-05-25

    ...精油の抽出には生重で10 kgの粉砕した枝葉を用い、精油の抽出は水蒸気蒸留法により行った。2019年10月には直径4 mmのところで切った枝葉(4 mm枝)と、直径12 mmのところで切った枝葉(12 mm枝)でも精油の抽出を行い、枝の太さと精油抽出量の関係についても検討した。...

    DOI

  • 東北地方の産科領域におけるメディカルアロマテラピーの実態

    田村 智美, 北島 麻衣子 アロマテラピー学雑誌 21 (1), 10-17, 2020-03-07

    ...使用精油はラベンダーが最多で不安・緊張の緩和や浮腫の緩和等心身両方への効果を期待し,トリートメントや芳香浴で活用されていた。未導入施設に勤務する助産師の41.8%は導入を希望しており,プライベートでアロマテラピーを使用したことがある人ほど導入に興味を持っていた。導入時の問題点として,香りの嗜好が異なる,実施が業務の負担となる,効果の検証が不十分,が挙げられた。...

    DOI 医中誌

  • 香酸柑橘類残渣を活用した高付加価値豚肉生産技術の開発(2)

    程野, 恵理子, 飯塚, 悟, 新居, 雅宏 徳島県立農林水産総合技術支援センター畜産研究課研究報告 = Bulletin of Tokushima Prefectural Agriculture, Forestry and Fisheries Technology Support Center Livestock Research Division (19) 20-24, 2020-03

    ...県産の香酸柑橘類残渣を活用し,香り成分等の肉への移行や付加価値の高い豚肉生産技術の開発を目的として,肥育豚にスダチ精油抽出残渣乾燥粉末を3%添加した飼料を給与し,発育および肉質に及ぼす影響について調査した。...

    日本農学文献記事索引

  • 真正ラベンダー精油のストレス緩和効果

    諸田 聖佳, 筒井 紀子 日本口腔保健学雑誌 10 (1), 58-65, 2020

    ...</p><p> 真正ラベンダー精油の芳香成分と香りの嗜好性によって,対象者のストレスが緩和されたと考えられる.歯科診療において,真正ラベンダー精油の芳香浴を行うことは,患者のストレス緩和として有用ではないかと考えられた.</p>...

    DOI Web Site 医中誌

  • 覚醒作用のあるアロマオイル使用後の自律神経活動と気分の変化

    小野里 佳菜, 前田 耕助 日本保健科学学会誌 23 (1), 5-13, 2020

    ...対象者 15 名に覚醒効果のあるペパーミント精油を付加したラジオ体操(アロマ+体操群)と付加しないラジオ体操(体操のみ群)の両方を実施し、ラジオ体操前後の自律神経活動の評価と主観的評価を行った。ペパーミントは吸入法で付加した。自律神経活動は各群内と群間の時間帯ごとの比較を、主観的指標は実施前後の各群内と群間の比較を行った。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 木材乾燥機排蒸気からの精油回収の取り組み

    須原 弘登 木材保存 46 (4), 190-195, 2020

    ...一方で,中温乾燥機では排蒸気は十分に冷却されており,中温乾燥では精油揮発量が少なく本装置での精油回収には向いていないことが示された。回収した精油のガスクロマトグラフ質量分析の結果,高温乾燥・中温乾燥共にdelta-cadinene が約40%を占めており,その他の成分についても似たようなプロファイルを持つことが示された。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献1件

  • 根管消毒薬としての精油に関する研究

    久世 哲也, 山崎 泰志, 山川 駿次郎, 中野 雅子, 小野 京, 吉田 拓正, 細矢 哲康 日本歯内療法学会雑誌 41 (3), 173-178, 2020

    <p><b>Abstract : </b>The purpose of this study was to examine the efficacy of essential oils, which are used in aromatherapy, for root canal treatment. <i>Enterococcus faecalis</i> frequently …

    DOI 医中誌

  • ラベンダー精油を内包したマイクロカプセルを塗布した シートの睡眠の質に対する効果:パイロットスタディ

    横野 知江, 内山 美枝子, 坂上 百重, 柏 美智, 田口 佳成, 久保 泰雄 看護理工学会誌 8 (0), 58-64, 2020

    ...目的:ラベンダー精油を内包したマイクロカプセルを塗布したシートが睡眠の質を高めるかどうか評価を行った.方法:被験者の睡眠パターンをモニタリングするために,参加者の自宅で前後比較研究を実施した.コントロールとして平日5日間を,つぎに本シートによるアロマセラピーの介入として,平日5日間を追跡した.プライマリアウトカムは,睡眠潜時,入眠後の覚醒時間,睡眠効率,浅い睡眠について客観的に評価した.セカンダリアウトカム...

