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検索結果 125 件

  • 1 / 1

  • Optogeneticsによる細胞の局所的な脱力

    倉賀野 正弘 ファルマシア 58 (11), 1077-1077, 2022

    非筋細胞ミオシンII(NMII)が産生する収縮力は,細胞の遊走や分裂などの形態変化に必要不可欠である.NMIIは,種々のキナーゼにより調節軽鎖(MLC)がリン酸化されることで,細胞骨格であるF-actinを動かすモーターとして機能する.過去,様々なキナーゼ阻害薬が開発され,細胞運動研究の発展に寄与してきた.しかし,低分子化合物を細胞内の一部にのみ作用させることは極めて困難である.そこで近年では,…

    DOI 医中誌

  • ミオシンの光操作で明らかになった細胞質分裂における両極アクトミオシンの寄与

    山本 啓, 近藤 洋平 生物物理 62 (5), 285-287, 2022

    ...<p>光遺伝学は,高い時空間分解能で細胞機能を操作できる点で有用である.最近では,アクトミオシン収縮力の光操作を通じた細胞や組織のメカニクスの理解が盛んに試みられている.本稿では,我々が開発したアクトミオシン収縮力を弱める光遺伝学技術と,細胞質分裂中の表層張力の寄与の解明に向けた応用例を紹介する.</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献8件

  • PRIPによる細胞質分裂制御機構

    兼松 隆, 浅野 智志 日本薬理学会年会要旨集 92 (0), 1-P-093-, 2019

    <p>Phosphatidylinositol 4,5-bisphosphate [PI(4,5)P<sub>2</sub>] is an important molecule for the progression of cytokinesis and accumulates the cleavage furrow during cytokinesis. Here, we …

    DOI Web Site

  • チオ-ジメチルアルシン酸処理細胞における染色体数の長期的変化

    北 加代子, 立川 純平, 福島 伊久美, 本間 太郎, 鈴木 俊英 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), P-136-, 2019

    ...以上の結果から、thio-DMAで処理したV79は細胞質分裂に失敗し、倍数性を引き起こす可能性が示唆された。さらに、通常培地に置き換えることで細胞質分裂に失敗した細胞の生存を可能にし、特に42本前後の染色体数を持つ細胞は、比較的長く生存し続けることが判明した。</p>...

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  • ライブセルイメージングによる哺乳動物初期胚の質の評価

    山縣 一夫 日本毒性学会学術年会 46.1 (0), S18-4-, 2019

    ...その結果、例えば若齢マウス由来の胚では染色体分配や細胞質分裂に異常が見られ、さらに発生速度に胚ごとのばらつきが多く観察された。また、逆に高齢マウス由来胚では、排卵数に大きな低下がみられるものの、胚発生における染色体安定性やATP濃度に関しては大きな差が見られないことが明らかとなってきた。...

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  • 原発性免疫不全症と造血器腫瘍

    金兼 弘和, 星野 顕宏, 高木 正稔 臨床血液 59 (11), 2459-2467, 2018

    ...原発性免疫不全症における悪性腫瘍の発症メカニズムはさまざまであり,細胞傷害性リンパ球による腫瘍監視機構の欠陥,アポトーシスの異常,発がん性を有する物質に対する高感受性,病原体の排除遅延や炎症の持続活性化,細胞質分裂の異常,ウイルス感染細胞の制御不全,細胞周期の異常,遺伝毒性を有する物質に対する細胞応答の欠陥による。...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 多細胞藻類における一次細胞間連絡の形成

    長里 千香子, 寺内 真, 本村 泰三 顕微鏡 51 (3), 140-144, 2016-12-30

    ...および原形質連絡の出現時期が不明だったことから,電子線トモグラフィー解析を含めた微細構造観察を行った.その結果,中心体から伸びる微小管が交差する領域が細胞質分裂面となり,その予定域にゴルジ小胞と平板小嚢と呼んでいる扁平な膜構造が出現し,それらが融合することで隔壁が細胞膜内部より遠心的に発達し,親細胞壁に到達することが示された.また,原形質連絡は細胞質分裂時に形成されることが確認された....

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  • 低加速電圧電界放出形走査電子顕微鏡法で撮影した<i>Cyanophora paradoxa</i>の細胞質分裂

    高橋 紀之 PLANT MORPHOLOGY 28 (1), 0-0, 2016

    <i>Cyanophora paradoxa</i> CCAP 981/1 の遊泳細胞を四酸化オスミウムとグルタールアルデヒドで二重固定し,脱水・臨界点乾燥して試料を作成した.薄くオスミウムコートした試料を超高分解能電界放出形走査電子顕微鏡(FE-SEM, 日立ハイテクデモルームSU8020 利用)で観察した.低加速電圧で観察すると,細胞表面は嶺で囲まれた模様で覆われていた.粘液状物質を放出する…

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  • 隔膜形成体の拡大機構

    村田 隆 PLANT MORPHOLOGY 26 (1), 53-58, 2014

    ...植物細胞は細胞板を形成することにより分裂する.細胞板は細胞質分裂装置である隔膜形成体の中でつくられる.隔膜形成体は微小管を含む細胞骨格複合体で,細胞膜に向かって拡大することにより細胞質分裂は進行するが,その分子機構はわかっていない.筆者らは,隔膜形成体の微小管の配列様式と動態を解析し,その拡大機構を明らかにした.本総説では隔膜形成体の拡大機構について解説する....

