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検索結果 330 件

  • 日本人はいつまで「第三紀」を使うのか?

    鈴木 寿志 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 180-, 2023

    ...「始成紀」は「始生累代」と間違えると大きな時代の隔たりがあること,「古成紀」は「古生代」と間違えると同様に大きな時代の隔たりが生じ,また「湖成層」とも混同しやすい。また「近成紀」については,「古」「旧」の対語としては適切でない。「新成紀」は「新生代」と間違えやすいかもしれないが,同じ時代ではある。その結果,「旧成紀」と「新成紀」の組み合わせが,最も誤解を生じにくく適切であると判断された(図)。 ...

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  • ヒメチャマダラセセリの生態に関する基礎的研究

    佐藤 陽, 安藤 秀俊 日本科学教育学会研究会研究報告 37 (3), 13-16, 2022-12-03

    ...そこで今回,日本チョウ類保全協会から環境省と文化庁の許可を得て採集した母蝶から強制採卵した300卵の生息域外保全を委託され,温度,日長,2化の条件など,累代飼育のための基礎的データの収集を行った。</p>...

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  • 群馬県のトマト栽培におけるタバコカスミカメを用いたコナジラミ類の防除効果について

    渡邉 香, 矢野 古都音, 原澤 典子, 池田 健太郎, 櫛川 聡 関東東山病害虫研究会報 69 (0), 56-62, 2022-12-01

    ...カスミカメは 2017 年に群馬県 伊勢崎市内(群馬県農業技術センター圃場内)で捕獲して累代飼育したものを用い,前年の秋冬から春先にかけて天敵温存ハウス内のクレオメ苗で増殖させた後,本圃のトマトに放飼して定着を図った。増殖に用いたクレオメは,バンカー植物としてトマトの畝端に定植した。その後コナジラミ類を放飼して,トマト複葉におけるコナジラミ類とカスミカメの密度を約 2 週間ごとに調査した。...

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  • 太平洋―環太平洋地域における遠洋域,浅海域,陸域のジュラ・白亜系境界の広域対比と国際深海掘削計画

    松岡 篤, 黒田 潤一郎, 田中 えりか, 安川 和孝 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 142-, 2021

    ...<p>【はじめに】  ジュラ・白亜系境界(JKB)の国際境界模式層断面とポイント (Global Boundary Stratotype Section and Point: GSSP)の策定は,顕生累代で唯一GSSPが未決定の系境界であるため,緊急の課題となっている.この策定に対して大きな力をもつ国際白亜系層序小委員会(ISCS)のベリアシアン作業部会(BWG)の活動について紹介する.このことに関連...

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  • メダカの形質遺伝について探る

    越智 勇成 霊長類研究 Supplement 37 (0), 57-58, 2021

    ...また,黄緑色の光沢は,累代しても伸びていかないが,緑色の体色は累代すると濃くなっていく可能性が高いと考えられる。</p>...

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  • 北中国山東省に分布する朱砂洞層 (カンブリア系第二統) で認められる石灰質微生物類礁の構築と石灰質微生物類の多様性

    足立 奈津子, 夏川 寛央, 江﨑 洋一, 劉 建波, 閻 振, 陳 宇轩 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 275-, 2021

    ...<p>顕生累代最初の造礁骨格生物である古杯類は,カンブリア紀テレヌーブ世後期にシベリアで出現した.古杯類は,その後,カンブリア紀第二世までに世界中の低緯度浅海域に古杯類礁を発達させ,第二世末に消滅した.北中国で顕生累代最古の礁は朱砂洞層 (カンブリア系第二統) に認められる.その礁は,石灰質微生物類を豊富に含むが古杯類を産出しない.朱砂洞層の微生物類礁は,古杯類の出現や消滅とは別に,石灰質微生物類自体...

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  • 美濃帯における三畳紀/ジュラ紀境界層の再検討

    曽田 勝仁, 冨松 由希, 山下 大輔, 尾上 哲治, 池原 実 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 163-, 2021

    ...<p>三畳紀/ジュラ紀(T/J)境界は顕生累代における五大大量絶滅の1つで,ジュラ紀型のアンモナイトや放散虫の出現などによって特徴付けられ,パンサラッサ海遠洋深海域で堆積した美濃帯の層状チャートでも認められる.美濃帯勝山セクションではT/J境界層の年代値を基にしたミランコビッチサイクル層序が構築されるなど(Ikeda and Tada, 2014),その層序学的枠組みはほとんど確立されていると認識されてきた...

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  • 人工アユ2系統に対するFlavobacterium psychrophilumの病原性の違い

    永井, 崇裕, 中井, 敏博 魚病研究 55 (3), 71-79, 2020-09

    ...人工アユ2系統(累代系DSと海産交配系AS)に対するアユ由来F. psychrophilum株の病原性を腹腔内注射および浸漬感染で調べた。いずれの攻撃法でも,供試した18株のうち6株はASよりDSに対して病原性が高く,12株は逆にDSよりASに対して病原性が高かった。DSに対して病原性が高い株をDo病原型,ASに対して病原性が高い株をAm病原型と呼称する。...

    日本農学文献記事索引

  • オオムラサキにおける雌雄モザイク個体の発生とその発生メカニズムの推定

    山本 毅也, 長崎 二三夫, 八木 孝司 蝶と蛾 71 (1), 21-26, 2020-05-31

    ...<p>我々はこれまでに,オオムラサキの後翅肛角紋の色彩には赤色,桃色,白色が存在し,これらの遺伝子は複対立遺伝子として常染色体に存在すること,桃色遺伝子<i>pi</i>は白色遺伝子<i>wh</i>に対して不完全優性であり,赤色遺伝子<i>re</i>対して劣性であることを示した.その後子孫の累代飼育を行ない,この結果の追試のために♂桃色/白色ヘテロ接合体(<i>pi wh</i>)...

