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検索結果 48 件

  • 1 / 1

  • 隔膜形成体の拡大機構

    村田 隆 PLANT MORPHOLOGY 26 (1), 53-58, 2014

    ...植物細胞は細胞板を形成することにより分裂する.細胞板は細胞質分裂装置である隔膜形成体の中でつくられる.隔膜形成体は微小管を含む細胞骨格複合体で,細胞膜に向かって拡大することにより細胞質分裂は進行するが,その分子機構はわかっていない.筆者らは,隔膜形成体の微小管の配列様式と動態を解析し,その拡大機構を明らかにした.本総説では隔膜形成体の拡大機構について解説する....

    DOI Web Site 参考文献30件

  • 紡錘体の方向制御におけるアクチン繊維パターンの役割

    湖城 恵, 桧垣 匠, 朽名 夏麿, 安原 裕紀, 馳澤 盛一郎 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0219-0219, 2011

    ...GFP-ABD2によりアクチン繊維を可視化したタバコBY-2の形質転換細胞にアクチン束化誘導剤であるTIBAおよびJasplakinolide (Jasp) を処理すると、表層および紡錘体周囲のアクチン繊維パターンが変化し、紡錘体および細胞板が著しく傾斜したことから、細胞分裂期におけるアクチン繊維パターンは紡錘体の向きを制御する可能性が示唆された (湖城ら、第51回本学会年会) 。...

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  • フラグモプラストにおける微小管脱重合勾配の検出とその役割

    村田 隆, 野中 茂紀, 佐野 俊夫, 馳澤 盛一郎, 長谷部 光泰 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0218-0218, 2011

    ...細胞板の拡大機構が未解明だった原因の一つは、生きている細胞で細胞板拡大中の微小管動態を解析することが難かったためである。我々は、細胞板拡大中のフラグモプラスト微小管の動態を定量的に解析することに成功した。本発表ではその結果をもとに細胞板拡大機構の新しいモデルを提唱する。...

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  • フラグモプラストの特異な発達様式がもたらすマオウ属植物花粉における不均等分裂

    寺坂 治, 平塚 理恵 日本花粉学会会誌 57 (1), 5-15, 2011

    ...を変え,それに伴い2群のリングの径に差が生じ,互いに同心円状へと配列を変える.さらに発達方向を分裂軸に対して平行に,2娘核のうちの生殖細胞核を包み囲む方向へと転じる.終期の晩期には,微小管のリングは再び早期のそれと同様の配列にもどりつつその径を減じ,細胞長軸の一端の細胞膜に達し,不均等分裂を完了する.また,中心細胞の分裂では,フラグモプラストは2娘核間で通常の発達を開始するが,やがて発達を停止し,細胞板...

    DOI Web Site 参考文献42件

  • 後期分泌系構造体Secretory Vesicle Clusterに含まれる蛋白質の解析

    林 恭子, 平田 励, 浅妻 悟, 豊岡 公徳, 松岡 健 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0621-0621, 2010

    ...SVCは、ゴルジ体以降の分泌に関与しているオルガネラで、ペクチンや分泌性蛋白質を含み、細胞膜、細胞板と融合する。また、SVC様構造はタバコ根の分裂組織の細胞、シロイヌナズナ子葉表皮細胞、イネ培養細胞においても観察され、高等植物で広く利用されている分泌経路の一つを担っていると考えられる。...

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  • シロイヌナズナAtXYP2タンパク質の局在解析

    小林 裕樹, 本瀬 宏康, 福田 裕穂 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0622-0622, 2010

    ...根端付近の細胞においては、細胞膜および点状の細胞内オルガネラに局在し、特に細胞分裂期に細胞板に強い蛍光が観察された。細胞内輸送阻害剤および変異体を用いた解析により、この局在は既知の植物の小胞輸送系とは異なる特徴を持つことが示唆された。これらの結果をもとに、AtXYP2における極性輸送の仕組みを考察する。...

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  • シロイヌナズナにおいて細胞質分裂を制御する MAPKの探索

    幸節 健, 征矢野 敬, 高橋 裕治, 町田 泰則 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0715-0715, 2009

    ...タバコの NPK1 MAPKKKは、キネシン様タンパク質 NACK1と結合して活性化され、その下流因子として同定した NQK1 MAPKK、NRK1 MAPKは、M期後半の細胞板形成時に同時に活性化される。これらは、細胞板の形成に必須な情報伝達経路 (NACK-PQR経路)を構成していることが示唆されている。...

