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検索結果 645 件

  • セルロース系印刷物の耐擦性改善に関するCH/π水素結合力の応用

    福田 輝幸, 芦沢 健, 國井 智史, 仲井 茂夫 色材協会誌 96 (1), 2-8, 2023-01-20

    ...また耐擦性に優れる直接染料構造として,芳香族の求電子置換反応を参考に①長い共役二重結合骨格を持ち,②電子供与性の置換基を多く備え,③分子内の置換機定数の総和が低く,④構造が左右非対称であり,左右での置換基定数の差が大きいことの4点を見いだした。この4条件を満たすDirect Black 22を高分子分散剤に導入した顔料分散体は,高い印刷濃度と優れた耐擦性を両立した。</p>...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 有機ビスマスが媒介するフェノール類のメタ位選択的なアリール化

    笠間 建吾 ファルマシア 59 (12), 1120-1120, 2023

    ...ヒドロキシビアリール類は,医薬品化合物に広く存在する重要な化合物群である.その強力な合成法の1つにフェノール類に対する芳香族求電子置換反応(EAS)がある.一般にEASは,電子豊富なオルト位やパラ位で進行するため,フェノール類のメタ位選択的に反応することは困難である.今回Seniorらは,典型金属のビスマス(Bi)が媒介する位置選択的EASを利用し,メタ位選択的なアリール化反応を達成したので本稿にて...

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  • (エントリー)長石の熱水変質に伴う3次元空隙構造の幾何学的特徴の考察

    藤原 秀平, 岡本 敦, 宇野 正起, 吉田 一貴, 石井 友弘, 木村 正雄 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 284-, 2023

    ...出発物質がAbの場合もKfsの場合も、どちらも表面や割れ目から置換反応が進行していた。反応帯の幅は、AbからKfsへの置換反応においては48時間後の50μmから96時間後には75μmに、KfsからAbの置換反応では、20μmから50μmに増加した。...

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  • 脱アミノ化反応を利用した複素環化合物の塩素化

    腰塚 正佳 ファルマシア 58 (8), 814-814, 2022

    ....しかしながら,芳香環上のアミノ基を変換する上で常法となるザンドマイヤー反応は,通常強酸条件を必要とすることから,必然的に基質の適用範囲が限定される.一方,Cornellaらは,これまでにピリリウム塩1が簡便に合成でき,大量供給可能かつ安定な化合物であることを見いだしている.さらに彼らは,ピリリウム塩1を用いてアミノ基を持つ複素環をピリジニウム塩3へと変換し,窒素,硫黄,酸素求核剤による芳香族求核置換反応...

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  • 廃電子基板の湿式脱臭素挙動における鉄粉の影響

    下村 亘, 齋藤 優子, 熊谷 将吾, 亀田 知人, 中川原 聡, 堀内 章芳, 渡邊 宏満, 吉岡 敏明 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 33 (0), 185-, 2022

    ...さらに、脱臭素反応機構について実験後残渣のFTIR測定によって検討した結果、塩基のOH<sup>-</sup>による置換反応によって脱臭素が進行することが示唆された。</p>...

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  • 超高分解能質量分析を用いた消毒副生成物の形成機構と前駆体NOM分子組成の推定

    渡辺 あかり, Dhimas DWINANDHA, Qing Long FU, 藤井 学 土木学会論文集G(環境) 78 (7), III_185-III_194, 2022

    ...消毒副生成物(DBP)が生じうる.本研究では,超高分解能質量分析を用いて重水素標識X<sub>n</sub>-DBP(X<sub>n</sub>はハロゲンで塩素,臭素,ヨウ素のいずれかを示す)の分子式を同定することで,DBPの前駆体NOMならびに反応経路を明らかにすることを目的とした.その結果,X<sub>n</sub>-DBPの多くが共通の分子式から生じていた.DBP生成における親電子付加反応および置換反応...

    DOI Web Site 参考文献32件

  • 超硫黄分子の化学的特性の考察

    中川 秀彦 生化学 93 (5), 596-603, 2021-10-25

    ...超硫黄分子は硫黄原子の化学特性に基づく興味深い反応性を有している.硫黄原子どうしの結合は3d軌道への電子共鳴により安定化しており多様な反応性を示す要因になっている.超硫黄分子ポリスルフィドは,分極誘導を介したいわゆるソフトな反応性を示し,電子供与剤(求核剤)としても電子受容剤(求電子剤)としても反応しうる.特徴的な反応として求核置換反応によりポリスルフィドアニオンを,酸化反応により酸化型超硫黄分子を...

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  • 主鎖にアクリル骨格を含む不飽和ポリエステルの合成と性質

    髙坂 泰弘* Journal of The Adhesion Society of Japan 56 (3), 94-102, 2020-03-01

    ...ポリ共役エステルは熱や光により優れた硬化性を示すほか,エン-チオール反応を利用した機能団の修飾,共役置換反応を利用した主鎖切断も可能で,アクリル骨格に基づく多様な反応性が魅力である。また,最近では生分解性ポリエステルとしても期待されている。本稿では,ポリ共役エステルの合成と性質について概観する。</p>...

    DOI Web Site 参考文献33件

  • 12. イリオモテオリド-2aの全合成と構造改訂(口頭発表の部)

    坂本 渓太, 袴田 旺弘, 岩﨑 有紘, 末永 聖武, 津田 正史, 不破 春彦 天然有機化合物討論会講演要旨集 60 (0), 67-72-, 2018

    ...さらに分子内環化で生じたヒドロキシ基をメシル化した後、メタノール中塩基処理することでベンゾイル基の除去を伴った分子内求核置換反応6を行い、ビステトラヒドロフラン11へと誘導した。その後9工程の官...

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  • 350—450℃水熱反応によるアパタイト中のハロゲン置換反応実験

    杉沢 直樹, 東野 文子, 宇野 正起, 岡本 敦, 土屋 範芳 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2018 (0), 24-, 2018

    ...本研究では水熱反応実験により、地殻条件下でのF-Ap置換反応の実験的再現を試みた。<br>【方法】本研究ではバッチ式熱水実験装置を用いて350-450℃、40-50MPa、F-Ap+10wt%NaCl溶液、OH-Ap+100ppm、1000ppmNaF溶液で水熱実験を行った。これらを160時間反応させ、FE-SEMを用いて表面観察、組成分析を行った。...

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  • 有機化学の反応のしくみ

    高尾 賢一, 只野 金一 化学と教育 65 (12), 620-623, 2017-12-20

    ...本稿では高等学校で詳しく教えない有機化学反応の機構について,大学の基礎的な有機化学の講義で触れる範囲から,高校生には難解と思われる4つのテーマ(アルケンへの臭素の付加,マルコフニコフ則,ザイツェフ則,芳香族求電子置換反応とその配向性)について解説する。</p>...

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  • <b>ヘテロ元素の特性を活かした新奇有機-無機ハイブリッド共役系 </b><b>高分子の合成と機能 </b>

    井本 裕顕, 田中 進, 中 建介 Journal of Network Polymer,Japan 38 (1), 51-58, 2017

    ...代表的な無機元素-炭素結合形成反応は,有機金属試薬との求電子置換反応・求電子剤との求核置換反応・ヒドロメタル化反応や,ビスメタル化反応などが挙げられる。また,無機元素の中には高い反応性を示すものもあり,重合反応系中や合成後に思わぬ副反応によって望みの高分子が得られないことがある。無機元素含有共役系高分子の創出には,従来の高分子を得るための分子設計・重合法とは異なるアプローチが必要になる。...

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  • 福岡県長垂産Li-micaの鉱物学的研究

    野上 貴弘, 上原 誠一郎 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2017 (0), 53-, 2017

    ...さらに、長垂のlepidoliteはAl, Si, Li, Mnの間に置換反応が見られ、2<i>M<sub>2</sub></i>は2<i>M</i><sub>1</sub>に比べMnの置換が少ない傾向があった。...