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  • 高温がチャバネアオカメムシの産卵およびふ化に及ぼす影響

    齊藤 紀子, 足立 龍弥, 手柴 真弓 九州病害虫研究会報 65 (0), 42-45, 2019-11-30

    ...果樹の重要害虫であるチャバネアオカメムシ(<i>Plautia stali</i> SCOTT)累代飼育虫(23℃, 16L8D)を用いて産卵およびふ化に対する高温の影響を調査した。羽化後35℃で飼育した雌成虫は,25℃で飼育した場合に比べ生涯産卵数は少なく,その卵はふ化しなかった。また,5齢幼虫の期間のみ35℃におくと全期間23℃で飼育した場合に比べ生涯産卵数は少なく,そのふ化数も少なかった。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 京都府におけるシロイチモジヨトウの殺虫剤感受性

    徳丸, 晋, 檜垣, 誠司, 橋本, 典久 京都府農林水産技術センター農林センター研究報告. 農業部門 = Bulletin of the Agriculture and Forestry Technology Department, Kyoto Prefectural Agriculture, Forestry and Fisheries Technology Center. Agriculture Section (41) 1-5, 2019-03

    ...京都市伏見区の露地栽培ネギから採集、累代飼育したシロイチモジヨトウ3齢幼虫に対する殺虫効果について、11種類の殺虫剤を用いてネギ葉片浸漬法および虫体浸漬法により調べた。ネギ葉片浸漬法による殺虫効果が高かった殺虫剤はスピネトラム水和剤、クロルフェナピル水和剤およびピリダリル水和剤であった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 千葉県銚子市におけるコナガ(チョウ目:コナガ科)のジアミド系殺虫剤を含む6薬剤に対する感受性

    名雪 将史, 清水 敏夫, 大井田 寛 関東東山病害虫研究会報 2018 (65), 118-120, 2018-12-01

    ...<p>2016年に千葉県銚子市内の2か所のキャベツ圃場で採集し累代飼育したコナガ個体群を対象に,6種殺虫剤の常用濃度における殺虫効果(以下,死虫率とする)と半数致死濃度(LC<sub>50</sub>)を調査した。PAP乳剤およびエマメクチン安息香酸塩乳剤では両個体群とも死虫率が100%,ピリダリル水和剤ではほぼ100%であり,これら3薬剤のLC<sub>50</sub>は比較的低かった。...

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  • ベンゾイルウレア系殺虫剤抵抗性のミカンキイロアザミウマにおけるキチン合成酵素遺伝子<i>chitin synthase 1</i>の点突然変異

    鈴木 洋平, 塩月 孝博, 上樂 明也, 三浦 健, 水口 智江可 日本農薬学会誌(Journal of Pesticide Science) 42 (3), 93-96, 2017

    ...<p>実験室で累代飼育したミカンキイロアザミウマの薬剤感受性個体群,および野外採集された個体群に対して,ベンゾイルウレア系キチン合成阻害剤の殺虫活性を調べた.ベンゾイルウレアの1種であるノバルロンのLC<sub>50</sub>は,感受性個体群で0.64 ppm,野外採集個体群で2.1∼130 ppmであり,供試した野外採集個体群において感受性低下が認められた.共力剤ピペロニルブトキシドの存在下でLC50...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献22件

  • 岩手県におけるコナガのジアミド系およびマクロライド系殺虫剤に対する感受性

    飯村 茂之, 吉田 雅紀 北日本病害虫研究会報 2016 (67), 166-168, 2016

    ...<p>岩手県において,2014 年にコナガのジアミド系殺虫剤の効力低下が明らかになったことを受けて,2015 年に岩手県内で発生したコナガを採集,累代飼育した幼虫を供試して2 種殺虫剤の薬剤感受性を検討した.その結果,クロラントラニリプロール水和剤では岩手県内2 か所(岩手町,北上市)で採集した個体群で,処理96 時間後のLC<sub>50 </sub>値が35ppm 以上の高い値となり,感受性系統...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 開封後における粉製品の保存状況とダニ繁殖率との関係

    尾畑 夢歩, 森田 洋 日本調理科学会大会研究発表要旨集 28 (0), 79-, 2016

    ...【方法】供試ダニは、研究室で累代飼育中のコナヒョウヒダニを用いた。培地は腰高シャーレに入れて、温度25 ℃、湿度64%のタッパー内で飼育した。実験に使用したサンプルは、かつお粉、小麦粉の2種類を用いた。試験は、腰高シャーレ内でサンプルとダニ飼育培地(約1200匹/g)とを10:1で混和し、温度4・25・40 ℃、湿度64 %のタッパー内で保存した。...

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  • 岩手県内3個体群に対するコナガのジアミド系殺虫剤の効果

    吉田 雅紀, 遠藤 純子 北日本病害虫研究会報 2016 (67), 163-165, 2016

    ...<p>岩手県において,2014 年にコナガのジアミド系殺虫剤の効果低下が疑われたため,岩手県北上市,八幡平市,岩手町で採集したコナガを累代飼育し得られた中齢幼虫を用いて,ジアミド系殺虫剤の殺虫効果を調査したところ,八幡平市および岩手町個体群では処理2 日後のジアミド系殺虫剤の補正死虫率は40~57%と低かった.あわせて,岩手町個体群に対して各種薬剤の処理2 日後の殺虫効果を検討したところ,エマメクチン...

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  • 岩手県で採集されたオオタバコガに対する各種薬剤の効果

    吉田 雅紀 北日本病害虫研究会報 2014 (65), 154-156, 2014

    ...<p>2012 年および2013 年に岩手県北上市で採集したオオタバコガを累代飼育して得られた3 齢幼虫に対して,人工飼料浸漬法を用いて各種薬剤の効果を検討した.その結果,スピネトラム水和剤,レピメクチン乳剤,エマメクチン安息香酸塩乳剤,メタフルミゾン水和剤,インドキサカルブMP 水和剤,フルベンジアミド顆粒水和剤は,処理3 日後の補正死虫率が100%であり速効的で高い効果が確認された.</p>...

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  • メンデル式の劣性遺伝をすることが判明したオオムラサキの青い異常型

    長崎 二三夫, 山本 毅也, 北方 健作, 脇坂 昇 蝶と蛾 65 (1), 5-16, 2014

    ...していたところ,青いオオムラサキの出現を記録し,遺伝形式を解明すべく累代実験を行うこととした.最初の越冬幼虫は,2005年に滋賀県の鈴鹿山地より得たものである.飼育はそれぞれの著者の庭に植えてあるエノキを用い,ナイロンネットの袋掛けを行い,越冬幼虫を4月のエノキの芽吹きに合わせて放ち行った.成虫の羽化後♂は約10日経ち成熟してから,♀は羽化後2日目から7日目までを交配に用いた.交配はハンドペアリング...