    DOI Web Site 参考文献30件

  • 新規抗がん剤創製を指向したストロンギロフォリンアナログの合成研究

    内山 大貴, 及川 侑也, 石川 裕一, 及川 雅人 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Poster44-, 2014

    ...これは細胞運動・接着・細胞質分裂などの細胞反応の調節分子であるRhoタンパクに依存する細胞の浸潤抑制活性を持つことから、がんの転移阻害剤としての可能性を有している<sup>3)</sup>。</p><p> このようにstrongylophorine類は、その構造の類似性にも関わらず多様な生物活性を有しており、非常に興味深い天然有機化合物群である。...

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  • Loss of a Rho-Regulated Actin Nucleator, mDia2, Impairs Cytokinesis during Mouse Fetal Erythropoiesis

    渡邉, 定則, DeZan, Tihana, Ishizaki, Toshimasa, Yasuda, Shingo, Kamijo, Hiroshi, Yamada, Daisuke, Aoki, Tomohiro, Kiyonari, Hiroshi, Kaneko, Hiroshi, Shimizu, Ritsuko, Yamamoto, Masayuki, Goshima, Gohta, 成宮, 周 Cell Reports 5 (4), 926-932, 2013-11-27

    The small GTPase Rho and mDia2, a Rho-regulated actin nucleator, function as critical regulators of cytokinesis in cultured cells. However, their involvement in cytokinesis during mammalian …

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  • マウス初期胚におけるヒストンメチル化酵素Smyd3の役割について

    野澤 佑介, 鈴木 伸之介, 塚本 智史, 金子 武人, 今井 裕, 南 直治郎 日本繁殖生物学会 講演要旨集 105 (0), 1103-, 2012

    ...Smyd3抑制胚の中には,有糸分裂は行われるが細胞質分裂に異常が見られるものや,様々な時期で発生が遅延あるいは停止しているものが観察され,胚盤胞期胚までの発生率が有意に低いことが示された。以上の結果から,Smyd3はマウス初期胚の発生に重要な役割を持つことが示唆された。<br>...

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  • 2.赤芽球脱核のメカニズム

    鵜生川 久美, 澤田 賢一 日本内科学会雑誌 101 (7), 2002-2009, 2012

    ...哺乳類の赤芽球は脱核して赤血球となるが,脱核の生理的意義は不明である.生体内では,赤芽球の分化増殖,脱核後の核貪食などにマクロファージが深く関与している.近年,遺伝子導入技術の発達を背景に,脱核の機序として細胞質分裂や小胞輸送,核濃縮などに関連する分子が次々と明らかになってきている.本稿では,これらの脱核に関与する分子を中心に,赤芽球脱核のメカニズムについて紹介する.<br>...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献33件

  • フラグモプラストにおける微小管脱重合勾配の検出とその役割

    村田 隆, 野中 茂紀, 佐野 俊夫, 馳澤 盛一郎, 長谷部 光泰 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0218-0218, 2011

    ...陸上植物の細胞質分裂においては、娘染色体の間に形成された細胞板が拡大し細胞が2つに分かれる。細胞板の拡大は細胞の増殖に必須の過程であるにもかかわらず、拡大の分子機構はわかっていない。細胞板はフラグモプラストと呼ばれる微小管複合体中で形成され、重合脱重合の繰り返しによる微小管の更新が細胞板の拡大に関与すると考えられている。...

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  • オーロラキナーゼによる発生分化調節機構のイメージング解析

    松永 幸大, 栗原 大輔, 大村 知広, 浅田 拓也, 万代 文子, 福井 希一 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0640-0640, 2011

    ...オーロラキナーゼは細胞分裂におけるチェックポイント制御、染色体分配、細胞質分裂などに関与していることが明らかになっている。特に、ヒト細胞における高発現はガンを誘発するため、そのキナーゼ阻害物質は有力な制癌剤候補である。我々はタバコ培養細胞を用いて、植物のオーロラキナーゼが染色体動原体領域に局在し、染色体動態を制御することを明らかにした。...

    DOI

  • 神経幹細胞における選択的染色体分配に対する放射線影響

    原條 靖之, 白石 一乗, 原 正之, 児玉 靖司 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2011 (0), 242-242, 2011

    ...その後、細胞質分裂を阻害して2核細胞を形成させ、それぞれの核のEdUラベルを蛍光量で比較して染色体の分配比率を解析することにより、選択的染色体分配がみられる細胞を検出した。 【結果と考察】  2つ核の蛍光強度が明らかに片寄っている場合、選択的染色体分配であると判断した。非照射NS細胞では、1.2%の細胞が選択的に染色体を分配していた。...

    DOI 医中誌

  • 膀胱癌における中心体複製異常の臨床的意義

    松山 豪泰 山口医学 59 (1), 9-15, 2010

    ...【結果】培養細胞を用いた基礎検討結果より1)中心体複製異常細胞株の定義は中心体複製異常細胞が全体の5%以上を占めること,2)20番染色体13.2領域のコピー数増加は複製異常細胞株に特異的な変化であり,同領域上に存在する<i>Aurora-A</i>(中心体の成熟化や細胞質分裂を調節するキナーゼタンパクをコード)のコピー数増加および同タンパクの過剰発現が中心体複製異常株でみとめられること,3)これまで...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献25件

  • タバコBY-2細胞におけるCHドメインを持つキネシン様タンパク質の機能解析

    安原 裕紀, 川本 怜奈, 榊本 満里奈, 宮本 怜, 濱下 知子, 浅田 哲弘 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0583-0583, 2010

    ...植物細胞における主な細胞骨格である微小管とアクチン繊維は、細胞質糸、プリプロフェーズバンド、フラグモプラストなどにおいて、近接して存在することから、両者の相互作用が核のポジショニングや細胞質分裂の制御に重要な役割を果たすことが予想される。高等植物は非常に多種類のキネシン様蛋白質を持つことが知られている。...