    DOI 医中誌

  • ヒノキのおがくずとモノテルペン類のトリメチルアミンに対する消臭効果

    中村 友香, 物部 勇馬, 岩本 仁志, 岸本 昇, 土井 正光 におい・かおり環境学会誌 50 (6), 416-422, 2019-11-25

    ...<p>ヒノキ(<i>Chamaecyparis obtusa</i>)のおがくずとモノテルペン類であるリモネン,<i>α</i>-ピネンそして<i>β</i>-ピネンはトリメチルアミンに対し消臭効果を示した.トリメチルアミン濃度は,おがくずの増量に伴い減少することがわかり,製材所で生じるおがくずが魚臭の除去に有効であることを示した.ヒノキの精油成分をGC-MSで分析したところ,リモネン,α-ピネンそして...

    DOI Web Site Web Site 参考文献10件

  • 二酸化炭素–エタノール–精油系の高圧気液平衡に基づく向流接触抽出実験

    生内 良樹, 上野 裕介, 星野 友貴, 大田 昌樹, 佐藤 善之, 猪股 宏 化学工学論文集 45 (6), 238-243, 2019-11-20

    ...<p>超臨界流体向流接触抽出プロセスによる精油成分の選択的分離に向けて基礎知見となる高圧気液平衡データの獲得を目的とし,流通式気液平衡測定装置を用いて333–373 Kおよび6–10 MPaにおけるCO<sub>2</sub>(1)–ethanol(2)–myrcene(3)およびCO<sub>2</sub>(1)–ethanol(2)–linalool(3)の各3成分系高圧気液平衡を測定した.さらに...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献8件

  • メディカルアロマセラピー研究の動向と課題

    茅島, 綾, 板倉, 朋世, 遠藤, 恭子, 河野, かおり, 越雲, 美奈子, Ryo, Kayashima, Tomoyo, Itakura, Kyoko, Endo, Kaori, Kono, Minako, Koshikumo 獨協医科大学看護学部紀要 = Bulletin of Dokkyo Medical University School of Nursing 12 67-81, 2019-03-31

    ...は,ラベンダーが最も多く使用されており,海外ではジンジャーも使用されていた.精油別に得られた効果として,睡眠の促進や疼痛の軽減にはラベンダー,精神症状の緩和にはラベンダーやベルガモット,悪心・嘔吐による苦痛の軽減にはジンジャーが有効であった.患者の好みに合わせた精油の選択により相乗効果が認められた....

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 香酸柑橘類残渣を活用した高付加価値豚肉生産技術の開発(1)

    飯塚, 悟, 才力, 慎也, 新居, 雅宏, 杓谷, 洋一 徳島県立農林水産総合技術支援センター畜産研究課研究報告 = Bulletin of Tokushima Prefectural Agriculture, Forestry and Fisheries Technology Support Center Livestock Research Division (18) 25-30, 2019-03

    ...県産の香酸柑橘類残渣を活用し,付加価値の高い豚肉を生産する技術を開発することを目的として,肥育豚にスダチ精油抽出残渣乾燥粉末を5%添加した飼料を給与し,発育及び肉質に及ぼす影響を調査した。スダチ残渣を添加した試験区では,区全体の飼料摂取量が低下し,1日平均増体重は対照区よりも有意に低くなった(p<0.05)。そのため,スダチ残渣の5%添加は,肥育豚の発育に負の影響を及ぼす可能性が示唆された。...

    日本農学文献記事索引

  • 継続的に精油の香りを纏うライフスタイルが閉経移行期の女性に与える影響

    熊谷 千津, 対馬 ルリ子, 早田 輝子, 齋藤 碧, 尾崎 勇毅, 川口 光倫 アロマテラピー学雑誌 20 (1), 1-12, 2019-02-05

    ...「肌の潤い」と「髪の潤い」の実感スコアは2精油の介入により有意に増加し,ゼラニウム群でのみ「抜け毛の少なさ」スコアが有意に増加した。血中ホルモン濃度に対する精油の介入による有意な影響は観察されなかった。不定愁訴の「改善の程度」については,2精油の介入群で対照群より有意に大きかった。...

    DOI 医中誌

  • 〈PAPER〉Application of green solvent extraction for citrus residues

    かやのもり:近畿大学産業理工学部研究報告 (29) 46-50, 2018-11-30

    ...我々は既往研究として、柑橘の搾汁残渣には、精油およびペクチンのような水溶性食物繊維のような良好な炭化水素を含むことを明らかにした。そこで本研究では、実験対象柑橘にユズおよびシークワーサーの搾汁残渣を用いて、より付加価値の高い成分を調査することを目的とし、2種類の抽出実験を行った。第1に、超臨界二酸化炭素を用いた有価成分の回収実験である。第2に、液化DMEを用いた有価成分の回収実験である。...

