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検索結果 27 件

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  • MSUの日本への導入と運用における問題点と展望

    廣木 昌彦, 河野 元嗣, 三澤 雅樹 日本臨床救急医学会雑誌 25 (5), 767-781, 2022-10-31

    ...MSUによる脳梗塞患者への組織プラスミノゲン活性化因子治療は,通常救急搬送と比較したドイツと米国の多施設前向き試験により,予後改善効果が有意に高いことが2021年に報告された。しかし日本ではMSUに搭載可能なCT装置は現在まで未承認であり,MSU導入の大きな障壁となっている。米国では高い運用コストに加えて診療報酬が未確定であることで,MSU運用の財政的な危機に陥っている。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 脳梗塞治療におけるリポソームDDS製剤の有用性

    福田 達也, 浅井 知浩, 奥 直人 Oleoscience 17 (8), 359-366, 2017

    ...臨床では,唯一の世界的な治療薬である組織プラスミノーゲン活性化因子(Tissue plasminogen activator;t-PA)製剤を用いた血栓溶解療法が,標準治療として行われている。しかし,t-PAは脳出血や脳細胞傷害を惹起する危険性に加え,有効な治療可能時間(Therapeutic time window;TTW)が発症4.5時間以内とされていることから,適応患者が限定されている。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献18件

  • トロンボモジュリンの組織プラスミノゲン活性化因子による線溶亢進に対する調節作用

    市川 順子, 鮫島 由利子, 市村 健人, 小高 光晴, 西山 圭子, 小森 万希子 日本血栓止血学会誌 27 (1), 70-76, 2016

    ...要約:トロンボモジュリン(TM)は理論上,相反する線溶・抗線溶作用をもつ.そこで,TM の線溶に対する作用をトロンボエラストメトリー(ROTEM)を用いてトラネキサム酸(TA)と比較検討した.2 nM の組織プラスミノゲン活性化因子(tPA)添加によりROTEM 上,45,60 分後の線溶係数(LI45,LI60)が有意に低下,凝固時間,最大溶解度(ML)が有意に増加する線溶亢進状態を反映した系を用...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • 大きな囊胞様腔を形成した顎下腺多形腺腫の1例

    佐藤 光一郎, 藤原 久子, 堀江 彰久, 熊谷 賢一, 山田 浩之, 濱田 良樹 日本口腔外科学会雑誌 62 (4), 174-177, 2016

    Pleomorphic adenomas rarely form a giant cyst. In this report, we describe the case of 44-year-old man who had a pleomorphic adenoma of the submandibular gland with a giant cyst. Extraoral …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • リポソームDDSによる脳梗塞治療

    福田 達也, 浅井 知浩, 奥 直人 Drug Delivery System 30 (4), 309-316, 2015

    ...脳血管障害は本邦において要介護にいたる原因の第1位であり、その約6割を占める脳梗塞は世界的にも克服が望まれる疾患の1つであるが、血栓溶解剤である組織プラスミノーゲン活性化因子を除き、いまだ世界基準の治療薬は創出されていない。筆者らは、脳梗塞後に生じる血液脳関門の透過性亢進に着目し、脳虚血時あるいは再灌流後の早期からリポソームによる虚血部位への薬剤送達が可能であることを示してきた。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献23件

  • 若年発症の深部静脈血栓症に対して局所的血栓溶解療法が奏功した先天性アンチトロンビンⅢ(AT Ⅲ) 欠損症の1症例

    細川 泰三, 山中 俊明, 川上 大志, 清家 史靖, 佐藤 澄子, 山田 忠克, 三根生 和明, 岡山 英樹, 風谷 幸男, 中村 陽一 心臓 45 (6), 713-720, 2013

    ...組織プラスミノーゲン活性化因子(tissue plasminogen activator;tPA)は強力な血栓溶解薬である.深部静脈血栓に対してtPAの有用性が示唆されるが,出血などの合併症をきたし得る.今回,われわれは若年発症の深部静脈血栓症に対して局所的血栓溶解療法が奏功したアンチトロンビンⅢ(ATⅢ)欠損症の1症例を経験したので報告する.症例は19歳,男性.急激に右下肢の疼痛と歩行困難が出現....

