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検索結果 131 件

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  • インドのダラーヴィ地域13コンパウンド地区におけるプラスチック・リサイクル産業の集積理由

    仙田 璃温, 小野 悠, 中村 大介 日本都市計画学会中部支部研究発表会論文集 34 (0), 21-24, 2023

    ...インドは1991年の経済自由化以降、IT等の機械産業を中心として目覚ましい経済成長を続けている一方で、低所得者の居住する低質かつ高密な市街地=スラムは拡大の一途を辿っている。対象地である13コンパウンドは、インド有数のスラムでありながらムンバイの経済活動の要所として機能しているダラーヴィ地域の一部であり、主にプラスチック・リサイクル産業が集積していることで知られている。...

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  • デリー大都市圏のアーバンフリンジにおける住宅開発

    由井 義通, 日野 正輝, シャルマ ヴィシュワ ラージ 地理科学 76 (1), 1-17, 2021-09-28

    ...<p>1991年の経済自由化以降,インドの経済は急速な発展をとげ,メガ・リージョンの核となる大都市圏の郊外では,工業団地やオフィスビルディングの開発,および新中間層や富裕層向けの住宅開発と商業開発が進められている。本研究の目的は,グルグラムから外延的都市開発が進むマネサールを事例として,デリー大都市圏のアーバンフリンジにおける住宅開発の実態と課題を明らかにすることである。...

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  • インド・ウッタル・プラデーシュ州における人口動態の特徴

    勝又 悠太朗 日本地理学会発表要旨集 2021s (0), 159-, 2021

    ...</b><b>研究背景と目的</b></p><p></p><p> 1991年の経済自由化を契機に,インドは急速な経済成長を経験している。このような中で,都市化の進展や大都市の発展,郊外空間の拡大,工業地域の形成,都市農村間の結合の強化など,急激な空間的変化が生じている(岡橋,2015)。しかし,経済成長の程度には地域ごとに差異があり,地域格差の拡大も確認される。...

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  • インド・ウッタラーカンド州におけるセンサス・タウンの増加と空間特性 <研究ノート>

    陳 林, 勝又 悠太朗, 蘇 冠東 広島大学現代インド研究 : 空間と社会 10 31-43, 2020-03

    ...当州は,インドの本格的な経済自由化が始まった1991年以前までは緩慢な都市化を経験してきたが,それ以降は都市化が加速している。都市化の進展に伴い,センサス・タウンの増加がみられる。都市人口が急増したのは主に平原地域の3県とナイニータール県であり,都市人口の比率もこの4県で高い。一方,山岳地域の諸県は,近年都市人口の増加がみられるものの,都市人口の比率は依然低い。...

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  • 南インドの景観考(4)―カーヴェリ川流域―

    元木, 靖, Motoki, Yasushi 経済学季報 68 (4), 139-172, 2019-03-28

    ...本稿では,南インドの景観研究の一環としてカーヴェリ川流域に注目し,流域 の自然環境,宗教上の特徴,経済自由化以降の社会変容の3 つ観点から検討し, 併せて流域の地域像について考察した.1990 年代から続く急速な人口増加の傾向 は,インドの他の地域と同様に,南インドにおいても社会変化の大きな特徴となっ ている.南インドのガンガーとして知られるカーヴェリ川の流域は,北インドに 誕生したカースト制度が伝統的...

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  • インド地方都市における小規模ICTサービス企業の成長機会

    鍬塚 賢太郎 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 218-, 2019

    ...<br><br><b>■</b><b>ICT</b><b>サービス産業の地方分散</b> インドのICTサービス産業は1990年代からの経済自由化のもと,大都市を拠点に成長を遂げてきた。しかし,2000年代後半から人口100万人程度の地方都市にも事業所を分散立地させるようになる。...