    機関リポジトリ

  • <b>アロマテラピーとそのリハビリテーションへの</b><b> </b><b>利用の可能性について</b>

    由留木 裕子 保健医療学雑誌 9 (2), 127-133, 2018-10-01

    ...<p><tt>アロマテラピーは気分に変化を及ぼしたり,身体に生理的な変化をおこさせたりする.このような香り物質の効果は,その匂いが嗅覚を介して神経系に情動的に働きかけるいわゆる心理的作用,あるいは香り物質に含まれる化学物質による薬理作用による.ここでは,精油の作用について紹介すると共にアロマテラピーのリハビリテーション分野への利用可能性について述べる.</tt></p>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献20件

  • 精油の香りを纏うライフスタイルが女子大学生の魅力に与える影響

    熊谷 千津, 川口 光倫, 齋藤 碧 アロマテラピー学雑誌 19 (2), 10-21, 2018-05-31

    ...</p><p>顔画像評価実験では,ベルガモット精油群で一部の評定項目が介入により有意に向上した一方,ローズ精油群ではすべての評定項目が介入により有意に向上した。また,介入後の顔画像の方を良いと選択した割合が対照群48.1%,ベルガモット精油群61.0%,ローズ精油群77.0%となった。...

    DOI 医中誌

  • 数種の精油およびユズ種子油のフロクマリン類分析

    沢村 正義, 鈴木 悟, 浅野 公人, 佐藤 美夢, 北川(木下) あゆみ, 佐々木 康介, 本澤 侑季, 中島 悦子, 吉金 優, 東谷 望史 アロマテラピー学雑誌 19 (1), 1-9, 2018-04-24

    ...本研究は,23種類の精油および8種類のユズ種子油試料におけるフロクマリン類とクマリン類の定量分析を目的とした。...

    DOI 医中誌

  • 抽出温度によるヘベス精油組成の変化

    高橋, 克嘉, 永山, 志穂, 山田, 和史 研究報告 = Report of Miyazaki Prefecture Industrial Technology Center & Miyazaki Prefectural Food & R&D Center (61) 57-60, 2018-02

    ...宮崎県産ヘベスをインライン式搾汁機で搾汁した残渣を原料として,精油の抽出試験を行った。ヘベスの精油は,日向夏,ユズの精油と比較すると,βフェランドレンやα-エレメンといったクリーンな香気の成分が多く含まれる一方,オクタナール,デカナールと行った果実様,フルーティーな香気も多く,その両方の特性を併せ持つ精油であると考えられた。...

    日本農学文献記事索引

  • 亜臨界・超臨界流体を用いた食品関連物質の抽出ならびに微粒子化

    後藤 元信 日本食品工学会誌 19 (1), 1-8, 2018

    ...<p>コーヒーの脱カフェインやビールのホップの抽出など超臨界流体は食品関連物質に適用されている.ここでは亜臨界・超臨界流体の基礎的特性を概説する.超臨界流体中への溶質の溶解度は分離プロセスにおいてもっとも重要な要素である.固体原料からの超臨界二酸化炭素による抽出プロセスについて説明する.脂質や精油の分離のように液体混合物の分画も重要な分野である.近年,天然物の抽出プロセスにおいて亜臨界水も適用されている...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献19件

  • 香り持続性に優れたアロマテラピー繊維の創製とその心理効果

    高橋 哲也, 鶴永 陽子 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 70 (0), 13-13, 2018

    ...本研究では、アロマテラピー繊維を創製する前段階として、スウィートオレンジとラベンダー精油による生理応答への影響について着目し、その心理的影響を検討した。<br><br><b>方法 </b>大学生20名を対象に本実験を実施した。STAI特性不安検査、タイプ行動パターン検査の心理検査を実施した。...

    DOI

  • 食品添加物の根管消毒薬としての抗菌効果の予備的研究

    堀場 直樹, 藤田 将典, 山口 正孝, 松本 享, 中田 和彦 日本歯科保存学雑誌 61 (5), 292-304, 2018

    ...</p><p> 材料および方法 : 被験材料として, 3種類の精油を含む9種類の既存食品添加物, 2種類の精油を含む3種類の天然香料基原物質, ならびに1種類の指定食品添加物の計13種類の食品添加物を用いた....

    DOI 医中誌

  • 情報提示が「におい」の印象評価に及ぼす影響

    長谷 博子, 平林 由果 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 70 (0), 123-123, 2018

    ...<br><br>方法:実験に用いるにおいは,普段の生活から6種類(イソ吉草酸,コーヒー,ローズ精油,柔軟剤,スキンケアクリーム,香水)を選定した.それぞれのにおいに対するポジティブ情報とネガティブ情報を抽出し,決定した.実験対象は,若年女性48名とした.においと同時に,ポジティブ情報またはネガティブ情報を付与し,においに対する印象を評価させた....

    DOI

  • 越後香素杉のブランド化

    吉沢 舞凜, 稲生 穂乃香 化学と生物 55 (11), 783-785, 2017-10-20

    ...<p>本研究は,日本農芸化学会2017年度大会(開催地:京都女子大)の「ジュニア農芸化学会」で発表されたものである.新潟県では林業を活性化させる政策の一つとして,県産杉のブランド化が試みられており,さらなる高付加価値化を目指した「越後香素杉」が開発されている.この特徴の一つである香りに着目し,木材中に含まれる精油を抽出し成分を分析することで,一般杉材と比較したときの優位性を明らかにした.</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • 40代女性のQOLと脳構造に与えるゼラニウム精油嗅覚刺激の影響

    熊谷 千津, 山川 義徳 アロマテラピー学雑誌 18 (1), 1-7, 2017-08-23

    ...さらに,食事が美味しくとれるなどの生活の充足度が低いと感じている女性ほど,ゼラニウム精油の嗅覚刺激によるFA-BHQの改善効果が表れやすいことが示唆された。今後は例数を増やし対照群を設けてプレ更年期のQOLに与えるゼラニウム精油嗅覚刺激の効果を追究していきたい。</p>...