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  • 不斉重合反応を基盤とする光学活性高分子の新規合成法の開発

    神林 直哉 高分子論文集 74 (5), 419-429, 2017

    ...面不斉シクロペンタジエニル錯体を用いた不斉アリル位置換反応を不斉重合反応に応用することで,新しい不斉重合反応を設計し,さまざまな側鎖および主鎖骨格を有する光学活性高分子を合成した.重合反応はいずれも非常に高立体選択的に進行し,主鎖の不斉炭素を厳密に制御した光学活性高分子を得た.得られた高分子は構成単位に変換可能な末端二重結合を有しており,不斉重合反応と閉環メタセシス反応を組合せることで,主鎖に光学活性...

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  • 電気炉スラグ含有フッ素のアパタイト処理による不溶化メカニズムの検討

    高橋 史武, 坂井 仁, 島岡 隆行, 中居 直人, 北村 洋樹 土木学会論文集G(環境) 72 (7), III_351-III_359, 2016

    ...吸着実験および放射光XRD分析により、HAPへフッ素が吸着してからヒドロキシイオンとの置換反応によってFAPが生成する反応よりも、リン酸カルシウムからの直接的なFAP形成が主反応であった。HAPに吸着したフッ素は再溶出性が高いため、アパタイト処理によって不溶化したフッ素は、HAP等への物理的な吸着よりもFAP形成が主に寄与していると考えられる。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件

  • Sekothrixideの第二世代合成

    勝見 大介, 中曽根 和樹, 牛嶋 将大, 安井 英子, 宮下 正昭, 南雲 紳史 天然有機化合物討論会講演要旨集 58 (0), Poster49-, 2016

    ...</p><p>2. 2級エポキシアルコールおよび誘導体のMe<sub>2</sub>CuLiによる置換反応<sup>4)</sup></p><p>まず、anti-エポキシアルコール3aを基質として、有機銅試薬との反応を行なった。その結果、望まぬ1,2-ジオール体が主生成物として得られた(Table 1, Entry 1)。...

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  • DNA鎖置換反応のロバスト性に関する一考察

    大曲 智隆, 中茎 隆, 川又 生吹, 村田 智 自動制御連合講演会講演論文集 59 (0), 1256-1260, 2016

    ...<p>分子計算を実現する方法の一つとして、DNA鎖置換反応を利用したDNA回路設計が注目されている。この技術を用いて、AND、ORなどの論理回路が提案されているが、回路の大規模化には問題が多く残されている。本件に関連して、本研究では、DNA鎖置換反応のロバスト性についての一考察を与える。</p>...

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  • 無保護α-ピラノースを用いるSN2型グリコシル化

    上田 善弘, 竹内 裕紀, 藤森 悠介, 永石 優, 古田 巧, 川端 猛夫 天然有機化合物討論会講演要旨集 58 (0), Oral6-, 2016

    ...その結果、市販のD-グルコースがほぼ単一のα体であり、そのS<sub>N</sub>2置換反応によって立体選択性が制御される事が明らかとなった。さらにD-マンノースへと適用することで、構築が困難な1,2-cis-マンノシドの立体選択的合成を行った。</p><p>【β選択性発現機構解析】</p><p>β選択性発現機構としてScheme 2に示す三通りの機構が想定される。...

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  • オキシラニルアニオン法によるBrevisamideの全合成

    坂井 健男, 福田 愛弓, 中村 くみこ, 中野 雅人, 森 裕二 天然有機化合物討論会講演要旨集 58 (0), Poster47-, 2016

    ...また、アセトアミド側鎖は、アルキルトリフラート4へのアセトアミド求核剤の求核置換反応で導入し、6員環上のアキシアルメチル基はケトン5へのWittig反応および還元で構築する計画を立てた。そして、テトラヒドロピラン環はエポキシスルホン6とトリフラート7からオキシラニルアニオン法を用いて合成することにした。</p><p>Scheme 1....

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  • X線回折による溶融塩電解FeNi粒子の構造評価(II)

    林 靖, 水口 将輝, 小嗣 真人, 大坂 恵一 SPring-8/SACLA利用研究成果集 3 (2), 592-595, 2015-07-21

    ...また、間欠電解の緩和時間にFeの再酸化あるいはNiとの置換反応が起こって、Niリッチ化する可能性が示唆された。...

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  • 炭酸ジルコニウムアンモニウムのEXAFS解析 (V)

    高崎 史進, 中島 圭一, 小川 信明, 藤原 一彦 SPring-8/SACLA利用研究成果集 3 (2), 537-540, 2015-07-21

    ...これは、添加剤による配位子置換反応に起因すると考えられる。これらの添加剤のなかで、特にエチドロン酸はジルコニウムの構造を変える効果が大きいことがわかった。...

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  • 一体成型したシリコン電極板を用いた薄型燃料電池

    宮内 俊光, 早瀬 仁則 精密工学会学術講演会講演論文集 2015A (0), 521-522, 2015

    ...シリコン基板上に燃料流路と触媒層を一体成型した薄型燃料電池の開発を進めている.触媒層に用いられる白金使用量の削減が課題となっている中で,電気化学的置換反応により多孔質パラジウム上へ原子層レベルの白金を堆積したPd-Pt触媒を試みてきた.このPd-Pt触媒は,被毒が問題となる一酸化炭素への耐性が高いことも分かってきた.本研究では,白金堆積を詳細に制御するために,UPD-SLRR法の適用を検討した....

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  • ヘテロDiels-Alder反応を用いた(+)-シトスポロリドAの全合成

    野口 修史, 坂本 嵩, 木村 瑞樹, 吉田 圭佑, 只野 金一, 高尾 賢一 天然有機化合物討論会講演要旨集 57 (0), PosterP4-, 2015

    ...5に対して水酸基のメシル化、続くMPM基の脱保護を行い17とし、π-アリルパラジウム錯体を経由した還元的なヒドリド置換反応により、デオキシ体18を得た。18に対するDIBAL-H還元は単一のジアステレオマーとしてラクトール19を与えた。19に対してDBUを作用させることで、ラクトールの開環とβ-脱離を一挙に行い、α,β-不飽和アルデヒド20を得た。...

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  • 一工程で薬ができる! カルボニルα位の簡便なアミノ化反応

    鬼塚 和光 ファルマシア 50 (9), 910-910, 2014

    ...α-アミノカルボニル骨格は多くの医薬品や生物活性を示す天然有機化合物に含まれているため,カルボニルα位の簡便なアミノ化反応は有用性が高いと考えられる.しかし,カルボニルα炭素上でのアミノ化反応は,一般的にα-ハロカルボニル化合物への変換とそれに続くアミンによる求核置換反応を段階的に行う必要があり,カルボニル化合物の無置換α炭素上での直接的なアミノ化を触媒的に達成した例は少ない.そうしたなかでLohらは...

    DOI 医中誌

  • 堅い平面板状イミノ置換基を有する新規置換アセチレンのらせん選択重合と生成光学活性高分子の定量的膜反応

    宮田 真理, 勝然 勇也, 青木 俊樹, 寺口 昌宏, 金子 隆司 高分子論文集 71 (8), 372-381, 2014

    ...動的共有結合イミンを介して堅い平面板状置換基を有する新規アキラル置換アセチレンモノマーを合成し,これをキラル共触媒に<i>N,N</i>-ジメチルフェニルエチルアミンを用いてロジウム開始剤系で重合を行うことで,初めて反応性置換基をもつ置換アセチレンモノマーのらせん選択重合(HSSP)を達成した.得られたポリマーは丈夫な膜を与え,二種の高分子膜反応(高選択光環化芳香族化分解(SCAT)と膜置換反応(RIM...

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献37件

  • Teleocidin類の生合成機構の解明

    森 貴裕, 淡川 孝義, 張 驪駻, 星野 翔太郎, 脇本 敏幸, 森田 洋行, 伊藤 卓也, 石川 淳, 阿部 郁朗 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Oral35-, 2014

    ...プレニル基転移酵素TleCの機能解析 </p><p> プレニル基転移酵素TleCはGPPのC-3位からインドール環のC-7位への求電子置換反応を触媒する。このようなプレニル基転移反応は逆プレニル化反応と呼ばれる。これ</p><p>(View PDFfor the rest of the abstract.)</p>...