    DOI 被引用文献1件

  • 若年性脳梗塞を契機に診断にいたった心房中隔欠損症の1例

    芳賀 智顕, 竹内 朗子, 田中 久貴, 阿部 剛典, 仁平 敦子, 溝渕 雅広, 佐光 一也 心臓 45 (2), 195-199, 2013

    ...組織プラスミノーゲン活性化因子 (tissue plasminogen activator ; tPA) 静注療法が行われたが翌日の頭部MRIでは右小脳, 左後頭葉の一部に梗塞巣は拡大していた. 若年発症のため奇異性脳塞栓症が疑われ当科に精査依頼があり, 心エコーにて比較的欠損孔の小さい心房中隔欠損症を認めた....

    DOI 医中誌

  • 内因性薬物依存修飾因子

    山田 清文 日本トキシコロジー学会学術年会 38 (0), 175-175, 2011

    ...Pro-addictive factorの一つである組織プラスミノーゲン活性化因子は依存性薬物により側坐核で誘導され、プラスミンを介してドーパミン神経伝達を増強する。一方、anti-addictive factorであるTNF-αはドーパミントランスポーターを活性化してドーパミン神経伝達に抑制的に作用する。...

    DOI

  • 循環虚脱をきたした肺塞栓症2症例

    斎藤 重行 蘇生 27 (1), 67-69, 2008

    Massive pulmonary embolism is a major cause of cardiac arrest. Standard CPR is not effective for cardiac arrest caused by massive pulmonary embolism.<BR>We report resuscitated severe pulmonary …

    DOI 医中誌 参考文献4件

  • 依存性薬物による精神障害の発現機序の解明に関する研究

    永井 拓 日本薬理学雑誌 129 (5), 354-359, 2007

    ...プラスミノーゲン活性化因子(tPA)を同定した.さらに,tPAはプラスミンを介してプロテアーゼ活性化受容体-1を活性化し,ドパミン遊離を促進することにより麻薬(モルヒネ)およびタバコ(ニコチン)依存症を悪化させることを見出した.一方,依存性薬物の使用により統合失調症に類似した精神病が誘発され,その精神症状は長期間持続することが知られている.我々は,低用量のメタンフェタミンをマウスに反復投与し,メタンフェタミン...

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  • 薬物依存の評価法と戦略  8  覚せい剤および麻薬に共通する依存関連分子の検索

    山田 清文, 永井 拓, 中島 晶, 鍋島 俊隆 日本薬理学雑誌 126 (1), 49-53, 2005

    ...薬物依存には中脳辺縁系ドパミン作動性神経系を中心とする報酬回路シナプスの可塑性が関与していると考えられている.我々はDNAアレイを用いて薬物依存関連分子を同定し,その病態生理学的役割について解析してきた.本稿では組織プラスミノーゲン活性化因子(tPA)および腫瘍壊死因子(TNF-α)の覚せい剤および麻薬依存における役割を解説する.tPAはモルヒネあるいはメタンフェタミンの処置により側坐核(NAC)で...

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  • 脳血管障害:診断と治療の進歩 III. 脳血管障害の治療 4. 血栓溶解薬の適応と禁忌

    荒木 五郎 日本内科学会雑誌 80 (4), 565-569, 1991

    急性期脳梗塞に対する線溶療法において,脳血栓症の適応としては,基底核小梗塞,脳主幹動脈閉塞特に脳底動脈閉塞の進行型脳卒中に効果的とされている.また脳塞栓症では再開通による脳浮腫の増強,出血性梗塞の助長のおそれがあるため禁忌とされてきた.最近カテーテルによる血栓内注入などの動脈内投与が試みられ,再開通率も高く,神経症候の改善もみており,現在までの治療成績と比べ優れていることが,発表され注目を浴びた.

    DOI Web Site PubMed ほか1件

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