    DOI 医中誌

  • シナモンリーフ精油の殺菌抗菌効果の解析

    芋川, 浩, 村瀬, 美晴, 平神, 摩紀, 松崎, 里咲 福岡県立大学看護学研究紀要 14 21-29, 2017-03-31

    ...精油(エッセンシャルオイル)のリラクゼーション効果については数多くの研究がなされており、医療現場での実用化も進んでいる。それに対し、精油の殺菌抗菌効果については、あまり実用化がなされていないのが現状である。そこで、殺菌抗菌効果があるという精油の一つとしてシナモンリーフに注目し、その殺菌抗菌効果を表皮ブドウ球菌および大腸菌を用いて解析した。...

    機関リポジトリ 医中誌

  • ストレス緩和のための聴覚・嗅覚刺激が前頭前皮質に及ぼす影響

    佐藤 苑子, 渡部 誠二, 柳本 憲作, 宍戸 道明 Studies in Science and Technology 6 (1), 25-30, 2017

    ...刺激時間では、聴覚刺激は1/fゆらぎをもつ3種類の音楽を聴取させ、嗅覚刺激はリラックス効果を有するとされる3種類の精油を吸入させた。ストレス時間は百マス計算を行わせた。Oxy-Hb濃度変化は、実験①の聴覚刺激および実験②の全刺激において、時間の経過と共にその濃度が減少していた。さらに、各時間におけるOxy-Hb濃度の平均値を求め、その差を比較し各刺激の評価を行った。...

    DOI Web Site

  • 超臨界二酸化炭素抽出を用いたヒュウガナツの部位による成分比較

    﨡原 絹子, 白井 枝里子, 谷口(山田) 亜樹子, 佐藤 祐子, 吉田 真史 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 69 (0), 125-, 2017

    ...これらの結果より、果皮から精油成分を超臨界二酸化炭素により効率よく抽出できた。また、部位を分けることで異なる成分を抽出することが出来きることがわかった。これより、残渣を分別することで、食品添加物や芳香剤など目的応じた有効利用の可能性が示唆された。...

    DOI

  • 韓国の環境問題

    宋 苑瑞 日本地理学会発表要旨集 2017a (0), 100169-, 2017

    ...韓国では1960年代からの高度成長期を経て工業化が進んできた.一部の製造業の工場は日本と同様に海外へ移転したが,製鉄・精油など大規模の重化学工業は,現在でも国内の主要産業の一つである.大気汚染の主要な発生源は産業施設から排出される汚染物質と車からの排気ガスである.このような状況において,韓国の国立環境科学院は1999年から120余の関連企業から約300項目の資料を収集し,大気汚染物質の排出量を算定している...

    DOI

  • バラ‘ウィッシング’の生花およびハイドロゾルがヒト自律神経および気分状態に与える生理・心理的影響

    富 研一, 坂口 絵理, 上田 早希, 松村 康生, 林 孝洋 The Horticulture Journal 86 (1), 105-112, 2017

    ...<p>バラの香りの生理心理効果について報告されてきている.その多くはバラ精油についての評価であり,生花そのものがヒトに与える生理心理効果に関する報告は不十分である.また,精油抽出の際に副産物として得られるハイドロゾルもまたアロマセラピーに用いることができるのではないかと考えた.本研究では,モダンローズ品種‘ウィッシング’を実験に供試し,生花およびそれから得られるハイドロゾルがヒトに与える生理心理効果...

    DOI Web Site Web Site 参考文献26件

  • <i>gpt</i> deltaラットを用いたエレミシンの遺伝毒性評価

    石井 雄二, 時 亮, 高須 伸二, 木島 綾希, 能美 健彦, 小川 久美子, 梅村 隆志 日本毒性学会学術年会 44.1 (0), P-193-, 2017

    ...[背景・目的] アルコキシベンゼン類の一つであるエレミシンはナツメグの精油中に存在する香気成分として知られている。...

    DOI

  • うるめいわし丸干における柑橘精油添加によるヒスタミン蓄積抑制効果について

    保 聖子, 里見 正隆, 舊谷 亜由美, 仁部 玄通, 稲盛 重弘, 木村 郁夫 日本水産学会誌 83 (5), 769-776, 2017

    ...柑橘の文旦の精油は丸干由来の<i>Photobacterium angustum</i>に対して増殖抑制作用を示した。うるめいわし丸干製造時の塩漬工程で柑橘精油を添加した結果,丸干のヒスタミンの蓄積が抑制された。うるめいわし丸干製造におけるヒスタミン蓄積を抑制する方法として柑橘精油の添加が有効であることを確認した。</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献6件

  • O-1-C13 個別的なリラクセーション活動のための嗜好把握の試み

    小菅 浩史, 多久 肇一, 永野 義孝 日本重症心身障害学会誌 42 (2), 179-179, 2017

    ...近赤外光トポグラフィー検査による先行研究においてさまざまなエッセンシャルオイル(以下、精油)の違いにより脳血流の変化する部位が異なることが示されている。が、同時に同じ精油でも被験者の嗜好により血流の変化が異なる可能性がある。今回われわれは島津製作所の卓上型近赤外光イメージング装置を用いて精油による嗅覚刺激に対する血流の変化を調べ、それぞれの好みの違いによる血流の変化を検討したので報告する。 ...