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  • デリー大都市圏のアーバンフリンジにおける開発実態:マネサールの事例

    由井 義通, 日野 正輝, シャルマ VR 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100032-, 2017

    ...1991年の経済自由化以降,インドの大都市郊外では,経済成長の中で登場してきた新中間層をターゲットした住宅開発と商業開発が進められている。巨大化するデリーは幹線道路に沿ってさらなる拡大を続け,メガシティを形成している。なかでもデリー南郊に位置するグルガオンはインド国内で最も都市開発の進んだ新興都市のひとつで,さらに南側のマネサールへと拡張都市の形成へと展開している。...

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  • インド・低開発州の経済成長と開発戦略

    岡橋 秀典 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100332-, 2017

    ...1991年の経済自由化以降、インドは急速な経済成長をとげてきた。経済自由化以来20数年が経過した今日、このような成長が国土空間の構造をどのように変えたのかについて、本格的な検証が必要となっている。その際、特に重要なのは、全国的な地域間格差の動向、大都市およびメガリージョンの発展、そして、低開発地域の変動の把握であろう。...

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  • デリー都心部になぜ高層ビルが建設されないのか

    日野 正輝, 由井 義通, SHARMA Vishwa Raj 日本地理学会発表要旨集 2017a (0), 100060-, 2017

    ...インドも遅ればせながら,1991年新経済政策以降,本格的な経済自由化を進め,FDIの急増を見た。しかし,デリー都心部には,東南アジアや中国の大都市の都心および都心周辺部に見られるような高層ビル街が出現していない。本研究は,このデリーの特殊性に注目し,その理由と結果について考察したものである。<br><br><b>2....

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  • ウチとソトの交渉とずれの生成

    田口 陽子 文化人類学 82 (2), 163-181, 2017

    ...</p> <p>経済自由化の進展に伴い、インドの都市部では美化運動や反腐敗運動などの市民活動が興隆している。これらの活動は「新中間層」と呼ばれる市民が公共空間の排他的支配を強めるものとして批判されてきた。これに対して本稿は、新自由主義が一様に浸透するのではなく、異なる権力や管理の領域がずれを含みながら配分される中で、人々が概念や実践を再編していく様相に注目する。...

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  • (32)ブラジル株式市場とコーポレート・ガバナンス

    岩波 文孝 經營學論集 86 (0), F32-1-F32-9, 2016

    ...<p>ブラジルは,1990年代に深刻なインフレを経験し,国家改革マスタープランによる新たな社会統制システムを制度設計・導入するとともに,市場開放,国営・州営企業の民営化など経済自由化政策を進めた。ブラジル金融市場の流動化・投資誘因を目的とし,上場企業に対して一定のコーポレート・ガバナンス基準を設けた新規セグメントの開設など株式市場改革が行われた。...

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  • 南インドの景観考(1) ―農業の変化―

    元木, 靖, Motoki, Yasushi 経済学季報 65 (1), 33-61, 2015-08-05

    ...インドは,1991 年以降の経済自由化の時代に入ってから大きな変動期を迎えるようになったが,変貌の姿は多様であり,一般化は今日でさえ極めて難しい国の一つである.それ故インド理解には,変貌の諸側面を具体的に熟知することが重要である.本研究は南インドにおける今日のさまざまな実像を,個々の景観レベルで記録し,それらを比較検討して,全体傾向を俯瞰することを目的としている.景観資料は,筆者が現地で撮影した写真...

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  • インドの経済発展と新しい経済空間

    岡橋 秀典 日本地理学会発表要旨集 2015s (0), 100184-, 2015

    ...インドでは、経済自由化以降、グローバル化と国内市場の拡大にともない資本の移動が活発化し、また国内外への労働力移動も拡大している。また、交通・通信インフラの整備により、人や物、情報の流動も増大の一途をたどっている。このような生産要素等の流動性の増加は、インドの空間構造が大きく変動していることを示唆する。...

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  • 大都市の発展と郊外空間

    由井 義通 日本地理学会発表要旨集 2015s (0), 100041-, 2015

    ...1991年の経済自由化以降、インドの都市は急速な拡大・発展をとげた。本研究は、インドの都市変化を象徴する郊外空間の実態に都市開発と住宅供給の側面からアプローチする。インドの大都市郊外では、経済成長の中で登場してきた新中間層をターゲットした住宅開発と商業開発が進められている。...