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  • シロイヌナズナの中間径フィラメントモチーフタンパク質の細胞内局在及び遺伝子発現の組織特異性

    藤田 真幸, 佐藤 成一, 金田 剛史 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0743-0743, 2009

    ...また、分裂期の細胞では細胞板や紡錘体の近辺にシグナルが見られ、微小管と共局在する可能性が示唆された。シロイヌナズナの芽生えにおいてこのタンパク質をコードする遺伝子の発現の組織特異性を調べるためプロモーターGUS解析を行った結果、根端、茎頂、葉脈、葉の排水組織で発現が見られた。...

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  • 動原体に局在するオーロラキナーゼのイメージング解析

    松永 幸大, 栗原 大輔, 池田 虎三, 大村 知広, 内山 進, 福井 希一 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0131-0131, 2009

    ...植物のオーロラキナーゼは、体細胞分裂期に紡錘体や細胞板に局在するタイプIと、染色体動原体領域に局在するタイプIIに大別される。培養細胞を用いたライブセルイメージング解析により、タイプIIのオーロラキナーゼは、動原体微小管の修正機構や染色体分離に関与することを明らかにしてきた。オーロラキナーゼの研究は動植物を通じて細胞レベルに集中しており、個体の分化・発生に関する知見は極めて少ない。...

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  • 細胞質分裂に関わるMAPキナーゼカスケードの下流因子の研究:シロイヌナズナのAtkinesin13Bの生化学的解析

    西村 慎吾, 笹部 美知子, 町田 泰則 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0135-0135, 2009

    ...これらのことから我々は、このカスケードは細胞質分裂時にフラグモプラストの拡大を制御することにより、細胞板形成に関わっていると考えている。シロイヌナズナでもこれらのホモログが同定された。今回我々はシロイヌナズナにおけるこのカスケードの下流因子の同定を目的として、NRK1 MAPKのホモログであるAtMPK4の標的タンパク質の探索を行った。...

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  • Secretory Vesicle Cluster:トランスゴルジネットワーク由来の分泌系後期 で働く新奇構造体

    松岡 健, 豊岡 公徳, 浅妻 悟, 後藤 友美, 三ツ井 敏明 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), S0074-S0074, 2008

    ...また、SVCのは、増殖中の細胞の細胞膜や、分裂中の細胞の細胞板と融合することも見出した。SVC様構造は、イネの培養細胞、シロイヌナズナの表皮の細胞や、タバコの根端付近の細胞にも見出された。これらの結果から、SVCが、TGNから細胞膜や細胞外に多量の物質を運ぶ、以前に命名されていたオルガネラと異なる、細胞内輸送に携わる新奇構造体であると結論した。...

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  • 伴細胞―篩要素複合体間の二次原形質連絡の分子構築機構

    西田 生郎, 矢野 亮一, 伊藤 利章, 松本 光生, 藤川 清三 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0068-0068, 2008

    ...PDには、細胞分裂の細胞板形成時に形成される一次原形質連絡と、細胞分裂後に隣接する細胞間で新規に形成される二次原形質連絡(2˚-PD)とがある。前者は単純な直線型構造であるのに対し、後者は分岐を持った複雑な形状をとる。2˚-PDは葉のソース化に伴い葉脈篩部の伴細胞(CC)-篩要素(SE)間の細胞壁に形成されることが知られているが、その形成過程に関する分子的知見はほとんどない。...

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  • ダイナミンによる葉緑体分裂機構の解析

    岡崎 久美子, 中西 弘充, 壁谷 如洋, 宮城島 進也 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0102-0102, 2008

    ...ダイナミンは自己重合能を持つGTPaseであり、エンドサイトーシス、細胞板形成、ミトコンドリア融合、オルガネラ分裂など生体内の様々な膜の分裂・融合にはたらいている。そのメカニズムはいくつものモデルが立てられているが、生体内での動態はわからない部分が多く、多様な現象をすべて説明できるには至っていない。なかでも、巨大な葉緑体のくびれ切りは小胞をモデルとした現在の仮説ではとうてい説明できない。...

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  • Secretory vesicle clusterを介した分泌機構の解析

    豊岡 公徳, 後藤 友美, 佐藤 繭子, 松岡 健 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0397-0397, 2008

    ...そして、このクラスターは、ゴルジ体から離れて存在し、細胞膜および細胞分裂時の細胞板と融合することから、ゴルジ以降の分泌に関わるクラスターであることが示唆され、我々はSVC (<U>S</U>ecretory <U>v</U>esicle <U>c</U>luster)と命名した。...