    DOI

  • 植物細胞分裂に関わるMAPキナーゼ経路の標的タンパク質PATL2の解析

    鈴木 孝征, 高原 詠子, 松嶋 千幸, 町田 泰則 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0415-0415, 2010

    ...そこでリン酸化タンパク質の網羅的な解析を行い、植物細胞質分裂を制御するMAPキナーゼの標的の同定を試みてきた。一連の解析の結果SEC14ドメインを持つPATL2がMAPキナーゼによりリン酸化されることが分かった。SEC14ドメインの機能は明らかとなっていないことが多いが、リン脂質の代謝や結合を通じて小胞の形成または融合に関わると考えられている。...

    DOI

  • DNA修復因子FANCD2による中心体制御機構の解析

    山中 美果, 島田 幹男, 小林 純也, 小松 賢志 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2010 (0), 223-223, 2010

    ...複製異常や細胞質分裂の失敗により生じる中心体の過剰状態は多極紡錘体の原因となり、染色体の不等分配を引き起こす。正常な細胞分裂を制御するこの中心体は、L字型に配置した2つの中心小体と、それを取りまくように中心周辺物質(pericentriolar material : PCM)から構成される。...

    DOI 医中誌

  • 分裂酵母のアクチン細胞骨格に関する微細構造学的解析

    釜崎 とも子, 高木 智子, 馬渕 一誠, 大隅 正子 顕微鏡 44 (3), 179-184, 2009-09-30

    ...<p>アクチン細胞骨格は,細胞の極性成長や細胞質分裂などの生命活動の基盤として重要である.分裂酵母は,アクチン細胞骨格の形成機構や役割を研究するための優れたモデル系である.分裂酵母のアクチン細胞骨格は,主に蛍光顕微鏡によって解析されており,パッチ,ケーブル,リングの3種の構造として観察されるが,その微細構造はほとんど可視化されていなかった.最近,我々は加圧凍結固定法および免疫電子顕微鏡法によって,3...

    DOI Web Site 医中誌

  • 細胞分裂面決定機構と分裂シグナルのライブイメージング

    上条 桂樹 顕微鏡 44 (2), 135-138, 2009-06-30

    ...<p>細胞質分裂は,染色体間の細胞表層に収縮環が形成されて,その収縮によって細胞がくびれることで進行する.紡錘体を構成する微小管が分裂面を決定し収縮環形成を導く“分裂シグナル”を供給すると考えられてきたが,その分子的実体は長く不明のままだった.本稿では,Rhoとその調節因子複合体が,分裂シグナルの分子的実体として働くことを論じるとともに,ライブイメージングによる分裂シグナルの可視化について紹介する....

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  • 植物細胞質分裂に関わるMAPキナーゼ経路の標的タンパク質PALT2の解析

    鈴木 孝征, 松嶋 千幸, 西村 慎吾, 町田 泰則 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0136-0136, 2009

    ...これらのことからPATL2は細胞質分裂中にフラグモプラストに局在し、そこでMAPキナーゼによりリン酸化されることが推測された。そしてそのことがリン脂質の代謝を制御し、小胞の形成・融合を促進している可能性が考えられた。...

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  • シロイヌナズナにおいて細胞質分裂を制御する MAPKの探索

    幸節 健, 征矢野 敬, 高橋 裕治, 町田 泰則 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0715-0715, 2009

    ...しかし、<I>atmpk4</I>変異体は致死ではないことから、他に細胞質分裂を制御するMAPKがあることが予想される。今回はその候補として <I>atmpk11</I>、<I>atmpk13</I>変異体ついて報告する。...

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  • マウスニューロスフェア形成細胞を用いた選択的染色体分配の検証

    東田 みずき, 白石 一乗, 堀口 亮, 原 正之, 児玉 靖司 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2009 (0), 114-114, 2009

    ...そこで、本研究では神経幹細胞の存在割合を濃縮によって高くし、さらに細胞質分裂を止めた2核細胞を対象として選択的染色体分配について解析した。<br>【材料と方法】<br>ICRマウス胎児から線維芽細胞、また、胎児脳から神経幹細胞を含むニューロスフェア形成細胞を分離して培養系に移した。...

    DOI 医中誌

  • 26Sプロテアソーム機能と葉のサイズ制御機構

    佐古 香織, 佐藤 長緒, 園田 裕, 池田 亮, 山口 淳二 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), S0040-S0040, 2008

    ...こうした巨大化は,細胞質分裂を伴わないDNA複製であるエンドリデュプリケーションの過剰促進によって核内DNA量が増大したことに起因していた。現在,この原因について遺伝学的および生化学的解析を行っている。研究成果をもとに,プロテアソームが関与する植物の細胞・葉サイズの決定機構について議論したい。...