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  • 朝鮮初期における王陵祭祀の整備と運営

    ハン, ヒョンジュ, 金子, 祐樹 周縁の文化交渉学シリーズ3 『陵墓からみた東アジア諸国の位相―朝鮮王陵とその周縁』 27-44, 2011-12-31

    ...累代の先王が集る昏殿よりも,肉身が安置された個々の陵に親近感を覚えたことや,俗祭であり儀式が簡略であったことなどがその背景にあろう。いっぽう荘厳な儀仗を 備えた陵幸は,都城を出て民に自分たちの「王」を知らしめる重要な政治行為であった。...

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  • 北海道札幌市におけるオオムラサキの生態と保護

    和田, 貴弘 研究論集 11 285-302, 2011-12-26

    ...4.簾舞地区における放蝶は,創始個体の採集地点,累代飼育の経過年数,野生個体との交配,放蝶数,野生個体群の規模などから考えて,許容の範囲かもしれないが,野生個体と異なる特徴をもった個体を放蝶することは好ましくない。...

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  • アカスジカスミカメのコムギ幼苗飼育における孵化率向上のための幼苗切断保存法

    長澤 淳彦, 樋口 博也 日本応用動物昆虫学会誌 54 (4), 197-203, 2010

    ...斑点米の原因として知られるアカスジカスミカメは,通常穂にのみ産卵することから累代飼育が困難である.本研究ではコムギ幼苗を用いたアカスジカスミカメの採卵法およびその保存条件を検討した.雌成虫は第1本葉が出現する播種3日後のコムギ幼苗を与えると鞘葉内部に産卵を行う.24時間の採卵後,苗を根元から切断し湿らせた濾紙を入れたシャーレ内で保存した場合,切断せずに採卵苗を育成した場合に比べて5倍以上の幼虫が孵化...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件 参考文献6件

  • 2棟の雑居ビルの異なった飲食店から採集されたチャバネゴキブリの殺虫剤抵抗性レベル

    渡部 泰弘, 田原 雄一郎 日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集 61 (0), 80-80, 2009

    ...C. and Lee, C.Y. 2004) .これら一連の報告は非連続の場所から得られたチャバネゴキブリでの成績と思われる.今回,我々は東京の2棟の雑居ビルのそれぞれ同一フロアにある12の飲食店からチャバネゴキブリを採集して,累代飼育を行い,3世代目の雄成虫を供試して選択接触試験を行った.その方法は,殺虫剤処理シェルターと無処理シェルターを試験容器内に離して置き,ゴキブリに自由に選択させる方法である...

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  • 各地のチャバネゴキブリのジェル・ベイト剤に対する抵抗性

    富岡 康浩, 柴山 淳 日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集 61 (0), 79-79, 2009

    ...千葉(2箇所), 東京(2箇所), 甲府, 大阪(3箇所), 徳島で採集した個体群と累代飼育している感受性系統(宝塚系)の合計10系統のチャバネゴキブリのジェル・ベイト剤に対する喫食性および抵抗性を評価した. 供試薬剤として, ヒドラメチルノンA剤, 同B剤, フィプロニル剤, インドキサカルブ剤などを用いた....

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  • マメハモグリバエとトマトハモグリバエの産卵および発育に対する3種寄主植物の適合性

    田 野飛, 坂巻 祥孝, 津田 勝男, 櫛下町 鉦敏 昆蟲.ニューシリーズ 11 (3), 135-143, 2008-09-25

    ...トマトハモグリバエ(Ls)およびマメハモグリバエの交尾率,産卵雌率,産卵数,幼虫生存率をキュウリ,インゲンマメおよびミニトマトの3種植物上で比較した.マメハモグリバエについては1997年に指宿市の施設栽培のキクから採集した幼虫から7年間累代飼育した個体群(マメハモグリバエ・キク由来累代個体群:以下,LtCr)および2004年4月にトマトハモグリバエが混発する指宿市の施設栽培のナスから採集した幼虫から...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献17件

  • ヒメトラハナムグリの生活史および訪花植物

    飯嶋, 一浩, 竹内, 将俊 東京農業大学農学集報 52 (2), 83-88, 2007-09

    ...ヒメトラハナムグリの幼虫は朽木内に生息し、腐朽材を摂食することが知られているが、筆者らは粉砕腐朽材による屋外飼育実験により累代飼育に成功した。そして、その結果から本種の生活史を推定した。本種は年1化性であり、成虫の活動期間は5月中旬から8月上旬であった。産卵は6月から7月に行われ、幼虫は3齢が終齢であった。越冬態は終齢幼虫であるが、成熟した終齢幼虫は9月下旬から蛹室を形成し、その中で越冬した。...

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  • トマト黄化葉巻病の幼苗を用いた抵抗性検定

    穴井, 尚子, 中坊, 昌也, 加藤, 政司, 福田, 至朗, 矢部, 和則, 深谷, 雅博 愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center (38) 51-55, 2006-12

    ...キャベツで累代飼育したシルバーリーフコナジラミをYLCV感染トマトと同一ケージ内に7日間入れ保毒化させた。次にそのケージ内に検定用のトマト苗を7日間入れて接種を行う。接種終了10日後にLAMP法によりウイルス濃度を測定するとともに、接種終了30日後に病徴観察を行うことで、抵抗性検定が可能になることが明らかとなった。...

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  • 利根川遡上アユの輸送および初期飼育

    久下, 敏宏, 鈴木, 究真, 黒沢, 静男, 星野, 勝弘, 垣田, 誉志史, 吉澤, 和具 群馬県水産試験場研究報告 : 附業務報告 : 附水産試験場のあゆみ = Report of Gunma Fisheries Experimental Station (12) 33-35, 2006-03

    ...最近、海産系人工種苗は、琵琶湖産系や累代系人工種苗に比べて冷水病に耐性が認められるとされ、前者の放流用種苗に漁獲量増大への期待が寄せられるようになってきた。そこで、冷水病耐性などの有用形質をもつ新たな系統を作出することを目的とし、太平洋から利根川に遡上してきた稚アユ(以下「利根川遡上系」という。)を採捕し、群馬水試に搬入して群馬継代系と交配させるための初期飼育を試みた。...

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  • 人工生産アユ数系統の冷水病感受性について

    永井, 崇裕 広島県立水産海洋技術センター研究報告 (1) 27-31, 2006-03

    ...2002年および2003年に内水面実験地で自然感染実験を行ったところ、黒瀬川系アユおよび累代系アユは高い冷水病感受性を有していることが明らかになった。また、2005年に行った県内養殖場における自然感染実験の結果、神通木曽川系アユはこれまで耐病性が明らかになっている海産交配系アユと同様に、低い冷水病感受性を有していることが明らかになった。...