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  • 植物Auroraキナーゼ阻害による体細胞分裂の染色体動態変化

    松永 幸大, 栗原 大輔, 内山 進, 福井 希一 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0380-0380, 2008

    ...植物のAuroraキナーゼは、体細胞分裂期に紡錘体や細胞板に局在するタイプIと、染色体動原体領域に局在するタイプIIに大別される。しかし、植物細胞分裂における機能は不明である。そこで、制ガン剤として開発されたAuroraキナーゼの阻害剤であるヘスペラジンを用いて植物細胞分裂におけるAuroraキナーゼの機能解析を行った。...

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  • シロイヌナズナ AtMPK4 MAPKは ANQ1/AtMKK6 MPKKの下流で機能し、細胞質分裂を制御する。

    幸節 健, 征矢野 敬, 高橋 裕治, 笹部 美知子, 町田 泰則 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0377-0377, 2008

    ...タバコ培養細胞において、ドミナントネガティブ型のNACK1、NPK1、NQK1を過剰発現させると、細胞板の成長が阻害された結果、不完全な隔壁を持つ多核化した細胞が観察された。この結果は、これらの因子が細胞板の形成に必須な情報伝達経路 (NACK-PQR経路)を構成していることを示唆している。しかし NRK1が細胞板形成に関わることを示す直接的な証拠は得ていない。...

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  • 微小管構築のライブイメージ解析

    村田 隆 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), S0017-S0017, 2008

    ...さらに、細胞板形成においては、微小管枝分かれによって隔膜形成体微小管の分布が拡大することにより細胞板の拡大が起こることが示唆された。γチューブリンによる微小管の枝分かれは植物微小管構造の形成に広く働く素過程と考えられる。...

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  • 電子線トモグラフィー -分裂準備帯における膜系の3次元微細構造解析-

    唐原 一郎, 須田 甚将, Staehelin Andrew, 峰雪 芳宣 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), S021-S021, 2007

    ...PPBは前中期に消失するが、PPBの存在していた位置で細胞板が親の細胞壁と接続するため、細胞板の挿入に必要な因子がPPBの位置に蓄積されると考えられている。PPBには古くから小胞が観察されている。最近のライブイメージングを用いた研究により、エキソサイトーシス小胞がこの蓄積に関わるという仮説は疑問視され始めている。...

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  • タバコパープルホスファターゼの機能

    海田 るみ, 菅原 聡子, 根来 加菜子, 林 隆久, 金子 堯子 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 248-248, 2007

    ...細胞分裂初期においてXXXGは細胞の中央部(細胞板が形成される位置)の細胞壁にバンド状に取り込まれた。細胞分裂後期から終期においてXXXGは細胞板に特異的に取り込まれた。間期では細胞の伸長方向と垂直な方向に繊維状に壁に取り込まれた。一方、キシログルカンは、細胞周期に関わらず常に細胞壁全体に均一に取り込まれた。...

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  • 微小管の動態解析から見えてきた細胞質分裂の分子機構

    村田 隆, 佐野 俊夫, 馳澤 盛一郎, 長谷部 光泰 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), S020-S020, 2007

    ...植物の細胞質分裂装置であるフラグモプラストは主に微小管からなる構造体で、膜小胞を輸送することにより細胞板の形成に働く。細胞中央部に形成されたフラグモプラストが細胞板を形成しながら細胞表面に向かって広がることにより細胞質分裂は進行する。...

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  • ゴルジ以降の分泌に関与するSCAMP-containing vesicle cluster (SVC)

    豊岡 公徳, 後藤 友美, 浅妻 悟, 松岡 健 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 424-424, 2007

    ...さらに、SVCがPMおよび細胞板と融合する像を得た。以上の結果から、SCAMPはTGN, SVC, PMに局在し、SVCはゴルジ以降の分泌に関与する新規オルガネラである。...

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  • ホウ素-ペクチン架橋形成に必須な遺伝子NpGUT1の細胞分裂過程における機能

    岩井 宏暁, 石井 忠, 酒井 愼吾, 佐藤 忍 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 373-373, 2007

    ...そこで、DEX誘導アンチセンスNpGUT1(GUT1A)形質転換タバコBY-2培養細胞を用いて、同調培養開始直後からDEXによるGUT1A誘導を行い20時間後に観察を行ったところ、細胞接着性が弱くなり単細胞化したBY-2細胞が約30%の割合で形成され、NpGUT1は細胞板形成に重要であることが考えられた。...