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  • 南インド研究序説 (今泉文子教授・元木靖教授定年退任記念号)

    元木, 靖, Motoki, Yasushi 経済学季報 63 (4), 157-183, 2014-03-31

    ...「神秘の国,悠久の国」,あるいは「貧困と不平等の国」と呼ばれ,また世界で最も多様な社会を構成してきたことで知られるインドは,1990 年代以降の経済自由化を背景として,急速な経済成長を遂げ,人々の生活と地域の環境は大きな変貌の途上にある.本稿では,インドの地域区分に基づき,南・北の地域差を確認した上で,とくに南インドにみられる多様な社会の特徴について概観した.さらに南インドの地域社会の変容の方向について...

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  • マリ農村における子どもと女性による共同労働組織

    今中 亮介 アフリカ研究 2014 (84), 1-16, 2014

    ...この背景には,経済自由化などの理由から村内の現金流通量が増加したことがある。トンは植民地期以前からみられたが,近年増加している組織は子どもと既婚女性がそれぞれ新たに組織化したものである。本論では,一農村を事例にトンの歴史的な変遷を示した後に,子どものトンの経済活動の特徴を既婚女性のトンとの比較から明らかにする。...

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  • インドにおける「もう一つの工業化」

    宇根 義己, 友澤 和夫 日本地理学会発表要旨集 2014s (0), 100229-, 2014

    ...<b>1.研究の目的<br></b>1991年の経済自由化以降,インドの大都市では工業化の進展が認められる.デリー首都圏では,外国資本等による産業集積の形成が郊外を中心に進展しており,インドとその大都市の発展を象徴している(岡橋 2011など).こうした大企業が主導する工業化の一方,大都市内部においては作業場レベルの小規模な工場の増殖が認められる.これらは,各種繊維製品や木工製品を伝統的な技術を活用...

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  • 从麦粒到菜叶 : 江苏永忠村的社会变迁

    王 华 2012年度 京都大学・南京大学社会人類学若手研究者共同ワークショップ報告論文集 = 2012年度 南京大学-京都大学社会学人类学研究生论坛报告书 = The Proceeding of Nanjing University-Kyoto University Sociology and Anthropology Workshop, 2012 10-20, 2013-01-21

    ...一方、政府の諸々の努力は毛沢東時代に作り出した集団主義との断ち切りがたい関係の存在を意味しており、それ故に経済自由化のみが注意すべき観点ではないと反駁できる。以上をふまえ、本報告では永忠村の変遷が決して政治的空白によって生じたものであるとはせず、国家権力と新自由主義の相互作用の結果であると考える。...

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  • ガーナ北部における市場自由化による営農構造の変化

    中曽根 勝重 アフリカ研究 2013 (83), 1-16, 2013

    ...<Br>その結果,コンパウンドに併存する共同体的営農と個人的営農という重層的な営農構造は,経済自由化という外部環境変化と人口増加による土地の細分化という内部条件変化にともない,それぞれがおかれた状況に応じて変化していることが明らかとなった。一部のコンパウンドでは,自家消費作物と販売作物の生産の分業化が進展してきており,現金獲得を営農目的とする農民も現れてきた。...

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  • 2010年大地震で露わになったハイチの自然災害への脆弱性

    浦部 浩之 日本地理学会発表要旨集 2013s (0), 110-, 2013

    ...これにはいわゆるワシントン・コンセンサス後に推し進められた経済自由化も大いに関係している。つまり、1990年に史上初の民主的選挙で選出されながらクーデタで大統領職を追われたアリスティドは、米軍を中心とする多国籍軍の支援で政権復帰を果たした後の1995年、経済援助と引き換えに、米の関税率を35%から3%に引き下げることを受け入れた。...

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  • 現代インドにおける宗教性にかんする一考察 : 中産階級の「宗教のパトロネージ」をめぐって

    小尾 淳 宗教と社会 19 (0), 17-32, 2013

    ...90年代初頭の経済自由化以降、インドは大きな社会変容を遂げつつある。本論文では、社会変動期のインドにおける宗教性を、「宗教のパトロネージ」の概念から捉える。交通インフラの向上に伴い、長距離の移動が格段に容易となったことを受け、都市郊外や海外へ有名寺院の一行が赴き、見世物化した宗教儀礼の巡業など、ダイナミックな宗教的移動が顕著に見られる。...