    DOI 医中誌

  • 産状と成分からみたカラスザンショウ果実の利用法について

    真邉 彩, 小畑 弘己 植生史研究 26 (1), 27-40, 2017

    ...カラスザンショウ種実に多く含まれていた精油成分のテルペン類,1,8- シネオールが貯蔵食物害虫の駆除に効力を発揮するため,これらが縄文時代の多数の遺跡から土器圧痕として発見されるコクゾウムシの防駆虫剤として利用された可能性を提示した。...

    DOI Web Site

  • スギ・ヒノキ間伐材の有効利用に関する研究

    岩橋 尊嗣, 光田 恵 人間‐生活環境系シンポジウム報告集 41 (0), 211-212, 2017

    ...スギ、ヒノキ、マツ 類から抽出される精油分の活用は古くから知られており1)中でもヒノキ油は殺菌・抗菌作用として、あるいはアロ マセラピーとしての利用が活発である。本報では、材木自身をフィルター状に加工し、空気清浄機用パーツとして の適用を試みた。...

    DOI

  • 県産ユズ果汁のブランド化推進支援(5)

    岡本 佳乃, 近森 麻矢, 下藤 悟 高知県工業技術センター研究報告 = Reports of Kochi Prefectural Industrial Technology Center (47) 5-8, 2016-10

    ...ユズ果汁の品質は、官能評価や比重、可溶性固形分、pH、酸度、油性浮上物、精油、微生物数測定で評価した。高知県産のユズ果汁は大部分を冷凍で流通しているため、5年間の県産ユズ果汁の分析結果より、高知県産冷凍天然ユズ果汁(無塩)品質規格基準案を作成した。...

    日本農学文献記事索引

  • 実用化に向けた精油の殺菌抗菌効果の解析 その1. タイムレッド

    芋川, 浩, 平神, 摩紀, 松崎, 里咲, 村瀬, 美晴 福岡県立大学看護学研究紀要 13 75-80, 2016-03-31

    ...精油(エッセンシャルオイル)のリラクゼーション効果については数多くの研究がなされおり,医療現場での実用化も進んでいる.それに対し,精油の殺菌抗菌効果については,あまり実用化がなされていないのが現状である.そこで,殺菌抗菌効果があるという精油の一つとしてタイムレッドに注目し,その殺菌抗菌効果を表皮ブドウ球菌を用いて解析した.今回は,皮膚消毒できる希釈濃度を知る目的として,濃度による殺菌抗菌効果の変化を...

    機関リポジトリ 医中誌

  • ドライマウス症例に対するアロマテラピーの効果に関するパイロットスタディ

    小谷 泰子, 神保 太樹 アロマテラピー学雑誌 16 (2), 37-41, 2016-03-31

    ...唾液量の増加効果を持つ精油を用いたアロマテラピーにてドライマウスが軽減するかどうかを,9例のシェーグレン症候群症例を含む20症例(64.3±10.8)を対象に検討した。その結果,アロマテラピー後に唾液分泌量が増加した症例,口腔不快感およびストレスの指標となる唾液中のアミラーゼが減少している症例が認められた。今後,アロマテラピーの適応や長期的な使用に伴う効果を検討する必要があると考えられた。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 節足動物・微生物とにおい成分の関係

    芦谷 竜矢, 楠本 倫久 におい・かおり環境学会誌 47 (1), 10-16, 2016-01-25

    ...<p>樹木に含まれる揮発性テルペノイド成分の節足動物と微生物に対する活性について,著者らの近年の研究を中心にまとめた.節足動物については,アレロパシー物質のスクリーニングに用いるブラインシュリンプ幼生致死活性,シロアリに対する抗蟻活性,ダニ類に対する致死・忌避活性について述べた.微生物については,有害藻類に対する生育抑制活性,木材腐朽菌に対する抗菌活性について解説した.精油組成の変化が抗菌活性に与える...

    DOI Web Site Web Site 参考文献15件

  • 北海道北見地方のハッカ(薄荷)

    和泉 光則 化学と教育 64 (4), 188-191, 2016

    ...薄荷産業は農家が栽培した薄荷草の水蒸気蒸留で精油を採り,それを冷却した後遠心分離によってL-メントール結晶を得るという天然物単離の典型的な工程からなる。昭和初期,その工程を請け負う薄荷工場が建設された北見市はその後まもなく世界シェアNo. 1を記録し,世界の薄荷生産の中心となった。しかし世界大戦,石油化学,貿易自由化など産業を取り巻く時代の流れについて行けず,1983年にその歴史は幕を閉じた。...