    DOI

  • 植物Auroraキナーゼ阻害による体細胞分裂の染色体動態変化

    松永 幸大, 栗原 大輔, 内山 進, 福井 希一 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0380-0380, 2008

    ...動物細胞においては、中心体成熟、染色体動態、細胞質分裂などの細胞分裂過程に関与する。ガン細胞においては過剰発現することから、Auroraキナーゼ阻害剤は制ガン剤として開発が進められている。植物のAuroraキナーゼは、体細胞分裂期に紡錘体や細胞板に局在するタイプIと、染色体動原体領域に局在するタイプIIに大別される。しかし、植物細胞分裂における機能は不明である。...

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  • シロイヌナズナ AtMPK4 MAPKは ANQ1/AtMKK6 MPKKの下流で機能し、細胞質分裂を制御する。

    幸節 健, 征矢野 敬, 高橋 裕治, 笹部 美知子, 町田 泰則 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0377-0377, 2008

    ...我々は、MAPKカスケードの構成因子が、植物細胞の細胞質分裂に必須であることを明らかにしている。タバコの NPK1 MAPKKKは、キネシン様タンパク質 NACK1と結合して活性化され、その下流因子として NQK1 MAPKK、NRK1 MAPKを同定した。...

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  • 微小管構築のライブイメージ解析

    村田 隆 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), S0017-S0017, 2008

    ...間期の細胞に形成される表層微小管列は新たに合成されるセルロース微繊維の方向を制御し、細胞質分裂時に形成される隔膜形成体は細胞板形成に働く。これらの微小管構造の構築機構を理解するためには微小管構造中で個々の微小管がどのように生じ、配列するかを明らかにする必要があるが、固定した細胞の観察のみから個々の微小管の挙動を推測することは難しい。...

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  • 植物細胞質分裂に関わるMAPキナーゼ経路の標的タンパク質PALT2の解析

    鈴木 孝征, 西村 慎吾, 町田 泰則 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0378-0378, 2008

    ...本研究では植物細胞質分裂を制御するMAPK経路の標的となり、リン酸化されるタンパク質を網羅的に同定することを試みた。<br> 細胞質分裂を制御するMAPK経路のシロイヌナズナの構成因子の変異株からリン酸化タンパク質を精製し、野生型株との比較を行うことでMAPK経路の標的タンパク質の同定を試みた。その結果、酵母Sec14pと類似のアミノ酸配列を持つPATL2を同定した。...

    DOI

  • サイクリン依存性キナーゼによる植物細胞質分裂の制御

    笹部 美知子, 町田 千代子, 町田 泰則 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0376-0376, 2008

    ...細胞質分裂は、細胞を二つに分離する多段階で複合的な反応過程である。植物の細胞質分裂は、微小管を主成分とするフラグモプラストと呼ばれている細胞質分裂装置の中で起こる。キネシン様タンパク質(NACK)と MAP キナーゼカスケードからなる NACK-PQR 経路は、このような植物の細胞質分裂のキーとなっている反応系である。...

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  • シロイヌナズナ26SプロテアソームサブユニットRPT2aとRPT5aの解析

    佐古 香織, 園田 裕, 眞木 祐子, 佐藤 長緒, Goto Derek, 山本 宏子, 池田 亮, 山口 淳二 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2008 (0), 0382-0382, 2008

    ...こうした巨大化は細胞質分裂を伴わないDNA複製であるエンドリデュプリケーションの過剰促進によって、核内DNA量が増大したことに起因していた。<br>以上の結果から、RPT2aとRPT5aが同一の複合体を形成する可能性があると考え、遺伝学的および生化学的解析を行っている。研究成果をもとに、プロテアソームが関与する植物の細胞サイズの決定機構について議論したい。...

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  • DNA修復因子MRE11における中心体制御の役割

    寒河江 瑠里, 島田 幹男, 小林 純也, 小松 賢志 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2008 (0), 137-137, 2008

    ...複製異常や細胞質分裂の失敗によって生じる中心体の過剰状態は多極紡錘体の原因となり、染色体の不等分配を起こす。よって、中心体の数の制御は染色体分配の重要なポイントである。放射線を照射した細胞では中心体の過剰複製が起こるといった現象が報告されている。また、最近ではDNA損傷応答に関わるBRCA1が染色体の維持に重要である事が報告され、他にも多数のDNA修復因子が中心体に局在することがわかってきている。...

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  • DNA修復因子NBS1の中心体維持における役割

    島田 幹男, 寒河江 瑠里, 小林 純也, 小松 賢志 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2008 (0), 98-98, 2008

    ...複製異常や細胞質分裂の失敗による生じる中心体の過剰状態は多極紡錘体の原因となり、染色体の不等分配を起こす。よって、中心体の数の制御は染色体分配の重要なポイントであるといえる。放射線を照射した細胞では中心体の過剰複製が起こるといった現象が報告されている。...

    DOI 医中誌

  • マウス栄養膜巨細胞への分化にFzr1遺伝子が関与する

    小川 英彦, Dave Natale, Martha Hughes, James Cross, 河野 友宏 日本繁殖生物学会 講演要旨集 101 (0), 569-569, 2008

    ...栄養膜細胞が有糸分裂により細胞増殖を行う一方、エンドリデュプリケーションと呼ばれる細胞質分裂と核分裂を伴わずにDNA複製する細胞周期へ移行することにより、栄養膜巨細胞が生ずることが知られている。しかし、栄養膜細胞のエンドリデュプリケーションへの移行のメカニズムについては明らかではない。...