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  • 置換反応による直接銅めっき方法を用いた金属化ポリイミドフィルムの作製

    金 徳實 エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集 28 (0), 81-82, 2014

    ...蒸着されたPIフィルムを用い、無電解銅めっきを行うと、金属錫の酸化により、錫と銅の置換反応が開始されて、加えて還元反応により銅層が堆積され、金属化PIフィルムを作製した。高いピール強度や半田特性を持ち、FPCとして応用が可能と考えられる。...

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  • Pd触媒反応を鍵とする神経栄養因子様物質ジアジフェニンの形式合成

    原田 研一, 今井 顕子, 久保 美和, 福山 愛保 天然有機化合物討論会講演要旨集 56 (0), Oral45-, 2014

    ...<sup>1, 2</sup>このため,1は合成ターゲットとしても注目を集めることとなり,世界中で合成研究が盛んに行われきた.2004年Danishefskyら<sup>2</sup>がカルボニル基のα位置換反応を基軸とする経路で1の初めての全合成を達成して以来,2011年にはTheodorakisら<sup>3</sup>により、続く2012年にはZhaiら<sup>4</sup>によってそれぞれ...

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  • 斜方輝石中の水素挙動:Alの固溶による影響

    櫻井 萌, 佐久間 博, 辻野 典秀, 高橋 栄一, 河村 雄行 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2014 (0), 120-, 2014

    ...一方EnがAlを固溶するとき、水素とともに置換反応を生じる2Mg→Al+Hの置換が新たに可能になり、この構造から得られる波数は実験から得たIRスペクトルの最強線(~3575 cm<sup>-1</sup>)を再現した。...

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  • ノルゾアンタミン簡略体の構造活性相関

    時田 和保, 井上 博憲, 日高 大輔, 福沢 世傑, 橘 和夫 天然有機化合物討論会講演要旨集 55 (0), PosterP-44-, 2013

    ...そして各種アリール基を窒素原子上に求核置換反応で導入した(図3)。</p><p>図3 モノアミナール6の合成</p><p>合成した各種ノルゾアン</p><p>(View PDFfor the rest of the abstract.)</p>...

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  • NaCl, CaCl2 溶液による菫青石の斜長石への置換反応が 生じる溶液の下限濃度

    古川 登 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2013 (0), 30-, 2013

    ...NaCl, CaCl<sub>2 </sub>溶液による菫青石の斜長石への置換反応が 生じる溶液の下限濃度を求めた.SEMによる観察で,斜長石結晶が生成されたことが確認された試料は,溶液出発物質の組成及び濃度がCa/(Na+Ca)>0.5で0.01mol/lの試料であった.しかし,実験後の溶液のICP分析では,溶液出発物質の濃度が0.001mol/lの試料でも,微量ではあるが,Mg,Al,Siが含...

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  • イオン交換反応を用いた種々の分離法の開発と応用

    高橋 博 日本イオン交換学会誌 24 (3), 61-67, 2013

    ...本報では,(1)陰イオン交換膜におけるカルボン酸のイオン交換特性の解析(2)モノ,ジ,トリカルボン酸の電気透析における膜透過特性の解析,(3)金属置換反応を伴う電気透析によるレアメタルの分離,(4)電気化学反応を伴う電気透析法による EDTA-Cu からの EDTA と Cu の分離,以上 4 項目を中心にイオン交換特性や膜透過特性の解析と説明を行う。<br>...

    DOI 参考文献6件

  • 下部マントル条件下で安定なAlに富む高圧含水鉱物

    井上 徹, 林 晃平, 圦本 尚義 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2013 (0), 8-, 2013

    ...そして、その置換反応は高圧含水鉱物の安定領域にも影響を及ぼすと考えられる。そこで本研究では、高圧含水鉱物に対してAlの効果による含水量の影響及び含水相の安定領域について調べるために高温高圧合成実験を行った。...

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  • KUCAを用いたトリウム燃料炉心の炉心特性およびトリウム置換反応度測定

    藤井 貴志, 北田 孝典, 和田 憲拓, ヴ タン マイ, 宇根崎 博信, 山口 晃範, 渡辺 大貴, 高木 直行 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2012f (0), 157-, 2012

    昨年度KUCAで実施したTh装荷炉心実験の決定論手法による解析結果および感度解析による各種評価済核データライブラリの違いによる影響を含め報告する。

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  • 置換フェナシルクロリドとメトキシドイオンの反応の置換基効果による解析

    田川 耕平, 笹川 慶太, 山高 博 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2011 (0), 131-131, 2011

    ...その際、アセタール体はメトキシドイオンのカルボニル炭素への求核攻撃とエポキシ中間体の開環反応、エーテル体はSN2置換反応により生成していると推定される。本研究は、置換基効果による生成物比および反応速度の変化、さらに、メトキシドイオン濃度の反応速度への影響を解析し、反応のメカニズムを明らかにすることを目的とする。...

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  • 高歪み化合物のクロスカップリング反応: 新規アリール置換テトラヘドランの合成

    小林 譲, 中本 真晃, 関口 章 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2011 (0), 137-137, 2011

    ...合成法は、リチウム化合物を用いた求核置換反応に限られていたが、今回、効率的かつ凡用性の高い官能基変換反応の開発に成功した。本研究では、スズ置換テトラヘドランを基質とし、パラジウム触媒クロスカップリング反応を用いることによりテトラヘドラン骨格に様々なアリール置換基を容易に導入できる反応を見出したので詳細を報告する。...

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  • 無触媒求核置換反応によるポルフィリンのmeso官能基化:高効率アジド及びアミノポルフィリンの合成と応用

    山下 健一, 片岡 和幸, 竹内 翔一, 浅野 素子, 杉浦 健一 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2010 (0), A06-A06, 2011

    ...本研究では、合成が容易な<I>meso</I>-ブロモポルフィリンを出発化合物とした無触媒求核置換反応によるアジド基、アミノ基の高効率導入法を開発した。この手法により、従来法では合成が困難な種々の窒素系官能基を含むポルフィリンの合成を達成した。発表では、詳細な反応条件、構造決定、反応機構と、得られたポルフィリンの更なる官能基変換について報告する。...

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  • アザフラレニルカチオンのピロールへの求電子置換反応

    勝谷 郷史, 村田 理尚, 村田 靖次郎 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2010 (0), 2P58-2P58, 2011

    ...すなわち、<I>p-</I>トルエンスルホン酸の存在下、二量体(C<SUB>59</SUB>N)<SUB>2</SUB>の酸素酸化により発生するアザフラーレンカチオンの2-アセチルピロールへの求電子置換反応を1,2-ジクロロベンゼン中で行ったところ、目的とする誘導体が27%収率で得られた。生成物の電気化学的性質についても併せて報告する。...

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  • <I>meso</I>-ブロモポルフィリンの無触媒アルコキシ及びフェノキシ化反応

    山下 健一, 片岡 和幸, 浅野 素子, 杉浦 健一 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2010 (0), 2P62-2P62, 2011

    ...今回我々は、極性溶媒中無触媒条件下で<I>meso</I>-ブロモポルフィリンとアルコール、フェノールとの求核置換反応が進行することを見出した。特にフェノールは高い反応性を示し、短時間で定量的にフェノキシポルフィリンが得られた。当日は反応の中心金属依存性、及び様々なアルコール、フェノール類の導入について報告する。...

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  • 準平面構造をもつトリアリールアミン誘導体の合成と特性

    西村 秀隆, 若宮 淳志, 村田 靖次郎, 福島 達也, 梶 弘典 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2011 (0), 479-479, 2011

    ...分子内求核置換反応を鍵として、置換基を選択的に導入した一連の誘導体とそれの二量体を合成し、置換基効果による構造特性、電気化学特性および光物性の比較・検討を行った。本発表ではこれらの合成と基礎特性に加えて有機EL素子の材料としての性能についても報告する。...