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  • 土地再配分および水利権をめぐるジェンダー課題の考察

    田中 由美子, 山路 永司 農村計画学会誌 31 (Special_Issue), 231-236, 2012

    ...【背景と課題】<br>サハラ以南アフリカ地域では,1980年代以降構造調整政策(SAP)が導入され,タンザニアにおいても同様に経済危機への対応および貧困削減のため経済自由化が進められた。日本政府は,コメ増産を通じた貧困削減と経済成長を目指したキリマンジャロ州ローアモシ灌漑地区(LMIS)計画を進め,1987年には圃場整備を伴う用排水分離型の近代的灌漑施設を完成した。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献17件

  • 「汚れとの戦い (Fight the Filth) 」

    田口 陽子 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2012 (0), 116-116, 2012

    ...1990年以降のインドでは、経済自由化と連動して、ミドルクラスの市民運動が活発化している。ここでは、それらの市民社会運動で使われる用語としての「市民(citizen)」と運動の形式に注目し、不明確な概念に形を与えようとする市民社会の美学を分析する。...

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  • 中国朝鮮族における婚姻儀礼の変化

    小坂, みゆき 研究論集 11 51-69, 2011-12-26

    ...また,経済自由化政策による中国社会全体に広がっ た市場主義的経済観の影響をうけ,朝鮮族社会の生活環境,生活習慣は大きく変化するにいたった。 特に,中国朝鮮族の現在の特徴的な現象として,韓国等の外国への出稼ぎがあり,家族の中に出稼ぎ者のいない家庭はないと言っても過言ではない。このことは,日常生活のみならず,年中行事や婚姻儀礼などの人生儀礼の実施においても大きな影響を及ぼしている。...

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  • インドの山岳州における工業化と低開発問題 : ウッタラカンド州の事例から <論説>

    岡橋 秀典, 田中 健作, ティワリ P.C. 広島大学現代インド研究 : 空間と社会 1 27-36, 2011-03-22

    ...1980年代にUP州政府のバックアップのもとで工業化が強力に推進されたが, 経済自由化後の1990年代には工場の閉鎖が相次ぎこの工業開発は失敗に終わった。現在のビムタール工業団地は少数の工場が存するものの, ナイニータールからの都市機能の移転により教育機関や政府機関などが多数立地する複合的な都市開発地域に変貌しつつある。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 経済成長下のインドにおけるヒマラヤ山岳農村の変貌 : ウッタラカンド州の事例

    岡橋 秀典, 番匠谷 省吾, 田中 健作, チャンド R. 地理科学 66 (1), 1-19, 2011

    ...1991年の経済自由化以降のインドの急速な経済発展は,空間構造を再編するともに国民生活に大きな変化をもたらしている。しかし,他方で地域格差の拡大も指摘されており,貧困層の多い農村部の動向が特に注目される。本研究では,インドの低開発地域の農村をとりあげ,就業機会に焦点を当てて近年の変動を検討した。対象としたのは,北部山岳地域のウッタラカンド州・ナイニータール近郊の1集落である。...

    DOI Web Site 参考文献21件

  • インド北部山岳地域における経済発展と地域格差問題

    岡橋 秀典 日本地理学会発表要旨集 2011s (0), 56-56, 2011

    ...ただ、経済自由化後はデリー大都市圏の成長が著しく、2州ともにこの大都市を中心とした空間構造に包摂されつつあるといえよう。その影響は工業のみならず、観光開発や農業生産にも及ぶ。それにともない、山岳州内の地域分化が進み、今後は、州内の地域格差への対応が重要な政策課題になると予想される。...