    日本農学文献記事索引

  • 異なるアユ系統間の冷水病感受性と免疫応答

    永井 崇裕, 坂本 崇 魚病研究 41 (3), 99-104, 2006

    ...冷水病感受性の低い海産交配系アユと高い累代系アユの交配系統を作出したところ, 冷水病菌に対する感受性は両系統の中間になり, この性質は遺伝する可能性が示された。これらのアユの免疫応答を比較するために, ホルマリン処理冷水病菌で浸漬免疫して有効性を検討した結果, ワクチン効果は認められるものの系統間でその効果に差は認められなかった。...

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献18件

  • 小笠原群島の父島で採集された蚊とCulex (Sirivanakarnius) boninensisの室内での生態について

    當間 孝子, 宮城 一郎 衛生動物 56 (3), 237-241, 2005-09-15

    ...小笠原群島父島で1990年5月に蚊の調査を行い, 7種が同定された.Culex mimeticusは同島での新記録である.Culex boninensisは人家周辺の地表の水溜まりや人工容器に多く生息していた.本種は実験室で容易に累代飼育が出来た.小容器(直径3cm, 高さ5cm)で, 羽化後8時間で交尾行動が見られ, 2日間で90%の雌の受精嚢に精子がみられた.1個体の雄は24時間内で, 7-16...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件

  • 野外採集チャバネゴキブリに対する各種ジェル食毒剤の効果について

    新庄 五朗, 佐久間 玲良 日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集 57 (0), 81-81, 2005

    ...疑問の声が生じてきている.そこで,野外採集のチャバネゴキブリに対する各種食毒剤の効果を調べることにした.供試食毒剤は,建築物の害虫駆除専門業者用に市販されているジェル状の食毒剤である医薬品2種,不快害虫用4種,海外品1種の計7品目,及び,対照として医薬部外品1品目を用いた.供試虫は,東京都,神奈川県,千葉県,愛知県,大阪府,愛媛県,大分県など各地の建築物内厨房十数ヶ所から採取したチャバネゴキブリの累代飼育...

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  • 雌再交尾頻度の遺伝変異-性的対立研究のモデルとしてのアズキゾウムシ-

    宮竹 貴久 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ52 (0), 63-63, 2005

    ...アズキゾウムシ <i>Callosobruchus chinensis</i> は,内田俊郎以来,多くの実験用系統が国内で維持されている.これらの系統間でメスの再交尾頻度に著しい変異が発見された(Miyatake and Matsumura 2004, Harano and Miyatake 2005).基本的には,野生集団のメスは複数回交尾(Polyandry),長期間累代飼育された系統では単数回交尾...

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  • 殺虫剤抵抗性イエバエ系統のクロルフェナピルに対する軽度の交差抵抗性

    Scott, J.G., Leichter, C.A., Rinkevich, F.D. Journal of pesticide science 29 (2), 124-126, 2004-05

    ...累代飼育した、酸化を含むさまざまな機構によるピレスロイド抵抗性イエバエ4系統と殺虫剤感受性イエバエ2系統、および2ヶ所で野外採集したイエバエに対するクロルフェナピルの殺虫活性を測定した。累代飼育したもののうち1系統では交差抵抗性はなく、他の1系統では2.5倍の交差抵抗性、また他の2系統では2倍の負交差抵抗性を示した。野外で採集した系統の交差抵抗性は1.2-1.6倍であった。...

    日本農学文献記事索引

  • トウキョウX豚の造成試験(3) : 選抜式の作製

    小嶋, 禎夫, 兵頭, 勲, 渡辺, 彬 東京都畜産試験場研究報告 (27) 35-39, 2004-03

    ...当場では,肉質の優れた豚肉を造るために,肉質の良いと言われているバークーシャー(B)種とデュロック(D)種及び北京黒豚(Pe)種を用いて交雑を行い,肉質の良い個体を累代選抜して合成豚による系統の造成に着手した。基礎豚として導入した3品種間の合成過程として異品種間同士を生逆6通りの組合せで交雑し,生産子豚の成績より,選抜に必要な遺伝的パラメーターを推定した。...

    日本農学文献記事索引

  • トウキョウX豚の系統造成試験(2) : 基礎豚の成績

    小嶋, 禎夫, 兵頭, 勲, 内田, 哲二 東京都畜産試験場研究報告 (27) 27-33, 2004-03

    ...肉質の優れた豚肉を造るために,肉質の良いと言われているバークーシャー(B)種とデュロック(D)種及び北京黒豚(Pe)種を用いて交雑を行い,肉質の良い個体を累代選抜して合成豚による系統(高品質系統豚)の造成に着手した。そこで,基礎豚として導入した3品種の性能を調査するために,1産目は純粋交配を行い改良の基礎データを得た。...

    日本農学文献記事索引

  • トウキョウX豚の系統造成試験(2)

    小嶋 禎夫, 兵頭 勲, 内田 哲二 東京都畜産試験場研究報告 (27) 27-33, 2004-03

    ...肉質の優れた豚肉を造るために,肉質の良いと言われているバークーシャー(B)種とデュロック(D)種及び北京黒豚(Pe)種を用いて交雑を行い,肉質の良い個体を累代選抜して合成豚による系統(高品質系統豚)の造成に着手した。そこで,基礎豚として導入した3品種の性能を調査するために,1産目は純粋交配を行い改良の基礎データを得た。...

    日本農学文献記事索引

  • トウキョウX豚の造成試験(3)

    小嶋 禎夫, 兵頭 勲, 渡辺 彬 東京都畜産試験場研究報告 (27) 35-39, 2004-03

    ...当場では,肉質の優れた豚肉を造るために,肉質の良いと言われているバークーシャー(B)種とデュロック(D)種及び北京黒豚(Pe)種を用いて交雑を行い,肉質の良い個体を累代選抜して合成豚による系統の造成に着手した。基礎豚として導入した3品種間の合成過程として異品種間同士を生逆6通りの組合せで交雑し,生産子豚の成績より,選抜に必要な遺伝的パラメーターを推定した。...