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  • ロタキサンにおける環状成分の鎖状成分に対する動的立体保護効果

    大形 悠祐, 中薗 和子, 高田 十志和 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2011 (0), 416-416, 2011

    ...かさ高いスルホン酸エステル基を軸末端に持つロタキサンの求核置換反応によるロタキサン形成について検討した。かさ高いフェノール誘導体を求核剤として軸末端交換反応を行い、その反応速度とロタキサン構造について検討し、環状成分の動的立体保護効果について評価を行った。...

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  • シュベルトマナイトによるケイ酸の捕捉挙動とその安定化

    那仁 高娃, 大橋 弘範, サビタ アチャレ, 岡上 吉広, 横山 拓史 日本地球化学会年会要旨集 58 (0), 365-365, 2011

    ...今回は、シュベルトマナイト中の硫酸イオンとケイ酸の置換反応の速度論的解析とシュベルトマナイトのゲータイトへの転移に及ぼすケイ酸の影響について報告する。...

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  • クメン法-その中身はどうなっているのか(基礎化学品製造の実際と高校での教育実践)

    萩原 俊紀 化学と教育 59 (10), 510-513, 2011

    ...それはこの反応がプロピレンとベンゼンの求電子置換反応,ラジカル連鎖機構によるクメンの空気酸化,アニオン転位を伴うクメンヒドロペルオキシドの酸分解などを含む,高校の有機化学の範囲をはるかに超えた複雑な機構で進行しているためである。本講座では有機化学の基本となる電子と結合の関係から始まって,クメン法の反応機構をできるだけ平易に解説する。...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • リチウムアセチリドを用いた1,2-ジヒドロフラーレン誘導体の合成と有機太陽電池特性

    登 政博, 村田 理尚, 森中 裕太, 若宮 淳志, 佐川 尚, 吉川 暹, 村田 靖次郎 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2011 (0), 172-172, 2011

    ...そこで、C<SUB>60</SUB>へのリチウムアセチリドの付加とそれに続くヨウ化アルキルとの求核置換反応を利用して、種々の1,2-ジヒドロフラーレン誘導体を合成した。これらをアクセプター材料に用いた有機薄膜太陽電池は、PCBMに匹敵する高い開放電圧を示した。得られた太陽電池特性の詳細を報告する。...

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  • アリルアセトアセテートのマルチプロトン化による超求電子化と環化反応

    黒内 寛明, 杉本 浩通, 尾谷 優子, 大和田 智彦 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2010 (0), B24-B24, 2011

    芳香環、ケトンとエステルを持つアリルアセトアセテートは強酸中で環化反応を起こし、ケトン側に環化した生成物を与える。本環化反応は1925 年にAuwersらによって報告されたが、反応の基質一般性やその反応機構については不明なままであった。そこで我々は、トリフルオロメタンスルホン酸を用いて本反応の適用可能範囲を調べるとともにその反応機構について詳細な研究を行い、複数部位がプロトン化された反応活性種の…

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  • α-ブロモアセトフェノンの求核攻撃に出現する経路分岐現象の計算化学的解析

    伊藤 晋平, 山高 博 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2010 (0), 2P09-2P09, 2011

    ...α-ブロモアセトフェノンへの求核攻撃は置換反応と付加反応が考えられる。この2つの反応機構の境界領域において単一の遷移構造を経由しながらも異なる生成物を得る経路分岐現象が出現することを分子軌道計算により明らかにした。今回は、求核攻撃にあたる遷移構造からの分子動力学計算を使用することで、その生成物選択性の検討を行った。...

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  • BODIPY-アザフラーレン連結分子の合成と物性

    勝谷 郷史, 村田 理尚, 村田 靖次郎, 大久保 敬, 福住 俊一 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2011 (0), 361-361, 2011

    ...アザフラーレン二量体 (C<SUB>59</SUB>N)<SUB>2</SUB> とピロール誘導体をDDQ存在下で反応させると、発生したC<SUB>59</SUB>Nカチオン種によるピロール環への求電子置換反応が効率的に進行することがわかった。...

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  • 無触媒芳香族求核置換反応によるポルフィリンの<I>meso</I>-官能基化反応の開発

    山下 健一, 片岡 和幸, 浅野 素子, 杉浦 健一 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2011 (0), 384-384, 2011

    ...我々は<I>meso</I>-ブロモポルフィリンとアジ化物、及びフェノキシイオンの芳香族求核置換反応が無触媒で進行することを報告している。今回、様々な求核試剤に対して<I>meso</I>-ブロモポルフィリンとの求核置換反応を評価した。その結果、本手法の広範な汎用性が明らかになり、硫黄や窒素で官能基化された様々な新規ポルフィリンが得られた。...

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  • アリル置換反応における選択性に関する検討

    杉原 多公通, 高村 優太, 本澤 忍 反応と合成の進歩シンポジウム 発表要旨概要 37 (0), 142-142, 2011

    Allyl substitution is one of the most useful methods to construct new carbon-carbon and heteroatom bonds in organic chemistry. The most famous reaction is the Tsuji-Trost reaction catalyzed by …

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  • 次世代高経済性再処理「FLUOREX法」の開発

    笹平 朗, 渡邉 大輔, 河村 文雄, 星野 国義 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2011f (0), 573-573, 2011

    ...また、同じく揮発性のPu、Np、TcにつきUO2F2を用いた置換反応による分離試験を行った。...

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  • 亜鉛(II)とアニオン性ポルフィリンの錯生成を指示反応とする微量カドミウム(II)の吸光光度定量

    渡辺 邦洋, 岡島 亜起子, 四反田 功, 板垣 昌幸 分析化学 59 (7), 589-595, 2010

    ...ポルフィリンとカドミウムの反応の利用は高感度定量が可能であるが,他元素の妨害があり,特に亜鉛や鉛の妨害が著しい.そのため,これらの元素の妨害除去法について検討を行った.亜鉛の妨害はポルフィリンに特有な金属置換反応を利用し除去した.鉛の妨害の除去にはグッド緩衝剤と金属との錯形成能に注目し,数種のグッド緩衝剤の中からビス(2-ヒドロキシエチル)イミノトリス(ヒドロキシメチル)メタン(Bis-Tris)が...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献35件

  • 辻-トロスト反応 : パラジウム触媒によるアリルエステルの求核置換反応(ヘッドライン:日本発の人名反応)

    桑野 良一 化学と教育 57 (9), 408-409, 2009

    ...パラジウム触媒の存在下で,カルボン酸2-プロペニルエステル(アリルエステル)と求核剤を反応させると,アリル位炭素上で求核置換反応が進行する。この反応を辻-トロスト(Trost)反応と呼ぶ。この反応はパラジウム触媒とアリルエステルとの反応によって生じる(π-アリル)パラジウム中間体を経由して進行している。また,炭素骨格の立体選択的な構築などの様々な目的で,広く利用されている。...

    DOI 参考文献8件

  • α-ハロケトン類の求核付加・置換反応機構に出現する境界領域の計算化学的解析

    伊藤 晋平, 山高 博 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2009 (0), 273-273, 2009

    ...求核付加反応と置換反応の遷移構造は別の構造となるのが一般的だが、奇妙なことに単一の遷移構造のみが得られた。さらに、フェニル基に電子求引基を導入することで、IRC経路は求核付加から求核置換へと機構の変化が生じることを見い出した。...

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  • ペンタフルオロフェニル基を持つコロールに対する芳香族求核置換反応

    堀 高彰, 大須賀 篤弘 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2009 (0), 244-244, 2009

    ...ペンタフルオロフェニル基の芳香族求核置換反応は、選択的にパラ位のフッ素元素上で起きることが知られている。我々は、トリス(5、10,15ーペンタフルオロフェニル)コロールに対して種々のアミンを求核剤として用いて反応性を調べた。その結果、効率よく反応が進行して、芳香族求核置換されたコロールが得られた。...