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  • 山岳州ウッタラカンドにおける工業化の進展とIIEハリドワール

    友澤 和夫 日本地理学会発表要旨集 2011s (0), 57-57, 2011

    ...前者は、経済自由化にともない、立地における制限緩和を受けて、1990年代に顕著となった現象の延長線上にあり、大都市工業地域の外延的拡大を引き起こしている。後者は、2000年代初期に、後進州での産業振興を目的として中央政府が導入した恩典制度を主たる誘因とするものであり、新しい現象と捉えられる。...

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  • 資料紹介

    ラテンアメリカ・レポート 28 (2), 94-96, 2011

    ...●西島章次・浜口伸明 著『ブラジルにおける経済自由化の実証研究』近田亮平<br> ●Hataya Noriko 著 <i>La ilusión de la participación comunitaria: Lucha y negociación en los barrios irregulars de Bogotá 1992-2003</i> 宇佐見耕一<br> ●宇佐見耕一 著『アルゼンチン...

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  • タンザニア中南部における葉菜の生産と消費

    加藤 太 熱帯農業研究 4 (2), 83-89, 2011

    ...タンザニアの農村部では,多様な野菜が栽培されている.1980年代に始められた経済自由化の進展に伴って,農村部でも現金の必要性が高まり,換金を目的とした果菜の栽培が各地で見られるようになっている.その一方で,経済の変化とは関係なく自給的な葉菜栽培も消滅せずに維持されている.そこで本研究では,農村部における葉菜の生産と消費の実態を明らかにすることで,葉菜栽培が続けられている背景とその要因を考察しようとした...

    DOI 日本農学文献記事索引

  • ミャンマーにおける1988年経済自由化後のマンダレーの新市街地住民の社会的特性と移動パターン

    Moe Lwin Tin 季刊地理学 62 (3), 109-126, 2010

    ...ミャンマー北部の中心都市マンダレーにおいても,1988年以降の経済自由化と経済成長に対応して市街地南郊に大規模な新市街地が形成された。本稿は新市街地の住民の社会的特性と移動パターンについて主にアンケート調査によってデータを収集し,検討した。その結果,住民の多くはインフォーマルセクターに分類される零細な自営業者であった。そのほか都市の雑業に従事する世帯主が多かった。...

    DOI Web Site 参考文献15件

  • インド・ヒマラヤの山岳地域における低開発問題と工業化

    岡橋 秀典, 田中 健作, ティワリ P.C., シン R. 日本地理学会発表要旨集 2010s (0), 171-171, 2010

    ...<B> 1.はじめに</B><br>  1991年の経済自由化以降、インドはグローバル化の中で急速な経済成長をとげてきた。開発の遅れたインド北部の山岳州ウッタラカンド(人口850万人)でも、2000年代に入って中央政府の後進州向け産業政策に依存して大規模な工業化が進行した。しかしながら、この工業開発は山麓の平地部に偏り、山岳地域ではみるべき成果はなかった。...

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  • 資料紹介

    アフリカレポート 46 (0), 41-45, 2008-03-20

    ...武内進一)<br> ●多摩アフリカセンター 編『アフリカン・ポップスの誘惑』(児玉由佳)<br> ●竹村景子 著『スワヒリ語のしくみ』(津田みわ)<br> ●大林稔・石田洋子 編著『アフリカ政策市民白書2006-アフリカ開発と市民社会』(福西隆弘)<br> ●島田周平 著『日本地理学会 海外地域研究叢書6 現代アフリカ農村-変化を読む地域研究の試み』(原島梓)<br> ●高根務 著『マラウイの小農-経済自由化...

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  • 東アフリカ農村における経済自由化と自然資源管理

    上田 元 人文地理学会大会 研究発表要旨 2008 (0), 11-11, 2008

    ...東アフリカでは,トップダウンの自然資源管理が人々の生計安全保障を脅かし,また1980年代に始まる構造調整による経済自由化と環境予算削減が資源の市場取引と破壊を促しているといわれる。このため,各国は資源利用者を交えた参加型管理のあり方を模索している。...