    日本農学文献記事索引

  • 正の頻度依存捕食と学習がもたらす振動:マメゾウムシ2種と寄生蜂の3者系

    石井 弓美子, 嶋田 正和 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ51 (0), 350-350, 2004

    ...<br> さらに、累代実験系において実際に頻度依存の捕食が行われているかを確かめるために、「優占種交替の振動」が観察される累代個体群から1週間ごとに寄生蜂を取り出し、その選好性の経時的な変化を調べた。その結果、寄主の個体数が振動している累代個体群では、寄生蜂の寄主選好性も振動しており、2種マメゾウムシの存在比と、寄生蜂の選好性には有意な相関があることが分かった。...

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  • 人工生産アユ3系統における冷水病感受性

    永井 崇裕, 田村 龍弘, 飯田 悦左, 米司 隆 魚病研究 39 (3), 159-164, 2004

    Susceptibility of three different stocks of ayu Plecoglossus altivelis (domesticated, amphidromous and landlocked stocks maintained in Hiroshima Prefectural Fisheries Experiment Station) to …

    DOI Web Site 被引用文献15件 参考文献21件

  • Enzyme-Linked Immunosorbent Assay (ELISA)とゲル内沈降反応を用いた<i>Culex tritaeniorhynchus</i>の吸血源の同定に関する予備実験

    長谷川 麻衣子, Nguyen Thi Yen, Tran Vu Phong, 柳 哲雄, 高木 正洋 日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集 55 (0), 25-25, 2003

    ...日本脳炎ウイルスのように異種動物間を蚊によって伝播する場合ベクターの吸血嗜好性はその疫学に重要である.近年分子マーカーを用いた宿主DNAの検出による吸血源の同定法が開発されつつあるが,野外で吸血嗜好性の調査を目的とする場合古典的な免疫学的手法による同定方法は簡便かつ迅速ゆえ未だ有効な手段である.今回日本脳炎ベクターに対する吸血源同定の野外調査に先立ちELISAとゲル内沈降反応の予備実験を行った.累代飼育...

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  • 養菌性キクイムシ類における人工飼育方法の検討

    水野 孝彦, 梶村 恒 日本林学会大会発表データベース 114 (0), 58-58, 2003

    ...そこで上層は同じであるが、下層よりデンプン含有量を少なくした中層を加え、少量の樹脂を上層と中層に添加したこれまでに累代飼育に用いていた3種3層構造の人工飼料と2種2層構造の人工飼料とを比較したところ、両者に差がなかった。...

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  • <論説>平安時代における皇統意識 : 天皇御物の伝領と関連して

    岡村 幸子 史林 84 (4), 537-570, 2001-07-01

    ...そして、光孝以降に創られた累代御物と同様、円融系の天皇によって和琴鈴鹿が累代御物に加えちれ、その後も伝領されていく。光孝以降の累代御物と同様、それは他の皇統とは独自の正当性を有することを示すための、つまりその皇統のための累代御物として出発したものであったが、やがて全ての天皇が継承すべき累代御物として伝領されていく。...

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  • 高知の施設園芸地帯で発生したdiflubenzuron抵抗性のイエバエについて

    竹中 淳, 松崎 沙和子 ペストロジー学会誌 15 (1), 11-15, 2000-05-31

    ...<p>1.室内累代飼育コロニー三里'98と針木'98の幼虫に対する diflubenzuron のIC-50値は,三里'98は室内累代飼育10代目と20代目でともに>40,000ppm,針木'98は10代目と18代目でそれぞれ1.9,2.9ppm,を示し,三里'98は高度の抵抗性,針木'98は感受性であった.また,両コロニーとも累代飼育による抵抗性の顕著な発達または消失は認められなかった....

    DOI 被引用文献4件 参考文献7件

  • 千葉県におけるタバコガ類の発生状況と薬剤感受性

    遠藤 正樹, 加藤 浩生, 清水 喜一 関東東山病害虫研究会報 2000 (47), 129-131, 2000

    ...1996年に採集し, 千葉県農業試験場において, 累代飼育を継続しているオオタバコガでは, 有機りん剤, 合成ピレスロイド剤, カーバメート剤に対する薬剤感受性の回復が顕著であった。...

    DOI 被引用文献2件 参考文献8件

  • ヒメトビウンカの薬剤抵抗性と低感受性アセチルコリンエステラーゼ

    遠藤 正造, 鶴町 昌市 日本農薬学会誌(Journal of Pesticide Science) 25 (4), 395-397, 2000

    ...茨城個体群は累代飼育している感受性個体群に比べ有機リン剤に対してのみ感受性が低かったが, 熊本個体群は有機リン剤とカーバメート剤に対し感受性が低かった. 有機リン剤に抵抗性の熊本, 茨城個体群のアリエステラーゼ活性は感受性個体群のそれより高かった. 熊本個体群のアセチルコリンエステラーゼはカーバメート剤に対し明らかに感受性が低く, また有機リン剤に対する感受性もやや低い傾向を示した....

    DOI NDLデジタルコレクション 日本農学文献記事索引 ほか2件 被引用文献3件 参考文献16件

  • ブタクサハムシの累代飼育

    守屋 成一 関東東山病害虫研究会報 1999 (46), 115-117, 1999

    A laboratory strain was established on the ragweed beetle, <i>Ophraella communa</i> LeSage, which has recently been introduced into Japan. The original population was collected in Tsukuba, Japan in …

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  • Vectobac12ASのユスリカに対する効果

    宮崎 真治, 奥田 寿男, 新庄 五朗, 芝 実 ペストロジー学会誌 13 (2), 10-17, 1998-09-30

    ...<p>1.Vectobac 12ASは野外採取のセスジユスリカ幼虫およびウスイロユスリカ幼虫に対し高い殺虫活性を示した.その半数致死濃度はそれぞれ0.045ppmおよび0.102ppmであり,感受性の種間差も示唆された.また,野外採取セスジユスリカに対するその活性は,感受性の累代飼育セスジユスリカに対する fenthion および temephos の殺虫活性とほぼ同等であった....

    DOI 被引用文献2件 参考文献13件

  • タネバエの大量飼育用人工飼料

    櫻井 晃治, 桑原 雅彦 北日本病害虫研究会報 1998 (49), 150-152, 1998

    ...その組成は, チャのハマキガ類の人工飼料の組成を一部改変したもので, この人工飼料によりタネバエを飼育したところ, 蛹化率, 蛹重量, 蛹長ともにダイズ種子で飼育した場合より安定した飼育結果が得られ, 本種の大量累代飼育が可能と考えられた。...