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  • トリシクロブタベンゼンの熱的開環と連続的環付加反応の開発

    篠崎 真也, 羽村 季之, 鈴木 啓介 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2009 (0), 50-50, 2009

    ...今回、この反応を基盤として、四員環上での選択的な置換反応を鍵とする多官能性トリシクロブタベンゼンの効率的合成法を開発することができた。また、四員環の連続的な開裂によるヘキサラジアレンへの熱的異性化や、この性質を利用した三方向への連続的な環付加反応により、トリフェニレン誘導体を選択的に与えることも見出した。...

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  • ピロール縮環テトラチアフルバレンを放射状に配置した分子の合成と性質

    吉田 尚史, 高瀬 雅祥, 西長 亨, 伊与田 正彦 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2009 (0), 227-227, 2009

    ...今回、新たに、ピロール縮環TTFを用いてフルオロベンゼン類への芳香族求核置換反応により、3,4,6個のTTFを星型に導入した分子を合成した。これらの分子の酸化還元特性、特にファイバー形成に伴う導電性などについて詳細に発表する。...

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  • N-クロロスクシンイミドを用いた電子豊富な芳香族化合物のハロゲン化反応

    山本 拓也, 岩本 武明, 豊田 耕三, 森田 昇 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2009 (0), 351-351, 2009

    ...芳香族化合物は容易に求電子置換反応を起こすことに着目し、ハロゲン化の開発を行った。今回、N-クロロスクシンイミドとハロゲン化物イオン存在下、温和な条件化での電子豊富な芳香族化合物のハロゲン化について報告する。...

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  • シリコン基板上への貫通した多孔質貴金属層の形成

    松坂 拓, 島貫 純一, 早瀬 仁則 精密工学会学術講演会講演論文集 2009A (0), 25-26, 2009

    Si基板上に貫通した多孔質金属層を形成した.近年,我々は単結晶Siを陽極酸化することにより得られる多孔質Siを,HFを含む白金めっき液に浸漬することにより多孔質白金層を見出した.同様の手法を用い,めっき液の組成を調整することにより,他金属でもSi基板上へ多孔質金属層を形成した.多孔質層面とは反対の面からエッチングし金属層をストップ層として機能させることにより,貫通多孔質金属層の形成に成功した.

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  • 新規開口フラーレン誘導体の反応と性質

    黒飛 敬, 村田 理尚, 村田 靖次郎 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2008 (0), 338-338, 2008

    ...本研究では、8員環及び12員環開口部を有するフラーレンの開口部での位置選択的置換反応、並びに新規骨格変換反応の開発を検討している。今回、新規の開口部骨格変換反応とその生成物について光化学的及び電気化学的物性を報告する。...

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  • 軸成分に反応活性な置換基を有するロタキサンの合成

    中薗 和子, 高田 十志和 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2008 (0), 290-290, 2008

    ...今回、求核置換反応の脱離基となるメシチレンスルホナート基を末端封鎖基にもつクラウンエーテル-アンモニウム塩型ロタキサンの合成を検討した。中程度の収率でロタキサンが得られ、さらに窒素上にアシル基を導入して輪成分が軸成分上を可動なロタキサンを合成した。これらのメシチレンスルホナート基の結合した炭素への求核置換反応とロタキサン構造の安定性についても検討したので報告する。...

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  • アズレンの新しい求電子置換反応

    豊田 耕三, 山本 拓也, 岡田 和之, 横山 隆二, 伊東 俊司, 安並 正文, 森田 昇 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2008 (0), 20-20, 2008

    ...芳香族化合物の化学において求電子置換反応がよく知られている。アズレンの1位と3位はその極性効果からベンゼンより簡単に求電子置換反応をうけることに着目しこれとトリフルオロメタン酸誘導体を利用した新求電子置換反応の開発を行っている。...

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  • セルロースの熱分解による無水糖生成反応の理論的研究

    細谷 隆史, 中尾  嘉秀, 佐藤 啓文, 榊 茂好 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2008 (0), 74-74, 2008

    ...その結果、反応物の立体配座が<sup>4</sup><I>C</I><sub>1</sub>から<sup>1</sup><I>C</I><sub>4</sub>に段階的に変化した後、6位水酸基の1位炭素への分子内置換反応により生成物が得られる反応経路が示された。反応の活性障壁は52.5 kcal/molと計算され、セルロースの場合の実験値(~55 kcal/mol)とよく一致した。...

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  • 求核置換反応(講座:反応はなぜ起こるのか)

    眞鍋 敬 化学と教育 56 (10), 512-515, 2008

    ...求核置換反応とは,求核剤と求電子剤との反応の一種であり,求電子剤上の原子(あるいは原子団)が,求核剤由来の別の原子(あるいは原子団)に置き換わる反応のことである。ここでは主に,求電子剤のsp^3炭素上で置換が起こる「脂肪族求核置換反応」について解説する。また,求核置換反応を速度論の観点から分類した2種の反応,S_N1反応とS_N2反応,についても述べる。...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • テトラヘドラニルアニオンを用いた芳香族求核置換反応:新しいσーπ共役系分子の合成と構造

    中本 真晃, 仁科 元彬, 稲垣 佑亮, 関口 章 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2008 (0), 254-254, 2008

    ...今回、テトラヘドラニルアニオンとヘキサフルオロベンゼンとの芳香族求核置換反応によりアリール基を有するテトラヘドラン誘導体の合成に成功した。構造は各種NMR, Mass及びX線結晶構造解析によって決定した。アリールテトラヘドランの合成法と構造の詳細を報告する。また、σ-π共役に関して理論的かつ実験的な検証も行ったので併せて発表する。...

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  • シクロメタレート型イリジウム錯体の置換反応を利用する

    青木 伸, 小椋 詩織, 松生 泰樹, 景山 義之, 大和田 紘喜, 北村 正典 反応と合成の進歩シンポジウム 発表要旨概要 34 (0), 170-170, 2008

    Inositol 1,4,5-triphosphate (IP<SUB>3</SUB>) is one of the important second messengers in intracellular signal transduction. Selective receptors or sensors for IP<SUB>3</SUB>) are highly required …

    DOI

  • 表面プラズモン共鳴分光法を用いた金基板表面におけるアルカンチオール分子の吸着及び置換反応の評価

    呉 斌, 孫 健, 新井 勇貴, 林 智広, 原 正彦 表面科学学術講演会要旨集 28 (0), 167-167, 2008

    金表面上のアルカンチオール自己組織化単分子膜は広く研究されているが、チオール分子の吸着及び置換プロセスへの溶媒の影響に関する研究は非常に少ない。本研究では様々な溶媒でアルカンチオール分子を調製し、溶媒中の分子の構造を動的光散乱で解析した。更に表面プラズモン共鳴分光法により、溶媒中の分子の構造の吸着及び置換プロセスへの影響を調べた。

    DOI

  • アデノウイルスベクターの遺伝子工学

    近藤 小貴, 寺島 美保, 福田 尋充, 斎藤 泉, 鐘ヶ江 裕美 ウイルス 57 (1), 37-45, 2007

    ...改良には多くの日本人研究者が関与しており,日本の研究者が最もこのベクターを活用しているとも言える.ベクター作製法は近年著しい進歩を示しており,免疫原性や遺伝子導入可能な細胞種の拡大などこれまでのベクターの問題点を解決した多くのベクターも開発されている.本稿では,主に応用されているE1置換型アデノウイルスベクター(第1世代ベクター)の最新の作製法とともに他のウイルスベクター作製法にも応用が可能な遺伝子置換反応...

    DOI 参考文献39件

  • ボリルアニオンと有機化合物の反応

    山下 誠, 瀬川 泰知, 鈴木 裕太, 竹内 優, 野崎 京子 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 57 (0), 6-6, 2007

    ...ボリルリチウムはハロゲン化アルキル類と置換反応を起こして対応する置換体を良好な収率で与えたのに対して、ボリルマグネシウムはこれらの化合物とは反応しなかった。一方、C=O二重結合を有するベンズアルデヒドとの反応において、ボリルリチウムは付加体のボリルベンジルアルコールを与えたのに対して、ボリルマグネシウムは水素がホウ素に置換したベンゾイルボランを与えた。...