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  • インド・ヒマラヤの1山村集落における近年の社会経済的変化と周辺性

    岡橋 秀典, 番匠谷 省吾, 田中 健作, チャンド R. 日本地理学会発表要旨集 2008s (0), 152-152, 2008

    ...<BR>1.はじめに<BR>  1991年の経済自由化以降、インドはグローバル化の中で急速な経済成長をとげている。しかしながら、このような成長が、開発の遅れた国内周辺部にどのような変化をもたらしているのかについては、未だ十分な研究がなされていない。経済成長がインド国内の地域格差を拡大させているとの指摘があるだけに、この点の検討は重要である。...

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  • インド・ヒマラヤにおけるリゾート・ナイニタルの観光の現状

    日野 正輝 日本地理学会発表要旨集 2008s (0), 154-154, 2008

    ...<BR>  ところで、1990年代のインドは経済自由化を契機にしてかつてない安定した経済成長を持続している。それに伴って、中間層が増大し、インドの消費市場を拡大させている。したがって、ヒル・リゾートにおいても、中間層の来訪者が増大し、リゾートに新たな変化をもたらしていると推察される。本報告はこのような認識に立ち、リゾートとしてのナイニタルの現状把握を試みたものである。...

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  • インドMP州チラカーン村の農業変化

    荒木 一視 日本地理学会発表要旨集 2008f (0), 139-139, 2008

    ...なお,1990年代中葉のデータは1991年の「新経済政策」による経済自由化政策が動き出してから,あまり間もない時期のものであり,その後10年を経過した2000年代中葉のデータとの比較は,経済成長下におけるインド農村・農業の変化を検討する上では,妥当なものであると判断した。 3. 結果と考察  大枠での雨季作の大豆と乾季作の小麦という農業的土地利用の基本形は10年を経ても大きく変わってはいない。...

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  • インド,マディヤ・プラデーシュ州における大手洗剤・石鹸メーカーの販売網からみた都市の階層性

    日野 正輝 日本地理学会発表要旨集 2007f (0), 65-65, 2007

    ...<BR> インドでは,1991年以降の経済自由化のなかで多くの産業分野で生産の集中が進み,外資系企業を含めた大企業間では全国規模の販売網を形成して,シェアを競う状況が出現している.日本の経験からすると,こうした全国規模の販売網の形成が大企業の間で一般化するとき,都市の階層分化が進むと考えられる.すなわち,販売活動の拠点に選定される都市はその種の機能の集積により中心性を高め,主要な販売拠点に選定されない...

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  • デリー南郊・グルガオンにおける都市開発

    由井 義通 季刊地理学 57 (2), 79-95, 2005

    Gurgaon is one of the most rapidly developing cities in India. It is located in the southern suburb of the Delhi metropolitan area (DMA). The urban development of Gurgaon is caused by Haryana style, …

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献21件

  • インドにおける経済自由化と工場労働者

    岡橋 秀典 日本地理学会発表要旨集 2004s (0), 77-77, 2004

    ...対象とした地域は、工業化の顕著なデリー南郊のハリヤーナー州グルガオン県であり、そこでの工場労働者の存在形態および企業の労働力構造の調査を通じて、経済自由化後の工業労働市場の特徴を明らかにすることを目的とする。...

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  • インド農村空間の近代化

    澤 宗則 日本地理学会発表要旨集 2004s (0), 42-42, 2004

    ...<br>本発表に際し、平成15年度科研費(基盤研究(A)(2)、課題番号:13372006、「経済自由化以降のインドにおける都市・産業開発の進展と地域的波及構造」・代表者:広島大学・岡橋秀典)の一部を使用した。...

    DOI 参考文献1件

  • インドにおける1990年代の経済自由化以降の外資系企業の立地動向

    日野 正輝 日本地理学会発表要旨集 2004s (0), 57-57, 2004

    ...<br>インドでは,国内総生産に占める外資の比率は東南アジア諸国に比べるとはるかに小さいが,1991年の経済自由化以降,FDIが急速に増大してきた.その結果,大都市の景観および都市間の成長の差に,FDIの影響がすでに現われている.<br>本研究は,そうした認識から,インドにおける外資系企業の特定都市へ集中の実態と要因について調査を試みたものである....