    DOI

  • 精油中のフロクマリン類分析

    沢村 正義, 鈴木 悟, 小原 典子, 佐藤 美夢, 東谷 望史 アロマテラピー学雑誌 17 (1), 39-47, 2016

    ...分析した116種類の市販精油のうち,フロクマリンはセリ科およびミカン科の精油試料で,それぞれ4種類,9種類検出された。一方,オーラプテンは6種類のミカン科精油で検出された。</p>...

    DOI 医中誌

  • 脳疲労と脳血流量の関係性

    今泉 敦美, 小川 亞子, 鄭 飛, 田熊 公陽, 阪元 甲子郎, 松崎 航平, 丸田 健介, 矢野 佑菜 理学療法学Supplement 2015 (0), 0966-, 2016

    ...(2)アロマセラピー:香りは精油(レモングラス)を匂い紙に浸したものを被験者より約3cmの距離で吸入させる。(3)ガム(ミディアムタイプ):メトロノームを用いて毎分60回の頻度で5分間咀嚼する。3.その後1分間安静をとり,その間にNIRSによる脳血流量の測定を再度行う。統計学的解析は,SPSS(Ver.21)を用いて多重比較検定を行った。なお,有意水準は5%未満とした。...

    DOI

  • レモンマートル精油成分citralのイオン液体抽出法の開発

    宗像 孝紀, 藤田 正博, 陸川 政弘, 臼杵 豊展 天然有機化合物討論会講演要旨集 58 (0), Poster6-, 2016

    ...</p><p>今回、イオン液体を用いた天然有機化合物の抽出・単離法のさらなる可能性を拡げるため、植物葉に含まれる精油成分に着目した。...

    DOI

  • においは薬になりますか

    伊藤 美千穂 化学と教育 64 (12), 616-619, 2016

    ...さらに沈香等の薫香生薬類やハーブ類の精油等からのにおい成分の摂取がマウスの行動に与える効果を行動薬理的に解析することにより,これらのにおいの中の活性成分の詳細な検討や,薬としての応用の可能性について研究を行っている。</p>...

    DOI

  • アロマテラピーの嗅覚刺激と触刺激が睡眠の質に及ぼす影響

    武田 ひとみ アロマテラピー学雑誌 17 (1), 24-30, 2016

    ...精油はフロクマリンを除去した<i>Citrus bergamia FCF</i>を1%に希釈し用いた。結果:ピッツバーグ睡眠質問票得点と特性不安との間に有意な相関(<i>r</i>=0.514, <i>p</i><0.02) がみられ,不安傾向が強いほど睡眠に問題があった。 (T)後に疲労感や自覚的ストレスに有意(<i>p</i><0.05)な低下が,気力の充実感に有意な増加がみられた。...

    DOI 医中誌

  • 作業負荷時の心理・生理状態に対するかおりの嗜好の影響

    竹村 明久 室内環境 19 (2), 111-120, 2016

    ...そこで,予備実験より選定した12名の全被験者が好むグレープフルーツ,全員が嫌うアニスシード,嗜好が約半数に分かれたユーカリブルーガムの3種の精油と水道水のみの計4条件を噴霧した環境下で一位加算作業を実施し,かおりの嗜好と正答数の関係を検討した。また,作業前後に唾液アミラーゼと心拍の測定,心理状態評価を実施して,ストレスや心理状態とかおりの嗜好との関係を検討した。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件

  • COX-2およびPPARを標的とした辛味成分の機能性評価

    滝澤 祥恵, 本郷 翔子, 中田 理恵子, 井上 裕康 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 68 (0), 16-, 2016

    ...これまでに、両効果をもつ成分を植物精油や香辛料等から複数同定し、本学会にて報告してきた。今回は、食用植物由来の辛味成分について検討した。 <b><br>方法・結果 </b>培養細胞系でのCOX-2発現抑制とPPAR活性化は、各々ウシ血管内皮細胞を用いたレポーターアッセイにより評価した。...

    DOI

  • 青森ヒバ精油の乳化状態の評価および抗菌活性の確認

    小矢 夏幹, 密岡 綾乃, 山田 陸, 下村 美文 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 27 (0), 271-, 2016

    ...本報告ではヒノキチオールの抽出過程で発生する青森ヒバ精油に最適な乳化条件(撹拌装置、撹拌時間、乳化剤)の検討を行った。乳化状態の評価は光学顕微鏡画像を用いた乳化粒子径の測定、乳化した青森ヒバ精油の抗菌性はハロー法にて確認した。...

    DOI

  • 産褥期における精油を付加した足浴の効果に関するシステマティックレビュー

    小川 千晶, 白石 三恵, 安井 まどか, 岩本 麻希, 島田 三惠子 看護科学研究 14 (3), 58-65, 2016

    ...精油を付加した足浴、すなわちアロマテラピーと足浴を組み合わせた「アロマフットバス」の産褥期における心身への影響についてシステマティックレビューを行った。データベース検索(医中誌、CiNii、MEDLINE、PubMed、CINAHL、PsycINFO)、包含・除外基準による検討及び論文の質評価の結果、6論文をレビュー対象とした。...