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  • 千葉県におけるオオタバコガの発生生態と薬剤感受性

    染谷 淳, 清水 喜一 関東東山病害虫研究会年報 1997 (44), 241-248, 1997

    ...難防除害虫として全国的に問題となりつつあるオオタバコガの千葉県での発生状況を明らかにし, 室内での累代飼育を可能とした。薬剤感受性検定では終齢幼虫に対し効果のある薬剤はほとんどなく, 3齢幼虫に対して行った食餌浸漬法では, 少ないながら有効な薬剤が確認された。...

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  • 古代・中世の京都の墓(日本の死者儀札と死の観念(1))

    五十川 伸矢 国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History 68 51-76, 1996-03-29

    ...その背後には葬式仏教化した寺院があり,庶民のあいだにも累代の墓をもち,墓参をおこなう風が成立しつつあったとみてよい。16世紀には政治的に都市再編がおこなわれ,都市の空間設定に変化が生じると,その墓地や火葬場も運命をともにし,移動をよぎなくされるものもあった。こうして,近世・近代へとつながる墓のありかたが定着していった。...

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  • 飼育下における種保存計画

    増井 光子 Journal of Reproduction and Development 42 (5), j63-j67, 1996

    ...環境破壊が進み,生存の危機に瀕した動物種が増えるに連れ、動物園がもつ累代飼育繁殖技術に関心が寄せられるようになってきた.動物園もまた世界の潮流に応じるべく,希少動物の保全計画を策定し,保護・繁殖に力を傾注し始めている.そのような,最近の動物園のあり方について,報告する.<br>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献20件

  • 動物園動物の累代飼育についての考察

    増井 光子 日本野生動物医学会誌 1 (1), 17-23, 1996

    ...そのためには, 動物園動物の累代飼育繁殖に力点を置く必要がある。しかし, 累代繁殖を続けていくと, 幾つかの問題が生じてくる。その問題点の主なものは, 動物舎の汚染による感染症の発生, 個体の早熟化, 骨密度の低下, 体格の矮小化と体形の微妙な変化, 毛色の変化, 人工飼育動物でしばしば認められる, 社会性の欠如による繁殖障害, 集団の活性度の低下などである。...

    DOI Web Site 参考文献20件

  • 2例のイヌ肥満細胞腫瘍のSCIDマウスにおける増殖および転移

    丸尾 幸嗣, 杉本 健, 鈴木 馨, 代田 欣二, 山根 義久, 野村 達次 The Journal of Veterinary Medical Science 58 (6), 567-569, 1996

    Intermediately differentiated mast cell tumors in two dogs were subcutaneously xenotransplanted into severe combined immunodeficiency (SCID) mice. Both tumors primarily grew and were serially …

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献13件

  • 福島県におけるオウトウショウジョウバエの発生生態

    佐々木 正剛, 佐藤 力郎 北日本病害虫研究会報 1995 (46), 167-169, 1995

    ...この越冬成虫を供試し, 百葉箱中での累代飼育により, 1994年において本種の発生回数は年8回と考えられた。また, 10~32℃ の各温度段階における発育試験により卵-幼虫, 蛹および成虫までの有効積算温度は, それぞれ96, 76および173日度であり, 発育零点はそれぞれ9.4, 8.4および8.8℃ であった。...

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  • ネコ腫瘍のSCIDマウスへの異種移植と高腫瘍形成性

    丸尾 幸嗣, 杉本 健, 鈴木 馨, 代田 欣二, 江島 博康, 野村 達次 The Journal of Veterinary Medical Science 57 (5), 967-969, 1995

    Nine feline tumors resected at surgery were subcutaneously xenotransplanted into SCID mice. The primary take rate of the benign and malignant tumors was 50% (1/2) and 100% (7/7) respectively. Six of …

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献18件

  • ネアカカツオブシムシ<i>Dermestes carnivorus</i> F.の実験室内における生活史

    斉藤 秀, 高橋 朋也, 高山 渉, 渡辺 賢太郎, 辻 英明 ペストロジー学会誌 9 (1), 22-26, 1994-10-20

    ...神奈川県内にある食品関連工場において,製品原料等に害を及ぼしている日本末分布種,ネアカカツオブシムシ<i>Dermestes carnivorus</i> F.の室内飼育による生活史の観察を試みた.煮干とペットフードを用い成虫の誘引実験を行なったところ,ドッグフードとビーフジャーキーに強く誘引された.成虫・幼虫ともに水分を強く求め,水分を与えれば累代飼育できることが判った.脱脂綿に含ませた水を直接吸水...

    DOI 被引用文献1件

  • 人工飼料を用いたシバオサゾウムシの室内飼育法

    清水 喜一 関東東山病害虫研究会年報 1993 (40), 277-282, 1993

    ...幼虫飼育の途中から玄米、ペンクロス刈りかす乾燥葉、乾燥酵母、キナコ、砂糖を主成分とした人工飼料を与えることで野外と同等以上の個体を得ることができ、室内での累代飼育が可能となった。...

    DOI

  • ヒメコガネの大量飼育法について

    廿日出 正美, 八木 雅久 芝草研究 19 (1), 5-14, 1990

    Results of the experiment concerned with a rearing method for mass-production of successive generations of the soybean beetle were as follows.<BR>1. Use of the dried leaf mold powder for incubation …

    DOI

  • イネミズゾウムシの飼育

    浮城 昇, 原田 正子, 平野 雅親 Annual Report of The Kansai Plant Protection Society 32 (0), 9-12, 1990

    ...これは, 本種を室内で累代飼育する上で重要な条件となると思われた....

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献4件

  • チャバネアオカメムシの生活史

    福田, 寛, 藤家, 梓 千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station (29) 173-180, 1988-03

    ...百葉箱内で越冬後成虫から順次累代飼育したところ,1985年には3世代, 1986年には2世代を経過した。越冬色個体は9月中旬より出現した。卵から羽化までの有効積算温量の平均値は,飼育実験により得られた値とほぼ同様であった。しかし,個体間のばらつきは大きく,最小値は258日度,最大値は600日度であった。越冬には1985年は第2,第3世代成虫が,1986年には第1,第2世代成虫が入った。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 角砂糖による蚊成虫の一飼育法

    末永, 斂, 黒川, 憲次, 和田, 義人 熱帯医学 Tropical medicine 29 (1), 47-54, 1987-03-31

    ...出張などで10日間以上放置する場合には,角砂糖を更新し,水の量を多くする.角砂糖の表面が甚だしく汚れた場合には,表面をナイフの縁などで削り落して新しい面を出すことにより再使用できる.われわれはこの方法で,アカイエカ群の数系統の蚊を6年以上にわたり累代飼育している....