    DOI 参考文献3件

  • 経済自由化後のインド農村における初等・中等教育の現状

    南埜 猛 日本地理学会発表要旨集 2004s (0), 54-54, 2004

    ...問題の所在と研究の目的 インドでは,経済自由化後の急速な都市化・工業化の進展のもと,労働市場が拡大し,その就職において学歴のもつ意味が大きくなっている。このことは,これまでジャーティ(生まれ)が,職業の重要な規定要因であったインド社会において,その社会構造を大きく変革させる誘引になるものと考えられる。...

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  • インド農村からみたグローバル化

    澤 宗則 日本地理学会発表要旨集 2004f (0), 32-32, 2004

    ..._I_ グローバルとローカルに関する研究の枠組み インドの経済自由化政策は外資の導入による急激な経済成長をもたらしたが、これは同時に先進工業国を頂点としたグローバル化経済圏の中に組み込まれることとなった。これはインド農村にどのような影響を及ぼしたのであろうか。本発表では、経済自由化以降のインド農村の変化を、経済のグローバル化による空間の再編成の一環ととらえる。...

    DOI 参考文献1件

  • 開拓フロンティアの人類学 : 脱国営化をめぐるギクユ人入植社会の再編

    石井 洋子 民族學研究 68 (3), 346-368, 2003

    ...本稿の目的は、巨視的に理解される「経済自由化」のローカルな展開を提示し、その社会的な意味を問い直すことにある。具体的には、ケニア山南麓に創出された開拓フロンティア社会を取り上げる。こうした移住者たちの生活空間は、社会(文化)人類学の調査地として敬遠される傾向にあった。...

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  • A Study on Poverty Alleviation Program in Sri Lanka : Impact of 'Janasaviya'

    WIJESINGHE, T. M. 大東アジア学論集 2 63-91, 2002-03-31

    ...スリランカは福祉国家として知られているが、1970年代後半からの経済自由化政策導入後、経済格差は拡大し、貧困問題が深刻化した。この状況に対応するために、スリランカ政府は、1989年から1994年までジャナサヴィヤ (「人民の力」の意味) と呼ばれる貧困緩和政策を実施した。この政策は、貧困層に対する食糧給付、共同労働、共同貯蓄、自営経済活動の奨励を内容とした。...

    機関リポジトリ

  • A Study on Poverty Alleviation Program in Sri Lanka : Impact of 'Janasaviya'

    WIJESINGHE T. M. 大東アジア学論集 (2) 63-91, 2002-03-31

    ...スリランカは福祉国家として知られているが、1970年代後半からの経済自由化政策導入後、経済格差は拡大し、貧困問題が深刻化した。この状況に対応するために、スリランカ政府は、1989年から1994年までジャナサヴィヤ (「人民の力」の意味) と呼ばれる貧困緩和政策を実施した。この政策は、貧困層に対する食糧給付、共同労働、共同貯蓄、自営経済活動の奨励を内容とした。...

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  • インドの経済発展と農業問題

    大野, 昭彦 経済学雑誌 98 (2), 1-22, 1997-07

    ...そのなかでも, インドの農業部門が工業化または経済自由化に如何に関わるかの議論が特に欠落しているようである。過剰労働を抱える大国の経済的離陸を議論するとき, 人口増加と所得増加による食糧需要の増加をいかにして賄うかは経済のマクロ運営において要諦となるはずである。そこで小稿では, 農業部門がインドの経済発展を如何に規定するかを検討する。...

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  • インド自動車産業の新展開 : 日系企業の進出を中心として

    友澤 和夫 経済地理学年報 37 (4), 313-333, 1991

    インドの経済政策が, 1980年代に入って「統制」から「自由化」に変化したことにより, インド自動車産業は再編成状態に置かれている. とくに日本企業との合弁によって新設された企業の成長は著しく, 古くから存在する民族資本の企業との間に競争を生じており, 全体としての自動車生産台数も急増している. これには空間的な変化も伴われており, 都市郊外や後進地域への新規立地も認められる. …

    DOI Web Site 被引用文献5件

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