    DOI

  • F-2 におい刺激に対する快・不快度がDVA動体視力に与える影響(セッションF)

    長谷,博子, 亀井,大造, 矢野,大樹, 野浪,亨 人間-生活環境系シンポジウム報告集 39 197-198, 2015-11-16

    ...におい刺激に対する快・不快度は,DVA動体視力にどのような影響を与えるのか検討した.若年者30名(男性15名,女性15名)を被験者とし,15種類のにおい(植物精油:10種類,悪臭物質:5種類)を用いて,DVA動体視力の評価を行った.被験者らは,においを6段階臭気強度尺度と9段階快・不快尺度を用いて評価した.DVA動体視力の評価には,ポータブルゲーム機(DS眼力トレーニング)を使用した.においに対する...

    NDLデジタルコレクション

  • 小学生の計算力と気分に与える精油の影響

    熊谷 千津, 永山 香織 アロマテラピー学雑誌 16 (1), 7-14, 2015-10-08

    ...精油の香り刺激は,精油を滴下したプレートを鼻に近づけ30秒間吸入した後,机上にプレートを置いて芳香浴を持続した。ペパーミント油は,精製水の場合と比較して,集中している,頭がスッキリする,元気がある,の3項目でVASスコアが有意に向上した。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 肥満予防のための運動継続を目的とした精油の可能性

    藤林 真美, 永友 文子, 石原 昭彦 アロマテラピー学雑誌 16 (1), 1-6, 2015-10-08

    ...運動中にグレープフルーツ精油(学名:<i>Citrus paradisi</i>)を芳香する精油試行と芳香を行わない対照試行の間でクロスオーバー試験を行った。その結果,精油試行では対照試行と比較して自覚的運動強度の変化率が有意に低下した。本研究から,精油芳香によって「運動を楽に行うこと」が期待でき,肥満の予防・改善を目指した運動処方に応用できると結論した。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 精油による抗成人T細胞白血病効果

    木村 竜一朗 アロマテラピー学雑誌 16 (1), 15-24, 2015-10-08

    ...これらの知見は,ゼラニウム精油,および精油の構成成分は,NF-κBが活性化している多くの腫瘍,および種々の炎症性疾患に対する分子標的治療と緩和ケアに効果を発揮する可能性を示唆するものである。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 若年女性の香り付き商品に対する意識と嗜好性

    長谷 博子, 内田 有紀, 平林 由果 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 67 (0), 52-, 2015

    ...嗜好性は,グレープフルーツなど柑橘の精油が好まれ,ローズマリーなど葉の精油は,ほとんどの人が嫌いと申告した.ジャスミンなど花の精油は,好き嫌いが極端に分かれる結果が得られた....

    DOI

  • 樹木精油成分による空気質の改善

    大平 辰朗 木材学会誌 61 (3), 226-231, 2015

    ...これらの対策として樹木の香り成分(精油)を空気中に放散する方法が期待されている。精油にはアンモニア等の悪臭物質の除去活性の高いヒノキ葉油,環境汚染物質の一種であるホルムアルデヒドの除去機能の高いスギの葉油などが見出されている。...

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  • <b>スギおよびヒノキ枝葉部の高圧水蒸気圧搾蒸留処理</b>

    横山 慎一郎, 足立 良富, 棚橋 光彦 環境技術 44 (9), 506-514, 2015

    ...検討を行った.高圧水蒸気圧搾蒸留処理により,常圧蒸留にて10時間で抽出される量(3.80および11.4 g/㎏)以上の精油(13.2-15.6および26.4-33.6 g/㎏)が40分間で得られることが明らかとなった.また,180℃(1.0 MPa)よりも140℃(0.4 MPa)で処理をした方が,得られる精油の匂い成分が常圧水蒸気蒸留と類似しており,かつ抽出量も多かった.本処理残渣のかさ密度は,スギ...

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  • ラベンダーの吸入が脊髄神経運動ニューロンに与える影響

    由留木 裕子, 岩月 宏泰, 鈴木 俊明 臨床神経生理学 43 (4), 111-120, 2015

    ...<p>健常者を対象にどの程度のラベンダー精油吸入で脊髄神経運動ニューロンの興奮性を抑制できるのかについて検討した。方法は濃度0%, 1%, 10%のラベンダーを2分間吸入させF波測定を行った。さらにラベンダー精油が脊髄神経運動ニューロンと自律神経にどのような影響を与えるのかについて検討した。濃度10%のラベンダーを10分間吸入, F波と同時に平均心拍数と心拍変動を測定した。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 柑橘果皮由来エッセンシャルオイルの食品への応用

    近森, 麻矢, 加藤, 麗奈, 上東, 治彦 高知県工業技術センター研究報告 = Reports of Kochi Prefectural Industrial Technology Center (45) 10-12, 2014-10

    ...柑橘類の搾汁後に残る果皮には精油など有用な成分が含まれているが、実際に精油やその他の加工原料として利用される量は1割以下で、大部分が産業廃棄物として処理されている。そこで、搾汁残渣の有効利用を目的に、精油成分を主体とした天然香料の開発に取り組み、精油の抽出方法や食品への添加方法を検討した。...