    機関リポジトリ HANDLE 医中誌

  • 昆虫ウイルスの蚊幼虫に対する殺虫効果 : 蚊の生物学的防除としての可能性について

    五十嵐, 章, 松尾, 幸子, 分藤(森田), 桂子, 小田, 力, 森, 章夫, 藤田, 絋一郎 熱帯医学 Tropical medicine 28 (3), 191-207, 1986-09-30

    ...蚊の昆虫ウイルスの一つを数種類の実験室内累代継代蚊の幼虫に感染させた時の殺虫効果を調べた.殺虫効果はウイルスの濃度,蚊の種類,及び幼虫の成熟度によって異なった.四令幼虫にウイルスを感染させた場合,累積死亡率はチカイエカの13%からシマハマダラカの72%であったが対照群の死亡率は0-8%であった.ネッタイシマカの場合,四令幼虫にウイルスを感染させた時最も高い死亡率を示し若令幼虫に感染された時の死亡率は...

    機関リポジトリ HANDLE 医中誌

  • ユスリカアレルギーに関する基礎的研究 : I. 日本産ユスリカ数種の培養法

    河合 幸一郎, 小西 健一 衛生動物 37 (1), 47-57, 1986

    ...その結果, いずれの種も実験室内で累代飼育が可能であることがわかった。幼虫の飼育方法については, Glyptotendipes tokunagaiの場合, 川砂を敷き, 脱塩素水を入れた径30cmの容器に(cm)^2あたり1個体の密度で孵化直後の幼虫を接種し, 25℃でエアーレーションを施し, 個体あたり15mgのコイ用飼料を与えることにより, 高い生残率で成熟幼虫が得られることがわかった。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献4件

  • ストックの採種に関する研究(2)

    田中 雅 千葉県暖地園芸試験場研究報告 (13) 24-31, 1985-10

    ...(イ)八重個体を得る目的で鑑別し,その中に含まれる一重株を累代にわたり採種する方法 (ロ)一重を得る目的で鑑別し,累代採種する方法 (ハ)無鑑別で栽培し,一重株を累代採種する方法の3つについて検討し,八重率低下を防ぐためには(ロ)の方法が最良であった。3....

    日本農学文献記事索引

  • エアレーションに起因する水しぶきによる蚊幼虫の系統間の汚染について

    末永, 斂 熱帯医学 Tropical medicine 27 (1), 13-16, 1985-03-30

    ...実験室で多系統の蚊を累代飼育する場合に各系統間の汚染がしばしば問題になる.この汚染の原因の一つとして隣接する飼育容器中の蚊の幼虫が,エアレーションに起因する水しぶきによって隣の容器へ移行することが考えられる.そこで,このことを明らかにするために,孵化直後のアカイエカ群の蚊の幼虫を入れた容器に餌としてマウス飼育用固型飼料を加え,エアレーションを行なうと共に,この容器の両側に水道水だけを入れた同型の容器...

    機関リポジトリ HANDLE 医中誌

  • カワニナ (Semisulcospira libertina) の累代飼育とその成長について

    永井 伸一, 山本 久, 石井 清, 大塚 待子, 小林 睦生 貝類学雑誌 38 (1), 25-34, 1979

    ...カワニナ(Semisulcospira libertina)の実験室内における累代飼育を行った。天然生息地から採集した親貝は, 飼育開始後2日目から稚貝を産出し, 6ヵ月間に親貝1個あたりの平均稚貝産出数29.6, 産出回数14.6回, 総産出個体数433個であった。この産出数の約90%が2ヵ月間に産出された。...

    DOI Web Site

  • 人工飼料によるヒメエグリバの飼育

    岩淵 喜久男, 石井 賢二, 細川 千枝美 日本応用動物昆虫学会誌 23 (2), 105-109, 1979

    Larvae of <i>Oraesia emarginata</i> were reared continuously for more than ten generations on artificial diets containing dried powder of <i>Cocculus trilobus</i> and chlorella. Under laboratory …

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  • チャノコカクモンハマキ卵塊の簡易冷蔵

    刈屋 明 茶業研究報告 1978 (47), 39-41, 1978-03-30

    ...<BR>以上の結果から,2組の累代飼育の系統を維持し,それに15日間の卵塊の簡易冷蔵を組合わせれば,ほぼ常時必要とする供試材料が入手できると考えられた。...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 半合成飼料によるイモコガの飼育実験

    大内 義久 九州病害虫研究会報 22 148-152, 1976

    ...しかし,蛹重は著しく軽く,蛹期間中にほとんど死亡し,累代飼育できなかった。<BR>3.防腐剤としてのホルマリンの所定量の添加は,飼育結果に著しい影響は与えなかった。<BR>4.飼育幼虫の一定期間の生存率を高めるために,カゼイン,各種無機塩混合物,ろ紙粉末の添加効果および,飼料のpHの修正効果について検討した。飼料のpHを修正すると生存率にかなり影響があることがわかった。...

    DOI

  • 蚊類幼虫の塩分調節機構に関する研究 : 第 2 報海水による体液濃度の変動と調節

    松本 昭, 松谷 幸司, 北田 仁一, 岡田 稔 衛生動物 27 (4), 405-410, 1976

    ...1. 23℃の淡水で累代飼育中のCpp, Cpm, AalbおよびAt-FWの4令幼虫を, 種々の濃度の人工海水に移し, 体液中のNa, Clの濃度の変化をしらべた。2.体液濃度の維持についてみれば, Atは異常にすぐれた調節能力を持っている。他はAalb, Cpm, Cppの順に, 塩分調節能力が弱くなり, Cppではほとんど調節がみられない(Figs. 1&acd;4)。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 韓国済州島のマレー糸状虫に関する研究

    中島 康雄, 青木 克己, 坂本 信, 末永 斂, 片峰 大助 Japanese Journal of Tropical Medicine and Hygiene 4 (3-4), 163-177, 1976

    Che-ju strain of <I>B. malayi</I> was successfully transmitted to three domestic cats by subcutaneous injection of infective-stage larvae obtained from naturally-infected <I>Ae. togoi</I>. The …

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件 被引用文献1件

  • 人工不妊昆虫の生態に関する研究 IX.137Csガンマー線によるミカンコミバエの不妊の世代的変動

    清久, 正夫, 佃, 律子 岡山大学農学部学術報告 46 (1), 1-9, 1975

    ...処理した個体を含む組合せの累代飼育系統の子孫の蛹化率や羽化率は,はじめの台世代ぐらいまでは,対照と比べてやや伝いので,処理したガンマー線の影響を子孫の発育中にも認めることができた. 成虫の生存日数はその結果がまちまちであったが,総合的結論を下すと,雄では対照と大差がないか一般にやや短かい傾向を示し,雌では大差がない場合もみられるが,やや長い傾向がうかがわれた。...