    DOI

  • アシル化合物のS<SUB>N</SUB>2反応の経路に関する実験的研究

    片山 美佳, 吉村 亘由, 山高 博 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 57 (0), 60-60, 2007

    ...すでにわれわれは分子軌道法計算の結果により、フェナシルクロリドと水酸化物イオンの気相中での反応は、α炭素に求核剤が直接攻撃するのではなく、カルボニル基への付加中間体を経て分子内置換反応で進行しているということを報告した。そこで実際に実験的手法を用い、カルボニル付加中間体を経由した反応で進行しているかどうかを検討し、加速の原因を解明する。...

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  • 1,3-ジアルキルピロールの簡便な合成法の開発とそのTCNEとの反応

    小田 晃規, 伊藤 聡信, 辻本 篤, グエン チュン・タン, 黒田 重靖 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 37 (0), 142-142, 2007

    ピロリジンと2当量のアルデヒドを加熱・加圧下反応させることで1,3-ジアルキルピロールが簡便に合成できることを見出した。ベンズアルデヒド類およびalpha位にアルキル置換されたアルカナールを用いた反応では中ないし高程度の収率でピロール生成物が得られる。合成した1,3-ジアルキルピロールとTCNEとの反応を検討したところ二種類のトリシアノビニルエチレン置換体が生成物として得られ, …

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  • 8員環開口部を有するC<SUB>60</SUB>の反応と性質

    黒飛 敬, 村田 理尚, 村田 靖次郎 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 37 (0), 165-165, 2007

    ...本研究では、8員環開口部を有するフラーレンを出発原料として、有機金属試薬を用いた開口部での位置選択的置換反応、並びに新規骨格変換反応の開発を目的としている。今回、開口部水素付加体の合成と反応性などについて報告する。...

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  • 新規な<I>m</I>-テルフェニル骨格を有するアリールリチウムの合成とその特異な挙動

    奥山 雄太, 斎藤 雅一 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 18 (0), 60-60, 2006

    ...13族及び14族元素求電子剤との反応を検討したところ、単純な置換反応が進行するのではないことがわかった。ハロゲン元素を有している求電子剤との反応では分子内環化反応を経てフルオレン2が生じるが、ハロゲン元素を有していない求電子剤との反応ではフルオレン2が生じないことがわかった。分子内環化反応の中間体を四塩化炭素及び重水により捕捉することに成功し、その反応機構を推定した。...

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  • ヘテロアリールアズレンの合成と性質

    豊田 耕三, 庄子 卓, 横山 隆二, イスラム D. M. S., 伊藤 攻, 渡辺 政隆, 伊東 俊司, 安並 正文, 森田 昇 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 18 (0), 26-26, 2006

    ...今回我々は無水トリフルオロメタンスルホン酸とヘテロ芳香環の反応によるカチオン塩の生成→アズレン(1-位と/または3-位)との求電子置換反応→塩基によるヘテロ環の芳香環化という方法でヘテロアリールアズレンの合成法を確立したので合成したヘテロアリールアズレンの物性や反応性を含めて報告する。...

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  • 5-ヘテロアリールアズレン類の合成・反応とその性質

    庄子 卓, 伊東 俊司, 豊田 耕三, 安並 正文, 森田 昇 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 18 (0), 311-311, 2006

    ...アズレンは1位または3位で求電子置換反応が進行するということが良く知られているが、1,3位に続いて高い反応性を有する5位および7位での求電子置換反応は1962年にHafnerにより報告された1,3-ジアルキルアズレン類のアシル化、ホルミル化そしてニトロ化が知られている。しかしながらこれらの反応は収率が低く、アルキル基のipso置換が競合するという問題点があった。...

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  • 水溶液中におけるハロゲン化アルキルのハロゲン交換反応の反応経路

    大久 真幸, 相田 美砂子, 山高 博 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 18 (0), 331-331, 2006

    ...本研究は溶媒効果が重要であるといわれているハロゲン化アルキルのハロゲン置換反応, X-+RX+100H2O (X=F or Cl, R=Me, Et, i-Pr, t-Bu), を計算モデルとし、水溶液中における反応の進行に伴う自由エネルギーの変化をQM/MM-MC法によって求める。...

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  • 星間メタノールにおけるH-D置換反応速度

    長岡 明宏, 渡部 直樹, 香内 晃 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2006f (0), 122-122, 2006

    分子雲に存在するメタノール(CH3OH)に高度の重水素濃集が観測されている.われわれは重水素メタノール(e.g., CH2DOH)の生成起源を星間塵表面反応に求め,シミュレーション実験を行った.CH3OH固体にD原子を照射したところ,CH2DOH, CHD2OH, CD3OHが効率良く生成された.本発表では,それら重水素体の生成速度および生成プロセスを報告する.

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  • ストロンチウム含有型アパタイトセメントの創製

    藤原 江美, 今 政幸, 浅岡 憲三 日本歯科理工学会学術講演会要旨集 2006s (0), 37-37, 2006

    リン酸カルシウムセメントに薬理作用を付与する目的で、セメント硬化体結晶中に骨吸収抑制作用と骨形成促進作用を有するストロンチウム(Sr)の導入を試みた。α型リン酸三カルシウム粉末をSr含有溶液などで練和したセメント硬化体の物理的、化学的および機械的性質を検討したので報告する。

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  • 星間塵表面反応によるメタノールの重水素濃集機構

    長岡 明宏, 渡部 直樹, 日高 宏, 香内 晃 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2005f (0), 36-36, 2005

    ...分子雲に存在するメタノールに重水素の濃集が認められたが,詳しいメカニズムは明らかになっていない.そこで我々は,塵表面反応が重水素濃集過程として重要な役割を担っていると考え,超高真空槽内に作成したCO固体(10 K)へHおよびD原子を同時照射する実験を行った.実験の結果,106年間に相当するHおよびD原子を照射したとき,観測値を良く再現した.さらに,CH3OH-dの生成過程は,CH3OH生成後のH-D置換反応...

    DOI

  • リン酸亜鉛セメントのアパタイト置換

    今 政幸, 堀内 信也, 森山 啓司, 浅岡 憲三 日本歯科理工学会学術講演会要旨集 2005s (0), 1-1, 2005

    ...置換反応はカルシウム溶液の濃度および処理温度により著しい影響を受けた。...

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  • 分子雲での重水素濃集:固体メタノールでのH-D置換

    長岡 明宏, 渡部 直樹, 日高 宏, 香内 晃 日本鉱物学会年会講演要旨集 2005 (0), 136-136, 2005

    ...実験の結果,分子雲での106年間に相当するHおよびD原子を照射した時,実験から得られたCH3OH-d / CH3OH比は観測値を良く再現した.さらに,CH3OH-dの生成過程は,COへのH原子逐次付加によってまずCH3OHが生成された後,D原子がCH3OHと反応し,メチル基のHがDに置換される反応(H-D置換反応: CH3OH→CH2DOH→CHD2OH→CD3OH) が支配的であることが初めてわかった...

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  • MO計算によるパラメータを用いた芳香族求核置換反応の収率予測に関する情報化学的解析

    岡野 克彦, 佐藤 耕司, 金井 和明, 船津 公人, 堀 憲次 Journal of Computer Aided Chemistry 5 9-18, 2004

    1,4-dihydroquinoline-3-carboxylic acid構造を持つキノロン誘導体は医薬品として製薬各社により開発されている。その鍵反応である芳香族求核置換(SNAr)反応の反応物、中間体、生成物の電子状態やエネルギー、物理化学的係数等の計算値、および溶媒や反応温度等の実験条件パラメータをGA-PLS法の説明変数とし、反応収率を目的変数としたSNAr反応における反応のモデル化(…

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献28件

  • QM/MM-MC法を用いた置換反応の自由エネルギー変化

    大久 真幸, 相田 美砂子, 山高 博 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 17 (0), 158-158, 2004

    S<sub>N</sub>2反応とS<sub>N</sub>1反応の違いについての一般的な解釈は実験事実に基づいて与えられているが、それぞれの反応のメカニズムの詳細(反応経路、溶媒の寄与等)は分かっていない。本研究では溶媒を考慮したハロゲン化アルキルのハロゲン交換反応,Cl<sup>-</sup>+CR<sub>3</sub>Cl+100H<sub>2</sub>O (R=H or …

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  • 分子軌道計算結果の統計論的解析による反応収率傾向予測

    堀 憲次, 高橋 英雄, 岡野 克彦 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 17 (0), 29-29, 2004

    ...本研究では、芳香族求核置換反応(S<sub>N</sub>Ar反応)の反応物、中間体および遷移状態、生成物のエネルギーを算出し、そこから得られる反応の性質を直接的に表すことのできる活性化エネルギーおよび反応熱等の反応に直接関与するパラメータを用いて多変量解析を行い、これらのパラメータが反応収率の傾向予測に有効であるかどうかについて検討の検討を行った。...

