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野間 晴雄 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100326-, 2017
...湯浅出身の紀伊國屋文左衛門の江戸でのみかん成功逸話は巷間に広く流布している。紀ノ川,有田川上流域は,わが国でも最も早くに杉の育成林業が発達した地域でもある。その用途は上方市場の醸造業の樽丸材であった。一方,紀州の田辺以南の東紀州では,熊野川下流の新宮や尾鷲などの後背地に杉林業が勃興する。黒潮を利用して船で江戸市場へ運び,建築用材として販売された。...
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高尾 和宏, 大村 寛 日本森林学会誌 89 (2), 121-125, 2007
...17世紀,江戸時代の元禄期に,江戸町人の紀伊国屋文左衛門と駿府町人の松木屋郷蔵は,共同で幕府御用材の伐採と運材を請け負った。御用材の伐採場所は,静岡県中央部に位置する大井川上流部の森林であった。その伐採期間は元禄5年(1692年)から元禄13年(1700年)までの9年間で,幕府へ納入した材積は6万尺締(20,160m<SUP>3</SUP>)である。...
DOI Web Site Web Site 被引用文献1件
加来 耕三 日経ベンチャー (201) 118-121, 2001-06
...きらびやかな元禄時代(一六八八〜一七〇八)を代表する江戸の豪商紀文こと、紀伊国屋文左衛門は、紀州商人の代表といってよかったろう。...
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