    機関リポジトリ

  • 人工飼料によるイネヨトウ Sesamia inferens Walker の飼育

    大城, 安弘, Oshiro, Yasuhiro 沖縄農業 12 (1・2), 16-25, 1974-12

    ...2.イネを主原料にした人工飼料では蛹化,羽化,交尾,産卵させることに成功し,十分とはいえないが累代飼育に成功した。3.幼虫期間はサトウキビの梢頭部飼育区がもっと短く,イネを主原料にした人工飼料区,サトウキビ主原料の人工飼料区の順であった。...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 新細菌性殺虫剤-<i>Bacillus moritai</i> の安全性に関する検討

    前橋 浩 日本衛生学雑誌 27 (2), 267-274, 1972

    ...さらに採血, 静注を累代的に行なって血中菌の動きを見ると3代以後では検出されず, 体内通過による感染力の増強は見られなかった。<br>ウサギに10日間の大量強制経口投与および飼料中に混入して100日間投与した実験では, 10日間の投与では血中に菌を検出しなかったが, 100日間の比較的長期の投与では少数の菌を検出した。...

    DOI Web Site Web Site ほか2件

  • 協会7号泡なし酵母の実用的性質の安定性について

    石戸 輝雄, 大内 弘造, 秋山 裕一, 笠原 秀夫, 布川 弥太郎 日本釀造協會雜誌 66 (12), 1170-1173, 1971

    ...乳酸菌との凝集性は余り再現性はなかったが, 泡なし酵母は凝集性が低いという傾向は見られ, 保存や累代培養によっても変化する事はなかった。<BR>4) 小仕込みによる泡立ちは再現性があり, 泡なし酵母で泡立ちが見られるような事はなかった。また小仕込みもろみの香気試験では絶えず泡なし変異株のものが優秀であり, 安定している事が推測された。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 殺そ剤に関する研究 I : 殺そ剤固型餌の材料および形によるドブネズミの摂食嗜好性

    大串 晃治, 徳満 巌 衛生動物 21 (2), 107-111, 1970

    ...殺そ剤の固型毒餌製剤化に際しての固型餌の材料および形による摂食性について, 室内累代飼育のドブネズミ個体群を用いて, その選択嗜好性を比較検討した.製剤材料については, 小麦粉は摂食性が優れ最大限に配合できる材料であつたが, とうもろこし粉の摂食性は劣つており, むしろ全く含まれないほうがよかつた.魚粉は1%以下, ふすまおよび米ぬかは5%以下の配合では固型餌の摂食性に影響を与えなかつた.菜種油は3%...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件

  • オオスカシバの相変異-2-累代飼育における密度の影響〔英文〕

    笹川, 満広, 池田, 正和, 島岡, 伸旭 京都府立大學學術報告. 農學 21 42-45, 1969-10-15

    ...それに反して, 同一密度での累代飼育によって, 子世代幼虫の発育は特に遅延し, 蛹の発育期間は著しく短縮する。さらに死亡率も累代的に増加する。しかし, 5令期幼虫の糞重量に及ぼす累代的影響はみられなかった。このように, 世代から世代への密度効果の伝達をみると, 幼虫期における環境条件に対する適応として多型が存在するといえる。...

    機関リポジトリ Web Site

  • コガタアカイエカ幼虫の dieldrin 抵抗性の遺伝様式について

    海野 登久子, 鈴木 猛 衛生動物 20 (3), 201-205, 1969

    ...ケージ内飼育に順化された406系と, 岡山県下で採集した野外系のコガタアカイエカの幼虫について, dieldrinの感受性をしらべたところ, 前者は感受性が高く, LC-50値が, 0.0018ppmであるのに比し, 後者はこれが, 0.15ppmと, 著しく抵抗性が高いことが分つた.2) これまでの経験から, 野外で採集したコガタアカイエカの多くは, ケージ内で交尾する性質が低く, 実験室内で累代飼育...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 数種殺虫剤の鹿児島県加治木地区産イエバエに対する効力評価

    大串 晃治, 徳満 巌, 岩田 登美子 衛生動物 18 (4), 294-303, 1967

    ...1966年11月鹿児島県加治木町上木田部落および中福良部落より採集したイエバエを実験室内で累代飼育して, 11種の殺虫剤について, 微量滴下法, 残渣面接触法, 噴霧法, 抵抗性簡易測定法, 浸漬法などによつて各殺虫剤の効力を比較検討した.残渣面接触による効力はnaled, diazinon, fenchlorphos, fenthion, fenitrothionなどがすぐれ, 噴霧による効力はdichlorvos...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 実験室における簡単な半合成飼料によるハスモンヨトウProdenia litura FABRICIUSの累代飼育

    清久, 正夫, 佃, 律子 岡山大学農学部学術報告 28 (1), 1-11, 1966

    ...,発育した蛹の体重や,成虫の産卵率,その卵の孵化率,蛹の期間,卵の期間は対照区との間に概括的にいえばそれほど大きい相違がない.2.大豆と金時-寒天飼料との間に多少の相違はあるが,どちらがよいかは決定しにくく,両飼料とも人工飼育用の飼料として適当と思われる.3.これらの飼料で飼育した幼虫はサツマイモの葉で飼育したものよりその期間がやや長くかかり,大部分のものが6回の脱皮を行ない,7令を経過した.4.累代飼育...

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  • サシバエの一飼育法と吸血量について

    末永, 斂 長崎大学風土病紀要 7 (4), 296-301, 1965-12-23

    ...産卵及び幼虫飼育用培基として豆腐粕,米ぬか,エビオス及びスキムミルクに,熱湯処理した切わらを加えた混合物を用い,羽化成虫には1日1回以上2~3時間,生きた家兎から直接吸血させることによってサシバエを累代飼育することに成功した.この方法で飼育した場合のサシバエの発育日数は飼育温度26℃で平均20日間,成虫の生存期間は平均15日間であった.得られた蛹の大きさは蛹化直後に長さ5.8mm, 巾2.3mm,重...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件

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