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  • β-アリール関与ソルボリシスにおけるα-電子求引性基の効果とイオン性液体の媒体効果の解析

    岡村 睦雄, 菅谷 英昭, 永島 雅樹, 村井 正志, 坪谷 祥子, 臼井 聡 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 17 (0), 97-97, 2004

    ...反応中心のβ位にアリール基を持つエステルは、β-アリールの求核関与によりフェノニウムイオンを与えるソルボリシスを、溶媒による求核置換反応と競争して起こす。炭素陽イオン生成反応を単離解析できる本系を、つぎの解析に利用した。(1)α位にエステル基、シアノ基、トリフルオロメチル基等を単独、および2個同時に導入した基質についてアセトリシスを行い、炭素陽イオン生成反応速度に与える効果について検討した。...

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  • 星間塵表面反応による重水素濃集過程2 _-_置換反応_-_

    長岡 明宏, 渡部 直樹, 香内 晃 日本惑星科学会秋季講演会予稿集 2004f (0), 50-50, 2004

    ...分子雲においてメタノールの重水素置換体がCH3OHに対して0.4という比で存在しており,DとHの宇宙存在度[D]/[H]_から_10^-5に比べて非常に大きい.そこで我々はDの濃集過程としてCH3OHのHとDの置換反応に着目し,真空中に作成したCH3OH固体にD原子を照射する実験を行った.D原子照射の結果,メタノールのD体が効率的に生成されたことから,星間塵上でのH-D置換反応は効果的なDの濃集過程...

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  • 両側に多環式骨格を持つ炭素-炭素二重結合の反応とホモアリルカチオンの観測

    吉田 文平, 岡崎 隆男, 木下 知己, 大江 浩一 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 17 (0), 271-271, 2004

    ...既に我々は保護された二重結合を持つsesquibicyclo[2.2.2]octeneのホモアリル位でおこる特異的な置換反応について調べ、さらにπ架橋カルボカチオンを低温NMRによって直接観測し報告した。今回は歪み効果が大きいsesquinorbornenesや保護効果がより大きなsesquihomoadamanteneなどについて同様の検討を行ったので報告する。...

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  • テトラキス(2-フリル)メタンの合成、構造および反応

    大木 良昭, 蔵田 浩之, 松本 幸三, 小田 雅司 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 17 (0), 364-364, 2004

    ...トリス(2-フリル)メタノールから2段階で導かれるトリス(2-フリル)メタンに対してLDAを作用させてトリス(2-フリル)メチルアニオンとし、エステル基を有するハロゲン化フラン類との芳香族求核置換反応によりテトラキス(2-フリル)メタン骨格を形成した。ハロゲン基としてはクロロまたはフルオロ基が必要である。その後脱炭酸により母体化合物へと導いた。...

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  • メゾアリール置換ヘキサフィリンの新規構造

    鈴木 優章, 大須賀 篤弘 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 17 (0), 87-87, 2004

    ...また、メゾペンタフルオロフェニル置換ヘキサフィリンに対して様々な反応の適用を試みた結果、ペンタフルオロフェニル置換基の位置選択的置換反応、N-メチル化反応、そしてN-縮環反応を達成した。...

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  • オートクレーブ中でのHZr2(PO4)3によるCs及びSrの固定化技術

    中山 享, 中田 寛子, 伊藤 克彦 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2004f (0), 520-520, 2004

    ...高レベル放射性廃棄物中に含まれるCsやSrの固定化を目的として、オートクレーブ中でのHZr<sub>2</sub>(PO<sub>4</sub>)<sub>3</sub>のH<sup>+</sup>とCs<sup>+</sup>又はSr<sup>2+</sup>とのイオン置換反応を利用するCs及びSrの固定化方法によって作製したCs及びSr固定化体について、その処理温度と固定化量又は浸出率の関係などを...

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  • フェナシルスルホナートの光加溶媒分解反応機構

    臼井 聡, 種井 亜依子, 岡村 睦雄, 小林 進二郎 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 53 (0), 8-8, 2003

    ...フェナシルスルホナートは極性溶媒中光照射によりフェナシル炭素陽イオン中間体から生成した溶媒の求核置換反応生成物、フェナシルラジカルの抜き反応生成物を与える。また、この光反応ではフェニル転位反応生成物が得られているが、この反応生成物の収量はアジ化ナトリウムの添加では減少しなかったが、<I>t</I>-ブチルニトロキシドの添加で減少したことからフェナシルラジカルを経由して進行しているものと考えられる。...

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  • シクロアルケニルヨードニウム塩のマイケル付加-脱離反応

    藤田 守文, 金 岏赫, 藤原 康次, 奥山 格 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 53 (0), 36-36, 2003

    ...これらの生成物分析に加え反応速度および速度論的同位体効果の結果を用いて反応機構の詳細に検討し、従来のヨードニウム塩への求核置換反応との差異を議論する。...

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  • アルキリデンシクロプロパノンアセタールのビニル求核置換-環開裂反応

    藤原 康次, 毛利 洋, 風神 豊, 藤田 守文, 奥山 格 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 53 (0), 37-37, 2003

    ...この反応は形式上、ビニル位での求核置換反応によって炭素-炭素結合が開裂している。ルイス酸によるアセタールの脱離によって生成するオキソニウム塩を経由してビニル求核置換反応が進行していると考えられる。...

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  • SmI<sub>2</sub>を用いた芳香環へのラジカルスピロ環化反応

    大野 浩章, 岩崎 宏樹, 奥村 光晶, 前田 真一郎, 田中 徹明 反応と合成の進歩シンポジウム 発表要旨概要 29 (0), 140-141, 2003

    ...当研究室では、SmI<sub>2</sub>を用いた芳香環へのラジカル環化反応において、SmI<sub>2</sub>単独ではラジカルイプソ置換反応が進行するのに対し (経路A, Scheme 2)、HMPAを添加すると反応の閉環様式が劇的に変化し、エステルのパラ位で閉環が起こることを見出している (経路B)<sup>1) </sup>。...

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  • 2α位に炭素置換基を有する活性型ビタミンD<sub>3</sub>の合成と生物活性

    本澤 忍, 山本 康弘, 平阪 幸四郎, 須原 義智, 藤島 利江, 齋藤 望, 栗原 正明, 岸本 成史, 杉浦 隆之, 和久 敬蔵, 高山 浩明, 橘高 敦史 反応と合成の進歩シンポジウム 発表要旨概要 29 (0), 190-191, 2003

    ...2α位への置換基の導入は、グルコースから四工程で得られるエポキシド<b>2</b>に対するGrignard試薬の求核置換反応を利用した。この反応は、エーテル系溶媒では反応の進行が遅く、トルエンを用いることで反応時間の大幅な短縮と収率の向上を達成できた(<b>Scheme 1</b>)。...

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  • Pd触媒を用いたフェノール性水酸基の簡便除去法の開発

    森 昭則, 井川 貴詞, 佐治木 弘尚, 廣田 耕作 反応と合成の進歩シンポジウム 発表要旨概要 29 (0), 40-41, 2003

    ...よって、この配向性を利用した置換反応を行い、その後に水酸基を除去することで通常とは異なる位置に置換基を導入できることとなる。このような背景により、フェノール性水酸基の簡便除去法の開発は以前から行われているが、従来法では、(1)基質が限定されている、(2)不安定な中間体を使用する必要がある、(3)高温、高圧など特殊な反応条件が必要である、などの問題点を有しており、一般性の確立された手法は存在しない。...