    DOI

  • 植物細胞質分裂に関わるMAPキナーゼ経路の標的タンパク質の同定と解析

    鈴木 孝征, 西村 慎吾, 町田 泰則 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 746-746, 2007

    ...本研究では植物細胞質分裂を制御するMAPK経路の標的となり、リン酸化されるタンパク質を網羅的に同定することを試みた。<br><br>細胞質分裂を制御するMAPK経路のシロイヌナズナの構成因子の変異株はいずれも細胞質分裂の異常や短い根などの表現型を示す。これらの変異株からリン酸化タンパク質を精製し野生型株との比較を行うことでMAPK経路の標的タンパク質の同定を試みた。...

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  • 緑藻クレブソルミディウムのマイクロボディの分裂と分配

    箸本 春樹, 本田 稔 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 752-752, 2007

    ...の初期には開始していなかった.従って,MBの分裂は細胞質分裂の完了と同時かその直前に行われると考えられる.細胞分裂後,核が細胞の端から中心小体対を伴って中央にもどる際に,MBもその一端が中心小体対に近接した状態で中央に戻るとともに,細胞の短軸方向に向きを変えた.細胞周期全体においてMBは中心小体対と常に近接しており,また分裂期においては多数の微小管がMBに沿うように配置していた.以上の観察結果は,MB...

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  • DNA修復因子NBS1の中心体維持における新規役割

    島田 幹男, 小林 純也, 小松 賢志 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2007 (0), 163-163, 2007

    ...複製異常や細胞質分裂の失敗による生じる中心体の過剰状態は多極紡錘体の原因となり、染色体の不等分配を起こす。よって、中心体の数の制御は染色体分配の重要なポイントであるといえる。放射線を照射した細胞では中心体の過剰複製が起こるといった現象が報告されている。...

    DOI 医中誌

  • タバコBY-2細胞におけるRNAiによるTMBP200の発現抑制がプロトプラスト由来細胞の伸長に及ぼす効果

    安原 裕紀 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 768-768, 2007

    ...これらの株では、紡錘体やフラグモプラスト微小管の配列が大きく乱れ、有糸分裂、細胞質分裂が正常に行われなかった。一方、間期の細胞では、TMBP200の発現抑制により表層微小管の消失や断片化などの大きな異常は認められず、またTMBP200の欠乏下においても、表層微小管はプロピザミド処理による破壊から、その除去後に回復した。...

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  • 微小管の動態解析から見えてきた細胞質分裂の分子機構

    村田 隆, 佐野 俊夫, 馳澤 盛一郎, 長谷部 光泰 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), S020-S020, 2007

    ...植物の細胞質分裂装置であるフラグモプラストは主に微小管からなる構造体で、膜小胞を輸送することにより細胞板の形成に働く。細胞中央部に形成されたフラグモプラストが細胞板を形成しながら細胞表面に向かって広がることにより細胞質分裂は進行する。...

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  • 細胞質分裂を制御する2型ユビキチン様タンパク質PUBLsの作用機作

    日渡 祐二, 藤田 知道, 村田 隆, 長谷部 光泰 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 285-285, 2007

    微小管は細胞分裂と伸長を制御する中心的因子の1つであり、微小管制御機構の解明は細胞形態変化と高次発生過程の関係を理解する上で必要である。我々がヒメツリガネゴケから単離した姉妹遺伝子<I>PUBL1</I>、<i>PUBL2</I>は分裂細胞に特異的に発現し、微小管の配向制御を介して正常な細胞分裂と伸長に必須な機能を持つ。これらの遺伝子はユビキチン様モチーフを持つII型ユビキチン様タンパク質をコー…

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  • シロイヌナズナにおける26Sプロテアソームサブユニット欠損変異体の解析

    佐古 香織, 園田 裕, 山崎 直子, 佐藤 長緒, 山本 宏子, 池田 亮, 山口 淳二 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2007 (0), 284-284, 2007

    ...AtRPT2a欠損変異体(Atrpt2a)は顕著な器官の巨大化を示し、これは細胞質分裂を伴わないDNA複製であるエンドリデュプリケーション(ERD)の過剰促進によって核内DNA量が増大したことに起因していた。Atrpt2aにおけるこのような過剰なERDは細胞周期制御の異常に起因すると推測された。...

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  • タバコBY-2細胞の細胞質分裂時におけるアクチン繊維の機能解析

    林 朋美, 佐野 俊夫, 朽名 夏麿, 桧垣 匠, 馳澤 盛一郎 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 065-065, 2006

    ...植物の細胞質分裂は微小管からなるフラグモプラスト構造内で細胞板が遠心的に形成され、細胞板が親細胞の細胞壁と融合することで完了する。この時期のアクチン繊維は微小管と似たフラグモプラスト様構造をとることが知られていたが、その詳細な構造や機能は明らかではない。...

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  • 植物の有糸分裂と細胞質分裂を制御するMyb転写因子

    伊藤 正樹 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), S048-S048, 2006

    ...2個存在するA-type <I>Myb</I>遺伝子の二重変異体の表現型や遺伝子発現の解析から、これらのMybが細胞質分裂を正に制御する転写活性化因子であることを明らかにした。またA-type Mybによる細胞質分裂の制御は主として<I>KNOLLE</I>遺伝子の転写活性化を通じてなされていることを遺伝学的な相互作用の解析から明らかにした。...