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  • 植物特異的キネシン様タンパク質API1は紡錘体、フラグモプラストの微小管を制御する

    日渡 祐二, 小原 真理, 藤田 知道, 村田 隆, 長谷部 光泰 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 517-517, 2006

    ...各々の一重遺伝子破壊系統は野生型との差異を示さなかったが、二重遺伝子破壊系統は不完全な細胞板の形成や多核化、及び細胞伸長の阻害と方向異常を示した。微小管制御への作用機作を調べるために、二重遺伝子破壊系統で微小管染色を行ったところ、紡錘体やフラグモプラストの形態異常が観察され、フラグモプラストでは中央部の細胞板形成領域が拡大していた。...

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  • タバコBY-2細胞の細胞質分裂時におけるアクチン繊維の機能解析

    林 朋美, 佐野 俊夫, 朽名 夏麿, 桧垣 匠, 馳澤 盛一郎 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 065-065, 2006

    ...一方、細胞板は激しく振動しながら発達する様子が観察されたが、アクチンの重合阻害剤であるビステオネライドAを用いてアクチン繊維を破壊したところ、細胞板の振動が抑制され、細胞板が細胞壁に融合するまでにより長い時間を要した。これらの結果から、細胞板の発達にアクチン繊維が関わることが示唆された。...

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  • 植物の有糸分裂と細胞質分裂を制御するMyb転写因子

    伊藤 正樹 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), S048-S048, 2006

    ...植物細胞のG2/M期には、特徴的な微小管構造体の出現や細胞板の形成を伴う細胞質分裂など、植物に特有な現象が古くから知られている。この時期の遺伝子発現を制御する仕組みを明らかにするために、タバコ培養細胞BY2の同調培養系を用いて研究を行ってきた。...

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  • ヒメツリガネゴケ原糸体における液胞・細胞質の局在制御機構の解析

    小田 祥久, 朽名 夏麿, 佐野 俊夫, 藤田 知道, 長谷部 光泰, 馳澤 盛一郎 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 347-347, 2006

    ...その結果、原糸体の先端、細胞板の発達部位、密集した葉緑体などの周辺において、液胞膜が複雑に突出・陥入し、細胞質が液胞と入り組むように分布していることが明らかになった。また、細胞骨格阻害剤によって、このような液胞と細胞質の分布に異常が生じることが判明した。...

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  • 植物の細胞質分裂に微小管枝分かれは関与するか?

    村田 隆, 長谷部 光泰 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 068-068, 2006

    ...植物細胞は細胞板形成によって細胞質分裂を行う。フラグモプラストは細胞板の材料を輸送する微小管複合体で、細胞質分裂の進行に伴い細胞中央から外縁に向かって広がる。新しい微小管が形成されることによりフラグモプラストが広がることが微小管脱重合阻害剤を用いた実験によって示されているが、その分子機構はわかっていない。...

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  • MICROTUBULE ORGANIZATION 1は紡錘体とフラグモプラストの形成に関与する

    河村 英子, Himmelspach Regina, Collings David, Wasteneys Geoffrey 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 710-710, 2005

    ...花粉において細胞板形成異常を示す<I>gemini1</I>変異体が<I>MOR1</I>の新しいアレルである事が判明し、本因子のフラグモプラスト形成への関与が示唆された<SUP>2</SUP>。本研究では<I>mor1-1</I>における根の細胞分裂過程を解析した。顕著な異常は紡錘体とフラグモプラストに認められ、それらの長さ/幅は野生型と比べて短かった。...

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  • ヒメツリガネゴケにおける液胞膜の可視化と液胞膜構造の解析

    小田 祥久, 藤田 知道, 長谷部 光泰, 馳澤 盛一郎 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 824-824, 2005

    ...また、タバコBY-2細胞では細胞板形成に伴って多数の細いチューブ状の液胞膜構造が現れることが示されている。本研究では、ヒメツリガネゴケを用いて液胞膜を可視化し、液胞の形態を解析した。われわれは特に、細胞の軸形成や分化への液胞の関与を探るために、ヒメツリガネゴケ・プロトプラストの不等分裂系において液胞の動態を追跡した。...

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  • 細胞分裂を制御する植物Auroraキナーゼの動態解析

    松永 幸大, 河邊 昭, 中川 勝之, 栗原 大輔, 米田 新, 馳澤 盛一郎, 内山 進, 福井 希一 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 169-169, 2005

    ...このほかに, AtAUR1のみが終期の細胞板に局在が見られた。AtAUR3は染色体凝縮の進行とともに, 核内に点状の局在を示し,中期には赤道面上に並列した。後期には分離した娘染色体全体に局在が観察された。以上の動態解析の結果から, AtAUR1とAtAUR2は紡錘体形成, AtAUR1は細胞板形成, AtAUR3は動原体形成に関与していることが示唆された。...