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  • 求核付加反応をプローブとした会合アミン求核種問題へのアプローチ

    速水 醇一, 竹内 怜介, 堀田 栄祐, 堂前 直樹 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 53 (0), 24-24, 2003

    ...我々はマイケル型求核付加反応、芳香族求核置換反応等をプローブとしてベンゼン溶媒中でアニリンと環置換アニリン類を用いて速度論的研究を行い、トリフルオロアセチルビニルエーテル、トリフルオロアセチルビニルスルホン、ハロゲン化ピクリル、ハロゲン化ジニトロベンゼン類について、会合体が速度論的に卓越した求核性を示さない例を明らかにした。...

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  • 1-ヒドロキシインドール化合物群の新規求核置換反応研究

    富岡 里織, 山田 康司, 山田 文夫, 谷澤 範彦, 白石 剛一, 染井 正徳 反応と合成の進歩シンポジウム 発表要旨概要 29 (0), 136-137, 2003

    ...1.電子豊富なindole骨格上では、求電子置換反応(Figure 1, A)しか知られていなかった.2.我々は、1-hydroxyindole化合物群を誕生させて,1位置換基の脱離に伴う,従来未知の求核置換反応(Figure 1, B)を見出した.さらに,様々な化合物の中から求核置換反応基質として<b>1</b>が最適であることを見出した.3....

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  • Allene系のパラジウム触媒反応における立体制御

    加藤 ふみ子, 滝沢 俊也, 渡辺 一弘, 広井 邦雄 反応と合成の進歩シンポジウム 発表要旨概要 29 (0), 90-91, 2003

    ...本研究は、allene系化合物のパラジウム触媒反応におけるエナンチオ制御に関するもので、分子間並びに分子内カルボパラデーションおよびその後の求核置換反応によりallene基の2重結合の一つを直接的に官能化し、反応の立体化学を解明している。  すなわち、alleneに対して芳香族ハライドおよび求核剤をパラジウム触媒下反応させると、allene基のα、β位に直接官能基を導入することができる。...

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  • 水を分散媒とするアリルアルコール類の触媒的アリル位置換反応の開発

    眞鍋 敬, 小林 修 反応と合成の進歩シンポジウム 発表要旨概要 29 (0), 226-227, 2003

    ...すなわち、Pd源としてPd(PPh<sub>3</sub>)<sub>4</sub>を用い、更に添加剤として1-adamantanecarboxylic acid (1-AdCO<sub>2</sub>H)を触媒量加えることにより、アリルアルコール類を基質とするアリル位置換反応が劇的に加速されることを見出した(式1、添付図)。また、本触媒系が種々の基質に適用可能であることも明らかにした。...

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  • 水素終端シリコン表面におけるゲルマニウム吸着原子の挙動—第一原理シミュレーションによる解析—

    大野 隆央 応用物理 71 (10), 1247-1250, 2002

    ...原子レベルの薄膜,表面形成過程の理解は,ナノスケールでの薄膜表面制御における基礎知識として重要である.水素終端したSi(001)表面上にGe原子が吸着,拡散,藻形成する動的挙動を第一原理計算とモンチカルロシミュレーションによって原子レベルで詳綬に調べた.Ge-Si置換反応, Ge原子のsubsurface領域の長距離ジャンプ拡散, Ge原子からSi原子への拡散種の変化,など特異な拡散週程が明らかになった...

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  • 無極性溶媒中における芳香族求核置換反応機構に関する研究

    孫 立権, 楠木 寛之, 丸山 稔, 速水 醇一 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 16 (0), 343-343, 2002

    Important revisions on S<SUB>N</SUB>Ar reaction mechanism are to be reported. Reactions of typical S<SUB>N</SUB>Ar substrates, 2,4,6-trinitrohalobenzenes, 2,4-dinitrohalobenzenes and …

    DOI

  • 多彩な可能性を秘めた新規ホスト化合物—チアカリックスアレーン—

    壹岐 伸彦, 宮野 壮太郎 日本化学会誌(化学と工業化学) 2001 (11), 609-622, 2001

    ...と機能開発において先導的研究を展開した.特に化学修飾として,架橋硫黄基を酸化し,架橋基がSOのスルフィニル体,SO<sub>2</sub>のスルホニル体を合成した.前者について骨格の立体配座制御を利用し,S=Oの配向に基づく全立体異性体を得た.また4個の架橋硫黄の一部をSOに酸化して新しい不斉を発現させた.さらに架橋SOおよびSO<sub>2</sub>を活性化基とするキレーション制御型芳香族求核置換反応...

    DOI Web Site 参考文献37件

  • 1-アリールメチル-2-アリールイミダゾリジンの合成と殺ダニ活性

    利部 伸三, 酒向 美紗, 岩屋 和子, 桐山 和久 日本農薬学会誌(Journal of Pesticide Science) 26 (4), 393-398, 2001

    ...新規の1-アリールメチル-2-アリールイミダゾリジンを2種の方法, 即ち, 2-アリールイミダゾリジンの1-位の窒素原子へのハロゲン化アリールメチルの塩基存在のもとでの求電子置換反応あるいは<i>N</i>-アリールメチルエチレンジアミンとベンズイミデートとのイミダゾリジン環化反応によって合成した. 生成物の構造はNMR, MSやIRスペクトルなどで確認した....

    DOI NDLデジタルコレクション 日本農学文献記事索引 ほか2件 参考文献7件

  • DASTを用いたフッ化物アニオンによるSN2反応に関する理論的研究

    福田 昌平, 大和 信介, 堀 憲次 Journal of Computer Aided Chemistry 1 47-56, 2000

    ...フッ素化試薬DASTによる2-ヒドロキシ-3-フェニルプロピオン酸のフッ素置換反応はフェニル基置換基の種類により2つの生成物が得られる。この反応はSN1、SN2反応の両機構で進行することが考えられ、ab inito 分子軌道計算を行い両者の反応性を比較した。SN2反応ではフェニル基置換基効果は小さく、いずれの置換基も高い反応性を示した。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献16件

  • 求核試薬に塩類を用いたα-トリフルオロメチル置換アルコール誘導体の官能基変換反応

    萩原 俊紀, 石塚 実, 渕上 高正 日本化学会誌(化学と工業化学) 1998 (11), 750-756, 1998-11-10

    ...従来, 進行しにくいとされている, α-位にトリフルオロメチル基を有するアルコール誘導体の官能基変換反応について検討したところ, アルコールをトリフルオロメタンスルホン酸エステルにすることによって, 一般的な求核試薬であるカルボン酸の塩類を用いても求核置換反応が進行することを見いだした. この反応は立体配置の完全な反転を伴うS<SUB>N</SUB>2型で進行していることが明らかになった....

    DOI Web Site Web Site 参考文献26件

  • 研究紹介

    堤, 誉志雄, 織田, 孝幸, 米澤, 明憲, 神部, 勉, 高瀬, 雄一, 茂山, 俊和, 松浦, 充宏, 山内, 薫, 奈良坂, 紘一 東京大学大学院理学系研究科・理学部廣報 30 (2), 6-16, 1998-09

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    HANDLE Web Site

  • フェノール類とジビニルベンゼンを反応して得られるフェノール樹脂

    森 邦夫, 井上 唯之, 池田 尚志 Journal of Network Polymer,Japan 19 (1), 1-10, 1998

    ...これは, DVBのビニル基が酸によりビニル基のα位炭素上にカルボカチオンを生成して, そのカルボカチオンがフェノール核に攻撃し, 求電子置換反応によりフェノール核間にDVBが架橋した構造をとる。反応に及ぼすDVB純度, フェノール種類, 触媒等の影響を検討し, 反応機構, 構造解析, 更にエポキシ硬化剤としての性能評価を行った。また, モル比, 触媒, 温度を調整することで分子量制御を可能とした。...

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