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  • タバコBY-2細胞におけるGFP-TMBP200融合タンパク質の発現

    安原 裕紀, 大江 祐樹 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 671-671, 2006

    ...MOR1/GEM1は、細胞質分裂において重要な役割を果たすと考えられているが、その詳細は明らかにされていない。我々はTMBP200の機能ドメインとその細胞分裂における役割を明らかにすることを目指して、TMBP200の様々な部分断片とGFPの融合ポリペプチドをBY-2細胞内で発現させることを試みている。...

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  • 植物細胞質分裂に関わるMAPキナーゼの標的タンパク質の網羅的解析

    鈴木 孝征, 町田 泰則 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 516-516, 2006

    ...AtCDC48Aタンパク質はフラグモプラストに局在することなどから、この結果はMAPキナーゼ経路がどのようにして細胞質分裂を制御しているかという疑問に新しい知見を与えるものと期待される。...

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  • タバコBY-2細胞の分裂時におけるアクチン繊維の動態と細胞板形成における役割

    桧垣 匠, 朽名 夏麿, 林 朋美, 佐野 俊夫, 馳澤 盛一郎 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 066-066, 2006

    ...さらに、蛍光試薬FM4-64により細胞質分裂時の膜輸送系を可視化したところ、アクチン繊維に沿って動くエンドソームが観察された。さらに、FM4-64は形成中の細胞板に一過的に蓄積したが、アクチン繊維を破壊したところ、細胞板におけるFM4-64の蛍光輝度が減少した。これらの解析結果から、細胞板形成におけるアクチン繊維の役割について考察する。...

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  • 植物の細胞質分裂に微小管枝分かれは関与するか?

    村田 隆, 長谷部 光泰 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2006 (0), 068-068, 2006

    ...植物細胞は細胞板形成によって細胞質分裂を行う。フラグモプラストは細胞板の材料を輸送する微小管複合体で、細胞質分裂の進行に伴い細胞中央から外縁に向かって広がる。新しい微小管が形成されることによりフラグモプラストが広がることが微小管脱重合阻害剤を用いた実験によって示されているが、その分子機構はわかっていない。...

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  • 膀胱がん細胞における放射線照射後の小核形成、多核化、核変形の原因について

    川村 研二 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2006 (0), 216-216, 2006

    ...【はじめに】 不完全な分裂による細胞の多核化は、細胞の有糸分裂過程の最終段階で核の分裂が終了した後引き続いて起こる細胞質分裂が阻害されることによって起こる。中心体複製周期は厳密にコントロールされており,その調節機構の破綻が中心体過剰複製の原因となる。放射線照後に核変形が生じる原因について検討した。...

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  • 日本植物生理学会奨励賞<br>高等植物の細胞周期におけるG2/M期転写制御機構

    伊藤 正樹 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), A2-A2, 2005

    ...3RMybの遺伝子破壊株は細胞質分裂、核分裂、分裂面決定などのG2/M期に起こる事象の異常が原因と考えられる表現型を示した。培養系を用いた分子生物学で明らかにしてきたG2/M期転写制御機構が遺伝学的にも正しいことが明らかになってきた。...

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  • マウス初期胚で発現するrhophilin-2遺伝子の機能解析に関する研究

    松岡 俊樹, 園 洋平, 松本 和也, 天野 朋子, 安斎 政幸, 三谷 匡, 加藤 博己, 細井 美彦, 佐伯 和弘, 入谷 明 日本繁殖生物学会 講演要旨集 98 (0), 16-16, 2005

    ...低分子量タンパクRhoの標的因子の中には細胞質分裂への関与が報告されていることから、Rhophilin-2タンパク質はマウス初期胚でも極めて初期の1細胞期、2細胞期における細胞分裂において、GABARAPタンパク質と相互作用し機能している可能性が示唆された。...

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  • 単分子スペックル顕微鏡がみせるアクチン重合の細胞内分子キネティクス

    渡邊 直樹 日本薬理学雑誌 125 (2), 103-108, 2005

    ...アクチン細胞骨格系は細胞表層の形態を制御し,遊走,細胞質分裂,細胞間のネットワーク構築などに重要な役割を果たす.細胞内のアクチンは数十秒単位で重合,脱重合を繰り返すが,その詳細をリアルタイムで捉えることは困難であった.筆者は,蛍光スペックル顕微鏡を改良し,標識体の濃度を下げることで,蛍光標識アクチンが生きた細胞内で一分子ごとに可視化できることを見出した.細胞骨格のように比較的ゆっくり,秒の単位で改編...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献32件

  • 細胞分裂を制御する植物Auroraキナーゼの動態解析

    松永 幸大, 河邊 昭, 中川 勝之, 栗原 大輔, 米田 新, 馳澤 盛一郎, 内山 進, 福井 希一 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 169-169, 2005

    ...動物のAuroraキナーゼは, 中心体の成熟や紡錘体形成に関わるAurora-Aキナーゼ, 染色体の整列や分離および細胞質分裂を制御するAurora-Bキナーゼ,そしてAurora-Cキナーゼの3種に分類されている。...