    日本農学文献記事索引

  • 精油(ティートリーとラベンダー)の抗菌効果の検討 その1

    芋川, 浩, 今浪, 愛里 福岡県立大学看護学研究紀要 11 (2), 63-70, 2014-03-31

    ...精油のリラクゼーション効果については数多くの研究がなされている。それに対し、精油における抗菌効果については、数少ない研究のみしかなされていないのが現状である。そこで、抗菌効果があるという「精油」に注目して、その抗菌効果について検討をおこなった。リラクゼーションや抗菌効果の両方をもつ精油を見つけることは医療技術の改善や向上などに役立つものと考え、その抗菌効果について解析してみた。...

    機関リポジトリ 医中誌

  • スダチのにおい刺激および温熱刺激による唾液分泌促進補助法の考案

    東岡 紗知江, 比嘉 仁司, 本田 剛, 中道 敦子, 本釜 聖子, 永尾 寛, 市川 哲雄 老年歯科医学 29 (1), 3-10, 2014

    ...安静時を基準とした唾液の増加率において,スダチ精油とスダチ風人工香料間で有意な差は認められなかった。刺激後1 時間の唾液分泌量の変化より,におい刺激は刺激当初に,温熱刺激は徐々に唾液量の増加を促すことが示された。食事時のリハビリテーションへの応用には,食事のタイミングや食事時間を考慮した刺激の組み合わせが有効であることが示唆された。...

    DOI 医中誌

  • シソ科ハーブの香りについて考える

    佐川 岳人 におい・かおり環境学会誌 45 (2), 108-118, 2014

    ...<p>今やシソ科のハーブは,もっとも親しみやすいハーブとなっている.そこで,ローズマリーとスィートバジルという代表的な2種類のシソ科ハーブを例にして,簡単な官能評価と関連付けながら香りの評価を行う上でのアプローチ方法や考え方についてまとめた.また,ローズマリーの楯状腺毛は,存在する場所によって蓄積されている精油中の香気成分バランスが異なるという植物学上の面白い特徴や,スィートバジルの葉を乾燥する際に...

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  • わが国におけるMedical Aromatherapyの現状と将来展望

    柿原 奈保子 日本看護技術学会誌 13 (3), 247-250, 2014

    ...約6.6%) であったが,生体内で精油が,どのような機序で作用して効能を発揮しているかを分析的,詳細に検証した研究はほとんどみられなかった.この結果は,精油の効能に関する分析的研究を推進する必要があることを示唆している.本論文では以上の背景を踏まえて,メディカルアロマセラピーの将来展望について述べた....

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  • アロマテラピーが上肢での脊髄神経機能の興奮性に与える影響について

    由留木 裕子, 鈴木 俊明, 文野 住文, 岩月 宏泰 臨床神経生理学 42 (4), 87-99, 2014

    ...方法はラベンダー精油1滴または3滴をフリーザーバッグ内のティッシュペーパーに滴下し酸素マスクに装着, 背臥位で2分間自然呼吸を行わせた。F波測定は安静時, 吸入開始時, 吸入1分後, 吸入終了直後, 吸入終了後5分, 10分および15分で行った。研究1と2の結果, ラベンダーの刺激終了後に上肢での脊髄神経機能の興奮性が低下することが示された。...

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  • 高度に官能基化された単環性phloroglucinol類の全合成

    西村 栄治, 大船 泰史, 品田 哲郎 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Poster18-, 2014

    ...<p>Triumphalone (1)およびisotriumphalone (2)はMelaleuca triumphalisの精油から単離された天然有機化合物である.<sup>1)</sup> 同じMyrtus属の植物, M. communisからは1のジオール部位がトランスに配置された3 (no name)が単離されている(Figure 1)....

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  • 香辛料・香草とそのかおり

    氏田 勝三 におい・かおり環境学会誌 45 (2), 99-99, 2014

    ...シソ科ハーブの香りについて考える」という題目での執筆である.今日,もっとも親しみやすいハーブとなっているシソ科のハーブについて,ローズマリーとスィートバジルという代表的な2種を取り上げ,官能評価と関連付けて香りの評価を行うアプローチ方法や考え方を紹介されている.香りに限らず,美味しさに関する品質とは,官能評価の結果以外の何物でもないという.そして,ローズマリーの楯状腺毛はその存在箇所により蓄積する精油中...

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  • 精油芳香の学習への影響とERPによる検証

    上條 美和子, 大森 隆司 日本感性工学会論文誌 13 (1), 45-48, 2014

    This research aims to verify the influence of EOAE (essential oil aroma environment) through a behavioral and ERP(event related potential) study. By this we hope to undercover the brain activity …

    DOI 参考文献2件

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