王, 渝
経済系 : 関東学院大学経済学会研究論集
245
146-180,
2010-10
建国直前の中国では1949 年の夏に自然災害が襲い,長江,淮河,漢水,海河の堤防決壊によって被災民4,450 万人を出した。50 年にも旱魃がハルビン省,綏遠省,内蒙古自治区などで起こり,3,030 万人が被災した。こうした災害は52 年,53 年まで全国に拡大した。建国初期,革命新政権は被災民救済のために「以工代賑」(水利施設の補修,植林など防災を兼ねて労働を提供することでの救済策),生産自救…
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