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  • フォトブリーチ法を用いたフラグモプラスト微小管の動態解析

    浅田 哲弘, 安原 裕紀, 祐村 恵彦 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2005 (0), 708-708, 2005

    ...細胞質分裂が娘核間で始まるのは、分裂装置であるフラグモプラストがその位置に出現するためであり、分裂が外側に向けておこるのは、細胞板成分の集積を担うフラグモプラスト微小管がその方向に分布を変化させるためである。...

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  • In vivoにおけるマウス卵母細胞の死の形態

    Lim, E.A., Choi, T.S. The Journal of reproduction and development 50 (2), 179-183, 2004-04

    ...若齢雌マウスにhCG処理した後、経時的に卵管から卵母細胞を回収し、形態学的にI型(核分裂、細胞質分裂のない単細胞の非活性型卵母細胞)、II型(単細胞、2細胞あるいは4細胞の活性型卵母細胞)、III型(崩壊卵母細胞)およびIV型(死卵母細胞)に分類した。時間経過とともにI型が減少し、IV型が増加した。しかしII型もIII型も増加しなかった。...

    日本農学文献記事索引

  • 細胞質分裂を正に制御するシロイヌナズナANR1 MAP キナーゼの同定

    征矢野 敬, 高橋 祐治, 笹部 美知子, 北村 さおり, 町田 泰則 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2004 (0), 148-148, 2004

    我々は、NPK1 MAPKKK、NQK1 MAPKK、NRK1 MAPKを構成因子としたタバコのMAPKカスケードを同定している。このカスケードは、NPK1がNACK1キネシン様タンパク質と結合することによって、細胞周期M期後半に活性化される。この経路をNACK-PQRと提唱している。NACK1/NPK1複合体及びNQK1は隔膜形成体に局在しており、これらの機能を阻害したタバコやこれらのシロイヌ…

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  • 単細胞緑藻<I>Nannochloris bacillaris</I>のNbSepは細胞質分裂が起こる細胞の中央にリング状に局在する

    山崎 誠和, 野村 英雄, 岡田 悟, 河野 重行 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2004 (0), 146-146, 2004

    ...細胞質分裂は動物細胞と植物細胞でその機構が異なる.動物細胞では,アクチンとミオシンを主要な構成因子とする収縮環が分裂面で収縮し,細胞質が分裂する.高等植物では,細胞分裂面で細胞板が形成されることによって細胞質が分裂する.一方,単細胞緑藻類の細胞質分裂に関与する因子についてはほとんど知られていない.セプチンは,動物と菌類でのみ知られる細胞質分裂因子であり,細胞質分裂面に局在するGTPaseである.今回...

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  • Rho情報伝達経路とその生理的意義

    石崎 敏理 日本薬理学雑誌 121 (3), 153-162, 2003

    ...低分子量GTP結合タンパク質Rhoはアクチン細胞骨格の再編成を介し,細胞運動·接着·細胞質分裂などおおくの細胞反応の調節分子として機能している.Rhoは,他のGTP結合タンパク質と同様に,刺激に応答して,活性型(GTP結合型)となり下流の分子に情報を伝達し,これら多くの細胞反応を調節している.近年,Rho標的タンパク質の同定に伴い,その細胞内情報伝達機構が明らかにされた.また,Rho標的タンパク質の...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献1件 参考文献60件

  • 植物の細胞質分裂の制御に関わるMAPキナーゼカスケードと微小管の構築

    町田 泰則, 征矢野 敬, 石川 雅樹, 荒木 智史, 伊藤 正樹, 伊藤 真弓, 北村 さおり, 高橋 裕治, 西浜 竜一 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2003 (0), S32-S32, 2003

    ...また、種々の手法によりNQK1 の働きを抑制すると、細胞質分裂の停止や植物の成長阻害が見られた。したがって、NQK1 は、NPK1 と同様に、植物細胞の細胞質分裂を制御する因子であると考えられる。また、これらの因子の活性化は、フラグモプラスト微小管の構築と深く関わっていると考えられる。<br>参考文献<br>1....

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  • ゼニゴケ(<I>Marchantia polymorpha</I>)の<I>MpftsZ2</I>遺伝子過剰発現による葉緑体の巨大化と成育抑制

    荒木 裕子, 滝尾 進, 小野 莞爾, 高野 博嘉 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2003 (0), 320-320, 2003

    ...FtsZタンパク質は原核生物の細胞質分裂面で機能する分裂リングの主要構成分子である。高等植物ではFtsZには2つのタイプが存在し、それぞれが葉緑体分裂に関与している。我々は苔類ゼニゴケから葉緑体型の<I>ftsZ</I>遺伝子の単離を試み、<I>MpftsZ1</I>、<I>MpftsZ2</I>の2つを得た。ノーザン解析は両遺伝子が転写されていることを示した。...

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  • 免疫抑制薬感受性と温度感受性を示す分裂酵母its4変異体の単離と解析

    野村, 英明, 伊藤, 優美, 喜多, 綾子, 杉浦, 麗子 神戸大学医学部紀要 62 (3/4), 151-157, 2002-03

    ...its4^+変異体は, 高温下あるいはFK506存在下で著しい細胞質分裂異状を示すが, 恒常的活性化型のCNを発現させると部分的に細胞質分裂異状が回復する。以上の結果から, 分裂酵母においてCNとlts4が細胞増殖のみならず, 細胞質分裂においても必須機能をシェアすること, さらにlts4蛋白質はCキナーゼを介するシグナル伝達経路においても機能する可能性が示唆された。...