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  • フォトブリーチ法を用いたフラグモプラスト微小管の動態解析

    浅田 哲弘, 安原 裕紀, 祐村 恵彦 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 708-708, 2005

    ...細胞質分裂が娘核間で始まるのは、分裂装置であるフラグモプラストがその位置に出現するためであり、分裂が外側に向けておこるのは、細胞板成分の集積を担うフラグモプラスト微小管がその方向に分布を変化させるためである。...

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  • 植物細胞の細胞板形成におけるクラスリンの役割

    田原 寛, 五十嵐 久子, 横田 悦男, 矢尾 真樹, 橋本 隆, 新免 輝男 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 524-524, 2005

    ...クラスリンは細胞板形成において余分な膜成分の除去に関与している可能性が示唆されている。更に細胞板形成におけるクラスリンの役割を解析するために、タバコ培養細胞BY-2の細胞周期を同調し、各細胞周期におけるクラスリンの免疫染色を行った。クラスリンは分裂中期では紡錘体の極周辺に局在し、後期から徐々に細胞板の周辺に集積しはじめ、終期になると細胞板に局在するようになる。...

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  • 電子線トモグラフィーを使ったタマネギ分裂準備帯に存在する膜系の解析

    唐原 一郎 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2004 (0), S039-S039, 2004

    ...PPBは前中期に消失するが、PPBの存在していた位置に細胞板が挿入されるため、細胞板の挿入に必要な因子がPPBの位置に蓄積されると考えられている。PPBにおいては古くから輸送小胞が観察されている。PPBの発達や位置情報が蓄積される仕組みの解明には、これらの小胞を解析する必要がある。...

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  • 単細胞緑藻<I>Nannochloris bacillaris</I>のNbSepは細胞質分裂が起こる細胞の中央にリング状に局在する

    山崎 誠和, 野村 英雄, 岡田 悟, 河野 重行 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2004 (0), 146-146, 2004

    ...細胞質分裂は動物細胞と植物細胞でその機構が異なる.動物細胞では,アクチンとミオシンを主要な構成因子とする収縮環が分裂面で収縮し,細胞質が分裂する.高等植物では,細胞分裂面で細胞板が形成されることによって細胞質が分裂する.一方,単細胞緑藻類の細胞質分裂に関与する因子についてはほとんど知られていない.セプチンは,動物と菌類でのみ知られる細胞質分裂因子であり,細胞質分裂面に局在するGTPaseである.今回...

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  • YFP-tubulinを発現するBY-2細胞における細胞板のカロースの蓄積とフラグモプラスト微小管の分布変化

    廣井 良伸, 作田 宏平, 安原 裕紀 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2003 (0), 725-725, 2003

    ...しかし、フラグモプラスト微小管の脱重合と再重合を、細胞板形成の進行と調和させる機構は明らかにされていない。これまでに我々は、タバコ培養細胞BY-2において、細胞板でのカロース合成とフラグモプラスト中央部の微小管の脱重合がカフェイン処理により可逆的に阻害されることから、細胞板におけるカロース合成と微小管脱重合が密接な関係を持つことを示唆した。...

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  • 新しい電子顕微鏡技術で見えて来た分裂準備帯(preprophase band)の微細構造とその意味

    峰雪 芳宣, 唐原 一郎, Staehelin L. Andrew 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2003 (0), S31-S31, 2003

    ...分裂準備帯(preprophase band)は、高等植物のG2から前期に出現する、微小管が帯状に配向した構造で、将来細胞板が親の細胞壁と接続する細胞表層の領域(分裂面挿入予定位置division site)を分裂前に予言する。この微小管帯は前中期には消失してしまうが、細胞分裂の最後で細胞板は確実に分裂準備帯のいた位置を認識し、そこで親の細胞壁と接続する。...

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  • 被子植物に於ける雄性配偶體の研究

    吹田 信英 遺伝学雑誌 15 (2), 91-95, 1939

    ...花粉管内で起る雄原細胞の分裂は, これ迄屡々正常な有絲分裂ではないものとして取扱はれて來たが, 筆者の固定染色の方法及び生體連續觀察の方法による研究の結果, 少くとも <i>Crinum</i> 及び <i>Hippeastrum</i> の培養花粉管では, 通常の體細胞分裂と同樣紡錘體機構により核分裂が行はれ, 後, 細胞板が形成されて遂には2娘細胞の分離が起る事が明にされた。...

    DOI Web Site 被引用文献1件

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