    HANDLE 医中誌

  • 免疫抑制薬感受性と温度感受性を示す分裂酵母its4変異体の単離と解析

    野村 英明, 伊藤 優美, 喜多 綾子, 杉浦 麗子 神戸大学医学部紀要=Medical journal of Kobe University 62 (3), 151-157, 2002-03

    ...its4^+変異体は, 高温下あるいはFK506存在下で著しい細胞質分裂異状を示すが, 恒常的活性化型のCNを発現させると部分的に細胞質分裂異状が回復する。以上の結果から, 分裂酵母においてCNとlts4が細胞増殖のみならず, 細胞質分裂においても必須機能をシェアすること, さらにlts4蛋白質はCキナーゼを介するシグナル伝達経路においても機能する可能性が示唆された。...

    機関リポジトリ

  • 酵母の超微構造学を求めて

    大隅 正子 PLANT MORPHOLOGY 14 (1), 54-67, 2002

    Summary: The ultrastructure of yeast cells was first studied in 1957 and the techniques used since then have advanced greatly; an overview of the methods is first presented in this minireview. We …

    DOI 被引用文献1件

  • 分裂酵母モデル系を用いたカルシニューリンの機能解析

    杉浦 麗子 日本薬理学雑誌 119 (3), 155-161, 2002

    ...ERKと相同な経路であるPmk1 MAPキナーゼ経路と拮抗的にCl<sup>−</sup>ホメオスタシスを制御することを明らかとした.さらに分裂酵母CN遺伝子をノックアウトしても致死ではないことに着眼し,CN遺伝子破壊と合成致死になる変異体のスクリーニングを行った.その結果,分裂酵母CN遺伝子は,phosphatidylinositol-4-phosphate 5-kinaseなどの遺伝子とともに,細胞質分裂...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献35件

  • コルセミド処理された家蚕精母細胞における染色体の行動とネーベンケルン形成

    山舗 直子, 岩本 宏美, 福光 洋, 川村 直子 日本蚕糸学会 学術講演会 講演要旨集 jsss72 (0), 104-104, 2002

    ...微小管形成阻害剤であるコルセミド処理下にある第1精母細胞あるいは第2精母細胞では、そのどちらにおいても染色体の分離が阻害され、結果的に細胞質分裂と軸糸の分配が抑制される。やがて個々の染色体の周囲に核膜が形成されて多数の小核を生じ、細胞中のすべてのミトコンドリアは減数分裂終了後に見られるように巨大な集合体であるネーベンケルンを形成する。...

    DOI

  • カルシニューリン欠損を相補する新規RNA結合蛋白質の単離と機能解析

    前川, 勝英, 喜多, 綾子, 伊藤, 優美, 杉浦, 麗子 神戸大学医学部紀要 62 (1/2), 11-16, 2001-12

    ...分裂酵母において, CN遺伝子を破壊しても致死ではないが, 細胞質分裂・CI^-ホメオスタシスの異常を示す。我々は, CN遺伝子破壊株のCI^-超過感受性を指標にしたスクリーニングを行い, 過剰発現することにより, CN欠損を相補することの出来る遺伝子 (多コピー抑圧遺伝子) を単離した。...

    HANDLE 医中誌

  • カルシニューリン欠損を相補する新規RNA結合蛋白質の単離と機能解析

    前川 勝英, 喜多 綾子, 伊藤 優美, 杉浦 麗子 神戸大学医学部紀要=Medical journal of Kobe University 62 (1), 11-16, 2001-12

    ...分裂酵母において, CN遺伝子を破壊しても致死ではないが, 細胞質分裂・CI^-ホメオスタシスの異常を示す。我々は, CN遺伝子破壊株のCI^-超過感受性を指標にしたスクリーニングを行い, 過剰発現することにより, CN欠損を相補することの出来る遺伝子 (多コピー抑圧遺伝子) を単離した。...

    機関リポジトリ

  • 初期発生ウニ卵によるマイコトキシンの毒性試験

    納寿 一郎, 芳沢 宅實, 黒川 康嘉, 諸岡 信一 マイコトキシン 1978 (8), 22-24, 1978

    ...cytoplasm-independent nuclear divison)を誘発し,多核細胞が出現すると共に,細胞質内に空胞を生じた.aflatoxin B<SUB>1</SUB>により不整割卵が生じた.chatoglobosinは,8核を有する多核細胞を誘発した.これ等の形態変化は,T-2 toxinなどによる蛋白合成阻害,aflatoxin B<SUB>1</SUB>によるDNA阻害,およびchaetoglobosinによる細胞質分裂阻害...

    DOI 医中誌

  • <i>Microccus gluamicus</i> の細胞学的研究

    板垣 史郎, 木幡 守, 木下 祝郎 植物学雑誌 74 (881-882), 498-508, 1961

    ...このことより,ペニシリンは細胞質分裂阻害より, むしろ細胞分離阻害と考えられる.<br>5. ストレプトマイシンは菌形態を小型化ぜしめる. 0.4~0.8mcg/ml 添加により, 菌体中にかなり大きい液胞様構造が出現する.<br>6. マイトマイシン C は, 0.2~0.8mcg/ml 添加によりいちじるしい多細胞体の形成をみ, 菌全長はときに10μを越えることもある....

    DOI Web Site 医中誌

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